概要
新報国マテリアルは、埼玉県川越市に本社を置く特殊合金素形材メーカーである。半導体やFPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置向けの低熱膨張合金鋳物(インバー合金)を主力とし、不動産賃貸事業も営む。2025年12月期の売上高は55億円、従業員数99名。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。
特殊合金と不動産賃貸の二軸事業
当社の事業は「特殊合金事業」と「不動産賃貸事業」の2セグメントから成る。特殊合金事業では、自社の鋳造工場および外注メーカーのネットワークを活用し、低熱膨張合金鋳物や高温高強度合金鋳物を製造・販売する。さらに、これらの素形材に機械加工や熱処理、鍛造・圧延を施した精密加工製品も手掛ける。不動産賃貸事業は、本社工場跡地などの賃貸を行っており、売上高は毎年約1.5億円で安定している。
半導体・FPD産業への高い依存度
特殊合金事業の売上は、半導体およびFPD製造装置業界の設備投資動向に大きく左右される。2025年12月期の販売実績では、キヤノン向けが28.7%、ニコン向けが26.4%、日本製鉄向けが15.4%を占め、特定顧客への集中度が高い。AI向け半導体投資は増加したものの、汎用民生品向けウエハ関連が減少し、不二越機械工業向けは前年の17.4%から0.6%に急落した。
売上高の変動と収益性の推移
売上高は2012年12月期の31億円から増加を続け、2018年には62億円に達したが、2020年には40億円まで落ち込んだ。その後回復し、2023年には65億円でピークを迎えたが、2025年には55億円と減少した。経常利益は2025年に5.4億円、当期純利益は4.0億円であり、収益は半導体市況に連動して振幅する。自己資本比率は約75%と財務体質は堅調である。
業界の中での役割は特殊合金素材・精密加工部品サプライヤーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2016/12期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 特殊合金事業 | 52億円 | 96.3% | 8億円 | 15.4% |
| 不動産賃貸 事業 | 2億円 | 3.7% | 1億円 | 50.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01半導体・FPD製造装置主力
半導体及びFPD製造装置業界向けに低熱膨張合金鋳物を製造・販売。合金鋳物に機械加工や熱処理を施した精密加工部品も提供。装置の高精度化・熱安定性に寄与。
低熱膨張合金鋳物で独自の技術
- 低熱膨張合金鋳物
- 熱による寸法変化が小さい合金鋳物。半導体露光装置やFPD製造装置の部品に使用され、熱変形を抑える。
02鉄鋼準主力
鉄鋼業界向けに高温高強度合金鋳物を製造・販売。高温環境下での強度が求められる部品に使用。
- 高温高強度合金鋳物
- 高温下で強度を維持する合金鋳物。製鉄プロセス等で使用される部品に適す。
03不動産賃貸その他
本社工場跡地等の賃貸。特殊合金事業の副次的な収入源。
製品と技術
インバー合金を中心とする低熱膨張合金鋳物
当社の主力製品は、低熱膨張合金であるインバー合金(インバー材)の鋳物である。この材料は温度変化による寸法変化が極めて小さく、半導体露光装置やFPD製造装置の精密部品に不可欠である。当社は独自ブランド材を含む多様なインバー合金をラインナップし、半導体製造装置メーカー各社に供給している。また、鉄鋼業界向けには高温高強度合金鋳物も手掛ける。
鋳造から精密加工まで一貫対応する製造技術
当社は鋳造工程に加え、機械加工、熱処理、鍛造、圧延といった後工程を自社または外注ネットワークで担い、最終的な精密加工品まで提供する。具体的には、半導体及びFPD製造装置用部品や、棒材・ワイヤーなどの鍛圧製品がある。近年は金属3D積層造型技術への大型投資を進め、鋳造・3D・鍛造の3本柱で製造技術を確立する方針である。AIを活用した鋳造工程の省力化・自動化にも取り組む。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
鉄鋼のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 半導体・FPD製造装置低熱膨張合金鋳物で独自の技術
有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
特殊鋼の専門メーカー、規模は小型で収益安定
当社は特殊鋼(主に工具鋼・合金鋼)の専業メーカーで、売上高62億円(2024/12)と業界内で小規模。日本製鉄やJFEホールディングスなどの大手高炉メーカーとは異なり、特定用途向けの高付加価値鋼材に特化。競合の合同製鐵も特殊鋼を手掛けるが、当社はさらにニッチな品種に集中。受注生産型で景気変動の影響を受けやすく、24年は減収減益。技術力で差別化する一方、規模の小ささからコスト競争力に課題。
強み
- 工具鋼・合金鋼など高付加価値品種に強み。
- 営業利益率9%超を維持、競合他社と遜色なし。
- 小型メーカーとして顧客ニーズに迅速に対応可能。
- 特殊鋼製造の専門技術を持ち、品質面で差別化。
課題
- 2025年度の売上高が55億円と減少予想、需要減退。
- 大手との価格競争で劣位、設備投資余力も限定的。
- 自動車・産業機械向けの需要変動に脆弱。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
鉄鋼の時価総額近傍。太字が新報国マテリアル
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 5698エンビプロ・ホールディングス | 232億円 | 9.3倍 |
| 2 | 5658日亜鋼業 | 208億円 | 18.1倍 |
| 3 | 7305新家工業 | 144億円 | 17.4倍 |
| 4 | 5660神鋼鋼線工業 | 112億円 | 10.0倍 |
| 5 | 5695パウダーテック | 89億円 | 21.5倍 |
| 6 | 5542新報国マテリアル | 66億円 | 13.2倍 |
| 7 | 5491日本金属 | 62億円 | 28.1倍 |
| 8 | 5699イボキン | 55億円 | 7.5倍 |
| 9 | 5612日本鋳鉄管 | 53億円 | 56.7倍 |
| 10 | 5697サンユウ | 50億円 | 8.2倍 |
| 11 | 5609日本鋳造 | 44億円 | 3275.0倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 19件
川越で創業し資本増強を繰り返した1949~1952年
1949年10月、新報国製鉄株式会社が埼玉県川越市に設立された。1951年11月には再評価積立金の資本組入れにより資本金5,040万円となり、1952年3月には1億円の増資で1億5,040万円、同年12月には9,960万円の増資で2億5,000万円にまで拡大した。
富山工場を分離し規模縮小した1955~1957年
1955年12月、富山工場を分離し、川越工場のみに事業を縮小した。1957年9月には資本金を2億円から5,000万円へ大幅に減資し、経営の立て直しを図った。この時期に、事業の選択と集中が進められた。
設備投資を連続して実施した1970~1982年
1970年1月に2,500万円の増資で資本金7,500万円とし、鋳鋼第二工場と注湯ラインを新設。1974年7月には3,750万円増資で資本金1億1,250万円とし、鋳鋼設備を増設。1981年1月には2,250万円増資で資本金1億3,500万円とし、プッシャー式連続加熱炉やガス熱処理炉を導入。1982年1月には4,050万円増資で資本金1億7,550万円とし、高周波1トン炉を新設した。
子会社設立とジャスダック上場を果たした2000~2004年
2000年11月、子会社として山本重工業株式会社(のちの株式会社新報国製鉄三重)を設立した。2004年12月にはジャスダック証券取引所へ上場し、資本市場からの資金調達が可能となった。
市場統合を経て東京証券取引所へ移行した2010~2022年
2010年4月のジャスダックと大阪証券取引所の合併に伴い大阪証券取引所JASDAQ市場に上場。同年10月の市場統合で同取引所JASDAQ(スタンダード)に移行した。2013年7月の東証・大証統合により東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。2017年1月には子会社の新報国製鉄三重を吸収合併した。2021年10月に商号を新報国マテリアル株式会社に変更。2022年4月の市場区分見直しでスタンダード市場へ移行した。
年表19件を開く
1940年代
- 1949年10月創業新報国製鉄株式会社を川越市に設立。
1950年代
- 1951年11月再評価積立金中2,240万円の資本組入(無償増資)で、資本金5,040万円となる。
- 1952年3月1億円の増資、資本金1億5,040万円となる。
- 1952年12月9,960万円の増資、資本金2億5,000万円となる。
- 1955年12月富山工場を分離し川越工場のみと縮小。
- 1957年9月資本金を2億円減資し5,000万円となる。
1960年代
- 1963年5月店頭登録銘柄になる。
1970年代
- 1970年1月2,500万円の増資(資本金7,500万円となる)を行い、鋳鋼第二工場及び注湯ラインを新設。
- 1974年7月3,750万円の増資(資本金1億1,250万円となる)を行い、鋳鋼設備を増設。
1980年代
- 1981年1月2,250万円の増資(資本金1億3,500万円となる)を行い、圧延設備のプッシャー式連続加熱炉及び鋳鋼設備ガス熱処理炉を新設。
- 1982年1月4,050万円の増資(資本金1億7,550万円となる)を行い、高周波一屯炉一基新設。
2000年代
- 2000年11月子会社山本重工業株式会社(株式会社新報国製鉄三重)設立。
- 2004年12月上場ジャスダック証券取引所へ上場。
2010年代
- 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ市場に上場。
- 2010年10月上場大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。
- 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。
- 2017年1月M&A株式会社新報国製鉄三重を吸収合併。
2020年代
- 2021年10月新報国製鉄株式会社の社名を変更し新報国マテリアル株式会社とする。
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高100億円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
売上100億円企業への成長
社会に不可欠で、お客様・社会から信頼され、株主から支持される企業を目指す。
- 02
インバー合金グローバルニッチトップ
インバー合金のラインナップを拡充し、世界の最先端半導体製造装置メーカー各社への販売を強化する。
- 03
創造的な研究開発
インバー特性の原理機構解明や水素環境・強磁場下など特殊環境向けインバー合金を開発する。
- 04
革新的な製造技術
鋳造・3D積層造型・鍛造の3本柱を確立し、特に金属3D積層造型への大型投資とAIによる鋳造工程の自動化を進める。
- 05
積極的な販売戦略
急拡大する半導体・FPD産業に対応し、インバー合金の世界展開や航空・宇宙・環境分野へ新規参入する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で99人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は762万円で、9期前と比べて+5.5%。平均年齢は44.4歳、平均勤続年数は17.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年12月 | — | — | — | 84 | — |
| 2017年12月 | — | — | — | 88 | — |
| 2018年12月 | — | — | — | 90 | — |
| 2019年12月 | 722 | 39.8 | 12.4 | 92 | — |
| 2020年12月 | 764 | 41.1 | 13.8 | 90 | — |
| 2021年12月 | 765 | 42.3 | 15.2 | 88 | — |
| 2022年12月 | 808 | 43.0 | 15.7 | 90 | — |
| 2023年12月 | 701 | 44.4 | 16.6 | 89 | — |
| 2024年12月 | 725 | 44.1 | 16.3 | 98 | 612 |
| 2025年12月 | 762 | 44.4 | 17.0 | 99 | 505 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社1社(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。
- 国内㈱新報国製鉄三重(注)2三重県三重郡 川越町 · 連結子会社議決権100.0%
- 補助金6,000万円[第十二回]事業再構築補助金_成長分野進出枠、コロナ回復加速枠(交付申請等)中小企業庁
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は55億円、営業利益は5億円。前期と比べると減収減益で、売上が-11.3%、利益が-16.7%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 73億円 | 55億円 |
| 営業利益 | 9億円 | 5億円 |
| 純利益 | 7億円 | 4億円 |
| 1株あたり配当 | ¥30 | ¥30 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は35億円、営業利益は4億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+9.4%、営業利益は+0.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 13 | 1 | 7.7 | 1 |
| 2023年2Q | 17 | 1 | 5.9 | 1 |
| 2023年3Q | 17 | 3 | 17.6 | 2 |
| 2023年4Q | 18 | — | — | 1 |
| 2024年1Q | 16 | 2 | 12.5 | 1 |
| 2024年2Q | 16 | 2 | 12.5 | 2 |
| 2024年4Q | 30 | 2 | 6.7 | 3 |
| 2025年2Q | 32 | 4 | 12.5 | 3 |
| 2025年4Q | 23 | 1 | 4.3 | 1 |
| 2026年2Q | 35 | 4 | 11.4 | 3 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2012年12月期からの14期で、売上は31億円から55億円へ1.8倍に増えた。直近期の営業利益率は9.1%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 31 | — | 1 | — | 1 |
| 東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。 | |||||
| 2013年12月 | 29 | — | 2 | — | 2 |
| 2014年12月 | 37 | — | 4 | — | 4 |
| 2015年12月 | 48 | — | 6 | — | 6 |
| 2016年12月 | 53 | — | 9 | — | 7 |
| 株式会社新報国製鉄三重を吸収合併。 | |||||
| 2017年12月 | 55 | — | 8 | — | 12 |
| 2018年12月 | 62 | — | 7 | — | 6 |
| 2019年12月 | 55 | — | 6 | — | 4 |
| 2020年12月 | 40 | — | 3 | — | 2 |
| 2021年12月 | 47 | — | 4 | — | 3 |
| 2022年12月 | 64 | — | 7 | — | 5 |
| 2023年12月 | 65 | — | 6 | — | 5 |
| 2024年12月 | 62 | 6 | 7 | 9.7 | 6 |
| 2025年12月 | 55 | 5 | 5 | 9.1 | 4 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高55億円のうち、営業利益として残るのは5億円で9.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は4億円、売上の7.3%にあたる。営業利益率は業種中央値5.0%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金74.5%41億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金16.4%9億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益9.1%5億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年12月期は営業CFが5億円、投資CFが−19億円で、差し引きのフリーCFは−14億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は18億円で、売上の3.9ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 4 | −2 | −2 | 2 | 1 |
| 2013年12月 | 1 | −1 | 0 | 0 | 2 |
| 2014年12月 | 3 | −1 | −2 | 2 | 2 |
| 2015年12月 | 5 | −3 | −1 | 2 | 2 |
| 2016年12月 | 8 | 5 | −7 | 13 | 8 |
| 2017年12月 | −7 | −4 | 11 | −11 | 8 |
| 2018年12月 | 5 | −2 | −1 | 3 | 9 |
| 2019年12月 | 20 | −1 | −2 | 19 | 26 |
| 2020年12月 | 7 | −1 | −2 | 6 | 31 |
| 2021年12月 | −2 | −1 | −2 | −3 | 26 |
| 2022年12月 | 2 | −2 | −2 | 0 | 24 |
| 2023年12月 | 5 | −2 | −1 | 3 | 26 |
| 2024年12月 | 14 | 0 | −6 | 14 | 34 |
| 2025年12月 | 5 | −19 | −2 | −14 | 18 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年12月期の総資産は77億円。このうち返さなくてよい自己資本が58億円で、自己資本比率は75.2%(業種中央値60.7%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 34 | 9 | 25 | 27.3 |
| 2013年12月 | 37 | 11 | 26 | 30.3 |
| 2014年12月 | 41 | 15 | 26 | 36.9 |
| 2015年12月 | 49 | 21 | 28 | 43.2 |
| 2016年12月 | 51 | 27 | 24 | 53.3 |
| 2017年12月 | 62 | 34 | 28 | 54.5 |
| 2018年12月 | 66 | 38 | 28 | 57.7 |
| 2019年12月 | 68 | 42 | 26 | 61.4 |
| 2020年12月 | 65 | 42 | 23 | 65.0 |
| 2021年12月 | 70 | 45 | 25 | 64.2 |
| 2022年12月 | 73 | 48 | 25 | 66.2 |
| 2023年12月 | 77 | 52 | 25 | 67.6 |
| 2024年12月 | 78 | 56 | 22 | 72.0 |
| 2025年12月 | 77 | 58 | 19 | 75.2 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
鉄鋼 38社との比較
同じ鉄鋼の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で38社中4位あたり、逆に低いのは売上成長率で38社中30位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥934で、1年前と比べて+21.9%。過去52週の値幅のなかでは69%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 13.2倍 |
| PER (会社予想) | 9.6倍 |
| PBR | 2.29倍 |
| 配当利回り | 3.21% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月17日に1013円と前日比+5.52%で上昇し、52週高値(1034円)に迫っています。8月7日に出来高16万4700株と急増し、株価は844円から急騰。その後も上昇を続け、8月12日には984円まで上昇しました。週足では明確な上昇トレンドにあり、25日線(830円)を大きく上回っています。RSIは82.77と過熱圏にあり、短期的な調整リスクに注意が必要です。一方、出来高は8月17日に7万2200株と高水準を維持しており、上昇の勢いは強いと言えます。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)。
PERは13.05倍と業界平均の112.61倍を大幅に下回り、非常に割安。PBRは1.93倍と業界平均の0.72倍を上回るが、ROEは7%と低め。配当利回りは3.18%と業界平均の3.38%に近い。直近の収益は安定しているが、来期減収予想であり、割安だが業績悪化リスクがある。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 13.2倍 | 114.6倍 |
| PER (予想) | 9.6倍 | — |
| PBR | 2.29倍 | 0.75倍 |
| ROE | 7.0% | 5.2% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
売上高が減少傾向にある中、営業利益率が改善している点が注目される。強気派はコスト管理や高付加価値品へのシフトが評価されるとみる一方、弱気派は需要減退や競争激化による収益悪化を懸念。PER13倍台と割安に見えるが、成長性が乏しいためバリュートラップのリスクも指摘される。
- 利益率改善が評価
2024年12月期営業利益率9.68%は、2022年から上昇傾向
- 割安株の買い場
PER13.0倍、PBR1.9倍と業界水準より低い
- 配当利回り3.18%
安定的な配当を継続し、インカムゲイン狙い
- 営業利益率9.09%と高水準維持2025年12月期影響中
売上高55億円に対し営業利益5億円、高収益
- 配当利回り3.18%と魅力的継続影響弱
時価総額55億円に対し配当総額約1.7億円
- 外国人保有1.3%、増加余地不定影響弱
低水準、増加で需給改善期待
- ROE7%と資本効率良好継続影響中
PBR1.93倍の裏付け、収益性安定
- 売上高減少トレンド
2024年12月期62億→2025年見込55億と縮小
- 業界構造的な壁
大手鉄鋼メーカーとの競争で価格決定権が弱い
- 成長性の欠如
ROE7%と低く、収益成長が期待しづらい
- 売上高3期連続減少通年影響中
65→62→55億円、累計15.4%減
- 営業利益減少、6→5億円2025年12月期影響中
営業利益16.7%減
- 最終利益減少、6→4億円継続影響弱
純利益33%減
- 営業利益率9.68%→9.09%と悪化通年影響弱
0.59ポイント低下、収益性徐々に劣化
- 売上高の推移
- 需要動向と市場シェアの変化を捉える
- 営業利益率
- コスト管理と高付加価値化の成果を示す
- 受注残高
- 将来の売上に先行する指標
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり30円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは3.21%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2016年12月 | 10 | — | 13.7 |
| 2017年12月 | 10 | 0.0 | 5.5 |
| 2018年12月 | 15 | 50.0 | 18.0 |
| 2019年12月 | 20 | 33.3 | 31.2 |
| 2020年12月 | 15 | −25.0 | 52.3 |
| 2021年12月 | 20 | 33.3 | 41.5 |
| 2022年12月 | 15 | −25.0 | 20.5 |
| 2023年12月 | 20 | 33.3 | 28.3 |
| 2024年12月 | 25 | 25.0 | 29.2 |
| 2025年12月 | 25 | 0.0 | 41.5 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥30
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ2,357人。区分でいちばん多いのは個人・その他で63.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が32.6%を占め、残る67.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 61.0 | 59.9 | 60.3 | 61.6 | 61.2 | 63.6 |
| 事業法人 | 30.1 | 30.8 | 30.7 | 30.3 | 30.9 | 28.0 |
| 自己株式 | 4.8 | 4.2 | 4.2 | 4.2 | 4.2 | 5.2 |
| 金融機関 | 4.8 | 4.6 | 4.5 | 4.5 | 5.0 | 4.6 |
| 証券会社 | 3.5 | 3.6 | 3.9 | 3.1 | 2.4 | 2.5 |
| 外国法人 | 0.5 | 1.0 | 0.5 | 0.4 | 0.6 | 1.3 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本製鉄株式会社 | 14.50 |
| 02 | 村岡克彦 | 10.21 |
| 03 | 株式会社湊組 | 7.72 |
| 04 | 石田龍山 | 4.49 |
| 05 | 株式会社りそな銀行 | 4.47 |
| 06 | 株式会社山本本店 | 3.05 |
| 07 | 清水長助 | 1.87 |
| 08 | 新報国マテリアル取引先持株会 | 1.45 |
| 09 | 新報国マテリアル従業員持株会 | 1.38 |
| 10 | 宇田肇 | 1.24 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+57%、1株純資産は14期で+209%。直近期のROEは7.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 38 | 282 | 14.3 | 6.8 | 9.1 |
| 2013年12月 | 48 | 336 | 15.7 | 6.1 | 12.1 |
| 2014年12月 | 130 | 461 | 32.6 | 5.9 | 3.3 |
| 2015年12月 | 178 | 634 | 32.6 | 4.4 | 6.5 |
| 2016年12月 | 199 | 816 | 27.5 | 5.5 | 13.7 |
| 2017年12月 | 366 | 1,008 | 44.1 | 6.8 | 5.5 |
| 2018年12月 | 167 | 1,141 | 15.5 | 5.3 | 18.0 |
| 2019年12月 | 128 | 1,251 | 10.7 | 9.3 | 31.2 |
| 2020年12月 | 29 | 634 | 4.6 | 15.0 | 52.3 |
| 2021年12月 | 48 | 664 | 7.4 | 12.3 | 41.5 |
| 2022年12月 | 73 | 716 | 10.6 | 8.1 | 20.5 |
| 2023年12月 | 71 | 779 | 9.5 | 7.9 | 28.3 |
| 2024年12月 | 86 | 835 | 10.6 | 8.1 | 29.2 |
| 2025年12月 | 60 | 872 | 7.0 | 12.0 | 41.5 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
4名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は4名。2025/12期の役員報酬は総額76百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 成瀬正 | 代表取締役 社長 | 79 | 57,000 |
| 八尾量也 | 取締役(監査等委員) | 69 | 1,000 |
| 丸茂隆 | 取締役(監査等委員) | 60 | 2,000 |
| 井上裕子 | 取締役(監査等委員) | 57 | 1,000 |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 賞与百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 41 | 20 | 3 | 64 | 21 |
| 社外取締役 | 3 | 7 | 4 | 1 | 12 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容465字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題616字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク297字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,148字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第94期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第93期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-30
- 半期報告書半期報告書-第93期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第92期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-28
- 半期報告書半期報告書-第92期(2024/01/01-2024/12/31)2024-08-09
- 四半期報告書四半期報告書-第92期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第91期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-28
- 四半期報告書四半期報告書-第91期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第91期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 四半期報告書四半期報告書-第91期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第90期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-29
- 四半期報告書四半期報告書-第90期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
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