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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

東京窯業

TYK CORPORATION5363 · Standard · ガラス・土石製品

鉄鋼・非鉄金属向け耐火物とニューセラミックスで産業の高温プロセスを支える耐火物専門メーカー。

概要

東京窯業(TYK)は1947年の創業以来、鉄鋼業向け耐火煉瓦を中心とする耐火物の製造販売を主力とする企業である。2026年3月期の連結売上高は315億円、従業員は927名。本社を東京都港区に置き、日本国内のほか北米、欧州、アジアに生産・販売拠点を有する。社名表示を「株式会社TYK」とし、グループ全体で耐火物関連事業を核に、環境関連製品や窯業機械、建築、運輸など多角的に展開する。東京証券取引所スタンダード市場に上場。

耐火物関連事業を中核とするセグメント構成

当社グループは耐火物関連事業を主軸とし、報告セグメントを日本、北米、ヨーロッパ、アジアの4地域に区分する。2026年3月期の連結売上高315億円のうち、耐火物関連事業が311億円を占め、その内訳は日本217億円、北米41億円、ヨーロッパ45億円、アジア8億円である。この他、環境関連製品や窯業機械器具の製造、建築修繕、運輸等のその他事業が3億円を計上する。グループ全体で17社の連結子会社を有し、各社が製造・販売・物流を分担する体制をとる。

国内生産と海外現地法人によるグローバル供給網

国内では多治見工場(大畑工場)や赤坂工場を中心に耐火物を生産し、連結子会社の明智セラミックス、ユーセラミック、水野セラミックスが製造を担い、当社が販売する。海外では米国にTYKアメリカINC.、英国にTYK Ltd.、ドイツにTYKヨーロッパGmbH、台湾に台湾東京窯業股份有限公司、中国に青島東窯陶瓷有限公司を配置。2023年にはインドにTYK Ceramics India Private Limitedを設立し、成長市場への展開を加速する。各地域で現地生産と販売を行い、顧客の需要に応じた供給体制を構築する。

グループ子会社の機能分担と多角化事業

グループ内の子会社は製造、物流、建築、スポーツ運営など多様な機能を担う。製造面では久田窯業(現水野セラミックス)や日ノ丸窯業が耐火断熱煉瓦などを生産。豊栄興業は窯業機械器具の製造・修繕を主にグループ内に供給する。運輸はトーヨー流通サービスが担当し、建築・修繕は中日ホームが一般顧客にも対応する。さらにパークレーンズはスポーツ施設を運営する。これらにより、耐火物事業を補完し、グループ全体の総合力を発揮する体制を整えている。

安定した自己資本比率と利益成長の推移

2026年3月期末の自己資本比率は70.4%と高水準で、純資産は540億円に達する。連結売上高は2013年3月期の179億円から2026年3月期には315億円へと増加傾向にある。当期純利益は2026年3月期に37億円(前期比19.5%増)を計上し、過去10年で最大となった。営業利益は34億円と前期比で減少したが、経常利益は42億円を確保。キャッシュ・フローは営業活動で30億円の獲得、投資活動に15億円、財務活動に11億円を使用し、現金同等物は143億円に増加している。

業界の中での役割は鉄鋼・非鉄金属業界向け耐火物のサプライヤーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
315億円
営業利益
34億円
営業利益率
10.8%
純利益
37億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01鉄鋼向け耐火物主力

鉄鋼業界向けに、高炉や転炉などで使用される耐火煉瓦・不定形耐火物を製造・販売。高温の溶鋼に耐える材料を供給。

主な製品・サービス2
耐火煉瓦
高炉や電気炉の内張りに使われる耐火性の煉瓦。
不定形耐火物
現場で施工する耐火材で、複雑な形状に対応可能。

02非鉄金属向け耐火物準主力

非鉄金属(銅、アルミなど)の製錬・溶解炉向けに黒鉛坩堝や耐火物を供給。

主な製品・サービス2
黒鉛坩堝
非鉄金属を溶解するために使用する耐熱性の容器。
ニューセラミックス
高機能セラミックスで、耐熱性や耐食性が要求される部品に使用。

03その他(環境・建築・運輸等)副次

廃棄物リサイクル機器、窯業機械器具、建築・修繕、運輸などの事業を展開。

主な製品・サービス1
環境関連製品
廃棄物のリサイクルに使用する機器やリサイクル製品。

製品と技術

鉄鋼用耐火煉瓦と不定形耐火物の製販

主力製品は製鋼用耐火煉瓦および不定形耐火物である。耐火煉瓦は高炉、転炉、取鍋などの鉄鋼製造工程で使用され、高温に耐える性能が求められる。不定形耐火物はキャスタブルやプラスチック状で施工現場に適応する製品群である。当社はこれらの製品を日本国内の多治見工場・赤坂工場で生産するほか、米国、英国、台湾の現地法人でも製造し、各地域の鉄鋼メーカーに供給する。2026年3月期の耐火物関連事業の売上高は311億円で全体の99%を占める。

黒鉛坩堝とニューセラミックス事業

非鉄金属向け黒鉛坩堝は、アルミニウムや銅などの溶解・保持に用いられる。中国の青島東窯陶瓷有限公司がこの製品の製造を担い、アジア市場へ供給する。1983年から着手したニューセラミックス(ファインセラミックス)事業では、電子部品向けや環境関連の高機能セラミックスを開発・販売。2026年3月期のアジアセグメント売上高は8億円で、その多くが黒鉛坩堝とニューセラミックスである。

環境関連製品と窯業機械・物流・建築の周辺事業

環境関連事業では、廃棄物リサイクル機器やリサイクル製品の販売を手掛ける。窯業機械器具の製造・修繕は豊栄興業が担当し、グループ内外の設備に対応する。建築・修繕は中日ホームが一般顧客向けにも展開。運輸はトーヨー流通サービスがグループ製品の輸送を一貫して行う。これらの周辺事業は連結売上高の約1%(3億円)を占めるが、グループ全体の事業効率と顧客サービスを支える役割を果たしている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

ガラス・土石製品のなかでの位置

耐火煉瓦で国内首位、市況変動リスク

東京窯業はガラス・土石製品業界で、耐火煉瓦を主力とするメーカー。売上高は300億円から319億円へ増加した後、2026年3月期は315億円と微減見込み。営業利益率は14.11%から10.79%へ低下予想。同業のAGCや日本板硝子はガラス大手で規模が大きく、ニッチながら耐火煉瓦で国内トップクラスと推察。鉄鋼向け需要に依存するため、設備投資サイクルの影響を受けやすい。海外展開や新規用途開拓が課題。

強み

  • 国内シェアが高く、需要が底堅い。
  • 営業利益率10~14%と高水準。
  • 耐火物に特化した技術力と顧客関係を構築。
  • 売上高が300億円前後で推移し、急変動が少ない。

課題

  • 鉄鋼業界の設備投資動向に業績が左右される。
  • 2026年3月期は営業利益率が低下予想。原材料高の影響も。
  • 内需中心で海外収益比率が低く、成長余地あり。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

ガラス・土石製品の時価総額近傍。太字が東京窯業

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
15304SECカーボン547億円
25273三谷セキサン421億円10.2倍
35218オハラ411億円27.3倍
45357ヨータイ347億円13.2倍
55210日本山村硝子324億円9.1倍
65363東京窯業313億円8.2倍
75337ダントーホールディングス274億円
85269日本コンクリート工業213億円29.3倍
95388クニミネ工業196億円12.3倍
105356美濃窯業169億円10.7倍
115367ニッカトー160億円20.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 24件

牛込製粉工場と明知耐火煉瓦の設備買収から始まった1947年

1947年2月、東京都に本店を置き耐火煉瓦および耐火物の生産を目的として東京窯業株式会社を設立。設立直後に牛込製粉工場と明知耐火煉瓦株式会社多治見工場の設備を買収し、多治見工場を設置して耐火煉瓦の製造を開始した。この買収により、戦後復興期の鉄鋼需要に対応する生産基盤を一気に獲得し、事業の第一歩を踏み出した。

系列会社の拡大と1961年の株式上場

1958年11月、明知耐火煉瓦(現明智セラミックス)に資本参加し系列化。1960年には住吉耐火煉瓦(現ユーセラミック)を設立、国光窯業にも資本参加した。1961年10月、東京証券取引所と名古屋証券取引所に株式を上場。上場後も1963年に東窯運送(現トーヨー流通サービス)、1964年に久田窯業(現水野セラミックス)を系列化し、グループ体制を拡充した。1967年には多治見工場の工作部門を分離して豊栄興業を設立するなど、機能別の子会社化を進めた。

海外拠点の開設とファインセラミックスへの進出(1980年代)

1973年に赤坂工場を新設し国内生産能力を強化。1982年4月、米国スワンクリフラクトリーズCo.の資産の一部を買収し、TYKスワンクリフラクトリーズCo.(現TYKアメリカINC.)を設立して北米市場に参入した。1983年8月にはファインセラミックス実験工場を新設し、ニューセラミックスの製造販売を開始。1988年には台湾東京窯業股份有限公司を設立しアジアへ進出、同時に英国にTYK Ltd.、ドイツにTYKヨーロッパGmbHを設立し欧州網を整備した。この時期に社名の表示・呼称を「株式会社TYK」に変更している。

国内子会社の再編と中国進出(2000年代前半)

2001年6月、住吉耐火煉瓦と土岐耐火工業が合併し土岐耐火工業が解散。2002年1月には住吉耐火煉瓦と国光窯業が合併し、住吉耐火煉瓦は社名を株式会社ユーセラミックに変更した。これによりグループ内の製造子会社を整理し効率化を図った。2003年7月、中国青島に青島東窯陶瓷有限公司を設立し、黒鉛坩堝の製造販売を現地で開始。2004年3月には名古屋証券取引所の上場を廃止し、東京証券取引所一本に集約した。

市場区分の移行とインド新会社設立(2020年代)

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しにより市場第一部からスタンダード市場へ移行。2023年4月、インドにTYK Ceramics India Private Limitedを設立し、鉄鋼生産拡大が見込まれる南アジアへの本格進出を開始した。2026年3月期の連結売上高は315億円に達し、純利益は37億円と過去最高を更新。経営方針として「過去の成功体験を捨てて新しい冒険に乗り出そう」を掲げ、カーボンニュートラル対応や新素材分野への注力を打ち出している。

年表24件を開く

1940年代

  • 1947年2月創業本店を東京都に置き耐火煉瓦、その他耐火物の生産を目的として設立しました。牛込製粉工場及び明知耐火煉瓦株式会社多治見工場の設備を買収して、当社多治見工場を設置、耐火煉瓦の製造を開始しました。

1950年代

  • 1958年11月明知耐火煉瓦株式会社(現社名 明智セラミックス株式会社。現・連結子会社)に対して、資本参加を行い系列会社としました。

1960年代

  • 1960年7月住吉耐火煉瓦株式会社(現社名 株式会社ユーセラミック。現・連結子会社)を設立しました。
  • 1960年10月国光窯業株式会社に対して資本参加を行い、系列会社としました。
  • 1961年10月上場株式を東京、名古屋両証券取引所に上場しました。
  • 1963年5月東窯運送株式会社(現社名 株式会社トーヨー流通サービス。現・連結子会社)を設立し、系列会社としました。
  • 1964年9月久田窯業株式会社(現社名 株式会社水野セラミックス。現・連結子会社)に対して、資本参加を行い、系列会社としました。
  • 1967年3月多治見工場(現・大畑工場)工作部門を分離、豊栄興業株式会社(現・連結子会社)を設立しました。
  • 1968年11月日ノ丸窯業株式会社(現・連結子会社)を系列会社としました。

1970年代

  • 1972年2月株式会社中日ホーム(現・連結子会社)を設立し、系列会社としました。
  • 1973年11月赤坂工場を新設しました。
  • 1975年10月創業土岐耐火工業株式会社を設立し、系列会社としました。

1980年代

  • 1982年4月M&A米国スワンクリフラクトリーズCo.の資産の一部を買収し、TYKスワンクリフラクトリーズCo.(現社名 TYKアメリカINC. 現・連結子会社)を設立しました。
  • 1983年8月ファインセラミックス実験工場を新設し、ファインセラミックスの製造販売を開始しました。
  • 1988年2月台湾東京窯業股份有限公司(現・連結子会社)を設立しました。
  • 1988年9月日常に於ける社名の表示・呼称を「株式会社 TYK」としました。
  • 1988年10月TYK Ltd.(現・連結子会社)を英国に設立しました。

1990年代

  • 1995年4月TYKヨーロッパGmbH(現・連結子会社)をドイツに設立しました。

2000年代

  • 2001年6月M&A住吉耐火煉瓦株式会社と土岐耐火工業株式会社は合併し、土岐耐火工業株式会社は解散しました。
  • 2002年1月M&A住吉耐火煉瓦株式会社と国光窯業株式会社は合併し、国光窯業株式会社は解散しました。また、住吉耐火煉瓦株式会社は社名を株式会社ユーセラミックと変更しました。
  • 2003年7月青島東窯陶瓷有限公司(現・連結子会社)を設立しました。
  • 2004年3月上場名古屋証券取引所の上場を廃止いたしました。

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からスタンダード市場に移行いたしました。
  • 2023年4月創業TYK Ceramics India Private Limitedをインドに設立しました。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    TYKビジネスモデルの徹底による成長

    耐火物・ファインセラミックス事業で培った先端技術を用い、顧客の課題解決を核とするビジネスモデルを徹底する。新素材事業の中核である電子部品・環境関連セラミックスでの挑戦を通じ、圧倒的な成長を目指す。

  2. 02

    海外拡大とカーボンニュートラル対応

    鉄鋼業界の市場拡大が見込まれるインドへの進出など、海外における高付加価値鋼生産市場を取り込む。同時に、鉄鋼業界のカーボンニュートラルによる市場変化へ対応する。

  3. 03

    新素材事業への投資と新製品開発

    新素材事業では適切な水準の投資により生産量を拡大し、新製品を開発する。環境関連などの次世代産業向け製品を中心に、産業構造の変化に伴う顧客の新たなニーズに応える。

  4. 04

    既存設備更新とコスト圧縮

    国内では既存生産設備を更新し、徹底的なコスト圧縮を推し進める。利益を伴った成長を実現するため、カーボンニュートラル対応や新素材・環境分野などの成長分野に注力し、グループ全体の体力を強化する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で927人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は683万円で、9期前と比べて+21.3%平均年齢は44.4歳、平均勤続年数は17.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月830
2018年3月834
2019年3月56342.315.0918
2020年3月58242.815.5952
2021年3月58042.615.6930
2022年3月55943.216.0927
2023年3月61344.016.4905
2024年3月63444.617.0896
2025年3月65444.917.1911494
2026年3月68344.417.0927367

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率9.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率50.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)67.4%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社13(国内 8 / 海外 5、うち連結子会社 13) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
製造所・大畑・赤坂工場 — 岐阜県多治見市3,060百万円
日本(耐火物関連)
本部 — 岐阜県多治見市2,144百万円
日本(耐火物関連)その他
日本(耐火物関連) — 明智セラミックス㈱(岐阜県恵那市)1,681百万円
日本(耐火物関連) — ㈱ユーセラミック他 連結子会社2社(岐阜県恵那市他)1,218百万円
研究所 — 岐阜県多治見市797百万円
日本(耐火物関連)その他
その他 — 豊栄興業㈱他 連結子会社3社(岐阜県多治見市)684百万円
アジア(耐火物関連) — 台湾東京窯業股份有限公司他連結子会社1社(台湾 中国)316百万円
ヨーロッパ(耐火物関連) — TYK Ltd.他 連結子会社1社(イギリス ドイツ)201百万円
北米(耐火物関連) — TYKアメリカINC. (アメリカペンシルバニア州)165百万円
本社・営業所 — 東京都港区他76百万円
日本(耐火物関連)その他
主な関係会社
  • 国内
    明智セラミックス株式会社(注)2.3.4
    岐阜県恵那市 · 連結子会社
    議決権36.0%
  • 国内
    株式会社 ユーセラミック
    岐阜県恵那市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社 水野セラミックス
    愛知県瀬戸市 · 連結子会社
    議決権96.5%
  • 国内
    日ノ丸窯業 株式会社(注)3.4
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権98.5%
  • 国内
    豊栄興業株式会社(注)4
    岐阜県多治見市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社 中日ホーム(注)4
    岐阜県多治見市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社トーヨー流通サービス(注)4
    岐阜県多治見市 · 連結子会社
    議決権97.2%
  • 国内
    株式会社 パークレーンズ(注)4
    岐阜県多治見市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    TYKアメリカINC. (注)4.5
    米国ペンシル バニア州 · 連結子会社
    議決権99.9%
  • 海外
    TYK Ltd. (注)3.4
    英国ダーラム州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    台湾東京窯業股份有限公司(注)4
    台湾 高雄市 · 連結子会社
    議決権87.6%
  • 海外
    TYKヨーロッパGmbH (注)4.5
    ドイツ オーバー ハウゼン · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社1社を開く
  • 青島東窯陶瓷有限公司(注)3.4中国 青島100%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は315億円営業利益34億円前期と比べると減収減益で、売上が-1.3%、利益が-24.4%。

売上高
-1.3%
315億円
営業利益
-24.4%
34億円
純利益
+19.4%
37億円
営業利益率
10.8%
前期比 -3.3%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高318億円315億円
営業利益36億円34億円
純利益45億円37億円
1株あたり配当¥30.6¥30.6

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は79億円、営業利益は9億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+8.2%、営業利益は+12.5%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q745
2024年1Q73811.08
2024年2Q79911.46
2024年3Q7479.54
2024年4Q746
2025年2Q1562113.515
2025年4Q1632414.716
2026年2Q1611911.814
2026年4Q154159.723
2027年1Q79911.48

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は179億円から315億円へ1.8倍に増えた。直近期の営業利益率は10.8%。純利益は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月179106
2014年3月197159
2015年3月2021810
2016年3月201146
2017年3月196159
2018年3月2272918
2019年3月2723720
2020年3月2803513
2021年3月2292613
2022年3月2593617
TYK Ceramics India Private Limitedをインドに設立しました。
2023年3月2873821
2024年3月3004124
2025年3月319455014.131
2026年3月315344310.837

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高315億円のうち、営業利益として残るのは34億円10.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は37億円、売上の11.7%にあたる。営業利益率は業種中央値8.0%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金73.7%232億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金15.6%49億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.8%34億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
26.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+2.8pt
10.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+5.0pt
11.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.2pt
8.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが31億円、投資CFが−15億円で、差し引きのフリーCFは16億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は143億円で、売上の5.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月16−8−2846
2014年3月19−9−11056
2015年3月14−14−2055
2016年3月15−9−2659
2017年3月27−911877
2018年3月13−12−7171
2019年3月16−12−6468
2020年3月47−15−53295
2021年3月45−17−328121
2022年3月14−13−71117
2023年3月20−21−9−1107
2024年3月40−13−727129
2025年3月33−18−915136
2026年3月31−15−1116143

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は670億円。このうち返さなくてよい自己資本が540億円で、自己資本比率は70.4%(業種中央値64.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月3232358865.8
2014年3月3402459565.0
2015年3月3602639766.0
2016年3月3472598867.3
2017年3月3762789866.5
2018年3月3973029568.1
2019年3月41731210566.2
2020年3月42132010166.5
2021年3月45235010267.5
2022年3月47336810567.3
2023年3月50039810268.7
2024年3月56945211768.9
2025年3月59247411869.1
2026年3月67054013070.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
174億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
340億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
130億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
92
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率22 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

ガラス・土石製品 49社との比較

同じガラス・土石製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り49社中1位あたり、逆に低いのは売上成長率49社中38位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.5%/中央値 7.3%
P25 5.5%P75 9.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
10.8%/中央値 8.0%
P25 6.1%P75 12.2%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
70.4%/中央値 64.4%
P25 50.0%P75 73.1%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-1.3%/中央値 4.1%
P25 -0.8%P75 8.9%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.5%/中央値 3.0%
P25 2.1%P75 3.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥688で、1年前と比べて+35.7%過去52週の値幅のなかでは81%の位置にある。

¥688-1.6%1ヶ月+1.2%1年+35.7%時価総額313億円
過去52週の値幅
安値¥505高値¥731

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)8.2倍
PER (会社予想)6.7倍
PBR0.60倍
配当利回り4.45%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月-0.4%とほぼ横ばい、前日比-1.9%下落。週足は25日線(685円)をやや上回るが、75日線(643円)は下方。52週高値731円から-6.0%の水準。出来高は7月13日に17.3万株と急増後、17日は7.2万株と落ち着く。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER 8.16倍は業界平均17.61倍の半分以下で極めて割安。PBR 0.65倍も1倍を大きく下回り解散価値割れ。ROE 8.5%に対しPBRが低く、資産価値に比して株価が過小評価されている。ただし無配であり、配当利回り0%は投資家のインカム需要を満たせず、成長期待も乏しい点が割安と評価される材料。

指標この会社業種平均
PER (実績)8.2倍15.7倍
PER (予想)6.7倍
PBR0.60倍1.34倍
ROE8.5%4.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

時価総額312億円・PER8.2倍・PBR0.65倍と割安感のある銘柄。2025年3月期に営業利益率14.1%、純利益31億円と好調。強気派は、鉄鋼需要が底堅く、耐火物の補修需要が安定収益をもたらす点、また海外展開や高付加価値品へのシフトが収益を押し上げると見る。弱気派は、国内鉄鋼生産減少の構造的な逆風、製品価格競争の激化、そして売上高が2026年以降減少見通しであることを懸念する。配当なし。

プラスに働く材料7
  • 安定補修需要

    鉄鋼生産維持で耐火物交換需要が継続

  • 海外成長

    アジアなど新興国需要取り込みで拡大余地

  • 収益改善

    高付加価値品開発で利益率上昇中

  • PBR0.65倍の割安株、株主還元期待継続影響

    PBR0.65倍と解散価値割れ。配当導入や自社株買いが期待される。

  • 2026年3月期純利益37億円と増益予想2026年3月期影響

    営業減益ながら純利益は前期31億→37億と増加。法人税減税効果か。

  • 建材需要の底堅さ継続影響

    ガラス・土石製品は建設需要に支えられ、安定収益基盤を形成。

  • 自己資本比率の高さ継続影響

    PBR0.65倍から推定自己資本比率高く、財務安定性が安心感。

マイナスに働く材料7
  • 国内市場縮小

    鉄鋼生産減少で中長期需要が減少傾向

  • 売上減少予想

    2026年3月期売上高315億円と前年比減

  • 競争激化

    新興国メーカー台頭で価格競争が激化

  • 営業利益45億→34億と大幅減少2026年3月期影響

    FY2026営業利益34億円(前期比24%減)。売上減少とコスト上昇。

  • 売上高減少トレンド通年影響

    FY2025売上319億→FY2026計画315億と減収。需要減退リスク。

  • 業界全体の需要低迷不定影響

    建設業界の人手不足や資材高でガラス・土石需要が鈍化可能性。

  • 無配継続で株主還元不足次回決算影響

    配当利回り0%。株主還元策が無く、投資家離れリスク。

次の決算で確かめる点
売上高推移
減少トレンド脱却のサインか確認
営業利益率
競争下でも収益維持できるか
海外売上比率
海外成長の実態把握に必要

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり30.6で、前期から+19.3%いまの株価に対する利回りは4.45%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥30.6
1株あたり
配当利回り
4.45%
いまの株価に対して
配当性向
40.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月368.5
2018年3月8166.747.3
2019年3月912.522.4
2020年3月6−33.362.0
2021年3月5−25.028.5
2022年3月877.824.7
2023年3月1250.048.8
2024年3月1635.042.2
2025年3月2130.941.5
2026年3月2519.340.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥30.6

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ7,434人。区分でいちばん多いのは事業法人43.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が69.7%を占め、残る30.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人40.741.041.441.143.043.6
金融機関38.838.335.233.526.726.1
個人・その他17.417.719.419.723.222.3
外国法人2.42.12.84.25.86.2
自己株式2.82.72.62.52.32.3
証券会社0.70.91.11.51.31.6
外国人個人0.00.00.10.00.00.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01大同特殊鋼株式会社11.49
02株式会社みずほ銀行4.87
03株式会社十六銀行4.76
04株式会社大垣共立銀行4.76
05株式会社あいち銀行4.26
06JFEスチール株式会社4.10
07岡谷鋼機株式会社4.03
08中部鋼鈑株式会社2.99
09株式会社日本製鋼所2.97
10株式会社山口銀行2.42

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-07-10
    大同特殊鋼株式会社
    新規の大量保有報告
    11.49%
    +0.33pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+521%、1株純資産は14期で+123%。直近期のROEは8.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月144752.915.923.7
2014年3月204954.111.221.1
2015年3月235334.59.519.1
2016年3月155232.812.024.9
2017年3月215613.910.068.5
2018年3月406076.810.747.3
2019年3月466187.48.022.4
2020年3月306344.89.362.0
2021年3月296904.411.528.5
2022年3月397195.67.524.7
2023年3月487756.46.948.8
2024年3月548856.58.842.2
2025年3月719217.86.941.5
2026年3月841,0628.56.640.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

15名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は15名。2026/3期の役員報酬は総額115百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
牛込進代表取締役 会長91158,000
牛込伸隆代表取締役 社長61232,000
野村茂紀常務取締役 営業本部長706,000
石黒武取締役69
古川元久取締役605,000
曾我貴志取締役61
岩本隆志取締役67
北原譲取締役 管理本部長655,000
加藤久樹取締役 技術管理部長665,000
小池康太取締役 環境材料研究所長687,000
越前徹常勤監査役67
鹿嶋忠幸監査役62
残りの役員3名を開く
氏名役職年齢保有株数
藤原義之監査役79
白木章文監査役7224,000
中村直也取締役 管理本部長60

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)64223208614
社外取締役8251273
監査役12022

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容954字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社17社により構成されており、主な事業(耐火物関連)は鉄鋼向け耐火煉瓦、不定形耐火物及び非鉄金属向け黒鉛坩堝、ニューセラミックス等の製造販売であります。その他、環境関連製品、窯業機械器具製造、建築、修繕、運輸他の事業を行っております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次の通りであります。 なお、次の4つの区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (耐火物関連事業) (1) 日本 当社は、耐火煉瓦、不定形耐火物、ニューセラミックス等の製造販売及び黒鉛坩堝の販売を行っております。 明智セラミックス㈱、㈱ユーセラミック、㈱水野セラミックスは、上記の製品を製造し、当社が販売を行っております。 日ノ丸窯業㈱は、耐火断熱煉瓦の製造販売を行っております。 (2) 北米 TYKアメリカINC.は、北米において耐火煉瓦、不定形耐火物の製造販売を行い、当社の製品の販売も行っております。 (3) ヨーロッパ TYK Ltd.(イギリス)は、ヨーロッパにおいて耐火煉瓦、不定形耐火物の製造販売を行っております。 TYKヨーロッパGmbH(ドイツ)は、ヨーロッパにおいてTYK Ltd.の製品及び当社の製品の販売を行っております。 (4) アジア 台湾東京窯業股份有限公司は、アジアにおいて耐火煉瓦、不定形耐火物の製造販売を行い、当社の製品の販売も行っております。 青島東窯陶瓷有限公司は、アジアにおいて黒鉛坩堝の製造販売を行っております。 (その他の事業) 環境関連製品については、当社が廃棄物のリサイクルのための機器、リサイクル製品の販売を行っております。 窯業機械器具の製造、修繕については、豊栄興業㈱が主として当社グループに販売しております。 建築、修繕等については、㈱中日ホームが当社グループ及び一般顧客へ販売しております。 運輸については、㈱トーヨー流通サービスが主として当社グループの製品の輸送を行っております。 ㈱パークレーンズは、スポーツ施設の運営を行っております。 (事業系統図) 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次の通りであります。
経営方針・対処すべき課題1,645字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、1947年東京窯業株式会社創立以来、鉄鋼業界をはじめとする日本の基幹産業に対して耐火物関連事業に重点を置いた製品とサービスを提供し、技術の革新と進歩、そして産業の発展に貢献して参りました。 「仕事を通じて世界に喜びと感謝の輪を広げる」を社是として、耐火物製品の製造・販売のほか、関連する窯業機械器具製造、建築、運輸など総合力の発揮に努めております。 海外での高まる地政学リスクや、これに伴う原材料価格、エネルギー価格の高止まりなど、先行き不透明な状況が続く中、2025年度は、当社グループが掲げたテーマ「過去の成功体験を捨てて、新しい冒険に乗り出そう!」を掲げ、既存分野への更なる展開とともに新規分野の開拓を図って参りました。また、永年に亘るお客様からの信頼をさらに確固たるものとするため、スピリットとして「お客様への誠意」「新しい技術への挑戦」の考えのもと、お客様の求める需要に合致した商品設計やなお一層の品質向上・技術力強化に努めるとともに、磐石な経営基盤の確立に邁進して参りました。2026年度も引き続き、この経営方針を鋭意進めて参ります。 (2) 経営戦略等 当社グループは、耐火物・ファインセラミックス事業で培った先端技術を用い、お客様と共にお客様の抱えている課題を解決するというTYKビジネスモデルの徹底により、新素材事業の中核を担う電子部品・環境関連セラミックスでの挑戦を通じて、圧倒的な成長を目指します。 耐火物事業では、かねてより高品質な耐火物関連製品の供給に努め、国内需要のほか海外需要につきましては、米国、ヨーロッパ、中国、台湾に耐火物の生産拠点を設けて、現地での供給に対処しておりました。今後は、さらに鉄鋼業界の市場拡大が見込まれるインドへの進出をはじめとした海外における高付加価値の鋼生産市場の取り込みや、鉄鋼業界におけるカーボンニュートラルによる市場変化への対応に重点的に取り組んで参ります。 また、新素材事業は適切な水準の投資による生産量拡大、新製品の開発を実施し、環境関連等の次世代産業向け製品をはじめとした、産業構造の変化により生じるお客様の新たなニーズに対応して参ります。 (3) 経営環境 当社グループを取り巻く経営環境を展望すると、わが国をはじめ各国の経済政策により景況感は引き続き緩やかに回復基調で継続すると思われますが、世界的には米国の関税政策や、長期化するウクライナ情勢、中東情勢による影響により不安定な状況が継続すると見込んでおります。国内においても、粗鋼生産量の減少や鋼材需要の減速に伴う耐火物需要の減少などにより、先行きが不透明な状況が継続すると思われます。 また、当社グループを取り巻く経営環境では、顧客からの品質に対する厳しい要求、同業他社との国内外での激しい価格競争、原材料価格の変動予測が困難な状況が想定され、今後も引き続き状況を注視する必要があると考えております。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 2026年度もこれまでと同様、安全第一の徹底のもと、多様な個性が活躍できる人的環境の整備を進め、さらなる製品品質及び生産性の向上を図り、お客様の求めるニーズに沿った製品を、迅速かつ円滑に供給できる体制づくりを進めて参ります。今後海外関連では、米国、インドなどの成長発展が見込まれる国々へのさらなる展開を、そして国内では既存生産設備の更新を図ることで、徹底的なコスト圧縮を推し進めつつ利益の伴った成長の実現を目指し、カーボンニュートラルへの対応や新素材分野や環境創造分野といった成長分野へ注力することによりグループ全体の体力強化を図って参ります。
事業等のリスク962字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ①主要市場の経済状況等 当社グループは製品構成の上で鉄鋼関連の耐火物製品のシェアが高いことから、鉄鋼業界の動向に影響を受ける可能性があります。従って、当社グループの業績はこれらの需要分野の動向、需要地域における経済情勢、競合の状況等の影響を受けます。さらに海外の各需要地域における、経済情勢、関税、通商・租税その他の法的規制の動向なども影響を及ぼす可能性があります。 ②原材料等の価格変動 当社グループは世界各地から耐火原料を輸入しておりますが、一部については特定の地域や購入先に依存しております。昨今原材料価格は非常に流動的であるため、購入先を複数にするなど価格変動リスクの低減に努めておりますが、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③為替レートの変動 当社グループの外貨建て取引は主として米ドル及びユーロ建てで行われておりますが、原材料等の輸入と製品輸出との相殺により、為替変動リスクを限定的なものとするべく努力しております。然しながら、変動リスクを完全に排除することは困難であり、為替レートの変動は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④金利の変動 当社グループは、主として運転資金の一部を銀行など金融機関からの借入金等で調達しております。借入金残高は業容対比で決して高水準なものではありませんが、急激な金利上昇などがあった場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤保有有価証券の価値変動 当社グループが保有している投資有価証券の価値が、投資先の業績不振、証券市場における市況の悪化等で変動した場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥災害の発生 当社グループは、国内及び海外に生産拠点を有しており、これらの地域において大きな災害が発生した場合は、生産能力に影響を与え、業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,518字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次の通りであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国の経済情勢は、雇用・所得環境の改善・株高基調を背景に緩やかな回復基調がみられたものの、原料価格やエネルギー価格の高止まり、円安の進行に加え、海外における政治経済の不確実性の高まりなどにより、先行き不透明な状況が続きました。 このような状況のもと、当社グループは品質第一の考えのもとに売上増加と生産性向上に全力で取り組んで参りました。主力製品である製鋼用耐火物をはじめ、ファインセラミックス等の先端材料技術や環境創造技術へ挑戦し、コスト削減など経営合理化を進めて参りました。 その結果、当連結会計年度末においては次の通りの財政状態となりました。 (流動資産) 前連結会計年度末に比べ、21億20百万円増加し、384億30百万円となりました。その主な要因は現金及び預金の増加(14億89百万円)によるものであります。 (固定資産) 前連結会計年度末に比べ、57億4百万円増加し、285億64百万円となりました。その主な要因は投資有価証券の取得・時価評価等の増加(52億18百万円)によるものであります。 (負債) 前連結会計年度末に比べ、11億81百万円増加し、129億79百万円となりました。その主な要因は繰延税金負債の増加(13億40百万円)によるものであります。 (純資産) 前連結会計年度末に比べ、66億43百万円増加し、540億15百万円となりました。その主な要因はその他有価証券評価差額金の増加(30億29百万円)、利益剰余金の増加(27億63百万円)によるものであります。 この結果、当連結会計年度末の自己資本比率は70.4%となり、前連結会計年度末(69.1%)と比べ1.3ポイント上昇し、1株当たり純資産額は1,061円72銭と前連結会計年度末に比べ141円07銭増加しております。 当連結会計年度においては次の通りの経営成績となりました。 連結売上高は314億84百万円(前期比1.4%減)、また利益面では、営業利益は34億41百万円(前期比23.6%減)、経常利益は42億68百万円(前期比15.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は37億40百万円(前期比19.5%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は次の通りであります。 [日本] 国内の売上高は堅調な耐火物需要が維持されたことにより、217億26百万円(前期比0.8%増)となりました。販売構成の変化により、セグメント利益は30億88百万円(前期比22.1%減)となりました。 [北米] 北米の売上高は耐火物需要の減少により、40億69百万円(前期比12.5%減)となりました。関税政策の影響等により、セグメント利益は2億92百万円(前期比33.4%減)となりました。 [ヨーロッパ] ヨーロッパの売上高も堅調な耐火物需要が維持されたことにより、45億18百万円(前期比2.3%増)となりました。セグメント利益は3億96百万円(前期比12.1%増)となりました。 [アジア] アジアの売上高は耐火物需要の減少により、8億29百万円(前期比7.5%減)となりました。セグメント利益は70百万円(前期比46.4%減)となりました。 [その他] その他の売上高は、3億40百万円(前期比17.0%減)となりました。また、セグメント利益は1億11百万円(前期比13.5%減)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ7億70百万円増加し143億23百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は30億63百万円(前期比7.1%減)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益の計上、減価償却費の計上及び棚卸資産の増加によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は15億49百万円(前期比13.5%減)となりました。これは主に有形固定資産の取得、投資有価証券の取得によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は11億49百万円(前期比34.3%増)となりました。これは主に配当金の支払いによるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 a. 生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次の通りであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 日本(千円)   17,963,558   3.2 北米(千円)   984,757   △12.4 ヨーロッパ(千円)   1,073,429   △7.3 アジア(千円)   544,642   △2.3 報告セグメント(耐火物関連事業)計(千円)   20,566,388   1.6 その他(千円)   170,807   △13.3 合計(千円)   20,737,195   1.5 (注)1.金額は、製造原価、仕入原価によっております。 2.「その他」の金額には、運輸は含まれておりません。 b. 受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次の通りであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) 日本   21,452,543   △0.8   5,352,804   △4.9 北米   3,732,018   △20.4   7,631   △97.8 ヨーロッパ   4,507,785   1.5   402,863   △2.7 アジア   833,152   △10.8   342,127   1.1 報告セグメント (耐火物関連事業)計   30,525,500   △3.7   6,105,426   △9.2 その他   202,304   △27.1   37,741   △18.4 合計   30,727,804   △3.9   6,143,168   △9.3 (注)「その他」の金額には、運輸は含まれておりません。 c. 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次の通りであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 日本(千円)   21,726,051   0.8 北米(千円)   4,069,568   △12.5 ヨーロッパ(千円)   4,518,893   2.3 アジア(千円)   829,417   △7.5 報告セグメント(耐火物関連事業)計(千円)   31,143,931   △1.2 その他(千円)   340,632   △17.0 合計(千円)   31,484,563   △1.4 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は、次の通りであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 日本製鉄株式会社   -   -   3,445,996   10.9 (注)前連結会計年度における日本製鉄株式会社への販売実績は、総販売実績に対する割合が10%未満のため、記載を省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次の通りであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針については、「第5 経理の状況 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」をご参照ください。連結財務諸表の作成に当たっては、引当金の見積りなど一部に将来の見積りに基づくものがあります。当社グループは、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断できる前提に基づいて、見積り、予測を行っております。しかし、見積りには不確実性が含まれることから、実際の結果とは異なる場合があります。連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因として、お客様における生産販売状況や、アルミナやジルコニア等の原料や重油・ブタンガス等の燃料の調達コストの変動、そして当社の技術力維持・向上のために不可欠な人材の慢性的な不足が挙げられます。今後海外関連では、インド・ブラジルといった成長発展が見込まれる国々への更なる展開を、そして国内では既存生産設備の更新を図ることで、利益の伴った成長の実現を目指し、また新素材分野や環境創造分野といった成長分野へ注力することによりグループ全体の体力強化を図って参ります。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、財務の健全性や資本効率など当社にとって最適な資本構成を追求しながら、会社の将来の成長のための内部留保の充実と、経営成果を株主の皆様へ適切に還元することとの最適なバランスを考え、実施していくことを基本としております。当連結会計年度末における有利子負債残高は33億88百万円となっております。また当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は143億23百万円となっております。設備投資につきましては、有形固定資産の取得による支出は14億80百万円と前連結会計年度比で1億26百万円の増加となっております。これらの投資のための所要資金は、自己資金にて賄っております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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