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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

アジアパイルホールディングス

ASIA PILE HOLDINGS CORPORATION5288 · Prime · ガラス・土石製品

基礎工事専門の総合建設会社。コンクリート杭・鋼管杭・場所打ち杭など多様な杭基礎工事を国内・海外で展開。

概要

アジアパイルホールディングス株式会社は、基礎杭工事を中核事業とする持株会社である。2005年4月にジオトップと大同コンクリート工業が共同で株式移転により設立し、大阪証券取引所市場第二部に上場。子会社のジャパンパイル株式会社を中心に、日本国内でコンクリート杭・鋼管杭・場所打ち杭の製造・施工・販売を手掛ける。海外ではベトナムに展開し、Phan Vuグループを通じてコンクリート杭事業を営む。2026年3月期の連結売上高は1,160億円、従業員数は2,681人。東京証券取引所プライム市場(旧第一部)に上場している。

国内事業と海外事業の二本柱

事業セグメントは国内事業と海外事業に区分される。国内事業は子会社ジャパンパイル㈱が中核となり、ゼネコンや商社から基礎工事を請け負い、コンクリート杭・鋼管杭・場所打ち杭の製造・施工・販売を一貫して手掛ける。国内唯一の総合基礎建設会社として、すべての杭種に対応する設計・施工能力を持つ。2026年3月期の国内事業売上高は949億円で、営業利益94億円を計上した。海外事業はベトナムが主力で、Phan Vu Investment Corporationが現地の施主から工事を受注し、7つの製造子会社からコンクリート杭を調達して施工・販売する。2026年3月期の海外事業売上高は210億円、営業利益14億円と黒字化を達成している。

四つの製品カテゴリーで構成される杭基礎

製品はコンクリート杭、鋼管杭、場所打ち杭、そして継手金具の四つに大別される。コンクリート杭は工場であらかじめ製造されるプレキャスト製品で、主にPHC杭(遠心力高強度コンクリート杭)が用いられる。鋼管杭は鋼管メーカーから仕入れて現場に打設する。場所打ち杭は現場で掘削後、鉄筋籠を挿入しコンクリートを打設して造成する工法で、大口径・大深度の条件に適する。継手金具はシントク工業㈱が製造し、コンクリート杭同士を接続するための金物やコンクリート二次製品付属金物を供給する。このフルラインナップにより、地盤条件や荷重に応じた最適な基礎設計をワンストップで提供している。

グループ企業の機能分担と持株会社体制

グループは持株会社である当社の下に22の連結子会社と8の関連会社で構成される。国内では、ジャパンパイル㈱が製造・施工・販売の中心となり、ジャパンパイル基礎工業㈱が施工を、ジャパンパイル富士コン㈱とジャパンパイル関東北販売㈱が施工・販売を分担する。シントク工業㈱は継手金具の製造を担当し、ジャパンパイル建設㈱はコンクリート杭の原材料販売を行う。海外ではベトナムのPhan Vu Investment Corporationが統括会社として機能し、7つの製造子会社がコンクリート杭を生産。2015年10月に吸収分割で持株会社体制へ移行し、事業会社と統括機能を分離したことで、グループ全体の戦略策定と資源配分を効率化している。

売上高1,000億円超を達成した成長軌道

連結売上高は2013年3月期の525億円から順調に拡大し、2026年3月期には1,160億円に達した。中期経営計画「新5か年計画」(2024年度~2028年度)では「基礎建設業界を代表し、高い専門性を有するリーディングカンパニー」を掲げ、大径・大規模工事へのシフトと海外市場開拓を推進している。営業利益は2026年3月期に108億円と前期比151%増、親会社株主に帰属する当期純利益は75億円と223%増となり、収益性が急改善した。自己資本当期純利益率(ROE)を重要な経営指標と位置づけ、品質向上と効率化による安定した経営基盤の確立を目指している。

業界の中での役割は建設/基礎工事サプライヤーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,160億円
営業利益
109億円
営業利益率
9.4%
純利益
76億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
国内事業949億円81.8%95億円10.0%
海外事業211億円18.2%14億円6.6%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01国内事業主力

国内でコンクリート杭、鋼管杭、場所打ち杭の基礎工事を、ゼネコンや商社等から請け負い、製造・施工・販売。付帯して継手金具等も製造販売。

主な製品・サービス4
コンクリート杭
プレキャストコンクリート製の杭。工場で製造し、現場で打ち込む基礎杭。
鋼管杭
鋼管を使用した杭。メーカーから仕入れ、施工・販売。
場所打ち杭
現場で掘削し、鉄筋コンクリートを打設して杭を造成する工法。
継手金具
コンクリート杭同士を接続するための金具。コンクリート二次製品付属金物も含む。

02海外事業準主力

ベトナムにおいてコンクリート杭の基礎工事を展開。子会社が製造・施工・販売を担当。

主な製品・サービス1
コンクリート杭(海外)
ベトナムでのコンクリート杭の製造・施工・販売。

製品と技術

コンクリート杭:工場生産による高品質プレキャスト杭

主要製品はプレキャストコンクリート杭であり、ジャパンパイル㈱の工場で遠心力成形と蒸気養生により製造される。代表的な製品はPHC杭(プレストレスト高強度コンクリート杭)で、高い支持力と均一な品質が特徴。現場では油圧ハンマーやバイブロハンマーを用いて打設する。コンクリート杭は建築物や橋梁、擁壁などの基礎に広く用いられ、直径は300mmから1,200mmまで多様なサイズをそろえる。グループは2026年3月期に国内で約25,416百万円のコンクリート杭を生産したが、前期比101.5%と微増に留まった。一方、ベトナムでは製造子会社が現地の需要に応じて生産し、海外売上の大半を占める。

鋼管杭と場所打ち杭:現場条件に柔軟に対応

鋼管杭はメーカーから鋼管を仕入れ、現場で溶接接合しながら打設する工法で、軟弱地盤や大深度の条件に適する。場所打ち杭はリバースサーキュレーションドリルやアースドリルで掘削孔を形成し、鉄筋籠を挿入後、トレミー管でコンクリートを打設する。いずれもジャパンパイル㈱およびジャパンパイル基礎工業㈱が施工を担当。鋼管杭と場所打ち杭はコンクリート杭では対応しにくい大口径・大深度の条件に強みを持ち、2026年3月期の国内受注高は合計で991億円と前期比17.6%増加した。両者は単独でも組み合わせても採用され、グループは「すべての杭種」を扱う強みを活かして最適提案を行っている。

継手金具と付属金物:施工品質を支える部材

シントク工業㈱が製造する継手金具は、コンクリート杭の端部に取り付けて杭同士を強固に接合する機械式継手である。これにより現場溶接が不要となり、施工速度の向上と品質の安定化に寄与する。同社は継手金具のほか、コンクリート二次製品付属金物(例えば、マンホール用金物や側溝用金具など)も生産し、ジャパンパイル㈱や他社に供給している。グループはこれらの部材も含めて基礎工事全体を一貫提供することで、品質管理とコスト削減を実現。また、Hyper-MEGA工法、BASIC工法、MAGNUM-BASIC工法といった独自の施工技術は継手金具の性能と組み合わせて支持力を高めており、国土交通大臣の認定を取得した工法はグループの技術力を象徴している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

同業の企業

土木・海洋・専門工事の時価総額近傍。太字がアジアパイルホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
11945東京エネシス681億円15.9倍
29755応用地質676億円18.7倍
31982日比谷総合設備646億円14.7倍
41938日本リーテック623億円11.1倍
59991ジェコス592億円10.1倍
65288アジアパイルホールディングス578億円7.6倍
71898世紀東急工業558億円11.7倍
86289技研製作所517億円27.4倍
96718アイホン503億円18.9倍
101929日特建設499億円12.0倍
111786オリエンタル白石489億円13.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(土木・海洋・専門工事)に従っています。

会社の歴史

沿革 35件

2005年:ジオトップと大同コンクリート工業による株式移転設立

2005年4月、コンクリート杭業界の大手2社である株式会社ジオトップと大同コンクリート工業株式会社が共同で株式移転を実施し、アジアパイルホールディングスの前身であるジャパンパイル株式会社を設立した。同時に、普通株式を大阪証券取引所市場第二部に上場。この設立は両社の経営統合を目的とし、製造・施工・販売の一体化を図る第一歩となった。同年7月には東洋高圧㈱及び南国殖産㈱との共同出資でJPプロダクツ鹿児島を設立し、九州地区の生産拠点を確保。10月には株式交換でヨーコン㈱を完全子会社化し、グループの規模拡大を加速させた。

2006~2007年:製造統合と初の大臣認定取得

2006年4月、子会社3社(ジオトップ、大同コンクリート工業、ヨーコン)が共同新設分割によりジャパンパイル製造株式会社を設立し、製品製造事業を一本化した。これにより工場の稼働効率が向上。同年5月には日本コンクリート工業㈱と共同開発した「Hyper-MEGA工法」が国土交通大臣の認定を取得し、差別化技術の基盤を築いた。2007年4月には100%子会社のジオトップ、大同コンクリート工業、ヨーコンを吸収合併し、グループ組織を再編。また、富士コン㈱との合弁でジャパンパイル富士コン㈱を設立し、販売網を強化した。同年2月には水谷建設工業㈱との業務提携も締結している。

2008~2010年:東京証券取引所上場と海外進出の準備

2008年2月、基礎工業㈱を完全子会社化し、場所打ち杭の施工能力を補強。7月には丸五基礎工業㈱と場所打ち杭・鋼管杭事業での業務協力協定を結んだ。2009年2月、東京証券取引所市場第二部に上場し、資金調達力と知名度を向上。2010年2月には「BASIC工法」が国土交通大臣の認定を取得し、新たな工法メニューを追加。同月、ホッコン㈱との合弁でホッコンJP㈱を設立。同年7月、ベトナムのPhan Vu Investment Corporationに出資し、海外事業への第一歩を踏み出した。この出資は後に持分法適用関連会社を経て子会社化へと発展する。

2011~2014年:ベトナム事業の拡大と子会社化

2011年4月、子会社のジャパンパイル製造㈱を吸収合併し、国内製造体制を再編。12月にはPhan Vu Investment Corporationへの出資比率を引き上げ、持分法適用関連会社化。2012年9月、同社との合弁でPhan Vu Quang Binh Concrete Company Limitedをベトナムに設立。2012年12月、東京証券取引所市場第一部に指定され、上場区分を向上。2013年12月、Phan Vu Investment Corporationを子会社化し、ベトナムでの経営権を獲得。さらに2014年10月にはVinaconex-Phan Vu Concrete Joint Stock Companyを子会社化し、ベトナム北部にも生産拠点を拡大した。

2015年:持株会社体制への移行と社名変更

2015年3月、持株会社体制への移行準備としてジャパンパイル分割準備㈱を設立。同月、ベトナムでPhuong Nam Centrifugal Concrete Joint Stock Companyを子会社化。6月にはミャンマーにVJP Co., Ltd.を設立し、東南アジアでの事業基盤を広げた(後に2025年6月に全株式売却)。10月、吸収分割により持株会社体制へ正式移行。会社名をジャパンパイル株式会社からアジアパイルホールディングス株式会社に変更し、国内事業を新設のジャパンパイル㈱(旧分割準備会社)に承継させた。この組織再編により、グループ全体の戦略立案と各事業会社の執行を分離する経営体制が確立した。

2016~2017年:国内再編と新工法の認定取得

2016年10月、「MAGNUM-BASIC工法」が国土交通大臣の認定を取得し、高い支持力を必要とする大型案件への対応力を強化。12月、JPプロダクツ鹿児島㈱を完全子会社化。2017年4月、ジャパンパイル㈱がJPプロダクツ鹿児島を吸収合併し、九州エリアの生産・施工体制を一元化。同年10月、群馬大同工業㈱との合弁でジャパンパイル関東北販売㈱を設立し、関東・東北地域の販売チャネルを拡充。2017年9月には本社を現在の東京都中央区日本橋箱崎町に移転。一連の再編により、国内事業の効率化と地域密着型営業が進んだ。

年表35件を開く

2000年代

  • 2005年4月創業株式会社ジオトップ及び大同コンクリート工業株式会社が共同で株式移転により当社を設立、普通株式を大阪証券取引所市場第二部に上場
  • 2005年7月創業東洋高圧株式会社及び南国殖産株式会社との共同出資により、JPプロダクツ鹿児島株式会社を設立
  • 2005年10月M&A株式交換によりヨーコン株式会社を完全子会社化
  • 2006年2月株式会社トーヨーアサノとコンクリートパイル事業に関する業務提携を締結
  • 2006年3月M&A全株式取得により株式会社千葉興産(ジャパンパイル基礎株式会社)を完全子会社化
  • 2006年4月創業株式会社ジオトップ、大同コンクリート工業株式会社並びにヨーコン株式会社が共同新設分割によりジャパンパイル製造株式会社を設立、製品製造事業を承継させる
  • 2006年5月日本コンクリート工業株式会社との共同開発による「Hyper-MEGA工法」に対して国土交通大臣より認定を取得
  • 2007年2月水谷建設工業株式会社とコンクリートパイル事業に関する業務提携を締結
  • 2007年4月M&A100%子会社の株式会社ジオトップ、大同コンクリート工業株式会社並びにヨーコン株式会社を吸収合併
  • 2007年4月創業富士コン株式会社との共同出資により、ジャパンパイル富士コン株式会社を設立
  • 2008年2月M&A全株式取得により基礎工業株式会社を完全子会社化
  • 2008年7月丸五基礎工業株式会社と場所打ち杭及び鋼管杭事業に関する業務協力協定を締結
  • 2008年8月本社を東京都中央区日本橋浜町に移転
  • 2009年2月上場東京証券取引所市場第二部に上場

2010年代

  • 2010年2月「BASIC工法」に対して国土交通大臣より認定を取得
  • 2010年2月創業株式会社ホッコンとの共同出資により、ホッコンJP株式会社を設立
  • 2010年5月上場大阪証券取引所市場第二部における上場を廃止
  • 2010年7月Phan Vu Investment Corporation(ベトナム)に対して出資し資本提携
  • 2011年4月M&A100%子会社のジャパンパイル製造株式会社を吸収合併
  • 2011年12月Phan Vu Investment Corporationに対する出資比率を引き上げ、持分法適用関連会社化
  • 2012年9月創業Phan Vu Investment Corporationとの共同出資により、Phan Vu Quang Binh Concrete Company Limited(ベトナム)を設立
  • 2012年12月東京証券取引所市場第一部に指定
  • 2013年10月M&A基礎工業株式会社がジャパンパイル基礎株式会社を吸収合併し、ジャパンパイル基礎工業株式会社に社名変更
  • 2013年12月M&APhan Vu Investment Corporationに対する出資比率を引き上げ、子会社化
  • 2014年10月M&AVinaconex-Phan Vu Concrete Joint Stock Company(Phan Vu Hai Duong Concrete Joint Stock Company)(ベトナム)を子会社化
  • 2015年3月創業持株会社体制への移行に先立ち、ジャパンパイル分割準備株式会社を設立
  • 2015年3月M&APhuong Nam Centrifugal Concrete Joint Stock Company(Phan Vu Long An Spun Piles Company Limited)(ベトナム)を子会社化
  • 2015年6月創業Myanmar V-Pile Co., Ltd.及びPhan Vu Investment Corporationとの共同出資により、VJP Co., Ltd.(ミャンマー)を設立(2025年6月付で全株式売却)
  • 2015年10月商号変更吸収分割により持株会社体制に移行し、ジャパンパイル株式会社からアジアパイルホールディングス株式会社に社名変更。同時に当社が営む一切の事業(ただし、海外事業及びグループ全体の運営に関する事業を除く。)を100%子会社であるジャパンパイル分割準備株式会社に承継させ、同社をジャパンパイル株式会社に社名変更。
  • 2016年10月「MAGNUM-BASIC工法」に対して国土交通大臣より認定を取得
  • 2016年12月M&A全株式取得によりJPプロダクツ鹿児島株式会社を完全子会社化
  • 2017年3月創業Phan Vu Investment CorporationがPhan Vu Infrastructure Construction Co., Ltd.(ベトナム)を設立
  • 2017年4月M&Aジャパンパイル株式会社がJPプロダクツ鹿児島株式会社を吸収合併
  • 2017年9月本社を現住所に移転
  • 2017年10月創業群馬大同工業株式会社との共同出資により、ジャパンパイル関東北販売株式会社を設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    全杭種でのトップシェア実現

    大径・大規模工事へのシフトなどビジネス変革による効率化を進め、マンパワー余力を創出することで既存事業の競争力を強化し、全杭種でのトップシェア達成を目指す。

  2. 02

    新分野マーケット開拓と海外展開

    国内での技術革新に加え、アセアン市場を中心に海外市場開拓を推進。現地パートナーとの連携や日本で培った技術力を活かし、事業領域を拡大する。

  3. 03

    ESG経営の推進

    気候変動対策、働きやすい職場の実現、ガバナンス体制強化の3つを柱にESG取り組みを推進。TCFD提言に基づく情報開示や人材育成、取締役会の独立性強化などを通じ持続的成長を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,681人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,027万円で、9期前と比べて+21.8%平均年齢は50.9歳、平均勤続年数は18.0年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月2,032
2018年3月2,360
2019年3月84347.912.93,008
2020年3月91252.418.32,890
2021年3月93852.817.52,961
2022年3月86251.220.32,867
2023年3月85356.615.72,683
2024年3月87552.620.32,667
2025年3月82649.917.92,523170
2026年3月1,02750.918.02,681407

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社20(国内 7 / 海外 13) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位7)
本社、工場他 — 東京都中央区他194億円
国内事業
ロンアン工場 — ベトナム タイニン省1,650百万円
海外事業
ハイズン工場 — ベトナム ハイフォン市860百万円
海外事業
ハータン工場 — ベトナム タイニン省750百万円
海外事業
本社 — ベトナム ホーチミン市437百万円
海外事業
クアンビン工場 — ベトナム クアンチ省345百万円
海外事業
本社 — 東京都中央区2百万円
国内事業
主な関係会社
  • 国内
    ジャパンパイル株式会社(注)2.4
    東京都中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    ジャパンパイル基礎工業株式会社
    東京都中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    ジャパンパイル富士コン株式会社
    富山県高岡市
    議決権70.0%
  • 国内
    ジャパンパイル関東北販売株式会社
    群馬県高崎市
    議決権60.0%
  • 国内
    ジャパンパイル建設株式会社
    東京都中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    シントク工業株式会社
    東京都港区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社高山基礎工業
    東京都中央区
    議決権100.0%
  • 海外
    Phan Vu Investment Corporation (注)2.5
    ベトナム ホーチミン市
    議決権69.2%
  • 海外
    Phan Vu Ha Nam Concrete Joint Stock Company (注)2.3
    ベトナム ニンビン省
    議決権51.0%
  • 海外
    Phan Vu Hai Duong Concrete Joint Stock Company(注)2
    ベトナム ハイフォン市
    議決権100.0%
  • 海外
    Phan Vu - Dong Nai Production Limited
    ベトナム ドンナイ省
    議決権100.0%
  • 海外
    Phan Vu Quang Binh Concrete Company Limited
    ベトナム クアンチ省
    議決権100.0%
残りのグループ会社8社を開く
  • Phan Vu Long An Spun Piles Company Limitedベトナム タイニン省100%
  • Phan Vu Investment General Services Joint Stock Companyベトナム クアンガイ省96%
  • Phan Vu Can Tho Concrete Limited Liability Companyベトナム カントー市100%
  • Phan Vu Production and Construction One Member Co., Ltd.ベトナム ホーチミン市100%
  • Phan Vu Infrastructure Construction Co., Ltd.(注)2ベトナム タイニン省100%
  • Phan Vu Precast Investment Joint Stock Companyベトナム タイニン省60%
  • Ca Mau Investment Renewable Power Joint Stock Companyベトナム カマウ省20%
  • Thu Duc - Long An Centrifugal Concrete Joint Stock Companyベトナム タイニン省46%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,160億円営業利益109億円前期と比べると増収増益で、売上が+15.1%、利益が+153.5%。

売上高
+15.1%
1,160億円
営業利益
+153.5%
109億円
純利益
+230.4%
76億円
営業利益率
9.4%
前期比 +5.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,200億円1,160億円
営業利益112億円109億円
純利益77億円76億円
1株あたり配当¥70¥70

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は300億円、営業利益は33億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+20.0%、営業利益は+73.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q2775
2024年1Q250197.613
2024年2Q244145.78
2024年3Q267176.411
2024年4Q2716
2025年2Q457173.712
2025年4Q551264.711
2026年2Q5395410.041
2026年4Q621558.935
2027年1Q3003311.026

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は525億円から1,160億円へ2.2倍に増えた。直近期の営業利益率は9.4%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
基礎工業株式会社がジャパンパイル基礎株式会社を吸収合併し、ジャパンパイル基礎工業株式会社に社名変更
2013年3月5252220
Vinaconex-Phan Vu Concrete Joint Stock Company(Phan Vu Hai Duong Concrete Joint Stock Company)(ベトナム)を子会社化
2014年3月6584227
持株会社体制への移行に先立ち、ジャパンパイル分割準備株式会社を設立
2015年3月6723724
全株式取得によりJPプロダクツ鹿児島株式会社を完全子会社化
2016年3月7212214
Phan Vu Investment CorporationがPhan Vu Infrastructure Construction Co., Ltd.(ベトナム)を設立
2017年3月7442416
2018年3月7803019
2019年3月8564832
2020年3月9324627
2021年3月8723124
2022年3月9322215
2023年3月1,1025841
2024年3月1,0326238
2025年3月1,00843394.323
2026年3月1,1601091099.476

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,160億円のうち、営業利益として残るのは109億円9.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は76億円、売上の6.6%にあたる。営業利益率は業種中央値8.0%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金80.5%934億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金10.1%117億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益9.4%109億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
19.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.4pt
9.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.2pt
6.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+8.2pt
15.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
7.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
9.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが157億円、投資CFが−110億円で、差し引きのフリーCFは47億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は212億円で、売上の2.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月30−7−192365
2014年3月45−142031116
2015年3月42−31−2011107
2016年3月9−3927−30103
2017年3月23−25−12−288
2018年3月18−3020−1294
2019年3月32−32190113
2020年3月69−25−3644120
2021年3月73−45−228143
2022年3月36−27−119142
2023年3月75−492926198
2024年3月42−39−403163
2025年3月47−241123197
2026年3月157−110−3247212

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,057億円。このうち返さなくてよい自己資本が558億円で、自己資本比率は49.4%(業種中央値64.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月44315029333.8
2014年3月56423433039.4
2015年3月59726133641.2
2016年3月60427233241.6
2017年3月66728438339.7
2018年3月71229741539.1
2019年3月79535743840.8
2020年3月77137839344.3
2021年3月78239239046.2
2022年3月85840944943.5
2023年3月99245254041.6
2024年3月95249146147.2
2025年3月97449348147.0
2026年3月1,05755849949.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
256億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
337億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
74億円
在庫として抱えている分
負債合計
499億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
82
/ 100
安定性自己資本比率33 / 40
収益力営業利益率19 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

ガラス・土石製品 49社との比較

同じガラス・土石製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率49社中5位あたり、逆に低いのは自己資本比率49社中39位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
15.5%/中央値 7.3%
P25 5.5%P75 9.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
9.4%/中央値 8.0%
P25 6.1%P75 12.2%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
49.4%/中央値 64.4%
P25 50.0%P75 73.1%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
15.1%/中央値 4.1%
P25 -0.8%P75 8.9%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.6%/中央値 3.0%
P25 2.1%P75 3.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,518で、1年前と比べて+25.8%過去52週の値幅のなかでは61%の位置にある。

¥1,518-3.6%1ヶ月+1.2%1年+25.8%時価総額578億円
過去52週の値幅
安値¥1,147高値¥1,760

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)7.6倍
PER (会社予想)7.5倍
PBR1.07倍
配当利回り4.61%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近5日間は1455→1536→1502と乱高下。25日線(1504.96)を下回って推移し、週足ベースでは上値の重い展開。52週高値1760からは-14.7%の水準にあるが、出来高は7/17に21.3万株と直近10日平均を上回っており、売買が活発化。年初来高値からの調整継続中で、200日線(1413.37)がサポートとして機能するかが焦点。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERは7.54倍と業界平均17.62倍を大幅に下回り割安。ROEは15.5%と高く、PBR1.10倍は業界平均1.49倍を下回る。配当利回り3.58%は業界平均2.47%を上回るが、配当性向が102.5%と利益を超えており、持続可能性に懸念。収益性は良好だが、配当の持続性に注意。

指標この会社業種平均
PER (実績)7.6倍15.7倍
PER (予想)7.5倍
PBR1.07倍1.34倍
ROE15.5%4.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり70で、前期から+22.2%いまの株価に対する利回りは4.61%。増配か配当維持が4年続いている。

年間配当
¥70
1株あたり
配当利回り
4.61%
いまの株価に対して
配当性向
102.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
4年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月15116.9
2018年3月150.028.5
2019年3月2033.392.4
2020年3月200.077.7
2021年3月200.0190.0
2022年3月200.076.6
2023年3月3050.0102.5
2024年3月4033.397.3
2025年3月4512.595.4
2026年3月5522.2102.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥70

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ12,964人。区分でいちばん多いのは個人・その他27.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が48.2%を占め、残る51.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他30.732.328.327.731.727.9
金融機関34.232.733.233.827.427.7
事業法人22.923.322.521.620.420.5
外国法人11.010.313.814.916.919.8
証券会社1.21.42.12.03.54.0
外国人個人0.00.00.00.00.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)12.53
02太平洋セメント㈱6.58
03㈱日本カストディ銀行(信託口)4.79
04アジアパイルホールディングスグループ取引先持株会3.61
05㈱三井住友銀行3.33
06㈱みずほ銀行(常任代理人㈱日本カストディ銀行)3.16
07MSIP CLIENT SECURITIES (常任代理人モルガン・スタンレーMUFG証券㈱)2.45
08BBH BOSTON FOR NOMURA JAPAN SMALLER CAPITALIZATION FUND 620065 (常任代理人㈱みずほ銀行決済営業部)2.14
09丸大産業㈱1.98
10BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG(FE-AC)(常任代理人㈱三菱UFJ銀行)1.66

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近3
  • 2026-07-23
    ノムラ インターナショナル ピーエルシー(NOMURA INTERNATIONAL PLC)
    新規の大量保有報告
    1.41%
    -1.02pt
  • 2026-06-12
    ノムラ インターナショナル ピーエルシー(NOMURA INTERNATIONAL PLC)
    新規の大量保有報告
    2.43%
    +2.32pt
  • 2026-05-21
    ノムラ インターナショナル ピーエルシー(NOMURA INTERNATIONAL PLC)
    新規の大量保有報告
    0.11%
    -7.01pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+163%、1株純資産は14期で+166%。直近期のROEは15.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月7651515.18.014.9
2014年3月8764314.39.714.3
2015年3月6971310.29.918.3
2016年3月417285.89.842.6
2017年3月477686.312.9116.9
2018年3月558077.011.928.5
2019年3月8885110.56.992.4
2020年3月718988.15.677.7
2021年3月649496.98.3190.0
2022年3月399794.110.976.6
2023年3月1081,08410.56.8102.5
2024年3月1001,1818.98.797.3
2025年3月621,2015.214.995.4
2026年3月1991,37015.56.9102.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

14名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は14名。2026/3期の役員報酬は総額173百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
黒瀬晃代表取締役会長79210,000
黒瀬修介代表取締役社長 最高執行役員 管理担当 兼 内部統制担当6933,000
大越正彦取締役 執行役員 国内事業推進副担当7047,000
奥山和則取締役 執行役員 国際事業推進担当695,000
武藤博之取締役 執行役員 国内事業推進担当6121,000
Phan Khac Long取締役64
渡邊顯取締役7925,000
樺澤敏弘取締役7211,000
上田耕平取締役742,000
大谷和子取締役62
五十嵐久枝取締役61
道券宏之常任監査役(常勤)68
残りの役員2名を開く
氏名役職年齢
太田邦正監査役77
谷上和範監査役70

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)71161012618
社外取締役746467
監査役1111

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,003字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は当社(アジアパイルホールディングス㈱)、子会社22社及び関連会社8社により構成されており、基礎工事関連事業を営んでおります。当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 なお、次の2区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。 また、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 (1)国内事業 ① コンクリート杭 ジャパンパイル㈱がゼネコンや商社及び代理店等から基礎工事を請け負って製造・施工・販売するほか、子会社のジャパンパイル基礎工業㈱が施工、ジャパンパイル富士コン㈱及びジャパンパイル関東北販売㈱が施工・販売を行っております。上記に付随してジャパンパイル建設㈱は、ジャパンパイル㈱に対してコンクリート杭の原材料の販売を行っております。また、ジャパンパイル㈱は同業他社との間でOEM製品を委託または受託し、仕入または販売を行うことがあります。 ② 鋼管杭 ジャパンパイル㈱がメーカーから商社経由で鋼管杭を仕入れて施工・販売するほか、ジャパンパイル基礎工業㈱が施工を行っております。 ③ 場所打ち杭 ジャパンパイル㈱及び㈱高山基礎工業がゼネコン等から材料の支給を受けて施工・販売するほか、ジャパンパイル基礎工業㈱が施工を行っております。 ④ その他 シントク工業㈱がジャパンパイル㈱及び同業他社に対してコンクリート杭の継手金具の製造・販売を、また、コンクリート二次製品付属金物の製造・販売を行っております。 (2)海外事業 ① コンクリート杭 ベトナムにおいては、Phan Vu Investment Corporationが施主等から基礎工事を請け負い、製造子会社7社に対して原材料の販売を行う一方でコンクリート杭を仕入れて施工・販売、または、製造子会社が顧客へ直接コンクリート杭を販売するほか、子会社1社が施工を行っております。 以上の概要を事業系統図によって示すと、次のとおりとなります。 (注) 無印:連結子会社 ※:関連会社で持分法適用会社
経営方針・対処すべき課題1,582字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)企業理念、経営戦略、経営方針 当社は、「1.世界に通じる基礎を造る 2.進歩の原点は現場にあり 3.仕事を天職として社会に尽くす」を企業理念とし、総合基礎建設業として社会に貢献してまいります。この企業理念の下、当社は基礎建設の事業を日本国内市場からアセアン市場に拡大するため、持株会社体制を採用し、アセアン各国の基礎資材の製造及び建設を事業とする企業と連携し、アセアン市場と日本市場を一体化して基礎建設事業の推進を図ってまいります。 (2)経営環境 国内の主たる事業会社であるジャパンパイル㈱は、コンクリート杭の製造・施工に加え、鋼管杭並びに場所打ち杭による杭基礎工事全般を手掛ける国内唯一の総合基礎建設会社であります。業界屈指の設計部門と施工部門を擁し、お客様の多種多様なニーズに応じて杭基礎工事のすべての分野から最適な設計提案を行うとともに、独自の施工マニュアルに基づいて高品質の施工を実施しております。海外においては、現地パートナー企業の生産能力や営業力、日本で培ってきた建設基礎の高度な技術力を活かして他社との差別化を図っております。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、品質の向上と効率化により施工及び生産体制の強化を実現し、安定した経営基盤の確立を図ることの連結経営指標として、営業利益、自己資本当期純利益率(ROE)を重視しております。また、中期経営計画(2024年4月~2029年3月)「新5か年計画」において、当社の目指す姿と基本方針として「基礎建設業界を代表し、高い専門性を有するリーディングカンパニー」を掲げ、事業戦略とサステナビリティ戦略を策定しております。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、中期経営計画(2024年度~2028年度)「新5か年計画」において、当社グループの目指す姿と基本方針として、「基礎建設業界を代表し、高い専門性を有するリーディングカンパニー」を掲げ、事業戦略とサステナビリティ戦略を策定し以下のとおり中長期的に取り組んでまいります。 ① 事業戦略 大径・大規模工事へのシフトなど、ビジネス変革を実現するための最適かつ最短ルートの効率化を進め、マンパワー余力を創出することで、既存事業の競争力を強化し全杭種でのトップシェア実現や新分野マーケット開拓に向けた体制を整備してまいります。また、事業領域拡大に向け、国内での技術革新を進めると同時に、海外市場開拓に向けグループ全体の技術力向上に努めてまいります。 ② サステナビリティ戦略 「気候変動への取組」、「働きやすい職場の実現」、「ガバナンス体制の一層の充実」などのESGの取組を推進し、持続的に成長できる経営基盤の構築を進めてまいります。 「気候変動への取組」については、経営上の重要課題の一つとして認識し、各種環境対策を実行するとともに、TCFD提言に基づく情報開示に向けて更なる取組を進めてまいります。 「働きやすい職場の実現」については、長期的視野に立ったグループの人材育成、人材増強に取り組んでまいります。また、性別・国籍・年齢等にかかわらず誰にとっても働きやすい職場(健康で安心できる働きやすい会社)であるよう多様性の確保に努めてまいります。 「ガバナンス体制の一層の充実」については、指名・報酬諮問委員会を設置(2024年6月)し、取締役会の機能の独立性・客観性と説明責任を強化し、コーポレートガバナンス体制の一層の充実を図ってまいります。
事業等のリスク3,667字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、その発生を未然に防ぎ、万が一発生した場合でも適切に対処するよう努める方針であります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、当社グループの投資に関連するリスクを全て網羅するものではありません。 (1)当社グループの再編等について 当社グループは、2010年7月にベトナム最大のコンクリートパイル製造・施工会社であるPhan Vu Investment Corporationと資本提携及び業務提携を締結、持分法適用関連会社化を経て2013年12月には子会社化、2015年6月にはミャンマーにおいてVJP Co., Ltd.を共同出資で設立、2025年6月に解消するなど、当社グループの競争力を強化するため、同業他社との提携や同業他社への資本参加等を積極的に推進しております。また、2015年10月には国内外での更なる積極的な事業展開を見据えて各国に事業子会社を配置する持株会社体制に移行しております。当社は、今後も引き続き、成長著しいアセアン地域における基礎建設関連事業を推進するため、こうしたグループ拡大策を検討し取り組んでいく方針ですが、当社が期待する効果が実現する保証はありません。 (2)製品・工法開発について 当社グループは、他社との差別化を図り付加価値を高めるため、永年にわたり技術やノウハウを蓄積してまいりました。また、総合基礎建設業として地域・環境面への社会に貢献するという企業行動基準から、優秀な技術者の育成や杭材及び杭施工法の開発に力を注いでまいりました。これらの製品や施工法の開発及び公的な評定取得や国土交通省の認定取得には多くの時間とコストを必要としますが、これらの投資が常に迅速に回収される保証はありません。 また、当社グループは製品・工法開発にあたり知的財産(商標権、特許権、意匠権等)の調査を行い、他者の権利に抵触する製品・工法開発を避ける努力をしております。しかしながら他者が知的財産の申請を行ってから公表されるまでに一定の時間を要することや、権利が確定するまでに時間がかかることがあり、当社グループが開発し製造・販売した製品や工法が他者の知的財産に抵触する可能性を排除することができません。その場合、他者から営業権や知的財産権の侵害と損害賠償請求されることも想定され、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)業界の寡占状況について 当社グループが属するコンクリートパイル業界において、他社との差別化を図るためには、上記で述べたように優秀な技術者の育成のみならず、製品及び施工法の開発や認定工法を取得することの重要性が増しているものと認識しております。このため、これら多額の開発費負担を抑えるため、認定工法の供与やコンクリート杭の相互供給などが行われるものと考えられると同時に、これらの費用負担が可能な大手企業による再編と寡占化が進みつつあります。当社グループは、業界大手企業として、業界再編と寡占化の状況に対して必要な施策をとり主導的な役割を果たしていく方針でありますが、当該方針が実現する保証はありません。また、寡占化の進展に伴い、当社グループが想定する以上の価格競争が激化した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)原材料等の市況変動の影響について 当社グループは、プレストレスト高強度コンクリートパイルの製造・施工を主力業務としております。その原材料にはセメント、PC鋼棒等を使用しており、仕入先からの価格引き上げ要請により変動し、コストが上昇することもあります。当社グループといたしましては、随時市況価格を注視しながら価格交渉を行い仕入価格を抑制しつつ、原価上昇分を販売先へ転嫁する努力を行っておりますが、価格動向によっては製造原価及び工事原価高により当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)市場環境について 当社グループが扱うコンクリートパイルの製造・施工業務は、建築物の基礎工事に関連する事業であり、当然ながら建設投資の多寡が受注に影響します。当社グループは、同業他社と比較して相対的に公共投資関連事業への依存度は低いものと認識しておりますが、民間投資も含めた住宅投資や設備投資等の動向によっては受注が減少し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)法的規制について 当社グループの主たる事業は建設業に属しており、建設業法第3条第1項及び第2項により法的規制を受け、「建築基準法」に準拠するように求められております。主要な子会社であるジャパンパイル㈱は建設基礎杭の販売・施工にあたり、以下のとおり許認可及び登録をしております。 当社グループは、これらの許認可等を受けるための諸条件及び関係法令の遵守に努めており、現状において当該許認可等が取り消しとなる事由は発生しておりません。しかし、法令違反等によりその許認可等が取り消された場合には、当社グループの運営に支障をきたし、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、2007年6月に実施された建築確認制度の変更のように、これらの規制の改廃や新たな法的制度が設けられる場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 許認可等の名称   有効期限   取消事由等 建設業許可 (特定建設業許可)   土木工事業 (大臣許可第25777号)   2030年5月   建設業法第29条・第29条の2・第29条の4、第28条第3項及び第5項 とび・土工工事業 (大臣許可第25777号)   2030年5月 さらに、当社グループは、国内及びアセアン地域において基礎工事関連事業を行っており、国内においては上記の建設業関連の法令に加えて、会社法、金融商品取引法、環境関連法令、各種法令のほか、海外においては各国の法令・規制の適用を受けております。これらの法令遵守及び社会規範の遵守をグループの全役職員に浸透させるべく、企業行動基準を作成して徹底を図っておりますが、万が一、コンプライアンス違反が発生した場合、当社グループの社会的信用やブランドイメージの棄損により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7)施工物件の瑕疵について 当社グループは、日本全国及びアセアン地域において基礎工事を行っており、工事の際には十分な地盤調査、基礎設計、施工方法等の事前検討を行っておりますが、地盤は様々な土質で構成され、また予期せぬ障害物が現われることもあり、予見できない瑕疵によって施工品質の悪化や施工期間の延長が生じる可能性があります。瑕疵に伴う損害賠償請求等が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8)労災事故について 当社グループは、各地で多数の基礎工事を行っており、その作業現場は重機に囲まれた屋外作業が中心となっているため、他の産業に比べ重大な労災事故が発生する危険性が高いものと認識しております。当社グループとしては、現場の安全教育の徹底や定期的なパトロールの実施等により事故の発生防止に全力を挙げております。また、事故が発生した場合の金銭的な損失に備え、各種損害保険に加入しておりますが、仮に死亡事故等の重大災害が発生した場合は、人的損失はもちろんのこと、それに伴う社会的信用の失墜、補償等を含む災害対策費用、工期の遅れによる収益の悪化等、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9)海外事業について 当社グループは、アセアン地域において関係会社を通じて基礎工事関連事業を展開しておりますが、関係会社が所在している国における政治・経済状況の変化、法律・税制の改正、外国通貨レートの変動の影響などによって、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (10)自然災害等について 当社グループは、国内及びアセアン地域において事務所、工場並びに施工現場を展開しており、風水害、地震、津波等の大規模自然災害の発生により、建物・設備や従業員への直接的な被害のほか、通信システム、原材料等の供給網の遮断等による間接的な被害を受ける可能性があります。また、新型コロナウイルス等感染症の蔓延により事業の中断や延期が発生する可能性もあります。このような自然災害や新型コロナウイルス等感染症の被害が発生した場合、被害復旧にかかる費用や中断・延期による損失が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,612字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、緩やかな回復傾向が続く中で個人消費や設備投資に持ち直しの動きが見られました。一方、物価高や人手不足等による経済活動への影響やイラン情勢緊迫化等の複合的リスク要因により、全体としては緩やかな回復基調の中に一層の不確実性を内包する展開となりました。 当社グループが事業展開しているベトナムでは、高い経済成長率を維持しており、国際的な生産拠点の一つとして一層の重要性を高めております。 当連結会計年度における各セグメントの概況は以下のとおりです。 a.国内事業 省力化・省人化投資やサプライチェーン再構築への投資等、先行きの建設需要は底堅いものの、建設費の高騰や労働力不足、働き方改革、工期長期化等の課題が重なり、ゼネコンサイドにおいて着工時期の設定等に慎重になる傾向が続いています。そのため、国内コンクリートパイル業界の全体出荷量は、前年同期比で0.2%の微減となりました。 こうした中、当社グループにおいては、工事の大型化が進む中で、一部の大型案件の着工遅延等の影響で、国内コンクリートパイル出荷量は前年同期比2.6%の減少となりました。一方で、当社グループはすべての基礎杭(コンクリートパイル、鋼管杭、場所打ち杭)を扱う優位性を生かした最適な基礎構築提案によるワンストップ営業を推進し、また、生産及び施工工程の平準化・効率化によるコスト削減に努めて参りました。こうした取り組みが、収益性の高い大径・大規模工事案件の受注確保及び着実な工事進捗に寄与し、着工遅延等による影響を最小限にとどめ、増収増益を実現しました。 結果、国内事業の売上高は949億65百万円(前期比14.4%増)、営業利益は94億60百万円(同96.3%増)となりました。 b.海外事業 ベトナムでは、政府による大規模なインフラ整備方針を背景に、現地の建設需要は旺盛に推移しております。これに伴い、大型案件の受注獲得が進むとともに、生産拠点の稼働率も向上した結果、事業収支は大きく改善しています。 結果、海外事業の売上高は210億54百万円(前期比17.8%増)、営業利益は14億16百万円(前年同期は営業損失5億19百万円)となりました。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は1,159億56百万円(前期比15.0%増)となりました。利益面では、営業利益108億83百万円(同151.1%増)、経常利益108億65百万円(同180.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は75億92百万円(同223.5%増)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は212億44百万円となり、前連結会計年度末より15億46百万円増加いたしました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動において得られた資金は、前年同期比109億91百万円増加し156億63百万円となりました。この要因は、法人税等の支払い19億11百万円などにより減少しましたが、税金等調整前当期純利益の計上109億91百万円、減価償却費の計上33億87百万円、売上債権の減少15億1百万円、契約負債の増加14億41百万円などにより増加したことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動において使用した資金は、前年同期比86億11百万円増加し110億16百万円となりました。この要因は、投資有価証券(政策保有株式)の売却による収入9億64百万円などにより増加しましたが、有形固定資産の取得による支出56億95百万円、定期預金の純増加38億8百万円などにより減少したことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動において使用した資金は、32億41百万円(前年同期は11億10百万円の収入)となりました。この要因は、短期借入金の純増加10億16百万円などにより増加しましたが、長期借入金の返済による支出20億94百万円、配当金の支払額17億80百万円などにより減少したことによるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度の生産実績は、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(百万円)   前年同期比(%) 国内事業   25,416   101.5 海外事業   11,525   105.1 合計   36,942   102.6 (注) 金額は、製造原価によっております。 b.受注実績 当連結会計年度の受注実績は、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前年同期比(%)   受注残高(百万円)   前年同期比(%) 国内事業   99,178   117.6   46,220   134.6 海外事業   27,921   122.3   10,869   132.5 合計   127,099   118.6   57,089   134.2 (注)1.受注金額には、工事代金が含まれております。 2.国内事業は主要な子会社であるジャパンパイル㈱の受注実績を記載しております。 3.国内事業における受注残高の算出については、工事完成基準における受注残高から工事進行基準及び原価回収基準による取込み額を控除しております。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績は、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前年同期比(%) 国内事業   94,902   114.4 海外事業   21,054   117.8 合計   115,956   115.0 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.販売金額には、工事代金が含まれております。 3.主要な販売先については、総販売実績に対する販売割合が10%以上の相手先はありませんので、記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態 (資産) 総資産は前連結会計年度末に比べ83億15百万円増加し、1,057億10百万円となりました。主な要因は、現金及び預金が54億95百万円、固定資産が合計で46億93百万円それぞれ増加したことによるものであります。 (負債) 負債は前連結会計年度末に比べ18億32百万円増加し、499億13百万円となりました。主な要因は、借入金が合計12億97百万円減少しましたが、契約負債が14億33百万円、未払法人税等が13億60百万円それぞれ増加したことによるものであります。 (純資産) 純資産については、利益剰余金は親会社株主に帰属する当期純利益の計上による増加75億92百万円、配当金の支払いによる減少17億71百万円などにより、58億23百万円増加しました。また、その他有価証券評価差額金の増加6億25百万円、為替換算調整勘定の増加5百万円、非支配株主持分の増加14百万円などの結果、純資産は前連結会計年度末に比べ64億83百万円増加し557億97百万円となりました。 b.経営成績 (営業損益) 当連結会計年度の売上高は、建設資材高騰、働き方改革等の課題があるものの、AI投資やサプライチェーン再構築への投資等の建設需要を取り込み、151億52百万円増加し1,159億56百万円(前期比15.0%増)となりました。 杭種別では、コンクリート杭は、国内コンクリートパイル業界の全体出荷量は前期比で0.2%の微減となりましたが、当社グループは、国内事業における大径・大規模案件の受注の確保及び着実な工事進捗、生産及び施工工程の平準化・効率化を進め、ワンストップ営業の推進、並びに海外事業における旺盛な建設需要の取り込みが寄与しました。その結果、コンクリート杭の売上高は前連結会計年度に比べ104億83百万円増加し965億88百万円(同12.2%増)となりました。また、鋼管杭・場所打ち杭は、大型案件や再開発案件を獲得することができ、鋼管杭は73億69百万円(同59.3%増)、場所打ち杭は97億85百万円(同24.0%増)と堅調となり、全体として前期比大幅な増収となりました。 利益面では、新工法「Smart-MAGNUM工法」の施工効率が向上したこと、原材料価格の高騰が続いたものの、お客様のご理解を得ながら価格転嫁が進み、付加価値の高い大径・大規模案件への施工ミックスの改善が奏功いたしました。加えて、前期に営業損失を計上した海外事業の稼働率が大幅に改善し、黒字転換したことが全体の利益を強力に牽引いたしました。売上原価は933億37百万円(同9.3%増)、売上総利益は226億19百万円(同46.6%増)と増益、売上総利益率は4.2ポイント改善し19.5%となりました。 販売費及び一般管理費につきましては、主に役職員の処遇改善にかかる費用が増加したことなどにより、前連結会計年度に比べ6億43百万円増加し、117億36百万円(同5.8%増)となりました。 これらにより、営業利益は前連結会計年度に比べ65億49百万円増加し、108億83百万円(同151.1%増)となりました。 (経常損益) 営業外損益は、為替差損が為替差益に、持分法投資損失が持分法投資利益に転じたことなどから、全体として改善いたしました。加えて、営業外収益は海外事業における受取利息の増加などにより前連結会計年度に比べ4億49百万円増加し7億90百万円(同132.3%増)となり、営業外費用は支払利息の増加などにより前連結会計年度に比べ5百万円増加し8億7百万円(同0.7%増)となりました。 これらにより、経常利益は前連結会計年度に比べ69億93百万円増加し、108億65百万円(同180.6%増)となりました。 (特別損益) 特別利益は、政策保有株式を売却したことによる投資有価証券売却益を6億61百万円計上いたしました。特別損失は、連結子会社であるジャパンパイル㈱の閉鎖工場の土地に係る土壌改良等の環境関連費用の支出に備えるために環境対策引当金繰入額を4億1百万円計上いたしました。 以上により、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度に比べ52億45百万円増加し、75億92百万円(同223.5%増)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの当連結会計年度におけるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益、減価償却費などの非資金項目に加え、営業活動に係る債権・債務及び税金等の加減算を行った結果、営業活動によるキャッシュ・フローは156億63百万円の獲得となり、投資活動によるキャッシュ・フローの減少110億16百万円を賄うことができました。投資活動による支出は主に工場投資関連及び施工機材の投資に伴うものです。財務活動によるキャッシュ・フローは、有利子負債の返済や配当金の支払等により、32億41百万円の支出となりました。 資金の流動性につきましては、財務の健全性の維持を前提として事業活動に必要な流動性を確保しております。 (契約債務) 2026年3月31日現在の契約債務の概要は以下のとおりであります。 年度別要支払額(百万円) 契約債務   合計   1年以内   1年超3年以内   3年超5年以内   5年超 短期借入金   10,567   10,567   -   -   - 長期借入金   5,214   1,901   2,363   885   63 リース債務   305   88   98   32   85 上記の表において、連結貸借対照表の流動負債に計上されている1年内返済予定の長期借入金は、長期借入金に含めております。 (財務政策) 当社グループは、運転資金及び設備資金につきましては、内部資金、借入または社債により資金調達することとしております。このうち、借入または社債による資金調達に関しましては、運転資金については短期借入金で、生産設備・施工機械などの長期資金は、長期借入金または社債で調達しております。 2026年3月31日現在、長期借入金の残高は1年内返済予定を含めて52億14百万円であります。また、連結子会社のジャパンパイル㈱においては、当連結会計年度末において、㈱三井住友銀行及び㈱みずほ銀行との間で合計40億円のコミットメントライン契約を締結しております(借入実行残高-百万円、借入未実行残高40億円)。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。 ④ 経営方針・経営戦略を判断するための客観的な指標等 当社グループは、品質の向上と効率化により施工及び生産体制の強化を実現し、安定した経営基盤の確立を図ることの経営指標として、営業利益、自己資本当期純利益率(ROE)を重視しております。当連結会計年度におけるROEは、5か年計画最終年度(2028年度)の目標値11.0%に対して15.5%となり、前連結会計年度に比べ10.3ポイント増加しました。 指標   前連結会計年度   当連結会計年度   増減 営業利益   4,333百万円   10,883百万円   6,549百万円増(151.1%増) 自己資本(A) (純資産-非支配株主持分)   45,730百万円   52,198百万円   6,468百万円増( 14.1%増) 親会社株主に帰属する当期純利益(B)   2,346百万円   7,592百万円   5,245百万円増(223.5%増) ROE(自己資本利益率) (B/A)   5.2%   15.5%   10.3pt ⑤ 次期の見通し 今後の見通しについては、我が国経済は、中東情勢の悪化とその長期化に伴い、今後も先行き不透明な状況が続くと思われます。 このような環境のもと、当社グループは中期経営計画(2024年度~2028年度)「新5か年計画」において、当社グループの目指す姿と基本方針として、「基礎建設業界を代表し、高い専門性を有するリーディングカンパニー」を掲げております。 国内事業では、大型物流施設・半導体関連工場・データセンター、都市部の大型再開発など、大企業の設備投資意欲は強い一方、建設コストの増加や労働力不足による工期長期化・着工遅延が続いています。当社グループは、すべての基礎杭(コンクリート杭、鋼管杭、場所打ち杭)の設計・製造・施工を一貫して提供し、それぞれの杭種の特性を最大限に生かした建物基礎構築をサポートし、ワンストップ営業を推進してまいります。 海外事業では、ベトナム経済の回復基調が一段と強まり、建設需要も急速に拡大していることから、生産設備の整備・増産体制の強化を図って参ります。また、国内事業と海外事業の有機的な融合を強め、国内外の人的資本を最大限に活用すると共に海外での一層の品質・技術力向上を目指してまいります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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