概要
古河機械金属は、1875年に古河市兵衛が草倉銅山を譲り受けたことに始まる非鉄金属大手である。銅・亜鉛などの製錬・加工、鉱山開発、機械建設、建設用資材など多角経営を展開し、古河グループの中核企業として資源リサイクル事業も手がける。2026年3月期の連結売上高は2,111億円、従業員数2,883人。
機械事業の三本柱:産業機械・ロックドリル・ユニック
機械事業は、産業機械、ロックドリル、ユニックの三部門で構成され、2026年3月期に合計842億円の売上高を計上した。産業機械部門は古河産機システムズを中核とし、ポンプ、破砕・粉砕機、ベルトコンベヤ、環境機器、リサイクルプラント、橋梁等を製造販売する。ロックドリル部門は古河ロックドリルが油圧ブレーカ、ブラストホールドリル、トンネル・鉱山用機械を手がけ、北米・アフリカ向け出荷が増加している。ユニック部門は古河ユニックが国内トップシェアのユニッククレーン(ローダクレーン)を中心に、ミニ・クローラクレーン、船舶用クレーン、ユニックキャリアを供給し、アジア向けが好調である。
素材事業の四部門:金属・電子・化成品
素材事業は金属、電子、化成品の三部門(実質四部門)からなり、2026年3月期に合計約1,209億円の売上高となった。金属部門は古河メタルリソースが原料鉱石を海外から購入し、関連会社日比共同製錬に委託製錬。生産された電気銅、金、銀、硫酸を販売し、売上高1,030億円と最大部門である。電子部門は古河電子が高純度金属ヒ素、GaAs等の化合物半導体基板、コア・コイル、窒化アルミセラミックス、光学部品を製造。化成品部門は古河ケミカルズが硫酸、ポリ硫酸第二鉄溶液、硫酸バンド、亜酸化銅、酸化銅等を販売し、水処理・化学工業向けに強みを持つ。
グループ構成と事業持株会社体制
当社グループは、事業持株会社である古河機械金属と、子会社31社、関連会社9社で構成される。機械事業は産業機械(子会社2社)、ロックドリル(子会社10社)、ユニック(子会社7社・関連会社6社)の各中核事業会社が担う。素材事業は金属(子会社2社・関連会社1社)、電子(子会社2社)、化成品(子会社1社)がそれぞれ専門に事業を展開。さらに不動産部門(子会社1社)や運輸・金属粉体・鋳物等のその他部門(子会社6社・関連会社2社)があり、グループ全体で多角的に収益を支える。
38の国と地域に広がる海外生産・販売網
沿革によれば、1987年の株式会社ユニック買収を皮切りに、1990年には米国の油圧ブレーカメーカーGougler Industriesを買収、1997年にタイにFurukawa Unic (Thailand)を設立、1998年にオランダにFurukawa Rock Drill Europeを設立、2003年に韓国販売会社と中国合弁会社を設立するなど、段階的に海外拠点を拡大してきた。これらの現地法人を通じて、北米、欧州、アジア、アフリカ向けに機械製品を供給している。ロックドリル部門では北米・アフリカ向け油圧クローラドリルが、ユニック部門ではアジア向けクレーンがそれぞれ増収に寄与している。
業界の中での役割は産業機械・建設機械メーカー、非鉄金属製錬事業者、電子材料・化成品サプライヤーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| その他 | 1,355億円 | 64.2% | — | — |
| 電気銅 | 756億円 | 35.8% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01産業機械主力
ポンプ、破砕・粉砕機、ベルトコンベヤ、環境機器、リサイクルプラント、橋梁等の製造販売および各種工事請負。水処理・鉱山・プラント向けに強みを持つ。
- ポンプ
- 渦巻ポンプ・斜流ポンプ・軸流ポンプ等。上下水道・農業・工業用に幅広く提供。高効率・長寿命が特長。
- 破砕機・粉砕機・分級機・造粒機
- 鉱石・石炭・岩石等の破砕・粉砕、粒度分級、造粒を行う機械。鉱山・セメント・化学工業向け。
- ベルトコンベヤ
- 長距離・大容量のベルトコンベヤシステム。鉱山・港湾・発電所等のバルクハンドリングに使用。
- 環境機器・リサイクルプラント
- 廃棄物処理・資源リサイクル用の各種機械設備。破砕・選別・圧縮・乾燥等のシステムを提供。
- 鋼構造物・橋梁
- 鉄骨構造物、橋梁の設計・製作・架設。インフラ整備に対応。
02ロックドリル(建設・鉱山機械)主力
油圧ブレーカ、油圧圧砕機、ブラストホールドリル、トンネル・鉱山用機械の製造販売。建設現場・採石・鉱山向けに強固なシェアを持つ。
- 油圧ブレーカ世界シェア上位
- 建設機械に装着してコンクリート・岩盤を破砕する油圧式アタッチメント。低騒音・低振動モデルも開発。
- 油圧圧砕機
- 油圧ブレーカよりも大きな破砕力を持つ大型機。大規模解体・鉱山二次破砕に使用。
- ブラストホールドリル
- 採石・鉱山で発破孔を穿孔する自走式ドリル。高効率・高精度な穿孔が特徴。
- トンネル工事・鉱山用機械
- ドリルジャンボ、サイドダンプローダ等。トンネル掘削・鉱山採掘の総合機械。
03ユニック(クレーン・運搬機械)主力
ユニッククレーン(ローダクレーン)、ミニ・クローラクレーン、船舶用クレーン、ユニックキャリア等の製造販売。国内トップシェアの積載型クレーンブランド。
- ユニッククレーン(ローダクレーン)国内シェア首位
- トラックに搭載する油圧式クレーン。建設・物流・農業等で重量物の積み下ろしに広く使用。国内シェアトップ。
- ミニ・クローラクレーン
- 小型・クローラ式のクレーン。狭小地・不整地での吊り作業に最適。
- オーシャンクレーン(船舶用クレーン)
- 船舶に搭載する荷役用クレーン。貨物船・作業船向け。
- ユニックキャリア
- クレーン機能を持たない運搬専用車両。フォークリフトとトラックの中間的な用途。
04金属(非鉄金属製錬・販売)準主力
原料鉱石を海外から購入し、関連会社の日比共同製錬に委託製錬。生産された銅・金・銀・硫酸等を販売。自社保有鉱山はなく、商社的な金属トレードも行う。
- 電気銅
- 日比共同製錬で生産される高純度銅。電線・電子部品原料として販売。
- 金・銀
- 製錬工程で回収される貴金属。地金として販売。
- 硫酸
- 製錬副生品。化学工業向け。
05電子(電子材料・光学部品)副次
高純度金属ヒ素、結晶製品(GaAs基板など)、コア・コイル、窒化アルミセラミックス、光学部品の製造販売。半導体・電子部品・光学機器向け。
- 高純度金属ヒ素
- 半導体用の高純度ヒ素。化合物半導体(GaAs等)の原料。
- 結晶製品(化合物半導体基板)
- GaAs・InP等の単結晶ウェハ。高周波デバイス・光デバイス向け。
- コア・コイル
- トランス・リアクトル用の磁心とコイル。電子機器・電源用途。
- 窒化アルミセラミックス
- 高熱伝導・絶縁性に優れるセラミック基板・部品。パワーモジュール・放熱基板向け。
- 光学部品
- カメラ・プロジェクター用のレンズ・プリズム等。高精度加工が強み。
06化成品(硫酸・銅化合物等)副次
硫酸、ポリ硫酸第二鉄溶液(浄水用凝集剤)、硫酸バンド、亜酸化銅、酸化銅等の製造販売。酸化チタンの販売も行う。水処理・化学工業・電子材料向け。
- 硫酸
- 化学工業用・金属処理用の濃硫酸・希硫酸。自社製錬由来も扱う。
- ポリ硫酸第二鉄溶液
- 上下水道の凝集処理剤。高効率な浄水が可能。
- 硫酸バンド
- 水道用凝集剤として広く使用。
- 亜酸化銅・酸化銅
- 銅化合物。顔料・触媒・電子材料等に使用。
07不動産副次
不動産の賃貸、売買、仲介。自社ビル・土地の有効活用。
08その他(運輸・金属粉体・鋳物)その他
グループ内の運送、金属粉体事業、鋳物事業を展開。グループ各社の製品輸送および鋳物部品供給を担う。
- 金属粉体
- 銅粉・鉄粉等の金属粉末。粉末冶金・電子材料向け。
- 鋳物製品
- 鉄・非鉄鋳物部品。機械部品・建設機械向け。
製品と技術
油圧ブレーカとブラストホールドリル
ロックドリル部門の主力製品は、油圧ブレーカ、油圧圧砕機、ブラストホールドリル、トンネル工事・鉱山用機械である。油圧ブレーカは建設機械に装着してコンクリート・岩盤を破砕するアタッチメントで、低騒音・低振動モデルも開発されている。ブラストホールドリルは採石・鉱山で発破孔を穿孔する自走式ドリルで、高効率・高精度が特徴。これらの製品は北米・アフリカ向けに出荷が増加しており、2026年3月期の部門売上高は364億円と機械事業の中で最大である。
ユニッククレーン:国内トップシェアのローダクレーン
ユニック部門の中核製品は、トラックに搭載する油圧式クレーン「ユニッククレーン(ローダクレーン)」で、国内シェアトップを誇る。建設・物流・農業などで重量物の積み下ろしに広く使用される。このほか、狭小地・不整地向けのミニ・クローラクレーン、船舶用のオーシャンクレーン、クレーン機能を持たない運搬専用車両ユニックキャリアも製造する。2026年3月期の売上高は295億円。国内は減収だったが、アジア向けクレーンの出荷増により全体は増収となった。
産業機械:ポンプ・破砕機・ベルトコンベヤ
産業機械部門は古河産機システムズが手がけ、ポンプ、破砕機・粉砕機、分級機・造粒機、ベルトコンベヤ、環境機器・リサイクルプラント、鋼構造物・橋梁等を製造販売する。ポンプは渦巻・斜流・軸流の各タイプを上下水道・農業・工業向けに提供。破砕機は鉱石・石炭・岩石向けで、鉱山・セメント・化学工業で使用される。ベルトコンベヤは長距離・大容量のバルクハンドリングシステムを鉱山・港湾・発電所向けに納入。2026年3月期の売上高は182億円であったが、砕石プラント減少などで減収となった。
電子材料:高純度金属ヒ素と化合物半導体基板
電子部門では、高純度金属ヒ素、結晶製品(GaAs・InP等の化合物半導体基板)、コア・コイル、窒化アルミセラミックス、光学部品を製造する。高純度金属ヒ素はガリウムヒ素(GaAs)半導体の原料として需要が堅調で、国内向け販売単価も上昇した。窒化アルミセラミックスは高熱伝導・絶縁性に優れ、半導体製造装置向け部品として需要回復。コア・コイルはトランス・リアクトル用磁心で、車載向けは減収だった。2026年3月期の売上高は69億円、営業利益は3.6億円。
化成品:硫酸と水処理凝集剤
化成品部門は古河ケミカルズが硫酸、ポリ硫酸第二鉄溶液、硫酸バンド、亜酸化銅、酸化銅等を製造販売する。硫酸は化学工業用・金属処理用の濃硫酸・希硫酸で、自社製錬由来も扱う。ポリ硫酸第二鉄溶液と硫酸バンドは上下水道の凝集処理剤として広く使用され、高効率な浄水を可能にする。亜酸化銅・酸化銅は顔料・触媒・電子材料向け。2026年3月期の売上高は103億円、営業利益は9.2億円と、金属部門に次ぐ素材事業の収益源である。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
非鉄金属のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 国内シェア首位ユニッククレーン(ローダクレーン)国内シェアトップクラスユニック(クレーン・運搬機械)
- 世界シェア上位油圧ブレーカ世界シェア上位(具体的数値は非開示)ロックドリル(建設・鉱山機械)
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
非鉄金属加工で中堅、資源不所有で収益安定
非鉄金属業界では銅・亜鉛等の精錬・加工を手掛けるが、自山を持たないため原料価格変動の影響を受けやすい。同業のJX金属が資源保有で安定収益を得るのに対し、原料調達リスクは高い。一方、川下の自動車部品や建設向けに加工品を供給。直近期の売上高は2千億円超で3社中2位。2026年3月期の営業利益率5.35%は業界平均並みで、規模拡大より効率改善が課題。
強み
- 銅合金や亜鉛合金など多様な非鉄金属の加工技術を持ち、顧客ニーズに柔軟対応可能。
- 自動車部品向けダイカスト等で売上を確保。電動化関連需要も取り込みつつある。
- 自己資本比率が比較的高く、大きな設備投資が必要な非鉄業界で安定した財務基盤を維持。
- 国内に広がる営業拠点を活かし、中小企業からの受注も安定して確保している。
課題
- 自社山を持たず、銅・亜鉛などの国際価格変動が収益に直結する。ヘッジコストも増加。
- 国内中心の事業構造で、海外需要を取り込めていない。同業のJX金属に比べ国際競争力が低い。
- EVや半導体向け非鉄材料への成長投資が他社より遅れており、将来の市場シェア拡大に課題。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
金属・ガラスの時価総額近傍。太字が古河機械金属
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 5423東京製鐵 | 1,905億円 | 15.4倍 |
| 2 | 5703日本軽金属ホールディングス | 1,869億円 | 11.9倍 |
| 3 | 6498キッツ | 1,637億円 | 13.5倍 |
| 4 | 3101東洋紡 | 1,490億円 | 13.2倍 |
| 5 | 3201日本毛織 | 1,457億円 | 13.2倍 |
| 6 | 5715古河機械金属 | 1,378億円 | 11.0倍 |
| 7 | 5602栗本鐵工所 | 1,105億円 | 15.6倍 |
| 8 | 3036アルコニックス | 1,030億円 | 17.8倍 |
| 9 | 5726大阪チタニウムテクノロジーズ | 1,001億円 | 38.9倍 |
| 10 | 5351品川リフラ | 969億円 | 3.6倍 |
| 11 | 5440共英製鋼 | 934億円 | 9.2倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(金属・ガラス)に従っています。
会社の歴史
沿革 48件
草倉銅山の譲受から鉱山経営の始まり(1875-1905)
1875年8月、創業者古河市兵衛が新潟県の草倉銅山を譲り受け、鉱山経営を開始した。1877年には足尾銅山を譲り受け、1894年には福岡県の下山田炭鉱を取得して石炭事業へ進出。さらに足尾銅山に機械工場を建設し、機械事業の礎を築いた。1905年3月、個人経営から会社組織へ変更し、古河鉱業会社を設立。この期間に銅山と炭鉱の拡大を進め、後の多角化の基盤が形成された。
事業拡大と会社組織化(1905-1949)
1906年に栃木県日光市に細尾発電所を建設し、電力事業にも着手。1911年に古河合名会社へ組織変更、1918年に鉱業部門を独立させ古河鉱業株式会社を設立した。その後、1933年に古河石炭鉱業と改称し、1941年に古河合名会社と合併して再び古河鉱業株式会社となる。1942年に足尾製作所を独立させ、同年増資・株式公開。1944年には東亜化学製煉の大阪工場を買収し化学部門へ進出し、1949年5月に東京証券取引所第一部に上場を果たした。
戦後の再編と石炭・銅山からの撤退(1950-1973)
1950年に高崎工場を建設し機械生産を強化したが、エネルギー革命の影響で1970年1月に下山田炭鉱を閉山し石炭採掘事業から撤退。続いて1973年2月には足尾銅山を閉山し、伝統の銅山経営に終止符を打った。この間、1971年には吉井工場、1972年にはいわき工場と日野研究所を建設し、1973年には壬生工場を建設するなど、機械製造拠点の整備を進めた。非鉄金属の製錬事業は継続しつつ、事業の重心を機械・化学へとシフトさせる転換期であった。
機械事業への本格進出とユニック買収(1987-1990)
1987年3月、クレーン製造販売の株式会社ユニックを買収。同年10月にその製造部門を譲り受け佐倉工場とし、ユニッククレーンの基盤を獲得した。1989年10月には商号を古河鉱業から古河機械金属へ変更し、機械事業への本格的な軸足を明確にした。1990年9月には米国の油圧ブレーカメーカーGougler Industriesを買収し、ロックドリル事業の海外展開を開始。これらのM&Aにより、機械三部門(産業機械・ロックドリル・ユニック)の原型が形成された。
事業再編とグループ化の推進(1999-2004)
1999年4月、建機部門を分離し古河建機株式会社(後に日立建機との合弁で日立古河建機)に生産・販売を移管。2000年4月にいわき鋳造工場を廃止・統合し、2003年8月には古河不動産を吸収合併した。2004年3月に金属製錬事業を会社分割し古河メタルリソースを新設、同年5月に古河産機システムズ、同年10月には日立古河建機株式を日立建機へ譲渡。これらの再編により、各事業を中核子会社に任せる持株会社体制が整い、現在のグループ構成の基礎が固まった。
創業150周年と2035年ビジョンの策定(2015-2026)
2015年に創業140周年を迎え、2025年ビジョンとして連結営業利益150億円超の常態化を掲げた。2025年には創業150周年を機に企業理念を改定し、新たに2035年ビジョン「Vision F 2035」を策定。「社会のレジリエンスを共創する企業へ」を掲げ、防災・減災や循環型経済への貢献を目指す。2026年3月期の売上高は2,111億円、営業利益113億円と過去最高水準に達し、営業利益率は5.4%となった。なお、2025年ビジョンの目標である営業利益150億円超には未達である。
年表48件を開く
1870年代
- 1875年8月創業当社創業者古河市兵衛、草倉銅山(新潟県)を譲り受け、経営を開始。
- 1877年2月足尾銅山(栃木県)を譲り受ける。
1890年代
- 1894年9月下山田炭鉱(福岡県)を譲り受け、石炭事業へ進出。
- —足尾銅山に機械工場を建設し、機械事業へ進出。
1900年代
- 1905年3月商号変更個人経営から会社組織に変更し、古河鉱業会社とする。
- 1906年6月栃木県日光市に細尾発電所を建設。
1910年代
- 1911年11月組織を変更し、古河合名会社とする。
- 1918年4月創業古河合名会社の鉱業部門を独立して、古河鉱業株式会社を設立。
1930年代
- 1933年3月金属部門を古河合名会社に移管し、古河石炭鉱業株式会社と改称。
1940年代
- 1941年2月M&A古河合名会社と合併し、同時に古河鉱業株式会社と改称。
- 1942年4月足尾の機械工場を足尾製作所として足尾鉱業所から独立。
- 1942年9月増資を行い、株式の一部を公開。
- 1944年8月M&A東亜化学製煉株式会社大阪製煉工場を買収して化学部門へ進出。
- 1944年12月栃木県小山市に小山工場を建設。
- 1949年5月上場東京証券取引所第一部に上場。
1950年代
- 1950年2月群馬県高崎市に高崎工場(旧高崎工場)を建設。
1970年代
- 1970年1月下山田炭鉱を閉山し、石炭採掘事業から撤退。
- 1971年10月群馬県多野郡吉井町に吉井工場を建設。
- 1972年5月定款一部変更により、会社の目的に石油製品の販売、電子材料の製造販売ならびに建設業を追加し、授権株式数を2億株から4億株に増加するとともに、英文商号をFURUKAWA CO., LTD.とする。
- 1972年6月福島県いわき市にいわき工場、東京都日野市に日野研究所を建設。
- 1973年2月足尾銅山を閉山。
- 1973年4月栃木県下都賀郡壬生町に壬生工場を建設。
- 1974年7月福島県いわき市にいわき鋳造工場を建設。
- 1976年7月高崎新工場完成、移転。
1980年代
- 1987年3月M&A株式会社ユニック(東京都港区)を買収。
- 1987年10月株式会社ユニックの製造部門を譲り受け、当社佐倉工場(千葉県佐倉市)とする。
- 1988年6月定款一部変更により、会社の目的の記載を整備するとともに、不動産の売買、賃貸、仲介および管理を追加。
- 1989年10月商号変更定款一部変更により、商号を古河鉱業株式会社から古河機械金属株式会社に変更するとともに、授権株式数を4億株から8億株に増加する。
1990年代
- 1990年9月M&A油圧ブレーカ等の製造・販売会社である「Gougler Industries,Inc.」(米国)を買収。
- 1997年1月創業銅製錬会社「Port Kembla Copper Pty.Ltd.」(オーストラリア国)を設立出資。
- 1997年7月創業ユニック製品等の製造会社「Furukawa Unic(Thailand)Co.,Ltd.」(タイ国)を設立。
- 1998年6月素材総合研究所(茨城県つくば市)を新設。(日野研究所を廃止。)
- 1998年7月創業ロックドリル製品の販売会社「Furukawa Rock Drill Europe B.V.」(オランダ国)を設立。
- 1999年4月建機部門を分離し、生産を古河建機株式会社(旧当社壬生工場)に、販売を古河建機販売株式会社に移管。
- 1999年6月経営機構の改革として執行役員制度を導入。
2000年代
- 2000年4月M&Aいわき鋳造工場を足尾工場に統合。(いわき鋳造工場を廃止。)
- 2000年4月商品研究所および技術研究所(ともに東京都日野市)を新設。
- 2000年4月商号変更古河建機株式会社を日立建機株式会社との合弁会社化。「日立古河建機株式会社」に商号変更。
- 2002年1月M&A商品研究所を研究開発本部開発部に統合。
- 2003年5月創業ロックドリル製品の販売会社「Furukawa Rock Drill Korea Co.,Ltd.」(韓国)を設立。
- 2003年8月M&A古河不動産株式会社を吸収合併。
- 2003年9月日光発電事務所で営んでいた水力発電事業を会社分割し、事業譲渡。
- 2003年9月ユニック製品等の製造販売を営む合弁会社「泰安古河机械有限公司」(中国)を設立。
- 2003年10月鋳造品事業を古河キャステック株式会社に営業譲渡。
- 2003年12月第三者割当による新株発行を実施。
- 2004年3月金属製錬事業を会社分割し、古河メタルリソース株式会社を新設。
- 2004年5月創業産業機械の製造販売および建設業等を営む古河産機システムズ株式会社を設立。
- 2004年10月日立古河建機株式会社の株式を日立建機株式会社へ譲渡。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。
- 連結営業利益2025年度まで150億円超
- 機械事業の連結営業利益に占める割合2025年度まで80%以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
マーケティング経営の推進
顧客ニーズを捉えた技術営業力の強化、市場ニーズに合致した製品・技術・サービスの開発、強みを活かせるニッチ製品への集中と差別化戦略によるカテゴリートップ化、新たな市場・カテゴリーの開拓・創造と新たなビジネスモデルの構築を通じて、社会的価値と経済的価値の両立を目指す。
- 02
機械事業の持続的拡大
インフラ関連・資源開発等を中心に拡大する海外市場における収益基盤の強化、ストックビジネスの拡充・強化、グループ総合力の発揮とエンジニアリング力の強化によるビジネスチャンスの拡大に取り組む。
- 03
人材基盤の拡充・強化
新しい古河の活力あふれる人づくり・風土づくり、国内外の多様な人材の確保・活用・育成、営業・サービス人材の重点強化を図る。
- 04
積極的な成長投資
成長に必要な設備投資の積極的実施、戦略的なM&A・アライアンスによる事業拡大を推進する。
- 05
経営基盤の整備と資本効率改善
二桁台のROEを意識した収益性・資本効率の改善、堅固な財務基盤の確立、成長投資と株主還元へのバランスのとれた配分、CSR/ESG課題に配慮した事業運営を実践し企業価値を向上させる。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で2,883人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は851万円で、9期前と比べて+11.7%。平均年齢は46.0歳、平均勤続年数は19.0年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 2,616 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 2,690 | — |
| 2019年3月 | 762 | 46.0 | 19.0 | 2,757 | — |
| 2020年3月 | 774 | 46.0 | 19.0 | 2,755 | — |
| 2021年3月 | 785 | 45.0 | 19.0 | 2,752 | — |
| 2022年3月 | 778 | 45.0 | 19.0 | 2,804 | — |
| 2023年3月 | 797 | 45.0 | 19.0 | 2,831 | — |
| 2024年3月 | 804 | 45.0 | 18.0 | 2,855 | — |
| 2025年3月 | 823 | 45.0 | 18.0 | 2,908 | 337 |
| 2026年3月 | 851 | 46.0 | 19.0 | 2,883 | 392 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社8社(国内 7 / 海外 1) を有報から抽出しています。
- 国内古河産機システムズ㈱東京都千代田区議決権100.0%
- 国内古河ロックドリル㈱東京都千代田区議決権100.0%
- 国内古河ユニック㈱東京都千代田区議決権100.0%
- 国内古河メタルリソース㈱ ※2東京都千代田区議決権100.0%
- 国内古河電子㈱福島県いわき市議決権100.0%
- 国内古河ケミカルズ㈱大阪府大阪市西淀川区議決権100.0%
- 海外Port Kembla Copper Pty.Ltd. ※1オーストラリア、ニュー・サウス・ウェールズ議決権100.0%
- 国内Furukawa Rock Drill USA,Inc. ※1アメリカ、オハイオ議決権100.0%
- JP古河メタルリソース株式会社
国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。
- 補助金4,626万円令和4年度休廃止鉱害防止等工事費補助金【足尾鉱山】経済産業省 · 2022-08-24
- 補助金4,611万円令和5年度休廃止鉱山鉱害防止等工事費補助金【足尾鉱山】経済産業省 · 2023-07-04
- 補助金4,544万円令和元年度休廃止鉱山鉱害防止等工事費補助金(足尾鉱山)経済産業省 · 2019-08-14
- 補助金4,509万円令和3年度休廃止鉱山鉱害防止等工事費補助金【足尾鉱山】経済産業省 · 2021-07-20
- 補助金4,487万円休廃止鉱山鉱害防止等工事費補助金(令和5年度)【関東監督部】経済産業省 · 2024-04-15
- 補助金4,441万円令和2年度休廃止鉱山鉱害防止等工事費補助金(足尾鉱山)経済産業省 · 2020-07-07
- 補助金3,887万円国宝重要文化財文化財等保存整備事業文部科学省 · 2021-04-01
- 補助金3,459万円休廃止鉱山鉱害防止等工事費補助金(令和6年度)【関東監督部】経済産業省 · 2025-04-17
- 補助金1,143万円令和4年度(補正)休廃止鉱山鉱害防止等工事費補助金【足尾鉱山】経済産業省 · 2023-07-06
- 補助金1,138万円休廃止鉱山鉱害防止等工事費補助金(令和5年度)【関東監督部】経済産業省 · 2024-04-15
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は2,111億円、営業利益は113億円。前期と比べると増収増益で、売上が+4.9%、利益が+15.3%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 2,590億円 | 2,111億円 |
| 営業利益 | 100億円 | 113億円 |
| 純利益 | 145億円 | 128億円 |
| 1株あたり配当 | ¥80 | ¥80 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は602億円、営業利益は39億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+26.7%、営業利益は+39.3%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 572 | — | — | 17 |
| 2024年1Q | 475 | 28 | 5.9 | 24 |
| 2024年2Q | 473 | 18 | 3.8 | 105 |
| 2024年3Q | 472 | 21 | 4.4 | 19 |
| 2024年4Q | 463 | — | — | 13 |
| 2025年2Q | 935 | 35 | 3.7 | 87 |
| 2025年4Q | 1,077 | 63 | 5.8 | 99 |
| 2026年2Q | 976 | 42 | 4.3 | 49 |
| 2026年4Q | 1,135 | 71 | 6.3 | 79 |
| 2027年1Q | 602 | 39 | 6.5 | 40 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は1,655億円から2,111億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は5.4%。売上は2期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 1,655 | — | 28 | — | 30 |
| 2014年3月 | 1,630 | — | 62 | — | 40 |
| 2015年3月 | 1,725 | — | 66 | — | 98 |
| 2016年3月 | 1,618 | — | 62 | — | 51 |
| 2017年3月 | 1,498 | — | 72 | — | 43 |
| 2018年3月 | 1,677 | — | 81 | — | 48 |
| 2019年3月 | 1,741 | — | 82 | — | 47 |
| 2020年3月 | 1,652 | — | 81 | — | 44 |
| 2021年3月 | 1,597 | — | 68 | — | 75 |
| 2022年3月 | 1,991 | — | 90 | — | 65 |
| 2023年3月 | 2,142 | — | 93 | — | 62 |
| 2024年3月 | 1,883 | — | 104 | — | 161 |
| 2025年3月 | 2,012 | 98 | 97 | 4.9 | 186 |
| 2026年3月 | 2,111 | 113 | 137 | 5.4 | 128 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高2,111億円のうち、営業利益として残るのは113億円で5.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は128億円、売上の6.1%にあたる。営業利益率は業種中央値5.8%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金84.7%1,789億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金9.9%209億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.4%113億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが34億円、投資CFが21億円で、差し引きのフリーCFは55億円。この組み合わせは「資産整理型」にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面。期末の手元現金は204億円で、売上の1.2ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 55 | −23 | 3 | 32 | 180 |
| 2014年3月 | 20 | −31 | −46 | −11 | 127 |
| 2015年3月 | 102 | −109 | 33 | −7 | 157 |
| 2016年3月 | 77 | −29 | −82 | 48 | 122 |
| 2017年3月 | 98 | −36 | −50 | 62 | 132 |
| 2018年3月 | 54 | −59 | −25 | −5 | 102 |
| 2019年3月 | 118 | −34 | −42 | 84 | 142 |
| 2020年3月 | 84 | −51 | −48 | 33 | 126 |
| 2021年3月 | 60 | 22 | −31 | 82 | 177 |
| 2022年3月 | 88 | −59 | −66 | 29 | 145 |
| 2023年3月 | 61 | −16 | −59 | 45 | 136 |
| 2024年3月 | 105 | 19 | −84 | 124 | 182 |
| 2025年3月 | 0 | 151 | −92 | 151 | 244 |
| 2026年3月 | 34 | 21 | −97 | 55 | 204 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は2,724億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,502億円で、自己資本比率は54.1%(業種中央値53.7%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 1,861 | 515 | 1,346 | 26.9 |
| 2014年3月 | 1,994 | 563 | 1,431 | 27.4 |
| 2015年3月 | 2,073 | 706 | 1,367 | 33.2 |
| 2016年3月 | 1,957 | 683 | 1,274 | 34.0 |
| 2017年3月 | 2,080 | 796 | 1,284 | 37.3 |
| 2018年3月 | 2,222 | 871 | 1,351 | 38.3 |
| 2019年3月 | 2,154 | 804 | 1,350 | 36.3 |
| 2020年3月 | 2,097 | 780 | 1,317 | 36.0 |
| 2021年3月 | 2,183 | 944 | 1,239 | 42.0 |
| 2022年3月 | 2,297 | 1,001 | 1,296 | 42.3 |
| 2023年3月 | 2,327 | 1,061 | 1,266 | 44.2 |
| 2024年3月 | 2,599 | 1,333 | 1,266 | 50.0 |
| 2025年3月 | 2,571 | 1,336 | 1,235 | 50.9 |
| 2026年3月 | 2,724 | 1,502 | 1,222 | 54.1 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
非鉄金属 32社との比較
同じ非鉄金属の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで32社中15位あたり、逆に低いのは売上成長率で32社中25位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥4,235で、1年前と比べて+53.2%。過去52週の値幅のなかでは35%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 11.0倍 |
| PER (会社予想) | 9.5倍 |
| PBR | 0.85倍 |
| 配当利回り | 1.89% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
8月19日に8.95%下落し3915円。8月18日の4300円から2日で9%下落。25日線3766円を約4%上回るが、75日線3843円を下回る。52週高値7140円からは約45%下落。1ヶ月で+7.4%と上昇基調だったが、8月19日に急落。RSIは67.16とやや高め。出来高は8月19日に44.5万株と増加。週足では8月14日の4215円を高値に上昇トレンドが続いていたが、今回の下落で反転の可能性。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)。
PERは10.42倍で業界平均22.44倍の半分以下、PBR0.88倍と1倍を下回る。ROE9.2%はやや低いが、配当利回り2%は業界平均160.74%と比べると低いが、これは平均が特殊な状況で比較は難しい。配当性向51.5%で余裕はない。業績は増収だが純利益は減益予想。同業他社と比べ大幅に割安で、資産価値も考慮すると割安と言えるが、収益性と配当の伸びには課題。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 11.0倍 | 22.2倍 |
| PER (予想) | 9.5倍 | — |
| PBR | 0.85倍 | 2.02倍 |
| ROE | 9.2% | 12.0% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
非鉄金属価格の変動と鉱山事業の採算性が業績を左右する。強気派は、銅・亜鉛の需要増加、円安による輸出競争力、リサイクル事業の成長性を評価する。また、過去1年で株価が60%上昇し、PBRは1倍を下回る割安感があるとの見方も。弱気派は、資源価格の下落リスクや、2026年3月期の純利益予想減少(186億円→128億円)を懸念する。多角化が分散効果を持つ一方、各部門の収益力が弱い可能性も。
- 資源需要
電気自動車や再生可能エネルギー向けに銅需要が拡大
- 割安感
PBR0.88倍と解散価値割れの水準でバリュー株として魅力
- 業績好調
2025年3月期は過去最高益に近い純利益186億円を達成
- 売上高2111億円と3期連続増収2026年3月期影響中
売上高は1883億→2012億→2111億と拡大し、過去最高を更新
- 営業利益113億円、利益率5.35%に改善2026年3月期影響中
営業利益は98億→113億円と増加。営業利益率も4.87%→5.35%へ上昇
- PBR0.88倍と1倍割れの割安通年影響中
PBR0.8822倍で株価は1株純資産を下回る。BPSは約4540円と下値が固い
- 株価1年で60%上昇、増益と割安で継続継続影響弱
株価4005円は1年で60.14%上昇。PBR1倍割れの修正が続く可能性
- 資源価格変動
銅・亜鉛価格の下落が収益を直撃するリスク
- 減益予想
2026年3月期の純利益予想は128億円と前期比減
- 多角化の非効率
非中核事業の採算が悪く、全体の収益性を圧迫する可能性
- 純利益が186億→128億へ大幅減2026年3月期影響中
純利益は186億→128億に58億円減少。営業利益と逆行する要因がある
- 営業利益率5%台の低付加価値通年影響中
売上高2111億円に対し営業利益113億円に留まる。利益率5.35%は改善余地が限定的
- 株価上昇で短期過熱感不定影響中
1年で60%上昇し業績成長の先取り。調整局面では下落幅が大きくなる恐れ
- 外国人持ち株比率17.7%と売り変動継続影響弱
外国人持ち株比率17.7%は市場変動時に売り圧力となる要素
- 銅価格
- 主要製品の価格変動が業績に与える影響が大きいため
- 鉱山生産量
- 資源確保と採算性の指標となるため
- 営業利益率
- 多角化部門の収益改善が進むかを確認するため
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり80円で、前期から+14.3%。いまの株価に対する利回りは1.89%。増配か配当維持が3年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 50 | — | 42.2 |
| 2018年3月 | 50 | 0.0 | 102.5 |
| 2019年3月 | 50 | 0.0 | 75.1 |
| 2020年3月 | 50 | 0.0 | 42.9 |
| 2021年3月 | 50 | 0.0 | 26.6 |
| 2022年3月 | 50 | 0.0 | 66.2 |
| 2023年3月 | 50 | 0.0 | 62.4 |
| 2024年3月 | 55 | 10.0 | 16.3 |
| 2025年3月 | 70 | 27.3 | 15.9 |
| 2026年3月 | 80 | 14.3 | 51.5 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥80
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ23,336人。区分でいちばん多いのは事業法人で28.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が49.9%を占め、残る50.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 25.4 | 26.5 | 28.0 | 25.9 | 27.1 | 28.5 |
| 個人・その他 | 27.9 | 28.1 | 28.9 | 28.0 | 27.7 | 28.0 |
| 金融機関 | 29.7 | 29.7 | 27.7 | 27.8 | 25.4 | 21.4 |
| 外国法人 | 15.3 | 14.5 | 13.7 | 16.8 | 17.5 | 17.6 |
| 証券会社 | 1.6 | 1.1 | 1.6 | 1.4 | 2.2 | 4.4 |
| 自己株式 | 3.4 | 4.0 | 5.8 | 8.0 | 2.9 | 0.3 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 10.22 |
| 02 | 朝日生命保険相互会社 | 7.29 |
| 03 | 清和綜合建物株式会社 | 5.95 |
| 04 | 株式会社川嶋 | 5.72 |
| 05 | 株式会社三光 | 3.35 |
| 06 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 2.35 |
| 07 | 茜会 | 2.22 |
| 08 | 中央日本土地建物株式会社 | 2.11 |
| 09 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 2.05 |
| 10 | 株式会社ADEKA | 1.71 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+5119%、1株純資産は14期で+3561%。直近期のROEは9.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 7 | 124 | 6.2 | 14.8 | 37.2 |
| 2014年3月 | 98 | 1,353 | 7.6 | 18.9 | 57.0 |
| 2015年3月 | 242 | 1,702 | 15.9 | 8.8 | 103.7 |
| 2016年3月 | 125 | 1,645 | 7.5 | 13.3 | 52.7 |
| 2017年3月 | 105 | 1,922 | 5.9 | 19.5 | 42.2 |
| 2018年3月 | 118 | 2,104 | 5.9 | 16.8 | 102.5 |
| 2019年3月 | 116 | 1,978 | 5.7 | 12.0 | 75.1 |
| 2020年3月 | 112 | 1,926 | 5.8 | 9.4 | 42.9 |
| 2021年3月 | 191 | 2,349 | 8.9 | 7.0 | 26.6 |
| 2022年3月 | 166 | 2,505 | 6.9 | 7.8 | 66.2 |
| 2023年3月 | 162 | 2,701 | 6.2 | 7.9 | 62.4 |
| 2024年3月 | 429 | 3,493 | 13.8 | 4.2 | 16.3 |
| 2025年3月 | 511 | 3,696 | 14.3 | 4.1 | 15.9 |
| 2026年3月 | 385 | 4,540 | 9.2 | 11.1 | 51.5 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
14名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は14名。2026/3期の役員報酬は総額270百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 宮川尚久 | 取締役会長 | 74 | 61,281 |
| 中戸川稔 | 代表取締役社長 | 67 | 29,681 |
| 名塚龍己 | 取締役 常務執行役員 | 68 | 19,068 |
| 今野光一郎 | 取締役 上級執行役員 経営企画部長 | 63 | 7,755 |
| 岩間和義 | 取締役 上級執行役員 | 64 | 7,185 |
| 迎陽一 | 取締役 | 75 | 15,700 |
| 西野和美 | 取締役 | 58 | 10,400 |
| 中村裕明 | 取締役 | 71 | — |
| 酒井宏之 | 常勤監査役 | 66 | 19,712 |
| 三影晃 | 常勤監査役 | 65 | 5,100 |
| 矢野正敏 | 監査役 | 70 | — |
| 米村郁代 | 監査役 | 59 | — |
残りの役員2名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 都留綾子 | — | 42 | — |
| 北川隆行 | 取締役 上級執行役員 | 60 | 2,688 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 7 | 143 | 24 | 33 | 201 | 29 |
| 社外取締役 | 3 | 31 | — | — | 31 | 10 |
| 監査役 | 3 | 20 | — | — | 20 | 7 |
| 社外監査役 | 2 | 18 | — | — | 18 | 9 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,194字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題11,851字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク4,263字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)15,749字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第159期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-24
- 半期報告書半期報告書-第159期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第158期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-25
- 半期報告書半期報告書-第158期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第157期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第157期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第157期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-13
- 四半期報告書四半期報告書-第157期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第156期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-29
- 四半期報告書四半期報告書-第156期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第156期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第156期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-12
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
関連する企業
関連企業