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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

日本カーボン

Nippon Carbon Co. , Ltd.5302 · Prime · ガラス・土石製品

炭素製品と炭化けい素繊維の専業メーカー。黒鉛電極・炭素繊維・SiC繊維を供給し、半導体・産業・航空宇宙など幅広い産業の基盤を支える。

概要

日本カーボンは1915年に設立された炭素製品の専門メーカーである。人造黒鉛電極、等方性黒鉛、炭素繊維、炭化けい素(SiC)連続繊維などを製造・販売し、鉄鋼・非鉄金属、半導体、航空宇宙など幅広い産業に素材を供給する。本社は東京都中央区、従業員数は667人。2025年12月期の連結売上高は377億円、うち炭素製品関連が約86%を占める。国内の子会社・関連会社に加え、欧州、米国、中国に販売拠点を持つ。東京証券取引所プライム市場に上場している。

三つの事業セグメントで構成される収益構造

日本カーボングループの事業は「炭素製品関連」「炭化けい素製品関連」「その他」の三つの報告セグメントで構成される。炭素製品関連は売上高の約86%を占める中核事業であり、鉄鋼・アルミ向けの電極材や連続鋳造用部品、半導体・一般産業向けの等方性黒鉛や炭素繊維、カーボンブラシなどを扱う。炭化けい素製品関連は子会社NGSアドバンストファイバーが製造するSiC連続繊維とその複合材が主力で、航空機エンジン部品や高温フィルターなど過酷環境で使用される。その他事業は産業機械の製造・修理および不動産賃貸からなり、グループ内需要を満たすとともに外部にも収益を生む。2025年12月期のセグメント別売上高は炭素製品が323億9700万円、炭化けい素製品が41億2800万円、その他が12億900万円であり、営業利益はそれぞれ29億9000万円、14億7900万円、3億3000万円である。

素材製造から加工・販売まで一貫したグループ体制

グループは日本カーボン(当社)を頂点に、連結子会社9社、非連結子会社1社、関連会社2社で構成される。炭素製品の素材製造は当社および連結子会社の日本テクノカーボン(旧新日本テクノカーボン)が担う。加工工程では、当社に加え日本カーボンエンジニアリング、日本テクノカーボン、および子会社の株式会社NTCM(東北テクノカーボン、京阪炭素工業、九州炭素工業が合併して発足)が関与する。販売は当社のほか、中央炭素股份有限公司(台湾)、Nippon Carbon Europe GmbH(ドイツ)、NIPPON CARBON OF AMERICA, LLC(米国)、Nippon Carbon Shanghai Co., Ltd.(中国)が海外市場をカバーする。また関連会社のNippon Kornmeyer Carbon Group GmbH(ドイツ)も加工・販売を行う。炭化けい素製品はNGSアドバンストファイバーが素材製造から販売まで一貫して手掛ける。このように素材から最終製品までの垂直統合と、国内外の拠点による水平展開がグループの特徴である。

売上の約半分を占める海外市場と現地法人

日本カーボンは国内だけでなく、海外にも販売・生産拠点を展開している。欧州では2018年にNippon Carbon Europe GmbHを設立し、ドイツ・メルセンの関連会社(旧日本カーボン・メルセン、清算)に代わる販売窓口とした。同時期に米国にもNIPPON CARBON OF AMERICA, LLCを設立。中国では2019年にNippon Carbon Shanghai Co., Ltd.を設立し、現地需要を取り込む。台湾には中央炭素股份有限公司があり、アジア市場をカバーする。またドイツのNippon Kornmeyer Carbon Group GmbHは連結関連会社として加工・販売を担う。財務データによれば、2025年12月期の連結売上高377億円のうち、海外売上高の比率は明示されていないが、北米向け人造黒鉛電極の輸出増が炭素製品関連の売上を押し上げたと報告されており、海外市場の重要性がうかがえる。中期経営方針でも海外シェア拡大を掲げており、今後も現地法人を通じたグローバル展開を推進する方針である。

業界の中での役割はカーボン・セラミックス素材メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
377億円
営業利益
48億円
営業利益率
12.7%
純利益
48億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
炭素製品 関連324億円85.9%30億円9.3%
炭化けい素 製品関連41億円10.9%15億円36.6%
その他12億円3.2%3億円25.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01鉄鋼・アルミ・産業機械向け(炭素製品)主力

電気炉用黒鉛電極、アルミ電解用電極、連続鋳造用部品などのカーボン製品を供給。高温プロセスに耐える素材として鉄鋼・非鉄金属業界で不可欠。自社製造・加工・販売を一貫。

主な製品・サービス4
黒鉛電極
電気炉で鉄スクラップを溶解する際に使用する電極。高い導電性と耐熱性を持つ。
アルミ電解用電極
アルミニウムの電解精錬に用いるカーボン電極。高純度・高強度が要求される。
連続鋳造用部品
鋼の連続鋳造工程で使用されるカーボン製部品(モールド、セグメント等)。耐熱性・摺動性に優れる。
カーボンブラシ
モーター・発電機の整流子に接触して電流を流す炭素製品。耐摩耗性が重要。

02半導体・光通信・一般産業向け(高機能炭素製品)準主力

等方性黒鉛、炭素繊維、炭素複合材など高機能炭素製品を供給。半導体製造装置の部品、光通信部品、高温炉用断熱材等に使用。高い純度と熱特性が求められる。

主な製品・サービス4
等方性黒鉛
全方向に均一な特性を持つ高純度黒鉛。半導体製造装置の電極・ヒーター、放熱部品に使用。
炭素繊維(PAN系・ピッチ系)
軽量・高強度・高弾性率の炭素繊維。航空宇宙・産業機器・スポーツ用途等に使用。
炭素複合材(C/Cコンポジット等)
炭素繊維強化炭素複合材料。高温炉部品、半導体製造治具等に用いられる。
カーボンフェルト
炭素繊維をフェルト状にした断熱材。高温炉の断熱材として使用。

03航空宇宙・防衛・環境向け(炭化けい素繊維)準主力

子会社NGSアドバンストファイバーが炭化けい素(SiC)連続繊維を製造・販売。耐熱性・耐酸化性に優れ、航空機エンジン部品や原子力、高温フィルター等に使用。独自の製造技術を持つ。

主な製品・サービス2
炭化けい素繊維(SiC繊維)
耐熱温度1500℃以上のセラミックス繊維。航空宇宙エンジン部品、核融合炉、高温ガスフィルタなど過酷環境向け。
SiC繊維複合材(CMC)
SiC繊維で強化したセラミックスマトリックス複合材料。軽量で高耐熱。

04その他その他

産業機械製造・修理(子会社日本カーボンエンジニアリング)および不動産賃貸(当社)事業を展開。社内需要対応と外部収益源。

製品と技術

電気炉用黒鉛電極と連続鋳造用部品

黒鉛電極は鉄スクラップを溶解する電気炉で使用される消耗品であり、高い導電性と耐熱性が求められる。日本カーボンは1927年に国内初の人造黒鉛電極の製造に成功し、以来電極材を主力製品としてきた。アルミ電解用電極も手掛け、非鉄金属精錬向けにも供給している。連続鋳造用部品は鋼の連続鋳造工程で使用されるカーボン製部品(モールド、セグメント)で、溶鋼の高温と摺動に耐える必要がある。これらの製品は鉄鋼・アルミ業界で不可欠な消耗材であり、需要は鉄鋼生産量に連動する。2025年12月期の炭素製品関連売上は323億9700万円と、グループ全体の約86%を占める中核事業である。

半導体・産業機器向け等方性黒鉛と高機能炭素

等方性黒鉛は全方向に均一な特性を持つ高純度黒鉛で、半導体製造装置の電極やヒーター、放熱部品に使用される。日本カーボンは高い純度と熱特性を生かし、半導体市場向けに供給している。炭素繊維はPAN系・ピッチ系の2種類を製造し、軽量・高強度・高弾性率の特性から航空宇宙、産業機器、スポーツ用途などに使われる。カーボンフェルトは炭素繊維をフェルト状にした断熱材で、高温炉の断熱材として不可欠である。またリチウムイオン電池用負極材は1994年から販売している。これらの高機能炭素製品はファインカーボン関連製品として一括され、パワー半導体の需要変動に影響を受ける。2025年12月期はパワー半導体の失速によりファインカーボン関連が低迷した。

1500℃に耐える炭化けい素連続繊維

炭化けい素(SiC)連続繊維は日本カーボンが1983年に世界に先駆けて工業化した独自素材である。商品名「ニカロン」として知られ、1500℃以上の耐熱性と耐酸化性を持ち、航空機エンジン部品(セラミックスマトリックス複合材料:CMC)、原子力、高温ガスフィルターなど過酷環境で使用される。1995年には電子線照射法による超耐熱性グレード「ハイニカロン」の工業化に成功し、さらに耐熱性を向上させた。子会社NGSアドバンストファイバーが一貫製造・販売を担う。2025年12月期のSiC繊維売上は41億2800万円と前年比52.9%増加し、航空宇宙向け需要の拡大を享受している。営業利益は14億7900万円と72.9%増加し、グループの高収益事業として成長している。

電刷子と摺動材の歴史と産業機械部品

電刷子(カーボンブラシ)はモーターや発電機の整流子に接触して電流を流す消耗部品であり、耐摩耗性と導電性が求められる。日本カーボンは1932年に電動機用電刷子を完成させ、以来摺動材の分野でも実績を積んできた。1987年には高機能摺動材(SCカーボン)の加工工場として白河工場を稼働。また1966年にはロータリーエンジン用アペックスシールを開発し、自動車部品にも進出した。産業用機械の製造・修理は子会社日本カーボンエンジニアリングが担当し、グループ内の設備保全や外販も行う。これらの摺動材・機械事業は「その他」セグメントに含まれ、2025年12月期は売上12億900万円、営業利益3億3000万円と安定した収益を上げている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

ガラス・土石製品のなかでの位置

炭素製品で国内首位、内需依存で安定

日本カーボンは炭素・黒鉛製品を専門とし、国内市場で高いシェアを有する。同業他社であるAGCや日本板硝子がガラス事業を主力とするのに対し、炭素製品に特化した独自のポジションを築いている。炭素製品は電気炉用電極や電池材料など需要が多様で、産業界の基盤を支える。直近の売上高は約380億円で推移し、営業利益率は16.58%と高水準を維持するが、2025年には12.73%へ低下が見込まれる。内需中心で輸出比率が低いため、海外市況の影響を受けにくい一方、国内需要の成熟化が課題である。日東紡績など周辺企業と比べ、専門性の高さが強みと言える。

強み

  • 炭素・黒鉛製品に特化し、国内で高いシェアを持つ専門メーカーである。
  • 直近の営業利益率は16.58%と高く、安定した収益力を確保している。
  • 輸出依存度が低く、国内需要を基盤とした安定経営が可能である。
  • 長年にわたる製造技術で、高品質な炭素製品を提供している。

課題

  • 国内市場が成熟しており、今後の成長には新規需要の開拓が不可欠である。
  • 原料となる石油系コークスの価格変動が収益に影響を与える。
  • 2025年は営業利益率が12.73%へ低下し、収益性改善が課題である。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

半導体材料の時価総額近傍。太字が日本カーボン

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14187大阪有機化学工業958億円11.1倍
26961エンプラス939億円16.6倍
34109ステラ ケミファ695億円20.7倍
44078堺化学工業611億円24.3倍
54082第一稀元素化学工業604億円23.8倍
65302日本カーボン596億円14.3倍
74275カーリット465億円15.5倍
83104富士紡ホールディングス376億円19.9倍
94064日本カーバイド工業315億円11.9倍
104410ハリマ化成グループ293億円11.6倍
114973日本高純度化学285億円15.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(半導体材料)に従っています。

会社の歴史

沿革 31件

横浜工場の建設から人造黒鉛電極国産化まで(1917-1938)

日本カーボンは1917年に横浜山手工場を建設し、炭素製品の製造を開始する。1927年には「我が国最初」とされる人造黒鉛電極の製造に成功。それまで輸入に頼っていた電極を国産化した。1932年には電動機用電刷子(カーボンブラシ)を完成させ、製品ラインを広げる。電解板製造のため1933年に山梨工場、製鋼用人造黒鉛電極製造のため1934年に富山工場を建設。1938年には横浜海岸工場を建設し、電刷子など高級炭素製品の素材大量生産体制を整えた。創業から20年足らずで、鉄鋼業向け電極と電気機器向け摺動材の両軸を確立し、炭素工業の草分けとしての地位を固めた。

戦後復興と新製品開発の時代(1947-1962)

第二次世界大戦後、1947年に本社を大阪から東京に移転。1949年に東京証券取引所に上場し、資本市場からの資金調達を可能にした。同年、化学構造材料用不浸透黒鉛(商品名「レスボン」)の工業化に成功。1961年には富山工場の設備合理化を開始し、人造黒鉛電極の増産に対応。1962年には炭素繊維(商品名「カーボロン」)の工業化に成功する。炭素繊維は軽量・高強度の新素材として、後の航空宇宙・産業用途への展開の基盤となる。この時期、戦前から続く電極事業に加え、高機能炭素材料への技術開発が本格化した。

多角化と技術革新の推進(1966-1985)

1966年、ロータリーエンジン用アペックスシールの完成により自動車部品分野に参入。同時期、滋賀工場(人造黒鉛電極製造)を完成させ、子会社新日本カーボンとして分離した。1970年には高強度・高弾性炭素繊維「カーボロン-Z」の販売を開始し、炭素繊維の性能向上を実現。1983年には炭化けい素(SiC)連続繊維「ニカロン」の製造技術を確立し、生産を開始する。SiC繊維は1500℃以上の耐熱性を持ち、航空宇宙や原子力など過酷環境向けの基幹素材となる。1985年には品質管理の総合的水準を評価するデミング賞実施賞を受賞し、製品品質の高さが認められた。

リチウムイオン電池参入とグループ再編(1994-2010)

1994年、リチウムイオン電池用負極材の販売を開始し、エネルギー分野に進出。1995年には電子線照射法による超耐熱性SiC連続繊維「ハイニカロン」の工業化に成功する。1999年に子会社新日本カーボンを合併し滋賀工場として統合。2000年代に入るとグループ再編が加速する。2001年に日本カーボンセラムと山形カーボン精工が合併し山形カーボンが設立。2002年には山梨カーボンと日本カーボン商事を吸収合併。2003年には特殊炭素製品事業を子会社新日本テクノカーボンに承継する事業統合を実施。2005年には関連会社日本カーボン・ローレンヌ(後に日本カーボン・メルセンに社名変更)を設立。2008年には子会社日本カーボン精工を清算し、山形カーボンを東北テクノカーボンに社名変更するなど、不採算事業の整理とグループの効率化が進められた。2010年、関連会社日本カーボン・メルセンは後に清算される。

グローバル子会社設立と市場区分移行(2012-2025)

2012年、SiC繊維事業を強化するため子会社NGSアドバンストファイバーを設立。創立100周年を経て、2017年には本社を京橋から八丁堀へ戻し、関連会社KOGO Kornmeyer Graphitの株式取得・社名変更(Nippon Kornmeyer Carbon Group GmbH)により欧州展開を拡大。2018年には子会社東北テクノカーボン(後のNTCM)が京阪炭素工業と九州炭素工業を吸収合併し、加工体制を集約。同時に欧州と米国に販売子会社を設立。2019年には山梨工場を閉鎖し、中国にNippon Carbon Shanghaiを設立。2022年には東京証券取引所の市場区分見直しによりプライム市場に移行した。2023年には新日本テクノカーボンを日本テクノカーボンに商号変更。2025年12月期の連結売上高は377億円、営業利益48億円と、前年比で減収減益となったが、SiC繊維は52.9%の増収を達成している。

年表31件を開く

1910年代

  • 1917年横浜山手工場建設。

1920年代

  • 1927年我が国最初の人造黒鉛電極製造に成功。

1930年代

  • 1932年電動機用電刷子の完成。
  • 1933年電解板製造のため山梨工場を建設。
  • 1934年製鋼用人造黒鉛電極製造のため富山工場を建設。
  • 1938年横浜海岸工場建設、電刷子等高級炭素製品用素材の大量生産開始。

1940年代

  • 1947年本社を東京に移転。
  • 1949年上場化学構造材料用不浸透黒鉛(レスボン)の工業化に成功。東京証券取引所に上場。

1960年代

  • 1961年人造黒鉛電極増産のため富山工場の設備合理化並びに拡充開始。
  • 1962年炭素繊維(カーボロン)の工業化に成功。
  • 1966年ロータリーエンジン用アペックスシールの完成。滋賀工場(人造黒鉛電極製造)第1期工事完成、子会社新日本カーボン株式会社として分離。

1970年代

  • 1970年高強度・高弾性炭素繊維(カーボロン-Z)の販売開始。

1980年代

  • 1983年炭化けい素連続繊維(ニカロン)の製造技術を確立し、生産開始。
  • 1985年デミング賞実施賞を受賞。
  • 1987年高機能摺動材(SCカーボン)加工工場として白河工場稼働開始。

1990年代

  • 1994年リチウムイオン電池用負極材の販売開始。
  • 1995年電子線照射法による超耐熱性炭化けい素連続繊維(ハイニカロン)の工業化に成功。
  • 1999年M&A子会社新日本カーボン株式会社(資本金9億円)を合併し滋賀工場として稼働。

2000年代

  • 2000年横浜テクニカルセンター閉鎖。
  • 2001年M&A子会社日本カーボンセラム株式会社と子会社山形カーボン精工株式会社の合併により山形カーボン株式会社を設立。
  • 2002年M&A子会社山梨カーボン株式会社及び子会社日本カーボン商事株式会社を吸収合併。子会社精工管理株式会社を分割会社とし、子会社日本カーボン精工株式会社を新設会社とする会社分割を実施。
  • 2003年M&A特殊炭素製品事業を会社分割により、子会社新日本テクノカーボン株式会社に承継する事業統合を実施。
  • 2005年創業関連会社日本カーボン・ローレンヌ株式会社を設立。
  • 2008年M&A子会社日本カーボン精工株式会社を清算。子会社山形カーボン株式会社を東北テクノカーボン株式会社に社名を変更。子会社精工管理株式会社を吸収合併。

2010年代

  • 2010年関連会社日本カーボン・ローレンヌ株式会社を日本カーボン・メルセン株式会社に社名を変更。
  • 2012年子会社NGSアドバンストファイバー株式会社を設立。
  • 創業創立100周年。本社を東京都中央区八丁堀より東京都中央区京橋に移転。 KOGO Kornmeyer Graphit社の株式を取得し関連会社化。関連会社KOGO Kornmeyer Graphit社をNippon Kornmeyer Carbon Group GmbHに社名を変更。関連会社日本カーボン・メルセン株式会社を清算。
  • 2018年M&A子会社東北テクノカーボン株式会社を存続会社として、子会社京阪炭素工業株式会社及び子会社九州炭素工業株式会社を吸収合併し、株式会社NTCMに商号変更。子会社Nippon Carbon Europe GmbHを設立。子会社NIPPON CARBON OF AMERICA,LLCを設立。本社を東京都中央区京橋より東京都中央区八丁堀に移転。
  • 2019年山梨工場閉鎖。子会社Nippon Carbon Shanghai Co.,Ltd.を設立。

2020年代

  • 2022年東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。
  • 2023年商号変更子会社新日本テクノカーボン株式会社を日本テクノカーボン株式会社に商号変更。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    ファインカーボン事業の拡大とコスト削減

    国内および海外でのシェア拡大を図るとともに、積極的な経営資源の投入と製造コスト削減を実施する。

  2. 02

    電極材事業の最適生産と販路見直し

    需要に応じた最適生産体制を確立し、徹底的なコスト削減と電極販路の見直しを行う。

  3. 03

    炭化けい素事業の人材確保と安全操業

    需要増加に対応するため人材を確保し、安全操業を実現する。

  4. 04

    新規事業(パワー半導体・CN関連)の創出

    パワー半導体関連製品の事業化やカーボンニュートラルに係る事業を創出する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で667人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は792万円で、9期前と比べて8.7%平均年齢は42.6歳、平均勤続年数は16.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月591
2017年12月614
2018年12月679
2019年12月86741.816.6664
2020年12月84041.716.6663
2021年12月74842.517.3648
2022年12月76542.517.3651
2023年12月77542.417.0650
2024年12月79342.116.2661953
2025年12月79242.616.4667720

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率9.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率75.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)70.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社10(国内 6 / 海外 4、うち連結子会社 9) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
小計235億円
炭素製品関連209億円
滋賀工場 — 滋賀県 近江八幡市9,474百万円
炭素製品関連及び不動産賃貸関連
本社工場 — 宮城県 黒川郡 大郷町4,865百万円
炭素製品関連
富山工場 — 富山県富山市3,833百万円
炭素製品関連
炭化けい素製品関連2,186百万円
本社工場 — 富山県 富山市2,186百万円
炭化けい素製品 関連
白河工場 — 福島県白河市1,258百万円
炭素製品関連
本社工場 — 宮城県 黒川郡 大郷町1,099百万円
炭素製品関連
その他395百万円
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    日本テクノカーボン㈱
    宮城県黒川郡 大郷町 · 連結子会社
    議決権50.0%
  • 国内
    日本カーボンエンジニアリング㈱
    富山県富山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱NTCM
    宮城県黒川郡 大郷町 · 連結子会社
    議決権50.0%
  • 国内
    中央炭素股份有限公司
    中華民国 台北市 · 連結子会社
    議決権60.0%
  • 国内
    ㈱日花園
    滋賀県 近江八幡市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    NGSアドバンストファイバー㈱
    富山県富山市 · 連結子会社
    議決権50.0%
  • 海外
    Nippon Carbon Europe GmbH
    Bonn,Germany · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    NIPPON CARBON OF AMERICA,LLC
    Humble,TX,USA · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Nippon Carbon Shanghai Co.,Ltd.
    Shanghai,China · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Nippon Kornmeyer Carbon Group GmbH
    Windhagen, Germany · 持分法適用会社
    議決権49.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は377億円営業利益48億円前期と比べると減収減益で、売上が-0.8%、利益が-23.8%。

売上高
-0.8%
377億円
営業利益
-23.8%
48億円
純利益
+17.1%
48億円
営業利益率
12.7%
前期比 -3.8%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高410億円377億円
営業利益43億円48億円
純利益27億円48億円
1株あたり配当¥200¥200

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は190億円、営業利益は25億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+3.8%、営業利益は−3.8%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q771316.98
2023年2Q1041918.312
2023年3Q871112.66
2023年4Q11115
2024年1Q841619.010
2024年2Q1041817.313
2024年4Q1922915.118
2025年2Q1832614.223
2025年4Q1942211.325
2026年2Q1902513.214

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は304億円から377億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は12.7%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
子会社NGSアドバンストファイバー株式会社を設立。
2012年12月304194
2013年12月30497
2014年12月296158
2015年12月2891911
2016年12月229−6−54
2017年12月2803030
子会社東北テクノカーボン株式会社を存続会社として、子会社京阪炭素工業株式会社及び子会社九州炭素工業株式会社を吸収合併し、株式会社NTCMに商号変更。子会社Nippon Carbon Europe GmbHを設立。子会社NIPPON CARBON OF AMERICA,LLCを設立。本社を東京都中央区京橋より東京都中央区八丁堀に移転。
2018年12月480165103
山梨工場閉鎖。子会社Nippon Carbon Shanghai Co.,Ltd.を設立。
2019年12月44915197
2020年12月2683618
2021年12月3164427
2022年12月3585032
子会社新日本テクノカーボン株式会社を日本テクノカーボン株式会社に商号変更。
2023年12月3797141
2024年12月380636716.641
2025年12月377485112.748

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高377億円のうち、営業利益として残るのは48億円12.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は48億円、売上の12.7%にあたる。営業利益率は業種中央値8.0%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金72.7%274億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金14.3%54億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益12.7%48億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
27.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+4.7pt
12.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+5.9pt
12.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.8pt
9.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが63億円、投資CFが−22億円で、差し引きのフリーCFは41億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は150億円で、売上の4.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月11−26−22−1564
2013年12月26−9−221759
2014年12月43−8−143580
2015年12月38−5−733107
2016年12月24−6135−37104
2017年12月39−15−1324114
2018年12月126−21−24105196
2019年12月48−37−3011177
2020年12月39−47−24−8145
2021年12月76−6−3870177
2022年12月58−16−3842182
2023年12月32−44−26−12144
2024年12月52−55−20−3122
2025年12月63−22−1341150

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は856億円。このうち返さなくてよい自己資本が636億円で、自己資本比率は63.5%(業種中央値64.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月57835222652.3
2013年12月56436120355.0
2014年12月57136720455.2
2015年12月59036622453.3
2016年12月53930823147.2
2017年12月57733923848.9
2018年12月73642730949.4
2019年12月77951726257.9
2020年12月70951019962.2
2021年12月72752320461.9
2022年12月74253221061.4
2023年12月78557720863.0
2024年12月82360821563.2
2025年12月85663622063.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
152億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
371億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
35億円
在庫として抱えている分
負債合計
220億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
95
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率25 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

ガラス・土石製品 49社との比較

同じガラス・土石製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り49社中12位あたり、逆に低いのは売上成長率49社中37位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
9.1%/中央値 7.3%
P25 5.5%P75 9.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
12.7%/中央値 8.0%
P25 6.1%P75 12.2%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
63.5%/中央値 64.4%
P25 50.0%P75 73.1%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-0.8%/中央値 4.1%
P25 -0.8%P75 8.9%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.0%/中央値 3.0%
P25 2.1%P75 3.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥5,040で、1年前と比べて+24.3%過去52週の値幅のなかでは69%の位置にある。

¥5,040-4.5%1ヶ月+5.2%1年+24.3%時価総額596億円
過去52週の値幅
安値¥4,165高値¥5,440

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)14.3倍
PER (会社予想)20.6倍
PBR1.00倍
配当利回り3.97%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月上旬に4985円まで上昇後、7月17日に4630円へ調整したが、その後は再び上昇基調となり、直近5040円は52週高値5080円に迫る水準。25日移動平均線(4765円)を約5.8%上回り、75日線(4695.58円)、200日線(4531.74円)も明確に上抜けている。1か月で6.33%上昇し、年初来では26.1%のプラス。RSIは75.95と過熱圏にあり、短期的な調整リスクがある。出来高は8月6日に11.04万株と増加し、8月7日も8.4万株と高水準を維持。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERは11.53倍と業界平均17.74倍を下回り、PBRは1.04倍でほぼ1倍水準。ROEは9.08%と良好で、配当利回りは3.97%と業界平均2.8%を上回る。売上高は横ばいだが、利益率は高く、安定した収益構造。今期も増益予想であり、割安感がある。ただし、来期は減益見込みで、成長性には乏しく、評価は割安だが業績の伸び悩みが懸念。

指標この会社業種平均
PER (実績)14.3倍15.7倍
PER (予想)20.6倍
PBR1.00倍1.34倍
ROE9.1%4.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、半導体市場の変動と高付加価値製品の需要拡大。強気派は、半導体製造装置向けの需要増加と、炭素繊維など先端分野での成長を評価し、ROE9%と安定した収益性を支持する。弱気派は、半導体サイクルの減速や、競争激化による価格低下を懸念し、営業利益率の低下(16%→12%)を指摘。

プラスに働く材料7
  • 半導体需要の拡大

    半導体製造装置向けカーボン製品の需要増加が見込まれる。

  • 高付加価値品

    特殊炭素製品の高収益性が利益率を支える。

  • 株主還元

    配当利回り3.97%と高く、安定した還元が魅力。

  • 当期純利益が48億円と前期比17%増益2025/12期影響

    当期純利益は41億円から48億円へ増加し、収益力が改善した

  • PER11.53倍と割安水準通年影響

    株価5040円に対しPERは11.53倍で、自己資本利益率9.08%を踏まえると割安

  • 配当利回り3.97%の高水準継続影響

    配当利回りは3.97%で、株主還元姿勢が強い

  • 株価は1年で26.1%上昇し上昇トレンド継続影響

    株価は1年間で26.1%上昇して5040円となり、需給は良好

マイナスに働く材料7
  • 半導体サイクル

    半導体市場の変動により需要が不安定化する恐れ。

  • 利益率低下

    営業利益率が16%から12%に低下し、収益性が悪化。

  • 競争激化

    炭素製品市場では新興国企業との競争が激しい。

  • 営業利益が前期比23.8%減少2025/12期影響

    営業利益は63億円から48億円へ減少し、減益率が大きい

  • 営業利益率が16.58%から12.73%へ悪化2025/12期影響

    営業利益率は16.58%から12.73%へ3.85ポイント低下した

  • 売上高が380億円から377億円へ減収2025/12期影響

    売上高は380億円から377億円へ3億円減少した

  • 外国人保有比率9.4%と低く需給が偏る継続影響

    外国人保有は9.4%にとどまり、売買の主体が限定的になりやすい

次の決算で確かめる点
売上高
半導体需要の変動を反映するため。
営業利益率
高付加価値製品の収益性の維持を確認。
半導体関連売上比率
市場依存度と成長分野の寄与を測るため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり200で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは3.97%。

年間配当
¥200
1株あたり
配当利回り
3.97%
いまの株価に対して
配当性向
57.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月50
2017年12月500.022.1
2018年12月100100.011.6
2019年12月200100.023.2
2020年12月2000.0162.4
2021年12月2000.0105.1
2022年12月2000.087.8
2023年12月2000.067.9
2024年12月2000.071.7
2025年12月2000.057.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥200

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ16,137人。区分でいちばん多いのは個人・その他55.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が33.6%を占め、残る66.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他53.449.649.452.852.455.4
金融機関29.934.133.429.328.227.1
外国法人10.412.111.410.210.99.3
事業法人4.42.35.26.76.66.5
自己株式6.26.26.26.26.26.2
証券会社1.81.80.61.01.71.6
外国人個人0.10.10.00.00.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)11.99
02株式会社みずほ銀行4.65
03SECカーボン株式会社3.75
04日本生命保険相互会社3.60
05株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.66
06KOREA SECURITIESDEPOSITORY-MERITZ(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店カストディ業務部長)2.51
07日本カーボン共栄持株会1.31
08JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.21
09STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.00
10株式会社三井住友銀行0.84

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+11582%、1株純資産は14期で+1752%。直近期のROEは9.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月42661.447.695.2
2013年12月62732.332.4118.5
2014年12月72772.632.491.1
2015年12月102843.432.253.2
2016年12月−4882,294−19.0
2017年12月2682,55311.018.922.1
2018年12月9323,30331.84.311.6
2019年12月8774,08023.84.723.2
2020年12月1643,9894.124.1162.4
2021年12月2474,0746.116.9105.1
2022年12月2894,1267.114.587.8
2023年12月3674,4788.512.067.9
2024年12月3694,7058.011.971.7
2025年12月4374,9199.110.157.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/12期の役員報酬は総額175百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約9倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
宮下尚史代表取締役 社長6232
浦野章取締役617
片山有里子取締役51
田中義和取締役78
木下三平常勤監査役6810
佐々木光雄監査役779
鈴木昭監査役752
加藤丈夫取締役7312

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)290321213568
社外取締役51841245
監査役11601616

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容792字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、連結子会社9社、非連結子会社1社及び関連会社2社で構成され、炭素製品及び炭化けい素製品の製造及び販売を主な事業内容とし、産業機械製造及び修理、不動産賃貸等の事業活動を展開しております。当社グループの事業に係わる位置づけ及びセグメントとの関連は次のとおりです。 ○炭素製品関連 炭素製品の素材製造…当社及び連結子会社日本テクノカーボン㈱が素材を製造しております。 炭素製品の加工………当社、連結子会社日本カーボンエンジニアリング㈱、連結子会社日本テクノカーボン㈱が加工するほか、連結子会社㈱NTCMにおいて加工し、当社及び日本テクノカーボン㈱で仕入れております。また、持分法適用関連会社Nippon Kornmeyer Carbon Group GmbHにおいて加工しております。 炭素製品の販売…… 当社が販売するほか、連結子会社日本テクノカーボン㈱、中央炭素股份有限公司、  Nippon Carbon Europe GmbH、NIPPON CARBON OF AMERICA,LLC、Nippon Carbon Shanghai Co.,Ltd.が当社の製品等を販売し、当社及び中央炭素股份有限公司が日本テクノカーボン㈱の製品を販売しております。また、連結子会社日本カーボンエンジニアリング㈱及び持分法適用関連会社Nippon Kornmeyer Carbon Group GmbHが製品を販売しております。 ○炭化けい素製品関連…連結子会社NGSアドバンストファイバー㈱が素材を製造又は加工し、製品を販売しております。 ○その他…………………当社が不動産賃貸の事業を行っております。また、連結子会社日本カーボンエンジニアリング㈱は、産業機械製造及び修理の事業を行っております。 事業の系統図は次のとおりです。
経営方針・対処すべき課題1,219字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社は、わが国の炭素工業の草分け的存在として、1915年の設立以来カーボンの優れた特性を活かした多種多様な製品を生み出し、社会に送り出してまいりました。常に「わが国炭素工業分野のパイオニアとして、人と社会に貢献する企業であり続ける」ことを企業理念として、安定的な業績基盤を確立し、技術で社会に貢献する会社として限りない挑戦を今後も続けてまいる所存であります。常に時代のニーズに合った新製品の開発と、厳しい品質へのこだわり、環境への配慮に重点を置いた製品の供給とともに、国際競争力のあるコストの実現と、それを可能にする優れた人材の育成を推進しております。 (2) 目標とする経営指標、中長期的な会社の経営戦略、会社の対処すべき課題 中期経営方針「GO BEYOND 2030」において、当社グループは、様々な社会課題の顕在化が想定される2030年を最終年度と定め、当社の経営理念である「愛と科学の社会を目指す、夢と技術のある会社」のもと、企業の持続的成長とサステナブルな社会の実現を目指すことを重要課題としております。事業につきましては、為替リスクや各国の政策による世界経済の変動などが懸念されるものの、売上拡大を目指し、収益力の強化に努めてまいります。また、GHG排出量の削減など、カーボンニュートラル社会の実現へ貢献してまいります。 <中期経営方針「GO BEYOND 2030~収益性向上とサステナビリティ経営の両立~」> (ア)収益性の向上 製品   基本方針および具体的施策 ファインカーボン関連製品   ・国内および海外でのシェア拡大・積極的な経営資源の投入と製造コスト削減の実施 電極材関連製品   ・需要に応じた最適生産体制の確立・徹底的なコスト削減の実施・電極の販路見直し 炭化けい素関連製品   ・需要増加に対応するための人材確保および安全操業の実現 新規事業   ・パワー半導体関連製品の事業化・カーボンニュートラルに係る事業の創出 (イ)サステナビリティ経営の推進 項目   基本方針および具体的施策 カーボンニュートラルへの貢献   ・GHG排出量削減の実現・当社グループ製品を通じてのカーボンニュートラル社会の実現 人材確保および育成   ・社員のエンゲージメント向上に向けた取り組みの推進・多様な人材が活躍できる企業風土の醸成 (ウ)株主還元の強化 項目   基本方針および具体的施策 安定配当政策   ・事業利益の安定的な配当原資としての活用と収益性の向上 機動的な株主還元   ・業績、財務状況および経営環境を勘案し、機動的に株主還元を検討
事業等のリスク1,354字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 為替変動リスク 当社グループの海外売上高比率は、前連結会計年度が47.9%、当連結会計年度が43.1%となっており、その大部分が外貨建取引であります。当社グループでは、為替予約取引や通貨スワップ取引により、為替変動リスクの経営成績に与える影響を極力軽減するよう努力しておりますが、当該リスクを完全にヘッジできるものではなく、急速な為替相場の変動があれば、経営成績および財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (2)市場環境変動リスク 需給バランスの変動によって生じる市場競争の激化による販売数量変動や販売価格変動、革新的な技術出現による製品性能の劇的な変化等が、当社グループの経営成績および財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (3) 特定原材料調達リスク 当社グループは、安定的な原材料確保と最適な価格の維持に努めております。しかしながら、原油価格の高騰や原材料メーカーの生産体制などにより、原材料の需給が逼迫した場合、顧客への製品提供が不可能となり、経営成績および財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (4) 人員確保、人材育成リスク 当社グループの生産体制は国内に集中しております。国内における人材不足は深刻化しており、中長期的な採用困難な状況の継続や離職による人員不足およびこれに伴う人材育成の遅れ等が、当社グループの経営成績および財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (5) 法的規制等 当社グループは、事業を遂行していくうえで、国内外におけるさまざまな法的規制等を受けております。法令遵守を基本として事業活動を行っておりますが、関係法令等の変更や規制が強化された場合、その対応のため人的・物的資源の投入が必要になり、経営成績および財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (6) 自然災害リスク 当社グループの生産拠点や事業所を含む地域で、大地震や大規模な自然災害が発生し、建物および生産設備、出荷前の製品等の損傷並びに従業員への被害、原材料や電力等の供給不足等、不測の事態が生じた場合、当社グループの経営成績および財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (7) 感染症リスク 新たな感染症の世界的な拡大により、生産、物流をはじめとした市場経済活動への深刻な影響が生じた場合、当社グループの経営成績および財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (8) 情報セキュリティについて 当社グループは、事業活動に関わる情報を財産と考え、継続的に情報セキュリティ体制の構築・強化を図っております。しかしながら、想定を超えるサイバー攻撃やその他の不測の事態による情報セキュリティ事故、地震等の自然災害の発生による情報システムの停止または一時的な混乱に伴う事業への影響が発生した場合、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,309字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (経営成績等の状況の概要) 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 (1) 経営成績の状況 当連結会計年度における世界経済は、米国の通商政策の転換等を背景に成長が鈍化し、対米輸出関連企業の事業活動にも一部に停滞感が見られました。 このような事業環境の中、当社グループは、2025年度を初年度とする中期経営方針「GO BEYOND 2030」に基づき、「収益性の向上」「サステナビリティ経営の推進」および「株主還元の強化」を重点課題に掲げ、諸施策を推進してまいりました。 この結果、当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度比0.6%減の377億3千5百万円(単体は前期比9.8%減の210億8千7百万円)となりました。損益面につきましては、経常利益は、前連結会計年度比23.7%減の51億3百万円(単体は前期比30.2%減の28億6千2百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度比18.4%増の48億3千万円(単体は前期比25.8%増の38億7千7百万円の当期純利益)となりました。 セグメント別の業績は次のとおりであります。 [炭素製品関連] ファインカーボン関連製品につきましては、成長が期待されたパワー半導体の失速等により低迷し、売上高は減少しました。他方、電極材関連製品につきましては、米国関税の影響はありましたが、北米向けを中心とする人造黒鉛電極の輸出増により、売上高は増加しました。 この結果、売上高は323億9千7百万円(前連結会計年度比5.7%減)、営業利益は29億9千万円(前連結会計年度比42.5%減)と減収減益になりました。 [炭化けい素製品関連] 炭化けい素連続繊維製品につきましては、堅調な航空産業向け需要を取り込むため、最大限の生産能力による対応を図りました。 この結果、売上高は41億2千8百万円(前連結会計年度比52.9%増)、営業利益は14億7千9百万円(前連結会計年度比72.9%増)と増収増益となりました。 [その他] その他の事業につきましては、産業用機械において資材価格やエネルギー価格が高止まりする中、製造コストの削減と売価是正に努め、収益性の改善を図りました。 この結果、売上高は12億9百万円(前連結会計年度比36.7%増)、営業利益は3億3千万円(前連結会計年度比35.6%増)と増収増益となりました。 (2) キャッシュ・フローの状況 現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は、前連結会計年度末残高に比べ28億8千1百万円増加し、150億3千5百万円(前期は121億5千4百万円)となりました。なお、各活動におけるキャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、法人税等の支払額18億9千8百万円がありましたが、税金等調整前当期純利益78億2千9百万円、減価償却費35億3千4百万円等により、63億1千9百万円の収入(前期は52億3千4百万円の収入)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の売却による収入37億1千6百万円がありましたが、有形固定資産の取得による支出55億1百万円により21億9千8百万円の支出(前期は55億4千6百万円の支出)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の増加額12億円がありましたが、配当金の支払額22億6百万円により、12億6千5百万円の支出(前期は19億8千5百万円の支出)となりました。 (生産、受注及び販売の実績) (1) 生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(百万円)   前期比(%) 炭素製品関連   28,490   89.5 炭化けい素製品関連   3,873   132.3 その他   1,209   136.6 合計   33,573   94.2 (注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。 2 金額は、販売価格によるものであります。 (2) 受注実績 当社グループの製品中化成品の一部を除いて大部分が見込生産であり、毎月の受注高はおおよそ同月の販売高に相当しております。 (3) 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前期比(%) 炭素製品関連   32,397   94.3 炭化けい素製品関連   4,128   152.9 その他   1,209   136.7 合計   37,735   99.4 (注)  セグメント間取引については、相殺消去しております。 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容) 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 重要な会計方針、重要な見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成しております。その作成にあたっての重要な会計方針・見積り及び見積りに用いた仮定は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」および「重要な会計上の見積り」に記載のとおりであります。 (2) 経営成績の分析 当連結会計年度の連結経営成績については、電極材関連製品は米国関税の影響を受けながらも北米向けを中心に売上高が増加しましたが、ファインカーボン関連製品はパワー半導体の失速もあり低調に推移したこと等により、前連結会計年度比0.6%減の377億3千5百万円(単体は前期比9.8%減の210億8千7百万円)となりました。 売上原価は、前連結会計年度に比べ10億5百万円増加し、274億7千7百万円となり、原価率は72.8%と前連結会計年度に比べ3.1ポイントの増加となりました。 販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ2億8千2百万円増加し、54億4千8百万円となりました。この結果、営業利益は、前連結会計年度に比べ15億9百万円減少し、48億9百万円となりました。 営業外損益は、受取配当金の増加および為替差益の増加等はありましたが、休止設備関連費用の増加、持分法による投資利益の減少並びに支払利息の増加等により、前連結会計年度に比べ7千9百万円減少し、2億9千3百万円の利益(純額)となりました。この結果、経常利益は前連結会計年度に比べ15億8千9百万円減少し、51億3百万円となりました。 特別利益については、投資有価証券売却益35億3千万円、特別損失については、火災損失8億3百万円を計上いたしました。この結果、税金等調整前当期純利益は78億2千9百万円となり、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度に比べ7億5千2百万円増加し48億3千万円となりました。 (3) 財政状態の分析 当連結会計年度末における資産合計は、856億7百万円となり、前連結会計年度末に比べ32億5千8百万円の増加となりました。流動資産は、現金及び預金の増加28億8千1百万円等により、前連結会計年度末に比べ27億6千2百万円増加し、490億8千2百万円となりました。固定資産は、投資有価証券の減少2億3千4百万円がありましたが、設備投資による有形固定資産の増加3億8千6百万円等により、前連結会計年度末に比べ4億9千6百万円増加し、365億2千5百万円となりました。 当連結会計年度末における負債合計は220億円となり、前連結会計年度末に比べ4億7千万円の増加となりました。流動負債は、設備関係の支払い等によるその他の減少15億4千6百万円、仕入債務の減少5億8千4百万円等がありましたが、短期借入金の増加11億3千4百万円、未払法人税等の増加7億2千2百万円、未払費用の増加2億1千3百万円等により、前連結会計年度末に比べ1億円増加し、186億3千9百万円となりました。固定負債は、繰延税金負債の減少4億4千6百万円がありましたが、火災損失引当金の増加7億6千8百万円等により、前連結会計年度末に比べ3億6千9百万円増加し、33億6千万円となりました。 当連結会計年度末における純資産合計は、配当の支払22億1千1百万円、その他有価証券評価差額金の減少8億9千8百万円がありましたが、親会社株主に帰属する当期純利益48億3千万円等により、前連結会計年度末と比べ27億8千8百万円増加し、636億7百万円となりました。 (4) 資本の財源及び資金の流動性についての分析 ① キャッシュ・フロー キャッシュ・フローについては、「4「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」(経営成績等の状況の概要)(2) キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりになります。 ② 資金需要 当社グループの資金需要は、主に運転資金需要と設備資金需要になります。 運転資金需要につきましては、生産活動に必要な原材料、外注費及び人件費等の製造費用、販売における製品の運送費・包装費、手数料等の販売費のための運転資金が主な内容となります。設備資金需要につきましては、生産性の向上を目的とした設備改善及び既存設備の修繕・更新への投資が主な内容となります。 ③ 財務政策 当社グループは運転資金、設備資金について、営業キャッシュ・フローで獲得した資金の投入と金融機関からの借入金の調達を行っております。 また、余剰資金の活用について、将来の事業戦略や経営基盤強化のための資金需要に配慮し内部留保を確保しつつ、長期的かつ安定的な利益配分を実施することを基本方針としております。 中期経営方針として掲げている炭素繊維製品の事業拡大、新規事業等に必要な投資を行ってまいります。 (5) 経営成績に重要な影響を与える要因について 「3.事業等のリスク」に記載のとおりであります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

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