概要
共英製鋼は、鉄スクラップを原料とする電炉メーカーである。建設用棒鋼や形鋼を主力とし、国内4拠点とベトナム・米国・カナダに生産拠点を持つ。2026年3月期の連結売上高は3151億円、営業利益170億円、従業員4068人。大阪市北区に本社を置き、東京証券取引所プライム市場に上場する。
電炉による鉄スクラップ資源循環が事業の核
共英製鋼の鉄鋼事業は、すべて電気炉(電炉)で鉄スクラップを溶解・精錬し、圧延して鋼材を製造するプロセスが基本である。高炉メーカーと異なり、鉄鉱石ではなく都市鉱山と呼ばれるスクラップを原料とするため、資源循環型のビジネスモデルを持つ。国内では枚方事業所(大阪府枚方市)、山口事業所(山口県山陽小野田市)、名古屋事業所(愛知県海部郡)、関東事業所(茨城県土浦市)の4拠点が稼働し、2026年3月期の国内出荷量は138万トンである。
海外売上高が連結の56%を占めるグローバル展開
海外鉄鋼事業はベトナムと北米の2極で構成され、2026年3月期の海外売上高は1789億円と連結全体の56.8%を占める。ベトナムではバリアブンタウ省、ハイフォン市、ニンビン省に子会社を持ち、異形棒鋼や線材を生産する。北米では米国テキサス州にVinton Steel社、カナダにMaple Leaf Metal社を擁し、鉱石粉砕用鋼材なども手掛ける。2025年6月にはベトナム北部拠点に新圧延工場が稼働し、出荷能力を拡大した。
鉄鋼・環境リサイクル・その他の3セグメント体制
報告セグメントは国内鉄鋼事業、海外鉄鋼事業、環境リサイクル事業、その他の4つだが、有価証券報告書では3つの事業(国内鉄鋼、海外鉄鋼、環境リサイクル)が主要とされる。国内鉄鋼は売上高1255億円、営業利益112億円。海外鉄鋼は売上高1789億円、営業利益61億円。環境リサイクルは医療・産業廃棄物処理と再生砕石を含み、売上高59億円、営業利益5億円。その他に港湾・鋳物・保険代理店があり、売上高46億円と規模は小さい。
収益を左右する原料価格と製品価格の差
電炉メーカーの収益は、主原料である鉄スクラップ価格と製品販売価格の差(売買価格差)に強く依存する。2026年3月期は鉄スクラップ価格が前期比7.4%下落した一方、製品価格も7.4%下落し、売買価格差は7.3%縮小した。国内出荷量も7.1万トン減少したため、国内鉄鋼事業の営業利益は35.2%減の112億円となった。一方、海外鉄鋼事業はベトナムの需要増とコスト削減効果で営業黒字に転換し、グループ全体の減益を補った。
業界の中での役割は電気炉鉄鋼メーカー(製鉄・圧延一貫)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01国内土木・建設向け鋼材主力
国内の土木・建築現場向けに、電気炉で溶解・圧延した異形棒鋼、構造用棒鋼、平鋼、山形鋼、I形鋼、ネジ節鉄筋(タフネジバー®)、ビレット等を製造販売。鉄筋加工製品の加工販売や鋼材運搬もグループ内で手掛ける。
- 異形棒鋼
- コンクリート補強用の鉄筋。表面に節(リブ)があり、コンクリートとの付着力を高めた土木・建築用鋼材。
- 構造用棒鋼
- 建築物の骨組みなどに用いる丸鋼。規格に応じた強度と寸法精度を持つ。
- 平鋼
- 断面が長方形の鋼材。土木・建築の補強材や機械部品の素材として使用。
- 山形鋼(アングル)
- 断面がL字形の鋼材。鉄骨構造のブレースや架台などに用いる。
- I形鋼(H形鋼)
- 断面がI字形またはH形の鋼材。高い曲げ強度を持ち、建築・土木の梁・柱に使用。
- ネジ節鉄筋(タフネジバー®)
- ネジ状の節を持つ鉄筋。継手の施工性が良く、高層建築や橋梁などで用いられる。
- ビレット
- 圧延前の中間半製品。角断面の鋼片で、後工程で棒鋼や形鋼に圧延される。
02海外土木・建設・鉱山向け鋼材主力
ベトナム、米国などの海外拠点で、電気炉を用いて異形棒鋼、ネジ節鉄筋、線材、鉱石粉砕用丸鋼、鉱石粉砕鉄球用丸鋼、ビレットを製造販売。主に現地の土木・建設需要および鉱山向け粉砕媒体を供給する。
- 異形棒鋼
- 海外建設現場向けのコンクリート補強用鉄筋。現地規格に対応。
- ネジ節鉄筋
- ネジ状節を持つ鉄筋。高層建築やインフラ向け。
- 線材(ワイヤロッド)
- 直径5~20mm程度のコイル状鋼材。伸線加工により針金、ワイヤー、ボルト等に加工される。
- 鉱石粉砕用丸鋼(ロッド)
- 鉱山で鉱石を粉砕するロッドミル用の鋼棒。高強度・高耐磨耗性が要求される。
- 鉱石粉砕鉄球用丸鋼(ボール用)
- 鉱石粉砕用ボールミルに使用する鋼球の素材。耐磨耗性に優れる。
- ビレット
- 圧延前の中間半製品。海外拠点間で融通されることもある。
03環境リサイクル(医療・産業廃棄物処理、再生砕石)準主力
医療廃棄物・産業廃棄物の中間処理(溶融)および最終処分を電気炉やガス化溶融炉で実施。専用容器回収システム「メスキュード®」により無害化処理。また、建設発生土等から再生砕石を製造販売。
医療廃棄物処理で独自の「メスキュード®」システムを確立
- メスキュード®システム
- 医療廃棄物を専用容器で回収し、電気炉で高温溶融処理する一貫サービス。感染性廃棄物を無害化する。
- 産業廃棄物処理サービス
- ガス化溶融炉等で産業廃棄物を溶融処理し、発生する燃料ガスは自社の圧延工程で再利用。
- 再生砕石
- 建設発生土やコンクリート塊を破砕・選別して製造する路盤材。
04その他(港湾、鋳物、保険代理店)その他
ベトナムでの港湾事業、グループ内での鋳物製品(鉄鋼関連部品)製造、保険代理店業等を展開。売上規模は小さい。
製品と技術
建築物の骨格を支える異形棒鋼とネジ節鉄筋
共英製鋼の最量販品は、コンクリート補強用の異形棒鋼(鉄筋)である。表面に節(リブ)を持ち、コンクリートとの付着力を高めた製品で、国内土木・建築現場の標準的な鋼材として使われる。同社は特に、継手加工が容易なネジ節鉄筋「タフネジバー®」を開発し、高層建築や橋梁など施工性が重視される現場に供給している。2026年3月期の国内出荷量138万トンの大半を異形棒鋼とネジ節鉄筋が占める。
構造用形鋼:平鋼・山形鋼・I形鋼のラインアップ
形鋼部門では、断面が長方形の平鋼、L字形の山形鋼(アングル)、I字形のI形鋼(H形鋼)を製造する。これらは鉄骨構造の梁や柱、ブレース、架台など建築物の骨組みに用いられる。山口事業所が主要な形鋼生産拠点であり、多品種をロット単位で生産する。形鋼は異形棒鋼と比べて製品幅が広く、建設現場の多様なニーズに対応している。なお、1990年に和歌山事業所で開始したジュニアH形鋼は、現在は生産を終了している。
電炉の熱を活用した医療廃棄物処理「メスキュード®」
共英製鋼は1988年9月に山口事業所内で医療廃棄物処理事業を開始し、以後「メスキュード®システム」として確立した。契約医療機関に専用容器を設置し、回収後、電気炉の高温(約1500℃)で溶融処理する。感染性廃棄物を無害化できる点が特徴で、同社の電炉設備を活用した独自サービスである。2026年3月期の環境リサイクル事業売上高は59億円で、うち医療廃棄物処理が約半分を占める。また、産業廃棄物処理ではガス化溶融炉から発生する燃料ガスを圧延工程の燃料として再利用する。
鉱山向け特殊鋼材:鉱石粉砕用丸鋼と鉄球用丸鋼
海外鉄鋼事業のうち北米拠点(Vinton Steel社、Maple Leaf Metal社)では、鉱山で使用する鉱石粉砕用丸鋼(ロッド)と粉砕鉄球用丸鋼(ボール用)を生産する。ロッドはロッドミル、ボールはボールミルで鉱石を粉砕する際に摩耗する消耗品であり、高強度・高耐磨耗性が要求される。これらの製品は、建設用鋼材とは異なる安定的な需要があり、北米の鉱山業界向けに供給されている。2026年3月期の海外鉄鋼事業売上高1789億円のうち、建設用鋼材と合わせてこれらの特殊鋼材が収益に貢献した。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
鉄鋼のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 環境リサイクル(医療・産業廃棄物処理、再生砕石)医療廃棄物処理で独自の「メスキュード®」システムを確立
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
電炉鉄筋で国内有数、利益率は低位安定
電炉による鉄筋・形鋼を主力とする鉄鋼メーカー。日本製鉄やJFEホールディングスなどの高炉メーカーとは異なり、原料に鉄スクラップを用いるため、コスト構造が異なる。国内電炉業界では中山製鋼所や合同製鐵と競合し、販売量では国内有数のシェアを持つ。しかし、営業利益率は5%前後と低く、鉄スクラップ価格や建設需要に業績が連動しやすい。2026/3期は売上高が減少見込みで、収益性改善が急務。
強み
- 鉄筋分野で国内トップクラスのシェアを有し、安定した販売基盤を構築。
- 鉄スクラップを原料とし、高炉に比べCO2排出が少なく環境適合性が高い。
- 鉄筋のほか形鋼や鋼矢板など、多品種を扱い需要変動に対応。
- 国内のゼネコンや商社との関係が強固で、安定的な受注が見込める。
課題
- 営業利益率が5%前後と低く、収益力向上が課題。
- 鉄スクラップ価格の変動が収益を圧迫しやすい。
- 国内建設投資の減少や、インフラ老朽化に伴う需要減退が懸念。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
金属・ガラスの時価総額近傍。太字が共英製鋼
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 5715古河機械金属 | 1,378億円 | 11.0倍 |
| 2 | 5602栗本鐵工所 | 1,105億円 | 15.6倍 |
| 3 | 3036アルコニックス | 1,030億円 | 17.8倍 |
| 4 | 5726大阪チタニウムテクノロジーズ | 1,001億円 | 38.9倍 |
| 5 | 5351品川リフラ | 969億円 | 3.6倍 |
| 6 | 5440共英製鋼 | 934億円 | 9.2倍 |
| 7 | 5480日本冶金工業 | 846億円 | 10.5倍 |
| 8 | 5702大紀アルミニウム工業所 | 821億円 | 20.6倍 |
| 9 | 7231トピー工業 | 742億円 | 6.6倍 |
| 10 | 5202日本板硝子 | 699億円 | 16.0倍 |
| 11 | 5461中部鋼鈑 | 605億円 | 45.9倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(金属・ガラス)に従っています。
会社の歴史
沿革 37件
共栄製鉄として創業し伸鉄業に転換した1947年
1947年8月、資本金18万円で共栄製鉄株式会社が創立された。同年12月に伸鉄業(鉄鋼の圧延加工)に転換し、1948年9月に共英製鋼株式会社へ社名変更した。初期は圧延専門であったが、1962年2月に大阪府枚方市に自社初の電炉工場(佃工場)を新設し、製鋼工程に進出する。この電炉導入が、後のスクラップリサイクル型電炉メーカーとしての方向性を決定づけた。
全国展開とグループ再編を進めた1960~1980年代
1963年2月に佃工場を共英製鉄として分離し、1966年3月には共英特殊鋼を吸収合併した。1971~1972年にかけて枚方事業所に電炉と圧延工場を新設し、製鋼圧延一貫体制を確立する。1972年11月には山口共英工業と熊本共英工業を設立し、西日本に生産拠点を拡大。1982年4月に住友金属工業(現日本製鉄)と資本提携し、1984年2月には中部地区の第一製鋼を取得するなど、全国的な生産ネットワークを形成した。
グループ5社合併で事業基盤を統合した1990年
1990年4月、共英製鋼、共英製鉄、山口共英工業、第一製鋼、和歌山共英製鋼の5社が合併し、新たな共英製鋼が発足した。これにより、それまでの子会社を大阪事業所、山口事業所、名古屋事業所、和歌山事業所として再編。同時期に1990年11月には共英産業を設立し、電炉スラグ処理などの環境リサイクル事業に参入する。この再編で鉄鋼の製造から加工・リサイクルまでを一貫して手掛ける体制が整った。
ベトナム進出と北米事業の拡大・縮小を経験した1990年代
1994年1月にベトナム・バリアブンタウ省へビナ・キョウエイ・スチール社を設立し、海外鉄鋼事業の第一歩を踏み出す。同1994年3月には関東スチール(現関東事業所)を設立し、関東地区へ進出。北米では1992年12月にフロリダスチール社の経営権を取得したが、1999年9月に売却している。一方、1996年にベトナム・ハイフォン市に鋳物工場を設立するなど、東南アジアでの事業は継続的に拡大した。
上場と新興国での事業拡大を進めた2000年代
2002年3月に中山鋼業へ出資し、合同製鐵と並ぶ筆頭株主となる。2004年2月に共英リサイクルを設立し、産業廃棄物処理能力を強化。2005年10月に株式交換で共英産業と共英メソナを完全子会社化した。2006年12月、東京証券取引所市場第一部および大阪証券取引所市場第一部に株式を上場する。2012年3月にはベトナム・ニンビン省にキョウエイ・スチール・ベトナムを設立し、北部ベトナムでの生産能力を拡充した。
北米再強化と大型投資計画を掲げる2020年代
2020年代に入り、北米事業の再建が課題となる。米国Vinton Steel社は設備老朽化に悩まされ、2024年3月期まで営業赤字が続いた。2024年4月公表の中期経営計画「NeXuSⅡ 2026」では、3年間で約1100億円の設備投資を計画し、うち約500億円を米国拠点の大型投資に充てるとした。2025年6月にはベトナム北部の新圧延工場が稼働し、出荷量増加に寄与。2026年3月期は海外鉄鋼事業が黒字転換し、グループ全体の業績を下支えした。
年表37件を開く
1940年代
- 1947年8月創業共栄製鉄㈱(資本金18万円)を創立(1947年12月に伸鉄業に転換)
- 1948年9月商号変更共英製鋼㈱に社名変更
1950年代
- 1956年11月商号変更共英伸鉄㈱(1963年12月共英特殊鋼㈱に社名変更)を設立し、平鋼の生産を開始
1960年代
- 1962年2月当社初の電炉工場として佃工場(枚方事業所大阪工場)新設
- 1963年2月当社佃工場を共英製鉄㈱として分離
- 1966年3月M&A共英特殊鋼㈱を吸収合併し、当社放出工場とする(1989年3月閉鎖)
- 1967年3月線材メーカーから小形棒鋼を主体とする条鋼メーカーに転換
- 1968年10月創業海外での製鋼・圧延技術指導を目的に海外事業部を発足
1970年代
- 1971年10月大阪府枚方市に枚方電炉工場を新設
- 1972年10月大阪府枚方市に枚方電炉工場に併設して圧延工場を新設し、製鋼圧延一貫体制確立(現枚方事業所)
- 1972年11月山口県小野田市(現山陽小野田市)に異形棒鋼と形鋼を製造販売する山口共英工業㈱を設立 熊本県宇土市に異形棒鋼と形鋼を製造販売する熊本共英工業㈱を設立
- 1973年1月創業北米でのミニミル事業参入と海外事業拡大を目的として、米国ニューヨーク州に異形棒鋼と形鋼を製造販売するオーバンスチール社を設立
- 1979年1月オーバンスチール社の経営権を譲渡
- 1979年4月熊本共英工業㈱の経営権を譲渡
1980年代
- 1980年6月共英製鉄㈱のビレット運送を目的として、鐵鋼運輸興業㈱(現㈱共英メソナ)を設立
- 1982年4月住友金属工業㈱(現日本製鉄㈱)と資本提携を行う
- 1984年2月中部地区での拠点拡充のため、第一製鋼㈱(愛知県海部郡)の経営権を取得
- 1988年9月山口共英工業㈱にサンキョウ事業部(現メスキュード部)を新設し、医療廃棄物処理事業を開始
- 1988年10月和歌山市に和歌山共英製鋼㈱を設立し、ジュニアH形鋼分野に進出
1990年代
- 1990年4月M&A当社、共英製鉄㈱、山口共英工業㈱、第一製鋼㈱および和歌山共英製鋼㈱の共英グループ5社合併 共英製鉄㈱以下4社を大阪事業所、山口事業所、名古屋事業所、和歌山事業所と改組
- 1990年11月大阪府枚方市に共英産業㈱を設立し、当社事業所から排出する電炉スラグ等の処理事業に進出
- 1991年7月和歌山市にキョウエイ製鐵㈱(現日鉄スチール㈱)を設立
- 1991年10月和歌山事業所の営業権をキョウエイ製鐵㈱へ譲渡
- 1991年11月商号変更㈱今村製作所(大阪府寝屋川市、共英建材工業㈱に社名変更)の経営権を取得し、コラム(角形鋼管)分野に進出
- 1992年12月北米での事業拡大を目的として、米国フロリダ州にあるフロリダスチール社の経営権を取得
- 1993年9月キョウエイ製鐵㈱の経営権を住友金属工業㈱に譲渡
- 1994年1月創業ベトナムでの棒鋼・線材の製造拠点として、同国バリアブンタウ省(現ホーチミン市)にビナ・キョウエイ・スチール社を設立
- 1994年3月関東地区への進出を企図して関東スチール㈱を設立、茨城県新治郡新治村(現土浦市)にある相場製鋼㈱新治工場の製造設備を承継して事業開始
- 1996年1月創業ベトナム・ハイフォン市にビナ・ジャパン・エンジニアリング社を設立(鋳物工場)
- 1999年9月商号変更アメリスチール社(1996年4月フロリダスチール社から社名変更)の経営権を譲渡
2000年代
- 2002年3月中山鋼業㈱に出資し、合同製鐵㈱と並列で筆頭株主になる
- 2004年2月山口県小野田市(現山陽小野田市)に産業廃棄物処理事業の拡大を目的として、共英リサイクル㈱を設立
- 2005年3月山口事業所加工品事業を新設分割して共英加工販売㈱を設立
- 2005年10月M&A株式交換方式にて共英産業㈱および㈱共英メソナを完全子会社化
- 2006年12月上場東京証券取引所市場第一部および大阪証券取引所市場第一部に株式を上場
2010年代
- 2012年3月創業ベトナム・ニンビン省にキョウエイ・スチール・ベトナム社を設立し鉄鋼事業を開始
- 2012年4月共英建材工業㈱の全株式を日鐵住金建材㈱(現日鉄建材㈱)に譲渡
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高2027年3月期まで3,600億円
- 経常利益2027年3月期まで140億円
- ROE2027年3月期まで8.0%以上
- 自己資本比率2027年3月期まで50%以上
- CO2排出量削減(国内4拠点)2030年度まで50%削減(2013年度対比)
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
北米事業の強化とベトナム事業の再構築
北米では老朽化設備の更新に伴う大型投資(約500億円)を実行し、生産能力拡大と競争力強化を図る。ベトナムでは需要回復を捉え、新圧延工場の稼働によるコスト競争力向上と事業安定化を進める。
- 02
国内鉄鋼事業の連携強化と非価格競争力向上
4事業所体制で関東圏での存在感向上を目指し、「エシカルスチール」ブランドを軸にトレーサビリティを訴求した販売強化やグループ連携により、非価格競争力を高める。
- 03
環境リサイクル事業の新たな収益軸の模索
電気炉による医療・産業廃棄物処理の知見を活かし、資源循環型社会の要請に対応した事業基盤強化と新たな収益機会の創出に取り組む。
- 04
無形資産投資とESG経営の推進
人的資本やブランドへの投資を拡大し、CO2排出量削減(2030年50%削減目標)などのESG取り組みを進め、「100年企業」を目指す。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で4,068人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は743万円で、9期前と比べて+15.5%。平均年齢は41.3歳、平均勤続年数は16.9年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 2,341 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 2,430 | — |
| 2019年3月 | 643 | 39.2 | 15.4 | 3,200 | — |
| 2020年3月 | 721 | 39.5 | 15.3 | 3,605 | — |
| 2021年3月 | 693 | 39.9 | 15.9 | 3,985 | — |
| 2022年3月 | 636 | 39.8 | 15.8 | 4,021 | — |
| 2023年3月 | 709 | 40.2 | 16.2 | 3,972 | — |
| 2024年3月 | 756 | 40.3 | 15.9 | 3,938 | — |
| 2025年3月 | 774 | 40.8 | 16.3 | 3,903 | 392 |
| 2026年3月 | 743 | 41.3 | 16.9 | 4,068 | 418 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社20社(国内 7 / 海外 13、うち連結子会社 16) を有報から抽出しています。
- 国内共英産業㈱大阪市北区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱共英メソナ大阪市西淀川区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内共英リサイクル㈱山口県 山陽小野田市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内共英加工販売㈱山口県 山陽小野田市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱吉年大阪府河内長野市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外ビナ・キョウエイ・スチール社(注)3,5,6ベトナム国 ホーチミン市 · 連結子会社議決権45.0%
- 海外キョウエイ・スチール・ベトナム社(注)3ベトナム国 ニンビン省 · 連結子会社議決権65.5%
- 海外米国共英製鋼会社(注)3米国デラウェア州 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外ビントン・スチール社(注)3米国テキサス州 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外ビントン・メタル・プロセッシング社米国テキサス州 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外ベトナム・イタリー・スチール社(注)3ベトナム国 フンエン省 · 連結子会社議決権98.9%
- 海外チー・バイ・インターナショナル・ポート社(注)3ベトナム国 ホーチミン市 · 連結子会社議決権53.7%
残りのグループ会社8社を開く
- ビナ・ジャパン・エンジニアリング社ベトナム国 ハイフォン市67%
- キョウエイ・カナダ・インベストメント社カナダ国 アルバータ州100%
- アルタ・スチール社(注)3,5カナダ国 アルバータ州100%
- メイプル・リーフ・メタル社カナダ国 アルバータ州100%
- 中山鋼業㈱大阪市西淀川区45%
- ジェンアルタ・リサイクリング社カナダ国 アルバータ州50%
- ビントン・ボール社米国テキサス州49%
- 日本製鉄㈱(注)4東京都千代田区28%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は3,151億円、営業利益は170億円。前期と比べると減収増益で、売上が-2.4%、利益が+11.1%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 3,620億円 | 3,151億円 |
| 営業利益 | 155億円 | 170億円 |
| 純利益 | 84億円 | 99億円 |
| 1株あたり配当 | ¥70 | ¥70 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は871億円、営業利益は34億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+13.7%、営業利益は−30.6%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 844 | — | — | 69 |
| 2024年1Q | 766 | 49 | 6.4 | 39 |
| 2024年2Q | 789 | 50 | 6.3 | 40 |
| 2024年3Q | 820 | 48 | 5.9 | 37 |
| 2024年4Q | 835 | — | — | 22 |
| 2025年2Q | 1,610 | 59 | 3.7 | 51 |
| 2025年4Q | 1,618 | 94 | 5.8 | 57 |
| 2026年2Q | 1,547 | 92 | 5.9 | 54 |
| 2026年4Q | 1,604 | 78 | 4.9 | 45 |
| 2027年1Q | 871 | 34 | 3.9 | 19 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は1,423億円から3,151億円へ2.2倍に増えた。直近期の営業利益率は5.4%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 1,423 | — | 47 | — | 21 |
| 2014年3月 | 1,747 | — | 31 | — | −8 |
| 2015年3月 | 1,814 | — | 125 | — | 69 |
| 2016年3月 | 1,610 | — | 142 | — | 85 |
| 2017年3月 | 1,460 | — | 79 | — | 48 |
| 2018年3月 | 1,913 | — | 41 | — | 35 |
| 2019年3月 | 2,423 | — | 86 | — | 65 |
| 2020年3月 | 2,393 | — | 190 | — | 80 |
| 2021年3月 | 2,264 | — | 129 | — | 88 |
| 2022年3月 | 2,927 | — | 105 | — | 63 |
| 2023年3月 | 3,557 | — | 147 | — | 131 |
| 2024年3月 | 3,210 | — | 210 | — | 138 |
| 2025年3月 | 3,228 | 153 | 157 | 4.7 | 108 |
| 2026年3月 | 3,151 | 170 | 162 | 5.4 | 99 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高3,151億円のうち、営業利益として残るのは170億円で5.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は99億円、売上の3.1%にあたる。営業利益率は業種中央値5.0%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金87.3%2,751億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金7.3%230億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.4%170億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが247億円、投資CFが−154億円で、差し引きのフリーCFは93億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は464億円で、売上の1.8ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 98 | −32 | −12 | 66 | 292 |
| 2014年3月 | −21 | −70 | 116 | −91 | 339 |
| 2015年3月 | 167 | −189 | 20 | −22 | 350 |
| 2016年3月 | 172 | −108 | −15 | 64 | 396 |
| 2017年3月 | 69 | −160 | 66 | −91 | 367 |
| 2018年3月 | −86 | −73 | 85 | −159 | 293 |
| 2019年3月 | 44 | −194 | 111 | −150 | 264 |
| 2020年3月 | 332 | −193 | 17 | 139 | 421 |
| 2021年3月 | 152 | −368 | 51 | −216 | 254 |
| 2022年3月 | −137 | 69 | 73 | −68 | 272 |
| 2023年3月 | 193 | −61 | −90 | 132 | 324 |
| 2024年3月 | 243 | −170 | −142 | 73 | 261 |
| 2025年3月 | 394 | −99 | −182 | 295 | 381 |
| 2026年3月 | 247 | −154 | −13 | 93 | 464 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は3,731億円。このうち返さなくてよい自己資本が2,188億円で、自己資本比率は56.7%(業種中央値60.7%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 1,651 | 1,253 | 398 | 74.2 |
| 2014年3月 | 1,808 | 1,288 | 520 | 67.3 |
| 2015年3月 | 2,018 | 1,381 | 637 | 64.2 |
| 2016年3月 | 2,004 | 1,431 | 573 | 67.3 |
| 2017年3月 | 2,143 | 1,467 | 676 | 64.6 |
| 2018年3月 | 2,342 | 1,485 | 857 | 59.8 |
| 2019年3月 | 2,616 | 1,538 | 1,078 | 54.8 |
| 2020年3月 | 2,691 | 1,580 | 1,111 | 54.9 |
| 2021年3月 | 2,823 | 1,646 | 1,177 | 54.7 |
| 2022年3月 | 3,142 | 1,757 | 1,385 | 51.9 |
| 2023年3月 | 3,377 | 1,902 | 1,475 | 53.2 |
| 2024年3月 | 3,542 | 2,014 | 1,528 | 54.9 |
| 2025年3月 | 3,528 | 2,092 | 1,437 | 57.5 |
| 2026年3月 | 3,731 | 2,188 | 1,543 | 56.7 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
鉄鋼 38社との比較
同じ鉄鋼の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で38社中16位あたり、逆に低いのは自己資本比率で38社中24位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,081で、1年前と比べて-5.4%。過去52週の値幅のなかでは39%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 9.2倍 |
| PER (会社予想) | 10.8倍 |
| PBR | 0.43倍 |
| 配当利回り | 3.36% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
7月に入って上昇基調が続き、29日には1992円、30日には2018円と52週高値2696円に近づいた。しかし31日には1942円へ急落し、高値圏での変動が激しい。25日線(1840.84円)や75日線(1883.73円)は維持しており、週足では上向きのトレンドが続いている。出来高は増加しており、機関投資家の売買が活発。月間では+10.5%と上昇し、鉄鋼セクターのなかでも強い動き。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)。
PER 8.6倍は業界平均の112.9倍を大幅に下回り、PBR 0.40倍と同平均の0.72倍を下回る。ROE 4.8%は低いが、配当利回り3.6%は業界平均の3.26%を上回る。売上高は横ばい傾向だが、営業利益率は改善傾向。鉄鋼業界の平均PERが異常に高いため、割安度合いは際立つが、収益性や中長期的な需要懸念を考慮すると、割安ではあるが業界特有の変動リスクがある。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 9.2倍 | 114.6倍 |
| PER (予想) | 10.8倍 | — |
| PBR | 0.43倍 | 0.75倍 |
| ROE | 4.8% | 5.2% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
国内有数の電炉メーカーとして、鉄鋼需要やスクラップ価格の動向に業績が左右される。強気派は環境規制強化による需要増や、コスト競争力の高さに注目する。弱気派は鉄鋼需要の低迷や、スクラップ価格高騰による減益を懸念する。投資論点は、市況変動への耐性と、環境対応による長期的な競争力の維持にある。
- 環境優位性
電炉はCO2排出が少なく、環境規制強化で有利になる可能性。
- コスト競争力
鉄スクラップを原料として、高炉に比べコストが安い場合がある。
- 安定需要
建設・自動車向けの需要が底堅く、売上高は一定規模を維持。
- 2026年3月期営業利益170億円と前期比11%増2026年3月期影響中
営業利益が153億円から170億円へ17億円増加。売上高減を利益率改善で吸収。
- PBR0.40倍と突出した割安感不定影響中
PBR0.40倍、ROE4.8%。資本効率改善の取り組みが進めば株価上昇余地。
- 営業利益率5.4%に向上2026年3月期影響中
営業利益率は4.74%から5.40%へ0.66pt改善。鋼材価格改善が寄与。
- 配当利回り3.6%と高い株主還元通年影響弱
株価1942円に対し1株配当約70円(配当利回り3.6%)。
- 市況変動
鉄鋼需要やスクラップ価格の変動で、業績が不安定になる可能性。
- 減益傾向
2025年3月期、2026年3月期と純利益が減少傾向にある。
- 低収益性
ROEが低位で、資本効率が低いと見られる。
- 2027年3月期予想PER10倍と減益見込み2027年3月期影響中
予想PER10倍は現在PER8.6倍から悪化を示唆。来期純利益は減額の可能性。
- 売上高3151億円と前期比2.4%減2026年3月期影響中
売上高が3228億円から3151億円へ77億円減少。需要低迷が続く。
- 純利益99億円と前期比8%減2026年3月期影響中
純利益が108億円から99億円へ9億円減。税効果などが剥落。
- 原料価格高で利益率悪化のリスク継続影響中
営業利益率が1%低下すると営業利益は約31.5億円減少。コスト上昇が逆風。
- 売上高
- 市況動向や受注状況を反映するため。
- 営業利益率
- コスト変動の影響を確認するため。
- 鉄スクラップ価格
- 原料価格の変動が収益に直結するため。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり70円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは3.36%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 30 | — | 28.2 |
| 2018年3月 | 40 | 33.3 | 65.3 |
| 2019年3月 | 40 | 0.0 | 33.2 |
| 2020年3月 | 75 | 87.5 | 31.1 |
| 2021年3月 | 60 | −20.0 | 77.9 |
| 2022年3月 | 40 | −33.3 | 71.8 |
| 2023年3月 | 80 | 100.0 | 52.5 |
| 2024年3月 | 90 | 12.5 | 13.4 |
| 2025年3月 | 90 | 0.0 | 66.7 |
| 2026年3月 | 90 | 0.0 | 50.6 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥70
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ28,550人。区分でいちばん多いのは事業法人で41.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が55.6%を占め、残る44.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 40.5 | 43.2 | 42.7 | 42.7 | 41.1 | 41.1 |
| 個人・その他 | 25.7 | 26.9 | 28.6 | 26.9 | 31.5 | 30.9 |
| 金融機関 | 19.0 | 15.1 | 14.9 | 15.6 | 13.7 | 14.6 |
| 外国法人 | 13.6 | 13.8 | 12.3 | 13.2 | 12.0 | 12.3 |
| 自己株式 | 3.2 | 3.2 | 3.2 | 3.2 | 3.2 | 3.2 |
| 証券会社 | 1.3 | 1.0 | 1.4 | 1.6 | 1.6 | 1.1 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.0 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本製鉄株式会社 | 25.82 |
| 02 | 高島 秀一郎 | 9.68 |
| 03 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 5.95 |
| 04 | 高島 成光 | 4.97 |
| 05 | 三井物産株式会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) | 3.27 |
| 06 | 合同製鐵株式会社 | 3.00 |
| 07 | 株式会社日本カストディ銀行(三井住友信託銀行再信託分・エア・ウォーター株式会社退職給付信託口) | 2.92 |
| 08 | 株式会社日本カストディ銀行(三井住友信託銀行再信託分・エア・ウォーター防災株式会社退職給付信託口) | 1.54 |
| 09 | エア・ウォーター株式会社 | 1.54 |
| 10 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 1.53 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+377%、1株純資産は14期で+73%。直近期のROEは4.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 48 | 2,819 | 1.7 | 35.3 | 37.5 |
| 2014年3月 | −18 | 2,799 | −0.7 | — | — |
| 2015年3月 | 159 | 2,981 | 5.5 | 12.7 | 24.0 |
| 2016年3月 | 195 | 3,116 | 6.4 | 8.7 | 32.9 |
| 2017年3月 | 110 | 3,192 | 3.5 | 18.0 | 28.2 |
| 2018年3月 | 80 | 3,226 | 2.5 | 22.8 | 65.3 |
| 2019年3月 | 150 | 3,300 | 4.6 | 10.5 | 33.2 |
| 2020年3月 | 184 | 3,398 | 5.5 | 6.8 | 31.1 |
| 2021年3月 | 202 | 3,553 | 5.8 | 8.2 | 77.9 |
| 2022年3月 | 145 | 3,750 | 4.0 | 9.2 | 71.8 |
| 2023年3月 | 302 | 4,135 | 7.7 | 5.3 | 52.5 |
| 2024年3月 | 318 | 4,479 | 7.4 | 7.6 | 13.4 |
| 2025年3月 | 248 | 4,671 | 5.4 | 7.6 | 66.7 |
| 2026年3月 | 227 | 4,870 | 4.8 | 10.2 | 50.6 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
16名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は16名。2026/3期の役員報酬は総額391百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 高島秀一郎 | 代表取締役 会長 | 68 | 4,347,460 |
| 坂本尚吾 | 代表取締役 社長 | 67 | 7,900 |
| 菅哲哉 | 取締役 副社長執行役員 | 65 | 6,500 |
| 北田正宏 | 取締役 常務執行役員 | 67 | 270 |
| 廣冨靖以 | 取締役 相談役 | 72 | 18,500 |
| 山尾哲也 | 取締役 | 74 | — |
| 川邊辰也 | 取締役 | 74 | — |
| 船戸貴美子 | 取締役 | 57 | — |
| 松家優香子 | 取締役 | 48 | — |
| 前田豊治 | 常勤監査役 | 66 | 4,100 |
| 介川康弘 | 監査役 | 58 | — |
| 宗岡徹 | 監査役 | 69 | — |
残りの役員4名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 竹内洋平 | 監査役 | 44 | — |
| 林進 | 取締役 上席執行役員 | 57 | 3,869 |
| 小口光 | 取締役 | 54 | — |
| 中谷進亮 | 常勤監査役 | 64 | 3,300 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 8 | 200 | 89 | 25 | 314 | 39 |
| 社外取締役 | 6 | 52 | — | — | 52 | 9 |
| 監査役 | 2 | 25 | — | — | 25 | 13 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,966字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題6,585字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク9,896字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)7,490字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第82期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-23
- 半期報告書半期報告書-第82期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第81期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-24
- 半期報告書半期報告書-第81期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第80期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-26
- 四半期報告書四半期報告書-第80期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第80期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第80期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第79期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第79期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第79期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第79期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
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