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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

フォーバルテレコム

FORVALTELECOM,INC.9445 · Standard · 情報・通信業

通信サービスを自社ブランドで一括提供し、卸売とビリングを担う事業体。

概要

フォーバルテレコムは、1995年4月に国際電話サービス「fitコール」で創業した法人向け通信サービス企業である。東証グロース市場に上場するフォーバルグループ傘下で、中小企業向けに固定電話・携帯・インターネット回線の代理店販売とコンサルティングを行う。2026年3月期の連結売上高は239億円、従業員197名。

通信、電力、コンサルティングの3セグメント構成

当社グループは「IP & Mobileソリューション・ビジネス」「ユーティリティ・ビジネス」「コンサルティング・ビジネス」の3つの報告セグメントで構成される。2026年3月期のセグメント別売上高は、IP & Mobileが93億77百万円(前期比11.0%減)、ユーティリティが108億51百万円(同0.2%増)、コンサルティングが37億43百万円(同1.1%増)である。セグメント利益は順に10億77百万円、11億79百万円、2億77百万円であり、全社の営業利益は12億38百万円に達した。IP & Mobileは個人向けISPの減少により減収となったが、ユーティリティは契約件数の伸びで増益を確保した。コンサルティングは保険とクラウドサービスの伸長によりセグメント利益が81.8%増加した。

ビリングプロバイダーを核とするビジネスモデル

当社グループは自社で構築した顧客データベースと課金・請求システムを活用し、通信サービスの利用代金を一括請求・回収する「ビリングプロバイダー」としての機能を持つ。自社保有の通信設備は一部に限られ、NTTやソフトバンクなどの電気通信事業者から回線を仕入れ、自社ブランド「fitコール」で再販する。このプラットフォームにより、顧客は複数の通信サービスを一本化して利用でき、当社は仕入先から見れば大口ユーザーとしての位置づけとなる。課金・請求システムを共有することで、新サービスの追加が効率的に行える点が競争力の源泉である。

フォーバルグループにおける役割と子会社

当社は株式会社フォーバル(東証グロース市場上場)の連結子会社であり、同グループの中核企業として情報通信分野を担う。グループの経営理念は「For Social Value」に基づき、社会価値の創出を目指す。連結子会社として、保険販売を手掛ける株式会社保険ステーション、システム開発・セキュリティサービスのタクトシステム株式会社を有する。過去にはBBコミュニケーションズやトライ・エックスなどを子会社化したが、BBコミュニケーションズは2008年に売却、トライ・エックスは現在グループ外となっている。グループ全体で中小企業向けの総合サービスを提供する体制を敷く。

DXとGXへの経営課題への取り組み

当社は2021年8月に経済産業省の「DX認定制度」の認定を取得し、社長直轄のデジタルソリューション室(2026年4月にデジタルソリューション推進部へ改組)を設置した。リモートワークの定常化やRPA・AIによる業務自動化を推進している。GX分野では「GXリーグ基本構想」に賛同し、サステナビリティ推進室を新設、カーボンニュートラルを目指す。2021年10月から二酸化炭素排出量を実質ゼロとする電力「Elenova 地球にやさしいでんき」の提供を開始し、ガスや通信のカーボンニュートラル化にも取り組む。TCFDレポートによる情報開示も行っている。

業界の中での役割は電気通信事業者から回線を仕入れ、顧客に販売する卸売・仲介事業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
240億円
営業利益
12億円
営業利益率
5.0%
純利益
10億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
ユーティリティ・ビジネス109億円45.4%12億円11.0%
IP & Mobile ソリューション・ビジネス94億円39.2%11億円11.7%
コンサルティング・ビジネス37億円15.4%3億円8.1%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01法人・個人向け通信主力

自社ブランド「fitコール」で顧客と直接契約し、VoIPサービスやインターネットサービスを提供。通信設備は一部のみ保有し、多くは電気通信事業者から仕入れて提供する。顧客データベースと課金・請求システムを活用し、一括請求・回収を行うビリングプロバイダーとしての機能を持つ。

主な製品・サービス3
法人向けVoIPサービス
IP電話を利用した法人向け音声通信サービス。従来の電話回線に比べ低コストで利用でき、ビリングシステムと一括請求に対応。
個人向けインターネットサービス
個人顧客向けのインターネット接続サービス。光回線などを利用したブロードバンド接続を提供し、月額課金でサービス提供。
情報通信機器販売
IP電話機やルーターなど、通信サービス利用に必要な機器を販売。顧客の導入をワンストップで支援。

02エネルギー準主力

電力・ガスを顧客に提供するユーティリティ事業。通信サービスの顧客基盤を活用し、電気・ガスの切り替えを提案。既存の課金・請求システムを利用して一括請求を行うことで、顧客の利便性を高めている。

主な製品・サービス2
電力供給サービス
新電力として顧客に電力を販売。通信サービスと一括請求を可能にし、顧客の支払い手続きを簡素化。
ガス供給サービス
都市ガスの供給。電力とセットで提供するなど、エネルギーサービスを総合的に展開。

03企業向けコンサルティング副次

経営支援から保険、セキュリティ、DXコンサルティングまで、企業向けの付加価値サービスを提供。子会社の保険ステーションやタクトシステムが保険・システム開発を担い、通信やエネルギーで蓄積した顧客基盤にクロスセルする。

主な製品・サービス5
経営支援コンサルティング
中小企業向けに経営戦略や業務改善の助言を行う。通信・エネルギー販売で得たノウハウを活かす。
保険サービス
子会社の保険ステーションを通じ、損害保険・生命保険の代理店業務。顧客企業のリスク管理を支援。
セキュリティサービス
企業向けに情報セキュリティ対策の診断・運用支援。サイバー攻撃対策を提供。
コンテンツソリューション
デジタルコンテンツの企画・制作・配信支援。企業のマーケティング活動を支援。
DXコンサルティング
企業のデジタルトランスフォーメーションを支援。業務プロセス改革やIT導入を伴走支援。

製品と技術

IP電話とモバイル連携サービス

法人向け光ファイバー対応IP電話「スマートひかり」は、IP & Mobileセグメントの中核製品である。固定電話番号を維持しつつVoIPによる通話料削減を実現する。スマートフォンを内線として使えるFMCサービス「どこでもホン」は、外出先でもオフィス番号で発着信が可能である。個人向けにはISP「iSmart接続-Fひかり」を提供する。光コラボレーションモデル「iSmartひかり」はNTT東日本・西日本のフレッツ光網を利用した回線サービスである。これらのサービスは自社の課金プラットフォームで一括管理され、顧客の通信コスト削減に寄与する。

ユーティリティ事業「Elenovaでんき」と「Elenovaガス」

当社は登録小売電気事業者および登録ガス小売事業者として、法人顧客向けに「Elenovaでんき」と「Elenovaガス」を提供する。電力は2021年10月から二酸化炭素排出量を実質ゼロとするカーボンニュートラル電力を販売している。ガスも同様の取り組みを進めており、通信とセットでの販売が強みである。2026年3月期のユーティリティ事業売上高は108億51百万円と全セグメント中最大であり、契約件数の堅調な伸びが収益を支えている。調達価格に連動した料金設定のため、売上高成長は穏やかであるが、安定した利益源となっている。

コンサルティング事業:保険、セキュリティ、DX支援

コンサルティング・ビジネスは、子会社の株式会社保険ステーションが法人向け保険サービスを、タクトシステム株式会社がセキュリティサービスやシステム開発を提供する。加えて、当社はDXコンサルティングやコンテンツソリューションも手掛ける。2026年3月期の同事業の売上高は37億43百万円、セグメント利益は2億77百万円と前期比81.8%増加した。保険サービスとクラウドサービスの伸長が牽引役であり、中小企業のデジタル化支援とリスク管理を融合した提案が特徴である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

通信販売支援で中堅、収益拡大途上

フォーバルテレコムは情報・通信業に属し、主に通信販売向けのコールセンターや物流代行サービスを提供する。同業のソラコムやハッチ・ワークがIoTやデータ分析に特化する一方、自社は運用型アウトソーシングを強みとする。2025年3月期の営業利益率4.28%から2026年3月期は5%と改善見通しだが、規模は小さく、業界内でのプレゼンスは限定的。競合の多くは成長分野に注力しており、自社もデジタル化対応が迫られる。内需依存であり、顧客企業のEC市場拡大に追随する必要がある。

強み

  • 長年のコールセンター運営で培ったオペレーション効率化のノウハウを持つ。
  • 大手通販企業を中心にリピート受注があり、安定的な収益基盤を確保。
  • コールセンターから物流代行までワンストップで提供し、顧客利便性が高い。
  • 営業利益率が改善傾向にあり、2026年3月期には5%を見込む。

課題

  • AI・RPA導入が進まず、競合と比較してデジタル化が遅れている。
  • コールセンターは人材に依存し、離職率上昇が品質低下リスクに。
  • 2026年3月期の売上高は240億円と前期比減少予想で、成長鈍化。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がフォーバルテレコム

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
1153Aカウリス92億円29.6倍
25588ファーストアカウンティング92億円40.2倍
3472Aミラティブ92億円9.1倍
43991ウォンテッドリー92億円10.9倍
54374ROBOT PAYMENT92億円15.8倍
69445フォーバルテレコム90億円9.1倍
74011ヘッドウォータース90億円
84262ニフティライフスタイル89億円11.4倍
94488AI inside89億円25.0倍
104442バルテス・ホールディングス89億円14.4倍
114075ブレインズテクノロジー88億円46.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 36件

国際電話サービスからスタートした1995年の創業

1995年4月、フォーバル・インターナショナル・テレコミュニケーションズ(略称FIT)として資本金2億円で設立された。同年5月に一般第二種電気通信事業者として届出、6月に商標「fitコール」を登録、7月に「fitコール国際電話サービス」を開始した。1996年8月には特別第二種電気通信事業者として登録、12月に資本金を10億円へ増資。1997年には携帯電話サービスや市内電話サービスを相次いで開始し、1998年8月に社名を株式会社フォーバルテレコムに変更した。創業から3年で国際・国内通信のラインアップを整えた。

マザーズ上場とブロードバンド時代への対応(2000年〜2003年)

2000年11月28日、東京証券取引所マザーズ市場に上場(証券コード9445)。上場前後の1999年からインターネット接続サービス「fit接続サービス」やホスティングサービスを開始し、2000年には音声とインターネットを組み合わせた「iパックサービス」を提供した。2002年2月、ソフトバンクグループのビー・ビー・テクノロジーと共同でビー・ビー・コミュニケーションズを設立、同年4月に法人向けVoIP・ADSLサービス「BBフォン」を開始した。2003年10月には光ファイバー対応IP電話「FTフォンサービス」を開始し、ブロードバンド領域でのサービスを拡充した。この間、資本金は29億52百万円まで増資した後、2003年8月に5億円に減資している。

買収によるグループ拡大と再編(2004年〜2008年)

2004年10月、持分法適用関連会社だったビー・ビー・コミュニケーションズを子会社化。同年11月にはオン・デマンド印刷業の株式会社トライ・エックスを買収し、印刷・ドキュメント分野に進出した。2006年7月、トライ・エックスが特注ファイル製造の新英を買収。2007年4月、グローバル・ワンとケイ・ワイズファクトリーを買収し、同年10月に両社を合併して株式会社FISソリューションズを設立した。2008年3月にはビー・ビー・コミュニケーションズを売却、同年4月にトライ・エックスがタクトシステムを買収した。買収と売却を繰り返し、グループの事業構造が変動した時期である。

2010年の構造改革と新サービス投入

2010年10月、株式会社ホワイトビジネスイニシアティブを設立し、スマートフォンを利用したFMCサービス「ツーウェイスマート」を開始した。同時に、FISソリューションズを株式会社保険ステーションに社名変更し、通信機器販売事業を新設会社に譲渡した。また、子会社の新英を吸収合併し、「スマートひかり」「アイスマート」「スマートセンター」などの新サービスを開始した。同年8月には東京証券取引所市場第二部へ市場変更し、光コラボレーションサービス「iSmartひかり」や法人向けIP電話「AmaVo」の提供を始めた。この構造改革により、保険や光回線への軸足が明確になった。

安定成長とDX・GXへの注力(2013年以降)

2013年3月期の連結売上高は120億円であったが、2023年3月期には247億円まで成長し、2025年3月期には257億円に達した。2020年3月期には10億円の当期純損失を計上したが、その後は黒字を維持している。2021年にはDX認定を取得し、デジタルソリューション室を設置。GXの取り組みとして2023年4月にサステナビリティ推進室を新設し、カーボンニュートラル電力「Elenova」の提供を開始した。2026年3月期の売上高は239億円、営業利益12億38百万円、純利益9億85百万円と、収益基盤を固めつつ非通信分野への多角化を進めている。

年表36件を開く

1990年代

  • 1995年4月創業「フォーバル・インターナショナル・テレコミュニケーションズ株式会社」(略称fit、現・株式会社フォーバルテレコム)設立(資本金2億円)
  • 1995年5月一般第二種電気通信事業者として届出
  • 1995年6月提供サービス名「fitコール」を商標登録
  • 1995年7月「fitコール国際電話サービス」を開始
  • 1996年8月特別第二種電気通信事業者として登録
  • 1996年12月資本金を10億円へ増資
  • 1997年6月「fitコール国際電話再販サービス」を開始
  • 1997年7月「fitコール携帯電話サービス」を開始
  • 1997年10月「fitコール市内電話サービス」を開始
  • 1998年5月「fitコールISRサービス(国際公専公サービス)」を開始
  • 1998年8月商号変更社名を「株式会社フォーバルテレコム」に変更
  • 1999年3月「fitコール国際10円電話サービス(国際公専公サービス)」を開始
  • 1999年10月インターネットサービス「fit接続サービス」を開始

2000年代

  • 2000年2月インターネットサービス「fitホスティングサービス」を開始
  • 2000年9月インターネットサービスと音声サービスを組み合せた「iパックサービス」を開始
  • 2000年11月上場東京証券取引所マザーズ市場に上場(11月28日)証券コード:9445
  • 2002年2月創業ソフトバンクグループのビー・ビー・テクノロジー株式会社「現・ソフトバンク株式会社」と「ビー・ビー・コミュニケーションズ株式会社」を設立
  • 2002年4月法人向けVoIP及びADSLサービス「BBフォン」を開始
  • 2002年7月資本金を29億52百万円に増資
  • 2003年8月資本金を5億円に減資
  • 2003年10月法人向け光ファイバー対応IP電話サービス「FTフォンサービス」を開始
  • 2003年11月インターネットサービス「fit webチェンジサービス」を開始
  • 2004年1月インターネットサービス「fit de Mailサービス」を開始
  • 2004年5月FTフォンご利用明細をウェブで簡単確認「e-bill」サービスを開始
  • 2004年9月インターネットサービス「Very Card(ネット電報)サービス」を開始
  • 2004年10月M&A持分法適用関連会社であった「ビー・ビー・コミュニケーションズ株式会社」を子会社化
  • 2004年11月M&Aオン・デマンド印刷業に強みを持つ「株式会社トライ・エックス」を買収し子会社化
  • 2005年5月株式分割(1株→3株)を実施
  • 2006年2月プライバシーマーク認定取得
  • 2006年7月M&A株式会社トライ・エックスが、特注ファイル・バインダーの製造・販売に強みを持つ「株式会社新英」を買収し子会社化
  • 2006年10月株式分割(1株→2株)を実施
  • 2007年4月M&A「グローバル・ワン株式会社」及び「ケイ・ワイズファクトリー株式会社」を買収し子会社化
  • 2007年10月M&A「グローバル・ワン株式会社」と「ケイ・ワイズファクトリー株式会社」を合併し「株式会社 FISソリューションズ」と社名変更
  • 2008年3月「ビー・ビー・コミュニケーションズ株式会社」を売却
  • 2008年4月M&A株式会社トライ・エックスが、「タクトシステム株式会社」を買収し子会社化

2010年代

  • 2010年10月M&A「株式会社ホワイトビジネスイニシアティブ」を設立(持分法適用関連会社)スマートフォンを利用したFMCサービス「ツーウェイスマート」を開始「株式会社FISソリューションズ」から「株式会社保険ステーション」に社名変更と同時に、通信機器・サービス販売事業譲渡にて「株式会社FISソリューションズ」新設「スマートひかり」「アイスマート」「スマートセンター」を開始 子会社である「株式会社新英」を吸収合併 株式分割(1株→100株)を実施 東京証券取引所市場第二部へ市場変更(8月1日)光コラボレーションサービス「iSmartひかり」を開始 iSmartひかり専用法人向けIP電話サービス「AmaVo」を開始

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    超高速通信インフラを活用したサービス創出

    5GやWiFi+光ファイバー等の超高速通信インフラを中小法人向けに活用し、新たなユーザーニーズに対応するサービスメニューを創出することで、中長期的な成長力・収益力を強化する。

  2. 02

    DX推進による業務効率化と利益貢献

    社長直轄の「デジタルソリューション推進部」が主導し、セキュアな通信網とクラウドを活用したリモートワークの定常化、RPA・AIによる業務自動化に取り組み、就労形態の変革による利益向上を図る。

  3. 03

    GX推進によるカーボンニュートラルと新サービス

    カーボンニュートラルを推進し、二酸化炭素排出量実質ゼロの電力「Elenova 地球にやさしいでんき」を提供。電力に加えガスや通信サービスのカーボンニュートラル化にも取り組む。

  4. 04

    DX・GXメソッドのサービス化で顧客の社会価値向上

    自社で獲得したDX・GXのノウハウをサービスとして提供し、顧客の社会的価値・社会貢献を高めることで、グループ全体の企業価値向上を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で197人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は664万円で、9期前と比べて+17.1%平均年齢は39.1歳、平均勤続年数は7.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月276
2018年3月291
2019年3月56737.55.0321
2020年3月61038.25.0341
2021年3月59239.06.0349
2022年3月62739.66.0314
2023年3月61439.06.0309
2024年3月63138.96.0302
2025年3月65539.16.0302364
2026年3月66439.17.0197609

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率16.2%
縦線は目安の30%
男性育休取得率0.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)74.4%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
本社 — 東京都港区43百万円
IP & Mobileソリューション・ビジネス ユーティリティ・ビジネス コンサルティング・ビジネス
タクトシステム㈱ — 東京都新宿区9百万円
コンサルティング・ビジネス
㈱保険ステーション — 東京都港区他6百万円
コンサルティング・ビジネス

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は240億円営業利益12億円前期と比べると減収増益で、売上が-6.6%、利益が+9.1%。

売上高
-6.6%
240億円
営業利益
+9.1%
12億円
純利益
+42.9%
10億円
営業利益率
5.0%
前期比 +0.7%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高264億円240億円
営業利益14億円12億円
純利益9億円10億円
1株あたり配当¥25¥25

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は60億円、営業利益は2億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+15.4%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q683
2024年1Q5223.81
2024年2Q6234.83
2024年3Q5723.51
2024年4Q603
2025年2Q12764.74
2025年4Q13053.83
2026年2Q11865.15
2026年4Q12264.95
2027年1Q6023.31

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は120億円から240億円へ2.0倍に増えた。直近期の営業利益率は5.0%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月12043
2014年3月12143
2015年3月12463
2016年3月13874
2017年3月15075
2018年3月15775
2019年3月18386
2020年3月21310−10
2021年3月21775
2022年3月218109
2023年3月24764
2024年3月231108
2025年3月25711124.37
2026年3月24012135.010

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高240億円のうち、営業利益として残るのは12億円5.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は10億円、売上の4.2%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金77.1%185億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金17.9%43億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.0%12億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
22.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比3.4pt
5.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.5pt
4.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+14.1pt
27.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
9.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
8.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが7億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは6億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は12億円で、売上の0.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月21−8310
2014年3月30−439
2015年3月−23−119
2016年3月−1−13−210
2017年3月3−1−1210
2018年3月5−71−210
2019年3月−10−621−1615
2020年3月1−2−3−110
2021年3月12−2−51015
2022年3月170−191713
2023年3月9−4−7510
2024年3月16−9−7710
2025年3月19−4−16159
2026年3月7−1−4612

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は107億円。このうち返さなくてよい自己資本が39億円で、自己資本比率は36.7%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月52183434.0
2014年3月50183235.8
2015年3月56183832.9
2016年3月68204829.8
2017年3月72234931.0
2018年3月82255730.3
2019年3月125289722.5
2020年3月1181610213.3
2021年3月1181810014.8
2022年3月110238721.0
2023年3月111258622.1
2024年3月103297428.2
2025年3月104337032.0
2026年3月107396836.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
12億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
33億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
1億円
在庫として抱えている分
負債合計
68億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
64
/ 100
安定性自己資本比率24 / 40
収益力営業利益率10 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り605社中29位あたり、逆に低いのは売上成長率605社中533位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
27.1%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.0%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
36.7%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-6.6%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.7%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥535で、1年前と比べて-0.3%過去52週の値幅のなかでは22%の位置にある。

¥535-0.2%1ヶ月+0.8%1年-0.3%時価総額90億円
過去52週の値幅
安値¥517高値¥600

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.1倍
PER (会社予想)10.0倍
PBR2.34倍
配当利回り4.67%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は534円と小幅安。1ヶ月で横ばい。25日線(534円)とほぼ同水準で、75日線(542円)を下回る。52週高値600円からは11%下落。出来高は低調で、方向感に乏しい値動きが続く。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERが9.1倍と同業平均29.9倍を大幅に下回り、PBRも2.27倍と同業平均3.43倍を下回る。ROEは27.1%と高く収益性は良好。配当利回り4.31%は同業平均3.51%を上回り、配当性向32.7%と健全。売上高がやや減少見込みだが、利益率改善で業績は安定しており、割安度は高い。

指標この会社業種平均
PER (実績)9.1倍47.9倍
PER (予想)10.0倍
PBR2.34倍2.96倍
ROE27.1%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

時価総額89億円、PER9倍、配当利回り4.3%と割安感がある。売上は横ばいだが、営業利益率は改善傾向にあり、2025年3月期は4.3%、2026年3月期は5%と計画。強気派は、通信コスト削減ニーズの根強さ、グループシナジー、増配期待を評価する。弱気派は、通信業界の競争激化による手数料率低下リスク、付加価値サービスの普及ペース鈍化、売上高の伸び悩みを指摘する。また、業績予想の達成可否が焦点。

プラスに働く材料7
  • 割安バリュエーション

    PER9倍、PBR2.3倍、配当利回り4.3%と割安。

  • 収益性改善

    営業利益率が4%超に改善、コスト管理が奏功。

  • 安定配当

    高い配当利回りはインカムゲインとして魅力的。

  • 高ROE27%と配当利回り4.3%の株主還元継続影響

    ROE27.1%、配当利回り4.31%。株主資本効率高い。

  • PER9倍台と割安バリュエーション継続影響

    PER9.08倍、同業比割安。利益成長続けば再評価余地。

  • 営業利益増加傾向で収益性改善通年影響

    FY2025/3営業利益11億→FY2026/3予想12億円。 revenue減でも利益伸長。

  • 安定したキャッシュフロー基盤継続影響

    情報通信業で安定的な需要、収益基盤堅調。

マイナスに働く材料7
  • 競争激化

    通信業界の値下げ競争で販売手数料が低下傾向。

  • 売上成長鈍化

    売上高は240~260億円で推移し、成長性に乏しい。

  • 付加価値依存

    クラウドPBX等の普及が期待ほど進まないリスク。

  • FY2026/3売上高減少予想通年影響

    FY2026/3 revenue240億円、前年257億から減収。競争激化。

  • 外国人保有0.4%と低流動性継続影響

    外国人比率極低、需給面で上値重い。

  • 情報通信業界の競争激化リスク継続影響

    大手キャリアとの競合、値下圧力で収益悪化の懸念。

  • 配当性向高いが減配リスク不定影響

    配当利回り4.3%、利益減少なら減配可能性。

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益性改善の継続を確認する指標。
売上高成長率
既存事業の成長力を測る。
配当性向
今後の増配余地を判断。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり25で、前期から+15.0%いまの株価に対する利回りは4.67%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥25
1株あたり
配当利回り
4.67%
いまの株価に対して
配当性向
32.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1554.8
2018年3月150.038.4
2019年3月1713.365.1
2020年3月170.0
2021年3月170.089.1
2022年3月170.050.1
2023年3月170.081.8
2024年3月185.938.6
2025年3月2011.143.2
2026年3月2315.032.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥25

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ4,577人。区分でいちばん多いのは事業法人72.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が72.6%を占め、残る27.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人77.377.576.676.979.172.5
個人・その他21.521.721.821.520.026.6
証券会社0.80.40.60.60.50.4
外国法人0.30.30.70.80.40.4
金融機関0.10.10.20.10.00.1
外国人個人0.00.00.00.00.00.0
自己株式0.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社フォーバル70.14
02光通信KK投資事業有限責任組合 無限責任組合員光通信株式会社6.50
03UH Partners 2投資事業有限責任組合 無限責任組合員株式会社UH Partners 21.14
04光通信株式会社1.00
05谷井 剛0.95
06関根 芳喜0.49
07フォーバルテレコム社員持株会0.48
08株式会社原一平商会0.45
09廣瀬 公則0.39
10青山 泰長0.36

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+264%、1株純資産は14期で+123%。直近期のROEは27.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1610515.420.5138.7
2014年3月1610715.419.6163.2
2015年3月1811016.921.8204.6
2016年3月2612122.813.7111.8
2017年3月2813421.714.154.8
2018年3月2914820.613.838.4
2019年3月3516922.310.365.1
2020年3月−5894−43.9
2021年3月2710427.613.589.1
2022年3月5213942.76.850.1
2023年3月2314615.914.681.8
2024年3月4517328.19.238.6
2025年3月4419823.510.543.2
2026年3月5923527.19.632.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/3期の役員報酬は総額164百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
行辰哉代表取締役 社長6114,500
山本忠幸取締役 経営管理本部管掌6348,500
小林寛丈取締役5514,000
谷井剛取締役61158,700
指田直木取締役(監査等委員)6227,900
和田芳幸取締役(監査等委員)75
髙山梢取締役(監査等委員)46

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)45293214637
取締役(社内)1101010
社外取締役2884

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,231字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社2社で構成されております。当社は「“fitコール”(フィットコール)」という自社ブランドにより、顧客と直接割引電話サービス契約を締結し、ワンストップショッピング・ワンビリングにて通信サービスを提供しておりますが、それに要する通信設備は一部分を保有するのみであり、自社保有していない設備による通信サービスは電気通信事業者等から仕入れて提供しております。従いまして、それらの仕入先事業者から見れば、一括して通信回線等を卸売する大口ユーザーとして位置付けられると言えます。 また当社グループは、自ら構築した顧客データベース及び課金・請求システムを活用して、顧客に対する課金金額等の請求及び回収業務(「ビリングプロバイダー(Billing Provider)」)を行っております。当該業務を事業プラットフォームとすることにより、ブロードバンド時代のユーザーニーズに対応したサービスメニューの創出が効率的に行えるものと考えております。 サービス提供形態の概要は次のとおりであります。 当社グループの事業内容及び当社と子会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 なお、次の3事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの名称及び区分と同一であります。 (1) IP & Mobileソリューション・ビジネス ・法人向けVoIPサービス、個人向けインターネットサービス、情報通信機器販売他 ・株式会社フォーバルテレコム (2) ユーティリティ・ビジネス ・電力、ガスの提供 ・株式会社フォーバルテレコム (3) コンサルティング・ビジネス ・経営支援コンサルティング、保険サービス、セキュリティサービス、コンテンツソリューション、DXコンサル ティング ・株式会社フォーバルテレコム、株式会社保険ステーション、タクトシステム株式会社 事業の系統図は次のとおりであります。 「ビリングプロバイダー」について 当社グループが提供する通信サービスに係る利用代金は、当社が構築した顧客データベース及び課金・請求システムを活用して、顧客に一括請求し、回収しております。 具体的には、下図のフローに示すように課金・請求を行っております。 「報告セグメントの変更」について 当社グループは、子会社株式売却に伴い、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を従来の「IP&Mobileソリューション・ビジネス」・「ユーティリティ・ビジネス」・「ドキュメントソリューション・ビジネス」・「コンサルティング・ビジネス」から「IP&Mobileソリューション・ビジネス」・「ユーティリティ・ビジネス」・「コンサルティング・ビジネス」の3区分に変更しております。 詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。
経営方針・対処すべき課題1,409字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 親会社である㈱フォーバルの社名は、「For Social Value」を語源とし、「社会価値創出企業」を目指す姿勢を表しております。当社グループも、情報通信サービスの分野において、「安く」「早く」そして「簡単便利に」という、ユーザーの視点に立脚したより良いサービスを創造し提供していくことにより、新たな社会価値の実現を目指して参ります。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、継続的に成長すること及び自己資本の効率的経営をする価値創造企業を目指しております。 (3) 経営環境及び中長期的な会社の経営戦略 通信業界におきましては、「次世代5G携帯網」と「WiFi+光ファイバー固定ネットワーク」という超高速通信インフラが普及していく状況の下で、新たなユーザーニーズの顕在化、また、それに対応する新たな技術・サービスの具現化など、ダイナミックな事業環境の変化が今後も続くものと予測されます。当社は、中小法人ユーザーを主要ターゲットとして、通信業界における様々な環境変化に積極的かつ機敏に対応し、超高速通信インフラを利活用したサービスメニューを創出していくことにより、中長期的な成長力・収益力の強化に努めていく所存であります。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社ではDX(デジタル トランスフォーメーション)及びGX(グリーン トランスフォーメーション)に本格的に取り組んでおります。 DXの取組において、当社は2021年8月に、経済産業省が主管する「情報処理の促進に関する法律」に基づく「DX認定制度」の認定を取得しております。2023年4月にそれまでのプロジェクトを社長直轄の正式部門に改組、新設した「デジタルソリューション室」(2026年4月1日付で「デジタルソリューション推進部」として部門化)の主導により、当社の就労形態の変革による利益貢献、具体的にはセキュアな通信網とクラウドシステムを利用したリモートワークの定常化と、RPAとAIを活用した在来業務の自動化に取り組んでおります。 一方GXの取組においては、経済産業省が示すカーボンニュートラルの指針「GXリーグ基本構想」に賛同を表明、2023年4月に社長直轄の「サステナビリティ推進室」(2026年4月1日付で「グループESG経営推進室」に改組)を新設、当社の企業活動のカーボンニュートラルを進め、その様子を「TCFDレポート」で開示しております。サービスにおいては2021年10月に、二酸化炭素排出量を実質ゼロとする電力「Elenova 地球にやさしいでんき」の提供を開始、加えて電力に留まらず、ガスや通信等、その他のサービスのカーボンニュートラル化にも取り組んでおります。 当社では創業以来、主にお客様の直接的な費用対効果の向上に応えるサービスを提供して参りましたが、これに留まる事なく、当社自らが知得したDXとGXのメソッドに基づいたサービスの提供と利用を進め、お客様の社会的価値及び社会貢献を高めることが、当社グループの企業価値の向上にも繋がるものと考えております。
事業等のリスク4,143字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 以下において、当社の事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また、必ずしも事業上のリスクに該当しない事項についても、投資者の投資判断上、重要であると考えられる事項については、投資者に対する情報開示の観点から積極的に開示しております。なお、当社は、これらのリスク発生の可能性を認識したうえで、発生の回避、発生した場合の対応に努める方針でありますが、当社株式に関する投資判断は、本項目及び本書の本項目以外の記載内容も併せて、慎重に検討したうえで行われる必要があると考えております。また、以下の記載は当社株式への投資に関連するリスクを全て網羅するものではありませんので、この点にご留意下さい。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 1.事業内容について (1) 当社の業態について 当社は、変化の激しい通信業界において、価格低減メリットや先端的サービスをいち早く享受しやすい大口ユーザーを対象とするのではなく、割引サービス等を受けにくい小口ユーザーを主要なターゲットとして、より廉価な通信サービスを提供すべく、第二種電気通信事業者として1995年4月に設立されました。 顧客と直接サービス契約を締結し、「fitコール」という当社ブランドによる通信サービスを提供しております。なお、当社は通信設備の一部分を保有するのみであり、自社保有していない設備による通信サービスに関しては電気通信事業者等から仕入れて提供しております。従いまして、当社はそれらの仕入先事業者から見れば、一括して通信回線等を卸売する大口ユーザーとしての位置付けになります。 また当社が構築した顧客データベース及び課金・請求システムを活用して、顧客に課金金額等を請求及び回収する業務(「ビリングプロバイダー(Billing Provider)」)を行っております。当該業務を事業プラットフォームとすることにより、サービス内容の拡充及び新サービスの付加等、ユーザーニーズに対応したサービスメニューの創出が効率的に行えるものと考えております。 (2) スマートひかりサービスについて 「スマートひかり」サービスは、アルテリア・ネットワークス株式会社(本社:東京都港区 社長:阿部達也 以下、「アルテリア」という。)の光ファイバー網を用いたIP電話及びデータ通信のブロードバンド通信サービスであります。 「スマートひかり」サービスの展開にあたっては、その性格上予測とは異なる状況が発生する等、計画どおりにサービスの立上げが進まず、結果として当社の事業展開及び業績が影響を受けるおそれがあります。特に、下記リスク要因があると認識しております(なお、下記リスク要因は、当該サービスの全リスクを網羅するものではありません)。 (ⅰ) 「スマートひかり」サービスの構築においては、第一種通信事業者であるアルテリアの光ファイバーのネットワーク・インフラ及びIP電話プラットフォームを利用しているため、アルテリアの事業展開の方向性、スケジュール等によって、「スマートひかり」サービス自体の事業展開も大きな影響を受けます。従って、必ずしも当社の計画どおりに事業展開を行えるとは限りません。 (ⅱ) 「スマートひかり」サービスは、潤沢な通信回線キャパシティを確保できない可能性があり、計画どおりに顧客数を拡大できない場合があります。 (ⅲ) 「スマートひかり」サービスは、高品質な光ファイバーを利用したサービスであります。しかしながら、大規模災害等により予期せぬ影響が生じる可能性があり、計画どおりに顧客数を拡大できない場合があります。 (3) ビリングプロバイダーについて 当社が提供する通信サービスに係る利用代金は、当社が構築した顧客データベース及び課金・請求システムを活用して、当社が顧客に一括請求し、回収しております。 具体的には、下図のフローに示すように課金・請求を行っております。 現時点においては、当社の課金・請求システムに特段の問題点はないと認識しておりますが、現在は顕在化していないシステム上のバグが表面化するケースや、新サービス導入に伴ってシステムの抜本的再構築の必要性が発生するケース等が生じる可能性は皆無とは言えません。そうした場合には、当社が現時点では想定していないシステム投資を行う必要が生じるために、当社の業績、キャッシュ・フローに影響を与えるおそれがあります。 また、システム障害やキャリア等の仕入先事業者からの必要データ到着遅れ等に起因する誤請求や課金計算の遅延という事態が発生する可能性が皆無とは言えません。そうした場合には、利用代金の回収遅延・回収率低下等の要因によって当社の業績に影響を与えるおそれがあります。 (4) 収益構造について 当社のサービスは、サービス提供事業者から仕入をする一方、利用顧客(或いは卸先)とサービス利用契約を締結して課金利ザヤを稼ぐ収益構造となっております。顧客獲得に際して取次代理店経由(或いは卸先)の場合、販売奨励金を支払いますが、そのコスト負担は顧客(或いは卸先)がサービスを継続して利用する課金利ザヤを原資としております。そのため、当社仕入先のサービス事業者の取引条件の変動により、当社事業損益への変動リスクがあります。また、顧客(或いは卸先)がサービスを継続して利用しない場合、当社の業績に影響を与えるおそれがあります。 さらに、今後とも仕入先事業者が現在の当社への取引条件を継続させていく保証はなく、何らかの理由によって当社に対する取引姿勢を変更することも想定されます。その場合、仕入原価等の変動により課金利ザヤが減少することにより、当社の業績に影響を与えるおそれがあります。 また、販売代理店への取次手数料に関しても現在の取引条件が今後とも継続する保証はなく、当社の販売政策又は販売代理店の販売政策等により、取次手数料の支払条件を変更する必要性が生じて当社からの支払額が増加する可能性があります。その場合、当社の業績に影響を与えるおそれがあります。 (5) 販売政策について 当社は通信サービスの運営、新サービスの企画立案及び仕入先事業者との価格交渉等に特化し、販売活動については、新サービス立上げ期に直接販売部門を保有することはあっても、基本的には販売代理店を活用した顧客獲得を主体とすることによって、固定的販売費用を最小化することを基本方針としております。 当社の販売体制は、上述のとおり販売代理店に依存しております。従って、これら販売代理店が当社サービスの市場競争力が失われたと判断した場合及び代理店側にて取扱商品に関する政策を変更した場合等、当社サービスの顧客獲得活動を抑制又は停止する可能性は否定できません。加えて、販売代理店の動向により、当社内に直接販売部門を保有・強化せざるを得ないと判断される状況が生じる可能性があり、固定的販売費用を最小化する当社の基本方針を維持できずに、当社の業績に影響を与えるおそれがあります。 (6) 仕入について 当社の仕入先事業者である電気通信事業者等は少数に限定されており、それらの政策変更等により当社の通話料原価等が変動した場合、当社の業績に影響を与えるおそれがあります。 (7) 電力小売り事業について 電力小売り事業の展開においては、以下のリスクを認識しております。 (ⅰ) 燃料輸入価格の変動リスク 国際情勢の変化による発電燃料の流通停滞や、地球規模の気候変動に伴う世界各国の電力需要の高まりにより、我が国への燃料輸入価格が上昇する可能性があります。これらのリスクは電力小売業界全体に共通する構造的な課題であり、競合他社と比較して当社のみが相対的に不利な状況に置かれる可能性は低いと認識しております。 (ⅱ) 需要減少による収益変動リスク 我が国における燃料輸入の逼迫度合いが高まり、政府より利用者に向けて節電要請等が発出された場合には、顧客の電力使用量の減少が見込まれます。その結果、当社の収益の見通しが下振れするおそれがあります。 (8) 減損処理の影響について 当社グループでは、事業用の資産や企業買収の際に生じるのれんなど様々な有形・無形固定資産や繰延税金資産等を計上しております。これらの資産については、今後の業績計画との乖離や時価の下落等によって期待されるキャッシュ・フローが生み出せない場合には、のれんの減損の発生及び繰延税金資産の取崩し等、当社グループの業績に影響を与えるおそれがあります。 (9) 個人情報について 当社グループでは、個人情報の適正な取扱いを推進することが通信サービス提供事業者としての社会的責務であると考え、安心して当社グループのサービスをご利用頂けるよう「個人情報保護方針」を定め、本方針に従って個人情報保護の運営と管理を実施いたしております。不正アクセス、紛失、破壊、改ざん、漏えい等の個人情報に関する事故を防止し、万一の事故に最善の対応を可能にするため、個人情報の管理者を任命し、管理体制を確立しております。また、事業所の入退出をはじめ、コンピュータシステム上の安全対策など多方面に渡り各種の安全対策措置を講じております。 しかしながら、当社グループにおいて個人情報の外部流出等が発生した場合、社会的信用の低下や損害賠償の請求等により、当社グループの業績等に影響を与えるおそれがあります。 2.株式価値の希薄化について 当社は、役員・従業員の士気向上と有能な人材確保のためのインセンティブプランとして、譲渡制限付株式報酬制度を導入しております。同制度の履行に伴う新株式発行により、株式価値の希薄化を招くおそれがあります。
経営成績の分析 (MD&A)5,641字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における経済環境は、継続的な物価の上昇や国際情勢による資源・エネルギー価格の変動、米国の貿易政策の動向による景気の下振れリスク等により、依然として先行きは不透明な状況が続いております。 当社グループが中核的な事業領域とする情報通信分野では、移動系超高速ブロードバンド接続サービスの契約数が拡大し、ビジネスにおける効果的な活用や急増したデータ量への対応・セキュリティ対策が課題となっております。 このような環境の下で、当社グループは、法人向けVoIPサービス、法人向けFMC(Fixed Mobile Convergence)サービス、個人向けインターネットサービス等「IP & Mobileソリューション・ビジネス」と位置付ける利便性の高いサービスの拡販を中心に、中小法人及びコンシューマ向けの各種サービスを提供しております。 具体的には、当社においては、光回線サービス「iSmartひかり」、法人を対象とした光ファイバー対応IP電話「スマートひかり」及びスマートフォンを利用したFMCサービス「どこでもホン」、並びに個人を対象としたISPサービス「iSmart接続-Fひかり」を中心に、合わせて情報通信機器等を提供しております。 また、当社においては、法人顧客に登録小売電気事業者として「Elenovaでんき」及び登録ガス小売事業者として「Elenovaガス」を提供しており、本サービスを「ユーティリティ・ビジネス」と位置付けております。 また、当社及び当社連結子会社である㈱保険ステーションとタクトシステム㈱においては、主に法人顧客に対し「コンサルティング・ビジネス」を提供しております。 これらにより、当連結会計年度の経営成績は、連結範囲から2社の除外により、売上高が239億73百万円(前期比6.7%減)となったものの、主に「ユーティリティ・ビジネス」において、契約件数が堅調に伸びた事により、営業利益が12億38百万円(前期比8.4%増)、経常利益が12億60百万円(前期比9.3%増)、また当該除外の2社の株式売却益と合わせ、親会社株主に帰属する当期純利益は9億85百万円(前期比34.5%増)となりました。 セグメントの業績は次のとおりであります。 当連結会計年度より、報告セグメントとして記載する事業セグメントを変更しております。 なお、前連結会計年度との比較・分析は、変更後の区分に基づいております。 ≪IP & Mobileソリューション・ビジネス≫ 「IP & Mobileソリューション・ビジネス」は、VoIPサービス、モバイルサービス等の情報通信サービス全般を提供しております。前連結会計年度まで当セグメントを構成した連結子会社の除外及び個人を対象としたサービスの利用件数の減少等により、売上高は93億77百万円(前期比11.0%減)、セグメント利益は10億77百万円(前期比9.6%減)となりました。 ≪ユーティリティ・ビジネス≫ 「ユーティリティ・ビジネス」は、電力と都市ガスを提供しております。電力において、調達価格と連動する売価の引下げ及び顧客1件あたりの平均使用量の減少により、売上高は108億51百万円(前期比0.2%増)に留まったものの、契約件数の堅調な伸びにより、セグメント利益は11億79百万円(前期比17.2%増)となりました。 ≪コンサルティング・ビジネス≫ 「コンサルティング・ビジネス」は、経営支援コンサルティング、保険サービス、セキュリティサービス、コンテンツソリューション及びDXコンサルティング等を提供しております。コンテンツソリューション及びDXコンサルティングの販売計画に遅れが生じたものの、保険サービスとクラウドサービスの伸長により、売上高は37億43百万円(前期比1.1%増)、セグメント利益は2億77百万円(前期比81.8%増)となりました。 当連結会計年度末における資産の残高は107億28百万円となり、前連結会計年度末比3億66百万円の増加となりました。これは主に、受取手形、売掛金及び契約資産の減少(2億40百万円)、原材料及び貯蔵品の増加(2億94百万円)、長期前払費用の増加(2億23百万円)及び前払費用の増加(96百万円)によるものであります。 負債の残高は67億87百万円となり、前連結会計年度末比2億54百万円の減少となりました。これは主に、支払手形及び買掛金の減少(64百万円)及び未払消費税等の減少などによる流動負債のその他の減少(2億8百万円)によるものであります。 純資産の残高は39億41百万円となり、前連結会計年度末比6億20百万円の増加となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益の計上及び剰余金の配当によるものであります。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ2億83百万円増加し、11億76百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 <営業活動によるキャッシュ・フロー> 営業活動の結果獲得した資金は、7億35百万円(前期比11億96百万円減)となりました。 これは主に、税金等調整前当期純利益が13億16百万円、棚卸資産の増加額が3億38百万円、前払費用の増加額が2億59百万円、長期前払費用の増加額が2億27百万円及び法人税等の支払額が2億85百万円となったことによるものであります。 <投資活動によるキャッシュ・フロー> 投資活動の結果使用した資金は、82百万円(前期比3億38百万円減)となりました。 これは主に、有形固定資産の取得による支出が36百万円、無形固定資産の取得による支出が3億48百万円及び連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による収入が2億92百万円となったことによるものであります。 <財務活動によるキャッシュ・フロー> 財務活動の結果使用した資金は、3億69百万円(前期比12億66百万円減)となりました。 これは、配当金の支払額が3億68百万円となったことによるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 (1) 生産、受注の実績 当社グループは生産、受注形態はとっておりません。 (2) 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前期比(%) IP & Mobileソリューション・ビジネス(千円)   9,377,591   △11.0 ユーティリティ・ビジネス(千円)   10,851,955   0.2 コンサルティング・ビジネス(千円)   3,743,462   1.1 合計(千円)   23,973,009   △6.7 (注)金額は販売価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成されております。 なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。 (前払費用) 当社は、顧客獲得の大部分を販売代理店及び卸先等に委託しておりますが、その顧客獲得時に、将来顧客から得られる利用料に応じた手数料を一時払いしており、それを将来顧客から得られる利用料と対応させるために前払費用として計上し、サービス毎にその効果が継続すると見込まれる期間を見積って費用化しております。 また、契約の中途において顧客からの解約があった場合には、違約金を収受することにはなっておりますが、違約金が前払費用の未償却残高を下回った場合には、損失が発生する可能性があります。そのため、解約率等に基づき、将来生じる損失額を見積り、前払費用残高から控除する処理を行っております。 当該見積り及び当該仮定について、将来の経済環境の変化等により見直しが必要となった場合、前払費用の金額に重要な影響を与える可能性があります。 (のれん) 当社グループは、のれんについてその効果の発現する期間を見積り、その期間で均等償却しております。その資産性について子会社の業績や事業計画等を基に検討しておりますが、将来において当初想定した収益が見込まれなくなった場合はのれんの減損処理を行う可能性があります。 ②財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の経営成績等 当社グループの当連結会計年度の経営成績のうち、売上高は239億73百万円(前期比6.7%減)、営業利益は12億38百万円(前期比8.4%増)、経常利益は12億60百万円(前期比9.3%増)となりました。これは主として「ユーティリティ・ビジネス」において、契約件数が堅調に伸びた事によります。一方、前年同期に計上した特別利益の差分により、親会社株主に帰属する当期純利益は9億85百万円(前期比34.5%増)に留まっております。 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載しております。 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループの経営上の目標は、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)目標とする経営指標」に記載のとおりであり、その重要な指標として成長率とROE(自己資本利益率)を位置づけております。 当連結会計年度における各指標は以下のとおりであり、引き続き、成長率の改善に邁進し、ROEの現水準を維持していく所存でございます。 成長率 2025年3月期   2026年3月期 売上   金額(百万円)   25,684   23,973 成長率(%)   11.1   △ 6.7 経常利益   金額(百万円)   1,153   1,260 成長率(%)   14.4   9.3 親会社株主に帰属 する当期純利益   金額(百万円)   732   985 成長率(%)   △2.3   34.5 資本効率(ROE) 2025年3月期   2026年3月期 ROE(%)   23.5   27.1 自己資本(百万円)   3,320   3,941 ※ROE:自己資本利益率 セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (IP & Mobileソリューション・ビジネス) IP & Mobileソリューション・ビジネスはVoIPサービス、モバイルサービス等の情報通信サービス全般を提供しております。当連結会計年度におきましては、情報通信機器の販売計画の遅れにより、減収減益となりました。その結果は「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。 (ユーティリティ・ビジネス) ユーティリティ・ビジネスは電力と都市ガスを供給しております。当連結会計年度におきましては、契約件数の堅調な伸びにより、増収増益となりました。その結果は「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。 (コンサルティング・ビジネス) コンサルティング・ビジネスは経営支援コンサルティング、保険サービス、セキュリティサービス、コンテンツソリューション及びDXコンサルティング等を提供しております。当連結会計年度におきましては、コンテンツソリューション及びDXコンサルティングの販売計画に遅れが生じたものの、保険サービスとクラウドサービスの伸長により、増収増益となりました。その結果は「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。 ③キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、顧客獲得の際に生じた代理店への支払手数料を含めた営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、基幹システム投資等によるものであります。 当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。 短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入によることを基本としております。 なお、当連結会計年度末における借入金はございません。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は11億76百万円となっております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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