概要
エンバイオ・ホールディングスは、1999年6月設立の持株会社である。土壌汚染の調査・浄化工事、汚染地の買取再販、太陽光発電による売電の3事業を中核とする。2026年3月期の連結売上高は126億3千万円、純利益は2億6千5百万円。従業員数113名、子会社16社を擁する。
土壌汚染調査から浄化までを一貫提供する事業
土壌汚染対策事業は連結子会社エンバイオ・エンジニアリングが担う。地歴調査、汚染状況調査、詳細調査の計画策定から現地調査、報告までを実施する。対策工事では汚染土壌を掘削しない原位置浄化と掘削して場内処理するオンサイト浄化の2工法を主力とする。独自技術のダイレクトセンシングを用いた原位置三次元調査により汚染範囲を立体的に可視化し、費用対効果の高い提案を行う。環境デューデリジェンス、水処理設備の設計・施工、建築工事も手掛ける。2026年3月期の同事業の売上高は69億1千3百万円、セグメント利益は7億2千1百万円。PFAS(PFOA・PFOS)対策としてプルームストップ工法も展開している。
汚染地を買い取り浄化して再販するブラウンフィールド活用
ブラウンフィールド活用事業は子会社エンバイオ・リアルエステートと土地再生投資が行う。中小企業が保有する土壌汚染地や汚染の可能性が高い土地を現況有姿で購入し、グループ内で浄化工事を施した後に再販または賃貸する。これにより土地所有者は土壌汚染リスクを切り離し、短期間で売却収入を得られる。同事業は土壌汚染対策事業との連携で原価圧縮効果を発揮する。2026年3月期の売上高は32億4千8百万円、セグメント利益は8億7千3百万円。不動産市況の活況を背景に区画分割販売や買い先への集中営業で高値売却を実現している。
太陽光発電所の運営とPPAモデルへの転換
自然エネルギー事業は土壌汚染地の有効活用策として始まった。国内外の太陽光発電所の総発電量は100MWに達する。特定目的会社を地域ごとに設立し、固定価格買取制度(FIT)に依存しないオンサイト・オフサイトPPAモデルを拡大している。子会社エンバイオC・エナジーは物流施設「ロジスクエア」の屋根を活用しテナントにグリーン電力を供給。MaF合同会社は商業施設や工場の屋根・駐車場を賃借して発電する。エンバイオ・ネクテスは太陽光発電所や系統用蓄電所の開発・EPC・O&Mを手掛ける。海外ではヨルダンで水供給事業向け発電5案件、ドバイで売電1案件が稼働する。
業界の中での役割は環境ソリューション企業(土壌汚染対策・再生可能エネルギー)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 土壌汚染対策事業 | 69億円 | 54.8% | 7億円 | 10.1% |
| ブラウンフィールド活用 事業 | 32億円 | 25.4% | 9億円 | 28.1% |
| 自然エネルギー事業 | 25億円 | 19.8% | 0億円 | 0.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01土壌汚染対策主力
汚染された土地の調査・浄化・対策工事を行い、土地の安心・安全な利用を支援する。独自技術のダイレクトセンシングによる原位置三次元調査で汚染範囲を絞り込み、低コスト・短工期の対策を提供。M&A時の環境デューデリジェンスも実施。
独自技術であるダイレクトセンシングを用いた原位置三次元調査
- 土壌汚染調査
- 地歴調査、土壌汚染状況調査、詳細調査を実施し、汚染の有無や範囲を報告する。
- 土壌汚染対策工事
- 浄化工事や汚染拡散防止措置の設計・施工・効果確認を行い、土地を安全な状態に回復させる。
02ブラウンフィールド活用準主力
土壌汚染のある土地やその可能性が高い土地を現況有姿で購入し、浄化・整備した後に再販・賃貸する。中小企業の資金不足で進まない土壌汚染対策を同社グループがリスクを負って解決する。
03自然エネルギー副次
太陽光発電所の開発・運営・売電を行う。国内では固定価格買取制度に依存しないPPA事業を拡大し、海外ではヨルダンやUAEで発電事業を展開。蓄電所の開発も進める。
製品と技術
ダイレクトセンシングによる原位置三次元調査
土壌汚染調査において、当社グループはプローブと呼ばれる地中センサーを用いたダイレクトセンシング技術を採用する。打ち込んだ深度ごとに電気伝導度や有害物質濃度を連続的に取得し、汚染範囲を立体的に可視化できる。この原位置三次元調査により、不要な掘削を省き、費用対効果の高い対策工事の提案が可能となる。米国では標準的な調査手法として普及しており、日本国内でも差別化要素となっている。
プルームストップ工法によるPFAS地下水対策
プルームストップ工法は、地下水汚染の拡大を防止する原位置浄化壁工法である。東京都の「地下水汚染拡大防止技術支援」事業で推奨技術メニューに認定され、操業中の事業場にも適用可能とされた。近年関心が高まるPFOA・PFOSによる地下水汚染に対しても有効性が実証されており、欧米で高い評価を得ている。当社グループは米国から導入した調査手法と組み合わせ、地方自治体や環境省への提案活動を積極的に展開している。
PPAモデルと太陽光発電事業の多様化
自然エネルギー事業では固定価格買取制度(FIT)に依存しない事業モデルへの転換を進めている。オンサイトPPAとして物流施設「ロジスクエア」の屋根上太陽光発電を設置し、テナントにグリーン電力を供給。オフサイトPPAでは商業施設や工場の屋根・駐車場を賃借し、発電した電力を長期契約で販売する。系統用蓄電所の開発パイプラインは130件を超え、地域ごとの管理を徹底している。海外ではヨルダンで水供給用発電、ドバイで売電事業を稼働させ、スリランカでの新規事業も検討している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 土壌汚染対策独自技術であるダイレクトセンシングを用いた原位置三次元調査
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
成長続くも、サービス業内で収益性改善が鍵
当社はサービス業で、売上高は96億円から126億円へと順調に拡大し、営業利益率も7.48%から12.7%へと大きく改善しました。同業他社の中でも、収益性の高い事業を展開しており、ジンジブやイシンと比較しても遜色ありません。売上規模は中堅ですが、利益率の高さが強みです。今後の課題は、この成長を継続しながら、業界内でのシェアをさらに拡大することです。
強み
- 売上高が3期連続で増加し、成長率も高いです。
- 営業利益率が7.5%から12.7%に上昇し、収益力が強化されています。
- 高収益のビジネスモデルを確立しています。
- 売上規模は中堅ですが、収益性で上位に位置します。
課題
- 同業他社も成長しており、競争が激化する可能性があります。
- 成長に伴い、優秀な人材の確保が必要です。
- 現在の成長を維持するには、新規事業の開拓が重要です。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がエンバイオ・ホールディングス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで2番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 6180GMOメディア | 72億円 | 15.5倍 |
| 2 | 6092エンバイオ・ホールディングス | 71億円 | 26.4倍 |
| 3 | 2440ぐるなび | 71億円 | 29.6倍 |
| 4 | 549Aヒトトヒトホールディングス | 71億円 | 12.8倍 |
| 5 | 4754トスネット | 71億円 | 13.0倍 |
| 6 | 9346ココルポート | 71億円 | 12.3倍 |
| 7 | 7075QLSホールディングス | 70億円 | 13.7倍 |
| 8 | 160Aアズパートナーズ | 70億円 | 6.0倍 |
| 9 | 339Aプログレス・テクノロジーズ グループ | 70億円 | 6.1倍 |
| 10 | 7038フロンティア・マネジメント | 69億円 | — |
| 11 | 2195アミタホールディングス | 69億円 | 24.5倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 1件
環境バイオテクノロジー研究会社として創業
1999年6月、東京都江東区で株式会社エンバイオテック・ラボラトリーズ(現当社)を設立した。同時に土壌汚染の調査・浄化工事とリスクコンサルティングを目的とする株式会社アイ・エス・ソリューション(現エンバイオ・エンジニアリング)を100%子会社として設立。その後、本社を千代田区へ移転し、土壌調査・浄化工事用の専門機器や資材の輸入販売を目的とする株式会社ランドコンシェルジュ(現エンバイオ・エンジニアリング)を100%子会社として設立した。この段階で土壌汚染対策に関する一連のサービス基盤が整った。
バイオアッセイ事業譲渡と持株会社体制への移行
グループの事業を土壌汚染対策関連に集中するため、環境用バイオアッセイ事業を営業譲渡した。これにより当社は土壌汚染対策関連事業を営む企業集団を統括する持株会社となり、事業の選択と集中を明確にした。
ブラウンフィールド事業会社の設立と社名変更
土壌汚染が懸念される土地(ブラウンフィールド)の流動化を目的として、売買や有効活用支援サービスを提供する株式会社ビーエフマネジメント(現エンバイオ・リアルエステート)を100%子会社として設立した。同時に社名を株式会社エンバイオ・ホールディングスに変更し、持株会社としての体制を確立した。
株式上場と自然エネルギー事業への参入
東証マザーズに株式を上場し、資本市場から資金調達の道を開いた。さらにヴェガ・ソーラー合同会社を95%子会社とし、太陽光発電を中心とする自然エネルギー事業に本格参入した。これにより土壌汚染対策、ブラウンフィールド活用、自然エネルギーの3事業体制が完成した。
年表1件を開く
1990年代
- 1999年6月上場環境分野にバイオテクノロジーを応用する研究開発会社として、株式会社エンバイオテック・ラボラトリーズ(現:当社)を東京都江東区に設立 土壌汚染の調査、浄化工事の設計・施工、施主へのリスクコンサルティングの提供を目的とした株式会社アイ・エス・ソリューション(現:株式会社エンバイオ・エンジニアリング)を100%子会社として設立 本社事務所を東京都千代田区へ移転 土壌調査・浄化工事用の専門機器、資材の輸入販売を目的とした株式会社ランドコンシェルジュ(現:株式会社エンバイオ・エンジニアリング)を100%子会社として設立 グループの事業を土壌汚染対策関連の事業に集中するために環境用バイオアッセイ事業を営業譲渡。当社は、土壌汚染対策関連事業を営む企業集団を統括する持株会社となる 土壌汚染が懸念される土地(ブラウンフィールド(注))の流動化を目的とした売買や有効活用支援サービスを提供する株式会社ビーエフマネジメント(現:株式会社エンバイオ・リアルエステート)を100%子会社として設立 社名を株式会社エンバイオ・ホールディングスに変更 東証マザーズに株式を上場 ヴェガ・ソーラー合同会社を95%子会社とし
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
環境ソリューション事業の高度化
土壌汚染対策事業を環境ソリューション事業へと進化させ、リスク評価から原位置浄化までの一貫ソリューション提供、DX活用による施工モデル高度化、PFAS対策工法の展開、部門横断的な営業力強化、建築案件の受注拡大、M&Aによるグローバル展開を推進する。
- 02
不動産再生事業の拡大と差別化
ブラウンフィールド活用事業を不動産再生事業と位置づけ、企画開発力の強化、金融機関・専門家との連携、環境ソリューション事業との連携による差別化、保有資産の入れ替えによる資本効率向上、アセットタイプ拡充、インサイドセールス活用、自然エネルギー事業との連携、関東圏以外へのエリア展開を推進する。
- 03
自然エネルギー事業の自立化と拡大
FIT制度に依存しない事業スキームを構築し、FIP制度活用やCO₂削減ニーズ対応で事業機会を拡大。オンサイト/オフサイトPPAモデル強化、キャピタルリサイクル推進、海外展開、電力需給安定化への対応を進める。
- 04
事業間シナジーとワンストップソリューション
土壌汚染対策事業と不動産再生事業の相乗効果を最大化するため、グループ横断的なコンサルティング営業を徹底し、土壌汚染対策から土地活用までのワンストップソリューションを提供する。
- 05
人材確保・育成と働き方改革
優秀な人材の確保と育成のため、新卒・若手・カムバック採用の強化、管理職研修や外部専門研修の活用、自主学習制度の予算化、給与ベースアップや資格手当、リモートワーク環境整備など、働きやすい環境を整備する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で113人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は670万円で、9期前と比べて−5.0%。平均年齢は41.4歳、平均勤続年数は5.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 78 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 83 | — |
| 2019年3月 | 705 | 40.3 | 3.9 | 81 | — |
| 2020年3月 | 583 | 39.5 | 3.8 | 79 | — |
| 2021年3月 | 621 | 40.5 | 4.8 | 81 | — |
| 2022年3月 | 594 | 42.5 | 5.0 | 80 | — |
| 2023年3月 | 610 | 39.1 | 4.9 | 95 | — |
| 2024年3月 | 539 | 40.6 | 4.3 | 104 | — |
| 2025年3月 | 645 | 40.4 | 5.3 | 101 | 792 |
| 2026年3月 | 670 | 41.4 | 5.0 | 113 | 1,416 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社17社(国内 13 / 海外 4) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社エンバイオ・エンジニアリング(注)2東京都千代田区議決権100.0%
- 海外恩拜欧(南京)環保科技有限公司中国江蘇省議決権100.0%
- 国内株式会社エンバイオ・リアルエステート(注)2東京都千代田区議決権100.0%
- 国内株式会社土地再生投資東京都千代田区議決権60.0%
- 国内ヴェガ・ソーラー 合同会社東京都新宿区議決権100.0%
- 国内アルタイル・ソーラー合同会社東京都新宿区議決権100.0%
- 国内ソーラー年金 株式会社東京都千代田区議決権100.0%
- 国内太陽光パーク2 合同会社東京都千代田区議決権100.0%
- 国内株式会社エンバイオ・エシカル・プロダクツ東京都千代田区議決権100.0%
- 国内株式会社エンバイオC・エナジー東京都千代田区議決権100.0%
- 国内MaF合同会社東京都千代田区議決権90.0%
- 国内エンバイオC・ウェスト合同会社(注)4、5東京都千代田区議決権100.0%
残りのグループ会社5社を開く
- 株式会社エンバイオ・ネクテス東京都千代田区90%
- Enbio Middle East FZE LLC (注)3、4、6UAE Ajman100%
- Enbio Lel Taqa FZC LLC (注)4、7UAE Ajman80%
- DEFNE ENERGY INVESTMENT INDUSTRY TRADE LIMITED (注)4、8Turkey Bolu76%
- 株式会社 シーアールイー東京都港区34%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は126億円、営業利益は16億円。前期と比べると増収増益で、売上が+17.8%、利益が+100.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 136億円 | 126億円 |
| 営業利益 | 12億円 | 16億円 |
| 純利益 | 7億円 | 3億円 |
| 1株あたり配当 | ¥24 | ¥24 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は28億円、営業利益は4億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−17.6%、営業利益は+100.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 13 | — | — | −1 |
| 2024年1Q | 34 | 2 | 5.9 | 2 |
| 2024年2Q | 21 | 2 | 9.5 | 1 |
| 2024年3Q | 15 | 1 | 6.7 | 0 |
| 2024年4Q | 26 | — | — | 4 |
| 2025年2Q | 60 | 8 | 13.3 | 4 |
| 2025年4Q | 47 | 0 | 0.0 | 1 |
| 2026年2Q | 57 | 7 | 12.3 | 5 |
| 2026年4Q | 69 | 9 | 13.0 | −2 |
| 2027年1Q | 28 | 4 | 14.3 | 3 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は15億円から126億円へ8.4倍に増えた。直近期の営業利益率は12.7%。売上は3期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 15 | — | 1 | — | 1 |
| 2014年3月 | 21 | — | 2 | — | 1 |
| 2015年3月 | 20 | — | 0 | — | 0 |
| 2016年3月 | 27 | — | 2 | — | 1 |
| 2017年3月 | 53 | — | 1 | — | 0 |
| 2018年3月 | 84 | — | 7 | — | 4 |
| 2019年3月 | 86 | — | 4 | — | −2 |
| 2020年3月 | 74 | — | 5 | — | 6 |
| 2021年3月 | 68 | — | 6 | — | 3 |
| 2022年3月 | 90 | — | 12 | — | 7 |
| 2023年3月 | 81 | — | 13 | — | 8 |
| 2024年3月 | 96 | — | 11 | — | 7 |
| 2025年3月 | 107 | 8 | 7 | 7.5 | 5 |
| 2026年3月 | 126 | 16 | 16 | 12.7 | 3 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高126億円のうち、営業利益として残るのは16億円で12.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の2.4%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金70.6%89億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金16.7%21億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益12.7%16億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが12億円、投資CFが−9億円で、差し引きのフリーCFは3億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は40億円で、売上の3.8ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 1 | 0 | 0 | 1 | 7 |
| 2014年3月 | −1 | −2 | 5 | −3 | 10 |
| 2015年3月 | 0 | −15 | 15 | −15 | 10 |
| 2016年3月 | −4 | −15 | 28 | −19 | 19 |
| 2017年3月 | 2 | −40 | 30 | −38 | 13 |
| 2018年3月 | 8 | −46 | 58 | −38 | 33 |
| 2019年3月 | −4 | −6 | −2 | −10 | 22 |
| 2020年3月 | 10 | 39 | −41 | 49 | 30 |
| 2021年3月 | 3 | −22 | 9 | −19 | 20 |
| 2022年3月 | 24 | −15 | −5 | 9 | 23 |
| 2023年3月 | 20 | −18 | 2 | 2 | 28 |
| 2024年3月 | 17 | −16 | 6 | 1 | 36 |
| 2025年3月 | 0 | −16 | 13 | −16 | 33 |
| 2026年3月 | 12 | −9 | 5 | 3 | 40 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は228億円。このうち返さなくてよい自己資本が93億円で、自己資本比率は40.5%(業種中央値53.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 15 | 6 | 9 | 42.2 |
| 2014年3月 | 22 | 14 | 8 | 62.4 |
| 2015年3月 | 37 | 14 | 23 | 38.7 |
| 2016年3月 | 70 | 26 | 44 | 36.5 |
| 2017年3月 | 123 | 26 | 97 | 20.0 |
| 2018年3月 | 190 | 45 | 145 | 23.7 |
| 2019年3月 | 181 | 43 | 138 | 23.9 |
| 2020年3月 | 150 | 49 | 101 | 32.5 |
| 2021年3月 | 157 | 53 | 104 | 33.7 |
| 2022年3月 | 164 | 60 | 104 | 36.0 |
| 2023年3月 | 173 | 69 | 104 | 39.1 |
| 2024年3月 | 193 | 86 | 107 | 44.0 |
| 2025年3月 | 212 | 92 | 120 | 43.1 |
| 2026年3月 | 228 | 93 | 135 | 40.5 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で534社中110位あたり、逆に低いのはROEで534社中472位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥863で、1年前と比べて+33.1%。過去52週の値幅のなかでは68%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 26.4倍 |
| PER (会社予想) | 10.2倍 |
| PBR | 0.74倍 |
| 配当利回り | 2.78% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は+16.28%と急騰し900円。1ヶ月で+23.63%と上昇。52週高値1009円に接近、RSIは88.84と過熱域。25日線(737円)を約22%上回り、75日線(753円)も大きく突破。出来高は8/17に35.5万株と前日比約20倍の急増。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 25/100)。
PERは23.2倍で業界平均の22.49倍とほぼ同水準ですが、予想PERが不明のため将来性は不透明です。PBRは0.67倍と業界平均の3.2倍を下回り、資産価値に対して割安ですが、ROEが2.9%と低く、収益性が課題です。配当利回りは1.18%と業界平均の2.68%を下回り、株主還元は手薄です。配当性向も115.5%と高く、無理のある配当となっています。直近の業績は増収増益で改善傾向ですが、倍率の高さと収益性の低さから割高と判断します。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 26.4倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 10.2倍 | — |
| PBR | 0.74倍 | 3.51倍 |
| ROE | 2.9% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
売上高は拡大傾向で2026/3期は126億円と過去最高の見込みだが、純利益は減少傾向。売上原価率の上昇や新規投資の負担が利益を圧迫。強気派は、環境意識の高まりで需要が増え、売上成長は持続し、投資効果で利益回復を期待する。弱気派は、売上に対して利益が付いていっておらず、収益性の改善がなければ評価は難しい。ROEは2.9%と低く、PBR0.67倍と割安だが、業績面での不安がある。
- 売上の拡大
2026/3期の売上高は126億円と過去最高で、事業が伸びている。
- 環境規制の追い風
環境規制の強化がリサイクル需要を押し上げる。
- 投資の効果
設備投資が将来の収益拡大につながると期待。
- 営業利益8億→16億円と倍増決算発表後影響強
2026/3期の営業利益は前期比+8億円の16億円、営業利益率も7.48%から12.7%に急改善。
- 売上高が96→107→126億円と2期連続増加通年影響中
売上高は前期126億円で2年前の96億円から3割増、増収が利益成長を牽引。
- PBR0.67倍と純資産対比で割安継続影響中
営業利益の拡大にもかかわらずPBR0.6672倍と資産価値を下回っており、評価修正余地。
- 株価が1年で16.3%上昇と堅調継続影響弱
過去1年で16.31%上昇、営業増益と整合的な株価パフォーマンス。
- 利益率の低下
売上増にもかかわらず純利益が減っており、収益性が悪化。
- コスト上昇
処理費用などのコスト上昇が利益を圧迫。
- 株主還元の薄さ
配当利回り1.18%と低く、インセンティブに欠ける。
- 純利益が5億→3億円に減少決算発表後影響中
営業利益は倍増したが、純利益は前期5億円から3億円へ2億円減益。
- ROE2.9%と低く資本効率が課題継続影響中
ROE2.9%は資本コスト水準に届かず、増益効果が株主資本の拡大に結びつきにくい。
- 配当利回り1.18%と低い株主還元継続影響弱
配当利回り1.18%と低く、増配期待が乏しくインカム需要を集めにくい。
- 外国人保有1.38%と需給が細い継続影響弱
外国法人所有比率1.38%と低く、売買代金が細く株価変動が大きい。
- 売上高営業利益率
- 売上拡大が利益につながっているかを見る。
- 処理量
- 稼働状況と需要動向を示す。
- 設備投資効率
- 投資がどれだけ利益に貢献するか評価する。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり24円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは2.78%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2022年3月 | 8 | — | 30.7 |
| 2023年3月 | 8 | 0.0 | 30.5 |
| 2024年3月 | 8 | 0.0 | 16.8 |
| 2025年3月 | 9 | 12.5 | 86.0 |
| 2026年3月 | 9 | 0.0 | 115.5 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥24
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ2,970人。区分でいちばん多いのは個人・その他で52.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が37.8%を占め、残る62.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 69.4 | 67.6 | 67.4 | 57.6 | 54.6 | 52.8 |
| 事業法人 | 20.9 | 22.1 | 23.1 | 37.0 | 39.3 | 36.0 |
| 証券会社 | 5.9 | 6.8 | 6.5 | 4.6 | 3.3 | 8.1 |
| 金融機関 | 1.0 | 0.1 | 0.2 | 0.0 | 1.3 | 1.7 |
| 外国法人 | 2.7 | 3.2 | 2.6 | 0.7 | 1.5 | 1.3 |
| 自己株式 | 0.0 | 0.5 | 0.6 | 0.5 | 0.9 | 0.7 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.1 | 0.2 | 0.1 | 0.1 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社シーアールイー | 34.01 |
| 02 | 西村実 | 5.87 |
| 03 | 中村賀一 | 5.30 |
| 04 | 株式会社SBI証券 | 4.08 |
| 05 | 平田幸一郎 | 2.45 |
| 06 | 根本昌明 | 2.31 |
| 07 | 大和証券株式会社 | 1.67 |
| 08 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 1.40 |
| 09 | 中間哲志 | 1.01 |
| 10 | BBH LUX/BROWN BROTHERS HARRIMAN (LUXEMBOURG) SCA CUSTODIAN FOR SMD-AM FUNDS - DSBI JAPAN EQUITY SMALL CAP ABSOLUTE VALUE (常任代理人 株式会社三井住友銀行) | 0.80 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+49%、1株純資産は14期で+411%。直近期のROEは2.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 22 | 223 | 10.4 | — | — |
| 2014年3月 | 37 | 345 | 10.4 | 46.0 | — |
| 2015年3月 | 3 | 347 | 0.9 | 175.8 | — |
| 2016年3月 | 30 | 471 | 7.2 | 31.2 | — |
| 2017年3月 | 4 | 450 | 1.0 | 152.5 | — |
| 2018年3月 | 71 | 699 | 11.6 | 29.2 | — |
| 2019年3月 | −23 | 666 | — | — | — |
| 2020年3月 | 85 | 743 | 12.1 | 6.6 | — |
| 2021年3月 | 46 | 795 | 6.0 | 13.9 | — |
| 2022年3月 | 99 | 886 | 11.7 | 8.4 | 30.7 |
| 2023年3月 | 122 | 1,023 | 12.8 | 6.2 | 30.5 |
| 2024年3月 | 89 | 1,044 | 9.3 | 6.8 | 16.8 |
| 2025年3月 | 56 | 1,129 | 5.1 | 10.7 | 86.0 |
| 2026年3月 | 33 | 1,139 | 2.9 | 23.3 | 115.5 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
10名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額117百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 中村賀一 | 代表取締役社長 | 53 | 433,300 |
| 西村実 | 取締役会長 | 67 | 479,700 |
| 山本敏仁 | 取締役 | 52 | 16,800 |
| 横溝透修 | 取締役 | 47 | 15,400 |
| 亀山忠秀 | 取締役 | 51 | 100 |
| 小竹由紀 | 取締役 | 68 | 1,000 |
| 高山和夫 | 取締役常勤 監査等委員 | 75 | — |
| 星野隆宏 | 取締役 監査等委員 | 70 | 10,000 |
| 平田幸一郎 | 取締役 監査等委員 | 58 | 200,000 |
| 後藤勝樹 | 取締役常勤 監査等委員 | 63 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 98 | 1 | 99 | 33 |
| 社外取締役 | 5 | 18 | — | 18 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容5,432字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題5,031字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク7,690字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)9,020字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
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