概要
ノリタケ株式会社は、1904年に日本陶器合名会社として創業した総合セラミックスメーカーである。陶磁器食器の「ノリタケ」ブランドで広く知られるが、現在は工業機材(研削砥石、ダイヤモンド工具)、セラミック・マテリアル(電子ペースト、セラミックコア、蛍光表示管)、エンジニアリング(工業炉、スタティックミキサー)、食器の4事業を柱とする。2026年3月期の連結売上高は1429億円、従業員数は4901人。本社は名古屋市西区に置く。
研削砥石からダイヤモンド工具まで手掛ける工業機材事業
工業機材事業は、研削砥石、ダイヤモンド工具、研磨布紙などの切削・研磨工具を製造・販売する。研削砥石は金属やセラミックスの研削に使用され、レジノイド砥石など多種多様な形状・粒度をラインナップする。ダイヤモンド工具は高硬度材料の加工に用いられる。研磨布紙は布や紙に研磨材を塗布したもので、金属・木材・塗装面の研磨に使われる。主な顧客は金属加工、自動車部品、軸受、半導体関連産業である。国内では株式会社ゼンノリタケが販売を担い、海外ではNoritake U.S.A., Inc.などの子会社が販売する。2026年3月期の同事業の売上高は563億円で、全社売上の約39%を占める。当期は自動車・鉄鋼向けが低調だった一方、半導体向けが増加したが、全体では前年並みに留まった。
電子部品向け材料と蛍光表示管を擁するセラミック・マテリアル事業
セラミック・マテリアル事業は、電子ペースト、セラミックコア、蛍光表示管、セラミック原料などを手掛ける。電子ペーストは半導体や電子部品の電極形成に使われる導電性ペーストで、積層セラミックコンデンサ(MLCC)用材料が主力である。セラミックコアは高周波特性や絶縁性が要求される電子部品の基材として使用される。蛍光表示管はガラス管内に蛍光体を塗布し電子線で発光させる表示デバイスで、AV機器や産業機器に搭載される。このほか、石膏製品や歯科材料(関連会社クラレノリタケデンタル)も扱う。主な製造子会社としてノリタケ伊勢株式会社(蛍光表示管)や共立マテリアル株式会社(セラミック原料)がある。2026年3月期の売上高は500億円で、全社の約35%を占め、営業利益83億円と高い収益性を示した。
工業炉とスタティックミキサーで産業を支えるエンジニアリング事業
エンジニアリング事業は、各種工業炉、スタティックミキサー、濾過装置、超硬丸鋸切断機などを製造・販売する。工業炉は金属の熱処理やセラミックスの焼成に用いる電気炉やガス炉で、エレクトロニクス向けの焼成炉・乾燥炉が主力である。スタティックミキサーは管内で流体を混合する静止型混合器で、化学・食品・環境分野で使用される。濾過装置は液体の固液分離に使われる。これらの製品は主に半導体、食品、化学、自動車産業向けに供給される。製造は当社のほか子会社の株式会社ノリタケTCF(工業炉)や晨杏股份有限公司(台湾、スタティックミキサー)が行う。販売は国内では株式会社ノリタケマシンテクノが担い、海外ではNoritake U.S.A., Inc.が担当する。2026年3月期の売上高は297億円で、全社の約21%を占める。
「ノリタケ」ブランドの陶磁器食器を国内外に供給する食器事業
食器事業は、「ノリタケ」ブランドで知られる陶磁器製食器を製造・販売する。製品は洋食器・和食器を含み、ボーンチャイナやディナープレートが代表的である。国内生産に加え、スリランカの子会社Noritake Lanka Porcelain (Private) Limitedでも生産し、ホテル・レストランや家庭用として国内外に販売する。海外販売はNoritake U.S.A., Inc.などが担う。2026年3月期の売上高は67億円で、全社の約5%に過ぎない。当期は国内で商品ラインナップ見直しによる終売、海外では米国関税政策の影響や中国・インドでの在庫調整により売上が減少し、営業損失6億円を計上した。同事業は長らく収益性に課題を抱えており、グループ内で最も小規模なセグメントである。
業界の中での役割は工業用素材・設備・消費財の複合メーカーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 工業機材 | 564億円 | 39.5% | 16億円 | 2.8% |
| セラミック・マテリアル | 500億円 | 35.0% | 83億円 | 16.6% |
| エンジニアリング | 298億円 | 20.9% | 18億円 | 6.0% |
| 食器 | 67億円 | 4.7% | -6億円 | -9.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01工業機材主力
研削砥石、ダイヤモンド工具、研磨布紙等の切削・研磨工具を製造・販売。国内外の金属加工、自動車部品、半導体関連等の産業向けに供給。
- 研削砥石
- 金属やセラミックスの研削・研磨に使用される工具。多種多様な形状・粒度をラインナップ。
- ダイヤモンド工具
- ダイヤモンド砥粒を用いた切削・研削工具。高硬度材料の加工に使用。
- 研磨布紙
- 研磨材を布や紙に塗布した研磨工具。金属・木材・塗装面等の研磨に使用。
02セラミック・マテリアル主力
電子ペースト、セラミックコア、蛍光表示管、セラミック原料等の電子材料・セラミック製品を製造・販売。半導体、電子部品、表示デバイス向け。関連会社でデンタル関連商品も展開。
- 電子ペースト
- 電子回路形成用の導電性ペースト。半導体や電子部品の電極形成に使用。
- セラミックコア
- 電子部品の基材となるセラミック部品。高周波特性や絶縁性が要求される。
- 蛍光表示管
- ガラス管内に蛍光体を塗布し、電子線で発光させる表示デバイス。AV機器や産業機器の表示部に使用。
03エンジニアリング準主力
各種工業炉、スタティックミキサー等の産業用設備・機器の製造・販売。熱処理や材料混合工程向け。
- 工業炉
- 金属の熱処理やセラミックスの焼成に用いる加熱炉。電気炉やガス炉等。
- スタティックミキサー
- 管内で流体を混合するための静止型混合器。化学・食品・環境分野で使用。
04食器準主力
「ノリタケ」ブランドの陶磁器製食器を製造・販売。国内生産に加え、スリランカの子会社でも生産。家庭用・業務用として国内外で販売。
- 陶磁器食器
- 高品質な洋食器・和食器。ホテル・レストランや家庭用。
製品と技術
金属・セラミックス加工に不可欠な研削砥石とダイヤモンド工具
研削砥石は、砥粒を結合材で固めた回転工具で、金属やセラミックスの研削・研磨に使用される。ノリタケはレジノイド砥石、ビトリファイド砥石など多種多様な形状・粒度をラインナップし、軸受や自動車部品の精密加工に供給する。ダイヤモンド工具は天然または合成ダイヤモンド砥粒を用いた切削・研削工具で、超硬合金やガラスなどの高硬度材料の加工に適する。研磨布紙は研磨材を布や紙に塗布したもので、金属表面の仕上げや木材・塗装面の研磨に用いられる。これらの製品は工業機材事業の主力であり、半導体関連や電子部品の需要が拡大する中、高付加価値品の開発が進められている。
半導体や電子部品に使われるペースト・コア・表示管
電子ペーストは、導電性金属粉末を樹脂などに分散させたペーストで、半導体や電子部品の電極形成、回路形成に使用される。特に積層セラミックコンデンサ(MLCC)用の内部電極ペーストが主要製品であり、自動車のADAS進展やAIサーバー需要の拡大により堅調に成長している。セラミックコアは、セラミックスを基材とした電子部品用のコアで、高周波特性と絶縁性が要求されるコイルやトランスに利用される。蛍光表示管は、ガラス管内に蛍光体を塗布し、電子線で発光させる表示デバイスであり、AV機器や産業機器の表示部に使用されている。厚膜回路基板は、セラミック基板上に導体ペーストを印刷・焼成して回路を形成したもので、医療センサーや自動車向けに供給される。
熱処理と流体混合のための工業炉とスタティックミキサー
工業炉は、金属の熱処理やセラミックスの焼成に用いる加熱装置であり、電気炉とガス炉がある。ノリタケはエレクトロニクス向けの焼成炉・乾燥炉を主力とし、半導体製造工程や電子部品の焼成に使用される。スタティックミキサーは、管内に固定されたエレメントにより流体を混合する静止型混合器で、化学、食品、環境分野で液体や気体の均一混合に用いられる。濾過装置は、液体中の固形分を除去する装置で、水処理や化学品の精製工程に使われる。超硬丸鋸切断機は、超硬合金製の丸鋸で金属やセラミックスを切断する機械であり、自動車部品の加工に使用される。これらの製品はエンジニアリング事業の柱であり、個別受注生産が中心である。
国内外で評価されるボーンチャイナとディナーセット
ノリタケの陶磁器食器は、1914年に完成した日本初のディナーセットにはじまり、高級洋食器ブランドとして国内外で認知されている。特にボーンチャイナは、牛骨灰を原料に含む半透明で軽量な磁器であり、1932年から製造を開始した。製品はホテル・レストラン向けの業務用と家庭用があり、エアラインの機内食器としても採用される。国内生産に加え、スリランカの子会社Noritake Lanka Porcelain (Private) Limitedでも生産し、コスト競争力と生産能力を補完している。しかし近年は食器市場の縮小や海外需要の変動により売上が減少傾向にあり、2026年3月期には営業損失を計上した。ブランド価値の維持と事業の立て直しが課題となっている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
ガラス・土石製品のなかでの位置
セラミック・研磨材で国内首位、輸出比率中程度
工業用セラミックスや研磨材、電子部材など多岐にわたる素材メーカー。国内セラミックス分野で高いシェアを持ち、研磨材では世界有数のブランドを有する。AGCや日本板硝子といった大手ガラスメーカーが建築・自動車ガラスに注力する一方、当社はファインセラミックスや電子材料に強みを持ち差別化。海外売上比率は約40%で、海外展開はあるが国内依存度も依然高い。直近の営業利益率は7%台と安定的だが、成長性ではやや鈍化傾向。
強み
- セラミックス・研磨材・電子部材など多岐に渡り、特定市場変動に強い事業構造を持つ。
- 工業用セラミックスで高いシェアを有し、半導体製造装置など先端分野で需要に応える。
- 研磨材分野で世界トップレベルのブランド力を持ち、自動車や電子部品加工で需要を獲得。
- 売上高約1,400億円、営業利益率7%超と業界平均を上回る収益性を維持。
課題
- 海外売上比率約40%と同業より低く、成長市場でのプレゼンス向上が課題。
- 研磨材・セラミックス分野の市況変動に業績が影響を受けやすい。
- 有機的成長に加え、買収による新規技術・市場開拓が不可欠。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
機能性化学の時価総額近傍。太字がノリタケ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4216旭有機材 | 1,133億円 | 32.3倍 |
| 2 | 4997日本農薬 | 1,068億円 | 14.1倍 |
| 3 | 4956コニシ | 1,045億円 | 11.9倍 |
| 4 | 4996クミアイ化学工業 | 1,040億円 | 13.7倍 |
| 5 | 4099四国化成ホールディングス | 996億円 | 16.9倍 |
| 6 | 5331ノリタケ | 989億円 | 13.8倍 |
| 7 | 7917ZACROS | 967億円 | 11.9倍 |
| 8 | 4187大阪有機化学工業 | 958億円 | 11.1倍 |
| 9 | 4212積水樹脂 | 929億円 | 22.4倍 |
| 10 | 5208有沢製作所 | 869億円 | 17.2倍 |
| 11 | 3302帝国繊維 | 840億円 | 16.5倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(機能性化学)に従っています。
会社の歴史
沿革 45件
輸出用陶磁器製造から始まった1904年の創業
1904年1月、森村市左衛門、大倉孫兵衛、廣瀬實榮らが、優れた輸出用陶磁器の製造を通じて貿易に寄与する目的で日本陶器合名会社を創立した。同年、名古屋市西区則武新町に工場を建設。1907年には自家用として研削砥石の製造を開始し、のちに主力事業となる工業機材分野に足を踏み入れた。1914年6月にはディナープレートの製造に成功し、日本初のディナーセットを完成させた。1916年には国内販売会社として合名会社日陶商会(後の株式会社ノリタケテーブルウェア)を設立し、販売網を整備した。この時期、陶磁器の品質向上と輸出拡大に注力し、後のブランド基盤を築いた。
TOTOや日本碍子を分離した1917年・1919年
1917年5月、衛生陶器部門を分離し、これが後のTOTO株式会社となる。同年7月には合名会社を株式会社に改組するため日本陶器株式会社を設立し、12月に日本陶器合名会社を吸収合併した。1919年5月には碍子部門を分離し、日本碍子株式会社が独立した。これらの分離は、各事業の専門性を高め独立した経営を可能にする戦略的選択であった。1932年3月にはボーンチャイナの製造を開始し、高級食器の分野での競争力を強化した。1939年11月には工業用研削砥石の本格的製造を開始し、戦時体制に向けて事業の多角化を進めた。
1943年の磁器停止から研削砥石への全面転換と戦後復興
1943年12月、戦時統制のもと磁器製造を停止し、研削砥石へ全面転換した。終戦後の1945年9月に磁器製造を再開し、食器事業の復活を図った。1947年11月には米国にNoritake Co., Inc.(現Noritake U.S.A., Inc.)を設立し、海外販売拠点を確保した。1949年5月には東京・大阪・名古屋各証券取引所の市場第一部に上場し、資本基盤を強化した。この時期、戦前からの技術蓄積を活かして陶磁器と研削砥石の両軸で事業を再建し、1950年代には輸出拡大に注力した。1958年4月にはノリタケ研削砥石販売株式会社(現株式会社ゼンノリタケ)を設立し、工業機材の販売専門会社を確立した。
工場新設とスリランカ進出による1960~70年代の生産体制強化
1960年8月、神守工場を操業開始し、レジノイド砥石の製造を開始した。1962年7月にはノリタケマシン株式会社(研削機械製造)を設立し、エンジニアリング事業の基盤を築いた。1967年から1968年にかけて、食器製造子会社として株式会社ノリタケ伊万里と株式会社ノリタケ九陶を設立し、国内生産能力を拡大した。1971年には株式会社ノリタケエンジニアリングを設立し、濾過装置事業に参入。1972年8月にはスリランカにLanka Porcelain (Private) Limited(現Noritake Lanka Porcelain)を設立し、海外生産拠点を確保した。1973年にはノリタケダイヤ株式会社(後のノリタケスーパーアブレーシブ)を設立し、ダイヤモンド工具事業を強化。1974年には伊勢電子工業株式会社(現ノリタケ伊勢株式会社)へ経営参加し、蛍光表示管事業に進出した。
1981年の商号変更と2000年代の再編・子会社統合
1981年4月、株式会社ノリタケカンパニーリミテドに商号変更し、グループブランドを統一した。1985年には日東石膏株式会社を吸収合併し、セラミック原料事業を拡充。1989年には三好セラミックス株式会社(後のノリタケセラミックス)を設立し、ファインセラミックスに進出した。2000年4月にはノリタケ伊万里とノリタケ九陶を合併し、日本陶器株式会社に商号変更。2001年にはノリタケマシンとノリタケエンジニアリングを合併し、株式会社ノリタケマシンエンジニアリングを設立。同年には共立マテリアル株式会社を子会社化した。2009年には複数の子会社を吸収合併し、事業の効率化を推進。2012年には共立マテリアルを完全子会社化、2014年には日本レヂボン株式会社を連結子会社化し、研磨布紙事業を強化した。
2024年の商号変更と第13次中期経営計画への移行
2024年7月、株式会社ノリタケカンパニーリミテドからノリタケ株式会社に商号変更し、ブランド名と統一した。2025年4月には厚膜回路基板・転写紙の製造販売事業および蛍光表示管の販売事業をノリタケ伊勢株式会社に承継し、印刷技術を中核とした事業体制に再編した。2022年4月には東京証券取引所プライム市場および名古屋証券取引所プレミア市場に移行。2025年度から2027年度までを対象とする第13次中期経営計画では、環境・エレクトロニクス・ウェルビーイングの成長領域へ「選択と集中」を進め、最終年度に売上高1575億円、営業利益135億円を目標とする。2026年3月期の売上高は1429億円、営業利益111億円で、計画の初年度として順調なスタートを切った。
年表45件を開く
1900年代
- 1904年1月創業優れた輸出用陶磁器の製造をもって、わが国貿易に寄与すべく森村市左衛門、大倉孫兵衛、廣瀬實榮らが日本陶器合名会社を創立
- 1907年3月自家用研削砥石の製造開始
1910年代
- 1914年6月ディナープレートの製造に成功し、わが国最初のディナーセット完成
- 1916年3月創業国内販売会社として合名会社日陶商会(株式会社ノリタケテーブルウェア・食器販売)を設立
- 1917年5月衛生陶器部門分離(現、TOTO株式会社)
- 1917年7月創業合名会社を株式会社に改組するため日本陶器株式会社を設立し、同年12月これを存続会社として日本陶器合名会社を吸収合併
- 1919年5月碍子部門分離(現、日本碍子株式会社)
1930年代
- 1932年3月ボーンチャイナ製造開始
- 1939年11月工業用研削砥石の本格的製造開始
1940年代
- 1943年12月磁器製造停止、研削砥石へ全面転換
- 1945年9月磁器製造再開
- 1947年11月米国にNoritake Co., Inc.(現、Noritake U.S.A., Inc.・当社製品販売)を設立(現、連結子会社)
- 1949年5月上場東京・大阪・名古屋証券取引所の市場第一部に上場(大阪証券取引所は2004年7月上場廃止)
1950年代
- 1950年4月上場札幌証券取引所に上場(2004年7月上場廃止)
- 1958年4月ノリタケ研削砥石販売株式会社(現、株式会社ゼンノリタケ・工業機材製品販売)を設立(現、連結子会社)
1960年代
- 1960年8月神守工場操業開始(レジノイド砥石製造)
- 1962年7月創業ノリタケマシン株式会社(研削機械製造)を設立
- 1967年5月創業株式会社ノリタケ伊万里(食器製造)を設立
- 1968年10月株式会社ノリタケ九陶(食器製造)操業開始
1970年代
- 1971年7月創業株式会社ノリタケエンジニアリング(濾過装置製造)を設立
- 1972年8月スリランカにLanka Porcelain (Private) Limited(現、Noritake Lanka Porcelain (Private) Limited・食器製造)を設立(現、連結子会社)
- 1973年8月創業ノリタケダイヤ株式会社(株式会社ノリタケスーパーアブレーシブ・ダイヤモンド工具製造販売)を設立
- 1974年9月伊勢電子工業株式会社(現、ノリタケ伊勢株式会社・電子部品製造販売)へ経営参加(現、連結子会社)
- 1979年8月創業ノリタケ機材株式会社(電子材料等製造販売)を設立
1980年代
- 1981年4月商号変更株式会社ノリタケカンパニーリミテドに商号変更
- 1985年6月M&A日東石膏株式会社(石膏製品製造)を吸収合併
- 1989年10月創業三好セラミックス株式会社(株式会社ノリタケセラミックス・ファインセラミックス製造販売)を設立
1990年代
- 1998年12月M&A日本コーテッドアブレーシブ株式会社(株式会社ノリタケコーテッドアブレーシブ・研磨布紙製造販売)を子会社化
2000年代
- 2000年4月M&A株式会社ノリタケ九陶は株式会社ノリタケ伊万里を合併し、日本陶器株式会社に商号変更
- 2001年4月M&Aノリタケマシン株式会社は株式会社ノリタケエンジニアリングを合併し、株式会社ノリタケマシンエンジニアリング(株式会社ノリタケエンジニアリング・化工装置、濾過装置、研削機械、乾燥炉、焼成炉の製造販売)に商号変更
- 2001年7月M&A共立マテリアル株式会社(セラミック原料・電子部材の製造販売)の株式を追加取得し、子会社化(現、連結子会社)
- 2002年4月創業株式会社ノリタケボンデッドアブレーシブ(研削砥石製造販売)を設立
- 2009年7月日本レヂボン株式会社(切断・オフセット砥石の製造販売)の株式を追加取得し、関連会社化(現、連結子会社)
- 2009年10月M&A株式会社ノリタケエンジニアリング、日本陶器株式会社、株式会社ノリタケテーブルウェア及び東京砥石株式会社を吸収合併
2010年代
- 2010年4月M&Aノリタケ機材株式会社及び株式会社ノリタケセラミックスを吸収合併
- 2011年4月M&A株式会社ノリタケボンデッドアブレーシブ及び株式会社ノリタケスーパーアブレーシブを吸収合併
- 2012年8月M&A共立マテリアル株式会社を株式交換により完全子会社化
- 2014年12月M&A日本レヂボン株式会社の株式を公開買付けにより追加取得し、連結子会社化
- 2018年4月M&A日本フレキ産業株式会社(現、株式会社ノリタケマシンテクノ)の株式を追加取得し、完全子会社化
2020年代
- 2021年6月M&A日本レヂボン株式会社の株式を追加取得し、完全子会社化
- 2022年4月東京証券取引所プライム市場、名古屋証券取引所プレミア市場へ移行
- 2022年10月M&A日本レヂボン株式会社が株式会社ノリタケコーテッドアブレーシブを吸収合併
- 2023年4月当社の超硬丸鋸切断機に係る事業を会社分割し、株式会社ノリタケマシンテクノに承継
- 2024年7月商号変更ノリタケ株式会社に商号変更
- 2025年4月当社の厚膜回路基板及び転写紙の製造・販売に係る事業並びに蛍光表示管の販売に係る事業を会社分割し、ノリタケ伊勢株式会社に承継
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で4,901人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は697万円で、9期前と比べて+2.8%。平均年齢は44.8歳、平均勤続年数は21.3年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 5,097 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 5,012 | — |
| 2019年3月 | 678 | 43.3 | 20.3 | 5,091 | — |
| 2020年3月 | 650 | 43.5 | 20.4 | 5,120 | — |
| 2021年3月 | 635 | 43.7 | 20.6 | 5,029 | — |
| 2022年3月 | 636 | 43.8 | 20.6 | 5,007 | — |
| 2023年3月 | 655 | 44.1 | 20.9 | 4,831 | — |
| 2024年3月 | 659 | 44.4 | 21.1 | 4,821 | — |
| 2025年3月 | 671 | 44.8 | 21.4 | 4,921 | 207 |
| 2026年3月 | 697 | 44.8 | 21.3 | 4,901 | 226 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社26社(国内 16 / 海外 10、うち連結子会社 21) を有報から抽出しています。
- 国内日本レヂボン株式会社大阪市西区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社菱和大阪市西区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社ゼンノリタケ名古屋市名東区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内広島研磨工業株式会社愛媛県鬼北町 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内共立マテリアル株式会社名古屋市港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社キヨリックス三重名古屋市港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ノリタケ伊勢株式会社三重県大紀町 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社ノリタケTCF愛知県刈谷市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社ノリタケマシンテクノ東京都西東京市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社ノリタケの森名古屋市西区 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Noritake U.S.A., Inc.NEW JERSEY U.S.A. · 連結子会社議決権100.0%
- 国内則武(上海)貿易有限公司中華人民共和国 上海市 · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社14社を開く
- Noritake Europa GmbHMOERFELDEN-WALLDORF GERMANY100%
- 則武磨料磨具(蘇州)有限公司中華人民共和国 蘇州市83%
- Noritake SA (Thailand) Co., Ltd.SARABURI THAILAND100%
- Dia Resibon (Thailand) Co., Ltd.AYUTTHAYA THAILAND100%
- Siam Coated Abrasive Co., Ltd.RAYONG THAILAND100%
- Noritake SCG Plaster Co., Ltd.SARABURI THAILAND90%
- PT. Noritake IndonesiaPURWAKARTA INDONESIA100%
- Itron (U.K.) LimitedGREAT YARMOUTH UNITED KINGDOM100%
- 晨杏股份有限公司中華民国 新北市67%
- Noritake Lanka Porcelain (Private) LimitedWATTALA SRI LANKA100%
- Noritake (Australia) Pty. LimitedN.S.W. AUSTRALIA100%
- 東濃研磨株式会社岐阜県土岐市30%
- クラレノリタケデンタル株式会社岡山県倉敷市33%
- 株式会社大倉陶園横浜市戸塚区37%
- 調達8,844万円次世代ファインセラミックス製造プロセスの基盤構築・応用開発次世代ファインセラミックス製造プロセスの基盤構築・応用開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2022-07-20
- 調達4,780万円NEDO先導研究プログラムエネルギー・環境分野における革新的技術の国際共同研究開発革新的固体電解質セルを用いる中温水蒸気電解の国際共同研究開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2024-11-29
- 調達2,600万円燃料電池等利用の飛躍的拡大に向けた共通課題解決型産学官連携研究開発事業/共通課題解決型基盤技術開発/超高効率プロトン伝導セラミック燃料電池デバイスの研究開発(WP1 革新的高性能電極・部材の開発)国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2020-09-30
- 調達1,004万円エネルギー・環境新技術先導プログラム 超高変換効率新規プロトン導電デバイスの開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2017-06-13
- 調達177万円在外公館配備用規格食器(洋食用磁器)製作・納入業務外務省 · 2023-09-21
- 調達122万円在外公館配備用規格食器(洋食用磁器)製作・納入外務省 · 2017-07-18
- 調達94万円在外公館配備用規格食器(洋食用磁器)製作・納入外務省 · 2018-07-27
- 調達41万円在外公館配備用規格食器(洋食用磁器)の製作・納入外務省 · 2021-10-12
- 調達38万円在外公館配備用規格食器(洋食用磁器)制作・納入外務省 · 2020-09-15
- 調達33万円在外公館配備用規格食器(洋食用磁器)製作・納入外務省 · 2019-07-22
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は1,429億円、営業利益は111億円。前期と比べると増収増益で、売上が+3.4%、利益が+8.8%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 1,575億円 | 1,429億円 |
| 営業利益 | 130億円 | 111億円 |
| 純利益 | 170億円 | 142億円 |
| 1株あたり配当 | ¥120 | ¥120 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は397億円、営業利益は40億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+18.5%、営業利益は+73.9%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 356 | — | — | 14 |
| 2024年1Q | 335 | 23 | 6.9 | 30 |
| 2024年2Q | 341 | 26 | 7.6 | 28 |
| 2024年3Q | 363 | 32 | 8.8 | 33 |
| 2024年4Q | 340 | — | — | 24 |
| 2025年2Q | 698 | 54 | 7.7 | 60 |
| 2025年4Q | 684 | 48 | 7.0 | 69 |
| 2026年2Q | 683 | 47 | 6.9 | 54 |
| 2026年4Q | 746 | 64 | 8.6 | 88 |
| 2027年1Q | 397 | 40 | 10.1 | 39 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は902億円から1,429億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は7.8%。売上は2期、純利益は5期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 902 | — | 11 | — | 16 |
| 日本レヂボン株式会社の株式を公開買付けにより追加取得し、連結子会社化 | |||||
| 2014年3月 | 887 | — | 19 | — | 13 |
| 2015年3月 | 990 | — | 34 | — | 21 |
| 2016年3月 | 1,096 | — | 48 | — | 44 |
| 2017年3月 | 1,088 | — | 49 | — | 41 |
| 日本フレキ産業株式会社(現、株式会社ノリタケマシンテクノ)の株式を追加取得し、完全子会社化 | |||||
| 2018年3月 | 1,179 | — | 70 | — | 134 |
| 2019年3月 | 1,258 | — | 98 | — | 97 |
| 2020年3月 | 1,206 | — | 63 | — | 34 |
| 日本レヂボン株式会社の株式を追加取得し、完全子会社化 | |||||
| 2021年3月 | 1,070 | — | 45 | — | 28 |
| 日本レヂボン株式会社が株式会社ノリタケコーテッドアブレーシブを吸収合併 | |||||
| 2022年3月 | 1,276 | — | 125 | — | 91 |
| 2023年3月 | 1,395 | — | 124 | — | 100 |
| ノリタケ株式会社に商号変更 | |||||
| 2024年3月 | 1,379 | — | 146 | — | 115 |
| 2025年3月 | 1,382 | 102 | 140 | 7.4 | 129 |
| 2026年3月 | 1,429 | 111 | 152 | 7.8 | 142 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高1,429億円のうち、営業利益として残るのは111億円で7.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は142億円、売上の9.9%にあたる。営業利益率は業種中央値8.0%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金71.3%1,019億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金20.9%299億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.8%111億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが100億円、投資CFが−77億円で、差し引きのフリーCFは23億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は135億円で、売上の1.1ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 42 | −73 | −24 | −31 | 88 |
| 2014年3月 | 49 | −46 | −13 | 3 | 87 |
| 2015年3月 | 51 | −63 | 27 | −12 | 106 |
| 2016年3月 | 61 | −40 | −39 | 21 | 86 |
| 2017年3月 | 91 | −25 | −60 | 66 | 89 |
| 2018年3月 | 97 | 85 | −111 | 182 | 161 |
| 2019年3月 | 82 | −24 | −103 | 58 | 114 |
| 2020年3月 | 82 | −75 | −22 | 7 | 99 |
| 2021年3月 | 59 | −76 | 16 | −17 | 97 |
| 2022年3月 | 128 | −58 | −54 | 70 | 117 |
| 2023年3月 | −2 | −35 | 33 | −37 | 120 |
| 2024年3月 | 220 | −32 | −135 | 188 | 180 |
| 2025年3月 | 20 | −53 | −30 | −33 | 119 |
| 2026年3月 | 100 | −77 | −15 | 23 | 135 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は2,301億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,677億円で、自己資本比率は72.5%(業種中央値64.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 1,144 | 666 | 478 | 57.7 |
| 2014年3月 | 1,188 | 692 | 496 | 57.8 |
| 2015年3月 | 1,458 | 828 | 630 | 54.1 |
| 2016年3月 | 1,358 | 798 | 560 | 56.5 |
| 2017年3月 | 1,422 | 871 | 551 | 59.0 |
| 2018年3月 | 1,563 | 1,030 | 533 | 63.7 |
| 2019年3月 | 1,518 | 1,073 | 445 | 68.4 |
| 2020年3月 | 1,459 | 1,038 | 421 | 69.0 |
| 2021年3月 | 1,549 | 1,140 | 409 | 71.6 |
| 2022年3月 | 1,636 | 1,188 | 448 | 72.2 |
| 2023年3月 | 1,806 | 1,290 | 516 | 71.0 |
| 2024年3月 | 2,021 | 1,480 | 541 | 72.8 |
| 2025年3月 | 1,983 | 1,509 | 475 | 75.6 |
| 2026年3月 | 2,301 | 1,677 | 623 | 72.5 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
ガラス・土石製品 49社との比較
同じガラス・土石製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で49社中13位あたり、逆に低いのは売上成長率で49社中28位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥3,520で、1年前と比べて+58.1%。過去52週の値幅のなかでは53%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 13.8倍 |
| PER (会社予想) | 11.4倍 |
| PBR | 1.08倍 |
| 配当利回り | 3.41% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月19日に3590円で、前日比5.4%下落した。1ヶ月では+5.12%と上昇したが、75日線(3749円)を下回っており、中期の上値は重い。52週高値4635円からは22.5%下落しているが、年初来では+63.87%と大幅高。高値圏からの調整が続き、RSI66とまだ過熱感が残る。出来高は直近で20万株前後に落ち着いている。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 60/100)。
PERは15.15倍と業界平均18.02倍を下回り、予想PERは12.5倍とさらに低い。PBRは1.18倍と業界平均1.37倍を下回る。配当利回りは3.11%と業界平均2.8%を上回り、ROEは9%とやや低いが、配当性向58.5%は安定した株主還元を示す。業績は増収増益で、収益は堅調に推移している。バリュエーションはほぼ妥当だが、ROEの改善余地が注目点だ。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 13.8倍 | 15.7倍 |
| PER (予想) | 11.4倍 | — |
| PBR | 1.08倍 | 1.34倍 |
| ROE | 9.0% | 4.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
投資論点は、自動車向け排ガスフィルターの需要や電子材料の成長を取り込む強気派と、素材産業の成熟による成長鈍化とコスト増を懸念する弱気派の対立。強気派は、2023年3月期から2026年3月期予想にかけて売上高が1395億円から1429億円へ増加し、営業利益率も7.4%から7.8%へ改善、純利益も100億円から142億円へ増加している点を挙げる。また、PER15倍、PBR1.2倍程度で割安感がある。弱気派は、売上高の伸びが緩やかで、原材料・エネルギーコストの上昇や円安が圧迫要因と指摘。さらに、陶磁器のイメージが強く成長分野へのシフトが遅いとの批判も。
- 利益の増加
純利益が100億円から142億円へ増加、営業利益率も改善
- 安定した事業基盤
多角化で特定市場の不況に強い
- 割安な株価
PER15倍、PBR1.2倍で業績水準に比べて低い
- 売上高1429億円で3期連続増収2026年3月期影響中
売上高は1379億→1382億→1429億と増加し、最高益を更新
- 営業利益111億円と9%増益計画2026年3月期影響中
営業利益102億→111億円、利益率7.38%→7.77%に改善
- 予想PER12.5倍、来期は増益で割安感通年影響弱
実績PER15.15倍から予想PER12.5倍へ低下。111億円の営業利益達成なら評価は十分
- 純利益142億円でROE9%改善傾向通年影響弱
純利益は115億→129億→142億と最高を更新。ROE9%は改善傾向でPBR上昇余地
- 成長の鈍さ
売上高成長率は年1%程度と低い
- コスト上昇
原材料・エネルギー高が利益を圧迫する可能性
- 事業構造の古さ
陶磁器のイメージが強く、成長分野へのシフトが遅い
- 営業利益率7.77%と低収益構造継続影響中
売上高1429億円に対し営業利益111億円。利益率7.77%は低水準に留まる
- 純利益が営業利益を上回る営業外依存通年影響中
2026年3月期は純利益142億円、営業利益111億円。本業以外の収益が最終益を押し上げ
- 株価は1年で76%上昇し過熱不定影響中
株価3860円は1年で76%上昇。利益確定売りが加速する可能性がある
- 増益率9%に対しPER12.5倍は割安でない通年影響弱
営業利益の伸びは9%で、PER12.5倍は成長率に見合う水準。劇的な評価改善は見込みにくい
- 海外売上比率
- 成長市場への展開度合いを測るため
- 電子材料・自動車部品セグメントの売上高
- 成長分野の伸びを確認
- 営業利益率
- コスト管理の成果を判断
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり120円で、前期から+33.3%。いまの株価に対する利回りは3.41%。増配か配当維持が5年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 15 | — | 48.6 |
| 2018年3月 | 18 | 16.7 | 9.8 |
| 2019年3月 | 23 | 28.6 | 19.4 |
| 2020年3月 | 25 | 11.1 | 81.1 |
| 2021年3月 | 15 | −40.0 | 84.0 |
| 2022年3月 | 38 | 150.0 | 52.3 |
| 2023年3月 | 51 | 36.7 | 49.2 |
| 2024年3月 | 63 | 22.0 | 54.9 |
| 2025年3月 | 68 | 8.0 | 46.7 |
| 2026年3月 | 90 | 33.3 | 58.5 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥120
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ10,515人。区分でいちばん多いのは金融機関で40.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が51.6%を占め、残る48.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 金融機関 | 46.9 | 48.2 | 44.9 | 45.0 | 45.5 | 40.8 |
| 外国法人 | 17.9 | 16.8 | 18.8 | 19.8 | 20.3 | 27.2 |
| 個人・その他 | 20.9 | 20.4 | 21.9 | 21.1 | 21.3 | 20.1 |
| 事業法人 | 13.2 | 13.4 | 13.1 | 12.2 | 11.9 | 10.9 |
| 証券会社 | 1.1 | 1.2 | 1.3 | 1.9 | 1.0 | 1.0 |
| 自己株式 | 1.3 | 1.3 | 0.9 | 0.9 | 0.9 | 0.3 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 9.64 |
| 02 | 明治安田生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) | 9.19 |
| 03 | INTERTRUST TRUSTEES(CAYMAN)LIMITED SOLELY IN ITS CAPACITY AS TRUSTEE OF JAPAN−UP(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 6.86 |
| 04 | 第一生命保険株式会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) | 5.74 |
| 05 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 3.15 |
| 06 | 日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社) | 2.73 |
| 07 | TOTO株式会社 | 1.89 |
| 08 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(役員報酬BIP信託口・75947口) | 1.81 |
| 09 | INTERTRUST TRUSTEES CAYMAN LIMITED AS TRUSTEE OF JAPAN−UP UNIT TRUST(常任代理人 立花証券株式会社) | 1.78 |
| 10 | GOVERNMENT OF NORWAY(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) | 1.60 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-06-11株式会社ストラテジックキャピタル新規の大量保有報告4.36%-0.86pt
- 2026-06-09株式会社ストラテジックキャピタル新規の大量保有報告5.22%-1.25pt
- 2026-06-08株式会社ストラテジックキャピタル新規の大量保有報告6.47%-1.67pt
- 2026-06-01株式会社ストラテジックキャピタル新規の大量保有報告8.14%-1.08pt
- 2026-04-24株式会社ストラテジックキャピタル新規の大量保有報告9.22%+1.02pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+2211%、1株純資産は14期で+587%。直近期のROEは9.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 11 | 441 | 2.6 | 20.9 | — |
| 2014年3月 | 9 | 478 | 2.0 | 29.3 | 157.3 |
| 2015年3月 | 14 | 550 | 2.8 | 19.7 | 93.7 |
| 2016年3月 | 307 | 5,345 | 5.7 | 8.3 | 44.8 |
| 2017年3月 | 286 | 5,847 | 5.1 | 10.0 | 48.6 |
| 2018年3月 | 936 | 6,941 | 14.6 | 4.9 | 9.8 |
| 2019年3月 | 676 | 7,220 | 9.5 | 7.8 | 19.4 |
| 2020年3月 | 119 | 3,493 | 3.3 | 14.5 | 81.1 |
| 2021年3月 | 97 | 3,842 | 2.7 | 18.2 | 84.0 |
| 2022年3月 | 157 | 2,046 | 7.9 | 7.1 | 52.3 |
| 2023年3月 | 174 | 2,220 | 8.1 | 6.6 | 49.2 |
| 2024年3月 | 198 | 2,537 | 8.3 | 10.8 | 54.9 |
| 2025年3月 | 225 | 2,643 | 8.7 | 7.8 | 46.7 |
| 2026年3月 | 255 | 3,032 | 9.0 | 12.2 | 58.5 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
24名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は24名。2026/3期の役員報酬は総額332百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 加藤博 | 代表取締役 会長 | 69 | 34,000 |
| 東山明 | 代表取締役 社長 執行役員 研究開発センター、知財企画部担当 | 66 | 14,836 |
| 岡部信 | 取締役 専務執行役員 コーポレートサービス統括部、人財マネジメント部、経営企画室担当、 Noritake U.S.A., Inc. 社長、 Noritake Lanka Porcelain (Private) Limited 会長 | 66 | 4,400 |
| 前田智朗 | 取締役 専務執行役員 工業機材事業本部長 | 62 | 5,400 |
| 藤岡高広 | 取締役 | 72 | 3,500 |
| 船引英子 | 取締役 | 63 | 100 |
| 唯美津木 | 取締役 | 47 | — |
| 夫馬裕子 | 取締役 常勤監査等委員 | 62 | 4,800 |
| 森崎孝 | 取締役 監査等委員 | 71 | 1,200 |
| 松本千佳 | 取締役 監査等委員 | 65 | 300 |
| 田中誠治 | — | 69 | — |
| 加藤真示 | 常務執行役員 | — | — |
残りの役員12名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 高羽義明 | 常務執行役員 | — |
| 水口宗成 | 常務執行役員 | — |
| 谷村吉也 | 執行役員 | — |
| 山﨑貴司 | 執行役員 | — |
| 柴田英之 | 執行役員 | — |
| 清水英孝 | 執行役員 | — |
| 森下貴弘 | 執行役員待遇 | — |
| 和田雄磨 | 執行役員待遇 | — |
| 鈴木清孝 | 執行役員待遇 | — |
| 小島篤人 | 執行役員待遇 | — |
| 小栗貴裕 | 執行役員待遇 | — |
| 林拓路 | 執行役員待遇 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 189 | 71 | 261 | 52 |
| 社外取締役 | 7 | 48 | — | 48 | 7 |
| 取締役(社内) | 2 | 23 | — | 23 | 12 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,292字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題4,472字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク4,560字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,389字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第145期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-22
- 半期報告書半期報告書-第145期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第144期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-23
- 半期報告書半期報告書-第144期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第143期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-24
- 四半期報告書四半期報告書-第143期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第143期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第143期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第142期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-23
- 四半期報告書四半期報告書-第142期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第142期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第142期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
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