概要
ミラティブは、ライブ配信プラットフォーム「Mirrativ」を開発・運営する情報・通信企業である。2018年に株式会社ディー・エヌ・エーから同事業を吸収分割で承継し、2025年12月に東京証券取引所グロース市場に上場した。2025年12月期の連結売上高は72億円、営業利益3億円、当期純利益7億円を見込む。累計配信者数は580万人を超え、アクティブユーザーの約3割が配信者という特徴を持つ。ゲーム実況やエンターテイメント配信に強みを持ち、ユーザー間の相互ギフト率は75.8%に達する。
アプリ課金収入が売上94%を占める収益構造
ミラティブの収益は、Mirrativアプリ内の課金収入が中心である。2025年12月期の連結売上高72億円のうち、アプリ課金収入が94.0%を占め、その内訳はエモモ・ランキング関連が70.2%、ライブゲーミング関連が23.8%である。ユーザーはApp StoreやGoogle Play、WebサイトでMirrativコインを購入し、ギフトやガチャ、ライブゲーム内で消費する。配信者への現金報酬は原価として計上される。また、ユーザー間の相互ギフト率は75.8%に達し、コインがコミュニティ内で循環する構造が収益の安定性に寄与している。広告収入は売上全体の5.0%と補完的な位置づけである。赤字が続いた2021年から2023年を経て、コスト効率化と課金収入の拡大により2025年12月期に黒字転換を達成した。
累計配信者数580万人、アクティブユーザーの3割が配信者
2025年12月末時点で、Mirrativの累計配信者数は580万人を超える。月次平均のアクティブユーザー数に占める配信者の割合は30.3%で、配信者数は11万人超である。1日あたり平均配信時間は93分、平均視聴時間は101.6分と高いエンゲージメントを示す。配信者同士の相互視聴割合は60.8%で、視聴者と配信者の垣根が低い。ゲーム配信が配信数の約74.5%を占め、ゲーム実況を中心にコミュニティが形成されている。他のプラットフォームと異なり、アマチュア配信者が主体である点が特徴である。高い相互ギフト率(75.8%)がコインの再循環を促し、収益基盤を支えている。
顔出し不要の3Dアバター「エモモ」が配信のハードルを下げる
「エモモ」はMirrativ内で使用できる3Dアバターである。配信者は自分の声に反応して動くアバターを通じ、顔を出さずに感情を表現できる。視聴者も自身のエモモを作成し、コメントと共に配信画面に表示できる。複数のアバターを一画面に表示するコラボ配信も可能で、コミュニケーションの幅を広げている。エモモの衣装やアクセサリーは、配信者や視聴者へのギフトとしてガチャで入手される。エモモ関連の課金は売上の70.2%を占め、中核的な収益源である。ランキングイベントと連動してユーザーの消費意欲を刺激しており、IPコラボアイテムも定期的に投入される。
子会社アイブレイドと関連会社キャスコードでプラットフォーム外の配信者を支援
ミラティブは自社プラットフォーム「Mirrativ」だけでなく、外部の配信者にもサービスを展開している。2024年10月に完全子会社化した株式会社アイブレイドは、個人VTuber向けのマーケティングプラットフォーム「ぶいきゃす」や音楽イベント「Rock on Ⅴ」を運営する。2025年2月に持分法適用関連会社化した株式会社キャスコードは、配信支援ツール「CastCraft」を提供し、そのユーザーにMirrativで培ったアセットやノウハウを提供する。これにより、VTuberなど他プラットフォームで活動する配信者にも収益機会を拡大する戦略を取っている。両社の連結業績はミラティブ全体の一部として統合される。
業界の中での役割はライブ配信プラットフォーム事業者(ゲーム配信に特化)。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
01一般消費者向けライブ配信市場主力
ライブ配信アプリ「Mirrativ」を提供し、ユーザー間のコミュニケーションを促進。特にゲーム配信に注力し、顔出し不要のアバター機能や視聴者参加型のライブゲーミングなど独自機能で差別化。ユーザーからの課金(ギフト購入)と広告収入が収益源。
日本最大級のゲーム配信プラットフォーム
- Mirrativ(ライブ配信アプリ)
- スマートフォンで簡単にライブ配信できるアプリ。ゲーム配信に特化し、アバター「エモモ」で顔出し不要。コメントやギフト機能で視聴者と交流できる。
- エモモ(3Dアバター機能)
- 配信者・視聴者が利用できる3Dアバター。配信者の声に反応して動き、感情表現を豊かにする。有料アイテムでカスタマイズ可能。
- ランキング
- ユーザーやライブ配信を指標で順位付けするイベント。プラットフォームの活性化を促す。
- ライブゲーミング
- ライブ配信中に配信者と視聴者が一緒に遊べるインタラクティブなゲーム機能。2025年12月末時点で12タイトルを運営。
02企業向け広告・プロモーション市場準主力
ゲーム会社を中心とした企業向けに、プラットフォーム上の広告掲載や、配信者を活用したプロモーション支援を提供。ユーザーエンゲージメントの高い配信環境を活用し、効果的なマーケティングを実現。
- 広告・プロモーション支援
- ゲーム会社などに対し、タイアップ広告や配信キャンペーンを企画・実施。配信者を媒介したプロモーションを提供。
03ストリーマー支援市場副次
個人VTuber向けインフルエンサーマーケティングプラットフォーム「ぶいきゃす」の運営や、音楽イベントの開催、配信支援ツール「CastCraft」の提供など、配信者の活動を支援する事業。
- ぶいきゃす
- 個人VTuberと企業を結びつけるインフルエンサーマーケティングプラットフォーム。
- CastCraft
- 配信支援ツール。ミラティブで培ったノウハウを活かし、配信を盛り上げるコンテンツや収益機会を提供。
製品と技術
ライブ配信プラットフォーム「Mirrativ」の仕組み
「Mirrativ」はスマートフォン専用のライブ配信アプリである。配信者はスマートフォンの画面をミラーリングしてゲーム実況を行い、3Dアバター「エモモ」を通じて顔出しせずに配信できる。視聴者はコメントやギフト(エフェクト効果を表示するデジタルコンテンツ)を送信できる。ギフトの購入にはMirrativコインが必要で、App StoreやGoogle Playで購入する。配信者は「ミラティブスターズ制度」により現金報酬を受け取ることが可能で、これが配信のインセンティブとなっている。2025年12月期の1日平均配信時間は93分、視聴時間は101.6分と高いユーザーエンゲージメントを示す。ゲーム配信が配信数の約74.5%を占め、ゲーム実況が中心的コンテンツである。
エモモに基づくアバター経済とランキングイベント
エモモはMirrativの核となるアバター機能で、配信者と視聴者の両方が利用できる。配信者は自分の声に合わせて動くアバターで感情を伝え、視聴者も自身のアバターを表示して配信に参加する。エモモの衣装やアクセサリーはガチャ形式で入手され、これが主要な課金ポイント(売上70.2%)となっている。ランキングイベントでは、ユーザーのコイン消費量などに基づいて順位が付けられ、上位を目指す競争が消費を促進する。相互ギフト率75.8%が示すように、コミュニティ内でのギフトのやり取りが活発で、配信者と視聴者の間でコインが循環する。2025年12月期には、サービス10周年記念のポップアップストアも東京・神戸で開催された。
参加型ゲーム体験「ライブゲーミング」
ライブゲーミングは、配信者がプレイするゲームに視聴者がリアルタイムで介入できる機能である。2025年12月末時点で12本のタイトルが運営されており、開発コストは平均約29百万円と従来のスマホゲーム(平均4.92億円)に比べて格段に低い。一部のタイトルはAPIを開放し、サードパーティによる開発も受け入れている。ライブゲーミングの収益は売上の23.8%を占め、配信とゲームの融合による新たなエンターテイメント体験を提供する。この機能により、視聴者は単なる観客ではなく、ゲームプレイに参加する能動的な存在となる。2024年12月期から2025年12月期にかけて、タイトル数と課金収入は増加傾向にある。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 一般消費者向けライブ配信市場日本最大級のゲーム配信プラットフォーム
有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
ライブ配信特化、若年層向けニッチ首位
ミラティブはスマートフォン向けライブ配信プラットフォームを主力とし、特にゲーム実況やエンタメ分野で若年層に強い支持を得ている。競合のCocoliveやLis Bも同様にライブ配信関連事業を手がけるが、ミラティブは独自のコミュニティ形成とクリエイター支援で差別化を図る。一方で収益規模は54億円(2023年12月期)と小さく、営業損益は非公開だが、2025年12月期には営業利益率4.17%と黒字化計画である。業界内ではニッチトップだが、大手プラットフォームとの競争激化が課題。
強み
- 10~20代のユーザー比率が高く、ゲーム実況・エンタメ領域で独自のコミュニティを確立。
- 収益化ツールやファンメッセージ機能など、配信者の収入向上を支援する仕組みを提供。
- アプリ内での交流機能やイベント開催により、継続的な利用習慣を形成。
- ライブ配信市場は拡大傾向にあり、特にモバイル分野での需要増が追い風。
課題
- 売上高54億円と小規模で、競合のCocoliveなどと比較しても劣後。スケールメリットが課題。
- 広告・課金に依存し、サブスクリプションやデータ販売など他の収益源が乏しい。
- YouTubeやTwitchなど大手のライブ配信機能に対抗するための明確な差別化が必要。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がミラティブ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで4番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4356応用技術 | 94億円 | 12.0倍 |
| 2 | 5582グリッド | 93億円 | 29.8倍 |
| 3 | 2332クエスト | 93億円 | 11.1倍 |
| 4 | 472Aミラティブ | 92億円 | 9.1倍 |
| 5 | 153Aカウリス | 92億円 | 29.6倍 |
| 6 | 5588ファーストアカウンティング | 92億円 | 40.2倍 |
| 7 | 3991ウォンテッドリー | 92億円 | 10.9倍 |
| 8 | 4374ROBOT PAYMENT | 92億円 | 15.8倍 |
| 9 | 9445フォーバルテレコム | 90億円 | 9.1倍 |
| 10 | 4011ヘッドウォータース | 90億円 | — |
| 11 | 4262ニフティライフスタイル | 89億円 | 11.4倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 17件
DeNAからMirrativ事業を承継した2018年
2015年8月、株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)がスマートフォン向けライブ配信アプリ「Mirrativ」をリリース。その後、同事業を分社化するため、2018年2月に株式会社エモモ(現ミラティブ)を東京都世田谷区に設立。同年3月、吸収分割によりDeNAからMirrativ事業を承継し、ライブ配信プラットフォーム事業を開始した。同年4月には本社を渋谷区に移転し、事業基盤を整えた。この時点から、顔出し不要の配信体験を売りにした独自のサービス展開が始まった。
3Dアバター「エモモ」の投入とサービス拡大(2018-2019年)
2018年9月、ミラティブは3Dアバター機能「エモモ」を提供開始。これにより配信者は顔出しせずに感情表現が可能となり、配信のハードルが低下した。同年10月にはギフトやアイテムガチャを贈り合える機能を追加し、収益化の基盤を構築。2019年1月には累計配信者数が100万人を突破。同年5月にはカラオケ配信機能「エモカラ」を開始し、多様なコンテンツを提供。同年7月には本社を目黒区に移転し、現在の所在地となった。この時期に、コミュニティ型のライブ配信プラットフォームとしての基盤が固まった。
ライブゲーム機能の投入(2020-2022年)
2020年8月、ミラティブは配信者と視聴者が一緒に遊べるライブゲーム「エモモRUN」をリリース。続いて2021年2月に「エモモバトルドロップ」、2022年4月に「エモランあーるぴーじー」など複数のタイトルを投入した。これらのゲームは配信中に視聴者が参加できるインタラクティブなもので、既存のスマホゲームと比較して開発コストが低く(平均29百万円)、多様なユーザー嗜好に対応できる。ライブゲームは徐々に収益の柱に成長し、2025年12月期には売上の23.8%を占めるに至った。
配信者500万人達成と子会社化(2023-2024年)
2023年11月、累計配信者数が500万人を突破。同年12月にはライブゲーム「スラポンコロシアム」を追加。2024年10月には、VTuber向けソリューションを手掛ける合同会社アイブレイド(後に株式会社化)を完全子会社化。アイブレイドは個人VTuber向けプラットフォーム「ぶいきゃす」や音楽イベント「Rock on Ⅴ」を運営しており、Mirrativ外の配信者との連携を強化する狙いがある。これにより、ミラティブグループは自社プラットフォームの枠を超えた事業展開を開始した。
上場前の組織再編と関連会社化(2025年)
2025年2月、ミラティブは配信支援ツール「CastCraft」を提供する株式会社キャスコードの株式を取得し、持分法適用関連会社化。これにより、Mirrativで培ったノウハウを他プラットフォームの配信者にも提供できる体制を整えた。同年12月、東京証券取引所グロース市場に株式を上場。上場に伴い、新株式発行により資本金と資本剰余金がそれぞれ465百万円増加し、資金調達を行った。上場後も、ライブゲームへの投資やグループ企業の拡大を継続する方針である。
赤字からの黒字転換と成長軌道
ミラティブは2021年12月期に売上高32億円で当期純損失1億円、2022年12月期は売上高43億円で16億円の損失、2023年12月期は売上高54億円で12億円の損失と赤字が続いた。しかし、課金収入の拡大とコスト効率化により、2025年12月期は売上高72億円、営業利益3億円、当期純利益7億円を見込み、黒字転換を達成すると予想される。売上高は2021年から2025年にかけて約2.25倍に成長しており、特にライブゲームとエモモ関連の課金が牽引役となった。上場後も成長投資を継続する方針である。
年表17件を開く
2010年代
- 2015年8月㈱ディー・エヌ・エーがライブ配信プラットフォーム「Mirrativ」のアプリをリリース
- 2018年2月東京都世田谷区に「㈱エモモ(現 当社)」を設立
- 2018年3月吸収分割により㈱ディー・エヌ・エーの「Mirrativ事業」を承継し、ライブ配信プラットフォーム「Mirrativ」事業を開始(以下、ミラティブ事業という)
- 2018年4月本社を東京都渋谷区に移転
- 2018年9月「Mirrativ」アプリ上で使用可能な3Dアバター「エモモ」を提供開始
- 2018年10月ギフトやアイテムガチャを贈り合えるサービス提供開始
- 2019年1月累計配信者数が100万人突破
- 2019年5月ユーザーが作成した3Dアバター「エモモ」を利用して、顔出しをせずにカラオケ配信ができる機能「エモカラ」のサービス提供開始
- 2019年7月本社を東京都目黒区に移転
2020年代
- 2020年8月ライブゲーム「エモモRUN」のサービス提供開始
- 2021年2月ライブゲーム「エモモバトルドロップ」のサービス開始
- 2022年4月ライブゲーム「エモランあーるぴーじー」及びその他ライブゲームサービスの提供開始
- 2023年11月累計配信者数が500万人突破
- 2023年12月ライブゲーム「スラポンコロシアム」のサービス提供開始
- 2024年10月M&AMirrativアプリで培ったノウハウ・コンテンツ・アセットを活用し、他プラットフォームで活躍する個人VTuber等の配信者に向けたソリューション提供を行うことを目的に、合同会社アイブレイド(現 ㈱アイブレイド)を完全子会社化
- 2025年2月Mirrativアプリで培ったノウハウ・コンテンツ・アセットを活用し、他プラットフォームで活躍する個人VTuber等の配信者に向けたソリューション提供を行うことを目的に、㈱キャスコードの株式を取得し持分法適用関連会社化
- 2025年12月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
ライブゲーミングへの投資と開発
ゲームとゲーム実況を融合した「ライブゲーミング」への投資・開発を進め、新たなライブゲームの研究開発やパブリッシャーによるゲーム導入、プラットフォームのオープン化等を通じて、視聴者が配信者と一緒にゲームする新しい体験を提供する。
- 02
サービスの差別化と競合優位性の確立
アマチュア中心のコミュニティとして、有償コイン消費ユーザー数とARPPUの拡大を重視。特にロイヤルユーザー(月額課金10,001円以上)の増加とARPLUの上昇を目指す。独自のコスト構造を活かし、デジタルコンテンツに投資することで配信の盛り上がりを促進する。
- 03
コスト効率化による収益性改善
決済手数料率の低減のため、Web決済比率向上を目的にMirrativエポスカードやPayPay等の決済手段を拡充。固定費性の高いサーバーコストや人件費も売上増加に伴い比率低減を図る。
- 04
Mirrativ外の配信者へのサービス展開
Mirrativで培った知見を活かし、VTuber等の外部プラットフォームの配信者向けに配信支援ツール「CastCraft」等を提供。必要に応じて事業提携やM&Aを検討し、サービスを横展開する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社2社(国内 2 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。
- 国内㈱アイブレイド東京都板橋区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱キャスコード東京都世田谷区 · 持分法適用会社議決権39.8%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は72億円、営業利益は3億円。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 84億円 | 72億円 |
| 営業利益 | 11億円 | 3億円 |
| 純利益 | 10億円 | 7億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
業績の推移
有価証券報告書 5期分
2021年12月期からの5期で、売上は32億円から72億円へ2.3倍に増えた。直近期の営業利益率は4.2%。売上は3期、純利益は2期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年12月 | 32 | — | −1 | — | −1 |
| 2022年12月 | 43 | — | −16 | — | −16 |
| 2023年12月 | 54 | — | −12 | — | −12 |
| Mirrativアプリで培ったノウハウ・コンテンツ・アセットを活用し、他プラットフォームで活躍する個人VTuber等の配信者に向けたソリューション提供を行うことを目的に、合同会社アイブレイド(現 ㈱アイブレイド)を完全子会社化 | |||||
| 2024年12月 | — | — | — | — | — |
| 東京証券取引所グロース市場に株式を上場 | |||||
| 2025年12月 | 72 | 3 | 3 | 4.2 | 7 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高72億円のうち、営業利益として残るのは3億円で4.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は7億円、売上の9.7%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金68.1%49億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金26.4%19億円
- その他の費用持分法損益などの調整1.4%1億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.2%3億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 2期分
2025年12月期は営業CFが3億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは0億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は34億円で、売上の5.7ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年12月 | −11 | 0 | 6 | −11 | 31 |
| 2025年12月 | 3 | −3 | 7 | 0 | 34 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 5期分
2025年12月期の総資産は52億円。このうち返さなくてよい自己資本が35億円で、自己資本比率は67.7%(業種中央値63.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2021年12月 | 31 | 26 | 5 | 84.8 |
| 2022年12月 | 42 | 33 | 9 | 77.5 |
| 2023年12月 | 37 | 21 | 16 | 57.9 |
| 2024年12月 | 35 | 19 | 17 | 53.0 |
| 2025年12月 | 52 | 35 | 17 | 67.7 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で605社中60位あたり、逆に低いのは営業利益率で605社中450位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥543で、1年前と比べて-23.0%。過去52週の値幅のなかでは43%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 9.1倍 |
| PER (会社予想) | 9.5倍 |
| PBR | 2.44倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近は7月中旬に上昇後、8月に調整が入りました。8月17日には532円、18日には519円まで下落し、19日には500円の安値を付けましたが、20日には507円、21日には543円と急反発しています。1日で+7.1%上昇し、25日移動平均線(544.52円)に接近しています。52週高値758円からは28%下落、52週安値378円からは44%上昇の位置にあります。出来高は上昇時に増加しており、底値圏からの反発局面と見られます。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)。
PERは11.7倍と同業平均の29.7倍を大きく下回り、PBRも2.46倍と平均3.44倍より低いです。ROEは27.3%と非常に高く、2025年12月期には営業黒字に転換する見込みです。配当はありませんが、収益力の高さと成長期待から割安と判断します。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 9.1倍 | 47.9倍 |
| PER (予想) | 9.5倍 | — |
| PBR | 2.44倍 | 2.96倍 |
| ROE | 27.3% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
2025年12月期の黒字転換が市場の注目点。売上高は成長を続けるが、ユーザー獲得コストや配信者への報酬が収益を圧迫。競合の台頭や既存プラットフォームとの差別化が課題。黒字化の持続性とユーザー課金の伸びが強気・弱気の分かれ目。
- 黒字転換の期待
2025年12月期に営業利益3億円・純利益7億円の見通し
- ゲーム配信需要の拡大
eスポーツ市場成長に伴いプラットフォーム価値向上
- Mildomの独自性
ゲーム実況に特化し競合と差別化されたコミュニティ
- 収益化率向上で営業利益率10%達成2027年上期影響強
課金ユーザー比率上昇で営業利益7億円(現状比+4億円)
- 大手ゲーム会社との独占配信契約2026年Q2影響中
独占配信で年間売上高5億円、営業利益1億円追加
- AI活用で運営費削減2026年下期影響弱
AIモデレーション導入で人件費年間0.5億円削減
- 東南アジア進出で新規市場開拓2028年〜2029年影響弱
初期投資先行、営業利益貢献は遅れる
- 収益化への不確実性
過去2期連続の最終赤字でビジネスモデル検証段階
- 競合との競争激化
YouTube、Twitch等強力な競合がひしめく市場
- ユーザー課金の伸び悩み
課金ユーザー数やARPUの動向に不透明感
- 広告宣伝費増加で利益率低下継続影響強
CPA上昇で販管費売上比5%増、営業利益3億円押下げ
- App Store手数料変更で収益減少不定影響中
Apple手数料15%→30%で年間売上高2億円減
- 大手SNSのゲーム配信機能強化2026年下期影響中
競合激化でMAU成長鈍化、売上高成長率半減
- 個人情報保護法改正で広告収益悪化2027年Q1影響弱
ターゲティング制限でeCPM▲20%、広告売上1億円減
- 売上高
- プラットフォーム成長の規模を示す基本指標
- 営業利益率
- 黒字化達成と収益性改善の進捗を確認
- MAU(月間アクティブユーザー)
- ユーザー基盤の拡大トレンドを測る
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ6,625人。区分でいちばん多いのは個人・その他で68.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が19.1%を占め、残る80.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。比較できる過去の期がまだ揃っていないため、直近期の構成のみを載せています。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2025年12月% |
|---|---|
| 個人・その他 | 68.1 |
| 金融機関 | 14.3 |
| 外国法人 | 11.2 |
| 事業法人 | 4.8 |
| 証券会社 | 1.6 |
| 外国人個人 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 赤川隼一 | 14.73 |
| 02 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 12.56 |
| 03 | グロービス5号ファンド投資事業有限責任組合 | 10.52 |
| 04 | ANRI3号投資事業有限責任組合 | 6.24 |
| 05 | テクノロジーベンチャーズ4号投資事業有限責任組合 | 5.35 |
| 06 | Globis Fund Ⅴ,L.P.(常任代理人 グロービス・キャピタルパートナーズ株式会社) | 4.49 |
| 07 | YJ3号投資事業組合 | 4.13 |
| 08 | NOMURA PB NOMINEES LIMITED OMNIBUS-MARGIN (CASHPB)(常任代理人 野村證券株式会社) | 2.42 |
| 09 | ジャフコSV5共有投資事業有限責任組合 | 2.34 |
| 10 | グローバル・ブレイン7号投資事業有限責任組合 | 1.93 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-07-21伊藤忠テクノロジーベンチャーズ株式会社新規の大量保有報告3.34%-2.01pt
- 2026-07-09片山 晃新規の大量保有報告14.27%
- 2026-07-08ANRI株式会社新規の大量保有報告0.00%-6.24pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 4期分
1株利益は4期で+121%。直近期のROEは27.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 |
|---|---|
| 2021年12月 | −226 |
| 2022年12月 | −6,013 |
| 2023年12月 | −81 |
| 2025年12月 | 47 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
経営陣
7名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/12期の役員報酬は総額48百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 赤川隼一 | 代表取締役 最高経営責任者 | 43 | 2,493,100 |
| 須山敏彦 | 取締役 最高財務責任者 コーポレート本部長 | 41 | 2,500 |
| 青木耕平 | 取締役 | 54 | — |
| 鈴木信裕 | 常勤監査役 | 51 | — |
| 秋元芳央 | 監査役 | 53 | — |
| 内藤陽子 | 監査役 | 47 | — |
| 宇佐美進典 | 取締役 | 53 | — |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 2 | 35 | 35 | 18 |
| 社外取締役 | 4 | 13 | 13 | 3 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容6,579字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題6,563字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク13,647字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,916字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
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