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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,959.24+192ドル円158.93-1NASDAQ26,195.71+96S&P 5007,663.84+32SOX 指数11,328.43+409/2終値

サンユウ

SANYU CO.,LTD.5697 · Standard · 鉄鋼

鉄鋼メーカーから素材を調達し、自動車などに使われるみがき棒鋼と冷間圧造用鋼線を製造・加工する専門メーカー。

概要

サンユウは、1957年に大阪で創業したみがき棒鋼(磨光棒鋼)と冷間圧造用鋼線の専門メーカーである。主要原料を日本製鉄から調達し、自動車部品や産業機械向けに製品を供給する。1996年に大阪証券取引所第二部に上場し、2026年3月期の連結売上高は256億円、従業員数は301名(単体)である。

みがき棒鋼と冷間圧造用鋼線の二本柱

サンユウの事業は、みがき棒鋼部門と冷間圧造用鋼線部門の二つで構成される。みがき棒鋼は、表面を研磨して寸法精度や表面性状を高めた棒鋼で、自動車のシャフトや歯車、機械部品に用いられる。冷間圧造用鋼線は、冷間で塑性加工するボルトやナットの素材となる。2026年3月期の部門別売上高は、みがき棒鋼部門が164億6355万円(前期比5.9%増)、冷間圧造用鋼線部門が91億868万円(同2.4%増)であり、合計で255億7223万円に達した。売上総利益は35億4322万円、営業利益は8億8686万円である。

日本製鉄を主軸とする原料調達と販売網

原料の鋼材は、その他の関係会社である日本製鉄を主とする鉄鋼メーカー数社から商社経由で調達している。日本製鉄は2008年に第三者割当増資を引き受けるなど資本関係もあり、原料の安定確保と技術協力の基盤となっている。販売面では、日鉄物産が主要な販売先であり、2026年3月期の同社向け売上高は27億2915万円で総売上の10.7%を占める。この他、自動車部品メーカーやねじメーカーなどに直接販売も行っており、見込み生産と受注生産を組み合わせる。

子会社・関連会社によるグループ体制

サンユウは、連結子会社2社(大阪ミガキ、大同磨鋼材工業)と関連会社1社を有する。大阪ミガキはみがき棒鋼の製造・販売、大同磨鋼材工業は主に当社から購入したみがき棒鋼の切断等の加工を担う。かつては三和精密工業(現加工部)やサンユウ九州(現九州事業所)を子会社としていたが、2017年と2018年に吸収合併し、統合を進めた。2023年には㈱MIYAXの事業を継承し加工部に編入。グループ全体で原料調達から加工・販売までをカバーする体制を築いている。

収益の推移と目標指標

連結売上高は2013年3月期の144億円から増加傾向にあり、2024年3月期には240億円、2025年3月期244億円、2026年3月期は256億円に拡大した。純利益は同期間で0億円から5~7億円の範囲で推移し、2026年3月期は6億円を見込む。経営指標として売上高経常利益率(ROS)と自己資本比率を重視し、2026年度目標はROS 2.5%(実績は2026年3月期経常利益9億6638万円、売上高255億7223万円で約3.8%?注:目標と実績は異なる可能性)、自己資本比率52.6%を掲げている。自己資本比率は2026年3月期末で110億8246万円の純資産に対し総資産213億6415万円で約51.9%と、目標に近い水準にある。

業界の中での役割は鉄鋼サプライチェーンにおける二次加工(伸線・切削)専門事業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
256億円
営業利益
9億円
営業利益率
3.5%
純利益
6億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
みがき棒鋼部門165億円64.5%
冷間圧造用鋼線部門91億円35.5%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01みがき棒鋼主力

鉄鋼メーカーから材料を調達し、みがき棒鋼を製造・販売。センタレス加工や旋盤加工・寸法切りなどの精密機械加工も提供。子会社の大同磨鋼材工業が切断加工を担う。

主要顧客日本製鉄

主な製品・サービス2
みがき棒鋼
熱間圧延材を表面研削・引き抜きなどで仕上げた鋼棒。寸法精度と表面品質が高く、機械部品や自動車部品などに使用。
精密機械加工(センタレス・旋盤・寸法切)
センタレスグラインダによる表面研削、旋盤加工、指定寸法への切断加工を提供し、顧客の要求に応じた高精度な部品を供給。

02冷間圧造用鋼線主力

鉄鋼メーカーから材料を調達し、冷間圧造用鋼線を製造・販売。主にボルトやナットなどの冷間鍛造部品の素材として自動車産業などに供給。

主な製品・サービス1
冷間圧造用鋼線
冷間鍛造に適した鋼線。均質な組織と表面性状を持ち、ボルト・ナットなど高強度部品の製造に使用。

製品と技術

みがき棒鋼:表面品質と寸法精度を高めた棒鋼

みがき棒鋼は、熱間圧延された棒鋼の表面を研削・研磨して酸化被膜や疵(きず)を除去し、平滑な表面と高い寸法精度を実現した製品である。サンユウは、この工程でセンタレスグラインダを用いたセンタレス加工を主要技術とする。これにより、自動車の駆動系部品(シャフト、ギア)や油圧機器、軸受など、高い信頼性が要求される部品の素材となる。2026年3月期の生産実績(製造原価ベース)は106億5310万円で、前年比6.7%増加した。

冷間圧造用鋼線:ボルト・ナットの素材を供給

冷間圧造用鋼線は、冷間鍛造(圧造)によりボルト、ナット、その他の締結部品に成形される鋼線である。サンユウは、日本製鉄から調達した線材を伸線・焼鈍・表面処理して所定の品質に仕上げる。自動車の足回りやエンジン周りなど、強度と加工性のバランスが求められる用途に使われる。同事門の2026年3月期生産実績は83億8496万円(前期比1.9%増)であり、受注高は90億7684万円、受注残高は1億3094万円である。

精密機械加工:顧客要求に応じた三次加工

サンユウは、みがき棒鋼の素材をさらに顧客の仕様に合わせて精密機械加工する部門(加工部)を持つ。センタレス研削に加え、旋盤加工や寸法切断などの工程を手掛ける。かつての子会社三和精密工業やMIYAXの事業を統合し、本社工場内で一貫加工が可能である。これにより、単なる素材供給から、最終部品に近い形状での出荷が可能となり、顧客の工程削減に貢献している。加工部はグループ内の連携を生かし、多品種少量生産にも対応する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

鉄鋼のなかでの位置

中小鉄鋼、低収益・改善期待

当社は鉄鋼セクターの中堅企業で、売上高240~256億円。2025/3期営業利益率2.87%と低水準だが、2026/3期は3.52%へ微増見込み。同業の日本製鉄、神戸製鋼所など大手と競合するが、規模が小さく価格競争に晒されやすい。コスト削減や製品差別化などにより収益改善を図る必要がある。

強み

  • 売上高は2024→2026年度で240億円→256億円と増加見込み。
  • 営業利益率が2.87%から3.52%へ微増。
  • 地域に根差した営業基盤を持つ可能性。
  • 特定の鉄鋼製品に特化している可能性。

課題

  • 営業利益率3%程度と低く、大手に劣る。
  • 大手と比べ生産コストや販売力で劣る。
  • 汎用品が主体なら価格競争に巻き込まれるリスク。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

鉄鋼の時価総額近傍。太字がサンユウ

時価総額で並べると、掲載10社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
15695パウダーテック89億円21.5倍
25542新報国マテリアル66億円13.2倍
35491日本金属62億円28.1倍
45699イボキン55億円7.5倍
55612日本鋳鉄管53億円56.7倍
65697サンユウ50億円8.2倍
75609日本鋳造44億円3275.0倍
85603虹技44億円9.2倍
95446北越メタル44億円
105458高砂鐵工41億円11.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 23件

三友シャフト工業として創業した1957年

1957年1月、大阪市西区九条中通において、みがき棒鋼の製造・販売を目的に三友シャフト工業株式会社が設立された。同時に東大阪市新家に工場を新設。創業当時から磨き棒鋼の専業メーカーとして出発し、後の事業基盤を築いた。当初の工場は東大阪であったが、その後枚方市への移転を計画する。

枚方工場への集約と本社移転(1966~1969年)

1966年12月、大阪府枚方市大字春日860番地に枚方工場を建設し第一期工事が完了。1969年7月には第二期工事が完成し、東大阪市の工場から機械設備を枚方工場へ移設した。これに伴い本社も枚方市の工場敷地内に移転。現在に至る本社・本社工場の所在地が確定した。この時期に生産拠点を集約し、操業効率の向上を図った。

吸収合併と商号変更で現在の社名に(1991年)

1991年5月、八尾精鋼株式会社を吸収合併し、同時に商号を株式会社サンユウに変更した。八尾精鋼は八尾事業所として存続し、みがき棒鋼の加工拠点となった。同年11月には第三者割当増資(12億7330万円)を実施して資本を強化。1992年には三和精密工業を100%子会社化し、加工部門の拡充を進めた。これらの再編により、社名と事業体制が現在の姿に近づいた。

大阪証券取引所第二部上場(1996年)

1996年12月、大阪証券取引所市場第二部に株式を上場した。これにより資金調達の道が広がり、企業としての知名度も向上。上場後の2001年にはISO9001、2006年にはISO14001の認証を取得し、品質管理と環境管理の国際標準に対応した。2008年には新日本製鐵(現日本製鉄)に対する第三者割当増資(9億7017万円)を実施し、原料調達先との資本関係を強固にした。

室蘭工場の開設と閉鎖、九州子会社の設立(2008~2009年)

2008年8月、新日本製鐵室蘭製鐵所の構内に室蘭工場を新設した。しかし操業は短期間で、2009年7月には閉鎖された。同じ2008年8月には熊本県菊池市に100%出資子会社の株式会社サンユウ九州(後の九州事業所)を設立。九州での生産拠点として機能したが、2017年4月に吸収合併され、九州事業所として本社直轄となった。室蘭の撤退と九州への展開は、需要地に応じた生産配置の試行錯誤を示す。

M&Aによるグループ拡大と統一(2011~2023年)

2011年4月、大同磨鋼材工業の全株式を取得し100%子会社化。同社はみがき棒鋼の切断加工を担っている。2018年4月には三和精密工業を吸収合併し加工部に統合。同年11月には大阪ミガキの株式の過半数を取得し子会社化した。2023年10月には㈱MIYAXの事業を継承し加工部に編入。これらの一連のM&Aと統合により、グループ内の製造・加工機能を集約し、連携強化を図ってきた。

東証スタンダード市場への移行(2022年)

2013年7月に東京証券取引所市場第二部に上場した後、2022年4月の市場区分見直しに伴いスタンダード市場に移行した。これにより上場市場が整理され、現在に至る。2025年3月には「おおさか気候変動対策賞 特別賞」を受賞し、環境への取り組みも評価されている。創業から60年以上を経て、みがき棒鋼・冷間圧造用鋼線の専門メーカーとして安定した事業基盤を築いている。

年表23件を開く

1950年代

  • 1957年1月大阪府大阪市西区九条中通一丁目105番地に、みがき棒鋼の製造・販売を目的として、三友シャフト工業㈱を設立。東大阪市新家62番地に工場を新設。

1960年代

  • 1966年12月大阪府枚方市大字春日860番地に枚方工場建設、第一期工事完成。
  • 1969年7月枚方工場第二期工事完成。東大阪市の工場から機械設備を枚方工場に移設。本社を枚方市大字春日860番地に移転。

1970年代

  • 1972年5月みがき棒鋼の精密機械加工専門工場として、サンパック興業㈱(現 加工部)を当社役員等の出資により設立。

1990年代

  • 1990年12月新日本製鐵㈱(現 日本製鉄㈱)室蘭製鐵所構内に、室蘭工場を新設。
  • 1991年5月M&A八尾精鋼㈱を吸収合併(現 八尾事業所)し、㈱サンユウに商号変更。
  • 1991年11月第三者割当増資(1,273,300千円)を実施。
  • 1992年2月三和精密工業㈱(現 加工部)を当社100%出資の子会社とする。
  • 1992年3月本社社屋を本社工場内に新築。
  • 1996年12月上場大阪証券取引所市場第二部に株式を上場。

2000年代

  • 2001年12月ISO9001の認証を取得。
  • 2006年6月ISO14001の認証を取得。
  • 2008年8月新日本製鐵㈱(現 日本製鉄㈱)に第三者割当増資(970,175千円)を実施。
  • 2008年8月熊本県菊池市に当社100%出資子会社の㈱サンユウ九州(現 九州事業所)を設立。
  • 2009年7月室蘭工場を閉鎖。

2010年代

  • 2011年4月大同磨鋼材工業㈱の全株式を取得(当社100%出資子会社)。
  • 2013年7月上場東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 2017年4月M&A当社100%出資子会社の㈱サンユウ九州(現 九州事業所)を吸収合併。
  • 2018年4月M&A当社100%出資子会社の三和精密工業㈱(現 加工部)を吸収合併。
  • 2018年11月大阪ミガキ㈱の株式の過半数を取得し、当社の子会社とする。

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行。
  • 2023年10月㈱MIYAX(現 加工部)の事業を継承。
  • 2025年3月おおさか気候変動対策賞 特別賞受賞。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高経常利益率(ROS)2025年度まで2.5%
  • 売上高経常利益率(ROS)2026年度まで3.8%
  • 自己資本比率2025年度まで52.6%
  • 自己資本比率2026年度まで50.4%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    販売数量のシェアアップと高付加価値化

    みがき棒鋼・冷間圧造用鋼線の拡販と高付加価値化を推進し、三次加工分野へ積極展開する。必要に応じて同業他社と技術提携や販売・製造協力を行い、業容拡大を図る。

  2. 02

    継続的設備投資による生産性・品質向上

    毎期、効果的な設備投資を継続実施する。次期は総額14億円を予定しており、生産性と品質の更なる向上を目指す。

  3. 03

    CSRと内部統制・コンプライアンスの強化

    ISO9001・ISO14001に基づく企業経営を実践し、内部統制・コンプライアンス体制を整備・徹底する。リスク管理を徹底し、社会と共生する信頼される企業を目指す。

  4. 04

    連結経営の強化とグループ連携

    グループ会社間の連携を強化し、経営資源を有効活用する。営業面では共同で新規需要家を開拓するなど、利益最大化を追求する。

  5. 05

    海外戦略の推進(合弁事業への参加)

    自動車メーカーの海外生産シフトに対応するため、日本製鉄主体の合弁会社を通じて中国・タイで現地日系自動車部品メーカーの多様で高度なニーズに応える。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で301人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は616万円で、9期前と比べて+11.5%平均年齢は40.2歳、平均勤続年数は16.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月237
2018年3月243
2019年3月55337.213.5301
2020年3月55638.213.4308
2021年3月52039.014.0303
2022年3月53839.615.1296
2023年3月65540.115.6291
2024年3月54340.015.1306
2025年3月58639.415.6301233
2026年3月61640.216.1301299

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は256億円営業利益9億円前期と比べると増収増益で、売上が+4.9%、利益が+28.6%。

売上高
+4.9%
256億円
営業利益
+28.6%
9億円
純利益
+20.0%
6億円
営業利益率
3.5%
前期比 +0.6%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高265億円256億円
営業利益9億円9億円
純利益6億円6億円
1株あたり配当¥30¥30

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は68億円、営業利益は4億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+13.3%、営業利益は+33.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q620
2024年1Q6035.02
2024年2Q5911.71
2024年3Q6423.11
2024年4Q570
2025年2Q12032.52
2025年4Q12443.23
2026年2Q12743.13
2026年4Q12953.93
2027年1Q6845.93

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は144億円から256億円へ1.8倍に増えた。直近期の営業利益率は3.5%。売上は5期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所市場第二部に上場。
2013年3月14410
2014年3月15721
2015年3月16232
2016年3月15432
当社100%出資子会社の㈱サンユウ九州(現 九州事業所)を吸収合併。
2017年3月15432
当社100%出資子会社の三和精密工業㈱(現 加工部)を吸収合併。
2018年3月17254
2019年3月19674
2020年3月20442
2021年3月17141
2022年3月211127
2023年3月239106
2024年3月24074
2025年3月244772.95
2026年3月2569103.56

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高256億円のうち、営業利益として残るのは9億円3.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は6億円、売上の2.3%にあたる。営業利益率は業種中央値5.0%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金86.3%221億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金10.5%27億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.5%9億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
13.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.5pt
3.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.4pt
2.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.1pt
6.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが31億円、投資CFが−6億円で、差し引きのフリーCFは25億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は47億円で、売上の2.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月2−1−2114
2014年3月6−2−6411
2015年3月10−3−8711
2016年3月7−3−649
2017年3月12−3−6911
2018年3月9−6−4311
2019年3月8−47422
2020年3月5−4−7116
2021年3月20−221836
2022年3月3−2−7130
2023年3月7−9−1−226
2024年3月10−3−4729
2025年3月14−5−7931
2026年3月31−6−92547

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は214億円。このうち返さなくてよい自己資本が111億円で、自己資本比率は48.4%(業種中央値60.7%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月150678344.7
2014年3月149688145.5
2015年3月147707747.2
2016年3月139716851.1
2017年3月139736652.3
2018年3月145776853.0
2019年3月186889843.1
2020年3月164877749.3
2021年3月173888547.2
2022年3月184958947.6
2023年3月1951009547.3
2024年3月1951029348.2
2025年3月1931058751.1
2026年3月21411110348.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
47億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
74億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
27億円
在庫として抱えている分
負債合計
103億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
69
/ 100
安定性自己資本比率32 / 40
収益力営業利益率7 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

鉄鋼 38社との比較

同じ鉄鋼の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率38社中2位あたり、逆に低いのは自己資本比率38社中30位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.1%/中央値 5.0%
P25 2.6%P75 7.3%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
3.5%/中央値 5.0%
P25 2.6%P75 6.7%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
48.4%/中央値 60.7%
P25 52.5%P75 76.0%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
4.9%/中央値 -4.1%
P25 -8.9%P75 -0.1%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.6%/中央値 3.3%
P25 2.4%P75 3.9%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥828で、1年前と比べて+45.5%過去52週の値幅のなかでは83%の位置にある。

¥828+0.0%1ヶ月+5.3%1年+45.5%時価総額50億円
過去52週の値幅
安値¥571高値¥879

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)8.2倍
PER (会社予想)8.1倍
PBR0.48倍
配当利回り3.62%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

1ヶ月で12.61%上昇し、8月4日に786円(+5.22%)と急伸。これは52週高値879円に接近する水準で、年初来では59.05%のリターン。25日線(720.68円)を約9%上回り、75日線(699.43円)との乖離も拡大。出来高は8月4日に31,500株と前日比約12倍に膨らみ、機関投資家の参入が示唆される。ただしRSIは84.16と深刻な過熱状態で、短期的な反落には注意が必要。上昇は鉄鋼セクターの需給引き締まりが主因。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)

PER 7.52倍、PBR 0.47倍と同業界平均(PER 113.93倍、PBR 0.73倍)を大きく下回る。配当利回り3.75%は平均3.25%を上回る。ROE 6.1%と資本効率は低いが、予想PER 7.8倍と株価は引き続き割安感が強い。一方で売上高は緩やかな成長にとどまり、配当性向39.2%と配当の伸びは限定的。

指標この会社業種平均
PER (実績)8.2倍114.6倍
PER (予想)8.1倍
PBR0.48倍0.75倍
ROE6.1%5.2%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、建設需要の回復による鋼材価格の上昇が業績を押し上げるか、という点にある。強気派は、公共投資や再開発需要の増加で鋼材需給が逼迫し、販売価格が改善すると見る。一方で弱気派は、中国経済の減速によるスクラップ価格の下落や、国内建設投資の頭打ちで、価格競争が激化する可能性を懸念する。また、PBR0.47倍と低評価ながら、株価は1年で59.6%上昇しており、出遅れ感のある大型株への物色の波及や、株主還元の強化期待もある。今後の業績は、市況次第の面が強く、両論の対立は需給バランスの見通しに集約される。

プラスに働く材料7
  • 建設需要の回復

    公共投資や再開発で鋼材需要が増加し、販売量・価格が上振れ余地。

  • 低バリュエーション

    PBR0.47倍、PER7.5倍と割安で、業績改善で見直し余地大。

  • 還元の強化

    配当利回り3.75%で、増配や自社株買いへの期待がある。

  • 今期は営業利益9億円・純利益6億円に増益通年影響

    売上高256億円、営業利益9億円、純利益6億円。前期から増収増益を継続

  • PBR0.47倍と解散価値の大幅割安継続影響

    PBR0.4684倍。株価が1株純資産の約47%と低く、資産価値からの下支え

  • 配当利回り3.75%と高水準継続影響

    配当利回り3.75%と相対的に高く、株主還元が株価の下支えになる

  • 予想PER7.8倍と低評価決算発表後影響

    予想PER7.8倍、実績PER7.52倍。一桁の株価収益率で割安感が強い

マイナスに働く材料7
  • 市況変動リスク

    鋼材価格とスクラップ価格の差で利益が変動し、市況悪化で減益。

  • 需要の頭打ち

    国内建設投資は人口減で長期的に縮小し、需要が伸び悩む。

  • 中国の影響

    中国の鉄鋼輸出増で国内価格が圧迫される可能性がある。

  • 営業利益率3.52%と薄利な体質継続影響

    売上高256億円に対し営業利益9億円、利益率3.52%。市況変動で利益が大きくぶれる

  • 売上高の伸びが前期比約5%に鈍化通年影響

    売上高256億円と前期244億円から約5%増。成長率が低く株価の上昇期待は続きにくい

  • 株価が1年で59.6%上昇し高値警戒不定影響

    株価は1年間で59.61%上昇。短期的な利益確定売りが出やすい水準

  • 外国株主比率4.44%と需給細り継続影響

    外国株主比率4.44%と低く、機関投資家の参入が限られ流動性が低い

次の決算で確かめる点
鋼材販売量
需要動向を直接反映する主要な業績指標。
鋼材販売単価
市況改善による利益拡大の度合いを測る。
スクラップ価格
原料費の変動がコストと利益率に影響する。
建設投資動向
主要市場の需要を左右するマクロ指標。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり30で、前期から+36.4%いまの株価に対する利回りは3.62%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥30
1株あたり
配当利回り
3.62%
いまの株価に対して
配当性向
39.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月721.9
2018年3月928.613.5
2019年3月1566.717.5
2020年3月8−46.739.5
2021年3月5−37.549.2
2022年3月33560.043.8
2023年3月32−3.040.4
2024年3月19−40.633.2
2025年3月2215.841.2
2026年3月3036.439.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥30

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ2,705人。区分でいちばん多いのは事業法人47.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が48.1%を占め、残る51.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人53.250.450.350.450.547.6
個人・その他39.638.540.342.042.545.2
外国法人1.23.12.53.63.44.4
証券会社2.44.84.12.73.02.2
自己株式0.80.80.80.80.80.8
金融機関3.63.02.50.90.50.5
外国人個人0.00.20.30.40.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本製鉄株式会社33.41
02伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社7.42
03村岡克彦5.07
04日鉄物産株式会社4.10
05サンユウ従業員持株会3.15
06永田麻里3.07
07小川由晃2.92
08柏木伸夫2.22
09INTERACTIVE BROKERSLLC (常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)2.12
10高島庄二郎1.48

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+5064%、1株純資産は14期で+52%。直近期のROEは6.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月21,1230.2158.212.8
2014年3月171,1341.518.134.0
2015年3月331,1622.810.723.4
2016年3月291,1782.510.8
2017年3月321,2052.711.021.9
2018年3月691,2685.68.513.5
2019年3月701,3285.47.117.5
2020年3月261,3372.011.539.5
2021年3月191,3481.421.449.2
2022年3月1111,4537.95.743.8
2023年3月1071,5277.26.240.4
2024年3月641,5594.18.933.2
2025年3月751,6314.76.741.2
2026年3月1011,7106.16.839.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額94百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
喜多章代表取締役社長632,000
荒木克典取締役総務企画部長59
清家徹取締役財務部長63
伊豆大助取締役八尾事業所長59
清水良寛取締役52
若林嘉幸取締役70
生方徹常勤監査役65
藤田典明監査役71
宮澤彰監査役52
飯田健一取締役63
髙淳一常勤監査役55

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)456227719
社外取締役417174

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容624字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社、及び当社の関係会社)は、当社、子会社2社、及び関連会社1社並びにその他の関係会社1社で構成されており、その主な事業は、みがき棒鋼、及び冷間圧造用鋼線の製造並びに販売業、みがき棒鋼の精密機械加工並びに販売業であります。 当社グループの事業内容、及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 なお、セグメント情報を記載していないため、事業部門別に記載しております。 (1)みがき棒鋼部門 当社、及び子会社である大阪ミガキ㈱は、材料をその他の関係会社である日本製鉄㈱を主とする鉄鋼メーカー数社から商社等を経由して調達しており、みがき棒鋼を製造・販売しております。また、そのうち一部については、当社加工部でセンタレス・旋盤・寸法切等の精密機械加工とその販売を行っております。 子会社の大同磨鋼材工業㈱は、主に、当社から購入したみがき棒鋼の切断等の加工とその販売を行っております。 (2)冷間圧造用鋼線部門 当社は、材料を日本製鉄㈱を主とする鉄鋼メーカー数社から商社等を経由して調達しており、冷間圧造用鋼線を製造・販売しております。 当社は、大同磨鋼材工業㈱に対して一部建物を賃貸しております。 (注)センタレス加工:研削砥石(センタレスグラインダ)で表面研削を行い、きず、脱炭等を除去し表面品質を向上させる加工。 [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,357字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境、及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、創立以来、当社製品のみがき棒鋼・冷間圧造用鋼線についてお客様のあらゆるニーズに応えられるメーカーを目指して、「誠実」をモットーに技術力を高め、生産設備、及び販売・物流体制を充実してまいりました。 これからも当社グループは、取引先はもちろんのこと株主をはじめとするあらゆるステークホルダーを尊重する方針のもと、事業展開を行う所存であります。 (a)取引先に対しましては、「クオリティー ファーストの追求」を品質方針に掲げ、全社をあげて品質向上に取り組み、豊富な在庫量と即納体制で多様化するニーズに対応できる製・販体制の構築を目指してまいります。 (b)株主に対しましては、高い成長力、高い収益力、活力あふれる企業を目指すことにより、競争力のある企業体質の確立と適切な利益配当を通じ、株主の信頼と期待に応えられるよう努めてまいります。 (c)当社グループで働く従業員に対しましては、グループの連携を強化し経営資源を有効に活用することにより収益の最大化を図り、従業員へ福利厚生面での還元を行うとともに、働くことを通して自己実現と社会への貢献ができるような会社であり続けるよう努めてまいります。 (d)地域住民の方々に対しましては、企業の社会的責任(CSR)をこれまで以上に果たしながら、ISO9001:2015、ISO14001:2015に基づく企業経営を行い、内部統制及びコンプライアンス体制を強化し、リスク管理の徹底を図ることにより、社会と共生し信頼される企業を目指してまいります。 (2)経営戦略等 当社グループは、企業の社会的責任(CSR)をこれまで以上に果たしながら、価格競争激化や景況感に陰りが生じる局面においても、耐え得る競争力のある企業体質の確立に努めてまいります。 その施策は次のとおりです。 ① 販売数量のシェアアップ みがき棒鋼、及び冷間圧造用鋼線両分野での拡販、及び製品の高付加価値化を推し進めることに加え、製品の三次加工分野への積極的展開を図り、また、必要に応じ同業他社との技術提携、及び販売、製造の協力により業容の拡大を目指してまいります。 ② 継続的設備投資の実施 当社グループは、毎期、継続して効果的な設備投資を実施しております。当期の設備投資額は656,373千円であります。なお、次期の設備投資の総額は1,400,000千円を予定しております。今後とも、生産性、及び品質の向上を更に推し進めてまいります。 ③ 社会的責任(CSR)の強化 ISO9001:2015、ISO14001:2015に基づく企業経営をはじめ、内部統制体制の整備と徹底、コンプライアンス体制の強化、リスク管理の徹底を図り、社会と共生し信頼される企業を目指してまいります。 ④ 連結経営の強化 グループの連携強化については、経営資源を有効に活用するとともに、営業面ではグループ会社が共同し、新規需要家を開拓するなど、最大限の利益を追求することに努めてまいります。 ⑤ 海外戦略の取り組み 当社グループの主要需要家である自動車メーカーは、海外生産シフトを加速しており、当社グループとしては、中国及びタイ国に設立された日本製鉄㈱を主体とする合弁会社への参加を通じて、海外における現地日系自動車部品メーカーの多様で高度なニーズにも対応してまいります。 (3)経営環境、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 わが国経済の今後の見通しにつきましては、更なる労務費・諸物価の上昇等の懸念があり、楽観視できない状況が継続している中で、中東情勢に伴う原油・ナフサの調達不安に起因した諸資材の高騰、及び調達の困難化といった収益・生産面への影響が憂慮される状況と認識しています。 当業界につきましても、今後の動向を慎重に見極めていくことと、変化への備えが何よりも重要であると考えております。 このような経営環境下、当社グループにおきましては、鋼材値上げ分の製品価格への転嫁はもとより、労務費他の諸コスト上昇に対して持続可能な加工賃を確保すべく是正を進めつつ、保有する生産設備の効率的且つ最適な稼働を図るなどグループ間・事業所間の連携をこれまでにも増して一層強化することにより、グループ内経営資源を有効に活用する等の施策により、連結収益の最大化を追求する所存であります。 また、コーポレート・ガバナンスの充実を図ることが、当社グループ経営上の重要課題であると位置付けており、その徹底を図るため、内部統制・監査室を中心に内部統制についてより一層の整備に取り組んでまいります。また、全ての法令・社内規程の遵守や企業人・社会人として求められる価値観や倫理観に基づく行動を徹底するため、今後とも全社ベースでのコンプライアンス意識の徹底を図るとともに、内部監査機能の充実、社内管理体制の強化に取り組んでまいります。 (4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、顧客指向の立場で収益性の高い事業展開を目指し、また、株主への安定的な利益配当を基本方針としております。そのため、売上高経常利益率、自己資本比率といった収益性・安全性に関する経営指標を重視した事業運営に留意しております。 2025年度目標       2026年度目標 売上高経常利益率(ROS)   2.5%       3.8% 自己資本比率   52.6%       50.4%
事業等のリスク2,324字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績、及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)業績が自動車の生産動向に影響を受けること 当社グループは、みがき棒鋼、及び冷間圧造用鋼線の製造・販売を主たる事業としておりますが、その主たる需要家は自動車関連業界であります。 米国関税政策等による足下の需要の変動に加えて、自動車関連業界各社の海外生産移管の強化や国内外拠点での部品・鋼材の海外調達の増加などの基調に変化はないと考えており、将来的には当該業界における当社グループ製品の需要縮小が懸念されるところであります。 また、今後、海外経済や為替の動向の激変により自動車業界の活動水準や調達方針に大きな変動が生じた場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループとしては、車体メーカー向けの販売と部品ベンダー向けの紐付き需要を的確に捕捉するように販売力を強化するとともに、必要に応じて海外拠点の構築を検討していきます。 (2)鋼材価格の大幅な変動 鉄鋼原料価格の大幅な変動は、鉄鋼メーカーの鋼材価格に反映され、当社グループの売上原価に大きな影響を与えます。 鋼材値上げ時において原価上昇分の顧客に対する販売価格転嫁が十分でない場合、また、鋼材値下げ時において在庫簿価の高い製品・材料の払出しが続く場合はいずれも利益率が低下し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループとしては、原価上昇分の販売価格転嫁をご理解頂けるよう顧客に対するきめ細かな営業活動に注力いたします。 (3)製造コスト変動にかかるリスク エネルギーコストの高騰により、今後、更に電力料金等のエネルギーコストの上昇やそれを起点とする副資材コストの上昇、賃上げによる労務費、及び物流を含む外注コストが上昇する場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループとしては、JK活動等による更なるコスト削減策の実施やグループ内での最適化生産等を通じてコスト削減を図るとともに、加工賃改定に努めてまいります。 (4)競合等の影響について 当社グループは、主として関西以西を販売拠点としており、同エリアのみがき棒鋼、及び冷間圧造用鋼線の競合先は17社あります。景気の後退局面において競合関係が激化した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループとしては、協力会社との情報交換を密にし新規取引先や新規案件の開拓に注力するとともに、M&A等によるシェア確保に努めてまいります。 (5)退職給付費用について 当社グループの退職給付債務は、期末自己都合要支給額、及び年金資産の時価等に基づいて算出されますが、年金資産の運用利回りの悪化は退職給付費用の増大に繁がり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループとしては、年金資産の運用利回り悪化の影響を軽減するため、よりリスクの低いリスク・コントロール型バランスファンドで運用しております。 (6)人材の確保及び育成について 当社グループは、優れた人材の採用、及び育成を最重要課題の一つとして認識し、能力向上のための教育の実施、及び外部研修支援制度の拡充を図るとともに、能力主義を基本とした人事考課を実施しております。 しかしながら、これらの施策がうまく機能せず、当社グループの求める人材の確保・育成が計画通り行えない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループとしては、外部講師による社内講習会や積極的な外部研修を実施するとともに、当社グループが求める必要な人材の確保に努めてまいります。 (7)製品品質について 当社グループは、製品の品質を重視しており、ISO9001:2015の認証取得など品質管理・品質保証体制を整備しております。 しかしながら、当社グループの生産した製品に起因する損害が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループとしては、製造・検査等による作業マニュアルの整備、及び適切な運用により、製品トラブルの発生リスクを低減させ、また、製造物賠償責任保険を付与し損害の低減を図っております。 (8)地震等自然災害について 当社グループは、製造設備の停止による事業活動のマイナス要因を最小限にとどめるため、全ての生産設備において定期的な設備点検を行っております。 しかしながら、関西以西を震源地とする大地震が発生した場合には、人的被害や製造設備の倒壊等に伴う生産活動の中断により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループとしては、災害発生後すみやかに緊急対策本部の設置・運用できる体制を構築し、また、年1回避難訓練等を実施しております。また、各耐震補強工事を実施し設備の損害リスクの低減を図っております。 (9)固定資産の減損会計について 当社グループが保有している固定資産について、営業損益が継続してマイナスになるなど、減損の兆候があると判断された場合には、将来の回収可能性を見積り、減損損失の認識の要否を判断し、資産グループから生じる将来キャッシュ・フロー総額が固定資産の帳簿価額を下回っている場合には、固定資産の減損損失が発生し連結経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,255字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態の状況 前連結会計年度末に比べ、流動資産は1,811,673千円増加し15,608,692千円、固定資産は256,045千円増加し5,755,459千円、資産合計は2,067,719千円増加し21,364,152千円となりました。 また、流動負債は1,694,540千円増加し9,863,276千円、固定負債は162,561千円減少し418,411千円、負債合計は1,531,979千円増加し10,281,688千円となりました。 純資産は前連結会計年度末に比べ535,739千円増加し11,082,463千円となりました。 ②経営成績の状況 当連結会計年度の売上高は25,572,238千円(前期比4.6%増)、売上総利益は3,543,220千円(前期比9.1%増)となりました。営業利益は886,860千円(前期比32.6%増)、経常利益は966,387千円(前期比33.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は611,832千円(前期比35.7%増)となりました。 セグメント情報を記載していないため、事業部門別の経営成績を示すと次のとおりであります。 まず、みがき棒鋼部門におきましては、売上高は16,463,550千円(前期比5.9%増)となりました。 次に、冷間圧造用鋼線部門におきましては、売上高は9,108,688千円(前期比2.4%増)となりました。 ③キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、4,700,030千円となり、前連結会計年度末に比べ1,570,969千円増加いたしました。 当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動の結果得られた資金は3,116,138千円(前年同期は1,417,700千円の獲得)となりました。これは主に、棚卸資産の増加437,245千円、法人税等の支払額275,122千円等で資金が減少した一方、税金等調整前当期純利益966,524千円の計上、仕入債務の増加2,258,706千円及び減価償却費418,811千円等により資金が増加したためであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は605,875千円(前年同期は522,014千円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出576,633千円、無形固定資産の取得による支出50,789千円により資金が減少したためであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は939,293千円(前年同期は684,711千円の使用)となりました。これは主に、短期借入金の純減額590,000千円、長期借入金の返済による支出172,216千円、配当金の支払額133,270千円等により資金が減少したためであります。 ④生産、受注及び販売の実績 当社グループは、みがき棒鋼及び冷間圧造用鋼線事業の単一セグメントでありますので、セグメント情報に代えて事業部門別情報を記載いたします。 a.生産実績 当連結会計年度の生産実績を事業部門ごとに示すと、次のとおりであります。 事業部門の名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年比(%) みがき棒鋼及び冷間圧造用鋼線事業 みがき棒鋼部門   10,653,109   6.7 冷間圧造用鋼線部門   8,384,962   1.9 合 計(千円)   19,038,072   4.6 (注)金額は製造原価により表示しております。 b.商品仕入実績 当連結会計年度の商品仕入実績を事業部門ごとに示すと、次のとおりであります。 事業部門の名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年比(%) みがき棒鋼及び冷間圧造用鋼線事業 みがき棒鋼部門   2,967,723   △4.9 冷間圧造用鋼線部門   1,112   △43.2 合 計(千円)   2,968,835   △4.9 (注)金額は仕入金額により表示しております。 c.受注状況 当連結会計年度の受注状況を示すと、次のとおりであります。 事業部門の名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 受注高 (千円)   前年比(%)   受注残高 (千円)   前年比(%) みがき棒鋼及び冷間圧造用鋼線事業 冷間圧造用鋼線部門   9,076,841   2.2   130,943   △20.9 合 計   9,076,841   2.2   130,943   △20.9 (注)1.みがき棒鋼部門は、見込み生産をしておりますので記載しておりません。 2.金額は、販売金額によっております。 d.販売実績 当連結会計年度の販売実績を事業部門ごとに示すと、次のとおりであります。 事業部門の名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年比(%) みがき棒鋼及び冷間圧造用鋼線事業 みがき棒鋼部門   16,463,550   5.9 冷間圧造用鋼線部門   9,108,688   2.4 合 計(千円)   25,572,238   4.6 (注)最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績、及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自  2024年4月1日 至  2025年3月31日)   当連結会計年度 (自  2025年4月1日 至  2026年3月31日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 日鉄物産株式会社   2,847,189   11.6   2,729,159   10.7 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (財政状態の分析) a.流動資産 当連結会計年度末における流動資産の残高は15,608,692千円となり、前連結会計年度末比1,811,673千円増加いたしました。これは主に、受取手形が488,483千円減少いたしましたが、現金及び預金が1,570,969千円、電子記録債権が244,570千円、原材料及び貯蔵品が414,678千円それぞれ増加したことによるものであります。 b.固定資産 当連結会計年度末における固定資産の残高は5,755,459千円となり、前連結会計年度末比256,045千円増加いたしました。これは主に、建設仮勘定が21,130千円減少いたしましたが、建物及び構築物が222,979千円、投資有価証券が10,332千円、繰延税金資産が31,896千円それぞれ増加したことによるものであります。 なお、当連結会計年度における設備投資の総額は656,373千円であり、また、減価償却実施額は418,811千円であります。 c.流動負債 当連結会計年度末における流動負債の残高は9,863,276千円となり、前連結会計年度末比1,694,540千円増加いたしました。これは主に、短期借入金が590,000千円減少いたしましたが、支払手形及び買掛金が481,017千円、電子記録債務が1,752,154千円それぞれ増加したことによるものであります。 d.固定負債 当連結会計年度末における固定負債の残高は418,411千円となり、前連結会計年度末比162,561千円減少いたしました。これは主に、長期借入金が163,368千円減少したことによるものであります。 なお、有利子負債の残高は総額で1,127,919千円となり、前連結会計年度末比776,459千円減少いたしました。 e.純資産 当連結会計年度末における純資産の残高は11,082,463千円となり、前連結会計年度末比535,739千円増加いたしました。これは主に、利益剰余金が478,854千円増加したことによるものであります。 (経営成績の分析) 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要に支えられ、緩やかに回復いたしましたが、継続する物価上昇に加え、日中関係の緊張化や米国トランプ政権の関税政策、更には年度末の米国とイスラエルによるイランへの攻撃などの不安定な国際情勢による景気下振れリスクの高まりを受け、依然として厳しい状況が続きました。 わが国のみがき棒鋼、及び冷間圧造用鋼線業界(当業界)の主要需要分野である自動車業界におきましては、米国トランプ政権の関税政策の影響もあり、回復力の乏しい状況が続いておりましたが、下期には概ね回復基調となりました。また、建産機業界でも同様に下期には一部で回復基調となりました。その結果、2025年暦年における当業界の生産量は1,449千トンと前年に比し4千トン増加いたしました(前年比0.3%増)。 このような経営環境下、当社グループは全社を挙げて販売数量の確保、コスト削減、及び生産性の向上を推し進めるとともに、労務費・物流コスト等の上昇を吸収すべく24年7月以降に実施した加工賃是正のフル浸透、製品歩留りの改善、及びエネルギー原単位の削減等に努め、収益の確保に取り組みました。 これらの結果、販売数量は前年度に対して1.6%増加し、売上高は25,572,238千円(前期比4.6%増)と増収となりました。損益につきましても、人財確保に向けた賃金アップ等による影響があったものの、先述の加工賃是正に加え鋼材値上げによる製品販売価格改定のフル浸透、及びエネルギー原単位の削減等により、営業利益は886,860千円(同32.6%増)、経常利益は966,387千円(同33.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は611,832千円(同35.7%増)と増益となりました。 (経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等) 当連結会計年度における収益、財務体質の各目標とそれに対する実績は次のとおりです。 2025年度(実績)       2025年度(目標) 売上高経常利益率(ROS)   3.8%       2.5% 自己資本比率   48.4%       52.6% 当社グループは、主要需要家である自動車業界の生産活動が回復基調になったことや、建産機業界の需要も一部で回復の兆しが見えたことから、販売数量は前期比で増加し、また、人財確保に向けた賃金アップ等によるコストの増加があったものの、加工賃の是正や鋼材値上げに伴う製品販売価格改定のフル浸透、製品歩留まりの改善等により、売上高経常利益率は目標を上回りました。 なお、自己資本比率につきましては、仕入債務が大幅に増加したことから、自己資本比率は目標を下回りました。 株主還元につきましては、剰余金の配当は「連結配当性向年間30%」を目標としております。2025年度の連結配当性向は29.6%と目標をほぼ達成いたしました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a.キャッシュ・フローの分析 「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 b.キャッシュ・フロー指標のトレンド 第77期   第78期   第79期   第80期 2023年3月期   2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 自己資本比率(%)   47.3   48.2   51.1   48.4 時価ベースの自己資本比率(%)   20.7   17.5   15.6   19.6 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)   3.9   2.3   1.3   0.4 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   121.4   185.2   149.7   262.9 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い (注)1.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。 2.株式時価総額は、期末株価終値(もしくは最終気配値)×期末発行済株式数(自己株式数を除く。)により算出しております。 3.キャッシュ・フローは営業キャッシュ・フローを使用しております。 4.有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 c.資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、材料の購入費用のほか、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資、子会社株式の取得等によるものであります。 当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。 短期運転資金は自己資金、及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましても、自己資金、及び金融機関からの借入を基本としております。 なお、当連結会計年度末における借入金、及びリース債務を含む有利子負債の残高は1,127,919千円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は4,700,030千円となっております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。重要な会計方針については、本報告書「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。連結財務諸表の作成にあたっては、会計上の見積りを行う必要があり、貸倒引当金、賞与引当金等の各引当金の計上、繰延税金資産の回収可能性の判断、減損の兆候の判定等について、過去の実績や他の合理的な方法により見積りを行っております。ただし、見積り特有の不確実性が存在するため、実際の結果はこれら見積りと異なる可能性があります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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