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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

ZACROS

ZACROS Corporation7917 · Prime · 化学

ウェルネス、環境ソリューション、情報電子、産業インフラの4セグメントで構成される、包装材・機能材料・建設資材の複合メーカー。

概要

ZACROS株式会社は、産業用包装材・機能性フィルムを中心に、医薬・医療、環境包装、情報電子、建築・土木の4分野で事業を展開する総合素材メーカーである。2026年3月期の連結売上高は1,585億円、従業員数は2,747名。本社は東京都文京区に置く。創業は1936年、防水防湿紙の製造に始まり、粘着・剥離技術を核に製品群を拡大してきた。

売上高の約36%を占める情報電子事業

情報電子事業は、ディスプレイ関連や電子部材向け機能フィルムを手がける最大セグメントである。偏光板用プロテクトフィルム、剥離フィルム、ハードディスク用層間絶縁フィルムなどをパネルメーカーや電子部品メーカーに供給。2026年3月期のセグメント売上高は568億円(構成比35.8%)、営業利益47.7億円。台湾や中国の子会社が生産・販売を担う。

建築・土木から化成品まで手掛ける産業インフラ事業

産業インフラ事業は、ビル用煙突、ボイドスラブ、空調用配管、トンネル用資材、プラスチック原料・機械などを扱う。売上高413億円(構成比26.1%)で、他のセグメントより高い営業利益率12.2%を達成。建築資材関連の増収が牽引し、車載フィルム向け粘着製品も好調である。

環境負荷低減を追求する環境ソリューション事業

環境ソリューション事業は、つめかえ包装、化粧品包装、バッグインボックス液体容器などを手がけ、売上高325億円(構成比20.5%)。グローバル市場での海外展開を進め、環境負荷低減製品の開発に注力。国内では食品包装の一部事業売却があったが、OA機器関連包装が増収。営業利益14.6億円。

成長投資が続くウェルネス事業

ウェルネス事業は医薬・医療用包装材、バイオ医薬品製造用シングルユースバッグ「BioPhaS®」、体外診断薬関連製品などを提供。売上高278億円(構成比17.6%)だが、先行投資や減価償却費増により営業損失2億円。三重事業所の拡張投資を進め、バイオ医薬品関連の成長を目指す。

業界の中での役割は包装材・機能フィルム・建設資材の総合メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,585億円
営業利益
111億円
営業利益率
7.0%
純利益
77億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
情報電子568億円35.8%48億円8.5%
産業 インフラ413億円26.1%50億円12.1%
環境ソリューション326億円20.6%15億円4.6%
ウェルネス278億円17.5%-2億円-0.7%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01ウェルネス(医薬・医療・バイオ)主力

医薬・医療用包装材、医薬向け剥離フィルム、バイオ医薬品等製造用シングルユースバッグ(BioPhaS®)、医療機器・体外診断薬関連製品等を供給。製薬・医療業界向けに高品質な包装・消耗品を提供。

バイオ医薬品製造用シングルユースバッグ(BioPhaS®)は独自技術

主な製品・サービス4
医薬・医療用包装材
錠剤PTP包装、アルミ箔等の医薬品包装材料。
医薬向け剥離フィルム
医薬品製造工程で使用する剥離性フィルム。
バイオ医薬品等製造用シングルユースバッグ(BioPhaS®)
バイオ医薬品製造に用いる使い捨て培養バッグ。コンタミネーションリスク低減に貢献。
医療機器、体外診断薬関連及び検査薬関連
医療機器部品、診断薬キット等。

02情報電子(ディスプレイ・電子部材)主力

プロテクトフィルム(偏光板用プロテクト等)、剥離フィルム(ディスプレイ関連)、情報記録用材(層間絶縁フィルム等)、剥離フィルム(電子部材関連)、その他情報関連機器用材を提供。パネルメーカー・電子部品メーカー向けに高機能フィルムを供給。

主な製品・サービス5
プロテクトフィルム(偏光板用プロテクト等)
偏光板の表面保護フィルム。ディスプレイ製造工程で使用。
剥離フィルム(ディスプレイ関連)
液晶パネル製造工程で使用する剥離性フィルム。
情報記録用材(層間絶縁フィルム等)
ハードディスク等の記録媒体に用いる絶縁フィルム。
剥離フィルム(電子部材関連他)
電子部品製造工程向け剥離フィルム。
その他情報関連機器用材
情報機器向けのその他機能性材料。

03環境ソリューション(包装・液体容器)準主力

つめかえ包装、粧業包装、その他軟包装、OA機器関連包装、プラスチック製液体容器(バッグインボックス等)を提供。日用品・食品・化粧品・OA機器メーカー向けに環境配慮型包装資材を供給。

主な製品・サービス5
つめかえ包装
洗剤等の詰め替え用スタンディングパウチ。
粧業包装
化粧品向け軟包装資材。
その他軟包装
食品等向け汎用軟包材。
OA機器関連包装
複合機等の工業用包装材。
プラスチック製液体容器(バッグインボックス等)
バッグインボックス等の液体用包装容器。

04産業インフラ(建築・土木資材、化成品)準主力

ビル用煙突、ボイドスラブ、空調用配管、トンネル用資材、プラスチック原料・商品及び関連機械を提供。建設・土木業界向けに資材・設備を供給。

主な製品・サービス5
ビル用煙突
ビル用の煙突システム。
ボイドスラブ
中空床版用の型枠材。軽量化・断熱性に寄与。
空調用配管
ビル空調用のダクト・配管システム。
トンネル用資材
トンネル工事用の支保工材等。
プラスチック原料・商品及び関連機械
プラスチック原料の販売及び加工機械。

製品と技術

バイオ医薬品製造を支えるシングルユースバッグ「BioPhaS®」

BioPhaS®は、バイオ医薬品の培養工程で使用する使い捨てバッグ。コンタミネーションリスクを低減し、生産効率を向上させる。ウェルネス事業の中核製品で、三重事業所で生産。2025年3月期は減益ながら、成長牽引事業として生産能力増強を進める。製薬企業向けに供給され、拡販に向けた先行投資が継続中である。

ディスプレイ製造工程に不可欠なプロテクトフィルムと剥離フィルム

情報電子事業の主力は、偏光板用プロテクトフィルムとディスプレイ関連剥離フィルム。液晶パネル製造工程で表面保護や剥離用途に使用される。台湾子会社や中国子会社が生産を担い、パネルメーカーに供給。2025年3月期はディスプレイ関連の伸び悩みがあったが、電子部材分野の層間絶縁フィルムがAI半導体向け需要で増収した。

環境配慮型のつめかえ包装とバッグインボックス

環境ソリューション事業の代表的製品がつめかえ包装(スタンディングパウチ)とバッグインボックス。つめかえ包装は洗剤やシャンプーの詰め替え用で、プラスチック使用量削減に貢献。バッグインボックスは液体容器としてワインや工業薬品に利用。OA機器関連包装も手がけ、複合機などの工業包装を得意とする。

ビル用煙突とボイドスラブで建築・土木に貢献

産業インフラ事業では、ビル用煙突システム、中空床版用ボイドスラブ、空調用配管、トンネル用支保工材などを提供。ボイドスラブは軽量・断熱性に優れ、集合住宅などに採用。プラスチック原料・商品の販売も行い、車載フィルム向け粘着製品が好調。2025年3月期は建築資材関連が増収を牽引し、セグメント利益率12.2%と高水準を維持した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

化学のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • ウェルネス(医薬・医療・バイオ)バイオ医薬品製造用シングルユースバッグ(BioPhaS®)は独自技術

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

フィルム加工の大手、クラレ・東洋紡と競合

ZACROSは包装用フィルム・機能性フィルムの加工・販売を手掛ける化学メーカー。売上高1507億円(2025/3期)で、同業の東洋紡やクラレと規模で匹敵する。営業利益率6.7%と業界標準だが、2026/3期7%へ微改善。同業の北の達人やAiロボティクスは小規模。競合との差別化は加工技術の高さにあるが、原材料価格変動や円安の影響を受けやすい。

強み

  • 食品・日用品メーカーなど大口顧客との長期取引あり。
  • 高機能フィルムの加工技術でニッチ分野に強み。
  • 売上高1500億円超で、安定した収益基盤を確保。
  • 2025→26年度で6.7%→7%と微増、コスト効率化進む。

課題

  • 石油由来原料の価格変動が利益率を圧迫する可能性。
  • 輸入原材料のコスト増で収益性が低下しやすい。
  • 東洋紡やクラレも同分野で強みを持ち、拮抗している。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

機能性化学の時価総額近傍。太字がZACROS

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14997日本農薬1,068億円14.1倍
24956コニシ1,045億円11.9倍
34996クミアイ化学工業1,040億円13.7倍
44099四国化成ホールディングス996億円16.9倍
55331ノリタケ989億円13.8倍
67917ZACROS967億円11.9倍
74187大阪有機化学工業958億円11.1倍
84212積水樹脂929億円22.4倍
95208有沢製作所869億円17.2倍
103302帝国繊維840億円16.5倍
115011ニチレキグループ722億円15.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(機能性化学)に従っています。

会社の歴史

沿革 27件

防水防湿紙の製造から始まった1936年の創業

1936年11月、東京府荏原郡に株式会社藤森工業所として設立。当初は防水防湿紙、アスファルト塗料、車両用屋根張防水布などを製造販売。合資会社藤森工業所を改組する形で発足し、1944年3月に商号を藤森工業株式会社に変更。同年7月には静岡県に静岡工場(現・沼津市)を建設し、生産基盤を整えた。

ポリエチレン加工紙と剥離紙で事業拡大した1950〜60年代

1956年5月、ポリエチレン加工紙「ポリラップ」の製造を開始。1960年11月には剥離紙「バイナシート」を上市。同年、大阪工場を建設。1962年には米国ヘドウィン社とプラスチック製折畳液体容器「キュービテーナー」の技術導入契約を結び、1964年に製造開始。1965年にはプラスチッククロスシート「ハイピー」を開発。包装資材の領域を拡大した。

医療包装材と剥離フィルムで新分野に進出した1970年代

1970年5月、静岡県に大浜工場(現・掛川事業所)を建設。1976年9月には三重県名張市に名張工場を建設。同年10月、医療機器包装材「メディック」の製造を開始し、医療分野へ参入。1979年6月には剥離フィルム「フィルムバイナ」を開発。同製品は後に情報電子事業の基盤となる。1970年代を通じて、軟包装から機能性フィルムへと製品幅を拡げた。

東南アジア進出と株式公開で飛躍した1990年代

1990年3月、マレーシア・クアラルンプールに現地法人を設立し、東南アジアへの販売を開始。1991年2月にはタイに現地法人を設立。1992年7月、群馬県沼田市に沼田工場を建設。1993年10月、日本証券業協会に株式を店頭登録し、公募増資を実施。1995年4月にはフレキシブルコンテナ「角形ハイキャリー」の製造を開始。海外拠点と生産能力を拡充した。

子会社の再編と事業ポートフォリオの変革(2000年代〜2010年代)

2000年代以降、グループの再編を推進。1968年に出資した協和工業と1976年に子会社化したニッカを1994年に合併させフジモリプラケミカルとし、その後2014年に出資比率を100%化。2024年7月には同社を吸収合併。また、タイ現地法人は2010年に清算。マレーシア法人は2014年にZACROS MALAYSIAに社名変更し完全子会社化。事業構造を整理した。

創業110周年に社名をZACROSに変更した2024年

2024年10月1日、商号をZACROS株式会社に変更。「ZACROS」は1994年よりハウスネームとして使用していた造語で、「究極の先端」を意味する。創業110周年を機に、グローバルブランドとして統一。同日、連結子会社フジモリプラケミカルを吸収合併。同年には中長期経営計画を策定し、2030年度にROE12%達成を掲げ、積極投資期に入った。

年表27件を開く

1930年代

  • 1936年11月創業東京府荏原郡に株式会社藤森工業所を設立。(防水防湿紙、各種アスファルト塗料、車両用屋根張防水布等の製造販売を目的とする合資会社藤森工業所を改組)。

1940年代

  • 1943年10月東京都目黒区に研究所を設置。
  • 1944年3月商号変更商号を藤森工業株式会社に変更。
  • 1944年7月静岡県駿東郡に静岡工場(1993年4月静岡事業所に名称変更)を建設(現沼津市)。
  • 1947年11月川崎市今井上町に川崎工場(1993年4月川崎事業所に名称変更。2005年5月横浜事業所へ移転)を建設。
  • 1949年10月大阪市南区上汐町に大阪出張所を開設(現大阪支店 大阪市中央区)。

1950年代

  • 1956年5月ポリエチレン加工紙「ポリラップ」の製造開始。
  • 1958年10月福岡市薬院大通に九州出張所を開設(現九州営業所 福岡市中央区)。

1960年代

  • 1960年10月大阪府北河内郡に大阪工場を建設(1976年9月名張工場へ移転)。
  • 1960年11月剥離紙「バイナシート」の製造開始。
  • 1962年2月米国・ヘドウィン社とプラスチック製折畳液体容器「キュービテーナー」の製造に関する技術導入契約を締結。1964年4月、製造開始。
  • 1965年7月プラスチッククロスシート「ハイピー」の製造開始。
  • 1968年9月M&A協和工業㈱に28.2%を出資し、商品の仕入先及び外注先とする(1980年2月、53.5%を出資、子会社とする。1988年10月、出資比率98.5%に増加。1994年4月、ニッカ㈱と合併し、フジモリプラケミカル㈱とする)。
  • 1969年12月当社製品を販売するフジモリ産業㈱に30.0%を出資。(1991年4月、100%出資の子会社とする。1997年3月第三者割当増資及び1998年3月、2003年7月、2006年3月、2011年9月、2014年6月、並びに2022年9月、株式の一部を売買したことにより、出資比率が82.3%となる)。

1970年代

  • 1970年5月静岡県小笠郡に大浜工場(1993年4月大浜事業所、2005年4月掛川事業所に名称変更)を建設(現掛川市)。
  • 1976年9月三重県名張市に名張工場(1993年4月名張事業所に名称変更)を建設。
  • 1976年10月医療機器包装材「メディック」の製造開始。
  • 1976年12月M&A当社の印刷工程の外注先、ニッカ㈱に53.1%の出資を行い子会社化。(1994年4月、協和工業㈱と合併し、フジモリプラケミカル㈱に商号変更。1991年4月、1994年4月、2002年3月、2003年3月及び2005年1月、株式の一部を取得したことにより、出資比率100%となる。2024年7月、当社へ合併したことにより解散)。
  • 1979年6月剥離フィルム「フィルムバイナ」の製造開始。

1980年代

  • 1984年5月アセプティック自動包装システムの販売開始。

1990年代

  • 1990年3月商号変更マレーシア・クアラルンプールに子会社ニッカ㈱出資による現地法人NK SOUTHEAST ASIA SDN.BHD.を設立、東南アジア方面への包装用資材及び包装用機器の販売を開始(1997年1月、MFPC SDN.BHD.に、2014年2月、ZACROS MALAYSIA SDN.BHD.に社名変更。2014年1月、2014年3月及び2019年10月に株式の一部取得したことにより当社の出資比率100%となる)。
  • 1991年2月タイ・バンコクに子会社フジモリ産業㈱出資による現地法人THAI FUJIMORI TRADING CO.,LTD.を設立、東南アジア方面への化成品の販売を開始(2010年11月、清算)。
  • 1992年7月群馬県沼田市に沼田工場(1993年4月沼田事業所に名称変更)を建設。
  • 1993年10月日本証券業協会に株式を店頭登録。
  • 1993年10月公募による新株式発行の実施。
  • 1995年4月フレキシブルコンテナ「角形ハイキャリー」の製造開始。
  • 1995年10月M&A当社の縫製加工の外注先、南栄アクト㈱に51%の出資を行い子会社化。(1998年11月、第三者割当増資を引き受けたことにより、出資比率が75.5%となる。2009年6月清算結了)。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2026年度まで1,650億円
  • 営業利益率2026年度まで6.1%
  • ROE2026年度まで6.2%
  • EBITDA2026年度まで200億円
  • 配当性向2026年度まで40%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    ソリューション創造活動の進化

    顧客・市場・社会の潜在的な困りごとに先行して挑み、社内外の技術やサービスを組み合わせた独自の解決策を創出し、持続的な企業価値向上を図る。

  2. 02

    積極投資による構造改革

    2024年度から2026年度を「積極的な先行投資」期間と位置づけ、三重事業所・沼田事業所の拡張、中国子会社設立、インド販売拠点設立などに570億円を投資し、ビジネスモデル進化・ポートフォリオ変革・バランスシート改革を推進。

  3. 03

    バイオ医薬向けシングルユースバッグ事業強化

    バイオ医薬品等製造用シングルユースバッグの生産能力増強、サービス拡充、外部パートナー連携強化により成長を牽引。体外診断薬用機器の事業開発や細胞関連製品受託製造の基盤構築も進める。

  4. 04

    環境対応とグローバル展開の加速

    環境負荷低減製品のラインアップ強化、リサイクルスキーム構築、生産DXで収益性向上。海外ではインド新販売拠点・中国新生産拠点の稼働などアジア事業を拡大。

  5. 05

    偏光板プロテクトフィルムでシェア拡大

    業界初の3m幅生産設備導入により市場シェア拡大。半導体パッケージ基板用層間絶縁材料の増産対応を継続し、次世代通信・モビリティ向け電子部材の開発を推進。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,747人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は753万円で、9期前と比べて+19.1%平均年齢は41.7歳、平均勤続年数は15.3年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月2,260
2018年3月2,417
2019年3月63240.115.92,460
2020年3月62940.616.32,522
2021年3月60940.616.32,522
2022年3月64341.016.32,560
2023年3月58941.015.92,585
2024年3月61141.916.82,664
2025年3月69641.315.62,648381
2026年3月75341.715.32,747404

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率8.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率67.7%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)78.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社14(国内 2 / 海外 12) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
三重事業所 — 三重県名張市103億円
ウェルネス
昭和事業所 — 群馬県昭和村7,529百万円
情報電子
横浜事業所 — 横浜市金沢区5,785百万円
環境ソリューション 情報電子
環境ソリューション — ZACROS AMERICA,Inc. (米国デラウェア州)5,304百万円
情報電子 — 台湾賽諾世股份有限公司(台湾高雄市)3,911百万円
環境ソリューション — ZACROS MALAYSIA SDN.BHD. (マレーシアセランゴール州)2,984百万円
沼田事業所 — 群馬県沼田市2,912百万円
情報電子
産業インフラ — フジモリ産業㈱(奈良県五條市)2,781百万円
ウェルネス — PT Kingsford Holdings (インドネシア西ジャワ州)1,938百万円
環境ソリューション ウェルネス — ZACROS (THAILAND) CO.,LTD. (タイ国アユタヤ県)1,614百万円
ほか9件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    フジモリ産業㈱(注)6
    東京都 新宿区
    議決権82.3%
  • 国内
    まつやセロファン㈱
    広島県 東広島市
    議決権100.0%
  • 海外
    ZACROS (THAILAND) CO.,LTD.
    タイ国 アユタヤ県
    議決権95.0%
  • 海外
    台湾賽諾世股份有限公司(注)4
    台湾 高雄市
    議決権90.6%
  • 海外
    ZACROS AMERICA,Inc. (注)4
    米国 イリノイ州
    議決権100.0%
  • 海外
    PT Kingsford Holdings (注)4
    インドネシア 西ジャワ州
    議決権60.0%
  • 海外
    PT Champion Pacific Indonesia Tbk (注)5
    インドネシア 西ジャワ州
    議決権49.9%
  • 海外
    PT Avesta Continental Pack
    インドネシア 西ジャワ州
    議決権52.3%
  • 海外
    PT Indogravure
    インドネシア バンテン州
    議決権53.8%
  • 海外
    ZACROS(HONG KONG) CO.,LTD. (注)4,6
    中国 香港
    議決権100.0%
  • 海外
    賽諾世貿易(深セン)有限公司
    中国 広東省
    議決権100.0%
  • 海外
    ZACROS MALAYSIA SDN.BHD.(注)4
    マレーシア セランゴール州
    議決権100.0%
残りのグループ会社2社を開く
  • 深セン市藤深科技材料有限公司中国 広東省82%
  • 賽諾世精密材料(無錫)有限公司中国 江蘇省100%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    バイオものづくり革命推進事業細胞性和牛肉の社会実装に係る研究開発
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2024-02-13
    2億円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,585億円営業利益111億円前期と比べると増収増益で、売上が+5.2%、利益が+9.9%。

売上高
+5.2%
1,585億円
営業利益
+9.9%
111億円
純利益
+18.5%
77億円
営業利益率
7.0%
前期比 +0.3%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,760億円1,585億円
営業利益112億円111億円
純利益65億円77億円
1株あたり配当¥36¥36

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は414億円、営業利益は34億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+29.8%、営業利益は+61.9%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q3035
2024年1Q319216.620
2024年2Q340185.315
2024年3Q359257.0−3
2024年4Q34413
2025年2Q754567.436
2025年4Q753456.029
2026年2Q783567.239
2026年4Q802556.938
2027年1Q414348.225

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は847億円から1,585億円へ1.9倍に増えた。直近期の営業利益率は7.0%。売上は13期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月8476345
2014年3月8758150
2015年3月9509255
2016年3月9558149
2017年3月9847027
2018年3月1,0828854
2019年3月1,1228555
2020年3月1,1439153
2021年3月1,17310773
2022年3月1,27811177
2023年3月1,2946849
2024年3月1,3628945
2025年3月1,5071011046.765
2026年3月1,5851111237.077

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,585億円のうち、営業利益として残るのは111億円7.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は77億円、売上の4.9%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金76.8%1,217億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金16.3%258億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.0%111億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
23.2%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.3pt
7.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.5pt
4.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.4pt
8.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが118億円、投資CFが−201億円で、差し引きのフリーCFは−83億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は143億円で、売上の1.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月126−49−387783
2014年3月67−35−1332105
2015年3月98−75−2023111
2016年3月86−55−1331128
2017年3月84−521132172
2018年3月125−29−2796244
2019年3月75−56−1919242
2020年3月79−68−2111233
2021年3月119−99−820243
2022年3月114−52−2862281
2023年3月84−40−2444306
2024年3月101−61−3540321
2025年3月66−1753−109225
2026年3月118−2012−83143

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,568億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,043億円で、自己資本比率は60.5%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月76640835852.5
2014年3月77145531657.8
2015年3月87350836557.1
2016年3月88553934659.8
2017年3月96456939555.7
2018年3月1,04262441856.5
2019年3月1,08066741357.7
2020年3月1,08371536861.4
2021年3月1,17477939561.8
2022年3月1,27485242261.9
2023年3月1,28489339163.9
2024年3月1,41793648160.4
2025年3月1,5391,00753259.5
2026年3月1,5681,04352560.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
148億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
799億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
95億円
在庫として抱えている分
負債合計
525億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
84
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率14 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

化学 203社との比較

同じ化学の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率203社中54位あたり、逆に低いのは自己資本比率203社中112位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.3%/中央値 6.9%
P25 4.5%P75 9.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
7.0%/中央値 7.3%
P25 4.3%P75 10.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
60.5%/中央値 63.4%
P25 50.5%P75 73.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
5.2%/中央値 2.2%
P25 -1.8%P75 5.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.9%/中央値 2.7%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,255で、1年前と比べて+26.3%過去52週の値幅のなかでは44%の位置にある。

¥1,255-3.1%1ヶ月-9.7%1年+26.3%時価総額967億円
過去52週の値幅
安値¥1,022高値¥1,548

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.9倍
PER (会社予想)13.8倍
PBR0.93倍
配当利回り2.87%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月中旬に1412円まで上昇しましたが、8月7日に1278円へ急落し、その後は1250円から1310円のレンジで推移しています。8月21日時点で1272円と、25日線(1346.64円)を約5.5%下回り、75日線(1319.6円)も割り込んでいます。52週高値1548円からは約17.8%下落しました。8月7日には出来高が急増しており、売り圧力が強まりました。RSIは38.71と売られ過ぎ圏に近く、短期的な反発の可能性もありますが、トレンドは弱含みです。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 72/100)

PERは12.1倍で業界平均の17.74倍を下回り、PBRは0.94倍と平均の1.41倍を大幅に下回る。配当利回りは2.83%と平均の2.66%を上回る。ROEは8.3%と低めだが、利益は増加傾向。割安だが、ROEが低く収益性に課題。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.9倍17.8倍
PER (予想)13.8倍
PBR0.93倍1.41倍
ROE8.3%7.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

増収増益が続き、特に電子材料や自動車向けなど高成長分野での需要が追い風。強気派は、技術力とグローバル展開を評価し、今後も成長が続くとみる。一方、弱気派は、原材料価格の高騰や為替変動、競争激化による採算悪化を懸念する。また、連結子会社の業績ばらつきもリスク要因。同社の投資論点は、成長市場でのポジションを維持しながら、収益性を高められるかどうか。

プラスに働く材料7
  • 成長セグメントの好調

    電子材料や自動車向けの需要が拡大、売上高・利益が伸長。

  • グローバル展開

    海外子会社が各地で市場開拓、地域分散で安定。

  • 株主還元の厚さ

    配当利回り2.83%と高く、自社株買いも実施。

  • 純利益77億円と過去最高決算発表後影響

    純利益77億円と前期の65億円から増加

  • 営業利益率7.0%への改善継続影響

    営業利益率は6.7%→7.0%に上昇

  • 売上高1585億円と増収通年影響

    売上高1585億円、前期1507億円

  • 配当利回り2.83%の下支え次回株主総会影響

    配当利回り2.83%、安定株主に評価

マイナスに働く材料7
  • 原材料高

    原油や化学品価格の高騰が原価を圧迫するおそれ。

  • 為替変動

    グローバル展開だが、円高が逆風となる可能性。

  • 競争激化

    新興国メーカーの台頭で価格競争が激化の懸念。

  • 予想PER14倍とバリュエーション悪化通年影響

    予想PER14倍は現在12.1倍から悪化

  • ROE8.3%と資本コスト不足継続影響

    ROE8.3%は資本コストに届かず

  • 年初来23%上昇の高値警戒不定影響

    1年で23.01%上昇。利益確定売りの懸念

  • 外国人保有20.6%の売り圧力不定影響

    外国人持分20.6%と高く、売り圧力

次の決算で確かめる点
売上高成長率
市場での競争力と需要の増減を測る指標。
セグメント別利益
成長分野の収益貢献を確認するため。
為替感応度
円相場の変動が業績に与える影響を評価するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり36で、前期から+10.8%いまの株価に対する利回りは2.87%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥36
1株あたり
配当利回り
2.87%
いまの株価に対して
配当性向
54.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1760.3
2018年3月170.054.0
2019年3月170.027.5
2020年3月186.133.6
2021年3月180.027.6
2022年3月2117.129.2
2023年3月212.460.9
2024年3月210.040.3
2025年3月3354.847.9
2026年3月3610.854.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥36

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ16,677人。区分でいちばん多いのは個人・その他47.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が30.3%を占め、残る69.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他40.340.842.242.442.747.4
外国法人19.518.719.420.221.720.6
金融機関26.026.524.323.722.017.9
事業法人13.513.313.512.812.712.5
自己株式1.21.22.43.53.97.1
証券会社0.70.80.60.90.91.6
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)10.41
02有限会社キャド3.76
03有限会社エッチエヌカンパニー3.73
04藤森 美佐子3.00
05STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.95
06藤森 伸彦2.78
07藤森 雅彦2.67
08藤森 行彦2.59
09片岡 千弥子2.49
10株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.47

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-05-21
    シュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    6.38%
    +0.33pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−58%、1株純資産は14期で−37%。直近期のROEは8.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月2552,09612.49.019.3
2014年3月2592,32611.710.322.0
2015年3月2852,60211.612.518.9
2016年3月2572,7819.610.320.0
2017年3月1432,8225.121.760.3
2018年3月2813,0939.513.454.0
2019年3月2913,2759.110.527.5
2020年3月2803,4948.310.433.6
2021年3月3823,81110.511.827.6
2022年3月1011,03610.29.329.2
2023年3月641,0916.012.560.9
2024年3月601,1515.418.040.3
2025年3月881,2387.411.647.9
2026年3月1061,3248.312.154.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額246百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
藤森明彦取締役 会長821,808,000
下田拓代表取締役 社長5483,000
布山英士取締役 相談役7286,000
佐藤道彦取締役 専務執行役員 管理部門統括6135,000
久下典宏取締役445,000
伊澤久美取締役52
藤森伸彦取締役(常勤監査等委員)672,144,000
坂井学取締役(監査等委員)7710,000
竹内さと子取締役(監査等委員)513,000
田中東陽55
羽田野彰士取締役(監査等委員)672,000

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5116382718236
社外取締役3343411
取締役(社内)1303030

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,863字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び関係会社)は、ZACROS株式会社(当社)及び連結子会社14社並びに非連結子会社1社からなり、主な事業は「ウェルネス」「環境ソリューション」「情報電子」及び「産業インフラ」の製造・販売となっております。 ウェルネス事業は、製品とサービスを通じて身体と心の健康の実現を推進する事業です。売上高の17.6%を占めており、当該事業における主要製品は、医薬・医療用包装材、医薬向け剥離フィルム、バイオ医薬品等製造用シングルユースバッグ(BioPhaS®(バイファス))、ならびに医療機器、体外診断薬関連および検査薬関連製品となっております。 環境ソリューション事業は、環境問題に向き合い、循環型社会に必要な価値を提供する事業です。売上高の20.5%を占めており、当該事業における主要製品は、つめかえ包装、粧業包装、その他軟包装、OA機器関連包装、プラスチック製液体容器(バッグインボックス等)となっております。 情報電子事業は、超スマート社会に必要な高機能部材を提供する事業です。売上高の35.8%を占めており、当該事業における主要製品は、プロテクトフィルム(偏光板用プロテクト等)、剥離フィルム(ディスプレイ関連)、情報記録用材(層間絶縁フィルム等)、剥離フィルム(電子部材関連他)、その他情報関連機器用材となっております。 産業インフラ事業は、生活を支える産業インフラ強化への貢献と企画提案商品による価値提供を推進する事業です。売上高の26.1%を占めており、当該事業における主要製品は、ビル用煙突、ボイドスラブ、空調用配管、トンネル用資材、プラスチック原料・商品および関連機械となっております。 事業内容と当社グループの当該事業にかかる位置付けは次のとおりであります。製品の製造及び販売は当社及びグループ会社が行っております。なお、事業区分は、報告セグメントと同一であります。 事業区分   製品分野   主要製品   会社名 ウェルネス   医薬・医療関連   医薬・医療用包装材 医薬向け剥離フィルム   ZACROS株式会社 ZACROS(THAILAND)CO.,LTD. PT Kingsford Holdings PT Champion Pacific Indonesia Tbk PT Avesta Continental Pack PT Indogravure ZACROS MALAYSIA SDN.BHD.   製造・販売 製造・販売 株式保有 株式保有 製造・販売 製造・販売 販売 バイオ関連   バイオ医薬品等製造用 シングルユースバッグ (BioPhaS®(バイファス)) 医療機器、体外診断薬関連 及び検査薬関連 環境ソリューション   生活包装及び産業包装関連   つめかえ包装、粧業包装、 その他軟包装   ZACROS株式会社 フジモリ産業株式会社 まつやセロファン株式会社 ZACROS(THAILAND)CO.,LTD. ZACROS AMERICA,Inc. ZACROS(HONG KONG)CO.,LTD. 賽諾世貿易(深セン)有限公司 ZACROS MALAYSIA SDN.BHD. 深セン市 藤深科技材料有限公司 賽諾世精密材料(無錫)有限公司 ZACROS INDIA PVT. LTD.   製造・販売 販売 製造・販売 製造・販売 製造・販売 販売 販売 製造・販売 販売 製造・販売 販売 OA機器関連包装 液体容器   プラスチック製液体容器 (バッグインボックス等) 情報電子   ディスプレイ関連   プロテクトフィルム (偏光板用プロテクト等)   ZACROS株式会社 フジモリ産業株式会社 台湾賽諾世股份有限公司 ZACROS(HONG KONG)CO.,LTD. 賽諾世貿易(深セン)有限公司 深セン市 藤深科技材料有限公司   製造・販売 販売 製造・販売 販売 販売 販売 剥離フィルム 電子部材関連他   情報記録用材 (層間絶縁フィルム等) 剥離フィルム その他情報関連機器用材 産業インフラ   建築資材関連   ビル用煙突、ボイドスラブ、 空調用配管   ZACROS株式会社 フジモリ産業株式会社 深セン市 藤深科技材料有限公司   製造 製造・販売 販売 土木資材関連   トンネル用資材 化成品   プラスチック原料・商品及び 関連機械 以上に述べた当社グループの概要図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,378字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社は2024年10月1日に商号を変更いたしました。“ZACROS”とは「究極の先端」の意味であり、当社はこれを1994年よりハウスネームとしておりましたが、創業110周年を機に社名といたしました。これまで以上に究極の先端を追求し続け、世界に向けてソリューション創造活動を展開してまいります。 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、ZACROS VISIONとして『「つつむ心」で寄り添い、なくてはならない豊かさへ。私たちは、次の世代に誇れる未来をつくり続けます。』を掲げております。当社は創業以来、顧客、市場、社会の潜在的な「困りごと」に先行して挑み、社内外の様々な製品や技術、サービスを組み合わせて、ユニークな解決策を創出し、新しい文化や価値を生み続けて参りました。この「ソリューション創造活動」をより一層進化させ、持続的な企業価値向上を図ってまいります。 (2)中長期経営計画 当社グループは2024年度から2030年度までの中長期経営計画―ソリューション創造活動の進化―を推進中です。本計画を着実に遂行することにより、資本効率向上と中長期にわたる株価上昇を実現したいと考えております。 当社はこれまで世の中の潜在的な困り事を解決する日本初・世界初のソリューションを提供してきましたが、この取り組みをさらに進化させ、持続的な企業価値向上を実現いたします。2030年度のROE12%達成を目指し、2024年度を初年度とした2026年度までの3年間を「積極投資による構造改革期」とし、持続的な企業価値向上を図ってまいります。 2021年度から2023年度の3年間は「基盤強化・準備」の時期と位置づけており、コロナ禍の中でも様々な投資案件が進展しましたが、実際の投資支出は179億円となりました。この状況を立て直すため、2024年度から2026年度までの3年間を「積極的な先行投資」の時期と位置づけ、前の期間に準備した投資案件に積極的な資金投入を計画し、三重事業所及び沼田事業所の拡張投資、中国の製造販売子会社設立及びインドの販売子会社設立に伴う投資等により、2026年までの3年間の投資総額は570億円となる見通しです。「ビジネスモデルの進化」「事業ポートフォリオ変革」「バランスシート改革」の3つの基本方針のもと、引き続き高付加価値創造体質への構造変革を進めてまいります。 また、株主還元については従来の安定的、継続的な配当に加え、2024年度から2026年度までの3年間においては配当性向40%を目安とし、充実を図ってまいります。 中長期経営計画―ソリューション創造活動の進化―の詳細については、当社コーポレートサイトの「中長期経営計画資料」をご覧ください。(https://www.zacros.co.jp/ir/library/presentations/) 2025年度の進捗については、「2026年3月期 決算説明会資料」(https://www.zacros.co.jp/ir/library/presentations/)をご覧ください。 2021-23年度(実績)   2024-26年度(計画)   2027-30年度(目標) 位置づけ   基盤強化・準備   積極的な先行投資   投資成果の収穫 取組   ・既存事業・生産拠点の増強 ・新規事業の追加・加速 ・コーポレート機能の強化 ・ビジネスモデルの進化 ・ポートフォリオ変革 ・バランスシート改革   フリーキャッシュフローの安定成長に資する投資 2026年度 事業計画 最 終 年 度   売上高   1,361億円   1,650億円   1,760億円   2,200億円 営業利益率   6.1%   6.1%   6.4%   10.0% ROE   5.4%   6.2%   6.7%   12.0% EBITDA   142億円   200億円   192億円   330億円 期間中の投資額   179億円   700+α億円   570億円   400+α億円 株主還元方針   安定的・継続的配当   安定的・継続的配当を維持   安定的・継続的 配当を維持   未定 配当性向   20.3%→32.9%→34.8%   40%を目安とする   37.0%→33.9%→ 39.7% 年間配当額   82円→84円→84円   130円 (2024年度)   130円→144円→144円 ※当社は、2025年9月30日を基準日、2025年10月1日を効力発生日として、普通株式1株につき4株の割合で株式分割を行っております。上記の2026年3月期の1株当たり期末配当金は株式分割考慮前の金額を記載しています。 ※M&A費用は「+α」に含む 各セグメントの状況・施策は以下のとおりです。 (ウェルネス事業) バイオ医薬品等の製造用シングルユースバッグ及び関連製品(BioPhaS®(バイファス))は成長牽引事業として販売先増加に伴い三重事業所の生産能力の増強を進めてきました。また、ここ数年研究開発等の費用投入を進めていた医療機器、体外診断薬関連及び検査薬関連事業から次世代の収益基盤となる事業を育てるよう取り組んでまいります。 ・バイオ医薬品等製造用シングルユースバッグの生産及び供給体制を強化。サービスの拡充、外部パートナーとの連携強化 ・体外診断薬用医療機器の事業開発推進 ・細胞関連製品の製造受託事業における開発推進と基盤構築 ・医薬・医療包装材の国内収益力の向上と東南アジアでの生産強化による海外展開を加速 (環境ソリューション事業) 生活包装及び産業包装関連においてはグローバル市場拡大に伴う海外展開を進め、環境負荷低減を実現する製品開発やものづくりなどを推進します。液体容器では年々高まるアジア圏を中心とした需要増を受けて、最適なグローバル供給体制を構築してまいります。 ・国内包装・容器の環境対応製品のラインアップを強化。外部連携によるリサイクルスキーム構築、生産DX・品種統合等により収益性向上 ・血液検査用需要伸長に伴い、北米・東南アジア・中国・インドでの事業拡大を加速。 インド新販売拠点を2026年度に営業開始、中国新生産拠点を2026年度に稼働開始し、アジア地域における競争力と収益基盤を強化 (情報電子事業) 偏光板プロテクトフィルムは業界再編の機を捉え、積極投資で圧倒的市場シェアを維持いたします。情報記録用材は半導体パッケージ基板用層間絶縁材料の増産対応を継続し、中長期の成長牽引を図ってまいります。 ・偏光板プロテクトフィルムの業界初3m幅生産設備導入による市場シェア拡大 ・プロテクトフィルムの新用途開発 ・情報記録用材、半導体パッケージ基板用層間絶縁材料の増産対応継続 ・次世代通信、モビリティをターゲットとした電子部材の開発推進 (産業インフラ事業) 都市部の旺盛な建設需要を見込んでおります。製品とシステムを組み合わせたソリューション提案を強化し、高付加価値事業への進化を加速してまいります。 ・ビル用煙突は、国内のデータセンター向けに拡大する需要を取り込み、高付加価値のソリューション展開を推進 ・空調用配管は法令を遵守した製品と省力化・工期短縮となる製品のラインアップを拡充。 関東工場新棟建設及びライン自動化等の生産DXで中長期の生産強化と生産性向上 ・トンネル用資材は資材・システムを複合開発継続とDXソリューション提案強化 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループでは、下記の指標について重要な経営指標と位置づけ、これらの向上を目指していきます。 ・営業利益 ・営業利益率 ・EBITDA(利払い前・税引き前・償却前利益) ・ROA(総資産営業利益率) ・ROIC(投下資本利益率) ・ROE(自己資本当期純利益率)
事業等のリスク4,154字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は当連結会計年度末現在において当社が判断したものであります。また、本記載は将来発生しうるすべてのリスクを必ずしも網羅したものではありません。 (1) 情報電子関連市場の影響 当社グループにおいては、高度情報化社会の進展等に伴い、液晶ディスプレイ等に使用されるプロテクトフィルム(偏光板用プロテクト等)並びにパソコンやサーバーに使用される情報記録用材の層間絶縁フィルムなどの生産・販売を行っております。これら情報電子関連市場での需要の急激な変動は当社グループの業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは当該リスクに対する取り組みとして、市場状況のモニタリング及び市場変化への迅速な対応、事業の多角化等に努めております。 (2) 競合状況、価格動向 当社グループが属する業界は大手から中小まで、様々な企業が存在しております。現状の当社グループは独自の高い技術により優位に展開している分野もありますが、今後、競合他社が模倣あるいは独自の高い技術をもって当社グループのシェアを奪う可能性があります。競合状況の変化によって、価格やシェアが低下する場合には当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは当該リスクに対する取り組みとして、一層の技術向上や顧客への信頼確保、競合に対する差別化に努めております。 (3)原材料の価格変動及び調達 当社グループが販売する包装材や各種加工フィルムに使用される原材料の価格は原油・ナフサ等の国際商品市況の影響を受けるものであり、今後の価格上昇や為替変動などが合理化、価格転嫁による吸収を超えるような場合には当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、自然災害、政策、国際情勢の変化等により需給バランスが崩れた場合など、必要な原材料が調達できない可能性があり、正常な生産ができないことにより売上の低下を招く可能性があります。 当社グループでは当該リスクに対する取り組みとして、主要原材料に関連する市況動向の情報収集や先行購買、新たな素材や製造工法の開発、サプライヤーとの持続的な関係の構築等によるリスクヘッジに努めております。 (4)品質 当社グループは高まる業界の要求品質に応えるため日々品質向上に努めておりますが、当社グループの製品に欠陥があった場合、賠償責任を負い当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは当該リスクに対する取り組みとして、品質マネジメントシステムの認証取得とその適切な運用、製造物責任賠償保険への加入などにより、万一に備えた体制を整えております。また、顧客との契約内容の適正化を推進するとともに、市場の動きを先取りした独自技術の開発に取り組み、将来にわたってお客様の満足と信頼を得つづけるべく、たゆまぬ品質改善活動を実践しております。 (5)為替変動 当社グループは製造・販売を海外にて展開している他、海外への外貨建ての販売・海外からの外貨建てによる資材調達を行っており、為替相場の変動は当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは当該リスクに対する取り組みとして、為替予約等によるリスクヘッジを行っております。 (6)設備投資に伴う影響 当社グループでは需要動向を検討した上で各部門の生産力強化及び差別化に資する設備投資を実施しており、今後も機に応じて必要と判断される投資を実施してまいります。このような設備投資には、市場環境の変化・設備コスト増大・工事遅延等による投資回収期間の長期化、償却費・資金調達費用の負担増大による収支悪化など、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは当該リスクに対する取り組みとして、投資計画時に想定されるリスクとその回避策を可能な限り検討した上で、採算性を分析し投資判断を行っております。また、工事進捗及び生産状況のモニタリング、財務体質の強化に努めております。 (7)M&A 当社グループは、事業の成長を加速させる上で有効な手段となる場合、必要に応じて買収や事業提携を実施しております。しかし、市場環境・競争環境の著しい変化や計画通りに事業を展開することができなかった場合、事業提携による共同開発等の先行投資など、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは当該リスクに対する取り組みとして、投資対象選定及び投資先の経営計画に対する精緻な精査、経営状況及び市場環境に対するモニタリングに努めております。 (8)海外事業展開 当社グループでは、製品・原材料の輸出入及び海外における現地生産、販売など、海外活動を展開しております。当社グループが事業活動を展開する国や地域において、予測しえない税制や法規制などの急激な変更、政治・経済情勢の混乱、テロ・紛争などの勃発、自然災害などによるリスクが顕在化した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。特に、製品や原材料の輸出入(当社グループ内の工場間での供給を含む)に関しては、各国の貿易規制や関税政策の変更により、サプライチェーンに混乱が生じるリスクがあります。 当社グループでは当該リスクに対する取り組みとして、進出国の税制・法規制動向、政治・経済情勢など情報収集に努めるとともに、グローバルなサプライチェーンの最適化と代替調達先の確保を通じて、リスクの分散と低減を図っております。 (9)債権管理 当社グループは取引先に対して売掛金等の債権を有しており、多額の債権に関して回収リスクが顕在化した場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 当社グループでは当該リスクに対する取り組みとして、取引先業況の情報収集、与信管理の徹底、債権保全等を行っております。 (10)環境問題 当社グループでは、環境保全を経営の最重要課題であると認識し、環境問題解決に向けさまざまな活動を行っております。世界的に気候変動や海洋プラスチックなどの環境問題解決に向け、カーボンニュートラルや石油由来のプラスチック使用量削減、循環型社会の実現など世界各国で環境負荷低減の取り組みが進んでおり、当社グループがそのような社会の要望に応えられない場合は当社グループの業績に影響を与える可能性があります。また、世界各国の環境規制などにより事業活動に制約が生じる場合や、規制対応のため多額の設備投資等の支出が必要となる場合も、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 当社グループでは環境負荷低減の取り組みを事業の成長機会と捉え、環境対応へのニーズや環境規制に関する情報収集に努めると共に、生産プロセスの変革や自然エネルギーの活用、環境対応型の製品やシステム、サービスの開発を進めるなど積極的に環境問題解決に向けた活動に取り組んでまいります。 (11)知的財産権 当社グループは、知的財産権を重要な経営資源の一つと位置付け、国内外において特許権、商標権、意匠権等の知的財産権の確保に努めております。しかしながら、当社グループの保有する知的財産権が第三者から侵害された場合、あるいは当社グループが第三者の知的財産権を侵害したとして紛争が生じた場合、当社グループの事業活動に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、このようなリスクに対する取り組みとして、戦略的な知的財産の出願や権利化による自社技術や自社ブランドの保護を図るとともに、研究開発の初期段階から知的財産調査を行い、第三者の知的財産権を尊重することで知的財産権侵害のリスク低減を図っております。 (12)情報セキュリティ 当社グループは製造、研究開発、販売活動等さまざまな事業活動において情報システムを活用しています。当社グループの情報システムがサイバー攻撃や停電、自然災害、システム機器の故障等により事業の中断や機密情報の流出が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、当該リスクに対する取り組みとして、情報セキュリティ方針に基づき情報資産の重要度に応じた対策を実施し、障害対応やインシデント検知などの技術面での対策を様々に行い、最新動向を踏まえて継続的に強化しています。また、役員・従業員への情報セキュリティ教育・訓練を行うとともに、情報資産が脅威にさらされた場合には適切かつ迅速に対処する管理体制を整えています。 (13)コンプライアンス 当社グループにおいて、役員、従業員にコンプライアンス違反があった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。またグローバルな事業展開を進める中で各国の法令、税制、規制などの大幅な変更による費用の増加や事業活動の制限などが、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは当該リスクに対する取り組みとして、コンプライアンス・リスク管理委員会を設置し、コンプライアンス体制の整備、維持、モニタリング及び改善を図り、役員、従業員に対し、コンプライアンスの周知、徹底を実施しております。 (14)疫病、災害、事故 疫病の流行、地震や気候変動に起因する自然災害、大規模な事故等、想定を上回る非常事態が発生し、当社グループ、関連資材メーカー、顧客等の生産設備や電力・物流等の社会インフラに重大な影響を及ぼす事象が発生した場合には、製造や物流設備等の破損、原材料やエネルギーの調達困難、必要要員の確保困難といった販売・生産能力の低下が当社グループの業績に悪影響を与える可能性があります。 当社グループは安全第一の方針のもと、主要な事業拠点を中心に火災等の事故や大地震等の自然災害による損害を防止するため、設備の点検・安全対策を実施しております。
経営成績の分析 (MD&A)7,601字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における経営成績は、環境ソリューション事業では前年並みに留まったものの、情報電子事業、産業インフラ事業では大きく売上を伸ばし、ウェルネス事業でも増収を確保しました。その結果、当社グループの売上は前年同期比で増収となりました。 損益面では、人件費の増加、原材料価格やエネルギー・輸送コストの高騰、減価償却費の増加などの減益要因があったものの、情報電子事業や産業インフラ事業の増収効果に加え、生産効率の向上・価格転嫁などの収益向上施策を推進したことなどにより、前年同期比で営業利益、経常利益は増益となりました。また、減損損失14億14百万円の計上がありましたが、投資有価証券売却益6億90百万円の計上があったことや、法人税の特別税額控除制度を複数活用し税負担率を抑えられたことなどから、親会社株主に帰属する当期純利益についても増益となりました。 この結果、当連結会計年度における業績は、売上高1,585億35百万円(前年同期比5.2%増)、営業利益110億54百万円(前年同期比9.3%増)、経常利益123億3百万円(前年同期比18.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益77億7百万円(前年同期比18.0%増)となりました。 セグメントの経営成績は、次のとおりであります。 (ウェルネス事業) 医薬・医療用包装材、バイオ医薬品等製造用シングルユースバッグ(BioPhaS®(バイファス))ともに増収したことにより、事業全体で増収となりました。損益面では、増収効果があったものの、当社三重事業所新棟の減価償却費が増加したこと、ならびにバイオ医薬品等製造用シングルユースバッグ(BioPhaS®(バイファス))の拡販に向けた先行費用の投入を進めていることなどにより、事業全体で減益となりました。 この結果、売上高は278億49百万円(前年同期比2.6%増)、営業損失は2億1百万円(前年同期は営業利益5億23百万円)となりました。 (環境ソリューション事業) つめかえ包装、ОA機器関連包装で売上を伸ばしたものの、液体容器で海外子会社の売上が伸び悩んだことに加え、前年度の食品包装の一部事業売却による減収影響などにより、事業全体で減収となりました。損益面では、海外子会社の採算が悪化したものの、つめかえ包装、ОA機器関連包装での増収効果などに伴い、事業全体で増益となりました。 この結果、売上高は325億59百万円(前年同期比0.4%減)、営業利益14億59百万円(前年同期比12.5%増)となりました。 (情報電子事業) ディスプレイ関連については、台湾子会社の生産が伸び悩んだことにより、わずかな増収に留まりました。一 方、電子部材関連他では、AI分野向けを中心とする半導体市場の成長により層間絶縁フィルムが増収となり、事業全体で増収となりました。損益面では、台湾子会社の採算が悪化したものの、電子部材関連他での増収効果などにより、事業全体で増益となりました。 この結果、売上高は568億円(前年同期比5.3%増)、営業利益47億70百万円(前年同期比13.4%増)となりました。 (産業インフラ事業) 建築資材関連においては、空調用配管及び集合住宅向けボイドスラブ(床構造部材)、ビル用煙突の売上が増加しました。化成品については、車載フィルム用途の粘着製品の売上が好調であったことにより増収となりました。事業全体では増収増益となりました。 この結果、売上高は413億25百万円(前年同期比11.8%増)、営業利益50億26百万円(前年同期比22.9%増)となりました。 前連結会計年度   当連結会計年度   前年同期比 金額 (百万円)   売上高比率 (%)   金額 (百万円)   売上高比率 (%)   増減額 (百万円)   増減率 (%) 売上高   150,735   100.0   158,535   100.0   7,800   5.2 ウェルネス   27,139   18.0   27,849   17.6   710   2.6 環境ソリューション   32,683   21.7   32,559   20.5   △123   △0.4 情報電子   53,941   35.8   56,800   35.8   2,858   5.3 産業インフラ   36,970   24.5   41,325   26.1   4,355   11.8 営業利益   10,116   6.7   11,054   7.0   937   9.3 ウェルネス   523   1.9   △201   △0.7   △725   - 環境ソリューション   1,297   4.0   1,459   4.5   162   12.5 情報電子   4,206   7.8   4,770   8.4   563   13.4 産業インフラ   4,089   11.1   5,026   12.2   937   22.9 財政状態については、次のとおりであります。 当連結会計年度末における総資産は、短期の有価証券が減少しましたが、有形固定資産や棚卸資産が増加したことなどにより、前年度末に対して28億64百万円増加の1,567億91百万円となりました。 負債は、長期借入金や短期借入金が増加しましたが、未払金や仕入債務が減少したことなどにより、前年度末に対して7億79百万円減少の、524億52百万円となりました。 純資産は、利益剰余金が増加したことなどにより、前年度末に対して36億44百万円増加の1,043億39百万円となり、自己資本比率は60.5%となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という)の期末残高は、前連結会計年度末より81億85百万円減少して142億95百万円となりました。 各キャッシュ・フローの状況とその主な増減理由は、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動により得られた資金は、117億81百万円(前年同期は65億88百万円の収入)となりました。 これは、未払金の減少、棚卸資産の増加、法人税の支払額、仕入債務の減少などの資金減少要因があったものの、税金等調整前当期純利益114億38百万円、減価償却費69億78百万円などの資金増加要因があったことによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動の結果支出した資金は、200億69百万円(前年同期は174億62百万円の支出)となりました。 これは、補助金の受取額などの資金増加要因があったものの、有形固定資産の取得213億41百万円などの資金減少要因があったことによるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動の結果得られた資金は、1億91百万円(前年同期は2億69百万円の収入)となりました。 これは、自己株式の取得による支出や、配当金の支払などの資金減少要因があったものの、長期借入による収入や短期借入金の純増加額などの資金増加要因があったことによるものであります。 なお、当社グループのキャッシュ・フロー指標の推移は以下のとおりであります。 2022年3月期   2023年3月期   2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 自己資本比率(%)   61.9   63.9   60.4   59.5   60.5 時価ベースの自己資本比率(%)   55.9   46.6   56.9   48.9   58.4 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)   0.2   0.4   0.3   1.0   1.1 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   617.0   178.4   137.4   48.9   52.7 (注)1.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値を用いて、以下の計算式により算出しております。 自己資本比率 自己資本÷総資産 時価ベースの自己資本比率 株式時価総額÷総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率 有利子負債÷営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ 営業キャッシュ・フロー÷利払い 2.株式時価総額は、期末株価終値×自己株式控除後の期末発行済株式数により算出しております。 3.有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払っている全ての負債を対象としております。 4.営業キャッシュ・フロー及び利払いは、連結キャッシュ・フロー計算書に計上されている「営業活動によるキャッシュ・フロー」及び「利息の支払額」を用いております。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称    当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   前年同期比(%) ウェルネス(百万円)   26,473   5.0 環境ソリューション(百万円)   27,506   0.8 情報電子(百万円)   56,579   7.8 産業インフラ(百万円)   17,903   28.6 合計(百万円)   128,461   8.0 (注)金額は販売価格によっております。 b.商品仕入実績 当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   前年同期比(%) ウェルネス(百万円)   1,486   △16.7 環境ソリューション(百万円)   4,913   △6.1 情報電子(百万円)   1,020   △40.8 産業インフラ(百万円)   24,113   4.3 合計(百万円)   31,534   △1.0 (注)金額は仕入価格によっております。 c.受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前年同期比(%)   受注残高(百万円)   前年同期比(%) ウェルネス   28,198   3.2   8,902   4.1 環境ソリューション   34,326   1.0   11,955   17.3 情報電子   57,737   7.6   3,380   38.4 産業インフラ   42,235   5.2   16,455   5.9 合計   162,498   4.8   40,694   10.8 d.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   前年同期比(%) ウェルネス(百万円)   27,849   2.6 環境ソリューション(百万円)   32,559   △0.4 情報電子(百万円)   56,800   5.3 産業インフラ(百万円)   41,325   11.8 合計(百万円)   158,535   5.2 (注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (経営成績の分析) 財政状態及び経営成績の状況については、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況、②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 経営方針・経営戦略等又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等として、当社グループでは、以下を重要な経営指標と位置づけ、これらの向上を目指しております。 ・営業利益 ・営業利益率 ・EBITDA(利払い前・税引き前・償却前利益) ・ROA(総資産営業利益率) ・ROIC(投下資本利益率) ・ROE(自己資本当期純利益率) 企業としての本来の事業活動の成果を示す営業利益及び営業利益率、現金獲得能力を示すEBITDA、投下資本の運用効率・収益性を測る指標としてROA及びROIC、株主重視の観点からROEを選定しております。 2026年3月期を含む、過去5ヶ年の上記指標の推移は以下のとおりであります。 2022年3月期   2023年3月期   2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 営業利益(百万円)   10,341   5,882   8,344   10,116   11,054 営業利益率(%)   8.1   4.5   6.1   6.7   7.0 EBITDA(百万円)   15,722   11,191   14,275   16,172   18,096 ROA(%)   8.5   4.6   6.2   6.8   7.1 ROIC(%)   8.5   4.5   6.1   6.9   6.8 ROE(%)   10.2   6.0   5.4   7.4   8.3 (注)各指標は以下の計算式によって計算しています。 ・EBITDA:営業利益+減価償却費+のれん償却額 ・ROA:営業利益/総資産(期首期末平均) ・ROIC:税引後営業利益/(純資産+有利子負債)(期首期末平均) 有利子負債は、短期借入金、リース債務、長期借入金等の金額を使用しています。 ・ROE:親会社株主に帰属する当期純利益/自己資本(期首期末平均) 人件費の増加、原材料価格やエネルギー・輸送コストの高騰、減価償却費の増加などの減益要因があったものの、生産効率の向上・価格転嫁などの収益向上施策を推進したことなどにより、営業利益は110億54百万円となり、前連結会計年度比で9億37百万円増加し、営業利益率は前年より0.3%増の7.0%となりました。また、EBITDAは180億96百万円となり、前連結会計年度比で19億24百万円増加しました。 事業拡大に伴い総資産は増加傾向にあり、営業利益は前年同期比で増益となったことから、ROA(総資産営業利益率)は前年より0.3%増加し7.1%となりました。ROIC(投下資本利益率)については前年より微減となり6.8%となりました。 親会社株主に帰属する当期純利益は、減損損失14億14百万円の計上がありましたが、投資有価証券売却益6億90百万円の計上があったことや、法人税の特別税額控除制度を複数活用し税負担率を抑えられたことなどにより、前連結会計年度比で11億76百万円増加して77億7百万円となりました。ROE(自己資本当期純利益率)については前年より0.9%増加し8.3%となりました。 当社グループは、2030年度を目標とする中長期経営計画を策定し、2024年4月よりスタートしました。2024年から2026年度までの3年間を「積極的な先行投資」の時期と位置づけ、前の期間に準備した投資案件に積極的な資金投入を計画し、三重事業所及び沼田事業所の拡張投資、中国の製造販売子会社設立及びインドの販売子会社設立に伴う投資等により、2026年までの3年間の投資総額は570億円となる見通しです。「ビジネスモデルの進化」「事業ポートフォリオ変革」「バランスシート改革」の3つの基本方針のもと、引き続き高付加価値創造体質への構造変革を進めてまいります。2030年には売上高2,200億円、営業利益10%、ROE12%を確保するソリューション創造企業を目指します。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検証内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 キャッシュ・フローの状況に関する認識及び分析・検討内容については、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、次のとおりであります。 主な資金需要は、原材料の購入費用、製造・販売費・一般管理費等の運転資金、設備投資や研究開発費・戦略費・M&A等も見据えた広義での成長投資、ならびに株主還元となります。 設備投資については、前年同期の236億89百万円から61億28百万円減少し、175億60百万円となりました。その主な内容は当社における沼田事業所の偏光板用プロテクトフィルムの設備増設を中心とした投資、フジモリ産業株式会社の関東工場新棟建設、子会社ZACROS MALAYSIA SDN.BHD.における事業用の建物土地や機械装置の取得、および子会社台湾賽諾世股份有限公司における塗工機の改造です。 研究開発費は45億10百万円(前年同期比4.7%減)となり、売上高研究開発費比率は2.8%となりました。 運転資金及び成長投資資金については、内部留保資金又は借入により資金調達しております。 株主還元については、配当性向40%を目安に安定的かつ継続的な配当を行います。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成しております。連結財務諸表の作成にあたり、見積りが必要となる事項につきましては、合理的な基準に基づき、会計上の見積りを行っております。これらの見積りについては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果はこれらと異なる場合があります。 なお、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものはありません。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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