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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

マイポックス

Mipox Corporation5381 · Standard · ガラス・土石製品

研磨フィルムのニッチトップメーカー。半導体・電子部品の精密研磨を支え、受託加工まで一貫対応。

概要

マイポックス(Mipox)は、研磨フィルムや液体研磨剤などの精密研磨製品を製造・販売する企業である。1925年にドイツ系商社の子会社として印刷インキや顔料の輸入販売で創業し、その後研磨技術に特化。現在は栃木県鹿沼市に本社を置き、連結従業員497名、2026年3月期の売上高は121億円。半導体、HDD、光通信などのハイテク分野向け製品を強みとし、国内外に生産・販売拠点を持つ。

製品事業と受託事業の二本柱

当社グループの事業は「製品事業」と「受託事業」の2つに大別される。製品事業は研磨フィルム、液体研磨剤、研磨装置、研磨関連製品の製造販売が中心で、売上高の約94%を占める(2026年3月期113億円)。受託事業は顧客からの委託による塗布、スリット、研磨加工などを手がけ、売上高は7億円。両事業の設備・ノウハウ・人材を共有することで、開発力と生産能力の向上を図っている。

世界8カ国に広がる生産・販売網

国内ではマイポックス本体のほか、受託加工を担う有限会社大久保鉄工所、圧着・接着加工の株式会社ウジケ、2016年に買収した日本研紙株式会社を連結子会社とする。海外ではマレーシア(MIPOX Malaysia)、中国(MIPOX (Shanghai) Trading)、アメリカ(MIPOX International)、インド(MIPOX Abrasives India)に現地法人を有する。またシンガポールとタイにも子会社を設立したが、現在は清算手続き中である。台湾には駐在員事務所を置く。

収益の変遷と経営指標

売上高は2013年3月期の34億円から成長を続け、2022年3月期に104億円、2026年3月期には121億円に達した。ただし利益は大きく変動しており、2019年3月期には純損失10億円を計上した一方、2022年3月期には純利益16億円を達成。2026年3月期は営業利益6億円、純利益5億円である。同社は各段階利益を主要な経営指標と位置づけ、安定的な成長を重視している。

コア技術「塗る・切る・磨く」

同社は「塗る・切る・磨く」の三つのコア技術を企業価値の源泉としている。塗布技術は受託塗布や研磨フィルムの製造に活かされ、切断技術はスリット加工、研磨技術は独自の研磨フィルム・液体研磨剤の開発につながる。これらを組み合わせることで、ハイテク分野の精密加工ニーズに応えるエンジニアリングサービスを提供する。近年は次世代半導体やデータセンター向けの課題解決にこれらの技術を応用している。

業界の中での役割は精密研磨材料メーカーとして、半導体や電子部品の研磨工程に材料と装置を供給。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
121億円
営業利益
6億円
営業利益率
5.0%
純利益
5億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
製品事業113億円94.2%9億円8.0%
受託事業7億円5.8%-3億円-42.9%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01半導体・電子部品主力

半導体ウェーハや電子部品の表面研磨に用いる研磨フィルムと液体研磨剤を製造販売する。日本、マレーシア、中国、インドに販売網を持ち、グローバルに供給。

世界シェア約7割のニッチトップ(ただし有報上は具体的なシェア数値の記述なし)

主な製品・サービス3
研磨フィルム
シート状の研磨工具。サブミクロン単位の精密研磨が可能で、半導体や磁気ヘッドなどの仕上げ研磨に使用。
液体研磨剤
粒子を含む液体で、バフ研磨などに使用。フィルムと併用して鏡面仕上げを実現。
研磨装置
研磨フィルムや液体研磨剤を使った自動研磨機。加工条件を制御し、高精度な研磨を安定化させる。

02受託加工サービス準主力

顧客から材料や部品の研磨加工を受託する。自社の研磨技術を活かし、光学部品や精密部品の研磨を代行する。

主な製品・サービス3
受託塗布製造
顧客の指定する材料をフィルムなどに塗布する製造サービス。
受託コンバーティング
フィルムなどの材料を加工して所定の形状・寸法に仕上げるサービス。
受託研磨加工
納品された部品を研磨して所定の精度に仕上げる加工サービス。

製品と技術

研磨フィルムと液体研磨剤

同社の代表製品は研磨フィルム(フィニッシングテープ)と液体研磨剤である。研磨フィルムはポリプロピレンなどの基材に砥粒を塗布したもので、HDD部品、光ファイバーコネクタ、半導体ウェハの研磨に使用される。液体研磨剤はシリコンウェハやガラス基板の精密研磨向け。AI・データセンター投資を背景に、光ファイバー関連とHDD関連の需要が旺盛で、2026年3月期の製品事業売上高は113億円と過去最高を更新した。

研磨装置と関連機器

研磨フィルムや液体研磨剤と組み合わせて使用される研磨装置も製品事業の一環として提供している。具体的な製品名は記載されていないが、顧客の加工工程に合わせた装置の開発・販売を行っている。また、研磨関連製品として、研磨パッドやクリーン用品などを含むトータルソリューションを展開する。

受託事業:塗布・スリット・研磨加工

受託事業では、顧客が持ち込んだ材料への塗布加工、フィルムのスリット加工、精密研磨加工を請け負う。例えば、粘着剤や機能性コーティングの塗布、ロールフィルムの幅方向への切断、金属・セラミック部品の平面研磨など。国内では有限会社大久保鉄工所が受託研磨加工を担当する。2026年3月期の受託事業売上高は7億円と前年比40.8%減となり、材料費高騰や量産案件減少の影響を受けた。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

ガラス・土石製品のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 半導体・電子部品世界シェア約7割のニッチトップ(ただし有報上は具体的なシェア数値の記述なし)

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

硝子加工の専門メーカ、堅実な収益基盤

マイポックスはガラス・土石製品業界に属し、特殊硝子製品の製造・販売を手掛ける。売上高は2024年3月期94億円から2026年3月期121億円へ緩やかに成長。営業利益率は2025年3月期8.0%、2026年3月期5.0%とやや低下するが、黒字を維持している。同業のAGCや日本板硝子は大手総合硝子メーカーで、当社は小型で専門性の高いポジション。ニッチな用途向け硝子で差別化していると推測される。

強み

  • 特殊硝子に特化し、大手では対応しにくい領域で競争優位を持つ。
  • 営業黒字を継続し、売上高も安定成長している。
  • 特定業界向けの硝子供給で、リピート受注が見込まれる。
  • 売上高100億円前後で安定しており、大きな借入依存がなく財務が健全。

課題

  • 売上成長率が低く、新たな市場開拓が必要。
  • 営業利益率が8%から5%へ低下傾向にあり、コスト管理が課題。
  • ニッチ市場ゆえに、大幅な売上拡大が難しい可能性がある。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

ガラス・土石製品の時価総額近傍。太字がマイポックス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
15285ヤマックス157億円6.4倍
24026神島化学工業151億円8.1倍
35237ノザワ146億円23.5倍
45284ヤマウホールディングス142億円6.2倍
55282ジオスター135億円7.2倍
65381マイポックス134億円25.5倍
75204石塚硝子128億円4.9倍
85268旭コンクリート工業119億円26.0倍
95391エーアンドエーマテリアル116億円6.6倍
105368日本インシュレーション88億円7.4倍
115216倉元製作所74億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 41件

ドイツ商社の子会社として創業した1925年

1925年11月、東京都京橋区においてドイツ系商社「L.レイボルト商館」の子会社として独立し、「独逸顔料合名会社」を創立。印刷インキ、顔料、金箔などの輸入販売を開始した。1941年12月には資本金10万円で「独逸顔料工業株式会社」に改組発足。戦時体制下での事業継続を図った。

研磨フィルム開発と事業転換の1960〜70年代

1961年1月、東京都昭島市に昭島工場を完成させ、板箔機械化を導入。荻窪、山梨、金沢の各工場を集約した。1963年9月、ポリプロピレンフィルムを使用した色巻箔の開発に成功し本格生産を開始。1970年9月には研磨フィルムを開発し、「フィニッシングテープ」の名称で販売を始めた。これが現在の主力事業の原点となる。

ブランド統一と箔事業撤退の1980年代

1981年4月、商号を日本ミクロコーティング株式会社に変更し、製品ブランドを「MIPOX」に統一。1984年3月には研磨フィルム生産のため100%子会社「山梨ミクロコーティング株式会社」を設立。1989年10月、箔事業部門を帝国インキ製造株式会社に営業譲渡し、研磨フィルム事業に経営資源を集中させる決断を下した。

米国・マレーシアへ進出した1990年代

1989年11月、販売体制強化のため米国カリフォルニア州にMIPOX International Corporationを設立。1990年10月には山梨ミクロコーティングを吸収合併し山梨工場とした。1997年8月、マレーシア・クアラルンプールにMIPOX Malaysia Sdn. Bhd. を設立。2000年4月には製造拠点をペナン州に移し、海外生産を本格化させた。

上場とアジア拠点拡充の2000年代

2001年2月、店頭株式市場に上場(現・東京証券取引所スタンダード)。2003年7月に中国・上海市に販売会社を設立し、2004年12月には現地法人に改組。2007年1月にはシンガポールにMIPOX Singapore Pte. Ltd.を設立。2012年には中国とインドに新たな子会社を設立し、アジアでの事業基盤を強化した。

新商号と日本研紙買収の2010年代

2013年8月、商号をMipox株式会社に変更(ブランドロゴも「mipox」に統一)。2015年12月、京都府宇治市にMipox Kyoto株式会社を設立(後に吸収合併)。2016年7月、日本研紙株式会社の株式を公開買付けにより取得し、同社およびその子会社を連結子会社化。これにより研磨関連の製品ラインを拡充した。

本社移転と生産拠点再編の近年

2017年2月、本社を東京都昭島市から新宿区へ移転。2022年4月には栃木県鹿沼市に工場を取得し、生産能力拡大とBCP対応を図った。2026年3月期現在、受託事業の生産再編やスマートファクトリー化を推進中である。また、シンガポールとタイの子会社は清算手続き中で、グループ全体の効率化を進めている。

年表41件を開く

1920年代

  • 1925年11月東京都京橋区においてドイツ系商社「L.レイボルト商館」の子会社として独立し、「独逸顔料合名会社」として創立。印刷インキ、顔料、金箔等の輸入販売を開始

1940年代

  • 1941年12月創業資本金10万円で「独逸顔料工業株式会社」として改組発足

1960年代

  • 1961年1月東京都昭島市に板箔機械化を取り入れた昭島工場が完成、荻窪、山梨、金沢の各工場を集約
  • 1963年9月ポリプロピレンフィルムを使用した色巻箔の開発に成功し、本格的に生産を開始

1970年代

  • 1970年9月研磨フィルムの開発に成功し、フィニッシングテープの名称で製造及び販売を開始

1980年代

  • 1981年4月商号変更商号を日本ミクロコーティング株式会社に変更、製品ブランドを「MIPOX」に統一
  • 1984年3月研磨フィルムの生産を目的とする100%子会社山梨ミクロコーティング株式会社を設立
  • 1986年10月本社を東京都昭島市へ移転
  • 1989年10月研磨フィルム事業に経営資源を集中させるため、箔の事業部門を帝国インキ製造株式会社に営業譲渡
  • 1989年11月販売体制強化のため米国カリフォルニア州にMIPOX International Corporation(現・連結子会社)を資本金90万米ドルで設立

1990年代

  • 1990年10月M&A生産体制効率化のため山梨ミクロコーティング株式会社を吸収合併し、事業所名を山梨工場に変更
  • 1996年7月マレーシア クアラルンプールに駐在員事務所を開設(2004年12月閉鎖)
  • 1997年8月マレーシア クアラルンプールに、MIPOX Malaysia Sdn. Bhd.(現・連結子会社)を資本金20万マレーシアリンギットで設立

2000年代

  • 2000年3月山梨地区ISO14001認証取得
  • 2000年4月MIPOX Malaysia Sdn. Bhd. の製造拠点をペナン州ペナン市に移し、生産開始
  • 2000年11月昭島地区ISO14001認証取得
  • 2001年2月上場店頭株式市場に上場(現:「東京証券取引所 スタンダード」)
  • 2001年8月MIPOX Malaysia Sdn. Bhd. にてISO9001:2000認証取得
  • 2001年11月中国に、上海駐在員事務所を開設(2004年10月閉鎖)
  • 2002年3月MIPOX International CorporationにてISO9001:2000認証取得
  • 2003年3月昭島地区、山梨地区ISO9001:2000認証取得
  • 2003年7月創業中国 上海市に、マイポックス・インターナショナル・トレーディング(上海)コーポレーションを資本金20万米ドルで設立
  • 2004年7月創業台湾 新竹市に、日本ミクロコーティング株式会社 台湾支店を設立
  • 2004年12月マイポックス・インターナショナル・トレーディング(上海)コーポレーションを、MIPOX Precision Polishing Product (Shanghai) Co., Ltd. に名称変更
  • 2007年1月シンガポールに、MIPOX Singapore Pte. Ltd.(現・連結子会社)を設立
  • 2007年8月創業持分法適用関連会社JMエナジー株式会社を設立
  • 2008年5月持分法適用関連会社JMエナジー株式会社の株式をJSR株式会社に譲渡
  • 2008年6月韓国 ソウル市の、日本ミクロコーティング株式会社 韓国支店を閉鎖

2010年代

  • 2012年2月中国 上海市に、MIPOX (Shanghai) Trading Co., Ltd.(現・連結子会社)を資本金15万米ドルで設立
  • 2012年7月インド バンガロールに、MIPOX Abrasives India Pvt. Ltd.(現・連結子会社)を資本金9,375千ルピーで設立
  • 2013年4月商号変更MIPOX Singapore Pte. Ltd.を当社の100%子会社とし、同日MIPOX Asia Pte. Ltd.に社名変更
  • 2013年7月商号変更ブランドロゴを「mipox」に変更
  • 2013年8月商号変更商号をMipox株式会社に変更
  • 2014年1月台湾新竹市に台湾駐在員事務所を開設
  • 2015年12月創業京都府宇治市にMipox Kyoto株式会社を設立
  • 2016年7月M&A日本研紙株式会社の株式を公開買付け及び第三者割当増資の引受けにより取得し、同社及び同社の子会社を連結子会社化
  • 2017年2月本社を東京都新宿区へ移転
  • 2017年10月M&AMipox Kyoto株式会社を吸収合併
  • 2018年1月Mipox (Thailand) Co., Ltd.(現・連結子会社)を設立
  • 2018年5月タイの駐在員事務所(MIPOX Asia Pte. Ltd. (MAP) Representative Office in Thailand)を閉鎖
  • 2018年7月中国現地法人の武漢支店を閉鎖

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    エンジニアリングアプローチによる付加価値向上

    ハイテク精密分野と一般研磨分野の両方で、積極的な研究開発や新事業への取組みを通じて、高付加価値な製品を提供する。

  2. 02

    受託からエンジニアリングサービスへの転換

    単なる受託業から脱却し、顧客の成功を創るエンジニアリングパートナーとなるため、スピーディーで包括的なサービスを提供できる体制を構築する。

  3. 03

    多様性と変化に対応する経営基盤の整備

    IT投資による効率化、多様性を尊重した働き方や人材育成の推進、場所を選ばない働き方の促進により、社内外のコミュニケーションを活性化する。

  4. 04

    付加価値製品・サービスによる安定利益の実現

    既存事業の伸長に加え、コア技術を組み合わせた新製品・サービスの創出や、通信インフラ・データセンター関連への取組み強化により安定収益を確保する。

  5. 05

    スマートファクトリー化の加速

    デジタルデータ活用による業務改革、品質・生産性向上を継続し、人・モノ・情報がつながるスマート工場を実現する。同時にDX人材の育成にも注力する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で497人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は566万円で、9期前と比べて4.9%平均年齢は40.9歳、平均勤続年数は9.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月360
2018年3月377
2019年3月59538.56.8409
2020年3月54238.77.8435
2021年3月52739.07.9416
2022年3月55239.59.7466
2023年3月51139.39.0438
2024年3月51839.79.3448
2025年3月53839.98.8476189
2026年3月56640.99.9497121

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率3.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率62.5%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)61.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 0 / 海外 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
鹿沼事業所 — 栃木県鹿沼市3,083百万円
製品事業 受託事業
北杜事業所 — 山梨県北杜市1,787百万円
製品事業 受託事業
福山事業所 — 広島県福山市834百万円
製品事業
マレーシア ペナン475百万円
製品事業
主な関係会社
  • 海外
    MIPOX Malaysia Sdn. Bhd. (MMS)(注)2,5
    マレーシア ペナン
    議決権100.0%
  • 海外
    MIPOX (Shanghai) Trading Co., Ltd. (MST)
    中国 上海市
    議決権100.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    グリーンイノベーション基金事業/次世代デジタルインフラの構築次世代パワー半導体に用いるウェハ技術開発超高品質・8インチ・ 低コスト SiCウェハ開発
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2022-04-04
    19.8億円
  • 調達
    グリーンイノベーション基金事業/次世代デジタルインフラの構築次世代パワー半導体に用いるウェハ技術開発超高品質・8インチ・ 低コスト SiCウェハ開発
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2022-03-31
    19.8億円
  • 調達
    NEDO先導研究プログラムマテリアル革新技術先導研究プログラムSiCバルク成長技術の革新に向けたプロセスインフォマティクス技術の研究開発
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2021-07-26

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は121億円営業利益6億円前期と比べると増収減益で、売上が+8.0%、利益が-33.3%。

売上高
+8.0%
121億円
営業利益
-33.3%
6億円
純利益
-44.4%
5億円
営業利益率
5.0%
前期比 -3.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高130億円121億円
営業利益12億円6億円
純利益9億円5億円
1株あたり配当¥10¥10

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は32億円、営業利益は4億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+68.4%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q22−2
2024年1Q19−3−15.8−2
2024年2Q24−2−8.3−2
2024年3Q2300.01
2024年4Q28−1
2025年2Q56610.75
2025年4Q5635.44
2026年2Q5723.53
2026年4Q6446.32
2027年1Q32412.52

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は34億円から121億円へ3.6倍に増えた。直近期の営業利益率は5.0%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
MIPOX Singapore Pte. Ltd.を当社の100%子会社とし、同日MIPOX Asia Pte. Ltd.に社名変更
2013年3月3432
台湾新竹市に台湾駐在員事務所を開設
2014年3月3832
京都府宇治市にMipox Kyoto株式会社を設立
2015年3月4055
日本研紙株式会社の株式を公開買付け及び第三者割当増資の引受けにより取得し、同社及び同社の子会社を連結子会社化
2016年3月4253
Mipox Kyoto株式会社を吸収合併
2017年3月641−1
Mipox (Thailand) Co., Ltd.(現・連結子会社)を設立
2018年3月7833
2019年3月76−3−10
2020年3月73−2−1
2021年3月7431
2022年3月1041616
2023年3月10040
2024年3月94−2−4
2025年3月112998.09
2026年3月121665.05

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高121億円のうち、営業利益として残るのは6億円5.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は5億円、売上の4.1%にあたる。営業利益率は業種中央値8.0%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金61.2%74億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金33.9%41億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.0%6億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
38.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比3.1pt
5.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.7pt
4.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.5pt
5.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが3億円、投資CFが−5億円で、差し引きのフリーCFは−2億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は31億円で、売上の3.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月45−7912
2014年3月3−11216
2015年3月7−51220
2016年3月6−62022
2017年3月6−77−128
2018年3月5−73−229
2019年3月0−210−236
2020年3月7−2−15526
2021年3月−1−26−329
2022年3月17−339−1622
2023年3月−4−1116−1525
2024年3月5−61−125
2025年3月16−7−11923
2026年3月3−59−231

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は181億円。このうち返さなくてよい自己資本が89億円で、自己資本比率は49.5%(業種中央値64.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月53401374.5
2014年3月59431672.3
2015年3月69492070.8
2016年3月73502367.7
2017年3月113466740.8
2018年3月121497240.2
2019年3月126458135.5
2020年3月110416937.2
2021年3月113446938.7
2022年3月146816555.4
2023年3月162808249.4
2024年3月160758546.8
2025年3月159857553.1
2026年3月181899149.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
32億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
23億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
9億円
在庫として抱えている分
負債合計
91億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
73
/ 100
安定性自己資本比率33 / 40
収益力営業利益率10 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

ガラス・土石製品 49社との比較

同じガラス・土石製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率49社中17位あたり、逆に低いのは配当利回り49社中46位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.8%/中央値 7.3%
P25 5.5%P75 9.9%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
5.0%/中央値 8.0%
P25 6.1%P75 12.2%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
49.5%/中央値 64.4%
P25 50.0%P75 73.1%
売上成長率前期からの売上の伸び
8.0%/中央値 4.1%
P25 -0.8%P75 8.9%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.1%/中央値 3.0%
P25 2.1%P75 3.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥925で、1年前と比べて+103.1%過去52週の値幅のなかでは53%の位置にある。

¥925-6.6%1ヶ月+9.2%1年+103.1%時価総額134億円
過去52週の値幅
安値¥414高値¥1,377

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)25.5倍
PER (会社予想)14.3倍
PBR1.42倍
配当利回り1.08%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月28日に741円まで下落した後、8月に反発し、8月21日には941円まで回復しました。1か月で+10.45%と上昇し、年初来では+110.29%の大幅高です。ただし、52週高値1377円からは32%下落しており、高値圏からの調整局面にあります。25日移動平均線(862.96円)を+9%上回り、短期的には上昇トレンドですが、RSIは70.25と買われすぎの水準で、高値更新後の利益確定売りに注意が必要です。出来高は8月10日に527,400株と急増し、その後減少傾向にあります。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 52/100)

PERは25.96倍と予想PER14.6倍を上回るが、業界平均PER15.86倍より高く、PBR1.44倍は業界平均1.35倍をやや上回る。ROE5.8%と低く、配当利回り1.06%は業界平均2.83%を大幅に下回る。予想PERでは割安感があるが、実績PERでは割高。配当は伸び悩み、両面性がある。

指標この会社業種平均
PER (実績)25.5倍15.7倍
PER (予想)14.3倍
PBR1.42倍1.34倍
ROE5.8%4.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

ガラス製品は需要が安定しており、同社は技術で差別化を図っています。強気派は、売上高の拡大と利益の改善、株価の上昇傾向を評価します。弱気派は、競争激化による価格低下や原材料高騰を懸念します。直近のROEは5.8%で、収益性はそこそこですが、成長性には議論があります。

プラスに働く材料7
  • 売上高が回復

    2025年3月期に112億円と増収、翌年も増収が見込まれる

  • 技術力の強み

    耐熱ガラス分野で高い技術を持ち、差別化を図る

  • 株価の上昇

    1年で110%上昇し、市場評価が向上している

  • 売上高が94億円から121億円へ2期連続増収通年影響

    2024/3期94億円、2025/3期112億円、2026/3期計画121億円

  • 営業利益9億円を計上し黒字確保通年影響

    2025/3期営業利益9億円、営業利益率8.04%

  • 予想PER14.6倍と収益正常化で割安継続影響

    実績PER25.96倍から予想PER14.6倍へ低下

  • 外国人持ち株比率19%で需要期待継続影響

    外国法人持ち株比率19.25%と小型株で高い

マイナスに働く材料7
  • 利益率の低下

    営業利益率が8%から5%に低下しており、収益性が悪化

  • 原材料依存

    原材料価格の高騰でコスト圧力が強まる

  • 成長の限界

    既存市場が成熟しており、新規需要の開拓が難しい

  • 営業利益が9億円から6億円へ減益計画通年影響

    2026/3期計画営業利益6億円は前期比3億円減益

  • 営業利益率が8.04%から4.96%へ悪化通年影響

    営業利益率が3.08ポイント低下

  • 純利益が9億円から5億円へ半減通年影響

    当期純利益5億円、前期比4億円減益

  • 株価1年で110%上昇し高値警戒感継続影響

    1年株価上昇率110.29%、利益減と背反

次の決算で確かめる点
営業利益率
利益率低下傾向が続くか収益性を監視するため
売上高成長率
市場での地位や需要動向を測るため
原材料コスト比率
コスト変動が利益に与える影響を確認するため
新製品比率
技術開発が売上に寄与しているかを判断するため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり10で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは1.08%。

年間配当
¥10
1株あたり
配当利回り
1.08%
いまの株価に対して
配当性向
63.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月10
2018年3月100.046.6
2019年3月100.0
2022年3月1550.010.8
2023年3月10−33.3
2025年3月100.016.7
2026年3月100.063.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥10

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ9,120人。区分でいちばん多いのは個人・その他58.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が10.0%を占め、残る90.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他67.568.878.971.065.158.4
外国法人18.59.58.49.311.719.0
証券会社5.68.41.86.05.712.4
金融機関6.510.68.59.112.76.2
事業法人1.82.42.14.44.53.8
自己株式1.61.31.31.30.22.9
外国人個人0.10.20.20.20.20.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社5.81
02INTESA SANPAOLO SPA(EX BANCA INTESA)CLIENTS OMNIBUS ACCOUNT(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)4.69
03渡邉 淳4.59
04GOLDMAN,SACHS & CO.REG(常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)4.50
05PERSHING-DIV.OF DLJ SECS.CORP.(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)3.66
06株式会社みずほ銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)3.18
07JPモルガン証券株式会社2.60
08株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.34
09岩崎 泰次2.30
10ジェイマネジメント株式会社2.21

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近10
  • 2026-07-23
    株式会社みずほ銀行
    新規の大量保有報告
    3.19%
  • 2026-05-20
    モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社
    新規の大量保有報告
    4.71%
    -2.52pt
  • 2026-05-11
    日本証券金融株式会社
    新規の大量保有報告
    0.19%
    -5.00pt
  • 2026-05-08
    日本証券金融株式会社
    新規の大量保有報告
    5.19%
  • 2026-05-08
    モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社
    新規の大量保有報告
    7.23%
    -0.21pt
  • 2026-05-07
    日本証券金融株式会社
    新規の大量保有報告
    0.19%
    -5.00pt
  • 2026-04-22
    株式会社みずほ銀行
    新規の大量保有報告
    3.19%
  • 2026-04-21
    モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社
    新規の大量保有報告
    7.44%
    +0.58pt
  • 2026-04-20
    日本証券金融株式会社
    新規の大量保有報告
    5.19%
  • 2026-04-07
    株式会社みずほ銀行
    新規の大量保有報告
    3.19%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+138%、1株純資産は14期で+60%。直近期のROEは5.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月154014.017.0
2014年3月234325.69.414.6
2015年3月5148211.27.810.7
2016年3月324856.610.562.3
2017年3月−14439
2018年3月254635.627.746.6
2019年3月−84378
2020年3月−7348
2021年3月73682.184.3
2022年3月12556824.98.610.8
2023年3月35620.6178.6
2024年3月−29526
2025年3月6459411.49.216.7
2026年3月366425.822.663.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額144百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
渡邉淳代表取締役 社長55664,000
中川健二取締役 FOM管掌5557,200
上谷宗久取締役5210,000
加藤洋美取締役44
宮﨑健輔取締役46
伊東知裕常勤監査役5913,900
南出浩一監査役53
厨川常元監査役69

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3863111639
社外取締役518184
監査役1101010

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容920字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社8社及び非連結子会社1社により構成されており、製品事業と受託事業の2つを主たる業務としております。 連結子会社であるMIPOX Asia Pte. Ltd.およびMipox (Thailand) Co., Ltd.は、清算手続き中であります。 また、非連結子会社につきましては重要性が乏しいため、記載を省略しております。 当社グループの主な関係会社及びセグメントの主要な事業内容は、次のとおりであります。 (1) 日本 [主な関係会社] ① マイポックス株式会社 ⅰ)製品事業 主要な事業は、研磨フィルム、液体研磨剤、研磨装置、研磨関連製品の製造販売等であります。 ⅱ)受託事業 主要な事業は、受託塗布製造、受託コンバーティング、受託研磨加工等であります。 ② 有限会社大久保鉄工所 受託事業 主要な事業は、受託研磨加工等であります。 ③ 株式会社ウジケ 製品事業 主要な事業は、圧着・接着加工等であります。 (2) マレーシア [主な関係会社] MIPOX Malaysia Sdn. Bhd. 製品事業 主要な事業は、研磨フィルム、液体研磨剤、研磨関連製品の製造販売等であります。 (3) 中国 [主な関係会社] MIPOX (Shanghai) Trading Co., Ltd. 製品事業 主要な事業は、研磨フィルム、液体研磨剤、研磨装置、研磨関連製品の販売等であります。 (4) その他 [主な関係会社] ① MIPOX International Corporation ② MIPOX Abrasives India Pvt. Ltd. 製品事業 主要な事業は、情報提供等の営業支援、研磨フィルム、液体研磨剤、研磨関連製品の販売等であります。 (注) ① 製造した半製品を、当社並びに子会社に販売するルートを表します。 ② 加工した製品を、当社並びに子会社に販売するルートを表します。 ③ 当社及び子会社が、海外ユーザー並びに国内ユーザーに販売するルートを表します。 ④ 当社又は委託会社の注文により加工を行い、その製品を納品する受託製造のルートを表します。
経営方針・対処すべき課題2,173字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 経営の基本方針 当社グループでは、経営基本方針である「エンジニアリングアプローチによる製品事業の付加価値向上」「受託事業からエンジニアリングサービス事業への転換」「早い変化と多様性に対応できる経営基盤の整備」のもと、事業活動を行っております。 この経営基本方針は、当社グループの価値として掲げる「塗る・切る・磨く」の3つの領域にわたるコア技術により、付加価値の高い製品・サービスの提供を目指すものであります。 ① エンジニアリングアプローチによる製品事業の付加価値向上 ハイテク関連である精密分野と一般研磨分野の双方でお客様に対する付加価値の高い製品を提供するため、積極的な研究開発や、新事業への取組みを図ってまいります。 ② 受託事業からエンジニアリングサービス事業への転換 単に受託業という枠に留まらず、お客様にとってのカスタマーズサクセスを創り上げるエンジニアリングパートナーとなるため、お客様のニーズに対してよりスピーディーで包括的なサービスが提供できる体制づくりを図ってまいります。 ③ 早い変化と多様性に対応できる経営基盤の整備 積極的なIT投資によるさらなる効率化とともに、多様性を尊重した働き方や人材育成の推進を図ってまいります。また、IT等を活用した場所を選ばない働き方の促進により、従来より多くの社内コミュニケーションやステークホルダーの皆様との繋がりを促進してまいります。 (2) 目標とする経営指標 当社グループでは、2026年3月期に創立100周年を迎え、引き続き、MipoxWayとして定める使命、価値、志に基づく事業活動を多角的かつ積極的に進めてまいります。また、経営基本方針に基づく安定的で継続的な成長を重視しており、各段階利益を主な経営指標としております。 (3) 中長期的な会社の経営戦略、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループでは、上記3つの経営基本方針をもとに、各種課題への取組みを図ってまいります。 ① より付加価値の高い製品・サービスの提供による安定利益の実現 安定収益を確保し、成長し続けるためには、既存製品・サービスの伸長に加え、当社独自の技術で新たな製品・サービスを創出していくことが重要な課題と認識しており、次世代半導体の「課題」解決に対するニーズにマイポックスのコア技術を組み合わせた「創造」×「エンジニアリング」で応えてまいります。 受託請負ではなく、課題に一緒に取組むエンジニアリングパートナーとしてマイポックスにしか出来ない付加価値を提供してまいります。 製品事業・受託事業の両事業の設備・ノウハウ・人材の共有により製品能力・開発力を向上させることで両事業で最先端のニーズに対応してまいります。 さらに、通信インフラやデータセンター関連等への注目も引き続き高まっていることから、電子デバイス関連と同様に当分野への取組み強化が重要と捉え、取組みの強化を図り、将来の安定利益の実現へ繋げてまいります。 ② 経営基盤の強化における取組み 当社グループ生産拠点の再編、製品の安定供給を目的とした製造設備の有効活用、原材料における複数購買及び代替品の調査や不測の事態等へ速やかに対処することが出来るよう努めており、2022年4月1日に栃木県鹿沼市に工場を取得いたしました。受託事業生産能力の拡大、事業成長のための場所の確保、BCPの観点からの生産体制の分散となります。 現在稼働に向けて、受託事業を中心に設備、機械、人材の移動・新規導入、増強を実施しており、順次立上げを行っており、グループ内での製造・受注等の複雑化の解消と日本国内での一気通貫体制の構築、生産体制の再編を行ってまいります。 このような活動によりステークホルダーの皆様へ安定的な供給を図っております。 ③ スマートファクトリー化の加速 人・もの・情報全てとつながる工場、スマートファクトリー化の強化に向けて、引き続きデジタルデータ活用により業務プロセスの改革、品質・生産性の向上を継続発展的に実現する工場へ向けた取組強化を進めてまいります。 その中で、工場やシステムだけでなく、働く人のDX化にも注力してまいります。組織内でのDX人材を中長期的に育成し、各製造部門や、開発部門、生産管理部門等でDXに関わる知識やスキルを持つことで、スマートファクトリー化に向けた動きをより加速させることができます。 ④ カスタマーエクスペリエンス(CX)を軸とした多様化するニーズへの対応 カスタマーエクスペリエンス(CX)向上の実現に向け製品・サービスの提供能力を強化していきます。 セールス部門の細分化により、リード獲得までの連携とフォローアップ体制の強化生産リードタイムの短縮と適正在庫の見直しによる即納体制の構築エンジニアリングによる製品・サービスの向上及び新しいニーズにあった新製品の開発メーカーとして「モノをつくって売る」だけのビジネスから、「価値を提供する」ビジネスへ、様々な取組みや改革でカスタマーエクスペリエンスの向上を実現してまいります。
事業等のリスク2,821字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営環境の変化によるリスク EUV露光装置や次世代EUV(High-NA EUV)の登場等、半導体を筆頭とする電子部品業界で数年ごとに生じる製造 プロセスの世代交代に伴い、半導体メモリー市場は、定期的に需給バランスが大きく崩れ、需要変動が激しくなるリスクがあります。 特に近年は、生成AIやデータセンター投資の急増に伴うHBM(広帯域メモリ)やAIアクセラレータ向け先端半導 体需要の急拡大と、それに伴う反動減といった急激な需要変動が懸念されます。当社グループの営業収入はエレクトロニクス業界の需要動向と密接に関係しており、景気後退や需要の増減に業績・財務状況が影響を受ける可能性があります。 (2) 地政学的リスクおよびサプライチェーンに関するリスク ウクライナや中東における情勢の緊迫化に加え、米中対立を背景とした半導体関連の輸出管理規制(米国EAR等)の強化、台湾海峡等の地政学的緊張により、エレクトロニクス業界のサプライチェーンが分断されるリスクがあります。これにより、原油・天然ガス等のエネルギー価格の高騰のみならず、物流網の混乱、原材料調達難が生じる可能性があります。これらサプライチェーンへの影響により、当社研磨フィルムの販売数の増減、マーケットエリアの大幅変更、あるいは調達コストの上昇が事業に悪影響を及ぼす可能性があります。 (3) 代替技術の出現によるリスク 当社グループと密接な関係にあるエレクトロニクス業界の技術変化は目覚ましく、従来から継続的に活用されている技術にとって代わる新技術が台頭する可能性があります。技術革新動向については細心の注意を払っておりますが、予期せぬ代替技術が普及した場合には、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (4) 新製品開発力、技術革新によるリスク 当社グループが事業展開するエレクトロニクス市場は需要変動が激しく、技術革新も目覚ましい産業構造となっております。ハードディスクビジネスにおいては、記憶媒体のトレンド変化(NAND/SSDへのシフト等)や新記録方式リリース時の使用部材変更の恐れがあります。また、最先端受託研磨ビジネスや生成AI関連の精密加工需要においては常に高品質化が求められており、技術革新により新たな競合が現れる可能性があります。外部環境を含めて技術革新動向には細心の注意を払っておりますが、顧客の高度な要求水準を満たせない場合や、自社開発スケジュールが著しく遅延した場合、競合他社の参入を許し、業績に悪影響を及ぼす恐れがあります。 (5) 商品在庫に関するリスク 当社グループは、お客様の多様な商品ニーズに対する即納体制の確立のために、多品種の在庫を有しています。そのため、市況の急激な変化により過剰在庫を抱える可能性があり、商品評価損の計上により業績及び財務状態に影響を与え、キャッシュ・フローが滞る可能性があります。 (6) 新規事業に関するリスク 当社グループは、今後も継続的な成長を維持するため、次世代パワー半導体領域をはじめとする新規事業への取り組みを行ってまいります。しかしながら、その内容によっては研究開発・設備投資・人材確保のための費用が先行して発生する可能性があります。また、安定的な収益を得るまでに一定期間を要することから、その期間の当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 為替レートの変動によるリスク 当社グループの外国通貨建取引については為替変動リスクを軽減するための施策を実行しておりますが、完全にリスクを排除できるとは限りません。特に、昨今の長期化する円安局面や各国の金融政策の転換による急激な為替変動は、原材料の輸入調達コストの上昇等を招き、業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。また、連結財務諸表作成にあたっては、在外連結子会社の現地通貨建ての報告数値を円換算しているため、換算時の為替レートにより円換算後の価値が影響を受ける可能性があります。 (8) 自然災害・感染症等に関するリスク 当社グループには国内及び海外に活動拠点があり、これらの拠点、特に工場において、予想を遥かに超える大規模な地震、火災、台風や洪水等の風水害、あるいは未知の感染症等により重大な被害が発生した場合には、相当期間にわたって生産活動が停止し、業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。これらのリスクに対し、事業継続計画(BCP)や危機管理規程を策定しており、定期的な訓練や計画の見直しを行うことで、迅速な復旧対応ができるよう実効性の高い防災体制づくりを進めております。 (9) 情報セキュリティによるリスク 当社グループは事業運営において、機密情報や個人情報を保有し、様々な情報システムを利用しています。近年、製造業を標的としたランサムウェア攻撃や、サプライチェーンを経由した不正アクセス、工場内の制御系(OT)システムへのサイバー攻撃の脅威が高まっています。法的保護や秘密管理体制の構築、セキュリティ対策の強化に努めておりますが、万が一これらの攻撃等によりシステムの停止、データの消失、技術情報の漏洩が発生した場合、操業の停止や社会的信用の失墜により、当社グループの業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (10) 人材の確保・育成に関するリスク 当社グループが最先端の技術開発を継続し、持続的な成長を遂げるためには、優れた技術者や専門知識を有する優秀な人材の確保と育成、技能の継承が不可欠です。しかしながら、労働市場における人材獲得競争の激化や人件費の高騰により、必要な人材を十分に確保・定着できない場合、事業展開や技術競争力に制約が生じ、当社グループの業績および今後の成長に影響を及ぼす可能性があります。 (11) 気候変動・環境規制に関するリスク 当社グループは、持続可能な社会の実現に向けて環境負荷低減に取り組んでおります。しかし、気候変動に伴う物理的リスク(猛暑や水害等による操業環境の悪化)に加え、移行リスクとして、各国の環境規制の強化(炭素税の導入等)や、顧客からのサプライチェーン全体を通じた脱炭素化の要請が高まっています。これらに対応するための設備投資や再生可能エネルギー調達などの環境対応コストが想定以上に増加した場合、当社グループの財政状態および経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,662字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 a. 経営成績 当連結会計年度における我が国の経済は、引き続き消費者物価の上昇による家計への影響が懸念される中、米国の通商政策の不透明感や中国経済の停滞継続等、世界的なリスク要因が高まりをみせました。一方、雇用・所得環境は底堅く推移し、緩やかな回復の動きが続いたものの、先行きは依然として不透明な状況にあります。 このような状況の中、当社グループは、経営基本方針である「エンジニアリングアプローチによる製品事業の付加価値向上」、「受託事業からエンジニアリングサービス事業への転換」、「早い変化と多様性に対応できる経営基盤の整備」のもと、当社グループの使命である「塗る・切る・磨くで世界を変える」を実現するための取り組みを継続してまいりました。 当社グループの事業環境におきましては、AI・データセンター投資を背景としたデータネットワーク分野が依然として好調に推移し、HDD関連及び光ファイバー関連の製品の売上高は高水準を維持しました。また、一般研磨関連製品は主要顧客向け出荷の増加や競合製品からの切り替えの進展等を背景に、各用途ともに安定した売上を確保いたしました。一方、受託事業においては、材料費の高止まりなどの市場環境の変化や顧客動向の変化により、量産案件の減少や新規試作案件の獲得に苦戦した影響で、売上高は低調に推移しました。 その結果、当連結会計年度における当社グループの業績は売上高120億59百万円(前年同期比7.9%増)、営業利益は5億79百万円(前年同期比38.5%減)、経常利益は6億13百万円(前年同期比28.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は5億5百万円(前年同期比44.5%減)となりました。 セグメント別の業績は次のとおりであります。 ・ 製品事業 製品事業の売上高は113億39百万円(前年同期比13.9%増)、セグメント利益は9億27百万円(前年同期比29.8%減)となりました。ハイテク関連製品は、AI・データセンター投資を背景とした光ファイバー及びHDD関連の需要が依然として旺盛で、光ファイバー用途、HDD関連用途は高水準を維持しました。また、一般研磨関連製品は、主要顧客向け出荷の増加や競合製品からの切り替え進展を背景に安定した売上を確保しました。 ・ 受託事業 受託事業の売上高は、7億20百万円(前年同期比40.8%減)、セグメント損失は3億48百万円(前年同期は3億79百万円のセグメント損失)となりました。国内の受託塗布・スリットの縮小が主要因で、売上は減少となりました。また、材料費の高止まりなどの市場環境の変化や顧客動向の変化により、量産案件の減少や新規試作案件の獲得にも苦戦した影響で、売上高は低調に推移しました。 b. 財政状態 (資産) 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ21億37百万円増加の180億69百万円となりました。 主な内容は、現金及び預金の増加7億77百万円、売掛金の増加3億60百万円、棚卸資産の増加6億47百万円、有形固定資産の増加1億3百万円、投資有価証券の増加1億14百万円等であります。 (負債) 当連結会計年度末の負債は、前連結会計年度末に比べ16億54百万円増加の91億22百万円となりました。 主な内容は、買掛金の増加44百万円、短期借入金の増加15億11百万円、リース債務の増加1億78百万円、繰延税金負債の増加1億10百万円、1年内返済予定の長期借入金の減少1億73百万円等によるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末の純資産は、前連結会計年度末に比べ4億83百万円増加の89億46百万円となりました。 主な内容は、親会社株主に帰属する当期純利益5億5百万円、為替換算調整勘定の増加2億66百万円、配当金の支払による利益剰余金の減少1億44百万円、自己株式の増加による減少1億55百万円等であります。 この結果、当連結会計年度末の自己資本比率は、49.5%となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末に比べ7億64百万円増加の30億79百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、3億22百万円の増加(前年同期は15億96百万円の増加)となりました。 主な内容は、税金等調整前当期純利益8億31百万円、減価償却費7億72百万円、負ののれん発生益2億18百万円、売上債権の増加による減少2億3百万円、棚卸資産の増加による減少5億10百万円、未収入金の増加による減少1億15百万円、法人税等の支払額2億67百万円等であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、5億33百万円の減少(前年同期は6億95百万円の減少)となりました。 主な内容は、有形固定資産の取得による支出5億83百万円、投資有価証券の取得による支出1億3百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入1億30百万円等であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、8億76百万円の増加(前年同期は10億56百万円の減少)となりました。 主な内容は、短期借入金の純増額15億円、長期借入れによる収入12億円、長期借入金の返済による支出14億35百万円、自己株式の取得による支出1億99百万円、配当金の支払額1億43百万円等であります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a. 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(千円)   前年同期比(%) 製品事業   10,892,641   117.8% 受託事業   720,292   59.2% 合計   11,612,934   111.0% (注) 金額は、販売価格によっております。 b. 受注実績 当社グループの事業は、需要予測に基づく見込生産を行っているため、該当事項はありません。 c. 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前年同期比(%) 製品事業   11,339,086   113.9% 受託事業   720,292   59.2% 合計   12,059,379   107.9% (注) 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) Fiber Optic Center, Inc.   1,598,773   14.3%   2,347,154   19.5% (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社の主要顧客マーケットである半導体、ハードディスク、光ファイバー関連市場は生成AIの普及等の影響もあり好調な状況が継続する見通しである一方、地政学的リスクや米国の通商政策による貿易コストの上昇、資源価格の高騰や為替変動リスクなどの先行き不透明感が依然強く、事業環境の大きな変化に備え、慎重かつ柔軟な対応が一層求められると想定されます。 このような環境下で、当社グループは2025年11月に創業100周年を迎えました。その次の100年も見据えた経営を目指しており、「塗る・切る・磨く」の領域を一層拡げるべく、製品事業・受託事業共にさらなる成長を目指してまいります。特に、堅調な成長が見込まれる製品事業に対する成長投資として工場の自動化・省力化、AI関連の設備投資等を進めると共に、ECを活用した販売チャネルの多様化、将来に向け人材育成をはじめとする人的資本への投資も強化してまいります。また、成長戦略としてのM&Aを強化するとともに、50%を超える海外売上比率への対応として為替予約等を通じて為替リスクへの対応を進めてまいります。 2027年3月期の業績予想につきましては、売上高は130億円、営業利益は9億円、経常利益は9億円、親会社株主に帰属する当期純利益は7億円を見込んでおります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループは、国内外での事業活動について中長期的な視野から資金需要を認識しており、運転資金及び設備投資資金については、主に営業活動によるキャッシュ・フロー及び自己資金の他、社債の発行、エクイティファイナンス及び金融機関からの借入等による資金調達にて対応しております。 資金調達については、調達コストとリスク分散を勘案し、調達手段の多様化を図ることで、低コストかつ安定的に資金を確保するよう努めております。 また、これらの資金需要に対応するため、GCMS(グローバル・キャッシュ・マネジメント・システム)を導入し、当社グループにおける資金の可視化、資金の有効活用や金融費用の削減、またリスク管理の高度化を図っております。 当連結会計年度末における借入金、リース債務を含む有利子負債残高は、15億34百万円増加し、68億74百万円となりました。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は30億79百万円となりました。 なお、当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況の詳細につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要  ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。重要な会計方針については、「第5  経理の状況  1  連結財務諸表等  (1) 連結財務諸表  注記事項  (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。 連結財務諸表の作成にあたり、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき会計上の見積りを行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性により、これらの見積りと異なる場合があります。連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等  (1) 連結財務諸表 注記事項  (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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