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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,959.24+192ドル円158.93-1NASDAQ26,195.71+96S&P 5007,663.84+32SOX 指数11,328.43+409/2終値

MARUWA

MARUWA CO., LTD.5344 · Prime · ガラス・土石製品

セラミック部品の専門メーカー。半導体・車載・情報通信向け高機能基板や部品を供給。

概要

MARUWAは、半導体・車載・情報通信向けセラミック部品とLED照明機器を手掛けるメーカーである。セラミック部品事業が売上の約86%を占め、高熱伝導基板や高強度基板など特殊セラミック基板に強みを持つ。連結従業員1,322名、自己資本比率90.5%と財務基盤は堅固。2026年3月期の連結売上高は744億円、営業利益249億円。

セラミック部品と照明機器の二本柱

当社グループはセラミック部品事業と照明機器事業の2セグメントで構成される。セラミック部品事業は売上高63,797百万円(2026年3月期)で全体の85.7%を占め、高熱伝導基板、高強度基板、特殊セラミック基板、半導体装置用部品、車載用セラミック製品などを供給する。照明機器事業は売上高10,679百万円で、LED高輝度照明、施設照明、住環境照明、デザイン照明、調光制御システムなどを扱う。両事業とも高付加価値製品を軸に差別化を図っている。

38の国と地域に広がる販売網

販売子会社はマレーシア、韓国、ドイツ、イギリス、アメリカ、中国、台湾、インド、イスラエルに設立され、グローバルな顧客基盤を持つ。生産拠点は国内に瀬戸工場、土岐工場、尾張旭本社など、海外にマレーシアの生産子会社Maruwa(Malaysia)Sdn. Bhd.を有する。2022年には瀬戸工場を新設し、増産に対応した。連結子会社13社とその他の関係会社1社からなるグループ形態。

高い収益性と無借金経営

2026年3月期の営業利益率は33.5%(24,976百万円/74,476百万円)、自己資本比率は90.5%と極めて高い。総資産162,691百万円に対し負債は15,428百万円と少なく、実質無借金に近い。営業キャッシュ・フローは16,933百万円の収入を計上する一方、投資活動に21,757百万円を支出し、設備投資を積極化している。財務の安定性を背景に、成長分野への集中投資を続ける方針。

成長市場への選択と集中

経営方針として、生成AIや脱炭素社会の進展に対応し、新エネルギー車市場、次世代高速通信市場、半導体関連市場に経営資源を集中させる。特に高強度基板は新エネルギー車の高温・高電圧下での信頼性が評価され、需要拡大が見込まれる。また、照明機器事業では2030年100%LED化の政府目標を追い風に、オフィス改修や公共照明の需要を取り込む。差別化製品の開発とグローバル組織強化を課題とする。

業界の中での役割はセラミック部品及び照明機器の製造販売会社。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
745億円
営業利益
250億円
営業利益率
33.6%
純利益
182億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
セラミック部品事業638億円85.6%246億円38.6%
照明機器事業107億円14.4%21億円19.6%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01半導体・車載・情報通信等主力

半導体装置用部品、車載用セラミック製品、情報通信用製品、アンテナ用製品、ノイズ対策製品などを供給。高熱伝導基板や高強度基板など特殊セラミック基板が強み。

主な製品・サービス6
高熱伝導基板
熱伝導性に優れたセラミック基板で、半導体やパワーモジュールの放熱用途に使用される。
高強度基板
機械的強度が高く、過酷な環境下でも信頼性が要求される車載や産業機器向け。
特殊セラミック基板
用途に応じた特性を持つカスタムセラミック基板。
半導体装置用部品
半導体製造装置に搭載されるセラミック部品。
車載用セラミック製品
自動車の電子制御部品やセンサー向けセラミック部品。
ノイズ対策製品
電磁妨害を抑制するためのセラミックフィルタや部品。

02照明機器準主力

LED高輝度照明、LED光源モジュール、施設照明、住環境照明、デザイン照明などを製造販売。調光制御システムや照明設計も手掛ける。

主な製品・サービス6
LED高輝度照明
高輝度のLED照明器具で、工場や商業施設などに使用される。
LED光源モジュール
LED照明の光源部分をモジュール化した製品。
施設照明
オフィス、工場、公共施設向けの照明器具。
住環境照明
住宅向けの照明器具。
デザイン照明
意匠性を重視した照明器具。
調光制御システム
照明の明るさを調整する制御システム。

製品と技術

高熱伝導基板と高強度基板

セラミック部品事業の基幹製品である高熱伝導基板は、熱伝導性に優れ、半導体やパワーモジュールの放熱用途に使用される。高強度基板は機械的強度が高く、過酷な環境下でも信頼性が要求される車載や産業機器向けに開発された。これらの基板は新エネルギー車の高温・高電圧下での安定動作を支え、需要が拡大している。両製品とも独自のセラミック材料技術に基づき、顧客仕様に応じたカスタマイズが可能。

半導体装置用部品とノイズ対策製品

半導体製造装置に搭載されるセラミック部品は、耐プラズマ性や高純度が求められる。当社はこの分野で高いシェアを持ち、次世代高速通信向けの需要を取り込んでいる。ノイズ対策製品は電磁妨害を抑制するセラミックフィルタや部品で、情報通信機器や車載電子制御に不可欠。両製品とも半導体市場の拡大とともに成長が期待される。

LED照明機器と調光制御システム

照明機器事業では、LED高輝度照明、LED光源モジュール、施設照明、住環境照明、デザイン照明などを展開。調光制御システムや照明空間デザインも手掛ける。2030年100%LED化の政府目標やオフィス改修需要を背景に、高付加価値製品の販売が好調。特に高級マンション向けハイエンド照明や公共LED照明導入案件が活況で、2026年3月期の同事業売上高は前期比14.1%増の10,679百万円を記録した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

ガラス・土石製品のなかでの位置

窒化アルミ基板で世界首位、独自技術で高収益を実現

MARUWAは放熱基板や電子部品材料を手掛け、特に窒化アルミ基板で世界シェア首位を誇る。セラミックス分野ではAGCや日本板硝子などが大手だが、同社は機能性材料に特化し、高付加価値品で差別化。売上高は700億円弱と中小規模ながら、営業利益率は30%超と非常に高く、独自技術とニッチ市場での支配的地位が収益性を支える。パワーモジュールやLED向け需要が成長ドライバーで、電気自動車や再生可能エネルギー関連の拡大が追い風。業界内ではガラス・土石製品に分類されるが、実質的には電子部品材料メーカーとして競合はアルセオや京セラなどが想定される。ただし提供データには含まれないため、比較は限定的。小規模ながら技術力で業界内で確固たる地位を築いている。

強み

  • 窒化アルミ基板で世界トップシェア、高い信頼性と性能。
  • ニッチ市場でシェアを持つため営業利益率30%超を確保。
  • EVや再生可能エネルギー向け需要を取り込み拡大。
  • 顧客要求に応えるカスタマイズ型開発が強み。

課題

  • 売上高700億円台で大手に比べ資金力や規模で劣る。
  • 特定需要に依存し、電子部品市場の変動の影響を受けやすい。
  • 技術模倣や新規参入に対し継続的な差別化が必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

半導体製造装置の時価総額近傍。太字がMARUWA

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17735SCREENホールディングス1.3兆円27.0倍
26856堀場製作所9,517億円22.1倍
37729東京精密7,116億円27.8倍
46323ローツェ6,733億円34.9倍
57731ニコン6,311億円
65344MARUWA6,275億円33.3倍
76871日本マイクロニクス4,763億円24.6倍
86754アンリツ4,367億円35.2倍
96507シンフォニアテクノロジー3,512億円23.0倍
10268Aリガク・ホールディングス3,497億円38.0倍
116728アルバック3,493億円20.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(半導体製造装置)に従っています。

会社の歴史

沿革 18件

通信機器向け特殊磁器の生産から始まった1973年

1973年4月、愛知県瀬戸市祖母懐町において通信機器向け特殊磁器の生産を目的に株式会社丸和セラミックを設立。瀬戸市所在の上ノ切工場及び祖母懐工場で生産を開始した。これが現在のセラミック部品事業の原点である。創業当時から特殊な磁器技術を基盤とし、後の電子部品用セラミックスへと発展する。

工場増設と生産能力の拡充(1981~1984年)

1981年9月に愛知県瀬戸市山の田町に山の田工場(旧瀬戸工場)を新設。続いて1984年4月には岐阜県土岐市鶴里町に土岐工場を新設し、生産能力を拡大した。この時期、国内需要の増加に対応するため、複数の工場を立ち上げて供給体制を強化した。

海外展開の本格化と上場(1989~2000年)

1989年12月、マレーシアに生産子会社Maruwa(Malaysia)Sdn. Bhd.を設立し、海外生産に乗り出した。1993年には韓国、1994年にはドイツに販売子会社を設立。1995年8月に日本証券業協会に株式を店頭登録し、1998年12月には東京証券取引所及び名古屋証券取引所市場第二部に上場。1999年8月に商号を株式会社MARUWAに変更。2000年3月には両取引所市場第一部に指定され、同年12月にはロンドン証券取引所及びシンガポール証券取引所にも上場した。

照明事業への進出とヤマギワの取得(2005~2012年)

2005年4月、株式会社MARUWA SHOMEIを設立し、LED高輝度照明業界に進出。セラミック技術を活かした照明機器の開発を開始した。2012年12月にはヤマギワ株式会社の全株式を取得し、照明事業の強化を図った。ヤマギワはデザイン照明や施設照明に強みを持ち、両社の技術融合が進められた。

組織再編とプライム市場移行(2022年)

2022年4月、株式会社MARUWA CERAMICと株式会社MARUWA QUARTZを株式会社MARUWAに吸収合併し、グループの経営効率を向上。同時に東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、市場第一部からプライム市場へ移行。名古屋証券取引所でもプレミア市場に移行した。また、愛知県瀬戸市幡中町に瀬戸工場を新設し、生産体制を強化した。

年表18件を開く

1970年代

  • 1973年4月創業愛知県瀬戸市祖母懐町において通信機器向特殊磁器の生産を目的に株式会社丸和セラミックを設立し、愛知県瀬戸市所在の上ノ切工場及び本社工場(祖母懐工場)において同製品の生産を開始

1980年代

  • 1981年9月愛知県瀬戸市山の田町に山の田工場(旧 瀬戸工場)を新設
  • 1984年4月岐阜県土岐市鶴里町に土岐工場を新設
  • 1989年12月マレーシアに生産子会社 Maruwa(Malaysia)Sdn. Bhd.を設立

1990年代

  • 1993年7月韓国に販売子会社 Maruwa Korea Co., Ltd.を設立
  • 1994年11月ドイツに販売子会社 Maruwa Ceramic GmbH(現 Maruwa Electronics GmbH)を設立
  • 1995年8月日本証券業協会に株式を店頭登録
  • 1997年6月愛知県尾張旭市に本社を移転
  • 1998年12月上場東京証券取引所及び名古屋証券取引所市場第二部に株式を新規上場
  • 1998年12月イギリスに販売子会社 Maruwa Europe Ltd.を設立
  • 1999年2月アメリカに販売子会社 Maruwa America Corp.を設立
  • 1999年8月商号変更商号を株式会社MARUWAに変更

2000年代

  • 2000年3月東京証券取引所及び名古屋証券取引所市場第一部銘柄に指定
  • 2000年12月上場ロンドン証券取引所及びシンガポール証券取引所に上場
  • 2003年3月中国に販売子会社 Maruwa (Shanghai) Trading Co., Ltd.を設立
  • 2005年4月創業株式会社MARUWA SHOMEIを設立し、LED高輝度照明業界に進出

2010年代

  • 2012年12月ヤマギワ株式会社の全株式を取得

2020年代

  • 2022年4月M&A株式会社MARUWA CERAMICと株式会社MARUWA QUARTZを株式会社MARUWAに吸収合併 東京証券取引所及び名古屋証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に、名古屋証券取引所の市場第一部からプレミア市場に移行 愛知県瀬戸市幡中町に瀬戸工場を新設

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高営業利益率指標として重視、具体的数値目標の明記なし

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    差別化製品の開発

    セラミック材料技術を活かし、数年先を見据えた高付加価値製品の開発を進め、価格面での優位性を維持する。

  2. 02

    選択と集中による事業拡大

    脱炭素に適合した新エネルギー車市場、光通信市場、半導体関連市場など成長市場へ経営資源を集中する。

  3. 03

    グローバルな組織強化

    グループの販売・生産技術を融合し、ダイバーシティ推進や人材育成に注力してグローバルな組織体制を強化する。

  4. 04

    危機管理体制の強化

    ウクライナ・中東情勢、自然災害など多様なリスクに対応する強固な危機管理体制を構築する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,322人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は884万円で、9期前と比べて+14.3%平均年齢は42.0歳、平均勤続年数は10.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,709
2018年3月1,815
2019年3月77341.914.81,867
2020年3月78141.113.31,580
2021年3月79641.513.21,380
2022年3月81241.513.21,297
2023年3月84141.213.41,309
2024年3月85443.412.11,380
2025年3月88843.811.41,3322,020
2026年3月88442.010.71,3221,891

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率5.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率75.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)60.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社11(国内 4 / 海外 7、うち連結子会社 10) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
土岐工場 — 岐阜県土岐市147億円
セラミック部品事業
瀬戸工場 — 愛知県瀬戸市6,233百万円
セラミック部品事業
三春工場 — 福島県三春町5,906百万円
セラミック部品事業
セラミック 部品事業 — マレーシア マラッカ州3,550百万円
直江津工場 — 新潟県上越市2,060百万円
セラミック部品事業
その他1,988百万円
全社及びセラミック部品事業
R&Dセンター1,317百万円
セラミック部品事業
東京支店 — 東京都港区1,199百万円
セラミック部品事業
春日山工場 — 新潟県上越市1,168百万円
セラミック部品事業
MARUWA名駅ビル YAMAGIWA名古屋ショールーム YAMAGIWA中部支店 — 名古屋市中村区907百万円
ほか4件の開示あり
主な関係会社
  • 海外
    Maruwa(Malaysia) Sdn. Bhd. (注)2,3,4
    マレーシア マラッカ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Maruwa Europe Ltd.
    英国 ケント州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    MARUWA Electronics (Taiwan)Co., Ltd.
    台湾 桃園市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Maruwa America Corp.
    米国 カリフォルニア州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Maruwa Korea Co., Ltd.
    韓国 安養市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Maruwa (Shanghai) Trading Co., Ltd.
    中国 上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社MARUWA SHOMEI
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Maruwa Electronic (India)Pvt. Ltd. (注)3
    インド チェンナイ市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社YAMAGIWA
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    その他1社
    - · 連結子会社
  • 国内
    株式会社神戸アート
    愛知県 尾張旭市 · その他の関係会社
    議決権29.5%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は745億円営業利益250億円前期と比べると増収減益で、売上が+3.8%、利益が-7.1%。

売上高
+3.8%
745億円
営業利益
-7.1%
250億円
純利益
-5.2%
182億円
営業利益率
33.6%
前期比 -3.9%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高933億円745億円
営業利益337億円250億円
純利益182億円
1株あたり配当¥110¥110

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は193億円、営業利益は63億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+52.0%、営業利益は+80.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q14231
2024年1Q1273527.628
2024年2Q1545133.140
2024年3Q1695834.338
2024年4Q16646
2025年2Q34812836.884
2025年4Q37014138.1108
2026年2Q33110832.674
2026年4Q41414234.3108
2027年1Q1936332.645

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は244億円から745億円へ3.1倍に増えた。直近期の営業利益率は33.6%。売上は6期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月2443120
2014年3月3353626
2015年3月328289
2016年3月3063723
2017年3月3225029
2018年3月3858955
2019年3月4129968
2020年3月4129559
2021年3月41410369
株式会社MARUWA CERAMICと株式会社MARUWA QUARTZを株式会社MARUWAに吸収合併 東京証券取引所及び名古屋証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に、名古屋証券取引所の市場第一部からプレミア市場に移行 愛知県瀬戸市幡中町に瀬戸工場を新設
2022年3月543192134
2023年3月588212150
2024年3月616211152
2025年3月71826927037.5192
2026年3月74525026333.6182

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高745億円のうち、営業利益として残るのは250億円33.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は182億円、売上の24.4%にあたる。営業利益率は業種中央値8.0%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金47.4%353億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金19.1%142億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益33.6%250億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
52.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+25.5pt
33.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+17.6pt
24.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+5.9pt
13.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
11.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
18.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが169億円、投資CFが−218億円で、差し引きのフリーCFは−49億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は670億円で、売上の10.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月41−34−97100
2014年3月41−19222125
2015年3月37−19−918137
2016年3月42−17−1425145
2017年3月53−12−741178
2018年3月75−29−746218
2019年3月70−57−713224
2020年3月107−531454291
2021年3月107−54−853339
2022年3月148−35−11113444
2023年3月156−88−1968496
2024年3月172−108−1464550
2025年3月254−77−15177716
2026年3月169−218−12−49670

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,627億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,473億円で、自己資本比率は90.5%(業種中央値64.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月4563718581.4
2014年3月4964009680.7
2015年3月4944108482.9
2016年3月4854176885.9
2017年3月5064337385.6
2018年3月5854909583.8
2019年3月6465509685.0
2020年3月70759511284.1
2021年3月78166311885.0
2022年3月95979716283.1
2023年3月1,08094213887.2
2024年3月1,2251,09213389.1
2025年3月1,4231,27914489.9
2026年3月1,6271,47315490.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
672億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,227億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
23億円
在庫として抱えている分
負債合計
154億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

ガラス・土石製品 49社との比較

同じガラス・土石製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率49社中1位あたり、逆に低いのは売上成長率49社中26位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
13.2%/中央値 7.3%
P25 5.5%P75 9.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
33.6%/中央値 8.0%
P25 6.1%P75 12.2%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
90.5%/中央値 64.4%
P25 50.0%P75 73.1%
売上成長率前期からの売上の伸び
3.8%/中央値 4.1%
P25 -0.8%P75 8.9%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.2%/中央値 3.0%
P25 2.1%P75 3.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥50,720で、1年前と比べて+29.7%過去52週の値幅のなかでは30%の位置にある。

¥50,720-3.0%1ヶ月-11.3%1年+29.7%時価総額6,275億円
過去52週の値幅
安値¥35,980高値¥85,650

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)33.3倍
PBR4.13倍
配当利回り0.22%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

MARUWAは8月21日に54100円と前日比-1.99%と反落。直近1ヶ月では-7.43%と調整が続く。25日移動平均線(57021円)を約5.1%下回り、75日線(65395円)からも乖離。52週高値85650円からは約36.8%下落しており、戻り売り圧力が強い。一方、52週安値35980円からは約50%高く、長期トレンドはなお上昇基調。RSIは47.26と中立圏で、下値では買いも入りやすい。出来高は8月12日に18.1万株と増加したが、直近は10万株前後に減少し、様子見姿勢が窺える。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 22/100)

PERは35.64倍と業界平均15.86倍の2倍以上で、割高感が強い。PBRも4.41倍と平均1.35倍を大きく上回る。ROEは13.2%と良好だが、配当利回りは0.2%と極めて低く、株主還元が手薄。利益水準は安定しているものの、現在の株価は業績の伸びを過度に織り込んでいる可能性がある。両面を考慮すると、総合的な評価は割高と言える。

指標この会社業種平均
PER (実績)33.3倍15.7倍
PBR4.13倍1.34倍
ROE13.2%4.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、半導体市況の循環変動と成長市場への適応力。強気派は、5G・AI向け半導体需要の増加や、装置の微細化に伴う高精度部品の需要拡大を期待。また、営業利益率37.5%と高収益で、財務も堅調。一方、弱気派は、半導体業界の在庫調整や投資サイクルの一時的な減速、競合他社の追随による競争激化、さらに新興国経済の減速による需要減を懸念する。また、株価はPER約37倍と割高感がある。

プラスに働く材料7
  • 高収益体質

    営業利益率37.5%と極めて高く、競争力の強さを示す

  • 半導体需要成長

    AIや5G向け半導体の増産で、装置部品の需要拡大見込み

  • 技術優位性

    高精度なセラミックス技術は模倣困難で、粘着性が高い

  • 売上高745億円で過去最高を更新通年影響

    売上高は718億円から745億円へ27億円増加、3期連続増収

  • 営業利益率33.6%と高収益を維持通年影響

    営業利益250億円と減益だが、利益率33.6%は高水準

  • 外国人持株比率38.7%で資金流入期待継続影響

    外国人持株比率38.73%と高く、資金流入が続く

  • 株価上昇率22.4%と相対的に安定継続影響

    1年間の上昇は22.36%に留まり、他銘柄より過熱感が低い

マイナスに働く材料7
  • 半導体の循環不況

    半導体投資サイクルの変動で需要が急減するリスク

  • 競合登場の懸念

    他社が追随し、シェアと価格競争が激化する可能性

  • 割高な株価評価

    PER36.6倍と業界平均を上回り、成長鈍化で調整も

  • 営業利益269億円→250億円へ減益通年影響

    2026年3月期の営業利益は前期比7.1%減の250億円、利益率は37.5%から33.6%へ低下

  • 純利益も182億円へ減少決算発表後影響

    純利益は192億円から182億円へ10億円減、増益基調が中断

  • PER36.6倍とバリュエーション高継続影響

    実績PER36.63倍、PBR4.53倍で割高感、業績減速なら調整余地大

  • 配当利回り0.2%と株主還元の薄さ継続影響

    配当利回り0.20%と低く、利回り投資家の買いが入りにくい

次の決算で確かめる点
売上高成長率
半導体需要の変動を反映し、事業の拡大速度を示す
営業利益率
高い利益率が維持できるか、競争力の指標
半導体装置受注動向
顧客の投資意欲を示し、将来の売上を占う

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり110で、前期から+8.5%いまの株価に対する利回りは0.22%。増配か配当維持が9年続いている。

年間配当
¥110
1株あたり
配当利回り
0.22%
いまの株価に対して
配当性向
6.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
9年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月4043.3
2018年3月4410.024.2
2019年3月489.131.2
2020年3月528.37.6
2021年3月567.716.0
2022年3月7025.011.1
2023年3月7811.43.2
2024年3月8610.37.3
2025年3月949.37.0
2026年3月1028.56.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥110

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ1,803人。区分でいちばん多いのは外国法人38.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が52.3%を占め、残る47.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
外国法人26.825.426.330.932.938.7
事業法人29.829.929.930.030.230.1
金融機関32.333.634.230.026.422.3
個人・その他10.810.69.38.69.28.2
証券会社0.30.60.30.31.30.8
自己株式0.30.30.30.30.30.3
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01㈱神戸アート29.49
02日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)10.27
03STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部)8.90
04㈱日本カストディ銀行(信託口)8.87
05神戸誠2.42
06J.P. MORGAN BANK LUXEMBOURG S.A. 384513 (常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部)1.51
07GOLDMAN, SACHS & CO. REG (常任代理人 ゴールドマン・サックス証券㈱)1.15
08MSCO CUSTOMER SECURITIES (常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券㈱)1.14
09CGML PB CLIENT ACCOUNT / COLLATERAL (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.12
10野村信託銀行㈱(投信口)1.10

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近5
  • 2026-07-07
    キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー(Capital Research and Management Company)
    新規の大量保有報告
    5.74%
    -1.02pt
  • 2026-06-22
    アセットマネジメントOne株式会社
    新規の大量保有報告
    4.01%
    -0.76pt
  • 2026-06-05
    キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー(Capital Research and Management Company)
    新規の大量保有報告
    6.76%
    -0.35pt
  • 2026-06-04
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    0.20%
    -5.49pt
  • 2026-05-22
    キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー(Capital Research and Management Company)
    新規の大量保有報告
    7.11%
    -0.37pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+788%、1株純資産は14期で+296%。直近期のROEは13.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1663,0155.716.026.6
2014年3月2103,2406.719.223.5
2015年3月723,3202.239.830.9
2016年3月1853,3765.514.832.0
2017年3月2313,5076.717.243.3
2018年3月4483,96612.018.824.2
2019年3月5484,45213.09.531.2
2020年3月4784,82110.313.87.6
2021年3月5625,37811.020.216.0
2022年3月1,0826,45818.315.111.1
2023年3月1,2177,63717.315.13.2
2024年3月1,2338,85115.026.37.3
2025年3月1,55910,36116.219.47.0
2026年3月1,47211,93413.235.96.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額319百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
林春行取締役 会長(材料開発担当)643,050
神戸俊郎取締役 社長 CEO (代表取締役)4916,620
マニマラン・アントニ取締役 専務(生産改善担当)601,000
山口大介取締役 管理本部長(管理・IR担当)49
坂口美穂取締役(監査等委員)52
岡内彩取締役(監査等委員)45
久保雅男取締役(監査等委員)64
吉田富美香取締役(監査等委員)58

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)512419031463
社外取締役4551

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容710字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社の企業グループは、当社、子会社13社及びその他の関係会社1社により構成されており、半導体・車載・情報通信等セラミック部品及び照明機器等の製造販売を事業の内容としております。 ・セラミック部品事業 当社、子会社 Maruwa(Malaysia)Sdn. Bhd.は製造及び販売を行い、子会社MARUWA Electronics (Taiwan) Co., Ltd.、Maruwa Europe Ltd.、Maruwa America Corp.、Maruwa Korea Co.,Ltd.、Maruwa (Shanghai) Trading Co.,Ltd.、MARUWA Electronic (India) Pvt. Ltd.、Maruwa Electronics GmbH、Maruwa Electronics Israel Ltd.は販売を行っております。 主な品目は、高熱伝導基板、高強度基板、特殊セラミック基板、半導体装置用部品、車載用セラミック製品、医療用製品、水栓用製品、情報通信用製品、アンテナ用製品、ノイズ対策製品などであります。 ・照明機器事業 子会社 株式会社MARUWA SHOMEIは製造及び販売を行っており、株式会社YAMAGIWAは仕入商品の販売を行っております。 主な品目は、LED高輝度照明、LED光源モジュール、施設照明、住環境照明、デザイン照明、調光制御システム、照明空間デザイン・照明設計などであります。 ・その他の関係会社 その他の関係会社 株式会社神戸アートは、社会貢献を含め財団活動の支援を行っています。 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,418字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは「会社の発展、社員の幸福、株主の満足感、社会の豊盛は四位一体である」との企業理念のもと、グローバルな企業競争下で輝ける企業を目指します。100年に一度の変革期において技術革新を推し進め、品質を強化するとともに、ESG・SDGsを通して社会に貢献することで企業価値の向上を図ります。 (2)経営環境と中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、生成AIの技術革新や脱炭素社会の進展により飛躍が期待される市場に経営資源を集中させることで、中長期的な成長を目指します。セラミックの材料技術や特性を活かし時代に先行した研究開発・設備投資を行うとともに、品質を強化し、高付加価値な差別化製品を生産・販売することで飛躍的な成長を図ります。 セラミック部品事業においては、車載市場で脱炭素に適合した新エネルギー車市場が中長期的に拡大してまいります。当社グループの生産する高強度基板は、新エネルギー車の高温・高電圧下でも安定して機能する高品質で信頼性の高い基板となっており、さらなる需要拡大が見込まれます。情報通信市場では、次世代高速通信向けの需要が拡大しており、消費電力の効率化のニーズから電子部品の高性能化・小型化が予想されます。半導体市場では、半導体製造装置市場が中長期的に拡大する中で、当社グループの半導体装置用部品の需要が拡大する見通しです。当社グループは、セラミック材料の特性を活かし、将来を見据えた新製品の開発を推し進めてまいります。 照明機器事業においては、環境問題に対する意識や、光の質への要求が高まっております。当社グループにおいても、高輝度かつ小型化させたLEDを使用した高輝度照明や、上質な光を使用した照明機器などの需要が高まっております。これらの需要に応えるため、素材に強いMARUWAのセラミック材料技術や配光設計などの技術の融合による差別化製品の開発に取り組んでまいります。 (3)優先的に対処すべき課題 脱炭素に向けた各市場の急速な変革を踏まえ、当社グループは以下の課題に対処してまいります。 ①差別化製品の開発 当社の優れたセラミック技術を活かし、数年先を見据えた差別化製品の開発を進め、価格面での優位性を保ちます。 ②選択と集中による事業拡大 脱炭素に適合した新エネルギー車市場や光通信市場、半導体関連市場など、今後成長が期待される市場へ経営資源を集中させてまいります。 ③グローバルな組織強化 100年に一度の変革期において各市場の変化が加速する中、当社はグループの販売・生産技術を融合し、ダイバーシティの推進や人材育成に注力し、グローバルな組織体制を強化してまいります。 ④危機管理体制の強化 ウクライナ・中東情勢、自然災害など様々なリスクに対応しうる、強固な危機管理体制を構築してまいります。 (4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、本業による利益に関する売上高営業利益率を重要な指標と考えております。AIを取り入れ、差別 化戦略による高付加価値製品の開発や生産性向上、工程改善を通して、同指標の向上を図ります。
事業等のリスク1,279字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)国際情勢や経済状況等に関するリスク 当社グループは、日本及び世界各国に製造・販売拠点を置き、グローバルな事業展開を行っており、世界各国の経済情勢、市場環境、政策や規制の変更などにより、当社グループの経営成績及び財政状態が影響を受ける可能性があります。 (2)個別事業に関するリスク ①セラミック部品事業 脱炭素社会の進展とともに、新エネルギー車の急速な拡大や電子部品の多機能化・小型化、AIの普及やIoT分野の拡大により、当社グループが製品を供給する各市場は拡大していくものとみておりますが、一般的な景気の減速や消費の低迷により当社グループの経営成績及び財政状態が影響を受ける可能性があります。 ②照明機器事業 主要な製品は、トンネルや道路などで使用される公共照明や高輝度照明であります。自然災害や感染症などによ る工期遅延などにより、当社グループの経営成績及び財政状態が影響を受ける可能性があります。 (3)技術革新によるリスク 当社グループが参画する各市場は、脱炭素に向け市場の変革が加速しており、技術革新のスピードも早まってお ります。他社と比較して開発のスピードが遅れた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態が影響を受ける 可能性があります。 当社グループは、数年先の市場を見据え、時代に先行して新製品の開発及び設備投資を行うことで、技術革新に よるリスクに対応してまいります。 (4)法的リスク 当社グループは、積極的に新製品の開発を行っており、開発に際しては他社の知的所有権について充分に事前調 査を行い、権利侵害のリスクに対して備えておりますが、事前に予期し得なかった事態の発生などにより何らかの 法的責任を負う場合には、当社グループの経営成績及び財政状態が影響を受ける可能性があります。 (5)為替によるリスク 当社グループは、日本国内及びマレーシアにおいて生産を行い、世界各地で販売をしております。そのため、米 ドルをはじめ外貨建てでの売上計上及び決済が行われており、為替相場の変動により、当社グループの経営成績及 び財政状態が影響を受ける可能性があります。 (6)自然災害、感染症によるリスク 当社グループは、日本及びマレーシアに生産拠点を置き、販売拠点は世界各国に広がっています。これらの拠点 において、防火対策や、地震、洪水、台風などの自然災害に対する一定の施策を講じておりますが、想定を超える 規模の災害や感染症の拡大に伴い、事業活動の中断・遅延、運送の混乱、施設の損害、復旧費用の発生などによ り、当社グループの経営成績及び財政状態が影響を受ける可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)3,929字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における売上高は74,476百万円(前期比3.7%増)、営業利益は24,976百万円(前期比7.2%減)、経常利益は26,321百万円(前期比2.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は18,163百万円(前期比5.6%減)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 セラミック部品事業の売上高は63,797百万円(前期比2.1%増)、セグメント利益は24,573百万円(前期比9.3%減)となりました。 照明機器事業の売上高は10,679百万円(前期比14.1%増)、セグメント利益は2,141百万円(前期比49.0%増)となりました。 当連結会計年度末における総資産は、162,691百万円となり、前連結会計年度末と比較して14.3%増加しました。 負債は、15,428百万円となり、前連結会計年度末と比較して6.9%増加しました。 純資産は、147,262百万円となり、前連結会計年度末と比較して15.2%増加しました。 この結果、当連結会計年度末の自己資本比率は90.5%となり、前連結会計年度末に比べ0.6ポイント増加しました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ4,581百万円減少し、66,986百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。 営業活動によるキャッシュ・フローは16,933百万円の収入となり、前連結会計年度末と比較して8,418百万円の減少となりました。 投資活動によるキャッシュ・フローは21,757百万円の支出となり、前連結会計年度末と比較して14,074百万円の増加となりました。 財務活動によるキャッシュ・フローは1,216百万円の支出となり、前連結会計年度末と比較して296百万円の減少となりました。 ③生産及び受注の実績 a.生産実績 セグメントごとの生産実績は、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自  2025年4月1日 至  2026年3月31日)   前期比(%) セラミック部品事業(百万円)   62,434   99.7 照明機器事業(百万円)   2,801   101.2 合計(百万円)   65,235   99.7 (注)金額は販売価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。 b.受注実績及び受注残高 セグメントごとの受注実績及び受注残高は、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注実績   当連結会計年度 (自  2025年4月1日 至  2026年3月31日)   前期比(%)   受注残高   当連結会計年度 (自  2025年4月1日 至  2026年3月31日)   前期比(%) セラミック部品事業(百万円)   70,047   117.9   27,253   129.8 照明機器事業(百万円)   10,581   110.4   1,718   94.6 合計(百万円)   80,628   116.8   28,971   127.0 (注)金額は販売価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。 c.販売実績 セグメントごとの販売実績は、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自  2025年4月1日 至  2026年3月31日)   前期比(%) セラミック部品事業(百万円)   63,797   102.1 照明機器事業(百万円)   10,679   114.1 合計(百万円)   74,476   103.7 (注)金額は販売価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 ①経営成績 当連結会計年度は、各国の金融政策や、米国と各国間の関税の動向が意識されたほか、中東・ウクライナ情勢を始めとした地政学リスクが懸念される状況が継続しました。ハイテク市場においては、生成AI関連の幅広い分野での技術進化や投資の活発化が見られました。 そのような状況の中、当社グループでは、車載関連で市況が弱含み、半導体関連で下期に見込んでいた汎用メモリ向けの回復に期ずれが見られた一方、次世代高速通信関連が高水準に推移し業績に寄与し、売上高は前期比3.7%増の74,476百万円となりました。営業利益は前期比7.2%減の24,976百万円、経常利益は前期比2.6%減の26,321百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比5.6%減の18,163百万円となりました。 セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 セラミック部品事業においては、車載関連で市況が弱含み、半導体関連で下期に見込んでいた汎用メモリ向けの回復に期ずれが見られた一方、次世代高速通信関連が通期で高水準に推移したことに加え、第4四半期から次期モデルの立ち上げにより大幅な増産が開始されました。 以上の結果、売上高63,797百万円(前期比2.1%増)、セグメント利益24,573百万円(前期比9.3%減)となりました。 照明機器事業においては、2030年100%LED化の政府目標に向けたLED需要の増加やオフィス改修需要の高まりと、高付加価値のオフィス向け照明や公共のLED照明導入案件が好調に推移しました。また、高級新築マンション市場向けのハイエンド照明が活況に推移しました。 以上の結果、売上高10,679百万円(前期比14.1%増)、セグメント利益2,141百万円(前期比49.0%増)となりました。 ②財政状態 当連結会計年度末における流動資産は103,175百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,885百万円増加いたしました。これは主に原材料及び貯蔵品が増加したことによるものです。固定資産は59,515百万円となり、前連結会計年度末に比べ17,520百万円増加いたしました。これは主に建設仮勘定が増加したことによるものです。 これらの結果、総資産は162,691百万円となり、前連結会計年度末に比べ20,405百万円増加いたしました。 ③キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べ8,418百万円減少し、16,933百万円の収入となりました。これは主に、売上債権及び棚卸資産が増加したことによるものであります。投資活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べ14,074百万円増加し、21,757百万円の支出となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出が増加したことによるものであります。財務活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べ296百万円減少し、1,216百万円の支出となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出が減少したことによるものであります。 その結果、当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ4,581百万円減少し、66,986百万円となりました。 当社グループの主な資金需要は、成長分野への設備投資や研究開発投資、配当支払、事業運営の運転資金となっております。脱炭素社会が進展する中、新エネルギー車・5G・半導体などの市場で、市場が拡大され、技術革新による市場の変化が加速しております。当社グループは、数年先を見据えた設備投資や研究開発投資を引き続き行ってまいります。 資金の調達は、主に自己資金から行っております。 ④重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。 重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しておりますが、以下の事項は、当社グループの連結財務諸表の作成において会計上の見積りに影響を及ぼすと考えております。 (セラミック部品事業における棚卸資産の評価) 当社グループは、棚卸資産について収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により評価しており、取得原価と連結会計年度末における正味売却価額のいずれか低い方の金額で評価しております。また、営業循環過程から外れた滞留在庫については、収益性の低下の事実を反映するため帳簿価額を処分見込価額まで切下げております。 営業循環過程から外れた滞留在庫の識別は、棚卸資産の滞留又は処分の実績、製品のライフサイクル等を総合的に勘案して判断しております。 そのため、市場の動向、電子部品メーカーの需要予測の変化などを要因として保有する棚卸資産が過剰となった場合には、滞留在庫の対象とすべき棚卸資産が増加する可能性があり、棚卸資産の評価に影響する可能性があります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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