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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

石塚硝子

ISHIZUKA GLASS CO.,LTD.5204 · Standard · ガラス・土石製品

ガラスびんを軸に、紙容器やプラスチック容器、ハウスウェア、産業マテリアルまで、生活産業から工業まで幅広い素材・容器事業を手掛ける。

概要

石塚硝子は、1888年創業のガラス製品総合メーカーである。びん・食器・建築用ガラスなどを手掛け、連結従業員数は1880名。売上高は約560~595億円(2025年3月期・2026年3月期予想)、営業利益率は6~7%と堅調に推移する。ワインびんや化粧品用びんで国内シェアが高く、包装容器・ハウスウェア・産業マテリアルと多角化した事業を持つ。名古屋証券取引所および東京証券取引所に上場している。

五つのセグメントで構成される事業ポートフォリオ

当社グループは、包装容器関連(ガラスびん・紙容器・プラスチック容器)、ハウスウェア関連、産業マテリアル関連、その他の5区分で事業を展開する。包装容器関連は売上高の約6割を占め、中でもプラスチック容器関連が最大で158億円(2025年3月期)、次いでガラスびん関連112億円、紙容器関連92億円と続く。ハウスウェア関連は132億円、産業マテリアル関連は46億円である。その他事業にはパウチ飲料充填事業が新たに加わり、52億円を計上する。

収益の安定性と2030年に向けた利益目標

売上高は2013年3月期の565億円から徐々に増加し、2016年3月期には734億円に達したが、その後は700億円前後で推移し、2023年3月期には567億円に低下した。2025年3月期には560億円まで回復し、2026年3月期は595億円を見込む。利益面では、2021年3月期に30億円の純損失を計上したが、その後は黒字転換し、2025年3月期の営業利益は38億円、純利益31億円となった。中期経営計画「ISHIZUKA GROUP 2030」では、連結営業利益を継続的に50億円以上とする目標を掲げる。

国内外に広がるグループネットワーク

連結子会社は21社で構成される。国内では、鳴海製陶株式会社(2015年完全子会社化)やアデリア株式会社(旧・千代田硝子)、石塚物流サービス、石硝運輸などを持つ。海外は、英国にISHIZUKA GLASS (UK) LTD.、ドイツにISHIZUKA GLASS (EUROPE) GmbHを設立。インドネシアにはPT. NARUMI GLOBAL SUPPLY INDONESIAを置く。かつては中国に石塚玻璃(香港)有限公司や亞徳利玻璃(珠海)有限公司を設立したが、2014年に解散を決議している。

包装容器のリサイクル率に表れる環境対応

当社グループは容器のリサイクルに積極的に取り組む。ガラスびんは出荷されたびんの60~70%を新たなびんとして再生産している。PETボトル用プリフォームは、グループ会社の遠東石塚グリーンペット株式会社(2012年設立)との連携により、リサイクル材使用比率が50%を超え、業界トップクラスとされる。紙容器も自治体・スーパーでの回収を通じてティッシュペーパー等に生まれ変わっている。これらの活動は、2030年度CO2排出量削減目標(Scope1+2で50%削減)にも結びつく。

業界の中での役割は容器・素材の総合サプライヤーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
595億円
営業利益
42億円
営業利益率
7.1%
純利益
26億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01食品・飲料(ガラスびん)主力

ガラス製容器(びん)を製造・販売しており、主に飲料、調味料、化粧品などの容器として供給しております。ガラスびんはリサイクル可能で環境に優しく、内容物の保存性に優れるという特徴があります。

主な製品・サービス1
ガラスびん
ビール、清涼飲料、調味料、化粧品など様々な用途のガラス製容器を製造・販売しております。

02食品・飲料(紙容器)準主力

紙容器及びそれに係る充填機械を販売・メンテナンスしております。主に飲料用の紙パックなどを提供し、環境対応や軽量化のニーズに応えています。

主な製品・サービス1
紙容器
飲料用紙パックなど、紙を素材とした容器を製造・販売しております。

03食品・飲料(プラスチック容器)準主力

PETボトル用プリフォーム等のプラスチック容器を製造・販売しております。軽量で割れにくい特性を活かし、飲料や日用品の容器として供給しています。

主な製品・サービス1
PETボトル用プリフォーム
PETボトルを成形する前段階の容器部品で、これを加熱・延伸してボトルを成形します。

04家庭用品(ハウスウェア)準主力

ガラス製及び陶磁器製の食器類を製造・販売しております。家庭用から業務用まで、食卓を彩る製品を幅広く提供しています。

主な製品・サービス1
ガラス食器
コップ、皿、ボウルなどのガラス製食器を製造・販売しております。

05産業・建設(産業マテリアル)準主力

セラミックス製品や加熱調理用器具のガラストッププレート等を製造・販売しております。工業用途から家庭用調理器まで、耐熱性や機能性を活かした製品を提供しています。

主な製品・サービス1
セラミックス製品
工業用部品などに使われるセラミックス製品を製造・販売しております。

製品と技術

密封性と意匠性を両立するガラスびん

ガラスびんは当社の祖業であり、現在も主要製品の一つである。清涼飲料、乳製品、アルコール飲料、化粧品向けに多様なびんを製造する。特にワインびんと化粧品用びんでは国内シェアが高い。高い密封性と透明感、高級感が評価されている。生産拠点は岩倉びん工場(1963年稼働)など。市場は減少傾向にあるものの、アルコール類を中心に根強い需要があり、意匠性の高い商品開発や提案型営業で需要拡大を図る。

ガラスセラミックス「デビトロン」とその応用

1971年に開発されたガラスセラミックス「デビトロン」および「デビトロンメタリック」は、耐熱性や強度に優れた素材である。1973年に専用工場を新設し、建築用内外装材や調理器具のトッププレートなどに展開してきた。現在は産業マテリアル関連事業の一部として、抗菌剤やガラストッププレートも手掛ける。ガラストッププレートは調理器具向けとして供給されているが、品種構成の変化により減収傾向にある。

リサイクル材比率50%超のPETボトルプリフォーム

1997年に日本パリソン株式会社を設立し、PETボトル用プリフォーム(中間成形品)の製造を開始。子会社の遠東石塚グリーンペットとの連携により、リサイクル材の使用比率が50%を超える。これは業界トップクラスとされる。東京工場や岩倉工場で生産し、清涼飲料メーカーなどに供給。2025年3月期の売上高は158億円と、包装容器関連で最大のセグメントである。

紙容器と充填機械の一貫提供

紙容器関連事業は、1976年のアイピーアイ設立に始まる。現在は紙容器そのものの販売に加え、充填機械の販売・メンテナンスも手掛ける。2003年にアサヒビールパックスを吸収合併したことで、飲料メーカー向けの紙容器供給体制を強化した。原材料コスト上昇に対し販売価格改定を進めるとともに、新規販路開拓により売上高は前期比7.4%増の92億円(2025年3月期)となった。

鳴海製陶ブランドで展開する陶磁器食器

ハウスウェア関連事業では、ガラス食器に加え、2015年に完全子会社化した鳴海製陶の陶磁器製品を扱う。鳴海製陶は高級ホテルやエアライン向けの陶磁器で知られ、インドネシアにも生産拠点を持つ。ガラス食器は企業向け景品やアルコールメーカー向け業務用品が好調だが、陶磁器は国内・海外ホテル向けの受注減少により、セグメント全体の売上高は前期比0.2%減の132億円となった。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

ガラス・土石製品のなかでの位置

ガラスびん専業で中位、競合は大手硝子メーカー

ガラスびん製造専業で、AGCや日本板硝子などの大手硝子メーカーと競合。売上高560億円、営業利益率6.79%と利益率は低位だが、2026/3期は同7.06%へ微増見込み。設備稼働率の改善やコスト削減が収益を押し上げる。日本山村硝子と同規模だが、大手に比べ規模劣後。飲料・食品向け需要は安定している。

強み

  • びん製造に特化した生産技術とノウハウを有し、品質面で強みを持つ。
  • 飲料・食品向けびん需要は底堅く、景気変動の影響を受けにくい。
  • 生産効率化や原材料コスト削減により、収益性改善を図っている。
  • リユースびんの回収・洗浄体制を整え、環境対応で差別化。

課題

  • AGCや日本板硝子に比べ売上規模が小さく、価格競争で不利。
  • 営業利益率7%程度と低く、原料高などでさらなる低下リスク。
  • ペットボトルやアルミ缶への代替が進み、需要減少が懸念される。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

ガラス・土石製品の時価総額近傍。太字が石塚硝子

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14026神島化学工業151億円8.1倍
25237ノザワ146億円23.5倍
35284ヤマウホールディングス142億円6.2倍
45282ジオスター135億円7.2倍
55381マイポックス134億円25.5倍
65204石塚硝子128億円4.9倍
75268旭コンクリート工業119億円26.0倍
85391エーアンドエーマテリアル116億円6.6倍
95368日本インシュレーション88億円7.4倍
105216倉元製作所74億円
115355日本坩堝47億円10.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 50件

二代目石塚文左衛門による名古屋での創業(1888年)

1888年11月、二代目石塚文左衛門が名古屋に移住し、ガラス製造の操業を始めた。これが石塚硝子の創業である。その後、1927年1月に三代目石塚岩三郎が名古屋市昭和区に新工場を建設。同年7月には四代目石塚正信が、日本で初めてシーメンス式炉による白素地ガラスの生産に成功した。この技術が後の事業拡大の基盤となる。

戦時統制と株式会社への改組(1941~1946年)

1941年4月、企業整備により有限会社石塚硝子製造所が設立される。第二次世界大戦後の1946年12月、石塚硝子株式会社に改組し、現在の法人形態が成立した。戦後の混乱期にあって、計量法に基づく特殊容器製造事業場の指定を通商産業省から受けるなど、規格化された容器製造への対応を進めた。

相次ぐ工場新設と上場による成長(1956~1963年)

1956年9月、計量法制定に伴う特殊容器製造事業場の指定を更新し、以降も継続する。1961年7月に名古屋証券取引所へ上場、同年10月には岩倉食器工場を新設し稼働開始。1962年10月に東京証券取引所へ上場。1963年1月には岩倉びん工場を新設し、生産能力を拡大した。この時期にガラスびんと食器の量産体制が整う。

新素材開発と異素材事業への進出(1971~1976年)

1971年11月、ガラスセラミックス(デビトロン・デビトロンメタリック)の開発に成功し、国内外で特許を取得。1973年3月にデビトロン専用工場を新設した。1972年6月にはウイストン株式会社を設立してプラスチック事業に進出。1976年9月には米国インターナショナルペーパー社との合弁でアイピーアイ株式会社を設立し、紙容器事業に参入した。

食器分野の拡充とPETボトル事業への本格参入(1982~1997年)

1982年1月、クリスタル食器に進出。1990年代には子会社のアデリア(旧・東京アデリア)を通じてブランド展開を強化した。一方、1996年4月に東京工場内にPETボトル工場を新設。1997年1月には日本パリソン株式会社を設立し、PETボトルプリフォーム事業に本格参入した。これにより包装容器の素材多様化に対応した。

アサヒビールパックスとの統合と中国展開(2002~2010年)

2002年5月、株式会社アサヒビールパックスと包括的業務提携を結び、2003年4月に発行済株式を取得、同年6月に吸収合併した。これにより紙容器事業を強化。2005年4月には中国に石塚玻璃(香港)有限公司を設立、2009年4月には亞徳利玻璃(珠海)有限公司を設立したが、2014年10月に両社の解散を決議し、中国事業から撤退した。2010年6月にはアイピーアイ株式会社を吸収合併し、グループ再編を進めた。

鳴海製陶の完全子会社化とリサイクル事業の開始(2012~2019年)

2012年5月、遠東新世紀グループと共同で遠東石塚グリーンペット株式会社を設立し、PETボトルリサイクル事業に進出。2015年2月には鳴海製陶株式会社の株式を全数取得し、100%子会社化した。これによりハウスウェア分野の陶磁器製品を強化。2017年3月にはインドネシアにPT. NARUMI GLOBAL SUPPLY INDONESIAを設立。2019年12月には創業200年を迎えた。

中期経営計画「新たな領域への挑戦」の策定(2022~2027年)

2022年4月、長期的な企業ビジョン「ISHIZUKA GROUP 2030」を公表。その後、事業環境の変化を受け2025年4月に見直しを行い、2027年度を最終年度とする3か年の中期経営計画「新たな領域への挑戦」を策定した。重点ポイントは、連結営業利益50億円の達成、中堅・若手人財の育成、CO2排出量30%削減(2020年度対比)、ペーパーレス化・アナログ作業からの脱却である。

年表50件を開く

1880年代

  • 1888年11月2代石塚文左衛門、名古屋に移住操業

1920年代

  • 1927年1月3代石塚岩三郎、名古屋市昭和区に工場を新設稼働
  • 1927年7月4代石塚正信、我が国最初のシーメンス式炉による白素地硝子生産に成功

1940年代

  • 1941年4月創業企業整備により有限会社石塚硝子製造所設立
  • 1946年12月石塚硝子株式会社に改組

1950年代

  • 1956年9月計量法制定に基づく特殊容器製造事業場の指定を通産省より受け、引き続き期間更新し今日に至る

1960年代

  • 1961年7月上場名古屋証券取引所に上場
  • 1961年10月岩倉食器工場を新設稼働
  • 1962年10月上場東京証券取引所に上場
  • 1963年1月岩倉びん工場を新設稼働
  • 1969年9月千代田硝子株式会社へ資本参加

1970年代

  • 1970年4月ガラス製コップJIS表示許可工場(岩倉工場)の認可
  • 1971年11月ガラスセラミックス(デビトロン・デビトロンメタリック)の開発に成功し、国内外の特許を取得
  • 1972年6月創業ウイストン株式会社を設立し、プラスチック事業に進出
  • 1973年3月デビトロン・デビトロンメタリック工場を新設稼働
  • 1974年11月消費生活用製品安全法に基づく「炭酸飲料を充填するためのガラスびん製造事業」の登録
  • 1976年9月INTERNATIONAL PAPER CO.(米国)と合弁会社アイピーアイ株式会社を設立し、紙容器事業に進出
  • 1978年12月創業石塚硝子物流株式会社を設立し、ガラス製品の保管・出荷作業を委託

1980年代

  • 1982年1月クリスタル食器に進出
  • 1983年8月商号変更千代田硝子株式会社が東京アデリア株式会社に商号変更
  • 1984年4月東京工場を新設稼働
  • 1984年9月セラミックス工場を新設稼働
  • 1985年5月商号変更石塚硝子物流株式会社が石塚物流サービス株式会社に商号変更

1990年代

  • 1990年4月技能研修センターを開所
  • 1990年5月久金属工業株式会社へ資本参加(2024年3月に全株式を売却)
  • 1990年9月商号変更東京アデリア株式会社がアデリア株式会社に商号変更
  • 1996年4月東京工場にPETボトル工場を新設稼働
  • 1996年10月創業石硝運輸株式会社を設立し、貨物運送を委託
  • 1997年1月創業日本パリソン株式会社を設立し、PETボトルプリフォーム事業に進出
  • 1998年10月岩倉工場ISO9001の認証取得
  • 1999年3月東京工場ISO9001の認証取得
  • 1999年10月岩倉工場ISO14001の認証取得

2000年代

  • 2000年10月東京工場ISO14001の認証取得
  • 2001年5月岩倉工場にPETボトル工場を新設稼働
  • 2002年5月株式会社アサヒビールパックスと包括的業務提携
  • 2003年4月株式会社アサヒビールパックスの発行済株式総数を取得
  • 2003年6月M&A株式会社アサヒビールパックスを吸収合併
  • 2003年9月本社機構を愛知県岩倉市川井町1880番地に移転
  • 2005年4月創業石塚玻璃(香港)有限公司を中国に設立
  • 2006年8月M&Aアイピーアイ株式会社の株式を全数取得し、100%子会社化
  • 2009年4月創業亞徳利玻璃(珠海)有限公司を中国に設立

2010年代

  • 2010年6月M&Aアイピーアイ株式会社を吸収合併
  • 2012年5月創業遠東新世紀グループと遠東石塚グリーンペット株式会社を設立し、PETボトルリサイクル事業に進出
  • 2012年8月岩倉工場FSSC22000の認証取得
  • 2013年8月創業ISHIZUKA GLASS (UK) LTD.を英国に設立
  • 2014年10月亞徳利玻璃(珠海)有限公司及び石塚玻璃(香港)有限公司の解散を決議
  • 2015年2月M&A鳴海製陶株式会社の株式を全数取得し、100%子会社化
  • 2017年3月創業PT. NARUMI GLOBAL SUPPLY INDONESIAをインドネシアに設立
  • 2019年3月創業ISHIZUKA GLASS (EUROPE) GmbHをドイツに設立
  • 2019年12月創業創業200年を迎える

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結営業利益2027年度まで50億円
  • CO2排出量削減率 (Scope1+2)2027年度まで30%削減(2020年度対比)
  • CO2排出量削減率 (Scope1+2)2030年度まで50%削減(2020年度対比)
  • CO2排出量削減率 (Scope3)2030年度まで25%削減(2020年度対比)

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    既存事業の深化と新規事業創出

    既存事業の強化と周辺事業の取り込みによりグループ全体で採算性を重視し、新規事業への経営資源投入で将来の柱となる事業を創り出す。

  2. 02

    中堅・若手人財の育成

    中堅・若手社員に判断や意思決定を伴う経験を積極的に積ませ、視座を上げ経営層視点を理解させることで次世代幹部を育成する。

  3. 03

    CO2排出量削減への取り組み

    全社最適ロードマップに基づきPDCAサイクルマネジメントを実施し、2027年度CO2排出量Scope1+2を2020年度対比30%削減する。

  4. 04

    ペーパーレス化とアナログ作業からの脱却

    古い慣習から脱却しデジタル化を進めることで「ラクの追求」により余力を生み出す。

  5. 05

    DXの推進による挑戦文化の醸成

    誰もが挑戦できる文化の醸成につなげるため、DXを推進する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,880人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は602万円で、9期前と比べて+9.7%平均年齢は43.6歳、平均勤続年数は19.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月2,183
2018年3月2,137
2019年3月2,151
2020年3月54940.815.22,153
2021年3月51441.216.32,075
2022年3月53142.817.32,018
2023年3月54243.218.41,867
2024年3月56543.718.51,839
2025年3月58943.819.21,816209
2026年3月60243.619.71,880223

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率3.8%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)73.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社16(国内 12 / 海外 4、うち連結子会社 16) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
姫路工場 — 兵庫県姫路市6,319百万円
包装容器関連
姫路工場 — 兵庫県姫路市5,873百万円
包装容器関連
岩倉工場 — 愛知県岩倉市4,868百万円
包装容器関連
東京工場 — 茨城県猿島郡境町2,850百万円
包装容器関連
東京工場 — 茨城県猿島郡境町2,632百万円
包装容器関連
本社 — 愛知県名古屋市緑区1,356百万円
産業マテリアル関連
岩倉工場 — 愛知県岩倉市1,255百万円
包装容器関連
本社 — 愛知県海部郡蟹江町763百万円
包装容器関連
福崎工場 — 兵庫県神崎郡福崎町712百万円
包装容器関連
本社 — 兵庫県神崎郡福崎町529百万円
包装容器関連
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    アデリア株式会社
    東京都江東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    石塚物流サービス株式会社
    愛知県岩倉市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ウイストン株式会社
    愛知県海部郡蟹江町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    石硝運輸株式会社
    愛知県岩倉市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    日本パリソン株式会社
    愛知県岩倉市 · 連結子会社
    議決権90.0%
  • 国内
    北洋硝子株式会社
    青森県青森市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    鳴海製陶株式会社
    名古屋市緑区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    三重ナルミ株式会社
    三重県志摩市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    PT. NARUMI INDONESIA
    インドネシア · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    NARUMI SINGAPORE PTE LTD.
    シンガポール · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    鳴海(上海)商貿有限公司
    上海市(中国) · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    PT. NARUMI GLOBAL SUPPLY INDONESIA
    インドネシア · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社4社を開く
  • 大阪アデリア株式会社大阪市大正区100%
  • 石塚王子ペーパーパッケージング株式会社兵庫県神崎郡福崎町60%
  • 日本機械金型株式会社大阪府茨木市100%
  • 石塚ウェルネスパッケージング株式会社埼玉県比企郡嵐山町100%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は595億円営業利益42億円前期と比べると増収増益で、売上が+6.3%、利益が+10.5%。

売上高
+6.3%
595億円
営業利益
+10.5%
42億円
純利益
-16.1%
26億円
営業利益率
7.1%
前期比 +0.3%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高620億円595億円
営業利益35億円42億円
純利益22億円26億円
1株あたり配当¥72¥72

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は157億円、営業利益は13億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+9.8%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q1501610.711
2024年2Q1491610.714
2024年3Q1501711.315
2024年4Q1307
2025年1Q143139.110
2025年2Q145128.39
2025年4Q272134.812
2026年2Q308299.418
2026年4Q287134.58
2027年1Q157138.39

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は565億円から595億円へ1.1倍に増えた。直近期の営業利益率は7.1%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
ISHIZUKA GLASS (UK) LTD.を英国に設立
2013年3月565101
2014年3月59082
鳴海製陶株式会社の株式を全数取得し、100%子会社化
2015年3月60477
2016年3月734187
PT. NARUMI GLOBAL SUPPLY INDONESIAをインドネシアに設立
2017年3月7122515
2018年3月7102017
ISHIZUKA GLASS (EUROPE) GmbHをドイツに設立
2019年3月7122115
2020年3月7372212
2021年3月64912−30
2022年3月6942823
2023年3月567233
2024年3月5795447
2025年3月56038376.831
2026年3月59542397.126

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高595億円のうち、営業利益として残るのは42億円7.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は26億円、売上の4.4%にあたる。営業利益率は業種中央値8.0%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金73.9%440億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金19.0%113億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.1%42億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
26.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.0pt
7.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.4pt
4.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.0pt
7.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが83億円、投資CFが−44億円で、差し引きのフリーCFは39億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は29億円で、売上の0.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月32−4410−1216
2014年3月23−2912−624
2015年3月28−4932−2135
2016年3月46−5−364139
2017年3月75−38−153759
2018年3月70−49−132167
2019年3月62−27−673535
2020年3月58−54−12426
2021年3月42−4411−236
2022年3月41−5−193653
2023年3月21−5641−3561
2024年3月57−855−2838
2025年3月72−8624−1449
2026年3月83−44−583929

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,000億円。このうち返さなくてよい自己資本が393億円で、自己資本比率は37.8%(業種中央値64.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月70019550524.5
2014年3月72420152324.2
2015年3月84520564021.1
2016年3月80520959622.7
2017年3月82623659025.3
2018年3月81625256427.4
2019年3月81227653630.4
2020年3月82827954930.1
2021年3月80626753928.6
2022年3月82128953230.8
2023年3月86528757829.0
2024年3月92132459733.6
2025年3月1,00435365133.8
2026年3月1,00039360737.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
30億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
165億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
103億円
在庫として抱えている分
負債合計
607億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
69
/ 100
安定性自己資本比率25 / 40
収益力営業利益率14 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

ガラス・土石製品 49社との比較

同じガラス・土石製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率49社中20位あたり、逆に低いのは自己資本比率49社中46位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.3%/中央値 7.3%
P25 5.5%P75 9.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
7.1%/中央値 8.0%
P25 6.1%P75 12.2%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
37.8%/中央値 64.4%
P25 50.0%P75 73.1%
売上成長率前期からの売上の伸び
6.3%/中央値 4.1%
P25 -0.8%P75 8.9%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.4%/中央値 3.0%
P25 2.1%P75 3.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,030で、1年前と比べて+4.8%過去52週の値幅のなかでは22%の位置にある。

¥3,030-1.6%1ヶ月+1.0%1年+4.8%時価総額128億円
過去52週の値幅
安値¥2,710高値¥4,135

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)4.9倍
PER (会社予想)5.9倍
PBR0.32倍
配当利回り2.38%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1カ月は-3.1%と下落。7月3日に3110円の戻り高値を付けた後、7月17日に2961円まで下落、その後は3000円前後で推移。200日線(3152円)を6%下回り、25日線(3025円)も下回っている。52週高値4135円に対しては28%安、安値2610円からは14%高。出来高は7月31日に1万8100株と増加し、売りが優勢。RSIは42.6とやや弱含み。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PERは4.76倍と業界平均17.40倍を大幅に下回り、極めて割安。PBRは0.33倍と同業界平均1.45倍を大きく下回る。配当利回りは2.42%で業界平均2.94%を下回るが、ROEは7.3%と収益性は確保。直近の当期純利益は減少傾向で、2026/3期は26億円と前年比減益見込み。割安だが、配当利回りは業界平均を下回り、成長鈍化が懸念。

指標この会社業種平均
PER (実績)4.9倍15.7倍
PER (予想)5.9倍
PBR0.32倍1.34倍
ROE7.3%4.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

ガラス容器市場はリサイクル需要や環境規制の強化、飲料容器の多様化で競争が激化している。強気派は、ワイン・化粧品向けの高付加価値製品や、環境対応製品の需要拡大を評価する。一方、弱気派は、原材料・エネルギーコストの高騰や、ペットボトルやアルミ缶への代替による需要減を懸念する。業績は売上高横ばいだが、増益傾向にあり、収益性改善の持続性が焦点。

プラスに働く材料7
  • 高い国内シェア

    ワインびんや化粧品用びんで高いシェアを有し、顧客との強い関係を構築している。

  • 収益性の改善

    営業利益率は6%台に回復し、増益基調が続いている。

  • 環境規制の追い風

    ガラスはリサイクル可能な素材として評価され、環境対応製品の需要が増える可能性がある。

  • 2026年3月期は2年ぶり増収増益計画通年影響

    売上高595億円(前期比+6.3%)、営業利益42億円(同+10.5%)と増収増益を見込む。

  • 営業利益率6.79%→7.06%へ改善通年影響

    2026年3月期の営業利益率は7.06%と前期から0.27pt改善。原価低減や効率化が寄与する。

  • PBR0.33倍と解散価値割れ、資本戦略に期待次回株主総会影響

    PBR0.33倍、ROE7.3%。東証の要請へ対応し、自社株買い等が発表されれば見直し余地が大きい。

  • 配当利回り2.42%が株価下支え継続影響

    配当利回り2.42%(1株約72円)と相対的に高く、減配がなければ下値の支えとなる。

マイナスに働く材料7
  • コスト上昇の懸念

    原材料価格やエネルギーコストの高騰が利益を圧迫する可能性がある。

  • 代替素材との競争

    ペットボトルや缶などへの容器代替が進行し、ガラス容器需要が減少する恐れがある。

  • 市場の成熟

    国内ガラス容器市場は成熟しており、大幅な成長は期待しにくい。

  • 純利益3期連続減益、26億円に減少通年影響

    純利益は47億円→31億円→26億円(2026年3月期予想)と3期連続減益。EPS低下で株価の重し。

  • 営業外損益▲16億円と悪化、最終減益を圧迫通年影響

    営業外損益は2025年3月期▲7億円→2026年3月期▲16億円。営業利益増も最終減益の要因に。

  • 売上高は2025年3月期に減収、需要回復に懸念通年影響

    売上高は579億円→560億円と減収。2026年3月期は595億円と回復計画も、需要の不確実性がある。

  • 1年で12%上昇後、過熱感による反落リスク不定影響

    株価は1年で12.2%上昇。短期的な過熱感から利益確定売りが優勢となるリスクがある。

次の決算で確かめる点
売上高
主要市場で需要が維持できるかを確認する。
営業利益率
コスト上昇や価格改定の影響を測る。
原材料・エネルギーコスト
収益性に直結する主要コスト要因。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり72で、前期から+7.7%いまの株価に対する利回りは2.38%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥72
1株あたり
配当利回り
2.38%
いまの株価に対して
配当性向
11.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月4011.1
2018年3月4512.511.9
2019年3月6544.435.3
2020年3月48−26.234.3
2022年3月45−6.311.3
2023年3月35−22.291.9
2024年3月6071.47.3
2025年3月658.38.0
2026年3月707.711.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥72

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ5,846人。区分でいちばん多いのは個人・その他39.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が45.4%を占め、残る54.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他36.235.739.838.843.139.3
金融機関33.934.231.328.225.825.7
事業法人19.219.019.119.619.619.7
外国法人9.89.88.39.510.112.0
証券会社0.91.31.53.81.13.2
自己株式0.80.80.80.80.81.2
外国人個人0.10.10.10.10.30.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01明治安田生命保険相互会社5.19
02BBH CO FOR ARCUS JAPAN VALUE FUND(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)4.34
03株式会社みずほ銀行4.10
04株式会社三菱UFJ銀行3.11
05東朋テクノロジー株式会社3.08
06第一生命保険株式会社2.84
07株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.80
08INTERACTIVE BROKERS LLC(常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)2.28
09愛知時計電機株式会社2.28
10石塚芳三2.09

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+33814%、1株純資産は14期で+1749%。直近期のROEは7.3%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月24900.487.573.3
2014年3月454,9980.948.865.2
2015年3月2015,1014.011.6
2016年3月1885,2253.611.420.9
2017年3月4155,9727.45.811.1
2018年3月4776,3927.75.411.9
2019年3月4205,8886.34.235.3
2020年3月2825,9474.86.234.3
2021年3月−7225,511−12.6
2022年3月5386,0329.33.811.3
2023年3月605,9981.024.391.9
2024年3月1,1297,41816.82.57.3
2025年3月7398,1049.53.38.0
2026年3月6249,0597.35.411.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

26名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は26名。2026/3期の役員報酬は総額122百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
石塚久継代表取締役 社長執行役員61549
畔柳博史取締役 常務執行役員 経営企画部長 内部統制担当 グループ連携担当 未来挑戦部管掌66114
稲本弘希取締役 上席執行役員 プラスチックカンパニー社長兼日本パリソン株式会社代表取締役社長5868
杉浦修取締役 執行役員 ウイストン株式会社社長65120
小栗悟取締役6425
安北千差取締役5417
北山聡常勤監査役6782
赤嶺順也監査役471
平田健人監査役431
松田茂樹65
石原浩7021
町野晃透執行役員
残りの役員14名を開く
氏名役職年齢
田村亮一執行役員
下宮尚己執行役員
松田美樹執行役員
山内毅執行役員
伊藤雅郎執行役員
平安啓治執行役員
古々本一夫執行役員
鷲尾祐司執行役員
柴田浩治執行役員
壁屋知則執行役員
鹿間芳則執行役員
山下登執行役員
鈴木伸吾執行役員
太田賢一執行役員

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)455278221
社外取締役724243
監査役1161616

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容469字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び子会社の計21社で構成され、ガラスびん関連製品、ハウスウェア関連製品、紙容器関連製品、プラスチック容器関連製品、産業マテリアル関連製品、その他の製品の製造販売事業及びそれに付帯する事業を行っております。 当社グループの主な事業内容は、次のとおりであります。 包装容器関連   ガラスびん関連   ガラス製容器等を製造・販売しております。 紙容器関連   紙容器及び紙容器に係る充填機械を販売・メンテナンスしております。 プラスチック容器関連   PETボトル用プリフォーム等を製造・販売しております。 ハウスウェア関連   ガラス製及び陶磁器製食器等を製造・販売しております。 産業マテリアル関連   セラミックス製品等の製造・販売及び加熱調理用器具のガラストッププレート等を製造・販売しております。 なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表 (1)連結財務諸表等 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題4,129字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営の基本方針 当社は2019年12月1日に創業200年を迎えるにあたり、新たな企業理念を制定しております。新たな企業理念では、次の100年に向けて、企業として更なる発展を続け当社グループのめざすべき姿を明確にしています。 <わたしたちの使命> くらしに彩り、豊かさと安心をお届けします。 私たち石塚硝子はメーカーです。モノづくりを通じて社会に貢献することが私たちの存在意義です。ただし、私たちは単にモノを作って売っている訳ではありません。一つひとつの製品で、より良く、より便利に、より価値のある暮らしをつくり出したいという想いを込めてお客様に製品をお届けしています。当社で働くすべての社員がその想いを共有し、社会とその暮らしになくてはならない企業になりたいと考えています。 <わたしたちのビジョン> 価値あるモノづくりとともに、社会で輝くヒトを育て、未来へ向かうユメを築きます。 ユメには2つの意味を込めています。一つは、価値あるモノづくりを続け、企業として成長すること、もう一つは、一人ひとりが人生に生き甲斐をもち、それぞれの願いを叶えていくことです。また価値あるモノづくりには、人財育成を通じたヒトづくりが欠かせません。これらが重なりあうことでいつの時代にも求められる企業であり続けることができると考えています。 <わたしたちの約束> 「誠実」「挑戦」「成長」 「誠実」は、200年の歴史で培った当社のDNAであり、すべてのステークホルダーに向き合う基本姿勢です。「挑戦」は、常に改善や新たな物事への挑戦を積極的に行うこと、また挑戦による失敗を恐れない風土を大切にしたいという意思を示しています。「成長」は、企業の成長という意味だけではなく、一人ひとりが豊かな人生を過ごすために、公私ともに成長して欲しいという想いを込めました。この3つの約束を合言葉に、私たちは未来に向かって進んでいきます。 (2) 中長期的な経営戦略及び目標とする経営指標 ISHIZUKA GROUP 2030 ~挑戦し続けることにより、躍動する企業へ~ 2027年度中期経営計画「新たな領域への挑戦」 外部環境が目まぐるしく変化する中、当社グループは「モノづくり」を通じて体質を強化し、多少の荒波が生じても難なく乗り越えられる経営基盤を確立するため、長期的な視点で会社の方向を示すISHIZUKA GROUP 2030を2022年4月に公表しております。今般、事業環境の変化を踏まえISHIZUKA GROUP 2030の見直しを行い、それに基づく2027年度を最終年度とする3か年の中期経営計画を新たに策定しました。 ISHIZUKA GROUP 2030 コンセプト :~挑戦し続けることにより、躍動する企業へ~ 重点ポイント:   ① 2030年度連結営業利益を継続的に50億円以上あげる(利益目標の上方修正) ② ISHIZUKA GROUPを支える「ヒトづくり」 ③ 環境と調和した持続可能な未来社会への貢献2030年度CO2排出量をScope1+2において50%削減・Scope3において25%削減(ともに2020年度対比) ④ 誰もが挑戦できる文化の醸成につながるDXの推進(新設) 2027年度中期経営計画 コンセプト :「新たな領域への挑戦」 重点ポイント:   ① 2027年度までに連結営業利益50億円の達成 ② 中堅・若手人財の育成への取り組み ③ 2027年度CO2排出量 Scope1+2 30%削減(2020年度対比) ④ ペーパーレス化の推進・アナログ作業からの脱却(ラクの追求) 『2027年度中期経営計画の主な取り組み』 ① 2030年度連結営業利益を継続的に50億円以上あげるため、以下の取り組みを進めて2027年度に連結営業利益50億円の達成をめざす ・既存事業の深化(強化)を図るとともに、周辺の関連事業の取り込みを図り、機能子会社を含めたグループ全体で採算性を重視した取り組みを推進 ・新規事業についても積極的に経営資源を投入して、将来の柱となる事業を創り出す ② 中堅・若手社員に判断や決断、時には意思決定を伴うような経験を積むことも重要視し、積極的に実践させて経験値を上げていく。また、視座を上げて経営層視点を理解することで、将来の次世代幹部へと成長を促す。 ③ 社会共通の目標であるCO2排出量削減に取り組むため、前中期経営計画で策定した全社最適ロードマップに基づきPDCAサイクルマネジメントを行い、2027年度CO2排出量Scope1+2 30%削減(2020年度対比)へ挑戦 ④ ペーパーレス化の推進・アナログ作業からの脱却に向け、古い慣習からの脱却とデジタル化を進めて、ラクの追求により余力を生み出す。 (3) 経営環境、中期的な経営戦略、優先的に対処すべき事業上の課題 <包装容器関連セグメント> 清涼飲料、乳製品、果汁製品、アルコール製品には、様々な容器が使用されており、当社は容器ジャンルを横断したお客様との強固な繋がりを活かして、グループとして共同提案を行えることが営業面の強みです。各容器ともにリサイクル率は高く、ガラスびんは出荷されたびんの60~70%を新たなびんとして再生産しており、PETボトル用プリフォームはグループ会社の遠東石塚グリーンペット社との連携により、リサイクル材使用比率は50%を越え、業界トップクラスです。紙容器は自治体・スーパー等での回収を通じて、ティッシュペーパー等の新たな商品に生まれ変わっており、地球資源の有効活用を意識した事業活動を実施します。 重点施策として、ガラスびんは、市場が減少傾向であるものの、高い密封性と透明感、高級感を備える容器としてアルコール類を中心に根強いニーズがあります。販売面では、意匠性の高い商品の開発、提案型営業による需要の拡大を図り、生産面ではロボット活用や工程合理化を進め、生産性の向上を推進します。 PETボトル用プリフォームは、24年度に稼働を開始した姫路工場により3工場体制を整え、安定供給とBCPに万全の体制を整備。販売面では、CO2排出量を60~70%低減するリサイクル原料を強みとして、市場シェアの拡大と新用途ジャンルの開拓を推進します。 紙容器は、王子ホールディングス株式会社との協業により、パルプ原紙から容器製造迄の国内一貫生産体制を持ち、為替影響を受けにくいコスト構造を強みとして主力顧客への深耕を推進。また、東南アジアを中心に牛乳需要の多い地域への参入も実行します。 <ハウスウェア関連事業> ガラス食器は、「ガラスの器で楽しさあふれる食卓に」をコンセプトに、「アデリアグラス」「津軽びいどろ」のブランドで国内外のBtoCルートに広く販売。BtoBルートとして、アルコールメーカー向けの業務用グラス(ジョッキ類)、や販促用グラスも多く取り扱っており、製品品質や納期対応力、企画提案力もお客様から高く評価いただいています。重点施策として、BtoCルートでは当社ブランドコンセプトを軸とした魅力ある商品の開発、各種メディアや販促活動を通じた提案を推進。また、BtoBルートではお客様からのニーズを元に、予算と納期にマッチしたガラス製品の提案から製造を行い、ご満足いただける製品を提供します。 陶磁器は、「NARUMIボーンチャイナ」ブランドとして、白く透明感のある上質な高級洋食器を製造しており、多くの国際的なホテルチェーン本部と直接商談ができる国内外の営業ネットワーク及び顧客の要望にあわせたカスタマイズ商品を提案出来ることが強みです。日本市場向けの国内工場、主に海外市場向けの海外工場の2工場を持ち、同品質のボーンチャイナを生産し、大ロットから小ロット、短納期の案件にも柔軟に対応可能です。重点施策として、「NARUMI」のブランド価値を更に高めて販路を開拓するため、海外展示会の出展や国際的なデザインコンテストへの応募を積極化します。また、ボーンチャイナ原料として卵殻をアップサイクル利用したことで、持続可能性を意識した商品開発が評価され、2026年2月には「Tableware International Awards of Excellence 2026」において、サステナブル部門の最優秀賞を受賞しました。 <産業マテリアル関連事業> 抗菌剤は長年のガラス研究により誕生。独自の技術により「抗菌力」はもとより、付帯的に必要な「耐熱性」、「屋外耐久性」、「長寿命」等の機能を有することが強みです。樹脂等に練り込む添加剤の一種であり、用途は生活雑貨、水回り製品、繊維、塗料等と幅広く、海外でも高い評価を得ているNo.1ブランドであり、グローバルに展開。特殊ガラスは有機材料と無機材料の長所を併せ持つハイブリッド素材です。従来の樹脂では実現できない「耐熱性」、「耐光性」、「屋外耐久性」において非常に高い性能を発揮。これらの特性を活かし、これまで対応困難であった課題解決に挑戦します。重点施策として、新たなニーズに応える機能材料の製品開発を推進。自動車関連、医療関連等の新たな用途、グローバルでの新たな地域への展開により需要の開拓に注力します。特殊ガラスは、樹脂の限界を超える性能が求められる半導体や次世代通信などの先端分野において、新たな価値を提供するとともに、当社にとって新たな事業の柱となることを目指します。 産業器材の主要製品はキッチンコンロ向けトップガラスであり、陶磁器製造で培ったデザイン力と加工技術、付加技術とともに、国内一貫生産による少量多品種、短納期の対応力が強みです。重点施策として、お客様からのニーズに対応し、当社ならではの付加価値(装飾、機能、納期、コスト)を提供。また、派生素材であるヒーターパネルでの新規販路開拓を実施します。
事業等のリスク2,023字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) ガラスびんの需要について ガラスびん事業は、消費者ニーズの変化や他素材容器との競合等により業界全体として需要が減少し出荷量は漸減傾向にあり、業界の2025年出荷重量は前年対比94.5%と減少しました。今後想定を大幅に上回る需要変化が起きた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 原材料価格及びエネルギー価格の変動について 当社グループが製造工程で使用しているLNG及び電力などのエネルギーコストやPETボトル用プリフォーム等の主要原料は、原油価格又は為替相場の変動による影響を受けます。原材料につきましては、為替予約等により相場変動によるリスクヘッジを行っていますが、想定を超える価格変動等が生じた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 製品の品質について 当社グループは厳格な品質管理のもと製品の出荷を行っております。個々の取引先との規格に従い、全数検査を実施しております。万一賠償問題につながるクレームが発生した場合の対応策として、製品製造物責任による損害賠償に備えるPL保険に加入しておりますが、同保険が賠償額をすべてカバーできる保証はなく、また、当社グループへの信用問題へと発展する可能性もあり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 取引先の信用リスクについて 当社グループは多数の取引先と掛売り取引を行っております。当社グループは信用情報の収集、与信限度額の定期的な見直し等を行い、信用リスクの回避に努めておりますが、経営環境が著しく悪化した場合等、倒産のような予期せぬ事態により債権回収に問題が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 災害による影響について 当社グループは、生産活動が中断しないようすべての生産設備に対して定期的な防災点検及び設備保守を行っておりますが、当社グループの生産拠点である岩倉・東京・姫路・福崎工場等に大規模な地震等の災害が発生し、生産設備に大きな損害が出るなど操業停止した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループが調達を行う企業が大規模な地震等に被災し、生産設備に大きな損害が出るなど操業が停止し、調達が不可能となった場合、当社グループの業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。 (6) 天候の影響について 当社グループは主に国内において飲料容器を製造販売しておりますが、需要期の天候が業績に影響を及ぼします。特に冷夏や長梅雨などの天候不順に陥った場合には清涼飲料水等の需要が減少するため、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 退職給付債務について 当社グループは、主に確定給付企業年金制度及び退職一時金制度を設けております。退職給付債務の将来予測に基づき定期的に年金資産の運用方針等の見直しを行っておりますが、退職給付債務を計算する上での割引率等の計算基礎の変更や年金資産の時価が下落した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 投資有価証券の評価について 当社グループは、お客様や取引先の株式を保有することで中長期的な関係維持、取引拡大が可能となり、結果として当社グループの企業価値を高め、株主・投資家の皆様の利益につながると考える場合においてその株式を長期保有目的で所有しております。個別の保有株式の合理性については、毎年、取締役会において、取引関係の維持発展、当社企業価値向上への寄与度、投資効率等を勘案して判断しておりますが、証券市場における市況の悪化や投資先の業績不振により時価等が著しく下落した場合には、減損損失の計上により当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 環境問題への対応について 世界共通の長期目標として温室効果ガス排出量削減の取り組みが求められています。ISHIZUKA GROUP 2030の重点ポイントの一つとして、2030年度CO2排出量をScope1+2にいて50%削減・Scope3において25%削減(ともに2020年度対比)を掲げ、2027年度中期経営計画ではScope1+2 30%削減(2020年度対比)に向けた取り組みを進めてまいります。具体的な取り組み内容については、2「サステナビリティに関する考え方及び取組」(3) 戦略をご参照ください。
経営成績の分析 (MD&A)5,577字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであり、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において判断したものであります。 (1) 経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が見られ、インバウンド消費の増加等により緩やかな回復基調が続く一方、円安進行に伴う諸資材価格の高止まりに加えて、中東情勢の緊迫化による原油価格上昇に伴い更なる物価高が見込まれるなど、依然として景気の先行きは不透明な状況が続いております。 当社グループは、「モノづくり」を通じて体質を強化し、多少の荒波が生じても難なく乗り越えられる経営基盤を確立するため、長期的な視点で会社の方向を示す「ISHIZUKA GROUP 2030」を2022年4月に公表しました。これまでの事業環境の変化を踏まえ、2025年4月に見直しを行い、それに基づく2027年度を最終年度とする3か年の中期経営計画「新たな領域への挑戦」を策定しております。この中期経営計画では、①2027年度までに連結営業利益5,000百万円の達成、②中堅・若手人財の躍動と視座高き人財の充実、③2027年度CO2排出量 Scope1+Scope2 30%削減(2020年度対比)、④ペーパーレス化の推進・アナログ作業からの脱却(ラクの追求)を重点ポイントとしております。また、更なる企業価値向上のため、ROE目標の前倒しとともに財務健全性指標並びに株主還元方針についても見直しを行うとともに、中期経営計画期間における経営目標の見直しと事業グループの特性に合わせた事業ポートフォリオ戦略の方向性を整理しました。これに伴い、当連結会計年度より報告セグメントの見直しを行っております。詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご覧ください。 業績につきましては、売上高はプラスチック容器関連事業の新工場の出荷が寄与していること及びその他事業のパウチ飲料充填事業が新たに加わり、売上高は59,510百万円(前期比6.3%増)となりました。増収効果に加えて、ガラスびん生産設備更新での生産性向上等のコスト低減施策や販売価格の見直しなどにより、営業利益4,160百万円(前期比8.1%増)、経常利益3,882百万円(前期比4.5%増)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は税金費用が増加したことにより、2,618百万円(前期比15.2%減)となりました。 セグメントごとの業績は、次のとおりであります。 <包装容器関連セグメント> ・ガラスびん関連事業 ガラスびんは、諸資材価格及び物流費用等の上昇に対する販売価格改定の取り組みを進めましたが、物価高による買い控えなどの影響により出荷量は減少し、売上高は11,252百万円(前期比1.8%減)となりました。 ・紙容器関連事業 紙容器は、国内外原紙の調達コスト、諸資材及び物流費の上昇に対する販売価格改定の取り組みとともに、拡販活動に加えて新規販路の開拓もあり、売上高は9,206百万円(前期比7.4%増)となりました。 ・プラスチック容器関連事業 PETボトル用プリフォームは、一部ユーザーからの受注が大きく落ち込みましたが、前期から新たに稼働を開始した新工場からの出荷が寄与したことにより、売上高は15,858百万円(前期比8.3%増)となりました。 <ハウスウェア関連事業> ガラス食器は、一般市場向けの販売が落ち込みましたが、企業向けの景品受注とアルコールメーカー向け業務用品の販売が伸長し増収となりました。 陶磁器は、海外のエアライン向けの受注は堅調に推移しましたが、国内及び海外のホテル向けの受注が減少し、セグメント全体の売上高は13,246百万円(前期比0.2%減)となりました。 <産業マテリアル関連事業> 抗菌剤は、原材料価格の上昇に対する販売価格是正を進めましたが、出荷量等の減少により減収となりました。調理器具向けガラストッププレートは、販売製品の品種構成の変化により減収となり、セグメント全体の売上高は4,660百万円(前期比8.4%減)となりました。 <その他事業> パウチ飲料充填事業の売上高が新たに加わり、セグメント全体の売上高は5,285百万円(前期比77.6%増)となりました。 生産、仕入、受注及び販売の実績は次のとおりであります。なお、当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しているため、前期比については変更後のセグメント区分の数値と比較しております。報告セグメントの変更の詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。 ① 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) 包装容器関連   ガラスびん関連   8,231   117.1 紙容器関連   9,037   107.4 プラスチック容器関連   16,006   106.7 小計   33,275   109.3 ハウスウェア関連   8,166   109.4 産業マテリアル関連   4,409   92.5 報告セグメント計   45,852   107.4 その他   3,168   731.9 合計   49,020   113.7 (注) 金額は平均販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。 ② 仕入実績 当連結会計年度における商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) 包装容器関連   ガラスびん関連   2,326   91.1 紙容器関連   99   117.9 プラスチック容器関連   89   107.1 小計   2,516   108.2 ハウスウェア関連   1,388   98.1 産業マテリアル関連   44   101.7 報告セグメント計   3,950   94.4 その他   -   - 合計   3,950   94.4 (注) 金額は仕入価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。 ③ 受注実績 当連結会計年度における受注状況をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前期比(%)   受注残高(百万円)   前期比(%) 包装容器 関連   ガラスびん関連   11,241   100.0   2,832   99.9 紙容器関連   9,091   107.6   1,493   104.9 プラスチック容器関連   15,610   103.8   2,817   95.3 小計   35,944   103.5   7,143   99.0 ハウスウェア関連   9,184   106.9   1,506   128.1 産業マテリアル関連   4,781   96.5   453   137.9 報告セグメント計   49,911   103.4   9,103   104.4 その他   2,980   447.3   169   61.6 合計   52,891   108.1   9,273   103.1 (注) ハウスウェア関連のうち、直需専用品等は受注生産を行っておりますが、一般品等は見込生産を行っております。 ④ 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) 包装容器関連   ガラスびん関連   11,252   98.2 紙容器関連   9,206   107.4 プラスチック容器関連   15,858   108.3 小計   36,317   104.8 ハウスウェア関連   13,246   99.8 産業マテリアル関連   4,660   91.6 報告セグメント計   54,225   102.3 その他   5,285   177.6 合計   59,510   106.3 (注) セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2) 翌連結会計年度の目標とする経営指標 1「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」(2) 中長期的な経営戦略及び目標とする経営指標に記載のとおり、2027年度(2028年3月期)の連結営業利益5,000百万円を目標として積極的な取り組みを進めてまいります。 翌連結会計年度のわが国経済は、国際情勢の不安定な状態が続いており、主要国通貨に対する円下落や物価高騰、物流への影響など依然として景気の先行きは不透明な状況が見込まれます。とりわけ、中東情勢の地政学リスクの高まりにより様々なコストの上昇や生産資材の調達への影響など、サプライチェーン全体におけるリスクが顕在化しつつあります。このような環境下において、2026年度(2027年3月期)の業績予想に必要な合理的な条件の設定は困難な状況にありますが、一定の前提条件に基づき、売上高62,000百万円(前期比4.2%増)、営業利益3,500百万円(前期比15.9%減)、経常利益3,200百万円(前期比17.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益2,150百万円(前期比17.9%減)を予想しております。 (注)一定の前提条件は次の事項です。 ・原油価格の上昇に伴うエネルギーコスト影響について、一定の仮定に基づき業績予想に織り込んでおります。 ・地政学リスクに伴う生産資材の調達や顧客動向変化の影響は、業績予想に織り込んでおりません。 (3) 財政状態 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べて422百万円減少し、99,995百万円となりました。これは主に、現金及び預金並びに流動資産その他(未収金)が減少したことによるものです。また、負債合計は4,382百万円減少し、60,702百万円となりました。これは主に、有利子負債並びに長期未払金が減少したことによるものです。 純資産合計は3,960百万円増加し、39,292百万円となりました。これは主に利益剰余金並びにその他有価証券評価差額金が増加したことによるものです。これらの結果、自己資本比率は37.8%(前連結会計年度末は33.8%)となりました。 (4) キャッシュ・フロー 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,927百万円減少し、2,943百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果増加した資金は、8,306百万円(前年同期は7,169百万円の資金増加)となりました。資金増加の主な要因は、税金等調整前当期純利益及び減価償却費によるものです。 一方、資金減少の主な要因は、法人税等の支払額及び売上債権の増加によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、4,413百万円(前年同期は8,561百万円の資金減少)となりました。資金減少の主な要因は、有形固定資産の取得による支出によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果減少した資金は、5,752百万円(前年同期は2,377百万円の資金増加)となりました。資金増加の主な要因はセール・アンド・割賦バックによる収入及び長期借入による収入によるものです。 一方、資金減少の主な要因は、長期借入金の返済による支出及び長期未払金の返済による支出によるものです。 また、金融機関と総額2,000百万円のコミットメントライン契約を締結しており、資金の流動性を確保しております。 (5) 資本の財源及び資金の流動性 当社グループの主な運転資金需要は、製品製造のための原燃料や販売費及び一般管理費等の営業費用であります。必要な手元資金を確保しつつ、突発的な資金手当てにつきましては、短期資金調達枠の利用により機動的に対応することで流動性リスクに備えています。 また、今後の事業戦略に必要な設備投資やM&A等の資金需要につきましては、必要に応じて資金調達を行ってまいります。 (6) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は、実際の結果と異なる可能性があります。連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。

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開示資料

出典

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