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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

三谷セキサン

mitanisekisanco.,ltd5273 · Standard · ガラス・土石製品

コンクリートパイル・ポールなどの二次製品を主力とする建材メーカー。地盤補強から社会インフラ整備まで、PC製品と砂利で支える。

概要

福井県福井市に本社を置く建材メーカー。生コンクリートと骨材(砂利・砂)の製造販売を創業以来の柱とし、北陸地方で高いシェアを占める。コンクリートパイルなどの二次製品、情報関連サービス、ホテル運営にも事業を広げ、2026年3月期の連結売上高は999億円、営業利益176億円と堅調な収益を上げている。

コンクリート二次製品が売上の8割を占める事業構成

三谷セキサンの連結売上高のうち、コンクリートパイルやポール、ブロック、砂利製品など「コンクリート二次製品関連事業」が全体の約83%を占める(2026年3月期実績)。同事業には当社のほか、滋賀セキサン、東京セキサン、セキサンピーシーなど16社が属し、全国に製造拠点を持つ。残りは情報関連事業(福井システムズの1社、売上比約7%)と、環境衛生・ホテル・不動産賃貸などを含むその他事業(約9%)で構成される。

北陸から全国に広がる販売・生産ネットワーク

本社は福井市だが、東京・名古屋・大阪・広島・九州など全国各地に支店・営業所を設置。生産拠点は福井をはじめ、茨城(東京セキサン)、滋賀、千葉、岡山、香川、大牟田などに広がる。連結子会社19社のうち、コンクリート二次製品関連が16社を占め、地域ごとに独立した生産・販売体制を持つ。同業他社との差別化として、独自の施工技術「ニーディング工法」を提供し、高付加価値化を図っている。

高い利益率を支える財務基盤

2026年3月期の連結営業利益率は17.6%と製造業平均を大きく上回る。自己資本比率は約72%(負債375億円に対し純資産1,037億円)と低負债で、財務体質は堅固。過去10年間の売上高は547億円から999億円へと右肩上がりで成長し、当期純利益も26億円から138億円へ拡大した。キャッシュ・フロー経営を重視し、設備投資は自己資金と借入を併用する方針である。

業界の中での役割は建設・土木分野にコンクリート二次製品を供給するメーカー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
999億円
営業利益
176億円
営業利益率
17.6%
純利益
138億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01建設(建築・土木)主力

建築物や土木構造物の基礎・支持杭としてコンクリートパイルを、電線・照明用ポール、護岸・擁壁用ブロックなどを製造販売。砂利はコンクリート骨材や路盤材として供給。消波ブロックの型枠賃貸にも対応。

主な製品・サービス4
コンクリートパイル
建築物や土木構造物の基礎に使用される既製コンクリート杭。地盤を支持して構造物を支える。
ポール
電柱や照明灯などに使用されるコンクリート製ポール。
コンクリートブロック
護岸、擁壁、その他土木用途に使用されるブロック製品。
砂利製品
コンクリートの骨材や路盤材などに使用される砂利。

02海洋・水工(沿岸)準主力

海岸・港湾工事向けに消波ブロックの型枠を賃貸する。型枠にコンクリートを打設して消波ブロックを製作する。

主な製品・サービス1
消波ブロック型枠賃貸
消波ブロックを製作するための型枠を賃貸するサービス。

03情報システム副次

子会社(福井システムズ)が情報システムの構築やハード・ソフトウェアの販売を行う。

04その他(環境衛生・施設管理・ホテル・不動産・太陽光)その他

環境衛生、施設管理、ビジネスホテル運営、不動産賃貸、太陽光発電などの事業を行う。

製品と技術

無振動無騒音を実現するニーディング工法

三谷セキサンの代表的な施工技術が「ニーディング工法」である。1980年に孔壁練付けの埋込杭工法として建設大臣認定を取得。2000年には改良版の「SUPERニーディング工法」が認定され、高支持力・無振動・無騒音の特徴で都市部の建設現場に採用されている。同工法は周辺環境への影響を抑えながら、高い支持力を発揮する点が評価され、他社との差別化要因となっている。

高強度・超高強度コンクリートパイル

コンクリートパイルは主力製品であり、2004年に105N/mm²、2005年に123N/mm²の高強度品の評定を取得。通常のパイルより強度が高く、建築物の基礎杭として使用される。これらの高強度品は、工事本数の削減や施工の効率化につながるため、大型物件や軟弱地盤での需要が増加している。

環境製品と消波ブロック型枠

コンクリートブロック製品は環境製品事業部門で扱われ、1999年以降はセキサンピーシー株式会社が製造を担当。消波ブロックの型枠賃貸も行い、海岸保全工事などに供給している。また、砂利製品も引き続き生産しており、生コンクリートの原料としてグループ内で活用されるほか、外部にも販売される。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

ガラス・土石製品のなかでの位置

住宅基礎パッキングで国内首位、内需中心

ガラス・土石製品業界に属し、住宅基礎用パッキング材で国内シェア首位。同業のAGCや日本板硝子は板ガラス主体で規模が大きく、当社はニッチ市場に特化。近年は売上高が拡大傾向にあり、2025/3期は878億円、営業利益率15.83%と高水準。2026/3期は売上高999億円、営業利益率17.62%と更なる成長を見込む。ただし、事業の大部分が国内住宅着工に依存しており、人口減少による中長期の需要減退がリスク。海外展開は限定的で、内需変動の影響を受けやすいポジション。

強み

  • 住宅基礎用パッキングで国内シェア首位。差別化製品で競合参入障壁を構築。
  • 営業利益率15%超と高水準。過去3期連続で収益性向上、効率的な生産体制。
  • 住宅着工が底堅く推移。リフォーム需要も取り込み、収益ベースが強固。
  • 売上高が831億→878億→999億円と増収。3期連続2桁成長。

課題

  • 国内住宅着工に依存。人口減少で市場縮小リスク。海外展開が急務。
  • 既存ニッチ領域に特化。新たな成長軸の構築が必要。
  • 樹脂原料など価格変動の影響を受けやすく、収益圧迫リあり。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

ガラス・土石製品の時価総額近傍。太字が三谷セキサン

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
15290ベルテクスコーポレーション662億円5.6倍
25262日本ヒューム660億円15.5倍
35302日本カーボン596億円14.3倍
45288アジアパイルホールディングス578億円7.6倍
55304SECカーボン547億円
65273三谷セキサン421億円10.2倍
75218オハラ411億円27.3倍
85357ヨータイ347億円13.2倍
95210日本山村硝子324億円9.1倍
105363東京窯業313億円8.2倍
115337ダントーホールディングス274億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 44件

砂利生産からスタートした1956年の創業

1956年9月、福井市佐佳枝上町に資本金2,000万円で北陸石産工業株式会社を設立。翌年には寺前砂利工場を設置し、全オートメーション方式による砂利製品の生産を開始した。生コンクリートの原材料となる骨材(砂利・砂)の安定供給を目指す地方建材メーカーとして出発した。

コンクリートパイル事業への参入と上場

1962年11月、商号をセキサン工業株式会社に改称。1963年2月には金津パイル工場を設置し、コンクリートパイルの生産を開始した。同年6月、大阪証券取引所市場第二部に株式を上場。この時期から建設業向け基礎杭の製造が主力事業へと育ち始める。

多角化の試みと本社移転の1970年代

1969年、埼玉県浦和市でボウリング場の経営を開始。1973年には東京セキサンを吸収合併し、東京パイル工場を取得。同年にはビジネスホテル「プラザホテル浦和」の運営も始めるなど、本業以外の事業にも進出した。1975年には本店を現在地の福井市豊島に移転。多角化は後のグループ構成の原型となった。

三谷セキサンへの社名変更と全国展開

1983年3月、商号を三谷セキサン株式会社に改称。1985年には東京本社を設置し、本社機能を東京に移す。1987年に千葉パイル工場を設置、1990年には大宮にオフィスビル「三谷ビル」を完成させ不動産賃貸事業に参入。1993年には西日本コンクリート工業(現香川セキサン)を買収し、四国エリアへ進出。この頃までに全国的な生産・販売網が整った。

環境製品部門の独立と情報関連への参入

1991年、ブロック事業部門を環境製品事業部門へ改称。1999年には福井コンクリート工業を存続会社として富山三谷セキサンなど3社を合併し、セキサンピーシー株式会社を設立。同年10月、環境製品事業をセキサンピーシーへ譲渡した。2000年には技術部と東京セキサンがISO9001を取得。2005年にはゲイトウェイ・コンピュータ株式会社を買収し、情報関連事業を本格化させた。

高強度パイルの開発と技術力の強化

2000年1月、無振動無騒音の埋込杭工法「SUPERニーディング工法」が建設大臣認定を取得。2004年には105N/mm²高強度コンクリートパイル、2005年には123N/mm²超高強度コンクリートパイルの評定を取得し、製品ラインナップを拡充。これらの技術開発が、競合との差別化や高い収益性につながっている。

ゲイトウェイ・コンピュータの売却と業績拡大

2010年代後半から売上高は緩やかに増加し、2023年3月期には861億円に到達。2024年3月期には連結子会社であったゲイトウェイ・コンピュータの全保有株式を譲渡し、その売却益が当期純利益を押し上げた。その後もコンクリート二次製品の需要増を受け、2026年3月期の売上高は過去最高の999億円を見込む。

年表44件を開く

1950年代

  • 1956年9月創業福井市佐佳枝上町10番地に資本金2,000万円をもって北陸石産工業株式会社を設立
  • 1957年8月寺前砂利工場を設置、全オートメーション方式による砂利製品の生産を開始

1960年代

  • 1962年11月商号をセキサン工業株式会社と改称(改称前 北陸石産工業株式会社)
  • 1963年2月金津パイル工場を設置、コンクリートパイルの生産を開始
  • 1963年6月上場株式を大阪証券取引所市場第二部に上場
  • 1964年11月東京営業所(現 東京支店)を設置
  • 1967年5月茨城パイル工場(現東京セキサン株式会社)を設置
  • 1968年6月創業滋賀セキサン株式会社(滋賀パイル工場)を設立
  • 1969年4月埼玉県浦和市においてボウリング場の経営を開始

1970年代

  • 1970年9月シェークブロックの専用実施権を獲得、その営業を開始
  • 1971年7月名古屋営業所(現 名古屋支店)を設置
  • 1973年6月M&A東京セキサン株式会社を吸収合併、東京パイル工場が加わる
  • 1973年8月埼玉県浦和市においてビジネスホテル(プラザホテル浦和)の経営を開始
  • 1975年8月本店を福井市豊島1丁目3番地1号に移転
  • 1977年9月東京パイル工場にてコンクリートポール製品の生産を開始

1980年代

  • 1980年11月ニーディング工法(孔壁練付けの埋込杭工法)建設大臣認定を受ける
  • 1983年3月商号を三谷セキサン株式会社と改称(改称前 セキサン工業株式会社)
  • 1985年5月東京本社を設置、本社機能を東京本社に移転
  • 1986年11月プラザホテル浦和を新築建替
  • 1987年1月千葉パイル工場(現 千葉セキサン株式会社)を設置
  • 1987年6月コンクリートブロック製品の生産を子会社福井コンクリート工業株式会社に委託

1990年代

  • 1990年3月大宮のテナントビル「三谷ビル」が完成、オフィスビルの貸室事業を開始
  • 1991年4月ブロック事業部門の名称を環境製品事業部門へ変更
  • 1993年5月M&A西日本コンクリート工業株式会社(現 香川セキサン株式会社)を買収
  • 1993年7月本社機能を東京本社から福井本社へ移転
  • 1993年10月東京本社を幕張(千葉市)から柳橋(東京都台東区)に移転
  • 1994年10月四国営業所(現 四国支店)を設置
  • 1996年11月創業岡山三谷セキサン株式会社(現 岡山セキサン株式会社)を設立
  • 1997年4月広島営業所(現 広島支店)を設置
  • 1999年6月M&A福井コンクリート工業株式会社を存続会社として、富山三谷セキサン株式会社及び北建工業株式会社を合併、セキサンピーシー株式会社と改称
  • 1999年10月環境製品事業部門をセキサンピーシー株式会社へ譲渡

2000年代

  • 2000年1月SUPERニーディング工法(高支持力無振動無騒音埋込杭工法)の建設大臣認定を受ける
  • 2000年5月技術部及び東京セキサン株式会社がISO9001取得
  • 2000年12月三池コンクリート工業株式会社(現 大牟田セキサン株式会社)の株式を取得
  • 2001年1月九州支店・熊本営業所を設置
  • 2001年5月福井アスコン株式会社の全株譲渡により連結子会社除外
  • 2002年12月新潟営業所を設置
  • 2003年4月創業東コン三谷セキサン株式会社(現 東北セキサン株式会社)を設立
  • 2003年5月仙台営業所を設置
  • 2004年6月105N/m㎡高強度コンクリートパイルの評定取得
  • 2004年11月M&A進光資材株式会社を買収(現 セキサンピーシー株式会社)
  • 2005年8月123N/m㎡超高強度コンクリートパイルの評定取得
  • 2005年9月M&A三谷エンジニアリング株式会社、福井システムズ株式会社を買収
  • 2005年11月M&Aゲイトウェイ・コンピュータ株式会社を買収

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    高品質製品・技術の研究開発

    独自の製品・新技術の開発に努め、高品質のコンクリート、施工技術、施工管理技術の研究に積極的に取り組み、他社との差別化を図る。

  2. 02

    新製品・新技術の開発推進

    顧客ニーズに対応した新製品・新技術の開発を積極的に進め、技術力と営業力の向上を図る。

  3. 03

    収益性向上と財務体質強化

    キャッシュ・フロー経営を重視し、財務体質を強化するとともに、事業経営全般の効率化に取り組む。

  4. 04

    採算管理と経費抑制

    競合他社との価格競争や原材料価格高止まりに対応するため、採算管理の徹底や経費抑制に努める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,095人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は700万円で、9期前と比べて+10.0%平均年齢は40.1歳、平均勤続年数は11.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,005
2018年3月1,020
2019年3月63640.111.01,042
2020年3月63440.111.11,054
2021年3月64041.011.11,103
2022年3月62140.111.11,117
2023年3月62441.011.11,138
2024年3月65441.011.11,147
2025年3月67040.110.11,1741,184
2026年3月70040.111.01,0951,607

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率0.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率50.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)61.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社12(国内 12 / 海外 0、うち連結子会社 11) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位9)
松任リサイクル工場 — 石川県 白山市1,059百万円
その他事業
茨城工場 — 茨城県猿島郡 境町719百万円
コンクリート二次製品関連事業
金津工場 — 福井県 あわら市581百万円
コンクリート二次製品関連事業
茨城工場 — 茨城県 猿島郡 境町400百万円
コンクリート二次製品関連事業
ホテル・ボウリング場 — 埼玉県さいたま市南区304百万円
その他事業
大宮三谷ビル — 埼玉県さいたま市大宮区296百万円
その他事業
ボウリング場 — 埼玉県 川口市266百万円
その他事業
寺前工場 — 福井県 福井市187百万円
コンクリート二次製品関連事業
福井工場 — 福井県 福井市119百万円
コンクリート二次製品関連事業
主な関係会社
  • 国内
    東京セキサン㈱(注)2
    茨城県猿島郡 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    滋賀セキサン㈱
    滋賀県東近江市 · 連結子会社
    議決権55.0%
  • 国内
    大牟田セキサン㈱
    福岡県大牟田市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    セキサンピーシー㈱
    福井県福井市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱福井リサイクルセンター
    福井県福井市 · 連結子会社
    議決権65.0%
  • 国内
    三谷エンジニアリング㈱
    福井県福井市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱トスマク・アイ
    石川県白山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    福井システムズ㈱
    福井県坂井市 · 連結子会社
    議決権84.0%
  • 国内
    ㈱浦和スプリングレーンズ
    埼玉県さいたま市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    セキサンエンジニアリングサポート㈱
    東京都墨田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    その他9社
    ― · 連結子会社
  • 国内
    三谷商事㈱(注)3
    福井県福井市 · その他の関係会社
    議決権16.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は999億円営業利益176億円前期と比べると増収増益で、売上が+13.8%、利益が+26.6%。

売上高
+13.8%
999億円
営業利益
+26.6%
176億円
純利益
+35.3%
138億円
営業利益率
17.6%
前期比 +1.8%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高920億円999億円
営業利益142億円176億円
純利益102億円138億円
1株あたり配当¥43.5¥43.5

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は267億円、営業利益は51億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+34.8%、営業利益は+75.9%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q21729
2024年1Q1982914.625
2024年2Q2072813.520
2024年3Q2133215.025
2024年4Q21323
2025年2Q4206716.050
2025年4Q4587215.752
2026年2Q4978617.369
2026年4Q5029017.969
2027年1Q2675119.142

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は547億円から999億円へ1.8倍に増えた。直近期の営業利益率は17.6%。売上は2期、純利益は4期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月5474426
2014年3月6306332
2015年3月5995834
2016年3月6376444
2017年3月6525334
2018年3月6747147
2019年3月7118555
2020年3月7518856
2021年3月6898054
2022年3月7738453
2023年3月86110982
2024年3月83113493
2025年3月87813914915.8102
2026年3月99917618917.6138

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高999億円のうち、営業利益として残るのは176億円17.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は138億円、売上の13.8%にあたる。営業利益率は業種中央値8.0%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金75.3%752億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金7.1%71億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益17.6%176億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
24.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+9.6pt
17.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+7.0pt
13.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+7.2pt
14.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
9.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
13.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが133億円、投資CFが−49億円で、差し引きのフリーCFは84億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は466億円で、売上の5.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月36−26−31097
2014年3月59−21−538133
2015年3月64−45−419151
2016年3月62−23−939179
2017年3月53−31−1022191
2018年3月66−41−1025205
2019年3月92−24−2068253
2020年3月99−18−2881306
2021年3月89−28−1661351
2022年3月93−22−6871357
2023年3月98−70−1228375
2024年3月87−38−2249404
2025年3月134−53−5681428
2026年3月133−49−4784466

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,413億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,037億円で、自己資本比率は71.9%(業種中央値64.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月50230419857.9
2014年3月57634323357.0
2015年3月60538122460.5
2016年3月67643424261.7
2017年3月72047124963.0
2018年3月80653327363.8
2019年3月86658927765.8
2020年3月91761530265.0
2021年3月98068629468.5
2022年3月1,03668635064.7
2023年3月1,05071533566.5
2024年3月1,20484735768.9
2025年3月1,25290534770.7
2026年3月1,4131,03737671.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
479億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
884億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
42億円
在庫として抱えている分
負債合計
376億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

ガラス・土石製品 49社との比較

同じガラス・土石製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率49社中4位あたり、逆に低いのは配当利回り49社中35位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
14.5%/中央値 7.3%
P25 5.5%P75 9.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
17.6%/中央値 8.0%
P25 6.1%P75 12.2%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
71.9%/中央値 64.4%
P25 50.0%P75 73.1%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
13.8%/中央値 4.1%
P25 -0.8%P75 8.9%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.2%/中央値 3.0%
P25 2.1%P75 3.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,005で、1年前と比べて-7.3%過去52週の値幅のなかでは72%の位置にある。

¥2,005-5.1%1ヶ月+8.3%1年-7.3%時価総額421億円
過去52週の値幅
安値¥1,362高値¥2,250

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.2倍
PER (会社予想)13.8倍
PBR1.33倍
配当利回り2.17%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

7月27日に+5.6%上昇し1839円。1ヶ月で+20.5%と上昇基調。25日線(1662円)を+10.6%上回り、75日線(1637円)も突破。52週高値2345円からは-22%だが、出来高は増加傾向で買い意欲が強い。200日線(1812円)に接近しており、上値抵抗を試す展開。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER9.07倍は業界平均18.70倍の半分以下と極めて割安。PBR1.23倍も業界平均1.54倍を下回る。配当利回り2.87%は業界平均2.05%を上回り、株主還元も良好。過去2期の業績は増収増益で、2026/3期も売上高999億、営業利益率17.62%と成長が見込まれる。ただし、業界平均との乖離が大きく、何らかのリスクが織り込まれている可能性も考慮すべき。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.2倍15.7倍
PER (予想)13.8倍
PBR1.33倍1.34倍
ROE14.5%4.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

地域独占的な生コン事業で高収益を誇る。強気派は、安定需要と高い利益率、PER9倍の割安さ、増益基調を評価。弱気派は、公共投資の減少リスクや、地域依存の事業リスク、競合との価格競争を懸念。今後の公共投資動向と地域経済の変動がカギ。

プラスに働く材料7
  • 高収益・安定業績

    営業利益率15.8%、ROE高く、業績堅調。

  • 割安なバリュエーション

    PER9倍、PBR1.2倍と割安。配当利回り2.87%。

  • 公共投資の下支え

    社会インフラ需要は安定的で、長期的に堅調。

  • FY26営業利益26%増の176億円2026年3月期影響

    営業利益139億円→176億円、増益率26.6%

  • 収益性改善で営業利益率17.6%2026年3月期影響

    営業利益率15.8%から17.6%へ改善

  • PER9.1倍の割安バリュエーション現在影響

    PER9.07倍は同業比で低く株価上昇余地

  • 純利益35%増の138億円2026年3月期影響

    純利益102億円→138億円、増益率35.3%

マイナスに働く材料7
  • 公共投資減少リスク

    公共工事の削減が業績に直結する。

  • 地域集中リスク

    北陸地域への依存度が高く、地域経済変動の影響を受けやすい。

  • 競争激化の可能性

    生コン業界は地域競争が激しく、価格競争が利益を圧迫。

  • 建設需要の先行き不透明感2026年影響

    国内建設投資の伸び鈍化で受注減リスク

  • 原材料コスト上昇リスク継続影響

    エネルギー・原材料価格変動で粗利圧迫

  • 業績予想の上方修正余地減少決算後影響

    既に高い予想成長率、サプライズ余地小

  • 配当利回り2.87%の低さ通年影響

    配当利回り2.87%は機関投資家の選好劣後

次の決算で確かめる点
生コン出荷数量
主力製品の需要動向を示す。
営業利益率
収益性の維持が重要。
北陸向け売上比率
地域依存度の変化を監視。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり43.5で、前期から+42.6%いまの株価に対する利回りは2.17%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥43.5
1株あたり
配当利回り
2.17%
いまの株価に対して
配当性向
30.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月416.7
2018年3月638.413.6
2019年3月827.613.5
2020年3月1033.317.4
2021年3月8−17.514.1
2022年3月1133.322.7
2023年3月1863.620.4
2024年3月2540.324.8
2025年3月3539.636.1
2026年3月5042.630.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥43.5

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ2,933人。区分でいちばん多いのは事業法人48.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が56.1%を占め、残る43.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人42.440.940.940.948.748.6
個人・その他40.542.043.142.933.633.0
自己株式23.326.226.426.815.416.3
外国法人8.48.17.88.310.210.3
金融機関8.38.87.57.37.07.5
証券会社0.40.20.60.50.60.6
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01一般財団法人三谷市民文化振興財団10.43
02三谷商事株式会社8.70
03一般財団法人三谷進一育英会6.79
04UBE三菱セメント株式会社4.78
05住友大阪セメント株式会社4.76
06BBH FOR FIDELITY LOW-PRICED STOCK FUND (PRINCIPAL ALL SECTOR SUBPORTFOLIO)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)4.21
07三谷滋子4.13
08日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)4.03
09三谷進治2.30
10敦賀セメント株式会社1.83

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近8
  • 2026-06-19
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    5.18%
    +0.46pt
  • 2026-06-19
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    4.72%
    -1.05pt
  • 2026-06-19
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    5.77%
    -1.12pt
  • 2026-06-19
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    6.89%
    -1.31pt
  • 2026-06-19
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    6.38%
    -1.82pt
  • 2026-06-19
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    5.26%
    -1.12pt
  • 2026-06-19
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    6.39%
    +1.13pt
  • 2026-04-13
    三谷 宏治(相続人代表 三谷滋子)
    新規の大量保有報告
    0.00%
    -2.47pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+57%、1株純資産は14期で+3%。直近期のROEは14.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1251,4079.46.516.7
2014年3月1561,60310.310.414.2
2015年3月1671,7849.911.415.2
2016年3月2132,03811.17.313.1
2017年3月1682,2297.815.316.7
2018年3月2332,5549.810.713.6
2019年3月2762,88510.211.013.5
2020年3月2893,1099.615.917.4
2021年3月2803,5028.514.314.1
2022年3月709097.923.622.7
2023年3月11195012.010.520.4
2024年3月1261,13412.112.324.8
2025年3月1401,24711.911.536.1
2026年3月1961,44614.58.930.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額238百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
三谷進治代表取締役社長 社長経営執行役55482,000
田中昌郁専務取締役 専務経営執行役 パイル・ポール 事業本部兼 技術本部担当663,000
阿部亨常務取締役 常務経営執行役 管理本部兼 砂利事業本部兼 水工資材事業本部 担当604,000
三谷聡取締役 相談役64196,000
渡辺崇嗣取締役5110,000
三谷聡一郎取締役33
光野稔取締役78
佐々木進一常勤監査役56
田中和夫監査役7723,000
山本克典監査役73

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)519222121643
社外取締役3172196
監査役12033

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容613字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、連結子会社19社、非連結子会社1社及び非持分法適用関連会社3社で構成されております。主な事業としては、コンクリートパイル、ポール、環境製品(ブロック製品)、砂利の製造販売及び消波ブロックの型枠賃貸を行っており、ほか情報関連、環境衛生、施設管理、ビジネスホテルの運営、不動産賃貸業務及び太陽光発電の事業を行っております。 当社及び当社の関係会社の事業における位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります(非連結子会社1社及び非持分法適用関連会社3社は、除いております。)。 区分   主要製品   主要な会社 コンクリート二次製品関連事業   コンクリートパイル、ポール、コンクリートブロック、砂利製品、消波ブロック型枠賃貸、技術提供収入   当社、滋賀セキサン㈱、東京セキサン㈱、セキサンピーシー㈱、㈱福井リサイクルセンター (会社数 計 16社) 情報関連事業   情報システム構築、ハード・ソフトウエアの販売   福井システムズ㈱ (会社数 計 1社) その他事業   環境衛生、施設管理、ホテル事業、不動産賃貸、太陽光発電収入   当社、㈱トスマク・アイ、㈱浦和スプリングレーンズ、滋賀セキサン㈱、北九州セキサン㈱ (会社数 計 8社) 事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題788字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、独自の製品・新技術の開発に努め、より高性能の商品・工法を提供していくことにより、お客様のニーズにお応えし、社会資本の整備と快適な環境の創造に貢献することを経営の基本としております。 構築物の基礎支持力を提供するメーカーとして、高品質のコンクリート、高品質の施工技術及び施工管理技術の研究に積極的に取り組み、他社との差別化を図り、収益性を高め、財務体質を強化することを目標とします。 (2) 経営環境 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の回復により、緩やかな回復基調が見られる一方で、継続する物価上昇、地政学リスクの懸念等もあり、依然として先行き不透明な状況が続いております。 当社グループの主力製品であるコンクリートパイル業界におきましては、民間需要は増加しましたが、官公需要が減少したため、業界全体の出荷量は前期比で0.2%減少いたしました。 (3) 事業上及び財務上の対処すべき課題 当社グループを取り巻く経営環境は、引き続き緩やかな回復基調で推移することが期待される一方で、継続する物価上昇、地政学リスクの懸念等もあり、先行きは依然として不透明な状況が続くことが予想されます。 こうした中、当社は、顧客ニーズに対応した新製品・新技術の開発を積極的に進め、技術力と営業力の向上により一層努めてまいります。また、キャッシュ・フロー経営を重視し、財務体質の強化を行い、事業経営全般の効率化に全力をあげて取り組んでまいります。 また、競合他社との価格競争の激化や原材料価格の高止まりが引き続きが見込まれるため、採算管理の徹底・経費抑制等に努めてまいります。
事業等のリスク3,165字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 需要動向 当社グループの主力のパイル部門の全体需要は、民間需要に大きく影響される状況にあります。想定以上に需要が落ち込んだ場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 経営執行役会議・支店長会議等において受注見通し、案件量を毎月フォローし、適宜必要な対策の検討を行っております。 (2) 価格競争 当社グループが展開する事業において、価格競争の熾烈化や、新しい競合先の市場参入によって当社グループの製品及びサービスが厳しい価格競争にさらされることで当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 収益認識について 当社グループの主力のパイル部門は、顧客との間でコンクリートパイル製品の販売及び請負工事の契約を締結しパイル工事を行い、コンクリートパイル製品の販売と請負工事を単一の履行義務と識別したうえで、契約における履行義務を充足するにつれて一定の期間にわたり収益を認識しております。履行義務の充足に係る進捗度の見積り方法として見積総原価に対する実際原価の割合(インプット法)を適用しております。パイル工事は、工事の受注から完成までに一定の期間を要し、顧客の高度なニーズに対応するため製品、工法及び施工技術が必要となり、また工事の進行過程における設計内容の変更や顧客による工事工程の見直し、製品の製造工程作業の逼迫等により工期の遅延が生じることで工事原価の見積りの見直しが必要となります。追加工事・変更工事の発生に伴い工事収益の見積りについても見直しが必要となる場合があるものの、顧客との契約内容の変更交渉に一定の期間を要します。 収益認識を正確に行うため、工事案件毎に継続的な見積原価や予定工事期間の見直しを実施する等適切な原価管理に取り組んでおりますが、これらの見直しが必要になった場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 その防止対応策として、日報管理、工事施工品質管理等の体制充実を図っております。 (4) 不採算工事の発生によるリスク 当社グループが施工するパイル工事において、工事の請負工事契約の締結段階での価格競争による不採算工事の発生や手持工事のうち設計内容の変更や顧客による工事工程の見直し、製品の製造工程作業の逼迫等により工期の遅延が生じた場合、見積総原価が収益総額を超過して工事損失が発生し、工事損失引当金を計上することとなり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 工程遅延や追加工事原価発生等のリスク要因に応じた工事部門と施工技術部門が一体となったフォロー体制を充実させております。 (5) 原材料の調達 当社グループは、原材料を多数の供給業者から調達しており、購入に際しては安定供給及び品質保証された原材料の調達に努めており、また複数の供給業者からの調達は進めているものの、一部の特殊な原材料については限られた供給業者に依存する場合があります。供給業者における災害、事故等による調達への支障が生じた場合には、生産活動の停止等の影響が考えられ、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 原材料価格 当社グループのコンクリート二次製品関連事業におきましては、原材料としてセメントや鋼材等を使用しておりますが、市場価格の変動により調達価格が上昇し、製造コスト等に影響を及ぼすおそれがあります。当社グループとしましては、コスト上昇に対して全社的なコストダウンに取り組むと共に顧客への適正価格の改定を要請する努力を行いますが、価格動向によっては当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 貸倒リスク 当社グループの販売先の中には、財務面において不安な企業もあります。当社グループの与信管理体制により貸倒れ発生を未然に防止する取り組みを行っておりますが、貸倒れリスクは皆無ではないため、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 新製品及び新技術の開発 当社グループは高品質、低価格そして革新的な製品及び工法等の開発を念頭に進めており、知的財産権についても多数の特許等の申請を行っております。申請にあたっては公知の技術の調査を入念に行っておりますが、権利を保有する企業への抵触を全て排除することはできません。その場合には抵触する製品等の販売停止、損害賠償等を請求されることも想定され、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 法的規制 当社グループは建設業許可、産業廃棄物許可等を受けており、これらの許認可を受けるための諸条件、関係法令の遵守に努めております。当連結会計年度末において事業運営上の支障をきたす状況は生じておりませんが、法令違反等により許認可が取り消された場合には、事業の運営に支障をきたし、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループとしましては、内部監査の実施、内部通報システム並びにコンプライアンスの周知徹底を図っております。 (10) 契約不適合 当社グループは、高い品質管理体制のもとで、高品質の製品、工事、システムの販売を行っておりますが、予見できない契約不適合によっては品質の悪化や工期の遅延が生じる可能性があります。契約不適合に伴う損害賠償等が発生した場合には当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (11) 事故 当社グループは、設備の点検、保守、また安全衛生教育により製造設備の安定操業、安全確保に努めておりますが、不慮の事故等により工場周辺あるいは製造設備への重大な被害や人的被害が生じた場合には、被害補償、設備補修等に多額の費用が見込まれ、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (12) 自然災害等 当社グループは全国に生産・営業拠点を設けておりますが、地震、津波、風水害等の自然災害や、感染症の世界的流行が発生した場合には、当社グループが保有する資産や当社グループの従業員に直接被害が及び、損害が発生する可能性があります。 当社グループとしましては、人的被害の回避を最優先としつつ事業継続を図るため、ハザードマップ等を利用した地域的リスクの周知や、感染防止策の実施、時差出勤及びテレワークの推進、会議の実施方法見直しなどを行っております。 災害規模が大きな場合には、受注動向の変化・建設資材価格の高騰等で事業環境が変化し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (13) 情報セキュリティリスク 当社グループは設計、施工をはじめとする各種サービスを提供するにあたり、構造物や顧客に関する情報、経営・技術・知的財産に関する情報、個人情報その他様々な情報を保有しております。このような情報が外部からの攻撃や従業員の過失等によって漏洩または消失等した場合には、信用の毀損、損害賠償や復旧費用等の発生により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 これらのリスクに対応するため、セキュリティソフトの強化、セキュリティレベルに応じた入退室管理、ファイルサーバーとパソコン間のログ監視、従業員及び外部要員へのセキュリティ教育、バックアップによる情報及びソフトウエアのリカバリーポイントの維持などを行っております。
経営成績の分析 (MD&A)4,152字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の回復により、緩やかな回復基調が見られる一方で、継続する物価上昇、地政学リスク、米国の関税政策による影響の懸念等もあり、依然として先行き不透明な状況が続いております。 当社グループの主力製品であるコンクリートパイル業界におきましては、民間需要は増加しましたが、官公需要が減少したため、業界全体の出荷量は前期比で0.2%減少いたしました。 当連結会計年度の経営成績につきましては、売上高は998億54百万円(前期比13.8%増)、営業利益は175億98百万円(同26.7%増)、経常利益は189億23百万円(同26.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は連結子会社であったゲイトウェイ・コンピュータ株式会社の全保有株式を譲渡したことによる子会社株式売却益を計上したことにより137億82百万円(同35.5%増)となりました。 セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。 ① コンクリート二次製品関連事業 コンクリート二次製品関連事業につきましては、主力のコンクリートパイル部門において前連結会計年度に比べて需要が減少し競争が激化する厳しい経営環境の中、販売強化及び施工効率の向上に努め、大型物件の受注もあり当社の販売量は増加しました。その結果、当部門の売上高は831億59百万円(前期比21.7%増)となり、営業利益は147億33百万円(同39.7%増)となりました。 ② 情報関連事業 情報関連事業につきましては、連結子会社であったゲイトウェイ・コンピュータ株式会社を連結の範囲から除外したことにより、売上高は74億50百万円(前期比27.7%減)となり、営業利益は16億17百万円(同11.6%減)となりました。 ③ その他事業 その他事業につきましては、環境衛生事業の収集運搬部門やリサイクル部門の売上が減少しましたが、施設管理部門の売上が増加しました。また、ホテル事業において、インバウンド需要は好調を維持していますが、一部ホテルの改修工事の影響で稼働率が低下したことにより、売上高は92億44百万円(前期比1.0%増)となり、営業利益は22億28百万円(同13.3%減)となりました。 生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。 ① 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(百万円)   前期比(%) コンクリート二次製品関連事業   25,312   116.9 情報関連事業   2,612   87.2 その他事業   5,298   104.5 合計   33,223   111.8 (注) 1. セグメント間取引については、相殺消去しております。 2. 金額は、製造原価によっております。 ② 受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前期比(%)   受注残高(百万円)   前期比(%) コンクリート二次製品 関連事業   82,428   104.2   34,158   97.9 情報関連事業   7,352   71.2   173   63.9 その他事業   9,244   101.0   ―   ― 合計   99,025   100.5   34,331   97.6 (注) 1. セグメント間取引については、相殺消去しております。 ③ 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前期比(%) コンクリート二次製品関連事業   83,159   121.7 情報関連事業   7,450   72.3 その他事業   9,244   101.0 合計   99,854   113.8 (注) 1. セグメント間取引については、相殺消去しております。 (2)財政状態 当連結会計年度における資産合計は1,412億95百万円となり、前連結会計年度末と比べ160億61百万円増加いたしました。これは主に、有形固定資産の増加及び投資有価証券の時価評価に伴い投資その他の資産が増加したことによるものであります。 負債合計は375億92百万円となり、前連結会計年度末と比べ29億円増加いたしました。これは主に、未払法人税等の増加及び投資有価証券の時価評価に伴い繰延税金負債が増加したことによるものであります。 純資産合計は1,037億2百万円となり、前連結会計年度末と比べ131億60百万円増加いたしました。これは主に、利益剰余金の増加によるものであります。 (3)キャッシュ・フロー 当連結会計年度における現金及び現金同等物は465億59百万円となり、前連結会計年度末に比べ37億40百万円の増加となりました。 営業活動によるキャッシュ・フローは、133億30百万円(前期は133億70百万円)となり、前連結会計年度に比べ40百万円の減少となりました。これは、売上債権の増加が主な内容であります。 投資活動によるキャッシュ・フローは、△47億53百万円(前期は△53億47百万円)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出が主な内容であります。 財務活動によるキャッシュ・フローは、△47億36百万円(前期は△56億15百万円)となりました。これは、自己株式の取得による支出、配当金の支払による支出が主な内容であります。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、運転資金及び設備投資資金等は、原則として、自己資金又は銀行からの借入により資金調達しております。主な設備投資資金需要としては、工事用部材、工場用設備の更新等となります。 (4)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 ① 繰延税金資産の回収可能性 繰延税金資産の回収可能性は、過去の課税所得の推移や将来の課税所得の見込み等を勘案し、回収可能性を慎重に検討した上で計上しております。 当該見積り及び当該仮定について、将来の不確実な経済条件の変動等により見直しが必要となった場合、翌連結会計年度以降の連結財務諸表において認識する繰延税金資産及び法人税等調整額の金額に重要な影響を与える可能性があります。 ② 契約資産 当社グループの主力のパイル部門はコンクリートパイル製品の販売と請負工事を単一の履行義務として識別したうえで、契約における履行義務を充足するにつれて一定の期間にわたり収益を認識しております。 履行義務の充足に係る進捗度の見積り方法として見積総原価に対する実際原価の割合(インプット法)を適用しております。見積総原価のうちコンクリートパイルの請負工事に係る工事原価の見積りは、工事の進行過程における設計内容の変更や顧客による工事工程の見直し、製品の製造工程作業の逼迫等により工期の遅延が生じることで見直しが必要となることがあります。また、追加工事・変更工事の発生に従い工事収益の見積りの見直しが必要となる場合があるものの、顧客との契約内容の変更交渉に一定の期間を要することがあります。このような場合には当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 工事損失引当金 当社グループの主力のパイル部門は、顧客との間で工事請負契約を締結しパイル工事を行っております。競合会社との価格競争により戦略的に低価格で受注する場合や、手持工事のうち設計内容の変更や顧客による工事工程の見直し、製品の製造工程作業の逼迫等により工期の遅延が生じることで、工事原価総額が工事収益総額を超過し工事損失が発生することがあります。工事損失が発生する可能性が高い工事請負契約を網羅的に識別し、工事原価総額が工事収益総額を超過する可能性が高く、かつ、その金額を合理的に見積ることができる場合には、超過すると見込まれる額のうち当該工事請負契約について既に計上された損益の額を控除した残額を、工事損失が見込まれた連結会計年度の損失として処理し、工事損失引当金に計上しております。 工事の進行に伴い見積りを超えた原価が発生する場合は、当社グループの業績を悪化させる可能性があります。 ④ 固定資産の減損 当社グループは、固定資産の減損に係る回収可能性の評価に当たり、原則として継続的に損益を把握している事業部単位で資産のグルーピングを行っており、収益性が著しく低下した資産グループについて、固定資産の帳簿価額を回収可能価額まで減損し、当該減少額を減損損失として計上することとしております。 固定資産の回収可能価額について、将来キャッシュ・フロー、割引率、正味売却価額等の前提条件に基づき算出しているため、当初見込んでいた収益が得られなかった場合や、将来キャッシュ・フロー等の前提条件に変更があった場合、固定資産の減損を実施し、当社グループの業績を悪化させる可能性があります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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