概要
クラウド型コンタクトセンターシステムを専門とする企業。2001年設立、2015年東証マザーズ上場、2026年4月にスタンダード市場へ移行。従業員70名、本社は東京都千代田区。主力サービスはAVAYA社製IP電話交換機を採用した「@nyplace」、自社開発の「COLLABOS PHONE」、生成AI連携の「VLOOM」など。2026年3月期売上高は約17億円。
月額課金のクラウドサービスでコールセンターを支える
コラボスは、企業のコールセンター向けにクラウドサービスを開発・提供する。IP電話交換機や顧客情報管理システム、業務効率化ツールをインターネット経由で月額課金制で提供する。これにより、設備投資を抑え、導入コストと期間を削減できる。システムの保守・運用も月額費用に含まれ、利用規模に応じて柔軟に変更可能である。
「@nyplace」が売上の過半を占める既存基盤
売上高の50%以上を占める「@nyplace」は、AVAYA社製IP電話交換機を採用した高機能・高安定のハードフォン型システム。在宅勤務対応のソフトフォン型も選べ、オプションで通話録音「Packet Folder」や音声認識「AmiVoice Communication Suite」を追加できる。堅牢性を重視する顧客から根強い需要がある。
独自サービスの拡販へ転換する成長戦略
2024年3月期からの中期経営計画で、独自サービスの飛躍成長を掲げる。具体的には、生成AI「Gemini」と連携したAIコールセンター「VLOOM」やAIマーケティングシステム「UZ」の販売拡大を推進。2027年3月期には販売・開発リソースを独自サービスに集中投下し、収益基盤の転換を図る。
小規模から大規模までカバーする顧客基盤
顧客はテレマーケティング事業者やBPO事業者を中心に、製造、小売、金融など多岐にわたる。5席前後の小規模から300席超の大規模まで対応可能で、これまでの導入ノウハウを生かしたワンストップ提案が強み。通信事業者との調整や業務改善サポートも含め、クライアントに密着したサービスを提供する。
業界の中での役割はコールセンター向けクラウドサービスベンダー。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| @nyplace | 9億円 | 52.9% | — | — |
| COLLABOS PHONE | 4億円 | 23.5% | — | — |
| その他 | 2億円 | 11.8% | — | — |
| VLOOM | 1億円 | 5.9% | — | — |
| COLLABOS CRM | 1億円 | 5.9% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01コールセンター(コンタクトセンター)主力
お客様相談室や製品問い合わせセンターなど、コールセンターを運営する企業向けに、IP電話交換機、顧客情報管理システム、AI音声認識、通話録音など一連のクラウドサービスを月額課金で提供。テレマーケティング事業者から金融、小売まで幅広い業種で導入実績がある。
- @nyplace
- AVAYA社製IP電話交換機を採用した、高機能で堅牢なコールセンターシステム。ハードフォン型とソフトフォン型に対応。
- COLLABOS PHONE
- 小・中規模向けの自社開発コールセンターシステム。低価格・短期間で導入可能で、ソフトフォン型。
- VLOOM
- 生成AI連携の自社開発コールセンターシステム。リアルタイム音声認識、自動要約、ボイスボット機能を搭載。
- COLLABOS CRM
- 受電型コールセンター向け顧客情報管理システム。電話、メール、Web問い合わせを一括管理。
- COLLABOS CRM Outbound Edition
- テレセールスなど発信型業務に特化した顧客情報管理システム。プログレッシブ発信機能などをオプション提供。
- GROWCE
- CRMにマーケティング機能を統合したシステム。SMS一斉配信やZoom Phone連携で業務効率化を支援。
- UZ
- 通話録音データから顧客興味関心をAI解析し、生成AIで広告文やトークスクリプトを自動作成するAIマーケティングシステム。
- GOLDEN LIST
- 購買履歴などの顧客データを統計解析し、購買意欲の高い顧客を予測するデータマイニングツール。
- AmiVoice Communication Suite provided by コラボス
- リアルタイム音声認識で通話を自動テキスト化し、回答候補の表示や通話品質の自動評価を実現。
- Packet Folder
- パケットキャプチャ方式で高精度な通話録音を実現する「@nyplace」用システム。
- Afullect
- あふれ呼を分析し、自動応答やコールバックで機会損失を防ぐ支援システム。
- CollasQ
- 社内外で利用できるFAQ情報蓄積システム。顧客自己解決とオペレーターの回答効率化に貢献。
製品と技術
AVAYA搭載の高機能IP電話交換機「@nyplace」
世界トップクラスのシェアを誇るAVAYA社製IP電話交換機を採用。堅牢性と安定性が特徴で、ハードフォン型が基本だが、在宅勤務向けソフトフォン型も選択可能。オプションとして、通話録音システム「Packet Folder」、リアルタイム音声認識「AmiVoice Communication Suite provided by コラボス」を追加でき、通話の自動テキスト化や感情認識による品質評価が利用できる。
自社開発で低価格を実現した「COLLABOS PHONE」
小・中規模コールセンター向けに、オープンソースのAsteriskベースで開発された自社製品。パソコンとインターネット環境があれば利用可能で、電話機不要のソフトフォン型。基本機能は「@nyplace」と同等ながら、低価格・短納期で導入できる。月額課金制で、プラン変更やオプション追加に応じて料金が変動する。
生成AIと連携したAIコールセンター「VLOOM」
2023年8月提供開始。生成AI「Gemini」と連携し、プラットフォームにAWSを採用した完全冗長化構成の自社開発AIシステム。顧客とオペレーターの通話をリアルタイムで音声認識し、テキスト化・自動要約を実現。AIが電話対応を自動完結するシナリオ型ボイスボット機能、テキストチャット、マルチデバイス対応も備える。月額課金制。
顧客情報管理とマーケティングを統合するCRM群
「COLLABOS CRM」は受電型コールセンター向けで、電話・メール・Web問い合わせを一括管理し、顧客情報のポップアップ表示が可能。「COLLABOS CRM Outbound Edition」は発信型に特化し、自動発信・プログレッシブ機能を持つ。さらに「GROWCE」はCRMにマーケティング機能を統合、SMS一斉配信やZoom Phone連携に対応。「UZ」はAIで通話録音から顧客の興味関心を抽出し、広告文やトークスクリプトを生成する。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
CRM・コンタクトセンター中堅、収益性低位
コラボスは情報・通信業に属し、CRMやコンタクトセンター向けソリューションを提供する。売上高は22億円(2025/3)と小規模で、営業利益率5.3%と業界平均並みだが、直近は減収傾向。同業他社にはVRain Solutionなどがあるが、差別化は明確でない。業界内でのプレゼンスは限定的で、収益改善が課題。また、市場競争が激しい分野であり、持続的な成長には新規顧客獲得や既存顧客の深耕が必要。
強み
- CRM/コンタクトセンター向けクラウドサービスを提供。
- 一定数の導入実績を持ち、継続的な収益源。
- 特定業種向けに特化したサービスを展開。
- 比較的低価格なサービスを提供可能。
課題
- 売上高が22→19→17億円と減少傾向にあり、成長戦略が必要。
- 営業利益率が5%台と低く、収益性改善が急務。
- 大手ベンダーや同業他社との競争が激しく、独自性が不十分。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がコラボス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで4番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 9425ReYuu Japan | 18億円 | — |
| 2 | 4378CINC | 18億円 | — |
| 3 | 4288アズジェント | 18億円 | 10.6倍 |
| 4 | 3908コラボス | 17億円 | 16.1倍 |
| 5 | 3624アクセルマーク | 17億円 | — |
| 6 | 3672オルトプラス | 17億円 | — |
| 7 | 4166かっこ | 17億円 | — |
| 8 | 5131リンカーズ | 17億円 | — |
| 9 | 334Aビジュアル・プロセッシング・ジャパン | 17億円 | 15.7倍 |
| 10 | 198APostPrime | 17億円 | — |
| 11 | 4422VALUENEX | 17億円 | 46.0倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 31件
アイ・ティー・エックスとバーチャレクスの合弁で2001年に設立
2001年10月、アイ・ティー・エックス(85%出資)とバーチャレクス(現バーチャレクス・コンサルティング、15%出資)の共同出資により、東京都千代田区霞が関に株式会社コラボスを設立。クラウド型コンタクトセンター基盤の事業化を目的とした。2002年5月には最初のサービス「@nyplace」の提供を開始した。
MBOで独立、東証マザーズへ上場
2010年7月、オリンパスビジネスクリエイツに株式譲渡された後、2011年6月にマネジメント・バイアウト(MBO)を実施し独立。同年10月に本社を千代田区西神田へ移転。2015年3月、東京証券取引所マザーズ市場に上場した。上場前の2013年3月期の売上高は12億円、純利益は1億円であった。
グループ会社の設立と吸収合併による事業拡大
2016年11月、子会社シーズファクトリーを設立し「GOLDEN LIST」の提供を開始。2017年9月にはギークフィードの株式を取得。2019年6月、音声認識「AmiVoice Communication Suite」の提供開始。2020年7月にシーズファクトリーを吸収合併。同年10月にはFAQシステム「CollasQ」をリリースした。
生成AI時代を見据えた新サービスと市場変更
2021年12月「GROWCE」、2023年4月「Afullect」、2023年8月「VLOOM」、2023年12月「UZ」と相次いで独自サービスを投入。2022年4月の東証市場区分変更でグロース市場に移行し、2024年9月にはギークフィード株式を売却。2025年2月に優良電話事業者認証を取得。2026年4月にスタンダード市場へ昇格した。
年表31件を開く
2000年代
- 2001年10月アイ・ティー・エックス㈱(出資比率85%)、㈱バーチャレクス(現、バーチャレクス・コンサルティング㈱)(同15%)の共同出資により、クラウド型コンタクトセンター基盤の事業化に向け、㈱コラボス(所在地:東京都千代田区霞が関)設立
- 2002年4月東京都中央区日本橋茅場町へ本社を移転
- 2002年5月「@nyplace」を提供開始(※5)
- 2003年12月㈱バーチャレクス(現、バーチャレクス・コンサルティング㈱)から、アイ・ティー・エックス㈱に株式譲渡(100%出資)
- 2005年5月東京都千代田区霞が関へ本社を移転
- 2007年3月東京都千代田区神田神保町へ本社を移転
- 2007年4月「COLLABOS CRM」を提供開始(※1)(※5)
- 2007年10月プライバシーマーク取得(※2)
- 2009年1月情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)取得(※3)
- 2009年5月「Packet Folder」を提供開始(※5)
2010年代
- 2010年7月アイ・ティー・エックス㈱から、オリンパスビジネスクリエイツ㈱に株式譲渡(100%出資)
- 2010年11月「COLLABOS CRM Outbound Edition」を提供開始(※5)
- 2011年6月MBO(マネジメント・バイアウト)実施(※4)
- 2011年10月東京都千代田区西神田へ本社を移転
- 2012年2月「COLLABOS PHONE」を提供開始(※5)
- 2015年3月上場東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場
- 2016年11月グループ会社㈱シーズファクトリー(非連結子会社)を設立「GOLDEN LIST」を提供開始(※5)
- 2017年8月東京都墨田区押上へ本社を移転
- 2017年9月㈱ギークフィードの株式を取得(持分法非適用関連会社)
- 2019年6月「AmiVoice Communication Suite provided by コラボス」を提供開始(※5)
2020年代
- 2020年7月M&A㈱シーズファクトリーを吸収合併
- 2020年10月「CollasQ」を提供開始(※5)
- 2021年12月「GROWCE」を提供開始(※5)
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場に移行
- 2022年7月東京都千代田区三番町へ本社を移転
- 2023年4月「Afullect」を提供開始(※5)
- 2023年8月「VLOOM」を提供開始(※5)
- 2023年12月「UZ」を提供開始(※5)
- 2024年9月㈱ギークフィードの株式を売却
- 2025年2月電話事業者認証機構(ETOC)による「優良電話事業者」認証を取得(※6)
- 2026年4月東京証券取引所グロース市場から東京証券取引所スタンダード市場へ市場区分を変更
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は2つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
独自サービスの販売拡大
VLOOMやUZ等の独自サービスに注力し、AI活用や自動化のニーズを反映した機能開発、自社サービス間連携によるワンストップ機能の実現により競合差別化を図り、収益基盤を現有サービスから独自サービス主体へ移行する。
- 02
既存顧客へのDX提案とリテンション
売上の過半を占める「@nyplace」顧客に対し、新交換機への移行を推進するとともに、定期的ヒアリングを通じてAI活用や業務効率化のDX提案を行い、アップセル・クロスセルにより売上維持・向上を目指す。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で70人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は536万円で、9期前と比べて+30.9%。平均年齢は39.2歳、平均勤続年数は8.2年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 63 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 62 | — |
| 2019年3月 | 410 | 34.1 | 5.2 | 61 | — |
| 2020年3月 | 444 | 34.5 | 5.5 | 62 | — |
| 2021年3月 | 441 | 33.6 | 4.9 | 84 | — |
| 2022年3月 | 463 | 33.7 | 5.3 | 93 | — |
| 2023年3月 | 494 | 34.2 | 5.4 | 100 | — |
| 2024年3月 | 486 | 36.1 | 6.0 | 96 | — |
| 2025年3月 | 508 | 37.8 | 6.8 | 88 | 114 |
| 2026年3月 | 536 | 39.2 | 8.2 | 70 | 143 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は17億円、営業利益は1億円。前期と比べると減収増益で、売上が-10.5%、利益が+0.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 18億円 | 17億円 |
| 営業利益 | 1億円 | 1億円 |
| 純利益 | 1億円 | 1億円 |
| 1株あたり配当 | ¥6 | ¥6 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は4億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−33.3%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 6 | — | — | 1 |
| 2024年1Q | 6 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 5 | −1 | −20.0 | 0 |
| 2024年3Q | 5 | −1 | −20.0 | −1 |
| 2024年4Q | 6 | — | — | −7 |
| 2025年2Q | 10 | 0 | 0.0 | 1 |
| 2025年4Q | 9 | 1 | 11.1 | 0 |
| 2026年2Q | 9 | 1 | 11.1 | 1 |
| 2026年4Q | 8 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2027年1Q | 4 | 0 | 0.0 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は12億円から17億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は5.9%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 12 | — | 1 | — | 1 |
| 2014年3月 | 14 | — | 1 | — | 1 |
| 東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場 | |||||
| 2015年3月 | 15 | — | 2 | — | 1 |
| グループ会社㈱シーズファクトリー(非連結子会社)を設立「GOLDEN LIST」を提供開始(※5) | |||||
| 2016年3月 | 17 | — | 3 | — | 2 |
| 2017年3月 | 18 | — | 3 | — | 2 |
| 2018年3月 | 19 | — | 3 | — | 2 |
| 2019年3月 | 20 | — | 3 | — | 2 |
| ㈱シーズファクトリーを吸収合併 | |||||
| 2020年3月 | 20 | — | 2 | — | 1 |
| 2021年3月 | 21 | — | 1 | — | 1 |
| 2022年3月 | 24 | — | 1 | — | 1 |
| 2023年3月 | 23 | — | 1 | — | 1 |
| 2024年3月 | 22 | — | −3 | — | −8 |
| 2025年3月 | 19 | 1 | 1 | 5.3 | 1 |
| 2026年3月 | 17 | 1 | 1 | 5.9 | 1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高17億円のうち、営業利益として残るのは1億円で5.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の5.9%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金58.8%10億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金35.3%6億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.9%1億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが2億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは2億円。この組み合わせは「資産整理型」にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面。期末の手元現金は13億円で、売上の9.2ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 2 | −2 | 0 | 0 | 3 |
| 2014年3月 | 2 | −2 | −1 | 0 | 2 |
| 2015年3月 | 3 | −1 | 2 | 2 | 6 |
| 2016年3月 | 3 | −1 | 0 | 2 | 8 |
| 2017年3月 | 3 | 0 | −1 | 3 | 10 |
| 2018年3月 | 3 | −1 | 0 | 2 | 13 |
| 2019年3月 | 4 | −1 | −1 | 3 | 15 |
| 2020年3月 | 3 | −1 | −1 | 2 | 16 |
| 2021年3月 | 3 | −1 | −2 | 2 | 15 |
| 2022年3月 | 3 | −2 | −1 | 1 | 16 |
| 2023年3月 | 2 | −3 | −1 | −1 | 13 |
| 2024年3月 | 1 | −4 | 2 | −3 | 12 |
| 2025年3月 | 2 | 0 | −1 | 2 | 13 |
| 2026年3月 | 2 | 0 | −1 | 2 | 13 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は17億円。このうち返さなくてよい自己資本が14億円で、自己資本比率は81.6%(業種中央値63.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 8 | 4 | 4 | 50.4 |
| 2014年3月 | 7 | 5 | 2 | 63.1 |
| 2015年3月 | 12 | 9 | 3 | 74.9 |
| 2016年3月 | 15 | 11 | 4 | 72.3 |
| 2017年3月 | 17 | 13 | 4 | 73.7 |
| 2018年3月 | 20 | 15 | 5 | 74.1 |
| 2019年3月 | 22 | 18 | 4 | 77.0 |
| 2020年3月 | 23 | 19 | 4 | 77.5 |
| 2021年3月 | 23 | 18 | 5 | 79.0 |
| 2022年3月 | 24 | 19 | 5 | 77.8 |
| 2023年3月 | 22 | 19 | 3 | 84.0 |
| 2024年3月 | 18 | 11 | 7 | 61.3 |
| 2025年3月 | 17 | 13 | 4 | 72.7 |
| 2026年3月 | 17 | 14 | 3 | 81.6 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で605社中77位あたり、逆に低いのは売上成長率で605社中559位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥350で、1年前と比べて-11.1%。過去52週の値幅のなかでは34%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 16.1倍 |
| PER (会社予想) | 32.6倍 |
| PBR | 1.21倍 |
| 配当利回り | 1.71% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は直近で339円と25日移動平均線(340円)の近辺で推移し、方向感が定まっていません。月間では+1.8%と小幅上昇ですが、年間では-3.51%と弱含んでいます。52週高値670円からは約49%下落し、52週安値274円からは約24%上回っています。出来高は直近で3900株と低調で、売買が薄い状況です。RSIは45.71と中立圏にあり、明確なトレンドは見られません。需給面では機関投資家の動向が注目されますが、情報開示が限定的です。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)。
PERは15.47倍と同業界平均の30.11倍を大きく下回り、PBRも1.15倍で平均の3.51倍より低く、株価は割安と言える。ただし、予想PERは31.6倍と上昇し、ROEは7.7%と平均的な水準で、成長性には疑問が残る。また、配当利回りは1.77%で平均の3.42%を下回り、配当水準も低い。業績は直近で増益ながらも、売上高は減少傾向で、成長性に不安がある。割安感はあるが、収益の質や配当面での弱さが懸念されるため、ほぼ妥当と判断した。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 16.1倍 | 47.9倍 |
| PER (予想) | 32.6倍 | — |
| PBR | 1.21倍 | 2.96倍 |
| ROE | 7.7% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
クラウド型コンタクトセンター市場の成長が期待されるが、競争激化や価格競争が懸念される。強気派は、企業のデジタル化・リモートワーク普及に伴い、クラウド型の需要が拡大すると見る。また、サブスクリプションモデルで安定収益が見込めると指摘。一方、弱気派は、競合の増加による価格低下や、新規顧客開拓の難しさを挙げ、売上高は減少傾向にあると注視する。直近の業績は赤字から黒字転換したが、営業利益率は5%程度と低水準。市場での差別化ができるかが焦点。
- クラウド需要増
デジタル化でクラウド型の需要拡大続く
- ストック型収益
サブスク型で安定した収益基盤
- 黒字化達成
2025年3月期に営業黒字化を達成
- 営業利益率が5.26%から5.88%に改善2026年3月期影響中
売上高17億円で営業利益1億円、利益率は前期5.26%から5.88%に上昇
- 純利益が2期連続で1億円の黒字確保2025年3月期〜2026年3月期影響中
2024年3月期の純損失8億円から黒字転換し、2025年3月期・2026年3月期とも純利益1億円
- PBR1.15倍と純資産近傍で下値安心不定影響弱
PBR1.15倍、ROE7.7%で株価純資産倍率が1倍台前半
- 株価の1年下落率3.5%と出遅れ修正継続影響弱
1年で3.51%下落、反発余地が残る
- 売上減少
売上高が23億円から17億円へ減少
- 競争激化
同業他社との価格競争が激化
- 収益力低い
営業利益率が5%前後と低水準
- 売上高が2期連続減収、22→17億円2026年3月期影響中
2024年3月期22億円から2025年3月期19億円、2026年3月期17億円へ減少
- 予想PER31.6倍と実績15.47倍から悪化決算発表後影響中
予想PER31.6倍は実績PER15.47倍の2倍超、利益減少見込みを反映
- 営業利益1億円で横ばい、成長欠如通年影響中
2025年3月期と2026年3月期とも営業利益1億円、増益の芽が乏しい
- 外国保有1.2%と需給参加者が少ない継続影響弱
外国人保有比率1.2%で売買が細り、まとまった売りで値動きが増幅
- 継続顧客数
- ストック型収益の基盤を把握するため
- 月間売上高
- 短期的な業績動向を確認するため
- 解約率
- 顧客定着度を見て収益安定性を測るため
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり6円。いまの株価に対する利回りは1.71%。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥6
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ3,410人。区分でいちばん多いのは個人・その他で90.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が6.1%を占め、残る93.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 78.9 | 80.9 | 81.6 | 79.5 | 76.9 | 90.4 |
| 自己株式 | 3.1 | 4.0 | 6.3 | 6.3 | 6.5 | 6.5 |
| 事業法人 | 16.3 | 16.0 | 14.4 | 14.9 | 14.1 | 6.1 |
| 証券会社 | 3.4 | 1.9 | 2.6 | 4.4 | 7.0 | 2.3 |
| 外国法人 | 1.4 | 1.2 | 1.3 | 1.1 | 1.9 | 1.1 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 |
| 金融機関 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 茂木 貴雄 | 35.15 |
| 02 | コムテック株式会社 | 3.87 |
| 03 | 鈴木 智博 | 1.61 |
| 04 | 小川 勇樹 | 1.08 |
| 05 | 株式会社アイカム | 1.00 |
| 06 | 青本 真人 | 0.90 |
| 07 | 渡我部 進一 | 0.88 |
| 08 | コラボス役員持株会 | 0.63 |
| 09 | 野村證券株式会社 | 0.61 |
| 10 | 楽天証券株式会社共有口 | 0.59 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−67%、1株純資産は14期で−24%。直近期のROEは7.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 66 | 383 | 19.0 | — |
| 2014年3月 | 28 | 156 | 19.9 | — |
| 2015年3月 | 34 | 216 | 15.6 | 26.2 |
| 2016年3月 | 39 | 253 | 16.7 | 18.1 |
| 2017年3月 | 46 | 299 | 16.7 | 22.1 |
| 2018年3月 | 48 | 322 | 14.8 | 24.6 |
| 2019年3月 | 44 | 361 | 12.9 | 17.1 |
| 2020年3月 | 18 | 379 | 4.8 | 22.7 |
| 2021年3月 | 21 | 390 | 5.5 | 30.6 |
| 2022年3月 | 12 | 401 | 3.0 | 36.7 |
| 2023年3月 | 15 | 417 | 3.6 | 23.9 |
| 2024年3月 | −178 | 239 | — | — |
| 2025年3月 | 32 | 271 | 12.4 | 9.7 |
| 2026年3月 | 22 | 293 | 7.7 | 15.6 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
12名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額60百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 茂木貴雄 | 代表取締役社長 | 54 | 1,749,200 |
| 青本真人 | 代表取締役副社長 | 55 | 45,000 |
| 小川勇樹 | 取締役 | 46 | 54,000 |
| 齋藤一紀 | 取締役 | 47 | 28,200 |
| 鈴木達 | 取締役 | 67 | — |
| 志賀文昭 | 取締役 | 76 | 100 |
| 秦齊雄 | 監査役(常勤) | 77 | 4,700 |
| 三井良克 | 監査役 | 82 | — |
| 畑下裕雄 | 監査役 | 53 | — |
| 常盤潤一郎 | 取締役(常勤監査等委員) | 68 | 3,700 |
| 勝沼依久 | 取締役(監査等委員) | 63 | — |
| 出澤秀二 | — | 69 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 46 | 46 | 9 |
| 社外監査役 | 3 | 8 | 8 | 3 |
| 社外取締役 | 2 | 6 | 6 | 3 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容5,675字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,711字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク6,921字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)9,955字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第25期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-18
- 半期報告書半期報告書-第25期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第24期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-23
- 半期報告書半期報告書-第24期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第23期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-20
- 四半期報告書四半期報告書-第23期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-06
- 四半期報告書四半期報告書-第23期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-09
- 四半期報告書四半期報告書-第23期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-04
- 有価証券報告書有価証券報告書-第22期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-23
- 四半期報告書四半期報告書-第22期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-03
- 四半期報告書四半期報告書-第22期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第22期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-05
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