概要
品川リフラ株式会社は、1875年に民間初の耐火煉瓦製造から創業した耐火物専業メーカーである。2025年10月に現社名へ変更。鉄鋼業界向け高炉・転炉用耐火物で国内首位のシェアを持ち、2026年3月期の連結売上高は1,777億円、従業員数は約9,000人。事業は耐火物、断熱材、先端機材、エンジニアリングの4セクターで構成され、全世界に生産・販売拠点を有する。
耐火物、断熱材、先端機材、エンジニアリングの4セクター
当社グループは耐火物、断熱材、先端機材、エンジニアリングの4セクターで事業を展開する。耐火物セクターは定形耐火物(れんが)や不定形耐火物を製造販売し、2026年3月期の売上高は1,109億円と全体の62%を占める。主要子会社に株式会社セラテクノ、Shinagawa Refractories Australasia、Gouda Refractories Group B.V.などがある。断熱材セクターは完全子会社のイソライト工業がセラミックファイバーや耐火断熱れんがを供給、売上高は177億円。先端機材セクターはファインセラミックス製品(高純度アルミナ、ジルコニア部品)や無機塗料・接着剤、半導体製造装置の組立・検査を手掛け、売上高41億円。エンジニアリングセクターは築炉工事や工業窯炉の設計・施工を提供し、2025年買収したブラジルのReframax Engenharia S.A.が加わり売上高458億円に拡大した。各セクターは連携してトータルソリューションを提供する。
国内鉄鋼向けに強みを持つが海外比率が上昇
国内鉄鋼業界向け耐火物でトップシェアを有するが、近年は海外売上比率が高まっている。2026年3月期の連結売上高1,777億円のうち、日本国内は約半分、残りを北米、欧州、アジア、南米が占める。海外子会社は30カ国以上に及び、オランダのGouda Refractories Group(欧州)、ブラジルのReframax Engenharia(南米)、インドネシアのPT Shinagawa Refractories Indonesia、中国の遼寧品川和豊冶金材料などが主要拠点である。特に連続鋳造用モールドフラックスは中国、米国、豪州などでグローバル販売を強化しており、2026年には米国Dynamix Casting Fluxesを子会社化した。国内粗鋼生産量が減少傾向(2025年度8,033万トン)にある中、海外事業の拡大が成長を支える。
M&Aと子会社化でグループ拡大を加速
品川リフラは2000年代以降、積極的なM&Aで事業を拡大してきた。2004年にイソライト工業を子会社化し断熱材事業に参入。2006年には米国FMP Inc.を買収しShinagawa Advanced Materials Americas Inc.に。2014年インドネシア、2019年インド(SG Shinagawa Refractories India)、2022年韓国とブラジル(SR do Brasil)に拠点を設立。2024年10月にはオランダのGouda Refractories Group B.V.を買収し欧州市場を強化。2025年5月にブラジルのReframax Engenharia S.A.の株式60%を取得、同年9月にイタリアのDanieliとの合弁会社Shinagawa Danieli Advanced Materials S.p.A.を設立、2026年3月に米国Dynamix Casting Fluxesの持分51%を取得した。グループ再編も進め、2022年に帝国窯業を吸収合併、2025年に品川ファインセラミックスを吸収合併。連結子会社は42社、関連会社6社にまで成長した。
安定した収益と財務基盤
売上高は2013年3月期の992億円から2026年3月期には1,777億円へと約1.8倍に成長。営業利益率は9%前後で推移し、2026年3月期の営業利益は136億円、経常利益159億円、親会社株主に帰属する当期純利益は260億円と過去最高を記録した。総資産は2,318億円、自己資本1,159億円、自己資本比率約50%と財務体質は健全。営業活動によるキャッシュ・フローは138億円の収入、投資活動では固定資産売却収入400億円がある一方、M&A支出もあり107億円の収入。財務活動では借入金返済などで260億円の支出。第6次中期経営計画(2024~2026年度)の最終年度として、セクター戦略の深化、生産基盤整備、グローバル展開加速、サステナビリティ推進を掲げている。
業界の中での役割は鉄鋼、セメント、ガラス、非鉄金属など高温プロセス産業向け耐火物のトップサプライヤー。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 耐火物 | 1,108億円 | 62.3% | — | — |
| エンジニ アリング | 457億円 | 25.7% | — | — |
| 断熱材 | 164億円 | 9.2% | — | — |
| 先端機材 | 41億円 | 2.3% | — | — |
| その他 | 8億円 | 0.4% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01鉄鋼・非鉄金属・セメント・ガラス等(耐火物)主力
高炉、転炉、電気炉、連続鋳造設備、加熱炉などに使用される定形耐火物(れんが)や不定形耐火物(キャスタブル、プラスチックなど)を供給。高温に耐え、溶融金属やスラグからの侵食を防ぐ。連続鋳造用モールドフラックス(モールドパウダー)も製造。
- 定形耐火物(れんが)
- あらかじめ成型・焼成された耐火れんが。高炉、転炉などのライニングに使用。
- 不定形耐火物
- 現場で施工可能な粉粒状の耐火材料。キャスタブル、プラスチック、ラミング材など。複雑形状の炉にも対応。
- 連続鋳造用モールドフラックス
- 連続鋳造時に鋳型内に添加する粉末または粒状フラックス。溶鋼の潤滑と保温、介在物吸収を促進。
02窯業・化学・その他高温プロセス(断熱材)準主力
イソライト工業を通じて、セラミックファイバー(耐火断熱材)、耐火断熱れんがなどを供給。工業窯の断熱・省エネルギーに貢献。
- セラミックファイバー
- アルミナ・シリカを主原料とする繊維状断熱材。軽量で断熱性に優れ、工業窯のライニングに使用。
- 耐火断熱れんが
- 断熱性の高い耐火れんが。熱損失低減に寄与。
03鉄鋼・セメント・焼却炉等(エンジニアリング)準主力
高炉、転炉、焼却炉などの築炉工事(耐火物の施工)、工業窯炉の設計・施工・メンテナンスを提供。耐火物の施工技術と連携し、トータルソリューションを提供。
04半導体・液晶・その他精密(先端機材)副次
ファインセラミックス製品(半導体製造装置用部品、液晶製造装置用部品など)や無機塗料・接着剤を供給。また、半導体製造装置の組立・検査も行う。
- ファインセラミックス製品
- 高純度アルミナ、ジルコニアなどを用いた精密部品。耐摩耗性、耐食性、絶縁性が要求される半導体・液晶製造装置に使用。
- 無機塗料・無機接着剤
- 耐熱性・耐候性に優れた無機系塗料や接着剤。高温環境での部品接合やコーティングに使用。
製品と技術
高炉・転炉用耐火物(定形・不定形)
主力製品は高炉、転炉、電気炉、連続鋳造設備、加熱炉などに使用される耐火物である。定形耐火物(れんが)はあらかじめ成型・焼成され、炉のライニングに用いられる。不定形耐火物は現場で施工可能な粉粒状材料で、キャスタブル、プラスチック、ラミング材などがあり、複雑形状の炉にも対応できる。品川リフラは国内鉄鋼向けでトップシェアを持ち、製品は高温に耐え溶融金属やスラグからの侵食を防ぐ。生産拠点は岡山工場、湯本工場など、海外ではオーストラリア、インドネシア、ブラジル、欧州にも展開。2026年3月期の耐火物セクター売上高は1,109億円。
連続鋳造用モールドフラックスと機能性耐火物
連続鋳造用モールドフラックス(モールドパウダー)は、鋳型内に添加する粉末または粒状フラックスで、溶鋼の潤滑と保温、介在物吸収を促進する高付加価値製品である。品川リフラは中国の遼寧品川和豊冶金材料、米国のDynamix Casting Fluxes、瀋陽品川冶金材料などで製造販売を展開。2026年からは中国で連続鋳造用機能性耐火物事業も開始した。これらの製品は鉄鋼の連続鋳造工程に不可欠であり、グローバル販売を強化している。モールドフラックスは鉄鋼各社の品質向上に寄与し、収益性の高い製品群である。
断熱材と先端機材(セラミックファイバー・ファインセラミックス)
断熱材セクターでは、イソライト工業がセラミックファイバー(アルミナ・シリカ繊維)や耐火断熱れんがを製造。軽量で断熱性に優れ、工業窯の省エネルギーに貢献する。2026年3月期の売上高は177億円。先端機材セクターでは、ファインセラミックス製品(高純度アルミナ、ジルコニア製精密部品)を半導体・液晶製造装置向けに供給。また無機塗料・無機接着剤も手掛ける。子会社コムイノベーションでは半導体製造装置の組立・検査も行う。2025年に米国Shinagawa Specialty Ceramics Americas LLCを設立し、耐摩耗性セラミックス事業を開始。売上高は41億円とまだ小規模だが、成長分野として期待される。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
ガラス・土石製品のなかでの位置
国内耐火材で中堅、海外比率低い
品川リフラは国内耐火材業界でAGCや日東紡績と競合する中堅メーカー。国内シェアは約10%と推測され、高炉向けを中心に安定した需要がある。直近売上高は横ばいだが、2026年3月期は1777億円と大幅増収予想。営業利益率は9.23%から7.65%に低下見込み。競合のAGCはガラス事業が主体で耐火材比率は低く、日東紡績はグラスウールが主力。当社は耐火材専業で鉄鋼向け依存度が高く、海外展開は限定的。原料価格変動の影響を受けやすいポジション。
強み
- 高炉・転炉向け耐火物で長年の実績を持ち、品質と信頼で顧客との関係を構築。
- 2026年3月期売上高1777億円と23%増収見込み、需要回復を捉える。
- 営業利益率7-9%を維持し、鉄鋼生産に連動した安定収益を確保。
- 国内耐火材市場でAGCや日東紡績に対し、専業ならではの深耕が可能。
課題
- 海外売上比率が低く、成長著しいアジア市場でのプレゼンス拡大が急務。
- 国内鉄鋼生産の減少傾向に収益が左右されやすく、需要変動リスクが高い。
- 耐火物原料の価格変動を価格転嫁しきれず、利益率を圧迫する可能性。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
金属・ガラスの時価総額近傍。太字が品川リフラ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3201日本毛織 | 1,457億円 | 13.2倍 |
| 2 | 5715古河機械金属 | 1,378億円 | 11.0倍 |
| 3 | 5602栗本鐵工所 | 1,105億円 | 15.6倍 |
| 4 | 3036アルコニックス | 1,030億円 | 17.8倍 |
| 5 | 5726大阪チタニウムテクノロジーズ | 1,001億円 | 38.9倍 |
| 6 | 5351品川リフラ | 969億円 | 3.6倍 |
| 7 | 5440共英製鋼 | 934億円 | 9.2倍 |
| 8 | 5480日本冶金工業 | 846億円 | 10.5倍 |
| 9 | 5702大紀アルミニウム工業所 | 821億円 | 20.6倍 |
| 10 | 7231トピー工業 | 742億円 | 6.6倍 |
| 11 | 5202日本板硝子 | 699億円 | 16.0倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(金属・ガラス)に従っています。
会社の歴史
沿革 46件
1875年創業から品川白煉瓦株式会社へ
創業は1875年、西村勝三が東京芝浦において民間として初めて耐火煉瓦の製造を開始したことにさかのぼる。1884年には東京深川に工場を合併し伊勢勝白煉瓦製造所を設立。1887年に東京品川へ移転し品川白煉瓦製造所と改名。1895年には福島県小名浜に工場を建設。1903年6月、品川白煉瓦株式会社に改組し資本金25万円とした。1906年には小名浜工場を湯本町に移転し湯本工場を建設。この時期、有望な原料産地に近い場所へ工場を移転し、生産基盤を固めた。
戦前期の合併と工場拡充
1916年12月、日本窯業株式会社を合併し(旧岡山第一工場)、生産能力を拡大。1928年10月には岡山県片上に第二工場を建設。1936年6月には帝国窯業株式会社を買収し子会社化。1938年1月に岡山第三工場を建設、同年8月には子会社品川企業株式会社(現品川ゼネラル)を設立した。これにより岡山地区が主要生産拠点として確立され、国内耐火物市場での地位を高めた。戦時体制下でも需要が高まり、業容を拡大した。
戦後復興と上場、業務提携の時代
1949年5月、東京証券取引所に株式を上場。1961年4月には日本鋼管株式会社(現JFEスチール)と業務提携し日生工場を発足。同年8月に明石工場を完成させ、1962年10月には神戸製鋼所との共同出資で品川炉材株式会社を設立、明石工場を移管した。1969年1月には新湯本工場、1970年11月に鹿島工場を完成。高度経済成長期の鉄鋼需要拡大に対応し、設備投資を積極化。1973年4月には子会社品川ロコー株式会社を設立し、築炉工事事業を強化した。
1990年代のグローバル展開開始
1997年3月、中国瀋陽に初の海外生産子会社瀋陽品川光輝冶金材料有限公司(現瀋陽品川冶金材料)を設立。1998年6月には英国Morgan Crucible社との共同出資で豪州に関連会社Shinagawa Thermal Ceramics Pty. Ltd.を設立。2001年12月には同社への出資を拡大し子会社化。2002年11月には品川ファインセラミックス株式会社を設立し先端機材事業に参入。2004年11月にはイソライト工業株式会社の株式を取得し子会社化、断熱材事業に進出。2006年7月には米国FMP Inc.を買収しShinagawa Advanced Materials Americas Inc.とした。この時期、海外売上比率が上昇し始めた。
2009年の合併による再編と社名変更
2009年10月、JFE炉材株式会社と合併し、社名を品川リフラクトリーズ株式会社に変更。これにより国内鉄鋼大手との関係を強化。2016年6月に監査等委員会設置会社へ移行。2022年3月にイソライト工業を完全子会社化、同年4月には帝国窯業を吸収合併。同時に東京証券取引所の市場区分見直しによりプライム市場へ移行。同年4月には韓国子会社Shinagawa Refractories Korea Corporationを設立、12月にはブラジル子会社SR do Brasilの全持分取得と米国耐摩耗性セラミックス事業会社を設立。2023年4月には4事業セクター制を導入し、組織体制を刷新した。
2025年の150周年と社名変更、グローバル再編
2024年10月にオランダGouda Refractories Group B.V.を買収、欧州拠点を強化。2025年4月に品川ファインセラミックス株式会社を吸収合併。同年5月にブラジルReframax Engenharia S.A.の株式60%を取得、エンジニアリング事業を拡大。同年9月にイタリアDanieli社との合弁でShinagawa Danieli Advanced Materials S.p.A.を設立。2025年10月、創業150周年を機に社名を品川リフラ株式会社に変更。2026年3月には米国Dynamix Casting Fluxesの持分51%を取得、モールドフラックス事業を強化。これによりグループは42子会社、6関連会社、従業員約9,000人の体制となった。
年表46件を開く
1870年代
- 1875年創業創業-西村勝三が東京芝浦で民間として初めて耐火煉瓦の製造を開始
1880年代
- 1884年9月創業東京深川に芝浦の工場を合併し伊勢勝白煉瓦製造所を設立
- 1887年10月東京品川に深川の工場を移転し品川白煉瓦製造所と改名
1890年代
- 1895年12月福島県小名浜に小名浜工場を建設
1900年代
- 1903年6月品川白煉瓦株式会社に改組、資本金25万円
- 1906年5月福島県湯本町に小名浜工場を移転、湯本工場を建設
1910年代
- 1916年12月M&A日本窯業株式会社を合併(旧岡山第一工場)
1920年代
- 1928年10月岡山県片上に第二工場を建設
1930年代
- 1936年6月M&A帝国窯業株式会社を買収し、子会社化
- 1938年1月岡山第三工場を建設
- 1938年8月子会社 品川企業株式会社(現 品川ゼネラル株式会社)を設立
1940年代
- 1949年5月上場当社株式を東京証券取引所に上場
1960年代
- 1961年4月創業日本鋼管株式会社と業務提携、日生工場発足
- 1961年8月明石工場完成
- 1962年10月株式会社神戸製鋼所と共同出資により子会社 品川炉材株式会社を設立、明石工場を移管
- 1969年1月新湯本工場完成
1970年代
- 1970年11月鹿島工場完成
- 1973年4月子会社 品川ロコー株式会社を設立
1990年代
- 1997年3月中華人民共和国に瀋陽市光輝中低圧設備廠及び新生交易株式会社と共同出資により、子会社 瀋陽品川光輝冶金材料有限公司(現 瀋陽品川冶金材料有限公司)を設立
- 1998年6月創業英国The Morgan Crucible Company(現 Morgan Advanced Materials plc)と共同出資により豪州に関連会社 Shinagawa Thermal Ceramics Pty. Ltd.を設立
- 1999年10月M&A品川炉材株式会社が第一耐火煉瓦株式会社を吸収合併し、子会社 株式会社セラテクノとなる
2000年代
- 2001年12月M&A関連会社 Shinagawa Thermal Ceramics Pty. Ltd.(現 Shinagawa Refractories Australasia Pty Ltd.)への出資を拡大し、子会社化
- 2002年11月子会社 品川ファインセラミックス株式会社を設立
- 2004年11月M&Aイソライト工業株式会社の株式を取得し、子会社化
- 2006年7月M&A米国 FMP Inc.の株式を取得して子会社化し、社名をShinagawa Advanced Materials Americas Inc.と変更
- 2008年4月中華人民共和国に鞍山市和豊耐火材料有限公司と共同出資により、子会社 遼寧品川和豊冶金材料有限公司を設立
- 2009年10月M&AJFE炉材株式会社と合併し、社名を品川リフラクトリーズ株式会社に変更
2010年代
- 2014年10月Shinagawa Refractories Australasia Pty Ltd.が、子会社 PT Shinagawa Refractories Indonesiaを設立
- 2016年6月監査等委員会設置会社へ移行
- 2019年8月インドにGrindwell Norton Ltd.と共同出資により子会社 SG Shinagawa Refractories India Pvt. Ltd.(現 Shinagawa Refractories India Pvt. Ltd.)を設立
2020年代
- 2022年3月M&Aイソライト工業株式会社の株式を追加取得し、完全子会社化
- 2022年4月M&A子会社 帝国窯業株式会社を吸収合併
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
- 2022年4月子会社 Shinagawa Refractories Korea Corporationを設立
- 2022年12月M&AブラジルのSR do Brasil Ltda.(現 Shinagawa Refratários do Brasil Ltda.)の全持分を取得し、子会社化 また、アメリカに子会社 Shinagawa Specialty Ceramics Americas LLCを設立し、耐摩耗性セラミックス事業を開始
- 2023年4月当社グループを4事業に分けるセクター制を導入
- 2023年11月M&ASG Shinagawa Refractories India Pvt. Ltd.(現 Shinagawa Refractories India Pvt. Ltd.)の株式を追加取得し、完全子会社化
- 2024年3月M&Aコムイノベーション有限会社(現 コムイノベーション株式会社)の全株式を取得し、子会社化
- 2024年4月インドネシアにPT. Refratech MandalaPerkasaとの共同出資により、子会社 PT. Shinagawa Refratech Perkasaを設立
- 2024年8月子会社 山東品川耐火材料有限公司を設立
- 2024年10月M&AオランダのGouda Refractories Group B.V.の全株式を取得し、子会社化
- 2025年4月M&A子会社 品川ファインセラミックス株式会社を吸収合併
- 2025年5月M&AブラジルのReframax Engenharia S.A.の株式の60%を取得し、子会社化
- 2025年10月創業創業150周年を機に、社名を品川リフラ株式会社に変更
- 2025年9月イタリアにDanieli & C.Officine Meccaniche S.p.A.との共同出資により子会社 Shinagawa Danieli Advanced Materials S.p.A.を設立
- 2026年3月M&A米国のDynamix Casting Fluxes, LLCの持分の51%を取得し、子会社化
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
セクター戦略の深化と競争力強化
各セクターでの競争力強化とグループ連携拡充により事業拡大と収益性確保を図る。市場ニーズに即した製品開発強化、生産プロセスのコストダウン徹底、グローバルサプライチェーンを通じた安価な原材料調達、既存分野でのシェア拡大、未開拓分野への展開を推進する。
- 02
生産基盤の整備と最適化
需要構造の変化に対応した生産体制の最適化を進める。定形耐火物の主力工場である岡山工場、機能性耐火物の生産拠点である湯本工場で生産体制の最適化を検討。生産プロセスにおけるコストダウンを徹底し、競争力を高める。
- 03
グローバル展開の加速
ブラジルReframax社を通じた耐火物・断熱材販売拡大、米国Dynamix社参画によるモールドフラックス事業のグローバル展開加速、中国・遼寧品川和豊冶金材料有限公司での連続鋳造用機能性耐火物事業開始により、高付加価値製品のグローバル販売を強化する。
- 04
サステナビリティ経営とDX推進
顧客の脱炭素化に対応する耐火物開発とエンジニアリング対応力強化により持続的な事業成長を目指す。デジタル技術(DX)を活用した開発・生産・エンジニアリングの高度化を進め、業務効率改善と技術力強化を通じて競争力を向上させる。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で9,089人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は690万円で、9期前と比べて+23.2%。平均年齢は44.7歳、平均勤続年数は17.3年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 2,786 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 2,805 | — |
| 2019年3月 | 560 | 43.3 | 17.8 | 2,847 | — |
| 2020年3月 | 584 | 42.1 | 17.3 | 2,876 | — |
| 2021年3月 | 568 | 42.9 | 17.2 | 2,836 | — |
| 2022年3月 | 584 | 42.7 | 17.0 | 2,817 | — |
| 2023年3月 | 611 | 43.7 | 17.4 | 3,340 | — |
| 2024年3月 | 644 | 44.2 | 17.8 | 3,373 | — |
| 2025年3月 | 689 | 44.4 | 17.7 | 3,732 | 356 |
| 2026年3月 | 690 | 44.7 | 17.3 | 9,089 | 150 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社36社(国内 13 / 海外 23) を有報から抽出しています。
- 国内㈱セラテクノ ※1兵庫県 明石市議決権51.0%
- 国内品川ロコー㈱広島県 福山市議決権100.0%
- 国内品川ゼネラル㈱東京都 千代田区議決権100.0%
- 国内コムイノベーション㈱京都府 京都市議決権100.0%
- 海外Shinagawa Refractories Australasia Pty Ltd. ※1オーストラリア ニューサウスウェールズ州議決権100.0%
- 国内Shinagawa Refractories Australasia New Zealand Ltd.ニュージーランド ハントリー議決権100.0%
- 海外PT Shinagawa Refractories Indonesiaインドネシア ジャカルタ市議決権51.0%
- 海外Shinagawa Advanced Materials Americas Inc.米国 オハイオ州議決権100.0%
- 海外Shinagawa Refractories India Pvt. Ltd. ※1インド ニューデリー議決権100.0%
- 海外瀋陽品川冶金材料 有限公司 ※1中国 遼寧省 瀋陽市議決権100.0%
- 海外遼寧品川和豊冶金材料有限公司 ※1中国 遼寧省 鞍山市議決権66.7%
- 海外Shinagawa Refractories Korea Corporation韓国 慶尚北道 浦項市議決権100.0%
残りのグループ会社24社を開く
- Shinagawa Refratários do Brasil Ltda. ※1ブラジル サンパウロ州100%
- Shinagawa Specialty Ceramics Americas LLC ※1米国 ペンシルバニア州100%
- PT. Shinagawa Refratech Perkasa ※1インドネシア 西ジャワ州51%
- 山東品川耐火材料有限公司中国 山東省 済南市100%
- Gouda Refractories Group B.V.オランダ ゴーダ市100%
- Gouda Refractories B.V.オランダ ゴーダ市100%
- Gouda Vuurvast Services B.V.オランダ ゴーダ市100%
- Gouda Vuurvast Belgium NVベルギー アントワープ市100%
- Gouda Feuerfest Services GmbHドイツ ボーフム市100%
- Gouda Refractories Nordic ABスウェーデン ヘガネス市100%
- International Thermal Refractories, Unipessoal Lda.ポルトガル リスボン市100%
- Reframax Engenharia S.A. ※1ブラジル ミナスジェライス州60%
- Shinagawa Danieli Advanced Materials S.p.A.※1イタリア フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州51%
- Dynamix Casting Fluxes, LLC米国 テネシー州51%
- イソライト工業㈱ ※1大阪府 大阪市 北区100%
- イソライト建材㈱石川県 七尾市100%
- Isolite Insulating Firebrick Sdn. Bhd. ※1マレーシア イポー100%
- 蘇州伊索来特耐火繊維有限公司 ※1中国 江蘇省 蘇州市80%
- Isolite Eastern Union Refractories Co., Ltd. ※1台湾 台北県60%
- Isolite Ceramic Fibers Sdn. Bhd.マレーシア パシールグダン100%
- Isolite Fanshin (Taiwan) Co., Ltd.台湾 台北市50%
- ITM-UNIFRAX㈱千葉県 香取郡 神崎町50%
- JFEホールディングス㈱ ※2東京都 千代田区35%
- JFEスチール㈱東京都 千代田区35%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は1,777億円、営業利益は136億円。前期と比べると増収増益で、売上が+23.3%、利益が+2.3%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 1,980億円 | 1,777億円 |
| 営業利益 | 130億円 | 136億円 |
| 純利益 | 105億円 | 261億円 |
| 1株あたり配当 | ¥95 | ¥95 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は466億円、営業利益は17億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+27.0%、営業利益は−52.8%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 307 | — | — | 18 |
| 2024年1Q | 367 | 36 | 9.8 | 69 |
| 2024年2Q | 360 | 35 | 9.7 | 25 |
| 2024年3Q | 364 | 37 | 10.2 | 32 |
| 2024年4Q | 351 | — | — | 27 |
| 2025年2Q | 682 | 63 | 9.2 | 49 |
| 2025年4Q | 759 | 70 | 9.2 | 49 |
| 2026年2Q | 818 | 62 | 7.6 | 43 |
| 2026年4Q | 959 | 74 | 7.7 | 218 |
| 2027年1Q | 466 | 17 | 3.6 | 47 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は992億円から1,777億円へ1.8倍に増えた。直近期の営業利益率は7.7%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 992 | — | 52 | — | 26 |
| Shinagawa Refractories Australasia Pty Ltd.が、子会社 PT Shinagawa Refractories Indonesiaを設立 | |||||
| 2014年3月 | 969 | — | 42 | — | 22 |
| 2015年3月 | 1,002 | — | 52 | — | 31 |
| 2016年3月 | 979 | — | 50 | — | 28 |
| 2017年3月 | 1,037 | — | 64 | — | 36 |
| 2018年3月 | 1,027 | — | 63 | — | 34 |
| インドにGrindwell Norton Ltd.と共同出資により子会社 SG Shinagawa Refractories India Pvt. Ltd.(現 Shinagawa Refractories India Pvt. Ltd.)を設立 | |||||
| 2019年3月 | 1,191 | — | 107 | — | 62 |
| 2020年3月 | 1,190 | — | 98 | — | 56 |
| 2021年3月 | 1,000 | — | 82 | — | 21 |
| イソライト工業株式会社の株式を追加取得し、完全子会社化 | |||||
| 2022年3月 | 1,108 | — | 107 | — | 53 |
| SG Shinagawa Refractories India Pvt. Ltd.(現 Shinagawa Refractories India Pvt. Ltd.)の株式を追加取得し、完全子会社化 | |||||
| 2023年3月 | 1,250 | — | 115 | — | 83 |
| コムイノベーション有限会社(現 コムイノベーション株式会社)の全株式を取得し、子会社化 | |||||
| 2024年3月 | 1,442 | — | 149 | — | 153 |
| 創業150周年を機に、社名を品川リフラ株式会社に変更 | |||||
| 2025年3月 | 1,441 | 133 | 137 | 9.2 | 98 |
| 米国のDynamix Casting Fluxes, LLCの持分の51%を取得し、子会社化 | |||||
| 2026年3月 | 1,777 | 136 | 160 | 7.7 | 261 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高1,777億円のうち、営業利益として残るのは136億円で7.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は261億円、売上の14.7%にあたる。営業利益率は業種中央値8.0%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金75.8%1,347億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金16.5%294億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.7%136億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが139億円、投資CFが108億円で、差し引きのフリーCFは247億円。この組み合わせは「資産整理型」にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面。期末の手元現金は262億円で、売上の1.8ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 61 | −28 | −27 | 33 | 102 |
| 2014年3月 | 69 | −12 | −51 | 57 | 109 |
| 2015年3月 | 44 | 1 | −37 | 45 | 119 |
| 2016年3月 | 44 | −12 | −23 | 32 | 127 |
| 2017年3月 | 55 | −18 | −25 | 37 | 136 |
| 2018年3月 | 16 | −16 | −30 | 0 | 106 |
| 2019年3月 | 43 | −12 | −23 | 31 | 113 |
| 2020年3月 | 78 | −38 | −25 | 40 | 127 |
| 2021年3月 | 93 | −40 | −24 | 53 | 156 |
| 2022年3月 | 95 | −52 | −33 | 43 | 168 |
| 2023年3月 | 103 | −159 | 68 | −56 | 182 |
| 2024年3月 | 118 | 26 | −115 | 144 | 213 |
| 2025年3月 | 131 | −298 | 220 | −167 | 266 |
| 2026年3月 | 139 | 108 | −260 | 247 | 262 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は2,318億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,159億円で、自己資本比率は46.1%(業種中央値64.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 1,067 | 428 | 639 | 35.6 |
| 2014年3月 | 1,069 | 453 | 616 | 37.3 |
| 2015年3月 | 1,098 | 510 | 588 | 41.1 |
| 2016年3月 | 1,037 | 501 | 536 | 42.6 |
| 2017年3月 | 1,065 | 542 | 523 | 44.8 |
| 2018年3月 | 1,065 | 575 | 490 | 47.0 |
| 2019年3月 | 1,112 | 624 | 488 | 48.9 |
| 2020年3月 | 1,102 | 667 | 435 | 52.6 |
| 2021年3月 | 1,102 | 703 | 399 | 55.1 |
| 2022年3月 | 1,197 | 632 | 565 | 50.3 |
| 2023年3月 | 1,439 | 714 | 725 | 47.3 |
| 2024年3月 | 1,551 | 870 | 681 | 53.8 |
| 2025年3月 | 1,952 | 938 | 1,014 | 45.6 |
| 2026年3月 | 2,318 | 1,159 | 1,159 | 46.1 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
ガラス・土石製品 49社との比較
同じガラス・土石製品の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで49社中2位あたり、逆に低いのは自己資本比率で49社中42位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,055で、1年前と比べて+10.3%。過去52週の値幅のなかでは37%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 3.6倍 |
| PER (会社予想) | 8.9倍 |
| PBR | 0.85倍 |
| 配当利回り | 4.62% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は2041円で、25日線2050.96円をほぼ同水準。1ヶ月で0.05%上昇とほぼ横ばい。52週高値2507円からは約18%下の水準。8/10に2158円まで上昇した後、反落。出来高は8/12に39.1万株と急増したが、8/14は11.5万株と落ち着いた。75日線1954.67円を上回っており、中期的なトレンドは上向き。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)。
PER 3.57倍と業界平均18.64倍を大幅に下回り割安。PBR 0.8454倍も平均1.4倍を大きく下回り、ROE 26.6%と高収益。配当利回り4.65%は平均2.78%を上回り魅力的。配当性向13.1%と低く、増配余地あり。ただし株価は割安だが、業績の持続性に注意。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 3.6倍 | 15.7倍 |
| PER (予想) | 8.9倍 | — |
| PBR | 0.85倍 | 1.34倍 |
| ROE | 26.6% | 4.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
2026年3月期は売上高が前期比23%増の1,777億円、純利益が2.6倍の261億円と急拡大見込み。強気派は鉄鋼需要の回復と電力向けなど非鉄需要による成長を評価するが、弱気派は営業利益率が9.2%から7.7%へ低下する点や、設備投資サイクルの反動を懸念する。株価はPER3.6倍と割安で、高配当利回りも魅力。
- 業績の急拡大
26/3期の売上・純利益は大幅増の見込みで、成長局面にある。
- 割安な株価
PER3.6倍と低く、配当利回り4.6%もある。
- 安定収益基盤
鉄鋼向けの長期契約と技術力で、底堅い需要を確保している。
- 売上高1777億円と前期比23%増の拡大通年影響中
売上高は1441億円→1777億円と前期比23%増、営業利益も136億円と増収基調
- ROE26.6%に対しPBR0.85倍の割安修正継続影響中
ROE26.6%に対しPBR0.85倍、自己資本利益率に見合う株価水準への修正期待
- 配当利回り4.65%と高い株主還元継続影響弱
配当利回り4.65%と利回り水準が高く、下値不安時に買い支え
- 株価は1年で12%上昇し堅調継続影響弱
株価は1年で12.04%上昇、相対的な安定感と需給改善
- 利益率の低下
営業利益率が低下見込みで、収益性が悪化する可能性がある。
- 需要の循環性
鉄鋼生産の低迷や設備投資減速で、需要が後退するリスクがある。
- 市場の成熟
国内需要は横ばい傾向で、成長の限界がある。
- 増収にもかかわらず営業利益率は7.65%に低下通年影響中
営業利益率は9.23%→7.65%、増収効果を原価高騰がほぼ相殺
- 予想PER8.9倍へ利益水準の正常化決算発表後影響中
予想PER8.9倍は実績3.6倍の2.5倍超、特別利益剥落で純利益減少を示唆
- 純利益が営業利益の約1.9倍と特別依存通年影響中
2026/3期は営業利益136億円に対し純利益261億円、本業以外の要因が大きい
- 外国人保有10.68%と低い需給参加継続影響弱
外国人保有比率10.68%と低く、物色意欲が細れば売りが先行
- 鉄鋼向け売上
- 主要顧客の生産動向が業績に直結するため
- 受注残高
- 将来の売上を確保しているか重要なため
- 海外売上比率
- 海外需要の成長性と地域リスクを測るため
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり95円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは4.62%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 14 | — | 27.5 |
| 2018年3月 | 16 | 14.3 | 36.3 |
| 2019年3月 | 27 | 68.8 | 23.6 |
| 2020年3月 | 26 | −3.7 | 30.6 |
| 2021年3月 | 18 | −30.8 | 98.9 |
| 2022年3月 | 38 | 111.1 | 46.0 |
| 2023年3月 | 40 | 5.3 | 27.1 |
| 2024年3月 | 68 | 70.0 | 28.0 |
| 2025年3月 | 90 | 32.4 | 54.8 |
| 2026年3月 | 90 | 0.0 | 13.1 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥95
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ10,713人。区分でいちばん多いのは事業法人で43.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が64.8%を占め、残る35.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 42.6 | 43.5 | 43.3 | 42.7 | 42.5 | 43.5 |
| 個人・その他 | 20.2 | 20.8 | 21.7 | 23.9 | 25.0 | 23.6 |
| 金融機関 | 24.9 | 25.2 | 26.3 | 22.8 | 22.5 | 21.3 |
| 外国法人 | 10.8 | 9.1 | 7.2 | 9.0 | 9.4 | 10.7 |
| 自己株式 | 0.9 | 0.8 | 0.8 | 3.4 | 3.3 | 3.2 |
| 証券会社 | 1.6 | 1.4 | 1.5 | 1.6 | 0.5 | 1.0 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | JFEスチール株式会社 | 33.74 |
| 02 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社 | 6.32 |
| 03 | 株式会社神戸製鋼所 | 3.74 |
| 04 | 富国生命保険相互会社 | 2.12 |
| 05 | 三井住友信託銀行株式会社 | 2.08 |
| 06 | 株式会社日本カストディ銀行 | 1.99 |
| 07 | 株式会社みずほ銀行 | 1.81 |
| 08 | 品川リフラ社員持株会 | 1.69 |
| 09 | 日本生命保険相互会社 | 1.50 |
| 10 | 三菱地所株式会社 | 1.46 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+1991%、1株純資産は14期で+482%。直近期のROEは26.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 27 | 403 | 7.1 | 7.3 | 21.1 |
| 2014年3月 | 24 | 422 | 5.7 | 8.9 | 26.2 |
| 2015年3月 | 33 | 479 | 7.3 | 8.9 | 21.6 |
| 2016年3月 | 30 | 469 | 6.3 | 6.8 | 29.5 |
| 2017年3月 | 382 | 5,057 | 7.8 | 7.9 | 27.5 |
| 2018年3月 | 365 | 5,354 | 7.0 | 7.7 | 36.3 |
| 2019年3月 | 667 | 5,826 | 11.9 | 4.7 | 23.6 |
| 2020年3月 | 119 | 1,242 | 9.9 | 3.7 | 30.6 |
| 2021年3月 | 45 | 1,298 | 3.6 | 12.7 | 98.9 |
| 2022年3月 | 114 | 1,287 | 8.8 | 6.7 | 46.0 |
| 2023年3月 | 178 | 1,456 | 13.0 | 5.1 | 27.1 |
| 2024年3月 | 328 | 1,831 | 20.2 | 5.9 | 28.0 |
| 2025年3月 | 214 | 1,952 | 11.3 | 7.9 | 54.8 |
| 2026年3月 | 571 | 2,343 | 26.6 | 3.6 | 13.1 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
12名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額393百万円。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 藤原弘之 | 代表取締役 社長 | 65 | 42,634 |
| 小形昌徳 | 代表取締役 専務執行役員 情報システム部、設備技術部、技術部統括、耐火物事業本部長、当社グループ耐火物セクター長 | 63 | 28,348 |
| 三木平基 | 代表取締役 常務執行役員 海外事業総括部統括、耐火物事業本部副本部長、当社グループ耐火物セクター副セクター長 | 65 | 4,500 |
| 福﨑良雄 | 代表取締役 常務執行役員 品質保証部、安全衛生部統括、先端機材事業本部長、第2営業部を支援、当社グループ先端機材セクター長 | 64 | 6,000 |
| 金重利彦 | 取締役 | 69 | 40,453 |
| 山平恵子 | 社外取締役 | 65 | — |
| 山下寛文 | 取締役(常勤監査等委員) | 66 | 14,310 |
| 中島茂 | 取締役(監査等委員) | 76 | — |
| 長野正史 | 取締役(監査等委員) | 67 | — |
| 浦部智壽子 | 取締役(監査等委員) | 63 | — |
| 難波誠 | 取締役 常務執行役員 情報システム部担当、耐火物事業本部国内営業部門長、リサイクル事業推進部を支援 | 61 | 2,500 |
| 土屋好典 | 取締役(常勤監査等委員) | 64 | 3,000 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| その他役員 | 8 | 140 | 71 | 67 | 279 | 35 |
| その他役員 | 4 | 68 | — | — | 68 | 17 |
| その他役員 | 3 | 36 | — | — | 36 | 12 |
| その他役員 | 1 | 10 | — | — | 10 | 10 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,515字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,761字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク1,510字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,688字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第192期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-22
- 半期報告書半期報告書-第192期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第191期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-26
- 半期報告書半期報告書-第191期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第190期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第190期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-09
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