概要
ココルポートは障害者総合支援法に基づく指定障害福祉サービス事業を展開する企業である。就労移行支援・就労定着支援・指定計画相談支援および自立訓練(生活訓練)サービスを提供し、2025年6月期末時点で120拠点を運営する。2012年創業、2023年3月に東京証券取引所グロース市場に上場。従業員数791名、売上高64億円を計上する。
就労移行支援を主力とする障害福祉サービス事業
当社は障害者総合支援法が定める指定障害福祉サービスのうち、就労移行支援・就労定着支援・指定計画相談支援を中核事業とする。2025年6月期の売上高64億円のうち、就労移行支援・就労定着支援・指定計画相談支援サービスが52億円(構成比81.7%)を占める。利用者は障害の種別や状態に応じて週2日からの通所が可能で、個別支援に特化したプログラムを600種類以上用意する。就職後も月1回以上の面談を実施し、6か月以上の定着率は89.7%(2024年10月時点)に達する。
報酬単価に連動する収益構造と非財務指標
収益の基本単位は事業所ごとの利用定員数と利用者の通所日数であり、売上高の拡大には事業所数の増加が不可欠である。報酬単価は就職者数と定着実績に応じて変動し、成果を出した事業所ほど高い単価を得られる仕組みとなっている。当社は事業所数、利用者数(通所数)、就職者数、定着者数(定着率)を非財務経営指標として重視し、これらが売上高と経常利益の成長を支える構造である。2025年6月期の経常利益は7億98百万円、純利益は5億62百万円と増益を継続している。
首都圏を中心に120拠点に拡大したドミナント戦略
拠点展開は首都圏(1都3県)を重点地域とし、2025年6月末時点で就労移行支援事業所81か所、自立訓練事業所39か所の計120拠点を運営する。うち首都圏に就労移行支援63か所、自立訓練28か所を集中させ、愛知県、大阪府、兵庫県、京都府、福岡県、群馬県にも進出している。ドミナント戦略により経営資源の効率的な配分と、地域内での利用者紹介ネットワークの強化を図る。創業当初の神奈川県から段階的にエリアを拡大し、2023年の上場後も出店ペースを加速させている。
就労移行支援と自立訓練のシナジー効果
2020年4月に開始した自立訓練「Cocorport College」は、引きこもり状態にある非就労フェーズの利用者を対象とし、社会性の回復を支援する。卒業後は当社の就労移行支援事業所へ通所するケースが多く、両サービスの連携により利用者の継続的な支援と事業所間の送客が実現している。2024年4月にはリワーク専門の「Cocorport Rework」を開始し、休職者の復職支援にも対応。これらの自立訓練事業は2025年6月期に11億61百万円の売上(前期比29.2%増)を計上し、成長を牽引している。
業界の中での役割は障害福祉サービス事業者(就労移行・自立訓練)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2023/6期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 就労移行支援・就労定着支援・指定計画相談支援サービス | 43億円 | 84.3% | — | — |
| 自立訓練(生活訓練)サービス | 8億円 | 15.7% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01障害福祉サービス主力
指定障害福祉サービス事業として、就労移行支援・就労定着支援・指定計画相談支援を提供。障害者の就職を支援し、就労定着率89.7%を達成。個別支援を重視し、600種類以上のプログラムを用意。
首都圏で就労移行支援事業所数No.1
- 就労移行支援サービス
- 障害者が就労に向けたトレーニングを行う支援サービス。個別支援と豊富なプログラムが特徴。
02自立訓練(生活訓練)準主力
自立訓練(生活訓練)サービス「Cocorport College」を提供。引きこもりなどの非就労フェーズの障害者に対し、社会性を身につける訓練を行い、就労移行支援への橋渡しを担う。
- Cocorport College
- 生活訓練に特化したプログラム。自己決定を尊重し、社会性を育てる支援を行う。
03リワーク(復職支援)副次
精神的不調で休職した方の復職支援「Cocorport Rework」を提供。リワーク専門のプログラムで復職を支援。
- Cocorport Rework
- リワークに特化した自立訓練サービス。復職に向けたステップで支援する。
製品と技術
就労移行支援における個別支援と600以上のプログラム
就労移行支援サービスは、障害のある方が一般就労を目指すための訓練を提供する。最大の特徴は「個別支援」の徹底にある。利用者は週2日から通所可能で、一律のプログラム参加を強制せず、各自の状態や希望に応じてトレーニング内容を選択する。当社は600種類以上のプログラムを用意し、ビジネスマナー、PC操作、コミュニケーション、業種別実践など多様なカテゴリーをカバーする。指導ではなく自己決定を促す「支援」のスタンスを取り、利用者が主体的に就職活動を進められるよう伴走する。
自立訓練「Cocorport College」の生活能力回復プログラム
Cocorport Collegeは、社会との接点が薄い非就労フェーズの利用者を主な対象とする自立訓練サービスである。「学習指導ではなく社会性の獲得」を理念に、生活リズムの確立から対人スキルの向上までを段階的に支援する。プログラムは生活・コミュニケーション・研究・イベント・仕事の5カテゴリーから450種類以上を用意し、利用者一人ひとりのペースに合わせて選択可能。進路は一般就労のほか、当社の就労移行支援や就労継続支援A型・B型など多様な選択肢を用意し、段階的な社会復帰を促進する。
リワーク専門「Cocorport Rework」の復職支援プロセス
Cocorport Reworkは2024年4月に開始した、精神的不調による休職者向けの自立訓練(生活訓練)サービスである。復職までのプロセスを4つのステップに分け、当社の600種類以上のプログラムからリワークに適したものを厳選して提供する。支援の核となるのは「Will Can Must」の3つの円のバランス回復であり、休職前の就労状態を再構築することを目指す。利用者は個別の復職計画に沿って段階的に負荷を上げ、企業・医療機関との連携のもとでスムーズな職場復帰を図る。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 障害福祉サービス首都圏で就労移行支援事業所数No.1
有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
就労支援で成長、高収益を維持
ココルポートはサービス業、特に障害者就労支援事業を展開。売上高は60億円超、営業利益率12%超と高収益を誇る。同業のジンジブやイシンは異なる人材サービスだが、業界内で比較される。成長市場である障害者雇用支援で、2023年から2025年にかけて売上高が51億→64億円と成長。公的支援に依存する面があるが、安定した収益基盤を持つ。地域密着型の事業展開が強み。
強み
- 営業利益率12%超と業界平均を大きく上回る収益性。
- 障害者雇用支援市場は法規制もあり、着実に拡大している。
- 地方拠点を中心に、地域ニーズに即したサービスを提供。
- 公的支援金を収益の一部とするため、景気変動の影響が少ない。
課題
- 収益の多くが補助金等に依存しており、制度変更リスクがある。
- 成長市場ゆえに新規参入が相次ぎ、競争が激化している。
- 専門スタッフの確保が難しく、事業拡大の制約となる可能性。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がココルポート
時価総額で並べると、掲載11社のなかで3番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 2404鉄人化ホールディングス | 73億円 | 16.8倍 |
| 2 | 6180GMOメディア | 72億円 | 15.5倍 |
| 3 | 9346ココルポート | 71億円 | 12.3倍 |
| 4 | 2440ぐるなび | 71億円 | 29.6倍 |
| 5 | 549Aヒトトヒトホールディングス | 71億円 | 12.8倍 |
| 6 | 4754トスネット | 71億円 | 13.0倍 |
| 7 | 6092エンバイオ・ホールディングス | 71億円 | 26.4倍 |
| 8 | 7075QLSホールディングス | 70億円 | 13.7倍 |
| 9 | 160Aアズパートナーズ | 70億円 | 6.0倍 |
| 10 | 339Aプログレス・テクノロジーズ グループ | 70億円 | 6.1倍 |
| 11 | 7038フロンティア・マネジメント | 69億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 24件
株式会社Melkとして創業し就労移行支援を開始
2012年1月、東京都中央区日本橋に株式会社Melk(後のココルポート)を資本金1,000千円で設立。同年3月に本社を神奈川県川崎市川崎区へ移転し、4月には神奈川県で初の就労移行支援事業所「Melk川崎Office(現Cocorport川崎Office)」を開設、就労移行支援サービスを開始した。創業初期から障害者の個別支援に特化したサービスモデルを構築し、翌2013年9月には障害児通所支援事業所「Bloom petitセンター北教室」を開設するなど、事業領域の拡大を模索した。
持株会社体制への移行と初のM&A
2014年7月、創起株式会社を持株会社として設立し、株式移転によりココルポートは創起の完全子会社となる。同年8月、創起は就労移行支援事業を営む株式会社BARKの株式を譲受し子会社化。同時に千葉県へ初進出し、船橋・千葉の2事業所を開設した。2015年7月には障害児通所支援事業を株式会社ブルームへ事業譲渡し、以降は障害者就労支援に経営資源を集中させる方針を明確にした。
東京都・埼玉県進出とグループ再編
2016年2月、東京都初の事業所「Melk町田駅前Office」を開設。同年6月、創起が子会社として指定計画相談支援事業の株式会社Growを設立し、10月には埼玉県初の事業所「Melk大宮Office」を開設した。2016年7月、創起は子会社BARKを吸収合併。2018年5月には創起とGrowを吸収合併し、同年6月より当社で直接「指定計画相談支援サービス」を開始する体制に移行した。これにより、グループ内の重複を解消し、一体運営を強化した。
九州進出と社名変更、新サービスの開始
2018年7月、NPO法人未来サポート協議会から事業を譲り受け、福岡県に初進出。同年10月には「就労定着支援サービス」を開始し、就職後の定着支援を正式なサービスとして提供するようになった。2019年10月、社名を株式会社Melkから株式会社ココルポートに変更。2020年4月には「自立訓練(生活訓練)サービス」を開始し、神奈川県に2つの「Cocorport College」キャンパスを開設した。さらに同年10月にプライバシーマークを取得し、情報管理体制を強化している。
首都圏外への大規模拡大と上場準備
2021年4月、東京都・千葉県・埼玉県に相次いで自立訓練キャンパスを開設。同年5月には大阪府へ初進出し、梅田・なんば・京橋の3事業所を同時開設。7月には愛知県名古屋市に2事業所を開設した。2022年5月には兵庫県尼崎市に進出。この間、事業所数は急増し、2023年3月の東京証券取引所グロース市場上場に至る。上場時の資金調達により、さらなる出店余力を得た。
上場後も拠点拡大と新たなサービスを展開
2023年3月の上場後、同年4月に大阪府で初の自立訓練キャンパスを開設、9月には群馬県高崎市に進出した。2024年4月にはリワーク専門の自立訓練「Cocorport Rework」を千葉県船橋市に開設し、休職者の復職支援という新たな需要に対応。2025年6月末時点の拠点数は120拠点に達し、就労移行支援81か所、自立訓練39か所の体制でサービスを提供している。売上高は2019年6月期の17億円から2025年6月期には64億円へと約3.8倍に成長した。
年表24件を開く
2010年代
- 2012年1月創業東京都中央区日本橋に株式会社Melk(現株式会社ココルポート)を設立(資本金1,000千円)
- 2012年3月神奈川県川崎市川崎区に本社を移転
- 2012年4月神奈川県にて初めてとなる就労移行支援事業所「Melk川崎Office(現Cocorport川崎Office)」を開設し、「就労移行支援サービス」(注)2を開始
- 2013年9月神奈川県にて初めてとなる障害児通所支援事業所「Bloom petitセンター北教室」を開設
- 2014年7月創起株式会社を持株会社として設立し、創起株式会社への株式移転による100%子会社への変更
- 2014年8月千葉県にて初めてとなる就労移行支援事業所「Melk船橋Office(現Cocorport Rework 船橋)」及び「Melk千葉Office(現Cocorport千葉Office)」を開設 創起株式会社が就労移行支援事業を営む株式会社BARKの株式を譲受し、同社を創起株式会社の子会社へ変更
- 2015年7月障害児通所支援事業所「Bloom petitセンター北教室」を株式会社ブルームへ事業譲渡
- 2016年2月東京都にて初めてとなる就労移行支援事業所「Melk町田駅前Office(現Cocorport町田駅前Office)」を開設
- 2016年6月創起株式会社が子会社として指定計画相談支援事業の株式会社Growを設立
- 2016年7月M&A創起株式会社の子会社である就労移行支援事業の株式会社BARKを吸収合併
- 2016年10月埼玉県にて初めてとなる就労移行支援事業所「Melk大宮Office(現Cocorport大宮Office)」を開設
- 2018年5月M&A創起株式会社を吸収合併 株式会社Growを吸収合併し、2018年6月より当社にて「指定計画相談支援サービス」(注)2を開始
- 2018年7月NPO法人未来サポート協議会より就労移行支援事業を譲受し、福岡県にて初めてとなる就労移行支援事業所「Melk天神駅前Office(現Cocorport天神駅前Office)」を開設
- 2018年10月「就労定着支援サービス」(注)2を開始
- 2019年10月商号変更株式会社Melkを株式会社ココルポートに社名変更
2020年代
- 2020年4月「自立訓練(生活訓練)サービス」(注)2を開始、神奈川県にて初めてとなる自立訓練(生活訓練)事業所「Cocorport College川崎キャンパス」及び「Cocorport College横浜キャンパス」を開設
- 2020年10月プライバシーマーク取得
- 2021年4月東京都にて初めてとなる自立訓練(生活訓練)事業所「Cocorport College町田キャンパス」及び「Cocorport College八王子駅前キャンパス」を開設 千葉県にて初めてとなる自立訓練(生活訓練)事業所「Cocorport College千葉キャンパス」及び「Cocorport College新松戸駅前キャンパス」を開設 埼玉県にて初めてとなる自立訓練(生活訓練)事業所「Cocorport College大宮キャンパス」及び「Cocorport College川越駅前キャンパス」を開設
- 2021年5月大阪府にて初めてとなる就労移行支援事業所「Cocorport大阪梅田Office」「Cocorport大阪なんば駅前Office」及び「Cocorport大阪京橋Office」を開設
- 2021年7月愛知県にて初めてとなる就労移行支援事業所「Cocorport名古屋駅Office」及び「Cocorport名古屋金山駅前Office」を開設
- 2022年5月兵庫県にて初めてとなる就労移行支援事業所「Cocorport尼崎Office」を開設
- 2023年3月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
- 2023年4月大阪府にて初めてとなる自立訓練(生活訓練)事業所「Cocorport College大阪梅田キャンパス」を開設
- 2023年9月群馬県にて初めてとなる就労移行支援事業所「Cocorport高崎駅前Office」を開設
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/6期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
非就労フェーズも含む幅広い受け入れ
職業準備性が低い非就労フェーズの障害者も含め、幅広く受け入れることでターゲットを差別化し、利用者獲得の機会を拡大する。
- 02
一人ひとりに適した個別支援の徹底
様々な悩みや課題を抱える障害者に対し、一人ひとりに最適な支援を提供する。それを実現するため、研修の充実や行動指針の浸透を強化する。
- 03
ドミナント展開による効率的な経営
特定地域に集中出店するドミナント展開を行い、経営資源を効率的に活用するとともに、地域・関係機関との連携を強化する。
- 04
引きこもり支援「Cocorport College」の強化
引きこもりという社会課題解決のために事業化した自立訓練サービスを強化し、その卒業生が就労移行支援事業所へ通所する事業シナジーを生む。また、リワーク専門の自立訓練サービスも開始。
- 05
事業所数の拡大とサービス品質向上
障害者総合支援法で利用定員が制限される中、継続的な成長のために事業所数を拡大する。同時に、全事業所で質の高いサービスを提供できる体制を構築する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 3期分
グループ全体で791人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は408万円で、2期前と比べて+3.6%。平均年齢は36.1歳、平均勤続年数は3.4年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年6月 | 394 | 35.6 | 2.7 | 695 | — |
| 2024年6月 | 399 | 36.0 | 3.2 | 739 | 95 |
| 2025年6月 | 408 | 36.1 | 3.4 | 791 | 101 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年6月期の売上高は71億円、営業利益は8億円。前期と比べると増収増益で、売上が+10.9%、利益が+0.0%。
会社が出している今期の予想2027年6月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 80億円 | 71億円 |
| 営業利益 | 9億円 | 8億円 |
| 純利益 | 6億円 | 6億円 |
| 1株あたり配当 | ¥86 | ¥86 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年4Qで、売上は36億円、営業利益は4億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+9.1%、営業利益は+0.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3Q | 37 | 4 | 10.8 | 3 |
| 2023年4Q | 14 | — | — | 2 |
| 2024年1Q | 14 | 2 | 14.3 | 1 |
| 2024年2Q | 14 | 2 | 14.3 | 1 |
| 2024年3Q | 14 | 1 | 7.1 | 1 |
| 2024年4Q | 16 | 2 | 12.5 | 2 |
| 2025年2Q | 31 | 4 | 12.9 | 3 |
| 2025年4Q | 33 | 4 | 12.1 | 3 |
| 2026年2Q | 35 | 4 | 11.4 | 3 |
| 2026年4Q | 36 | 4 | 11.1 | 3 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 8期分
2019年6月期からの8期で、売上は17億円から71億円へ4.2倍に増えた。直近期の営業利益率は11.3%。売上は7期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 株式会社Melkを株式会社ココルポートに社名変更 | |||||
| 2019年6月 | 17 | — | −1 | — | 0 |
| 「自立訓練(生活訓練)サービス」(注)2を開始、神奈川県にて初めてとなる自立訓練(生活訓練)事業所「Cocorport College川崎キャンパス」及び「Cocorport College横浜キャンパス」を開設 | |||||
| 2020年6月 | 24 | — | 1 | — | 1 |
| 東京都にて初めてとなる自立訓練(生活訓練)事業所「Cocorport College町田キャンパス」及び「Cocorport College八王子駅前キャンパス」を開設 千葉県にて初めてとなる自立訓練(生活訓練)事業所「Cocorport College千葉キャンパス」及び「Cocorport College新松戸駅前キャンパス」を開設 埼玉県にて初めてとなる自立訓練(生活訓練)事業所「Cocorport College大宮キャンパス」及び「Cocorport College川越駅前キャンパス」を開設 | |||||
| 2021年6月 | 33 | — | 3 | — | 2 |
| 兵庫県にて初めてとなる就労移行支援事業所「Cocorport尼崎Office」を開設 | |||||
| 2022年6月 | 42 | — | 4 | — | 3 |
| 東京証券取引所グロース市場に株式を上場 | |||||
| 2023年6月 | 51 | — | 6 | — | 5 |
| 2024年6月 | 58 | 7 | 7 | 12.1 | 5 |
| 2025年6月 | 64 | 8 | 8 | 12.5 | 6 |
| 2026年6月 | 71 | 8 | 8 | 11.3 | 6 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年6月期
売上高71億円のうち、営業利益として残るのは8億円で11.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は6億円、売上の8.5%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。
- 費用事業を回すためにかかったお金88.7%63億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益11.3%8億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 7期分
2025年6月期は営業CFが6億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは4億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は17億円で、売上の3.2ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年6月 | −1 | −1 | 2 | −2 | 1 |
| 2020年6月 | 0 | −1 | 0 | −1 | 1 |
| 2021年6月 | 1 | −1 | 0 | 0 | 1 |
| 2022年6月 | 2 | −1 | −1 | 1 | 0 |
| 2023年6月 | 4 | −1 | 5 | 3 | 8 |
| 2024年6月 | 6 | −1 | 0 | 5 | 13 |
| 2025年6月 | 6 | −2 | 0 | 4 | 17 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 7期分
2025年6月期の総資産は39億円。このうち返さなくてよい自己資本が29億円で、自己資本比率は75.7%(業種中央値53.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2019年6月 | 7 | 1 | 6 | 10.4 |
| 2020年6月 | 8 | 2 | 6 | 18.3 |
| 2021年6月 | 12 | 4 | 8 | 30.4 |
| 2022年6月 | 14 | 6 | 8 | 42.6 |
| 2023年6月 | 25 | 18 | 7 | 72.2 |
| 2024年6月 | 32 | 23 | 8 | 74.1 |
| 2025年6月 | 39 | 29 | 9 | 75.7 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで534社中95位あたり、逆に低いのは売上成長率で534社中198位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,919で、1年前と比べて+21.5%。過去52週の値幅のなかでは68%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 12.3倍 |
| PER (会社予想) | 11.1倍 |
| PBR | 2.25倍 |
| 配当利回り | 4.48% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は直近1日で+5.32%と急伸し、52週高値2075円に迫る1841円まで上昇しました。1ヶ月では+13.64%と堅調な上昇基調です。25日線(1657円)と75日線(1619円)を上回っており、強気のトレンドが続いています。ただし、RSIが86と極端な過熱状態にあり、短期調整のリスクがあります。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)。
PER10.09倍は同業界平均22.5倍を大きく下回り、PBR1.90倍も平均3.10倍より低い。ROE21.3%と高収益だが、配当利回り0%で無配。安定した増収基調だが無配政策が割安感を和らげる。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 12.3倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 11.1倍 | — |
| PBR | 2.25倍 | 3.51倍 |
| ROE | 21.3% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
成長市場である障害者福祉サービスにおいて、高い就職実績を背景に事業を拡大中。強気派は、同業他社との差別化(就職率・定着率の高さ)と、人手不足を背景とした企業の障害者雇用ニーズの高まりを追い風と見る。一方、弱気派は、売上の大部分を公的報酬に依存するビジネスモデルの脆弱性や、競合増加による単価低下リスクを懸念。また、PBR 1.9倍と割安感は乏しいとの見方もある。
- 高収益率の維持
営業利益率12%超え、ROE21%と資本効率良好
- 市場成長の恩恵
障害者雇用促進法の強化で企業の支援需要増
- 業績拡大基調
過去3期連続増収、増益基調が継続
- 売上高が年平均12%成長2025年6月期影響中
2025/6期売上高64億円、前期比+10.3%、成長継続
- 営業利益率が12.5%に改善2025年6月期影響中
営業利益率12.5%、前期12.07%から0.4pt改善
- ROE21.3%と高い資本効率通年影響弱
ROE21.3%で株主資本有効活用
- 純利益が6億円に増加2025年6月期影響弱
2025/6期純利益6億円、前期比+20%増益
- 公的報酬依存リスク
制度改定で単価引き下げの可能性
- 競争激化
参入障壁低く、競合増加でシェア低下懸念
- バリュエーション
PER10倍と割安だが、PBR1.9倍は割高感
- 売上成長率が鈍化傾向2025年6月期影響中
前期比+10.3%、前期+13.7%から減速、成長鈍化懸念
- 時価総額60億円と小型株継続影響弱
時価総額60億円、流動性低く需給変動リスク
- 配当非実施、株主還元不在継続影響弱
配当利回り0%、成長期待のみ
- 外国人保有率3.3%と低い継続影響弱
外国人保有率3.32%、海外投資家の関心限定的
- 就職率・定着率
- 事業の質と公的評価を反映する最重要指標
- 事業所数
- 成長余地と拡大ペースを測る
- 営業利益率
- スケール効果と運営効率の変化を監視
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり86円。いまの株価に対する利回りは4.48%。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥86
株主
有価証券報告書より
2025年6月期末の株主数は延べ1,260人。区分でいちばん多いのは個人・その他で57.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が37.7%を占め、残る62.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2023年6月% | 2024年6月% | 2025年6月% |
|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 52.5 | 55.6 | 57.0 |
| 事業法人 | 27.7 | 27.8 | 32.5 |
| 金融機関 | 3.5 | 5.6 | 5.1 |
| 外国法人 | 7.1 | 3.1 | 3.0 |
| 証券会社 | 9.1 | 7.8 | 1.9 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.1 | 0.3 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社A&Cコーポレーション | 10.37 |
| 02 | 株式会社KRAC | 8.26 |
| 03 | 株式会社アレジアンス | 6.34 |
| 04 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 4.46 |
| 05 | 佐原 敦矢 | 3.92 |
| 06 | 光通信株式会社 | 3.81 |
| 07 | 長尾 吉祐 | 3.71 |
| 08 | 伊藤 純一 | 3.25 |
| 09 | ココルポート社員持株会 | 3.16 |
| 10 | 高原 健人 | 2.72 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-06-05三井住友DSアセットマネジメント株式会社新規の大量保有報告3.94%-0.98pt
- 2026-05-21光通信株式会社新規の大量保有報告6.12%+1.01pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 8期分
1株利益は8期で+1757%、1株純資産は7期で+3339%。直近期のROEは21.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2019年6月 | −10 | 23 | — | — |
| 2020年6月 | 24 | 47 | 68.9 | — |
| 2021年6月 | 63 | 110 | 79.4 | — |
| 2022年6月 | 81 | 191 | 53.7 | — |
| 2023年6月 | 138 | 506 | 37.4 | 28.0 |
| 2024年6月 | 146 | 649 | 25.3 | 11.8 |
| 2025年6月 | 154 | 795 | 21.3 | 9.9 |
| 2026年6月 | 158 | — | — | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
10名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/6期の役員報酬は総額120百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 佐原敦矢 | 代表取締役社長 | 62 | 528,100 |
| 岩元勝志 | 取締役 管理本部本部長兼 人事総務部部長 | 57 | 325,400 |
| 長尾吉祐 | 取締役 総合支援事業本部 本部長 | 56 | 371,490 |
| 金光雅志 | 取締役 総合支援事業本部 就労移行支援4部部長兼 カレッジ推進部2部部長兼 リワーク推進部部長 | 57 | 35,000 |
| 高橋龍徳 | 取締役 | 57 | 30,000 |
| 香月壯一 | 取締役 | 75 | — |
| 清水恒美 | 取締役 | 66 | — |
| 髙原健人 | 常勤監査役 | 58 | 100,500 |
| 鈴木知幸 | 監査役 | 50 | — |
| 神谷有子 | 監査役 | 61 | — |
役員報酬の内訳2025/6期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 72 | 12 | 84 | 28 |
| 社外取締役 | 6 | 28 | — | 28 | 5 |
| 監査役 | 2 | 8 | — | 8 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/6期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容5,168字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題4,662字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク8,588字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,320字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第15期(2025/07/01-2026/06/30)2026-02-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第14期(2024/07/01-2025/06/30)2025-09-19
- 半期報告書半期報告書-第14期(2024/07/01-2025/06/30)2025-02-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第13期(2023/07/01-2024/06/30)2024-09-19
- 四半期報告書四半期報告書-第13期第3四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-14
- 四半期報告書四半期報告書-第13期第2四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第13期第1四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第12期(2022/07/01-2023/06/30)2023-09-28
- 四半期報告書四半期報告書-第12期第3四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-12
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