概要
ソフトテックスは1984年に愛知県名古屋市で設立された独立系のシステム開発会社である。ソフトウェア開発サービス(請負開発、技術者支援)と医療ITサービス(日医標準レセプトソフト「ORCA」の導入・保守)の2本柱で事業を展開し、2026年3月期の売上高は36億円、純利益2億円、従業員330名。2026年4月に東京証券取引所スタンダード市場と名古屋証券取引所メイン市場に上場した。
ソフトウェア開発と医療ITの二軸構成
当社の事業はソフトウェア開発サービスと医療ITサービスに大別される。2026年3月期の売上構成比はソフトウェア開発サービスが73.0%、医療ITサービスが27.0%である。ソフトウェア開発サービスはさらに請負開発(売上構成比28.7%)と技術者支援(同44.3%)に分かれ、顧客のシステム提案から開発、運用、保守までを一貫して提供する。医療ITサービスは日本医師会の「日医標準レセプトソフト(ORCA)」の導入支援・保守が主体で、売上構成比26.2%を占める。
安定した収益成長と財務体質
売上高は2022年3月期の30億円から2026年3月期の36億円へと緩やかに増加した。同期間の営業利益は非開示から3億円(2025年3月期以降)、純利益は1億円から2億円へ上昇した。2026年3月期の自己資本比率は69.3%、外部負債依存率は0.0%と財務基盤は極めて安定している。経営目標として2029年3月期に売上高45億円、経常利益率10%、自己資本比率50%を掲げる。
多様な顧客基盤と販売経路
ソフトウェア開発サービスでは、システム・インテグレータ等からの受注が売上の52.6%(2026年3月期)、直接顧客からの受注が47.4%を占める。特定の系列に依存しない独立系として、公共団体や民間企業を広く顧客に持つ。医療ITサービスでは電子カルテメーカーなどの協業パートナー経由が76.8%、医療機関直接販売が23.2%である。長期継続取引が多く、医療ITサービスの94.1%は医療機関向けである。
三拠点体制で広がる事業エリア
本社は名古屋市千種区に置き、東京オフィス(文京区)と札幌オフィス(札幌市中央区)を主要拠点とする。2020年には沖縄オフィス(那覇市)を開設し、システム開発技術者の採用と開発拠点として活用している。東京地区での顧客基盤拡充を目的に、2007年に日本アプリケーション・サービスを吸収合併し東京支店を開設、2018年に現所在地へ統合移転した。
業界の中での役割は独立系システムインテグレーター(医療ITサービスに強み)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| ソフトウェア開発サービス | 27億円 | 73.0% | — | — |
| 医療ITサービス | 10億円 | 27.0% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01SIer・一般企業(技術者支援)主力
大手システムインテグレータや直接顧客へ技術者を派遣し、システム開発・運用・保守を支援。製造業向け生産計画システムの維持・改善、信販会社向けシステムの開発、ITインフラ構築などを手がける。売上構成比で最大のセグメント。
02医療機関(医療ITサービス)主力
日医標準レセプトソフト「ORCA」の導入・運用支援・保守をトータルで提供する「ORCARE」を展開。電子カルテメーカー等と連携し、医療機関のIT化を支援。売上構成比約27%。
日医IT認定サポート事業所として認定(全国約130社のうちの1社)
- ORCARE
- 日医標準レセプトソフト「ORCA」の導入支援、保守、リモートメンテナンス、帳票カスタマイズ等を提供。
03公共(防災)準主力
国や地方自治体向けに水防、砂防、気象情報、河川河口情報、緊急地震速報等の防災システムを開発・保守。国土交通省仕様のテレメータなど、長年の実績と専門知識を有する。
- 防災システム
- 災害情報の収集・配信・監視を行うシステム群。水防、砂防、気象、河川、地震など多様な分野に対応。
04全業界(モダナイゼーション)準主力
レガシーシステム(メインフレーム等)をオープン系へ移行するモダナイゼーションサービスを提供。高品質・低コスト・短納期での移行を実現。COBOL等の多様な言語に対応。
- モダナイゼーションサービス
- 老朽化したホスト系システムをオープン系へ移行し、運用コストを削減。高品質・低コスト・短納期を実現。
05物流副次
物流企業向けに倉庫管理システムの開発やパッケージのカスタマイズ、運用保守まで一貫して提供。物流業務の効率化を支援。
- 倉庫管理システム
- 入庫、出庫、在庫管理などを効率化するシステム。物流企業の業務プロセスに合わせてカスタマイズ。
06メディア副次
主にスポーツ新聞メディア企業向けに、総合データシステム管理やデータ配信システムの開発、WEBサイト構築を提供。情報の集約・配信を支援。
- 総合データシステム
- スポーツ新聞社の記事・画像・統計情報などを一元的に管理・配信するシステム。
製品と技術
請負開発:モダナイズから防災・物流まで
請負開発はモダナイズソリューション、防災ソリューション、物流ソリューション、メディアソリューション、クラウドソリューションで構成され、2026年3月期の売上構成比は28.7%である。モダナイズソリューションはレガシーシステムを現代的な環境へ移行するサービスで、COBOLやPL/Iなどの多様な言語に対応する。防災ソリューションは国土交通省仕様のテレメータシステムなど公共向け防災システムの構築を手がけ、売上構成比8.8%を占める。
技術者支援:SIer支援と直接顧客支援の二軸
技術者支援は大手SIerへの技術支援(売上構成比24.5%、派遣契約7.2%+準委任契約17.3%)と、直接顧客への技術支援(同19.8%、派遣2.8%+準委任17.0%)に分かれる。製造業向け生産計画システムの維持・改善や、物流・建設・不動産仲介企業向けの基幹系システム開発・保守を担う。顧客先に常駐する形で長期のリレーションを築き、安定収益の基盤となっている。
医療IT:ORCA支援サービス「ORCARE」
医療ITサービスの主力は、日医標準レセプトソフト「ORCA」の導入・保守をトータルサポートする「ORCARE」である。見守り(care)・付き添い(attendance)・障害時対応(rescue)をコンセプトに、リモートメンテナンス、帳票カスタマイズ、連携プログラム開発などを提供。2026年3月期の売上は医療ITサービス全体の94.1%が医療機関向けで、電子カルテメーカー経由の販売が76.8%を占める。
先進技術領域:クラウド・DX・生成AI
クラウドソリューションでは、基幹系・情報系システムのクラウド移行や、RPA、アジャイル開発、超高速開発などの先進技術を活用した開発・支援サービスを提供する。売上構成比は0.2%と小さいが、経営戦略では生成AIのビジネス利活用推進を掲げ、首都圏ビジネスの拡大やサブスクリプション型サービスの創出に取り組んでいる。2025年3月期の有価証券報告書では、顧客のDX推進や生成AI提案の強化が言及されている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 医療機関(医療ITサービス)日医IT認定サポート事業所として認定(全国約130社のうちの1社)
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
情報サービス小規模、収益安定化課題
ソフトテックスは情報・通信業セクターの小規模企業で、売上高は2024年3月期34億円、2025年3月期36億円、2026年3月期36億円とほぼ横ばい。営業利益率は8.33%と、同業他社と比べると一定の水準を維持しているが、規模が小さく成長性に乏しい。同業他社にはVRain SolutionやCocolive、ソラコムなどが挙げられ、これらも比較的小規模だが、ソラコムはIoTプラットフォームで急成長している。ソフトテックスは特定のITサービスに特化している可能性があるが、市場での存在感は限定的。
強み
- 営業利益率8%超と、小規模ながらも利益を確保している。
- ニッチなITソリューションで一定の顧客基盤を有する可能性。
- 規模が小さいため固定費が低く、収益変動に強い体質。
- 小規模組織ならではの顧客ニーズへの迅速な対応が強み。
課題
- 売上高が36億円で頭打ち、新規顧客獲得や事業拡大が進んでいない。
- 同業の成長企業と比べ、独自性や競争優位性が不明瞭。
- 小規模企業では優秀なITエンジニアの採用・定着が難しい。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がソフトテックス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで2番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3664WIZE | 20億円 | — |
| 2 | 550Aソフトテックス | 19億円 | 9.0倍 |
| 3 | 3909ショーケース | 19億円 | 2.0倍 |
| 4 | 2345HODL1 | 19億円 | — |
| 5 | 5134POPER | 19億円 | 33.9倍 |
| 6 | 4179ジーネクスト | 19億円 | — |
| 7 | 3908コラボス | 18億円 | 16.4倍 |
| 8 | 3624アクセルマーク | 18億円 | — |
| 9 | 9425ReYuu Japan | 18億円 | — |
| 10 | 4020ビートレンド | 18億円 | — |
| 11 | 9444トーシンホールディングス | 18億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 22件
コンピュータシステム設計会社として創業した1984年
1984年2月、株式会社ソフテックインターナショナル(現ソフトテックス)を名古屋市千種区今池に資本金10,000千円で設立。同時に東京出張所を東京都三鷹市に開設し、コンピュータシステムの設計とソフトウェア開発事業を開始した。1986年に本社を同区内山へ移転、1988年には東京出張所を営業所に改称し渋谷区へ移転するなど、初期から首都圏展開を進めた。
医療IT分野へ進出した2002年
2002年11月、日本医師会総合政策研究機構より「日医総研 日医IT認定サポート事業所」の認定を取得。これにより日医標準レセプトソフト「ORCA」の導入支援業務を開始した。この認定は、ORCAの導入・運用保守を適切に行う体制を持つ事業所に与えられるもので、2026年3月期末時点で全国約130社が認定されている。医療ITサービスは後に売上の4分の1以上を占めるまでに成長する。
相次ぐM&Aで事業規模を拡大した2007年
2004年に日本アプリケーション・サービス株式会社を完全子会社化した後、2007年4月に株式会社システムプラネットと株式会社マクロコスモを吸収合併。同時に商号を株式会社ソフトテックスに変更した。同年1月には日本アプリケーション・サービスを吸収合併し東京支店を開設、6月に東京支店を台東区上野へ移転。一連の統合により開発体制と顧客基盤を強化した。
地域拡大と資本提携を進めた2010年代
2007年8月、北海道における医療情報サービス事業拡大を目的に札幌事業所を開設。2015年3月には開発力・技術力の有効活用のため株式会社ミロク情報サービスと業務・資本提携を結んだ。2018年3月には株式会社インターフェイスの株式を35%取得し、2020年7月に完全子会社化、同年9月に吸収合併した。2020年4月には沖縄オフィスを開設し、採用拠点を拡大した。
ISO認証取得と上場を果たした2020年代
2023年10月にISO9001(品質マネジメントシステム)の認証を取得。2026年4月、東京証券取引所スタンダード市場および名古屋証券取引所メイン市場に上場した。上場と同時に第三者割当増資を実施し、資本金は192,304千円となった。沿革に記載された事業提携やM&Aの積み重ねが、上場時の事業規模と財務体質の基盤となった。
年表22件を開く
1980年代
- 1984年2月創業株式会社ソフテックインターナショナル(現 株式会社ソフトテックス)を、本社を愛知県名古屋市千種区今池に、東京出張所(現 東京オフィス)を東京都三鷹市牟礼に、資本金10,000千円で設立し、コンピュータシステムの設計とソフトウェア開発事業を開始
- 1986年6月愛知県名古屋市千種区内山に本社を移転
- 1988年8月東京地区での事業拡大を目的として、東京出張所を東京営業所(現 東京オフィス)に改称し、東京都渋谷区に移転
1990年代
- 1997年12月愛知県名古屋市千種区今池に本社を移転
2000年代
- 2001年4月開発体制の強化、新商品等の共同開発等を目的としてキムラユニティー株式会社と業務・資本提携
- 2002年11月日本医師会総合政策研究機構より「日医総研 日医IT認定サポート事業所」(現「日医IT認定サポート事業所」)認定を取得 日医標準レセプトソフト「ORCA」の導入支援業務のサービス開始
- 2004年4月M&A日本アプリケーション・サービス株式会社を完全子会社化
- 2007年1月M&A東京地区での顧客基盤拡充及び開発体制強化を目的として、日本アプリケーション・サービス株式会社を吸収合併し、東京支店を東京都千代田区に開設 東京事業所を三鷹事業所(現 東京オフィス)に改称
- 2007年4月M&A中部地方での協業を契機に、事業規模の拡大及び経営基盤の強化を目的として、株式会社システムプラネットと株式会社マクロコスモを吸収合併し、株式会社ソフトテックスに商号変更
- 2007年6月東京支店(現 東京オフィス)を東京都台東区上野に移転
- 2007年8月北海道内における医療情報サービス事業の拡大を目的として、札幌事業所(現 札幌オフィス)を北海道札幌市中央区に開設
- 2009年3月プライバシーマークの認証を取得
2010年代
- 2015年3月開発力、技術力の有効活用を目的として、株式会社ミロク情報サービスと業務・資本提携
- 2018年3月株式会社インターフェイスの株式を35%取得
- 2018年9月M&A東京支店と三鷹事業所を統合し、東京オフィスとして東京都文京区に移転 札幌事業所を札幌オフィスに改称
2020年代
- 2020年4月システム開発技術者の採用拠点及び開発拠点として、沖縄オフィスを沖縄県那覇市に開設
- 2020年7月M&A株式会社インターフェイスを完全子会社化
- 2020年9月M&A開発体制の強化を目的として、株式会社インターフェイスを吸収合併
- 2023年10月ISO9001(品質マネジメントシステム)の認証を取得
- 2024年4月札幌オフィスを北海道札幌市中央区内で移転
- 2026年4月上場東京証券取引所スタンダード市場、名古屋証券取引所メイン市場に上場
- 2026年4月第三者割当増資を実施し、資本金192,304千円となる。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高2029年3月期まで45億円
- 売上高経常利益率2029年3月期まで10%
- 総資本経常利益率2029年3月期まで15%
- 自己資本比率2029年3月期まで50%
- 外部負債依存率2029年3月期まで10%
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
事業ポートフォリオの強化と拡大
M&A、新規事業、研究開発、アライアンスを継続的に推進し、ビジネスモデル改善による売上・利益向上と生成AIの利活用を図る。コア事業の多角的製品開発とブランド化、首都圏ビジネスの拡大、人月ビジネスからの脱却によるサブスクリプション型サービスの創出を進める。
- 02
生産・販売力の向上
顧客ニーズ対応のため情報収集・分析を強化し、先進技術習得と顧客DX支援、生成AI提案を推進。生産性向上には調達体制強化とIT人材確保・育成、品質管理体制の強化、営業プロセス見直しとソリューション提案力向上、新規顧客開拓に取り組む。
- 03
組織基盤の強化と人材戦略
働く環境改善として人事評価制度見直しや福利厚生充実、災害対策を実施。従業員エンゲージメント向上のためサーベイ実施と改善、健康経営・多様性推進、多様な採用手法による優秀人材獲得、内部統制・監査充実、後継者育成と権限移譲を進める。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は36億円、営業利益は3億円。前期と比べると増収増益で、売上が+0.0%、利益が+0.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 40億円 | 36億円 |
| 営業利益 | 3億円 | 3億円 |
| 純利益 | 2億円 | 2億円 |
| 1株あたり配当 | ¥75 | ¥75 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
業績の推移
有価証券報告書 5期分
2022年3月期からの5期で、売上は30億円から36億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は8.3%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年3月 | 30 | — | 2 | — | 1 |
| 2023年3月 | 31 | — | 1 | — | 1 |
| 2024年3月 | 34 | — | 3 | — | 2 |
| 2025年3月 | 36 | 3 | 3 | 8.3 | 2 |
| 東京証券取引所スタンダード市場、名古屋証券取引所メイン市場に上場 | |||||
| 2026年3月 | 36 | 3 | 3 | 8.3 | 2 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高36億円のうち、営業利益として残るのは3億円で8.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の5.6%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金72.2%26億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金19.4%7億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.3%3億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 3期分
2026年3月期は営業CFが0億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは0億円。この組み合わせは「資産整理型」にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面。期末の手元現金は9億円で、売上の3.0ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2024年3月 | 3 | 0 | −1 | 3 | 9 |
| 2025年3月 | 2 | 0 | −1 | 2 | 10 |
| 2026年3月 | 0 | 0 | −1 | 0 | 9 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 5期分
2026年3月期の総資産は20億円。このうち返さなくてよい自己資本が14億円で、自己資本比率は69.3%(業種中央値63.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2022年3月 | 15 | 8 | 7 | 51.0 |
| 2023年3月 | 16 | 9 | 7 | 56.0 |
| 2024年3月 | 18 | 11 | 7 | 58.4 |
| 2025年3月 | 19 | 12 | 7 | 63.1 |
| 2026年3月 | 20 | 14 | 6 | 69.3 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで605社中207位あたり、逆に低いのは売上成長率で605社中493位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月3日の終値
直近の終値は¥2,200で、1年前と比べて-15.8%。過去52週の値幅のなかでは8%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 9.0倍 |
| PER (会社予想) | 9.5倍 |
| 配当利回り | 3.41% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月で3.21%下落し、年初来では15.88%安となっています。株価2198円は25日線2200.72円とほぼ同水準で、75日線2204.09円を僅かに下回っています。52週高値5220円からは約58%下落した一方、52週安値1922円からは約14%回復しており、下値は堅いものの戻りは鈍い状況です。出来高は8月に入り低迷基調で、方向感の乏しい展開が続いています。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 82/100)。
PER 9.02倍は同業界平均の30.2倍を大きく下回り割安感が強い。PBRは不明だがROE 16.4%と高水準で収益力はある。配当利回り3.41%は平均2.7%を上回る一方、配当性向25.2%と低く、増配余地はあるが現状は控えめ。業績は横ばいで成長性は乏しいが、株価指標は割安。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 9.0倍 | 47.6倍 |
| PER (予想) | 9.5倍 | — |
| ROE | 16.4% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
小規模なIT企業であり、受注獲得力と人材確保が成長の鍵となる。強気派は、高いROEと低PERから割安感を指摘し、今後の成長余地に期待する。一方弱気派は、売上高の伸びが頭打ちで、業界内での競争激化を懸念し、規模拡大に限界があるとみる。
- 高い収益性
ROE16.4%と小規模ながら効率の良い経営で、株主還元も厚い
- 低PERで割安
PER9.02倍と同業他社に比べて割安水準にあり、投資妙味がある
- 安定した配当
配当利回り3.41%と安定的なインカムゲインを期待できる
- ROE16.4%と高い収益性継続影響中
ROE16.4%は小規模ながら効率的な資本運用を示す
- PER9.02倍と1桁台の割安株決算発表後影響中
実績PERは9.02倍、予想でも9.5倍と1桁台
- 配当利回り3.41%の高配当継続影響弱
配当利回り3.41%でインカム需要を取り込む
- 売上高36億円、営業利益3億円を安定確保通年影響中
25/3期から26/3期まで売上高36億円、営業利益3億円を維持
- 成長性が乏しい
売上高は横ばい傾向で、大幅な増収が見込めない
- 競争が激化
IT業界は競争が激しく、価格競争に巻き込まれるリスクがある
- 規模が小さい
時価総額19億円と小さく、流動性や信用力に課題がある
- 売上高・営業利益が2期連続横ばい継続影響中
25/3期も26/3期も売上高36億円、営業利益3億円で成長なし
- 時価総額19億円と超小型株継続影響弱
市場規模が小さく、売買が薄い
- 株価が1年で15.88%下落継続影響弱
株価下落に歯止めがかからず需給が弱い
- PBR非開示で割安度を検証できない決算発表後影響中
PBRが開示されておらず、財務面の下支えが確認できない
- 受注高
- 受注状況が将来の売上高を左右するため
- 従業員数
- 人的資本が成長の鍵を握っており、増加傾向が重要
- 営業利益率
- 高収益体質が維持されているかを確認するため
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり75円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは3.41%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2022年3月 | 1,200 | — | 7.4 |
| 2023年3月 | 2,100 | 75.0 | 16.0 |
| 2024年3月 | 54 | −97.4 | 21.5 |
| 2025年3月 | 70 | 29.6 | 25.5 |
| 2026年3月 | 70 | 0.0 | 25.2 |
配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥75
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ39人。区分でいちばん多いのは個人・その他で76.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が23.2%を占め、残る76.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。比較できる過去の期がまだ揃っていないため、直近期の構成のみを載せています。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2026年3月% |
|---|---|
| 個人・その他 | 76.8 |
| 事業法人 | 23.2 |
| 自己株式 | 12.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | ソフトテックス従業員持株会 | 8.49 |
| 02 | 石黒 佳彦 | 8.28 |
| 03 | 太田 晃二 | 8.11 |
| 04 | 近藤 久美子 | 6.85 |
| 05 | 名古屋中小企業投資育成㈱ | 6.85 |
| 06 | ㈱ミロク情報サービス | 6.06 |
| 07 | キムラユニティー㈱ | 5.71 |
| 08 | 山本 哲士 | 4.57 |
| 09 | 中島 拓穂 | 3.08 |
| 10 | 小島 浩幸 | 2.99 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-04-10太田 晃二新規の大量保有報告8.11%
- 2026-04-10石黒 佳彦新規の大量保有報告8.28%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 5期分
1株利益は5期で−98%、1株純資産は5期で−98%。直近期のROEは16.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|
| 2022年3月 | 16,166 | 106,441 | 16.0 | 7.4 |
| 2023年3月 | 13,149 | 114,893 | 11.8 | 16.0 |
| 2024年3月 | 251 | 1,365 | 19.9 | 21.5 |
| 2025年3月 | 274 | 1,585 | 18.6 | 25.5 |
| 2026年3月 | 277 | 1,792 | 16.4 | 25.2 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
9名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額112百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 石黒佳彦 | 代表取締役社長 | 70 | 72,500 |
| 太田晃二 | 代表取締役副社長(ソフトウェア開発 サービス部門全般担当) | 68 | 71,000 |
| 中島拓穂 | 常務取締役(経営企画部・事業戦略室担当) | 63 | 27,000 |
| 髙野実 | 取締役(管理部担当) | 62 | 20,500 |
| 小島浩幸 | 取締役(営業部・メディケア ソリューション部担当) | 65 | 26,200 |
| 押谷幸廣 | 取締役 | 71 | 5,300 |
| 木村裕史 | 常勤監査役 | 71 | 5,000 |
| 鈴木秋和 | 監査役 | 66 | 10,000 |
| 平野由梨 | 監査役 | 50 | 500 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 退職慰労百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 89 | 14 | 103 | 21 |
| 社外取締役 | 4 | 8 | 1 | 9 | 2 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容7,045字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題5,034字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク8,950字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,022字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
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