概要
1953年に京都市で創業した堀場製作所は、自動車の排ガス分析装置で世界シェア首位を占める精密計測機器メーカーである。半導体製造工程向けのマスフローコントローラーや膜厚測定装置、血液検査装置など、分析技術を核に幅広い産業向け製品を展開する。2025年12月期の連結売上高は3331億円、従業員数は9101人。海外売上高比率は約6割に達し、47カ国・地域に拠点を持つグローバル企業である。
三つの注力分野で構成する事業ポートフォリオ
堀場製作所は2024年より報告セグメントを従来の5区分から「エネルギー・環境」「バイオ・ヘルスケア」「先端材料・半導体」の3フィールドに再編した。エネルギー・環境分野は自動車排ガス測定装置や燃料電池試験装置など、カーボンニュートラル関連製品が主体で、2025年12月期の売上高は1344億円と全体の40.4%を占める。バイオ・ヘルスケア分野は血球計数装置や免疫測定装置などの臨床検査機器を提供し、売上高は421億円(12.7%)だが営業損失8.9億円と課題を抱える。先端材料・半導体分野はマスフローコントローラーや半導体異物検査装置が主力で、売上高1565億円(47.0%)と最大セグメントであり、営業利益445億円と高い収益性を示す。
自動車排ガス測定で世界首位のエネルギー・環境分野
エネルギー・環境分野は、自動車のエンジン排ガス測定装置で世界シェア首位を誇る。製品群はエンジンテストシステムや車載型排ガス測定装置(PEMS)、燃料電池試験装置、バッテリー試験装置など多岐にわたる。2025年12月期の売上高は前期比5.5%増の1344億円、営業利益は94億円と倍増した。欧州と米州でハイブリッド車開発向けの燃焼計測需要が増加したことが主因である。また、煙道排ガス分析装置や水質計測装置などの環境監視用機器も手掛け、大気汚染防止法に対応するソリューションを提供する。
営業損失を計上するバイオ・ヘルスケア分野の現状
バイオ・ヘルスケア分野は、病院や検査機関向けに血球計数装置、免疫測定装置、生化学用検査装置などを供給する。2025年12月期の売上高は421億円と前期比5.0%増収だが、競争環境の激化やライフサイエンス領域への投資継続により8.9億円の営業損失(前期も8.9億円の損失)となった。同分野ではPOCT(ポイントオブケア検査)やバイオ医薬品の開発・生産プロセス最適化に注力しており、2028年には売上高570億円、営業利益率10%を目標とする。フランスのホリバABX社などが主要な製造・販売拠点である。
半導体需要に支えられる先端材料・半導体分野
先端材料・半導体分野は、半導体製造装置向けのマスフローコントローラー(MFC)や薬液濃度モニター、半導体異物検査装置などを中心に事業を展開する。2025年12月期の売上高は1565億円と前期比4.5%増、営業利益は445億円とわずかに減益だが、利益率は28.4%と高い。生成AI向け先端半導体の需要がアジアを中心に牽引した。同分野は2028年に売上高2350億円、営業利益585億円(利益率25%)を目標としており、全方位での顧客サポートを掲げる。主要子会社に株式会社堀場エステックやホリバ・フランス社がある。
世界47社で構成するグローバルなグループ体制
堀場製作所は2025年12月現在、当社と連結子会社46社、非連結子会社1社の計47社で構成される。本社は京都市南区に置き、主要な海外子会社としてドイツのホリバ・ヨーロッパ社、アメリカのホリバ・インスツルメンツ社、フランスのホリバABX社、中国の堀場(中国)貿易有限公司、韓国のホリバ・コリア社などがある。地域別では日本、アジア、欧州、米州の4地域に分かれ、各ファンクション(開発・サービス・生産・ディストリビューション)のグローバル最適化を推進する。海外売上高比率は約6割に達し、真のグローバルカンパニーを目指している。
業界の中での役割は分析・計測機器メーカーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2025/12期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 先端材料・半導体 | 1,565億円 | 47.0% | 445億円 | 28.4% |
| エネルギー・環境 | 1,344億円 | 40.3% | 94億円 | 7.0% |
| バイオ・ヘルスケア | 422億円 | 12.7% | -9億円 | -2.1% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01エネルギー・環境主力
自動車の排ガス測定装置をはじめ、エンジンテストシステムや燃料電池試験装置を提供。また、煙道排ガス分析装置、水質計測装置など環境監視用分析機器も手掛ける。自動車排ガス計測では世界トップシェア。
- エンジン排ガス測定装置世界シェア首位
- 自動車エンジンから排出されるガス成分(CO、NOx、HCなど)を分析する装置。環境規制対応に必須。
- 車載型排ガス測定装置(PEMS)
- 実際の走行中に排ガスを測定する可搬型装置。実路走行試験に使用。
- 燃料電池試験装置
- 燃料電池の性能評価や耐久試験を行う装置。水素社会の研究開発に貢献。
- 煙道排ガス分析装置
- 工場煙突などからの排ガスを連続監視する装置。大気汚染防止法に対応。
- 水質計測装置
- 河川・湖沼・工場排水などの水質(pH、CODなど)を測定する装置。環境モニタリングに使用。
02バイオ・ヘルスケア主力
病院や検査機関向けに血球計数装置、免疫測定装置、生化学用検査装置など臨床検査機器を提供。血液検査の自動化・迅速化に貢献。また、粒子径分布測定装置など研究用分析機器も供給。
- 血球計数装置
- 血液中の赤血球・白血球・血小板などを自動で計数する装置。病院の検体検査に必須。
- 免疫測定装置
- 血液中の特定タンパク質やホルモンを測定する装置。感染症やがんマーカー検査に使用。
- 生化学用検査装置
- 血糖値やコレステロール値など血液中の化学成分を測定する装置。健康診断などで広く使用。
- 粒子径分布測定装置
- 粉体やエマルションの粒子サイズを測定する装置。製薬・化粧品・食品の品質管理に使用。
03先端材料・半導体準主力
半導体製造装置向けにマスフローコントローラーや薬液濃度モニター、半導体異物検査装置を供給。また、材料分析用の蛍光X線分析装置や元素分析装置、ラマン分光分析装置なども提供し、研究開発・品質管理を支援。
- マスフローコントローラー(MFC)
- 半導体製造工程でガス流量を精密に制御する装置。成膜やエッチング工程に不可欠。
- 薬液濃度モニター
- 半導体洗浄液などの薬液濃度をリアルタイムで監視する装置。歩留まり向上に貢献。
- 半導体異物検査装置
- ウェーハ上の微細な異物を検出する装置。品質管理に使用。
- 蛍光X線分析装置(XRF)
- 材料にX線を照射し、元素組成を分析する装置。金属・プラスチックなどの材質分析に使用。
- ラマン分光分析装置
- レーザー光を用いて分子構造を分析する装置。医薬品・半導体・材料研究に使用。
製品と技術
エンジン排ガス測定装置と車載型PEMS
堀場製作所の根幹製品であるエンジン排ガス測定装置は、自動車から排出される一酸化炭素(CO)、窒素酸化物(NOx)、炭化水素(HC)などのガス成分を高精度に分析する装置である。世界各国の環境規制に対応するために必須の装置で、同社は世界シェア首位を占める。また、車載型排ガス測定装置(PEMS)は実際の走行中に排ガスを測定できる可搬型システムで、実路走行試験(RDE)に使用される。これらの製品は、エンジンテストシステムやドライブラインテストシステムと組み合わせてトータルソリューションとして提供される。
半導体製造プロセスを支えるマスフローコントローラー
マスフローコントローラー(MFC)は、半導体製造工程で成膜やエッチングに使われるガスの流量を精密に制御する装置である。堀場製作所のMFCは、シリコンウェーハ上の薄膜形成やクリーニング工程で高い再現性を実現し、半導体デバイスの品質向上に貢献する。同社は薬液濃度モニターも手掛けており、半導体洗浄液の濃度をリアルタイムで監視することで歩留まり向上を支援する。これらの製品は先端材料・半導体フィールドの中核をなし、2025年12月期の同事業売上高1565億円の多くを占める。
医療現場の自動化を実現する血球計数装置と免疫測定装置
バイオ・ヘルスケア分野の主力製品である血球計数装置は、血液中の赤血球、白血球、血小板を自動で計数し、血液疾患の診断に不可欠なデータを提供する。堀場製作所(ホリバABX)の製品は、病院の検体検査室で広く使用されている。また、免疫測定装置は血液中の特定タンパク質やホルモンを測定し、感染症やがんマーカー検査に用いられる。これらの装置は操作が簡便で処理速度が速く、臨床現場の負担軽減に寄与している。2025年12月期の同事業は売上高421億円だが営業損失であり、競争激化への対応が課題である。
材料分析の多様な要求に応える蛍光X線分析装置とラマン分光分析装置
蛍光X線分析装置(XRF)は、試料にX線を照射して発生する蛍光X線のエネルギーから元素組成を分析する装置であり、金属、プラスチック、セラミックスなど幅広い材料の品質管理や材料開発に使用される。堀場製作所は卓上型から大型まで多機種をラインアップする。ラマン分光分析装置はレーザー光を用いて分子の振動情報を取得し、物質の同定や結晶性評価を行う。医薬品の原薬確認や半導体のストレス評価など、研究開発から製造現場まで用途は多岐にわたる。両製品とも先端材料・半導体分野とエネルギー・環境分野で販売されている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
電気機器のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 世界シェア首位エンジン排ガス測定装置世界シェアトップエネルギー・環境
有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
分析機器で世界ニッチトップ、高収益体質を確立
堀場製作所は、自動車排ガス測定装置や半導体製造装置向け分析機器など、世界市場で高いシェアを持つニッチトップ企業である。売上高は約3千億円規模で、営業利益率は15%超と非常に高収益な体質を誇る。同業他社にはイビデンや日清紡などがあるが、分析機器分野での特化度は高く、競争優位性が明確である。特に、環境規制の強化や半導体の高機能化に伴い、需要は堅調に推移している。一方で、特定市場への依存度が高く、市場規模が小さいことから成長の天井が懸念される。また、研究開発費や人件費の増加でコスト圧力が高まる可能性もある。
強み
- 排ガス測定や半導体向け分析で世界トップクラスのシェアを持ち、強固な地位。
- 営業利益率15%超と機械セクターでも極めて高い水準を維持し、財務基盤が強固。
- 常に最先端の測定技術を開発し、特許やノウハウで競合を寄せ付けない。
- 世界各地に販売・サポート拠点を持ち、海外売上比率が高く成長市場を開拓。
課題
- ニッチ市場のため成長余地が限定的で、新規分野への展開が不可欠。
- 半導体や自動車業界の景気変動で需要が大きく変動し、業績が影響を受けやすい。
- 研究開発や人件費が増加傾向にあり、高い収益率を維持するのが困難に。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
工作機械・FAの時価総額近傍。太字が堀場製作所
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 6448ブラザー工業 | 1.3兆円 | 19.7倍 |
| 2 | 6841横河電機 | 1.2兆円 | 21.3倍 |
| 3 | 6724セイコーエプソン | 1.2兆円 | 56.7倍 |
| 4 | 6506安川電機 | 1.2兆円 | 32.9倍 |
| 5 | 7701島津製作所 | 1.2兆円 | 18.8倍 |
| 6 | 6856堀場製作所 | 9,517億円 | 22.1倍 |
| 7 | 6845アズビル | 7,891億円 | 19.3倍 |
| 8 | 6113アマダ | 7,789億円 | 24.8倍 |
| 9 | 6481THK | 7,450億円 | 28.7倍 |
| 10 | 6473ジェイテクト | 6,834億円 | 57.0倍 |
| 11 | 6302住友重機械工業 | 6,759億円 | 16.2倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(工作機械・FA)に従っています。
会社の歴史
沿革 32件
資本金100万円で京都に創業した1953年
堀場製作所は1953年1月、資本金100万円で京都市中京区に設立された。創業者は堀場雅夫で、当初は理化学機器の製造販売を行っていた。1957年11月には京都市南区に吉祥院工場(現本社工場)を開設し、生産体制を強化。1959年11月には株式会社日立製作所と業務及び技術提携を結び、分析計測技術の蓄積を加速させた。1965年9月に本社を現在地の京都市南区に移転し、同年11月には自動車排ガス測定装置の販売を開始。これが後の同社の主力事業の原点となる。
上場と海外拠点設立で飛躍した1970年代
1970年3月、株式額面変更のために株式会社堀場製作所(旧日本藺製品株式会社)と合併。1971年3月には大阪証券取引所市場第二部と京都証券取引所に株式を上場し、同年9月には日製産業株式会社と販売提携を結んだ。海外展開では、1972年6月にドイツにホリバGmbH(現ホリバ・ヨーロッパ社)を設立。1973年4月にはアメリカにホリバ・インスツルメンツ社を設立し、1977年10月にはイギリスに現地法人を設立した。1974年3月には東京証券取引所市場第二部にも上場。1982年9月には東京・大阪両証券取引所の市場第一部銘柄に指定され、国内での地位を確立した。
買収で医用・科学分野を拡大した1990年代後半
1996年2月に中国北京事務所を開設し、同年6月にはフランスのABX社(現ホリバABX社)を買収。これにより血液検査装置などの医用機器事業に本格参入した。1997年6月にシンガポール、同年9月にはフランスのインスツルメンツ社(現ホリバ・フランス社)を買収。1998年8月には愛宕物産株式会社(後に株式会社堀場ジョバンイボン)を買収し、科学分析機器のラインアップを強化した。2000年には株式会社堀場テクノサービスと株式会社バイオ・アプライド・システムズを設立し、サービス・バイオ分野の体制を整えた。
自動車テストシステム事業を拡充した2005年
2005年9月、堀場製作所は欧州と米国で自動車テストシステム事業を手掛けるSchenck Pegasus社を買収。ドイツのホリバ・ヨーロッパ社がSchenck Pegasus GmbHを、米国のホリバ・インターナショナル社がSchenck Pegasus Corporationをそれぞれ買収し、ホリバ・オートモーティブ・テストシステムズ社と改称した。同時に韓国のSchenck Korea Ltd.とシェンク東京衡機株式会社も買収し、エンジンテストシステムやドライブラインテストシステムのグローバルな供給体制を確立。この買収により、自動車関連事業の売上高は大きく拡大した。
3フィールド体制への移行と新中長期計画の策定
2024年2月、堀場製作所は中長期経営計画「MLMAP2028」を公表し、従来の5セグメントを「エネルギー・環境」「バイオ・ヘルスケア」「先端材料・半導体」の3フィールドに再編した。スローガンに「MAXIMIZE VALUE」を掲げ、2028年に連結売上高4500億円、営業利益800億円、ROE12%以上を目標とする。2025年12月期の売上高は3331億円、営業利益530億円と順調に推移しており、各フィールドで社会課題解決型の事業戦略を推進している。
2025年12月期の業績と財務状況
2025年12月期の連結売上高は3331億円(前期比5.0%増)、営業利益530億円(同9.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益371億円(同10.4%増)と増収増益を達成した。セグメント別ではエネルギー・環境が1344億円(同5.5%増)、バイオ・ヘルスケアが421億円(同5.0%増)、先端材料・半導体が1565億円(同4.5%増)。総資産は5182億円、自己資本比率は67.3%。キャッシュ・フローは営業活動で543億円のプラス、投資活動で249億円のマイナス、財務活動で119億円のマイナスとなった。
年表32件を開く
1950年代
- 1953年1月創業資本金100万円で株式会社堀場製作所を設立し、本社を京都市中京区に置く。
- 1957年11月吉祥院工場(現本社工場、京都市南区)を開設。
- 1959年11月株式会社日立製作所と業務及び技術提携。
1960年代
- 1965年9月本社を京都市南区(現在地)に移転。
- 1965年11月自動車排ガス測定装置販売開始。
1970年代
- 1970年3月M&A株式額面を50円に変更するために、株式会社堀場製作所(旧日本藺製品株式会社)と合併。
- 1971年3月上場大阪証券取引所市場第二部、京都証券取引所に株式を上場。
- 1971年9月日製産業株式会社と販売提携。
- 1972年6月創業欧州事務所(ドイツ)を発展的に閉鎖し、現地法人ホリバGmbH(現 ホリバ・ヨーロッパ社)(ドイツ)を設立。
- 1973年4月創業アメリカに現地法人ホリバ・インスツルメンツ社(アメリカ)を設立。
- 1974年3月東京支店(東京都千代田区)を開設。
- 1974年3月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場。
- 1977年10月創業イギリスに現地法人ホリバ・インスツルメンツ社(現 ホリバ・UK社)(イギリス)を設立。
1980年代
- 1982年9月東京、大阪両証券取引所市場第一部銘柄に指定。
- 1984年9月結晶工場(京都市南区)を新設し、光学結晶の量産体制を確立。
- 1987年4月東京セールスオフィスを開設し、東京支店の営業機能を移管。
- 1988年4月大阪、名古屋に各セールスオフィスを開設。
- 1988年12月創業韓国に現地法人ホリバ・コリア社(韓国)を設立。
1990年代
- 1994年8月東京支店、東京セールスオフィスを集約移転。
- 1996年2月中国に北京事務所を開設。
- 1996年6月M&AフランスのABX社(現 ホリバABX社)(フランス)を買収。
- 1997年6月創業シンガポールにホリバ・インスツルメンツ社(シンガポール)を設立。
- 1997年9月M&Aフランスのインスツルメンツ社(現 ホリバ・フランス社)(フランス)を買収。
- 1998年8月M&A愛宕物産株式会社(株式会社堀場ジョバンイボン)を買収。
2000年代
- 2000年3月創業株式会社堀場テクノサービスを設立。
- 2000年6月創業株式会社バイオ・アプライド・システムズ(株式会社ホリバ・バイオテクノロジー)を設立。
- 2002年8月創業厚利巴儀器(上海)有限公司(現 堀場儀器(上海)有限公司)(中国)を設立。
- 2003年3月M&A株式会社堀場ジョバンイボン社を統合。
- 2003年8月M&AABXインターナショナル社(現 ホリバABX社)(フランス)が、BioPep社(フランス)を買収。
- 2003年8月M&Aジョバンイボン社(現 ホリバ・インスツルメンツ社)(アメリカ)が、ジョバンイボンIBH社(現 ホリバ・ジョバンイボンIBH社)(イギリス)を買収。
- 2004年8月創業厚利巴貿易(上海)有限公司(現 堀場(中国)貿易有限公司)(中国)を設立。
- 2005年9月M&Aホリバ・ヨーロッパ社(ドイツ)が、Schenck Pegasus GmbH(ホリバ・オートモーティブ・テストシステムズ社)(ドイツ)を買収。ホリバ・インターナショナル社(アメリカ)が、Schenck Pegasus Corporation(ホリバ・オートモーティブ・テストシステムズ社)(アメリカ)を買収。ホリバ・インスツルメンツ社(アメリカ)が、ホリバTCA社(ブラジル)に出資。 Schenck Korea Ltd.(ホリバ・オートモーティブ・テストシステムズ社)(韓国)を買収。シェンク東京衡機株式会社を買収。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。
- 連結売上高2028年まで4,500億円
- 営業利益2028年まで800億円
- ROE2028年まで12%以上
- CO2排出量削減率(Scope 1,2)2033年まで42%削減(2023年比)
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
3つの注力分野の事業戦略
エネルギー・環境(売上高1,580億円、営業利益率10%)、バイオ・ヘルスケア(売上高570億円、営業利益率10%)、先端材料・半導体(売上高2,350億円、営業利益率25%)の3分野で、コア技術や顧客ネットワークを組み合わせた独自ソリューションを創出し、社会課題を解決する。
- 02
グローバル経営基盤の強化
開発、サービス、生産、ディストリビューションの各機能でグローバル最適化を推進。技術と人財の結合、高品質サービスモデル確立、安定供給、流通チャネル構築に取り組む。
- 03
ホリバリアンの力を引き出す人財戦略
従業員一人ひとりが「おもしろおかしく」を実践し、「ほんまもん」を追求する舞台をグループ全体で創り上げ、多様な人財の能力を最大限に発揮させる。
- 04
ソーシャル・インパクトを生むサステナビリティ戦略
独自の手法で持続可能な社会実現に貢献。サプライチェーン全体での環境対応強化と社会貢献活動をグローバルレベルで推進する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で9,101人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は821万円で、9期前と比べて+25.0%。平均年齢は42.8歳、平均勤続年数は16.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年12月 | — | — | — | 7,149 | — |
| 2017年12月 | — | — | — | 7,399 | — |
| 2018年12月 | — | — | — | 7,943 | — |
| 2019年12月 | 657 | 40.2 | 13.6 | 8,288 | — |
| 2020年12月 | 599 | 40.7 | 13.6 | 8,269 | — |
| 2021年12月 | 620 | 41.2 | 14.9 | 8,205 | — |
| 2022年12月 | 656 | 42.0 | 15.7 | 8,432 | — |
| 2023年12月 | 692 | 42.4 | 15.9 | 8,665 | — |
| 2024年12月 | 764 | 42.6 | 15.9 | 8,955 | 539 |
| 2025年12月 | 821 | 42.8 | 16.0 | 9,101 | 582 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社46社(国内 16 / 海外 30、うち連結子会社 20) を有報から抽出しています。
- 国内ホリバ・アメリカス・ホールディング社(アメリカ)アメリカ/ カリフォルニア州 アーバイン市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ホリバ・インスツルメンツ社(アメリカ)アメリカ/ カリフォルニア州 アーバイン市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外ホリバ・カナダ社(カナダ)カナダ/ オンタリオ州 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外ホリバ・ブラジル社(ブラジル)ブラジル/ サンパウロ州 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ホリバ・ジョバンイボン IBH社(イギリス)イギリス/ グラスゴー市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外ホリバTCA社(ブラジル)ブラジル/ サンパウロ州 · 連結子会社議決権90.3%
- 国内ホリバ・UKファイナンス社(イギリス)イギリス/ ノーザンプトン市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ホリバMIRA社(イギリス)イギリス/ ナニートン市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内MIRAテクノロジーパーク社(イギリス)イギリス/ ナニートン市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ホリバMIRAサーティフィケーション社(イギリス)イギリス/ ナニートン市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内MIRAテクノロジーパークサービス社(イギリス)イギリス/ ナニートン市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ホリバMIRAスペイン社(スペイン)スペイン/ベラ市 · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社34社を開く
- ホリバ・テストオートメーション社(イギリス)イギリス/ ウースター市100%
- ホリバ・ヨーロッパ・ホールディング社(フランス)フランス/ パレゾー市100%
- ホリバ・UK社(イギリス)イギリス/ ノーザンプトン市100%
- ホリバ・ロシア社(ロシア)ロシア/モスクワ市100%
- ホリバ・ヨーロッパ社(ドイツ)ドイツ/ オーバーウルゼル市100%
- ホリバ・フューエルコン社(ドイツ)(注)9ドイツ/ バルレーベン市100%
- ホリバ・トカデロ社(ドイツ)ドイツ/ベルリン市100%
- ベキシマ社(ドイツ)ドイツ/ バルレーベン市100%
- ホリバ社(オーストリア)オーストリア/ トゥールン市100%
- ホリバABX社(フランス)フランス/ グラベル市100%
- ホリバABX社(ポーランド)ポーランド/ ワルシャワ市100%
- ホリバ・フランス社(フランス)フランス/ パレゾー市100%
- ホリバ・ジョバンイボン社(ドイツ)ドイツ/ オーバーウルゼル市100%
- ホリバ・イタリア社(イタリア)イタリア/ローマ市100%
- ホリバ・インスツルメンツ社(シンガポール)シンガポール100%
- ホリバ・インドネシア社(インドネシア)インドネシア/ タンゲラン市100%
- ホリバ・タイ・ホールディング社(タイ)タイ/バンコク市91%
- ホリバ・タイ社(タイ)タイ/バンコク市95%
- ホリバ・ベトナム社(ベトナム)ベトナム/ハノイ市100%
- ホリバ・マレーシア社(マレーシア)マレーシア/ クリム市100%
- ホリバ・インド社(インド)インド/ ニューデリー市100%
- ホリバ・コリア社(韓国)韓国/安養市100%
- 厚礼博(中国)投資有限公司(中国)中国/上海市100%
- MIRA(上海)有限公司(中国)中国/上海市100%
- 堀場儀器(上海)有限公司(中国)中国/上海市100%
- 堀場(中国)貿易有限公司(中国)中国/上海市100%
- 堀場科技(蘇州)有限公司(中国)(注)19中国/太倉市100%
- 株式会社堀場エステック京都市南区100%
- 堀場エステック・コリア社(韓国)韓国/龍仁市100%
- 厚礼博精密儀器(北京)有限公司(中国)中国/北京市100%
- ホリバ・台湾社(台湾)台湾/竹北市100%
- 株式会社 堀場アドバンスドテクノ京都市南区100%
- 堀場アドバンスドテクノ・フランス社(フランス)フランス/ モンボノ・サン・マルタン市100%
- 株式会社 堀場テクノサービス京都市南区100%
- JP株式会社堀場アドバンスドテクノ
- JP株式会社堀場テクノサービス
- JP株式会社堀場エステック
- GBHORIBA MIRA LIMITED
国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。
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出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は3,331億円、営業利益は530億円。前期と比べると増収増益で、売上が+4.9%、利益が+9.7%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 3,820億円 | 3,331億円 |
| 営業利益 | 700億円 | 530億円 |
| 純利益 | 500億円 | 371億円 |
| 1株あたり配当 | ¥790 | ¥790 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は1,799億円、営業利益は305億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+20.8%、営業利益は+39.3%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 659 | 105 | 15.9 | 136 |
| 2023年2Q | 652 | 73 | 11.2 | 54 |
| 2023年3Q | 696 | 107 | 15.4 | 80 |
| 2023年4Q | 899 | — | — | 133 |
| 2024年1Q | 703 | 100 | 14.2 | 70 |
| 2024年2Q | 724 | 86 | 11.9 | 61 |
| 2024年4Q | 1,747 | 297 | 17.0 | 205 |
| 2025年2Q | 1,489 | 219 | 14.7 | 159 |
| 2025年4Q | 1,842 | 311 | 16.9 | 212 |
| 2026年2Q | 1,799 | 305 | 17.0 | 218 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2012年12月期からの14期で、売上は1,176億円から3,331億円へ2.8倍に増えた。直近期の営業利益率は15.9%。売上は5期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 1,176 | — | 114 | — | 74 |
| 2013年12月 | 1,381 | — | 131 | — | 90 |
| 2014年12月 | 1,531 | — | 165 | — | 106 |
| 2015年12月 | 1,719 | — | 196 | — | 133 |
| 2016年12月 | 1,701 | — | 183 | — | 130 |
| 2017年12月 | 1,954 | — | 266 | — | 163 |
| 2018年12月 | 2,106 | — | 283 | — | 223 |
| 2019年12月 | 2,002 | — | 205 | — | 155 |
| 2020年12月 | 1,871 | — | 194 | — | 132 |
| 2021年12月 | 2,243 | — | 320 | — | 213 |
| 2022年12月 | 2,701 | — | 469 | — | 341 |
| 2023年12月 | 2,906 | — | 483 | — | 403 |
| 2024年12月 | 3,174 | 483 | 502 | 15.2 | 336 |
| 2025年12月 | 3,331 | 530 | 542 | 15.9 | 371 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高3,331億円のうち、営業利益として残るのは530億円で15.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は371億円、売上の11.1%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金56.0%1,867億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金28.0%933億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益15.9%530億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年12月期は営業CFが544億円、投資CFが−249億円で、差し引きのフリーCFは295億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は1,625億円で、売上の5.9ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 134 | −79 | −33 | 55 | 389 |
| 2013年12月 | 151 | −81 | 23 | 70 | 492 |
| 2014年12月 | 115 | −99 | −3 | 16 | 511 |
| 2015年12月 | 148 | −306 | 128 | −158 | 479 |
| 2016年12月 | 159 | −104 | −5 | 55 | 519 |
| 2017年12月 | 283 | −132 | −90 | 151 | 583 |
| 2018年12月 | 195 | −110 | −32 | 85 | 628 |
| 2019年12月 | 266 | −124 | 192 | 142 | 961 |
| 2020年12月 | 323 | −140 | 8 | 183 | 1,142 |
| 2021年12月 | 353 | −147 | −40 | 206 | 1,339 |
| 2022年12月 | 340 | −107 | −224 | 233 | 1,388 |
| 2023年12月 | 167 | −73 | −210 | 94 | 1,306 |
| 2024年12月 | 403 | −176 | −159 | 227 | 1,440 |
| 2025年12月 | 544 | −249 | −120 | 295 | 1,625 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年12月期の総資産は5,183億円。このうち返さなくてよい自己資本が3,486億円で、自己資本比率は67.1%(業種中央値61.0%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 1,538 | 995 | 543 | 64.5 |
| 2013年12月 | 1,893 | 1,145 | 748 | 60.3 |
| 2014年12月 | 2,073 | 1,243 | 830 | 59.8 |
| 2015年12月 | 2,321 | 1,272 | 1,049 | 54.6 |
| 2016年12月 | 2,397 | 1,332 | 1,065 | 55.4 |
| 2017年12月 | 2,659 | 1,509 | 1,150 | 56.5 |
| 2018年12月 | 2,774 | 1,620 | 1,154 | 58.2 |
| 2019年12月 | 3,151 | 1,716 | 1,435 | 54.3 |
| 2020年12月 | 3,281 | 1,787 | 1,494 | 54.3 |
| 2021年12月 | 3,716 | 2,045 | 1,671 | 54.8 |
| 2022年12月 | 4,167 | 2,409 | 1,758 | 57.6 |
| 2023年12月 | 4,490 | 2,837 | 1,653 | 63.0 |
| 2024年12月 | 4,816 | 3,147 | 1,669 | 65.2 |
| 2025年12月 | 5,183 | 3,486 | 1,696 | 67.1 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
電気機器 224社との比較
同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で224社中22位あたり、逆に低いのは配当利回りで224社中170位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥22,535で、1年前と比べて+111.9%。過去52週の値幅のなかでは61%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 22.1倍 |
| PER (会社予想) | 18.9倍 |
| PBR | 2.59倍 |
| 配当利回り | 3.51% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は25日移動平均線(25,577.8円)を3.5%下回り、75日線(25,992.41円)も割り込んでおり、短中期のトレンドは弱含みです。8月21日終値は23,295円で、52週高値30,100円から22.6%下落した水準にあります。7月17日には38万2,200株と出来高が膨らみ、直近は12万7,900株に減少しています。週足では7月中旬以降、高値を切り下げる展開で、調整局面が続いています。ただし、1年前からは約2.1倍に上昇しており、長期上昇トレンドの修正局面と捉えられます。RSIは36.79と売られすぎに近く、反発の可能性もあります。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 60/100)。
PERは22.9倍で業界平均30.9倍を下回り、PBRは2.7倍で平均2.6倍とほぼ同水準だ。ROEは11.2%と平均的な水準で、配当利回りは3.4%と平均2.3%を上回る。配当性向は75.9%と高く、株主還元は積極的だが、予想PERは19.6倍に改善見込み。総じて割安感はあるが、成長性は緩やか。割安だが配当は伸び悩む可能性。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 22.1倍 | 30.8倍 |
| PER (予想) | 18.9倍 | — |
| PBR | 2.59倍 | 2.58倍 |
| ROE | 11.2% | 5.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
半導体市場の成長と環境規制の強化が追い風となる一方、半導体市場の変動、特に中国向け需要の減速がリスク。強気派は、技術優位性とグローバル展開による成長を持続とみる。弱気派は、主要顧客の設備投資サイクルに左右され、中国市場の減速が業績を圧迫する可能性を懸念する。
- 技術優位性
排ガス分析や膜厚測定で高いシェア、独自技術が競争力。
- 半導体需要
半導体製造装置の需要拡大が牽引。
- 環境規制
環境規制強化が排ガス分析装置の需要を喚起。
- 2025年12月期営業利益530億円で最高益決算発表後影響中
営業利益は前期比47億円増の530億円、営業利益率15.91%
- 売上高3,331億円と過去最高通年影響中
売上高は前期比157億円増の3,331億円、増収基調が続く
- 来期予想PER21.6倍と実績29.15倍から大幅低下決算発表後影響中
予想PER21.6倍は実績29.15倍を大きく下回り、収益拡大を織り込む
- 配当利回り3.08%と良好通年影響弱
配当利回り3.08%は株主への現金還元が厚い
- 半導体サイクル
半導体市場の調整局面で設備投資が減速。
- 中国依存
中国向け売上比率が高く、減速の影響を強く受ける。
- 競争激化
アジア勢の技術向上で価格競争が発生。
- 株価1年で136.09%上昇し過熱感不定影響弱
1年間で約2.36倍に急騰、高値警戒感から調整リスク
- 純利益371億円は2023年12月期403億円を下回る通年影響中
2025年12月期純利益371億円は2023年12月期403億円を32億円下回る
- 実績PER29.15倍と割高水準通年影響中
実績PER29.15倍は予想PER21.6倍を上回り、業績下振れ時に調整が大きい
- ROE11.21%と資本効率に改善余地継続影響弱
ROE11.21%は15%に届かず、高PERの正当化には更なる改善が必要
- 半導体関連売上高
- 半導体市場の動向が業績に直結。
- 海外売上比率
- 地域リスク分散と為替影響を確認。
- 排ガス分析装置の受注
- 環境規制の動向と需要を測る。
- 研究開発費
- 技術競争力の維持に重要。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり790円で、前期から+66.7%。いまの株価に対する利回りは3.51%。増配か配当維持が1年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2016年12月 | 85 | — | 46.7 |
| 2017年12月 | 116 | 36.5 | 53.8 |
| 2018年12月 | 145 | 25.0 | 50.7 |
| 2019年12月 | 130 | −10.3 | 46.4 |
| 2020年12月 | 90 | −30.8 | 52.3 |
| 2021年12月 | 150 | 66.7 | 333.1 |
| 2022年12月 | 245 | 63.3 | 71.0 |
| 2023年12月 | 290 | 18.4 | 53.9 |
| 2024年12月 | 270 | −6.9 | 83.3 |
| 2025年12月 | 450 | 66.7 | 75.9 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥790
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ6,811人。区分でいちばん多いのは外国法人で41.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が35.8%を占め、残る64.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 外国法人 | 32.0 | 39.7 | 33.9 | 36.6 | 33.6 | 41.7 |
| 金融機関 | 39.8 | 33.3 | 35.8 | 35.8 | 35.2 | 29.3 |
| 個人・その他 | 18.9 | 18.3 | 19.6 | 18.0 | 19.3 | 18.1 |
| 事業法人 | 6.2 | 6.2 | 6.3 | 6.5 | 6.7 | 6.5 |
| 証券会社 | 3.1 | 2.4 | 4.3 | 2.9 | 5.2 | 4.3 |
| 自己株式 | 0.8 | 0.8 | 0.7 | 0.6 | 0.7 | 0.6 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.0 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 11.67 |
| 02 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 6.08 |
| 03 | STICHTING PENSIOENFONDS ZORG EN WELZIJN (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) | 2.95 |
| 04 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 2.81 |
| 05 | GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL(常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社) | 2.72 |
| 06 | 堀場 厚 | 2.60 |
| 07 | UBS AG LONDON A/C IPB SEGREGATED CLIENT ACCOUNT(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) | 2.10 |
| 08 | 堀場洛楽会投資部会 | 1.99 |
| 09 | 株式会社京都銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) | 1.96 |
| 10 | 堀場グループ従業員持株会 | 1.69 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-07-06ブラックロック・ジャパン株式会社新規の大量保有報告1.59%
- 2026-05-13オアシス マネジメント カンパニー リミテッド(Oasis Management Company Ltd.)新規の大量保有報告9.90%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+405%、1株純資産は14期で+253%。直近期のROEは11.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 175 | 2,346 | 7.8 | 14.2 | 37.5 |
| 2013年12月 | 213 | 2,700 | 8.4 | 16.9 | 48.9 |
| 2014年12月 | 250 | 2,929 | 8.9 | 16.0 | 38.5 |
| 2015年12月 | 315 | 3,012 | 10.7 | 15.4 | 35.1 |
| 2016年12月 | 308 | 3,149 | 10.0 | 17.6 | 46.7 |
| 2017年12月 | 386 | 3,565 | 11.5 | 17.6 | 53.8 |
| 2018年12月 | 529 | 3,826 | 14.3 | 8.5 | 50.7 |
| 2019年12月 | 367 | 4,053 | 9.3 | 20.0 | 46.4 |
| 2020年12月 | 313 | 4,217 | 7.6 | 19.4 | 52.3 |
| 2021年12月 | 505 | 4,827 | 11.2 | 13.4 | 333.1 |
| 2022年12月 | 807 | 5,685 | 15.4 | 7.1 | 71.0 |
| 2023年12月 | 954 | 6,695 | 15.4 | 11.6 | 53.9 |
| 2024年12月 | 799 | 7,485 | 11.3 | 11.4 | 83.3 |
| 2025年12月 | 884 | 8,286 | 11.2 | 18.1 | 75.9 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
14名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は14名。2025/12期の役員報酬は総額1,218百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約20倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 堀場厚 | 代表取締役 会長兼グループCEO | 78 | 1,097,072 |
| 齊藤壽一 | 代表取締役 副会長兼グループCOO | 68 | 28,333 |
| 足立正之 | 代表取締役 社長 | 63 | 24,528 |
| 小山浩史 | 常務取締役 グループCFO 財務法務本部長兼東京支店長 | 56 | 3,391 |
| George Gillespie | 取締役 | 63 | 9,124 |
| 堀場弾 | 取締役 | 46 | 646,131 |
| 外山晴之 | 取締役 | 67 | 608 |
| 松田文彦 | 取締役 | 65 | 976 |
| 田邉智子 | 取締役 | 54 | 1,479 |
| 本川仁 | 監査役(常勤) | 65 | 5,099 |
| 山田啓二 | 監査役 | 72 | 1,778 |
| 河本紗代子 | 監査役 | 49 | — |
残りの役員2名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 吉田和正 | — | 69 | 1,710 |
| 多鹿淳一 | — | 53 | 4,022 |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 7 | 214 | 118 | 1,153 | 165 |
| 社外取締役 | 5 | 47 | — | 47 | 9 |
| 監査役 | 1 | 18 | — | 18 | 18 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,185字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題4,256字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク6,012字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,254字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第89期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第88期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-23
- 半期報告書半期報告書-第88期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第87期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-31
- 半期報告書半期報告書-第87期(2024/01/01-2024/06/30)2024-08-09
- 四半期報告書四半期報告書-第87期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第86期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-25
- 四半期報告書四半期報告書-第86期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第86期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 四半期報告書四半期報告書-第86期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第85期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-27
- 四半期報告書四半期報告書-第85期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
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