本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

ダブルスタンダード

Double Standard Inc.3925 · Prime · 情報・通信業

ビッグデータ処理技術を核に、WEBマーケティング支援と新サービス企画を提供。

概要

ダブルスタンダードは、ビッグデータ処理技術を核に、企業向けデータ統合や業務改善システムを提供するデジタルマーケティング支援企業である。2012年設立、2015年12月に東証マザーズに上場し、2022年4月にプライム市場へ移行。2025年9月にはSBIファイナンシャルサービシーズの持分法適用会社となりSBIグループに参画した。2025年3月期の売上高は80億円、営業利益26億円(利益率32.5%)、従業員数137名と少人数で高収益を達成する一方、主要取引先の見直しにより2026年3月期は減収を見込む。

ビッグデータ関連とサービス企画開発の二本柱

当社グループは単一セグメントであるが、事業内容から「ビッグデータ関連事業」と「サービス企画開発事業」に区分される。ビッグデータ関連事業では、月間億単位のWEB情報(非著作物)、画像、PDFを処理し、異なる表記方法のデータを高精度で統合・クレンジングする。サービス企画開発事業では、顧客企業の業務プロセスを分析し、ビッグデータ処理で培った情報収集技術やマッチング技術を活用して新サービスを企画立案、導入後の売上改善や費用削減を支援する。主力製品はデータ統合サービスとオペレーション改善システムである。

特定顧客への依存度とポートフォリオの変遷

2024年3月期は大和リビンググループ向け売上高が43.5%を占めていたが、2025年3月期には同グループ向けが21.6%に低下し、代わってSBI証券グループ向けが32.1%から48.3%に上昇した。しかし、2025年3月期をもって主要取引先との取引が概ね終了した影響で、2026年3月期の売上高は前期比12.4%減の70億円と減収を見込む。同社は新規顧客獲得とポートフォリオ分散を進めており、取引先件数は前年に引き続き順調に増加している。

少人数・高収益のストックコミッションモデル

2025年3月期の従業員数は137名と少人数でありながら、売上高80億円、営業利益26億円、営業利益率32.5%という高収益を達成した。ビジネスモデルの特徴は、継続的に収益が発生するストックコミッションモデルである。しかし、主要顧客喪失の影響で2026年3月期は営業利益17億円(同34.9%減)と減益を見込む。それでも利益率は24%程度と高い水準を維持する見通しであり、効率的な運営体制は変わらない。

業界の中での役割はビッグデータ活用サービスプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
70億円
営業利益
17億円
営業利益率
24.3%
純利益
11億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01ビッグデータ関連事業主力

独自のマッチング技術で異なるデータソースを高精度・低価格で統合し、顧客企業の営業支援や業務削減に資するデータを提供。月間億単位のWEB情報を処理。

独自アルゴリズムによる高精度データ統合

主な製品・サービス1
データ統合サービス
企業データ、統計データ、WEBデータなど異種データを統合・クレンジングし、顧客の利用価値の高いコンテンツとして提供。

02サービス企画開発事業準主力

顧客企業の業務プロセスを分析し、ビッグデータ処理技術を活用した新サービスを企画開発。導入後の売上改善や費用削減を支援。

主な製品・サービス1
オペレーション改善システム
顧客が必要とする監視対象サイトの情報収集・データクレンジングにより完成した業務改善システム。

製品と技術

異種データを統合するデータ統合サービス

ビッグデータ関連事業の主力製品。企業が保有するデータ、統計データ、WEB上の非著作物など、表記方法や構造の異なるデータを独自のマッチング技術で統合・クレンジングする。月間億単位の情報を処理し、誤字脱字の補正や欠落箇所の補完を自動化するアルゴリズムを備える。提供されるデータは顧客の営業支援や業務削減に直接活用される。

顧客業務を改善するオペレーション改善システム

サービス企画開発事業の代表的な成果物。顧客企業の業務プロセスを詳細に分析し、監視対象サイトの情報収集とデータクレンジングを自動化したシステムを構築する。導入後は売上改善や費用削減を実現。顧客の競合サービスとの差異を分析し、世の中にない新たなサービスとして企画立案する点が特徴である。

初期から続く情報変更検知システム

2013年3月に提供を開始した同社の起源とも言えるサービス。WEB上の情報変更を自動検知し、顧客に通知する。ビッグデータ処理技術を応用したもので、現在もグループの技術基盤として機能している。このシステムで培った情報収集・加工技術が、その後のデータ統合サービスやオペレーション改善システムの開発に活かされている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • ビッグデータ関連事業独自アルゴリズムによる高精度データ統合

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

売上70-80億円、営業利益率20%超

ダブルスタンダードは情報・通信業で、売上高71億円(FY24)から80億円(FY25)に増加後、FY26には70億円と減少するが、営業利益率は24.29%と高水準。同業のソラコムやVRain Solutionと比較しても高い収益性を誇る。しかし、FY26の減収が懸念材料。

強み

  • 営業利益率24%超と業界平均を大きく上回る。
  • 少人数・高付加価値サービスで高い利益率を実現。
  • FY25に売上80億円へ成長した実績。
  • 特定分野に特化し、競争優位を構築。

課題

  • FY26に売上70億円と減少予想で、成長持続性に疑問。
  • 特定市場や顧客への依存度が高い可能性。
  • 高収益分野に他社が参入し、競争激化のリスク。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

IT・SaaSの時価総額近傍。太字がダブルスタンダード

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14709IDホールディングス185億円12.5倍
25535ミガロホールディングス184億円12.3倍
33662エイチームホールディングス183億円30.3倍
42307クロスキャット181億円9.8倍
54641アルプス技研181億円13.6倍
63925ダブルスタンダード179億円16.1倍
74053Sun Asterisk176億円37.1倍
82335キューブシステム175億円10.8倍
96572オープングループ172億円25.1倍
104813ACCESS170億円
112410キャリアデザインセンター157億円13.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。

会社の歴史

沿革 19件

2012年設立から初のサービス提供まで

2012年6月、東京都目黒区にスマッシュ・マーケティング株式会社として資本金1,000千円で設立された。2013年1月にビッグデータを活用した「競合企業-顧客獲得状況分析データ」の提供を開始。同年3月には「情報変更検知システム」の提供を開始し、サービスの幅を広げた。同年4月には株式会社ダブルスタンダード(東京都千代田区)を吸収合併し、現在の社名である株式会社ダブルスタンダードに改称した。

子会社化と上場による成長基盤の整備

2014年5月に株式会社LITTLE DISCOVERYを完全子会社化し、グループ体制を強化。同年2月に本社を東京都港区へ移転した。2015年12月には東京証券取引所マザーズ市場に上場。上場後の成長に対応するため、2017年1月に本社を東京都港区赤坂に移転し、同年3月には合弁会社TRANSIBLE株式会社を設立した。

市場変更とSBIグループとの連携強化

2018年11月に東京証券取引所市場第一部へ市場変更。2019年12月にSBIファイナンシャルサービシーズ株式会社と資本業務提携を締結し、同社グループや地域金融機関へのサービス提案機会が拡大した。2022年4月の市場再編に伴いプライム市場に移行。同年5月には経済産業省のDX認定事業者に選定され、デジタルトランスフォーメーション分野での認知度を高めた。

アスタースの完全子会社化とSBIグループ参画

2022年12月に持分法適用関連会社であった株式会社アスタースを連結子会社化し、2024年12月に完全子会社化した。2025年9月にはSBIファイナンシャルサービシーズ株式会社の持分法適用会社となり、正式にSBIグループに参画。これにより、金融機関向けサービスの提案力を一層強化する体制が整った。

DX認定と公的個人認証サービスにおける大臣認定の取得

2022年5月にDX認定事業者に選定されたのに加え、2022年1月には公的個人認証サービスにおける大臣認定を取得。これらの認定は、ビッグデータ処理技術の信頼性やセキュリティ面での評価を示しており、行政機関や金融機関との取引拡大に寄与している。

年表19件を開く

2010年代

  • 2012年6月創業東京都目黒区にスマッシュ・マーケティング株式会社(資本金1,000千円)を設立
  • 2013年1月ビッグデータを活用した「競合企業-顧客獲得状況分析データ」提供開始
  • 2013年3月サービス企画開発事業「情報変更検知システム」提供開始
  • 2013年4月M&A株式会社ダブルスタンダード(東京都千代田区)を吸収合併
  • 2014年2月本社を東京都港区へ移転
  • 2014年5月M&A株式会社LITTLE DISCOVERYを完全子会社化
  • 2015年1月デジタルデータ提供業務の開始
  • 2015年12月上場東京証券取引所マザーズ市場へ上場
  • 2017年1月業務拡張・人員拡充に伴い、本社を東京都港区赤坂に移転
  • 2017年3月合弁会社「TRANSIBLE株式会社」を設立
  • 2018年11月東京証券取引所市場第1部へ市場変更
  • 2019年12月SBIファイナンシャルサービシーズ株式会社と資本業務提携

2020年代

  • 2022年1月公的個人認証サービスにおける大臣認定を取得
  • 2022年3月業務拡張・人員拡充に伴い、本社を東京都港区南青山に移転
  • 2022年4月東京証券取引所の市場再編に伴い、新市場「プライム市場」に移行
  • 2022年5月経済産業省が定めるDX認定事業者に選定
  • 2022年12月M&A持分法適用関連会社である株式会社アスタースを連結子会社化
  • 2024年12月M&A株式会社アスタースを完全子会社化
  • 2025年9月SBIファイナンシャルサービシーズ株式会社の持分法適用会社となりSBIグループに参画

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    人材の確保・育成と組織体制強化

    技術革新の激しいインターネット業界において、先端領域で活躍できる人材を継続的に確保する。事業拡大に伴い高い専門性を持つ人材や管理職を獲得するとともに、新卒採用を含む教育研修の充実を図る。

  2. 02

    顧客満足度の向上

    競合に巻き込まれにくいポジションを確立するため、最適な提案、プロジェクトの着実な遂行、継続的な情報提供、主要プロジェクトへの経営陣のフォローアップ等により顧客満足度を向上させる。

  3. 03

    事業領域の拡大

    多様化する顧客ニーズに対応するため、既存事業とシナジーを有する周辺業務への領域拡大を検討する。自社採用や他社との提携を基本とし、必要に応じて企業買収も検討する。

  4. 04

    システム強化と安定稼働

    サービス提供に不可欠なシステムを安定的に稼働させるため、膨大なトラフィック処理を支えるサーバー増設や負荷分散への投資を継続する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で137人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は608万円で、9期前と比べて+3.3%平均年齢は36.5歳、平均勤続年数は4.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月27
2018年3月35
2019年3月58937.02.142
2020年3月57636.02.251
2021年3月56535.72.852
2022年3月58335.63.357
2023年3月59135.03.4105
2024年3月59135.63.7117
2025年3月6035.84.51341,940
2026年3月60836.54.51371,241

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社3(国内 3 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
本社 — 石川県野々市市520百万円
本社 — 東京都港区120百万円
主な関係会社
  • 国内
    株式会社LITTLE DISCOVERY
    東京都港区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社アスタース(注)2
    石川県金沢市
    議決権100.0%
  • 国内
    SBIファイナンシャルサービシーズ株式会社
    東京都港区
    議決権20.1%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は70億円営業利益17億円前期と比べると減収減益で、売上が-12.5%、利益が-34.6%。

売上高
-12.5%
70億円
営業利益
-34.6%
17億円
純利益
-38.9%
11億円
営業利益率
24.3%
前期比 -8.2%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高72億円70億円
営業利益18億円17億円
純利益12億円11億円
1株あたり配当¥70¥70

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は23億円、営業利益は4億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+53.3%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q194
2024年1Q15426.73
2024年2Q17423.53
2024年3Q18633.35
2024年4Q216
2025年2Q361233.38
2025年4Q441431.810
2026年2Q31825.85
2026年4Q39923.16
2027年1Q23417.42

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

直近期の営業利益率は24.3%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
株式会社ダブルスタンダード(東京都千代田区)を吸収合併
2013年3月00
株式会社LITTLE DISCOVERYを完全子会社化
2014年3月211
東京証券取引所マザーズ市場へ上場
2015年3月521
2016年3月922
合弁会社「TRANSIBLE株式会社」を設立
2017年3月1443
2018年3月2063
2019年3月2896
2020年3月37117
2021年3月44117
持分法適用関連会社である株式会社アスタースを連結子会社化
2022年3月711811
2023年3月692116
株式会社アスタースを完全子会社化
2024年3月712317
2025年3月80262632.518
2026年3月70171724.311

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高70億円のうち、営業利益として残るのは17億円24.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は11億円、売上の15.7%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金58.6%41億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金17.1%12億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益24.3%17億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
41.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+15.9pt
24.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+9.1pt
15.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+3.9pt
17.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
14.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
56.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 13期分

2026年3月期は営業CFが8億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは8億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は53億円で、売上の9.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2014年3月10011
2015年3月20022
2016年3月20529
2017年3月3−2−1110
2018年3月2−1−1110
2019年3月80−1817
2020年3月7−1−2621
2021年3月9−1−3826
2022年3月11−3−4831
2023年3月141−51542
2024年3月14−4−81045
2025年3月20−1−101953
2026年3月80−8853

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は74億円。このうち返さなくてよい自己資本が67億円で、自己資本比率は90.5%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月00047.7
2014年3月21151.7
2015年3月42259.2
2016年3月119277.1
2017年3月1611566.3
2018年3月1613378.8
2019年3月2217579.3
2020年3月2923678.9
2021年3月3528780.2
2022年3月45351079.3
2023年3月5647981.4
2024年3月66561082.8
2025年3月75641184.8
2026年3月7467790.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
53億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
64億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
7億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率605社中11位あたり、逆に低いのは売上成長率605社中565位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
17.0%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
24.3%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
90.5%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-12.5%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
5.3%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,321で、1年前と比べて-20.8%過去52週の値幅のなかでは24%の位置にある。

¥1,321-3.2%1ヶ月+6.8%1年-20.8%時価総額179億円
過去52週の値幅
安値¥1,140高値¥1,892

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)16.1倍
PER (会社予想)14.9倍
PBR2.67倍
配当利回り5.30%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

8月14日に1333円と+6.05%高、1ヶ月で10.35%上昇。25日線を約7.6%上回り、75日線も約8.7%超え。52週高値1953円からは約31.7%下だが、52週安値1140円からは約16.9%上昇し、下値切り上げの動き。出来高は8月14日に176,700株と急増し、前日比2.6倍に。RSIは75.61と過熱域に達しており、短期的な調整に注意。一方で、情報・通信業の中でもAI関連として関心が高まっている可能性がある。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERは14.5倍と業界平均29.7倍を大幅に下回り割安。PBRは2.41倍と業界平均3.44倍を下回る。配当利回りは5.80%と業界平均1.25%を大きく上回り高配当。ROEは17%と良好。ただし配当性向が92.3%と高く、内部留保の余力に疑問。利益成長が鈍化している点が懸念。

指標この会社業種平均
PER (実績)16.1倍47.9倍
PER (予想)14.9倍
PBR2.67倍2.96倍
ROE17.0%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

成長の持続性と、競合・代替技術の脅威。2026年3月期は売上高70億円(前年比−12.5%)、営業利益11億円(−39%)と大幅減益予想。強気派は高収益体質とキャッシュ創出力、配当利回り5.8%を魅力と見る。弱気派は、SMS市場の成熟化やRCS・チャットアプリへの代替リスク、売上減少傾向を重視。

プラスに働く材料7
  • 高収益ビジネス

    営業利益率32.5%、少人数で効率運営

  • 高い配当利回り

    5.8%、自社株買いもあり株主還元厚い

  • ストック収益基盤

    法人顧客の継続利用で安定した収益源

  • コスト削減策の効果顕在化通年影響

    営業利益26億円から17億円に減。削減効果で下げ止まり期待。

  • 新規顧客獲得による収益回復2026年下期影響

    売上高70億円予想。新規案件で上振れ余地。

  • 高配当利回りによる下支え継続影響

    配当利回り5.8%と高水準。株主還元が株価サポート。

  • 事業ポートフォリオ見直し次回決算発表影響

    不採算事業縮小で利益率改善。営業利益率32.5%からさらに向上。

マイナスに働く材料7
  • 売上減少トレンド

    2026年3月期売上70億円、前年比12.5%減

  • 代替技術の台頭

    RCSやチャットアプリがSMSを置き換える可能性

  • 市場成熟化

    SMS配信市場の成長が鈍化、新規需要限定的

  • 既存クライアントのIT投資減少継続影響

    売上高80億円→70億円と減少。顧客予算削減継続。

  • 業績予想の下方修正リスク決算発表後影響

    営業利益17億円予想。達成不能で株価下落。

  • 競合の低価格戦略による受注減継続影響

    システム開発競争激化。平均単価低下。

  • 人材流出による開発力低下不定影響

    ITエンジニア不足で離職率上昇。新規開発遅延。

次の決算で確かめる点
SMS送信件数
主力サービスの利用量を示す直接指標
顧客単価
大口顧客の増減や単価動向を把握
営業利益率
高収益が維持できているか確認

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり70で、前期から+16.7%いまの株価に対する利回りは5.30%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥70
1株あたり
配当利回り
5.30%
いまの株価に対して
配当性向
92.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月8253.4
2018年3月20142.452.4
2019年3月12−40.036.2
2020年3月2066.758.8
2021年3月200.057.1
2022年3月40100.057.6
2023年3月5025.052.4
2024年3月5510.048.1
2025年3月609.136.5
2026年3月7016.792.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥70

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ7,212人。区分でいちばん多いのは個人・その他60.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が30.6%を占め、残る69.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他58.859.361.766.161.460.1
事業法人19.917.019.720.920.421.4
金融機関10.910.313.28.611.19.2
外国法人7.65.72.62.75145.06.6
証券会社2.87.62.81.61.82.6
自己株式0.00.00.00.50.50.5
外国人個人0.00.10.00.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01中島 正三25.09
02SBIファイナンシャルサービシーズ株式会社20.01
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)5.55
04清水 康裕3.68
05株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.87
06STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505044 (常任代理人株式会社みずほ銀行)2.10
07本田 浩之2.05
08赤浦 徹1.77
09NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE USL NON TREATY CLIENTS ACCOUNT1.54
10大和証券株式会社0.67

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+5491%、1株純資産は13期で+863%。直近期のROEは17.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月−2
2014年3月3851139.2
2015年3月6111374.9
2016年3月6329129.663.741.0
2017年3月4216027.950.2253.4
2018年3月249527.982.452.4
2019年3月4412839.162.336.2
2020年3月5517037.036.958.8
2021年3月5520529.437.557.1
2022年3月8026034.327.057.6
2023年3月12033740.117.352.4
2024年3月12240433.015.348.1
2025年3月13247230.111.236.5
2026年3月8249417.016.792.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額124百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
福永康寛代表取締役42
中島正三取締役563,407,000
飯島学取締役53
德永博久取締役54
赤浦徹取締役58240,000
大島康則取締役(常勤監査等委員)76
松井敬一取締役(監査等委員)76
塚田和哉取締役(監査等委員)58

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)311011037
社外取締役514143

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,776字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び連結子会社)は、ビッグデータを活用した顧客企業の事業及び業務改善支援ならびにビッグデータ処理で培った「技術・知見」と企画アイディアとを融合させた新たなサービスを企画立案、導入することで、顧客の売上改善や費用削減の支援をしてまいりました。 コアコンピタンスであるビッグデータを活用した企業向けサービス事業を武器に、継続的な収益確保を実現するストックコミッションモデルを構築、実現。ユーザーから選ばれるサービス作りを企画・提供することで、ユーザーの購買活動・顧客企業の販売活動に最も大きな影響を与える「情報」について、顧客企業とユーザー間の最適化を具現化しております。なお、その他の関係会社であるSBIファイナンシャルサービシーズ株式会社との協力体制により、同社グループ及び地域金融機関等への当社サービスの提案機会が拡大しております。 企業としての持続的かつ発展的成長を実現すること、及び市場、技術の変化に先行してイノベーションを巻き起こすサービス、ソリューションを提供することを企業理念とし、既成概念にとらわれず、技術、品質、価格面でイノベーションを実現し、顧客企業の事業の一端を継続サポートできる企業としての成長を目指します。 なお、当社グループは、「WEBマーケティング事業」の単一セグメントであります。 当社グループは単一セグメントでありますが、事業内容と特徴から「ビッグデータ関連事業」と「サービス企画開発事業」の二つに分けて説明いたします。 (1)ビッグデータ関連事業 ①事業の内容 当社グループのビッグデータ関連事業では、独自性を備えたマッチング技術で「企業が保有するデータ」「統計データ」「ネット上のデータ(非著作物)」等の表記方法が異なり、かつ構成・素材の違う難易度の高いデータを低価格かつ高精度でデータ統合し、顧客の営業支援・業務削減に繋がるデータ及び顧客側で利用価値の高いコンテンツとして提供しております。 ②事業の特徴 当社グループでは、WEB上情報(非著作物)、画像、PDF情報を月間億単位で取扱います。多岐にわたる記載パターンや、誤字脱字等の情報をクレンジングし、欠落箇所を補正し最終的に結合する作業を日々実践してきました。その中から生まれた知見に基づく当社グループのアルゴリズムは、1つの項目処理に対しても万単位のプログラムを用意し、100%の精度実現に向けた対策を実践します。 (2)サービス企画開発事業 ①事業の内容 顧客企業の事業の在り方や業務プロセスを時間をかけて研究し、ビッグデータ処理で培った「情報収集技術」「加工・マッチング技術」「データクレンジング技術」を活用することで、他にはないサービスを構築します。主なものとしては、「当社が収集・加工したデータを活用したサービス企画開発」「具現化したサービス導入後の売上改善や費用削減への貢献」であります。日々顧客が必要とする監視対象サイトの情報収集とデータクレンジングなどによって完成した「オペレーション改善システム」などを提供しております。また、新しいビッグデータを活用したサービスを顧客企業保有サイトに展開し「話題性の向上」「ユーザビリティの向上」「集客力の拡大」を実現しております。 ②事業の特徴 顧客企業の事業の在り方や業務プロセスを洗い出し、関連する競合のWEBサービスとの差異、顧客あるいは取引先とのビジネスフローを詳細に分析したうえで、時間をかけながら世に無い新たなサービスとして企画立案し、導入いたします。顧客企業の研究から生まれる顧客目線のアイディアとビッグデータ処理での技術・知見を融合した、新たなサービス、顧客に必要とされるサービスを創造しております。 (注)1.ビッグデータ 通常のデータベースでは取り扱えないほど巨大なデータのこと。要素として、「データ量」「データ発 生頻度」「データの多様性」の3つが揃っていること。 2.コアコンピタンス 競合他社に真似できない核となるもの。 3.ストックコミッションモデル 継続的に収益があがるビジネス報酬モデル。 4.データクレンジング 不要データの除去。 当社グループの事業系統図は、概ね次のとおりであります。 (注)ビジネスパートナー:当社の外注先
経営方針・対処すべき課題2,191字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 日本国内においては、ブロードバンド通信環境の整備にともない、インターネットを基盤にした事業が消費者向け法人向けを問わず拡大してまいりました。また、クラウドサービスの拡大、モバイル端末の業務利用普及、ビッグデータ関連など、ITサービスの分野においては技術の開発・保有から蓄積したナレッジ・ノウハウ(※)を生かしたサービスの提供へと転換期を迎えております。また、国内労働人口の減少や少子高齢化を背景に企業の働き方改革への取り組みが進み、IT投資が拡大しております。 一方で、インターネット市場は技術革新が早く、また、市場が拡大する中でサービスも多様化しております。ビッグデータに対しては、消費者ニーズの新規開拓や競合企業間での競争に打ち勝つための新規サービス開発・提供といったことが期待されています。このような環境の中、当社グループはビッグデータを活用した顧客企業の事業及び業務改善支援ならびにビッグデータ処理で培った「技術・知見」と企画アイディアとを融合させた新たな事業企画立案サービスの提供事業を展開しております。 当社グループは、着実に成長戦略を実行していくため、以下の主要課題に取り組んでいく所存であります。 ※ナレッジ・・・企業にとって有益な知識や経験のこと。 ノウハウ・・・技術を活かすための知見のこと。 (1) 人材の確保と育成及び組織体制の強化 技術革新が続くインターネット業界において、先端領域で活躍できる人材を当社グループ内で継続的に確保していくことは、当社グループの事業成長における重要課題であります。 また、事業の多角化及び拡大に伴い、高い専門性を有する人材及び管理職の獲得が必要であるとともに、中期的には、新卒採用を含む当社グループ内における教育研修の一層の充実を図り、安定的かつ優秀な人材確保に努めていく方針であります。 (2) 顧客満足度の向上 当社グループの事業領域においては、参入障壁の低さゆえ、さまざまな事業者が参入してくることが想定されます。当社グループは、業界においてこれら競合に巻き込まれにくいポジションを確立するため、顧客企業等から信頼性向上及び業界内におけるプレゼンス強化を図っていくことが重要であるものと考えております。 このため、顧客企業等に対する最適な提案及び受注プロジェクトの着実な遂行等を行い、また、顧客に対する継続的な情報提供や主要プロジェクトにおける経営陣によるフォローアップの実施等をしていくことにより、顧客満足度の向上を図っていく方針であります。 (3) 事業領域の拡大 インターネット関連市場の拡大に伴い、顧客が求めるサービスのニーズは多様化しております。当社グループはこれら顧客に対応したサービス拡充を行っていくことが、当社グループの事業展開における一層の付加価値向上に繋がるものと考えており、当社グループの既存事業と事業シナジーを有する周辺業務については積極的に事業領域の拡大を検討していく方針であります。当該事業領域の拡大については、自社においてスキルを有する人材の採用又は他の専門性を有する事業者との提携により行っていくことを基本としておりますが、必要に応じて企業の買収等も検討していく方針であります。 (4) システムの強化について 当社グループの事業において、サービスの提供にかかるシステムの重要性は極めて高いものであり、当該システムを安定的に稼動させることが事業展開上重要であります。業務の特性上、膨大なトラフィック処理をするため、継続したサーバー機器の増設及びその負担分散等にかかる投資が必要となります。当社グループは、今後においてもシステム強化を継続していく方針であります。 (5) 内部管理体制の強化 当社グループが企業価値を向上させ、社会的信頼を持続させていくためには、内部管理体制の充実が不可欠であると考えております。そのため、財務報告にかかる内部統制システムの整備をはじめとして、必要な組織体制や仕組みを構築し、経営の公正性、透明性を確保するための体制強化に取り組む方針であります。 (6) 営業力の強化 当社グループでは、既存の取引先とビジネスパートナーとしての信頼関係を保ちながら、新サービスの開発・投入を積極的に行い、市場シェアを拡大する必要があると考えます。そのため、新規取引先の開拓に当たっては、これまで蓄積してきたノウハウを効果的に活かし、顧客のニーズに対する提案営業を強化しております。このような営業スタイルを徹底することで、顧客への提案力強化(顧客ニーズへの対応力、課題解決力の強化)、受注獲得率の向上を目指してまいります。 (7) CSRの推進 当社グループでは、当社グループが社会の一員として存続していくためには、様々なステークホルダーに対して社会的な責任を果たしていくことが必要だと考えております。社会や地域とのつながりを重視し、社会環境の整備に資する活動に取り組む等、企業価値の向上につなげる活動を積極的に推進してまいります。
事業等のリスク4,258字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項につきましては、以下のようなものがあります。 また、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項については、投資者に対する積極的な情報開示の観点から開示しております。なお、文中の将来に関する事項は、提出日現在において当社が判断したものであり、潜在的リスクや不確定要因はこれらに限られるものではありませんのでご留意ください。 (1) インターネット関連市場の動向について 当社グループは、インターネット関連分野を主たる事業対象としていることから、当該市場の拡大が当社グループの事業成長のための基本的な条件と考えております。インターネットは、日本国内においても急速に普及・拡大しており、個人ユーザーから企業ユーザー等まで幅広い利用がされております。近年においても、インターネット利用者は増加傾向にあり、ブロードバンド回線や携帯端末による利用拡大はもとより、スマートフォンによる利用が急増しております。インターネット関連技術の進歩は急速であり、インターネット上で提供されるサービス等についても進歩又は多様性が生じ、当該市場は変化が激しい状況にあります。その利用についても情報の発信及び閲覧といったものから、Eコマースやブログなどの各種サービスの提供まで幅広い利用がなされており、当該市場の拡大及び変化が消費者や企業等の活動に少なからず影響を与えているものと考えられます。 なお、今後においてもインターネット関連市場は拡大していくものと想定されておりますが、将来においてその利用方法の変化や市場拡大がどのように変化するかは不透明な要素があり、これらの動向について何らかの弊害の発生や利用等に関する新たな規制の導入、その他予期せぬ要因によって、今後の市場拡大が阻害されるような状況が生じた場合には、当社グループの事業展開、経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 また、当社グループの事業は、WEBマーケティングが中心であることから、企業等におけるインターネットの利用動向に影響を受けております。近年、企業等の事業活動におけるインターネットの重要性は増しており、インターネット関連投資やインターネットにおけるマーケティング費用等は拡大傾向にあるものと認識しております。しかしながら、企業等においてインターネットの重要性低下や、景気低迷等による企業業績の悪化から当該投資抑制等が生じた場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (2) 業界及び競合他社について 当社グループの主力事業であるビッグデータを活用したWEBマーケティング事業では、インターネット関連市場の中でも、ビッグデータ・アナリティクス市場(※)、インターネット広告市場など、関係性の深い市場の環境変化によって様々な影響を受ける可能性があります。市場規模の拡大に伴い、多数の企業参入により競争激化が予測されますが、当社グループにおいては顧客のニーズを迅速に的確に捉えたサービス提供を行い、価格競争に巻き込まれない事業展開を図っておりますが、特に大手企業の参入や全く新しい技術を持った競合他社が出現した場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ※ビッグデータ・アナリティクス市場・・・ビッグデータ市場のうち、BI(ビジネスインテリジェンス)、統計解析、数値解析、テキストマイニング、ソーシャルリスニング、レコメンドエンジン、アクセス解析、画像解析センサーデータ解析に活用されるソフトウェアもしくはSaaS、それらのインテグレーション(ハードウェアを除く)、解析サービス及びコンサルティングといった人的サービスを対象とした市場。(矢野経済研究所調べ) (3) 拡大する事業について ① 開発委託先の確保及び管理について 当社グループは、自社が保有しない技術の補完、システム開発に伴う自社人員の不足補充及び業務量変動に対する機動的対応等において外部委託による対応を行っております。当社グループの必要とするスキルを持った開発委託先の確保が十分にできない場合には、当社グループのシステム開発において制約要因となる可能性があります。また、今後の業務遂行において、当社グループの委託先管理の不備や委託先における何らかの問題等に起因して、開発遅延又は不具合等が発生した場合には、当社グループの信頼性低下等により当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ② 開発案件の採算性確保について 当社グループは、開発案件の採算性等に十分留意しつつ開発を行っておりますが、業務の性質上、トラブルの発生や開発後における仕様変更への対応等により、当初の見積り以上の作業工数が必要となる場合があり、想定以上の費用負担により開発案件の採算性が悪化し、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (4) 事業体制について ① 特定人物への依存について 当社取締役である中島正三は、インターネット関連業界にかかる経験及び人脈を有しており、当社グループの新規顧客の獲得、新サービスの提案などの事業運営及び事業チームの統率において極めて重要な役割を果たしております。当社グループでは過度に同氏へ依存することのないよう、経営管理体制を整備し、各業務においてはノウハウの移転と分業体制の整備に努めています。しかしながら、何らかの理由により同氏が当社グループの業務を継続することが困難となった場合には、当社グループの事業推進等に影響を与える可能性があります。 ② 人材の確保及び育成について 当社グループでは、今後も事業を拡大していくうえで、必要な人材を確保することが重要な課題となっており、人材の確保、育成に努めております。しかしながら、優秀な人材の確保が当社グループの計画とおり進まなかった場合には、事業拡大の制約要因や競争力低下の要因になる可能性があり、当社グループの事業展開及び業績に影響を与える可能性があります。 ③ 小規模組織であることについて 2026年3月31日現在、当社グループの連結従業員数は137名と小規模組織であるため、社内体制も組織規模に応じたものになっております。事業の拡大にあわせ、今後も引き続き積極的に人員の増強、内部管理体制の一層の充実を図る方針ですが、人材の獲得及び管理体制の強化が順調に進まなかった場合には、適切かつ十分な組織的対応ができず、業務に影響を与える可能性があります。 ④ 社歴が浅いことについて 当社グループは2012年6月に設立された社歴の浅い会社であり、また、主要事業のビッグデータ事業の開始時期についても、2013年1月と業歴が浅いことから過年度の業績及び財政状態だけでは、今後の当社グループの業績や成長性を判断する材料としては不十分な面があります。 ⑤ 知的財産権について 当社グループは、第三者が保有する知的財産権を侵害しないように留意しつつ事業を展開しており、現時点までにおいて、第三者より知的財産権の侵害に関する指摘等を受けた事実はありません。当社グループは、ウェブサイトやデジタルコンテンツの制作等について、第三者の商標権や著作権等の知的財産権への抵触の有無について必要と考えられる調査を実施しておりますが、当該侵害のリスクを完全に排除することは極めて困難であると考えられます。当社グループにおいて、第三者が保有する知的財産権の侵害が生じた場合には、当該第三者より使用差止及び損害賠償等の訴えを起こされる可能性や知的財産権の使用にかかる対価等の支払い等が発生する可能性があり、そうした場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (5) 特定の販売先への依存について 当社グループの売上高のうち、売上高上位2社に対する売上が69.9%(第14期連結会計年度)を占めております。主要取引先1社との取引が概ね終了した影響により、特定の販売先1社への依存度が特に高くなっておりますが、当該販売先は当社のその他の関係会社の子会社であり、良好な関係を維持しております。今後も新規販売先の開拓及び拡販を実施し、特定の販売先への依存度を低下させる方針であります。 しかしながら、当面は特定の販売先への依存が高い水準で推移することが考えられ、この間に特定の販売先からの受注が減少した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (6) その他 ① 訴訟に関するリスクについて 当社グループは、これまでに事業に関した訴訟は発生しておりません。しかしながら、訴訟が発生する原因は想定できない様々な要素があります。したがって、将来において訴訟が発生する可能性は否定できず、その場合には訴訟内容や賠償金額によって、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ② 配当政策について 当社グループは、株主に対する利益還元は重要な経営課題であると認識しており、今後におきましては、内部留保による財務体質の強化を図りつつ、業績及び財政状態の推移をみながら、利益配当を行っていく方針であります。しかしながら、当社グループの事業が計画どおり推移しない場合など、当社グループの業績が悪化した場合には、配当の実施を行えない可能性があります。 ③ 内部管理体制について 当社グループは、企業価値の継続的な増大を図るにはコーポレート・ガバナンスが有効に機能することが不可欠であると認識しております。業務の適正性及び財務報告の信頼性の確保、さらに健全な倫理観に基づく法令遵守を徹底してまいりますが、事業の急速な拡大により、十分な内部管理体制の構築が追いつかないという状況が生じる場合には、適切な業務運営が困難となり、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ④ 自然災害に関わるリスクについて 地震や台風等の自然災害により、当社の主要な設備等が損害を被った場合、または従業員が被害を受けた場合は、サービスの提供に影響を与える可能性があります。また、損害を被った設備等の修復及び被害を受けた従業員に対する補償等の費用が発生し、当社グループの業績や財政状態に影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)3,325字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態の状況 (流動資産) 流動資産につきましては、前連結会計年度末より17百万円減少し6,385百万円となりました。これは主に、前払費用が127百万円増加した一方、売掛金が167百万円減少したことによるものであります。 (固定資産) 固定資産につきましては、前連結会計年度末より125百万円減少し997百万円となりました。これは主に、建物が58百万円、のれんが33百万円、それぞれ減少したことによるものであります。 (流動負債) 流動負債につきましては、前連結会計年度末より446百万円減少し649百万円となりました。これは主に、買掛金が19百万円増加した一方、未払法人税等が385百万円、未払消費税等が40百万円、それぞれ減少したことによるものであります。 (固定負債) 固定負債につきましては、前連結会計年度末より6百万円増加し54百万円となりました。これは主に、役員退職慰労引当金が5百万円増加したことによるものであります。 (純資産) 純資産につきましては、前連結会計年度末より296百万円増加し6,679百万円となりました。これは主に、剰余金の配当が810百万円があった一方、親会社株主に帰属する当期純利益を1,107百万円を計上したことによるものであります ② 経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、個人消費やサービス需要の回復を背景に、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、原油価格の高騰や中東情勢の緊迫化、為替変動の影響等により、景気の一部に足踏みの動きも見られ、先行きは不透明な状況が続いております。 当社グループの事業領域である情報サービス業界におきましては、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進を背景として、情報セキュリティ対策やITインフラ整備、業務効率化・省人化投資への需要は引き続き底堅く推移いたしました。また、ソフトウェア投資を中心とした設備投資も堅調に推移しており、情報通信分野は企業向けサービス需要に支えられ、総じて堅調に推移いたしました。 このような経営環境のもと、当社グループにおきましては、既存顧客へのサービス提供の高度化および新規顧客の開拓に取り組むとともに、次期以降の成長を見据えた新サービスの開発および営業活動を推進してまいりました。一方で、一部案件は継続したものの、2025年3月期をもって主要取引先との取引が概ね終了したことに伴い、当連結会計年度における売上高および各段階利益は前年同期を下回る結果となりました。当社グループでは、当該影響を踏まえ、顧客ポートフォリオの見直しを進めるとともに、新規顧客の獲得および収益基盤の再構築に注力しており、中長期的な成長に向けた体制整備を推進しております。 この結果、当連結会計年度は売上高7,010百万円(前年同期比12.4%減)、営業利益1,721百万円(同33.9%減)、経常利益1,692百万円(同35.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益1,107百万円(同37.9%減)となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末より59百万円減少し、5,286百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によって得られた資金は775百万円となりました。これは主に、法人税等の支払額876百万円がありましたが、税金等調整前当期純利益1,624百万円などによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動に使用された資金は23百万円となりました。これは主に、無形固定資産の取得による支出25百万円などによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動に使用された資金は811百万円となりました。これは、親会社による配当金の支払額811百万円によるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の状況 a. 生産実績、仕入実績及び受注実績 当社グループは、ビッグデータを活用した顧客企業の事業及び業務改善支援ならびにビッグデータ処理で培った「技術・知見」と企画アイディアとを融合させた新たなサービスの企画立案サービスを事業としており、生産、仕入および受注の状況は記載しておりません。 b. 販売実績 当社グループは、単一セグメントであるため、セグメントごとの販売実績の記載を省略しております。なお、最近2連結会計年度の主要相手先別の販売実績、当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) 大和リビング(株)グループ(注)2   3,484,673   43.5   1,513,527   21.6 (株)SBI証券グループ(注)3   2,566,175   32.1   3,387,860   48.3 (注) 1.総販売実績の10%を下回っている場合には、記載を省略しております。 2.大和リビング(株)及びその関係会社への売上高を集約して記載しております。 3.(株)SBI証券及びその関係会社への売上高を集約して記載しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額および開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用している重要な会計方針は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営成績の分析 当連結会計年度は、主要顧客との取引が一部は継続したものの概ね終了となった影響を受け減収減益となりました。しかしながら、顧客からの直接問い合わせによる商談件数の増加や金融機関等からの案件紹介による商談件数の増加が前年に引き続き順調に拡大し、取引先件数を大幅に増加させることができました。それらの顧客以外にも、既存顧客へのアップセル・クロスセル活動に尽力し、主力サービスを中心に順調な受注の増加が見られました。これらの営業活動により、特定取引先への依存度の解消を目指すとともに、次の主要取引先となり得る顧客の獲得を目指しており、今後も本取組みは継続していく方針であります。 その結果、当連結会計年度は売上高7,010百万円(前年同期比12.4%減)、営業利益1,721百万円(同33.9%減)、経常利益1,692百万円(同35.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益1,107百万円(同37.9%減)となりました。 資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループは、運転資金及び投資資金は自己資本で賄う方針としており、十分な手元流動性を有しております。運転資金需要の主なものは、業務委託先への外注費支払や従業員への給与支払い等であります。投資目的需要の主なものは、社内システム構築にかかるソフトウェア取得等であります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

IR資料の開示履歴 (TDnet)

TDnetのPDFは掲載後約1ヶ月で削除されるため、古い開示はタイトルのみの記録です。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。