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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

ムトー精工

MUTO SEIKO CO.7927 · Standard · 化学

プラスチック成形金型と精密部品の製造を軸に、デジタル家電・自動車部品をグローバルに供給。プリント基板事業も併営。

概要

ムトー精工は、プラスチック成形用金型の設計・製造から成形、組立、二次加工までを一貫して手掛ける精密部品メーカーである。主力のプラスチック成形事業では、デジタルカメラ(ミラーレス)や自動車関連機器(カーナビ、ETC)、電子ペン、プリンター、医療機器などの部品を製造する。子会社大英エレクトロニクスを通じたプリント基板事業も有する。連結売上高は297億円(2026年3月期計画)、従業員数は2,975人。本社は岐阜県各務原市に置き、日本、ベトナム、中国、タイの4カ国に生産拠点を構える。

プラスチック成形事業が売上の約97%を占める

プラスチック成形事業は連結売上高の97%を占める中核事業である。2025年3月期の同事業の売上高は288億6千3百万円(対前年比8.5%増)で、営業利益は18億7千2百万円(同2.8%増)。同事業は金型設計から成形、組立、塗装・印刷に至る一貫生産を強みとする。一方、プリント基板事業は大英エレクトロニクスが担い、売上高8億3千2百万円(同55.7%増)、営業利益4億5千3百万円(同96.6%増)と急成長。主にセラミック基板の設計と検査サービスを提供し、自動車向けセンサー関連の検査需要が拡大している。

日本を含む4カ国に広がる生産ネットワーク

ムトー精工は岐阜工場に加え、ベトナム(ムトーベトナム、ムトーテクノロジーハノイ)、中国(豊武光電)、タイ(ムトータイランド)の4カ国に生産拠点を持つ。海外進出は1995年のムトーベトナム設立に始まり、シンガポール(2000年)、中国・蘇州(2003年)、ベトナム・ハノイ(2005年)、タイ(2012年)と拡大した。各拠点はデジタル家電や自動車部品の量産を担い、特にタイ拠点ではミラーレスカメラ部品の受注が好調である。一方、中国の武藤精密工業(太倉)は2006年設立後1年で解散するなど、需要に応じた拠点の入れ替えも行っている。現在は4カ国6拠点体制で、顧客のグローバル調達ニーズに応える。

デジタル家電から自動車、医療機器まで多様な分野

ムトー精工のプラスチック成形品は、デジタルカメラ(特にミラーレスカメラ)、自動車関連(カーナビゲーション、ETC、エアコンパネル)、電子ペン、プリンター、医療機器など幅広い最終製品に組み込まれる。自動車分野ではセンターパネルユニットや各種センサー関連部品が中心。医療機器では高齢化社会を背景に安定的な需要がある。プリント基板事業ではセラミック基板の設計・検査を自動車向けセンサーモジュールに提供している。主要顧客としてソニーが1975年からの取引実績を持つが、他にもプリンターメーカーや自動車部品サプライヤーと関係を築いている。これらの多様な用途が特定市場の変動リスクを分散している。

一貫生産とグローバル最適供給を軸に成長を目指す

ムトー精工は、金型設計・製造から成形、組立、二次加工までの一貫生産体制を最大の強みとし、設計期間短縮と最適コスト提案により受注拡大を図る。生産面では日本、ベトナム、中国、タイの4カ国拠点からワールドワイドで最適な製品供給体制を確立し、海外拠点間の直接取引を拡大する。国内では、プラスチック成形に加えて塗装・印刷や電子・プレス部品の組込みによるユニット化を推進し、付加価値向上を目指す。環境面ではプラスチック業界の環境配慮要求の高まりに対応した技術研究開発を進める。また、自然災害やウイルス感染に備えた事業継続計画(BCP)の見直しを継続的に行い、リスクに強い体制を構築する。

業界の中での役割は電子機器・自動車業界向けに、精密プラスチック部品と基板を供給する部品サプライヤー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
297億円
営業利益
23億円
営業利益率
7.7%
純利益
20億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
プラスチック 成形事業289億円97.3%19億円6.6%
プリント基板 事業8億円2.7%5億円62.5%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01デジタル家電・自動車部品主力

デジタルカメラ、カーナビ等の電子機器向けに、プラスチック成形部品と金型を製造。タイ・ベトナム等海外生産拠点を活用し、グローバルに供給する。

主な製品・サービス2
プラスチック精密部品
デジタルカメラ、カーナビ、ETC等に使用される精密成型部品。高精度な金型技術により、複雑な形状を実現する。
プラスチック成形用金型
プラスチック部品成形に使用される金型。顧客の要求に応じた設計・製作を行い、高品質な部品生産を支える。

02プリント基板準主力

プリント配線基板の設計・検査・販売を行う。子会社の大英エレクトロニクスを通じ、電子機器に必要な基板を供給する。

製品と技術

ミラーレスカメラや自動車関連機器の樹脂部品

ムトー精工が手掛けるプラスチック成形品は、デジタルカメラ(特にミラーレスカメラ)の外装部品や内部機構部品、自動車のカーナビゲーション・エアコンパネルなどのセンターパネルユニット、ETC車載器、電子ペン、プリンターの筐体・部品、医療機器のケース部品など多岐にわたる。これらの部品には高い寸法精度と外観品質が要求され、金型設計から成形条件の最適化まで一貫して行うことで対応している。特にミラーレスカメラ用部品はタイ拠点で量産され、受注が増加している。自動車部品では機能部品としての信頼性が求められ、厳格な品質管理体制のもとで生産される。

金型設計から組立までを自社内で完結する一貫体制

同社の強みは、金型設計・製造から成形、組立、塗装・印刷などの二次加工までを一貫して自社で行えることにある。金型は東立精工や花田製作所の吸収合併により内製化され、現在では高精度・長寿命の金型を短期間で製作する技術を持つ。設計段階からCAE解析を活用し、成形時のヒケやそりを予測して金型にフィードバックする。成形工程では射出成形機による量産に加え、インサート成形や2色成形などの特殊成形も対応可能である。さらに組立工程では自動化ラインを導入し、省人化と品質安定化を図っている。この一貫体制により、試作から量産までのリードタイム短縮とコスト低減を実現している。

セラミック基板の設計・検査で自動車向け需要を取り込む

子会社大英エレクトロニクスが担うプリント基板事業は、セラミック基板の設計と検査サービスが中心である。特に自動車向けの各種センサーモジュールに使用されるセラミック基板の検査が好調で、2025年3月期には検査機を増設し、同事業の売上高は前年比55.7%増の8億3千2百万円と急成長した。設計部門では顧客の要求仕様に基づいた基板設計を行い、検査部門では導通検査、外観検査、信頼性試験などを実施する。セラミック基板は高放熱性と絶縁性が求められるパワーモジュールやセンサー用途に適しており、電動化・自動運転の進展に伴う需要拡大が見込まれる。同事業はプラスチック成形とは異なる技術領域でグループに収益をもたらしている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

化学のなかでの位置

化学で中小規模、堅調な収益成長

同社は化学セクターに属し、売上高は約276億円(2025/3期)と業界内で中小規模のプレイヤーです。営業利益率は7.25%と安定的な収益性を維持し、2026/3期には297億円の売上高を見込むなど堅調な成長が期待されます。同業の東洋紡やクラレが大規模で多角化を進めるのに対し、同社は特定分野に特化している可能性があります。ただし、提供データでは事業セグメントや市場シェアの詳細が不明であり、内需依存度や輸出比率も推測できません。競合との差別化要因を明確にするには追加情報が必要です。

強み

  • 営業利益率が7%台を維持し、収益基盤が安定している。
  • 2024/3期から2026/3期まで継続的な増収見込み。
  • 売上高・利益率ともに大きな変動がなく、予測可能性が高い。
  • 利益率を維持しながら売上拡大を実現するコスト管理体制。

課題

  • 大手との競争でスケールメリットを活かしにくい。
  • 特定分野への特化が成長の天井になる可能性。
  • 提供データからは他社との明確な差別化要因が不明。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

化学の時価総額近傍。太字がムトー精工

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14008住友精化210億円12.8倍
24994大成ラミックグループ203億円11.5倍
34998フマキラー198億円16.4倍
44238ミライアル190億円27.9倍
52930北の達人コーポレーション182億円25.9倍
67927ムトー精工175億円7.9倍
74409東邦化学工業167億円10.7倍
84022ラサ工業158億円17.8倍
94125三和油化工業157億円14.7倍
104627ナトコ156億円10.1倍
114093東邦アセチレン150億円11.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 38件

ソニーとの取引で軌道に乗った創業期

1970年6月、武藤合成株式会社として設立。当初はプラスチック成形の専門メーカーとして出発した。1975年7月にソニー株式会社との取引を開始し、これが後の成長の基盤となる。同年8月には岐阜県各務原市に川崎工場を開設。1979年10月には同工場を増築し、量産設備を全面移転。1982年9月には東京営業所を設置し、関東地区への販売拡大を図った。この時期、創業から10年余りで生産能力を拡充し、大手電機メーカーとの取引を通じて品質・技術を磨いた。

金型内製化で一貫生産体制の基盤を確立

1985年3月、東立精工株式会社を吸収合併し、金型製造を内製化。同時に商号をムトー精工株式会社へ変更した。これにより金型設計から成形までの一貫生産が可能となり、競争力の源となる。1986年5月には本社及び金型部門を現在地へ新築移転。1988年6月には株式会社花田製作所を吸収合併し、金型部門をさらに拡充。1991年4月には川崎工場を増築し、名称を岐阜工場に変更。この間、吸収合併を繰り返して金型技術を蓄積し、高精度・短納期の体制を整えた。

株式公開とベトナムへの初の海外生産進出

1993年7月、日本証券業協会に株式を店頭登録し、資金調達力が向上。1995年6月、子会社ムトーベトナムCO.,LTD.を設立し、初の海外生産拠点を得た。1996年1月には岐阜工場がISO9002認証を取得。1999年12月には本社・岐阜工場がISO14001認証を取得。2000年10月にはムトーシンガポールPTE LTDを設立し、アジアでの販売拠点を拡大。この10年間で品質管理体制を国際標準に引き上げるとともに、低コスト生産を目的とした海外展開を開始した。

プリント基板分野参入と中国事業の試行錯誤

2001年7月、テクニカルセンターで塗装・印刷業務を開始し、二次加工を強化。2002年1月には筑波事業所を閉鎖し、岐阜工場への国内生産再編を進めた。2003年9月、大英エレクトロニクス株式会社を買収し、プリント基板事業に参入。同年11月には関連会社豊武光電(蘇州)有限公司を設立。2004年12月、ジャスダック証券取引所に株式上場。2005年2月にはムトーテクノロジーハノイを設立し、ベトナム2拠点体制に。2006年3月には武藤精密工業(太倉)を設立したが、翌2007年7月に解散。2007年1月にはタチバナ精機とハントンスプリングインダストリーズを買収し、精密プレス事業にも進出。買収による事業多角化と中国進出の試行錯誤が並行した時期である。

タイに生産拠点を新設し国内拠点を再編

2012年2月、子会社ムトー(タイランド)CO.,LTD.を設立し、東南アジアでの生産体制を強化。同年10月には東京営業所を八王子へ移転(後に2016年7月千代田区へ再移転)。2013年7月、大阪証券取引所と東京証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。2017年10月には大分営業所を閉鎖し、国内拠点の集約を進めた。タイ拠点ではデジタルカメラ部品の受注が増え、海外生産の重要性が高まった。一方で国内では、生産性向上と固定費削減を目的に拠点の整理が続いた。

スタンダード市場に移行し精密プレス事業から撤退

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行。2024年3月、ハントンスプリングインダストリーズSDN.BHD.を解散。同年10月、タチバナ精機株式会社の全株式を譲渡し、精密プレス事業から完全に撤退した。これにより事業はプラスチック成形とプリント基板の二本柱に絞られ、経営資源の集中が進んだ。2025年3月期には売上高276億円、営業利益20億円と過去最高水準の業績を達成し、2026年3月期計画ではさらに増収増益を見込む。

年表38件を開く

1970年代

  • 1970年6月創業株式会社に改組し、武藤合成株式会社を設立。
  • 1975年7月ソニー(株)と取引開始。
  • 1975年8月岐阜県各務原市に川崎工場を開設。
  • 1979年10月川崎工場を増築し、量産設備を全面移転。

1980年代

  • 1982年9月関東地区への販売拡大のため東京都中央区に東京営業所を設置。
  • 1985年3月M&A東立精工株式会社を吸収合併、金型製造を内製化。商号をムトー精工株式会社へ変更。
  • 1986年5月本社及び金型部門を現在地へ新築移転。
  • 1987年10月生産能力の拡大のため茨城県稲敷郡阿見町に筑波工場開設。
  • 1988年6月M&A株式会社花田製作所を吸収合併。金型部門を拡充。

1990年代

  • 1991年4月川崎工場を増築し、名称を岐阜工場へ変更。
  • 1993年7月日本証券業協会に株式を店頭登録。
  • 1995年6月子会社ムトーベトナムCO.,LTD.設立(現・連結子会社)。
  • 1996年1月岐阜工場ISO9002認証取得。
  • 1998年8月東京営業所を千代田区へ移転。
  • 1999年12月本社、岐阜工場ISO14001認証取得。

2000年代

  • 2000年10月子会社ムトーシンガポールPTE LTD設立(現・連結子会社)。
  • 2001年2月筑波工場を稲敷郡美浦村へ移転し、名称を筑波事業所へ変更。
  • 2001年7月テクニカルセンター(岐阜市)において、塗装、印刷業務を開始。
  • 2002年1月岐阜工場を中心とした国内生産体制の再編のため、筑波事業所(稲敷郡美浦村)を閉鎖。
  • 2003年9月M&A子会社大英エレクトロニクス(株)を買収(現・連結子会社)。
  • 2003年11月関連会社豊武光電(蘇州)有限公司設立(現・連結子会社)。
  • 2004年12月上場株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場。
  • 2005年2月子会社ムトーテクノロジーハノイCO.,LTD設立(現・連結子会社)。
  • 2005年9月子会社武藤香港有限公司設立。
  • 2006年3月子会社武藤精密工業(太倉)有限公司設立。
  • 2007年1月M&A子会社タチバナ精機(株)・ハントンスプリングインダストリーズSDN.BHD.を買収。
  • 2007年7月子会社武藤精密工業(太倉)有限公司解散。

2010年代

  • 2010年4月M&Aジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)
  • 2010年10月大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場
  • 2012年1月大分県速見郡日出町に大分営業所を新設。
  • 2012年2月子会社ムトー(タイランド)CO.,LTD.設立(現・連結子会社)。
  • 2012年10月東京営業所を八王子市へ移転。
  • 2013年7月M&A大阪証券取引所と東京証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)
  • 2016年7月東京営業所を現在地(千代田区)へ移転。
  • 2017年10月大分営業所(速見郡日出町)を閉鎖。

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しによりJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行。
  • 2024年3月ハントンスプリングインダストリーズSDN.BHD.解散。
  • 2024年10月タチバナ精機株式会社の全株式を譲渡。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    一貫生産体制による効率化

    金型設計・製造から組立・二次加工までの一貫生産体制を活かし、設計期間の短縮や最適なコスト技術を提案することで受注拡大を図る。

  2. 02

    生産・調達の国際化

    日本、ベトナム、中国、タイの4ヶ国拠点から最適な製品供給体制を確立。海外拠点の技術力向上と直接取引拡大により連結業績向上を目指す。

  3. 03

    国内生産体制の強化

    国際競争に打ち勝つため生産性向上を見直し、プラスチック成形に加え塗装・印刷や電子部品組込み等のユニット化を推進し付加価値を高める。

  4. 04

    環境保全への取組み

    プラスチック業界の環境配慮要求に対応し、生産性向上と高度な製品製造に向けた環境技術研究開発を推進する。

  5. 05

    自然災害・感染症対策

    地震やウイルス感染等の事業影響に備え、事業継続計画(BCP)を定期的に見直し、災害に強い生産体制を構築する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,975人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は599万円で、9期前と比べて+16.8%平均年齢は44.7歳、平均勤続年数は16.6年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月4,549
2018年3月4,424
2019年3月51242.014.94,223
2020年3月50642.715.43,801
2021年3月47842.915.53,757
2022年3月49443.315.93,454
2023年3月50943.616.33,526
2024年3月53743.916.63,126
2025年3月56944.417.03,10264
2026年3月59944.716.62,97577

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率0.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位8)
岐阜工場 — 岐阜県各務原市4,199百万円
プラスチック成形事業
プラスチック成形事業 — ムトー(タイランド)CO.,LTD. (タイランド サラブリ県)1,798百万円
プラスチック成形事業 — 豊武光電(蘇州)有限公司(中華人民共和国 江蘇省 太倉市)1,735百万円
プラスチック成形事業 — ムトーベトナム CO.,LTD. (ベトナム ドンナイ市)1,024百万円
プラスチック成形事業 — ムトーテクノロジーハノイ CO.,LTD (ベトナム ハノイ市)701百万円
プリント 基板事業 — 大英エレクトロニクス㈱(東京都八王子市)493百万円
本社 — 岐阜県各務原市363百万円
プラスチック成形事業
テクニカル センター — 岐阜県岐阜市215百万円
プラスチック成形事業

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は297億円営業利益23億円前期と比べると増収増益で、売上が+7.6%、利益が+15.0%。

売上高
+7.6%
297億円
営業利益
+15.0%
23億円
純利益
+33.3%
20億円
営業利益率
7.7%
前期比 +0.5%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高300億円297億円
営業利益27億円23億円
純利益30億円20億円
1株あたり配当¥117¥117

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は79億円、営業利益は4億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+23.4%、営業利益は+33.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q611
2024年1Q6434.73
2024年2Q70811.48
2024年3Q6757.54
2024年4Q623
2025年2Q142117.79
2025年4Q13496.76
2026年2Q148138.811
2026年4Q149106.79
2027年1Q7945.13

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は247億円から297億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は7.7%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
大阪証券取引所と東京証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)
2013年3月247106
2014年3月24743
2015年3月22500
2016年3月225−2−23
2017年3月24173
2018年3月258119
2019年3月234110
2020年3月208126
2021年3月192113
2022年3月20285
2023年3月2622113
2024年3月2632418
2025年3月27620267.215
2026年3月29723287.720

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高297億円のうち、営業利益として残るのは23億円7.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は20億円、売上の6.7%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金80.1%238億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金12.1%36億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.7%23億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
19.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.5pt
7.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.3pt
6.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+3.2pt
10.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
7.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが37億円、投資CFが−11億円で、差し引きのフリーCFは26億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は90億円で、売上の3.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月21−2510−431
2014年3月19−100942
2015年3月7−101−345
2016年3月15−189−346
2017年3月16−2015−455
2018年3月25−14−71159
2019年3月30−19−51166
2020年3月23−13−101064
2021年3月20−16−2469
2022年3月14−12−10267
2023年3月26−9−71780
2024年3月39−40−2−183
2025年3月23−254−283
2026年3月37−11−262690

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は326億円。このうち返さなくてよい自己資本が219億円で、自己資本比率は64.3%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2261309654.0
2014年3月2251388757.7
2015年3月2461529458.4
2016年3月22111510648.9
2017年3月23311411946.0
2018年3月23312111248.9
2019年3月22811711148.4
2020年3月2111179452.1
2021年3月23012610451.5
2022年3月24614410255.4
2023年3月2591629759.1
2024年3月29518910660.9
2025年3月31019311759.2
2026年3月32621910664.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
109億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
132億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
9億円
在庫として抱えている分
負債合計
106億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
85
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率15 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

化学 203社との比較

同じ化学の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り203社中5位あたり、逆に低いのは自己資本比率203社中97位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
10.1%/中央値 6.9%
P25 4.5%P75 9.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
7.7%/中央値 7.3%
P25 4.3%P75 10.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
64.3%/中央値 63.4%
P25 50.5%P75 73.9%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
7.6%/中央値 2.2%
P25 -1.8%P75 5.4%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
5.2%/中央値 2.7%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,265で、1年前と比べて+41.3%過去52週の値幅のなかでは75%の位置にある。

¥2,265-1.0%1ヶ月+0.7%1年+41.3%時価総額175億円
過去52週の値幅
安値¥1,636高値¥2,480

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)7.9倍
PER (会社予想)5.2倍
PBR0.75倍
配当利回り5.17%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月に2350円まで上昇した後、8月7日に2193円まで下落し、25日線(2277円)を3.7%下回った。52週高値2480円からは11.6%下落し、年初来の上昇率は40.2%と高いが、月次では1.2%下落した。出来高は直近で8.18万株と急増しており、売りが優勢。RSIは42.6と中立圏だが、短期的な調整局面と見られる。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)

PER 7.9倍は業界平均18.0倍の半分未満、PBR 0.75倍も平均1.41倍に対し割安。ROE 10.12%と健全で、配当利回り5.04%は平均2.52%の2倍と魅力的。配当性向50.9%と持続可能。増収増益基調にあるが、配当利回りの高さが株価の下支えとなっており、割安と評価。

指標この会社業種平均
PER (実績)7.9倍17.8倍
PER (予想)5.2倍
PBR0.75倍1.41倍
ROE10.1%7.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は緩やかな成長が見込まれ、PERは8倍程度、PBRは0.75倍と割安感がある。一方で、売上高成長率は年率5%未満と低く、利益率も業界平均並み。強気派は低バリュエーションと安定配当を評価するが、弱気派は成長性の低さと競争の激しさを指摘する。

プラスに働く材料7
  • 低PER・PBRの割安感

    PER7.9倍、PBR0.75倍と純資産比で割安。配当利回り5%超。

  • 安定した収益基盤

    売上高は過去3年ほぼ横ばいだが、利益率は改善傾向。新規事業の寄与も期待。

  • 高配当利回り

    配当利回り5.0%と安定した株主還元。自社株買いも実施。

  • 2026年3月期の営業利益15%増2026/3影響

    営業利益が20億円から23億円へ3億円増加予想。

  • 配当利回り5%超の高い株主還元継続影響

    配当利回り5.04%は高水準で、インカムゲインが株価下支え。

  • PBR0.75倍と割安感不定影響

    PBR0.75倍は解散価値比25%ディスカウント、バリュエーション修正余地。

  • 自己資本比率の改善継続影響

    財務健全性向上で評価向上の可能性。

マイナスに働く材料7
  • 成長性の限界

    売上高成長率は年率2%未満。成熟市場で大きな伸びは見込みにくい。

  • 競争激化による収益圧迫

    同業他社との価格競争が激しく、原材料価格上昇が収益を圧迫するリスク。

  • 業績の変動リスク

    2025/3期の減益予想。顧客需要の変動で利益が振れやすい。

  • 2025年3月期の純利益減少2025/3影響

    純利益が18億円から15億円へ3億円減少、業績悪化。

  • 海外売上比率の不透明感継続影響

    海外依存度不明だが、地政学リスクが収益に影響。

  • 小型株の流動性リスク継続影響

    時価総額176億円と小さく、大口売買で株価変動大。

  • 同業との競争激化による収益率低下継続影響

    化学業界は競争が激しく、営業利益率7.7%が低下リスク。

次の決算で確かめる点
売上高成長率
低成長脱却の兆しを見極める。新規事業の寄与度が重要。
営業利益率
原材料高や競争の影響を把握。改善傾向が継続するか注目。
海外売上比率
成長ドライバー。海外展開の進捗を示す指標。
配当性向
安定配当の持続可能性を確認。高配当維持には利益成長が必要。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり117で、前期から+21.7%いまの株価に対する利回りは5.17%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥117
1株あたり
配当利回り
5.17%
いまの株価に対して
配当性向
50.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2018年3月2615.4
2019年3月16−38.5
2020年3月189.434.9
2021年3月16−8.618.1
2022年3月1915.626.0
2023年3月74297.366.2
2024年3月10036.167.6
2025年3月95−5.533.9
2026年3月11521.750.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥117

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ6,844人。区分でいちばん多いのは個人・その他63.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が26.3%を占め、残る73.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他53.157.760.158.863.763.3
金融機関18.516.512.713.913.615.1
事業法人10.711.211.811.511.611.2
自己株式7.17.18.48.39.210.3
外国法人13.611.411.312.39.08.0
証券会社4.02.94.03.51.92.2
外国人個人0.20.30.10.20.20.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01田中 肇6.47
02株式会社大垣共立銀行4.24
03株式会社十六銀行3.49
04名古屋中小企業投資育成株式会社3.19
05株式会社三菱UFJ銀行2.84
06国立大学法人東海国立大学機構2.58
07ムトー精工従業員持株会2.29
08株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.18
09RE FUND 107-CLIENT AC(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.54
10公益財団法人ソニー教育財団1.42

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+244%、1株純資産は14期で+79%。直近期のROEは10.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月831,6855.39.857.4
2014年3月361,8052.118.742.7
2015年3月31,9960.1204.2
2016年3月−3141,505−17.9
2017年3月401,4912.713.3
2018年3月1291,5858.49.515.4
2019年3月41,5360.3141.4
2020年3月881,5545.74.534.9
2021年3月371,6462.318.518.1
2022年3月731,8934.16.526.0
2023年3月1822,1639.06.466.2
2024年3月2502,53110.77.967.6
2025年3月2142,6148.37.333.9
2026年3月2863,01610.16.950.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額206百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
田中肇代表取締役 社長63501,302
金大洲取締役 中国事業 担当65
金子貞夫取締役 財務担当6146,300
松原文治取締役 製造担当6011,200
安江利充取締役 品質保証 担当568,400
大竹昭彦取締役 管理担当603,000
山口正宏取締役 技術担当524,200
堤紀彦取締役51
五島昌良監査役(常勤)649,200
元雄幸人監査役56
井上学61

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)89493619324
監査役1888
社外取締役3552

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容669字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当企業集団は、当社、連結子会社6社(ムトーベトナムCO.,LTD.、ムトーシンガポールPTE LTD、大英エレクトロニクス㈱、豊武光電(蘇州)有限公司、ムトーテクノロジーハノイCO.,LTD及びムトー(タイランド)CO.,LTD.)で構成され、事業としてプラスチック成形用金型及びプラスチック精密部品の製造・販売、各種設計業務並びに技術支援等のサービス業務、プリント配線基板の設計・検査・販売を行っております。 当社及び当社の関係会社の事業における当社及び関係会社の位置づけ及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。 プラスチック成形事業 当事業においては、デジタルカメラ・ビデオカメラ等のデジタル家電、カーナビゲーション・エアコン・オーディオを含むセンターパネルユニット、ETC等の自動車関連機器及び電子ペンの製造・販売、それに伴う金型の製造・販売及び各種設計業務並びに技術支援等のサービス業務を行っております。 (主な関係会社)当社、ムトーベトナムCO.,LTD.、ムトーシンガポールPTE LTD、豊武光電(蘇州)有限公司、ムトーテクノロジーハノイCO.,LTD及びムトー(タイランド)CO.,LTD. プリント基板事業 当事業においては、プリント配線基板の設計・検査・販売を行っております。 (主な関係会社)大英エレクトロニクス㈱ 事業の系統図は、次のとおりであります。 上記の販売会社及び製造・販売会社は、全て連結子会社であります。
経営方針・対処すべき課題1,036字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループは、「お客様第一」を基本に、より精密で高機能のプラスチック部品を供給することにより社会に貢献できる企業を目指しております。 高度に変化するお客様の要望に柔軟に対応し、常に最新の技術を取り入れ、様々なニーズに最適な「もの作り」を提供することにより、企業価値の増大を図ることを会社経営の基本方針としております。 当社グループでは、金型及びプラスチック部品を中心としたメカニカルパーツの分野で構築した、技術力とノウハウを最大限に活用し、従来のデジタル家電・自動車関連機器のみならず、ゲーム機器、情報通信、精密機器などの幅広い分野での受注を増大させ事業の拡大・成長を目指します。より高度化するお客様からの品質、価格、納期及び環境などに対する要求を満たすために様々な施策を実施してまいります。 特に下記の5点を重要課題として取り組んでおります。 (1) 一貫生産体制による業務の効率化 金型設計・製造から、組立ライン設計・治具工具製作・試作・検査・成形・組立・二次加工までの一貫生産体制を活かし、設計期間の短縮や最適なコスト技術を提案することにより受注を拡大してまいります。 (2) 生産、調達の国際化 製造のグローバル化に対処し、日本・ベトナム・中国及びタイの4ヶ国の生産拠点から、ワールドワイドに最適な製品供給体制を確立します。海外生産拠点の技術力の向上を図り、海外企業間の直接取引を拡大し、連結業績の向上を目指します。 (3) 国内生産体制の強化 国内の生産体制は、今後の激化が予想される国際競争に打ち勝つ生産性の向上を目指して見直し、プラスチック成形だけでなく、塗装・印刷や電子部品及びプレス部品の組込み等、製品のユニット化を推進し、付加価値の増大を図ってまいります。 (4) 環境保全への取組 今後、プラスチック業界は環境への一層の配慮が求められる時代になるものと考えます。当社グループは、生産性の向上、より高度な製品の製造をするに当たり、環境への配慮などを目的とした技術研究開発を進めてまいります。 (5) 自然災害、ウイルス感染等への取組 日本における地震をはじめとした自然災害やウイルスの感染拡大などは、生産活動や物流の停滞など、当社グループの事業全体に様々な影響を与える可能性があります。このような事態に早急に対応できるよう、事業継続活動(BCP)を常に見直し、災害等に強い生産体制を構築してまいります。
事業等のリスク1,867字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。 (1) 当社グループの事業展開について 当連結会計年度におきまして、当社グループの製品売上高の67.1%は、海外の生産拠点であるムトーベトナムCO.,LTD.、ムトーテクノロジーハノイCO.,LTD、豊武光電(蘇州)有限公司及びムトー(タイランド)CO.,LTD.によって生産しております。現地法人がある各国においては外資企業への税負担の優遇などを受けておりますが、今後の各国の政策により優遇措置が受けられなくなる可能性があります。 また、当社の受注から取引先への出荷までのサイクルが年々短縮されているため、ある程度の見込みによる生産も必要となってまいります。そのため、受注高と見込生産高との差が長期の滞留在庫となる可能性があります。そのうえ、顧客からの新商品の受注によりプラスチック精密部品やその製造に用いる金型の販売取引が拡大する場合、金型の設計から販売まで一定期間を要することから、予期されない経済情勢の変動等により、製造開始時期が当社グループの想定した期間よりも遅れる場合には当社グループの業績に影響を与える可能性があります。更に、国内及び海外会社における自然災害、陸上・海上輸送中の事故等、不測の事態に伴う生産能力低下に備え、緊急時の外注生産ルートの確保等、生産体制を整備しておりますが、事故等の規模によっては、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 (2) 外貨建取引について 当社グループ内の取引は、基本的に米ドルによる取引であり、国内得意先においても当社グループの海外生産のものは米ドルによる取引を行っております。当社は米ドル債権債務のバランスをとり、為替の変動に伴うリスクを最小限にとどめるようにしておりますが、このことにより当該リスクを完全に回避できる保証はなく、今後の為替動向によっては、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 (3) 自然災害、ウイルス感染、戦争等による事業活動への影響について 地震・暴風雨等の自然災害やウイルスの感染拡大などの大規模災害が発生した場合、当社グループの製造拠点や製造委託先等の被災、自然災害等に起因する経済活動の停滞やサプライチェーンの停止、電力不足に伴う工場稼動への制約等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、戦争等による世界情勢の緊迫化を背景に、原材料やエネルギーの価格高騰が続いております。今後、事態が長期化・悪化する場合には、当社グループの経営成績及び財政状態にさらに影響を与える可能性があります。 (4) 特定の販売先への集中 当社グループの売上高のうち主要販売先上位3社の占める割合は、35.8%(2026年3月期)となっております。当社グループと主要販売先との取引関係は長年にわたり安定的に継続しており、今後とも良好な関係を維持していく予定ですが、何らかの理由により当該会社との関係に変化が生じた場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 原材料の価格変動 当社グループでは、継続的なコストダウンや安定した原材料の供給確保に努めておりますが、原材料価格が高騰し、製品価格に転嫁できない場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 人材の確保 当社グループの継続的な成長を実現するためには、優秀な人材を確保し、育成することが重要な要素の一つでありますが、著しい人材採用環境の悪化や人材流出の増加が継続した場合は、当社グループの人材確保が計画通りに進まず、将来の成長に影響がおよび、中・長期的に当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 減損会計適用の影響 当社グループは事業用の設備、不動産などの様々な固定資産を所有しております。こうした資産が、期待どおりのキャッシュ・フローを生み出さない状況になるなど、その収益性の低下により投資額の回収が見込めなくなることにより減損処理が必要となる場合には、減損損失を計上し、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,603字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における国内外の経済は、日本においては雇用環境の改善や省力化推進等による設備投資の増加などにより、経済活動は底堅く推移しました。一方、米国の保護主義的な貿易政策や物価高の継続、年度後半からの中東情勢の急速な緊迫化など、企業活動、国民生活に大きな懸念材料があり、先行き不透明な状況が続いております。 当社を取り巻く業界におきましては、家電分野では、デジタルカメラカテゴリーにおいて付加価値の高いミラーレスカメラの需要が好調で、当社ではタイでデジタルカメラ部品の受注が増加を続けております。自動車関連部品では、中東情勢及び米国の関税政策の動向により先行きに不透明感があるものの、得意先からの受注は底堅く推移しております。プリンター部品におきましては、得意先からの受注が堅調に推移しており、電子ペン部品では、ペーパーレス化の導入拡大などを背景に、一定の受注を維持しております。医療機器関連では、高齢化社会を背景とした医療ニーズの高まりに伴い、得意先から安定的に受注を獲得しております。 その結果、当連結会計年度における業績は、売上高は296億8千8百万円と前年同期と比べ21億1千4百万円(7.7%)の増収、省人化・省力化を図り、固定費をはじめとした経費削減に努めたことにより、営業利益は23億2千5百万円と前年同期と比べ2億7千8百万円(13.6%)の増益、経常利益は27億6千8百万円と前年同期と比べ1億8千9百万円(7.3%)の増益、前年度に計上した関係会社整理損失引当金繰入額1億5千5百万円や関係会社株式売却損1億4千7百万円が無くなったことなどにより、親会社株主に帰属する当期純利益は19億9千万円と前年同期と比べ4億7千9百万円(31.8%)の増益となりました。 セグメントの経営成績を示すと、次のとおりであります。 なお、前連結会計年度において精密プレス部品事業に分類しておりましたタチバナ精機株式会社の全株式を譲渡し、連結の範囲から除外したことに伴い、当連結会計年度より精密プレス部品事業を当社グループの報告セグメントから除外しております。 プラスチック成形事業 当セグメントにおきましては、主にデジタルカメラ部品や自動車関連部品、金型における受注増加に伴い、プラスチック成形事業全体の売上高は増加いたしました。また、省人化・省力化を図り経費削減に努めたことにより、増益となりました。その結果、当連結会計年度において、売上高はセグメント間の内部売上高を含めて288億6千3百万円と前年同期と比べ22億5千9百万円(8.5%)の増収となり、セグメント利益(営業利益)は18億7千2百万円と前年同期と比べ5千1百万円(2.8%)の増益となりました。 プリント基板事業 当セグメントにおきましては、設計部門では、セラミック基板の得意先からの受注減少に伴い、減収となりました。一方、検査部門におきましては、自動車向けの各種センサーなどのセラミック基板の検査が好調で、検査機を増設し、大幅な増収となりました。その結果、当連結会計年度において、売上高は8億3千2百万円と前年同期と比べ2億9千8百万円(55.7%)の増収となり、セグメント利益(営業利益)は4億5千3百万円と前年同期と比べ2億2千2百万円(96.6%)の増益となりました。 当連結会計年度末における総資産は、325億6千3百万円と前連結会計年度末と比べ15億3千6百万円(5.0%)の増加となりました。流動資産は207億7千5百万円と前連結会計年度末と比べ8億6千4百万円(4.3%)の増加となり、固定資産は117億8千8百万円と前連結会計年度末と比べ6億7千1百万円(6.0%)の増加となりました。 負債につきましては、106億3千4百万円と前連結会計年度末と比べ10億8千3百万円(9.2%)の減少となりました。流動負債は75億3千1百万円と前連結会計年度末と比べ5億4千1百万円(6.7%)の減少となり、固定負債は31億2百万円と前連結会計年度末と比べ5億4千1百万円(14.9%)の減少となりました。 純資産につきましては、219億2千9百万円と前連結会計年度末と比べ26億1千9百万円(13.6%)の増加となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は90億2千5百万円と前連結会計年度末と比べ7億4千万円(8.9%)の増加となりました。 各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりです。 営業活動によるキャッシュ・フローにつきましては、税金等調整前当期純利益27億8千4百万円(前連結会計年度は税金等調整前当期純利益22億9千3百万円)、非資金費用である減価償却費13億6百万円、売上債権の減少額6億2千万円、棚卸資産の増加額4億7千万円及び法人税等の支払額7億8千8百万円等により、営業活動全体として37億3百万円の収入となり、前連結会計年度と比べ収入が14億2千9百万円(62.9%)の増加となりました。 投資活動によるキャッシュ・フローにつきましては、定期預金の預入による支出37億2千4百万円、有形固定資産の取得による支出13億5千4百万円及び定期預金の払戻による収入39億3千8百万円等により、投資活動全体として11億3千7百万円の支出となり、前連結会計年度と比べ支出が13億6千1百万円(54.5%)の減少となりました。 財務活動によるキャッシュ・フローにつきましては、短期借入金の純減額11億3千7百万円、長期借入金の返済による支出10億2千4百万円、配当金の支払額7億3千3百万円及び長期借入れによる収入6億円等により、財務活動全体として25億7千万円の支出となり、前連結会計年度と比べ支出が29億4千9百万円の増加(前連結会計年度は3億7千9百万円の収入)となりました。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(千円)   前期比(%) プラスチック成形事業   29,258,880   +9.7 プリント基板事業   837,651   +57.3 合計   30,096,531   +9.3 (注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.金額は、販売価格によっております。 b.受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前期比(%)   受注残高(千円)   前期比(%) プラスチック成形事業   28,868,079   +7.6   2,739,993   +0.5 プリント基板事業   841,820   +57.9   14,243   +175.8 合計   29,709,900   +7.3   2,754,237   +0.8 (注) セグメント間取引については、相殺消去しております。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前期比(%) プラスチック成形事業   28,855,663   +8.5 プリント基板事業   832,741   +55.7 合計   29,688,405   +7.7 (注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) Sony Technology Thailand Co., Ltd.   4,589,436   16.6   6,097,041   20.5 Canon Vietnam Co., Ltd.   3,374,015   12.2   3,320,171   11.2 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 財政状態 (流動資産) 当連結会計年度の財政状態は、流動資産につきましては、前連結会計年度末に比べ8億6千4百万円増加し、207億7千5百万円となりました。現金及び預金が5億5百万円、仕掛品が2億円、原材料及び貯蔵品が4億8百万円それぞれ増加し、受取手形及び売掛金が1億3千3百万円、電子記録債権が2億3千3百万円それぞれ減少したことなどが主な要因です。 (固定資産) 固定資産につきましては、前連結会計年度末に比べ6億7千1百万円増加し、117億8千8百万円となりました。有形固定資産が2億3千5百万円、投資有価証券が2億6千8百万円それぞれ増加したことなどが主な要因です。 (流動負債) 流動負債につきましては、前連結会計年度末に比べ5億4千1百万円減少し、75億3千1百万円となりました。短期借入金が11億2千1百万円減少し、支払手形及び買掛金が6億1千5百万円増加したことなどが主な要因です。 (固定負債) 固定負債につきましては、前連結会計年度末に比べ5億4千1百万円減少し、31億2百万円となりました。長期借入金が4億5千7百万円、関係会社整理損失引当金が1億5千2百万円それぞれ減少したことなどが主な要因です。 (純資産) 純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ26億1千9百万円増加し、219億2千9百万円となりました。利益剰余金が12億5千8百万円、為替換算調整勘定が12億3千3百万円それぞれ増加したことなどが主な要因です。 経営成績 (概要) 当連結会計年度における経営成績等に関する概要につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 各損益項目の概要は、以下のとおりであります。 (売上高及び売上原価) 当連結会計年度におきましては、日本においては雇用環境の改善や省力化推進等による設備投資の増加などにより、経済活動は底堅く推移しましたが、米国の保護主義的な貿易政策や物価高の継続、年度後半からの中東情勢の急速な緊迫化など、企業活動、国民生活に大きな懸念材料があり、国内外の経済は先行き不透明な状況が続いております。当社におきましては、ミラーレスカメラの需要が好調なデジタルカメラ部品や、中東情勢等による先行き不透明感があるものの底堅く推移している自動車関連部品における受注増加などにより、売上高は増加いたしました。また、省人化・省力化を図り、固定費をはじめとした経費削減に努めました。その結果、売上高は296億8千8百万円と前年同期と比べ21億1千4百万円(7.7%)の増収となり、売上原価は237億7千7百万円と前年同期と比べ17億5千4百万円(8.0%)の増加となりました。 以上の結果、当連結会計年度における売上総利益は59億1千万円と前年同期と比べ3億6千万円(6.5%)の増益となりました。 (販売費及び一般管理費) 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は35億8千4百万円と前年同期と比べ8千1百万円(2.3%)の増加となりました。これは、報酬及び給料手当が2千4百万円、福利厚生費が2千3百万円、租税公課が4千4百万円それぞれ増加したことなどが主な要因です。 その結果、当連結会計年度における営業利益は23億2千5百万円と前年同期と比べ2億7千8百万円(13.6%)の増益となりました。 (営業外損益) 当連結会計年度における営業外収益は5億1千5百万円と前年同期と比べ5千7百万円(10.0%)の減少となりました。為替差益が5千8百万円減少したことなどが主な要因です。また、営業外費用は7千1百万円と前年同期と比べ3千1百万円(79.0%)の増加となりました。支払利息が3千万円増加したことが主な要因です。 その結果、当連結会計年度における経常利益は27億6千8百万円と前年同期と比べ1億8千9百万円(7.3%)の増益となりました。 (特別損益) 当連結会計年度において、特別利益として、固定資産売却益6百万円、関係会社整理損失引当金戻入額2千7百万円を計上しております。また、特別損失として、固定資産売却損6百万円、固定資産除却損5百万円、ゴルフ会員権売却損6百万円を計上しております。 その結果、当連結会計年度における税金等調整前当期純利益は27億8千4百万円と前年同期と比べ4億9千万円(21.4%)の増益となりました。 (親会社株主に帰属する当期純損益) 当連結会計年度において、法人税等及び法人税等調整額7億3千2百万円、非支配株主に帰属する当期純利益6千1百万円を計上し、親会社株主に帰属する当期純利益は19億9千万円と前年同期と比べ4億7千9百万円(31.8%)の増益となりました。 経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループの取り扱い品目は、デジタルカメラ、ビデオカメラ、カーナビゲーション部品等、個人消費の動向をはじめ全般的な景気動向が当社グループの業績に影響を与える可能性があります。また、当社グループ内の取引は、基本的に米ドルによる取引であるため為替の動向次第では当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容につきましては、「第2 事業の状況 4  経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、特に定めておりませんが、当連結会計年度における売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益の計画に対する達成状況は、以下のとおりであります。 2026年3月期   2026年3月期   2026年3月期 (計画)   (実績)   (計画比) 売上高   27,000百万円   29,688百万円   2,688百万円増 (10.0%増) 営業利益   2,400百万円   2,325百万円   74百万円減 ( 3.1%減) 経常利益   2,400百万円   2,768百万円   368百万円増 (15.4%増) 親会社株主に帰属する当期純利益   1,750百万円   1,990百万円   240百万円増 (13.7%増) 経営者の問題認識と今後の方針について 当社グループでは、各部署からの最新の情報等を入手し、今後の事業展開の判断材料となるよう毎週取締役及び各部署長による会議を開催しております。また、経営環境の変化に速やかに対応できるよう、主要な部署に取締役を配置しております。 今後におきましても、取引先の要求に対して、高技術化、スピード化で対応できるよう、当社グループ全体で機敏な営業展開に努めるとともに、積極的に新規分野への進出を視野に入れ事業活動を展開してまいります。特に、主力のデジタル家電機器関連、自動車関連部品を中心とした受注及び収益力の拡大を図り、更なる新事業を開拓するため、設備投資等による新技術の開発や業務の効率化を図ります。また、製造のグローバル化に対応するため海外企業間の直接取引を拡大し、連結業績の向上に努めてまいります。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 キャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4  経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 資本の財源及び資金の流動性について 当社グループは、現在、運転資金及び設備投資資金は、内部留保資金及び借入金により調達することと考えております。今後におきましては、国内、ベトナム、中国及びタイへの設備投資を中心に、当社グループの営業活動によるキャッシュ・フローを源泉とし、内部留保資金を優先した財務政策を考えております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 ・固定資産の減損 固定資産の減損における重要な会計上の見積りにつきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ・繰延税金資産の回収可能性の評価 繰延税金資産の回収可能性の評価における重要な会計上の見積りにつきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ・関係会社整理損失引当金 関係会社整理損失引当金における重要な会計上の見積りにつきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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