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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

トーシンホールディングス

TOSHIN HOLDINGS CO.,LTD9444 · Standard · 情報・通信業

携帯電話販売代理店を祖業とし、現在はモバイル販売を柱に、不動産賃貸、ゴルフ場運営まで手掛ける複合企業。地域密着型のサービスを横展開している。

概要

トーシンホールディングスは、移動体通信機器の販売を主力とする持株会社である。1988年に建設業の部門として創業後、1994年から携帯電話販売に参入。現在は「ソフトバンクショップ」「auショップ」の直営店運営、さくらHillsシリーズの賃貸物件、複数のゴルフ場運営を手掛ける。2025年4月期の連結売上高は174億77百万円、従業員数は77名。子会社3社により事業を展開する。

売上高の86%を占める移動体通信事業

移動体通信関連事業は、連結売上高174億77百万円の86%を占める最大セグメントである。子会社トーシンモバイルが運営する直営店では、ソフトバンク株式会社およびKDDI株式会社の携帯端末を販売する。加えて、各キャリアの契約加入取次や各種サービス変更手続きの業務受託、販売代理店への卸売も手掛ける。2025年4月期のセグメント売上高は150億72百万円だが、MNP競争の激化や端末買い替えサイクルの長期化によりセグメント利益は91百万円の赤字となった。

利益率の高い不動産賃貸事業

不動産事業は、賃貸ビル・マンションの運営を中心とする。子会社トーシンコーポレーションが「さくらHills NISHIKI Platinum Residence」などの物件を管理する。2025年4月期の売上高は9億22百万円、セグメント利益は4億98百万円と高い利益率を誇る。名古屋市内で複数の賃貸物件を保有し、安定した収益源となっている。2004年から順次竣工を重ね、2025年7月には「さくらHillsRokuban Platinum Residence」が完成した。

複数ゴルフ場を運営するリゾート事業

リゾート事業は、子会社トーシンリゾートと伊良湖シーサイドゴルフ倶楽部が運営する。2005年の参入以来、複数のゴルフ場を取得・譲渡してきた。現在は「TOSHIN Golf Club Central Course」「TOSHIN さくら Hills Golf Club」などを運営。2025年4月期の売上高は14億71百万円、セグメント利益は2億23百万円。団体コンペの復調やコース改修、電磁誘導カート導入などの設備投資により収益向上を図っている。

持株会社体制とグループの構成

2018年5月の会社分割により持株会社体制に移行。トーシンホールディングスが純粋持株会社としてグループを統括する。主要子会社はトーシンモバイル(移動体通信)、トーシンコーポレーション(不動産)、トーシンリゾート(ゴルフ場)の3社。このほか伊良湖シーサイドゴルフ倶楽部が連結子会社に加わる。本社は名古屋市中区栄に所在し、全子会社も同市内に拠点を置く。

業界の中での役割は通信キャリアの販売代理店であり、土地活用・レジャー運営者でもある。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
178億円
営業利益
3億円
営業利益率
1.7%
純利益
-14億円
2026/4 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01移動体通信主力

連結子会社トーシンモバイルが、携帯電話端末の販売、キャリア契約の取次、各種サービス手続きの業務受託を行う。直営店での小売販売に加え、販売代理店への卸売も手掛ける。法人向け営業にも注力している。

主な製品・サービス2
携帯電話端末販売
各キャリアから仕入れたスマートフォンなどの移動体通信機器を、直営店や代理店を通じて販売する。
契約取次・手続き代行
キャリアの携帯電話サービス契約への加入取次や、各種サービス変更手続きを代行する。

02不動産準主力

賃貸ビル・賃貸マンションの運営と不動産販売を行う。安定的な賃貸収入と資産運用を目的とする。

主な製品・サービス2
賃貸オフィスビル
企業向けに賃貸するオフィスビル。立地や設備を活かし、テナントに快適な執務環境を提供する。
賃貸マンション
個人向けに賃貸するマンション。居住用物件として安定した収益源。

03リゾート副次

ゴルフ場の運営管理およびゴルフ練習場の運営を行う。リゾート施設として利用者に娯楽を提供している。

主な製品・サービス2
ゴルフ場運営
ゴルフコースの管理・運営。プレーサービスやレストランなど、付帯サービスも提供する。
ゴルフ練習場運営
打ちっぱなしなどゴルフ練習施設の運営。初心者から上級者まで利用できる環境を提供する。

04その他その他

飲料水の販売、太陽光発電、ゴルフレッスン施設の運営など、多角的な事業を展開している。

製品と技術

携帯電話販売と代理店サービス

トーシンはソフトバンク及びKDDIの正規代理店として、直営店で携帯端末を販売する。契約手続きの代行や各種サービス変更の受託を実施。さらに販売代理店への卸売も行う。2025年4月期はMNP競争が活発化する中で、金融サービスや決済サービスとの連携により顧客単価向上を図った。直営店では対面接客を強みとし、顧客ニーズに合わせた商材提案を行っている。

「さくらHills」シリーズの賃貸物件

不動産事業では「さくらHills」ブランドで賃貸マンション・ビルを展開。2004年竣工の「さくらHills YAGOTO」、2005年の「さくらHills ARATAMA」、2006年の「さくらHills 桜本町EAST」、2007年の「さくらHills 金山」に加え、近年では「さくらHillsNISHIKI Platinum Residence」「さくらHillsNAGOYA WEST」「さくらHillsRokuban Platinum Residence」を竣工。いずれも名古屋市内の好立地に位置し、安定収益を支える。

「TOSHIN」ブランドのゴルフ場運営

リゾート事業では、取得したゴルフ場に「TOSHIN」のブランドを冠して運営する。2006年に「TOSHIN TOKYO North Hills Golf Course」「TOSHIN Lake Wood Golf Club」、2007年に「TOSHIN Golf Club Central Course」「TOSHIN さくら Hills Golf Club」を開業。コース改修や電磁誘導カートの導入など設備投資を継続。2019年にはリバーデールゴルフクラブと伊良湖シーサイドゴルフ倶楽部を取得し、運営するゴルフ場を増やした。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

通信設備工事が主力、収益低位

通信設備工事・保守を主力とする情報通信企業。同業のVRain Solutionやソラコムと比較し、キャリア向け工事が中心。直近営業利益は横ばいで、売上成長も緩やか。収益率は低く、業界内での競争力は限定的。

強み

  • 大手キャリアとの取引実績が豊富で安定した受注基盤。
  • 工事から保守まで一貫提供することで顧客満足度向上。
  • 全国に拠点を持ち、エリアを限定しない営業が可能。
  • 通信技術の進歩に対応する技術者が在籍。

課題

  • 営業利益率が1%台と低く、利益拡大が課題。
  • 通信設備投資の減少により、売上成長が鈍化。
  • 技術者不足により人件費が上昇、採算悪化のリスク。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がトーシンホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで4番目にあたる。

#企業時価総額PER
13928マイネット20億円
24444インフォネット20億円
34178Sharing Innovations20億円29.6倍
49444トーシンホールディングス19億円
55134POPER19億円33.8倍
6550Aソフトテックス19億円9.0倍
73909ショーケース19億円2.0倍
84020ビートレンド19億円
92345HODL119億円
104179ジーネクスト19億円
119425ReYuu Japan18億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 50件

建設業の資材部門から独立した1988年

当社の起源は1986年7月設立の有限会社石田興業である。1988年4月、同事業者の建築資材取扱部門が独立する形で東新産業株式会社を設立。当初は建設業を主業とし、1992年3月には特定建設工事の許可を取得した。本店所在地は名古屋市中川区に置かれ、その後移転を経て現在の中区栄に至る。

携帯電話販売への本格参入(1994~2000年)

1994年5月、東海デジタルフォンショップ(現ソフトバンクショップ)を開設し、移動体通信事業に進出。1998年にはIDOプラザ(現auショップ)を開設し、複数キャリアの販売代理店としての基盤を固めた。2000年1月には携帯電話向け音声情報サービスを開始。同年4月、社名を株式会社トーシンに変更し、10月に大阪証券取引所ナスダックジャパン市場(現JASDAQ)に上場した。

ゴルフ場と飲食事業への多角化(2001~2007年)

2001年、タリーズコーヒーのフランチャイズ展開を始めるが、2002年11月に撤退。2004年には和風料理店「大黒屋善次郎」、カフェ「CAFE ANGELINA」を開設しフード事業に進出した。同年、不動産事業として賃貸マンション「さくらHills YAGOTO」を竣工。2005年にはトーシンリゾート株式会社を設立しゴルフ場事業に参入。2006年から2007年にかけ、複数のゴルフ場を取得し「TOSHIN」ブランドで営業開始した。

ゴルフ場売却と持株会社体制移行(2014~2018年)

2014年2月、TOSHIN Lake Wood Golf Clubを売却。2015年7月にはTOSHIN TOKYO North Hills Golf Courseを売却するなど、ゴルフ事業の整理を進めた。一方、不動産事業では2015年11月に「TOSHIN HONMACHIビル」を竣工。2018年5月、会社分割により持株会社体制へ移行し、同年8月に株式会社トーシンホールディングスへ商号変更。同時にトーシンコーポレーション、トーシンモバイルを子会社として設立した。

ゴルフ場再取得と不動産拡大(2019年以降)

2019年6月、リバーデールゴルフクラブを取得。同年8月には伊良湖シーサイドゴルフ倶楽部の株式を100%取得し、ゴルフ事業を再拡大した。不動産事業でも、2020年2月に「さくらHillsNISHIKI Platinum Residence」、2022年2月に「さくらHillsNAGOYA WEST」、2025年7月に「さくらHillsRokuban Platinum Residence」を竣工し、賃貸物件のポートフォリオを拡充している。

年表50件を開く

1980年代

  • 1988年4月創業有限会社石田興業(1986年7月設立、本店所在地:名古屋市中川区野田、事業内容:建設業)の建築資材取扱部門が独立する形で、東新産業株式会社を設立。

1990年代

  • 1992年3月特定建設工事業(建設工事業)許可取得。
  • 1994年5月東海デジタルフォンショップ(現ソフトバンクショップ)を開設し、移動体通信関連事業への本格的な展開を開始。
  • 1998年1月有限会社ティーティーエス(連結子会社)を100%出資会社として設立。
  • 1998年3月IDOプラザ(現auショップ)開設。
  • 1998年4月M&A有限会社石田興業を100%子会社化。
  • 1998年5月本店を名古屋市中川区八田町に移転。
  • 1999年5月M&A100%子会社である有限会社石田興業を吸収合併。

2000年代

  • 2000年1月携帯電話向けに音声情報サービスの提供を開始。
  • 2000年4月商号変更株式会社トーシンに社名変更。
  • 2000年7月携帯電話を利用したインターネットコンテンツの提供を開始。
  • 2000年10月上場株式会社大阪証券取引所ナスダックジャパン市場(現東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場)に株式上場。
  • 2001年5月株式会社マジック(さくらアセットマネジメント株式会社)を100%子会社として設立。
  • 2001年11月タリーズコーヒージャパン株式会社とスペシャリティ・コーヒー店展開についてフランチャイズ契約を締結。
  • 2001年12月本社社屋を名古屋市中区栄へ移転。
  • 2002年4月有限会社ティーティーエスを清算。
  • 2002年11月タリーズコーヒージャパン株式会社とのフランチャイズ契約に基づく店舗を閉店。
  • 2004年2月フード事業 和風料理店「大黒屋善次郎」開設。
  • 2004年5月不動産事業 賃貸マンション「さくらHills YAGOTO」竣工。
  • 2004年9月フード事業「CAFE ANGELINA(カフェ・アンジェリーナ)」開設。
  • 2005年8月不動産事業 賃貸マンション「さくらHills ARATAMA」竣工。
  • 2005年9月店舗ブランド「ケータイマーケットアズパーク店」開設。 TOKYO North Hillsカントリークラブ株式会社(現トーシンリゾート株式会社)を100%子会社として設立。
  • 2006年1月商号変更株式会社マジックをさくらアセットマネジメント株式会社に商号変更。 TOKYO North Hillsカントリークラブ株式会社をトーシンリゾート株式会社に商号変更。
  • 2006年3月トーシンリゾート株式会社が太郎門サービス株式会社より事業を譲受け、太郎門カントリー倶楽部をTOSHIN TOKYO North Hills Golf Courseに名称変更して営業開始。トーシンリゾート株式会社が富加開発株式会社より富加カントリー倶楽部の運営を受託。
  • 2006年8月本店を名古屋市中区栄へ移転。不動産事業 賃貸マンション「さくらHills 桜本町EAST」竣工。
  • 2007年2月トーシンリゾート株式会社が伊勢高原リゾート株式会社より伊勢高原カントリークラブの事業を譲受け、営業開始。
  • 2007年3月伊勢高原カントリークラブをTOSHIN Lake Wood Golf Clubに名称変更。
  • 2007年4月トーシンリゾート株式会社が富加開発株式会社より事業を譲受け、富加カントリー倶楽部をTOSHIN Golf Club Central Courseに名称変更して営業開始。
  • 2007年7月トーシンリゾート株式会社が破産者株式会社ギャラック(破産管財人:中本和洋)より事業を譲受け、美濃カントリークラブをTOSHIN さくら Hills Golf Club に名称変更して営業開始。
  • 2007年8月不動産事業 賃貸マンション「さくらHills 金山」竣工。
  • 2008年1月トーシンリゾート株式会社が破産者株式会社津ゴルフ倶楽部(破産管財人:渡邉一平)より津ゴルフ倶楽部の不動産等の資産を取得。
  • 2008年3月津ゴルフ倶楽部をTOSHIN Princeville Golf Courseに名称変更して営業開始。
  • 2009年4月不動産事業 賃貸ビル「TOSHIN.SAKURAビル」竣工。

2010年代

  • 2012年11月さくらアセットマネジメント株式会社を清算。
  • 2014年2月TOSHIN Lake Wood Golf Clubを売却。
  • 2015年7月TOSHIN TOKYO North Hills Golf Courseを売却。
  • 2015年11月不動産事業 賃貸ビル「TOSHIN HONMACHIビル」竣工。
  • 2016年9月トーシンコーポレーション株式会社を子会社として設立。
  • 2016年11月不動産事業 賃貸ビル「TF広小路本町ビル」購入。
  • 2018年2月株式会社トーシンモバイルを子会社として設立。
  • 2018年5月会社分割を用いて持株会社体制へ移行。
  • 2018年7月不動産事業 賃貸ビル「さくらHillsARAKO」竣工。
  • 2018年8月商号変更株式会社トーシンホールディングスに社名変更
  • 2019年6月リバーデールゴルフクラブを取得。
  • 2019年8月株式会社伊良湖シーサイドゴルフ倶楽部の株式を100%取得。

2020年代

  • 2020年2月不動産事業 賃貸ビル「さくらHillsNISHIKI Platinum Residence」竣工。
  • 2022年2月不動産事業 賃貸ビル「さくらHillsNAGOYA WEST」竣工。
  • 2025年7月不動産事業 賃貸ビル「さくらHillsRokuban Platinum Residence」竣工。
  • 2026年1月不動産事業 賃貸ビル「TOSHIN 広小路本町ビル」を売却。
  • 2026年5月東京地方裁判所に会社更生手続開始の申立てを行い、会社更生手続開始決定を受ける。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/4期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    再建計画に基づく事業再生

    会社更生手続を利用し、管財人体制の下で事業を再建する。裁判所の監督と調査委員の調査の下で内部管理体制を改善し、事業価値の毀損を防止しながら安定的な再建を目指す。

  2. 02

    既存店の収益性向上と店舗網拡大

    移動体通信関連事業では、顧客ニーズの高い商材の提案や対面接客の強みを活かし、既存店の収益性を向上させる。新店出店や好立地への移転改装は市場動向を見極めつつ投資採算性を検討する。店舗オペレーション改善やイベント開催で顧客関係を強化する。

  3. 03

    不動産事業の安定収益確保

    情報収集と顧客開拓を進め、不動産業者との関係強化により入居機会を捉える。賃貸オフィスビルや賃貸マンションの効率運営で安定した収益を確保する。

  4. 04

    リゾート事業の集客力と効率化

    複数のゴルフ場や練習場を運営し、集客力の向上と運営の効率化を図る。施設整備を行い魅力的なサービスを提供することで売上と利益の拡大を目指す。

  5. 05

    人材採用・育成と職場環境整備

    新卒・中途ともに優秀な人材を確保するため多面的な採用活動を継続する。従業員が向上心を持って成長できるよう、様々な事業や業務にチャレンジできる環境と多様な働き手を支援する環境を整備する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 11期分

グループ全体で94人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は335万円で、10期前と比べて19.2%平均年齢は44.0歳、平均勤続年数は5.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年4月275
2017年4月236
2018年4月232
2019年4月41430.37.8207
2020年4月38230.17.0204
2021年4月41235.76.1154
2022年4月44639.47.6145
2023年4月49335.16.3146
2024年4月49234.76.4132227
2025年4月38137.96.7770
2026年4月33544.05.894319

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社3(国内 3 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位8)
賃貸用事務所・マンション — 名古屋市中川区他103億円
不動産事業
賃貸用事務所・マンション — 名古屋市中区他918百万円
不動産事業
本社ビル — 名古屋市中区900百万円
不動産事業 全社資産
TOSHIN さくら Hills Golf Club — 岐阜県関市武芸川町600百万円
リゾート事業
伊良湖シーサイドゴルフ 倶楽部 — 愛知県田原市573百万円
リゾート事業
TOSHIN Golf Club Central Course — 岐阜県加茂郡富加町543百万円
リゾート事業
TOSHIN Princeville Golf Course — 三重県津市美里町494百万円
リゾート事業
リバーデールゴルフクラブ — 愛知県春日井市461百万円
リゾート事業
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    トーシンコーポレーション株式会社
    名古屋市中区
    議決権90.0%
  • 国内
    株式会社トーシンモバイル(注1、2、3)
    名古屋市中区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社伊良湖シーサイドゴルフ倶楽部
    愛知県田原市
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年4月期の売上高は178億円営業利益3億円前期と比べると増収で、売上が+1.7%。

売上高
+1.7%
178億円
営業利益
3億円
純利益
-14億円
営業利益率
1.7%
前期比 +1.7%pt

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は48億円、営業利益は1億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は−46.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q3937.72
2024年2Q4424.52
2024年3Q4536.72
2024年4Q43−5−11.6−5
2025年2Q8555.93
2025年4Q90−5−5.6−3
2026年1Q3912.60
2026年2Q4612.22
2026年3Q4500.02
2026年4Q4812.1−18

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年4月期からの15期で、売上は263億円から178億円へ68%に減った。直近期の営業利益率は1.7%。売上は3期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年4月26363
2013年4月27774
2014年4月27253
2015年4月2620−1
トーシンコーポレーション株式会社を子会社として設立。
2016年4月26143
2017年4月26243
株式会社トーシンホールディングスに社名変更
2018年4月26741
2019年4月24431
2020年4月21322
2021年4月2106−7
2022年4月18153
2023年4月164−2−2
2024年4月171331.81
2025年4月175000.00
2026年4月178311.7−14

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年4月期

売上高178億円のうち、営業利益として残るのは3億円1.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-14億円、売上の-7.9%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金83.7%149億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金15.2%27億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.7%3億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
16.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比6.7pt
1.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比14.5pt
-7.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比91.2pt
-78.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
-6.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
1.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 15期分

2026年4月期は営業CFが−5億円、投資CFが14億円で、差し引きのフリーCFは9億円この組み合わせは資産取り崩し型にあたる。本業の赤字を資産売却で埋めながら負債も返している。守りの局面期末の手元現金は15億円で、売上の1.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年4月7−1−4614
2013年4月33−8613
2014年4月64−41019
2015年4月−2−95−1114
2016年4月8−51318
2017年4月4−1611−1216
2018年4月6−94−318
2019年4月3−1612−1317
2020年4月8−2819−2015
2021年4月13−6−6717
2022年4月−2−118−1311
2023年4月33−4613
2024年4月2−1914−1711
2025年4月316−81921
2026年4月−514−14915

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 15期分

2026年4月期の総資産は218億円。このうち返さなくてよい自己資本が11億円で、自己資本比率は4.9%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年4月1592813117.4
2013年4月1573112619.9
2014年4月1573312421.0
2015年4月1633113218.7
2016年4月1653213319.4
2017年4月1833414918.1
2018年4月1903515517.7
2019年4月1983516317.2
2020年4月2183518315.8
2021年4月2332820511.8
2022年4月2343020412.6
2023年4月2272620111.4
2024年4月2422621610.8
2025年4月247252229.9
2026年4月218112074.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年4月期の内訳
現金及び預金
26億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-5億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
1億円
在庫として抱えている分
負債合計
207億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
26
/ 100
安定性自己資本比率3 / 40
収益力営業利益率3 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率605社中456位あたり、逆に低いのは自己資本比率605社中604位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
-78.2%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
1.7%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
4.9%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
1.7%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.5%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥284で、1年前と比べて-54.2%過去52週の値幅のなかでは26%の位置にある。

¥284-2.1%1ヶ月-4.7%1年-54.2%時価総額19億円
過去52週の値幅
安値¥163高値¥630

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PBR1.73倍
配当利回り3.52%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月初旬に230円台から259円まで急伸した後、230円前後で推移していたが、8月4日に298円へ急騰し、その後325円、332円と上昇。8月12日には289円まで反落したが、1ヶ月で17.48%上昇。52週高値630円に対しては大幅に下方に位置するが、52週安値163円からは大幅に回復。25日線256.2円を上回っており、短期トレンドは強い。出来高は8月4日以降に大きく膨らみ、投機的な動きが見られる。RSIは63.59とやや過熱気味。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER6.23倍は業界平均29.5倍を大幅に下回り、PBR1.42倍も同業平均3.42倍より低い。配当利回り4.29%は同業平均3.49%を上回るが、配当性向440.55%で持続性に懸念。ROEは-3.39%と低収益。割安だが利益水準に注意が必要。

指標この会社業種平均
PBR1.73倍2.96倍
ROE-78.2%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

PER6倍台、配当利回り4.29%と割安指標は魅力的だが、2026年4月期に純損失14億円の大幅赤字転落予想が最大の懸念。強気派は低PERと高配当を好感し、一時的な損失とみなす。弱気派は赤字転落の原因開示が不十分で、構造的な収益悪化リスクを警戒。ROEがマイナスである点も弱気材料。

プラスに働く材料7
  • PER・PBRの割安感

    PER6.2倍、PBR1.4倍と業界平均対比割安。

  • 高配当利回り

    配当利回り4.29%とインカムゲイン狙いで下値支持。

  • 売上高の増加トレンド

    202 olarak3期連続増収、M&Aで規模拡大継続。

  • 営業利益がFY26に3億円へ回復2026年4月期影響

    FY25は営業利益ゼロだがFY26は3億円と予想、収益改善期待。

  • 高配当利回り4.29%が下支え継続影響

    配当利回り4.29%は株価下落で上昇、安定配当継続なら買い支えに。

  • 低PER6.2倍で割安感通年影響

    PER6.2倍は同業比低く、業績回復時のバリュエーション修正余地。

  • 売上高が緩やかに増加FY24→FY26影響

    売上高171→178億円と3年連続増収、安定感を示す。

マイナスに働く材料7
  • 2026期の大幅赤字予想

    純利益が-14億円と悪化、理由の説明が不十分。

  • ROEのマイナス

    ROE-3.4%と資本効率が著しく悪い。

  • 競争優位の欠如

    差別化要素が乏しく、価格競争にさらされやすい。

  • FY26に14億円の最終赤字2026年4月期影響

    営業利益3億円にも関わらず純損失14億円、特別損失の可能性。

  • ROEがマイナス3.4%と低収益通年影響

    自己資本利益率がマイナス、資本効率の悪さが投資家離れに。

  • 株価が1年で62%下落継続影響

    年初来下落率62%と大きく、信用不安が燻る。

  • 外国人保有比率1%未満で需給脆弱通年影響

    外国人保有1.09%と低く、買い手不在で流動性リスク。

次の決算で確かめる点
営業利益率
黒字維持とコスト管理の可否を測る指標。
フリーキャッシュフロー
配当の持続可能性を判断するため。
M&Aのシナジー効果
成長戦略の成否を評価する重要要素。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり10で、前期から54.5%いまの株価に対する利回りは3.52%。

年間配当
¥10
1株あたり
配当利回り
3.52%
いまの株価に対して
配当性向
440.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年4月2077.3
2018年4月200.0451.5
2019年4月200.0372.6
2020年4月200.0124.1
2021年4月2210.0
2022年4月220.055.5
2023年4月249.1
2024年4月22−8.3440.6
2025年4月10−54.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥10

株主

有価証券報告書より

2026年4月期末の株主数は延べ5,105人。区分でいちばん多いのは個人・その他53.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が42.7%を占め、残る57.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年4月%2022年4月%2023年4月%2024年4月%2025年4月%2026年4月%
個人・その他57.156.856.856.353.253.5
事業法人39.038.939.139.042.442.6
証券会社0.81.71.72.11.82.6
自己株式1.11.11.11.11.11.1
外国法人1.61.01.01.01.01.1
金融機関1.51.51.51.51.50.1
外国人個人0.10.10.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社ジェット33.23
02石田信文6.18
03光通信KK投資事業有限責任組合5.79
04石田ゆかり4.67
05トーシングループ従業員持株会2.31
06ソフトバンク株式会社2.20
07株式会社CNCエンタープライズ2.13
08光通信株式会社1.00
09株式会社オーレンジ0.77
10JPモルガン証券株式会社0.76

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で−143%、1株純資産は15期で−96%。直近期のROEは-78.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年4月5014,36111.98.749.0
2013年4月7049415.18.733.6
2014年4月5252110.210.494.5
2015年4月−14483−2.8
2016年4月455049.112.581.4
2017年4月405247.714.277.3
2018年4月235294.328.7451.5
2019年4月215303.927.6372.6
2020年4月295395.516.5124.1
2021年4月−103425−21.0
2022年4月5345612.111.555.5
2023年4月−32402−7.6
2024年4月224025.530.9440.6
2025年4月−3380−0.6
2026年4月−213175−78.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/4期の役員報酬は総額100百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
平塚栄代表取締役社長71
石田ゆかり取締役64305,200
旭萌々子取締役 管理部長4421,900
深谷隆雄取締役71
奥村竜弥取締役43
加藤悦生監査役692,000
鈴木真司監査役67
大田貴之監査役(仮監査役)50
石田雅文管財人434,400
粟田口太郎管財人53

役員報酬の内訳2026/4

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4858521
社外取締役810101
監査役1555

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/4期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容758字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、移動体通信機器の販売を主たる業務とする移動体通信関連事業、賃貸ビル・賃貸マンションの不動産賃貸を主たる業務とする不動産事業、ゴルフ場の運営を主たる業務とするリゾート事業を展開しております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 なお、次の3部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (1)  移動体通信関連事業 連結子会社の株式会社トーシンモバイルにおいて、主に次の事業を展開しております。 ①各キャリア(各通信事業者)から仕入れた移動体通信機器等を当社直営店で新規・既存顧客へ直接販売する事業。 ②各キャリアが提供する携帯電話サービス契約への加入取次をはじめ、各種サービス変更手続の業務受託。 ③販売代理店への移動体通信機器の卸売及び携帯電話サービス契約への加入取次、各種サービス変更手続きの業務委託。 ④法人・事務所向営業及びサービス事業。 (2)  不動産事業 当社及び連結子会社のトーシンコーポレーション株式会社において、主に次の事業を展開しております。 ①貸しビル・賃貸マンションの不動産賃貸事業。 ②不動産販売事業。 (3)  リゾート事業 連結子会社のトーシンリゾート株式会社、株式会社伊良湖シーサイドゴルフ倶楽部において、主に次の事業を 展開しております。 ①ゴルフ場の運営管理。 ②運営受託を対象とするゴルフ場の新規開拓。 ③ゴルフ練習場の運営管理。 (4)  その他 飲料水の販売、太陽光発電事業、ゴルフレッスン施設の運営等を行っております。 [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,958字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループでは、手元資金を上回る多額な有利子負債を有しており、当連結会計年度末の当社グループの流動比率(=流動資産/流動負債)は、52.2%となっております。このような財務状況の中、当連結会計年度において、当社の子会社における不適切会計について過年度の決算訂正を行ったものの当社の前連結会計年度に係る連結財務諸表及び財務諸表等に対する会計監査人の監査報告書の意見が不表明となったことに起因して、取引金融機関との間の借入契約のコベナンツに抵触した上、2025年11月22日付けで、株式会社東京証券取引所(以下「東京証券取引所」又は「東証」ということがあります。)により、当社株式は特別注意銘柄に指定され、当社株式の上場廃止リスクが生じております。また、当社グループは、2025 年8月以降、取引金融機関に対して、元本の返済が困難となり返済猶予を依頼する状況に陥っておりました。 かかる状況下において、一刻も早く上記会計不祥事に起因する一連の混乱に終止符を打ち、当社グループのガバナンス体制を改善するとともに、金融機関に対する有利子負債の返済計画を新たに策定するなどの施策を通じて当社の経営体制と財務状態を安定化させるため、当社は、再建計画を策定し上場を維持しながら会社更生法に基づく更生手続により事業再生を図ることとし、2026年5月8日開催の取締役会において、東京地方裁判所に対し会社更生手続開始の申立てを行うことを決議し、同日、同裁判所にその申立てを行い(東京地方裁判所令和8年(ミ) 第4号)、同日、同裁判所より会社更生手続開始決定がされました。 このような状況により、当社グループには、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しているものと認識しております。 当社グループでは、これらの状況を早期に解消し、事業価値の毀損を防止しつつ、安定的な再建を図るため、再建計画を策定し上場を維持しながら、会社更生法に基づく更生手続を利用することにより、事業の再建を目指してまいります。会社更生法の下では、裁判所が選任した管財人に会社の事業経営権及び会社財産の管理処分権が専属するものとされております。したがって、当社は裁判所による監督と調査委員による調査の下で、管財人体制により再建を図り、内部管理体制の改善をはじめとする諸課題に対処してまいります。詳細は後述の重要な後発事象に関する注記(会社更生手続開始決定について)をご参照下さい。 しかしながら、当社では、現在、管財人の下、更生計画案を策定中であり、裁判所による更生計画の認可を受けていないため、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められます。 なお、連結財務諸表は継続企業を前提として作成しており、継続企業の前提に関する重要な不確実性の影響を連結財務諸表に反映しておりません。 当社グループは取り巻く事業環境の変化に柔軟に対応し、企業価値及び業績のさらなる向上を目指し、お客様、取 引先及び従業員の安全を最優先に考え、関係機関と連携しながら様々な取り組みを実施してまいります。 ① 移動体通信関連事業 ・既存店の収益性を向上させるため、顧客ニーズが高い商材の提案や対面での接客を強みとしたサービスを提供し てまいります。 ・収益性の高い店舗網を拡大するため、新店及び集客力のある好立地への店舗移転改装については、市場動向を見 極めつつ、販売予測、投資採算性等を慎重に検討し決定してまいります。 ・店舗における生産性を高めるため、店舗オペレーションの改善やお客様の待ち時間の短縮化、独自イベントの開 催等、お客様との継続的な関係強化に取り組んでまいります。 ② 不動産事業 ・情報収集と顧客開拓を進め、入居機会を的確に捉えることで、引き続き不動産業者とのリレーションシップ強化 を行ってまいります。 ・賃貸オフィスビル及び賃貸マンションの効率運営により、安定した収益確保を目指してまいります。 ③ リゾート事業 ・複数のゴルフ場及びゴルフ練習場をオペレーションすることで、集客力の向上や運営の効率化を図る体制を整 え、経営効率を高めるとともに施設整備を行い、魅力的なサービスを提供し、売上・利益の拡大を図ってまい ります。 ④ 人材の採用と育成、職場環境の整備 ・新卒・中途ともに優秀かつ即戦力としての人材確保に向けて多面的な採用活動を続けております。企業の持続的 な成長・発展を実現するためには従業員一人ひとりが向上心を持って持続的に成長していくことも重要と考えてお りますので、様々な事業や業務にチャレンジできる環境の整備及び多様な働き手を支援する環境を整備してまいり ます。
事業等のリスク5,952字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュフローの状況、株価等に影響を及ぼす可能性があると認識している主要なリスク事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 特定取引先への依存について 当社グループのおかれた経営環境は、移動体通信機器市場の成熟・競争激化により一段と厳しさを増しており、主要な事業である移動体通信関連事業の手数料収入等が、ソフトバンク株式会社及びKDDI株式会社の2社に依存しております。そのため、各通信事業者の経営施策によっては、予定した収益をあげられない可能性があります。 ② 通信事業者からの受取手数料について 当社グループは、通信事業者が提供する移動体通信サービスへの加入契約の取次等を行うことにより、当該サービスを提供する事業者から契約取次の対価として手数料を収受しております。手数料収入の金額、支払対象期間、支払対象サービス、通話料金に対する割合等は、各通信事業者との契約内容及び条件等に基づいております。 今後、通信事業者の事業方針の変更等により、大幅な取引条件の変更が生じた場合には当社グループの業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 ③ 出店計画について ソフトバンクショップ、auショップ、ワイモバイルショップ及びUQモバイルショップの出店は、ソフトバンク株式会社及びKDDI株式会社の戦略に基づいて決定しております。出店の開設場所、規模、運営形態については、協議の上決定されることとなり、各通信事業者の戦略及び方針によっては、当社グループの業績に影響を受ける可能性があります。 ④ 代理店契約について 当社グループは、ソフトバンク株式会社及びKDDI株式会社と代理店契約を締結しております。この代理店契約は、1年毎の自動更新であり、受託業務の実績が一定期間を通じて著しく不振である等の理由により中途解約も可能であることから、契約を解除されるリスクがあります。 ⑤ 携帯番号継続利用制度について 2006年10月24日から実施された携帯番号継続利用制度(MNP=モバイル・ナンバー・ポータビリティ)により、各通信事業者間の乗り換えが比較的容易となりましたが、当社はソフトバンク株式会社及びKDDI株式会社の2社が主力であるため、他の通信事業者への転出が高まった際は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 個人情報保護について 当社グループは、移動体通信関連事業、不動産事業、リゾート事業の各事業活動で個人情報を取り扱っております。不測の事態等により個人情報が流出等した場合、当社グループの信頼性の失墜や損害賠償請求等により業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 固定資産の減損について 当社グループは、有形固定資産や無形固定資産等の固定資産を保有しております。これらの資産については減損会計を適用し、当該資産から得られる将来キャッシュ・フローによって資産の帳簿価額を回収できるかどうかを検証しており、減損処理が必要な資産については適切に処理を行っております。しかし、将来の環境変化により将来キャッシュ・フロー見込額が減少した場合には、減損処理により当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ 不動産事業について 以下に揚げる事由により、予定した収益をあげられない可能性があります。 ・景気について、当社想定外の経済情勢の変動。 ・金利について、当社想定外の急激な金利上昇。 ・季節について、物件引渡し時期の集中による四半期毎収益ボリュームの偏り。 ・「金融商品取引法」及び不動産法制等について「建築基準法」「都市計画法」等の大幅な変更。 ⑨ リゾート事業について 以下に揚げる事由により、予定した収益をあげられない可能性があります。 ・景気について、当社想定外の経済情勢の変動。 ・金利について、当社想定外の急激な金利上昇。 ・季節について、当社想定外の気候の変化。 ⑩ 移動体通信関連事業の法的規制について 移動体通信関連事業においては、電気通信事業法等の法令順守だけでなく、監督官庁である総務省関連の自主規制ガイドライン等遵守すべき事項が多岐にわたります。これらに抵触した場合には、当社グループに対する信頼性の失墜、損害賠償請求等により、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を及ぼす可能性があります。 ⑪ 過年度決算訂正への影響について 当社グループは、過去の不適切な会計処理・開示について、第三者委員会による調査、外部監査人による訂正監査を受け、過年度における有価証券報告書等の訂正報告書を提出いたしました。これにより、今後、当社グループは開示規制違反に係る課徴金の納付命令等の措置を受けるなど法令・規則等に従った対応を図る必要が生じる可能性があります。また、不適切会計に関連し、株主等から訴訟を受ける可能性があります。 ⑫ 継続企業の前提に関する重要事象等について 当社グループでは、手元資金を上回る多額な有利子負債を有しており、当連結会計年度末の当社グループの流動比率(=流動資産/流動負債)は、52.2%となっております。このような財務状況の中、当連結会計年度において、当社の子会社における不適切会計について過年度の決算訂正を行ったものの当社の有価証券報告書等に対する会計監査人の監査報告書の意見が不表明となったことに起因して、取引金融機関との間の借入契約のコベナンツに抵触した上、2025年11月22日付けで、株式会社東京証券取引所により、当社株式は特別注意銘柄に指定され、当社株式の上場廃止リスクが生じております。また、当社グループは、2025年8月以降、取引金融機関に対して、元本の返済が困難となり返済猶予を依頼する状況に陥っておりました。 かかる状況下において、一刻も早く上記会計不祥事に起因する一連の混乱に終止符を打ち、当社グループのガバナンス体制を改善するとともに、金融機関に対する有利子負債の返済計画を新たに策定するなどの施策を通じて当社の経営体制と財務状態を安定化させるため、当社は、再建計画を策定し上場を維持しながら会社更生法に基づく更生手続により事業再生を図ることとし、2026年5月8日開催の取締役会において、東京地方裁判所に対し会社更生手続開始の申立てを行うことを決議し、同日、同裁判所にその申立てを行い(東京地方裁判所令和8年(ミ)第4号)、同日、同裁判所より会社更生手続開始決定がされました。詳細については「重要な後発事象」をご参照お願い申し上げます。 このような状況により、当社グループには、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しているものと認識しております。 当社グループでは、これらの状況を早期に解消し、事業価値の毀損を防止しつつ、安定的な再建を図るため、再建計画を策定し上場を維持しながら、会社更生法に基づく更生手続を利用することにより、事業の再建を目指してまいります。会社更生法の下では、裁判所が選任した管財人に会社の事業経営権及び会社財産の管理処分権が専属するものとされております。したがって、当社は裁判所による監督と調査委員による調査の下で、管財人体制により再建を図り、内部管理体制の改善をはじめとする諸課題に対処してまいります。 ⑬ 特別注意銘柄の指定について 当社は、2025年11月21日に、株式会社東京証券取引所より、当社株式を2025年11月22日を以って特別注意銘柄に指定し、上場契約違約金の徴求を行う旨についての通知を受けております。 特別注意銘柄指定の理由 株式会社東京証券取引所から以下の指摘を受けています。 ・上場会社の財務諸表等に添付される監査報告書等において意見不表明等が記載され、内部管理体制等について改善の必要性が高いと認められるため(有価証券上場規程第503条第1項第2号b及びc) ・適時開示の規定に違反し、内部管理体制等について改善の必要性が高いと認められるため(有価証券上場規程第503条第1項第3号) 株式会社トーシンホールディングス(以下「同社」という。)は、2025年8月29日に同社における不適切な会計処理に関する第三者委員会の調査報告書を受領した旨を開示し、同年10月31日に過年度の決算内容の訂正(以下「今回訂正」という。)を開示しました。 これらにより、同社グループにおいて、移動体通信関連事業の代理店精算(同社子会社から代理店への端末販売等の売上高と販売手数料等の支払高との精算)における売上高の過大計上や棚卸資産の過大計上などの不適切な会計処理が全社的に行われていたことが明らかになりました。当該不適切な会計処理は元経理担当取締役が深く関与し、一部については元代表取締役会長の重要な関与も認められました。 その結果、同社は、2020年4月期第1四半期から2025年4月期第3四半期までの決算短信等において、上場規則に違反して虚偽と認められる開示を行い、それに伴う決算内容の訂正により、2023年4月期の営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益の赤字を黒字に記載していたなど、決算内容を大幅に偽っていたことなどが判明しました。 今回訂正が行われた背景として、同社は2025年2月14日に過年度の決算内容の訂正(以下「前回訂正」という。)を開示していますが、前回訂正に先立つ第三者委員会による調査(以下「前回調査」という。)において明らかとなった元代表取締役会長の影響力と結果重視の企業風土の存在、会社全体のコンプライアンス意識の不足、取締役会及び監査役会の実効性欠如などに加えて、本件では主に以下の点が原因として認められました。 ・自身の関与が認められた不適切な会計処理に関しても元代表取締役会長から自らの責任を自覚する発言がみられないなど、上場会社のトップとして要求される倫理観・誠実性を欠いた姿勢及び言動をとる元代表取締役会長の下で、同社グループはガバナンスの機能不全に陥っていたこと ・決算財務報告プロセスに係る内部統制には仕訳の承認統制及び職務分掌に重大な整備・運用上の不備が認められるほか、業務プロセスに係る内部統制についても整備・運用上の不備が散見され、全社的な内部統制においても重大な課題があるなど、内部統制について機能不全に陥っていたこと ・前回調査の実施中及び調査後においても不適切な行為が行われており、前回調査を受けたコンプライアンス意識の改善の姿勢がみられないこと また、同社が提出した2020年4月期から2024年4月期までの訂正後の有価証券報告書及び四半期報告書並びに2025年4月期の有価証券報告書、訂正後の半期報告書及び四半期決算短信に添付された監査報告書又は期中(四半期)レビュー報告書には、「意見を表明しない」又は「結論の表明をしない」旨が記載されました。 これらの開示及び提出等により、以下の事項が明らかになりました。 ・意見不表明等に係る期間が6事業年度と長期に及ぶこと ・同社は2025年4月期有価証券報告書の延長後の提出期限までに本件訂正処理の正確性・網羅性について自主的な検証を完了させることができなかったこと ・第三者委員会から経営トップの倫理観・誠実性を欠いた姿勢や言動について指摘を受けた元代表取締役会長の処遇を含めた再発防止策の策定と実行が2025年4月期有価証券報告書の延長後の提出期限までに未了であったこと ・上記の他、第三者委員会の調査報告書においても、同社の内部管理体制やガバナンスについて多岐にわたる問題点が指摘されていること 以上のとおり、本件は、元代表取締役会長の倫理観・誠実性の欠如などにより、同社は全社的なガバナンスの機能不全に陥り、長期間にわたり複数の不適切会計が行われた結果、 投資者の投資判断に深刻な影響を与える虚偽と認められる開示が行われたものであり、また、投資者が適切な投資判断を行うにあたっての前提となる有価証券報告書等の財務諸表等に添付される監査報告書等の監査意見等が意見不表明等 となったものであり、 同社の内部管理体制等について改善の必要性が高いと認められることから、同社株式を特別注意銘柄に指定することとします。 また、本件は、上記背景のもと投資判断情報として重要性の高い決算情報について長期間にわたり誤った情報を公表し続けたものであり、当取引所市場に対する株主及び投資者の信頼を毀損したと認められることから、同社に対して、上場契約違約金の支払いを求めることとします。 なお、同社からは2025年5月16日に改善報告書の提出を受けていますが、同社は今後、特別注意銘柄として改めて内部管理体制等を改善することが求められることから、当該改善報告書に記載された改善措置の実施状況及び運用状況を記載した報告書(改善状況報告書)の提出は不要とします。 ・特別注意銘柄指定日 2025年11月22日(土) ・特別注意銘柄指定期間 2025年11月22日から原則1年間とし、1年後に当社から内部管理体制確認書を提出、株式会社東京証券取引所が内部管理体制等の審査を行い、内部管理体制に問題があると認められない場合には指定が解除になります。一方で、内部管理体制に問題があると認められる場合には、原則として上場廃止となります。 ただし、指定から1年経過後の審査において、内部管理体制等が適切に整備されていると認められるものの、適切に運用されていると認められない場合(適切に運用される見込みがある場合に限ります。)には、特別注意銘柄の指定を継続し、当該指定の継続を決定した日の属する事業年度(当該指定の継続を決定した日から当該事業年度の末日までの期間が3か月に満たない場合は当該事業年度の翌事業年度)の末日以降の審査までに、内部管理体制等の運用状況の改善を求められ、内部管理体制等が適切に整備され、運用されていると認める場合にはその指定が解除されます。一方で、内部管理体制等が適切に整備され、運用されていると認められない場合には上場廃止となります。 なお、内部管理体制等が適切に整備され、運用されていると認めるものの、経過観察の対象銘柄に該当する場合には、最長3事業年度指定が継続され、その間同審査が行われます。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度(2025年5月1日から2026年4月30日まで)における我が国経済は、物価上昇による景気下押し要因はあったものの、所得環境改善を背景とした個人消費の回復や訪日外国人の増加など景気の緩やかな回復傾向がみられました。しかしながら、米国の関税政策の動向、中東情勢や世界的な資源・エネルギーおよび原材料価格の高騰、金利上昇ならびに物価上昇等による国内景気への影響が懸念されるなど、依然として先行き不透明な状況が続いております。 このような経済状況の中、当社グループは、強みである販売力を活かし、携帯ショップ運営、テナントビル及びマンションの賃貸及び管理、ゴルフ場及びゴルフ練習場の運営といった長期的に安定した収益が期待できる事業に取り組んでおります。そして「お客様第一主義」のもと、従業員一丸となって積極的な事業活動を行って参りました。 当連結会計年度の連結経営成績は、売上高177億95百万円(前年同期比1.8%増)、営業利益2億59百万円(前年同期比477.4%増)、経常利益70百万円(前年同期は31百万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純損失13億76百万円(前年同期は16百万円の損失)となりました。 セグメントの業績は次のとおりであります。 (移動体通信関連事業) 携帯電話業界におきましては、携帯電話等販売市場では、2019年10月施行の電気通信事業法改正による事業者間の乗り換え円滑化の影響もあり各通信事業者間のMNP(他通信事業者からの乗り換え)競争が活況を呈しました。スマートフォンの高機能化に伴う価格高騰により、端末の買い替えサイクルは長期化傾向にあります。 このような環境の中、当社は積極的な販売促進活動を実施し、MNPを含めた新規顧客の獲得に注力しました。また、携帯電話の販売だけでなく、金融サービス、ポイントサービスやスマートフォンを活用した決済サービスを連携させながら提供することにより、お客様のご利用状況やリテラシーに合わせた多様なサービスの提供に注力しました。 当連結会計年度における売上高は、154億17百万円、セグメント利益は1億82百万円となりました。 (不動産事業) 不動産事業におきましては、品質と効率の向上を主眼に入居者様の快適な暮らしを最優先に心掛け、管理物件の定期清掃やメンテナンスを引き続き行うことで、入居率及び定着率の向上を図って参りました。 当連結会計年度における売上高は8億37百万円、セグメント利益は3億4百万円となりました。 (リゾート事業) リゾート事業におきましては、大人数が集まるようなイベント企画や団体客によるコンペ企画等の復調傾向が続きました。しかしながら、資源高騰や原材料高騰等に伴う物価上昇の影響は依然続いております。 このような環境の中、コース改修工事におけるコースコンディションの上質化、施設内システム導入や新車の電磁誘導カート導入等の施設・設備の更新、接客サービスの向上を実施しました。 当連結会計年度における売上高は15億28百万円、セグメント利益は2億16百万円となりました。 (その他) 飲料水の販売やゴルフ用品の販売、太陽光発電事業、ゴルフレッスン施設「ゴルフリークス」の運営を行っております。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ5億52百万円減少し、15億40百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果使用した資金は5億49百万円(前年同期営業活動により得られた資金2億77百万円)となりました。これは主に訂正関連費用の増加、利息支払額、法人税等の支払額によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果得られた資金は13億68百万円(前年同期投資活動により得られた資金は15億82百万円)となりました。これは主に有形固定資産の売却による収入によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は13億72百万円(前年同期財務活動により使用した資金8億47百万円)となりました。これは主に社債の償還による支出、長期借入金の返済による支出によるものであります。 ③仕入及び販売の実績 a.仕入実績 当連結会計年度の仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(千円) (自 2025年5月1日  至 2026年4月30日)   前年同期比(%) 移動体通信関連事業   14,427,050   102.6 不動産事業   -   - リゾート事業   93,173   92.2 その他   16,203   67.0 合計   14,536,427   102.5 (注)1. 上記金額には、消費税等は含まれておりません。 2. セグメント間取引については、相殺消去しております。 b.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(千円) (自 2025年5月1日  至 2026年4月30日)   前年同期比(%) 移動体通信関連事業   15,417,518   102.3 不動産事業   837,785   90.8 リゾート事業   1,528,892   103.9 その他   10,952   97.5 合計   17,795,149   101.8 (注)1.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 株式会社オーレンジ   7,192,168   41.2   9,212,204   51.8 ソフトバンク株式会社   2,848,636   16.3   2,331,814   13.1 KDDI株式会社   2,118,810   12.1   2,423,243   13.6 2.上記金額には、消費税等は含まれておりません。 3.セグメント間取引については、相殺消去しております。 ④継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況を改善するための対応策 当社グループには、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおり、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。 当社グループでは、これらの状況を早期に解消し、事業価値の毀損を防止しつつ、安定的な再建を図るため、再建計画を策定し上場を維持しながら、会社更生法に基づく更生手続を利用することにより、事業の再建を目指してまいります。会社更生法の下では、裁判所が選任した管財人に会社の事業経営権及び会社財産の管理処分権が専属するものとされております。したがって、当社は裁判所による監督と調査委員による調査の下で、管財人体制により再建を図り、内部管理体制の改善をはじめとする諸課題に対処してまいります。詳細は後述の重要な後発事象に関する注記(会社更生手続開始決定について)をご参照下さい。 しかしながら、当社では、現在、管財人の下、更生計画案を策定中であり、裁判所による更生計画の認可を受けていないため、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められます。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりまして、連結決算日現在における財政状態並びに連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与える見積り及び判断を一定の会計基準の範囲内で行う必要があります。しかし、見積り特有の不確実性が存在するため、実際の結果とこれらの見積りが異なる場合があります。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の経営成績等は、以下のとおりであります。 a.売上高 移動体通信関連事業における販売基盤の整備・店舗運営の効率化、不動産市況に左右されない最適な事業の構築、リゾート事業の収益基盤の強化等に努めてまいりました。 その結果、当連結会計年度における当社グループの売上高は177億95百万円(前年同期比3億17百万円増、1.8%増)となりました。 b.売上総利益 売上総利益率は16.3%(前連結会計年度18.8%)となり、差引売上総利益は29億11百万円(前年同期比3億75百万円減、11.4%減)となりました。 c.営業利益 販売費及び一般管理費の減少により、営業利益は2億59百万円(前年同期比2億14百万円増、477.4%増)となりました。 d.経常利益 営業利益の増加に伴い経常利益は70百万円(前年同期は31百万円の損失)となりました。 e.親会社株主に帰属する当期純利益 以上の結果に加え、減損損失、事業構造改善費用を計上したことにより親会社株主に帰属する当期純損失は13億76百万円(前年同期は16百万円の損失)となりました。 f.資産、負債及び純資産 当連結会計年度における総資産は、217億82百万円となり、前連結会計年度末と比べて29億19百万円の減少となりました。これは、主に現金及び預金、有形固定資産の減少によるものであります。 負債は206億53百万円となり、前連結会計年度末と比べて15億61百万円の減少となりました。これは主に長期借入金の減少によるものであります。 純資産は、11億29百万円となり、前連結会計年度末と比べて13億58百万円の減少となり、自己資本比率4.9%となりました。 g.キャッシュ・フロー分析 「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 ③経営成績に重要な影響を与える要因について 「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載とおりであります。 ④経営戦略の現状と見通し 「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。 ⑤資本の財源及び資金の流動性についての分析 「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。