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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

新報国マテリアル

Shinhokoku Material Corp.5542 · Standard · 鉄鋼

特殊合金鋳物と精密加工品を手掛ける素材メーカー。半導体・FPD装置向け低熱膨張合金と鉄鋼向け耐熱合金に強み。

概要

新報国マテリアルは、埼玉県川越市に本社を置く特殊合金素形材メーカーである。半導体やFPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置向けの低熱膨張合金鋳物(インバー合金)を主力とし、不動産賃貸事業も営む。2025年12月期の売上高は55億円、従業員数99名。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。

特殊合金と不動産賃貸の二軸事業

当社の事業は「特殊合金事業」と「不動産賃貸事業」の2セグメントから成る。特殊合金事業では、自社の鋳造工場および外注メーカーのネットワークを活用し、低熱膨張合金鋳物や高温高強度合金鋳物を製造・販売する。さらに、これらの素形材に機械加工や熱処理、鍛造・圧延を施した精密加工製品も手掛ける。不動産賃貸事業は、本社工場跡地などの賃貸を行っており、売上高は毎年約1.5億円で安定している。

半導体・FPD産業への高い依存度

特殊合金事業の売上は、半導体およびFPD製造装置業界の設備投資動向に大きく左右される。2025年12月期の販売実績では、キヤノン向けが28.7%、ニコン向けが26.4%、日本製鉄向けが15.4%を占め、特定顧客への集中度が高い。AI向け半導体投資は増加したものの、汎用民生品向けウエハ関連が減少し、不二越機械工業向けは前年の17.4%から0.6%に急落した。

売上高の変動と収益性の推移

売上高は2012年12月期の31億円から増加を続け、2018年には62億円に達したが、2020年には40億円まで落ち込んだ。その後回復し、2023年には65億円でピークを迎えたが、2025年には55億円と減少した。経常利益は2025年に5.4億円、当期純利益は4.0億円であり、収益は半導体市況に連動して振幅する。自己資本比率は約75%と財務体質は堅調である。

業界の中での役割は特殊合金素材・精密加工部品サプライヤーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
55億円
営業利益
5億円
営業利益率
9.1%
純利益
4億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2016/12
事業売上構成比利益利益率
特殊合金事業52億円96.3%8億円15.4%
不動産賃貸 事業2億円3.7%1億円50.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01半導体・FPD製造装置主力

半導体及びFPD製造装置業界向けに低熱膨張合金鋳物を製造・販売。合金鋳物に機械加工や熱処理を施した精密加工部品も提供。装置の高精度化・熱安定性に寄与。

低熱膨張合金鋳物で独自の技術

主な製品・サービス1
低熱膨張合金鋳物
熱による寸法変化が小さい合金鋳物。半導体露光装置やFPD製造装置の部品に使用され、熱変形を抑える。

02鉄鋼準主力

鉄鋼業界向けに高温高強度合金鋳物を製造・販売。高温環境下での強度が求められる部品に使用。

主な製品・サービス1
高温高強度合金鋳物
高温下で強度を維持する合金鋳物。製鉄プロセス等で使用される部品に適す。

03不動産賃貸その他

本社工場跡地等の賃貸。特殊合金事業の副次的な収入源。

製品と技術

インバー合金を中心とする低熱膨張合金鋳物

当社の主力製品は、低熱膨張合金であるインバー合金(インバー材)の鋳物である。この材料は温度変化による寸法変化が極めて小さく、半導体露光装置やFPD製造装置の精密部品に不可欠である。当社は独自ブランド材を含む多様なインバー合金をラインナップし、半導体製造装置メーカー各社に供給している。また、鉄鋼業界向けには高温高強度合金鋳物も手掛ける。

鋳造から精密加工まで一貫対応する製造技術

当社は鋳造工程に加え、機械加工、熱処理、鍛造、圧延といった後工程を自社または外注ネットワークで担い、最終的な精密加工品まで提供する。具体的には、半導体及びFPD製造装置用部品や、棒材・ワイヤーなどの鍛圧製品がある。近年は金属3D積層造型技術への大型投資を進め、鋳造・3D・鍛造の3本柱で製造技術を確立する方針である。AIを活用した鋳造工程の省力化・自動化にも取り組む。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

鉄鋼のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 半導体・FPD製造装置低熱膨張合金鋳物で独自の技術

有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

特殊鋼の専門メーカー、規模は小型で収益安定

当社は特殊鋼(主に工具鋼・合金鋼)の専業メーカーで、売上高62億円(2024/12)と業界内で小規模。日本製鉄やJFEホールディングスなどの大手高炉メーカーとは異なり、特定用途向けの高付加価値鋼材に特化。競合の合同製鐵も特殊鋼を手掛けるが、当社はさらにニッチな品種に集中。受注生産型で景気変動の影響を受けやすく、24年は減収減益。技術力で差別化する一方、規模の小ささからコスト競争力に課題。

強み

  • 工具鋼・合金鋼など高付加価値品種に強み。
  • 営業利益率9%超を維持、競合他社と遜色なし。
  • 小型メーカーとして顧客ニーズに迅速に対応可能。
  • 特殊鋼製造の専門技術を持ち、品質面で差別化。

課題

  • 2025年度の売上高が55億円と減少予想、需要減退。
  • 大手との価格競争で劣位、設備投資余力も限定的。
  • 自動車・産業機械向けの需要変動に脆弱。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

鉄鋼の時価総額近傍。太字が新報国マテリアル

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
15698エンビプロ・ホールディングス232億円9.3倍
25658日亜鋼業208億円18.1倍
37305新家工業144億円17.4倍
45660神鋼鋼線工業112億円10.0倍
55695パウダーテック89億円21.5倍
65542新報国マテリアル66億円13.2倍
75491日本金属62億円28.1倍
85699イボキン55億円7.5倍
95612日本鋳鉄管53億円56.7倍
105697サンユウ50億円8.2倍
115609日本鋳造44億円3275.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 19件

川越で創業し資本増強を繰り返した1949~1952年

1949年10月、新報国製鉄株式会社が埼玉県川越市に設立された。1951年11月には再評価積立金の資本組入れにより資本金5,040万円となり、1952年3月には1億円の増資で1億5,040万円、同年12月には9,960万円の増資で2億5,000万円にまで拡大した。

富山工場を分離し規模縮小した1955~1957年

1955年12月、富山工場を分離し、川越工場のみに事業を縮小した。1957年9月には資本金を2億円から5,000万円へ大幅に減資し、経営の立て直しを図った。この時期に、事業の選択と集中が進められた。

設備投資を連続して実施した1970~1982年

1970年1月に2,500万円の増資で資本金7,500万円とし、鋳鋼第二工場と注湯ラインを新設。1974年7月には3,750万円増資で資本金1億1,250万円とし、鋳鋼設備を増設。1981年1月には2,250万円増資で資本金1億3,500万円とし、プッシャー式連続加熱炉やガス熱処理炉を導入。1982年1月には4,050万円増資で資本金1億7,550万円とし、高周波1トン炉を新設した。

子会社設立とジャスダック上場を果たした2000~2004年

2000年11月、子会社として山本重工業株式会社(のちの株式会社新報国製鉄三重)を設立した。2004年12月にはジャスダック証券取引所へ上場し、資本市場からの資金調達が可能となった。

市場統合を経て東京証券取引所へ移行した2010~2022年

2010年4月のジャスダックと大阪証券取引所の合併に伴い大阪証券取引所JASDAQ市場に上場。同年10月の市場統合で同取引所JASDAQ(スタンダード)に移行した。2013年7月の東証・大証統合により東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。2017年1月には子会社の新報国製鉄三重を吸収合併した。2021年10月に商号を新報国マテリアル株式会社に変更。2022年4月の市場区分見直しでスタンダード市場へ移行した。

年表19件を開く

1940年代

  • 1949年10月創業新報国製鉄株式会社を川越市に設立。

1950年代

  • 1951年11月再評価積立金中2,240万円の資本組入(無償増資)で、資本金5,040万円となる。
  • 1952年3月1億円の増資、資本金1億5,040万円となる。
  • 1952年12月9,960万円の増資、資本金2億5,000万円となる。
  • 1955年12月富山工場を分離し川越工場のみと縮小。
  • 1957年9月資本金を2億円減資し5,000万円となる。

1960年代

  • 1963年5月店頭登録銘柄になる。

1970年代

  • 1970年1月2,500万円の増資(資本金7,500万円となる)を行い、鋳鋼第二工場及び注湯ラインを新設。
  • 1974年7月3,750万円の増資(資本金1億1,250万円となる)を行い、鋳鋼設備を増設。

1980年代

  • 1981年1月2,250万円の増資(資本金1億3,500万円となる)を行い、圧延設備のプッシャー式連続加熱炉及び鋳鋼設備ガス熱処理炉を新設。
  • 1982年1月4,050万円の増資(資本金1億7,550万円となる)を行い、高周波一屯炉一基新設。

2000年代

  • 2000年11月子会社山本重工業株式会社(株式会社新報国製鉄三重)設立。
  • 2004年12月上場ジャスダック証券取引所へ上場。

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ市場に上場。
  • 2010年10月上場大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。
  • 2017年1月M&A株式会社新報国製鉄三重を吸収合併。

2020年代

  • 2021年10月新報国製鉄株式会社の社名を変更し新報国マテリアル株式会社とする。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高100億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    売上100億円企業への成長

    社会に不可欠で、お客様・社会から信頼され、株主から支持される企業を目指す。

  2. 02

    インバー合金グローバルニッチトップ

    インバー合金のラインナップを拡充し、世界の最先端半導体製造装置メーカー各社への販売を強化する。

  3. 03

    創造的な研究開発

    インバー特性の原理機構解明や水素環境・強磁場下など特殊環境向けインバー合金を開発する。

  4. 04

    革新的な製造技術

    鋳造・3D積層造型・鍛造の3本柱を確立し、特に金属3D積層造型への大型投資とAIによる鋳造工程の自動化を進める。

  5. 05

    積極的な販売戦略

    急拡大する半導体・FPD産業に対応し、インバー合金の世界展開や航空・宇宙・環境分野へ新規参入する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で99人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は762万円で、9期前と比べて+5.5%平均年齢は44.4歳、平均勤続年数は17.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月84
2017年12月88
2018年12月90
2019年12月72239.812.492
2020年12月76441.113.890
2021年12月76542.315.288
2022年12月80843.015.790
2023年12月70144.416.689
2024年12月72544.116.398612
2025年12月76244.417.099505

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
三重工場 — 三重県川越町1,161百万円
特殊合金 事業
本社 — 埼玉県川越市269百万円
特殊合金 事業 不動産賃貸事業
主な関係会社
  • 国内
    ㈱新報国製鉄三重(注)2
    三重県三重郡 川越町 · 連結子会社
    議決権100.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 補助金
    [第十二回]事業再構築補助金_成長分野進出枠、コロナ回復加速枠(交付申請等)
    中小企業庁
    6,000万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は55億円営業利益5億円前期と比べると減収減益で、売上が-11.3%、利益が-16.7%。

売上高
-11.3%
55億円
営業利益
-16.7%
5億円
純利益
-33.3%
4億円
営業利益率
9.1%
前期比 -0.6%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高73億円55億円
営業利益9億円5億円
純利益7億円4億円
1株あたり配当¥30¥30

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は35億円、営業利益は4億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+9.4%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q1317.71
2023年2Q1715.91
2023年3Q17317.62
2023年4Q181
2024年1Q16212.51
2024年2Q16212.52
2024年4Q3026.73
2025年2Q32412.53
2025年4Q2314.31
2026年2Q35411.43

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は31億円から55億円へ1.8倍に増えた。直近期の営業利益率は9.1%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月3111
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。
2013年12月2922
2014年12月3744
2015年12月4866
2016年12月5397
株式会社新報国製鉄三重を吸収合併。
2017年12月55812
2018年12月6276
2019年12月5564
2020年12月4032
2021年12月4743
2022年12月6475
2023年12月6565
2024年12月62679.76
2025年12月55559.14

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高55億円のうち、営業利益として残るのは5億円9.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は4億円、売上の7.3%にあたる。営業利益率は業種中央値5.0%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金74.5%41億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金16.4%9億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益9.1%5億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
25.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+4.1pt
9.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+3.6pt
7.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+2.0pt
7.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
8.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが5億円、投資CFが−19億円で、差し引きのフリーCFは−14億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は18億円で、売上の3.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月4−2−221
2013年12月1−1002
2014年12月3−1−222
2015年12月5−3−122
2016年12月85−7138
2017年12月−7−411−118
2018年12月5−2−139
2019年12月20−1−21926
2020年12月7−1−2631
2021年12月−2−1−2−326
2022年12月2−2−2024
2023年12月5−2−1326
2024年12月140−61434
2025年12月5−19−2−1418

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は77億円。このうち返さなくてよい自己資本が58億円で、自己資本比率は75.2%(業種中央値60.7%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月3492527.3
2013年12月37112630.3
2014年12月41152636.9
2015年12月49212843.2
2016年12月51272453.3
2017年12月62342854.5
2018年12月66382857.7
2019年12月68422661.4
2020年12月65422365.0
2021年12月70452564.2
2022年12月73482566.2
2023年12月77522567.6
2024年12月78562272.0
2025年12月77581975.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳単体ベース
現金及び預金
33億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
55億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
19億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
88
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率18 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

鉄鋼 38社との比較

同じ鉄鋼の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率38社中4位あたり、逆に低いのは売上成長率38社中30位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.0%/中央値 5.0%
P25 2.6%P75 7.3%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
9.1%/中央値 5.0%
P25 2.6%P75 6.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
75.2%/中央値 60.7%
P25 52.5%P75 76.0%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-11.3%/中央値 -4.1%
P25 -8.9%P75 -0.1%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.2%/中央値 3.3%
P25 2.4%P75 3.9%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥934で、1年前と比べて+21.9%過去52週の値幅のなかでは69%の位置にある。

¥934-2.1%1ヶ月+19.0%1年+21.9%時価総額66億円
過去52週の値幅
安値¥710高値¥1,034

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)13.2倍
PER (会社予想)9.6倍
PBR2.29倍
配当利回り3.21%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月17日に1013円と前日比+5.52%で上昇し、52週高値(1034円)に迫っています。8月7日に出来高16万4700株と急増し、株価は844円から急騰。その後も上昇を続け、8月12日には984円まで上昇しました。週足では明確な上昇トレンドにあり、25日線(830円)を大きく上回っています。RSIは82.77と過熱圏にあり、短期的な調整リスクに注意が必要です。一方、出来高は8月17日に7万2200株と高水準を維持しており、上昇の勢いは強いと言えます。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PERは13.05倍と業界平均の112.61倍を大幅に下回り、非常に割安。PBRは1.93倍と業界平均の0.72倍を上回るが、ROEは7%と低め。配当利回りは3.18%と業界平均の3.38%に近い。直近の収益は安定しているが、来期減収予想であり、割安だが業績悪化リスクがある。

指標この会社業種平均
PER (実績)13.2倍114.6倍
PER (予想)9.6倍
PBR2.29倍0.75倍
ROE7.0%5.2%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高が減少傾向にある中、営業利益率が改善している点が注目される。強気派はコスト管理や高付加価値品へのシフトが評価されるとみる一方、弱気派は需要減退や競争激化による収益悪化を懸念。PER13倍台と割安に見えるが、成長性が乏しいためバリュートラップのリスクも指摘される。

プラスに働く材料7
  • 利益率改善が評価

    2024年12月期営業利益率9.68%は、2022年から上昇傾向

  • 割安株の買い場

    PER13.0倍、PBR1.9倍と業界水準より低い

  • 配当利回り3.18%

    安定的な配当を継続し、インカムゲイン狙い

  • 営業利益率9.09%と高水準維持2025年12月期影響

    売上高55億円に対し営業利益5億円、高収益

  • 配当利回り3.18%と魅力的継続影響

    時価総額55億円に対し配当総額約1.7億円

  • 外国人保有1.3%、増加余地不定影響

    低水準、増加で需給改善期待

  • ROE7%と資本効率良好継続影響

    PBR1.93倍の裏付け、収益性安定

マイナスに働く材料7
  • 売上高減少トレンド

    2024年12月期62億→2025年見込55億と縮小

  • 業界構造的な壁

    大手鉄鋼メーカーとの競争で価格決定権が弱い

  • 成長性の欠如

    ROE7%と低く、収益成長が期待しづらい

  • 売上高3期連続減少通年影響

    65→62→55億円、累計15.4%減

  • 営業利益減少、6→5億円2025年12月期影響

    営業利益16.7%減

  • 最終利益減少、6→4億円継続影響

    純利益33%減

  • 営業利益率9.68%→9.09%と悪化通年影響

    0.59ポイント低下、収益性徐々に劣化

次の決算で確かめる点
売上高の推移
需要動向と市場シェアの変化を捉える
営業利益率
コスト管理と高付加価値化の成果を示す
受注残高
将来の売上に先行する指標

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり30で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは3.21%。

年間配当
¥30
1株あたり
配当利回り
3.21%
いまの株価に対して
配当性向
41.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月1013.7
2017年12月100.05.5
2018年12月1550.018.0
2019年12月2033.331.2
2020年12月15−25.052.3
2021年12月2033.341.5
2022年12月15−25.020.5
2023年12月2033.328.3
2024年12月2525.029.2
2025年12月250.041.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥30

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ2,357人。区分でいちばん多いのは個人・その他63.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が32.6%を占め、残る67.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他61.059.960.361.661.263.6
事業法人30.130.830.730.330.928.0
自己株式4.84.24.24.24.25.2
金融機関4.84.64.54.55.04.6
証券会社3.53.63.93.12.42.5
外国法人0.51.00.50.40.61.3
外国人個人0.10.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本製鉄株式会社14.50
02村岡克彦10.21
03株式会社湊組7.72
04石田龍山4.49
05株式会社りそな銀行4.47
06株式会社山本本店3.05
07清水長助1.87
08新報国マテリアル取引先持株会1.45
09新報国マテリアル従業員持株会1.38
10宇田肇1.24

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+57%、1株純資産は14期で+209%。直近期のROEは7.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月3828214.36.89.1
2013年12月4833615.76.112.1
2014年12月13046132.65.93.3
2015年12月17863432.64.46.5
2016年12月19981627.55.513.7
2017年12月3661,00844.16.85.5
2018年12月1671,14115.55.318.0
2019年12月1281,25110.79.331.2
2020年12月296344.615.052.3
2021年12月486647.412.341.5
2022年12月7371610.68.120.5
2023年12月717799.57.928.3
2024年12月8683510.68.129.2
2025年12月608727.012.041.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

4名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は4名。2025/12期の役員報酬は総額76百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
成瀬正代表取締役 社長7957,000
八尾量也取締役(監査等委員)691,000
丸茂隆取締役(監査等委員)602,000
井上裕子取締役(監査等委員)571,000

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3412036421
社外取締役3741124

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容465字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社の事業は、特殊合金素形材及びその精密加工品の製造販売並びに不動産の賃貸を主な事業内容としております。 当社の当該事業に係わる位置付けは、次のとおりであります。 なお、セグメントと同一の区分であります。 (1) 特殊合金事業 当社の鋳造工場及びネットワーク化した外注メーカーにおいて、半導体及びFPD製造装置業界向けの低熱膨張合金鋳物、鉄鋼業界向けの高温高強度合金鋳物等の付加価値の高い製品を製造し販売を行っております。また、当社ブランド材を含む素形材を当社の鋳造工場で製造又は外注メーカーより調達し、当社の鋳造工場又は外注メーカーにおいて機械加工、熱処理、鍛造又は圧延等の処理を施した精密加工製品(半導体及びFPD製造装置用部品等)及び鍛圧製品(棒材及びワイヤー等)等を製造し販売を行っております。 <主な関係会社> 該当はありません。 (2) 不動産賃貸事業 当社の本社工場跡地等の賃貸を行っております。 <主な関係会社> 該当はありません。 以上の事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題616字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社は、創造性に富む金属材料技術、生産技術、加工技術を培い、独創的な金属材料を創製して先端技術の基盤を支え、お客様、株主様の期待に応えるとともに、人々の生活、文化に貢献しつつ、会社の持続的成長を目指します。 当社は、半導体業界及びFPD業界への依存度が高く、これらに対する受注量が経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 当事業年度において、新型コロナウイルス感染症は、感染力の強い変異株による感染が再拡大をみせるなど未だ収束が見通せない状況です。 当社は、以下の課題について取り組んで参ります。 1.売上100億円企業への成長を目指す a.社会に不可欠な会社 b.お客様・社会から信頼される会社 c.株主様から支持される会社 2.インバー合金グローバルニッチトップを目指す a.インバー合金ラインナップの拡充 b.世界の最先端半導体製造装置メーカー各社への販売 3. 創造的な研究開発 a.インバー特性の原理機構の解明 b.特殊環境対応インバー合金開発(水素環境、強磁場下、超高真空、高応力下) 4. 革新的な製造技術 a.鋳造・3D・鍛造の3本柱の確立 b.金属3D積層造型への大型投資および製造技術確立 c.AI等による鋳造工程の省力化・自動化 5.積極的な販売戦略 a.急拡大する半導体およびFPD産業への対応 b.インバー合金の世界展開 c.航空・宇宙・環境分野への新規参入
事業等のリスク297字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 ① 特定業界への依存について 当社は、半導体業界及びFPD業界への依存度が高く、両業界への売上高は全売上高の7割程となっております。これらに対する受注量が急激に減少した場合には、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 原材料の仕入価格の変動について 当社の製品である半導体及びFPD製造装置用部品に使用されるニッケル等の希少原材料が市況により仕入価格が高騰した場合には、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,148字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 経営成績等の状況の概要 (1)財政状態及び経営成績の状況 ①経営成績 当事業年度における経済情勢は、米国による大規模関税の実施と、地政学的リスクの高まりにより、依然として世界経済への影響が懸念される不透明な状況が続いております。 このような状況の下で、主力である半導体市場は、AI向け設備投資が活況を呈している一方で、スマホやパソコン向けといった汎用民生品の設備投資意欲が不透明となっており、跛行的(アンバランス)な状況が生じています。 このような中、当事業年度における当社の業績は、汎用民生品向けであるシリコンウエハ関連は大幅に減少しました。AI向けの半導体製造装置関連は上期に大幅増加しましたが、下期に入り米国の関税政策や米中貿易摩擦などの影響により、半導体設備投資が慎重姿勢になったと考えられ、期待していたAI需要が一時的に減速した結果、通期では半導体製造装置関連の売上は微増に留まりました。FPD製造装置関連は、市場の需給バランス等の影響により設備投資の回復が遅れ減少となりました。 その結果、当事業年度における売上高は下期での一時的な減速が影響し、前期に比べ670百万円減収の5,540百万円(上期3,177百万円、下期2,363百万円)(前期比10.8%減)となりました。営業利益は価格改定やコスト合理化などを推進しましたが前期に比べ178百万円減益の466百万円(前期比27.7%減)となりました。経常利益は営業外収益として3D製造装置の導入における補助金収入60百万円がありましたが前期に比べ116百万円減益の540百万円(前期比17.7%減)となりました。当期純利益は前期計上しました投資有価証券売却益の反動減もあり、前期に比べ175百万円減益の401百万円(前期比30.4%減)となりました。 セグメントの業績は次の通りです。 特殊合金事業は上述の通り、汎用民生品向けであるシリコンウエハ関連は大幅に減少しました。AI向けの半導体製造装置関連は上期に大幅増加しましたが、下期に入り米国の関税政策や米中貿易摩擦などの影響により、半導体設備投資が慎重姿勢になったと考えられ、期待していたAI需要が一時的に減速した結果、通期では半導体製造装置関連の売上は微増に留まりました。FPD製造装置関連は、市場の需給バランス等の影響により設備投資の回復が遅れ減少となりました。 この結果、売上高は5,387百万円と前期比670百万円の減収(11.1%減)、営業利益は348百万円と前期比176百万円の減益(33.7%減)となりました。 不動産賃貸事業は、売上高は、前期と同額の152百万円、営業利益は119百万円と前期比2百万円の減益(1.6%減)となりました。 ②財政状態 当事業年度末における資産は、前事業年度末より75百万円減少し7,725百万円となりました。 当事業年度末における負債は、前事業年度末より267百万円減少し1,919百万円となりました。 当事業年度末における純資産は、前事業年度末より192百万円増加し5,806百万円となりました。 (2)キャッシュ・フローの状況 当事業年度における現金及び現金同等物は1,814百万円と前年同期と比べ1,612百万円の減少となりました。 営業活動によるキャッシュ・フローは、484百万円(前年同期1,413百万円)となりました。これは主に税引前当期純利益522百万円、売上債権の減少額383百万円、減価償却費208百万円等の増加要因が、棚卸資産の増加額206百万円、仕入債務の減少額111百万円、法人税等の支払額214百万円等の減少要因を上回ったことによるものです。 投資活動によるキャッシュ・フローは、△1,856百万円(前年同期5百万円)となりました。これは主に定期預金の預入による支出1,500百万円、有形固定資産の取得による支出347百万円等によるものです。 財務活動によるキャッシュ・フローは、△240百万円(前年同期△554百万円)となりました。これは主に配当金の支払額166百万円、自己株式の取得による支出68百万円等によるものです。 生産、受注及び販売の実績 (1)生産実績 当事業年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当事業年度(自 2025年1月1日至 2025年12月31日) 数量(屯)   生産高(千円)   前年同期比(%) 特殊合金事業   1,177   4,216,395   △11.4 不動産賃貸事業   ―   ―   ― 合計   1,177   4,216,395   △11.4 (注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。 2 金額は製造原価によっております。 (2) 受注実績 当事業年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当事業年度(自 2025年1月1日至 2025年12月31日) 受注高   受注残高 金額(千円)   前年同期比(%)   金額(千円)   前年同期比(%) 特殊合金事業   4,202,636   △30.9   1,590,694   △42.7 不動産賃貸事業   152,208   ―   ―   ― 合計   4,354,843   △30.1   1,590,694   △42.7 (注) セグメント間取引については、相殺消去しております。 (3) 販売実績 当事業年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当事業年度(自 2025年1月1日至 2025年12月31日) 販売高(千円)   前年同期比(%) 特殊合金事業   5,387,373   △11.1 不動産賃貸事業   152,208   ― 合計   5,539,581   △10.8 (注) セグメント間取引については、相殺消去しております。 2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先   前事業年度(自 2024年1月1日至 2024年12月31日)   当事業年度(自 2025年1月1日至 2025年12月31日) 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) キヤノン㈱   1,303,899   21.0   1,591,229   28.7 ㈱ニコン   1,910,137   30.8   1,462,324   26.4 日本製鉄㈱   687,712   11.1   851,344   15.4 不二越機械工業㈱   1,081,477   17.4   34,762   0.6 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 (1)重要な会計方針及び見積り 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成のための重要な会計基準等は、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 重要な会計方針」に記載しております。 財務諸表の作成にあたっては、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りが必要となります。当社は、過去の実績や状況等を勘案し合理的な判断のもと見積りを行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は、これらの見積りと異なる場合があります。 (2)当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当事業年度における経済情勢は、米国による大規模関税の実施と、地政学的リスクの高まりにより、依然として世界経済への影響が懸念される不透明な状況が続いております。 このような状況の下で、主力である半導体市場は、AI向け設備投資が活況を呈している一方で、スマホやパソコン向けといった汎用民生品の設備投資意欲が不透明となっており、跛行的(アンバランス)な状況が生じています。 このような中、当事業年度における当社の業績は、汎用民生品向けであるシリコンウエハ関連は大幅に減少しました。AI向けの半導体製造装置関連は上期に大幅増加しましたが、下期に入り米国の関税政策や米中貿易摩擦などの影響により、半導体設備投資が慎重姿勢になったと考えられ、期待していたAI需要が一時的に減速した結果、通期では半導体製造装置関連の売上は微増に留まりました。FPD製造装置関連は、市場の需給バランス等の影響により設備投資の回復が遅れ減少となりました。 その結果、当事業年度における売上高は下期での一時的な減速が影響し、前期に比べ670百万円減収の5,540百万円(上期3,177百万円、下期2,363百万円)(前期比10.8%減)となりました。 営業利益は、価格改定やコスト合理化などを推進しましたが前期に比べ178百万円減益の466百万円(前期比27.7%減)となりました。 営業外収益は、81百万円(前事業年度は19百万円)となり62百万円増加しました。これは補助金収入の増加(0から60百万円へ60百万円の増)が主な要因であります。 営業外費用は、8百万円(前事業年度は8百万円)で同程度となりました。 経常利益は、540百万円(前事業年度は656百万円)となり116百万円減少しました。 当期純利益は、システム障害対応費用を特別損失として19百万円、法人税等120百万円計上したこともあり401百万円(前事業年度は576百万円)となり175百万円減少しました。 (3)当事業年度の財政状態の分析 当事業年度末における流動資産の残高は、6,089百万円(前事業年度末は6,323百万円)となり235百万円減少しました。これは電子記録債権の減少(305百万円から92百万円へ213百万円の減)、売掛金の減少(653百万円から492百万円へ161百万円の減)、現金及び預金の減少(3,426百万円から3,314百万円へ112百万円の減)、棚卸資産の増加(1,894百万円から2,100百万円へ206百万円の増)が主な要因であります。 当事業年度末における固定資産の残高は、1,637百万円(前事業年度末は1,477百万円)となり160百万円増加しました。これは有形固定資産の増加(1,285百万円から1,430百万円へ145百万円の増)が主な要因であります。 当事業年度末における流動負債の残高は、812百万円(前事業年度末は693百万円)となり119百万円増加しました。これは1年内返済予定の長期借入金の増加(0から400百万円へ400百万円の増)、買掛金の減少(310百万円から199百万円へ111百万円減少)、未払法人税等の減少(131百万円から46百万円へ86百万円減少)が主な要因であります。 当事業年度末における固定負債の残高は、1,107百万円(前事業年度末は1,492百万円)となり385百万円減少しました。これは長期借入金の減少(1,100百万円から700百万円へ400百万円の減)が主な要因であります。 当事業年度末における純資産の残高は、5,806百万円(前事業年度末は5,615百万円)となり192百万円増加しました。これは利益剰余金の増加(5,237百万円から5,471百万円へ234百万円の増)、自己株式の増加(△50百万円から△109百万円へ59百万円の増)が主な要因であります。その結果、自己資本比率は3.2ポイント増加し75.2%となりました。 (4)キャッシュ・フローの状況 当事業年度におけるキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 経営成績等の状況の概要 (2) キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 (5)資本の財源及び資金の流動性 当社の事業活動における資金需要は、運転資金需要と設備資金需要があります。運転資金需要は、原材料等の仕入、販売費及び一般管理費等の営業費用があります。設備投資資金需要は、機械装置等の置換等であります。これらの運転資金及び設備資金につきましては、内部資金または金融機関からの借入により調達を行っております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。