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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

森永乳業

MORINAGA MILK INDUSTRY CO.,LTD2264 · Prime · 食料品

国内乳業大手の一角。牛乳・乳製品を中心に、アイスクリームや飲料まで手掛ける総合食品メーカー。

概要

森永乳業は、牛乳・乳製品、アイスクリーム、飲料、育児用ミルクなどを製造販売する大手乳業メーカーである。1917年に日本煉乳として創業し、1949年に現在の森永乳業株式会社が設立された。主力ブランドに「森永のおいしい牛乳」「ピノ」「MOW」「アンパンマンミルク」などがある。2025年3月期の連結売上高は5612億円、営業利益は297億円。全国に生産拠点を持ち、ドイツやパキスタンなど海外にも展開する。

食品事業が収益の9割以上を占める

森永乳業グループの事業は、食品事業とその他の事業に大別される。食品事業は市乳、乳製品、アイスクリーム、飲料の製造販売を中心とし、2025年3月期のセグメント売上高は5476億円とグループ全体の97%以上を占める。営業利益も458億円と主力である。その他の事業は飼料・ペットフードの販売、プラント設備の設計施工、不動産賃貸、運輸倉庫などで、売上高は339億円にとどまるが、グループ全体の収益を補完する。食品事業の中では、市乳と乳製品が伝統的な核であり、アイスクリームと飲料はブランド力で成長している。

全国の子会社が生産と販売を分担

グループは当社と子会社48社、関連会社4社で構成される。食品事業では、当社が自社で製造販売するほか、エムケーチーズ、横浜森永乳業、冨士森永乳業、東北森永乳業など17社に委託製造を行っている。販売は森永乳業販売をはじめとする16社が担当し、全国の得意先に製品を届ける。この分業体制により、効率的な生産と販売網の維持が可能となっている。一方、その他の事業では森永酪農販売が飼料、森乳サンワールドがペットフードを扱い、森永エンジニアリングなどがプラント設備や運輸倉庫を担う。

ドイツ・パキスタンなど海外拠点が成長を牽引

海外事業は売上高比率で2025年3月期に12.5%を占め、中期経営計画では15%以上を目標とする。中心となるのはドイツのMILEI GmbHで、ホエイたんぱく製品の製造販売を行い、完全子化してから同社の新棟が2016年に稼働した。パキスタンでは2017年に現地企業との合弁NutriCo Morinagaを設立し、育児用ミルクを生産する。シンガポールには子会社Morinaga Nutritional Foods (Asia Pacific)を置き、アジア市場の販売拠点としている。米国子会社Morinaga Nutritional Foodsは東アジア向けの製品も手がける。

飼料・プラントなど非食品事業もグループを支える

その他の事業は規模は小さいながら、グループの事業基盤を多様化している。森永酪農販売は畜産向け飼料を仕入販売し、乳業の上流工程に関与する。森乳サンワールドはペットフードを扱い、家庭用ペット市場に参入している。森永エンジニアリングは食品工場のプラント設備の設計施工・保守を手がけ、グループ内の工場建設や生産ライン更新に貢献する。その他、不動産賃貸や運輸倉庫業を行う子会社もあり、グループ全体の安定した収益に寄与している。

業界の中での役割は食品メーカー(乳製品等)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
5,715億円
営業利益
345億円
営業利益率
6.0%
純利益
226億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
食品5,474億円95.8%458億円8.4%
その他(注)1240億円4.2%36億円15.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01食品(市乳、乳製品、アイスクリーム、飲料)主力

牛乳、乳製品、アイスクリーム、飲料等の製造販売を自社および子会社で行う。主力の市乳・乳製品は全国の得意先に販売。

主な製品・サービス4
市乳
飲用牛乳、加工乳など、一般消費者向けの牛乳製品。
乳製品
チーズ、バター、ヨーグルト、デザートなど、乳を原料とする加工食品。
アイスクリーム
アイスクリーム類の製造販売。
飲料
乳飲料、清涼飲料などの飲料製品。

02飼料・ペットフード準主力

連結子会社の森永酪農販売が飼料、森乳サンワールドがペットフードの仕入販売を行う。

主な製品・サービス2
飼料
畜産向け飼料の販売。
ペットフード
犬・猫用のペットフードの仕入販売。

03プラント設備・その他その他

連結子会社の森永エンジニアリング他がプラント設備の設計施工、不動産の賃貸、運輸倉庫業などを展開。

主な製品・サービス1
プラント設備の設計施工
食品工場等のプラント設備の設計、施工、保守。

製品と技術

「森永のおいしい牛乳」を旗艦とする市乳と乳製品

飲用牛乳では「森永のおいしい牛乳」が全国的なブランドであり、加工乳・乳飲料も含めて市乳カテゴリーの中核を成す。乳製品ではチーズ(森永チーズ)、バター、ヨーグルト(森永ヨーグルト、ビヒダス)、デザート(森永プリンなど)を展開。業務用としても乳製品を供給し、パン・菓子・外食産業向けに付加価値の高い原料を提供する。缶入り煉乳から始まった技術基盤は、100年以上にわたり蓄積され、品質と安全性の面で信頼を獲得している。

「ピノ」「MOW」などアイスクリームのブランド力

アイスクリーム事業は1947年の発売以来、家庭用と業務用の両方で強いブランドを有する。「ピノ」は一口サイズのチョココーティングアイスとして、長年にわたり人気を誇る。「MOW」は香り高いコクを特長とするカップアイスで、2003年に発売され成長を続ける。その他「エスキモー」「森永アイスクリーム」などのラインがある。2025年3月期にはアイスの新製造設備が稼働し、生産能力を拡大。価格改定と高付加価値商品の投入で収益向上を図る。

「アンパンマンミルク」に代表される育児用ミルク

育児用ミルクは1921年の「森永ドライミルク」に始まる伝統事業。現在は「森永はぐくみ」「森永エンゼル」などのブランドに加え、キャラクター「アンパンマン」をパッケージに用いた「アンパンマンミルク」を展開し、高い認知度を得ている。海外ではパキスタンの合弁会社NutriCo Morinagaで育児用ミルクを現地生産し、成長市場に投入。ビフィズス菌などの機能性素材を配合した製品もあり、乳幼児栄養の分野で存在感を持つ。

「マウントレーニア」と機能性飲料の多角化

飲料分野では1993年発売の「マウントレーニア・カフェラッテ」がロングセラーとなり、カップ入り乳飲料市場のパイオニアである。1981年の「ピクニック」はロングライフ乳飲料として定着。さらに機能性飲料として、1993年に特定保健用食品の第1号となった低リンミルク「L.P.K」を展開。2003年に受賞したラクトフェリンの工業的製造法を応用し、免疫力をサポートする飲料なども開発。サンキストグローワーズやリプトンとの提携により、果汁飲料や紅茶飲料のラインも持つ。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

食料品のなかでの位置

乳製品で国内3位、内需依存度高め

森永乳業は国内乳業大手として、牛乳・ヨーグルト・アイスクリームなど幅広い乳製品を展開する。業界内では明治、雪印メグミルクに次ぐ3位のポジションと推定される。同社の売上高は約5,600億円で、製粉企業であるニップンや日清製粉グループ本社とは異なる市場セグメントに属する。近年は機能性表示食品など高付加価値製品に注力し、営業利益率は5%台へ改善傾向にあるが、原材料価格高騰や人口減少による国内市場縮小の影響を受けやすい。将来的には海外展開やヘルスケア領域への拡大が課題となる。

強み

  • 「森永」ブランドは国民的な認知度を持ち、牛乳・ヨーグルト等で根強い支持を得ている。
  • 機能性表示食品など差別化製品を投入し、収益性改善に取り組んでいる。
  • 飲料・食品・業務用など多岐にわたり、リスク分散が図られている。
  • 売上高5,000億円超で、営業利益率も改善傾向にあり安定感がある。

課題

  • 少子高齢化による需要減少が続き、新たな成長ドライバーが必要。
  • 生乳や飼料価格の上昇が利益を圧迫し、価格転嫁も限定的。
  • 海外売上比率が低く、グローバル競争で劣後している。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

食品・飲料の時価総額近傍。太字が森永乳業

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18237松屋1,097億円49.1倍
29887松屋フーズホールディングス1,061億円26.2倍
34526理研ビタミン1,030億円14.1倍
49997ベルーナ1,029億円8.8倍
54368扶桑化学工業1,007億円20.9倍
62264森永乳業984億円16.6倍
72590ダイドーグループホールディングス981億円
82292S Foods945億円10.0倍
92117ウェルネオシュガー921億円14.2倍
107130ヤマエグループホールディングス805億円7.3倍
117421カッパ・クリエイト795億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(食品・飲料)に従っています。

会社の歴史

沿革 45件

日本煉乳から森永乳業への再編を経た創業期

1917年9月、日本煉乳株式会社として創業。1919年に缶入り煉乳「森永ミルク」を発売した。1920年7月、森永製菓株式会社と合併し同社の畜産部となるが、1927年9月に煉乳部を分離し、新たに森永煉乳株式会社を設立。1929年に「森永牛乳」、1933年に「森永チーズ」、1937年に「森永ヨーグルト」と次々に製品を投入した。1941年5月、社名を森永乳業株式会社に改称。1942年10月に再び森永製菓と合併するが、戦後の1949年4月に現在の森永乳業株式会社が設立された。この間、1943年には森永製菓が森永食糧工業に改称するなど、企業形態が大きく変動した。

東京証券取引所上場と工場網の拡充

1954年9月、東京証券取引所に株式を上場。上場前の1947年には「森永アイスクリーム」を発売し、アイス事業に参入した。1960年代に入ると工場建設が加速する。1966年に名古屋市乳工場(現中京工場)と東京多摩工場を開設。1970年には大和工場と村山工場、1973年に利根工場、1975年に別海工場を開設した。これらの工場は全国の乳製品供給網の中核となった。同時に、1967年には森永商事の乳製品販売部門を譲り受け、販売体制を強化。1961年発売の「クリープ」は粉末クリームの定番となり、ロングセラーとなった。

クラフト提携とビフィズス菌で機能性路線を開拓

1970年2月、米国クラフト社(現クラフト・ハインツ、モンデリーズ・インターナショナル)と提携し、海外技術を導入。同年にはサンキストグローワーズ社とも商標契約を結び、果汁飲料分野に進出した。1977年6月、ビフィズス菌入り乳製品「森永ビヒダス」を発売。これは同社の機能性食品の先駆けとなった。1981年にはロングライフハンディパック乳飲料「ピクニック」、1984年にはリプトン社と商標契約を結び飲料ラインを拡充。1989年には研究・情報センターを開設し、基礎研究の拠点とした。

特定保健用食品第1号とラクトフェリン技術の確立

1993年2月、「マウントレーニア・カフェラッテ」を発売し、カップ入り乳飲料市場に参入。同年6月、低リンミルク「L.P.K」が特定保健用食品の第1号として厚生省から許可を受け、機能性表示食品分野で先駆者的存在となる。2003年には「ラクトフェリンの工業的な製造法の開発」で文部科学大臣賞を受賞。この技術は後に海外向け菌体事業の基盤となった。2005年には冨士乳業の三島工場新製造棟が稼働し、生産能力を拡大。同時に全国の販売子会社9社を統合し、株式会社デイリーフーズ(現森永乳業販売)を設立した。

子会社再編と海外事業の本格化

2005年の販売統合に続き、2006年神戸工場、2007年東北森永乳業設立、2008年別海工場チーズ新棟と沖縄森永乳業新工場、2010年北海道森永乳業販売設立など、国内生産・販売体制を強化。2012年5月にはドイツのMILEI GmbHを完全子会社化し、ホエイたんぱく事業に本格参入。2015年にはシンガポールにアジア太平洋拠点を設立。2017年3月、パキスタンでNutriCo Morinaga合弁会社を設立し、育児用ミルクの海外生産を開始した。この間、2014年には森永北陸乳業で菌末製造を開始。

中期経営計画と成長戦略で構造改革を推進

2019年4月、10年ビジョンを制定し、2029年度に営業利益率7%、ROE10%、海外売上高比率15%を目標とした。2025年3月期には売上高5612億円、営業利益297億円を達成。中期経営計画2025-28では、成長領域であるヨーグルト、アイス、菌体、海外育児用ミルクに経営資源を集中する。ROIC目標の導入やエンゲージメントレーティングの設定など、資本効率と組織改革を進める。配当性向目標を40%に引き上げ、2026年3月期には約100億円の自己株式取得と消却を実施した。

年表45件を開く

1910年代

  • 1917年9月創業日本煉乳株式会社設立
  • 1919年5月小缶煉乳森永ミルクを発売

1920年代

  • 1920年7月M&A森永製菓株式会社と合併し、同社畜産部(後に煉乳部)となる
  • 1921年11月森永ドライミルク(育児用粉乳)を発売
  • 1927年9月創業森永製菓株式会社煉乳部を分離し、新たに森永煉乳株式会社設立
  • 1929年12月森永牛乳を発売

1930年代

  • 1933年9月森永チーズを発売
  • 1937年7月森永ヨーグルトを発売

1940年代

  • 1941年5月森永煉乳株式会社を森永乳業株式会社に改称
  • 1942年10月M&A森永製菓株式会社と合併
  • 1943年11月森永製菓株式会社を森永食糧工業株式会社に改称
  • 1947年6月森永アイスクリームを発売
  • 1949年4月創業森永乳業株式会社設立

1950年代

  • 1954年9月上場東京証券取引所に株式上場

1960年代

  • 1961年4月クリープ(粉末クリーム)を発売
  • 1966年1月名古屋市乳工場(現中京工場)を開設
  • 1966年2月東京多摩工場を開設
  • 1967年10月森永商事株式会社の乳製品販売部門を譲り受け

1970年代

  • 1970年2月クラフト社(現クラフト・ハインツ・カンパニー社、モンデリーズ・インターナショナル社)と提携
  • 1970年6月M&A大和工場および村山工場(現大和工場に統合)を開設
  • 1971年12月サンキストグローワーズ社と商標の使用契約を締結
  • 1973年2月利根工場を開設
  • 1975年10月別海工場を開設
  • 1977年6月森永ビヒダス(ビフィズス菌入り乳製品)を発売

1980年代

  • 1981年4月ロングライフのハンディパック乳飲料(ピクニック)を発売
  • 1984年9月リプトン社(現 リプトン・ティーアンドインフュージョン・ジャパン・サービス株式会社)と商標の使
  • 1985年5月Morinaga Nutritional Foods, Inc.(米国)(現連結子会社)を設立
  • 1989年10月研究・情報センターを開設

1990年代

  • 1993年2月マウントレーニア・カフェラッテ(カップ入り乳飲料)を発売
  • 1993年6月低リンミルクL.P.Kが特定保健用食品の第1号として厚生省から許可を受ける

2000年代

  • 2003年4月「ラクトフェリンの工業的な製造法の開発」文部科学大臣賞受賞
  • 2005年3月冨士乳業株式会社(現冨士森永乳業株式会社、現連結子会社)三島工場(新製造棟)稼働
  • 2005年4月M&A全国の販売子会社9社を株式会社デイリーフーズ(現森永乳業販売㈱、現連結子会社)に吸収合併
  • 2006年1月神戸工場を開設
  • 2007年12月東北森永乳業株式会社(現連結子会社)設立
  • 2008年6月別海工場チーズ新棟稼働
  • 2008年8月沖縄森永乳業株式会社(現連結子会社)新工場(中頭郡西原町)稼働

2010年代

  • 2010年2月北海道森永乳業販売株式会社(現森永乳業北海道株式会社、現連結子会社)設立
  • 2012年5月M&AMILEI GmbH(ドイツ)(現連結子会社)の株式を追加取得し完全子会社化
  • 2013年5月浦幌乳業株式会社(現十勝浦幌森永乳業株式会社、現連結子会社)新棟稼働
  • 2014年10月森永北陸乳業株式会社(現連結子会社)福井工場にて菌末の製造を開始
  • 2015年12月Morinaga Nutritional Foods (Asia Pacific) Pte.Ltd.(シンガポール)(現連結子会社)を設立
  • 2016年1月森永乳業九州株式会社(現連結子会社)設立
  • 2016年10月MILEI GmbH(ドイツ) (現連結子会社)新棟稼働
  • 2017年3月パキスタンに同国2社と合弁会社NutriCo Morinaga(Private)Limited(現連結子会社)を設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高2029年3月期まで6,300億円
  • 連結営業利益2029年3月期まで440億円
  • 売上高営業利益率2029年3月期まで7%
  • 海外売上高比率2029年3月期まで15%
  • ROE2029年3月期まで10%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    成長領域への経営資源集中

    全方位思考から脱却し、ヨーグルト・アイス・菌体・海外育児用ミルクなど強みを活かせる領域に経営資源を集中し収益拡大を図る。

  2. 02

    バリューチェーン全体の構造改革

    商品力・販売力向上のため組織再構築、ヨーグルト・アイス設備の拡充、生産体制再編による効率向上を進める。

  3. 03

    資本収益性向上と組織風土改革

    ROIC目標を導入し資本コスト意識を高め、高い専門性と多様性ある人財集団形成とエンゲージメントレーティング向上に取り組む。

  4. 04

    キャッシュアロケーションと株主還元強化

    成長領域へ資源集中し、有利子負債活用と配当性向40%目標、機動的な自己株式取得で資本コスト低減を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で7,345人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は799万円で、9期前と比べて+8.0%平均年齢は40.2歳、平均勤続年数は16.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月5,771
2018年3月5,987
2019年3月74038.314.26,157
2020年3月74438.515.36,303
2021年3月75338.915.76,871
2022年3月76939.316.16,839
2023年3月77439.816.57,040
2024年3月78240.116.77,415
2025年3月79240.216.87,453398
2026年3月79940.216.67,345470

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率9.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率104.1%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)68.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社33(国内 24 / 海外 9、うち連結子会社 32) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
生産設備 計1,521億円
神戸工場 — 兵庫県 神戸市灘区502億円
食品事業
利根工場 — 茨城県常総市371億円
食品事業
MILEI GmbH 本社工場他1事務所 — ドイツ ロイトキルヒ市360億円
食品事業
本社・その他 — 東京都港区、目黒区、神奈川県座間市・他348億円
食品事業・その他事業
東京多摩工場 — 東京都 東大和市272億円
食品事業
その他生産設備5工場 北海道地区1 東北地区2 甲信越、東海地区2157億円
食品事業・その他事業
中京工場 — 愛知県江南市9,767百万円
食品事業
別海工場 — 北海道野付郡別海町6,519百万円
食品事業
㈱フリジポート 東京本社(東京都千代田区)他全国16センター(埼玉県北葛飾郡杉戸町他)・3工場 — 千葉・九州・沖縄6,433百万円
食品事業
ほか13件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    森永乳業販売㈱(注)2,5
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    東北森永乳業㈱
    宮城県仙台市宮城野区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱フリジポート
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    広島森永乳業㈱
    広島県広島市安佐北区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    エムケーチーズ㈱
    神奈川県綾瀬市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    森永乳業クリニコ㈱
    東京都目黒区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱森永乳業ビジネスサービス
    東京都目黒区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    森永北陸乳業㈱
    福井県福井市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱トーワテクノ
    広島県広島市安芸区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱森乳サンワールド
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    森永酪農販売㈱
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    森永乳業北海道㈱
    北海道札幌市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社21社を開く
  • 森永乳業九州㈱福岡県福岡市博多区100%
  • 十勝浦幌森永乳業㈱北海道十勝郡浦幌町100%
  • MILEI GmbH (注)2ドイツ ロイトキルヒ市100%
  • MILEI Plus GmbHドイツ ロイトキルヒ市100%
  • MILEI Protein GmbH&Co.KGドイツ ロイトキルヒ市100%
  • Morinaga Nutritional Foods,Inc (注)2米国カリフォルニア州 トーランス市100%
  • Pacific Nutritional Foods,Inc. (注)2米国オレゴン州 テュアラティン市100%
  • Turtle Island Foods,Inc.米国オレゴン州 フッドリバー市100%
  • Morinaga Nutritional Foods Vietnam Joint Stock Companyベトナムタイグエン省フォーイエン市100%
  • Morinaga Nutritional Foods(Asia Pacific)Pte.Ltd.シンガポール100%
  • 日本製乳㈱山形県東置賜郡高畠町100%
  • 冨士森永乳業㈱静岡県駿東郡長泉町99%
  • 熊本森永乳業㈱熊本県熊本市東区98%
  • 沖縄森永乳業㈱沖縄県中頭郡西原町97%
  • 横浜森永乳業㈱神奈川県綾瀬市97%
  • 森永エンジニアリング㈱東京都港区90%
  • 北海道保証牛乳㈱北海道小樽市87%
  • NutriCo Morinaga(Pvt.)LTD. (注)2パキスタン・パンジャブ州ラホール市56%
  • Morinaga Le May Vietnam Joint Stock Companyベトナムホーチミン市51%
  • ㈱サンフコ(注)3東京都千代田区45%
  • 南京森旺乳業有限公司南京空港枢紐経済区蒼穹路1号16%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 補助金
    代謝異常児等特殊ミルク供給事業費補助金
    厚生労働省 · 2021-09-30
    2,084万円
  • 補助金
    代謝異常児等特殊ミルク供給事業費補助金
    厚生労働省 · 2022-09-22
    1,841万円
  • 補助金
    代謝異常児等特殊ミルク供給事業費補助金
    厚生労働省 · 2022-03-18
    1,777万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は5,715億円営業利益345億円前期と比べると増収増益で、売上が+1.8%、利益が+16.2%。

売上高
+1.8%
5,715億円
営業利益
+16.2%
345億円
純利益
+310.9%
226億円
営業利益率
6.0%
前期比 +0.7%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高5,800億円5,715億円
営業利益340億円345億円
純利益210億円226億円
1株あたり配当¥25¥25

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は1,471億円、営業利益は100億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+5.3%、営業利益は+4.2%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1,20448
2024年1Q1,397966.9529
2024年2Q1,4691137.763
2024年3Q1,366715.236
2024年4Q1,239−15
2025年2Q2,9061756.097
2025年4Q2,7061224.5−42
2026年2Q2,9332087.1146
2026年4Q2,7821374.980
2027年1Q1,4711006.867

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は5,912億円から5,715億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は6.0%。売上は4期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月5,91210650
2014年3月5,99312448
Morinaga Nutritional Foods (Asia Pacific) Pte.Ltd.(シンガポール)(現連結子会社)を設立
2015年3月5,9488242
森永乳業九州株式会社(現連結子会社)設立
2016年3月6,015150106
パキスタンに同国2社と合弁会社NutriCo Morinaga(Private)Limited(現連結子会社)を設立
2017年3月5,926220132
2018年3月5,921224158
2019年3月5,836232140
2020年3月5,909259187
2021年3月5,836301187
2022年3月5,034311338
2023年3月5,256252169
2024年3月5,471281613
2025年3月5,6122972995.355
2026年3月5,7153453716.0226

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高5,715億円のうち、営業利益として残るのは345億円6.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は226億円、売上の4.0%にあたる。営業利益率は業種中央値4.1%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金74.9%4,282億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金19.0%1,088億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.0%345億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
25.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.9pt
6.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.8pt
4.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.1pt
8.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが357億円、投資CFが−389億円で、差し引きのフリーCFは−32億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は261億円で、売上の0.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月211−133−6978173
2014年3月219−159−1826071
2015年3月85−176129−91111
2016年3月282−222−1046062
2017年3月374−212−15216271
2018年3月251−169−588298
2019年3月185−388141−20334
2020年3月292−132−10816085
2021年3月385−253−26132191
2022年3月40384−445487235
2023年3月194−25529−61210
2024年3月566252−386818645
2025年3月−125−188−50−313286
2026年3月357−389−5−32261

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は5,471億円。このうち返さなくてよい自己資本が2,797億円で、自己資本比率は50.2%(業種中央値56.8%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月3,6851,1682,51731.4
2014年3月3,6061,2102,39633.3
2015年3月3,8341,2532,58132.4
2016年3月3,7891,2942,49533.8
2017年3月3,8541,4282,42636.9
2018年3月4,1481,5912,55738.0
2019年3月4,3231,6922,63138.7
2020年3月4,3611,8312,53041.6
2021年3月4,5362,0252,51143.9
2022年3月4,5882,0802,50844.9
2023年3月4,8742,2822,59245.7
2024年3月5,6602,8212,83949.0
2025年3月5,2042,7112,49351.2
2026年3月5,4712,7972,67450.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
261億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
2,253億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
654億円
在庫として抱えている分
負債合計
2,674億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
65
/ 100
安定性自己資本比率33 / 40
収益力営業利益率12 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

食料品 123社との比較

同じ食料品の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率123社中43位あたり、逆に低いのは自己資本比率123社中82位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.4%/中央値 7.3%
P25 3.7%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
6.0%/中央値 4.1%
P25 2.7%P75 7.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
50.2%/中央値 56.8%
P25 46.5%P75 67.3%
売上成長率前期からの売上の伸び
1.8%/中央値 3.4%
P25 0.7%P75 6.3%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.2%/中央値 2.3%
P25 1.5%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,142で、1年前と比べて+35.6%過去52週の値幅のなかでは59%の位置にある。

¥1,142-0.7%1ヶ月-1.8%1年+35.6%時価総額984億円
過去52週の値幅
安値¥815.75高値¥1,368.25

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)16.6倍
PER (会社予想)17.6倍
PBR0.33倍
配当利回り2.19%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近5日間で1184円から1176円と小幅下落し、25日線(1211.72円)を約3%下回る。52週高値1368.25円からは約14%下落したが、安値815.75円からは約44%戻している。出来高は8月10日の3319800株をピークに減少傾向で、需給は落ち着いてきた。RSIは46.74と中立で、方向感は乏しい。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 78/100)

PER 17.07倍、PBR 0.3428倍、ROE 8.4%、配当利回り2.13%です。同業界平均のPER 28.64倍、PBR 1.63倍に比べ、PER・PBRともに大幅に低く、特にPBRは0.34倍と資産価値に対して極端に低い評価です。配当利回りは業界平均2.22%とほぼ同等で、配当性向83.3%と高い水準を維持しています。ただしROE 8.4%は平均的で、収益面での成長力に課題があるため、割安ながら配当は維持されつつも成長性は限定的です。

指標この会社業種平均
PER (実績)16.6倍28.6倍
PER (予想)17.6倍
PBR0.33倍1.63倍
ROE8.4%7.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、機能性食品や海外展開で成長を図る強気派と、乳価上昇や低収益性の構造問題を懸念する弱気派の対立である。強気派は、健康志向の高まりで高付加価値商品の需要が拡大し、海外での事業展開も成長余地と見る。弱気派は、原材料費高騰と価格競争で利益率が伸び悩み、PBR指標では割安に見えても改善が進まないリスクを指摘する。

プラスに働く材料7
  • 強力なブランド力

    育児食品でトップ級シェアを持ち、信頼性が高い

  • 健康需要の追い風

    機能性表示食品で差別化し、高付加価値化を推進

  • 海外展開の余地

    アジア市場で乳製品需要の拡大が見込まれる

  • 2026/3期は売上高5715億円・営業利益345億円へ増収増益通年影響

    売上高は前期比103億円増、営業利益は48億円増の345億円と改善

  • 純利益が55億円から226億円へ大幅回復決算発表後影響

    純利益は前期比171億円増の226億円となりEPSは大きく改善する

  • 外国人持ち株比率27.7%と高いガバナンス圧力継続影響

    外国人保有27.7%はコーポレートガバナンス改善への期待につながる

  • 配当利回り2.13%と安定的な株主還元継続影響

    配当利回り2.13%は株価1176円に対して一定の下支え効果がある

マイナスに働く材料7
  • 低収益性の構造

    営業利益率が他社と比べて低く、改善が遅れる

  • 原料高騰の影響

    生乳価格の上昇がコスト増を圧迫

  • 競争激化

    大手乳業各社との価格競争で単価が上がらない

  • 予想PER18.1倍は実績17.07倍を上回る決算発表後影響

    予想PERが実績を上回り、今期利益の伸び悩みが示唆される

  • ROE8.4%と低くPBR0.34倍の低評価が続く通年影響

    ROE8.4%は資本効率の低さを示し、PBR0.3428倍の低評価につながっている

  • 株価は1年で46.7%上昇し利益確定売り継続影響

    株価1176円は1年間で46.7%上昇しており、短期的な戻り待ち売りが出やすい

  • 純利益が過去3期で大きく振れ予測しにくい通年影響

    純利益は613億円→55億円→226億円と変動し、業績予想の信頼性が低い

次の決算で確かめる点
機能性食品の売上比率
高付加価値化の進捗を測る
海外売上高
成長市場での伸びを確認
営業利益率
収益性改善が課題のため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり25で、前期から+11.1%いまの株価に対する利回りは2.19%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥25
1株あたり
配当利回り
2.19%
いまの株価に対して
配当性向
83.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月624.4
2018年3月611.018.2
2019年3月710.127.4
2020年3月89.021.8
2021年3月80.030.0
2022年3月1033.314.5
2023年3月1112.563.1
2024年3月1533.39.6
2025年3月2350.0
2026年3月2511.183.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥25

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ23,712人。区分でいちばん多いのは金融機関38.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が46.1%を占め、残る53.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
金融機関44.342.942.639.340.338.1
外国法人20.622.625.127.925.327.7
個人・その他16.024.522.122.624.023.7
事業法人16.78.08.48.78.18.0
自己株式0.79.35.55.65.85.9
証券会社2.52.01.81.62.42.5
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)12.99
02株式会社日本カストディ銀行(信託口)7.17
03株式会社SMBC信託銀行(株式会社三井住友銀行退職給付信託口)3.08
04株式会社みずほ銀行2.84
05森永乳業従業員持株会2.58
06DBS BANK LTD 700170(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.08
07森永製菓株式会社1.60
08STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.56
09STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.44
10日本マスタートラスト信託銀行株式会社(退職給付信託口・森永製菓株式会社口)1.39

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近3
  • 2026-07-23
    株式会社みずほ銀行
    新規の大量保有報告
    2.84%
  • 2026-07-07
    株式会社みずほ銀行
    新規の大量保有報告
    2.84%
    +0.09pt
  • 2026-06-01
    株式会社三菱UFJ銀行
    新規の大量保有報告
    0.78%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1277%、1株純資産は14期で+626%。直近期のROEは8.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月204694.414.373.1
2014年3月204874.116.952.0
2015年3月175023.427.0103.7
2016年3月435198.414.122.1
2017年3月2672,8719.815.524.4
2018年3月3193,18410.513.618.2
2019年3月2833,3858.613.327.4
2020年3月1891,83210.711.121.8
2021年3月1892,0149.815.430.0
2022年3月3442,27716.77.614.5
2023年3月1872,4647.912.863.1
2024年3月6973,19224.54.59.6
2025年3月653,1872.048.2
2026年3月2763,4048.417.383.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

17名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は17名。2026/3期の役員報酬は総額414百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
大貫陽一代表取締役 社長66450
大川禎一郎代表取締役 副社長70487
野崎昭弘取締役 専務執行役員 財務本部長60150
柳田恭彦取締役 常務執行役員 生産本部長65220
兵働仁志取締役 常務執行役員 国内営業本部長61165
久野浩子取締役 常務執行役員 コーポレート戦略本部長6455
吉永泰之取締役7210
富永由加里取締役6823
中村寛取締役696
池田隆之取締役6811
髙取幸子取締役611
弘田圭希常勤監査役72166
残りの役員5名を開く
氏名役職年齢保有株数
末永明常勤監査役6446
山本眞弓監査役709
森居達郎監査役629
鈴木道夫62
山田浩史常勤監査役6328

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)6153786229449
社外取締役5535311
監査役2484824
社外監査役2191910

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容587字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社の企業集団は、当社、子会社48社および関連会社4社で構成され、市乳、乳製品、アイスクリーム等の食品の製造販売を中心に、さらに飼料、プラント設備の設計施工、その他の事業活動を展開しております。当グループの事業に係わる各社の位置付けおよび事業の系統図は次のとおりです。 (1) 当グループの事業に係わる各社の位置付け ① 食品事業(市乳、乳製品、アイスクリーム、飲料など) 当社が製造販売するほか、当社が販売する商品の一部をエムケーチーズ㈱、横浜森永乳業㈱、冨士森永乳業㈱、東北森永乳業㈱ほか17社に委託製造を行っております。また、森永乳業販売㈱ほか16社は、主として当社より商品を仕入れ全国の得意先に販売しております。 ② その他の事業(飼料、プラント設備の設計施工など) 森永酪農販売㈱が飼料、㈱森乳サンワールドがペットフードの仕入販売を行っております。 森永エンジニアリング㈱ほか11社は、プラント設備の設計施工、不動産の賃貸、運輸倉庫業などを行っております。 (2) 事業の系統図 (注) 1.→は製品および商品の流れを示しております。 2.*の会社は連結子会社、(持)の会社は持分法適用会社です。 3.前連結会計年度まで非連結子会社であった秋田オリオンフード株式会社は2026年3月に保有株式を売却したため、非連結子会社から除外しました。
経営方針・対処すべき課題3,499字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当有価証券報告書提出日現在において当社グループ(当社および連結子会社)が判断したものであります。 1.経営の基本方針 当社グループは2017年9月に創業100周年を迎えるにあたり、新たなコーポレートミッションを策定しました。 コーポレートスローガン 「かがやく“笑顔”のために」 経営理念 「乳で培った技術を活かし 私たちならではの商品をお届けすることで 健康で幸せな生活に貢献し豊かな社会をつくる」 新しい100年に向けて、当社グループは、笑顔あふれる豊かな社会の実現のため、私たちならではの価値を高め、 その価値をお届けし続けることによって、より一層社会に貢献してまいります。 2.中長期的な会社の経営戦略、経営環境および対処すべき課題等 当社グループは10年先を見据えた「森永乳業グループ10年ビジョン」を、2019年4月に制定しております。当ビジョンでは、「『食のおいしさ・楽しさ』と『健康・栄養』を両立した企業へ」「世界で独自の存在感を発揮できるグローバル企業へ」「サステナブルな社会の実現に貢献し続ける企業へ」を10年後の当社グループのありたい姿と定め、「営業利益率7%以上」「ROE10%以上」「海外売上高比率15%以上」を2029年3月期の数値目標に設定いたしました。 ・「森永乳業グループ10年ビジョン」 ・「中期経営計画 2025-28」(2026年3月期~2029年3月期) 2029年3月期までの4年間の「中期経営計画2025-28」では、「森永乳業グループ10年ビジョン」の実現を目指し、さらにもう一歩先のありたい姿である「大きな特徴を持ち、利益率の高い企業へ」に向かって取り組みを進めています。 「中期経営計画2025-28」を策定するにあたり「Merihari(メリハリ)」という考え方を重視しました。カテゴリーごとの位置づけ・役割を明確化し、強弱をつけた資源配分や体制再編を行うことで森永乳業グループの持続的な成長の土台をつくるとともに、ひとりひとりが常に「濃淡」と「スピード」を意識して業務を遂行し、新しいことにチャレンジする風土を醸成することで、生産性とエンゲージメントの向上に取り組みます。 当中期経営計画では成長戦略、構造改革、組織風土改革の3つの基本方針を定めています。 成長戦略として、これまでの全方位思考から脱却しヨーグルト、アイス、菌体、海外育児用ミルクなど、当社グループの強みを最大限活かせる領域へ経営資源を集中し収益拡大を図っています。 構造改革として、商品力・販売力向上に向けバリューチェーン全体の最適化を意識した組織の再構築や、設備能力の制約から機会ロスとなっているヨーグルト、アイス設備の拡充、生産体制再編による生産効率の向上を図っています。 組織風土改革として、新たにROIC目標を導入し、より一層資本コストへの意識を高め、資本収益性向上への取り組みを強化しています。また、高い専門性と多様性に富んだ人財集団の形成に向けた取り組みを推進するとともに、将来財務価値につながるプレ財務指標としてエンゲージメントレーティングの目標値も新たに設定しました。 また、キャッシュアロケーションおよび株主還元につきましては、成長領域へ資源を集中させるとともに、最適資本構成(※)に向けて有利子負債の活用と株主還元の強化を進め、資本コストの低減を図ります。配当性向目標を40%に引き上げるとともに、状況に応じて機動的な自己株式の取得を実施する考えです。なお、2026年3月期には約100億円の自己株式の取得と消却を実施しました。 以上のビジョン・計画のもと、2026年3月期を新たなステージに向かうための重要なスタートの1年と位置付け、企業価値向上に向けて取り組みました。 (※)最適資本構成の考え方 ・当面はネット有利子負債/株主資本0.4~0.5倍程度を目安(内外環境にあわせ毎期見直し) ・将来の投資計画を踏まえた中長期の時間軸で段階的に最適化 「中期経営計画2025-28」最終年度目標(2029年3月期) 2025年3月期実績   2026年3月期実績       2029年3月期目標 連結売上高   5,612億円   5,715億円       6,300億円 連結営業利益   297億円   345億円       440億円 売上高営業利益率   5.3%   6.0%       7% 海外売上高比率   12.5%   15.3%       15% ROE(当期純利益/自己資本)   2.0%   8.4%       10% ROIC(税引き後営業利益/投下資本)   5.7%   6.3%       7% 社員エンゲージメントレーティング   B   B       BBB 3.2027年3月期業績見通し 国内においては、雇用・所得環境の改善などが緩やかな景気回復を支えることが期待される一方、中東情勢の影響に注視する必要があります。 当社グループにおいても、原料価格の上昇、物流コストや人件費等のオペレーションコスト上昇が引き続き見込まれることに加えて、中東情勢の影響を背景としたさらなるコスト上昇影響が見込まれます。これに対し、成長領域を中心とした高付加価値商品の拡大や新たな価値の訴求等によるプロダクトミックスの改善、強い需要が継続しているカテゴリーでの売上数量の拡大、中期経営計画に沿ったグループ全体での構造改革によりコストの見直し等をさらに推進させるなどの対応を図ってまいります。また、海外事業においては、当期(2026年3月期)は在庫からの売上数量増があったMILEI GmbH(ミライ社)を中心に大きな増益となりましたが、次期(2027年3月期)はMILEI GmbHの当期売上数量増の反動減の影響に加えて、原価高等によるコスト上昇を見込みます。一方、海外事業の成長領域である菌体・育児用ミルクは引き続き拡大を図ります。 2027年3月期中間期間業績見通し 2027年3月期予想   対前年増減率   2026年3月期実績 連結売上高   300,000百万円   2.3%   293,330百万円 連結営業利益   17,900百万円   △14.0%   20,805百万円 連結経常利益   18,400百万円   △16.2%   21,949百万円 親会社株主に帰属する中間純利益   13,000百万円   △11.2%   14,637百万円 2027年3月期通期業績見通し 2027年3月期予想   対前年増減率   2026年3月期実績 連結売上高   580,000百万円   1.5%   571,458百万円 連結営業利益   32,000百万円   △7.2%   34,479百万円 連結経常利益   32,700百万円   △11.9%   37,121百万円 親会社株主に帰属する当期純利益   20,000百万円   △11.5%   22,599百万円 (その他重要経営指標) 売上高営業利益率   5.5%   -   6.0% 海外売上高比率   15.0%   -   15.3% ROE(当期純利益/自己資本)   7.1%   -   8.4% ROIC(税引き後営業利益/投下資本)   5.5%   -   6.3% 2027年3月期営業利益増減要因見通し 「中期経営計画 2025-28」における事業分野別業績見通し(2027年3月期) 2027年3月期予想   対前年増減率(差) 成長分野 売上高   135,800百万円   9.1% 成長分野 営業利益   13,900百万円   1,309百万円 2027年3月期予想   対前年増減率(差) 基幹分野 売上高   360,300百万円   △1.3% 基幹分野 営業利益   16,400百万円   △3,632百万円 2027年3月期予想   対前年増減率(差) 育成・その他分野 売上高   83,900百万円   2.4% 育成・その他分野 営業利益   1,700百万円   △155百万円 2027年3月期予想   対前年増減率(差) (内訳)海外事業 売上高   86,834百万円   △0.7% (内訳)海外事業 営業利益   16,000百万円   △998百万円
事業等のリスク5,155字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 経営者が当社グループの経営成績および財政状態などに影響を及ぼす可能性があると認識しているリスクについて、主な事項を記載しています。 なお、文中の将来に関する事項は、当有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)酪農乳業界の動向 乳製品の原料である生乳の取引では、「畜産経営の安定に関する法律」の加工原料乳生産者補給金制度により、生産者に補給金が支払われます。同法律が大幅に変更もしくは廃止され、補給金の水準が変化する場合は、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、乳製品には、国内農業の保護を目的とする関税制度が設けられていますが、関税制度が大幅に変更された場合、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、関係省庁・諸団体と密に連携をとり、酪農乳業界における変化等に適時適切に対処するとともに、酪農家や酪農組織を日常的に訪問し、乳牛の健康管理技術や生乳需給に関する情報提供を通じて酪農現場、生乳生産を支援しています。 (2)原材料調達 当社グループの主要な原材料は、国内外の需給状況や関税制度、さらには、為替相場の変化等により、価格や納期が変動します。この変動により、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、「森永乳業グループ調達ポリシー」のもと、安全・安心を第一に、市場等の動向を注視して、複数の地域・取引先からの購買、代替原材料の手当、為替予約や外貨決済等、様々な対策を講じています。 (3)食品安全 当社グループでは、製品製造にあたり、安全性、品質の確保に万全を期していますが、仮に大規模な製品回収や製造物責任賠償につながるような不測の事態が発生した場合は、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、製造現場のみならずサプライチェーンすべてにおける品質の考え方を「森永乳業グループ品質ポリシー」として定め、製品の安全と品質の確保に努めています。 (4)海外事業、新規事業等 当社グループでは、成長の手段として海外を中心としたM&Aや新規事業、新機軸商品への設備投資等に取り組んでいます。特に海外のM&Aにおいては、為替リスク、現地の政治情勢、レギュレーション、商習慣、市場の不確実性等に対し、最大限の情報収集に努めています。しかしながら、外部環境の急激な変化等により、当初の事業計画が未達となる等、予測と実態との間に大きな負の乖離が生じた場合、減損損失が発生し、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、各投資案件における牽制機能の強化や、M&Aを実施した会社や新規事業への定期的なモニタリング、進捗確認を通じて、将来の減損リスクの事前回避に努めています。 (5)気候変動 気候変動に代表される世界的な環境問題の深刻化を受け、化石エネルギーやプラスチック使用、水リスク等に関する規制や風評が発生した場合、商品戦略の見直しや設備投資、エネルギーや原材料調達費用の増大等により、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。そのため、様々なステークホルダーを通して情報を収集し対応を推進しております。 当社グループでは、「サステナビリティ中長期計画2030」において「資源と環境」をマテリアリティテーマの一つに掲げるとともに「森永乳業グループ環境ポリシー」を定め、ISO14001環境マネジメントシステムに基づき適切な目標設定と管理を行っています。 なお、気候変動への対応については、気候変動対策部会及びサステナビリティ委員会において定期的に見直しております。詳細は「TCFDへの取り組み」および「TNFDへの取り組み」をご参照ください。 ◆TCFDへの取り組みのURL https://www.morinagamilk.co.jp/sustainability/resources_and_the_environment/tcfd/ ◆TNFDへの取り組みのURL https://www.morinagamilk.co.jp/sustainability/resources_and_the_environment/tnfd/ (6)自然災害、感染症等の不測の事態 当社グループの事業拠点がある地域において、地震や暴風雨等の自然災害、火災・テロ等の事件・事故、感染症のまん延等、突発的かつ甚大な災害が発生した場合には、長期間の事業停止や物流の混乱による商品供給の停止、また、市場・生活の変化等により、業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 こうした不測の事態が発生した場合、当社グループでは、従業員とその家族、お客さま、お得意先、近隣社会、関係先の人命保護を最優先するとともに、事業継続計画書等のマニュアルを整備し、適切な商品の供給および早期に事業活動を復旧できる体制の構築に努めています。 (7)人権 企業活動においては、人権を尊重し擁護することが強く求められており、人々が尊厳をもって幸せに生活することへの貢献は、当社グループの経営理念にも合致しています。しかしながら、従業員や取引先担当者、その他の関係者に対する人権侵害が発生した場合には、法令違反に伴うリスクや風評被害にとどまらず、当社グループの社会的評価の低下を通じて、原材料調達や人財確保等の事業活動、ひいては、業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、「森永乳業グループ 人権ポリシー」を定め、事業活動が人権に対して負の影響を及ぼす可能性があることを認識したうえで、人権デュー・デリジェンスの仕組みを構築しています。また、従業員に対しては適切な教育・研修を実施し、人権リスクの予防および是正に努めています。加えて、人権への負の影響が明らかになった場合には、国際行動規範に基づき、関係者との対話および適切な手続きを通じた救済に取り組む体制を整えています。これら人権尊重の取組の進捗状況およびその結果については、ウェブサイト等を通じて開示しています。 なお、人権方針および人権に関する具体的な取組については、「第2事業の状況 2サステナビリティに関する考え方及び取組」をご参照ください。 (8)人財確保 少子高齢化の進展等により労働人口が減少する一方、転職市場の活性化による人財の流動化が進んでいます。これに伴い、企業が必要とする人財の確保が一層困難となり、退職者の増加や必要人財の不足が生じた場合には、当社グループの業務運営に支障をきたすおそれがあります。人財の欠乏は、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、新卒採用においては、独自の仕事体験や職場見学の実施により業務への理解促進を図ったうえで、職種別採用を行っています。また、キャリア採用においては、複数の採用手法を活用することにより、多様な人財の確保に努めています。さらに、社内公募制度や各種キャリア研修を通じて、人財の育成および活躍の促進とともに定着を図っています。 なお、人財の活用および育成に関する具体的な取組については、「第4提出会社の状況 5従業員の状況等(1)人材戦略に関する基本方針等」をご参照ください。 (9)コンプライアンス 当社グループでは、内部統制委員会のもとにコンプライアンス部会を設置し、同部会を中心にコンプライアンス活動を推進しています。当社グループで働く者すべてのコンプライアンス意識の向上のため、複数の教育・研修プログラムを導入するとともに、内部通報制度である「森乳ヘルプライン」により誰もが安心して相談できる体制を整備しています。しかしながら、コンプライアンス違反等が発生した場合には、社会的信用の低下等によって、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、「コンプライアンス意識調査」等によりコンプライアンスの遵守状況を定期的にモニタリングするとともに、内部監査部門による運用状況の監査結果もふまえ、取り組みの見直しを継続的に行っています。 (10)知的財産 当社グループは、その事業活動において、当社グループが所有する、または第三者から適法に使用許諾を受けた種々の知的財産を活用していますが、これら知的財産権を侵害したとして第三者から不測の訴訟を提起された場合、その結果によっては、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、知的財産権を尊重し、適正な事業活動のための知的財産の出願・維持と、第三者の権利を侵害することのないよう専門部門によるチェックを継続的に実施しています。 (11)情報システム、セキュリティ 当社グループでは、商品の受注、原材料の発注、製品製造の指示、経理処理等、事業全般にわたって情報システムを活用していることから、規定類の整備やサポート体制の強化、各種の情報セキュリティ対策を行っています。しかしながら、災害、停電、コンピュータウィルスの感染、不正アクセス等によって、情報システムの停止や情報の流出等が発生した場合には、商品の供給不能や社会的信用の低下等により、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、内部統制委員会のもとに情報セキュリティ部会を設置し、脆弱性対策や重要データのバックアップ等ハード面の強化を進めるとともに、事業継続計画書やセキュリティルールの見直し、従業員教育等のソフト面の整備、改善を図り、情報システムの安定稼働とセキュリティの維持に努めています。 また、インシデント発生時に備え、森永乳業CSIRT(Computer Security Incident Response Team)を設置し、事態の把握と社内外への対応を迅速、的確に行う体制を整備しています。 (12)金利変動 当社グループは、借入金等の金融負債および預金等の金融資産を保有しており、金利の変動はこれらに影響を与え、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループの資金調達の状況を踏まえると、短期的な市場金利の変動が直ちに当社グループの損益に与える影響は、全体として限定的でありながらも、将来の金融政策や金融市場の環境変化により金利水準が上昇した場合には、新たな資金調達や既存借入金の借換えに際して調達コストが上昇する等の影響が生じる可能性があります。これらの要因により当社グループの財務戦略や業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、財務状況を定期的に分析し、金利動向を含む金融環境の変化を継続的に注視するとともに、資金調達のあり方や有利子負債の水準について総合的な検討を行うなど、財務の安定性の確保に努めています。 (13)レピュテーションリスク 当社グループは、食品の製造・販売を行い、不特定多数のお客さまに商品およびサービスを提供していることから、マスメディアやソーシャルメディア等を通じて、当社グループに関する情報が容易に拡散されやすい事業環境にあります。 事実に基づかない情報、または当社の意図しない解釈に基づく情報の拡散、これらに起因する風評等により、当社グループの社会的評価やブランドイメージが低下した場合には、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、高品質な商品・サービスの提供に努めるとともに、お客さまからのご意見やお問い合わせへの対応、社員に対するソーシャルメディアガイドラインに基づく教育、ならびに各種メディア  の情報動向の把握等を通じて、適切な対応を行う体制を整備しています。 (14)紛争リスク 国家間の紛争や対立の発生・長期化は、事業環境の不確実性を高め、当社グループの事業活動に影響を及ぼす可能性があります。 具体的には、サプライチェーンの寸断や物流停滞により原材料調達や製品供給に支障が生じるおそれがあり、エネルギー・原材料価格の高騰による影響も大きく受ける可能性も想定されます。 当社グループでは、調達先の多様化、代替原材料の確保、サプライチェーンの分散及びリスクモニタリングの強化等を通じて影響の低減に努めております。 なお、上記のリスクが当社グループにおけるすべてのリスクではありません。
経営成績の分析 (MD&A)6,197字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。なお、連結財務諸表の作成にあたっては、主として期末日現在などの判断に基づき金額を見積った項目があります。 特に以下の項目に関する見積額は、実際の結果と異なる可能性があります。また、連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ① 貸倒引当金 貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しておりますが、今後の個別の業況などによっては、追加引当もしくは取崩しが必要となる可能性があります。 ② 退職給付費用および債務 退職給付費用および退職給付債務は、割引率など数理計算上で設定される前提条件や年金資産の期待運用収益率に基づいて算出されております。実際の結果が前提条件と異なる場合、または前提条件が変更された場合、将来期間において認識される費用および計上される債務に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 投資有価証券の減損 投資有価証券については、その価値の下落が一時的ではなく回復可能性が無いと認められる場合に減損処理を実施しておりますが、今後の市況や投資先の業況などにより、さらに減損処理が必要となる可能性や価格が回復する可能性があります。 ④ 棚卸資産の評価 棚卸資産については、「棚卸資産の評価に関する会計基準」に基づき処理を行っております。評価を行うに当たっては、正味売却価額に基づき収益性の低下を検討しております。また、一定期間を超えて在庫として滞留する棚卸資産についても、簿価を切り下げております。今後の市況や需要動向によっては、追加の評価減が必要となる可能性があります。 (2) 経営成績 森永乳業グループにおいては「中期経営計画2025-28」のもと、ヨーグルト、アイス、ビフィズス菌をはじめとする菌体、海外育児用ミルクなど、当社グループの強みを最大限活かせる成長領域へ経営資源を集中し収益拡大を図っています。また、バリューチェーン全体の最適化を意識した組織の再構築や生産体制再編により、生産性向上を図っています。 当期においては、国内の乳製品向け生乳取引価格が2025年6月から、飲用・発酵乳向け生乳取引価格が8月から引き上がったことをはじめ、原料価格および物流コストなどの各種オペレーションコストにおいてコストアップの影響を受けました。これらに対し、引き続き価格改定の取り組みに努める一方、売上数量の減少が期初の想定を上回るなど、食品全般において厳しい需要環境にありましたが、成長領域を中心とした高付加価値商品の拡大、グループ全体でのコストの見直しの推進などを図りました。 こうした取り組みの結果、当社グループの連結売上高は増収となりました。国内事業においては、ヨーグルト、アイス、ビバレッジなどをはじめとする価格改定を実施した一方で、全般に売上数量が減少したことで国内全体では減収となりました。新たな製造設備を稼働開始させたアイス、四半期ごと販売状況が改善したヨーグルト、底堅い需要が継続した業務用乳製品などは増収に寄与しました。また海外事業においても、ホエイたんぱく市況の高止まりを受けたMILEI GmbH(ミライ社)が増収となり、成長領域の海外向け菌体、育児用ミルクの販売も順調に拡大し増収、全体でも増収となりました。 連結の営業利益は増益となりました。国内においては、原料価格や物流費、人件費など各種オペレーションコストを中心に引き続きコストアップの影響を受けました。コストアップに対応した価格改定や高付加価値商品の拡大に努めましたが、厳しい需要環境を受けて売上数量が減少したことを主な背景に減益となった一方、当社グループ全体ではMILEI GmbH(ミライ社)を中心とした海外事業の増益により、増益となりました。 なお、公益財団法人ひかり協会に対する負担金として、当期は約17億円を支出しました。 連結売上高   571,458百万円   (前年比   1.8%増) 連結営業利益   34,479百万円   (前年比   16.3%増) 連結経常利益   37,121百万円   (前年比   24.3%増) 親会社株主に帰属する当期純利益   22,599百万円   (前年比   313.9%増) 2026年3月期営業利益増減要因 セグメント別の状況は、次のとおりです。 (単位:百万円) 売上高   前年比   営業利益   前年比 食品事業   547,661   1.8%増   45,807   15.1%増 その他の事業   33,959   5.1%増   3,582   23.7%増 消去または全社   △10,162       △14,910 合計   571,458   1.8%増   34,479   16.3%増 食品事業:市乳、乳製品、アイス、飲料など その他の事業:飼料、プラント設備の設計施工など 「中期経営計画 2025-28」における分野別業績概況 ①   成長分野(成長領域):成長分野全体では、増収となりました。ヨーグルト、アイス、海外での菌体・育児用ミルクの販売が順調に推移しました。第2四半期(中間期)までは減収であったヨーグルトも四半期ごと販売状況が改善し、通期では増収に転じています。これにより成長分野の4つのカテゴリーはすべて増収となりました。 営業利益は、減益となりました。価格改定、菌体をはじめとする高付加価値商品の拡大によるプロダクトミックスの改善などを進めた一方で、原材料価格の上昇やオペレーションコスト増加、アイス新製造設備の稼働開始に伴う償却費増加などが影響しました。 成長分野 売上高   124,529百万円   (前年比   5.2%増) 成長分野 営業利益   12,591百万円   (前年差   1,183百万円減) ②   基幹分野(中核・乳業基盤・転換領域):基幹分野全体では、増収増益となりました。中核領域のMILEI GmbH(ミライ社)がホエイたんぱく市況の高止まりおよび販売数量増を背景に増収増益となったことが大きく貢献しました。また、原材料価格の上昇やオペレーションコストの増加に対応した価格改定に取り組むもビバレッジ、チーズ、牛乳などの売上数量の減少が営業利益を押し下げた一方、BtoB事業の拡大、米国子会社の工場統合効果も増益に寄与しました。 基幹分野 売上高   364,964百万円   (前年比   3.4%増) 基幹分野 営業利益   20,033百万円   (前年差   6,335百万円増) ③    育成・その他分野(育成領域):育成・その他分野全体では、減収減益となりました。育成領域のECチャネルを通じた健康食品が堅調に推移したほか、独自事業会社等の増益影響もありましたが、連結決算に係る消去等の影響で減益となりました。 育成・その他分野 売上高   81,965百万円   (前年比   8.8%減) 育成・その他分野 営業利益   1,855百万円   (前年差   332百万円減) (内訳)  海外事業:海外事業全体では、増収となりました。ドイツのMILEI GmbH(ミライ社)が好調を維持したほか、菌体、パキスタンのNutriCo Morinaga(NM社)も順調に推移しました。また営業利益は、増益となりました。ホエイたんぱく市況の高止まりおよび販売数量増を受けて増益となったMILEI GmbHほか、菌体の販売や海外子会社各社による増益に加えて、のれん償却費の減少が影響しました。 (内訳)海外事業 売上高   87,474百万円   (前年比   25.1%増) (内訳)海外事業 営業利益   16,997百万円   (前年差   9,521百万円増) 生産、受注及び販売の状況は次のとおりであります。 ① 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(百万円)   前年同期比(%) 食品事業   449,069   +3.1 その他の事業   6,141   +27.0 合計   455,211   +3.4 (注) 金額は販売価格によっております。 ② 受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高 (百万円)   前年同期比 (%)   受注残高 (百万円)   前年同期比 (%) 食品事業   -   -   -   - その他の事業   12,435   △0.9   8,222   +21.3 合計   12,435   △0.9   8,222   +21.3 ③ 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前年同期比(%) 食品事業   547,661   +1.8 その他の事業   33,959   +5.1 セグメント間の内部売上高または振替高   △10,162   - 合計   571,458   +1.8 (3)財政状態 当連結会計年度末の資産の部は、「建設仮勘定」が減少した一方で「建物及び構築物」や「機械装置及び運搬具」が増加したことなどにより、合計では前連結会計年度末に比べ、266億9千3百万円増の5,471億1千6百万円となりました。 負債の部は、「長期借入金」が増加したことなどにより、合計では前連結会計年度末に比べ、180億4千7百万円増の2,673億6千7百万円となりました。 純資産の部は、「利益剰余金」の増加などにより、合計では前連結会計年度末に比べ、86億4千6百万円増の2,797億4千9百万円となりました。 この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の51.2%から50.2%に、1株当たり純資産額は前連結会計年度末の3,187.41円から3,403.79円になりました。 (4)キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度の各キャッシュ・フローの状況は次のとおりです。 営業活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べ481億7千2百万円増の357億1千6百万円の収入となりました。主な要因は、税金等調整前当期純利益322億3千8百万円がキャッシュ・フローの収入となり、法人税等の支払額39億9千1百万円がキャッシュ・フローの支出となったことによります。 投資活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べ200億8千4百万円支出増の388億7千万円の支出となりました。主な要因は、貸付金の回収により29億2千8百万円の収入となり、固定資産の取得により399億9千9百万円の支出となったことによります。 これらを合計したフリーキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べ280億8千8百万円増の△31億5千4百万円となりました。 財務活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べ45億2千5百万円支出減の5億3百万円の支出となりました。主な要因は、長期借入れにより242億6千2百万円、および社債の発行により198億9千3百万円の収入となり、社債の償還により150億円、および長期借入金の返済により106億4千万円の支出があったことによります。 これらの結果、当連結会計年度末の現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ25億円減の260億5千9百万円となりました。 なお、キャッシュ・フロー指標のトレンドは下記のとおりです。 2022年 3月期   2023年 3月期   2024年 3月期   2025年 3月期   2026年 3月期 自己資本比率(%)   44.9   45.7   49.0   51.2   50.2 時価ベースの自己資本比率(%)   51.5   44.3   47.9   50.0   70.3 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(倍)   2.5   5.7   1.7   △9.2   3.7 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   53.4   27.3   45.9   △6.1   24.6 自己資本比率:(純資産-新株予約権-非支配株主持分)/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い ※ 各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。 ※ 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数により算出しております。 ※ 営業キャッシュ・フローは連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 ※ 2024年3月期において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、2023年3月期に係る数値については、暫定的な会計処理の確定の内容を反映しております。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、以下の財務政策のとおりです。 当社グループは、資金調達に際しては、内部資金を基本としながら、金融機関からの借入、コマーシャル・ペーパーの発行、社債の発行などの外部からの資金も利用しております。外部からの資金調達につきましては、安定的かつ低利を前提としながら、将来の金融情勢の変化等も勘案してバランスのとれた調達を実施しております。なお、当社(提出会社)は機動的な資金調達および当社グループ全体の資金効率アップのため、金融機関11行と総額200億円のコミットメントライン契約を締結しております。調達した資金につきましては、経常設備投資および成長投資への支出に充当するとともに、有利子負債水準を適切にコントロールすることで財務の安定性を確保しております。また、株主還元については、事業活動により創出されるキャッシュ・フロー等を踏まえ総合的に実施しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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