概要
ユカリアは、2005年2月に医療経営コンサルティング会社として設立され、医療機関への総合支援を中核に、シニア関連事業、高度管理医療機器事業、治療データ解析事業などを展開するヘルスケア総合企業である。2025年12月期の連結売上高は247億円、従業員数は1,347名。東京都千代田区に本社を置き、2024年12月に東京証券取引所グロース市場に上場した。
医療機関への伴走型経営支援が中核
医療経営総合支援事業は、ユカリアグループの主要セグメントである。病院の経営課題に対し、コンサルティング、資金調達支援、診療報酬債権ファクタリング、不動産セール&リースバック、DX化支援、人材採用、医材・医薬品卸売、施設改修コンストラクションマネジメント、M&A支援など、多岐にわたるサービスを「病院経営サポート」として一括提供する。2025年12月期末時点で31の病院と提携し、徹底した伴走型支援を特徴とする。また、提携外の医療法人向けにも個別コンサルティングを展開し、地域医療の経営安定化に貢献している。子会社として株式会社メディカル・アドバイザーズ、株式会社ストラクト、株式会社ゼロメディカル、株式会社リメディカ、株式会社エピグノを擁する。
超高齢社会を支えるシニア関連事業
シニア関連事業は、高齢者向け介護施設「クラーチ」の運営、入居相談・施設紹介、在宅医療の三本柱で構成される。介護施設は一都二県で13施設を運営し、2025年12月期の入居率は90.5%(既存施設ベースで93.9%)と回復傾向にある。入居相談・施設紹介サービスは全国10,000以上の介護施設と提携し、2025年12月期の入居斡旋件数は4,365件に達した。在宅医療は子会社の株式会社メディステップを通じ、訪問看護と居宅介護支援を提供する。2026年第1四半期より、メディステップは医療経営総合支援事業のセグメントに変更された。主要子会社は株式会社あいらいふ、株式会社クラーチ、Gplus株式会社、株式会社メディステップ。
コンタクトレンズで存在感を示す高度管理医療機器事業
高度管理医療機器事業は、子会社の株式会社シンシアが担う。使い捨てコンタクトレンズ「シンシアSシリーズ」を主力とし、シリコーンハイドロゲル素材を採用した酸素透過性の高いクリアレンズを提供する。処方施設取扱店件数は2025年12月期末で2,872件と順調に増加している。カラーコンタクトレンズも展開し、2025年にはフリュー株式会社よりECサイト「Mew コンタクト」を中心としたカラーレンズ事業を譲受し、事業基盤を強化した。市場の拡大と1人当たり購入単価の上昇を背景に、安定的な収益源となっている。
データ解析とプラットフォームのその他事業
その他事業には、治療経過データ解析サービスとシェアリングエコノミープラットフォームが含まれる。医療機関から匿名加工された電子カルテデータを独自アルゴリズムで解析し、100万件以上の治療経過データを蓄積。データサイエンティストが解析した情報をもとに製薬企業向けMR教育研修ソフトや営業活動支援を提供する。また、未病予防領域では、子会社スマートスキャン株式会社を通じてMRI装置の稼働率向上を図るマッチングプラットフォームを運営。検査利用者にはAI画像解析サービスも展開し、医療資源の有効活用を推進している。
業界の中での役割は医療経営コンサルティングおよび病院支援サービスを提供するヘルスケア支援会社。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
01医療機関(病院・診療所)主力
経営課題を抱える医療法人に対し、伴走型でコンサルティング、資金支援、DX化支援、人材支援、建築支援まで包括的に提供。提携医療法人は29法人。
医療経営コンサルティングで実績
- ユカリアタッチ
- 医療従事者向けベッドサイド情報端末。電子カルテデータ表示やバイタル測定機能で情報共有を効率化。
- EUCALIA人事
- 医療機関向け採用支援システム。
02介護・高齢者向けサービス準主力
入居相談・施設紹介、介護施設(13施設)運営、訪問看護・居宅介護支援などシニア向け事業を展開。地域包括ケアシステムの構築を目指す。
- 介護施設運営
- 介護付き高級老人ホームなど、一都二県で13施設を運営。
- アタマカラダ!ジム
- 認知症リスク逓減のための運動プログラム。
- MOG
- 食事で健康リスクを予防するプログラム。
- LOOKぱっと
- 家族がホームの情報を閲覧できる電子記録システム。
03一般消費者(コンタクトレンズ)準主力
シリコーンハイドロゲル素材のクリアレンズやカラコンを製造・販売。多様なニーズに対応。
- シンシアSシリーズ
- シリコーンハイドロゲル素材のクリアコンタクトレンズ。酸素透過性が高く目に優しい。
04製薬企業副次
電子カルテデータを解析し、MR教育研修ソフトや営業活動支援サービスを提供。
05医療機関・検診センター副次
MRIなど高額医療機器の稼働率を上げるマッチングプラットフォームや、遠隔画像診断を提供。
- シェアリングエコノミープラットフォーム
- 非稼働時間のMRI装置と検査希望者をマッチング。
製品と技術
医療従事者向け情報端末「ユカリアタッチ」
「ユカリアタッチ」は、ユカリアが開発・提供する医療従事者向けベッドサイド情報端末サービスである。医師や看護師が必要とする患者情報をベッドサイドでリアルタイムに確認・共有でき、院内業務のDX化を支援する。2022年6月に吸収合併された株式会社レイズが手掛けていたサービスを継承し、現在はユカリア本体が提供。提携医療機関への導入を通じて、業務負荷軽減と生産性向上に貢献している。また、アライアンス先の企業サービスとも組み合わせ、医療現場の課題解決を総合的に支援するプラットフォームの一角を担う。
シリコーンハイドロゲルレンズ「シンシアSシリーズ」
「シンシアSシリーズ」は、子会社シンシアが製造・販売するシリコーンハイドロゲル素材の1日使い捨てコンタクトレンズである。高い酸素透過性と長時間装用での快適性を特長とし、クリアレンズ市場で主力商品として位置づけられる。処方施設取扱店件数は2025年12月期末で2,872件と拡大を続けている。シンシアはカラーコンタクトレンズも展開し、2025年にはフリュー株式会社から「Mew コンタクト」事業を譲受するなど、多様な消費者ニーズに対応した製品ラインアップを強化している。
100万件超の治療経過データを活用した解析サービス
このサービスは、医療機関から提供された匿名加工電子カルテデータを独自アルゴリズムで解析し、100万件以上の治療経過データからなるデータレイクを構築している。データサイエンティストが解析結果をもとに製薬企業向けにMR教育研修ソフトや営業戦略立案支援を提供する。現場のデータに基づくエビデンス生成が強みで、医療の質向上や新薬開発の効率化に寄与する。ユカリアグループのその他事業セグメントに属し、医療現場と製薬企業をデータで結ぶユニークなポジションを確立している。
MRIシェアリングプラットフォームとAI画像解析
スマートスキャン株式会社が提供するMRIシェアリングエコノミープラットフォームは、非稼働時間が多いMRI装置の稼働率向上を目的に、医療施設と検査希望者をマッチングする。さらに、検査利用者に対してMRI撮像画像をAIが解析するサービスも提供し、未病予防領域での健康管理を支援している。2023年12月にユカリアがスマートスキャンを子会社化したことで、グループの事業領域は病院経営支援から予防医療まで広がった。医療資源の有効活用と患者の利便性向上を両立する取り組みである。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 医療機関(病院・診療所)医療経営コンサルティングで実績
有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
売上高200億円超、収益率低下が課題のリーディング企業
当社はサービス業で売上高約247億円(2025/12期)と、同業他社のジンジブやイシンと比較して規模が大きく、業界内でリーディングカンパニーの一角を占める。売上高は2023年12月期の181億円から2025年12月期には247億円へと急成長した。一方で営業利益率は11.6%から9.7%へ低下しており、収益性が悪化傾向にある。これは競争激化やコスト増が背景と考えられる。業界内では売上規模を武器に存在感を示すが、収益性の改善が今後の焦点となる。
強み
- 売上高247億円と業界内で突出、ブランド力と顧客基盤を活用
- 売上高が2年間で約36%増加、市場シェアを拡大している
- 利益率は低下傾向も営業利益は20億円超、安定的な収益基盤
- 多様なサービスを提供し、顧客ニーズに広く応える体制
課題
- 11.6%から9.7%へと低下、コスト管理と価格戦略の見直しが必要
- 同業他社も成長しており、差別化が急務となっている
- 売上拡大と収益性向上の両立が今後の成長の鍵を握る
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がユカリア
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 2153E・Jホールディングス | 341億円 | 9.8倍 |
| 2 | 421Aムービン・ストラテジック・キャリア | 333億円 | 21.4倍 |
| 3 | 6070キャリアリンク | 325億円 | 11.8倍 |
| 4 | 2305スタジオアリス | 320億円 | 27.2倍 |
| 5 | 2462ライク | 314億円 | 12.7倍 |
| 6 | 286Aユカリア | 313億円 | 12.2倍 |
| 7 | 4671ファルコホールディングス | 310億円 | 14.5倍 |
| 8 | 7047ポート | 304億円 | 10.5倍 |
| 9 | 9628燦ホールディングス | 304億円 | 6.2倍 |
| 10 | 6535アイモバイル | 302億円 | 12.0倍 |
| 11 | 2418ツカダ・グローバルホールディング | 296億円 | 10.7倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 26件
医療コンサルティング会社として2005年に創業
2005年2月、医療及び介護施設に対する経営コンサルティング事業への参入を目的として、株式会社メディカルマネジメント研究所(後のユカリア)を東京都港区に設立。同年8月に株式会社メディカルマネジメント、同年11月に株式会社虎ノ門キャピタルメディカ、2006年5月に株式会社キャピタルメディカと商号を変更した。創業期から医療経営支援に特化し、その後事業領域を拡大していく基盤を築いた。
医薬品卸売と介護施設運営に進出した2008~2011年
2008年4月、医薬品・医療材料の調達・卸売サービスへの参入を目的に株式会社ライラックメディカルを設立(2022年に吸収合併)。同年8月にはコンタクトレンズ関連事業を譲り受け、現在の株式会社シンシアの基盤となる。2011年3月、高齢者向け介護施設運営サービスに参入するため株式会社チャーミング・エイジ研究所(現株式会社クラーチ)を取得。同年12月には医療経営総合支援事業の拡大を目的にユナイテッド・ヘルスケア株式会社(現株式会社メディカル・アドバイザーズ)を子会社化し、グループの事業領域が急速に広がった。
シンシア上場とベンチャー投資開始の2016年
2015年には治験DX事業(株式会社ビーグル)やヘルスケア不動産サービス(株式会社メディカルプロパティ)など新規事業を次々と立ち上げた。2016年11月にはスタートアップ投資育成サービスを目的に株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズを設立。同年12月、連結子会社である株式会社シンシアが東京証券取引所マザーズ市場に新規上場し、グループの隠れた柱であるコンタクトレンズ事業が市場から評価される契機となった。
ユカリアへの商号変更とグループ再編の2022年
2022年5月、株式会社キャピタルメディカから株式会社ユカリアに商号変更し、本店を東京都千代田区霞が関に移転。同年6月には株式会社ライラックメディカル、株式会社レイズ、株式会社ビーグルの3社を吸収合併し、グループの事業をユカリア本体に集約。同年9月には株式会社モダンエイジングも吸収合併し、経営資源の統合と効率化を図った。この再編により、医療経営総合支援事業への集中が一層明確となった。
M&Aによる事業拡大とグロース市場上場の2023~2024年
2023年1月、医療施設向けコンストラクション・マネジメント強化のため株式会社ストラクトを設立。同年11月には子会社シンシアが株式会社タロスシステムズの株式51%を取得し子会社化、2024年3月に完全子会社化した。2023年12月には未病・予防領域への参入としてスマートスキャン株式会社を民事再生手続きに基づく増資引受で100%子会社化。2024年1月には高齢者向け介護施設運営への注力のため、株式会社YAOKI(旧NCM)の全株式を譲渡。そして2024年12月、東京証券取引所グロース市場に新規上場を果たした。
年表26件を開く
2000年代
- 2005年2月医療及び介護施設に対する経営コンサルティング事業への参入を目的として、㈱メディカルマネジメント研究所(現㈱ユカリア)を東京都港区に設立
- 2005年8月商号変更㈱メディカルマネジメントに商号変更
- 2005年11月商号変更㈱虎ノ門キャピタルメディカに商号変更
- 2006年5月商号変更㈱キャピタルメディカに商号変更
- 2008年4月M&A医薬品・医療材料及び高額医療機器の調達・卸売サービスへの新規参入を目的として、㈱ライラックメディカルを設立(出資当時の出資比率100%、2022年6月吸収合併)
- 2008年8月コンタクトレンズ関連事業への新規参入を目的として、医療機器・コンタクトレンズ関連事業を事業譲受(現㈱シンシア、現・連結子会社、出資当時の出資比率100%)
- 2009年2月ヘルスケア領域を中心とした投資事業を開始するため、㈱フォーカスキャピタルマネジメント設立(現㈱フォーカス、出資当時の出資比率100%、2016年12月MBOにて独立)
2010年代
- 2011年3月高齢者向け介護施設運営サービスへの新規参入を目的として、㈱チャーミング・エイジ研究所の株式譲受(現㈱クラーチ、現・連結子会社、出資当時の出資比率100%)
- 2011年7月画像診断センターの運営支援及び遠隔画像診断サービスへの新規参入を目的として、㈱DIC設立(出資当時の出資比率67.0%)
- 2011年12月医療経営総合支援事業の業容拡大を目的として、ユナイテッド・ヘルスケア㈱の株式譲受(現㈱メディカル・アドバイザーズ、現・連結子会社、出資当時の出資比率100%)
- 2014年2月サービス付き高齢者住宅事業への新規参入を目的として、㈱NCMの株式譲受(現㈱ウェルフォース、出資当時の出資比率100%、2024年1月 に全株式を株式会社ウェルフォースへ譲渡)
- 2015年2月M&Aヘルスケア施設向け不動産サービス事業への新規参入を目的として、㈱メディカルプロパティ設立(2020年に㈱モダンエイジングに商号変更、出資当時の出資比率100%、2022年9月吸収合併)
- 2015年10月M&A治験DX事業への新規参入を目的として、㈱ビーグル設立(出資当時の出資比率100%、2022年6月吸収合併)
- 2016年11月スタートアップ投資育成サービスへの新規参入を目的として、㈱キャピタルメディカ・ベンチャーズを設立(出資当時の出資比率100%)
- 2016年12月上場当社連結子会社 ㈱シンシア 東京証券取引所マザーズ市場へ新規上場
- 2018年8月M&A医療従事者向けベッドサイド情報端末サービスへの新規参入を目的として、㈱レイズを設立(出資当時の出資比率100%、2022年6月吸収合併)
2020年代
- 2020年6月入居相談・施設紹介サービスへの新規参入を目的として、㈱ザップの株式譲受(現㈱あいらいふ、現・連結子会社、出資当時の出資比率100%)
- 2022年5月商号変更㈱キャピタルメディカから㈱ユカリアに商号変更し、本店を東京都千代田区へ移転
- 2022年6月M&A当社連結子会社 ㈱ライラックメディカル及び㈱レイズ並びに同社の子会社である㈱ビーグルを吸収合併
- 2022年9月M&A当社連結子会社 ㈱モダンエイジングを吸収合併
- 2023年1月医療施設に対するコンストラクション・マネジメント強化を目的として、㈱ストラクトを設立(現・連結子会社、出資当時の出資比率100%)
- 2023年11月M&A当社連結子会社㈱シンシアが㈱タロスシステムズの株式51.0%を取得し子会社化
- 2023年12月M&A未病・予防領域への新規参入を目的として、スマートスキャン㈱を民事再生手続に基づく増資引受により100%子会社化
- 2024年1月高齢者向け介護施設運営サービスへの注力を目的として、㈱YAOKI (旧㈱NCM)の 全株式を株式会社ウェルフォースへ譲渡
- 2024年3月M&A当社連結子会社㈱シンシアが㈱タロスシステムズの株式を追加取得し完全子会社化
- 2024年12月上場東京証券取引所グロース市場へ新規上場
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
伴走型医療経営支援の拡大
医療機関向けに徹底した伴走型・現場重視の総合支援サービスを提供し、支援先病院数を拡大。地方銀行ネットワークを活用した認知度向上と、提携外医療機関へのコンサルティング提供も行い、経営層との接点強化を図る。
- 02
M&Aによる仲間づくりと事業成長
「仲間づくり」を目的としたM&Aや資本業務提携を積極的に実施し、グループ全体の事業成長を加速。ヘルスケア業界の広範な領域で、同じ志を持つ企業と連携し専門性を共有しながら全体最適を目指す。
- 03
DX化支援による生産性向上
医療機関の業務効率化・生産性向上のためのDX化支援を展開。自社開発の「ユカリアタッチ」に加え、アライアンス先のサービスも提案・導入し、顧客の課題解決を図る。
- 04
データレイク活用とヘルスケアビジネス拡大
匿名加工電子カルテデータを解析した100万件以上の治療経過データレイクを活用。製薬企業向けMR教育研修ソフトや営業支援など、医療ビッグデータビジネスを成長ドライバーとして拡大する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 2期分
グループ全体で1,347人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は751万円で、1期前と比べて+0.2%。平均年齢は39.7歳、平均勤続年数は3.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2024年12月 | 750 | 40.2 | 2.9 | 833 | 276 |
| 2025年12月 | 751 | 39.7 | 3.0 | 1,347 | 178 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社18社(国内 16 / 海外 2、うち連結子会社 16) を有報から抽出しています。
- 国内㈱メディカル・アドバイザーズ(注)3東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱ストラクト(注)3東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱あいらいふ(注)3東京都新宿区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱クラーチ(注)3、4、6東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社リメディカ(注)3東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社ゼロメディカル(注)3東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社エピグノ(注)3東京都千代田区 · 連結子会社議決権77.5%
- 国内株式会社DIC (注)3東京都千代田区 · 連結子会社議決権67.0%
- 国内Gplus株式会社東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社ハロースカウト(注)3東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社メディステップ東京都千代田区 · 連結子会社議決権51.7%
- 国内㈱シンシア(注)1、3、5東京都文京区 · 連結子会社議決権62.0%
残りのグループ会社6社を開く
- ㈱カラコンワークス(注)1、2東京都文京区100%
- Sincere Vision Co.,Ltd. (注)1、2香港・中西区100%
- 新視野光學股份有限公司(注)1、2台湾・高雄市100%
- ㈱ジェネリックコーポレーション(注)1、2、3東京都文京区100%
- ㈱タロスシステムズ(注)1、2、3千葉県千葉市 美浜区100%
- 株式会社スーパーナース東京都千代田区28%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は247億円、営業利益は24億円。前期と比べると増収増益で、売上が+24.7%、利益が+4.3%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 330億円 | 247億円 |
| 営業利益 | 29億円 | 24億円 |
| 純利益 | 17億円 | 28億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
半期ごとの推移
3期分
直近は2026年上期で、売上は137億円、営業利益は4億円。前年の2025年上期と比べると、売上は+30.5%、営業利益は−63.6%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年上期 | 105 | 11 | 10.5 | 8 |
| 2025年下期 | 142 | 13 | 9.2 | 20 |
| 2026年上期 | 137 | 4 | 2.9 | 5 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。四半期報告書の廃止(2024年)以降は半期の粒度になります。
業績の推移
有価証券報告書 6期分
2020年12月期からの6期で、売上は27億円から247億円へ9.1倍に増えた。直近期の営業利益率は9.7%。売上は5期、純利益は4期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年12月 | 27 | — | 8 | — | 6 |
| 2021年12月 | 29 | — | 8 | — | 6 |
| 当社連結子会社 ㈱ライラックメディカル及び㈱レイズ並びに同社の子会社である㈱ビーグルを吸収合併 | |||||
| 2022年12月 | 166 | — | 8 | — | 10 |
| 当社連結子会社㈱シンシアが㈱タロスシステムズの株式51.0%を取得し子会社化 | |||||
| 2023年12月 | 181 | — | 19 | — | 11 |
| 東京証券取引所グロース市場へ新規上場 | |||||
| 2024年12月 | 198 | 23 | 28 | 11.6 | 20 |
| 2025年12月 | 247 | 24 | 21 | 9.7 | 28 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高247億円のうち、営業利益として残るのは24億円で9.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は28億円、売上の11.3%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金57.5%142億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金33.2%82億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益9.7%24億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 4期分
2025年12月期は営業CFが−19億円、投資CFが−23億円で、差し引きのフリーCFは−42億円。この組み合わせは「先行投資型」にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型。期末の手元現金は91億円で、売上の4.4ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年12月 | 27 | 14 | −50 | 41 | 61 |
| 2023年12月 | −2 | −56 | 63 | −58 | 67 |
| 2024年12月 | 13 | −4 | 35 | 9 | 111 |
| 2025年12月 | −19 | −23 | 18 | −42 | 91 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 6期分
2025年12月期の総資産は651億円。このうち返さなくてよい自己資本が218億円で、自己資本比率は31.5%(業種中央値53.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2020年12月 | 249 | 73 | 176 | 29.5 |
| 2021年12月 | 235 | 79 | 156 | 33.7 |
| 2022年12月 | 426 | 104 | 322 | 22.7 |
| 2023年12月 | 510 | 118 | 392 | 21.3 |
| 2024年12月 | 601 | 190 | 412 | 29.9 |
| 2025年12月 | 651 | 218 | 433 | 31.5 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で534社中63位あたり、逆に低いのは自己資本比率で534社中454位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥823で、1年前と比べて-12.9%。過去52週の値幅のなかでは49%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 12.2倍 |
| PER (会社予想) | 17.7倍 |
| PBR | 1.40倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価826円は25日線(800.56円)を約3.2%上回り、75日線も上回る一方、200日線(835.95円)をわずかに下回っています。直近1か月では0.85%とほぼ横ばいですが、6月末から7月上旬にかけて上昇し、その後は800円台で安定しています。52週高値1044円からは約21%下落していますが、52週安値613円からは35%上昇しており、回復トレンドは続いています。出来高は直近で減少傾向にあり、様子見姿勢が見られます。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 78/100)。
PER10.77倍に対し業界平均22.67倍を大幅に下回り、割安感が強い。PBR1.41倍も業界平均3.23倍の半分以下で、ROE14.4%と収益性を考慮すれば株価は割安に放置されている。売上高・純利益とも拡大基調にあり、成長性も評価できる。ただし配当利回りは無配のため収益還元面での期待は限定的で、割安だがインカムゲインは得られない点は留意。バリュエーション総合では割安と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 12.2倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 17.7倍 | — |
| PBR | 1.40倍 | 3.51倍 |
| ROE | 14.4% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
医療DXの追い風を受けた成長期待の一方、競争激化と収益率の変動が懸念される。強気派は、増収傾向(2025/12期は247億円)やIT投資需要の拡大を指摘し、継続的な成長を見込む。弱気派は、営業利益率が11.6%から9.72%に低下し、投資先行による利益圧迫と、システム更新需要の一巡後を危惧する。
- 医療DX推進
国策で医療IT投資が後押しされ、受注機会が拡大。
- 堅調な増収
直近4期連続で増収し、2025/12期は247億円と過去最高。
- サブスク収入
継続的な保守契約が安定収益の基盤となる。
- 売上高247億円へ25%増収2025年12月期影響強
売上高が198億円から247億円へ24.7%増。成長軌道が鮮明
- 純利益28億円で40%増益2025年12月期影響中
純利益が20億円から28億円へ増加。EPS向上でPER10.8倍と割安
- ROE14.4%で資本効率維持継続影響中
無配当で内部留保を投資しROE14.4%を維持。成長資金を確保
- PBR1.41倍と再評価余地通年影響弱
PBR1.41倍はROE14.4%に対し低く、是正余地がある
- 利益率の低下
営業利益率が9.72%(2025/12期)に低下し、将来成長への投資負担が重い。
- 競合の増加
医療IT市場は参入企業が多く、価格競争が激化。
- 株価の低迷
直近1年で株価が約15%下落し、市場の成長期待が弱まっている。
- 営業利益率9.72%へ悪化2025年12月期影響強
営業利益率は11.62%→9.72%に低下。増収効果を費用が吸収
- 無配当で株主還元ゼロ継続影響中
配当利回りは無配のため0%。還元期待が持てない
- 株価は年間14.9%下落不定影響弱
過去1年で株価が14.85%下落。モメンタムは弱い
- 来期業績予想が未公表決算発表後影響弱
来期予想PERが開示されておらず、成長の持続性を評価しにくい
- サブスクリプション比率
- 安定収益の割合を確認するため。
- 導入医療機関数
- 顧客基盤の拡大ペースを測る。
- 解約率
- 顧客満足度と収益の持続可能性を見る。
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ6,778人。区分でいちばん多いのは事業法人で51.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が67.4%を占め、残る32.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|
| 事業法人 | 51.6 | 51.5 |
| 個人・その他 | 29.8 | 27.3 |
| 金融機関 | 13.3 | 15.9 |
| 自己株式 | 6.9 | 5.9 |
| 外国法人 | 4.2 | 4.7 |
| 証券会社 | 1.0 | 0.5 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社エクソソーム | 42.12 |
| 02 | 古川 淳 | 11.96 |
| 03 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 9.65 |
| 04 | 株式会社クラリバ | 4.07 |
| 05 | BNP PARIBAS LUXEMBOURG/2S/JASDEC/FIM/LUXEMBOURG FUNDS/UCITS ASSETS(常任代理人香港上海銀行東京支店) | 3.29 |
| 06 | 住友生命保険相互会社(常任代理人株式会社日本カストディ銀行) | 2.48 |
| 07 | SBI Ventures Two株式会社 | 1.70 |
| 08 | 株式会社シグマクシス・ホールディングス | 1.52 |
| 09 | 三井住友信託銀行株式会社(常任代理人株式会社日本カストディ銀行) | 1.20 |
| 10 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 1.18 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-07-17株式会社エクソソーム新規の大量保有報告42.12%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 6期分
1株利益は6期で+300%、1株純資産は6期で+134%。直近期のROEは14.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2020年12月 | 20 | 246 | 8.3 | — |
| 2021年12月 | 19 | 265 | 7.4 | — |
| 2022年12月 | 33 | 324 | 10.3 | — |
| 2023年12月 | 35 | 362 | 10.2 | — |
| 2024年12月 | 64 | 508 | 14.1 | 14.4 |
| 2025年12月 | 78 | 574 | 14.4 | 11.9 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
6名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は6名。2025/12期の役員報酬は総額250百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 古川淳 | 取締役会長(注)2 | 51 | 22,089,800 |
| 三沢英生 | 代表取締役 社長 | 53 | 44,800 |
| 須藤修司 | 取締役(監査等委員) | 63 | 10,000 |
| 杉山文野 | 取締役(監査等委員) | 45 | — |
| 池尻志保 | 取締役(監査等委員) | 56 | — |
| 氏名 | 異動後 | — | — |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 7 | 109 | 109 | 16 |
| 取締役(社内) | 3 | 93 | 93 | 31 |
| 取締役(社内) | 4 | 16 | 16 | 4 |
| 社外取締役 | 4 | 16 | 16 | 4 |
| 社外取締役 | 4 | 16 | 16 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容11,859字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題8,759字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク15,014字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)8,814字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
関連する企業
関連企業