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日経平均64,167.87-158NYダウ53,061.95+295ドル円158.81+0NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+51毎時更新

美濃窯業

MINO CERAMIC CO., LTD.5356 · Standard · ガラス・土石製品

耐火煉瓦を基盤に、耐火物からプラント設計・施工まで手掛ける。セメント・セラミックス産業を支える。

概要

美濃窯業は1918年に岐阜県瑞浪市で耐火煉瓦の製造を目的に創業した企業である。1949年に名古屋証券取引所第二部に上場し、2024年に東京証券取引所スタンダード市場へ移行した。耐火物セラミックス、工業炉の設計施工(プラント事業)、建材・舗装用材、不動産賃貸の4セグメントで構成され、2026年3月期の連結売上高は162億円、営業利益16億円、従業員数は346名である。

売上の半分を占める耐火物セラミックスとプラント

美濃窯業の2026年3月期連結売上高162億円のうち、耐火物セラミックス事業が69億円(構成比43%)、プラント事業が64億円(40%)、建材及び舗装用材事業が23億円(14%)、不動産賃貸事業が4億円(2%)、その他が1億円未満である。耐火物セラミックス事業はセメント業界向けの耐火煉瓦や不定形耐火物を製造販売し、プラント事業は工業炉の設計・製造・施工とエンジニアリングを手掛ける。両事業で売上の8割以上を占め、収益の柱となっている。

グループ8社で構成される事業体制

美濃窯業は2026年3月期時点で、当社と連結子会社2社(美州興産、岩佐機械工業)でグループを構成する。しかし歴史的には、美濃窯業製陶、モノリス、日本セラミックエンジニヤリングなどの子会社を吸収合併・完全子会社化しており、現在の連結範囲は岩佐機械工業(2021年取得)と美州興産(1953年設立、2015年完全子会社化)の2社である。また、東南アジアに合弁会社(タイのG.S.CERAMICS、フィリピンのREFRACTORIES CORPORATION)を保有するが、連結対象外である。

地域展開:国内拠点と海外合弁

本社・工場は岐阜県瑞浪市にあり、愛知県半田市に亀崎工場、三重県四日市市に四日市工場(旧中央珪石煉瓦)を保有する。営業拠点は名古屋営業所(2022年に大阪営業所を統合)である。海外ではタイ(1970年設立)とフィリピン(1977年設立)に合弁会社を有し、東南アジア市場へ耐火物を供給している。また、米国のセメント設備メーカーFuller Technologies(旧FLSmidth Cement)の日本販売店として、同社の製造設備販売とメンテナンスを担う。

安定収益を生む不動産賃貸事業

不動産賃貸事業は、所有する不動産の一部をオフィスや住宅向けに賃貸するセグメントである。2026年3月期の売上高は4億円(前年比0.3%減)だが、セグメント利益は2億円(同0.3%増)と安定的である。グループ全体の収益基盤として、連結営業利益1,600百万円に対して195百万円(約12%)を貢献しており、変動の少ない収益源としての役割を果たしている。

業界の中での役割は産業用炉・窯向け耐火物サプライヤーであり、プラント建設・メンテナンスも提供。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
162億円
営業利益
16億円
営業利益率
9.9%
純利益
13億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01耐火物セラミックス事業主力

耐火煉瓦、不定形耐火物など耐火材料を製造・販売。セメント業界などの高温炉・窯の建設や補修に使用される。顧客の要求スペックに応じたカスタマイズやサポートを提供。

主要顧客セメント業界

主な製品・サービス2
耐火煉瓦
高温で使用される炉や窯の内張りに使われる焼成煉瓦。高耐久性と耐火性が特徴。
不定形耐火物
粉粒状や粘性のある耐火材料で、現場で施工される。複雑な形状の炉にも適用可能。

02プラント事業準主力

工業炉などの設備の設計・製造・施工・販売と、耐火物の施工を行う。セラミックス業界や化学業界など様々な分野で使用され、生産性向上や省エネに貢献。ロータリーキルン設計・製造は岩佐機械工業が担当。

世界トップクラスのセメント設備メーカーFuller Technologiesの日本販売店

主要顧客セラミックス業界、化学業界

主な製品・サービス2
工業炉
ガス、重油、電気などを熱源に対象物を焼成する炉。ロータリーキルンなどがある。
自動化設備
製造ラインにおける自動化設備。生産性向上に寄与。

03建材及び舗装用材事業副次

美州興産が建材・舗装材の販売と施工を行い、当社が一部製品を製造供給。工場やビル向け塗床材、遊歩道や駐車場向け舗装材を提供。

主要顧客建設業界、都市インフラ

主な製品・サービス2
屋内向け塗床材
工場やビルの床に塗布する保護・美観材。耐久性・施工性に優れる。
屋外向け舗装材
遊歩道や駐車場などに使われる透水性・耐久性のある舗装材。環境配慮型。

04不動産賃貸事業その他

所有不動産の一部をオフィス・住宅向けに賃貸する。

05その他その他

外注品の販売。セメント・石灰・環境分野などで使用される。

主要顧客セメント・石灰・環境分野

製品と技術

セメント業界向け耐火煉瓦と不定形耐火物

美濃窯業の耐火物セラミックス事業の主力製品は、セメント製造用のロータリーキルン内張りなどに使用される耐火煉瓦と、流し込み施工が可能な不定形耐火物である。同社は創業以来、高温下での耐久性と耐食性に優れた煉瓦を提供し、セメント業界におけるシェア拡大を進めている。また、顧客の要求スペックに応じたカスタマイズや技術サポートも行い、適正価格への改定を継続的に推進している。2026年3月期の同事業売上高は69億円で、連結営業利益の約26%を占める。

工業炉の設計施工と省エネルギー技術

プラント事業は工業炉の設計・製造・施工を行うプラント部門と、炉内に耐火物を施工するエンジニアリング部門で構成される。プラント部門ではガス、重油、電気など多様な熱源に対応する工業炉や、製造ラインの自動化設備を手掛ける。子会社の岩佐機械工業はロータリーキルンの設計・製造・施工を専門とし、セメントや化学分野で使用される。また、米国Fuller Technologies社の日本販売店として、同社のセメント製造設備の販売とメンテナンスも提供し、省エネルギー型工業炉の営業を強化している。

高機能セラミックスと電子部品・半導体向け製品

2015年に花王株式会社から譲り受けた高機能セラミックス事業は、電子部品・半導体産業向けの精密セラミックス部品を対象とする。同社は需要旺盛な半導体市場に向けて供給体制の強化に注力しており、セラミックス事業を耐火物事業に次ぐ第二の柱に育てる方針である。具体的な製品名は開示されていないが、耐熱性・耐摩耗性を活かした工業用部品が中心であり、受託加工事業も展開している。

環境配慮型の建材と舗装用材

建材及び舗装用材事業では、子会社の美州興産株式会社が販売・施工を担当し、当社が一部の舗装用材と加工製品を製造供給する。屋内向け塗床材は工場やビルディング、公共建造物に使用され、屋外向け舗装材は遊歩道や駐車場、自転車道などに採用される。同社は「耐久性や施工性に優れ、環境に配慮した製品ラインナップ」を掲げており、価格改定やコスト削減により安定した利益を確保している。2026年3月期のセグメント利益は211百万円で、連結利益の13%を占める。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

ガラス・土石製品のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • プラント事業世界トップクラスのセメント設備メーカーFuller Technologiesの日本販売店

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

陶磁器原料で国内有数、収益安定

国内の陶磁器・耐火物向け原料メーカーで、粘土や長石などの鉱物資源を扱う。同業の神島化学工業も類似の事業を展開するが、美濃窯業は窯業原料に特化して安定した需要を確保。AGCや日本板硝子のような大手ガラスメーカーとは原料供給で関係を持つものの、規模は小さい。内需が中心で、建設・住宅関連の市況に左右されやすい。近年は売上高が増加傾向にあり、営業利益率も10%前後と堅調。ただし、競合との差別化要素は限定的で、成長性には課題がある。

強み

  • 陶磁器・耐火物向け原料に特化し、長年の技術蓄積と顧客基盤を持つ。
  • 内需中心で営業利益率10%前後を維持。財務体質は堅調。
  • 国内鉱山を保有し、安定供給が可能。輸送コスト面で優位。
  • 粘土、長石、珪石など多品目を扱い、顧客ニーズに柔軟対応。

課題

  • 国内建設需要に左右されやすく、海外市場への展開が不足。
  • 国内陶磁器市場は成熟期で、大幅な需要拡大は期待しにくい。
  • 神島化学工業など類似業者が存在し、価格競争に陥りやすい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

ガラス・土石製品の時価総額近傍。太字が美濃窯業

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
15210日本山村硝子324億円9.1倍
25363東京窯業313億円8.2倍
35337ダントーホールディングス274億円
45269日本コンクリート工業213億円29.3倍
55388クニミネ工業196億円12.3倍
65356美濃窯業169億円10.7倍
75367ニッカトー160億円20.3倍
85285ヤマックス157億円6.4倍
94026神島化学工業151億円8.1倍
105237ノザワ146億円23.5倍
115284ヤマウホールディングス142億円6.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 25件

耐火煉瓦専業メーカーとして創業した1918年

1918年8月、岐阜県瑞浪市において耐火煉瓦及び耐酸煉瓦の製造を目的に美濃窯業株式会社が設立された。資本金は10万円であった。翌1919年10月には陶磁器製造を開始し、事業領域を拡大した。1936年4月には合資会社三和窯業商会を買収、1937年4月には愛知県半田市に亀崎工場を新設し、生産能力を高めた。1942年4月には中央珪石煉瓦株式会社(現四日市工場)を吸収合併し、戦時体制下で規模を拡大した。

上場と多角化戦略を進めた戦後復興期

1949年5月、美濃窯業は名古屋証券取引所に株式を上場(市場第二部)した。1953年7月には建材・舗装用材事業を担う美州興産株式会社を設立。1958年10月には築炉部門(現プラント部)を新設し、工業炉の設計施工に参入した。1960年8月には陶磁器製造部門を分離し美濃窯業製陶株式会社を設立、1961年4月には原料供給会社の美窯原料株式会社を設立するなど、グループ再編と事業の多角化を同時に進めた。1970年12月にはタイに合弁会社G.S. CERAMICS CO., LTD.を設立し、海外展開の第一歩を踏み出した。

グループ会社の整理と再編に動いた2000年代

1996年7月、ミノー油絵具株式会社を株式会社クサカベに売却し、非中核事業から撤退した。2006年8月には美濃窯業製陶、株式会社ビヨーブライト(1990年に美窯原料とブライトセラムが合併)、モノリス、日本セラミックエンジニヤリングの4社を株式交換により完全子会社化した。2014年4月には美濃窯業製陶とモノリスを吸収合併し、グループをスリム化。2015年3月には日本セラミックエンジニヤリングを改めて連結子会社化するとともに、花王株式会社から高機能セラミックス事業を譲り受け、美州興産とミノセラミックス商事を完全子会社化した。

岩佐機械工業の子会社化と東証上場

2021年10月、美濃窯業は岩佐機械工業株式会社の株式を新たに取得し完全子会社化した。岩佐機械工業はロータリーキルンの設計・製造・施工を手掛け、プラント事業の強化に寄与した。2022年4月には大阪営業所を名古屋営業所に統合し、営業体制を効率化。2024年3月には東京証券取引所スタンダード市場に株式を上場し、資本市場における知名度向上を図った。これにより、1949年の名古屋証券取引所上場以来、約75年ぶりの市場変更となった。

年表25件を開く

1910年代

  • 1918年8月創業岐阜県瑞浪市において、耐火煉瓦及び耐酸煉瓦製造を目的として会社設立(資本金10万円)
  • 1919年10月陶磁器製造を開始

1930年代

  • 1936年4月M&A合資会社三和窯業商会を買収
  • 1937年4月愛知県半田市に亀崎工場を新設

1940年代

  • 1942年4月M&A中央珪石煉瓦株式会社(現四日市工場)を吸収合併
  • 1949年5月上場名古屋証券取引所に株式を上場(市場第二部)

1950年代

  • 1953年7月美州興産株式会社を設立(現連結子会社)
  • 1958年10月築炉部門(現プラント部)を新設、窯炉の設計施工を開始

1960年代

  • 1960年8月創業陶磁器製造部門を分離し、美濃窯業製陶株式会社を設立
  • 1961年4月創業美窯原料株式会社を設立
  • 1966年8月創業日本セラミツクエンジニヤリング株式会社を設立

1970年代

  • 1970年12月タイ国において合弁会社G.S.CERAMICS CO.,LTD.を設立
  • 1972年2月創業ミノー油絵具株式会社を設立
  • 1976年2月創業ミノセラミックス商事株式会社を設立
  • 1977年3月フィリピン国において合弁会社REFRACTORIES CORPORATION OF THE PHILIPPINES を設立
  • 1978年3月創業モノリス株式会社を設立

1980年代

  • 1984年12月創業株式会社ブライトセラムを設立

1990年代

  • 1990年12月創業美窯原料株式会社と株式会社ブライトセラムが合併 株式会社ビヨーブライトとして発足
  • 1996年7月ミノー油絵具株式会社を株式会社クサカベに売却

2000年代

  • 2006年8月M&A美濃窯業製陶株式会社、株式会社ビヨーブライト、モノリス株式会社、日本セラミツクエンジニヤリング株式会社を株式交換により完全子会社化

2010年代

  • 2014年4月M&A美濃窯業製陶株式会社、モノリス株式会社を吸収合併
  • 2015年3月M&A日本セラミツクエンジニヤリング株式会社を連結子会社化 花王株式会社より高機能セラミックスに関する事業を譲受け 美州興産株式会社を株式交換により完全子会社化 ミノセラミックス商事株式会社の株式を追加取得し完全子会社化

2020年代

  • 2021年10月M&A岩佐機械工業株式会社の株式を新たに取得し完全子会社化
  • 2022年4月M&A大阪営業所を名古屋営業所に統合
  • 2024年3月上場東京証券取引所に株式を上場(スタンダード市場)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2028年3月期まで175億円
  • 営業利益2028年3月期まで21億円
  • 連結営業利益率早期まで12%
  • 配当性向2028年3月期まで40%程度
  • 耐火物セラミックス事業セグメント利益率早期まで10%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    耐火物セラミックス事業の転換

    耐火物事業から耐火物セラミックス事業へ転換。セメント市場縮小に対応しシェアアップと適正価格改定を推進。高付加価値製品拡販や電子部品・半導体向けセラミックス供給体制強化、リサイクル・受託加工事業拡充により収益基盤多様化と事業領域拡大を図る。

  2. 02

    プラント事業の拡大と生産性向上

    次世代省エネルギー型工業炉の営業強化、新分野開拓、海外販路拡大。子会社岩佐機械工業とのシナジー効果で生産性向上。工事部門の施工管理体制見直しと持続可能な組織体制構築、新市場・新規顧客開拓を進める。

  3. 03

    建材・舗装用材事業の新市場開拓

    次世代インフラ分野などの新市場開拓を推進。業務運営のデジタル化による効率化と生産性向上で持続的成長と安定利益確保に努める。

  4. 04

    不動産賃貸事業の安定基盤化

    所有資産の有効活用を継続し、グループ全体の収益を支える安定的な事業基盤としての役割を果たす。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で346人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は682万円で、9期前と比べて+18.6%平均年齢は42.5歳、平均勤続年数は16.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月316
2018年3月308
2019年3月57539.514.1326
2020年3月59839.814.8328
2021年3月60240.215.0329
2022年3月61840.615.4343
2023年3月64141.716.0336
2024年3月64642.617.0331
2025年3月66242.316.6337475
2026年3月68242.516.7346462

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 2 / 海外 0、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
名古屋本社事務所 — 名古屋市中村区1,933百万円
耐火物セラミックス事業 不動産賃貸事業 全社(共通)
四日市工場 — 三重県四日市市848百万円
耐火物セラミックス事業 不動産賃貸事業
東京営業所及び 海外事業部 — 東京都千代田区758百万円
耐火物セラミックス事業 不動産賃貸事業 全社(共通)
亀崎工場 — 愛知県半田市658百万円
耐火物セラミックス事業 不動産賃貸事業
瑞浪工場 — 岐阜県瑞浪市607百万円
耐火物セラミックス事業 不動産賃貸事業
山岡工場 — 岐阜県恵那市442百万円
耐火物セラミックス事業
技術研究所 — 愛知県半田市82百万円
耐火物セラミックス事業
亀崎工場 — 愛知県半田市82百万円
建材及び舗装 用材事業
その他 — 各地79百万円
プラント部 — 岐阜県瑞浪市32百万円
プラント事業
ほか9件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    美州興産株式会社(注)2
    名古屋市 中村区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    岩佐機械工業株式会社
    東京都 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は162億円営業利益16億円前期と比べると増収増益で、売上が+7.3%、利益が+0.0%。

売上高
+7.3%
162億円
営業利益
+0.0%
16億円
純利益
+8.3%
13億円
営業利益率
9.9%
前期比 -0.7%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高165億円162億円
営業利益19億円16億円
純利益14億円13億円
1株あたり配当¥52¥52

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は35億円、営業利益は3億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+12.9%、営業利益は+50.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q454
2024年1Q3126.51
2024年2Q3837.93
2024年3Q3239.43
2024年4Q414
2025年2Q7279.75
2025年4Q79911.47
2026年2Q7879.06
2026年4Q84910.77
2027年1Q3538.62

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は87億円から162億円へ1.9倍に増えた。直近期の営業利益率は9.9%。売上は2期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月8721
美濃窯業製陶株式会社、モノリス株式会社を吸収合併
2014年3月9432
日本セラミツクエンジニヤリング株式会社を連結子会社化 花王株式会社より高機能セラミックスに関する事業を譲受け 美州興産株式会社を株式交換により完全子会社化 ミノセラミックス商事株式会社の株式を追加取得し完全子会社化
2015年3月9953
2016年3月9932
2017年3月10385
2018年3月114127
2019年3月1281510
2020年3月1321410
岩佐機械工業株式会社の株式を新たに取得し完全子会社化
2021年3月118129
大阪営業所を名古屋営業所に統合
2022年3月12497
2023年3月1461511
東京証券取引所に株式を上場(スタンダード市場)
2024年3月1421511
2025年3月151161710.612
2026年3月16216179.913

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高162億円のうち、営業利益として残るのは16億円9.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は13億円、売上の8.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.0%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金74.7%121億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金15.4%25億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益9.9%16億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
25.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.9pt
9.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.2pt
8.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.0pt
8.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
6.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが22億円、投資CFが−10億円で、差し引きのフリーCFは12億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は49億円で、売上の3.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月11−51623
2014年3月2−1610−1419
2015年3月14−1−51326
2016年3月−1−30−421
2017年3月7−4−1323
2018年3月6−9−1−320
2019年3月16−82830
2020年3月13−7−5632
2021年3月6−9−2−327
2022年3月12−11−3124
2023年3月7−2−3526
2024年3月19−2−51739
2025年3月12−5−4742
2026年3月22−10−51249

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は223億円。このうち返さなくてよい自己資本が158億円で、自己資本比率は70.8%(業種中央値64.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月113684555.1
2014年3月128705849.9
2015年3月133736050.2
2016年3月135736249.0
2017年3月142796350.3
2018年3月156876951.1
2019年3月172977553.8
2020年3月1731017258.4
2021年3月1721106264.2
2022年3月1811156663.5
2023年3月1981257363.0
2024年3月2041366866.7
2025年3月2131456868.0
2026年3月2231586570.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
49億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
132億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
30億円
在庫として抱えている分
負債合計
65億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
90
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率20 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

ガラス・土石製品 49社との比較

同じガラス・土石製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り49社中10位あたり、逆に低いのはROE49社中19位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.3%/中央値 7.3%
P25 5.5%P75 9.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
9.9%/中央値 8.0%
P25 6.1%P75 12.2%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
70.8%/中央値 64.4%
P25 50.0%P75 73.1%
売上成長率前期からの売上の伸び
7.3%/中央値 4.1%
P25 -0.8%P75 8.9%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.0%/中央値 3.0%
P25 2.1%P75 3.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,307で、1年前と比べて+16.8%過去52週の値幅のなかでは46%の位置にある。

¥1,307-0.8%1ヶ月+0.2%1年+16.8%時価総額169億円
過去52週の値幅
安値¥1,150高値¥1,494

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.7倍
PER (会社予想)9.6倍
PBR0.83倍
配当利回り3.98%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は1296円で、25日線(1283.64円)をわずかに上回り、1カ月で+1.81%と小幅高。75日線(1290.29円)も上回っていますが、200日線(1245.24円)は上回っており、方向感は定まりません。7月31日に1330円まで上昇しましたが、8月10日には1250円まで下落し、乱高下。8月18日には-0.99%と下落。RSIは55.37と中立圏で、需給は低調。52週高値1494円、安値1129円のレンジの中位で、大きなトレンドは見られません。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER10.63倍、PBR0.82倍は業界平均のPER18.48倍、PBR1.39倍を大きく下回り、明確な割安感。配当利回り4.01%は業界平均2.79%を上回り、ROE8.3%も安定的。予想PER9.5倍とさらに改善見込みで、バリュエーションは割安。ただし、売上・利益の成長は緩やかで、今後の業績拡大には不透明感もある。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.7倍15.7倍
PER (予想)9.6倍
PBR0.83倍1.34倍
ROE8.3%4.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高は堅調に推移し、2026年3月期は162億円と増収見込み。営業利益率は10%前後で安定。強気派は、PBR0.83倍で割安感があり、配当利回り3.97%と株主還元も良好。設備投資需要の回復と海外展開を評価する。弱気派は、国内需要の停滞や、鉄鋼業界の構造的な減速、原材料コストの上昇を懸念する。ROE8.3%と改善の余地も。

プラスに働く材料7
  • 株価の割安感

    PBR0.83倍と1倍未満で、解散価値に近い。

  • 安定した業績

    売上高は2024年3月期142億円から2026年3月期162億円へ増加。

  • 高配当利回り

    配当利回り3.97%で、インカムゲインを狙える。

  • 2026年3月期売上高162億円、前期比7.3%増2026年3月期影響

    売上高は151億→162億円、純利益も13億円と増益。需要拡大で収益基盤が強化

  • 予想PER9.6倍と割安、バリュエーション修正余地通年影響

    現在PER10.73倍が予想9.6倍へ低下、PBR0.83倍と併せて割安感が強まる

  • 配当利回り3.97%と高く、株価下支え継続影響

    予想配当利回り3.97%は東証平均を上回り、安定株主の買い支え期待

  • PBR0.83倍の1倍割れ、資本効率改善で上昇不定影響

    ROE8.3%から改善が進めばPBR1倍回復、時価総額169億円の小型株で効果大

マイナスに働く材料7
  • 需要の停滞

    国内鉄鋼生産は減少傾向で、需要が縮小の恐れ。

  • コスト上昇

    原材料・エネルギー価格の高騰が利益を圧迫。

  • 成長の限界

    既存事業の成長鈍化で、新規需要が見込みにくい。

  • 営業利益16億円で前期横ばい、利益率低下2026年3月期影響

    営業利益は16億円据え置き、売上高増でも利益率10.6%→9.88%へ悪化

  • 原燃料高で利益率0.7ポイント低下2026年3月期影響

    営業利益率が10.6%から9.88%へ0.72ポイント低下、コスト増が収益を圧迫

  • 純利益13億円、増益率8.3%と伸び悩み通年影響

    純利益は12億→13億円と1億円増のみ、高成長期待には届かず

  • 外国人持ち株比率0.46%と低く需給細る継続影響

    外国人保有0.46%とほぼ無風、売買が乏しく下落時の流動性が低い

次の決算で確かめる点
鉄鋼生産量
主要顧客の生産動向が需要を左右する。
原材料価格
コスト変動が利益率に直結する。
海外売上比率
海外展開の進捗は成長余地を示す。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり52で、前期から+20.0%いまの株価に対する利回りは3.98%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥52
1株あたり
配当利回り
3.98%
いまの株価に対して
配当性向
37.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2025年3月3531.9
2026年3月4220.037.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥52

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ3,480人。区分でいちばん多いのは個人・その他58.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が40.2%を占め、残る59.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他64.465.066.860.259.658.9
事業法人15.516.014.420.922.123.7
自己株式15.915.917.617.617.617.6
金融機関19.718.618.618.617.816.5
証券会社0.30.30.20.30.40.5
外国法人0.00.10.00.00.10.4
外国人個人0.00.00.00.00.00.1
政府・自治体0.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01太田事務所株式会社5.48
02太平洋セメント株式会社3.95
03株式会社みずほ銀行3.60
04株式会社十六銀行3.10
05日本坩堝株式会社3.09
06株式会社日本カストディ銀行(信託E口)2.89
07美濃窯業従業員持株会2.88
08株式会社名古屋銀行2.79
09株式会社大垣共立銀行2.79
10松浦 恵子1.83

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1042%、1株純資産は14期で+159%。直近期のROEは8.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月115941.818.169.1
2014年3月156092.414.454.8
2015年3月296854.79.19.4
2016年3月166792.413.840.5
2017年3月547387.65.612.7
2018年3月748049.67.613.7
2019年3月9888611.45.218.1
2020年3月9898710.54.217.5
2021年3月841,0788.15.920.2
2022年3月661,1246.06.023.6
2023年3月1051,2168.95.015.3
2024年3月1031,3268.17.630.4
2025年3月1191,4158.77.131.9
2026年3月1221,5378.39.737.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額183百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
太田滋俊代表取締役社長74858
中島正也取締役 専務執行役員7341,000
長谷川郁夫取締役 常務執行役員 管理本部長兼 総務人事部長616,400
石川豊取締役 常務執行役員 RCE事業部長兼 資材課担当669,000
大島崇文取締役724,200
佐藤誠取締役661,800
山田俊彦取締役(監査等委員)6914,800
澁谷英司取締役(監査等委員)694,400
小林宏明取締役(監査等委員)759,200
川村喜明71
近藤啓介取締役(監査等委員)6910,700

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4688114937
取締役(社内)1151515
取締役(社内)210105
社外取締役2995

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,285字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社2社で構成され、耐火煉瓦の製造・販売を基礎として産業向け耐火物の製造販売、セラミックス分野を始めとするプラントの設計・施工、建築材料及び舗装用材の販売等の事業を展開しております。当社グループにおける各事業と各社の位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、次の4部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 セグメント情報等」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 [耐火物セラミックス事業] 当社は、耐火煉瓦、不定形耐火物、その他の耐火材料の製造・販売を行っております。これらの製品は、セメント業界などの産業で使用され、高温下での耐久性や耐火性が求められる炉や窯などの建設や補修、修理に利用されております。当社の製品は、高品質かつ高耐久で信頼性が高く、顧客の要求スペックに応えるカスタマイズやサポートも可能であります。 [プラント事業] プラント事業は、工業炉などの設備の設計・製造・施工を行うプラント部門と、工業炉の中に耐火物を施工するエンジニアリング部門とに分かれております。 ・プラント部門 プラント設備の設計、製造、施工、販売を行っております。プラント部門で製造している製品は、ガス、重油、電気などを熱源に対象物を焼成する工業炉と、製造ラインにおける自動化設備であります。当社のプラント設備は、セラミックス業界や化学業界など様々な分野で使用され、生産性向上や省エネルギー化などの効果をもたらしております。ロータリーキルンの設計、製造、施工、販売を行う岩佐機械工業株式会社はこのプラント部門に含まれております。 ・エンジニアリング部門 主にセメント製造、石灰製造、環境・再資源化事業など素材産業の分野のプラント設備向けに、当社で製造した耐火物を活用して、設計・施工から提案型技術サービスまで一貫して提供しております。また、当社は世界トップクラスのセメント設備メーカーである米国のFuller Technologies(旧FLSmidth Cement)社の日本販売店を担っており、同社の製造設備の販売及びメンテナンスを行っております。 [建材及び舗装用材事業] 美州興産株式会社が建材及び舗装用材の販売及び施工を行っており、当社が一部の舗装用材と加工製品を製造、供給しております。建材及び舗装用材は工場、ビルディング、公共建造物などに使用される屋内向け塗床材と遊歩道、駐車場、自転車道等に使用される屋外向け舗装材があり、建設業界や都市インフラなど様々な用途で使用されております。これらの製品群は耐久性や施工性に優れており、環境に配慮した製品ラインナップを提供しております。 [不動産賃貸事業] 当社は、所有している不動産の一部をオフィスや住宅向けに賃貸しております。 [その他] 当社は、外注品等を販売しており、セメント・石灰及び環境分野などの様々な分野で使用されております。 [事業系統図] 以上の事業内容の事業系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,245字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ①経営方針 当社グループは、2025年5月15日に公表しております、中期経営計画(2025-27年度)「Take off~新しいステージへの挑戦~」において、2030年のありたい姿として、新市場、新製品、新規事業の開発によって+αを生み出し、セラミックス事業を耐火物事業と並ぶ新たな柱へと成長させ、売上高220億円+α、営業利益30億円+αの実現を目指す「“セラミックスαカンパニー”への進化」を掲げました。 本中期経営計画においては、耐火物事業から耐火物セラミックス事業への転換を図り、最終年度である2028年3月期には売上高175億円、営業利益21億円の達成を計画しております。 「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」について、近年の業績は安定成長しております。加えて、2023年3月期より株主還元やIR活動を強化した結果、PBRは上昇傾向にあるものの、依然として1倍未満に留まっております。このため、早期にPBR1倍以上を目指すための対策として、セラミックス事業の拡大と共に適切な利益水準を確保するべく価格改定を粘り強く推進すること、そして耐火物セラミックス事業のセグメント利益率を早期に10%に引き上げることを目標とし、安定的に連結営業利益率12%の達成を目指します。 また、配当総額を段階的に増やすことで、配当性向を2028年3月期までに40%程度に引き上げるとともに、IRフェアを活用した対面での個人投資家向け説明会の開催や、株主向け工場見学会の開催といったIR活動を強化することで、株主の皆様のご期待に沿えるよう取り組んでまいります。 数値目標 (単位:百万円) 2025年3月期 (実績)   2026年3月期 (実績)   2027年3月期 (予想)   2028年3月期 (計画) 売上高 (前期比)   15,058 (+899)   16,154 (+1,095)   16,500 (+345)   17,500 (+1,000) 営業利益 (前期比)   1,576 (+224)   1,600 (+23)   1,900 (+299)   2,100 (+200) 経常利益 (前期比)   1,680 (+210)   1,689 (+8)   2,000 (+310)   2,200 (+200) ROS(売上高経常利益率)   11.2%   10.5%   12.1%   12.6% 親会社株主に帰属する当期純利益 (前期比)   1,217 (+162)   1,250 (+33)   1,400 (+149)   1,500 (+100) 配当性向   29.5%   34.5%   38.1%   40%程度 ROE   8.7%   8.3%   8.6%   8.8% ②経営環境及び対処すべき課題等 今後の経営環境につきましては、雇用・所得環境の改善を背景とした民間消費や企業の設備投資の増加により、景気は緩やかな回復基調が続くことが予想されます。 一方、世界経済においては、米国の通商政策を巡る不透明感に加え、中東情勢の緊迫化に伴うエネルギー価格の変動など、引き続き予断を許さない状況が継続すると予想されます。 このような状況の中、当社グループの対処すべき事業上の課題は以下のとおりであります。 第一に、中期経営計画「Take off~新しいステージへの挑戦~」の2年目として、持続的な成長と企業価値の向上を図るため、事業ポートフォリオの最適化を推進し、経営資源の効率的な配分と収益力の更なる向上を図ります。 第二に、「耐火物セラミックス事業」においては、国内セメント市場の縮小に対応すべく、セメント業界向け耐火物市場における更なるシェアアップと、適正価格への継続的な改定を推進いたします。併せて、高付加価値製品の拡販や、需要が旺盛な電子部品・半導体産業向けセラミックスの供給体制強化に注力いたします。また、リサイクル事業や受託加工事業の拡充により、収益基盤の多様化と事業領域の拡大を図ってまいります。 第三に、「プラント事業」においては、次世代省エネルギー型工業炉の営業活動や、新分野開拓により売上拡大を目指してまいります。また、海外販路の拡大を図るとともに、子会社の岩佐機械工業株式会社とのシナジー効果を高めることで、更なる生産性の向上を図ってまいります。工事部門の施工管理体制の見直しと持続可能な組織体制を構築し、新市場及び新規顧客の開拓も進めてまいります。 第四に、「建材及び舗装用材事業」においては、次世代インフラ分野などの新市場開拓を推進するとともに、業務運営のデジタル化による効率化と生産性の向上を図り、持続的な成長と安定的な利益の確保に努めてまいります。 第五に、「不動産賃貸事業」においては、引き続き所有資産の有効活用を図り、グループ全体の収益を支える安定的な事業基盤としての役割を果たしてまいります。 各事業においてこれらの戦略の確実な実現に努め、従来の顧客基盤を守りつつ、新たな収益基盤の構築を図るべく、当社グループの総合力を結集して取り組んでまいります。
事業等のリスク3,916字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。ただし、以下に記載したリスクは当社グループに関するすべてのリスクを網羅したものではなく、記載したリスク以外のリスクも潜在的に存在するものと判断しております。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (景気及び市場の動向に係るリスク) 発生可能性:中 影響度:中 当社の耐火物セラミックス事業はセメント市場向けが主力のため、国内建設業界の動向や政府の公共事業政策によってセメント需要が変動することにより大きな影響を受ける可能性があります。また、プラント事業は設備投資の、建材及び舗装用材事業は公共事業の動向次第で、大きな影響を受ける可能性があります。 (原料、燃料価格の高騰に係るリスク) 発生可能性:中 影響度:中 当社グループは、耐火物原料及び重油等の燃料を調達しておりますが、これらの原料及び燃料はリスク管理の観点からも調達先を分散して国内外の複数の取引先から購入・調達を行っております。国外からの購入については、為替動向を考慮しながら為替予約等により、価格変動リスクの軽減を図っておりますが、為替レートの変動による影響を受ける場合があります。また、特に原料及び燃料の調達価格が大きく変動する場合に当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (特定の業界への依存に係るリスク) 発生可能性:小 影響度:中 当社グループは、国内建設業界が最終需要者であるセメント製造設備用れんがやエンジニアリングの売上が当社グループ全体の売上の約4割を占めております。当社グループは、海外販路の拡充やプラント事業の強化等を通して国内建設業界の動向に左右されない事業構造への転換を目指しておりますが、国内建設業界におけるセメント需要が変動した場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (自然災害、感染症による影響に係るリスク) 発生可能性:中 影響度:大 当社グループの生産拠点は、岐阜県瑞浪市、愛知県半田市、三重県四日市市等にあり、各工場で製品品種毎の分業体制を採っております。各工場とも火災・風水害等の影響を最小限とするため定期点検を実施し、設備や施設の劣化、不具合、潜在的な危険箇所の早期発見に努めております。また、耐震診断を実施し、建物や設備の脆弱性を把握し、具体的な補強対策を講じるなどの災害防止対策を講じております。しかしながら、南海トラフ巨大地震のような大規模地震が発生した場合、かなりの震度が予想される地域にあることから、当社グループの生産体制、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、新型コロナウイルス感染症に代表される感染症蔓延リスクが景気の先行き及び今後の当社グループに与える影響は不透明でありますが、感染症の蔓延により国内建設業界の事業縮小、取引先における設備投資の抑制が長期化した場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (労働災害に係るリスク) 発生可能性:中 影響度:小 当社グループでは、多くの生産設備や製造装置を用いて業務を行っており、従業員の安全管理が不可欠であると認識しております。労働災害の防止や労働者の安全と健康管理のため、労働安全衛生法等に則り安全衛生体制の整備、強化を行っておりますが、万が一重大な事故や労働災害が発生し、一時的な操業停止や復旧費用、さらには補償金等の負担等が生じた場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (製品の品質に係るリスク) 発生可能性:中 影響度:中 当社グループは、ISO9001の品質保証規格の認証を受けており、製品に欠陥が生じないよう品質管理基準を定め生産を行っております。また、欠陥による損害賠償等が発生した場合に備え、製造物責任保険に加入し業績への影響を最小限に抑える手段を講じております。しかし、製品の欠陥によるクレームに対処すべく製品保証、補修工事などによる多額の追加費用が発生した場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (固定資産の減損に係るリスク) 発生可能性:小 影響度:中 当社グループは、固定資産の減損に係る会計基準等を適用しております。経営環境の著しい悪化による収益性の低下等により、保有する固定資産に減損損失が発生した場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (保有投資有価証券の価格変動に係るリスク) 発生可能性:中 影響度:小 当社グループでは、保有している投資有価証券について、定期的に取締役会等でモニタリング及び投資有価証券の保有可否の検討を実施しておりますが、投資先の業績不振、証券市場における市況の悪化等で投資有価証券の価値が変動した場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (他社との競合に係るリスク) 発生可能性:小 影響度:小 当社グループは、継続的なイノベーション、コスト管理、差別化戦略、及び市場調査の強化などの対策を講じることで、競争環境に適応し、企業の競争力を維持・向上させておりますが、当社製品を上回る性能の新製品が競合企業により開発・上市されたり、競合により販売価格の低下や利益率の低下が生じた場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (法的規制の強化に係るリスク) 発生可能性:小 影響度:小 当社グループは建設業法、消防法、下請代金支払遅延等防止法及び下請中小企業振興法の一部を改正する法律、大気汚染防止法、騒音規制法、振動規制法、毒物及び劇物取締法、労働安全衛生法、廃棄物の処理及び清掃に関する法律といった関連法令や条例、各種ガイドライン等の遵守を徹底し事業運営を行っております。万一これらの法令等に違反するような事態が発生した場合や、今後新たな法令等の制定、既存法令等の解釈変更がなされ事業が制約を受けることになった場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (生産設備に係るリスク) 発生可能性:小 影響度:中 当社グループが所有する主要生産設備の中には、導入後の経過年数が長いものも少なくありません。生産設備については、定期的な補修等の実施により正常稼働に努めておりますが、設備故障を含む操業トラブルや想定を超える異常停止等が発生した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (特定の仕入先・外注先への依存に係るリスク) 発生可能性:小 影響度:中 当社グループは、耐火物セラミックス事業の原料の仕入や耐火物関連工事の外注に関し特定の取引先との取引額の割合が高い状況にあります。現状では、仕入先及び外注先と安定的な取引関係を維持しておりますが、仕入先及び外注先における経営戦略の変更、収益性の悪化、品質問題等が発生した場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (人材の獲得及び育成に係るリスク) 発生可能性:中 影響度:小 当社グループは、魅力的な雇用条件の提供、継続的な研修・育成、社内コミュニケーションの強化、人材採用の多様化、パートナーシップの活用などの対策を講じることで、人材の獲得及び育成を行っておりますが、人材の確保や育成が計画通りに進まなかった場合、あるいは重要な人材が社外へ流出した場合には、競争力の低下や事業拡大の制約要因が生じ、当社グループの生産体制、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (情報の漏洩に係るリスク) 発生可能性:小 影響度:中 当社グループの保有する個人情報や当社グループの技術・営業等の事業に関する機密情報等については、ウイルス検知ソフトの導入、社内規程の整備やその徹底を通じて万全を期しておりますが、コンピューターウイルスの感染や不正アクセスその他不測の事態により社外に漏洩した場合は、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (知的財産権に係るリスク) 発生可能性:小 影響度:小 当社グループは、事業活動に有用な知的財産権の取得に努める一方で、事前調査や管理体制を強化することで第三者の知的財産権を侵害しないように努めておりますが、かかる知的財産権の侵害が発生してしまう可能性を完全に排除することは困難であります。万が一、知的財産権を侵害してしまった場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (内部統制に係るリスク) 発生可能性:小 影響度:小 当社グループは、企業価値を最大化すべく、コーポレート・ガバナンスの充実を経営の重要課題と位置付けております。また、業務の適正性及び財務報告の信頼性を確保するため、これらに係る内部統制が有効に機能する体制を構築、整備、運用しております。しかしながら、事業の急速な拡大などにより、十分な内部管理体制の構築が追いつかない状況が生じる場合には、適切な業務運営が困難となり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,005字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は、次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、物価高の影響により個人消費に一部弱い動きが見られたものの、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の底堅さを背景に持ち直しの動きが見られ、また、高水準の企業収益を背景に設備投資も底堅く推移するなど、全体として緩やかな回復基調を維持しました。 一方、世界経済に関しては、米国の通商政策等による不透明感が見られるほか、中東情勢の緊迫化に伴う原油価格の高騰など、依然として先行き不透明な状況が続きました。 このような状況の下、耐火物セラミックス事業においては、国内のセメント生産量が中長期的に減少傾向にある中、既存取引先に対する販売強化に加えてセラミックス分野の新規取引先の開拓に努め、生産性向上への積極的な取り組みと原燃料価格高騰に伴う価格転嫁の推進により、売上高、利益ともに前年度を上回る結果となりました。 プラント事業においては、工事部門が引き続き堅調であったことから、売上高は前年度を上回りましたが、利益面では労務費等の原価上昇を吸収しきれず、前年度を下回る結果となりました。 建材及び舗装用材事業においては、万博開催による一時的な需要減などもあり、売上高は前年度を下回りましたが、価格改定の推進やコスト削減に努め、利益面への影響を最小限に留めました。 不動産賃貸事業においては、テナント入替の影響を最小限に留めつつ、賃料値上げの効果もあり、引き続き安定的な収益の確保に貢献いたしました。 これらの結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は、次のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前期末に比べ946百万円増加し、22,282百万円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前期末に比べ317百万円減少し、6,511百万円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、前期末に比べ1,263百万円増加し、15,771百万円となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の経営成績は、売上高は16,154百万円(前年同期比7.3%増)、営業利益は1,600百万円(前年同期比1.5%増)、経常利益は1,689百万円(前年同期比0.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,250百万円(前年同期比2.7%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 なお、当連結会計年度より、従来「耐火物事業」としていた報告セグメントの名称を「耐火物セラミックス事業」に変更しております。当該変更は名称変更のみであり、セグメント情報に与える影響はありません。 (耐火物セラミックス事業) 耐火物セラミックス事業につきましては、当連結会計年度の売上高は6,992百万円(前年同期比11.6%増)、セグメント利益は422百万円(前年同期比23.0%増)となりました。 (プラント事業) プラント事業につきましては、当連結会計年度の売上高は6,430百万円(前年同期比12.9%増)、セグメント利益は732百万円(前年同期比11.2%減)となりました。 (建材及び舗装用材事業) 建材及び舗装用材事業につきましては、当連結会計年度の売上高は2,263百万円(前年同期比11.4%減)、セグメント利益は211百万円(前年同期比1.4%減)となりました。 (不動産賃貸事業) 不動産賃貸事業につきましては、当連結会計年度の売上高は395百万円(前年同期比0.3%減)、セグメント利益は195百万円(前年同期比0.3%増)となりました。 (その他) 主に、外注品等を販売する事業であり、当連結会計年度の売上高は71百万円(前年同期比49.9%減)、セグメント利益は20百万円(前年同期比25.9%減)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という)は前連結会計年度末に比べ723百万円増加し、4,877百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は2,186百万円(前年同期比81.6%増)となりました。 収入の主な内訳は、税金等調整前当期純利益1,706百万円、減価償却費486百万円及び契約資産の減少額272百万円によるものであります。支出の主な内訳は、法人税等の支払額427百万円及び仕入債務の減少額478百万円によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は979百万円(前年同期比90.8%増)となりました。 収入の主な内訳は、投資有価証券の売却による収入285百万円によるものであります。支出の主な内訳は、有形固定資産の取得による支出633百万円及び投資有価証券の取得による支出637百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は483百万円(前年同期比15.2%増)となりました。 支出の主な内訳は、配当金の支払額423百万円及び社債の償還による支出60百万円によるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(千円)   前年同期比(%) 耐火物セラミックス事業   5,193,469   111.2 プラント事業   4,914,523   114.0 建材及び舗装用材事業   1,651,522   86.9 その他   -   - 合計   11,759,515   108.1 (注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。 2 金額は、製造原価によっております。 3 不動産賃貸事業については、その性質上、該当事項がないため記載しておりません。 b.受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比 (%)   受注残高 (千円)   前年同期比 (%) 耐火物セラミックス事業   7,151,709   106.1   2,795,039   106.0 プラント事業   5,506,612   90.2   3,226,880   77.7 建材及び舗装用材事業   2,382,920   91.1   373,300   147.0 その他   137,480   87.8   114,068   235.6 合計   15,178,723   97.2   6,509,289   91.8 (注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。 2 不動産賃貸事業については、その性質上、該当事項がないため記載しておりません。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前年同期比(%) 耐火物セラミックス事業   6,992,933   111.6 プラント事業   6,430,869   112.9 建材及び舗装用材事業   2,263,580   88.6 不動産賃貸事業   395,321   99.7 その他   71,835   50.1 合計   16,154,540   107.3 (注)1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先     前連結会計年度 (自  2024年4月1日 至  2025年3月31日)   当連結会計年度 (自  2025年4月1日 至  2026年3月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) 太平洋セメント株式会社   1,254   8.3   2,094   13.0 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態 (資産の状況) 流動資産は、電子記録債権や契約資産が減少したものの、現金及び預金や売掛金の増加などにより、全体としては13,009百万円(前期末比70百万円増)となりました。固定資産は、投資有価証券の増加などにより、全体としては9,272百万円(前期末比876百万円増)となりました。その結果、資産合計では、22,282百万円(前期末比946百万円増)となりました。 (負債の状況) 流動負債は、未払法人税等が増加したものの、支払手形及び買掛金や電子記録債務の減少などにより、全体としては4,693百万円(前期末比481百万円減)となりました。固定負債は、社債が減少したものの、長期借入金や退職給付に係る負債の増加などにより、全体としては1,818百万円(前期末比163百万円増)となりました。その結果、負債合計では、6,511百万円(前期末比317百万円減)となりました。 (純資産の状況) 純資産は、利益剰余金やその他有価証券評価差額金の増加などにより、15,771百万円(前期末比1,263百万円増)となり、自己資本比率は70.8%(前期末比2.8ポイント増)となりました。 b.経営成績 (売上高) 売上高は、既存取引先への販売強化及び新規取引先の開拓や生産性向上、工事部門が堅調に推移したことなどにより、前連結会計年度に比べ7.3%増の16,154百万円となりました。 (各段階利益) 営業利益は、全体的な賃上げの影響はあったものの、販売価格への転嫁に加え既存取引先への販売強化及び新規開拓や生産性の向上が進んだこと、工事部門が堅調に推移したことなどにより、1,600百万円(前年同期比1.5%増)となりました。経常利益は受取配当金などにより1,689百万円(前年同期比0.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は投資有価証券売却益や税金費用の計上などにより1,250百万円(前年同期比2.7%増)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループは、事業運営上必要な流動性を常に確保し、高い財務健全性を担保することを基本方針としております。必要な資金については、事業により創出されるフリー・キャッシュ・フローに加えて、金融機関からの借入及び社債の発行により資金調達を行っており、運転資金及び設備資金に充当予定の調達資金につきましては、当社グループのものを含め当社において一元管理しております。なお、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は4,877百万円、有利子負債残高は1,410百万円であり、手元流動性は十分に確保している状況であり、財務状況は健全であると認識しております。 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 この連結財務諸表作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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