概要
ヒトトヒトホールディングスは人財サービス事業を統括する持株会社である。2019年7月に設立され、2026年4月に東証スタンダード市場へ上場した。連結売上収益は201億円(2026年3月期)、従業員数402名。プロ野球8球団の本拠地球場を中心としたイベント運営支援、商業施設の警備・清掃、モバイル機器販売支援や人材派遣など、多様な人財サービスを提供する。
ビルマネジメントが売上の過半を占める収益構造
当社グループの連結売上収益は2026年3月期に20,094百万円(前年比19.6%増)となった。内訳はビルマネジメント事業が11,503百万円(57.2%)、イベントマネジメント事業が4,772百万円(23.7%)、人財サポート事業が3,624百万円(18.0%)、その他が193百万円である。営業利益は1,036百万円、営業利益率は5.2%。前年同期比で売上高19.6%増、営業利益47.0%増と大幅に改善した。利益成長の背景には各事業の需要回復と子会社買収によるスケールメリットがある。
プロ野球8球団の本拠地球場に関与するイベントマネジメント
イベントマネジメント事業は野球、ゴルフ、サッカー、バスケットボール等のスポーツイベントの運営支援を中核とする。プロ野球では12球団中8球団の本拠地球場で警備やチケット確認、グラウンド整備、飲食店舗運営までを手掛ける。Jリーグでは8チーム、Bリーグでも8チームと契約する。2024年にはプロ野球とJリーグの入場者数がコロナ前の2019年水準に回復し、Bリーグは過去最多を更新した。ゴルフでは女子JLPGAツアーの運営支援も行う。
M&Aで拡大したビルマネジメントと人財サポート
ビルマネジメント事業は商業施設やオフィスビルの警備、清掃、交通誘導を提供する。2023年に子会社化した株式会社エース警備保障と株式会社エースガードの貢献により、同事業の売上は2025年3月期の9,368百万円から2026年3月期には11,503百万円に拡大した。人財サポート事業は株式会社アプメス(現ヒトトヒトキャリアライズ)を2021年に買収し、通信キャリア向け販売支援や一般事務派遣を展開。2026年3月期は3,624百万円と前年比37.8%増と急成長した。
人材供給力と現場リーダーが競争力の源泉
当社グループの強みは、学生アルバイトを中心とした常時1万人以上の人員プールと、それを統括する現場リーダーのマネジメント力にある。イベントの繁閑差に応じて柔軟に人員を配置できる体制は、協力会社を含めたネットワークで支えられている。また、警備業務から派生して、施設の設計段階からの警備計画立案支援や商業施設のバックヤード業務の受託など、高付加価値サービスにも領域を広げている。この「人材インフラ」が他社との差別化要因である。
業界の中での役割はイベント運営支援サービス、施設管理サービス、人材派遣サービスを提供。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01スポーツイベント主力
プロ野球、ゴルフ、サッカー、バスケットボール等のスポーツイベントにおいて、警備、整理案内、チケット確認、グラウンド整備、清掃、飲食店舗運営、ファンクラブ運営など、運営支援を一括提供。学生を中心とした常時1万人以上のスタッフと協力会社を動員する人材インフラを強みとする。プロ野球12球団中8球団の本拠地球場で業務を実施。
プロ野球8球団の本拠地球場での業務実績
主要顧客東京ヤクルトスワローズ、横浜DeNAベイスターズ、東北楽天ゴールデンイーグルス、福岡ソフトバンクホークス、北海道日本ハムファイターズ、埼玉西武ライオンズ、阪神タイガース、オリックス・バファローズ、横浜F・マリノス、ベガルタ仙台
- イベント運営支援サービス
- スポーツイベントの準備・運営・警備・清掃等を包括的に提供。チケット確認、座席案内、グラウンド整備、飲食店舗運営、ファンクラブ運営などを含む。
02施設管理主力
商業施設、オフィスビル、学校、工事現場等において、施設警備、交通誘導警備、清掃業務を提供。大手不動産デベロッパーの大規模商業施設では、受付やバックヤード庶務、警備計画の立案支援も行う。清掃は床・窓等を一括で請け負える点が強み。
- 施設警備サービス
- 商業施設やオフィスビル等で従業者・来場者の安全を確保。来場者案内や拾得物対応などの接客業務も含む。
- 交通誘導警備サービス
- 施設周辺、駐車場、工事現場等で交通整理を行い、通行者の安全を確保。イベントや工事の繁閑に応じた柔軟な人員配置が可能。
- 清掃サービス
- オフィスビルやスタジアム・アリーナのイベント前後の清掃を一括提供。床清掃や窓清掃など専門的な清掃も対応。
03人材派遣・販促準主力
移動体通信関連企業等への一般事務派遣、モバイル機器・消費財のセールスプロモーションを提供。派遣は長期契約が多く収益変動が小さい。販促は家電量販店等での販売・宣伝スタッフを多数配置する能力が強み。
- 人材派遣サービス
- バックオフィス業務(顧客サポート窓口、契約事務等)を中心に、事務、コールセンター、軽作業などの人材を派遣。派遣期間は1年を超える長期契約が多い。
- セールスプロモーションサービス
- モバイル機器販売店や家電量販店での販売業務、メーカーからの商品宣伝の受託。専門知識を持つスタッフを多数確保し、短期間のキャンペーンにも対応。
04その他その他
グループ各社のサービスに付随する資機材・装飾物の調達や工事、屋内型多目的運動施設「ヒトスタ!」の運営。
製品と技術
イベントマネジメント:スポーツ興行の総合運営支援
イベントマネジメント事業は、プロ野球、ゴルフ、サッカー、バスケットボールなどの試合運営をトータルに支援する。具体的には、チケット確認、座席案内、グラウンド整備、警備、飲食店舗運営、ファンクラブ運営に加え、マーケティング調査やイベント装飾の調達・設営まで手掛ける。2026年3月現在、プロ野球8球団、Jリーグ8チーム、Bリーグ8チームと契約し、全国各地のスタジアムでサービスを提供する。また、女子ゴルフツアーでは警備から観客輸送、地元説明会まで幅広く対応する。
ビルマネジメント:警備・清掃・施設管理のワンストップサービス
ビルマネジメント事業は、商業施設やオフィスビル、学校での警備業務を中核とする。施設警備では来場者案内や迷子対応などの接客業務も含む。交通誘導警備では、イベント時や工事現場での柔軟な人員配員が強み。さらに、大手不動産デベロッパーの大規模商業施設では、設計段階からの警備計画立案支援や開業時の安全体制構築も行う。清掃業務では、床清掃や窓清掃を一括で請け負い、ビル管理会社から継続的に受注している。
人財サポート:人材派遣とセールスプロモーション
人財サポート事業は、移動体通信キャリア向けの店頭販売支援と一般事務派遣が主力である。販売支援では、頻繁に変わる料金プランやモバイル機器の知識を習得したスタッフが、家電量販店などで販売を行う。派遣業務はバックオフィス業務が中心で、長期契約が多く収益は安定している。また、商品の宣伝イベントでは、短期間で多数のスタッフを全国に派遣する能力が活かされる。個人向けには東京都内で家事代行サービスも提供する。
その他事業と屋内型多目的運動施設「ヒトスタ!」
その他事業として、グループ各社のサービスに付随する資機材や装飾物の調達・工事業務を行う。また、野球やサッカーの練習からスポーツイベントまで使用可能な屋内型多目的運動施設「ヒトスタ!」を運営する。この施設はグループのイベントマネジメントノウハウを活かした事業であり、地域のスポーツ振興にも貢献する。2026年3月期のその他事業の売上は193百万円と規模は小さいが、グループ全体のシナジー創出を目的としている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- スポーツイベントプロ野球8球団の本拠地球場での業務実績
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
人材派遣で成長、低収益体質改善が急務
ヒトトヒトホールディングスはサービス業に属し、人材派遣・アウトソーシングを展開。売上高は156億円から201億円へ増加予定。営業利益率は4.17%から4.98%へ改善見込みだが、依然低水準。同業のジンジブやイシンと比較して規模は中堅。人手不足の追い風はあるもの、競争激化や派遣法規制の影響を受けやすい。収益性向上のため、高付加価値サービスへのシフトや業務効率化が課題。
強み
- 2024年3月期156億円から2026年3月期201億円へ拡大。
- 労働需給逼迫で人材派遣需要が底堅い。
- M&Aや新規開拓による成長可能性。
- 社会課題に対応する事業で市場拡大が見込める。
課題
- 営業利益率5%未満と低く、抜本的な改善が必要。
- 同業他社との価格競争や差別化が困難。
- 労働者派遣法の改正などが事業に影響を与える可能性。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がヒトトヒトホールディングス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7049識学 | 73億円 | 23.8倍 |
| 2 | 2311エプコ | 73億円 | 17.6倍 |
| 3 | 2404鉄人化ホールディングス | 73億円 | 16.8倍 |
| 4 | 6180GMOメディア | 72億円 | 15.5倍 |
| 5 | 549Aヒトトヒトホールディングス | 71億円 | 12.8倍 |
| 6 | 2440ぐるなび | 71億円 | 29.6倍 |
| 7 | 4754トスネット | 71億円 | 13.0倍 |
| 8 | 9346ココルポート | 71億円 | 12.3倍 |
| 9 | 6092エンバイオ・ホールディングス | 71億円 | 26.4倍 |
| 10 | 7075QLSホールディングス | 70億円 | 13.7倍 |
| 11 | 160Aアズパートナーズ | 70億円 | 6.0倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 10件
投資事業組合の出資で設立された2019年
当社は2019年7月、日本成長投資アライアンス株式会社が運営する投資事業組合の出資により株式会社Sluggerとして設立された。同年8月にはニッソーホールディングス株式会社の全株式を取得し、12月には同社を吸収合併。同時に商号をニッソーホールディングス株式会社に変更し、本店を東京都港区虎ノ門から渋谷区神宮前へ移した。このM&Aにより、既存の事業基盤を獲得し、持株会社としての第一歩を踏み出した。
ヒトトヒトホールディングスへの改称とアプメス買収
2020年4月、商号をヒトトヒトホールディングス株式会社に変更した。翌2021年11月には株式会社アプメスの全株式を取得し子会社化。アプメスは後にヒトトヒトキャリアライズ株式会社に社名を変え、移動体通信関連企業への人材派遣や店頭販売支援を手掛ける中核子会社となった。この買収により人財サポート事業の基盤が構築された。また、2023年6月には監査役設置会社から監査役会設置会社へ移行し、ガバナンスを強化した。
エース警備保障グループの子会社化(2023年)
2023年5月、当社は株式会社エース警備保障の発行済株式総数の85.5%を取得し子会社化するとともに、有限会社エースガード(現株式会社エースガード)及び株式会社GOP警備保障の全株式を取得した。これによりビルマネジメント事業の規模は一気に拡大した。エース警備保障は商業施設や工事現場の警備・交通誘導を主力とし、2024年3月には残り14.5%の株式を追加取得して完全子会社化した。
業容拡大と上場準備の進展(2024-2025年)
2024年3月のエース警備保障完全子会社化に続き、2025年4月には定款を変更し監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行した。これは上場を見据えたガバナンス体制の強化である。連結売上収益は2023年3月期の2億円から2025年3月期には168億円、2026年3月期には201億円へと急成長した。この成長はM&Aと既存事業の拡大によるもので、グループ全体の収益基盤が着実に拡大した。
東京証券取引所スタンダード市場への上場
2026年4月、当社は東京証券取引所スタンダード市場に株式を上場した。上場時点の時価総額は非開示だが、売上高201億円、営業利益10億円の規模で、人財サービス分野の独立系持株会社として市場に参入した。上場後もM&Aによる事業拡大と既存事業の収益性向上を両輪とする成長戦略を掲げている。創業から7年での上場は、投資事業組合の支援と積極的な買収戦略が実を結んだ形である。
連結子会社の拡充とグループ再編
設立から7年でグループは6社に拡大した。2026年3月時点の連結子会社は、ヒトトヒト株式会社(イベント・ビルマネジメント)、ヒトトヒトキャリアライズ株式会社(人財サポート)、株式会社エース警備保障、株式会社エースガード、株式会社ノティオ(その他)の5社である。各子会社はそれぞれの分野で専門性を発揮し、グループ全体で単一セグメント「人財サービス」として統合報告を行っている。この体制が柔軟な人員供給と運営品質の維持を可能にしている。
年表10件を開く
2010年代
- 2019年7月創業日本成長投資アライアンス株式会社が運営する投資事業組合の出資により株式会社Sluggerとして当社設立
- 2019年8月ニッソーホールディングス株式会社の全株式を取得
- 2019年12月M&Aニッソーホールディングス株式会社を吸収合併し、ニッソーホールディングス株式会社へと商号変更、また本店所在地を東京都港区虎ノ門から東京都渋谷区神宮前へと変更
2020年代
- 2020年4月商号変更ヒトトヒトホールディングス株式会社へと商号変更
- 2021年11月M&A株式会社アプメス(現 ヒトトヒトキャリアライズ株式会社、以下、「アプメス」)の全株式を取得し子会社化
- 2023年5月M&A株式会社エース警備保障(以下、「エース警備保障」)の発行済株式総数の85.5%、有限会社エースガード(現 株式会社エースガード、以下、「エースガード」)及び株式会社GOP警備保障(以下、「GOP警備保障」)の全株式を取得し子会社化
- 2023年6月定款を変更し、監査役設置会社から監査役会設置会社へと移行
- 2024年3月M&Aエース警備保障の発行済株式総数の14.5%を追加取得し、完全子会社化
- 2025年4月定款を変更し、監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へと移行
- 2026年4月上場東京証券取引所スタンダード市場に株式を上場
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は2つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
従業員の積極的採用による体制拡充
スポーツイベント等の魅力的な職場を背景に、学生中心の人材プールから低廉な費用で採用を拡大し、需要増に対応する。
- 02
従業員の稼働率向上
プロスポーツ開催日以外に、花火やコンサート、屋外プロモーションなどの臨時イベントに対応することで、従業員の稼働率を高める。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社5社(国内 5 / 海外 0、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。
- 国内ヒトトヒト株式会社(注)2,5東京都渋谷区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ヒトトヒトキャリアライズ株式会社(注)2,5東京都渋谷区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社エース警備保障(注)2,5兵庫県尼崎市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社エースガード兵庫県神戸市 灘区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社ノティオ(注)2,4東京都渋谷区 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は201億円、営業利益は10億円。前期と比べると増収増益で、売上が+19.6%、利益が+42.9%。
業績の推移
有価証券報告書 5期分
2022年3月期からの5期で、売上は2億円から201億円へ100.5倍に増えた。直近期の営業利益率は5.0%。売上は3期、純利益は3期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 税引前利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年3月 | 2 | — | 0 | — | 0 |
| 株式会社エース警備保障(以下、「エース警備保障」)の発行済株式総数の85.5%、有限会社エースガード(現 株式会社エースガード、以下、「エースガード」)及び株式会社GOP警備保障(以下、「GOP警備保障」)の全株式を取得し子会社化 | |||||
| 2023年3月 | 2 | — | −2 | — | −2 |
| エース警備保障の発行済株式総数の14.5%を追加取得し、完全子会社化 | |||||
| 2024年3月 | 156 | — | 1 | — | 0 |
| 2025年3月 | 168 | 7 | 5 | 4.2 | 3 |
| 東京証券取引所スタンダード市場に株式を上場 | |||||
| 2026年3月 | 201 | 10 | 9 | 5.0 | 6 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高201億円のうち、営業利益として残るのは10億円で5.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は6億円、売上の3.0%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金84.6%170億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金10.4%21億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.0%10億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 3期分
2026年3月期は営業CFが14億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは14億円。この組み合わせは「資産整理型」にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面。期末の手元現金は13億円で、売上の0.8ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2024年3月 | 8 | 9 | −13 | 17 | 20 |
| 2025年3月 | 3 | −1 | −7 | 2 | 15 |
| 2026年3月 | 14 | 0 | −16 | 14 | 13 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 5期分
2026年3月期の総資産は108億円。このうち返さなくてよい自己資本が29億円で、自己資本比率は26.6%(業種中央値53.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2022年3月 | 107 | 28 | 79 | 26.1 |
| 2023年3月 | 103 | 26 | 77 | 25.2 |
| 2024年3月 | 117 | 19 | 98 | 16.0 |
| 2025年3月 | 112 | 22 | 90 | 19.9 |
| 2026年3月 | 108 | 29 | 79 | 26.6 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで534社中80位あたり、逆に低いのは自己資本比率で534社中483位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥504で、1年前と比べて+14.3%。過去52週の値幅のなかでは34%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 12.8倍 |
| PBR | 2.24倍 |
| 配当利回り | 4.25% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月-0.2%と小幅、前日比-0.4%小反落。週足は25日線(462円)を下回る。52週高値682円から-32.8%の低水準。出来高は6月17日に16万株と急増後、7月17日は12.2万株。材料乏しく、もみ合い。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)。
PER 11.60倍は業界平均22.25倍を下回るが、直近の業績は収益が急拡大中で成長を考慮すると妥当。PBR 2.23倍は業界平均2.35倍とほぼ同水準で割高感なし。ROE 25.1%は高いが無配であり、株主還元が不十分。成長性を評価する一方、無配継続や収益変動リスクを考慮し、やや割安寄りのほぼ妥当。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 12.8倍 | 23.4倍 |
| PBR | 2.24倍 | 3.51倍 |
| ROE | 25.1% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
売上成長は堅調だが、利益率が低く、事業の規模感も小さい。直近で自己都合退職が発生しており、人材確保と定着が課題。市場は成長期待と収益性改善の不確実性の間で評価が分かれる。
- 売上高の拡大基調
2024/3期156億→2025/3期168億→2026/3期201億と増収計画。
- 黒字転換と利益成長
2023/3期は赤字だったが、2024/3期に黒字化し、2025/3期も増益。
- 業界需要の追い風
人手不足を背景に人材サービス需要は堅調。
- 売上高3期連続増加、FY2026は201億円2026年3月期影響強
売上高156→168→201億と拡大。営業利益も7→10億へ増加基調。
- ROE25.1%と高収益体質継続影響中
ROE25%超は効率的な資本活用を示す。成長資金を内部で賄える。
- 時価総額64億円、小型成長株として割安不定影響弱
PER11.6倍は成長率考慮すれば割安。市場の再評価余地。
- サービス業で人手不足追い風継続影響中
人材派遣やアウトソーシング需要増で業界環境良好。
- 営業利益率の低さ
2025/3期の営業利益率4.17%は業界平均を下回る。
- 小規模かつ競争激化
時価総額64億円と小型で、大手との競合にさらされる。
- 人材流出リスク
直近で自己都合退職2名が発生。定着率に懸念。
- 営業利益率4-5%と低水準継続影響強
営業利益率5%未満は低収益。競争激化で更なる低下リスク。
- 純利益6億円と規模感乏しい2026年3月期影響中
売上201億に対し純利益6億。利益率低く、外的変動に脆弱。
- 無配継続、株主還元策無し継続影響弱
配当なし。内部留保の有効活用が見えにくく、株主離れ懸念。
- 小粒銘柄で流動性リスク不定期影響弱
時価総額64億円と極小。出来高少なく、思惑売買で急変動。
- 営業利益率
- 収益性改善の鍵。4%からどの程度上昇するか。
- 従業員数と離職率
- 人材サービス業は人材が資産。離職率が業績に直結。
- 売上高成長率
- 高成長が続くかどうかが株価の評価軸。
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ7人。区分でいちばん多いのは個人・その他で87.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が12.9%を占め、残る87.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。比較できる過去の期がまだ揃っていないため、直近期の構成のみを載せています。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2026年3月% |
|---|---|
| 個人・その他 | 87.1 |
| 事業法人 | 12.9 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位7者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | J-GIA1号投資事業有限責任組合 | 84.60 |
| 02 | ㈱トリプルトレジャーズ | 7.50 |
| 03 | 三井不動産㈱ | 3.13 |
| 04 | 松本哲裕 | 2.50 |
| 05 | 東洋テック㈱ | 1.04 |
| 06 | カルチュア・コンビニエンス・クラブ㈱ | 1.04 |
| 07 | ㈱ヤクルト球団 | 0.18 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位7者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-08-06野村證券株式会社新規の大量保有報告4.13%-1.00pt
- 2026-07-06野村證券株式会社新規の大量保有報告—
- 2026-05-13日本成長投資アライアンス株式会社新規の大量保有報告55.85%-3.75pt
- 2026-04-14株式会社トリプルトレジャーズ変更報告7.50%
- 2026-04-14日本成長投資アライアンス株式会社新規の大量保有報告59.60%
- 2026-04-13株式会社トリプルトレジャーズ新規の大量保有報告7.50%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 5期分
1株利益は5期で−45%、1株純資産は5期で−98%。直近期のROEは25.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% |
|---|---|---|---|
| 2022年3月 | 83 | 9,987 | 0.8 |
| 2023年3月 | −672 | 9,315 | — |
| 2024年3月 | 1 | 134 | 1.0 |
| 2025年3月 | 24 | 159 | 16.7 |
| 2026年3月 | 46 | 205 | 25.1 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
経営陣
6名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は6名。2026/3期の役員報酬は総額71百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 根本輝夫 | 執行役員 | — |
| 大山哲也 | 執行役員 | — |
| 浅川大晃 | 執行役員 | — |
| 前島大輔 | 執行役員 | — |
| 篠塚一也 | 執行役員 | — |
| 大熊健介 | 執行役員 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 52 | 3 | 54 | 18 |
| 社外取締役 | 3 | 9 | — | 9 | 3 |
| 取締役(社内) | 1 | 8 | — | 8 | 8 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容4,159字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題8,944字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク12,162字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,017字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS。
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
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