本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

帝国繊維

TEIKOKU SEN-I Co.,Ltd.3302 · Prime · 繊維製品

消防ホース・防災機器の国内トップメーカー。麻・化合繊製品の繊維事業、不動産賃貸も手掛ける。

概要

帝国繊維は、1907年に帝国製麻として創業した繊維メーカーを源流とする企業である。現在は防災事業を主力とし、消防ホース、防災機器、救助工作車、空港用化学消防車などを製造・販売する。繊維事業では麻および化合繊製品を扱い、不動産賃貸事業も有する。2025年12月期の連結売上高は336億円、従業員は362名。東京証券取引所プライム市場に上場する。

売上の8割を占める防災事業

帝国繊維の連結売上高のうち、防災事業が約81%(272億円、2025年12月期)を占める。主な顧客は消防署、自治体、空港、電力会社、石油コンビナートなどの公共機関・民間事業者である。消防ホースを基盤として、防災機器、救急救助器具、CBRNE(化学・生物・放射能・核・爆発物)対応資機材、救助工作車、空港用化学消防車など幅広い製品ラインアップを持つ。子会社の帝商株式会社、キンパイ商事株式会社が地域販売と点検業務を、株式会社テイセンテクノが特殊車両の製造・保守を担当する。

創業の地である繊維事業

繊維事業は麻および麻化合繊混紡製品、化合繊製品の製造・加工・販売を行う。2025年12月期の売上高は58億円で、全体の約17%を占める。キンパイ商事が販売を、テイセン産業が重布の縫製・加工を担う。麻製品は衣料やインテリア向け、化合繊製品は産業資材やユニフォーム向けが中心である。近年は気候変動による麻原料の高止まりやアパレル需要の変動に直面しているが、官公庁向け繊維資材の売上は安定している。

安定収益源の不動産賃貸事業

不動産賃貸事業は、帝国繊維が所有する不動産の賃貸を行う。セグメント規模は小規模ながら、毎年5億円程度の売上を計上し、安定した収益源となっている。同事業はグループ全体のリスク分散に寄与しており、2025年12月期の売上高は5億4600万円であった。

4つの子会社で構成されるグループ体制

帝国繊維グループは、親会社の帝国繊維株式会社と4つの連結子会社(帝商株式会社、キンパイ商事株式会社、株式会社テイセンテクノ、テイセン産業株式会社)および2つの関連会社で構成される。防災事業では帝商とキンパイ商事が販売・点検、テイセンテクノが車両製造・保守を分担する。繊維事業ではキンパイ商事が販売、テイセン産業が縫製・加工を担う。グループ全体で開発から製造、販売、アフターサービスまでを一貫して行う体制をとる。

業界の中での役割は防災機器・消防ホースの製造販売、麻繊維製品の製造販売、不動産賃貸にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
336億円
営業利益
41億円
営業利益率
12.2%
純利益
37億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
防災273億円81.3%43億円15.8%
繊維58億円17.3%10億円17.2%
不動産賃貸5億円1.5%4億円80.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01防災事業主力

消防ホース、防災機器、救急救助器具、CBRNE対応資機材、消防車両(救助工作車・空港用化学消防車)等を製造・販売。帝商㈱、キンパイ商事㈱が地域販売および点検業務を、㈱テイセンテクノが特殊車両製造・保守を担当。主な顧客は消防署、自治体、空港など公共機関。

消防ホース分野で国内有数のメーカー

主な製品・サービス4
消防ホース
各種消防ホース及び関連製品。耐圧性・耐火性に優れ、消防活動に不可欠な送水用ホース。
防災機器・救急救助器具
火災報知器、消火器、救助用工具、救命器具など、防災・救助に必要な機器類。
CBRNE・危険物処理関連資機材
化学・生物・放射能・核・爆発物等の特殊災害対応用の検知器、防護服、除染装置などの資機材。
救助工作車・防災特殊車輌・空港用化学消防車
消防現場で使用する特殊車両。救助工作車は災害救助用、空港用化学消防車は航空機火災用の大型消防車。

02繊維事業準主力

麻および麻化合繊混紡製品・化合繊製品の製造・加工・販売。キンパイ商事㈱が販売、テイセン産業㈱が重布の縫製・加工を担当。主にアパレル向けなどの産業用繊維。

主な製品・サービス2
麻繊維製品
麻及び麻混紡の糸・織物。天然素材の風合いと吸湿性が特徴で、衣料やインテリア用途向け。
化合繊製品
ポリエステル等の合成繊維を使用した織物。耐久性・機能性が求められる産業資材やユニフォーム等に使用。

03不動産賃貸事業副次

当社が所有する不動産の賃貸を行っている。セグメント規模は小さいが安定収益源。

製品と技術

消防活動の要となる消防ホース

帝国繊維の防災事業における基幹製品が消防ホースである。耐圧性・耐火性に優れ、消防活動に不可欠な送水用ホースを製造・販売する。各種口径や素材に対応し、自治体消防署や空港、化学プラントなど幅広い現場で使用される。同社は長年にわたり消防ホースのトップサプライヤーとしての地位を築いており、定期的な点検・交換需要も安定した収益源となっている。近年は、ホースの軽量化や耐久性向上のための新素材開発にも取り組んでいる。

CBRNEと危険物処理に対応する特殊資機材

化学・生物・放射能・核・爆発物(CBRNE)などの特殊災害に対応する検知器、防護服、除染装置などを製品化している。これらの資機材は、原子力発電所、石油コンビナート、空港施設など、高度な安全対策が求められる施設に導入される。帝国繊維は、東日本大震災以降、電力会社向けシビアアクシデント対策や、石油精製会社のBCP(事業継続計画)需要を取り込み、同事業を拡大した。また、2024年には国による防災・国土強靭化政策の追い風も受け、官民双方からの受注が増加している。

空港用化学消防車と救助工作車

帝国繊維は、航空機火災用の大型消防車である空港用化学消防車や、災害現場で活躍する救助工作車を製造する。これらの車両は子会社の株式会社テイセンテクノが担当し、高い走行性能と消火能力を備える。空港用化学消防車は、国際空港などで納入実績があり、救助工作車は自治体消防向けに販売される。2021年に新設した下野工場では、これらの車両の生産を集約し、次世代型防災特殊車両の開発も進めている。省人化や遠隔操作といった新技術の導入にも積極的である。

100年以上の歴史を持つ麻繊維製品

帝国繊維は創業以来の麻事業を現在も継続しており、麻および麻混紡の糸・織物を製造する。天然素材の風合いと吸湿性が特徴で、アパレル衣料やインテリア用途に供給される。化合繊製品では、ポリエステルなどの合成繊維を用いた耐久性・機能性素材を生産し、ユニフォームや産業資材として利用される。繊維事業の売上高は58億円(2025年12月期)で、全体の約17%を占める。気候変動による麻原料の不作や価格高騰への対応として、他素材との複合など多様な商品開発を進めている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

繊維製品のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 防災事業消防ホース分野で国内有数のメーカー

有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

繊維専門で規模中位、収益性は良好

帝国繊維は繊維製品業界において、片倉工業やグンゼなどの大企業と比較して規模は中位。しかし、専門性の高い製品を提供し、営業利益率は2024/12期に11.11%と、片倉工業やグンゼの水準を上回る可能性がある。同業他社が多角化を進める中、当社は繊維に特化し、高収益体質を維持。ただし、業界全体の需要低迷が続く中で、成長性には限界があり、新規分野への進出が課題となる。

強み

  • 営業利益率11%超と業界内でも高水準。効率的な生産体制と付加価値の高い製品を提供。
  • 繊維に特化し、技術力・ノウハウを蓄積。他の繊維メーカーとの差別化を図る。
  • 売上高が2023/12期から2025/12期にかけて着実に増加。安定した需要基盤を有する。
  • 繊維製品で一定のシェアを確保。特定セグメントで強い競争力を持つ。

課題

  • 国内繊維市場は縮小傾向。需要喚起のための新製品開発や新市場開拓が急務。
  • 片倉工業やグンゼと比べ規模が小さく、スケールメリットで劣る可能性。M&A等での拡大が課題。
  • 繊維産業は人材不足。技能承継と若手育成が今後の競争力を左右する。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

専用機・建機・農機の時価総額近傍。太字が帝国繊維

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16859エスペック912億円14.2倍
26458新晃工業897億円12.4倍
36237イワキポンプ883億円18.0倍
46517デンヨー881億円14.6倍
55851リョービ881億円8.3倍
63302帝国繊維840億円16.5倍
76454マックス839億円23.5倍
86277ホソカワミクロン835億円25.7倍
99663ナガワ833億円17.9倍
106363酉島製作所828億円12.7倍
116331三菱化工機750億円9.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(専用機・建機・農機)に従っています。

会社の歴史

沿革 18件

麻事業の統合から生まれた帝国製麻(1907年)

1907年7月、日本製麻株式会社と北海道製麻株式会社が合併し、帝国製麻株式会社(帝国繊維の前身)が設立された。その後、1923年に日本麻糸株式会社、1928年に昭和製麻株式会社を合併し、麻事業の規模を拡大した。1941年8月には太陽レーヨン株式会社を合併し、社名を帝国繊維株式会社に変更。人造繊維分野にも進出した。さらに1942年から1944年にかけて大正製麻、東洋麻工業、日本麻紡織、台湾製麻を相次いで合併し、戦時体制下で事業を集約した。

戦後解体と再編を経て再出発(1950年〜1959年)

1950年7月、過度経済力集中排除法および企業再建整備法に基づき、帝国繊維株式会社は解散。中央繊維株式会社、帝国製麻株式会社、さらに他1社の3社に分割された。同年9月、中央繊維と帝国製麻はそれぞれ東京証券取引所に上場。その後、1959年11月に中央繊維株式会社が帝国製麻株式会社を合併し、再び帝国繊維株式会社に商号変更した。この再編により、現在の帝国繊維の事業基盤が形成された。

防災事業への本格転換と子会社の拡充(1960年代〜1990年代)

1960年7月、子会社の帝商株式会社が発足(前身は1952年設立の株式会社船山商店)。1973年には宮崎クラウン株式会社(後のテイセン産業)を設立し、繊維加工部門を強化。1979年にはキンパイ商事を設立し、販売網を拡充した。1991年にはテイセン化成株式会社(後の株式会社テイセンテクノ)を設立し、特殊車両・機器製造に参入。1996年には株式会社六合社を子会社化し、2007年にテイセン産業に合併した。この間、1995年の阪神淡路大震災を契機に防災事業へ本格的に注力し、官需防災から民需防災へと事業領域を拡大した。

下野工場新設とプライム市場移行(2021年〜2022年)

2021年8月、防災車両の製造拠点として栃木県に下野工場を新設した。これにより、救助工作車や特殊車両の生産能力を強化し、技術・開発機能の集約を進めた。2022年4月には、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、市場第一部からプライム市場へ移行した。2023年度からは10年計画「テイセン未来創造計画」を策定し、防災事業のリーディングカンパニーを目指す長期戦略を開始している。

年表18件を開く

1900年代

  • 1907年7月創業日本製麻株式会社と北海道製麻株式会社が合併、帝国製麻株式会社(当社の前身会社)を設立。

1920年代

  • 1923年8月M&A日本麻糸株式会社を合併。
  • 1928年3月M&A昭和製麻株式会社を合併。

1940年代

  • 1941年8月M&A太陽レーヨン株式会社を合併、帝国繊維株式会社に商号変更。
  • 1942年10月M&A大正製麻株式会社、東洋麻工業株式会社、日本麻紡織株式会社の3社を合併。
  • 1944年2月M&A台湾製麻株式会社を合併。
  • 1945年1月日本油脂株式会社繊維部門の事業を譲受。

1950年代

  • 1950年7月創業過度経済力集中排除法及び企業再建整備法にもとづき帝国繊維株式会社は解散し、中央繊維株式会社、帝国製麻株式会社ほか1社を設立。
  • 1950年9月上場中央繊維株式会社、帝国製麻株式会社ともに東京証券取引所に上場。
  • 1959年11月M&A中央繊維株式会社が帝国製麻株式会社を合併、帝国繊維株式会社に商号変更。

1960年代

  • 1960年7月商号変更子会社の帝商株式会社発足。(1952年5月設立の株式会社船山商店を商号変更。)
  • 1961年10月東京証券取引所市場第一部に指定。

1970年代

  • 1973年11月商号変更子会社の宮崎クラウン株式会社を設立。(1977年12月、テイセン産業株式会社に商号変更。)
  • 1979年6月子会社のキンパイ商事株式会社を設立。

1990年代

  • 1991年7月商号変更子会社のテイセン化成株式会社を設立。(1995年11月、株式会社テイセンテクノに商号変更。)
  • 1996年8月M&A株式会社六合社(1947年3月設立)株式追加取得により子会社となる。(2007年5月1日テイセン産業に合併)

2020年代

  • 2021年8月下野工場を新設。
  • 2022年4月東京証券取引所市場第一部からプライム市場へ移行。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結営業利益2028年度まで58億円以上
  • 連結経常利益2028年度まで70億円以上
  • 総還元性向50%水準

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    市場創造と競争力の確立

    自治体・コンビナート・原子力向け送排水ビジネス拡大、空港等向けセキュリティビジネス開拓、次世代型防災特殊車両の市場創出、ホース・機材等の基盤事業拡大を推進し、防災分野全体でトップサプライヤーを目指す。

  2. 02

    下野・鹿沼両工場の革新

    「製造拠点」から「技術集約拠点」への脱皮を目指し、技術・開発機能を強化するとともに、コスト・品質管理を徹底。教育・訓練・実証実験機能を持つ施設を充実させる。

  3. 03

    アライアンスによる収益機会創出

    防災分野の市場開拓・拡大に加え、2032年度までの更なる事業規模拡大と収益基盤充実のため、アライアンス強化に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で362人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は768万円で、9期前と比べて+11.7%平均年齢は40.9歳、平均勤続年数は11.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月285
2017年12月293
2018年12月313
2019年12月68840.613.0324
2020年12月66140.112.2340
2021年12月69840.511.9359
2022年12月68940.711.6354
2023年12月68540.811.4331
2024年12月72340.811.43441,017
2025年12月76840.911.13621,133

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率7.8%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)68.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 5 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
下野工場 — 栃木県下野市他5,509百万円
防災
鹿沼工場 — 栃木県鹿沼市2,919百万円
防災、繊維 全社(共通)
本社 — 東京都中央区他2,489百万円
防災、繊維、不動産賃貸、全社(共通)
鹿沼SC他 — 栃木県鹿沼市434百万円
不動産賃貸
本社 — 大阪市 淀川区168百万円
防災、繊維 全社(共通)
本社工場 — 栃木県 河内郡156百万円
防災
大垣SC他 — 岐阜県大垣市152百万円
不動産賃貸
賃貸資産等 — 北海道札幌市他116百万円
不動産賃貸 全社(共通)
本社 — 東京都 港区56百万円
防災
下妻工場 — 茨城県 下妻市54百万円
繊維
主な関係会社
  • 国内
    帝商株式会社
    東京都 港区
    議決権100.0%
  • 国内
    キンパイ商事株式会社
    大阪市淀川区
    議決権100.0%
  • 国内
    テイセン産業株式会社
    東京都中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社テイセンテクノ
    栃木県河内郡
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社麻業会館
    東京都中央区
    議決権29.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    緊急消防援助隊宿営資機材(高機能エアーテント他2点)の調達
    消防庁 · 2025-06-03
    8.9億円
  • 調達
    大型水槽付き放水車の調達
    消防庁 · 2026-06-02
    5.5億円
  • 調達
    空港用5000立級化学消防車4台の製造
    国土交通省 · 2018-09-28
    4.5億円
  • 調達
    空港用12500立級化学消防車2台の製造(東京国際空港向け)
    国土交通省 · 2025-04-25
    4.1億円
  • 調達
    海水利用型消防水利システム(新規)
    消防庁 · 2026-06-02
    3.6億円
  • 調達
    小型排水ポンプ車の購入
    農林水産省 · 2022-04-27
    3.6億円
  • 調達
    緊急消防援助隊宿営資機材(エアーテント他1点)の調達
    消防庁 · 2026-06-02
    3.3億円
  • 調達
    拠点機能形成車資機材の調達
    消防庁 · 2022-11-01
    2.5億円
  • 調達
    救助先行車資機材の調達
    消防庁 · 2026-01-13
    2.4億円
  • 調達
    ハイスペックドローンの調達
    消防庁 · 2022-11-22
    2.3億円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は336億円営業利益41億円前期と比べると増収増益で、売上が+6.7%、利益が+17.1%。

売上高
+6.7%
336億円
営業利益
+17.1%
41億円
純利益
+12.1%
37億円
営業利益率
12.2%
前期比 +1.1%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高360億円336億円
営業利益43億円41億円
純利益38億円37億円
1株あたり配当¥65¥65

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は242億円、営業利益は41億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+30.8%、営業利益は+51.9%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q1202016.717
2023年2Q5235.82
2023年3Q35−5−14.3−1
2023年4Q736
2024年1Q1362014.718
2024年2Q4312.31
2024年4Q1361410.314
2025年2Q1852714.623
2025年4Q151149.314
2026年2Q2424116.933

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は338億円から336億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は12.2%。売上は2期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月3385934
2013年12月3288251
2014年12月3508452
2015年12月2784126
2016年12月2513724
2017年12月2564229
2018年12月2975034
2019年12月3546243
2020年12月3234934
下野工場を新設。
2021年12月3305740
2022年12月2995337
2023年12月2803624
2024年12月315354611.133
2025年12月336415312.237

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高336億円のうち、営業利益として残るのは41億円12.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は37億円、売上の11.0%にあたる。営業利益率は業種中央値3.9%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金71.4%240億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金16.7%56億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益12.2%41億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
28.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+8.3pt
12.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+6.8pt
11.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比0.1pt
5.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが29億円、投資CFが−8億円で、差し引きのフリーCFは21億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は119億円で、売上の4.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月60−57−6347
2013年12月26−15−71151
2014年12月84−81−7348
2015年12月136−83777
2016年12月14−26−9−1256
2017年12月1715−73282
2018年12月54−36−111889
2019年12月1915−1134112
2020年12月61−42−1219119
2021年12月0−46−2−4671
2022年12月9415−29109152
2023年12月−9−7−15−16120
2024年12月200−1220127
2025年12月29−8−2921119

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は913億円。このうち返さなくてよい自己資本が724億円で、自己資本比率は79.1%(業種中央値57.9%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月37524513065.5
2013年12月60540719867.2
2014年12月58341217170.5
2015年12月56442114374.2
2016年12月57843913975.3
2017年12月64749115675.2
2018年12月62147514675.6
2019年12月72555217375.1
2020年12月68555213379.5
2021年12月74357616776.6
2022年12月72158014179.9
2023年12月79265014281.6
2024年12月82966516380.0
2025年12月91372419079.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
128億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
484億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
90億円
在庫として抱えている分
負債合計
190億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
84
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率24 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

繊維製品 48社との比較

同じ繊維製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率48社中4位あたり、逆に低いのは配当利回り48社中42位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.4%/中央値 5.5%
P25 2.7%P75 10.3%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
12.2%/中央値 3.9%
P25 1.4%P75 9.8%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
79.1%/中央値 57.9%
P25 39.9%P75 72.6%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
6.7%/中央値 0.5%
P25 -4.6%P75 5.6%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.1%/中央値 3.0%
P25 2.6%P75 4.2%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,045で、1年前と比べて+0.0%過去52週の値幅のなかでは34%の位置にある。

¥3,045-3.0%1ヶ月-8.3%1年+0.0%時価総額840億円
過去52週の値幅
安値¥2,676高値¥3,775

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)16.5倍
PER (会社予想)20.5倍
PBR1.05倍
配当利回り2.13%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

7/31の終値は3420円で、前日比+2.24%と上昇。直近1ヶ月では+2.09%と堅調。25日移動平均線(3365.8円)を上回っており、短期的な上昇トレンド。75日線(3190.36円)や200日線(3198.18円)も大きく上回り、中長期でも強気。52週高値3775円、52週安値2676円と、高値圏に位置。RSIは48.3と中立。7/30の出来高は167300株と急増したが、7/31は54300株に減少。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 50/100)

PERは23.64倍で業界平均24.29倍とほぼ同水準、PBRは1.16倍で業界平均0.99倍を上回る。ROEは5.4%と低く、配当利回り1.61%は業界平均3.14%を下回る。売上高・利益は安定的に増加しており、営業利益率も改善傾向。株価は割高とは言えないが、PBRが業界平均を上回り、配当利回りが低い点が評価を引き下げ。総合的にほぼ妥当。

指標この会社業種平均
PER (実績)16.5倍26.6倍
PER (予想)20.5倍
PBR1.05倍1.01倍
ROE5.4%7.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は回復基調にあり、自動車生産の回復や産業資材需要が追い風。一方で、繊維業界は構造的な需要減退と海外競合の台頭に直面する。強気派はROE改善と株主還元を評価するが、弱気派は市場縮小と価格競争激化による利益率低下を懸念する。

プラスに働く材料7
  • 業績回復と利益率改善

    2024年12月期は売上・利益とも増加、営業利益率11.1%と高い水準

  • 自動車向け需要の回復

    世界的な自動車生産回復で内装材需要が増加見込み

  • 株主還元の強化

    配当利回り1.61%と安定配当、PBR1.16倍で改善余地

  • 営業利益41億円、2期連続増益2025/12期影響

    FY2025営業利益は前期比+6億円の41億円、営業利益率12.2%に改善

  • 売上高3期連続増加、336億円に拡大通年影響

    売上高は280→315→336億円と増加、拡大基調が継続

  • 純利益37億円、3期連続で過去最高2025/12期影響

    純利益は24→33→37億円と増加、直近3年で最高

  • 外国人持株比率15.4%、需給を下支え継続影響

    外国人保有比率15.4%と安定、売買フローが厚い

マイナスに働く材料7
  • 繊維市場の構造的縮小

    国内化合繊維需要は長期的に減少、新興国勢がシェア拡大

  • 価格競争の激化

    中国・東南アジア勢の低コスト攻勢で値下げ圧力

  • ROEの低さ

    ROE5.4%と資本効率が低い、株主資本利益率向上に課題

  • 売上高成長率が12.5%→6.7%に減速2025/12期影響

    FY2024の増収率12.5%に対しFY2025は6.7%、成長鈍化

  • ROE5.4%・PBR1.16倍と資本効率低位通年影響

    ROE5.4%と低く、PBR1倍超は割高感がある

  • PER23.6倍、予想EPS非開示で評価困難不定影響

    実績PER23.6倍、来期予想開示がなくPER判断しづらい

  • 営業利益40億円台と規模は小粒継続影響

    売上高336億円に対し営業利益41億円、価格支配力は限定的

次の決算で確かめる点
自動車向け売上高
主力需要の動向を示す主要指標
営業利益率
価格競争やコスト変動による収益性の変化を把握
海外売上比率
新興国市場での競争力を測る

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり65で、前期から+10.0%いまの株価に対する利回りは2.13%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥65
1株あたり
配当利回り
2.13%
いまの株価に対して
配当性向
46.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月3038.2
2017年12月4033.341.8
2018年12月400.036.3
2019年12月4512.532.8
2020年12月40−11.142.4
2021年12月4512.532.4
2022年12月5011.136.9
2023年12月500.060.8
2024年12月500.049.1
2025年12月5510.046.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥65

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ9,683人。区分でいちばん多いのは事業法人33.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が65.0%を占め、残る35.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
事業法人34.535.235.534.734.133.2
金融機関28.428.928.129.732.531.7
個人・その他21.621.427.420.418.418.8
外国法人14.213.98.511.813.715.4
自己株式3.53.43.43.43.45.2
証券会社1.30.50.53.31.30.8
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)9.73
02NIPPON ACTIVE VALUE FUND PLC (常任代理人 香港上海銀行東京支店 カストディ業務部)5.39
03株式会社みずほ銀行4.69
04明治安田生命保険相互会社4.68
05西松建設株式会社3.63
06損害保険ジャパン株式会社3.36
07株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.32
08ヒューリック株式会社3.29
09株式会社モリタホールディングス2.86
10東京建物株式会社2.53

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-07-22
    明治安田生命保険相互会社
    新規の大量保有報告
    4.68%
  • 2026-04-08
    ニッポン・アクティブ・バリュー・ファンド(NIPPON ACTIVE VALUE FUND PLC)
    新規の大量保有報告
    6.07%
    +0.25pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+11%、1株純資産は14期で+201%。直近期のROEは5.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月13193816.14.823.9
2013年12月1941,55215.66.317.4
2014年12月1981,57012.713.617.4
2015年12月1001,5986.315.634.0
2016年12月911,6625.616.738.2
2017年12月1101,8546.320.641.8
2018年12月1301,7887.116.836.3
2019年12月1622,0718.414.632.8
2020年12月1282,0626.218.642.4
2021年12月1502,1517.215.432.4
2022年12月1392,2086.410.836.9
2023年12月942,4794.021.860.8
2024年12月1242,5345.019.049.1
2025年12月1452,8215.422.746.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2025/12期の役員報酬は総額425百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約12倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
白岩強代表取締役 会長執行役員 最高経営責任者(CEO)7940,000
桝谷徹代表取締役 社長執行役員 最高執行責任者(COO)7825,000
岡村建取締役 副社長執行役員623,000
中尾徹取締役 常務執行役員 防災統括部 送排水システムグループ部長6014,000
髙木裕康取締役656,000
深澤正宏取締役863,000
成田信子取締役78
山口和良常勤監査役653,000
西脇芳和監査役66
木下裕弘監査役58
荒牧幹人781,000

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)41738011636992
社外取締役635356
監査役1212121

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容721字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、帝国繊維㈱およびその子会社4社(うち連結子会社4社)および関連会社2社(うち1社が持分法適用会社)により構成され、主として帝国繊維㈱で開発、製造、輸入される製品を日本国内において、卸売並びに直接販売を行う事業グループであります。 当社グループの事業別に見た位置付けおよびセグメントとの関係は、次の通りであります。 なお、当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。 (防災事業) 当社は、各種消防ホースとその関連製品、防災機器・救急救助器具、探索機器・警報器具、CBRNE(化学・生物・放射能物質・核・爆発物)・危険物処理関連資機材および救助工作車・防災特殊車輌・空港用化学消防車などの製造、仕入、販売を行っております。帝商㈱およびキンパイ商事㈱は、当社の地域別販売会社として消防ホース・防災機器・救急救助器具・危険物処理関連資機材および救助工作車などの販売のほか、連結送水管などの点検業務を行っております。㈱テイセンテクノは、救助工作車・その他特殊車輌の製造および各種機器の製造、保守を行っております。 (繊維事業) 当社は、主として麻および麻化合繊混紡製品・化合繊製品の製造、加工、販売を行っており、キンパイ商事㈱は、当社の販売会社として同繊維製品の販売を行っております。テイセン産業㈱は、重布、繊維製品の縫製、加工、販売を行っております。 (不動産賃貸事業) 当社は、不動産の賃貸を行っております。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと、次の通りであります。
経営方針・対処すべき課題3,722字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針・経営環境 創業以来の繊維(麻)事業から業態転換を進めていた当社は、阪神淡路大震災を契機として、消防防災(官需防災)を顧客基盤とする防災事業へと一気に業態転換を図ることとなりました。また、東日本大震災以降は、国による国土強靭化政策をはじめとする防災関連政策の推進を背景に、原子力発電所の再稼働にあたりシビアアクシデントに対応する安全対策を必須とする電力会社向けや石油コンビナート施設を保有しBCPの観点から自主防災の強化に取り組む石油精製会社向けなど、民需防災事業への進出を果たし、さらにN.Y.同時多発テロ発生等によりセキュリティ対策が急務となった空港施設・航空会社を対象とするセキュリティ事業分野にも顧客基盤を拡げてまいりました。 この間、当社は2007年に創立100周年を迎え、2008年度以降、中期経営計画(3ヵ年計画)を策定し、収益力の持続的強化を目指し、グループ一丸となって中期経営計画に掲げるテーマに取り組んでまいりました。さらに、2023年には、10年に亘り取り組み、防災業界におけるリーディングカンパニーへの進化を目指す「テイセン未来創造計画」を策定いたしました。同計画は、「人を創る」「仕事を創る」「人と仕事を繋ぐ企業文化を創る」をテーマに掲げ、「防災のテイセン」としての未来を切り拓き、世界に通用する防災企業として、名実ともに社会及びステークホルダーの皆様から絶対的な信任を頂くことを目指してまいります。 (2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 2026年度からの2028年度における新中期経営計画「テイセン2028」では、第1フェーズである前中期経営計画「テイセン2025/未来への基盤づくり」での成果を土台に、当社グループが「成長・発展」に向かうための第2フェーズとして、 ≪先進的防災事業を確立し 安心安全な未来を創る≫ ことをミッションとして掲げ、その実現に向けた取組みを推進してまいります。 数値目標 2028年度における連結営業利益水準   58億円以上 2028年度における連結経常利益水準   70億円以上 新中期経営計画「テイセン2028」においては、テイセン未来創造計画の最終年度である2032年度に掲げた業績水準に到達するためにも、計画最終年度の2028年度において着実な進展を示す収益水準の達成を目指します。株主還元施策としては総還元性向50%水準を目指して運営してまいります。 また、これらの達成に向け、本計画では以下に掲げた戦略テーマの完遂を通じ、着実な収益拡大と企業価値の向上に取り組んでまいります。 1.市場創造と圧倒的市場競争力の確立  (1)自治体・コンビナート・原子力向け送排水ビジネスの拡大  (2)セキュリティビジネスのマーケット開拓  (3)次世代型防災特殊車輌マーケットの創造  (4)基盤事業(ホース・機材・車輌・消防被服)の拡大・発展  2.営業を支える下野・鹿沼両工場の革新  (1)「製造拠点」から「技術集約拠点」への脱皮  ・技術・開発機能の強化  ・コスト・品質管理機能の強化と定着  ・教育・訓練・実証実験等の機能を備えた施設の充実  3.アライアンスによる収益機会の創出 それぞれの戦略テーマの具体的な実行プランは以下の通りです。 1.市場創造と圧倒的市場競争力の確立 (1)自治体・コンビナート・原子力向け送排水ビジネスの拡大 前中期経営計画「テイセン2025」にて市場開拓を進めた送排水ビジネスについては、デモ等営業活動の徹底強化策が結実し、当社の取り扱う「ハイドロサブシステム」が、各分野における「防災・危機管理対応システム」として広く認知されつつあります。かかる状況を踏まえ、今後は特に多発化・激甚化・多様化する水害や山林火災への対処に向けた、国及び地方自治体に対する展開を加速するとともに、民間事業所におけるBCP対策等、更なる用途展開・拡販に向けても引き続き注力してまいります。 (2)セキュリティビジネスのマーケット開拓 前中期経営計画「テイセン2025」では、コロナ禍終息後のインバウンド拡大や、ロシア・ウクライナ情勢等の地政学リスク増大をはじめとした社会不安を引き起こしている各種事件・事故が増加していることに加え、最近の人手不足対策の必要性からも、これまで以上に空港をはじめとした重要施設等において、高性能なセキュリティ機材のニーズが拡大し、マーケット開拓が着実に進展しております。今中計においても、鉄道や大規模集客施設等いわゆるソフトターゲットのテロ対策や、物流施設における盗難・不正などによる損失を防ぐ「ロスプリベンション」対策、データセンターなど高度なセキュリティが求められる施設等の需要に対し最新鋭の機材を提案することで、広範なセキュリティニーズを取り込み、セキュリティビジネスのマーケット開拓を鋭意進めてまいります。 (3)次世代型防災特殊車輌マーケットの創造 前中期経営計画「テイセン2025」においては、災害の多様化、技術革新及び省人化ニーズに対応し、新たな価値を提供する次世代型防災特殊車輌の企画・設計・開発・製造に取組んでまいりました。当社グループは、新中期経営計画においてもこの取組みを更に加速し、市場ニーズを踏まえつつ、防災の将来の在り方を見据えた新型車輌の開発や商材の充実に注力し、引き続きマーケット創出に邁進してまいります。 (4)基盤事業(ホース・機材・車輌・消防被服)の拡大・発展 消防ホース、防災資機材、防災車輌、消防被服事業はそれぞれ当社の基盤事業であり、消防防災分野全般においてのトップサプライヤーの地位を確たるものとするべく、市場ニーズや環境変化に対応した新製品・新商材の開発による市場の拡大・発展に努めてまいります。 2.営業を支える下野・鹿沼両工場の革新 前中期経営計画期間中、当社グループの生産拠点としての鹿沼・下野両工場においては、品質維持・向上と製造コスト低減を実現するため、「5S3定」等の基本に立ち返った工場品管の再構築に取組み、一定の成果を得ることができました。新中期経営計画では「コスト・品質管理機能の強化と定着」はもちろんのこと、技術・開発機能を徹底して強化し、「製造拠点」から「技術集約拠点」への脱皮を目指します。 また、特に下野工場においては、消防関係者のみならず、防災に携わる広範なニーズに応え、様々な技術や情報を提供することが出来るよう、これまで以上に教育・訓練・実証実験等の機能を備えた施設の充実を図ってまいります。 3.アライアンスによる収益機会の創出 当社グループは、祖業である繊維事業についてはリネン(麻)および高機能な特殊繊維に絞り事業を継続しつ つ、約30年前からは防災事業を中核に据えることで、収益力の強化と企業価値の向上に取組んでまいりました。 「テイセン2028」においては防災分野のマーケットの開拓・拡大・深化による収益力強化に引き続き取り組んで いくとともに、テイセン未来創造計画の最終年、2032年度までには、更なる事業規模の拡大・収益基盤の充実を 図るべく、アライアンス強化に向けた取組みを進めてまいります。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社及び連結子会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローは、3「事業等のリスク」に述べる各項目の影響を受けますが、当社経営者は、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの動向を検討する上で、以下の指標が重要であると考えます。 ① 連結営業利益、連結経常利益 当社及び連結子会社の経営成績を把握する指標として、連結営業利益及び連結経常利益を重視しております。ただし、当社は大型案件の受注獲得有無及びその売上計上時期により業績が上下するため、単年度における利益額ではなく、3年程度の中期的なレンジでその水準を拡大させることを目指しております。「テイセン2028」では、「2028年度における連結営業利益水準58億円以上、連結経常利益水準70億円以上」を数値目標として掲げております。 ② 受注残 当社のビジネスは受注先行型であり、前期末の受注残が、翌期の売上の先行指標として有用であり、かかる指標を重視しています。また、各々の事業分野で、毎期確実かつ安定的に受注残を確保することを目指しております。 ③ 配当性向 利益配分につきましては、収益に応じた配当を行うことを基本としつつ、企業体質の一層の強化及び将来の事業展開に備えるための内部留保の充実を併せて図る方針としております。このような観点から、「テイセン2028」では、「総還元性向50%水準」を目指すことを利益配分方針として掲げております。
事業等のリスク1,038字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは以下のとおりでありますが、リスクを不確実性と捉え、機会とリスクに分け記載しております。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 項目   機会(〇)とリスク(●)   主要な取組み ◎品質リスク 製品の欠陥   ●品質クレーム・トラブルによる 信用失墜と市場の喪失   設計力向上と品証体制の充実等を対応、財務基盤の充実 ◎コンプライアンスリスク 独占禁止法 下請法 会社法等   ●法令違反等の場合、法令による処罰・訴訟の提起・社会的制裁・信用失墜   リスク管理体制強化と従業員への研修等により、コンプライアンスを徹底 市場リスク 消防等の予算・補助金   〇予算・補助金の増額 ●予算・補助金の削減   必要不可欠な幅広い商材の提供・民需等への展開 法律・基準の改正等   ○規制強化等により当社が新たな 市場を開拓できる可能性 ●規制強化等に対応できないこと等による市場喪失の可能性   情報収集と高機能・高性能商材の提供 競合出現   ●当社が優位な市場への他社参入   性能の向上等により優位性を確保 新商材・新技術   ○新たな商材・技術による当社が新たな市場を開拓できる可能性 ●新たな商材・技術による他社から当社優位市場が侵食される可能性   海外サプライヤーとの連携強化により、最先端の商材・技術を準備・提供する 災害   ○新たな防災ニーズが顕在化 ●社会的混乱、経済的損失   防災・減災に向けた商材の準備、財務基盤の充実 その他 為替   ●為替変動による仕入価格上昇   為替予約にてリスク低減 主要原材料価格   ●天候・需給関係による仕入価格上昇   販売価格への転嫁など 生産設備の被災   ●水害・火災・地震等による被害   生産拠点の防災体制の強化、保険等の活用 サプライチェーン   ●災害等によるサプライチェーンの毀損・寸断   情報交換、リスクへの協働 商材調達先の多角化・拡充 人材確保・育成   ●人材確保の不調 ○優秀な人材による事業の深化・拡大   人材獲得手法を多角化 社員教育の充実 特に重要なリスクについては、項目の前に◎を付しております。
経営成績の分析 (MD&A)7,580字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社および持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の概要 当連結会計年度におけるわが国経済は、引き続くインフレの高止まりが消費マインドを下押しした一方、企業の積極的な賃上げが景気を下支えするとともに、新政権の経済財政政策の効果もあり、日経平均株価は史上最高値を更新するなど、日本経済は長い低迷から脱却しつつあるかに見えます。然しながら、大幅な円安の状況や、米国トランプ政権の関税政策による経済全体への影響に加え、同政権の対外政策によって、ロシア・ウクライナ情勢やイランなどの中東情勢のみならず、更なる国際情勢の不透明化が懸念されており、先行きの予測が極めて困難な状況が続いております。 防災事業とその関連分野においては、多発化する大規模山林火災に加え、毎年のように発生する水害の被害についても、北海道で観測史上初の線状降水帯が発生するなど、気候変動による異常気象がもたらす各種災害は多発化・激甚化・多様化の一途を辿っております。また、2024年8月に発表された「南海トラフ地震臨時情報」や、12月に青森県東方沖で発生した地震に伴う「後発地震注意情報」の発表を受けて、大規模地震や津波の脅威が迫っていることも改めて認識することとなりました。更に、埼玉県八潮市の道路陥没事故に見る如く、インフラ老朽化対策についても喫緊の課題となっております。尚、10月からの高市政権においては、「防災・国土強靭化」に対する取組みが戦略17分野の一つとして重要な成長投資対象分野に位置づけられ、今後、官民挙げての防災に対する体制整備の進展が期待されております。 また、AI・ロボティクス等の新技術の汎用化に伴い、企業を標的としたサイバー攻撃対策に加え、人の入退室管理、持込持出管理の強化など、今後、民間企業においても自然災害のみならず、セキュリティ分野を含めたBCP策定もしくは見直しへの取組み強化が急務となっております。 繊維事業の分野では、リネン(麻)については気候変動の影響による不作が続き原料価格が高止まりしている一方で、猛暑期間の長期化による需要の拡がりが進んでおり、「サスティナブル素材」に加えて「オールシーズン素材」としてもイメージ定着を図るべく、他素材との複合等により多様なニーズに対応した商品開発を進めてまいります。また、耐熱、耐切創、高強力など優れた機能を特徴とする高機能繊維につきましては、従来からの防護服分野においては酷暑対策等の環境変化を踏まえた製品の改善・改良を引き続き進めるとともに、高機能な素材の特徴を活かし、モバイルバッテリー火災などの社会課題を解決するための新規商材の開発にも鋭意取り組んでまいります。 このような状況下、2023年度より「テイセン未来創造計画」をスタートさせ、2023年度からの3年間を第1フェーズと位置づけ、第1フェーズにおける中期経営計画「テイセン2025/未来への基盤作り」では、 ≪ 先進的防災事業を確立・発展させ 多発化・激甚化・多様化する各種災害の脅威から 社会や事業の安心・安全を守る ≫ を旗印に、以下のテーマを推進し、防災ビジネスの拡がりと深みを追求してまいりました。 1.市場開拓の強化と圧倒的市場競争力の確立 (1)送排水ビジネスの拡大 (2)セキュリティビジネスの開拓 (3)防災特殊車輌ビジネスの創造 (4)メンテナンス業務の事業化 (5)基盤事業(ホース・機材・車輌・防火衣)の一層の磨き上げ 2.営業を支える下野・鹿沼両工場の機能拡充・強化 (1)コスト・品管センターとしての役割徹底 (2)技術・開発センターとしての能力強化 (3)教育、訓練、実証実験等の幅広い分野での施設充実と活用 3.持続的収益力の強化 新たな事業基盤の獲得による収益基盤の強化 当連結会計年度では、中期経営計画に掲げたテーマである送排水ビジネスについて、水害対策でのハイドロサブシステムの全国地方自治体への導入が拡大するとともに、民間事業所のBCP対策用途としても市場での評価が益々高まっております。セキュリティビジネス分野では、インバウンドの増加や国際貨物の取扱量拡大に伴うボディスキャナーや爆発物検知器などのテロ対策商材の導入が進むとともに、空港以外の重要施設におけるセキュリティニーズにも対応した商材の開発に取り組んでおります。更に、次世代型防災特殊車輌の開発をはじめ、消防ホース・防災車輌・資機材・防火衣等特殊被服の4事業分野でも市場でのプレゼンスはますます高まっております。 生産体制については、2021年に新設した防災車輌の製造拠点である下野工場、ならび2023年にホース生産新ラインが稼働開始した鹿沼工場は、当社事業を製造拠点として支えるとともに、教育・訓練・実証実験等、営業を支える技術集約拠点とすべく機能の拡充強化に努めております。 (財政状態) 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ84億9千3百万円増加し、913億4千3百万円となりました。 負債は、前連結会計年度末に比べ26億4千1百万円増加し、189億5千5百万円となりました。 純資産は、前連結会計年度末に比べ58億5千2百万円増加し、723億8千8百万円となりました。 (経営成績) 当連結会計年度の売上高は336億3千9百万円(前期比6.9%増)、営業利益は40億5千5百万円(前期比17.2%増)、経常利益は53億8百万円(前期比16.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は37億4千2百万円(前期比15.0%増)となりました。 セグメント別の経営成績は次のとおりであります。 防災事業では、救助工作車、セキュリティ機材や原子力発電関連の大型防災資機材の売上が増加したことから、売上高は前期対比22億6千9百万円増加し、272億5千7百万円となりました。 繊維事業では、官公庁向け繊維資材の売上が増加した一方で、アパレル向けの麻素材の売上が減少したことから、売上高は前期対比8千7百万円減少し、58億3千5百万円となりました。 不動産賃貸事業は、順調に推移しており、売上高は5億4千6百万円となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益が増加したほか、棚卸資産が増加した一方で、売上債権が減少したことから、前期比9億5千3百万円増加し、29億5百万円の収入となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得が増加したこと等により、支出額は前期比8億3千6百万円増加し、8億4千8百万円となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、自己株式の取得が増加したことから、支出額は前期比16億8千5百万円増加し、29億2千7百万円となりました。 以上の結果、当連結会計年度末の現金及び現金同等物は、前期比8億7千万円減少し、118億7千2百万円となりました。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   前年同期比(%) 防災(千円)   3,370,753   106.1 繊維(千円)   1,803,473   92.4 不動産賃貸(千円)   -   - 合計(千円)   5,174,227   100.9 (注)1.生産金額は製造原価にて記載しており、セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.金額には外注による生産実績を含んでおります。 3.前連結会計年度において、「その他」に含まれていた保険代理事業を譲渡したことに伴い、当連結会計年度より「その他」の報告セグメントを廃止しております。 b.受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高   前年同期比(%)   受注残高   前年同期比(%) 防災(千円)   20,648,632   136.3   20,286,458   129.1 繊維(千円)   3,745,153   161.1   3,563,543   131.6 不動産賃貸(千円)   -   -   -   - 合計(千円)   24,393,785   139.6   23,850,001   129.4 (注)1.金額は販売価額にて記載しております。 2.前連結会計年度において、「その他」に含まれていた保険代理事業を譲渡したことに伴い、当連結会計年度より「その他」の報告セグメントを廃止しております。 c.製品仕入実績 当連結会計年度の製品仕入実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   前年同期比(%) 防災(千円)   17,102,128   153.6 繊維(千円)   2,671,825   109.8 不動産賃貸(千円)   -   - 合計(千円)   19,773,954   145.7 (注)1.金額は仕入価額にて記載しております。 2.前連結会計年度において、「その他」に含まれていた保険代理事業を譲渡したことに伴い、当連結会計年度より「その他」の報告セグメントを廃止しております。 d.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   前年同期比(%) 防災(千円)   27,257,578   109.1 繊維(千円)   5,835,460   98.5 不動産賃貸(千円)   546,849   103.3 合計(千円)   33,639,887   106.9 (注)1.金額は販売価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.前連結会計年度において、「その他」に含まれていた保険代理事業を譲渡したことに伴い、当連結会計年度より「その他」の報告セグメントを廃止しております。 3.最近2連結会計年度の主な相手先の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) 官公庁   10,967,604   34.8   11,099,292   33.0 合計   10,967,604   34.8   11,099,292   33.0 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。当社グループの連結財務諸表の作成にあたり、当連結会計年度末における資産・負債及び当連結会計年度の収益・費用の報告数値並びに開示に影響を与える会計上の見積りを行っております。当該見積りに際しましては、過去の実績や状況に応じて、合理的と考えられる要因等に基づき行っております。しかしながら、見積り特有の不確実性により、実際の結果は異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容 a.当連結会計年度の経営成績の分析 <連結経常利益> (百万円) 2023年度   2024年度   2025年度 連結経常利益   3,569   4,553   5,308 2023年には、今後10年に亘り取組みとして防災業界におけるリーディングカンパニーへの進化を目指す「テイセン未来創造計画」を策定いたしました。同計画では、当初2023年からの3年間を第1フェーズと位置付け、第1フェーズにおける中期経営計画(「テイセン2025/未来への基盤作り」)を策定し、取組むべき課題を掲げるとともに、数値目標(連結営業利益50億円以上、連結経常利益60億円以上、配当性向40%程度)を設定いたしました。最終年度にあたる2025年度においては、救助工作車、空港化学消防車等の納入拡大、またセキュリティ関連ビジネス、送排水ビジネスの拡大により前期比増収増益となりました。来期は新たに中期経営計画「テイセン2028」を策定し、新たに掲げる課題に着実に取組むことで、収益基盤の更なる強化を目指します。 <売上> (百万円) セグメント   2023年度   2024年度   2025年度 防災   22,659   24,988   27,257 繊維   4,804   5,923   5,835 不動産賃貸他   568   569   546 計   28,032   31,481   33,639 <受注残> (百万円) セグメント   2023年度   2024年度   2025年度 防災   13,556   15,719   20,286 繊維   3,315   2,708   3,563 計   16,872   18,428   23,850 <防災> 2025年度末の受注残高は2024年度を上回る水準となり、救助資機材、救助工作車、空港用化学消防車の受注が好調であったことに加え、2023年度からスタートした「テイセン2025」でも主要テーマと位置付けた大量送排水システム(ハイドロサブシステム)分野では、水害対策でのハイドロサブシステムの全国地方自治体への導入が拡大するとともに、民間事業所のBCP対策用途としても市場での評価が益々高まっていることが受注拡大に結びついております。セキュリティビジネスにおいても、インバウンドの増加や国際貨物の取扱量拡大に伴うボディスキャナーや爆発物検知器などのテロ対策商材の導入が進んできたことから、着実な受注を得られております。 <繊維> リネン(麻)分野では異常気象による原材料供給減ならびに価格高騰の影響を受け、繊維事業分野全体でも2025年度の売上高は減少しました。耐熱、耐切創、高強力など優れた機能を特徴とする高機能繊維につきましては、従来からの防護服分野においては酷暑対策等の環境変化を踏まえた製品の改善・改良を引き続き進めるとともに、高機能な素材の特徴を活かし、モバイルバッテリー火災などの社会課題を解決するための新規商材の開発にも鋭意取り組んでまいります。 b.当連結会計年度の財政状態の分析 当連結会計年度末の財政状態を概観いたしますと、総資産は棚卸資産の増加に加え、株価上昇に伴う投資有価証券の増加などから、前連結会計年度末対比84億9千3百万円増加し、913億4千3百万円となりました。 負債は、繰延税金負債が増加したことから、前連結会計年度末対比26億4千1百万円増加し、189億5千5百万円となりました。 純資産は、自己株式を取得した一方で、利益剰余金や保有上場株式の評価益の増加により、前連結会計年度末対比58億5千2百万円増加し、723億8千8百万円となりました。この結果、自己資本比率は79.1%となりました。 c.キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源および資金の流動性の分析 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「第一部  企業情報 第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 <キャッシュ・フロー> (百万円) 区分   2023年度   2024年度   2025年度 営業活動   △932   1,951   2,905 投資活動   △718   △11   △848 財務活動   △1,473   △1,242   △2,927 計   △3,124   698   △870 当連結会計年度における営業活動による資金収入は、29億5百万円となりましたが、これは税金等調整前当期純利益が増加したほか、棚卸資産が増加した一方で、売上債権が減少したことなどによるものです。 投資活動による資金の支出は、8億4千8百万円となりましたが、これは有形固定資産の取得が増加したこと等によるものです。 財務活動による資金の支出は、29億2千7百万円となりましたが、これは自己株式の取得が増加したことによるものです。 当社グループの運転資金及び投資資金は、営業活動によって生み出される自己資金を原資としております。 様々なリスクへの対処及び将来の事業展開への備えとして資金の確保により財務基盤の安定に努め、同時に収益に応じた配当を継続的に実施しつつ、中長期的な視点で時期を見極めた上で必要とされる投資活動を実施してまいります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。