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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

リブセンス

Livesense Inc.6054 · Standard · サービス業

複数のインターネットメディアを運営する求人情報サービス会社。求職者と企業をマッチングするプラットフォームを展開。

概要

リブセンスは、アルバイト求人サイト「マッハバイト」、転職口コミサイト「転職会議」、ITエンジニア向け「転職ドラフト」など複数のインターネットメディアを運営するサービス企業である。2006年に早稲田大学内で創業、2011年に東証マザーズに上場し、2012年には東証一部に昇格した。2025年12月期の連結売上高は約56億円、従業員数は254名。本社は東京都港区に置く。

4つの主力サービスが収益の柱

リブセンスの事業はインターネットメディア事業の単一セグメントであり、収益の大部分を4つの主要サイトが担う。最大の柱はアルバイト求人サイト「マッハバイト」で、2025年12月期に32億円の売上を計上したが、前期比18.7%減と大きく落ち込んだ。次いで転職口コミサイト「転職会議」が11.8億円(同12.5%増)、ITエンジニア転職サービス「転職ドラフト」が5.9億円(同4.8%増)と堅調に推移した。不動産情報サービス「IESHIL(イエシル)」や新規事業の面接最適化クラウド「batonn」も展開しているが、売上高に占める比率は小さい。

成功報酬型を軸にした収益モデル

同社のビジネスモデルは、求人企業から掲載料や採用成功報酬を得る有料型が中心である。「マッハバイト」は求職者に独自アルゴリズムで仕事を紹介し、採用決定時に企業から報酬を受け取る。しかし、2025年3月に規制強化により求職者向けお祝い金(マッハボーナス)を廃止した影響で収益性が悪化し、営業赤字に転じた。広告宣伝費への依存度が高く、2025年12月期は広告費を前年比11.2%削減したが、人件費は9.3%増加した。調整後EBITDAは3.5億円の赤字となり、ROICはマイナスに沈んだ。

本社移転と拠点の変遷

創業以来、本社を何度も移転している。2006年に新宿区の早稲田大学内で創業後、高田馬場、渋谷区、品川区(目黒)を経て、2022年3月に現在の港区(竹芝)へ移転した。宮崎県宮崎市には2015年にサテライトオフィスを開設し、現在も継続して運営している。一方、2018年に開設した京都オフィスは2022年1月に閉鎖した。海外展開としては、2014年に米国子会社Livesense Americaを設立したが、短期間で清算している。グループ会社は、不動産アドバイスを提供する株式会社フィルライフのみが連結対象となっている。

上場市場の変遷と時価総額の課題

2011年12月に東証マザーズへ上場、わずか10か月後の2012年10月に市場第一部へ昇格した。2022年4月の市場区分見直しに伴いプライム市場に移行したが、2023年10月には自主的にスタンダード市場へ移行した。この背景には、時価総額の低迷がある。経営陣は「時価総額は2014年以降下落傾向が続いている」と認め、企業価値向上のため調整後EBITDAとROICを重要指標に掲げ、中期経営計画で2027年12月期に売上高90億円、調整後EBITDA5億円を目標とするが、2025年の実績は大きく乖離している。

業界の中での役割は求人情報メディア運営会社にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
56億円
営業利益
-4億円
営業利益率
-7.1%
純利益
0億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01求職者向け求人情報サービス主力

アルバイト求人サイト「マッハバイト」、転職口コミサイト「転職会議」、ITエンジニア向け転職サービス「転職ドラフト」を運営。独自アルゴリズムで求職者に合った仕事を提案し、企業には採用支援サービスを提供する。

主な製品・サービス3
マッハバイト
アルバイトの求人広告を掲載し、求職者にスピーディーな仕事探しを提供するアルバイト求人サイト。
転職会議
企業の評判や社風などの口コミ情報や求人情報を提供する転職口コミサイト。
転職ドラフト
年収提示型スカウトや人材紹介によりITエンジニアの転職を支援するサービス。

02不動産情報サービス準主力

不動産情報サービス「イエシル」を通じて、機械学習による価格査定や不動産取引のサポートを提供する。

主な製品・サービス1
IESHIL(イエシル)
機械学習による価格査定や不動産アドバイスを提供し、中古不動産の売買を支援するサービス。

03新規事業副次

面接最適化クラウド「batonn」などの新規プロダクト開発や、他社への出資・業務提携・M&Aによる新事業の立ち上げを進めている。

主な製品・サービス1
batonn
面接最適化クラウド。新規プロダクトとして開発中。

製品と技術

アルバイト求人「マッハバイト」

同社の最大主力サービス。求職者には独自アルゴリズムでスピーディーに仕事を提案し、企業には採用成功報酬型の掲載プランを提供する。2017年に「ジョブセンス」からリニューアルし、ブランドを刷新した。2025年3月までは求職者に「マッハボーナス」と称するお祝い金を支給していたが、規制強化により終了した。以降は収益性重視の方針に転換し、広告出稿を縮小、高単価案件に絞った営業を展開している。

転職口コミサイト「転職会議」

転職希望者が企業の評判や社風、入社対策などの口コミ情報を投稿・閲覧できるサイト。2011年に本格稼働し、求人情報も掲載する。ユーザーの書き込みを基にした独自の口コミデータベースが強みで、2025年12月期は売上高11.8億円と過去最高を更新した。新規顧客の開拓や既存顧客の予算拡大が成長を支え、同社の中で最も安定した収益源となっている。

ITエンジニア向け「転職ドラフト」

2016年に開始したITエンジニア特化型の転職サービス。年収を提示して企業からスカウトを受けられる「年収提示型スカウト」と、人材紹介を組み合わせた仕組みが特徴。2025年には「ITエンジニアのキャリア形成」を支援する方向にリブランディングし、ブランド発信や新コンテンツを強化した。採用決定率の上昇と人材紹介の利用者増により、売上高は5.9億円と堅調に推移している。

不動産情報サービス「IESHIL(イエシル)」

2015年に開始した不動産情報サービス。独自に収集した売買・賃貸履歴データを機械学習で分析し、物件の価格推移や部屋別の参考相場、災害リスク、学区などの住環境情報を提供する。連結子会社フィルライフが専任アドバイザーによる無料相談を提供し、中古不動産の売買を支援する。売上高は開示されていないが、グループのポートフォリオの一角を担う。

新規事業「batonn」

面接最適化クラウドとして開発中の新プロダクト。同社は「0→1」の事業創出を目指し、2025年時点でbatonnの開発を進める。詳細な機能や収益化の見通しは公表されていないが、中長期的な成長の柱として位置づけられている。他社への出資や業務提携、M&Aも並行して検討している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

人材サービスで国内展開、低収益体質からの改善課題

同社はサービス業に属し、人材サービス業界で事業を展開している。業界内では、大手人材会社が市場を牽引する中、当社は中規模プレイヤーとして位置づけられる。直近の業績は売上高が増加から減少に転じ、営業利益率がマイナスとなるなど、収益性の改善が急務である。同業他社であるジンジブやイシンなどもサービス業で競争する中、当社は事業構造の見直しやコスト削減を進めているが、業績回復の兆しはまだ乏しい。市場競争が激しく、差別化戦略の明確化が課題となっている。

強み

  • 人材サービス事業で国内に一定の市場基盤を有し、顧客ネットワークを持つ。
  • 特定の業種に特化したサービス展開により、専門性を活かした提案が可能。
  • 人材紹介や派遣など、多様なサービスを提供し、顧客の幅広いニーズに対応。
  • 地域に密着したサービス展開により、地元企業との関係を構築している。

課題

  • 営業利益率がマイナスであり、収益構造の改善が急務となっている。
  • 売上高が前年比で減少しており、事業拡大のための施策が不足している。
  • 人材サービス市場は競争が激しく、価格競争や差別化難が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がリブセンス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで4番目にあたる。

#企業時価総額PER
19339コーチ・エィ34億円34.2倍
22424ブラス34億円10.4倍
34664アール・エス・シー33億円21.8倍
46054リブセンス32億円266.7倍
56552GameWith32億円120.3倍
69220エフビー介護サービス32億円6.9倍
7477Aスタートライン31億円5.0倍
86549ディーエムソリューションズ31億円9.9倍
94341西菱電機31億円12.2倍
107057エヌ・シー・エヌ30億円19.1倍
119767日建工学30億円10.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 25件

早稲田大学発の起業から求人サイト開設まで(2006年)

2006年2月、東京都新宿区の早稲田大学内で株式会社リブセンスを設立。社名は「生きる意味」に由来し、同年4月にはアルバイト求人サイト「ジョブセンス」(現マッハバイト)のサービスを開始した。創業時から成功報酬型のビジネスモデルを採用し、求職者と企業を効率的にマッチングする仕組みを提供した。

正社員転職と賃貸情報に進出した拡大期(2008〜2010年)

2008年5月、成功報酬型の正社員転職サイト「ジョブセンス社員(転職ナビ)」を開始。2010年4月には賃貸情報サイト「DOOR賃貸」を立ち上げ、事業領域を広げた。しかし、両サービスは後に撤退または譲渡されることになる。この間、本社を新宿区から渋谷区へ移転し、組織体制を整えた。

東証上場と転職会議の本格稼働(2011年)

2011年12月、東京証券取引所マザーズ市場に株式上場を果たす。同時に、転職口コミサイト「転職会議」の会員機能をリニューアルし本格的に稼働させた。翌2012年10月には東証市場第一部へ市場変更し、成長企業としての地位を確立した。上場後も積極的に新サービスを投入し、2013年には本社を品川区目黒へ移転した。

M&Aと撤退を繰り返した2014〜2018年

2014年にはPRONI株式会社と業務提携し、BtoB一括見積もりサービス「imitsu(現PRONIアイミツ)」を共同運営した(2018年終了)。2015年には海外ファッションECの株式会社wajaを連結子会社化するが、3年で一部株式を譲渡した。同年、不動産情報サービス「IESHIL」を開始。2016年にはITエンジニア向け「転職ドラフト」を立ち上げ、現在の主力サービスの原型が整った。2017年にはジョブセンスを「マッハバイト」にリニューアルした。

不採算事業の整理とコロナ禍の影響(2019〜2022年)

2019年12月に「DOOR賃貸」を事業譲渡、2020年7月に新卒就活サービス「就活会議」を会社分割で譲渡した。2021年には連結子会社リブセンスコネクトを清算するなど、不採算事業の整理を進めた。2020年12月期にはコロナ禍の影響で売上高41億円、純損失11億円と赤字に転落。2022年3月に本社を現在の港区竹芝へ移転し、同年4月にプライム市場へ移行した。

スタンダード市場への鞍替えとマッハバイトの方針転換(2023〜2025年)

2023年10月、時価総額低迷を理由にスタンダード市場へ移行した。2025年3月、アルバイト求人におけるお祝い金規制強化を受け、マッハバイトの「マッハボーナス」を終了。この影響が想定以上に大きく、売上高は前期比10.8%減の56億円、営業損益は3.7億円の赤字となった。同社はマッハバイトの事業方針を「売上成長よりも収益性改善」に転換し、収益性の高い案件への集中を進めている。

年表25件を開く

2000年代

  • 2006年2月創業東京都新宿区(早稲田大学内)にて株式会社リブセンスを設立
  • 2006年4月アルバイト求人サイト「ジョブセンス(現 マッハバイト)」のサービス開始
  • 2008年5月成功報酬型正社員転職サイト「ジョブセンス社員(転職ナビ)」のサービス開始(2022年1月にサービス終了)
  • 2008年8月東京都新宿区(高田馬場)へ本社移転
  • 2009年12月東京都渋谷区へ本社移転

2010年代

  • 2010年4月成功報酬型賃貸情報サイト「DOOR賃貸」のサービス開始(2019年12月に事業譲渡)
  • 2011年8月本社移転(同一ビル内でのフロア移転)
  • 2011年12月上場東京証券取引所マザーズ市場へ株式上場
  • 2011年12月転職口コミサイト「転職会議」の会員機能をリニューアルし本格稼働
  • 2012年10月東京証券取引所市場第一部へ市場変更
  • 2013年1月東京都品川区(目黒)へ本社移転
  • 2014年2月株式会社ユニラボ(現 PRONI株式会社)と業務提携し、BtoB一括見積もりサービス「imitsu(現 PRONIアイミツ)」の共同運営を開始(2018年10月に共同運営を終了)
  • 2014年8月連結子会社Livesense Americaを設立(2015年7月に解散及び清算を決議、同12月 清算結了)
  • 2015年4月M&A海外ファッションECサイトを運営する株式会社wajaの株式を取得し連結子会社化(2018年9月に株式の一部を譲渡し、連結の範囲より除外)
  • 2015年4月新卒就活サービス「就活会議」のサービス開始(2020年7月に会社分割により譲渡)
  • 2015年8月不動産情報サービス「IESHIL(イエシル)」のサービス開始
  • 2015年9月宮崎県宮崎市に新オフィス(宮崎オフィス)を開設
  • 2016年2月ITエンジニア向け転職サービス「転職ドラフト」のサービス開始
  • 2017年9月商号変更「ジョブセンス」のサイト名を「マッハバイト」に変更しリニューアル
  • 2018年1月連結子会社株式会社リブセンスコネクトを設立(2020年11月に解散及び清算を決議、2021年10月 清算結了)
  • 2018年1月連結子会社株式会社フィルライフを設立
  • 2018年9月京都府京都市に新オフィス(京都オフィス)を開設(2022年1月に閉鎖)

2020年代

  • 2022年3月東京都港区(竹芝)へ本社移転
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
  • 2023年10月東京証券取引所スタンダード市場へ移行

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高2027年12月期まで90億円
  • 調整後EBITDA2027年12月期まで5億円
  • 年平均売上成長率2035年12月期に向けてまで+15%
  • EBITDAマージン2035年12月期に向けてまで20%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    ブランディングの強化

    サービスの独自性や競争優位を高めるためにブランド価値を向上させ、顧客からの信頼と認知度を高める取り組みを全社的に推進する。

  2. 02

    高リテンション事業の創出

    顧客の継続利用を促すビジネスモデルを構築し、長期的に安定した収益基盤を持つ新規事業を創出する。

  3. 03

    継続的な事業投資による収益力強化

    独自の提供価値と競争優位を確立して収益力を高め、得た利益を積極的に再投資することで持続的な成長を実現する。

  4. 04

    適切な事業ポートフォリオ管理

    新規事業への投資と低採算事業の見直し(売却・撤退を含む)により経営資源の最適配分を行い、新たな価値を創出し続ける。

  5. 05

    組織の強化と人材確保

    優秀なプロフェッショナル人材の獲得・育成・リテンションに注力し、自律的な成長を促進する組織を構築する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で254人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は635万円で、9期前と比べて+24.0%平均年齢は35.4歳、平均勤続年数は5.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月282
2017年12月340
2018年12月299
2019年12月51231.83.1273
2020年12月55332.73.8280
2021年12月54933.24.6243
2022年12月52833.25.0207
2023年12月62334.75.4225
2024年12月63335.65.624541
2025年12月63535.45.5254−157

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率23.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率83.3%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)66.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
本社 — 東京都港区0百万円
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社フィルライフ
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権51.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は56億円営業利益-4億円前期と比べると減収減益で、売上が-11.1%、利益が-500.0%。

売上高
-11.1%
56億円
営業利益
-500.0%
-4億円
純利益
-100.0%
0億円
営業利益率
-7.1%
前期比 -8.7%pt

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は20億円、営業利益は−2億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は−31.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q1300.01
2023年2Q15213.32
2023年3Q15213.32
2023年4Q142
2024年1Q1616.31
2024年2Q1616.32
2024年4Q31−1−3.2−1
2025年2Q29−2−6.9−2
2025年4Q27−2−7.42
2026年2Q20−2−10.0−2

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は23億円から56億円へ2.4倍に増えた。直近期の営業利益率は-7.1%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月23116
2013年12月431610
連結子会社Livesense Americaを設立(2015年7月に解散及び清算を決議、同12月 清算結了)
2014年12月4364
海外ファッションECサイトを運営する株式会社wajaの株式を取得し連結子会社化(2018年9月に株式の一部を譲渡し、連結の範囲より除外)
2015年12月5100
2016年12月5460
「ジョブセンス」のサイト名を「マッハバイト」に変更しリニューアル
2017年12月6453
連結子会社株式会社リブセンスコネクトを設立(2020年11月に解散及び清算を決議、2021年10月 清算結了)
2018年12月6833
2019年12月62113
2020年12月41−10−11
2021年12月42−9−9
2022年12月4845
2023年12月5767
2024年12月63131.62
2025年12月56−4−3−7.10

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高56億円のうち、営業利益として残るのは-4億円-7.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は0億円、売上の0.0%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金25.0%14億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金82.1%46億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-7.1%-4億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
75.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比14.7pt
-7.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比5.0pt
0.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比12.3pt
-0.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-25.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが−7億円、投資CFが4億円で、差し引きのフリーCFは−3億円この組み合わせは立て直し型にあたる。本業の赤字を資産売却と資金調達で補っている。事業転換の途上期末の手元現金は36億円で、売上の7.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月8−10717
2013年12月10−20825
2014年12月0−10−124
2015年12月−1−40−519
2016年12月9−10827
2017年12月5−10431
2018年12月1−11032
2019年12月31702052
2020年12月−200−2−2030
2021年12月−400−427
2022年12月710836
2023年12月010136
2024年12月300339
2025年12月−740−336

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は47億円。このうち返さなくてよい自己資本が42億円で、自己資本比率は88.1%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月2217574.4
2013年12月3427778.0
2014年12月3431389.3
2015年12月3631584.2
2016年12月4031977.8
2017年12月4334978.5
2018年12月4337685.2
2019年12月62491379.0
2020年12月4236686.2
2021年12月3931880.0
2022年12月45341175.1
2023年12月4840882.8
2024年12月4942784.8
2025年12月4742588.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
36億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
39億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
5億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
50
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率534社中7位あたり、逆に低いのは営業利益率534社中504位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
-0.5%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-7.1%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
88.1%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-11.1%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥112で、1年前と比べて-18.8%過去52週の値幅のなかでは13%の位置にある。

¥112-0.9%1ヶ月-4.3%1年-18.8%時価総額32億円
過去52週の値幅
安値¥103高値¥174

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)266.7倍
PBR0.77倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

8月14日に-5.79%と下落し、114円で終了。1ヶ月では+3.64%と上昇していたものの、8月14日の下落で反転の兆しが出ています。25日線(113.6円)付近に位置し、RSIは61と中立からやや強気です。52週高値174円、安値103円のレンジ中央よりやや下で、出来高は8月14日に145,800株と急増しており、売り圧力が強まった可能性があります。週足では25日線を維持しており、下値は堅いと見られますが、8月7日からの上昇の反動が懸念されます。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PBRが0.76倍と業界平均3.31倍を大きく下回り、割安感が強い。ROEは-0.5%と赤字だが、直近の純利益は黒字で、今後の回復余地がある。配当利回りは0%と無配だが、PBRの低さが評価材料。業界平均と比較して資産価値に対する投資効率は低いが、株価が低迷しているため割安と判断。ただし、配当が伸び悩む点は留意。

指標この会社業種平均
PER (実績)266.7倍23.4倍
PBR0.77倍3.51倍
ROE-0.5%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、収益改善の見込みと事業構造の転換。強気派は、低コストモデルでの採用力強化や、採用市場の回復による需要増を期待する。一方、弱気派は、営業赤字への転落、競争激化による成長鈍化、新規事業の不確実性を指摘する。

プラスに働く材料7
  • 市場回復の可能性

    雇用回復に伴い求人広告需要が増加、売上増加が期待される。

  • コスト競争力

    低価格戦略で中小企業に強み、価格競争で一定のシェアを維持。

  • M&Aによる成長

    過去にM&Aを活用、シナジー効果で事業拡大の余地がある。

  • PBR0.76倍と純資産割れで下値不安限定継続影響

    時価総額32億円、PBR0.76倍で1株純資産約150円と株価114円を下回る

  • 2024年12月期に営業利益1億円の黒字化実績不定影響

    売上63億円時に営業利益1億円を計上、回復の再現余地

  • 最終損益0億円で赤字転換を回避決算発表後影響

    2025年12月期は営業損失4億円も純損益0億円に着地

  • 外国人保有2.11%と低く売り圧力限定的継続影響

    外国人保有比率2.11%で小さく、追加売りが限定的

マイナスに働く材料7
  • 営業赤字に転落

    2025/12期の営業利益率は-7.14%と赤字、収益性悪化が続く。

  • 競争が激化

    大手人材企業や新興サービスとの競争が激しく、シェア拡大が難しい。

  • 事業改革の不透明

    収益改善策の具体性に乏しく、実行リスクが高い。

  • 営業損失4億円、営業利益率-7.14%と赤字拡大通年影響

    営業利益は1億円→-4億円へ悪化、売上高も56億円に減少

  • 売上高が63億円→56億円へ11%減少決算発表後影響

    2024年12月期63億円から2025年12月期56億円へ減少

  • 無配当で株主還元が期待できない継続影響

    配当利回り0%、自己株式取得などの開示もない

  • ROE-0.5%と資本を毀損する水準通年影響

    ROEがマイナス0.5%と資本効率が悪化し、純資産の棄損が続く

次の決算で確かめる点
有料会員数
求人サービスの利用動向を示す主要指標。
解約率
顧客定着度を表し、収益の安定性に直結する。
新規案件数
採用需要の拡大を測る先行指標。

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ4,750人。区分でいちばん多いのは個人・その他89.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が0.5%を占め、残る99.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他87.885.884.685.387.789.8
証券会社2.04.46.44.17.07.6
自己株式2.62.62.62.62.32.1
外国法人0.30.41.02.42.02.0
事業法人0.30.30.31.30.70.5
外国人個人0.10.10.10.10.10.1
金融機関9.49.17.76.72.50.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01村上 太一48.64
02桂 大介9.58
03株式会社SBI証券3.52
04永井 詳二2.76
05GMOクリック証券株式会社1.96
06五味 大輔1.69
07肥田 義光1.58
08楽天証券株式会社共有口0.87
09川原 裕也0.75
10THE BANK OF NEW YORK MELLON 140040 (常任代理人株式会社みずほ銀行)0.61

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−104%、1株純資産は14期で+153%。直近期のROEは-0.5%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2012年12月226044.238.1
2013年12月369545.972.7
2014年12月1410912.949.7
2015年12月01090.4905.1
2016年12月11100.9437.6
2017年12月111219.448.8
2018年12月101318.024.3
2019年12月4417529.06.8
2020年12月−39133−25.4
2021年12月−34113−28.0
2022年12月2012216.714.2
2023年12月2614519.59.7
2024年12月71524.819.9
2025年12月−1151−0.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/12期の役員報酬は総額64百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
村上太一代表取締役社長 兼 執行役員3913,696,700
桂大介取締役 兼 執行役員412,698,000
淡輪敬三取締役7313,900
安川新一郎取締役58
川口加奈取締役35
江原凖一常勤 監査役61
尾崎充監査役61122,200
片山典之監査役61
池田康太郎48
江原準一常勤監査役

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)2353518
社外取締役314145
監査役1888
社外監査役2774

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,279字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループでは、求人情報メディアをはじめとする複数のインターネットメディアを運営しています。 なお、当社グループはインターネットメディア事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しています。 当社グループの事業区分及び主要サイトは、以下のとおりです。 セグメントの名称   主要サイト及び分野   事業内容及び目的 インターネットメディア事業   ・アルバイト求人サイト  「マッハバイト」   アルバイトの求人広告をサイト上へ掲載し、求職者へ求人情報を提供することで、採用決定をサポートするサービス ・転職口コミサイト  「転職会議」   企業の評判・社風・入社対策をはじめとする口コミ情報や求人情報をサイト上へ掲載し、転職者がより自身に合った企業へ入社できるようサポートするサービス ・ITエンジニア向け転職サービス  「転職ドラフト」   年収提示型スカウト、人材紹介等によりITエンジニアの転職をサポートするサービス ・不動産情報サービス  「IESHIL(イエシル)」   不動産の機械学習による価格査定や不動産に関する無料アドバイス等により、中古不動産の売買をサポートするサービス ・新規事業  面接最適化クラウド  「batonn」   新規プロダクトの開発及び他社への出資・業務提携・M&A等による新たな事業の立ち上げ 当社グループでは、アルバイト求人サイト「マッハバイト」、転職口コミサイト「転職会議」、ITエンジニア向け転職サービス「転職ドラフト」、不動産情報サービス「IESHIL(イエシル、以下「イエシル」)」等を運営しています。 「マッハバイト」は、求職者には独自のアルゴリズムによるスピーディーかつ自分に合った仕事探しを、求人企業には採用ニーズに応じた豊富な掲載プランと費用対効果の高い採用の実現を提供する、双方に利用メリットの高いサービスです。 「転職会議」は、転職希望者向けにサイト会員によって書き込まれた企業の評判や求人等の情報を提供するサイトで、転職者がより自身に合った企業へ入社できるようサポートするサービスです。 「転職ドラフト」はITエンジニア向けの転職サービスです。年収を提示してのスカウト、人材紹介により効率的に転職活動ができるサービスです。 「イエシル」は、独自に収集した不動産売買・賃貸履歴などのデータを活用し、各物件の価格推移や部屋別の参考相場価格、物件の災害リスクや学区・保育園等の住環境データ等、売買判断に必要な情報を必要な時に見ることができます。併せて、連結子会社である株式会社フィルライフでは「イエシル」と連携し、専任の不動産アドバイザーによる無料アドバイスサービスを提供するなど、安心して不動産取引を行うためのサポートを行っています。 また、新規事業では、当社の今後の成長の柱となる新たなプロダクトの開発に取り組んでおり、現在は面接最適化クラウド「batonn」の開発を進めています。併せて、他社への出資・業務提携・M&A等の検討も行っています。 事業系統図
経営方針・対処すべき課題2,235字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1)会社の経営の基本方針 リブセンス(Livesense)という社名は、「生きる意味」という言葉に由来しています。 当社グループでは、「生きる意味」=「幸せになること」であるという考えのもと、お客様にサービスをご利用いただくことで、提供する私たち自身も幸せになることを目指しています。リブセンスでは、経営理念「幸せから生まれる幸せ」を最大化すべく、コーポレート・ビジョンとして「あたりまえを、発明しよう。」を掲げ、事業活動に取り組んでいます。私たちは、世の中の問題を解決し、社会をより良い方向へ導き発展させる事業に取り組み、社会が潜在的に必要としている、新しい“あたりまえ”を実現していきます。 (2)経営環境 当社グループを取り巻く経営環境については、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況」の記載をご参照ください。 (3)目標とする経営指標 当社グループは、コーポレート・ビジョン「あたりまえを、発明しよう。」に基づき、誰もが“あたりまえ”に使うサービスを開発することを目指しています。 フリーキャッシュフローを持続的かつ効率的に増加させ、企業価値を向上させていくため、調整後EBITDAとROICを重要な指標としています。 当期における結果およびその分析については、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況」の記載をご参照ください。 ※調整後EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却額+株式報酬費用+M&A関連費用 ※ROIC=税引後営業利益(営業利益-法人税等)÷投下資本 (有利子負債+株主資本)の期首・期末平均 (4)中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、2025年8月に「中期経営計画2025-2027」を公表し、中長期で「『0→1』の事業創出に加え、『1→10』の事業成長が実現できる会社」への進化を目指しています。2027年12月期には既存事業の成長により連結売上高90億円、調整後EBITDA5億円を実現し、2035年12月期に向けては年平均+15%の売上成長かつEBITDAマージン20%以上の企業を目指しています。 本目標の実現のため、「ブランディングの強化」「高リテンション事業の創出」というふたつの取り組みを全社の基本的な方針として事業を推進しています。 中期経営計画の詳細については、2025年8月14日に公表しました「中期経営計画2025-2027」をご参照ください。 なお、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況」に記載の「マッハバイト」の方針変更が中期経営計画全体に与える影響については現在精査中ですが、現時点においては売上高は当初の計画を下回る見込みです。 (5)会社の対処すべき課題 当社グループの対処すべき課題は以下のとおりと認識しています。 ①持続的な成長のための収益力強化及び継続的な事業投資 当社グループは、コーポレートビジョン「あたりまえを、発明しよう。」を実現し、誰もが“あたりまえ”に使うサービスを生み出すため、サービスの成長とともに収益力を強化し、継続的な事業投資が可能な利益水準を確保することが必要であると考えています。独自の提供価値や競争優位を確立することで収益力を強化し、得られた利益を積極的に再投資することで、持続的な成長を実現します。 ②適切な事業ポートフォリオの管理 当社グループは、変化の速いIT産業において中長期における企業価値を最大化するため、変化への対応と持続的な成長を実現する事業ポートフォリオの管理が重要であると考えています。事業で得られた利益の積極投資により、新たな“あたりまえ”となる新規事業の創出を生み出すサイクルを確立するとともに、当社方針に合致しない事業や低採算事業については売却・撤退を含む運営方針の見直しを行うことで、最適な経営資源の配分を実現し、新しい“あたりまえ”を発明し続けることを目指します。 ③組織の強化 当社グループが属するIT産業においては、知的成果物であるアイディアや仕組み、ソースコードが競争優位を創り、大きな価値を生み出します。それらの知的成果物を生み出すプロフェッショナル人材を獲得・育成すること、自社で働き続けてもらうことは企業価値を向上させる上できわめて重要です。採用及びリテンションの両面において競争力のあるサービス開発の原動力となる優秀な人材の確保に注力するとともに、自律的な成長を促進し個々の能力を最大化できる組織の構築に取り組んでいます。 ④市場からの評価向上 当社の時価総額は2014年以降下落傾向が続いています。企業価値の向上に向けては「利益(調整後EBITDA)の成長」「資本収益性(ROIC)の改善」「資本コスト(WACC)の低減」の3点が重要と考えており、事業成長や資本の有効活用、市場とのコミュニケーションを通じた期待値醸成等に取り組んでいます。
事業等のリスク6,278字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1)事業環境に関するリスクについて ①インターネット関連市場について 当社グループは、インターネットメディア事業を主たる事業領域としていることから、インターネットの利用環境向上や市場拡大が事業展開の基本条件であると考えています。インターネットは、より安価で快適に利用できる環境が整い、関連技術の進歩やサービス拡充等によって、個人及び企業の利用増加が見込まれることから、市場は拡大を続けるものと想定しています。しかしながら、今後、新たな法的規制の導入、技術革新の遅れ、利用料金の改定を含む通信事業者の動向等、予期せぬ要因によりインターネット関連市場の発展が阻害される場合には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ②インターネット広告市場の動向による業績推移について インターネット広告市場は拡大傾向にあり、インターネット広告はテレビを超える規模の広告媒体へと成長しており、今後も当該市場は拡大していくものと想定されます。 しかしながら、インターネット広告市場は企業の景気動向に敏感であるため、今後急激な景気の変化等によって広告の需要に影響が及ぶ可能性があります。そのような事態が生じた場合や、求人並びに不動産領域の顧客企業における戦略上の予算方針やその配分方針に変更が生じた場合には、掲載案件数の減少や単価の低下等を要因として、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③検索エンジンをはじめとする集客経路について 当社グループが運営するサイトでは、特定の検索エンジンから多くの利用者を集客しています。当社グループでは、SEO(検索エンジン最適化)による集客力強化に加え、Web広告をはじめとする多様な集客施策によりリスク分散を図っています。しかしながら、検索エンジンが検索結果を表示するロジックを変更したりユーザーの集客経路が大きく変わったりするなど、何らかの要因によりこれまでのSEOが有効に機能しなくなった場合、サイトへの集客力が低下し、当社グループの業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 ④インターネット関連企業との競合について 当社グループは、インターネットメディア事業を主たる事業領域としていますが、当該分野においては大手企業を含む多くの企業が事業展開していることに加え、参入障壁も低く、競争が激しい状況にあります。今後において十分な差別化や機能向上等が図られなかった場合や、新規参入等により競争が激化した場合には、当該事業及び当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ⑤技術革新について インターネット業界は、技術革新や顧客ニーズの変化のサイクルが極めて早いのが特徴であり、新たなテクノロジーを基盤としたサービスの新規参入が相次いで行われています。当社グループは、このような急速に変化する環境に柔軟に対応すべく、先端テクノロジーの知見やノウハウの蓄積、さらには高度な技能を習得した優秀な技術者の採用を積極的に推進していく予定です。しかしながら、先端テクノロジーの知見やノウハウの獲得又は蓄積に何らかの困難が生じ、技術革新に対する適切な対応が遅れ、技術投資及び人材獲得・育成等に多くの費用を要する場合があります。このような場合には、技術的優位性やサービス競争力の低下を招き、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥自然災害等について 地震、台風、津波等の自然災害、感染症の拡大、国際紛争等が発生した場合やこれに伴う地域経済の悪化等により、当社グループの事業運営に深刻な影響を及ぼす可能性があります。これらの災害等が発生した場合、当社グループは速やかに全社的な危機管理や復旧対応を行うよう努めてまいりますが、各種災害や国際紛争等による物的、人的損害が甚大である場合には、事業の継続自体が困難となる可能性があります。 また、当社グループの事業は、パソコンやコンピュータシステムを結ぶ通信ネットワークに依存しており、自然災害や事故等によって通信ネットワークに大規模な障害が発生した場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)事業内容及びサービスに係わるリスクについて ①求人関連事業への依存について 当社グループの主たる収益は、求人関連事業による収入です。2025年12月期の売上高に占める求人関連事業の売上高比率は88%であり、求人関連事業への依存度が高い状況にあります。従って、求人広告市場における他の媒体との競争激化などにより、求人関連事業の売上高が減少した場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。また、事業ポートフォリオの分散によってより安定的な収益基盤を確立すべく、新規事業の立ち上げに取り組んでいますが、新規事業の立ち上げが当初の計画どおりに進まず、求人関連事業に対する売上高の依存が低下しなかった場合、当事業の売上高の変動が当社グループの業績に大きく影響を与える可能性があります。 ②データの活用について 当社グループでは、インターネット上の様々なデータを収集・解析・活用したサービスの開発・提供や、サービスを通じて得られたデータを活用した事業運営を推進しています。しかしながら、今後、ソフトウェアによるデータの自動収集に対する制限やデータの利用に関する法的規制、プラットフォーマー及びユーザーの動向等によりサービス提供に必要な情報収集が困難となった場合、或いはデータ解析結果がユーザー等の期待するレベルに届かなかった場合等には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ③他社との業務提携等について 当社グループでは、他社との業務提携・協業及び出資・M&A等を通じた事業拡大並びに新領域の開拓に取り組んでいます。提携・協業・出資・M&A等の際は、各対象企業又は事業とのシナジー効果やリスク・リターン、対象企業の財務内容や契約関係等に関する慎重な検討及びデューデリジェンスを経て実施しています。しかしながら、出資先の経営に対して十分なコントロールやモニタリングができず当初見込んだシナジー効果が発揮されない場合、様々な事由から契約が変更又は解消された場合、業績変動等によりのれんの減損損失の計上等が必要となった場合、買収後に偶発債務の発生や未認識債務が判明した場合等には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ④新規事業の開発について 当社グループでは、積極的に新サービス及び新規事業の開発に取り組んでいますが、これによりシステム投資、広告宣伝費、人件費などの追加的な支出が発生し、利益率が低下する可能性があります。また、予測とは異なる状況が発生し新サービス、新規事業の展開が計画どおりに進まない場合、投資を回収できず、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ⑤成果報酬型ビジネスモデルの事業における不正行為について 当社グループの成功報酬型ビジネスモデルの事業においては、サービス利用者及び顧客企業からの適切な申告を受けることによりサービスが成立しています。当該事業は、サイト利用を無料とし成功報酬型で費用を頂戴する課金形態を提供していますが、成功報酬として費用発生する基準に達しても事実を隠ぺいする等の不正行為が発生する可能性があります。当社グループでは、このような不正行為に対してシステム面での防止策の設定、利用規約での禁止やユーザーへの啓蒙活動等を積極的に行うとともに、不正を検知する仕組みの整備や違反者への厳正な措置などの対策を講じています。しかしながら、万一、不正行為の方法が当社グループの想定を超えて悪質であった場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥サイト内の書き込みについて 当社グループでは、不特定多数の個人ユーザーを対象とした各種コミュニケーション機能を有するサイトを運営しています。これらのサービスにおいては、各ユーザー若しくは登録会員が、企業等に関する表面的には得にくい有用な情報を閲覧できる一方で、好意的な内容だけではなく、改良を要する点や主観的な意見等についても書き込みが行われます。また、他人の所有権や知的財産権、名誉、プライバシーその他の権利等の侵害行為や法令違反行為等、不適切な行為が生じる可能性があります。当社グループでは、サイト内の情報等について何ら責任を負わない旨をサイト内で明示するとともに、投稿内容の監視を行い、明らかに各種法令違反や誹謗中傷等に該当する内容を発見した場合には、速やかに当該部分を削除するよう努めています。しかしながら、各ユーザー若しくは登録会員の不適切な行為に起因するトラブルが生じた場合、また当社グループが不適切な投稿を発見できなかった場合、或いは発見が遅れた場合には、当該サイトに対するユーザー等の支持が低下したり、サイト運営者としての責任が問われたりすることにより、当社グループの業績に悪影響を与える可能性があります。 (3)事業運営体制に係わるリスクについて ①組織体制及び人材の確保・育成について 当社グループは、未だ成長過程にあることから、今後の事業展開に伴い人材の確保・育成を行うとともに、規模に応じた業務執行体制の整備や内部管理の強化を図る必要があります。しかしながら、人材の確保・育成が計画通りに進まない場合や、既存人材の社外流出等が生じた場合には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ②特定人物への依存について 代表取締役社長である村上太一は、当社の創業者であり、創業以来取締役を務めています。同氏は、インターネット関連事業及びWebマーケティング等に関する豊富な経験と知識を有しており、経営方針や事業戦略の決定及びその遂行において極めて重要な役割を果たしています。当社グループは、取締役会・執行役員会等における役員及び幹部社員の情報共有や経営組織の強化を図り、同氏に過度に依存しない経営体制の整備を進めていますが、何らかの理由により同氏が業務を継続することが困難となった場合、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (4)システムに関するリスクについて ①クラウドサービスの利用について 当社グループの事業や業務は、多くがクラウドサービスを利用しています。クラウドサービスに災害・事故等によるネットワーク障害やサーバーダウン等のシステム障害、第三者による不正アクセスが生じた場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)法的規制及び知的財産等に関するリスクについて ①個人情報保護について 当社グループは、求職者の応募情報等の個人情報を取得利用しているため、「個人情報の保護に関する法律」が定める個人情報取扱事業者としての義務を課されています。当社グループは、個人情報の外部漏洩の防止はもちろん、不適切な利用、改ざん等の防止のため、個人情報の管理を事業運営上の重要事項と捉え、個人情報保護基本規程等を制定し、個人情報の取り扱いに関する業務フローを定めて厳格に管理するとともに、全従業員を対象として社内教育を徹底する等、同法及び関連法令並びに当社グループに適用される関連ガイドラインを遵守するとともに、個人情報の保護に積極的に取り組んでいます。しかしながら、当社グループが保有する個人情報等につき漏洩、改ざん、不正使用等が生じる可能性が完全に排除されているとはいえません。従いまして、これらの事態が起こった場合、適切な対応を行うための相当なコストの負担、当社グループへの損害賠償請求、当社グループの信用の低下等によって、事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ②知的財産権について 当社グループは、第三者の知的財産権侵害の可能性については調査可能な範囲で対応を行っていますが、当社グループの事業分野で当社グループの認識していない知的財産権が既に成立している可能性又は新たに当社グループの事業分野で第三者により著作権等が成立する可能性があります。このような場合においては、当社グループが第三者の知的財産権等を侵害したことによる損害賠償請求や差止請求等、又は当社グループに対するロイヤリティの支払い要求等を受けることにより、事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ③法的規制等について 当社グループの事業は、「電気通信事業法」「特定電気通信による情報の流通によって発生する権利侵害等への対処に関する法律」(以下「情報流通プラットフォーム対処法」)「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」(以下、「不正アクセス禁止法」)「職業安定法」「宅地建物取引業法」「不当景品類及び不当表示防止法」「公正競争規約」「特定商取引に関する法律」等による法的規制を受けています。 電気通信事業法については、通信の秘密の保護等の義務が課されています。また、情報流通プラットフォーム対処法における「特定電気通信役務提供者」に該当し、不特定の者によって受信されることを目的とする電気通信による情報の流通において他人の権利の侵害があった場合に、権利を侵害された者に対して、権利を侵害した情報を発信した者に関する情報の開示義務を課されています。権利を侵害した情報を当社グループが媒介したことを理由として、民法の不法行為に基づく損害賠償請求を受ける可能性もあり、これらの点に関し訴訟等の紛争が発生する可能性があります。不正アクセス禁止法については、「アクセス管理者」として、努力義務ながら不正アクセス行為からの一定の防御措置を講じる義務が課されています。今後、インターネット関連事業や求人・不動産をはじめとする事業領域を対象として、新たな規制や法令等の制定、既存法令等の解釈変更等がなされた場合には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 また、当社は、職業安定法に基づく有料職業紹介事業者等の許認可を受けています。何らかの理由により許認可を失った場合には、対象事業を営むことができなくなる可能性があり、事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ④その他紛争の可能性について 当社グループは、取締役会、コンプライアンス委員会及び法務部門等において、当社グループの事業展開に係わる紛争可能性について調査及び検討を行っています。しかしながら、今後において、当社グループに対して予測を超える分野及び権利等について訴訟が行われる可能性があります。該当する紛争について、当社グループの事業に影響を及ぼす可能性は低いものと認識していますが、将来において当社グループの事業展開に係わる内容について侵害しているものと判断される可能性は否定できず、その場合には事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。 (1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況 [当連結会計年度の業績に関する状況] 当連結会計年度(2025年1月1日〜2025年12月31日)の連結業績及び主要事業の売上高、主な費用及び経営指標は、次のとおりです。なお、原則として業績の金額については累計期間、比較については前年同期比で記載しています。 なお、中期経営計画において売上高と調整後EBITDAの目標値を設定したことに伴い、表中の利益指標は当連結会計年度より「EBITDA」を「調整後EBITDA」に変更しています。 (単位:千円、%) 2024年12月期   2025年12月期   増減額   増減率 売上高   6,320,314   5,639,875   △680,439   △10.8 マッハバイト   3,938,900   3,201,436   △737,463   △18.7 転職会議   1,049,373   1,180,529   +131,156   +12.5 転職ドラフト   567,865   594,879   +27,014   +4.8 売上原価、販売費及び一般管理費   6,210,869   6,008,677   △202,192   △3.3 広告宣伝費   1,933,358   1,717,089   △216,268   △11.2 人件費   1,995,592   2,181,264   +185,672   +9.3 調整後EBITDA   125,366   △354,356   △479,722   - 営業利益   109,445   △368,801   △478,247   - (営業利益率)   (1.7%)   -   -   - 経常利益   260,622   △294,871   △555,493   - 親会社株主に帰属する当期純利益   197,342   △22,266   △219,609   - (ROIC)   (2.4%)   -   -   - ※調整後EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却額+株式報酬費用+M&A関連費用 ※ROIC=税引後営業利益(営業利益-法人税等)÷投下資本 (有利子負債+株主資本)の期首・期末平均 ※当連結会計年度より、人件費に採用関連費用を含めるよう集計基準を変更しています。これに伴い、前年同期の人件費は数値を組み替えて記載しています。 ○売上高 アルバイト求人サイト「マッハバイト」の減収により、連結売上高は大幅に減収となりました。 「マッハバイト」は求職者へのお祝い金に関する規制強化を受け、2025年3月31日にお祝い金(マッハボーナス)の提供を終了した影響に加え、競合他社の動向によりアルバイト求人市場において広告費の高騰や案件当たり売上高の低下が起きていることなどから、売上高および応募数が減少しました。 転職口コミサイト「転職会議」は、新規顧客の開拓と既存顧客の予算拡大により増収となりました。 ○売上原価、販売費及び一般管理費 「マッハバイト」の減収に伴って広告の出稿量を調整したことにより、広告宣伝費が減少しました。 前連結会計年度において組織体制を強化するため積極的な人材採用を行ったことから、人件費が増加しました。 ○調整後EBITDA/営業利益 主に「マッハバイト」の減収により、赤字となりました。 ○経常利益 2020年に行った新卒就活サービス「就活会議」譲渡に伴うライセンス収入を計上しています。当該ライセンス収入は2025年12月期中間連結会計期間まで計上しています。 ○親会社株主に帰属する当期純利益 PRONI株式会社の東京証券取引所グロース市場への新規上場に伴う同社株式の売出により、投資有価証券売却益 378百万円を計上しました。 なお、当社グループの事業は単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しています。 [当期の方針に関する状況] 「中期経営計画2025-2027」に基づき、各種施策を推進しました。 「マッハバイト」では、大手顧客の取引拡大・新規顧客群の開拓を事業拡大の重点戦略と位置付け、集客広告の先行投資による大手顧客の信頼獲得と取引拡大のサイクルを推進してきました。 しかしながら、当連結会計年度において ・採用決定者へのお祝い金(マッハボーナス)の提供を終了した影響が当社の想定以上に大きかったこと ・競合他社の動向によりアルバイト求人市場において広告費の高騰や案件当たり売上高の低下が起きたこと などから、広告による集客~応募獲得~取引拡大のサイクルにおいて、収益性が大きく低下しました。 そのため、「マッハバイト」では売上成長よりも収益性の改善に優先して取り組むよう、事業方針を変更しました。セールス・集客は収益性の高い案件に集中し、収益性の低い案件については条件変更や取引の縮小を進めることで、事業の収益性の回復を図っています。 もうひとつの重点戦略であるブランディング強化については、PPC広告(クリック課金型広告)への依存度を下げることで事業の収益性と安定性を向上させるべく取り組みを進めてきましたが、上記の環境変化を踏まえ、大型プロモーションは一時留保します。なお、ブランド強化・収益性向上に寄与するサービス改善は引き続き推進します。 本方針変更が中期経営計画全体に与える影響については現在精査中ですが、現時点においては売上高は当初の計画を下回る見込みです。 ITエンジニア向け転職サービス「転職ドラフト」では、ITエンジニアに対する専門性を活かし、事業領域と認知の拡大を図りました。従来の「ITエンジニアの転職」に関する支援だけでなく、キャリアにおける考え方や機会を総合的に提供することで「ITエンジニアのキャリア形成」を支援することを目指し、リブランディングを行いました。リブランディングに合わせてブランド発信の強化や新規コンテンツのリリース、人材紹介の打ち出しの強化などに取り組んだことで、採用決定率が上昇するとともに、人材紹介サービスの利用者数も増加しました。 [その他] ○中期経営計画の公表 2027年12月期を最終年度とする中期経営計画を策定しました。詳細については、2025年8月14日に公表しました「中期経営計画2025-2027」をご参照ください。 ②財政状態の分析 (流動資産) 当連結会計年度末の流動資産につきましては、前連結会計年度末に比べ、127,249千円減少し、4,638,608千円となりました。主な内訳は、現金及び預金286,130千円減少、売掛金93,596千円減少及び販売用不動産196,590千円増加等によるものであります。 (固定資産) 当連結会計年度末の固定資産につきましては、前連結会計年度末に比べ80,928千円減少し、94,954千円となりました。主な内訳は、繰延税金資産77,317千円減少及び投資有価証券12,303千円減少等によるものであります。 (流動負債) 当連結会計年度末の流動負債につきましては、前連結会計年度末に比べ、207,751千円減少し、512,885千円となりました。主な内訳は、賞与引当金9,806千円増加、前受収益83,746千円減少、未払金75,511千円減少及び未払法人税等6,281千円減少等によるものであります。 (固定負債) 当連結会計年度末の固定負債につきましては、前連結会計年度末に比べ、3,220千円減少し、10,676千円となりました。これは、長期借入金9,800千円減少及び繰延税金負債6,579千円増加によるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末の純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ、2,793千円増加し、4,210,000千円となりました。主な内訳は、利益剰余金28,875千円減少、自己株式の処分13,710千円及び非支配株主持分18,883千円増加等によるものであります。 ③キャッシュ・フローの分析 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は前連結会計年度末より286,130千円減少し、3,639,547千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動により支出した資金は、652,481千円(前年同期は264,488千円の収入)となりました。 これは主に、税金等調整前当期純利益83,225千円、株式譲渡に伴うライセンス収入76,608千円、投資有価証券売却益378,096千円、販売用不動産の増加196,590千円、未払金の減少75,511千円及び法人税等の支払額12,756千円等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動により得られた資金は376,150千円(前年同期は23,760千円の収入)となりました。 これは主に、投資有価証券の売却による収入378,096千円等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動により支出した資金は9,800千円(前年同期は9,800千円の支出)となりました。 これは、長期借入金の返済による支出9,800千円によるものであります。 (資本の財源及び資金の流動性) 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、主に営業活動により得られた資金を広告宣伝費及びサービス運営に係る人件費等に充当しております。当連結会計年度末の現金及び現金同等物は3,639,547千円であり、将来の資金需要に対して十分な手許流動性を確保しております。 ④重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りと異なる場合があります。 なお、連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。 ⑤生産、受注及び販売の実績 生産及び受注の実績については、該当する情報がないため記載しておりません。また、販売の実績については、「①経営成績の状況」に記載しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ①経営成績の分析 「(1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況」に記載のとおりであります。 ②財政状態の分析 「(1)経営成績等の状況の概要 ②財政状態の分析」に記載のとおりであります。 ③キャッシュ・フローの状況 「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの分析」に記載のとおりであります。 ④資本の財源及び資金の流動性 「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの分析」に記載のとおりであります。 ⑤重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 「(1)経営成績等の状況の概要 ④重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定」に記載のとおりであります。 なお、当社グループの財政状態及び経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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