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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

日比谷総合設備

Hibiya Engineering,Ltd.1982 · Prime · 建設業

空調・衛生・電気設備の総合設備工事会社。計画・設計から施工まで手掛け、機器販売・製造子会社も擁する。

概要

日比谷総合設備は、東京都港区に本社を置く建築総合設備工事業者である。空調・衛生・電気設備の計画、設計、監督、施工を一貫して提供し、オフィスビルや商業施設、工場などを対象とする。2026年3月期の連結売上高は941億円、従業員数は967人。東京証券取引所プライム市場に上場している。

設備工事を中心とした三つの事業セグメント

当社グループの事業は、設備工事、設備機器販売、設備機器製造の三セグメントに大別される。中核である設備工事事業は、空調・衛生・電気設備の計画、設計、監督、施工を一貫して請け負う総合設備工事であり、2026年3月期の売上高は862億88百万円、全社売上の91.7%を占める。同事業は元請け・下請けの双方で対応し、竹中工務店やNTTファシリティーズなど大手ゼネコン・施設管理者からの受注が多く、次期繰越工事高は1,028億円と豊富な手持ち工事を抱える。設備機器販売(日比谷通商)と設備機器製造(ニッケイ)はそれぞれ52億81百万円、25億10百万円の売上を計上し、グループ内での機器調達・製造の内製化を実現している。

全国に広がる支店網と地域密着型の体制

当社は創業後まもなく大阪、名古屋に支店を設置し、その後仙台、札幌、金沢、横浜、広島、福岡、沖縄へと支店網を拡大した。2026年時点で北海道、東北、関東、東海、北陸、関西、中国、四国、九州、沖縄の各支店を有し、全国規模で工事を遂行できる体制を持つ。各支店は地域密着型の営業・施工体制を取り、地元の需要に応じたサービスを提供する。1974年に建設大臣許可を取得し、以降5年ごとに更新している。1984年にはシンガポール支店を開設したが、1988年に廃止し、現在は国内に特化した事業展開を行っている。

堅調な収益基盤と中期経営計画の目標

2026年3月期の連結売上高は941億円(前期比4.8%増)、営業利益107億円(同43.1%増)と過去最高益を更新した。ROEは持続的に向上している。第9次中期経営計画(2027~2029年度)では、受注高1,200億円、売上高1,130億円、営業利益125億円、ROE12%台を財務目標に掲げる。重点領域としてデータセンターやZEBリニューアルを掲げ、BIM・DX・AIによる施工生産性の高度化を推進する方針である。

業界の中での役割は設備工事・機器販売・製造の総合設備企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
941億円
営業利益
107億円
営業利益率
11.4%
純利益
87億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
設備工事事業863億円91.7%101億円11.7%
設備機器 販売事業53億円5.6%4億円7.5%
設備機器 製造事業25億円2.7%1億円4.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01建設・ビル設備主力

空調・衛生・電気設備の計画、設計、監督、施工を総合的に提供。オフィスビル、商業施設、工場など様々な建築物件向け。

02設備機器販売準主力

連結子会社日比谷通商が設備機器の販売及びメンテナンスを提供。工事に使用する機器の調達・供給を担う。

主な製品・サービス1
設備機器販売
空調・衛生・電気設備関連機器の販売、及びメンテナンス。

03設備機器製造副次

連結子会社ニッケイが設備機器の製造及び販売を手掛ける。工事向けの内製化により競争力を強化。

主な製品・サービス1
設備機器製造
設備機器の製造及び販売。

製品と技術

空調・衛生・電気の総合設備工事

当社の中核事業は、空調・衛生・電気設備の計画、設計、監督、施工である。空調工事ではオフィスビルや商業施設の冷暖房・換気システム、衛生工事では給排水・衛生器具、電気工事では受変電・照明・弱電設備を手掛ける。2026年3月期の設備工事売上高は862億88百万円で、その内訳は空調487億円、衛生185億円、電気190億円と、空調が過半を占める。主要顧客は竹中工務店やNTTファシリティーズなどの大手企業である。

日比谷通商による設備機器販売とメンテナンス

連結子会社日比谷通商は、空調・衛生・電気設備機器の販売とメンテナンスを担う。工事部門で使用する機器の調達・供給をグループ内で完結させることで、コスト管理と納期の安定を実現している。2026年3月期の売上高は52億81百万円。同社は1961年に設立され、1966年の合併でグループ入りした。現在は議決権の85.0%を当社が保有し、完工後のアフターサポートも提供する。

ニッケイによる設備機器の内製製造

連結子会社ニッケイは、設備機器の製造及び販売を行う。主に工事で使用する機器を内製化することで、品質管理とコスト競争力を高めている。2003年に連結子会社化され、現在は100%子会社。2026年3月期の売上高は25億10百万円。製造する機器は空調関連部品などが中心とみられるが、具体的な製品名は開示されていない。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

建設業のなかでの位置

総合設備工事で中堅、空調に強み

日比谷総合設備は、建築設備工事(空調、電気、衛生等)を手掛ける中堅建設企業。同業のミライト・ワンやショーボンドホールディングスと比較すると、売上規模は約900億円で業界内では中位に位置する。空調設備工事に強みを持ち、オフィスビルや商業施設向けの需要を取り込む。近年は営業利益率が改善傾向にあり、2026年3月期には11.37%を見込む。公共工事への依存度が低く、民間需要中心のポートフォリオが特徴。

強み

  • 空調設備分野での技術力と実績により、差別化を図る。
  • 営業利益率が8.35%から11.37%へ向上、利益体質強化。
  • 公共工事に偏らず、民間オフィス・商業施設で安定受注。
  • 効率的な工程管理で、品質と納期を両立。

課題

  • 景気循環や建築投資の変動に業績が左右されやすい。
  • 技能労働者の確保難が、工事遅延やコスト上昇リスクに。
  • 同業他社との価格競争が激しく、採算悪化の恐れ。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

土木・海洋・専門工事の時価総額近傍。太字が日比谷総合設備

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12734サーラコーポレーション800億円10.5倍
25011ニチレキグループ722億円15.1倍
31414ショーボンドホールディングス691億円16.6倍
41945東京エネシス681億円15.9倍
59755応用地質676億円18.7倍
61982日比谷総合設備646億円14.7倍
71938日本リーテック623億円11.1倍
89991ジェコス592億円10.1倍
95288アジアパイルホールディングス578億円7.6倍
101898世紀東急工業558億円11.7倍
116289技研製作所517億円27.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(土木・海洋・専門工事)に従っています。

会社の歴史

沿革 25件

創業と同時に二社を吸収合併した1966年

1966年3月、東京都港区虎ノ門に現商号で設立された。直後の7月には東京設備と大恵工事を吸収合併し、空調・衛生・電気設備の総合工事業者としての体制を確立。同時に大阪・名古屋に支店、仙台・広島・福岡などに営業所を開設した。この合併により、大恵工事が保有していた日比谷通商の株式を継承し、後の連結子会社化の基盤が形成された。1967年には仙台営業所を支店に昇格させるなど、全国展開を加速した。

支店網の急速な拡大と大臣許可取得

1968年から1971年にかけて、松山、札幌、金沢、横浜に営業所を開設し、順次支店へ昇格させた。1971年には広島、福岡の営業所も支店化。1974年には建設大臣許可(特・般)を取得し、全国規模の工事受注が可能となった。1975年には沖縄に出張所を開設し、1981年に営業所、2018年に支店へ昇格。この時期に全国主要都市をカバーする支店網がほぼ完成した。

東証二部上場から第一部指定、本社移転の歩み

1977年11月、東京証券取引所市場第二部に上場。1978年に本社を港区芝に移転。1984年にはシンガポール支店を開設したが、1988年に廃止。1989年に千葉県野田市の旧ガスタービン組立工場を技術研究施設に改装。1995年9月には東証第一部銘柄に指定され、同時に日比谷通商を連結子会社化。2001年に本社組織から事業部門を分離し東京本店を設置。2006年に本社を芝浦に移転し、2017年に現在地(三田)へ移転した。

子会社化によるグループ再編と事業領域拡大

1995年、日比谷通商の株式を追加取得し連結子会社化(議決権比率55.7%)。その後も段階的に取得し、2023年には85.0%に達した。2003年にはニッケイの株式を追加取得して連結子会社化(48.1%、後に100%)。2010年には排水処理事業などを手掛けるHITエンジニアリングを完全子会社化し、2021年に吸収合併した。これによりグループは施工・販売・製造の一貫体制を強化した。

プライム市場移行と第9次中期経営計画の始動

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、市場第一部からプライム市場に移行。2026年には創業60周年を前に、第9次中期経営計画を策定。売上高1,130億円、営業利益125億円、ROE12%台を最終年度目標とする。同計画ではデータセンター市場の取り込みやリニューアルZEBの推進、BIM・AI活用による生産性向上を基本戦略に掲げている。

年表25件を開く

1960年代

  • 1966年3月創業東京都港区虎ノ門一丁目18番1号地において、現商号をもって設立、建築附帯設備の請負工事を開始。
  • 1966年7月M&A空調設備、衛生設備、電気設備工事を中心とした建築総合設備工事業者としての体制を確立するため、東京設備㈱並びに大恵工事㈱を吸収合併。また大阪、名古屋に支店(2016年9月大阪支店を関西支店に、名古屋支店を東海支店に改称)を、仙台、広島、福岡に営業所を、熊本に出張所(1971年3月営業所に昇格)をそれぞれ開設。合併に伴い、大恵工事㈱保有の日比谷通商㈱(1961年6月東京都港区において設立)の株式を継承。
  • 1967年10月仙台営業所を支店に昇格。(1988年7月東北支店に改称)
  • 1968年4月松山出張所を開設。(1971年3月営業所に昇格、2000年7月四国営業所に改称、2003年4月支店に昇格)
  • 1968年8月札幌営業所を開設。(1971年3月支店に昇格、2016年9月北海道支店に改称)
  • 1969年12月金沢出張所を開設。(1971年3月営業所に昇格、1994年2月北陸営業所に改称、2003年4月支店に昇格)

1970年代

  • 1970年10月横浜出張所を開設。(1971年3月営業所、1993年8月支店に昇格)
  • 1971年3月広島、福岡営業所を支店に昇格。(1988年7月福岡支店を九州支店に改称、2016年9月広島支店を中国支店に改称)
  • 1974年4月建設大臣許可(特・般-49)第3931号の許可を受ける。(以降3年ごとに許可更新)
  • 1975年2月沖縄出張所を開設。(1981年6月営業所に昇格、2018年7月支店に昇格)
  • 1976年3月千葉県野田市にガスタービン組立工場を新設。(1987年4月工場閉鎖)
  • 1977年11月上場東京証券取引所の市場第二部に上場。
  • 1978年10月本社を東京都港区芝五丁目37番8号に移転。

1980年代

  • 1984年1月シンガポール支店を開設。(1988年7月廃止)
  • 1989年10月千葉県野田市の旧ガスタービン組立工場を改装、技術研究施設とした。

1990年代

  • 1995年3月M&A建築設備工事を中心とした事業目的に対する相互補完関係を維持発展させるため日比谷通商㈱について、提出会社の出資比率を55.7%とし連結子会社とした。(2003年3月株式を追加取得し議決権比率を69.0%とし、2012年7月日比谷通商㈱の自己株式取得により議決権比率が73.7%に増加、2017年9月日比谷通商㈱の自己株式取得により議決権比率が77.6%に増加、2023年2月日比谷通商㈱の自己株式取得により議決権比率が85.0%に増加)
  • 1995年4月建設大臣許可(特・般-7)第3931号の許可(更新)を受ける。(以降5年ごとに許可更新)
  • 1995年9月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。

2000年代

  • 2001年8月本社組織から事業部門を分離し、東京本店を設置。
  • 2003年3月M&Aグループ総合力の向上を図るため、ニッケイ㈱の株式を追加取得して、提出会社の議決権比率を48.1%とし支配力基準の適用により連結子会社とした。(2017年9月、2018年2月ニッケイ㈱の自己株式取得により議決権比率が100%に増加)
  • 2006年10月本社を東京都港区芝浦四丁目2番8号に移転。

2010年代

  • 2010年6月M&A製薬分野や食品分野に事業領域を拡大するとともに、企画・設計業務の更なる強化と排水処理事業等、今後期待される環境分野への進出を図るため、HITエンジニアリング㈱の全株式を取得し、連結子会社とした。(2021年1月に吸収合併)
  • 2015年4月国土交通大臣許可(特-27)第3931号の許可(更新)を受ける。(以降5年ごとに許可更新)
  • 2017年9月本社を現在地に移転。

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 受注高2029年3月期まで1,200億円
  • 売上高2029年3月期まで1,130億円
  • 営業利益2029年3月期まで125億円
  • 経常利益2029年3月期まで132億円
  • ROE2029年3月期まで12%台

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    事業成長戦略:マーケティングとアライアンスで拡大

    競争優位領域と成長市場に経営資源を集中し、マーケティング戦略で持続的成長と収益性向上を図る。外部パートナーとの協業(アライアンス戦略)により成長領域へ展開し事業領域を拡張する。

  2. 02

    事業成長戦略:BIM・DX・AI活用による生産性高度化

    BIM、DX、AIを活用し施工生産性を高度化するとともに、人的リソースや協力会社を含む施工オペレーションの最適化を推進し、事業規模拡大と持続的利益成長の両立を目指す。

  3. 03

    経営基盤戦略:人材確保・育成と組織力強化

    成長の源泉となる人材の確保・育成を図り、能力を最大限引き出す組織力を強化する。事業成長戦略の実行と持続的成長の実現に向けた基盤を構築する。

  4. 04

    経営基盤戦略:データドリブンな意思決定の基盤構築

    データドリブンな意思決定を経営・事業運営に組み込む基盤を構築し、事業成長戦略の実行力高度化を図る。

  5. 05

    経営基盤戦略:成長投資と株主還元の両立で資本効率改善

    将来利益確保のための成長投資と適切かつ機動的な株主還元を両立し、資本効率改善とROE向上を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で967人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,183万円で、9期前と比べて+72.2%平均年齢は45.1歳、平均勤続年数は18.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月868
2018年3月888
2019年3月68744.817.7920
2020年3月63445.018.0940
2021年3月68545.218.0944
2022年3月87045.017.8961
2023年3月97145.117.9966
2024年3月1,00945.318.0966
2025年3月96345.418.5975769
2026年3月1,18345.118.49671,107

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率5.8%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)67.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 2 / 海外 0、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社 — 東京都港区408百万円
東京本店 — 東京都港区249百万円
野田研究施設 — 千葉県野田市214百万円
ニッケイ㈱ 本社他 — 東京都港区133百万円
設備機器製造事業
日比谷通商㈱ 本社他 — 東京都港区59百万円
設備機器販売事業
東北支店 — 仙台市宮城野区34百万円
九州支店 — 福岡市博多区29百万円
関西支店 — 大阪市中央区11百万円
東海支店 — 名古屋市東区11百万円
北陸支店 — 石川県金沢市11百万円
ほか5件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    日比谷通商㈱
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権85.0%
  • 国内
    ニッケイ㈱
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    広島運輸支局 庁舎照明LED交換工事
    国土交通省 · 2021-10-13
    548万円
  • 調達
    広島西部砂防廿日市出張所改修
    国土交通省 · 2016-11-10
    183万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は941億円営業利益107億円前期と比べると増収増益で、売上が+4.8%、利益が+42.7%。

売上高
+4.8%
941億円
営業利益
+42.7%
107億円
純利益
+47.5%
87億円
営業利益率
11.4%
前期比 +3.0%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,050億円941億円
営業利益110億円107億円
純利益87億円87億円
1株あたり配当¥110¥110

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は178億円、営業利益は22億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+9.9%、営業利益は+450.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q32722
2024年1Q16242.55
2024年2Q16863.65
2024年3Q211104.79
2024年4Q29729
2025年2Q377328.526
2025年4Q521438.333
2026年2Q405368.928
2026年4Q5367113.259
2027年1Q1782212.417

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は663億円から941億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は11.4%。売上は2期、純利益は5期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月6632818
2014年3月6952922
2015年3月7133126
2016年3月7946346
2017年3月7847052
2018年3月6684173
2019年3月7003227
2020年3月7594235
2021年3月7314631
2022年3月7556244
2023年3月8406646
2024年3月8386448
2025年3月89875818.459
2026年3月94110711511.487

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高941億円のうち、営業利益として残るのは107億円11.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は87億円、売上の9.2%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金77.6%730億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金11.1%104億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益11.4%107億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
22.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+4.1pt
11.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+3.8pt
9.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.7pt
11.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
7.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
9.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが116億円、投資CFが14億円で、差し引きのフリーCFは130億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は314億円で、売上の4.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月210−1712112
2014年3月−13−4−19−1776
2015年3月−3426−20−849
2016年3月1910−182959
2017年3月5322−2175113
2018年3月5799−142156127
2019年3月5816−2474176
2020年3月−21124−25103254
2021年3月1082−19110344
2022年3月17−3−2914330
2023年3月11−26−36−15279
2024年3月422−3444290
2025年3月−6−18−38−24228
2026年3月11614−44130314

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,109億円。このうち返さなくてよい自己資本が807億円で、自己資本比率は71.6%(業種中央値55.5%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月79455224267.3
2014年3月83557126466.2
2015年3月84758925867.2
2016年3月91959932062.8
2017年3月93763730065.4
2018年3月82958624369.2
2019年3月82460022471.3
2020年3月83658325368.1
2021年3月86162623570.9
2022年3月87563424170.7
2023年3月94764730067.2
2024年3月98269928370.0
2025年3月99971728270.6
2026年3月1,10980730371.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
274億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
569億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
20億円
在庫として抱えている分
負債合計
303億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
83
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率23 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

建設業 140社との比較

同じ建設業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率140社中20位あたり、逆に低いのは配当利回り140社中75位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
11.6%/中央値 10.9%
P25 7.9%P75 14.3%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
11.4%/中央値 7.3%
P25 5.1%P75 9.4%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
71.6%/中央値 55.5%
P25 43.8%P75 66.2%
売上成長率前期からの売上の伸び
4.8%/中央値 4.8%
P25 -1.9%P75 12.7%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.8%/中央値 3.5%
P25 2.7%P75 4.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,936で、1年前と比べて+32.5%過去52週の値幅のなかでは61%の位置にある。

¥2,936-3.4%1ヶ月+6.0%1年+32.5%時価総額646億円
過去52週の値幅
安値¥2,060高値¥3,485

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)14.7倍
PER (会社予想)14.5倍
PBR1.68倍
配当利回り3.75%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は直近1ヶ月で-8.14%と下落傾向にあります。8月7日には前日比-5.92%の2811円まで急落し、25日線(2907円)を明確に下回りました。また、75日線(2994円)も割り込んでおり、短期的な弱さが目立ちます。52週高値3485円からは約19%下落した水準ですが、52週安値2060円からは約36%上昇しており、中期的なレンジの中心付近に位置します。出来高は8月6日に46万株と急増した後、8月7日も22万株と高水準で、売り圧力が強まっています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 56/100)

PER 14.08倍は同業界平均14.07倍とほぼ同水準、PBR 1.52倍も同業界平均1.51倍とほぼ同じで、バリュエーションは相対的に割高でも割安でもない。ROE 11.6%は安定した収益性を示し、信用できる。配当利回り3.91%は同業界平均3.48%を上回り、株主還元は良好。業績は増収増益で、特に2026年3月期の営業利益は大幅増益予想であり、現状のPERは妥当な水準と思われる。

指標この会社業種平均
PER (実績)14.7倍14.4倍
PER (予想)14.5倍
PBR1.68倍1.55倍
ROE11.6%11.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

建築設備工事という需要が経済活動と密接に関連する分野で事業を展開している。強気派は、空調や省エネ設備への需要拡大、既存建物の改修需要の増加により、今後の成長が見込めると主張する。2026年3月期の売上高と利益率の大幅な改善も、この追い風を裏付ける。さらに、PBR 1.52倍、PER 14倍とバリュエーションが業界平均に比べて割高ではないとみる。一方、弱気派は、建設投資の先行き不透明感や、人手不足による施工コストの上昇を懸念する。また、ゼネコンとの価格交渉力の弱さが利益率の上限を決めるとの見方や、公共工事の減少リスクを指摘する。

プラスに働く材料7
  • 利益率の大幅改善

    2026年3月期の営業利益率は11.4%と前期から3ポイント改善。

  • 省エネ需要の追い風

    ビルの省エネ改修や設備更新需要が拡大し、受注が堅調。

  • 安定配当

    配当利回り3.9%と、株主還元の水準が高い。

  • 今期営業利益107億円と前期比32億円増通年影響

    営業利益は75億円から107億円へ32億円増加し、営業利益率11.37%に改善

  • 売上高941億円と3期連続増収通年影響

    売上高は838→898→941億円と拡大し、増収基調が続く

  • ROE11.6%と資本効率の高さ不定影響

    PBR1.52倍、ROE11.6%で収益性は良好、バリュエーション面で下支え

  • 配当利回り3.91%の高水準継続影響

    株価2811円に対する配当利回り3.91%は相対的に高く、投資家を引き付ける

マイナスに働く材料7
  • 建設投資の減速リスク

    金利上昇や景気悪化で設備投資が鈍化する可能性。

  • 労務費の高止まり

    設備技能者の不足で人件費が上昇し、利益率を圧迫。

  • ゼネコンへの依存

    主要顧客であるゼネコンの発注動向に業績が左右される。

  • 売上高増収率が7.2%から4.8%へ減速通年影響

    売上高898→941億円の伸びは4.8%と前期の7.2%から鈍化

  • 営業利益42.7%増は前期の反動増益通年影響

    前期75億円→今期107億円の増益率42.7%は、前期の低水準からの反動

  • 1年で株価27.5%上昇し過熱感継続影響

    1年間で27.52%上昇し、PER14.08倍で好材料を織り込み済み

  • 外国持株比率7.53%と低い継続影響

    外国人持株比率7.53%と低く、需給主導の上昇は限定的

次の決算で確かめる点
受注高・受注残高
設備工事の売上高は受注から遅れて計上されるため、先行指標となる。
営業利益率
コスト増に収益が耐えられるか、価格転嫁の進捗を測る。
改修工事比率
新築より利益率が高い改修工事の構成比で収益性を判断。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり110で、前期から+59.6%いまの株価に対する利回りは3.75%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥110
1株あたり
配当利回り
3.75%
いまの株価に対して
配当性向
39.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2537.5
2018年3月3020.010.1
2019年3月4033.3104.5
2020年3月400.014.2
2021年3月400.064.6
2022年3月412.547.5
2023年3月433.747.3
2024年3月431.249.5
2025年3月479.336.1
2026年3月7559.639.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥110

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ3,635人。区分でいちばん多いのは個人・その他36.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が55.2%を占め、残る44.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他29.332.335.333.334.636.5
事業法人32.434.336.338.138.233.7
金融機関28.526.121.520.119.821.5
外国法人9.26.46.17.86.77.5
自己株式3.85.57.84.76.91.8
証券会社0.60.90.80.70.70.8

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト 信託銀行株式会社(信託口)7.72
02日比谷総合設備取引先持株会6.10
03光通信KK投資事業有限責任組合5.68
04エヌ・ティ・ティ都市開発 株式会社4.18
05日本マスタートラスト 信託銀行株式会社(退職給付信託口・株式会社百十四銀行口)4.09
06日比谷総合設備従業員持株会3.68
07一般社団法人NTTグループ共済会3.17
08住友不動産株式会社2.76
09共立建設株式会社2.70
10株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.56

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+244%、1株純資産は14期で+6%。直近期のROEは11.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月581,7453.416.480.5
2014年3月731,8294.120.569.4
2015年3月881,9124.718.153.6
2016年3月1571,9678.110.037.6
2017年3月1782,1178.89.137.5
2018年3月2622,35012.37.510.1
2019年3月1112,4414.717.0104.5
2020年3月1472,3926.113.114.2
2021年3月1292,5575.215.164.6
2022年3月921,3187.110.047.5
2023年3月1001,3867.410.847.3
2024年3月1061,5287.314.149.5
2025年3月1331,6018.511.836.1
2026年3月2001,84411.613.539.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

27名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は27名。2026/3期の役員報酬は総額293百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
中北英孝代表取締役社長 社長執行役員6332,000
芦川隆範代表取締役副社長 副社長執行役員6212,000
享保裕彦取締役 常務執行役員 LC営業統括本部長6457,000
堀泰彰取締役 上席執行役員 管理本部長 兼 管理本部企画部長 兼 ESG推進室長5831,000
荒井泰徳取締役 上席執行役員 エンジニアリング サービス統括本部長6135,000
金子昌史取締役 上席執行役員 東京本店長 兼 技術戦略本部長 兼 東京本店都市設備本部長6127,000
橋本誠一取締役72
大砂雅子取締役70
大串淳子取締役66
川島高博監査役(常勤)63
阿部宏監査役(常勤)6412,000
原田昌平監査役68
残りの役員15名を開く
氏名役職年齢
佐藤啓孝監査役67
豊田忠之上席執行役員
井上浩一上席執行役員
髙野貴義上席執行役員
三輪恭久執行役員
土門暁執行役員
坂口照彦執行役員
荒川忠士執行役員
太田孝執行役員
大塚光雄執行役員
堀内好夫執行役員
嶋村克久執行役員
木下学執行役員
植木清文執行役員
大和寛執行役員

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円ストックオプション百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)811338632223730
社外監査役325258
社外取締役319196
監査役1121212

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容361字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社の日比谷通商株式会社、ニッケイ株式会社で構成され、空調設備、衛生設備、電気設備等の計画、設計、監督並びに施工を行う設備工事事業と、これら設備工事に係る機器の販売等を行う設備機器販売事業、並びに設備工事に係る機器の製造等を行う設備機器製造事業を主な内容として事業活動を展開しております。 当社グループの事業に係る位置付け及び事業の種類別セグメントとの関連は、次のとおりであります。 設備工事事業…………当社は、総合設備工事業を営んでおります。 設備機器販売事業……連結子会社である日比谷通商㈱が設備機器の販売及びメンテナンスを行っております。 設備機器製造事業……連結子会社であるニッケイ㈱が設備機器の製造及び販売を行っております。 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,256字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは創業60周年という節目を迎え、新たな経営理念を制定いたしました。 経営理念の制定にあたっては、これまでの歩みを振り返るとともに、将来にわたる持続的成長を見据え、当社グループの存在意義を示す「パーパス」と、価値観および行動指針を示す「バリュー」で構成しております。 (2)経営戦略・経営目標等 当社グループは、新たな経営理念を制定するとともに、第62期(2027年3月期)を初年度とし、第64期(2029年3月期)までの3か年を対象とする「第9次中期経営計画」を策定いたしました。 ①第8次中期経営計画の振り返り 第8次中期経営計画の業績は、主要な指標(受注高・売上高・営業利益・当期純利益)におい て計画を達成し、ROEは持続的に向上しました。 また、各施策は「コア事業を深める」「事業領域を拡げる」「経営基盤を高める・ESG経営」 の3つを柱に掲げ、着実に成果を創出するとともに、「資本・配当政策」においても着実に推進 してまいりました。 ②足許の事業環境を踏まえた重要テーマ 今後の事業成長と企業価値向上に向け、急速に変化する環境変化(建設業界、社会トレンド) を的確に捉え、第9次中期経営計画の戦略立案へ展開しております。 ③経営ビジョン 経営理念に基づき、中長期的に目指す姿と方向性を明確化し、第9次中期経営計画実現の指針 として「経営ビジョン:深化・拡大、“その先へ”」を策定いたしました。 ④第9次中期経営計画の骨子 現在の事業環境を踏まえ、経営理念に基づく「経営ビジョン」の実現に向け、今後3年間で達 成を目指す財務目標と、重点的に取り組む基本戦略を第9次中期経営計画として策定いたしまし た。 ⑤財務目標 第9次中期経営計画最終年度における連結財務目標は以下のとおりです。 受注高   1,200億円 売上高   1,130億円 営業利益   125億円 経常利益   132億円 親会社株主に帰属 する当期純利益   95億円 ROE   12%台 ⑥基本戦略 第9次中期経営計画の基本戦略は、持続的成長を目指す「事業成長戦略」と成長の土台となる「経営基盤戦略」で構成しております。 a.事業成長戦略 ・マーケティング戦略:競争優位を有する領域と、成長が見込まれる市場に経営資源を集中することで、持続的な成長と収益性の向上を実現 ・アライアンス戦略:ケイパビリティを起点とした外部パートナーとの協業により、成長領域への展開を加速するため、事業領域を拡張 ・オペレーションスマート戦略:事業規模の拡大と持続的な利益成長の両立を目指し、BIM・DX・AIを活用した施工生産性の高度化と、人的リソースおよび協力会社を含む施工オペレーションの最適化を推進 b.経営基盤戦略 ・人材戦略:事業成長戦略の着実な実行と持続的成長の実現に向け、成長の源泉となる人材の確保・育成を図るとともに、能力を最大限引き出す組織力を強化 ・データドリブンマネジメント戦略:事業成長戦略の実行力高度化に向け、データドリブンな意思決定を経営・事業運営に組み込む経営基盤を構築 ・財務資本戦略:企業価値の最大化に向け、「将来利益確保に向けた成長に資する施策」と、「適切かつ機動的な株主還元」の両立により、資本効率改善およびROE向上 (3)経営環境・優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 今後の見通しといたしましては、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果により、わが国経済は緩やかな回復が続くことが期待されます。 一方で、中東情勢の展開や原油価格の動向、米国の通商政策を含む海外経済・物価動向、金融・為替市場の変動等が国内経済へ及ぼす影響には引き続き留意する必要があります。 建設業界におきましては、建設投資全体としては引き続き堅調に推移すると想定されますが、労務費上昇、人材確保難に加え、さらなる資機材の価格高騰や納期遅延等に注意する必要があります。 当社グループにおきましては、2026年7月に創業60周年の節目を迎えるにあたり、新たな経営理念を制定いたしました。 その経営理念に基づき、第62期(2027年3月期)から第64期(2029年3月期)までの3年間の事業運営に関する「第9次中期経営計画」を策定いたしました。 本中期経営計画は、ストックを核とした地域戦略の実行、およびデータセンター市場の成長を取り込んで新たな事業創出による事業拡大を目指す「事業成長戦略」と、持続的成長を支える人的資本の充実とデータマネジメントの推進、資本効率の向上およびガバナンス強化を通じて企業価値向上を図る「経営基盤戦略」を、基本戦略として位置づけております。 第62期(2027年3月期)は、「第9次中期経営計画」スタートの年度と位置づけ、リニューアル事業の深化およびデータセンター需要への対応、新たな成長領域の開拓に加え、組織力・生産性を高める経営基盤の強化、資本効率の向上ならびにガバナンス強化に取り組んでまいります。業績予想は、受注高1,300億円、売上高1,050億円、営業利益110億円、親会社株主に帰属する当期純利益87億円としております。
事業等のリスク3,605字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。なお、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクが顕在化した場合に当社グループの経営成績等の状況に与える影響につきましては、合理的に予見することが困難であるため記載しておりません。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)特定の取引先への依存に関するリスク 当社グループの売上高は、NTTグループへの依存度が高く、今後NTTグループの建設投資が何らかの理由で予想以上に変動・減少した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を与える可能性があります。 当社グループとしては、NTTグループの通信用建物に加えて、不動産再開発・データセンターや新規事業分野向けの受注活動を実施しております。また、NTTグループ向け工事で培ったリニューアル工事のスキル・ノウハウを活用し、他の顧客への受注拡大を図ります。 (2)自然災害等に関するリスク 自然災害や大規模な感染症等の発生及びそれに伴うライフラインの停止や燃料・資材・人員の不足による工事の中断・遅延、建物・資機材への損害等が発生した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を与える可能性があります。 当社グループとしては、自然災害等の発生に備え、人的被害の回避を最優先としつつ事業継続を図るため、災害用備蓄品の確保、想定シナリオに基づく訓練の実施、BCPマニュアルの整備、サプライチェーンの混乱への対策及びテレワーク等を可能とする社内情報インフラの運用等により、リスク回避と被害最小化に努めてまいります。 (3)事業環境の変化に関するリスク 地政学リスクの高まりに起因する国内の景気後退や国内外の産業構造の変化等により、新築工事を中心とした建設投資が縮小した場合、当社グループの受注が減少し、経営成績及び財政状態に悪影響を与える可能性があります。 当社グループとしては、景気後退や産業構造の変化に対応するため、長年のNTTグループ向け工事で培ったリニューアル工事のスキル・ノウハウを他の顧客にも展開し、建設市場の変化に対応した注力分野の見直しを行うとともに、脱炭素社会に向けたカーボンニュートラル事業の推進も図ってまいります。 (4)気候変動に関するリスク 脱炭素社会への移行リスクとして、排出量取引の義務化や炭素税等新たな制度の導入による当社グループ及び顧客に対するコスト増加、また、物理的リスクとして、気温上昇による生産性の低下、異常気象による機器の損壊等があり、当該リスクが中長期的に当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を与える可能性があります。 当社グループとしては、脱炭素・省CO2案件の実績・ノウハウを積み重ね、当社グループの温室効果ガス排出量を削減するとともに、社会・顧客の脱炭素社会への移行に貢献してまいります。 (5)新しい技術への対応に関するリスク 当社グループの事業領域では、空調やエネルギーの分野を中心に技術革新が進んでおります。新しい技術への対応が遅れる場合、受注機会の喪失や市場競争力の低下等、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を与える可能性があります。 当社グループとしては、技術トレンドと市場ニーズの情報収集、データセンター等での冷却技術の検証、また、他企業とのアライアンス等により、新しい技術への対応力を高めてまいります。 (6)事業の拡大に関するリスク 当社グループは、事業の拡大に向け、新規事業分野での事業開拓を行っておりますが、当該分野では経験や検討が不足することに伴うリスクが想定されます。また、大型化したデータセンターや再開発案件にも取り組んでおりますが、こうした工事において適切なリソースを確保できないリスクがあります。これらのリスクが顕在化した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を与える可能性があります。 当社グループとしては、参入する分野についてノウハウを有する会社との提携や全社的な施工リソースの調整・資材の計画的発注などによるリスクコントロールを行いつつ事業の拡大を図っております。 (7)人材確保に関するリスク 当社グループにとって「人」は最大の財産であり、持続的成長の原動力です。しかしながら、少子高齢化や働き方に関する考え方の変化等により人材不足が深刻化した場合、事業活動への支障を通じて当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を与える可能性があります。 当社グループとしては、引き続き、性別や新卒・中途を問わない積極的な採用、計画的な育成、データ・AI活用等による業務効率化を行うとともに、働きやすい職場づくり・エンゲージメント向上により、事業に必要な人材の確保に努めてまいります。 (8)資材調達に関するリスク 当社グループが取り扱う設備用機器・資材について、中東情勢の影響やサプライチェーンの混乱等に伴う価格高騰や納入遅延が発生した場合、工事の採算性が悪化し、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を与える可能性があります。 当社グループとしては、資機材の状況を見極めながら納期の把握及び適正な価格の算出・決定を行うとともに、調達組織による協力会社数の拡大、協力会社とのコミュニケーションの充実、計画的な調達や集中購買等により納期遵守、原価低減に努めております。 (9)業績の季節的変動に関するリスク 当社グループとしては工事の平準化に取り組んではおりますが、顧客との関係等もあり、上半期に比べ下半期に完成する工事の割合が高くなり、結果として連結会計年度の上半期と下半期の業績に著しい相違が発生する可能性があります。 (10)不採算工事の発生、品質に関するリスク 当社グループが行う工事受注時の費用見積もりが不足していた場合、施工段階において品質不良や追加工事原価等により不採算が発生した場合、または、過去の工事での契約不適合が発見され補修コストが発生した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を与える可能性があります。 当社グループとしては、受注時からの見積もりの精度向上、工程遅延や追加工事原価発生等のリスク要因に応じたフォロー体制の充実、過去の事例を活用した従業員・協力会社への教育、および専任担当者による品質巡回等を実施しております。 (11)安全に関するリスク 当社グループは、顧客の建物工事を数多く施工しております。工事の施工において人身事故はもとより物損、設備事故を引き起こして顧客の信用を失う場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を与える可能性があります。 当社グループとしては、従業員・協力会社への安全に関する当事者意識を持たせるように過去の事故事例の共有や安全教育・講習の実施(羽田安全研修センターの活用を含む)を行うとともに、安全パトロールや熱中症対策の徹底により安全の確保に努めております。 (12)情報セキュリティに関するリスク 当社グループは、事業運営上、顧客等が保有する技術データ・顧客データ等の重要な情報を取り扱っております。潜在的リスクが高まっている不正アクセス等により当社グループからこれら重要な情報が流出した場合、顧客からの信頼を低下させるほか、損害賠償義務の発生等により当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を与える可能性があります。 当社グループとしては、セキュリティ監視・運用での技術的対応を強化するとともに、従業員向けの情報セキュリティ教育・訓練を継続して実施してまいります。2013年以来情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の認証を取得しており、引き続き情報管理の重要性を認識した体制づくりに取り組んでまいります。 (13)法令違反、会計不正、社内不正、信用失墜に関するリスク 当社グループの役員・従業員が法令・社内規程に違反した場合、又は当社グループの信用を失墜させる行為を行った場合、事業活動が制限され、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を与える可能性があります。 当社グループとしては人権の尊重、従業員エンゲージメントの改善、法令・社内規程遵守教育の充実、内部監査機能の一層の強化、及び内部通報システムの浸透等を図っております。 (14)有価証券等に関するリスク 当社グループが保有する株式等の金融商品については、金融資本市場の変動や保有銘柄の業績等により大幅な時価の下落が生じた場合、減損が発生する可能性があります。また、期待した分配金や利息等が受け取れない場合があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,541字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績およびキャッシュ・ フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要ならびに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)経営成績等の状況 ①経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、物価上昇の継続や、地政学的リスク、米国の通商政策の影響、金融資本市場の変動等を背景に先行き不透明感が高まっているものの、雇用・所得環境の改善および各種政策の効果により、総じて緩やかな回復基調で推移しました。一方で、中東情勢の影響やそれに伴う原油価格の動向、金融・為替市場の変動、海外経済・物価動向等については引き続き注視が必要な状況にあります。 建設業界におきましては、データセンター・半導体関連、サプライチェーン強靭化、インフラ更新、都市再開発等の投資を背景に、需要は総じて底堅く推移しました。他方、資機材価格の高止まりや納期遅延、労務費上昇、人材確保難等の課題もみられ、引き続き動向を注視する必要があります。 このような状況のもと、当社グループでは、「第8次中期経営計画」に基づき、データセンター・都市再開発を中心とした営業展開、リニューアルZEB・省エネ等のカーボンニュートラル事業推進、BIM活用・フロントローディング・オフサイト施工等の施工効率化への取り組み、重要なパートナーである協力会社とのコミュニケーションの活性化、採用活動強化・エンゲージメント向上・女性活躍推進等による人的資本の価値向上、生成AIの活用による全社的なDX推進等にも努めてまいりました。また、人権デュー・ディリジェンスによる人権尊重の取組みも推進しております。 以上のような取り組みの結果、受注高につきましては、堅調な需要動向に支えられ、業績予想(1,020億円)を上回る1,115億83百万円(前期比19.1%増)となりました。 売上高につきましては、前期からの豊富な繰越工事と当期受注の工事が順調に進捗し、概ね業績予想(943億円)の940億80百万円(前期比4.8%増)となりました。 利益につきましては、売上高の増加、生産性向上の取組みに加え、完成した一部工事の採算が改善したため利益率が上昇し、営業利益106億70百万円(前期比43.1%増)、経常利益114億66百万円(前期比40.9%増)となり、いずれも業績予想(営業利益94億円、経常利益102億円)を上回りました。 親会社株主に帰属する当期純利益は、政策保有株式の売却による特別利益および賃上げ促進税制の適用により、86億81百万円(前期比47.0%増)となり、業績予想(73億円)を上回りました。 なお、セグメント別の業績は次のとおりであります。 1.設備工事事業 売上高は862億88百万円(前期比7.4%増)、営業利益は101億10百万円(前期比50.7%増)と なりました。 2.設備機器販売事業 売上高は52億81百万円(前期比25.4%減)、営業利益は4億15百万円(前期比32.4%減)とな りました。 3.設備機器製造事業 売上高は25億10百万円(前期比5.2%増)、営業利益は1億28百万円(前期比10%増)となり ました。 ②生産、受注及び販売の状況 a.受注高 セグメントの名称   前連結会計年度 (自  2024年4月1日 至  2025年3月31日)   当連結会計年度 (自  2025年4月1日 至  2026年3月31日)   前連結会計年度比 (百万円)   (百万円)   (%) 設備工事事業   84,066   103,906   23.6 設備機器販売事業   7,082   5,281   △25.4 設備機器製造事業   2,506   2,395   △4.4 計   93,655   111,583   19.1 (注)  セグメント間取引については、相殺消去しております。 b.売上高 セグメントの名称   前連結会計年度 (自  2024年4月1日 至  2025年3月31日)   当連結会計年度 (自  2025年4月1日 至  2026年3月31日)   前連結会計年度比 (百万円)   (百万円)   (%) 設備工事事業   80,316   86,288   7.4 設備機器販売事業   7,082   5,281   △25.4 設備機器製造事業   2,386   2,510   5.2 計   89,786   94,080   4.8 (注)1  セグメント間取引については、相殺消去しております。 2  当社グループでは生産実績を定義することが困難であるため「生産の状況」は記載しておりません。 3  売上高総額に対する割合が100分の10以上の相手先別の売上高及びその割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自  2024年4月1日 至  2025年3月31日)   当連結会計年度 (自  2025年4月1日 至  2026年3月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) ㈱竹中工務店   16,292   18.1   12,681   13.5 ㈱NTTファシリティーズ   11,581   12.9   5,625   6.0 なお、提出会社個別の事業の状況は次のとおりであります。 設備工事事業における受注工事高及び売上高の状況 ① 受注工事高、売上高及び次期繰越工事高 期別   区分   前期繰越 工事高 (百万円)   当期受注 工事高 (百万円)   計 (百万円)   当期売上高 (百万円)   次期繰越 工事高 (百万円) 前事業年度 (自  2024年4月1日 至  2025年3月31日)   空調工事   45,231   49,149   94,380   45,249   49,131 衛生工事   22,605   19,364   41,970   19,743   22,226 電気工事   13,635   15,552   29,188   15,323   13,864 計   81,473   84,066   165,539   80,316   85,222 当事業年度 (自  2025年4月1日 至  2026年3月31日)   空調工事   49,131   49,884   99,016   48,782   50,233 衛生工事   22,226   29,345   51,572   18,505   33,066 電気工事   13,864   24,675   38,540   18,999   19,540 計   85,222   103,906   189,129   86,288   102,840 (注)1  前事業年度以前に受注した工事で、契約の変更により請負金額の増減がある場合は、当期受注工事高にその増減額を含みます。したがって、当期売上高にもかかる増減額が含まれております。 2  次期繰越工事高は(前期繰越工事高+当期受注工事高-当期売上高)であります。 ② 受注工事高の受注方法別比率 工事受注方法は、特命と競争に大別されます。 期別   区分   特命(%)   競争(%)   計(%) 前事業年度 (自  2024年4月1日 至  2025年3月31日)   空調工事   16.6   42.4   59.0 衛生工事   8.5   13.2   21.7 電気工事   9.6   9.7   19.3 計   34.7   65.3   100.0 当事業年度 (自  2025年4月1日 至  2026年3月31日)   空調工事   11.1   36.0   47.1 衛生工事   3.7   25.3   29.0 電気工事   14.8   9.1   23.9 計   29.6   70.4   100.0 (注)  百分比は請負金額比で示しております。 ③  売上高 期別   区分   官公庁 (百万円)   民間 (百万円)   計 (百万円) 前事業年度 (自  2024年4月1日 至  2025年3月31日)   空調工事   2,961   42,288   45,249 衛生工事   644   19,099   19,743 電気工事   452   14,871   15,323 計   4,058   76,258   80,316 当事業年度 (自  2025年4月1日 至  2026年3月31日)   空調工事   5,199   43,583   48,782 衛生工事   2,526   15,979   18,505 電気工事   1,858   17,141   18,999 計   9,584   76,703   86,288 (注)1  売上高のうち主なものは、次のとおりであります。 前事業年度 大阪・法円坂ホテル計画       空調・衛生設備工事   ㈱竹中工務店 大井町駅周辺広町地区開発 A街区       空調・衛生設備工事   ㈱竹中工務店 虎ノ門二丁目地区(再)特定業務代行施設建築物建設工事       電気設備工事   大成建設㈱ ネクストサイト千葉ビル新築工事       空調・衛生設備工事   清水建設㈱ 品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)1街区       空調設備工事   ㈱フジタ 当事業年度 (仮称)札幌北1西5計画       空調・衛生・電気設備工事   大成建設㈱ 大井町駅周辺広町地区開発 A街区       空調設備工事   ㈱竹中工務店 (仮称)芝公園二丁目計画       空調・衛生・電気設備工事   ㈱竹中工務店 (仮称)公立東濃中部医療センター建設工事       空調設備工事   五洋建設㈱ 品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)1街区       空調設備工事   ㈱フジタ 2  売上高総額に対する割合が100分の10以上の相手先別の売上高及びその割合は、次のとおりであります。 前事業年度 ㈱竹中工務店   16,292百万円   20.3% ㈱NTTファシリティーズ   8,018百万円   10.0% 当事業年度 ㈱竹中工務店   12,681百万円   14.7% ④  次期繰越工事高(2026年3月31日現在) 区分   官公庁 (百万円)   民間 (百万円)   計 (百万円) 空調工事   6,224   44,008   50,233 衛生工事   3,959   29,107   33,066 電気工事   993   18,546   19,540 計   11,177   91,663   102,840 (注)1  次期繰越工事のうち主なものは、次のとおりであります。 完成予定年月 日清製粉グループ本社(仮称)用賀 オフィス新築工事       空調設備工事   清水建設㈱   (2027年3月) (仮称)品川駅西口地区A地区新築計画       電気設備工事   大成建設㈱   (2029年1月) サンエー新本社・食品加工センター新築工事       衛生設備工事   ㈱竹中工務店   (2028年5月) 野村不動産Landport京都伏見新築工事       空調・衛生設備工事   清水建設㈱   (2027年5月) 新千葉県立図書館・県文書館複合施設空調設備工事       空調設備工事   千葉県   (2028年11月) (2)財政状態の状況 当連結会計年度末の総資産は、前年度末と比較して110億20百万円増加し、1,109億35百万円となりました。 資産増加の主な要因は、前期と比較して受取手形・完成工事未収入金等が22億66百万円、電子記録債権が15億46百万円減少し、工事代金の回収により現金及び預金が76億12百万円、上場株式等の時価上昇により投資有価証券が68億73百万円増加したためであります。 当連結会計年度末の負債総額は、前年度末と比較して20億34百万円増加し、302億65百万円となりました。 負債増加の主な要因は、前期と比較して支払サイトの短縮化等により支払手形・工事未払金等が45億70百万円減少したものの、未払法人税等が3億77百万円、未成工事受入金が27億19百万円、上場株式等の時価上昇により繰延税金負債が18億4百万円増加したためであります。 当連結会計年度末における純資産は、前年度末と比較して89億85百万円増加し、806億69百万円となりました。 増加の主な要因は、利益剰余金が配当や自己株式取得等により減少したものの、親会社株主に帰属する当期純利益86億81百万円の計上等により14億64百万円、上場株式等の時価上昇によりその他有価証券評価差額金が47億16百万円増加したことによるものであります。 (3)キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 ①キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、116億45百万円のキャッシュインとなりました。これは税金等調整前当期純利益の増加に加え、売上債権の減少によるキャッシュインが増加したことなどによるものであります。 投資活動によるキャッシュ・フローは、13億99百万円のキャッシュインとなりました。これは売上高の拡大に伴い運転資金の増加を見据え、短期資産運用の対象を有価証券・投資有価証券から現金同等物にシフトしたことに伴いキャッシュインが増加したことなどによるものであります。 財務活動によるキャッシュ・フローは、44億35百万円のキャッシュアウトとなりました。前期比では6億69百万円増加しておりますが、これは自己株式の取得や配当金の支払に伴うキャッシュアウトが増加したことなどによるものであります。 以上により、当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前年度末と比較して86億9百万円増加し、313億88百万円となりました。 ②資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの主な運転資金需要は、工事に係る材料費・外注費、商品販売に係る製品の購入のほか、販売費及び一般管理費等の営業費用及び税金の支払い等であります。営業費用の主なものは、人件費、地代家賃等であります。設備資金については、多額の資金需要はありません。 運転資金及び設備資金は、自己資金を原資としておりますが、債権回収と債務支払いのタイミングのズレから資金が必要になった場合、短期借入金で調達します。運転資金を機動的に調達するため、取引銀行3行と当座貸越契約(当座貸越極度額51億円)を締結しております。 (4)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たって採用している重要な会計方針は「第5  経理の状況  1  連結財務諸表等  (1)連結財務諸表  注記事項  連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりであります。 この連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5  経理の状況  1  連結財務諸表等  (1)連結財務諸表  注記事項  重要な会計上の見積り」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

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