本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

コニシ

KONISHI CO.,LTD.4956 · Prime · 化学

接着剤「ボンド」ブランドで知られる化学品メーカー。工事事業も展開。

概要

コニシ株式会社は、1925年に「株式会社小西儀助商店」として創業し、1976年に現社名へ改称した化学企業である。「ボンド」ブランドの接着剤・シーリング材を中心とするボンド事業、化学品を専門に取り扱う化成品事業、土木建設工事を請け負う工事事業の三本柱を有する。2026年3月期の連結売上高は1,365億69百万円、営業利益104億64百万円、従業員数1,561人。東京証券取引所プライム市場に上場しており、国内外に子会社を展開する。

三つの事業で構成される収益構造

コニシの事業は、接着剤・シーリング材の製造販売を行う「ボンド事業」、化学品の仕入販売を行う「化成品事業」、土木建設工事を請け負う「工事事業」の三区分で構成される。2026年3月期のセグメント別売上高は、ボンド事業が743億15百万円(全体の54%)、化成品事業が391億94百万円(29%)、工事事業が230億59百万円(17%)である。営業利益はボンド事業が67億60百万円、化成品事業が14億27百万円、工事事業が23億63百万円。ボンド事業が収益の柱である一方、化成品事業は自動車・電子電機向け商材の拡販で増収増益、工事事業は公共工事の進捗遅れで減収ながら営業利益は増加した。3事業の異なる業態を組み合わせることで、建設需要の変動や市況リスクを分散する構造となっている。

国内外に広がるグループ体制

当社グループは、コニシ株式会社(単体)と子会社20社、関連会社1社で構成される。国内の主要子会社には、接着剤原料を扱うボンドケミカル商事、物流を担うボンド物流やKB LINE、工事事業のコニシ工営・角丸建設・中信建設・中井土木などがある。海外では、中国に科昵西貿易(上海)と科陽精細化工(蘇州)、ベトナムにKonishi Lemindo Vietnam、インドネシアにPT.KONISHI INDONESIAおよびPT.KONISHI LEMINDO INDONESIA、インドに関連会社KF Instruments Indiaを擁する。化成品事業では台湾丸安股份有限公司が現地販売を行う。このように、製造・販売・物流・工事の各機能をグループ内に内包し、国内とアジアを中心とした海外市場に展開している。

安定した財務基盤と成長投資

2026年3月期末の総資産は1,396億10百万円、純資産は888億60百万円で自己資本比率は約63.6%と高い。有利子負債は少なく、財務の安定性は高い。売上高は過去10年間で緩やかな増加傾向にあり、2026年3月期は1,365億69百万円と前期比0.6%増。営業利益率は7.7%、ROEは9.2%である。2025年3月期から2027年3月期の中期経営計画「2027」では、設備投資に過去最大の約150億円を投じ、生産・物流・DXを強化し、2027年3月期に売上高1,500億円、営業利益115億円を目標とする。また、株主還元として配当を継続し、2026年3月期には自己株式の取得も実施した。

業界の中での役割は接着剤・シーリング材等の化学品メーカー、および土木建設工事業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,366億円
営業利益
105億円
営業利益率
7.7%
純利益
80億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
ボンド743億円54.4%68億円9.2%
化成品392億円28.7%14億円3.6%
工事事業231億円16.9%24億円10.4%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01接着・シーリング(ボンド事業)主力

工業用接着剤、一般家庭用接着剤、建築用接着剤、土木建設用接着剤、シーリング材、ワックス、粘着テープの製造販売。国内外で展開。

主要顧客建築・建設会社、製造業、一般消費者

主な製品・サービス3
ボンド(接着剤)
万能接着剤、木工用、建築用、土木用等多種多様な用途の接着剤ブランド。
シーリング材
建築・土木用の隙間充填・防水材。
粘着テープ
各種粘着テープ(布、プラスチック等)。

02化成品(化学品販売)準主力

工業薬品、合成樹脂、樹脂成型品、電子部品材料、薄膜材料、医薬品原料、接着剤・シーリング材の仕入販売。国内および海外(中国、インドネシア、台湾等)で展開。

主要顧客化学品加工メーカー、電子部品メーカー

主な製品・サービス3
工業薬品
各種工業用薬品の販売。
合成樹脂
樹脂原料および成型品の販売。
電子部品材料
電子機器向け部材の販売。

03工事事業(土木建設工事)副次

土木建設工事の請負。グループ会社が国内で施工。

主要顧客官公庁、建設会社

製品と技術

「ボンド」ブランドの接着剤シリーズ

コニシの中核製品は「ボンド」の名称で販売される接着剤群である。家庭用では万能接着剤「ボンド」、木工用接着剤、瞬間接着剤などがあり、ホームセンターやコンビニエンスストアで広く流通する。産業用では、建築現場向けの床材用接着剤、壁紙用接着剤、土木用のエポキシ系接着剤、自動車・電子部品向けの弾性接着剤などを製造する。特に弾性接着剤はハイブリッド車向けなど成長市場で採用が増加しており、2026年3月期の産業資材分野は増収となった。また、建築基準法改正の影響で新設住宅向けは低調だったが、補修・改修市場向けの需要は堅調である。

シーリング材と粘着テープ

建築・土木分野向けに、シーリング材(目地充填・防水材)と粘着テープを展開する。シーリング材は、ビルやマンションの外壁目地、サッシ周り、橋梁などのコンクリート構造物のひび割れ補修に使用される。ウレタン系、変成シリコーン系、アクリル系など多様な樹脂タイプをそろえる。粘着テープは、布テープ、プラスチックテープ、両面テープなどがあり、建築現場の養生や結束、工業用途に利用される。これらの製品は、ボンド事業の「建築分野」「土木分野」として区分され、ストック市場の補修・改修需要を取り込む。建築用補修材は順調だが、建築用シーリング材の販売数量は減少傾向にある。

化成品事業の取り扱い商材

化成品事業は、工業薬品、合成樹脂、樹脂成型品、電子部品材料、薄膜材料、医薬品原料などの化学品を仕入れ、国内外のメーカーに販売する専門商社機能を持つ。主要顧客は化学品加工メーカーや電子部品メーカー。特に自動車分野ではハイブリッド車向けの放熱材や耐熱材料、電子電機分野ではスマートフォン向け部材や放熱材の販売が好調である。子会社の丸安産業はコンデンサ向け電子部品用商材を強みとする。また、グループ内ではボンド事業の原料供給も担い、シナジーを発揮する。2026年3月期の化成品事業売上高は391億94百万円で、前期比6.1%増と3事業中最も高い成長率を記録した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

同業の企業

機能性化学の時価総額近傍。太字がコニシ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14047関東電化工業1,250億円32.9倍
27995バルカー1,209億円22.2倍
34044セントラル硝子1,167億円13.3倍
44216旭有機材1,133億円32.3倍
54997日本農薬1,068億円14.1倍
64956コニシ1,045億円11.9倍
74996クミアイ化学工業1,040億円13.7倍
84099四国化成ホールディングス996億円16.9倍
95331ノリタケ989億円13.8倍
107917ZACROS967億円11.9倍
114187大阪有機化学工業958億円11.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(機能性化学)に従っています。

会社の歴史

沿革 58件

小西儀助商店からコニシへ:創業と社名変更

1914年に合資会社として設立された小西儀助商店を母体に、1925年9月に株式会社小西儀助商店を設立した。大阪市を拠点に化学品の販売から事業を開始し、1940年12月には東京支店を開設。1976年1月、社名を「コニシ株式会社」に改称した。この間、1964年には浦和工場、1968年には鳥栖工場、1973年には滋賀工場と生産拠点を整備。1988年には子会社水口化学産業を設立するなど、事業基盤を拡大した。社名変更は、創業家から独立した企業としてのアイデンティティを確立する意味合いがあったとされる。

「ボンド」ブランドの確立と工場拡充の時代

1952年2月、東京工場で合成接着剤「ボンド」の生産を開始した。これが現在のボンド事業の原点となる。1957年には大阪工場を開設し、生産能力を増強。1964年浦和工場、1973年滋賀工場、1986年栃木工場と順次新設し、接着剤・シーリング材の生産体制を拡大した。1992年には滋賀第二工場を建設。一方で、1970年代後半には研究開発にも注力し、1981年に大阪工場閉鎖と同時に大阪研究所を開設、浦和研究所も設置した。これらの工場・研究所網により、家庭用から産業用まで幅広い接着剤製品を開発・供給する体制を整えた。

上場とM&Aによる事業多角化

1994年9月、大阪証券取引所市場第二部に上場。1997年9月には東京証券取引所市場第一部と大阪証券取引所市場第一部に指定替えとなった。上場後、子会社の設立や企業買収を積極的に推進。1998年にはコニシ工営を子会社化し、工事事業に参入。1999年には丸安産業を子会社化して化成品事業を強化。2000年代に入り、ボンドエンジニアリング、ボンド販売、ボンド物流などの子会社を相次いで設立した。2014年には矢沢化学工業を買収しウォールボンド工業に社名変更。2017年には角丸建設、2020年には山昇建設、2023年には中信建設と、工事関連のM&Aも継続した。

海外展開の本格化:中国・東南アジア・インド

2004年、中国に科陽精細化工(蘇州)を設立し、現地生産を開始。2005年にはKony Sunrise Tradingをタイに設立。2010年にはインドにKF Instruments Indiaを設立、同年ベトナムにKonishi Lemindo Vietnamを設立(2013年に子会社化)。2013年にはインドネシアにPT.KONISHI INDONESIAを設立。2021年にはPT.KONISHI LEMINDO INDONESIAを新設し、東南アジアでのプレゼンスを高めた。これらの海外拠点は、ボンド事業の現地生産・販売と、化成品事業の原料調達・販売チャネルとして機能している。海外売上高比率は開示されていないが、中国・ASEAN市場の成長を取り込む戦略である。

構造改革と中期経営計画2027

2010年代以降、不採算事業の整理を進めた。2007年に茨城ワックス製造所を閉鎖、2017年に浦和工場を閉鎖。2018年にはサンライズ・エム・エス・アイの株式を一部売却し、関連会社化。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴いプライム市場に移行。2025年3月期から「中期経営計画2027」を策定し、過去最大規模の設備投資(約150億円)を計画。栃木工場に水性接着剤製造所を新設するなど、生産能力増強とDX推進に注力する。2027年3月期の目標は売上高1,500億円、営業利益115億円。株主還元の継続と資本効率向上も掲げている。

年表58件を開く

1920年代

  • 1925年9月創業株式会社小西儀助商店設立(1914年設立合資会社を改組)

1940年代

  • 1940年12月東京支店開設(2005年4月東京本社に昇格、2019年9月東京本社を廃止し、関東支社に移転)

1950年代

  • 1952年2月M&A東京工場開設・合成接着剤ボンドの生産を開始(1995年4月東京メルト製造部に改称し、浦和工場に統合、2001年3月東京メルト製造部を閉鎖)
  • 1956年2月東京本所医薬品工場開設(1998年6月閉鎖)・日本薬局方アルコール製造開始(2018年3月製造終了)
  • 1957年1月名古屋出張所開設(1963年2月名古屋支店に昇格)
  • 1957年9月大阪工場開設

1960年代

  • 1960年5月札幌出張所開設(1985年1月札幌営業所に呼称変更、1990年4月札幌支店に昇格)
  • 1962年4月福岡連絡所開設(1966年1月福岡出張所、1981年4月福岡支店に昇格)
  • 1964年4月浦和工場開設(2017年6月閉鎖)
  • 1968年4月鳥栖工場開設(2002年6月閉鎖)

1970年代

  • 1973年8月滋賀工場開設
  • 1973年9月ミクニペイント株式会社株式を取得(2014年1月株式譲渡により連結対象から除外)
  • 1976年1月社名を「コニシ株式会社」に改称

1980年代

  • 1981年4月大阪工場閉鎖・同所に大阪研究所開設、浦和研究所開設
  • 1986年5月栃木工場開設
  • 1988年9月子会社水口化学産業株式会社を設立

1990年代

  • 1990年7月M&Aボンドワックス株式会社と合併し、茨城工場(2005年3月茨城ワックス製造所に改組、2007年3月閉鎖)およびワックス研究所(1996年5月閉鎖し、浦和研究所に統合)を承継
  • 1992年10月滋賀第二工場開設
  • 1994年8月本社事務所を移転
  • 1994年9月上場大阪証券取引所市場第二部に上場
  • 1996年7月M&A子会社ボンド興産株式会社を設立(2007年5月子会社ボンドケミカル商事株式会社に吸収合併)
  • 1996年10月M&A小西儀株式会社と合併
  • 1997年5月品質システム審査登録制度ISO9001を取得(ボンド事業本部・滋賀工場・浦和研究所・大阪研究所)
  • 1997年9月上場東京証券取引所市場第一部に上場、大阪証券取引所市場第一部に指定替え
  • 1997年11月品質システム審査登録制度ISO9001を取得(栃木工場)
  • 1998年12月M&Aコニシ工営株式会社株式を取得(2024年6月株式交換により完全子会社化)
  • 1999年4月子会社ボンドケミカル商事株式会社を設立
  • 1999年10月M&A丸安産業株式会社株式を取得(2024年6月株式交換により完全子会社化)

2000年代

  • 2001年4月環境マネジメントシステムISO14001を取得(滋賀工場)
  • 2001年11月子会社ボンドエンジニアリング株式会社を設立
  • 2002年4月日本ケミカルデータベース株式会社株式を取得(2016年7月株式譲渡により連結対象から除外)
  • 2002年5月環境マネジメントシステムISO14001を取得(栃木工場)子会社丸安産業株式会社が全額出資の子会社台湾丸安股份有限公司を設立
  • 2003年2月環境マネジメントシステムISO14001を取得(浦和研究所・大阪研究所)
  • 2003年5月子会社ボンド販売株式会社を設立(2022年11月清算)
  • 2003年7月上海代表事務所を開設(2006年3月閉鎖)
  • 2004年2月商号変更子会社サンライズ・エム・エス・アイ株式会社(2018年1月サンライズ株式会社に社名変更)と共同出資で科陽精細化工(蘇州)有限公司を設立
  • 2004年7月子会社科昵西貿易(上海)有限公司を設立
  • 2005年5月商号変更子会社サンライズ・エム・エス・アイ株式会社(2018年1月サンライズ株式会社に社名変更)と共同出資でKony Sunrise Trading Co.,Ltd.を設立
  • 2008年3月環境マネジメントシステムISO14001を取得(化成品営業本部)

2010年代

  • 2010年1月商号変更子会社 KF Instruments India Pvt.Ltd.を設立(2018年5月株式一部売却により関連会社に変更)
  • 2010年7月M&A関連会社 Konishi Lemindo Vietnam Co.,Ltd.を設立(2013年8月持分追加取得により子会社化)
  • 2012年5月品質システム審査登録制度ISO9001自己適合宣言(ボンド事業本部・滋賀工場・浦和研究所・大阪研究所・栃木工場)
  • 2012年7月子会社ボンド物流株式会社を設立
  • 2012年9月栃木物流センターを開設
  • 2013年7月子会社ボンドケミカル商事株式会社と共同出資でPT.KONISHI INDONESIAを設立
  • 2013年11月近畿鉄筋コンクリート株式会社株式を取得
  • 2014年1月商号変更矢沢化学工業株式会社(2016年4月ウォールボンド工業株式会社に社名変更)株式を取得 滋賀物流センターを開設
  • 2015年10月横浜支店開設
  • 2016年3月商号変更子会社ボンド物流株式会社が株式会社スタイル運輸(2017年7月KB LINE株式会社に社名変更)株式を取得
  • 2017年7月角丸建設株式会社株式を取得
  • 2019年9月関東支社開設

2020年代

  • 2020年1月東京サテライトオフィス開設
  • 2020年2月M&A子会社角丸建設株式会社が株式会社和泉株式を取得(2023年4月角丸建設株式会社に合併)
  • 2020年7月M&A山昇建設株式会社株式を取得(2022年6月ボンドエンジニアリング株式会社に合併)
  • 2021年1月子会社PT.KONISHI LEMINDO INDONESIAを設立
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
  • 2023年1月中信建設株式会社株式を取得
  • 2026年1月中井土木株式会社株式を取得

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高2027年3月期まで1,500億円
  • 連結営業利益2027年3月期まで115億円
  • EBITDA2027年3月期まで145億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    3事業のシナジー強化と事業拡大

    ボンド事業(接着剤・シーリング材)、化成品事業(化学品商社)、工事事業(補修・改修・補強工事)の3事業を連携させ、成長分野への注力と新規開拓を強化する。

  2. 02

    成長市場向け製品開発と開拓

    ボンド事業では非住宅分野のシェア向上を狙い、電子電材・自動車業界向け製品を開発。化成品事業では自動車・電子電機・化学工業分野への営業を強化し、放熱・耐熱商材を拡販する。

  3. 03

    インフラ・建築ストック市場の開拓

    工事事業において、ボンド事業の補修・改修・補強用接着剤や工法を活用し、橋梁などの社会インフラや建築ストック市場での工事拡大を強化する。人手不足には採用強化で対応。

  4. 04

    過去最大規模の成長投資と効率化

    生産・物流・DX関連に約150億円(過去最大規模)の設備投資を実施し、事業拡大と経営効率化を図る。資本政策では株主還元の継続と資本効率向上を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,561人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は796万円で、9期前と比べて+18.1%平均年齢は42.1歳、平均勤続年数は17.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,275
2018年3月1,350
2019年3月67439.414.91,313
2020年3月67540.215.71,344
2021年3月66540.616.11,542
2022年3月68141.116.61,529
2023年3月70241.817.31,556
2024年3月74042.017.41,540
2025年3月75742.017.41,537690
2026年3月79642.117.51,561673

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率4.4%
縦線は目安の30%
男性育休取得率76.5%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)61.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社21(国内 16 / 海外 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
栃木工場 — 栃木県下野市6,427百万円
本社 — 大阪市中央区4,829百万円
ボンド 化成品
滋賀工場 — 滋賀県甲賀市3,400百万円
ボンド
本社・工場 — 群馬県邑楽郡邑楽町3,075百万円
ボンド
小山工場 — 栃木県小山市2,720百万円
栃木物流センター — 栃木県下野市1,926百万円
関東支社 — さいたま市桜区1,681百万円
滋賀物流センター — 滋賀県甲賀市1,035百万円
岡山工場 — 岡山県勝田郡奈義町732百万円
ボンド
本社・工場 — インドネシア共和国ボゴール市540百万円
ボンド
ほか9件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    水口化学産業㈱
    滋賀県甲賀市
    議決権100.0%
  • 国内
    コニシ工営㈱
    札幌市西区
    議決権100.0%
  • 国内
    ボンドケミカル商事㈱
    大阪市中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    丸安産業㈱
    大阪市中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    ボンドエンジニアリング㈱
    大阪市鶴見区
    議決権100.0%
  • 国内
    サンライズ㈱
    大阪市中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    ボンド物流㈱
    栃木県下野市
    議決権100.0%
  • 国内
    近畿鉄筋コンクリート㈱
    兵庫県尼崎市
    議決権100.0%
  • 国内
    ウォールボンド工業㈱
    群馬県邑楽郡 邑楽町
    議決権100.0%
  • 国内
    角丸建設㈱
    静岡県藤枝市
    議決権100.0%
  • 国内
    中信建設㈱
    長野県千曲市
    議決権100.0%
  • 国内
    中井土木㈱
    三重県松阪市
    議決権100.0%
残りのグループ会社9社を開く
  • KB LINE㈱栃木県小山市80%
  • 科昵西貿易(上海)有限公司中華人民共和国 上海市100%
  • PT.KONISHI INDONESIAインドネシア 共和国 ジャカルタ市100%
  • 科陽精細化工(蘇州)有限公司中華人民共和国 江蘇省蘇州市100%
  • Kony Sunrise Trading Co.,Ltd.タイ王国 バンコク市100%
  • Konishi Lemindo Vietnam Co.,Ltd.ベトナム 社会主義共和国 ホーチミン市 ビンズオン区75%
  • PT.KONISHI LEMINDO INDONESIAインドネシア 共和国 ボゴール市70%
  • 台湾丸安股份有限公司中華民国台北市100%
  • KF Instruments India Pvt.Ltd.インド共和国 ハリヤナ州33%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,366億円営業利益105億円前期と比べると増収減益で、売上が+0.7%、利益が-0.9%。

売上高
+0.7%
1,366億円
営業利益
-0.9%
105億円
純利益
-1.2%
80億円
営業利益率
7.7%
前期比 -0.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,500億円1,366億円
営業利益115億円105億円
純利益82億円80億円
1株あたり配当¥38¥38

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は362億円、営業利益は33億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+13.8%、営業利益は+50.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q32115
2024年1Q318226.916
2024年2Q335278.118
2024年3Q356339.323
2024年4Q32116
2025年2Q658497.433
2025年4Q699578.248
2026年2Q655467.033
2026年4Q711598.347
2027年1Q362339.124

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は1,048億円から1,366億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は7.7%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
子会社ボンドケミカル商事株式会社と共同出資でPT.KONISHI INDONESIAを設立
2013年3月1,0485431
矢沢化学工業株式会社(2016年4月ウォールボンド工業株式会社に社名変更)株式を取得 滋賀物流センターを開設
2014年3月1,1296737
横浜支店開設
2015年3月1,1585530
子会社ボンド物流株式会社が株式会社スタイル運輸(2017年7月KB LINE株式会社に社名変更)株式を取得
2016年3月1,1896438
2017年3月1,2136944
2018年3月1,2857346
関東支社開設
2019年3月1,3417244
子会社角丸建設株式会社が株式会社和泉株式を取得(2023年4月角丸建設株式会社に合併)
2020年3月1,3527246
子会社PT.KONISHI LEMINDO INDONESIAを設立
2021年3月1,0787449
2022年3月1,1377851
2023年3月1,23379100
2024年3月1,33010873
2025年3月1,3571061127.881
2026年3月1,3661051117.780

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,366億円のうち、営業利益として残るのは105億円7.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は80億円、売上の5.9%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金79.5%1,086億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金12.9%176億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.7%105億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
20.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.4pt
7.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.5pt
5.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+2.3pt
9.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
6.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが137億円、投資CFが−60億円で、差し引きのフリーCFは77億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は194億円で、売上の1.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月39−39−60134
2014年3月52−34−618148
2015年3月41−33−98147
2016年3月65−13−3852159
2017年3月55−24−731183
2018年3月90−17073255
2019年3月55−66−22−11223
2020年3月63−39−1824228
2021年3月68−27−3041237
2022年3月62−27−1835255
2023年3月4635−2581313
2024年3月81−52−8629256
2025年3月72−73−56−1200
2026年3月137−60−8477194

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,396億円。このうち返さなくてよい自己資本が889億円で、自己資本比率は63.4%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月74541832753.3
2014年3月81845636252.7
2015年3月86150735455.5
2016年3月87050037054.4
2017年3月93054938155.9
2018年3月1,03658944753.7
2019年3月1,08460947553.2
2020年3月1,06163442756.6
2021年3月1,13868845056.9
2022年3月1,19172946257.6
2023年3月1,32981551457.9
2024年3月1,40984756256.6
2025年3月1,36886750163.1
2026年3月1,39688950863.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
213億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
784億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
91億円
在庫として抱えている分
負債合計
508億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
85
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率15 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

化学 203社との比較

同じ化学の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE203社中61位あたり、逆に低いのは売上成長率203社中124位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
9.2%/中央値 6.9%
P25 4.5%P75 9.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
7.7%/中央値 7.3%
P25 4.3%P75 10.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
63.4%/中央値 63.4%
P25 50.5%P75 73.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
0.7%/中央値 2.2%
P25 -1.8%P75 5.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.6%/中央値 2.7%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,484で、1年前と比べて+16.7%過去52週の値幅のなかでは90%の位置にある。

¥1,484-1.4%1ヶ月+5.0%1年+16.7%時価総額1,045億円
過去52週の値幅
安値¥1,198高値¥1,517

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.9倍
PER (会社予想)11.3倍
PBR1.01倍
配当利回り2.56%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1カ月で-1.7%と弱含み。6/25に53週高値1498(実際は52週高値1517未満)を付けた後、7/17には1442まで下落。25日線(1457.2)を下回り、75日線(1422.05)も割り込みそうな勢い。RSIは33.3と売られ過ぎ圏に突入。52週安値1185からは+21.7%の水準だが、短期的な調整局面。出来高はやや増加し、売り圧力強まる。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERが11.5倍と同業界平均18.0倍を下回り、PBRも1.02倍と同業界平均1.40倍より低い。配当利回り2.60%は業界平均と同水準で安定している。ROE9.2%はやや低めだが、自己資本比率が高く財務は健全。業績安定感があるが成長鈍化懸念が割安感を強めている。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.9倍17.8倍
PER (予想)11.3倍
PBR1.01倍1.41倍
ROE9.2%7.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり38で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは2.56%。

年間配当
¥38
1株あたり
配当利回り
2.56%
いまの株価に対して
配当性向
41.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1224.4
2018年3月138.328.8
2019年3月130.030.0
2020年3月1838.536.7
2021年3月180.038.6
2022年3月2222.243.3
2023年3月2511.419.3
2024年3月3334.741.6
2025年3月3815.243.9
2026年3月380.041.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥38

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ4,319人。区分でいちばん多いのは個人・その他53.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が29.4%を占め、残る70.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他49.549.649.347.947.753.0
外国法人16.616.117.320.718.216.9
金融機関19.119.719.016.316.915.3
事業法人14.213.913.814.316.414.0
自己株式12.512.413.07.45.811.3
証券会社0.70.80.70.90.80.7
外国人個人0.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(注)110.87
02コニシ共栄会(注)26.73
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)(注)12.19
04コニシ従業員持株会2.14
05株式会社カネカ1.94
06小西 新太郎1.57
07NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE IEDP AIF CLIENTS NON TREATY ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行東京支店 セキュリティーズ・サービシズ・オペレーションズ部)1.27
08STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.21
09江東株式会社1.19
10東亞合成株式会社1.14

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−20%、1株純資産は14期で−30%。直近期のROEは9.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1572,0168.110.824.4
2014年3月1902,1829.09.621.7
2015年3月1542,4236.713.231.8
2016年3月981,2887.914.330.5
2017年3月1191,4148.811.224.4
2018年3月1261,5278.613.228.8
2019年3月1211,5927.813.230.0
2020年3月638297.811.336.7
2021年3月699107.913.138.6
2022年3月729637.710.943.3
2023年3月1411,08713.86.819.3
2024年3月1091,2229.414.441.6
2025年3月1211,3009.79.743.9
2026年3月1251,4179.211.041.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額324百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
横田隆取締役会長(代表取締役)グループCEO 工事事業グループ管掌73199,000
松端博文取締役社長(代表取締役)6569,000
岡本伸一取締役 CFO 人事部・経営企画室・海外事業グループ管掌 兼管理本部本部長兼総務部統括部長6156,000
髙瀬桂子取締役742,000
肥後陽介取締役501,000
榎本真也取締役 監査等委員(常勤)6711,000
中田基之取締役 監査等委員729,000
山田美樹取締役 監査等委員722,000
森本千晶取締役 監査等委員69
原田邦治取締役 監査等委員(常勤)572,000

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)614560595926544
社外取締役63466417
取締役(社内)115331818

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容981字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社20社および関連会社1社で構成されており、ボンド事業、化成品事業および工事事業の3つの事業を基本に組織され、それぞれが国内および海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。 当社グループの事業内容および当社と子会社の当該事業に係る位置づけは次のとおりであります。なお、次表の区分は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 また、当連結会計年度よりセグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。 区分   主要な事業の内容   国内/海外   主要な会社 ボンド   工業用接着剤、一般家庭用接着剤、建築用接着剤、土木建設用接着剤、シーリング材、ワックスおよび粘着テープの製造販売   国内   当社、水口化学産業㈱、サンライズ㈱、 ウォールボンド工業㈱ 海外   科昵西貿易(上海)有限公司、 科陽精細化工(蘇州)有限公司、 Kony Sunrise Trading Co.,Ltd.、 Konishi Lemindo Vietnam Co.,Ltd.、 PT.KONISHI LEMINDO INDONESIA 原料の仕入販売   国内   ボンドケミカル商事㈱ 製品倉庫の管理業務請負、運送業   国内   ボンド物流㈱、KB LINE㈱ 化成品   工業薬品、合成樹脂、樹脂成型品、電子部品材料、薄膜材料、医薬品原料、接着剤・シーリング材の仕入販売   国内   当社、丸安産業㈱ 海外   科昵西貿易(上海)有限公司、 PT.KONISHI INDONESIA、 Kony Sunrise Trading Co.,Ltd.、 台湾丸安股份有限公司 工事事業   土木建設工事の請負業   国内   コニシ工営㈱、ボンドエンジニアリング㈱、 近畿鉄筋コンクリート㈱、角丸建設㈱、中信建設㈱、 中井土木㈱ 全社   プラスチックの精密成型部品の製造販売   海外   KF Instruments India Pvt.Ltd. 当社グループの事業に係る各社の位置づけおよび事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,884字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営の基本方針 当社グループは、接着剤、シーリング材等の製造販売業であるボンド事業、化学品を専門に扱う商社業である化成品事業、補修・改修・補強工事等を請負う土木建設工事業を行う工事事業において顧客のニーズにあった製品・商品の開発や製造、サービスの提供を通じて社会およびステークホルダーの信頼に応えていくとともに、株主の皆様への利益還元を図るため、収益力の向上、企業価値の増大に努めて参ります。 (2) 経営環境 日本経済は、今後も、政府の経済政策や賃金上昇による個人消費の増加、設備投資の拡大などにより引き続き景気は緩やかに回復する見込みですが、中東情勢の悪化などの地政学リスクの高まりによる原材料の高騰や物価高、中国の輸出規制、米国政策の影響など、経済を下押しする懸念があり、依然として先行き不透明な状況が続いています。 このような中、ボンド事業においては、住関連分野では、金利上昇や建設コストの高騰により住宅需要の回復が見込めず、前年同程度の住宅着工戸数になることが予想されます。一方、土木建築分野においては、ビル・マンションなどのストック市場およびインフラ市場における補修・改修・補強は堅調に推移する見込みです。化成品事業においては、中東情勢の悪化による仕入れ商材の供給制限などの影響を受ける可能性があり、不透明な状況が続くと予想されます。工事事業においては、国土強靭化基本計画の推進により、老朽化したインフラ整備や維持管理の需要拡大を引き続き見込んでいます。 (3) 中期的な経営戦略及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、合成接着剤「ボンド」などを製造・販売するメーカーとしてのボンド事業、化学品を扱う専門商社としての化成品事業、社会インフラおよび建築ストック市場の補修・改修・補強を目的とした工事事業を主力の3事業として、「つなげる」ことを理念とし、事業展開を図っております。 そのような中、当社グループは、「中期経営計画2027(2025年3月期~2027年3月期)」に基づき、新製品の市場導入等による新規開拓の強化や成長分野への注力の推進、また生産・物流・DX関連に過去最大規模となる設備投資を行っていくことにより、さらなる事業拡大と経営の効率化を図り、過去最高となる売上高・営業利益を目指して参ります。 ボンド事業におきましては、住関連分野向け接着剤や土木建築用接着剤・シーリング材などのコア事業の強化だけでなく、電子電材、自動車業界などの成長市場向け製品の開発、新規開拓活動の強化に努め、非住宅分野のシェア向上に注力し、事業領域の拡大を図って参ります。 化成品事業については、成長市場である自動車、電子電機、化学工業分野への営業活動を強化し、放熱、耐熱用途商材の拡販に努めて参ります。 工事事業においては、ボンド事業が持つ補修・改修・補強用接着剤や工法を活用し、橋梁などの社会インフラ、建築ストック市場における補修・改修・補強工事事業の拡大を強化して参ります。課題である人手不足については、採用強化、雇用確保の施策を検討し、事業拡大を継続できる体制構築に努めます。 また事業拡大に向けた成長投資については、生産、物流、DX関連に過去最大規模となる約150億円の設備投資を計画に基づき進めており、資本政策におきましても、株主還元の継続実施と資本効率の向上を目指して参ります。 「中期経営計画2027」数値目標 2027年3月期計画 (2024年3月期比) 連結売上高   1,500億円 (+12.8%) 連結営業利益   115億円 (+12.0%) EBITDA   145億円 (+17.0%) (4) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、事業活動の成果をあらわす経営指標として事業拡大と収益性を重視し、売上高、営業利益、営業利益率、自己資本当期純利益率(ROE)を重点経営指標としております。当連結会計年度における売上高は1,365億69百万円(前年同期比0.6%増)、営業利益104億64百万円(前年同期比0.9%減)、営業利益率7.7%(前年同期は7.8%)、自己資本当期純利益率(ROE)は9.2%(前年同期は9.7%)となりました。
事業等のリスク2,101字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの事業に関する主なリスクは以下のものが考えられ、これらのリスクを低減するべく努力しております。しかし、予想を超えた事態が発生した場合は、経営成績および財政状態等に重要な影響を及ぼす可能性があります。また、これらのリスクだけに限定されるものではありません。なお、当該リスクにおける将来に関する記載内容は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 海外市場への進出に係るリスク 当社グループは中国、東南アジア市場での事業拡大を戦略の一つとしております。販売拠点といたしましては、中国の科昵西貿易(上海)有限公司、タイのKony Sunrise Trading Co.,Ltd. およびインドネシアのPT.KONISHI INDONESIAがあります。生産拠点といたしましては、中国の科陽精細化工(蘇州)有限公司、ベトナムのKonishi Lemindo Vietnam Co.,Ltd.、インドネシアのPT.KONISHI LEMINDO INDONESIAがあり、現地での販売拠点を兼ねております。 しかしながら、これら拠点での活動は、各国の法規制や金融情勢など社会的・政治的リスクをともない、当社グループの業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 貸倒れリスク 当社グループでは売上債権管理として与信限度の設定、担保・保証等の取付け、引当金の設定等を行い、不測の事態に対応すべく努力しておりますが、取引先の信用不安等により予期せぬ貸倒れによる損失が発生する可能性があります。特に、化成品では、取引先の大口化と回収サイトの長期化により売上債権が増加傾向にあり、予期せぬ貸倒れにより当社グループの業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 原油価格の変動の影響 当社グループで製造・販売している接着剤、シーリング材等の製品は、石油化学製品を原材料として使用しているものが多く、このため原油価格変動による原材料価格の変動の影響を大きく受けます。また、化成品では主な販売商品が石油化学製品であり、販売価格、仕入価格に大きな影響が生じる可能性があります。 (4) 知的財産権の保護 当社グループは、他社製品との差別化のため独自の技術の開発と知的財産権の保護に努めております。しかし、第三者による当社グループの知的財産を使用した類似製品の製造販売を完全に防止できないことや、当社グループの製品が他社の知的財産権を侵害していると判断されることが生じた場合、当社グループの業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 事故および災害 当社グループは事故および災害による製造設備の停止を防止するため、設備点検の実施、安全装置・消火設備の充実、定期的な防災訓練の実施を行っております。特に、当社では製品の安定供給のため東西2工場(滋賀・栃木)体制を取っております。しかしながら、大規模な産業事故、大規模災害等による製造設備の損壊を被ることがあります。このような事態が発生した場合、当社グループの業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 法規制等 ボンドの主力製品である接着剤およびシーリング材には、その原料として石油化学物質を多く使用しております。今後、新たな法規制の施行や従来の法規制の強化、変更がなされた場合、法令遵守のためのコストや販売活動の制限を受け、当社グループの業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 製品の品質と責任 当社グループは顧客に信頼されるべく品質第一に努め、顧客第一の現場主義を重視した製品開発を行い、国際的な品質管理システムISO9001の品質管理システムに従って各種製品を設計・製造しております(2012年5月以降は自己適合宣言にて運用)。また、生産物回収費用保険・製造物責任賠償保険等に加入しておりますが、これらを超える重大な品質トラブルが発生した場合、当社グループおよび製品への信頼を損なうものであり、当社グループの業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 市況変動によるリスク 化成品の主な販売商品であるIT関連材、電子部品関連基材、薄膜材料等は、電子・電機産業や自動車産業の動向により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 工事事業に関連するリスク 工事事業の多くは、事業期間が長期にわたるため、将来の事業環境が大きく変化した場合、また、人身や施工対象物などに関わる重大な事故が発生した場合は、当社グループの業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (10) その他 行動制限や隔離等を要する重度な感染症が発生した場合は、経済活動の停滞により、当社グループの事業活動や財務状況に大きな影響を及ぼす可能性があります。そのような事態が発生した場合、当社グループでは緊急対策本部を立ち上げて環境の変化や当社グループへの影響を見極めながら、必要な対応策を迅速かつ柔軟に講じて参ります。
経営成績の分析 (MD&A)6,802字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態および経営成績の状況 当連結会計年度における日本経済は、米国の関税政策による下押し要因があったものの、ガソリン暫定税率の廃止や電気・ガス代への補助といった政府の物価高対策により個人消費が増加し、また企業の設備投資が順調に推移したことで緩やかな回復に向かいました。一方で中東情勢の悪化による世界経済の下押しリスクが懸念されるなど今後の先行きについては、不透明な状況が続いております。 このような事業環境の中、当社グループにおきましては、2025年3月期に策定しました「中期経営計画2027(2025年3月期~2027年3月期)」に基づき、新製品の市場導入などによる新規開拓や成長分野への注力の強化、さらなる事業拡大を推進するために栃木工場に水性接着剤製造所を新設するなど、長期での成長を見据えた設備投資を積極的に実施しております。 その結果、当連結会計年度の財政状態および経営成績は以下のとおりとなりました。 (財政状態) 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ28億9百万円増加し、1,396億10百万円となりました。 a. 資産 流動資産は、商品及び製品が5億75百万円増加したものの、電子記録債権が13億84百万円、受取手形が12億60百万円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ24億65百万円減の833億3百万円となりました。固定資産は、有形固定資産の建設仮勘定が10億27百万円減少したものの、投資その他の資産の退職給付に係る資産が24億34百万円、無形固定資産が16億35百万円、投資その他の資産の投資有価証券が10億11百万円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ52億75百万円増の563億7百万円となりました。 b. 負債 流動負債は、電子記録債務が3億32百万円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ5億35百万円減の427億30百万円となりました。固定負債は、繰延税金負債が10億7百万円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ11億57百万円増の80億19百万円となりました。 c. 純資産 純資産は、マイナス項目である自己株式が51億54百万円増加したものの、利益剰余金が53億96百万円、退職給付に係る調整累計額が14億26百万円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ21億87百万円増の888億60百万円となりました。 (経営成績) 当連結会計年度における当社グループの経営成績は、売上高1,365億69百万円(前年同期比0.6%増)、営業利益104億64百万円(前年同期比0.9%減)、経常利益110億98百万円(前年同期比0.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益80億33百万円(前年同期比0.6%減)となりました。 なお、当連結会計年度の期首より、不動産賃貸に係る損益について、売上高および売上原価から営業外損益に表示する方法に変更しており、当該表示方法の変更を遡って適用した後の数値で比較分析を行っております。 セグメントの概況は次のとおりであります。 a. ボンド 一般家庭用分野においては、ホームセンターやコンビニエンスストア向けの売上は前期並みで推移しました。住関連分野においては、新製品の市場導入によりターゲット市場の開拓は進んでいるものの、前期末の建築基準法改正による駆け込み需要の影響により新設住宅着工戸数が減少し、現場施工用接着剤などの既存製品が低調に推移しました。産業資材分野においては、新規開拓を進めている自動車・電子部品に使用される弾性接着剤の拡販が進んだことで売上が増加しました。建築分野および土木分野においては、建築用補修材が順調に推移したものの、建築用シーリング材の販売数量が減少したことで、低調に推移しました。 以上の結果、売上高は743億15百万円(前年同期比0.6%増)、営業利益は67億60百万円(前年同期比2.1%減)となりました。 b. 化成品 化学工業分野においては、化学メーカー向けに販売している原材料が順調に推移しました。自動車分野においては、ハイブリッド車向け商材や放熱材などの新規採用により好調に推移しました。電子電機分野においては、スマートフォン向け商材や放熱材の販売が順調に推移し、売上が増加しました。丸安産業㈱においては、コンデンサ向けなど電子部品用商材が好調に推移し、売上が増加しました。 以上の結果、売上高は391億94百万円(前年同期比6.1%増)、営業利益は14億27百万円(前年同期比5.4%増)となりました。 c. 工事事業 工事事業においては、公共事業を中心としたインフラおよびストック市場の補修・改修・補強工事の大型工事案件の進捗が遅れたことにより、売上が減少しました。なお、工事の受注活動は順調に進捗しております。 以上の結果、売上高は230億59百万円(前年同期比7.2%減)、営業利益は23億63百万円(前年同期比4.1%増)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の減少額は5億91百万円(前年同期比50億27百万円減)となりました。これは、営業活動によるキャッシュ・フローの増加額が137億33百万円、投資活動によるキャッシュ・フローの減少額が59億87百万円、財務活動によるキャッシュ・フローの減少額が84億14百万円となったことによるものです。 この結果、当連結会計年度の資金の期末残高は、前連結会計年度に比べ5億91百万円減少し、194億16百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、137億33百万円(前年同期比65億58百万円増)となりました。 これは、法人税等の支払額が34億82百万円あったものの、税金等調整前当期純利益が119億54百万円、売上債権及び契約資産の減少額が32億32百万円あったこと等によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、59億87百万円(前年同期比13億23百万円減)となりました。 これは、定期預金の払戻による収入が17億73百万円あったものの、有形固定資産の取得による支出が28億47百万円、無形固定資産の取得による支出が24億54百万円、定期預金の預入による支出が20億95百万円あったこと等によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は、84億14百万円(前年同期比27億93百万円増)となりました。 これは、自己株式の取得による支出が57億32百万円、配当金の支払額が25億94百万円あったこと等によるものです。 (2) 生産、受注及び販売の実績 ① 生産実績 当連結会計年度におけるセグメントごとの生産実績は、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 生産実績(t)   前年同期比(%) ボンド   137,308   △1.7 化成品   -   - 工事事業   -   - 合計   137,308   △1.7 (注)1.「化成品」セグメントはその品種が多種多様にわたり、その数量の表示が困難であるため記載しておりません。 2.「工事事業」セグメントについては、生産実績を定義することが困難であるため記載しておりません。 ② 受注実績 当連結会計年度におけるセグメントごとの受注実績は、次のとおりであります。 セグメントの名称    当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)    当連結会計年度末 (2026年3月31日) 受注高(百万円)   前年同期比(%)   受注残高(百万円)   前年同期比(%) ボンド   -   -   -   - 化成品   -   -   -   - 工事事業   24,282   △0.4   18,783   6.1 合計   24,282   △0.4   18,783   6.1 (注)1.セグメント間取引については相殺消去しております。 2.当社グループでは、「工事事業」セグメントの土木建設工事以外は受注生産を行っておりません。 ③ 販売実績 当連結会計年度におけるセグメントごとの販売実績は、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(百万円)   前年同期比(%) ボンド   74,315   0.6 化成品   39,194   6.1 工事事業   23,059   △7.2 合計   136,569   0.6 (注)1.セグメント間取引については相殺消去しております。 2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先    前連結会計年度 (自  2024年4月1日  至  2025年3月31日)    当連結会計年度 (自  2025年4月1日  至  2026年3月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) 株式会社デンソー   19,081   14.1   20,382   14.9 (3) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容等 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営成績等 (財政状態) 当連結会計年度における財政状態の分析につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態および経営成績の状況」をご参照ください。 (経営成績) 当社グループの経営成績は、当連結会計年度において売上高1,365億69百万円(前年同期比0.6%増)、営業利益104億64百万円(前年同期比0.9%減)、経常利益110億98百万円(前年同期比0.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益80億33百万円(前年同期比0.6%減)となりました。 なお、当連結会計年度の期首より、不動産賃貸に係る損益について、売上高および売上原価から営業外損益に表示する方法に変更しており、当該表示方法の変更を遡って適用した後の数値で比較分析を行っております。 以下に、連結損益計算書に重要な影響を与えた要因について分析いたします。 a. 売上高および営業利益の分析 当連結会計年度の売上高は前連結会計年度より8億79百万円増加し1,365億69百万円、営業利益は前連結会計年度より91百万円減少し104億64百万円となりました。 なお、当社グループでは、研究開発費を売上原価および販売費及び一般管理費として処理しております。当連結会計年度の研究開発費は16億94百万円であり、前連結会計年度と比較して2.4%増加しました。 セグメント別の詳しい内容については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態および経営成績の状況」をご参照ください。 b. 営業外損益の分析 当連結会計年度の営業外収益は、前連結会計年度より41百万円減少し8億16百万円となりました。主な要因は、受取利息が27百万円、持分法による投資利益が21百万円、受取配当金が12百万円増加したものの、その他が106百万円減少したこと等によるものです。 また、営業外費用は、前連結会計年度より36百万円減少し1億81百万円となりました。主な要因は、減価償却費が14百万円増加したものの、その他が56百万円減少したこと等によるものです。 c. 特別損益の分析 当連結会計年度の特別利益は、前連結会計年度より4億3百万円増加し8億93百万円となりました。主な要因は、投資有価証券売却益が4億77百万円増加したこと等によるものです。 また、特別損失は、前連結会計年度より1億42百万円減少し37百万円となりました。主な要因は、固定資産処分損が1億71百万円減少したこと等によるものです。 d. 中期経営計画および達成状況 当社グループは、「中期経営計画2027(2025年3月期~2027年3月期)」に基づき、新製品の市場導入等による新規開拓の強化や成長分野への注力の推進、また生産・物流・DX関連に過去最大規模となる設備投資を行っていくことにより、さらなる事業拡大と経営の効率化を図り、過去最高となる売上高・営業利益を目指して参ります。2年目である2026年3月期の当社グループの経営成績は、売上高136,569百万円(達成率96.1%)、営業利益10,464百万円(達成率98.0%)、経常利益11,098百万円(達成率98.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益8,033百万円(達成率99.3%)となりました。 ボンド事業におきましては、住関連分野向け接着剤や土木建築用接着剤・シーリング材などのコア事業の強化だけでなく、電子電材、自動車業界などの成長市場向け製品の開発、新規開拓活動の強化に努め、非住宅分野のシェア向上に注力し、事業領域の拡大を図って参ります。 化成品事業については、成長市場である自動車、電子電機、化学工業分野への営業活動を強化し、放熱、耐熱用途商材の拡販に努めて参ります。 工事事業においては、ボンド事業が持つ補修・改修・補強用接着剤や工法を活用し、橋梁などの社会インフラ、建築ストック市場における補修・改修・補強工事事業の拡大を強化して参ります。課題である人手不足については、採用強化、雇用確保の施策を検討し、事業拡大を継続できる体制構築に努めます。 また事業拡大に向けた成長投資については、生産、物流、DX関連に過去最大規模となる約150億円の設備投資を計画に基づき進めており、資本政策におきましても、株主還元の継続実施と資本効率の向上を目指して参ります。 「中期経営計画2027」数値目標 2027年3月期計画 (2024年3月期比) 連結売上高   1,500億円 (+12.8%) 連結営業利益   115億円 (+12.0%) EBITDA   145億円 (+17.0%) ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a. キャッシュ・フローの状況の分析 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 b. 資金需要および財務政策 当社グループは、資金需要を満たすための資金として、原則として手元資金および営業活動によるキャッシュ・フローを財源としております。また、当社および国内連結子会社においてCMS(キャッシュ・マネジメント・サービス)を導入し、当社グループ内の余剰資金を当社へ集中し、資金の有効活用を図っております。 2025年3月期から2027年3月期についての設備投資は、「中期経営計画2027」に記載のとおり、生産能力の増強や生産効率の向上、DXの強化を目的に、3年累計で約150億円を計画しており、2026年3月期はその内の約42億円の設備投資を行いました。また株主還元については、株主還元の継続実施、資本効率の向上を目的に、連結配当性向30%以上の維持と約50億円の自己株式取得を計画しており、2026年3月期はその内の約57億円の自己株式を取得しました。自己株式取得については、2025年3月期と2026年3月期で合わせて約87億円の自己株式を取得しており、計画以上の自己株式取得を行っております。M&A投資については、2026年1月に中井土木株式会社のM&Aを行いました。今後も事業拡大、グループ経営の相乗効果の最大化に寄与するM&Aを積極的に行っていく予定であります。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。