概要
QLSホールディングスは、大阪市浪速区に本社を置く純粋持株会社である。子会社5社を通じて保育事業、介護福祉事業、人材派遣事業を展開する。2026年3月期の連結売上高は120億円、営業利益9億円、経常利益9億円、純利益5億円。従業員数は1,069人。東京証券取引所グロース市場に上場(証券コード7075)している。
保育・介護・人材派遣の3セグメント体制
当社グループは、保育事業、介護福祉事業、人材派遣事業の3セグメントを中核とする。2026年3月期のセグメント別売上高は、保育事業が66億7,199万円(構成比55.5%)、介護福祉事業が30億2,076万円(25.1%)、人材派遣事業が19億4,866万円(16.2%)、その他が3億8,291万円(3.2%)である。保育事業が最大の収益基盤であり、自治体からの委託費・補助金が主な収入源となる。介護福祉事業は介護保険・障害福祉サービス報酬、人材派遣事業は派遣料金による。3事業の連携により、採用コストの効率化やインクルーシブ保育などのシナジーを追求している。
10都府県に広がる保育事業拠点
保育事業は、2026年3月31日現在、埼玉、千葉、東京、神奈川、長野、愛知、大阪、兵庫、奈良、沖縄の10都府県で展開する。認可保育所36施設(うち民間委託1施設)、小規模認可保育所3施設、東京都認証保育所1施設、企業主導型保育所3施設(運営受託2施設)、学童保育25施設を運営する。ドミナント戦略により地域での信頼を積み上げ、近隣保育所間の緊急時ヘルプ体制も整備。保育理念は「豊かな人間性をもった子どもを育成すること」で、英語教室、リトミック、体操教室などの無料プログラムを提供し、差別化を図っている。
多様な介護福祉サービスと60のグループホーム
介護福祉事業は、訪問介護16拠点、通所介護4施設、認知症対応型共同生活介護5施設、訪問看護2拠点、有料老人ホーム7施設、児童発達支援2施設、放課後等デイサービス6施設、共同生活援助(障がい者グループホーム)60施設、就労支援4施設、生活介護2施設を運営。主な収入は国保連合会を通じた介護保険・障害福祉サービス報酬で、利用者負担分(1割~3割)を施設が徴収する。2024年5月にはAIAI Life Care株式会社(現和みライフケア)を買収し、有料老人ホームの運営ノウハウを取り込んだ。
専門性を強みとする人材派遣事業
人材派遣事業は、子会社の株式会社ダウインが担当する。東京都、愛知県、京都府、兵庫県、沖縄県で展開し、主に自動車ディーラー向けに自動車整備士などの専門人材を派遣する。リコール対応などの緊急時に即応できる体制が強みである。また、介護、保育、看護といった福祉分野やホテル業界にも派遣を行っている。2026年3月期の人材派遣事業売上高は19億4,866万円(前期比19.1%増)、セグメント利益は2億3,855万円(同43.6%増)と増収増益を達成した。さらに、業務受託による携帯電話等の通信機器販売も手掛ける。
業界の中での役割は保育・介護サービス事業者(施設運営)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01保育主力
埼玉・千葉・東京など10都府県で認可保育所、小規模認可保育所、企業主導型保育所、学童保育を運営。自治体からの委託費や補助金を主な収益とし、地域の待機児童解消や子育て支援に貢献。
- 認可保育所
- 児童福祉法に基づく認可施設。0歳から就学前の子どもを対象に保育を提供。施設型給付を自治体から受ける。
- 小規模認可保育所
- 定員6~19名の小規模施設。待機児童解消や地方の保育維持に貢献。地域型保育給付を受ける。
- 学童保育
- 小学生の放課後の居場所を提供。利用料または自治体運営費により運営。
02介護福祉準主力
訪問介護、居宅介護支援、認知症対応型共同生活介護、有料老人ホームなどを運営。介護保険報酬および障害福祉サービス報酬を主な収益とする。
- 訪問介護
- ホームヘルパーが自宅を訪問し、身体介護・生活援助を行う。介護保険給付対象。
- 居宅介護支援
- ケアマネジャーが利用者に適したケアプランを作成し、サービス事業者との連絡調整を行う。
- 共同生活援助
- 障がい者グループホーム。共同生活の場で日常生活の支援や自立に向けたサポートを行う。
03人材派遣副次
自動車ディーラー等を主要顧客に、自動車整備士など専門職の人材派遣を提供。リコール対応など緊急時の派遣に強み。その他、介護・保育・看護分野やホテル業界にも派遣。
自動車メーカーのリコール対応などの緊急時における人材派遣サービスに強み
主要顧客自動車ディーラー
- 自動車整備士派遣
- 自動車ディーラーや整備工場向けに、資格を持つ整備士を派遣。リコール対応や多忙期の人員補充に対応。
製品と技術
保育施設の運営方式と収入構造
保育事業では、児童福祉法に基づく認可保育所、定員6~19名の小規模認可保育所、東京都独自基準の認証保育所、企業向け助成制度を活用した企業主導型保育所、学童保育(放課後児童クラブ)の5形態を運営する。認可保育所では保護者が自治体に保育料を納めるため施設は直接徴収せず、自治体からの委託費が主な収入。小規模認可・認証・企業主導型では施設が保育料を徴収する。学童保育は利用料または自治体からの運営費で運営する。クオリスキッズブランドで展開し、英語教室やリトミックなどの無料プログラムを特色とする。
介護福祉サービスの多様なメニュー
介護福祉事業は、訪問介護(身体介護・生活援助)、居宅介護(障害者対象)、居宅介護支援(ケアプラン作成)、認知症対応型共同生活介護、訪問看護、通所介護、有料老人ホーム、児童発達支援、放課後等デイサービス、共同生活援助(障がい者グループホーム)、就労支援(就労移行・就労継続)、生活介護、相談支援の13サービスを提供。収入のほとんどは介護保険または障害者総合支援法に基づく公的報酬であり、利用者負担は所得に応じて1~3割である。2026年3月期の介護福祉事業売上高は30.2億円で、グループ全体の25%を占める。
インクルーシブ保育と事業連携の仕組み
当社グループは「インクルーシブ保育」を推進する。これは国籍や障がいの有無にかかわらず同じ空間で保育・教育を行う考え方で、クオリスキッズ板橋本町保育園に児童発達支援事業所「クオリスキッズぷらす」を併設した。また、保育所近隣に放課後等デイサービスを展開し、卒園後も切れ目のない支援を提供する。3セグメントの連携により、保育士や介護職員のキャリア転換をグループ内で吸収し、離職防止と採用コスト効率化を図っている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 人材派遣自動車メーカーのリコール対応などの緊急時における人材派遣サービスに強み
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
BPO・人材派遣で売上拡大中
QLSホールディングスはBPO・人材派遣・採用支援を主力とするサービス企業。連結売上高は2024年3月期84億円から2026年3月期120億円へ増収見込みだが、営業利益率は5.71%→7.5%と比較的低い。同業のジンジブやイシンと比べ規模は中堅だが、成長率は高い。人材派遣業界は人手不足を背景に需要堅調だが、競争激化と単価低下リスクがある。同社は内需依存度が高く、海外展開は限定的。
強み
- 2024年3月期から2026年3月期にかけて年平均約19%の増収を見込む。
- 企業向けBPO・人材派遣に特化し、顧客企業の業務効率化ニーズを捉える。
- 人材派遣と採用支援の両軸でクロスセルが可能。
- 労働需給逼迫により人材サービス需要が安定して拡大。
課題
- 営業利益率が5〜7%台と低く、人件費上昇が収益を圧迫。
- 売上の多くが国内に依存し、地域リスク分散が不十分。
- 人材派遣業は低参入障壁で多数の競合がひしめく。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がQLSホールディングス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 2440ぐるなび | 71億円 | 29.6倍 |
| 2 | 549Aヒトトヒトホールディングス | 71億円 | 12.8倍 |
| 3 | 4754トスネット | 71億円 | 13.0倍 |
| 4 | 9346ココルポート | 71億円 | 12.3倍 |
| 5 | 6092エンバイオ・ホールディングス | 71億円 | 26.4倍 |
| 6 | 7075QLSホールディングス | 70億円 | 13.7倍 |
| 7 | 160Aアズパートナーズ | 70億円 | 6.0倍 |
| 8 | 339Aプログレス・テクノロジーズ グループ | 70億円 | 6.1倍 |
| 9 | 7038フロンティア・マネジメント | 69億円 | — |
| 10 | 2195アミタホールディングス | 69億円 | 24.5倍 |
| 11 | 352ALOIVE | 69億円 | 53.8倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 31件
介護事業からスタートした2005年
2005年10月、大阪市都島区に有限会社クオリス(現株式会社クオリス)を設立。介護事業を目的とし、2006年1月には大阪市城東区、生野区など6か所に「クオリスケアセンター」を開設、訪問介護と居宅介護を開始した。うち3か所では居宅介護支援事業も手掛け、介護事業の基盤を築いた。
人材派遣と保育事業への参入
2007年3月、人材派遣事業を開始。2012年4月、横浜市都筑区に認可保育所「クオリスキッズ鴨居駅前保育園」を開設し、保育事業に参入した。2014年4月には大阪市北区に大阪市初の株式会社が設立する認可保育所「クオリスキッズ北梅田保育園」を開設。同年、小規模認可保育所も開設し、保育事業の拡大を本格化させた。2014年7月には人材派遣事業を株式会社ダウインへ移管した。
関東・沖縄への拠点拡大
2015年1月、兵庫県尼崎市に株式会社エルサーブを設立し、関東・沖縄への進出を開始。2016年5月、東京都昭島市に「太陽ヘルパーセンター」を開設。2017年12月には放課後等デイサービスを運営する株式会社LEAの全株式を取得。2019年4月には沖縄県南風原町に障がい者グループホーム「共同生活援助 いーまーる」を開設。同年、企業主導型保育事業の運営受託も開始した。
持株会社体制への移行と上場
2019年2月、株式移転により純粋持株会社である株式会社QLSホールディングスを設立。株式会社クオリスと株式会社ダウインを完全子会社とした。同年11月、東京証券取引所TOKYO PRO Marketに上場。2020年5月、本社を大阪市浪速区に移転。2023年3月、孫会社だったエルサーブを直接子会社化し、グループ体制を強化した。2023年6月には名古屋証券取引所ネクスト市場に株式を上場し、2024年12月に東京証券取引所グロース市場へ市場変更した。
M&Aによる介護福祉事業の拡充
2020年3月、埼玉県桶川市の就労移行支援事業を譲り受け、就労支援に参入。2022年7月、大阪市東淀川区に訪問看護「町のナースステーション うめちゃん」を開設。2023年8月、株式会社和みと株式会社ふれあいタウンの全株式を取得し、兵庫県・大阪府で介護事業を拡大。2024年4月、クオリスとふれあいタウンを合併。2024年5月にはAIAI Life Care株式会社(現和みライフケア)を買収し、有料老人ホーム事業を強化した。
海外進出と2025年以降の動き
2025年1月、タイ王国のCOMMUNITY.JAPAN ASIAN NETWORK CO., LTD(現QLS (THAILAND))の株式49%を取得し、非連結子会社とした。同年7月、有限会社サニーベイルの全株式を取得し、介護事業のさらなる拡大を図っている。これらのM&Aにより、グループの連結子会社は5社、非連結子会社2社となった。
年表31件を開く
2000年代
- 2005年10月創業介護事業を目的として、大阪市都島区に有限会社クオリス(現株式会社クオリス)を設立
- 2006年1月訪問介護、居宅介護を行なう「クオリスケアセンター」を大阪市城東区、生野区を含む6か所で開設し、うち3か所で居宅介護支援事業を開始
- 2007年3月人材派遣事業を開始
2010年代
- 2012年4月認可保育所「クオリスキッズ鴨居駅前保育園」(横浜市都筑区)を開設し、保育事業に参入
- 2014年4月創業大阪市では初となる株式会社が設立する認可保育所「クオリスキッズ北梅田保育園」(大阪市北区)を開設
- 2014年4月小規模認可保育所「クオリスキッズ中津三丁目保育園」(大阪市北区)を開設
- 2014年7月創業兵庫県尼崎市に株式会社ダウインを設立し、株式会社クオリスから人材派遣事業を移管
- 2015年1月介護事業を目的として、兵庫県尼崎市に株式会社エルサーブを株式会社クオリスの100%子会社として設立
- 2016年5月株式会社エルサーブが訪問介護、居宅介護を行なう「太陽ヘルパーセンター」(東京都昭島市)を開設
- 2017年12月株式会社エルサーブが放課後等デイサービス(施設名:「キッズアイランドワイキキ」)を運営する株式会社LEAの株式の100%を取得
- 2019年2月M&A株式移転により、株式会社クオリス及び株式会社ダウインを完全子会社とする純粋持株会社株式会社QLSホールディングス(当社)を大阪市阿倍野区に設立
- 2019年4月株式会社エルサーブが障がい者グループホーム「共同生活援助 いーまーる」(沖縄県南風原町)を開設
- 2019年4月株式会社エルサーブが企業主導型保育事業の運営受託事業を開始
- 2019年7月M&A株式会社エルサーブを存続会社として株式会社LEAを合併
- 2019年8月株式会社エルサーブが企業主導型保育園「エルキッズうらそえ保育園」(沖縄県浦添市)を開設
- 2019年11月上場東京証券取引所TOKYO PRO Marketに上場
2020年代
- 2020年3月株式会社エルサーブが就労移行支援「アイディアル桶川」(埼玉県桶川市)を譲受け、就労移行支援事業を開始
- 2020年5月株式会社QLSホールディングスの本社を大阪市浪速区へ移転
- 2020年6月株式会社エルサーブが就労継続支援「ゆいまーる泡瀬」(沖縄県沖縄市)を譲受け、就労継続支援事業を開始
- 2022年4月株式会社クオリスの本社を大阪市浪速区へ移転
- 2022年7月株式会社クオリスが訪問看護を行なう「町のナースステーション うめちゃん」(大阪市東淀川区)を開設
- 2023年3月株式会社QLSホールディングスが孫会社であった株式会社エルサーブの株式の100%を取得し、子会社とする
- 2023年4月株式会社クオリスが大阪市では株式会社として初となる公立保育所の民間委託を受ける
- 2023年6月上場名古屋証券取引所ネクスト市場に株式を上場
- 2023年8月株式会社QLSホールディングスが株式会社和み、株式会社ふれあいタウンの株式の100%を取得し、子会社とする
- 2023年11月株式会社エルサーブが障がい者グループホーム事業を行なう「g-port」(沖縄県)を譲受け
- 2024年4月M&A株式会社クオリスを存続会社として、株式会社クオリスと株式会社ふれあいタウンが合併
- 2024年5月AIAI Life Care株式会社(現:株式会社和みライフケア)の株式の100%を取得
- 2024年12月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
- 2025年1月COMMUNITY.JAPAN ASIAN NETWORK CO., LTD(タイ王国。現:QLS(THAILAND))の株式の49%を取得し、子会社(非連結子会社)とする
- 2025年7月株式会社和みが有限会社サニーベイルの株式の100%を取得
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
インクルーシブ保育の推進
子どもの国籍や障がいの有無にかかわらず同じ空間で生活・教育を行う。保育所に児童発達支援事業所を併設・近隣展開し、相互紹介や放課後等デイサービスで切れ目のないサービスを提供する。
- 02
採用コストの最大効率化
多事業・多地域運営の強みを活かし、グループ全体で人材の確保・定着を図る。職員のキャリア形成を柔軟に支援し、離職を防ぐことで採用コストメリットを最大化する。
- 03
差別化による保育事業の拡大
地域ニーズに合わせた無料プログラム(英語、リトミック、体操)や高品質給食の提供、研修充実による保育力向上、ドミナント戦略による信頼確保と緊急時ヘルプ体制強化で他社と差別化する。
- 04
介護福祉事業の複数展開・拡大
訪問介護・訪問看護を軸に、障がい者グループホームや認知症対応型共同生活介護など複数サービスを展開。ドミナント戦略で地域からの信頼を積み重ね、利用者のライフステージに応じたサービスを提供する。
- 05
外国人材活用と新分野への派遣拡大
自動車整備士資格を持つグローバル人材の採用に注力。外国人コーディネーターによる環境整備を行い、既存拠点の売上拡大と新規出店を目指す。また、介護・保育・看護・ホテル業界への派遣も拡大する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 4期分
グループ全体で1,069人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は356万円で、3期前と比べて+1.0%。平均年齢は32.7歳、平均勤続年数は4.4年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年3月 | 353 | 32.5 | 4.0 | 653 | — |
| 2024年3月 | 389 | 34.0 | 5.0 | 766 | — |
| 2025年3月 | 340 | 34.2 | 4.9 | 933 | 64 |
| 2026年3月 | 356 | 32.7 | 4.4 | 1,069 | 84 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社5社(国内 5 / 海外 0、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社クオリス(注)2,3大阪市浪速区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社ダウイン(注)2,3兵庫県尼崎市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社エルサーブ(注)3沖縄県浦添市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社和み埼玉県北足立郡伊奈町 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社和みライフケア(注)4大阪市浪速区 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は120億円、営業利益は9億円。前期と比べると増収増益で、売上が+14.3%、利益が+50.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 135億円 | 120億円 |
| 営業利益 | 11億円 | 9億円 |
| 純利益 | 7億円 | 5億円 |
| 1株あたり配当 | ¥11 | ¥11 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
9期分
直近は2027年1Qで、売上は34億円、営業利益は3億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+78.9%、営業利益は+200.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年1Q | 19 | 1 | 5.3 | 0 |
| 2024年2Q | 19 | 1 | 5.3 | 1 |
| 2024年3Q | 22 | 1 | 4.5 | 1 |
| 2024年4Q | 24 | — | — | 0 |
| 2025年2Q | 50 | 3 | 6.0 | 2 |
| 2025年4Q | 55 | 3 | 5.5 | 2 |
| 2026年2Q | 58 | 4 | 6.9 | 3 |
| 2026年4Q | 62 | 5 | 8.1 | 2 |
| 2027年1Q | 34 | 3 | 8.8 | 2 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 8期分
直近期の営業利益率は7.5%。売上は6期、純利益は2期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京証券取引所TOKYO PRO Marketに上場 | |||||
| 2019年3月 | — | — | 0 | — | 0 |
| 2020年3月 | 1 | — | 0 | — | 0 |
| 2021年3月 | 45 | — | 1 | — | −2 |
| 株式会社クオリスが訪問看護を行なう「町のナースステーション うめちゃん」(大阪市東淀川区)を開設 | |||||
| 2022年3月 | 56 | — | 1 | — | 0 |
| 名古屋証券取引所ネクスト市場に株式を上場 | |||||
| 2023年3月 | 69 | — | 3 | — | 2 |
| 東京証券取引所グロース市場に株式を上場 | |||||
| 2024年3月 | 84 | — | 4 | — | 2 |
| 2025年3月 | 105 | 6 | 6 | 5.7 | 4 |
| 2026年3月 | 120 | 9 | 9 | 7.5 | 5 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高120億円のうち、営業利益として残るのは9億円で7.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は5億円、売上の4.2%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%をちょうど並ぶ水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金82.5%99億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金10.0%12億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.5%9億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 6期分
2026年3月期は営業CFが8億円、投資CFが−4億円で、差し引きのフリーCFは4億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は19億円で、売上の1.9ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年3月 | 6 | −15 | 10 | −9 | 10 |
| 2022年3月 | 11 | −17 | 6 | −6 | 10 |
| 2023年3月 | 16 | −2 | −12 | 14 | 11 |
| 2024年3月 | 5 | −2 | −1 | 3 | 13 |
| 2025年3月 | 5 | −2 | −1 | 3 | 16 |
| 2026年3月 | 8 | −4 | 0 | 4 | 19 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 8期分
2026年3月期の総資産は57億円。このうち返さなくてよい自己資本が21億円で、自己資本比率は36.1%(業種中央値53.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2019年3月 | 0 | 0 | 0 | 99.2 |
| 2020年3月 | 1 | 0 | 1 | 77.2 |
| 2021年3月 | 42 | 5 | 37 | 12.5 |
| 2022年3月 | 47 | 5 | 42 | 11.4 |
| 2023年3月 | 38 | 8 | 30 | 20.4 |
| 2024年3月 | 43 | 11 | 32 | 26.0 |
| 2025年3月 | 51 | 16 | 34 | 32.1 |
| 2026年3月 | 57 | 21 | 36 | 36.1 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで534社中59位あたり、逆に低いのは配当利回りで534社中466位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥933で、1年前と比べて+15.1%。過去52週の値幅のなかでは97%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 13.7倍 |
| PER (会社予想) | 9.6倍 |
| PBR | 3.06倍 |
| 配当利回り | 1.18% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
前日比変わらずも、25日線(805.4円)を+1.8%上回り堅調。週足は75日線(787.4円)・200日線(770.0円)を上回り中期的な上昇トレンド継続。52週高値874円に迫るが、高値圏でのもみ合い。出来高はやや増加傾向。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)。
PERが12.0倍と同業平均22.3倍を大幅に下回り割安感が強い。PBRも2.96倍で平均3.09倍をやや下回るが、ROE27.7%は高く効率的。配当利回り1.22%は平均2.77%を下回り、配当性向が133.8%と高いため減配リスクがある。売上・利益ともに増加傾向で成長性は評価できる。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 13.7倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 9.6倍 | — |
| PBR | 3.06倍 | 3.51倍 |
| ROE | 27.7% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
建設需要の堅調と人手不足を背景に成長中。強気派は高いROEと利益成長を評価するが、弱気派は建設市況の変動リスクと競争の激化を懸念する。
- 高い収益性
ROE27.7%、2026年3月期営業利益率7.5%.
- 安定した売上成長
売上高69億→84億→105億→120億と増加.
- 建設業界の需要
インフラ更新や再開発で建設需要が底堅い.
- 営業利益50%増の成長加速2026年3月期影響中
営業利益9億円、前年比+50%の増益
- ROE27.7%の高収益構造継続影響弱
ROE27.7%は業界トップクラス
- PER12倍は割安、PBR2.96倍に改善余地不定影響弱
PER12.0倍はROE27.7%に対して大幅割安
- 売上高14%成長の拡大路線継続影響弱
売上高120億円、過去2年CAGR約19%
- 建設投資の先行き不透明
公共工事削減や不動産市況悪化リスク.
- 競合の増加
建設特化の人材派遣業界に新規参入が相次ぐ.
- 人材確保難
技術者不足が成長の足かせとなる可能性.
- 外国人持株2%と極めて低い継続影響弱
2.1%はサービス業平均を大きく下回る
- 時価総額61億円の小型株リスク継続影響弱
流動性低く、大口売買で株価変動
- 営業利益率7.5%は改善途上2026年3月期影響中
7.5%の利益率はサービス業平均に届かず
- 配当利回り1.2%で株主還元限定的継続影響弱
1.22%の配当利回りは魅力度低い
- 売上高成長率
- 成長性の持続を確認するため.
- 技術者派遣稼働率
- 収益性に直結する稼働状況の指標.
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり11円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは1.18%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2024年3月 | 20 | — | 46.1 |
| 2025年3月 | 10 | −50.0 | 56.4 |
| 2026年3月 | 10 | 0.0 | 133.8 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥11
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ2,265人。区分でいちばん多いのは事業法人で60.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が61.7%を占め、残る38.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 0.0 | 69.0 | 61.0 | 60.9 |
| 個人・その他 | 100.0 | 30.1 | 37.9 | 35.6 |
| 外国法人 | — | — | 0.0 | 2.0 |
| 金融機関 | — | 0.3 | 0.2 | 0.8 |
| 証券会社 | — | 0.6 | 0.8 | 0.6 |
| 外国人個人 | — | — | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社GRIT | 60.56 |
| 02 | 雨田 武史 | 6.01 |
| 03 | RE FUND 107-CLIENT AC (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) | 1.12 |
| 04 | 徳田 克紀 | 0.83 |
| 05 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 0.75 |
| 06 | 光田 佳生 | 0.68 |
| 07 | 張 賀楠 | 0.49 |
| 08 | 住本 幸士 | 0.48 |
| 09 | BBH LUX/BROWN BROTHERS HARRIMAN (LUXEMBOURG) SCA CUSTODIAN FOR SMD-AM FUNDS - DSBI JAPAN EQUITY SMALL CAP ABSOLUTE VALUE (常任代理人 株式会社三井住友銀行) | 0.48 |
| 10 | 大畑 清香 | 0.44 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 8期分
1株利益は8期で+62118%、1株純資産は8期で+1762%。直近期のROEは27.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年3月 | −0 | 15 | −1.5 | — | — |
| 2020年3月 | 5 | 19 | 26.7 | 306.8 | — |
| 2021年3月 | −27 | 87 | −27.0 | — | — |
| 2022年3月 | 2 | 89 | 2.5 | — | — |
| 2023年3月 | 38 | 127 | 35.1 | — | — |
| 2024年3月 | 35 | 168 | 24.3 | 11.1 | 46.1 |
| 2025年3月 | 54 | 217 | 27.2 | 13.8 | 56.4 |
| 2026年3月 | 68 | 275 | 27.7 | 11.4 | 133.8 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額95百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 雨田武史 | 代表取締役 社長 | 48 | 4,983,180 |
| 光田佳生 | 専務取締役 経営企画室長 | 53 | 51,000 |
| 大畑清香 | 取締役 事業本部長 | 43 | 32,700 |
| 豊田尚孝 | 取締役 CFO 管理本部長 | 41 | 31,500 |
| 川畑大輔 | 取締役 | 53 | — |
| 伊藤栄治 | 取締役 監査等委員 | 57 | 16,500 |
| 赤木啓輔 | 取締役 監査等委員 | 48 | — |
| 白﨑識隆 | 取締役 監査等委員 | 51 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 81 | 81 | 20 |
| 社外取締役 | 5 | 7 | 7 | 1 |
| 取締役(社内) | 1 | 5 | 5 | 5 |
| 監査役 | 1 | 2 | 2 | 2 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容5,254字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題5,690字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク6,702字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,937字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第8期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-23
- 半期報告書半期報告書-第8期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第7期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-27
- 半期報告書半期報告書-第7期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第6期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第6期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第6期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第6期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第5期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-30
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