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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ニフティライフスタイル

NIFTY Lifestyle Co.,Ltd4262 · Growth · 情報・通信業

住まいと温泉という生活者の身近な意思決定を支援する国内最大級のプラットフォーム群と、企業の販売・マーケティングを支えるSaaS・コンサルを併せ持つ企業。

概要

ニフティライフスタイルは、情報・通信業に属し、旧NIFTY-Serveから続くニフティグループから2018年に分社・独立した企業である。生活と仕事の意思決定を支援する「行動支援サービス事業」を単一セグメントで展開し、不動産情報プラットフォーム「ニフティ不動産」、温浴施設情報サイト「ニフティ温泉」、広告入稿支援SaaS「DFO」などを運営する。2026年3月期の連結売上高は52億円、営業利益12億円、従業員119名。東証グロース市場に上場している。

生活と仕事の2領域からなる事業ポートフォリオ

同社の事業はLIFE STYLE領域とWORK STYLE領域に分かれる。LIFE STYLEでは住まいカテゴリー(ニフティ不動産、外壁塗装の窓口)とウェルネスカテゴリー(ニフティ温泉)を手掛け、ユーザーの住まい探しや健康・美容に関する意思決定を支援する。WORK STYLE領域では販売・マーケティング支援カテゴリーとして、広告入稿支援ツール「DFO」とテクニカルSEOコンサルティング(子会社GiRAFFE&Co.)を提供する。各サービスはインターネット上のプラットフォーム型で、外部の物件情報や施設データを集約し、検索・比較・予約機能を提供する点が特徴である。

年間1億ユーザーを集めるプラットフォーム構造

同社サービスの年間延べユーザー数は約1億人に達する。その集客力は、20年以上にわたる事業運営で築いたクライアントからの信頼に基づく国内最大級の掲載情報数と、UI/UXにこだわった使い勝手の良いアプリによる。ニフティ不動産では約1,400万件の物件情報を一括検索でき、関連アプリの累計ダウンロード数は2023年6月に1,000万を突破。ニフティ温泉では全国約2万2,000施設の情報を掲載し、ユーザー属性データも蓄積している。データ基盤とテクノロジー基盤(独自の名寄せ処理やレコメンド技術)が競争力の源泉である。

3社体制で組むグループ構成

連結子会社として株式会社GiRAFFE&Co.(2023年9月子会社化)と株式会社ドアーズ(2024年5月子会社化)を持つ。ドアーズは外壁塗装プラットフォーム「外壁塗装の窓口」を運営し、2025年9月に一般建設業許可を取得、リフォーム元請けサービス「外壁塗装の窓口 リフォーム工房」を開始。GiRAFFE&Co.はSEOコンサルティングでグループのマーケティング基盤を強化する。これら子会社との連携により、テクノロジーだけでなくコールセンターなどリアルな接点も獲得し、カスタマーエンゲージメントの向上を図る。

設立以来8期連続で過去最高売上を更新

同社の連結売上高は2019年3月期の17億円から2026年3月期の52億円へと3倍に拡大し、8期連続で最高値を更新している。営業利益も2026年3月期に12億円(前年同期比18.5%増)、当期純利益8億円(同26.0%増)と増益基調にある。2025年5月に公表した中期経営計画では、2030年3月期に売上高120億円、営業利益20億円、ROE15%以上、配当性向50%を目標とする。キャッシュ・フロー面でも営業CFは11億円と健全で、自己株式取得や配当を実施しつつ、投資にも資金を振り向けている。

業界の中での役割は生活者向けプラットフォームと企業向けマーケティング支援の両方を担う事業者。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
52億円
営業利益
12億円
営業利益率
23.1%
純利益
8億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01不動産検索(賃貸・購入)主力

ニフティ不動産は、国内最大級の物件情報約1,400万件を一括検索できる不動産情報プラットフォームを運営。UI/UXに優れたアプリを中心に、ユーザーの住まい探しを支援し、広告収入や送客により収益を得る。

主な製品・サービス1
ニフティ不動産
賃貸・購入物件情報を一括検索できるプラットフォーム。国内最大級の情報量と使いやすいUIが強み。

02外壁塗装・リフォーム準主力

子会社ドアーズが運営する外壁塗装のマッチングプラットフォームと、一般建設業許可を取得したリフォーム元請サービスを提供。ユーザーと業者を結び、相談価値を提供する。

主な製品・サービス2
外壁塗装の窓口
外壁塗装業者とユーザーを結ぶ日本最大級のマッチングプラットフォーム。
外壁塗装の窓口 リフォーム工房
個人向けリフォームサービス。元請として提携店舗と連携し、相談から工事までを提供。

03温浴施設・ウェルネス準主力

ニフティ温泉は、全国約2万2,000件の温浴施設情報を掲載する日本最大級の検索プラットフォーム。電子チケットやクーポン、口コミを提供し、体験型広告サービスも展開。

日本最大級の温浴施設総合情報検索プラットフォーム

主な製品・サービス1
ニフティ温泉
日帰り温浴施設・温泉・スパの情報を検索できるプラットフォーム。電子チケットやクーポン、口コミを掲載。

04広告出稿・EC(販売・マーケティング支援)準主力

企業向けに、広告入稿支援SaaS「DFO」を提供。商品データを最適な広告フォーマットに自動変換し、50以上の広告媒体に対応。また、子会社GiRAFFE&Co.がテクニカルSEO支援などのWEBマーケティングコンサルを提供。

主な製品・サービス2
DFO
インターネット広告出稿時に商品データを最適な広告配信フォーマットへ自動変換するSaaS型支援ツール。
SEOコンサルティング
テクニカルSEO支援を中心としたWEBマーケティングのコンサルティングサービス。

製品と技術

国内最大級の物件情報プラットフォーム「ニフティ不動産」

ニフティ不動産は、大手不動産ポータルの物件情報約1,400万件を一括検索できる賃貸・購入向けプラットフォームである。2000年に「Myhome@nifty」として開始し、20年以上にわたりUI/UX改善を続け、グッドデザイン賞も受賞。特にiOS/Androidアプリは使い勝手の高さが評価され、累計ダウンロード数は2023年6月に1,000万を突破した。ユーザーは重複物件を自動で名寄せしたリストを閲覧でき、気になる物件を保存・比較できる。同サービスは、株式会社ノジマ傘下の同社の主力であり、送客数増加が業績を牽引する。

温浴施設を生活のマーケティング場に変える「ニフティ温泉」

ニフティ温泉は、全国約2万2,000の日帰り温浴施設・温泉・スパの情報を集約した日本最大級の温浴施設総合情報プラットフォームである。2003年12月に「@nifty温泉」としてスタート。施設の営業時間、料金、口コミに加え、2024年1月からは事前決済可能な電子チケットの提供を開始し、ユーザーの利便性を高めた。また、健康や美容に興味のあるユーザー層を広告主に販売する「体験型広告サービス」も提供。施設をマーケティングの場として活用する新しい広告モデルを確立している。

広告入稿を自動最適化するSaaS「DFO」

DFO(Data Feed Optimization)は、インターネット広告の出稿時に商品データを最適な広告配信フォーマットに自動変換するSaaS型ツールである。元々は旧ニフティグループのコマースリンクが2008年に提供を開始し、2020年に同社が事業譲受した。2026年3月末時点で50以上の提携広告媒体に対応。EC事業者はDFOを使うことで、複数の広告媒体ごとに商品データを個別に作成する手間が省け、広告運用の効率が飛躍的に向上する。同社のWORK STYLE領域の中核製品であり、堅調な事業展開を見せる。

外壁塗装プラットフォームからリフォーム元請けへ「外壁塗装の窓口」

子会社ドアーズが運営する「外壁塗装の窓口」は、ユーザーと外壁塗装業者をマッチングする日本最大級のプラットフォームである。2025年9月に一般建設業許可を取得したことを機に、個人向けリフォーム元請けサービス「外壁塗装の窓口 リフォーム工房」を開始。提携店舗数を拡大し、ユーザーからの「相談」という価値提供を進める。これにより、同社は「探す」段階だけでなく、施工まで含めた住まい全般の支援へ事業領域を広げている。ドアーズのコールセンター機能をグループ全体で活用し、カスタマーエンゲージメントの強化にも貢献する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 温浴施設・ウェルネス日本最大級の温浴施設総合情報検索プラットフォーム

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

高成長・高収益のライフスタイル支援

情報サービス業に属し、ライフスタイル支援事業を展開。売上高は前期36億円から今期49億円へ急増し、営業利益率は20%超と高収益を達成。同業のソラコムやハッチ・ワークに比べ利益率で優位。成長ドライバーとして、既存のライフスタイル関連サービスが好調で、顧客単価向上や新規顧客獲得が進んでいる。来期も売上52億円、営業利益率23%と好調持続見込み。業界内では高収益型のニッチプレイヤーとしてポジショニング。

強み

  • 営業利益率20%超と業界平均を大きく上回り、収益力が非常に強い。
  • 売上高が前期比36%増と高成長を達成し、今後も成長継続が見込める。
  • 特定のライフスタイル分野に特化し、競合との差別化に成功している。
  • デジタルサービスの特性を活かし、追加投資効率よく売上を拡大可能。

課題

  • ニッチ市場ゆえに成長の天井が低く、中長期的な市場拡大が課題。
  • 高収益領域であるため、新規参入や既存大手の進出で競争激化の可能性。
  • 特定サービスへの依存が強く、需要変動や制度変更の影響を受けやすい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がニフティライフスタイル

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
1472Aミラティブ92億円9.1倍
23991ウォンテッドリー92億円10.9倍
34374ROBOT PAYMENT92億円15.8倍
49445フォーバルテレコム90億円9.1倍
54011ヘッドウォータース90億円
64262ニフティライフスタイル89億円11.4倍
74488AI inside89億円25.0倍
84442バルテス・ホールディングス89億円14.4倍
94075ブレインズテクノロジー88億円46.8倍
103911Aiming87億円13.5倍
114430東海ソフト87億円8.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 23件

パソコン通信「NIFTY-Serve」から始まる1986年

同社の起源は、1986年2月に設立された株式会社エヌ・アイ・エフ(後のニフティ株式会社)にある。1987年4月にはパソコン通信サービス「NIFTY-Serve」の提供を開始し、日本におけるインターネット黎明期の先駆けとなった。1991年4月に社名をニフティ株式会社に変更。その後、1999年11月にインターネットサービス「@nifty」を開始し、一般向けプロバイダーとしてユーザー基盤を拡大した。この時期に蓄積された会員基盤とブランドが、後のライフスタイル事業展開の土台となる。

不動産・求人・温泉、3つの垂直サービスが誕生した2000年代

2000年代に入り、旧ニフティはポータルサイト「@nifty」上で生活関連サービスを相次いで立ち上げる。2000年4月に不動産情報サービス「Myhome@nifty」(現ニフティ不動産)を、同年9月に求人情報サービス「Job@nifty」を、2003年12月には温浴施設情報サービス「@nifty温泉」(現ニフティ温泉)を開始。これらのサービスは、プロバイダー事業で得たユーザーに住まいや仕事、レジャーなどの情報を提供する垂直統合型の戦略であり、のちの同社の中核事業となる。

富士通グループから離脱、ノジマ傘下へ2017年

2017年4月、旧ニフティはクラウド事業を富士通クラウドテクノロジーズに譲渡し、ネットワークサービスとWEBサービスを残す形で新ニフティ株式会社に再編。同時に、株式会社ノジマが新ニフティの全株式を取得した。これにより同社グループは富士通グループから離れ、家電量販店ノジマの傘下で再出発することとなった。この分社化により、WEBサービス部門は独立した経営判断が可能となり、後のライフスタイル事業への集中投資が加速する。

WEB分割準備会社を設立し、マーケットプレイス事業を承継2018年

2018年2月、ニフティ株式会社はWEB分割準備株式会社(現ニフティライフスタイル)を設立。同年4月、同社は商号をニフティライフスタイル株式会社に変更し、旧ニフティからマーケットプレイスサービスを吸収分割で承継、事業を開始した。この時点で承継されたのは、ニフティ不動産、ニフティ温泉、ニフティ求人などの生活系サービスであり、同社は「行動支援サービス」に特化した純粋なプラットフォーム企業として独立した。

子会社化と事業譲受で体制を強化した2019-2020年

独立後、同社はM&Aで事業領域を拡大する。2019年4月、オンライン内見サービスを手掛ける株式会社Tryellを連結子会社化(2024年4月に吸収合併)。2020年9月には、同一親会社のニフティネクサス(現ニフティ)から、広告入稿支援ツール「DFO」事業を譲受。この事業はコマースリンクが2008年から提供してきたもので、同社はワークスタイル領域の基盤として取り込んだ。これらの動きにより、生活系にとどまらず企業向けマーケティング支援にも足場を築いた。

東証マザーズ上場とグロース市場移行2021-2022年

2021年12月、同社は東京証券取引所マザーズ市場に新規上場した。資本市場からの資金調達により、成長投資を加速する体制を整えた。2022年4月の東証市場再編に伴い、マザーズからグロース市場へ移行。上場時の資金使途は、人材投資やシステム開発、M&Aなどに向けられ、その後も積極的な事業拡大を継続する。

GiRAFFE&Co.とドアーズを連結子会社化した2023-2024年

中期経営計画の策定を前に、同社はさらなる事業拡大を目的に2社を連結子会社化。2023年9月、SEOコンサルティングの株式会社GiRAFFE&Co.を子会社化し、ワークスタイル領域のマーケティング支援力を強化。2024年5月には、外壁塗装プラットフォームを運営する株式会社ドアーズを子会社化。これにより、住まいカテゴリーで「探す」だけでなく「相談・施工」まで提供価値を拡大する足がかりを得た。

本社移転と新たな中期経営計画への布石2025年

2025年7月、同社は本社事務所を東京都新宿区北新宿から中野区本町に移転。同年5月には2030年3月期を最終年度とする中期経営計画を公表し、売上高120億円、営業利益20億円、ROE15%以上という数値目標を掲げた。計画では、提供価値を「探す」から「相談」へ拡大し、住まい全般支援への領域拡大、ID基盤の整備や生成AI活用を打ち出す。6月にはニフティ不動産アプリが累計1,000万ダウンロードを達成するなど、事業基盤は着実に成長している。

年表23件を開く

1980年代

  • 1986年2月当社親会社の前身である株式会社エヌ・アイ・エフが創設
  • 1987年4月パソコン通信サービス「NIFTY-Serve」の提供を開始

1990年代

  • 1991年4月商号変更ニフティ株式会社(以下、「旧ニフティ」)へ商号変更
  • 1999年11月インターネットサービス「@nifty」の提供を開始

2000年代

  • 2000年4月「ニフティ不動産」の前身であるWEBサービス「Myhome@nifty」の提供を開始
  • 2000年9月「ニフティ求人」の前身であるWEBサービス「Job@nifty」の提供を開始
  • 2003年12月「ニフティ温泉」の前身であるWEBサービス「@nifty温泉」の提供を開始
  • 2008年11月コマースリンク株式会社にてDFO(Data Feed Optimization)の提供を開始

2010年代

  • 2014年7月株式会社Tryellにて「オンライン内見」の提供を開始
  • 2017年4月旧ニフティがクラウド事業を中心とする富士通クラウドテクノロジーズ株式会社とネットワークサービス事業及びWEBサービス事業を中心とするニフティ株式会社に分社し、株式会社ノジマがニフティ株式会社の株式を100%取得
  • 2018年2月創業ニフティ株式会社がWEB分割準備株式会社(現 当社)を設立
  • 2018年4月商号変更WEB分割準備株式会社をニフティライフスタイル株式会社に商号変更するとともに、ニフティ株式会社より、マーケットプレイスサービスを吸収分割の手法にて承継し、事業を開始
  • 2019年4月M&A株式会社Tryellを連結子会社化(2024年4月1日付で吸収合併)
  • 2019年9月「ニフティ不動産」にて、関連アプリが累計500万ダウンロードを突破

2020年代

  • 2020年9月同一の親会社を持つニフティネクサス株式会社(現 ニフティ株式会社)から、 WEB広告出稿に伴う入稿用データの作成、広告配信先への受け渡しを支援するソリューションサービスを展開するため、「DFO(デジタルマーケティング)事業」を譲受
  • 2021年12月上場東京証券取引所マザーズ市場へ新規上場
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しによりマザーズ市場からグロース市場へ移行
  • 2023年6月ニフティ不動産にて、関連アプリが累計1,000万ダウンロードを突破
  • 2023年9月M&A株式会社GiRAFFE&Co.を連結子会社化
  • 2024年1月ニフティ温泉にて、事前決済サービス「電子チケット」の提供開始
  • 2024年1月株式会社Social Pentagonと資本業務提携契約を締結
  • 2024年5月M&A株式会社ドアーズを連結子会社化
  • 2025年7月本社事務所を東京都中野区に移転

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高2030年3月期まで120億円
  • 営業利益2030年3月期まで20億円
  • ROE2030年3月期まで15%以上
  • 配当性向計画期間中(2026年3月期-2030年3月期)まで50%目途

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    住まい領域での提供価値と事業領域の拡大

    「ニフティ不動産」の集客力を基盤に、「探す」から「相談」への価値拡大、および「お部屋探し支援」から「住まい全般支援」への領域拡大を進め、ユーザーとの継続的タッチポイントを構築し、クロスセル等でLTVを拡大する。

  2. 02

    経営共通基盤の整備による成長基盤の構築

    ID基盤整備とメンバーシップビジネス開始、生成AIの活用加速、M&Aやアライアンスによる非連続的成長に取り組み、提供価値・事業領域の拡大や中期経営計画の定量目標達成を支える経営基盤を充実させる。

  3. 03

    安定的配当と資本効率向上による財務戦略

    中長期的な企業価値向上に必要な投資を推進しつつ、安定的・継続的な株主還元を実施する。配当性向の目途を50%とし、適切なキャピタルアロケーションで資本効率の継続的向上を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 5期分

グループ全体で119人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は744万円で、4期前と比べて+4.8%平均年齢は40.9歳、平均勤続年数は3.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2022年3月71037.01.962
2023年3月72239.32.869
2024年3月71839.83.582
2025年3月72538.83.3109917
2026年3月74440.93.71191,008

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社4(国内 4 / 海外 0、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
本社事務所 — 東京都中野 区381百万円
本社事務所 — 東京都港区29百万円
本社事務所 — 東京都千代田区5百万円
主な関係会社
  • 国内
    株式会社ノジマ(注)1
    東京都 港区 · その他の関係会社
    議決権65.3%
  • 国内
    ニフティ株式会社(注)2
    東京都 新宿区 · その他の関係会社
    議決権65.3%
  • 国内
    株式会社ドアーズ(注)3
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社GiRAFFE&Co.
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は52億円営業利益12億円前期と比べると増収増益で、売上が+6.1%、利益が+20.0%。

売上高
+6.1%
52億円
営業利益
+20.0%
12億円
純利益
+33.3%
8億円
営業利益率
23.1%
前期比 +2.7%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高58億円52億円
営業利益13億円12億円
純利益8億円8億円
1株あたり配当¥64¥64

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は13億円、営業利益は2億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+85.7%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q101
2024年1Q7228.61
2024年2Q8225.01
2024年3Q9222.22
2024年4Q122
2025年2Q22313.62
2025年4Q27725.94
2026年2Q25520.03
2026年4Q27725.95
2027年1Q13215.41

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 9期分

直近期の営業利益率は23.1%。売上は7期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
ニフティ株式会社がWEB分割準備株式会社(現 当社)を設立
2018年3月
株式会社Tryellを連結子会社化(2024年4月1日付で吸収合併)
2019年3月1754
2020年3月2175
東京証券取引所マザーズ市場へ新規上場
2021年3月2385
2022年3月2896
株式会社GiRAFFE&Co.を連結子会社化
2023年3月3063
株式会社ドアーズを連結子会社化
2024年3月3696
2025年3月49101020.46
2026年3月52121223.18

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高52億円のうち、営業利益として残るのは12億円23.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は8億円、売上の15.4%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金23.1%12億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金53.8%28億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益23.1%12億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
76.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+14.7pt
23.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+8.7pt
15.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比0.1pt
13.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
10.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
30.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 7期分

2026年3月期は営業CFが11億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは9億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は47億円で、売上の10.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2020年3月5−149
2021年3月7−4−1311
2022年3月7−223539
2023年3月5−20342
2024年3月12−3−1949
2025年3月10−15−2−542
2026年3月11−2−3947

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 9期分

2026年3月期の総資産は75億円。このうち返さなくてよい自己資本が62億円で、自己資本比率は83.2%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2018年3月110100.0
2019年3月105554.7
2020年3月1510568.5
2021年3月2115670.7
2022年3月5044688.4
2023年3月5348589.6
2024年3月63531083.6
2025年3月70581282.3
2026年3月75621283.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
47億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
38億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
12億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り605社中51位あたり、逆に低いのは売上成長率605社中377位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
13.0%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
23.1%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
83.2%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
6.1%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.6%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,395で、1年前と比べて+3.7%過去52週の値幅のなかでは60%の位置にある。

¥1,395-1.1%1ヶ月+5.6%1年+3.7%時価総額89億円
過去52週の値幅
安値¥1,255高値¥1,489

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.4倍
PER (会社予想)10.7倍
PBR1.44倍
配当利回り4.59%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1カ月で+3.24%と上昇。25日線(1341.84円)を上回り、75日線(1357.97円)は下回るが、200日線(1365.66円)をわずかに上回る。52週高値1489円からは約8%下落、52週安値1255円からは約9%上昇。7月30日に出来高39000株と急増したが、その後は5000株前後に減少。RSIは53.1と中立圏で、25日線を上回り底堅いが、75日線が上値抵抗。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PER11.18倍は業界平均30.76倍を大きく下回り、PBR1.41倍も平均3.59倍より低い。配当利回り4.67%は平均2.66%を上回り、ROE13%も堅調。業績は増収増益で、営業利益率も20%超と高い。ただし、予想PER10.5倍と実績PERの差は小さく、成長率は高くない。割安だが、成長性に欠けるため、今後の業績拡大が鍵となる。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.4倍47.9倍
PER (予想)10.7倍
PBR1.44倍2.96倍
ROE13.0%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、ネット広告市況の回復と、既存メディア事業の収益性改善が進むかどうか。強気派は、企業業績が拡大しており、営業利益率が20%を超え高収益体質に転換した点や、配当利回りが4%を超える株主還元を評価する。一方、弱気派は、売上高の成長が鈍化しつつあり、広告市況の変動への依存度が高いことや、競合の台頭による長期的な競争力の低下を懸念する。また、株価が1年でほぼ横ばいなことから、成長期待が織り込み済みで、今後の追加的な上昇余地は限定的とみる。

プラスに働く材料7
  • 収益性改善が続く

    営業利益率が20%超まで上昇し、高収益体制を確立。

  • 高い株主還元

    配当利回り4.7%と利回り重視の投資家に有効。

  • 業績拡大トレンド

    売上高が30億→50億円と成長軌道にある。

  • 2026年3月期は営業利益12億円、利益率23%に改善通年影響

    営業利益は前期比2億円増の12億円、営業利益率23.08%と改善

  • 売上高52億円と3期連続の増収見込み通年影響

    売上高は36→49→52億円と拡大、2年で1.44倍の増収

  • 予想PER10.4倍と同業比で割安通年影響

    予想PER10.4倍は実績PER11.14倍を下回り割安感

  • 配当利回り4.69%の高配当株として需要継続影響

    配当利回り4.69%は市場平均を大きく上回る

マイナスに働く材料7
  • 成長鈍化の兆し

    直近の売上高成長率は前期比で低下傾向。

  • 広告市況依存

    収益の多くが広告に依存し、景気変動に敏感。

  • 競争激化

    ポータルやSNSとの競争で、ユーザー確保に課題。

  • 売上高伸び率が前期の36%増から6%増へ急減速通年影響

    売上高伸び率は前期の36%増から6%増に急減速

  • 時価総額87億円の小型株で売買が細る継続影響

    時価総額87億円と小型で外国人保有2.9%、流動性は低い

  • 情報サービス競争激化で高利益率の維持が課題継続影響

    営業利益率23.08%と高水準だが、競争維持が前提

  • 配当性向50%超の還元が重し通年影響

    配当総額は純利益の約5割、減益時に減配余地がある

次の決算で確かめる点
広告売上高成長率
収益の柱である広告の伸びが業績の良否を左右する。
月間アクティブユーザー数
メディアの集客力と広告収入の基礎を示す。
営業利益率
収益性改善が持続するか確認する。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり64で、前期から+84.4%いまの株価に対する利回りは4.59%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥64
1株あたり
配当利回り
4.59%
いまの株価に対して
配当性向
44.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2023年3月1227.2
2024年3月1525.014.9
2025年3月32113.327.7
2026年3月5984.444.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥64

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ6,938人。区分でいちばん多いのは事業法人67.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が68.7%を占め、残る31.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人68.768.967.567.767.1
個人・その他23.024.323.325.527.9
外国法人2.00.73.91.92.4
金融機関2.53.32.93.41.6
証券会社3.72.32.00.90.5
外国人個人0.10.50.50.50.5
自己株式0.5

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01ニフティ株式会社64.96
02木下 圭一郎2.98
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.62
04丸田 稔0.98
05藪 太一0.89
06株式会社白夜書房0.86
07RE FUND 107-CLIENT AC(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)0.72
08成田 隆志0.49
09BBH LUX/BROWN BROTHERS HARRIMAN(LUXEMBOURG)SCA CUSTODIAN FOR SMD-AM FUNDS - DSBI JAPAN EQUITY SMALL CAP ABSOLUTE VALUE(常任代理人 株式会社三井住友銀行)0.48
10CALLON SAM ANDERBERG0.46

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-06-15
    ニフティ株式会社
    変更報告
    64.96%
    -1.44pt
  • 2026-06-02
    ニフティ株式会社
    新規の大量保有報告
    64.96%
    -1.44pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 9期分

1株利益は8期で−100%、1株純資産は9期で−99%。直近期のROEは13.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2018年3月100,000
2019年3月357,382527,609113.9
2020年3月10120748.9
2021年3月10229740.3
2022年3月11370320.511.2
2023年3月547487.414.927.2
2024年3月9982712.610.814.9
2025年3月9790711.212.527.7
2026年3月12297713.011.044.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額56百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約1倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
成田隆志代表取締役社長 兼 社長執行役員4931,114
浅野雄太取締役 兼 執行役員43408
林丈博取締役53
桑畑治彦取締役44
小川卓社外取締役48
森泰一郎社外取締役38
藤城哲哉常勤監査役67
寺西章悟社外監査役42
角野里奈社外監査役46
山根承子社外取締役42
菊地恵理子社外取締役37

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円ストックオプション百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)324552910
社外取締役41811195
監査役1888

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,331字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社である株式会社GiRAFFE&Co.および株式会社ドアーズにより構成されており、LIFE STYLE領域およびWORK STYLE領域にて、より良い暮らしを目指している一人ひとりの行動を支援するための「行動支援サービス事業」を展開しております。 当社グループの事業セグメントは、行動支援サービス事業のみの単一セグメントであるため、以下に当社の事業ドメイン2領域の主要なサービス内容を記載いたします。 1.事業ドメインについて (1)LIFE STYLE領域 住まいカテゴリー ①ニフティ不動産 大手不動産ポータルの物件情報約1,400万件をまとめて一括検索できる、賃貸・購入領域での不動産物件情報検索プラットフォームサービスです。国内最大級の膨大な情報量とUI/UX(注1)にこだわった使い勝手の良いアプリを中心とするサービス提供が強みとなっております。 ②外壁塗装の窓口 子会社の株式会社ドアーズが手掛けており、ユーザーと外壁塗装業者を結ぶ日本最大級の外壁塗装プラットフォームとなります。「外壁塗装の窓口」では、マッチングサービスの安定運用に加え、2025年9月に取得した一般建設業許可を基に、リフォーム(元請)サービスの積極的な展開を進めてまいりました。その一つである個人向けサービス「外壁塗装の窓口 リフォーム工房」では、提携店舗数も順調に拡大し、ユーザーとのコミュニケーションを通じて「相談」という価値提供が進展しております。 ウェルネスカテゴリー ニフティ温泉 全国約2万2,000件の日帰り温浴施設や温泉、スパの情報やお得な電子チケット、クーポン、口コミ等を掲載する、日本最大級の温浴施設総合情報検索プラットフォームサービスです。温浴施設をマーケティングの場として活用し、健康や美容に興味のあるユーザー向けに広告プランを提案する「体験型広告サービス」も提供しております。 (2)WORK STYLE領域 販売・マーケティング支援カテゴリー ①DFO インターネット広告出稿時に、商品データを最適な広告配信フォーマットへ自動変換する広告入稿支援ツール「DFO」(Data Feed Optimization)をSaaS(注2)型ビジネスとして提供しております。2026年3月末現在、「DFO」は50以上の提携広告媒体に対応しております。 ②SEOコンサルティング 子会社の株式会社GiRAFFE&Co.が手掛けており、テクニカルSEO支援をはじめとするWEBマーケティングの課題に対応するコンサルティングサービスを展開しております。 2.当社の強みについて (1)「ユーザー基盤」及び「掲載情報数・クライアント基盤」 ユーザー基盤については、クライアントとの強固な信頼関係による豊富な情報掲載により、ライフスタイルにおける意思決定と親和性の高いユーザーが集まりやすい構造となっております。この結果、当社サービスの年間延べユーザー数は約1億人に達しております。また、掲載情報・クライアント基盤については、ニフティ不動産やニフティ温泉といったプラットフォームサービスにおいて、20年来の事業展開に亘り検討意欲の高いユーザーを送客し続けることで得た信頼に基づき、国内最大級の掲載情報数・クライアント数を誇っております。このユーザー基盤と掲載情報・クライアント基盤との相乗効果が、当社の強みとなります。 (2)「データ基盤」「テクノロジー基盤」「マーケティング基盤」 クライアントとの強固な信頼関係に基づく国内最大級を誇る掲載データに加え、ライフスタイルにおける意思決定と親和性の高いユーザー属性データの保有といったデータ基盤を有しております。テクノロジー基盤につきましては、重複物件の名寄せ処理の実現や独自検索システムによるデータ高速処理、データを活用したUX向上に向けたレコメンド技術、これらを可能とする自社開発組織が強みとなります。 また、マーケティング基盤につきましては、WEB広告に関するノウハウやテクニカルSEO等、デジタルマーケティングに関する対応力に加え、オーガニック集客力の強さにより、成約確度の高いユーザーの獲得・送客が可能となっております。 (3)「カスタマーエンゲージメント基盤」 ニフティ不動産等のプラットフォームサービスで培ってきたユーザー基盤、クライアント基盤に加え、2024年にドアーズ社がグループインしたことで、新たにコールセンター機能が加わりました。これにより、ユーザーとテクノロジー×リアルの両接点でのコミュニケーションが可能になることで、カスタマーエンゲージメントがより活性化されます。この結果、会員基盤の構築・活用が行いやすくなり、新たなデータの獲得が可能となる正の循環が生まれることとなります。 (注)1.UI/UXとは、UIはUser Interfaceの略で、アプリケーションソフトウエアをユーザーが操作する方法のこと。UXはUser Experienceの略で、サービス等の利用を通じてユーザーが得る体験のこと。 2.SaaSとは、Software as a Serviceの略で、提供者側のサーバーで稼働するソフトウエアをインターネット等を経由して、ユーザーが必要な機能のみを選択して利用できるサービスのこと。 3.事業系統図 (1)LIFE STYLE領域 住まいカテゴリー ①ニフティ不動産 住まいカテゴリー ②外壁塗装の窓口 ウェルネスカテゴリー ニフティ温泉 (2)WORK STYLE領域 販売・マーケティング支援カテゴリー
経営方針・対処すべき課題2,146字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、提出日現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 経営の基本方針 当社グループは、「思いやりとテクノロジーで、一人ひとりの『幸せな暮らしの意思決定』を支え続ける。」というパーパスを掲げ、より良い暮らしを目指している一人ひとりの行動を支援するための「行動支援サービス事業」を展開しております。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、2025年5月に中期経営計画(2026年3月期-2030年3月期)を公表しており、計画最終年度である2030年3月期の定量目標を、連結売上高120億円、営業利益20億円、ROE15%以上、計画期間中の配当性向50%目途としております。 (3) 中長期的な会社の経営戦略等 当社グループは、経営環境や事業環境の変化にこれまで以上に柔軟に対応し、ステークホルダーのみなさまとともに持続的な成長や中長期的な企業価値の向上に取り組むため、2025年5月に新たな中期経営計画を策定・公表いたしました。当社パーパスである、「思いやりとテクノロジーで、一人ひとりの『幸せな暮らしの意思決定』を支え続ける。」のもと、2030年3月期に向けた新たなビジョン「『人生100年時代の意思決定』を支える企業へ」を新たに制定しております。 なお、中期経営計画の詳細につきましては、2025年5月7日に公表した「中期経営計画策定に関するお知らせ」をご参照ください。 (4)経営環境 当社グループの中核ビジネスであるニフティ不動産が属する不動産業界につきましては、不動産価格の上昇傾向等を背景に消費者ニーズは落ち着きを見せていますが、コロナ禍を経て改めてライフスタイルへの関心が高まったことにより個々のニーズが多様化しております。また、当社グループの各サービスが属するインターネット広告業界の市場規模は、進展する社会のデジタル化を背景に前年比110.8%の4兆459億円に達する等、堅調に伸長しております。(株式会社電通「2025年日本の広告費」より) (5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 少子高齢化を通じた2030年問題等の社会問題、人生100年時代の到来による新たなライフステージの誕生、生成AIをはじめとするテクノロジーの進化・浸透に代表される外部環境の大きな変化がある中、既存事業の着実な成長を基盤としつつ、事業領域及び提供価値を拡大していくことが事業上の課題と考えております。 当連結会計年度におきましては、中期経営計画の初年度として、「探す」から「相談」へと提供価値の拡大を図るべく、子会社ドアーズにおけるリフォームサービスの強化など、新たな事業基盤の構築に注力いたしました。一方で、中期経営計画の定量目標の達成にむけては売上高成長率に課題を残しました。また、外部環境の変化として生成AIが想定以上に普及しており、早急な対応が必要であるとの認識をしております。 こうした状況を踏まえ、2027年3月期におきましては、中期経営計画2年目として「コアドメインの強化」と「経営共通基盤の整備」を行ってまいります。 ① コアドメインの強化 住まいカテゴリーの「提供価値」×「事業領域」 a) 「探す」から「相談する」への「提供価値」拡大 b) 「お部屋探し支援」から「住まい全般支援」への領域拡大 c) プラットフォーム集客力の継続的な強化 ② 経営共通基盤の整備 XPANSION(拡がり)に向けた基盤整備 a) ID基盤整備およびメンバーシップビジネスの開始 b) 生成AI等のテクノロジーの活用の加速 c) 非連続的成長への取り組みの推進 ①の「コアドメインの強化」に関しては、住まいカテゴリーにおいて、コア事業である「ニフティ不動産」の集客力を起点に、「探す」から「相談」という提供価値の拡大だけでなく、「お部屋探し支援」から「住まい全般支援」へと領域の拡大を行ってまいります。これにより、ユーザーとの継続的なタッチポイントを構築し、クロスセル等によるLTVの拡大を目指します。 ②の「経営共通基盤の整備」に関しては、提供価値および事業領域の更なる拡大、これらを通じた中期経営計画の定量目標の達成に向けて、経営基盤の充実にも取り組みます。具体的には、ID基盤の整備とメンバーシップビジネスの開始、生成AIの各サービスでの活用とグループ各社での生産性向上に加え、M&Aやアライアンスによる非連続的成長にも取り組んでまいります。 財務戦略:安定的・継続的な配当実施と資本効率の継続的な向上 当社は株主の皆様に対する利益還元を経営の重要課題であると認識しており、中長期的な企業価値の向上に必要な投資を推進しつつ、安定的・継続的な株主還元を実施することを基本方針に掲げております。この方針の下、成長投資とのバランスや資本効率等を十分に勘案しながら、配当性向の目途を50%としております。 また、成長投資と株主還元とのバランスの取れた適切なキャピタルアロケーション等を通じ、連結バランスシートの最適化を進めることで、資本効率の継続的な向上にも取り組んでまいります。
事業等のリスク6,597字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 以下において、当社グループの事業の状況その他に関してリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また、リスク要因に該当しない事項についても、投資者の投資判断上重要であると考えられる事項については、投資者に対する積極的な情報開示の観点から開示してまいります。当社グループは、これらのリスク発生の可能性を十分に認識した上で、発生の回避及び発生した場合の迅速な対応に努める方針であります。 なお、以下の記載のうち将来に関する事項は、別段の記載がない限り、本書提出日現在において当社グループが判断したものであり、不確実性を内在しているため、実際の結果と異なる可能性があります。また、将来において発生の可能性がある全てのリスクを網羅するものではありません。 (1) 事業環境に関するリスク ① 市場について (発生可能性:低/影響度:大) 広告・インターネット市場において、景気が急激に悪化して取引先の広告予算全体が縮小される、あるいは不動産・レジャー市場において、参入市場の成長が鈍化し取引先の広告予算全体が縮小される場合があります。当社グループとしては業務提携やM&Aの推進等事業の拡大に努め、収益源の多様化を図る考えであります。しかしながら、景気等の影響により取引先の広告予算が縮小される場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② プラットフォームについて (発生可能性:中/影響度:大) アプリケーションストアや、Google等の検索事業提供先において、配布方法やルール・規約及び検索ロジックの変更が発生します。当社グループとしては最新ロジックへの迅速な技術対応やブランディングといった「AIによる代替が困難な領域」への付加価値シフトを推進し、プラットフォームに依存しすぎない集客力の強化に努めております。しかしながら、これらの変更により検索エンジン経由の集客力が低下し、ユーザー数や収益が減少した場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 特定領域への依存について (発生可能性:低/影響度:大) 不動産領域の「ニフティ不動産」への依存度が高い状況にあります。当社グループとしては事業領域の拡大および売上の分散化を推進し、特定サービスへの過度な依存によるリスクの低減に努めてまいります。しかしながら、「ニフティ不動産」の収益が悪化した場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 取引先について (ⅰ)特定取引先への依存 (発生可能性:中/影響度:大) 行動支援サービス事業は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況 ④生産、受注及び販売の状況 c 販売実績」に記載のとおり、当社グループの当連結会計年度において販売高上位1社に対する売上高が37.9%を占めております。当社グループとしては重要な取引先との関係を維持しつつ、新規取引先の獲得や複数のプラットフォームサービスでの事業展開を強化することで、依存度を下げる取組みを行っております。しかしながら、重要な取引先から、取引関係の終了や不利な条件の提示等を受けた場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。なお、本書提出日現在において、該当取引先とは良好な関係を継続しております。 (ⅱ)取引先の法的規制 (発生可能性:低/影響度:中) 当社グループの事業ドメインにおいては、宅地建物取引業法や公衆浴場法、個人情報保護法をはじめとする多岐にわたる法的規制が存在しております。当社グループとしては法改正情報の早期収集、状況変化に応じた経営判断に基づき、機動的な事業構造の最適化を推進しております。しかしながら、それらの法改正が取引先の事業に影響を与える場合、当社グループの業績及び財政状態にも影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ M&A/事業提携について (発生可能性:低/影響度:中) 新規市場への参入や新領域事業の拡大等のためにM&Aや事業提携等の戦略投資を実施する可能性があります。当社グループとしてはこれらを行う際には、対象企業の詳細な調査を行い、十分にリスクを検討することとしております。しかしながら、費用削減を含むシナジーが実現できない、統合作業や費用等が増加する等、事前に十分把握できなかった問題が顕在化する場合や、事業展開が計画どおりに進まなかった場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 災害について (発生可能性:中/影響度:大) 事業所所在地において火災・地震・台風等の大規模な自然災害や新たな感染症の世界的流行(パンデミック)などが発生する可能性があります。当社グループとしては大規模自然災害や感染症等に備え、事業継続計画マニュアルを策定しており、迅速かつ適切に対応する体制を整備しており、従業員の安全確保に努めながら事業継続のために必要な対処の検討・実施をいたします。 しかしながら、これらの事象により本社オフィスの設備被害等が発生し、大部分のサービス提供が不可能となり、事業の継続が困難となった場合や、国内景気に対する影響は継続または拡大した場合、多数の従業員に感染症がまん延した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 運営体制に関するリスク (発生可能性:中/影響度:中) 当社グループの組織体制は小規模であり、業務執行体制及び内部管理体制もそれに応じたものになっております。当社グループとしては今後の事業展開に応じて、採用・能力開発等によって業務執行体制及び内部管理体制の充実を図ってまいります。しかしながら、事業拡大に応じた十分な人材の確保及び育成ができるかは不確実であり、これらが不十分な場合は、当社グループの業務遂行に影響を及ぼす可能性があります。 また、人材流出の発生や、人材採用が困難となる可能性があります。当社グループとしては上記事象に備え、処遇や働き方の改善、育成の拡充等の対応に努めてまいります。しかしながら、必要なスキルを有する人員が確保できず、事業の運営に支障が発生した場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3) システムに関するリスク ① 障害について (発生可能性:中/影響度:中) クラウドサービスにおけるシステム障害、ネットワークにおける障害、もしくはシステムでの重大な人為的ミス(操作、設計/開発上の不具合等)が発生する可能性があります。当社グループとしては上記事象に備え、情報セキュリティ研修、IT統制を通じてITインフラへの統制環境整備と運用状況確認等の対応に努めてまいります。しかしながら、ユーザーへ向けたサービスの停止など障害が発生した場合、取引先からの信頼低下やクライアント離れが起こり、長期的には損益が悪化していき、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 研究開発について (ⅰ)技術革新 (発生可能性:高/影響度:中) 最新技術動向への対応遅延や他社・競合状態への対応遅延により、サービス投入、改善機会・収益機会が失われる可能性があります。当社グループとしてはAIをはじめとするIT投資の最適化、開発・品質管理の徹底等の対応に努めてまいります。しかしながら、当社を取り巻く業界の最新技術動向への対応が遅延して競合から取り残された場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (ⅱ)システム投資 (発生可能性:高/影響度:中) 既存サービスの新機能やプラットフォーム事業者の仕様変更等への対応により、システム投資などの追加的な支出が発生し、利益率が低下する可能性があります。当社グループとしてはIT投資の最適化、モニタリング等の対応に努めてまいります。しかしながら、予測とは異なる状況が発生し新サービス、新規事業の展開が計画どおりに進まず投資を回収できなかった場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 法的規制・コンプライアンスに関するリスク ① 法的規制について (発生可能性:低/影響度:大) 当社グループの事業を規制する主な法規則として「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(独占禁止法)」、「不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)」、「個人情報の保護に関する法律(個人情報保護法)」、「不正アクセス行為の禁止等に関する法律(不正アクセス禁止法)」、「特定電子メール送信の適正化等に関する法律(特定電子メール法)」及び「製造委託等に係る中小受託事業者に対する代金の支払の遅延等の防止に関する法律(中小受託取引適正化法)」等があります。当社グループとしては法改正情報の早期収集等の対応に努めてまいります。しかしながら、当社グループに適用される法令等に違反した場合、当社グループの事業運営に支障をきたす恐れがあるほか、社会的信用が失われ、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 情報管理について (ⅰ)個人情報 (発生可能性:低/影響度:大) アカウント管理不足や不正アクセス、社内の不正行為に起因した情報漏えいの発生等の可能性があります。当社グループとしてはシステムのセキュリティ対策を講じるとともに、情報管理に関する社内規則等の整備や、情報セキュリティ研修等により情報漏えい防止に努めてまいります。しかしながら、実際に個人情報が流出し、社会的信用が低下した場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (ⅱ)セキュリティ (発生可能性:低/影響度:大) 以下のセキュリティ上のリスクがあります。 ・ランサムウェア等の不正プログラムの感染による、事業活動停止 ・標準型攻撃に起因する情報漏えいによる、社会的信用の低下と事業活動停止 ・外部からの不正アクセスに起因した情報漏えいによる、社会的信用の低下と事業活動停止 ・DDoS攻撃に起因したネットワーク不全による、サービス並びに事業活動停止 ・執務エリアへの不審者の侵入を許してしまい、情報の漏洩や従業員への危害や盗難等の犯罪の被害を受ける 当社グループとしては情報セキュリティ対策として、アンチウイルスソフトの導入及び従業員の情報セキュリティに対する意識レベル向上のための教育・啓蒙活動を実施し、その維持管理を行っております。しかしながら、実際に上記リスクが現実化した場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 知的財産権について (発生可能性:低/影響度:大) 特許権、商標権、意匠権、実用新案権、著作権等の第三者の知的財産権を完全に把握することは容易ではなく、意図せず第三者の権利を侵害する可能性があります。当社グループとしては侵害しないように努め、また弁護士・弁理士等の法務専門家と連携し適時に相談・助言を求める等の対応に努めてまいります。しかしながら、使用差止請求、差止訴訟を受けることにより事業継続に障害が発生する、または損害賠償請求、訴訟を提起されることにより賠償金の支払が発生した場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 親会社との関係に関するリスク ① 資本関係について (発生可能性:低/影響度:小) 本書提出日現在、ニフティ株式会社は当社の発行済株式数(普通株式)のうち65.3%を保有しておりますが、ニフティ株式会社は株式会社ノジマの完全子会社(連結対象)であることから、上記2社はいずれも当社の親会社に該当します。ニフティ株式会社は当社株式の総議決権数の過半数を引き続き保有する予定であり、これら親会社が当社役員の選任・解任、他社との合併等の組織再編、重要な事業の譲渡、定款の変更や剰余金の処分等、当社の株主総会決議の結果に重要な影響を及ぼす可能性があります。 ② 人的関係について (発生可能性:低/影響度:小) 2026年6月17日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「取締役7名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決されますと、当社の役員10名(取締役7名、監査役3名)のうち、ノジマグループの役員を兼ねる者は2名となります。 うち1名は、ニフティ株式会社の役員を兼ねており、豊富な経営経験から当社事業に関する助言を得ることを目的として招聘したものであり、親会社からの独立性は確保されている状況にあります。なお、当社における役職、氏名及び同社における役職は以下のとおりであります。 当社役職、氏名 :非常勤取締役 林 丈博 ニフティ株式会社役職:取締役兼専務執行役員兼経営管理統括部長兼人事グループ長 また、他の1名は、株式会社ストリートの役員を兼ねており、デジタルマーケティング支援領域およびDX支援領域における経営者としての豊富な経験と幅広い見識から当社事業に関する助言を得ることを目的として招聘したものであり、親会社グループからの独立性は確保されている状況にあります。なお、当社における役職、氏名及び同社における役職は以下のとおりであります。 当社役職、氏名 :非常勤取締役 桑畑 治彦 株式会社ストリート役職:代表取締役 ③ 「ニフティ」の商標使用について (発生可能性:低/影響度:中) 当社グループは、ニフティ株式会社に対し商標使用を申請しその使用の承諾を得て、商標権契約を締結することで「ニフティ」の名称を使用しております。当社としては親会社グループとの良好な関係の継続に努めてまいります。しかしながら、当社がニフティ株式会社の子会社・関連会社等でなくなった場合等には、「ニフティ」の商標を使用できない可能性や使用条件が変更され、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 親会社グループ内の他社との競合について (発生可能性:低/影響度:小) 当社グループは、ニフティグループとともにノジマグループにおけるインターネットセグメントを担っておりますが、ニフティグループがネットワークサービス事業を中心とした同社会員向けサービスであることに対し、当社グループは非会員向けにWEBサービス事業を展開しております。現在、ノジマグループ全体において当社と同様の事業を行っている会社はなく、事業の棲み分けがなされ、競合関係はありません。 (6) 資金使途に関するリスク (発生可能性:中/影響度:中) 当社が公募増資により調達した資金は、認知拡大・ブランディングのための広告宣伝費用、優秀な人材確保のための人件費・採用費及び事業拡大のためのソフトウエア開発費用等に充当する予定であり、当社としては適切な意思決定による投資判断、モニタリング等の対応に努めてまいります。しかしながら、投資効果が表れるまで期間がかかる場合、もしくは当初の計画に沿って調達資金を充当しても必ずしも想定どおりの投資効果が得られない場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、今後の事業環境の変化や、当社事業戦略等の変更等により、将来において調達資金にかかる資金使途に変更が生じる可能性があります。 (7)のれん等の減損に関するリスク (発生可能性:中/影響度:中) 当社グループでは、2026年3月末時点の連結貸借対照表において、874,126千円ののれん、440,555千円の顧客関連資産を計上しております。当社としては適切な事業計画とともに事業収益力強化に努めており、のれん等の評価額は帳簿価額を十分に上回ると想定しており減損可能性は高くないと考えております。しかしながら、今後の事業計画との乖離等によって、のれん等の評価額が帳簿価額より著しく下落した場合には、減損損失が計上され、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,584字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりであります。なお、当社の事業セグメントは、行動支援サービス事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。 ①財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ447百万円増加し7,464百万円となりました。 流動資産は5,547百万円(前連結会計年度末に比べ535百万円増加)となりました。その主な要因は、本社オフィス移転に伴う旧オフィスの敷金返還により敷金及び保証金が55百万円減少した一方、売上増により売掛金が23百万円増加、現金及び預金が539百万円増加したこと等によるものであります。 固定資産は1,917百万円(前連結会計年度末に比べ87百万円減少)となりました。その主な要因は、本社オフィス移転に伴う資産の新規取得等により建物及び構築物が44百万円増加、工具、器具及び備品が30百万円増加し、有形固定資産が75百万円増加した一方、顧客関連資産やのれんの償却等により無形固定資産が167百万円減少、繰延税金資産が5百万円増加したこと等によるものであります。 (負債) 当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ4百万円増加し1,218百万円となりました。 流動負債は1,010百万円(前連結会計年度末に比べ24百万円減少)となりました。その主な要因は、法人税等の計上により未払法人税等が20百万円増加、賞与引当金の計上により賞与引当金が14百万円増加した一方、消費税等の支払いにより未払消費税等が16百万円減少、債務弁済の進捗により未払金が17百万円減少、事務所移転により資産除去債務が23百万円減少したこと等によるものであります。 固定負債は208百万円(前連結会計年度末に比べ29百万円増加)となりました。その主な要因は、本社オフィス移転に伴い資産除去債務が34百万円増加したこと等によるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ442百万円増加し6,246百万円となりました。 その主な要因は、親会社株主に帰属する当期純利益778百万円の計上があった一方、自己株式取得により自己株式が45百万円増加したこと、配当金317百万円の支払を行ったこと等によるものであります。 ② 経営成績の状況 当社グループは「思いやりとテクノロジーで、一人ひとりの『幸せな暮らしの意思決定』を支え続ける。」をパーパスに掲げ、2030年3月期に向けた新たなビジョン「『人生100年時代の意思決定』を支える企業へ」を2025年5月に策定いたしました。計画初年度となる2026年3月期は、LIFE STYLE領域における住まいカテゴリーを中心とした売上成長を図るとともに、今後5か年における経営戦略・事業戦略を踏まえた事業基盤の構築だけでなく、中長期的な成長を見据えた人材投資や社内環境整備等を推進してまいりました。 LIFE STYLE領域における住まいカテゴリーのコア事業であるニフティ不動産では、通年を通した送客数の増加が業績に寄与いたしました。生成AIを活用したレコメンド機能の充実等に加え、継続的なUI/UX(注1)の改善を通じたグッドデザイン賞の受賞等、プラットフォームとしての評価も受けており、これらの結果としてアプリのダウンロード数も着実に増加しております。 連結子会社である株式会社ドアーズが運営する「外壁塗装の窓口」では、マッチングサービスの安定運用に加え、2025年9月に取得した一般建設業許可を基に、リフォーム(元請)サービスの積極的な展開を進めてまいりました。その一つである個人向けサービス「外壁塗装の窓口 リフォーム工房」では、提携店舗数も順調に拡大し、ユーザーとのコミュニケーションを通じて「相談」という価値提供が進展しております。 また、ウェルネスカテゴリーでは、昨年リニューアルしたニフティ温泉アプリのダウンロード数が順調に拡大しており、売上高の拡大に寄与しております。今後に向けては、会員基盤の強化やユーザー属性に応じた価値提供等を進めてまいります。 WORK STYLE領域では、昨年度の大型スポット案件の影響を除けば堅調な事業展開となっております。連結子会社である株式会社GiRAFFE&Co.においては、生成AIに対する積極的な対応を進めている状況です。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は5,238百万円(前年同期比6.1%増)となり、設立以来8期連続で過去最高値を更新いたしました。利益面につきましては、営業利益は1,189百万円(前年同期比18.5%増)、経常利益は1,195百万円(前年同期比20.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は778百万円(前年同期比26.0%増)となりました。また、EBITDAは1,584百万円(前年同期比14.9%増)となっております。 (注)1 UI:User Interface サービスの画面表示や機能の操作性・利便性 UX:User Experience サービス等の利用を通じて利用者が得る体験 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、4,721百万円(前連結会計年度末は4,182百万円)となり、539百万円増加いたしました。 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況とその主な要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により得られた資金は1,126百万円となりました。その主な要因は、法人税等の支払額386百万円があった一方で、税金等調整前当期純利益1,168百万円の計上、減価償却費254百万円の計上、のれん償却額139百万円があったこと等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動により使用した資金は239百万円となりました。その主な内訳は、本社オフィス移転に伴う有形固定資産取得による支出73百万円、無形固定資産取得による支出200百万円、敷金の回収による収入55百万円等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動により使用した資金は348百万円となりました。その主な内訳は配当金の支払317百万円、自己株式の取得による支出45百万円等によるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の状況 当社グループの事業は、行動支援サービス事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。 a. 生産実績 当社グループは生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。 b. 受注実績 当社グループは受注による販売を行っておりませんので、該当事項はありません。 c. 販売実績 当連結会計年度の販売実績は次のとおりであります。なお、当社グループは行動支援サービス事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。 当連結会計年度(自 2025年4月1日  至 2026年3月31日) セグメントの名称   金額(千円)   前年同期比(%) 行動支援サービス事業   5,238,123   106.1 (注) 最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 株式会社リクルート   1,617,988   32.8   1,987,852   37.9 株式会社LIFULL   678,045   13.7   742,173   14.2 アットホーム株式会社   557,637   11.3     ―    ― (注)総販売実績に対する割合が10%未満の記載を省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (売上高) 当連結会計年度における売上高の概況は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ② 経営成績の状況」に記載しております。 (売上原価、売上総利益) 当連結会計年度において、売上原価は1,228,073千円(前年同期比213,495千円減少)となりました。その主な減少要因は、外注費(前年同期比192,165千円減少)やクラウド利用料(前年同期比27,420千円減少)等によるものであります。 主力サービスである「ニフティ不動産」における売上高増加等により、売上総利益は4,010,049千円(前年同期比512,795千円増加)となりました。 (販売費及び一般管理費、営業利益) 当連結会計年度において、販売費及び一般管理費は2,820,071千円(前年同期比326,848千円増加)となりました。その主な増加要因は、販売促進費(前年同期比133,852千円増加)、給与手当及び賞与(前年同期比81,600千円増加)支払報酬(前年同期比57,680千円の増加)等によるものであります。 この結果、営業利益は1,189,978千円(前年同期比185,946千円増加)となりました。 (営業外損益、経常利益) 当連結会計年度において、受取手数料等により営業外収益が6,251千円(前年同期比137千円減少)、固定資産廃棄損等により営業外費用が844千円(前年同期比14,562千円減少)それぞれ発生し、経常利益は1,195,384千円(前年同期比200,371千円増加)となりました。 (特別損益、親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度において、ソフトウエアの減損により固定資産減損損失が27,059千円(前年同期比1,759千円減少)発生したことにより特別損失が27,059千円(前年同期比1,759千円減少)発生し、法人税等合計は389,793千円(前年同期比17,844千円増加)となりました。 この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は778,531千円(前年同期比160,784千円増加)となりました。 ② 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の進捗について 当社グループにおける経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2) 目標とする経営指標」に記載のとおり、中期経営計画の定量目標を掲げております。 当連結会計年度につきましては、各段階利益は期初計画を上回って着地したこともあり、順調に推移しているものと認識しております。 ③ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容 キャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 b 資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループにおける主な資金需要は、サービスの認知拡大や集客を目的とした販売促進費(拡販費)・広告宣伝費、サービス強化・ガバナンス強化等のための人件費等の経常運転資金、UI/UXや機能改善等により事業拡大及び収益改善を目指す設備投資資金であります。 なお、当連結会計年度末において借入金の残高はありません。また、当社グループは当連結会計年度末日現在の手元資金として現金及び預金4,721,855千円を保有しており、必要な資金は確保されていると認識しております。 ④ 重要な会計方針及び見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。連結財務諸表の作成においては、資産・負債および収益・費用の計上金額に影響を与える経営者による見積りが必要となります。当社グループは、連結財務諸表の作成にあたり、過去の実績や取引状況等を勘案し、会計基準の範囲内かつ合理的と考えられる見積り及び判断を行い、その結果を資産・負債の帳簿価額及び収益・費用の金額に反映しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表の作成にあたって採用する重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載されているとおりであり、連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しているとおりであります。

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開示資料

出典

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