概要
ハリマ化成グループは、松やに(ロジン)を主原料とする天然物由来の機能性化学品を手がける化学メーカーである。1947年の創業以来、パインケミカル分野を基盤に事業を拡大し、現在は樹脂・化成品、製紙用薬品、電子材料、海外のローター事業の4セグメントを展開する。連結売上高は1,037億円(2026年3月期)、従業員数は1,691名。持株会社体制のもと、33の子会社を擁し、世界7か国に生産拠点を持つ。
4つの事業セグメントと売上高構成
ハリマ化成グループは、樹脂・化成品、製紙用薬品、電子材料、ローターの4事業を柱とする。2026年3月期の連結売上高1,037億円の内訳は、ローターが359億円(構成比34.6%)で最大、次いで製紙用薬品が287億円(27.7%)、樹脂・化成品が214億円(20.6%)、電子材料が137億円(13.2%)である。このほかに倉庫・不動産・洗剤・食品などを含むその他事業がある。樹脂・化成品とローターは原料にトール油やロジンを用いる点で共通し、製紙用薬品は紙力増強剤やサイズ剤、電子材料ははんだ付け材料や半導体レジスト用樹脂を扱う。海外売上高比率は約6割に達する。
持株会社体制とグローバルネットワーク
同社は2012年10月に持株会社に移行し、ハリマ化成グループ株式会社としてグループ全体の経営戦略を策定・推進する。子会社33社と関連会社4社から成り、国内の中核事業会社であるハリマ化成株式会社が樹脂・化成品、製紙用薬品、電子材料の製造販売を担う。海外では、米国のHarima USA, Inc.、欧州のLAWTER B.V.(世界7か国に製造拠点)、中国の杭州杭化哈利瑪化工など、各地に生産・販売子会社を配置。チェコ、マレーシア、英国にも電子材料や樹脂の拠点を持つ。持株会社によるガバナンスのもと、各子会社が地域密着型の事業を展開している。
パインケミカルに根ざした原料戦略
同社の事業基盤は、松から得られる粗トール油の蒸留技術にある。トール油を連続式真空精密分留装置で精製し、トールロジンやトール脂肪酸、テレピン油などを取り出す。これらの天然由来原料を化学的に誘導化し、塗料用樹脂、印刷インキ用樹脂、粘接着剤用樹脂、合成ゴム用乳化剤などに加工する。パインケミカルは石油化学由来製品に対するバイオマス代替としての優位性を持ち、同社はその精製・誘導体化で半世紀以上の実績を有する。2025年にはトール油蒸留パイロットプラントが日本化学会の化学遺産に認定された。
業界の中での役割は化学メーカー(樹脂・化成品、製紙薬品、電子材料)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01樹脂・化成品主力
粗トール油を蒸留して得られるトールロジン・トール脂肪酸を原料に、塗料用樹脂、印刷インキ用樹脂、合成ゴム用乳化剤、粘接着剤用樹脂などを製造販売。
松由来のトール油を原料とする独自技術
- 塗料用樹脂
- 建築物・船舶等の塗料に使用される合成樹脂。
- 印刷インキ用樹脂
- 商業印刷・新聞印刷などに用いられるインキ用樹脂。
- 合成ゴム用乳化剤
- 自動車タイヤなどのスチレンブタジエンゴム製造時の乳化重合に使用される。
- 粘接着剤用樹脂
- ラベル・シール等の粘着剤や接着剤に使用される樹脂。
02製紙用薬品主力
段ボール等の紙に強度を付与する紙力増強剤、耐水性・印刷適性を与えるサイズ剤、塗工剤・バリアコート剤などを製造販売。
- 紙力増強剤
- 紙の強度を高めるための薬品。
- サイズ剤
- 紙に耐水性や印刷適性を与え、インキのにじみを防ぐ薬品。
- 塗工剤・バリアコート剤
- 紙の表面処理やバリア性向上のための薬品。
03電子材料準主力
はんだ付け材料、半導体レジスト用樹脂、熱交換器用アルミろう付け材料などを製造販売。自動車・家電・半導体等の電子部品接合や製造工程に使用。
- はんだ付け材料
- 自動車用電子機器や家電製品の電子部品を接合するためのはんだ。
- 半導体レジスト用樹脂
- 先端半導体の製造工程で使用される感光性樹脂。
- 熱交換器用アルミろう付け材料
- 自動車のエアコンやラジエターなどの熱交換器に用いられるろう材。
04ローター(海外粘接着剤・インキ・ゴム用樹脂)準主力
世界7か国に製造拠点を持つローター社が、粘接着剤用樹脂、印刷インキ用樹脂、合成ゴム用乳化剤、路面標示塗料用樹脂を製造販売。
- 粘接着剤用樹脂(ローター)
- ラベル・シール等向け粘着剤・接着剤用樹脂。
- 印刷インキ用樹脂(ローター)
- 印刷インキ用樹脂。
- 合成ゴム用乳化剤(ローター)
- 合成ゴム製造用乳化剤。
- 路面標示塗料用樹脂
- 道路の区画線などに使用される塗料用樹脂。
05その他(倉庫・不動産・洗剤・食品等)その他
グループ会社が倉庫業、ホテル・ゴルフ場の経営、不動産管理、業務用洗剤・洗浄機器、業務用食品・健康食品等を展開。
製品と技術
樹脂・化成品のフルラインアップ
樹脂・化成品セグメントの中核は、トールロジンやトール脂肪酸を原料とする誘導体樹脂である。塗料用樹脂は建築物や船舶の保護塗料に使用され、印刷インキ用樹脂は商業印刷・新聞印刷向けに供給される。合成ゴム用乳化剤は自動車タイヤなどスチレンブタジエンゴムの乳化重合工程で用いられる。粘接着剤用樹脂はラベル・シール向けが主力。さらに、ディスプレイ向け機能性コーティング剤や香料原料のミルセンも製品群に含まれる。同社はこれらの製品を国内外の顧客に供給し、パインケミカル分野で高いシェアを持つ。
製紙用薬品の分野別展開
製紙用薬品事業では、紙力増強剤、サイズ剤、塗工剤・バリアコート剤を提供する。紙力増強剤は段ボール原紙などに強度を付与し、サイズ剤は紙に耐水性や印刷適性を与えインキのにじみを防ぐ。これらの薬品は国内だけでなく、米国や中国の子会社を通じて販売されている。2026年3月期の売上高は287億円で、グループ第2のセグメントである。特に米国ではPlasmine Technologyが販路を拡大し、成長を牽引している。
電子材料の接合・プロセス技術
電子材料分野では、はんだ付け材料、半導体レジスト用樹脂、熱交換器用アルミろう付け材料を主力とする。はんだ付け材料は自動車や家電の電子部品接合に使用され、2022年にヘンケルから取得した事業により技術・顧客基盤を拡充した。半導体レジスト用樹脂は先端半導体のリソグラフィ工程で用いられる高機能材料で、AI需要の拡大に伴い成長が期待される。熱交換器用ろう付け材料は自動車のエアコンやラジエター向けで、海外での自動車生産増加を背景に販売を伸ばしている。
ローター事業のグローバル製品群
ローター事業は、粘接着剤用樹脂、印刷インキ用樹脂、合成ゴム用乳化剤、路面標示塗料用樹脂を世界7か国の製造拠点で生産する。粘接着剤用樹脂は水系粘着付与剤が中心で、オセアニアや南米で需要がある。路面標示塗料用樹脂は北米・南米で好調に推移している。印刷インキ用樹脂は欧州でシェアを拡大する一方、北米・南米では競争が激化している。2026年3月期の売上高は359億円とセグメント最大だが、原材料コスト上昇の影響で営業利益率は低く、収益力の改善が課題である。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
化学のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 樹脂・化成品松由来のトール油を原料とする独自技術
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
樹脂添加剤で世界シェア、収益回復途上
ハリマ化成グループは樹脂添加剤や電子材料で世界トップクラスのシェアを誇る。同業には東洋紡やクラレが存在し、競争が激しい。売上高は923→1010→1038億円と増加傾向、営業利益率も2.08%→3.18%と改善し、収益回復基調。グローバル展開や高機能品の拡充で差別化を図っているが、原料価格変動や需要サイクルの影響を受けやすい。
強み
- 特定分野で世界トップシェアを確保。
- 海外生産販売拠点を拡充、収益源を多様化。
- 電子材料など高付加価値品の比率上昇中。
- 顧客ニーズに応じたカスタム開発に強み。
課題
- 原油価格高騰が利益を圧迫するリスク。
- 東洋紡やクラレなど大手との競争激化。
- 電子材料は市況変動の影響を受けやすい。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
機能性化学の時価総額近傍。太字がハリマ化成グループ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4229群栄化学工業 | 388億円 | 14.5倍 |
| 2 | 3104富士紡ホールディングス | 376億円 | 19.9倍 |
| 3 | 4112保土谷化学工業 | 369億円 | 11.4倍 |
| 4 | 4064日本カーバイド工業 | 315億円 | 11.9倍 |
| 5 | 3580小松マテーレ | 297億円 | 19.7倍 |
| 6 | 4410ハリマ化成グループ | 293億円 | 11.6倍 |
| 7 | 4228積水化成品工業 | 281億円 | 12.7倍 |
| 8 | 7856萩原工業 | 279億円 | 19.5倍 |
| 9 | 5142アキレス | 267億円 | 11.8倍 |
| 10 | 4116大日精化工業 | 246億円 | 11.5倍 |
| 11 | 8095アステナホールディングス | 221億円 | 9.4倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(機能性化学)に従っています。
会社の歴史
沿革 37件
播磨化成工業の設立とトール油蒸留工場の完成
1947年11月、播磨化成工業株式会社(現・ハリマ化成グループ)が設立された。戦後の復興期、松やにを原料とする化学製品への需要が高まる中、同社は1952年12月にトール油蒸留工場を完成させ、本格的な生産を開始。1958年10月には連続式真空精密分留装置を導入し、トール油の高効率な分留技術を確立した。この装置により、粗トール油からロジン、脂肪酸、テレピン油を安定的に精製できるようになり、後の事業拡大の技術的基盤が築かれた。
米国企業との合弁と海外拠点の形成
1972年1月、米国ミード社(現・ウエストロック)などとの合弁で播磨エムアイディ株式会社(現・ハリマエムアイディ)を設立。1973年8月には同社に世界初のクローズドシステムによるトール油精製プラントが完成した。1980年2月には米国にHarima USA, Inc.を設立し、北米での販売網を構築。さらに1996年4月にはPlasmine Technology, Inc.の全株式を取得し、製紙用薬品事業を強化した。これらの動きにより、海外事業の基盤が固められた。
上場と商号変更、持株会社への移行
1985年11月に大阪証券取引所市場第二部に上場、1989年3月には東京証券取引所市場第二部に上場し、1990年9月には両市場第一部銘柄に指定された。1990年4月、商号をハリマ化成株式会社に変更。2012年10月にはハリマ化成グループ株式会社に商号を変更し、持株会社へ移行。新設のハリマ化成株式会社(現・連結子会社)に事業を承継させ、グループ経営を開始した。この再編により、各事業子会社の自律性とグループ全体の経営効率を高める体制が整えられた。
電子材料分野への本格参入とグローバル展開
2003年、同社は米国に電子材料子会社Harimatec Inc.を設立し、マレーシアにもHarimatec Malaysia Sdn.Bhd.を設立。2007年にはチェコにHarimatec Czech, s.r.o.を設立し、欧州での電子材料事業を開始した。2009年には株式会社日本フィラーメタルズを買収し、はんだ付け材料を強化。2022年には独ヘンケル社からはんだ材料事業の商権・資産を取得し、事業規模を拡大した。半導体レジスト用樹脂や熱交換器用ろう付け材料も手がけ、電子材料は成長分野として位置づけられている。
モメンティブ事業取得とローター事業の確立
2011年1月、米国化学会社モメンティブ社のロジン系印刷インキ用樹脂、粘接着用樹脂、合成ゴム用乳化剤などに関する事業を取得。この取得を統括するため、オランダにLAWTER B.V.を設立した。これにより、海外の粘接着剤・インキ・ゴム用樹脂事業が「ローター」セグメントとして形成された。2020年には高砂香料工業がLAWTER B.V.に資本参加し、事業基盤を強化。現在、ローター事業は世界7か国に製造拠点を持ち、グループ最大の売上高を誇る。
再生可能エネルギーと環境対応への投資
2005年3月、加古川製造所にバイオマス発電設備を完成させ、工場の電力を賄うとともにCO2削減を開始。2014年11月にはナノ粒子工場、同年12月には高砂伊保太陽光発電設備を完成。2023年3月には水足狩ヶ池太陽光発電所が竣工した。また、2016年にはSunPine ABのトールロジン生産設備が本格稼働し、北欧での原料調達力を強化。温室効果ガスの削減目標として、2027年度に2013年度比46%削減を掲げ、ESG経営を推進している。
年表37件を開く
1940年代
- 1947年11月創業播磨化成工業株式会社(現・ハリマ化成グループ株式会社)設立
1950年代
- 1952年12月トール油蒸留工場完成
- 1958年10月トール油の連続式真空精密分留装置完成
1970年代
- 1972年1月米国ミード社(現・ウエストロック社)、同インランドコンテナー社(現・インターナショナル・ペーパー社)等との合弁により播磨エムアイディ株式会社(現・ハリマエムアイディ株式会社)設立(現・連結子会社)
- 1973年8月播磨エムアイディ株式会社に世界初のクローズドシステムによるトール油精製プラント完成
- 1974年8月創業ブラジルにおける松脂事業開始のため、Harima do Brasil Indústria Química Ltda.設立(2024年6月ブラジル従業員に株式譲渡)
1980年代
- 1980年2月米国にHarima USA, Inc.設立(現・連結子会社)
- 1985年11月上場大阪証券取引所市場第二部に上場
- 1989年3月上場東京証券取引所市場第二部に上場
1990年代
- 1990年4月商号変更商号をハリマ化成株式会社に変更
- 1990年9月東京証券取引所および大阪証券取引所市場第一部銘柄に指定
- 1996年4月Plasmine Technology,Inc.の全株式を取得(現・連結子会社)
- 1999年5月杭州杭化播磨造紙化学品有限公司(現 杭州杭化哈利瑪化工有限公司)が操業(中国)(現・連結子会社)
2000年代
- 2003年9月米国に電子材料の製造販売を目的としてHarima USA, Inc.子会社のHarimatec Inc.を設立(現・連結子会社)
- 2003年12月マレーシアに第一実業株式会社との合弁により、電子材料の製造販売を目的としてHarimatec Malaysia Sdn.Bhd.を設立(現・連結子会社)
- 2003年12月杭州播磨電材技術有限公司(現 杭州哈利瑪電材技術有限公司)が操業(中国)(現・連結子会社)
- 2005年3月加古川製造所にバイオマス発電設備完成
- 2007年2月Harimatec Czech, s.r.o.を設立(チェコ)(現・連結子会社)
- 2007年3月南寧哈利瑪化工有限公司(現 LAWTER 南寧)が操業(中国)
- 2009年10月株式会社日本フィラーメタルズの全株式を取得(現・連結子会社)
2010年代
- 2011年1月米国化学会社モメンティブ社の事業のうち、ロジン系印刷インキ用樹脂、粘接着用樹脂、合成ゴム用乳化剤他に関する事業を取得し、これらの事業を統括するため、蘭国にLAWTER B.V.(現・連結子会社)を設立し、同事業を取得
- 2011年2月中国に東莞市杭化哈利瑪造紙化学品有限公司(現・連結子会社)が操業
- 2012年6月哈利瑪化成管理(上海)有限公司を設立(現・連結子会社)
- 2012年10月商号変更商号をハリマ化成グループ株式会社に変更し持株会社へ移行し、新たに設立したハリマ化成株式会社(現・連結子会社)が事業を承継
- 2014年11月ナノ粒子工場が完成(加古川製造所)
- 2014年12月高砂伊保太陽光発電設備完成
- 2016年6月SunPine ABのトールロジン生産設備が本格稼働
- 2018年12月中国に製紙用薬品の製造販売を目的として山東杭化哈利瑪化工有限公司(現・連結子会社)が操業
2020年代
- 2020年3月LAWTER B.V.(現・連結子会社)に高砂香料工業株式会社が資本参加
- 2022年1月HARIMA UK LTD.を設立(英国)(現・連結子会社)
- 2022年6月Henkel AG & Co. KGaAのはんだ材料事業に係る商権・資産等を取得
- 2023年1月ハリマ食品株式会社の全株式を取得(現・連結子会社)
- 2023年3月水足狩ヶ池太陽光発電所が竣工
- 2023年4月ミルセンプラントが完成
- 2024年4月M&A杭州杭化哈利瑪化工有限公司を完全子会社化
- 2024年6月Harima do Brasil Indústria Química Ltda.(ブラジル)の株式をブラジル従業員に譲渡
- 2025年2月トール油蒸留パイロットプラントが、日本化学会により化学遺産に認定
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高2026年度まで1,100億円
- 営業利益2026年度まで70億円
- 営業利益率2026年度まで6.4%
- ROE2026年度まで10.0%
- 温室効果ガス排出量削減率(2013年度比)2027年度まで46%削減
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
中期経営計画の着実な実行
2026年度を最終年度とする中期経営計画「NEW HARIMA 2026」を確実に実行し、企業価値の向上を図る。
- 02
収益力の改善と資本効率向上
営業利益率とROEの改善を進めるため、原料価格高騰分の価格転嫁、経費削減、低採算事業の見直し、特に海外子会社ローターの収益力改善に注力する。
- 03
事業基盤強化と新規事業への展開
半導体レジスト用樹脂など高成長分野への資本配分を強化し、コア技術の深化によるバイオマス転換と機能性向上、ライフサイエンス分野への展開を進める。
- 04
デジタル化・ESG・人材育成
生産データのデジタル化による生産性・品質向上、GHG削減目標の達成、新事業創出研修等による人材育成と組織力強化を推進する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で1,691人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は764万円で、9期前と比べて+2.2%。平均年齢は46.6歳、平均勤続年数は17.0年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 1,462 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 1,467 | — |
| 2019年3月 | 748 | 43.2 | 13.4 | 1,458 | — |
| 2020年3月 | 776 | 43.6 | 14.7 | 1,466 | — |
| 2021年3月 | 775 | 44.4 | 15.4 | 1,427 | — |
| 2022年3月 | 786 | 45.6 | 14.8 | 1,523 | — |
| 2023年3月 | 727 | 46.3 | 15.4 | 1,710 | — |
| 2024年3月 | 767 | 45.6 | 15.9 | 1,734 | — |
| 2025年3月 | 745 | 45.6 | 16.3 | 1,695 | 124 |
| 2026年3月 | 764 | 46.6 | 17.0 | 1,691 | 195 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社24社(国内 11 / 海外 13、うち連結子会社 21) を有報から抽出しています。
- 国内ハリマ化成㈱(注3、4)兵庫県加古川市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ハリマ化成商事㈱大阪市中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱セブンリバー広島市安佐南区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ハリマエムアイディ㈱大阪市中央区 · 連結子会社議決権75.0%
- 海外Harima USA, Inc. (注3)米国ジョージア州 ドルース市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Plasmine Technology,Inc. (注7)米国フロリダ州 ペンサコラ市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外杭州杭化哈利瑪化工 有限公司(注3)中国浙江省杭州市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外杭州哈利瑪電材技術 有限公司中国浙江省杭州市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Harimatec Malaysia Sdn.Bhd.マレーシア ペラ州 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Harimatec Czech s.r.o.チェコ クレカニ · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱日本フィラーメタルズ千葉県野田市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ハリマ食品㈱大阪市中央区 · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社12社を開く
- LAWTER B.V. (注3)オランダ アムステルダム98%
- LAWTER Capital B.V. (注3)オランダ ロッテルダム98%
- LAWTER Argentina S.A. (注3)アルゼンチン エントレリオス州98%
- LAWTER (N.Z.) Limited (注3)ニュージーランドマウントマウンガヌイ98%
- LAWTER Europe BV (注3,5)ベルギー カロ98%
- LAWTER Inc. (注3,6)米国イリノイ州 エルジン98%
- LAWTER Maastricht B.V. (注3)オランダ マーストリヒト98%
- 哈利瑪化成管理(上海)有限公司中国上海市100%
- HARIMA UK LTD.英国100%
- 三好化成工業㈱愛知県みよし市45%
- 秋田十條化成㈱秋田県秋田市40%
- SunPine ABスウェーデン ピーテオー市25%
- 調達300万円カーボンリサイクル実現を加速するバイオ由来製品生産技術の開発産業用物質生産システム実証高吸収型天然カロテノイドの大量生産システム実証国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2022-09-07
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は1,038億円、営業利益は33億円。前期と比べると増収増益で、売上が+2.8%、利益が+57.1%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 1,100億円 | 1,038億円 |
| 営業利益 | 35億円 | 33億円 |
| 純利益 | 27億円 | 23億円 |
| 1株あたり配当 | ¥42 | ¥42 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は287億円、営業利益は13億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+27.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 227 | — | — | −11 |
| 2024年1Q | 226 | −4 | −1.8 | −1 |
| 2024年2Q | 227 | −2 | −0.9 | −3 |
| 2024年3Q | 243 | 4 | 1.6 | 3 |
| 2024年4Q | 227 | — | — | −11 |
| 2025年2Q | 491 | 13 | 2.6 | 6 |
| 2025年4Q | 519 | 8 | 1.5 | 2 |
| 2026年2Q | 512 | 16 | 3.1 | 8 |
| 2026年4Q | 526 | 17 | 3.2 | 15 |
| 2027年1Q | 287 | 13 | 4.5 | 10 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は642億円から1,038億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は3.2%。売上は2期、純利益は2期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 642 | — | 14 | — | 2 |
| ナノ粒子工場が完成(加古川製造所) | |||||
| 2014年3月 | 752 | — | 26 | — | 3 |
| 2015年3月 | 827 | — | 2 | — | −10 |
| 2016年3月 | 810 | — | 32 | — | 12 |
| 2017年3月 | 714 | — | 39 | — | 24 |
| 2018年3月 | 733 | — | 40 | — | 27 |
| 2019年3月 | 786 | — | 48 | — | 41 |
| 2020年3月 | 718 | — | 36 | — | 22 |
| 2021年3月 | 629 | — | 11 | — | 11 |
| HARIMA UK LTD.を設立(英国)(現・連結子会社) | |||||
| 2022年3月 | 761 | — | 34 | — | 17 |
| 2023年3月 | 945 | — | 25 | — | 9 |
| 杭州杭化哈利瑪化工有限公司を完全子会社化 | |||||
| 2024年3月 | 923 | — | −3 | — | −12 |
| 2025年3月 | 1,010 | 21 | 13 | 2.1 | 8 |
| 2026年3月 | 1,038 | 33 | 30 | 3.2 | 23 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高1,038億円のうち、営業利益として残るのは33億円で3.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は23億円、売上の2.2%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金77.9%809億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金19.0%197億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.2%33億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが79億円、投資CFが−17億円で、差し引きのフリーCFは62億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は62億円で、売上の0.7ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 32 | −22 | −31 | 10 | 35 |
| 2014年3月 | 16 | −11 | 19 | 5 | 66 |
| 2015年3月 | 4 | −37 | 17 | −33 | 54 |
| 2016年3月 | 42 | −27 | −9 | 15 | 59 |
| 2017年3月 | 68 | −23 | −62 | 45 | 40 |
| 2018年3月 | 28 | −15 | −16 | 13 | 37 |
| 2019年3月 | 42 | −50 | 6 | −8 | 33 |
| 2020年3月 | 62 | −35 | −20 | 27 | 39 |
| 2021年3月 | 30 | −19 | −16 | 11 | 34 |
| 2022年3月 | 28 | −34 | 21 | −6 | 53 |
| 2023年3月 | −5 | −66 | 77 | −71 | 62 |
| 2024年3月 | 4 | −32 | 29 | −28 | 66 |
| 2025年3月 | 61 | −50 | −37 | 11 | 46 |
| 2026年3月 | 79 | −17 | −49 | 62 | 62 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は1,029億円。このうち返さなくてよい自己資本が415億円で、自己資本比率は39.7%(業種中央値63.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 614 | 298 | 316 | 46.5 |
| 2014年3月 | 705 | 315 | 390 | 42.2 |
| 2015年3月 | 751 | 331 | 420 | 41.4 |
| 2016年3月 | 708 | 314 | 394 | 41.3 |
| 2017年3月 | 671 | 338 | 333 | 47.1 |
| 2018年3月 | 696 | 361 | 335 | 48.4 |
| 2019年3月 | 729 | 378 | 351 | 48.5 |
| 2020年3月 | 714 | 377 | 337 | 49.2 |
| 2021年3月 | 694 | 374 | 320 | 49.8 |
| 2022年3月 | 789 | 401 | 388 | 46.6 |
| 2023年3月 | 924 | 408 | 516 | 40.1 |
| 2024年3月 | 986 | 409 | 577 | 37.8 |
| 2025年3月 | 1,000 | 380 | 620 | 37.3 |
| 2026年3月 | 1,029 | 415 | 614 | 39.7 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
化学 203社との比較
同じ化学の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで203社中44位あたり、逆に低いのは自己資本比率で203社中180位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,123で、1年前と比べて+32.6%。過去52週の値幅のなかでは77%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 11.6倍 |
| PER (会社予想) | 10.3倍 |
| PBR | 0.65倍 |
| 配当利回り | 3.74% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は7月下旬に990円まで調整する場面があったが、7月31日に出来高を伴い1120円まで急伸。直近も8月4日に1106円と3.08%上昇し、25日移動平均線(1038円)を6.5%上回って推移。52週高値1208円にはまだ届かないものの、52週安値838円からは32%上昇しており、年初来の上昇基調は継続している。出来高は急騰時に267,200株と膨らみ、相場参加者の関心が高まっている。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)。
PER 11.96倍は同業界平均17.91倍を下回り、予想PER10.1倍も考慮すると割安感。PBR0.64倍は平均1.41倍を大きく下回り、資産価値に対して株価が低い。配当利回り3.8%は平均2.76%を上回るが、配当性向106.7%は利益を超えており、持続可能性に懸念。ROE6%は低めで、収益性が改善途上。割安だが、配当の持続性と収益力強化が課題。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 11.6倍 | 17.8倍 |
| PER (予想) | 10.3倍 | — |
| PBR | 0.65倍 | 1.41倍 |
| ROE | 6.0% | 7.4% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
業績は回復基調にあり、2026年3月期は増収増益・営業利益率3.18%と改善が見込まれる。強気派は、天然物由来の持続可能性が評価され、電子材料需要の回復とグローバルニッチ戦略による高付加価値化が利益率を押し上げると期待する。また、PBR0.64倍と割安感があり、株主還元も3.8%と堅実とみる。一方、弱気派は、ロジン価格や原材料コストの変動に収益が左右されやすく、利益率の低さ(3%台)が投資に見合うか疑問視する。加えて、市場競争が激しく、中国企業の追随や合成代替品の登場でシェアが侵食されるリスクを指摘する。さらに、過去に赤字を計上した実績から、業績の安定性に欠けると懸念する。
- 持続可能性への追い風
天然物由来の製品は環境規制強化の追い風を受け、需要が拡大する
- 業績回復と増益
2026年3月期は営業利益率3.18%と改善し、純利益23億円と倍増予想
- 割安な株価水準
PBR0.6倍台と解散価値に近く、配当利回り3.8%で下支え
- 営業利益が前期比57%増の33億円通年影響強
2026/3期の営業利益は33億円で前期21億円から12億円増加。増収効果と利益率改善が寄与
- 最終利益が8億円から23億円へ約3倍通年影響強
2026/3期の純利益は23億円で前期8億円から15億円増加。収益改善が鮮明
- 予想PER10.1倍、PBR0.64倍の割安感継続影響中
予想PERは10.1倍、PBRは0.64倍と1倍割れ。収益改善が続けば評価修正が進む
- 配当利回り3.8%と株主還元が厚い継続影響弱
配当利回りは3.8%。株価1106円に対し安定配当が投資家の下支えとなる
- 低い収益性
営業利益率が3%台と低く、原材料高でさらに圧迫される可能性
- 競争激化の懸念
中国勢や合成樹脂メーカーの参入で価格競争が激しくなる
- 業績の不安定さ
直近で赤字を計上した時期があり、回復が一時的との懸念
- 営業利益率3.18%と低収益構造継続影響中
2026/3期の売上高1038億円に対する営業利益率は3.18%と低く、値上げ余地が限定的
- 売上高の伸び率は前期比2.8%に減速通年影響中
売上高は前期1010億円から1038億円と28億円増に留まる。増収ペースの鈍さが重し
- 2024/3期に最終赤字12億円を経験通年影響中
2024/3期は売上923億円で純損益12億円の赤字。原材料高や市況悪化で業績が揺れやすい
- 1年で36.8%株高、目先の利益確定売り継続影響弱
株価は1年間で36.8%上昇。短期的に利食い売りが出やすく、株価調整のリスクがある
- 営業利益率
- 収益性改善の進捗を確認し、本業の稼ぐ力が持続するか見るため
- 売上高成長率
- 電子材料など主要需要の回復と新規開拓の効果を測るため
- 原材料価格差
- ロジンなど天然原料の価格変動が利益に直結するため
- 海外売上比率
- グローバルニッチ戦略の成果と市場分散度を確認するため
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり42円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは3.74%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 17 | — | 86.5 |
| 2018年3月 | 23 | 35.3 | 33.5 |
| 2019年3月 | 36 | 56.5 | 246.6 |
| 2020年3月 | 38 | 5.6 | 97.6 |
| 2021年3月 | 38 | 0.0 | 54.7 |
| 2022年3月 | 38 | 0.0 | — |
| 2023年3月 | 42 | 10.5 | 1990.4 |
| 2024年3月 | 42 | 0.0 | 147.7 |
| 2025年3月 | 42 | 0.0 | 47.4 |
| 2026年3月 | 42 | 0.0 | 106.7 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥42
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ11,026人。区分でいちばん多いのは個人・その他で41.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が51.1%を占め、残る48.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 24.0 | 26.8 | 34.6 | 38.6 | 38.2 | 41.8 |
| 事業法人 | 44.5 | 41.9 | 38.6 | 36.9 | 36.6 | 36.2 |
| 金融機関 | 26.0 | 25.8 | 20.4 | 20.0 | 20.9 | 14.9 |
| 自己株式 | 3.6 | 3.5 | 7.2 | 7.1 | 7.0 | 6.8 |
| 外国法人 | 5.0 | 4.9 | 4.7 | 3.7 | 3.6 | 6.0 |
| 証券会社 | 0.4 | 0.7 | 1.7 | 0.8 | 0.7 | 1.1 |
| 外国人個人 | — | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 長谷川興産株式会社 | 11.17 |
| 02 | 松川株式会社 | 11.17 |
| 03 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 6.81 |
| 04 | ハリマ化成共栄会 | 5.79 |
| 05 | 兵庫県信用農業協同組合連合会 | 3.94 |
| 06 | 公益財団法人松籟科学技術振興財団 | 3.70 |
| 07 | 有限会社松籟 | 3.58 |
| 08 | ハリマ化成従業員持株会 | 1.90 |
| 09 | BNYM AS AGT/CLTS NON TREATY JASDEC (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 1.75 |
| 10 | 株式会社三井住友銀行 | 1.53 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+1059%、1株純資産は14期で+53%。直近期のROEは6.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 8 | 1,099 | 0.8 | 55.5 | 43.5 |
| 2014年3月 | 11 | 1,145 | 1.0 | 42.4 | — |
| 2015年3月 | −40 | 1,197 | — | — | — |
| 2016年3月 | 47 | 1,127 | 4.1 | 11.4 | 43.0 |
| 2017年3月 | 93 | 1,220 | 8.0 | 8.4 | 86.5 |
| 2018年3月 | 105 | 1,296 | 8.3 | 7.7 | 33.5 |
| 2019年3月 | 159 | 1,378 | 12.0 | 6.5 | 246.6 |
| 2020年3月 | 88 | 1,399 | 6.3 | 12.8 | 97.6 |
| 2021年3月 | 43 | 1,375 | 3.1 | 21.7 | 54.7 |
| 2022年3月 | 69 | 1,460 | 4.9 | 11.5 | — |
| 2023年3月 | 36 | 1,533 | 2.4 | 24.5 | 1990.4 |
| 2024年3月 | −48 | 1,536 | −3.1 | — | 147.7 |
| 2025年3月 | 31 | 1,539 | 2.0 | 27.0 | 47.4 |
| 2026年3月 | 97 | 1,678 | 6.0 | 9.4 | 106.7 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
10名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額297百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 長谷川吉弘 | 代表取締役社長 | 79 | — |
| 谷中一朗 | 代表取締役専務 専務執行役員 研究開発カンパニー長 | 58 | — |
| 田岡俊一郎 | 常務取締役 常務執行役員 ローター社会長 経営企画グループ長 | 66 | — |
| 呂英傑 | 常務取締役 | 67 | — |
| 川畑明男 | 監査等委員 である取締役 | 67 | — |
| 道上達也 | 監査等委員 である取締役 | 69 | — |
| 林由佳 | 監査等委員 である取締役 | 65 | — |
| 加納淳子 | 監査等委員 である取締役 | 53 | — |
| 彦坂好成 | — | 68 | — |
| 赤澤知明 | — | 50 | 4,000 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 業績連動百万円 | 株式報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 72 | 26 | 147 | 246 | 49 |
| 監査等委員 | 4 | 4 | — | 30 | 34 | 9 |
| 取締役(社内) | 2 | 3 | — | 14 | 17 | 9 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,566字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,260字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク3,361字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)7,846字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第84期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-25
- 半期報告書半期報告書-第84期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第83期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-27
- 半期報告書半期報告書-第83期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第82期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-21
- 四半期報告書四半期報告書-第82期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-07
- 四半期報告書四半期報告書-第82期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-07
- 四半期報告書四半期報告書-第82期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第81期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-26
- 四半期報告書四半期報告書-第81期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-07
- 四半期報告書四半期報告書-第81期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-07
- 四半期報告書四半期報告書-第81期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-08
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
- 決算説明資料2027年3月期第1四半期決算補足説明資料2026-07-31
TDnetのPDFは掲載後約1ヶ月で削除されるため、古い開示はタイトルのみの記録です。
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