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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

meito

MEITO CO., LTD.2207 · Prime · 食料品

チョコレート・食品と、酵素・デキストランなどの化成品を両輪とするメーカー。

概要

名糖産業株式会社は1945年に富士製薬株式会社として創業し、1953年に菓子製造を開始した食品・化成品・不動産の三事業を営む企業である。2025年9月に株式会社meitoへ商号変更。本社は名古屋市西区。連結従業員639名、売上高は2026年3月期に291億円。東京・名古屋両証券取引所に上場(1959年名古屋、1961年東京)。食品事業が売上の約86%を占め、チョコレートや粉末飲料、冷菓などを手掛ける。化成品事業ではチーズ用凝乳酵素やMRI造影剤原料を世界市場に供給する。

食品・化成品・不動産の三事業体制

当社グループは食品事業、化成品事業、不動産事業の三つを報告セグメントとする。2026年3月期の連結売上高291億円のうち、食品事業が251億円(構成比86%)、化成品事業が35億円(12%)、不動産事業が残りを占める。食品事業ではチョコレート、粉末飲料、アイスクリーム、バウムクーヘン、芋菓子、キャンディなどを製造販売する。化成品事業ではチーズ用凝乳酵素レンネットやMRI造影剤原料デキストランマグネタイト、血漿増量剤デキストランなどを手掛ける。不動産事業は子会社プリンスゴルフによるゴルフ場経営と賃貸マンションなどの不動産賃貸から成る。

菓子・粉末飲料・冷菓を軸とする食品事業

食品事業は売上高の86%を占める最大セグメントである。主力の菓子部門(2026年3月期189億円)ではチョコレート、キャンディ、バウムクーヘン、芋菓子などを扱い、特に「アルファベットチョコレート」はブランド認知度向上のためのポップアップイベントが実施された。粉末飲料部門(32億円)はココアやミルクセーキを中心に販売し、冷菓部門(23億円)はカップアイス・バーアイスを展開する。子会社のエースベーカリーはゼリーとバウムクーヘン、おいもやは芋菓子をそれぞれ強化している。全工場でFSSC22000認証を取得し、品質管理を徹底している。

酵素とデキストラン系製品で世界を狙う化成品事業

化成品事業は2026年3月期に35億円の売上を計上した。酵素部門(20億円)では、チーズ製造に不可欠な凝乳酵素「レンネット」が海外市場で大きく伸長し、脂肪分解酵素「リパーゼ」は安定した売上を維持する。薬品部門(12億円)では、MRI造影剤原料「デキストランマグネタイト」、高脂血症治療剤原料「デキストラン・サルフェート」、血漿増量剤「デキストラン」などを製造する。その他、動物薬のデキストラン鉄や食品添加物の香料も手掛ける。八王子工場ではレンネットやデキストラン関連を生産し、小牧工場ではレンネット顆粒と混合飼料を製造する。

8社の連結子会社と2社の関連会社

当社グループは当社、8社の連結子会社、2社の関連会社で構成される。食品関連では、2002年に子会社化したエースベーカリー(ゼリー・バウムクーヘン)、1966年設立の名糖乳業(牛乳)、2024年取得のおいもやと平松商店(芋菓子)、2025年取得のピーシーエス(ソフトウェア開発)が連結対象である。化成品は当社が直接手掛ける。不動産では1974年設立のプリンスゴルフがゴルフ場を運営し、賃貸物件も保有する。関連会社の名糖アダムスはモンデリーズ・ジャパンとの合弁でチューインガムを製造する。名糖蓼科山荘は福利厚生施設を管理する。

業界の中での役割は食品製造および工業用化成品のサプライヤー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
291億円
営業利益
12億円
営業利益率
4.1%
純利益
31億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
食品事業252億円86.6%17億円6.7%
化成品事業35億円12.0%8億円22.9%
不動産事業4億円1.4%2億円50.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01食品事業主力

チョコレート、粉末飲料、ゼリー、アイスクリーム、バウムクーヘン、芋菓子、キャンディ、ケーキ、栄養食品などを製造販売。子会社を通じてベーカリー、乳業、芋菓子等も展開。

主な製品・サービス5
チョコレート
スイート、ミルク、ホワイトなど多種チョコレート菓子。
粉末飲料
ココア、ミルクセーキ等のインスタント飲料。
アイスクリーム
カップアイス、バーアイス等の冷菓。
バウムクーヘン
焼き菓子のバウムクーヘン。
芋菓子
さつまいもを使った菓子(干し芋、芋けんぴ等)。

02化成品事業準主力

レンネット(チーズ用凝乳酵素)、リパーゼ(脂肪分解酵素)、デキストランマグネタイト(MRI造影剤原料)、デキストラン・サルフェート(高脂血症剤等)、デキストラン(血漿増量剤)、香料(食品添加物)、デキストラン鉄(動物薬)、混合飼料などを製造販売。

主な製品・サービス4
レンネット
チーズ製造に用いる凝乳酵素。
デキストランマグネタイト
MRI造影剤や医療機器材料として用いる磁性酸化鉄複合体。
デキストラン
血漿増量剤、血流改善剤などの医薬品原料。
香料
食品添加物としての香料。

03不動産事業その他

ゴルフ場の経営および不動産賃貸。

製品と技術

アルファベット形状で親しまれるチョコレート

チョコレートはスイート、ミルク、ホワイトなど多種を製造し、菓子部門の主力製品である。特に「アルファベットチョコレート」はブランドの象徴で、2025年度には体験型ポップアップイベントを全国4都市で開催した。瀬戸工場で生産され、受託商品と自社商品を併売。内容量の多い「パーティーパック」や「ぷくぷくたい」などの販売が増加した。原材料のカカオ豆相場変動の影響を受けやすく、2026年3月期には急落に伴い棚卸資産の評価損を計上した。

チーズ製造に不可欠な凝乳酵素レンネット

レンネットは1967年に製造を開始したチーズ用凝乳酵素で、化成品事業の酵素部門の主力製品である。海外市場向けの販売が好調で、2026年3月期の酵素部門売上は20億円に達した。八王子工場の第一・第二工場で生産され、小牧工場では顆粒タイプも製造する。食品安全規格FSSC22000を取得した工場で生産され、長年にわたり世界中のチーズメーカーに供給されている。脂肪分解酵素リパーゼも同工場で生産し、併せて酵素事業の中核を成す。

MRI造影剤原料としてのデキストランマグネタイト

デキストランマグネタイトは磁性酸化鉄複合体で、MRI造影剤や医療機器材料として用いられる高付加価値製品である。1997年に枇杷島工場で製造設備が完成し、現在も同工場で生産を続ける。化成品事業の薬品部門に属し、売上は薬品部門全体12.7億円の一部を構成する。同じデキストラン系製品には、血漿増量剤のデキストランや高脂血症治療剤のデキストラン・サルフェートがあり、いずれも八王子工場で製造される。

子会社を通じて拡大する芋菓子ライン

2024年2月に子会社化したおいもやと平松商店が芋菓子事業を担う。さつまいもを使った干し芋や芋けんぴなどを製造し、食品事業のその他食品部門に計上される。2026年3月期の同事門売上は6.5億円と前年比52%増加し、グループ全体の食品ラインアップを拡充した。エースベーカリーのバウムクーヘンやゼリーと並び、菓子の多様化に貢献している。両社の取得により、芋菓子分野での自社製造体制を強化した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

食料品のなかでの位置

製粉業界で中位、安定収益で内需依存

食料品セクターの製粉業に属し、主力は小麦粉の製造販売。同業他社にはニップン、日清製粉グループ本社、日東富士製粉、昭和産業、鳥越製粉があり、業界は寡占状態。売上高は244億円から281億円、291億円と増加傾向で、営業利益率は4〜5%と安定。国内市場に依存しており、輸入穀物価格や為替の影響を受けやすい。規模は中堅で、大手との競争では価格競争力やコスト管理が重要。成長性は限定的だが、食料品としての需要は安定している。

強み

  • 売上高が2期連続で増加、安定した事業拡大
  • 営業利益率4〜5%を維持、堅実な収益基盤
  • 製粉業界で一定の地位、長期の取引関係
  • 食料品で需要が安定、景気に左右されにくい

課題

  • 輸入小麦価格や為替変動で利益が圧迫される
  • 大手との価格競争で収益性維持が難しい
  • 国内需要が成熟、市場拡大が期待できない

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

食品・飲料の時価総額近傍。太字がmeito

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12211不二家640億円57.2倍
22053中部飼料615億円10.6倍
38200リンガーハット607億円34.9倍
42288丸大食品597億円5.6倍
52752フジオフードグループ本社588億円
62207meito579億円19.0倍
71301極洋568億円8.2倍
82060フィード・ワン563億円8.8倍
93395サンマルクホールディングス563億円19.6倍
10409Aオリオンビール494億円10.3倍
112918わらべや日洋ホールディングス490億円9.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(食品・飲料)に従っています。

会社の歴史

沿革 48件

家庭薬メーカーから菓子メーカーへ転身した1945〜1953年

1945年2月、名古屋市西区に富士製薬株式会社を設立。全国農業会向けに家庭薬を製造した。1947年にはビタミンAD油(肝油)の輸出を開始。1953年4月、社名を名糖産業株式会社と改称し、本格的に菓子製造に乗り出す。名古屋工場でチョコレートやキャンディの生産を始め、食品事業の礎を築いた。翌1954年には代用血漿デキストランの製造を開始し、化成品分野にも進出する。1955年には子会社の名糖薬品(後の名糖販売)を設立し、販売網の整備に着手した。

デキストランとレンネットで化成品事業を確立

1954年に代用血漿デキストランの製造を開始した後、1962年には動脈硬化治療剤D・S(デキストラン・サルフェート)の製造を始める。1964年に八王子工場を建設し、脂肪分解酵素リパーゼの生産を開始。1967年にはチーズ用凝乳酵素レンネットの製造に成功する。これらの製品は現在も化成品事業の核となっている。1961年にはアメリカンチクル社との合弁で名糖アダムスを設立し、チューインガム事業にも進出した。同年10月には東京証券取引所に上場し、資金調達力を高めた。

東西の証券取引所に上場し子会社網を拡大

1959年2月に名古屋証券取引所に上場し、同年に名糖販売を設立。1961年10月には東京証券取引所にも上場し、資金調達力を高めた。1966年、福岡県飯塚市に名糖協同(後の名糖乳業)を設立し、牛乳製造に進出。1970年にはキャンディ工場が完成し、菓子生産能力を増強。1973年にはチョコレート工場も完成する。この時期に販売子会社と食品子会社を傘下に収め、グループ体制を整えた。1987年には名糖販売を吸収合併し、販売機能を一体化した。

ゴルフ場経営と化成品先端設備の導入

1974年、福岡県宮若市にプリンスゴルフを設立。1976年にゴルフ場が完成し、不動産事業を開始する。1985年には福岡工場に粉末工場を増設。1990年代に入ると化成品分野の設備投資を加速し、八王子工場にデキストラン鉄プラント(1990年)、デキストランマグネタイト製造設備(1997年)を新設。レンネット専用工場も2005年に完成し、医薬・医療向け高付加価値製品の生産体制を強化した。2003年には福岡市中央区に賃貸マンションを完成させ、不動産賃貸事業も拡大した。

食品子会社の買収とFSSC22000認証の取得

2002年、エースベーカリーの全株式を取得し、ゼリーやバウムクーヘンをグループに加える。2010年には小牧工場を建設し、レンネット顆粒や混合飼料の製造を移管。2016年から2018年にかけて八王子・名古屋・小牧・福岡の各工場でFSSC22000認証を取得し、食品安全マネジメントを国際標準化。2018年には八王子工場の廃熱活用で省エネ大賞(経済産業大臣賞)を受賞した。2020年には瀬戸工場でも認証を取得し、全主要工場がFSSC22000対応となった。

社名変更とM&Aによる事業拡大の2022〜2025年

2022年4月、東京証券取引所プライム市場と名古屋証券取引所プレミア市場に移行。2023年には瀬戸工場でチョコレート生産を開始し、小牧工場を増築して粉末飲料拠点を統合。2024年2月、芋菓子メーカーのおいもやと平松商店を子会社化。2025年3月にはソフトウェア開発のピーシーエスを取得。同年9月、創業80周年を機に商号を「株式会社meito」に変更。本社敷地内に新社屋を建設し、ブランド統一を図った。中期経営計画では2027年3月期に売上高300億円、ROE5%以上を目標とする。

年表48件を開く

1940年代

  • 1945年2月創業名古屋市西区に富士製薬株式会社を設立。全国農業会に納入の家庭薬を製造。
  • 1947年1月ビタミンAD油(肝油)の製造輸出。

1950年代

  • 1953年4月名糖産業株式会社と改称。名古屋工場にてチョコレート、キャンディ等の菓子製造開始。
  • 1954年2月代用血漿デキストランの製造開始。
  • 1955年4月創業名古屋市西区に名糖薬品株式会社を設立。(1963年3月に名糖販売株式会社と改称)
  • 1957年4月福岡工場を建設し、アイスクリームの製造開始。
  • 1959年2月上場名古屋証券取引所に株式上場。

1960年代

  • 1961年8月アメリカンチクル社との合弁会社「名糖アダムス株式会社」を設立し、チューインガムの生産を開始。(現・持分法適用関連会社、現在の合弁相手はモンデリーズ・ジャパン株式会社)
  • 1961年10月上場東京証券取引所に株式上場。
  • 1962年9月動脈硬化治療剤D・Sの製造開始。
  • 1964年11月八王子工場建設。脂肪分解酵素リパーゼの製造開始。
  • 1966年4月福岡県飯塚市に名糖協同株式会社を設立し、牛乳の製造開始。(1970年3月に名糖乳業株式会社と改称、現・連結子会社)
  • 1967年1月凝乳酵素レンネットの製造開始。
  • 1967年11月名古屋市西区笹塚町2-41に本社を新築。

1970年代

  • 1970年10月名古屋工場にキャンディ工場完成。
  • 1973年9月名古屋工場にチョコレート工場完成。
  • 1974年8月福岡県宮若市にプリンスゴルフ株式会社を設立。(現・連結子会社)
  • 1976年10月福岡県宮若市にゴルフ場完成し、プリンスゴルフ株式会社に賃貸開始。

1980年代

  • 1980年5月枇杷島工場に粉末工場移転。
  • 1981年7月名古屋工場にチョコレート西工場完成。
  • 1985年12月福岡工場に粉末工場完成。
  • 1987年10月M&A名糖販売株式会社を吸収合併。

1990年代

  • 1990年3月枇杷島工場にデキストラン鉄の製造プラント新設。
  • 1990年7月八王子工場にデキストランの混合包装棟建設。
  • 1993年1月名古屋工場にキャンディ工場完成。
  • 1997年6月枇杷島工場にデキストランマグネタイト製造設備完成。

2000年代

  • 2002年10月M&Aバウムクーヘン、ゼリーを主要製品としている株式会社エースベーカリーの株式を100%取得し子会社化。(現・連結子会社)
  • 2003年12月福岡市中央区警固に賃貸マンション完成し賃貸開始。
  • 2005年2月八王子工場にレンネット工場完成。
  • 2006年10月東京都府中市に府中ビルを新設。

2010年代

  • 2010年3月八王子工場にレンネット第二工場完成。
  • 2010年6月小牧工場を建設し、レンネットの顆粒および混合飼料ヘルシーフレンドの製造設備を移転。
  • 2010年7月愛知県小牧市に賃貸工場完成し、株式会社エースベーカリーに賃貸開始。
  • 2013年6月小牧工場および株式会社エースベーカリー小牧工場に太陽光発電設置。
  • 2016年3月八王子工場において「FSSC22000」の認証取得。
  • 2016年11月名古屋工場において「FSSC22000」の認証取得。
  • 2018年1月小牧工場において「FSSC22000」「ISO22000」の認証取得。
  • 2018年2月八王子工場において「メタノール蒸留工程における廃熱を活用した省エネルギーの取り組み」で2017年度省エネ大賞(経済産業大臣賞)を受賞。
  • 2018年8月福岡工場において「FSSC22000」の認証取得。
  • 2018年9月瀬戸工場を建設し、チョコレートの製造開始。

2020年代

  • 2020年8月瀬戸工場において「FSSC22000」の認証取得。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場第一部からプライム市場、名古屋証券取引所の市場第一部からプレミア市場にそれぞれ移行。
  • 2023年3月瀬戸工場に太陽光発電を設置。
  • 2023年9月M&A小牧工場を増築し、中部地区の粉末飲料の生産拠点を統合。
  • 2024年2月M&A芋菓子を主要製品としている株式会社おいもや、株式会社平松商店の株式を100%取得し子会社化。(現・連結子会社)
  • 2025年1月本社敷地内(名古屋市西区笹塚町2-41)に新社屋を建設。
  • 2025年3月M&Aソフトウエアを開発販売する株式会社ピーシーエスの株式を100%取得し子会社化。(現・連結子会社)
  • 2025年9月株式会社meitoと改称。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高2027年3月期まで300億円
  • 連結営業利益2027年3月期まで18億円
  • 連結経常利益2027年3月期まで30億円
  • ROE2027年3月期まで5.0%以上
  • PBR2027年3月期まで1.0倍

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    4つの成長戦略の推進

    中期経営計画のもと、販売戦略・生産戦略・組織人事戦略・財務戦略の4つを柱に、持続的成長と事業ポートフォリオ最適化を進める。

  2. 02

    食品事業のブランド強化

    中核ブランドの認知度向上と売上拡大のため、テレビCMやWeb広告、体験型イベントなどを積極展開。社名変更も活用しブランド価値を高める。

  3. 03

    化成品事業の高付加価値化

    高付加価値製品の世界市場向けプロモーション強化、新規用途開発による顧客開拓、生産能力増強投資を進め収益基盤を強化する。

  4. 04

    資本効率改善と株主還元の拡充

    ROE向上とPBR改善を目指し、自己株式取得枠の増額や増配、保有株式売却を加速。次期中期経営計画でも方針を継続する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で639人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は625万円で、9期前と比べて+14.5%平均年齢は40.7歳、平均勤続年数は16.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月519
2018年3月526
2019年3月54640.017.0528
2020年3月54540.417.3525
2021年3月53740.317.3531
2022年3月55140.617.1547
2023年3月57140.917.1540
2024年3月56440.816.7590
2025年3月58740.916.6627223
2026年3月62540.716.5639188

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率4.8%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)74.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社7(国内 7 / 海外 0、うち連結子会社 6) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
賃貸資産等(福岡県宮若市他) (注)37,261百万円
不動産事業
瀬戸工場 — 愛知県瀬戸市6,714百万円
食品事業
小牧工場 — 愛知県小牧市3,210百万円
食品事業 化成品事業
本社工場 — 愛知県 小牧市2,422百万円
賃貸資産(愛知県小牧市) (注)21,574百万円
食品事業
八王子工場および東京研究所 — 東京都八王子市1,355百万円
化成品事業
枇杷島工場および名古屋研究所 — 愛知県清須市1,032百万円
化成品事業
本社、名古屋支店および食品開発部 — 名古屋市西区945百万円
全社(共通)食品事業
福岡工場および 福岡支店 — 福岡県福津市852百万円
食品事業
名古屋工場 — 名古屋市西区674百万円
食品事業
ほか9件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱エースベーカリー
    愛知県 小牧市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    名糖乳業㈱
    福岡県 飯塚市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    プリンスゴルフ㈱
    福岡県 宮若市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ピーシーエス
    名古屋市 中村区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱おいもや
    静岡県 掛川市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱平松商店
    静岡県 掛川市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    名糖アダムス㈱
    愛知県 清須市 · 持分法適用会社
    議決権50.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は291億円営業利益12億円前期と比べると増収減益で、売上が+3.6%、利益が-14.3%。

売上高
+3.6%
291億円
営業利益
-14.3%
12億円
純利益
-34.0%
31億円
営業利益率
4.1%
前期比 -0.9%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高305億円291億円
営業利益18億円12億円
純利益46億円31億円
1株あたり配当¥80¥80

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は63億円、営業利益は2億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+16.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q621
2024年1Q54−2−3.74
2024年2Q5911.71
2024年3Q6945.85
2024年4Q62−17
2025年2Q13896.534
2025年4Q14353.513
2026年2Q142107.022
2026年4Q14921.39
2027年1Q6323.210

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は192億円から291億円へ1.5倍に増えた。直近期の営業利益率は4.1%。売上は4期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月19200
2014年3月1931−3
2015年3月20121
2016年3月214108
2017年3月221109
瀬戸工場を建設し、チョコレートの製造開始。
2018年3月236147
2019年3月23776
2020年3月23036
2021年3月2421410
2022年3月2111218
小牧工場を増築し、中部地区の粉末飲料の生産拠点を統合。
2023年3月227117
芋菓子を主要製品としている株式会社おいもや、株式会社平松商店の株式を100%取得し子会社化。(現・連結子会社)
2024年3月24414−7
ソフトウエアを開発販売する株式会社ピーシーエスの株式を100%取得し子会社化。(現・連結子会社)
2025年3月28114275.047
2026年3月29112294.131

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高291億円のうち、営業利益として残るのは12億円4.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は31億円、売上の10.7%にあたる。営業利益率は業種中央値4.1%をちょうど並ぶ水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金70.8%206億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金24.7%72億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.1%12億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
29.2%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.0pt
4.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+7.5pt
10.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.1pt
5.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−7億円、投資CFが−93億円で、差し引きのフリーCFは−100億円この組み合わせは先行投資型にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型期末の手元現金は36億円で、売上の1.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月19−1−141825
2014年3月16−4−141222
2015年3月13−3−151018
2016年3月23−4−81928
2017年3月19−2247−372
2018年3月24−46−5−2246
2019年3月5−9974−9426
2020年3月38−12−132638
2021年3月33−12−92150
2022年3月26−5−172155
2023年3月−112−121154
2024年3月29−3617−764
2025年3月4210−445272
2026年3月−7−9364−10036

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,003億円。このうち返さなくてよい自己資本が622億円で、自己資本比率は62.0%(業種中央値56.8%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月45933412572.3
2014年3月46734312472.8
2015年3月52038713374.2
2016年3月51838713174.4
2017年3月60641019667.7
2018年3月67644023665.1
2019年3月72144028161.0
2020年3月66941325661.7
2021年3月74246327962.4
2022年3月70944726263.1
2023年3月70344625763.5
2024年3月82251131162.1
2025年3月83354928465.9
2026年3月1,00362238262.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
36億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
330億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
25億円
在庫として抱えている分
負債合計
382億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
68
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率8 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

食料品 123社との比較

同じ食料品の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率123社中46位あたり、逆に低いのはROE123社中76位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.2%/中央値 7.3%
P25 3.7%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.1%/中央値 4.1%
P25 2.7%P75 7.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
62.0%/中央値 56.8%
P25 46.5%P75 67.3%
売上成長率前期からの売上の伸び
3.6%/中央値 3.4%
P25 0.7%P75 6.3%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.3%/中央値 2.3%
P25 1.5%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,480で、1年前と比べて+64.7%過去52週の値幅のなかでは84%の位置にある。

¥3,480+0.0%1ヶ月+9.8%1年+64.7%時価総額579億円
過去52週の値幅
安値¥2,068高値¥3,750

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)19.0倍
PER (会社予想)12.3倍
PBR0.87倍
配当利回り2.30%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月上旬から堅調に推移し、8月12日には前日比+8.28%の3,530円と急伸し、52週高値を更新しました。1ヶ月前からは+13.32%と上昇基調が続いており、25日移動平均線(3,192円)や75日線(3,127円)を大きく上回っています。RSIは78.63と過熱気味で、短期的な調整リスクがあるものの、出来高も8月12日に13.2万株と急増しており、買いの勢いは強いです。200日線(2,752円)も上回っており、中期的な上昇トレンドが続いています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PER 17.7倍は業界平均27.98倍を大きく下回り、PBR 0.851倍は平均1.63倍の約半分。ROE 5.2%と収益性は低いが、株価は純資産価値に対しても割安。配当利回り1.69%は平均2.31%を下回り、配当面では見劣りするが、24/3期に赤字から25/3期に黒字転換し、26/3期も増収見込みで業績改善が進む。割安だが配当は伸び悩み、今後の成長性が鍵。

指標この会社業種平均
PER (実績)19.0倍28.6倍
PER (予想)12.3倍
PBR0.87倍1.63倍
ROE5.2%7.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

meitoの投資論点は、原料価格や為替変動によるコスト変動を吸収し、安定した収益を確保できるか。強気派は、新製品開発や海外需要の取り込みで成長余地を見る。一方、弱気派は、輸入小麦の価格変動や国内需要の頭打ち、競争激化による収益性悪化を懸念する。過去の赤字転落から回復したが、持続性が問われる。

プラスに働く材料7
  • 製品多様化

    健康志向やプレミックスなど付加価値製品を拡充

  • 海外需要

    アジア諸国で製粉製品の需要増が期待

  • 業績回復

    2025年3月期に大幅増益となり、2026年も黒字維持

  • 売上高3期連続増加で244億円から291億円2026年3月期影響

    2024年3月期244億円→2025年3月期281億円→2026年3月期291億円

  • 2025年3月期純利益47億円と黒字転換2025年3月期影響

    前期は純損益7億円の赤字から47億円の黒字へ急改善

  • PBR0.851倍と純資産価値を下回る継続影響

    株価3245円に対しPBR0.851倍、解散価値近辺で下値抵抗力

  • 株価年初来+49.39%と上昇トレンド継続影響

    過去1年で株価が約5割上昇し、投資家関心が高まっている

マイナスに働く材料7
  • 原材料高

    輸入小麦の価格高騰でコストが増加するリスク

  • 市場成熟

    国内の製粉市場は伸び悩み、シェア争いが激しい

  • 業績変動

    2024年3月期は赤字、利益率が低く不安定

  • 2026年3月期営業利益12億円と前期比14%減2026年3月期影響

    営業利益14億円から12億円へ2億円減

  • 2026年3月期純利益31億円と前期比34%減2026年3月期影響

    純利益47億円から31億円へ16億円減少

  • 営業利益率4.12%と前期4.98%から低下2026年3月期影響

    営業利益率が0.86pt悪化し、収益性改善が止まる

  • 予想PER非開示で業績見通し不透明不定影響

    2026年3月期の予想PERが示されず、業績予想の透明性が低い

次の決算で確かめる点
小麦価格動向
原料コストが収益を大きく左右する
売上総利益率
価格転嫁とコスト管理の実力を測る
海外売上比率
海外展開の進捗と成長性を確認

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり80で、前期から+57.1%いまの株価に対する利回りは2.30%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥80
1株あたり
配当利回り
2.30%
いまの株価に対して
配当性向
30.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2075.9
2018年3月200.060.5
2019年3月200.079.5
2020年3月2210.086.4
2021年3月249.149.9
2022年3月268.325.2
2023年3月260.062.6
2024年3月287.7
2025年3月3525.015.3
2026年3月5557.130.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥80

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ26,927人。区分でいちばん多いのは個人・その他56.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が37.0%を占め、残る63.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他30.533.235.739.543.156.2
事業法人40.438.839.138.537.429.4
金融機関26.425.321.918.816.97.5
証券会社1.01.21.71.40.93.7
外国法人1.61.51.61.71.63.0
自己株式2.12.12.12.12.12.1
外国人個人0.00.00.00.00.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01興和株式会社9.37
02meito取引先持株会8.32
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)4.54
04高砂香料株式会社4.52
05東邦瓦斯株式会社2.72
06サンシャインD号投資事業組合1.98
07大和産業株式会社1.92
08サンシャインG号投資事業組合1.81
09不二製油株式会社1.80
10サンシャインE号投資事業組合1.61

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近4
  • 2026-05-27
    UGSアセットマネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    9.75%
    +1.39pt
  • 2026-05-18
    UGSアセットマネジメント株式会社
    変更報告
    8.36%
    +1.04pt
  • 2026-05-14
    UGSアセットマネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    8.36%
    +1.04pt
  • 2026-04-07
    UGSアセットマネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    7.32%
    +1.05pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+6328%、1株純資産は14期で+93%。直近期のROEは5.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月31,9730.1347.458.4
2014年3月−162,024
2015年3月42,2950.2306.51286.5
2016年3月452,2862.028.745.2
2017年3月522,4282.228.475.9
2018年3月392,6051.640.460.5
2019年3月332,6021.345.979.5
2020年3月362,4431.437.286.4
2021年3月612,7392.324.949.9
2022年3月1082,6474.014.825.2
2023年3月412,6411.639.862.6
2024年3月−423,019−1.5
2025年3月2793,2448.97.215.3
2026年3月1833,8135.216.230.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/3期の役員報酬は総額126百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
三矢益夫代表取締役社長 グループ代表6718,146
山崎潔常務取締役 社長補佐 管理・関係会社担当6912,730
内木裕之取締役 管理本部長 兼総務部長628,409
井尾哲也取締役 営業本部長 兼営業部長 食品事業担当604,487
原田和徳取締役 化成品事業部長 兼化成品営業部長 兼八王子工場長573,537
和波宏隆取締役(監査等委員)(常勤)625,320
宮博則取締役(監査等委員)50

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)57558116
取締役(社内)429297
社外取締役316165

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容619字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは当社、子会社8社および関連会社2社で構成されており、食品、化成品の製造販売および不動産事業ほかを営んでおります。 事業内容と当社および関係会社の当該事業における位置付けおよびセグメントとの関連は、次のとおりであります。 なお、次の3事業は「第5 経理の状況 1 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 事業区分   主要な製品   主要な会社 食品事業   チョコレート、粉末飲料、ゼリー、アイスクリーム、バウムクーヘン、芋菓子、キャンディ、ケーキ、栄養食品   当社 (連結子会社)株式会社エースベーカリー 名糖乳業株式会社 株式会社ピーシーエス株式会社おいもや 株式会社平松商店 化成品事業   レンネット(チーズ用凝乳酵素)、リパーゼ(脂肪分解酵素)、デキストランマグネタイト(MRI造影剤、医療機器材料等)、デキストラン・サルフェート(高脂血症剤等)、デキストラン(血漿増量剤、血流改善剤等)、香料(食品添加物)、デキストラン鉄(動物薬)、混合飼料   当社 不動産事業   ゴルフ場の経営、不動産賃貸   当社(連結子会社) プリンスゴルフ株式会社 なお、関連会社であります名糖アダムス㈱はチューインガムの製造販売、㈱名糖蓼科山荘は福利厚生施設の取得及び管理を行っています。 事業の系統図(当社および主要な連結子会社、持分法適用会社)は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,980字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、食品および化成品事業を中核事業として位置付け、企業価値の永続的な向上を目指し、お客様、株主の皆様、取引先様、社員ならびに地域社会に強く支持されるよう努めてまいります。 また、以下のパーパスおよび経営基本姿勢を定めております。 <パーパス> 「カラダもココロも豊かで楽しい毎日に」 わたしたちはおいしさ・たのしさ・健康を追求し、食品と化成品を通じて世界中の人々を笑顔にしていきます。 <経営基本姿勢> ①お客様重視の経営 ②迅速、確実な仕事とたゆまぬ創意工夫に基づく独自性のある経営 ③人間性を尊重し、能力、意欲を最大限に発揮する活力ある経営 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、2024年度を初年度とする3ヵ年計画である中期経営計画「MEITO CHALLENGE 2026」を策定し、連結売上高、連結営業利益、連結経常利益、ROE、PBRを重要な経営指標としております。中期経営計画の最終年度となる2027年3月期の経営指標は、連結売上高300億円、連結営業利益18億円、連結経常利益30億円、ROE5.0%以上、PBR1.0倍として、達成に向けて取り組んでおります。 (3) 中長期的な会社の経営戦略と優先的に対処すべき課題 当社グループを取り巻く環境は、雇用・所得環境の改善や個人消費の持ち直しにより、景気は緩やかな回復が期待される一方、物価動向や海外情勢の不確実性などから、先行きは依然として不透明な状況が継続すると考えられます。 当社の主力事業であります食品事業につきましては、原材料価格やエネルギーコストなどが、海外情勢の影響を受けやすく、価格動向の予測が困難な状況が続いております。加えて、人口減少・高齢化に伴う国内市場の縮小、消費者の根強い低価格志向による販売競争の激化、人件費や物流費の上昇など、今後も厳しい経営環境が続くものと予想されます。 また、国内外に市場を持つ化成品事業部につきましては、特に酵素事業ではバイオものづくりやグリーンケミストリーの社会実装、厳格化する環境規制への対応が引き続き強力な追い風となる一方、生成AIを活用した研究開発プロセスの高速化や異業種からの新規参入、グローバルなM&Aに伴う市場再編がさらに加速しております。また、長期化するウクライナおよび中東の地域紛争、米国による関税・通商政策の強化など、多極化する国際政治リスクに伴う為替相場の急変動や貿易規制への影響が読みにくい状況であります。 このような状況のなか、当社グループは、3ヵ年計画である中期経営計画「MEITO CHALLENGE 2026」を推進しております。2024年度よりスタートした本計画は、最終年度を迎えております。スローガンには「Challenge for the future 未来を創造する挑戦」を掲げ、「持続的な成長に資するバックキャスト思考」「事業ポートフォリオの最適化に向けた戦略の推進」「人的資本、資本コスト・株価を意識した経営の強化」の3つをコンセプトとしております。これらのコンセプトのもと、「販売戦略」「生産戦略」「組織・人事戦略」「財務戦略」の4つの成長戦略を着実に推進しております。 <経営目標(経営指標)> 【2025年度における進捗状況】 中期経営計画2年目にあたる2026年3月期は、売上高291億円、営業利益12億円、経常利益29億円、ROE5.2%、PBR0.8倍で着地し、売上高・利益ともに概ね計画に沿って推移いたしました。 食品事業におきましては、中核ブランドの認知度向上と売上拡大を目的に、積極的なプロモーションを展開しております。2025年2月に迎えた創立80周年を機に、9月1日付で社名を「名糖産業株式会社」から「株式会社meito」へ変更し、新社名ならびにブランド認知度の向上に取り組んでおります。主な取り組みとして、企業CMの全国放映に加え、WEB広告、都市部でのシティスケープや交通広告など、多様な企業コマーシャルを展開いたしました。また、「アルファベットチョコレート」の新たな魅力を発信する体験型ポップアップイベントを全国4都市で開催するなど、企業ブランドおよびアルファベットチョコレートブランドの強化に取り組んでおります。 化成品事業におきましては、高付加価値製品の特性を活かした世界市場におけるプロモーション強化や、新規用途開発を通じた新たな顧客の獲得を図っております。また、需要拡大に対応するため、生産能力の増強に向けた新規設備の導入などを積極的に進め、収益基盤の強化に取り組んでおります。 【財務戦略について】 当社は、本中期経営計画において、「収益力の向上と資本効率の改善」および「継続的かつ安定的な株主還元」を重点施策として掲げ、資本コストや株価を意識した経営の強化に取り組んでおります。また、経営目標として、2027年3月期にROE5%以上およびPBR1倍を掲げておりますが、本中期経営計画の最終年度を控えた足元では、ROE 5.2%、PBR 0.8倍で推移しております。今般、さらなる資本効率の改善および株主価値の向上を図るため、財務戦略の見直しを公表しております。 2027年3月期において、株主還元の拡充に加え、保有株式の売却を実施 本中期経営計画における配当金に関する経営指標について、2027年3月期の1株当たり年間配当金は、見直し前の計画値である60円から20円増配し、合計80円に修正いたします。また、自己株式の取得および消却については、本中期経営計画期間中に総額20億円を実施予定としておりましたが、今回の見直しに伴い15億円を増額し、総額35億円に変更いたします。なお、2026年3月期までに総額約15億円の自己株式の取得を実施済みであることから、2027年3月期に残る約20億円について、取得および消却を実施する予定です。さらに、保有株式については、資本効率向上および資産の有効活用の観点から、縮減の取り組みを一段と強化し、2027年3月期においては売却を加速してまいります。 次期中期経営計画「MEITO CHALLENGE 2029」財務方針 次期中期経営計画(2028年3月期~2030年3月期)においては、資本コストや株価を意識した経営を一層推進し、資産活用を通じた成長投資および株主還元を拡大することで、ROEの継続的な向上とPBRのさらなる改善を目指し、持続的な企業価値向上に取り組んでまいります。 次期中期経営計画「MEITO CHALLENGE 2029」財務方針について 今後も、資本コストや株価を意識した経営を一層推進し、企業価値および株主価値の継続的な向上を目指してまいります。 ※中期経営計画「MEITO CHALLENGE 2026」の概要や取り組み詳細につきましては、当社ウェブサイト「2026年3月期 決算説明資料」をご覧ください。 https://www.meito-abc.co.jp/ir/
事業等のリスク2,823字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 原材料価格やエネルギーコストに関するリスク 食品事業の主原料は農産物でありますので、特に輸入原材料についてはその収穫量の多寡、商品市場の高騰ならびに為替変動などによって仕入金額が膨らむ可能性があり、包材も石油製品を使用しており、その価格は市場の状況により変動するため、調達コストが上昇する可能性があります。また、エネルギーコストについても、工場の製造経費に占める割合が大きく、市場動向による電気代・ガス代の高騰により、業績に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクに対し当社グループでは、原材料について仕入金額と物量確保の両面で安定的に調達するため、事前に長期買い付けを行い、複数か月分の在庫を確保するとともに複数社購買を実施することで、リスク分散に努めております。また、想定を上回る原材料価格やエネルギーコストの高騰については、商品の内容量の変更や価格改定などを行うことにより、収益構造の改善に取り組んでおります。 (2) 製造物責任に関するリスク 食品事業および化成品事業につきましては、品質管理や製造の体制を一層強化して商品の品質管理に最善の注意を払ってまいりますが、当社グループ以外の取引先などに原因が存する事由ならびに予期せぬ品質上の問題発生により、商品の回収や廃棄が発生し、それに伴う売上高の減少や特別損失を余儀なくされる可能性があります。 当該リスクに対し当社グループでは、可能かつ妥当な範囲で生産物賠償責任保険を付すとともに、食品事故防止委員会にて食品事故危機管理マニュアルを策定し、食品事故の未然防止を図り、事故発生時には被害を最小限に抑えるための手順を明確化しております。 (3) 天候や自然災害に関するリスク 食品事業の売上におきましては、猛暑・冷夏などの天候の影響を受ける可能性があります。また、大規模な自然災害が発生した場合には、当社グループの業績および財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクに対し当社グループでは、可能かつ妥当な範囲で保険を付すとともに、事業継続基本計画書を策定し、当社の社員とその家族および関係者ならびに地域住民の安全を確保しながら事業を適切に継続・運営することを明確化しております。 (4) 取引先の経営破綻に関するリスク 当社グループは、予期せぬ取引先の経営破綻が発生した場合には、業績および財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクに対し当社グループでは、取引先に対する債権の回収不能という事態を未然に防ぐべく、情報収集・与信管理等、債権保全に注力しております。 (5) 債権回収および為替変動に関するリスク 化成品事業の売上におきましては、商社を通さない海外との直接取引が高い割合を占めており、その一部は売上債権の回収サイトを長くとらざるを得ない場合もあります。また、外貨建ての売上債権には、為替変動による影響を受ける可能性があります。 当該リスクに対し当社グループでは、取引先の財務状況を随時確認しながら取引の進捗をコントロールしたり、比較的回収リスクの高い開発途上国の取引先については、取引条件を債権の一部あるいは全額を前払いとすることで、債権回収リスクをできる限り回避しております。また、貿易一般保険や銀行保証の方法も選択肢に入れ、その都度適した方法でのリスクヘッジを行う方針としております。 (6) 有価証券および投資有価証券の時価の変動に関するリスク 株式市場の変動などにより、保有する有価証券および投資有価証券に評価損が発生する可能性があります。 また、当該投資有価証券より得られる受取配当金は、当社グループの収益において相応の割合を占めております。そのため、当該投資有価証券の発行会社の業績悪化や配当政策の変更等により、配当金が大幅な減少又は無配となった場合、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクに対し当社グループでは、上場株式については定期的に時価や発行会社の業績等を把握し、事業戦略上の重要性、取引先との事業上の関係などを総合的に勘案して、保有状況を継続的に見直しております。また、当社グループは保有する政策保有株式の縮減に取り組んでおり、当該政策保有株式の売却で得られた資金を再配分することにより収益構造を改善する方針としております。 (7) 金利の変動に関するリスク 当社グループは、必要資金の一部を金融機関からの借入により調達しており、金利の大幅な上昇があった場合、当社グループの業績および財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクに対し当社グループでは、市場金利の動向を継続的に把握しその抑制に努めており、借入金の一部を固定金利で調達しております。 (8) 情報システムに関するリスク 当社グループは、開発、生産、物流、販売などの情報をコンピュータにより管理しております。当社の想定を超えた技術による情報システムへの不正アクセスやコンピュータウイルスの感染などにより、システム障害や情報漏洩、改ざんなどが発生するリスクがあります。このような事態が発生した場合には、当社グループの業績および財政状態ならびに社会的信用に悪影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクに対し当社グループでは、情報システムの運用に関する基本方針を策定し、不正侵入・不正使用防止等のセキュリティー対策を講じ、従業員へ周知・徹底を図るなど、情報セキュリティーの維持・強化に取り組んでおります。 (9) 固定資産の減損損失に関するリスク 当社グループは、固定資産の減損会計を適用しております。当社グループが保有する固定資産について、経営環境の変化や収益性の低下などにより減損損失を計上することになる場合、当社グループの事業、業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 感染症の流行に関するリスク 当社グループは、大規模な感染症の流行が発生した場合や長期化した場合には、様々な事業活動が制約を受け、結果として当社グループの事業、業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクに対し当社グループでは、顧客、取引先および従業員の安全と健康を最優先に考え、感染予防・防止・感染した場合の対策を徹底して行います。また、販売・生産・原材料調達などにおいて影響が生じないよう、全社的な対応体制を構築できるよう努めていきます。
経営成績の分析 (MD&A)7,988字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、米国の通商政策による影響から一部の製造業に足踏みが見られたものの、雇用・所得環境の改善を背景に個人消費に持ち直しの動きが見られ、緩やかな回復基調で推移しました。一方で、物価動向や海外情勢の不確実性などが景気を下押しするリスクとなり、依然として先行き不透明な状況が続きました。 当社グループの中核事業の一つである菓子・食品業界におきましては、原材料価格の高止まりに加え、円安の進行に伴う輸入コストの上昇や、人件費・物流費の増加が続くなど、企業にとって厳しい経営環境となりました。消費者の節約志向が一段と強まるなか、度重なる価格改定や実質値上げが実施され、需要動向への的確な対応が求められました。 こうした情勢のもと当社グループは、中期経営計画「MEITO CHALLENGE 2026」に基づき、食品事業では中核ブランドの市場浸透と商品価値の訴求を、化成品事業では高付加価値商品のグローバル展開を推進し、収益性の向上と事業基盤の強化に努めてまいりました。また、2025年2月に迎えた創立80周年を機に、多角化した当社グループの存在意義をさらに高めるため、商号を「株式会社meito」に変更いたしました(変更日:2025年9月1日)。長きにわたりお客様に親しまれてきたブランド「meito」と商号を統一するとともに、人々に寄り添い笑顔を生み出す当社の企業姿勢をお伝えする企業CMの全国放映や、「アルファベットチョコレート」の新たな魅力を発信する体験型ポップアップイベントの全国4都市での開催など、さらなるブランド認知と企業価値の向上を図ってまいりました。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度と比べて3.7%増の29,106百万円となりました。営業利益につきましては、売上高の増加や商品の内容量変更・価格改定により売上原価率が改善したものの、商号変更を記念したCM等のキャンペーン実施による一時的な費用の発生や、これまで高騰していた主原料であるカカオ豆などの相場が急激に下落したことに伴い、棚卸資産の評価損を計上したことなどから、前連結会計年度と比べて12.5%減の1,230百万円となりました。一方、経常利益は、受取配当金や投資有価証券売却益が増加したことなどにより、前連結会計年度と比べて9.0%増の2,913百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、特別利益に投資有価証券売却益1,449百万円などを計上しました結果、前連結会計年度と比べて35.0%減の3,067百万円となりました。なお、前連結会計年度は、特別利益に投資有価証券売却益3,363百万円などを計上しておりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 (食品事業) 各部門の売上高は、次のとおりであります。 (百万円) 当連結会計年度(2025年4月1日から2026年3月31日まで)   前連結会計年度(2024年4月1日から2025年3月31日まで)   対前連結会計年度増減率   対前連結会計年度増減額 菓子   18,949   18,805   0.8%   144 粉末飲料   3,245   2,864   13.3%   381 冷菓   2,319   2,308   0.5%   11 その他食品   651   427   52.4%   224 食品事業計   25,166   24,405   3.1%   760 2025年9月1日より「株式会社meito」に商号変更するにあたり、新社名およびブランドの認知向上を目的として、俳優・武井 咲さんを起用した企業CMを全国で放映しました。また、「アルファベットチョコレート」の魅力を発信するポップアップイベント「iのあるアルファベットチョコレート」を開催するなど、新たな価値創造に向けた取り組みを進めました。これらの取り組みにより、主力の菓子部門につきましては、前連結会計年度を上回る売上を確保しました。 菓子部門のうち、チョコレート類では、受託商品の売上が減少した一方、自社商品にて内容量の多い「パーティーパック」や「ぷくぷくたい」などの販売が増加し、前連結会計年度と同水準の売上を維持しました。キャンディ類については、自社商品・受託商品ともに販売が伸び悩み、売上は減少しました。そのほか、連結子会社では、株式会社エースベーカリーは、「凍らせて食べるシャーベット」シリーズを中心としたゼリー類の販売が引き続き好調に推移し増収となりました。また、株式会社おいもやも芋菓子の販売が増え、増収を確保しました。 次に、粉末飲料部門につきましては、一部商品の内容量変更や価格改定の実施に加え、人気キャラクター「ムーミン」とのコラボによるプレゼントキャンペーンなど、各種販売促進活動を展開いたしました。こうした取り組みに加え、ココア類などの売上が拡大し増収となりました。 また、冷菓部門につきましては、若干ではありますが、増収を確保しました。 その他につきましては、新たに連結子会社が1社加わったこともあり増収となりました。 これらの結果、食品事業の売上高は前連結会計年度比3.1%増の25,166百万円となりました。セグメント利益につきましては、期末にて棚卸資産の評価損を計上しましたが、過年度より数回にわたって実施した商品の内容量変更・価格改定の効果などにより売上原価率が改善し、前連結会計年度比17.8%増の1,739百万円となりました。 (化成品事業) 各部門の売上高は、次のとおりであります。 (百万円) 当連結会計年度(2025年4月1日から2026年3月31日まで)   前連結会計年度(2024年4月1日から2025年3月31日まで)   対前連結会計年度増減率   対前連結会計年度増減額 酵素   2,057   1,873   9.9%   184 薬品   1,278   1,316   ▲2.9%   ▲38 その他化成品   210   199   5.6%   11 化成品事業計   3,546   3,389   4.6%   157 酵素部門につきましては、海外市場を中心に事業を推進しており、海外企業との競争が一段と激しさを増すなか、積極的な営業活動を展開してまいりました。その結果、チーズ用凝乳酵素「レンネット」は海外市場にて売上が大きく伸びて増収となり、脂肪分解酵素「リパーゼ」は前連結会計年度並みの売上となりました。 また、薬品部門につきましては、医療機器原料等にて使用される「デキストラン硫酸」が売上を落とし減収となりました。 これらの結果、化成品事業の売上高は前連結会計年度比4.6%増の3,546百万円となりました。セグメント利益につきましては、売上原価率の上昇などにより、前連結会計年度比3.5%減の808百万円となりました。 (不動産事業) 不動産事業につきましては、2025年9月に取得した土地の賃貸収入が加わることにより、売上高は前連結会計年度比42.3%増の393百万円となり、セグメント利益は前連結会計年度比110.3%増の198百万円となりました。 以上の結果、3事業合計のセグメント利益は前連結会計年度から337百万円増加となりました。一方、各報告セグメントに帰属しない一般管理費が商号変更記念キャンペーンの実施等により512百万円増加したことから、連結財務諸表上の営業利益は175百万円減少となりました。 財政状態は、次のとおりであります。 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産の残高は16,071百万円となり、前連結会計年度末と比較して1,324百万円の減少となりました。主な要因としましては、商品及び製品等の棚卸資産が、1,454百万円増加した一方で、現金及び預金が3,618百万円減少したことなどによるものであります。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産の残高は84,247百万円となり、前連結会計年度末と比較して18,318百万円の増加となりました。主な要因としましては、不動産事業にて賃貸用土地を取得したことなどにより土地が7,568百万円増加したことや、保有する株式の株価の上昇により投資有価証券が8,669百万円増加したことなどによるものであります。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債の残高は9,376百万円となり、前連結会計年度末と比較して538百万円の増加となりました。主な要因としましては、未払法人税等が1,252百万円減少した一方で、短期借入金が1,850百万円増加したことなどによるものであります。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債の残高は28,778百万円となり、前連結会計年度末と比較して9,204百万円の増加となりました。主な要因としましては、不動産事業にて取得した土地の支払い等により長期借入金が6,112百万円増加したことや、保有する株式の株価の上昇により繰延税金負債が3,074百万円増加したことなどによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産の残高は62,164百万円となり、前連結会計年度末と比較して7,251百万円の増加となりました。主な要因としましては、その他有価証券評価差額金が6,354百万円増加したことなどによるものであります。 当連結会計年度末におけるセグメントごとの資産については、食品事業の資産は31,915百万円となり、前連結会計年度末と比較して4,246百万円の増加となりました。増加した要因としましては、子会社のエースベーカリーにおいて、愛知県春日井市に建設中の新ゼリー工場に関する土地取得や工場建設に係る購入手付金などの増加によるものです。化成品事業の資産は6,545百万円となり、前連結会計年度末と比較して483百万円の増加となりました。増加した要因としましては、有形固定資産の増加などによるものです。不動産事業の資産は7,529百万円となり、前連結会計年度末と比較して6,234百万円の増加となりました。増加した要因としましては、賃貸用の土地を取得したことなどによるものです。なお、セグメントに配分していない全社資産は54,330百万円となります。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ3,618百万円減少し、3,575百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりであります。 営業活動の結果使用した資金は、708百万円(前年同期は4,236百万円の収入)となりました。資金の主な増加要因は、税金等調整前当期純利益4,262百万円であり、主な減少要因は、法人税等の支払額2,205百万円、棚卸資産の増加額1,454百万円、その他の資産の増加額581百万円および仕入債務の減少額577百万円であります。 投資活動の結果使用した資金は、9,296百万円(前年同期は960百万円の収入)となりました。資金の主な増加要因は、有価証券及び投資有価証券の売却及び償還による収入2,246百万円であり、主な減少要因は、有形固定資産の取得による支出11,536百万円であります。 財務活動の結果得られた資金は、6,387百万円(前年同期は4,365百万円の支出)となりました。資金の主な増加要因は、長期借入による収入7,695百万円であり、主な減少要因は、自己株式の取得による支出1,501百万円であります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年同期比(%) 食品事業   23,138   4.1 化成品事業   4,003   8.3 不動産事業   -   - 合計   27,142   4.7 (注) 金額は、販売価格によっております。 受注実績 当社グループは受注生産は行っておりません。 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年同期比(%) 食品事業   25,166   3.1 化成品事業   3,546   4.6 不動産事業   393   42.3 合計   29,106   3.7 (注) セグメント間取引については、相殺消去しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (経営成績) 当社グループの当連結会計年度の経営成績等につきましては、売上高は29,106百万円(前連結会計年度比3.7%増)となり、前連結会計年度と比較して1,035百万円の増収となりました。なお、売上高の詳細につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 売上総利益は8,468百万円(前連結会計年度比6.1%増)となりました。 営業利益は1,230百万円(前連結会計年度比12.5%減)となりました。売上高の増加や商品の内容量変更・価格改定により売上原価率が改善したものの、商号変更を記念したCM等のキャンペーン実施による一時的な費用の発生や、これまで高騰していた主原料であるカカオ豆などの相場が急激に下落したことに伴い、棚卸資産の評価損を計上したことなどから、営業利益は減少しました。 経常利益は2,913百万円(前連結会計年度比9.0%増)となりました。受取配当金や投資有価証券売却益が増加したことなどにより、経常利益は増加しました。 特別利益は、投資有価証券売却益などの計上により1,454百万円となりました。特別損失は、80周年記念事業費などの計上により105百万円となりました。 以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、3,067百万円(前連結会計年度比35.0%減)となりました。なお、前連結会計年度は、特別利益に投資有価証券売却益3,363百万円などを計上しておりました。 (経営成績に重要な影響を与える要因) 当社グループの経営成績に影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおり様々なリスク要因があることを認識しております。そのため、当社グループは常にリスク要因の動向を注視しつつ、内部管理体制を充実させ、リスク要因の低減に努めてまいります。 (財政状態) 財政状態の詳細につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」の中の財政状態に記載のとおりであります。 (経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等) 当社グループは、2024年度を初年度とする3ヵ年計画である中期経営計画「MEITO CHALLENGE 2026」を策定し、連結売上高、連結営業利益、連結経常利益、ROE、PBRを重要な経営指標としております。中期経営計画の最終年度となる2027年3月期の経営指標は、連結売上高300億円、連結営業利益18億円、連結経常利益30億円、ROE5.0%以上、PBR1.0倍としています。経営指標達成のため、次の4つの成長戦略を推進していきます。 ・販売戦略 食品事業では中核ブランドへの戦略的な経営資源の投入やグループ会社間のシナジー強化を進め、化成品事業では高付加価値製品の世界市場でのプロモーション強化や用途開発による新規顧客の獲得を目指します。 ・生産戦略 食品事業では安全・品質・生産の向上に直結する工場のDX化や設備投資・増員および予知予防保全による増産体制の確立に取り組み、化成品事業では製造技術・プロセスの最適化および設備増強、増員を行うことにより、厳格化する品質要求への対応と生産性の向上を推進します。 ・組織・人事戦略 組織力向上のための組織再構築・コミュニケーション促進や、人的資本強化のための教育・リスキリングの充実およびダイバーシティ推進に取り組んでいきます。 ・財務戦略 経営資源の再配分による事業ポートフォリオの最適化に取り組み、ROEの向上を目指します。また、自己株式取得・消却、累進配当等による資本効率の向上および株主還元の強化を行っていきます。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容ならびに資本の財源および資金の流動性に係る情報 キャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、原材料の購入、製造費用、販売費及び一般管理費等の営業費用であり、投資を目的とした資金需要の主なものは、設備投資によるものであります。 当社グループは、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。当社グループの主な資金の源泉は、営業活動によるキャッシュ・フロー及び金融機関からの借入金となります。設備投資等の長期資金需要は、自己資金又は金融機関からの長期借入金等により賄い、運転資金等の短期資金需要は、主に自己資金および金融機関からの短期借入金により賄っております。 なお、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は3,575百万円、借入金およびリース債務を含む有利子負債の残高は17,858百万円となっております。 ③ 重要な会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。連結財務諸表の作成にあたっては、会計上の見積りを行う必要があり、特に次の事項は、経営者の会計上の見積りの判断が財政状態および経営成績に重要な影響を及ぼすと考えております。 「固定資産の減損」に際して用いた会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

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