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超!企業DB
日経平均64,214.48-111NYダウ53,686.11+624ドル円155.8-3NASDAQ26,584.06+366S&P 5007,747.71+81SOX 指数11,352.13+139/3終値

UACJ

UACJ Corporation5741 · Prime · 非鉄金属

アルミニウム圧延の国内最大手。板・押出・鋳鍛造品を自動車・航空宇宙など産業全般に供給

概要

UACJは、2013年に古河スカイと住友軽金属が統合して誕生したアルミニウム圧延業界の国内最大手である。自動車、航空宇宙、建築、包装向けに板・箔・押出形材を製造・販売し、連結従業員約1万人を擁する。2026年3月期の売上高は1兆1817億円、営業利益769億円。北米、タイ、マレーシアなどに生産拠点を持ち、グローバルに事業を展開する。

板製品と押出・加工品の二軸で構成される事業ポートフォリオ

UACJの事業は単一セグメントだが、製品区分は板製品関連と押出・加工品関連に大別される。板製品関連ではアルミニウムの板圧延製品や箔製品を手掛け、連結子会社としてTri-Arrows Aluminum Inc.やUACJ (Thailand) Co., Ltd.などを持つ。押出・加工品関連では押出製品や加工製品を製造し、国内に㈱UACJ押出加工安城、海外にUACJ Extrusion Czech s.r.o.などを擁する。航空宇宙・防衛材や自動車部品もそれぞれ専門の子会社が担う。その他に物流・卸売事業もグループ内で展開している。

北米・アジアを軸としたグローバルな生産・販売網

売上収益の約半分は海外で計上される。北米ではLogan Aluminum Inc.やUACJ Automotive Whitehall Industries, Inc.が缶材や自動車部品を供給する。タイのUACJ (Thailand) Co., Ltd.ラヨン製造所は3期にわたる拡張を経て、板圧延工場として稼働している。マレーシアのUACJ Foil Malaysia Sdn. Bhd.は箔製品を生産する。欧州にはUACJ ELVAL HEAT EXCHANGER MATERIALS GmbHやUACJ Extrusion Czech s.r.o.があり、自動車熱交換器用材や押出製品を現地生産する。中国には合弁会社を通じて進出している。

49社の子会社と12社の持分法適用会社で構成される企業集団

当社グループは、当社、49社の子会社、12社の持分法適用会社で構成される。子会社には板圧延のTri-Arrows Aluminum Holding Inc.、箔の㈱UACJ製箔、押出加工の㈱UACJ押出加工安城などがある。持分法適用会社にはLogan Aluminum Inc.や乳源東陽光優艾希杰精箔有限公司などがある。2024年10月には、㈱UACJ押出加工など4社を吸収合併し、押出加工事業を再編した。2025年4月には使用済み飲料缶リサイクルを行うUACJ山一アルミ缶リサイクル株式会社を設立した。

業界の中での役割は非鉄金属材料・部品の総合サプライヤー(アルミニウム圧延トップ)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1.2兆円
営業利益
769億円
営業利益率
6.5%
純利益
389億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2023/3
事業売上構成比利益利益率
アルミ圧延品事業7,736億円80.3%233億円3.0%
加工品・関連事業1,893億円19.7%-2億円-0.1%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01自動車主力

アルミニウムの板製品(熱交換器用材など)、押出製品(バンパー等)、自動車部品(サスペンション部品等)を供給。軽量化ニーズに対応し、北米・アジア拠点でグローバル展開。

主な製品・サービス3
板製品(アルミニウム合金板)
自動車の熱交換器材料やボディパネル向けアルミ板。耐食性・成形性に優れる。
押出製品
バンパー強化材やサスペンション部品向けアルミ押出材。高強度・軽量。
自動車部品
サスペンションアーム、ショックアブソーバーケースなどのアルミ部品。鋳造・鍛造技術で供給。

02航空宇宙・防衛準主力

アルミニウムの鋳物製品・鍛造製品を航空機構造部品や防衛機器向けに製造・販売。高強度・高信頼性が要求される分野に特化。

主な製品・サービス2
鋳物製品
航空機エンジン部品や構造部材向けアルミ鋳物。複雑形状を高精度で成形。
鍛造製品
航空機ランディングギア部品等に用いられるアルミ鍛造品。優れた機械的特性を実現。

03建設・産業機械副次

押出製品を建築用サッシ・カーテンウォール、産業機械フレーム等に供給。加工品・土木工事請負も含む。

主な製品・サービス1
押出製品(建築用)
サッシ、手すり、カーテンウォール等の建築用アルミ押出材。デザイン性と強度を両立。

04包装・その他副次

アルミ箔製品を食品包装・電子部品向けに供給。また、グループの物流・卸売事業を含む。

主な製品・サービス1
箔製品
コンデンサ用アルミ箔や包装用アルミ箔。薄肉でバリア性に優れる。

製品と技術

板製品:飲料缶用缶材と自動車熱交換器用材が主力

板製品はUACJの売上で最大のカテゴリーを占める。主力は飲料缶向けのアルミ缶材で、北米のTri-Arrows Aluminum Inc.やLogan Aluminum Inc.が生産する。自動車分野では熱交換器用のアルミニウム合金板を供給し、UACJ ELVAL HEAT EXCHANGER MATERIALS GmbHが欧州で生産する。また自動車ボディパネル用の高強度アルミ板も扱う。箔製品はコンデンサ用や食品包装用を㈱UACJ製箔やUACJ Foil Malaysiaが製造する。

押出製品:建築用から自動車構造材まで用途が多岐

押出製品は建築用サッシやカーテンウォール、手すりなど建築分野が伝統的に強い。また自動車向けではバンパー強化材やサスペンション部品用の押出形材を供給する。国内では㈱UACJ押出加工安城、群馬、滋賀の各拠点が生産し、海外ではチェコのUACJ Extrusion CzechやタイのUACJ Extrusion (Thailand)が現地生産する。加工品として、これらの押出材を切断・曲げ加工した部品も提供する。

鋳物・鍛造品と自動車部品:航空機と車両の軽量化に貢献

航空宇宙・防衛分野では、高強度が要求される鋳物製品や鍛造製品を手掛ける。ベトナムのUACJ Foundry & Forging (Vietnam)が生産し、航空機エンジン部品やランディングギア部品に使われる。自動車部品分野では、サスペンションアームやショックアブソーバーケースなどをUACJ Automotive Whitehall Industries(米国)や中国の合弁会社が供給する。軽量化ニーズに対応し、鋳造・鍛造・押出の複合技術で部品を提供する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

非鉄金属のなかでの位置

非鉄大手でアルミ首位、高付加価値に注力

大手アルミメーカーとして、圧延品や鋳鍛品で国内シェア上位。売上高は8928億円から11817億円へ増加、営業利益率も5.75%から6.51%へ改善。同業の日本軽金属ホールディングスや大紀アルミニウム工業所と比較し、規模で大きく上回る。自動車や航空機向け高付加価値品の拡販や、リサイクル事業の強化により収益力を高めている。一方で、アルミ地金価格の変動や電力コストの上昇が収益を圧迫するリスクが常態化。また、円安傾向が進む中、輸出競争力は維持しているが、原材料輸入コスト増が課題。総合的な業界構造の中で、規模と技術で優位に立つが、市況対応が鍵となる。

強み

  • アルミ圧延品で国内トップクラスのシェア、生産設備と販売網で競合を上回る。
  • 自動車・航空機向けの高機能アルミ材を強化、利益率向上に寄与。
  • リサイクル原料の活用でコスト削減と環境対応を実現、持続可能性を向上。
  • 売上高が増加基調、営業利益率も改善、財務体質は強固。

課題

  • アルミ地金価格や電力費の高騰が収益を圧迫、価格転嫁が課題。
  • 輸入原材料費の増加でコストが上昇、輸出競争力はあるが国内コスト負担増。
  • 自動車のEVシフトでアルミ使用量は増えるが、景気減速で需要が鈍る恐れも。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

金属・ガラスの時価総額近傍。太字がUACJ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
15714DOWAホールディングス5,858億円9.0倍
25631日本製鋼所5,423億円27.9倍
35471大同特殊鋼4,951億円14.1倍
45463丸一鋼管4,429億円14.9倍
55741UACJ4,157億円
65214日本電気硝子4,157億円13.6倍
75301東海カーボン4,111億円20.5倍
85857AREホールディングス3,322億円13.3倍
91515日鉄鉱業2,832億円19.8倍
107826フルヤ金属2,630億円15.9倍
115451ヨドコウ2,263億円12.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(金属・ガラス)に従っています。

会社の歴史

沿革 10件

古河スカイと住友軽金属の統合で発足した2013年

2013年10月、古河スカイ株式会社と住友軽金属工業株式会社が経営統合し、株式会社UACJが発足した。両社はそれまで国内アルミ圧延業界で競合しており、統合により業界最大手が誕生した。統合直後からグループ再編が進められ、同年12月には日本製箔がマレーシアの箔メーカーを買収し、海外拠点の拡充を開始した。2014年1月には製箔子会社を統合しUACJ製箔を設立、タイのラヨン県に板圧延工場を開設した。

北米自動車向け事業に本格参入した2015年

2015年8月、米国で自動車パネル用アルミニウム材の共同事業についてConstelliumと正式合意した。同時期に加工品事業統括会社としてUACJ金属加工を設立し、複数の子会社を統合した。また米国で自動車用アルミ構造材メーカーSRS Industries(現UACJ Automotive Whitehall Industries)の持分を取得し、北米自動車市場への本格参入を果たした。これらの投資により、自動車向け高付加価値品の供給体制を構築した。

タイ工場の拡張と不採算事業の整理を行った2019年

2019年7月、タイのUACJ (Thailand)ラヨン製造所が第3期操業を開始し、生産能力を拡大した。一方、伸銅品事業統括会社であったUACJ銅管の全株式を譲渡し、同事業から撤退した。また日光製造所を閉鎖し、国内生産拠点の集約を進めた。この時期は成長分野への投資と不採算事業の整理を並行して行った。

プライム市場移行とグループ再編を進めた2022年~2024年

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、プライム市場へ移行した。2024年4月にはUACJ金属加工がナルコ郡山を吸収合併し、加工事業を強化した。同年10月にはUACJ押出加工など4社を吸収合併し、押出加工事業を再編した。これによりグループ内の重複を解消し、経営効率の向上を図った。

リサイクル事業への新展開と本社移転を実施した2025年

2025年4月、使用済み飲料缶(UBC)のリサイクルを目的とした合弁会社UACJ山一アルミ缶リサイクル株式会社を設立した。これは循環型社会への貢献と、スクラップ調達力強化を狙ったもの。同年12月には本社を港区三田から千代田区大手町へ移転した(登記上は2025年12月15日付)。グループのガバナンス強化と事業基盤の再構築を進めている。

年表10件を開く

2010年代

  • 2013年10月創業古河スカイ株式会社と住友軽金属工業株式会社が経営統合し、株式会社UACJが発足
  • 2013年12月日本製箔株式会社がHydro Aluminium Malaysia Sdn. Bhd.(現:UACJ Foil Malaysia Sdn. Bhd.)の株式を取得
  • 2014年1月M&A日本製箔株式会社と住軽アルミ箔株式会社が合併し、株式会社UACJ製箔に商号変更 タイ王国ラヨン県のアルミニウム板圧延工場 UACJ (Thailand) Co., Ltd. ラヨン製造所が第1期操業を開始
  • 2015年8月創業株式会社UACJ物流と株式会社エルコンポが合併 米国での自動車パネル用アルミニウム材共同事業に関して、Constellium N.V及びConstellium U.S. Holdings I, LLCと正式合意 加工品事業統括会社として株式会社UACJ金属加工を設立 株式会社UACJコンポーネンツ深谷と株式会社ニッケイ加工が合併 UACJ (Thailand) Co., Ltd. ラヨン製造所が第2期操業を開始 加工品事業統括会社である株式会社UACJ金属加工を吸収合併 株式会社ナルコ岩井、株式会社ナルコ恵那及び株式会社ニッケイ加工が合併し、株式会社UACJ金属加工に商号変更 Iwai Metal(America) Co., Ltd.とPenn TecQ, Inc.が合併し、UACJ Metal Components North America Inc.に商号変更 米国の自動車用アルミニウム構造材及び各種アルミニウム部品製造販売会社SRS Industries, LLC(現:UACJ Automotive Whitehall Industries, Inc.)の持分を取得 米国での自動
  • 2019年7月UACJ (Thailand) Co., Ltd. ラヨン製造所が第3期操業を開始 伸銅品事業統括会社であった株式会社UACJ銅管(現:NJT銅管株式会社)の全株式を譲渡 株式会社UACJの日光製造所を閉鎖

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
  • 2024年4月M&A株式会社UACJ金属加工が株式会社ナルコ郡山を吸収合併
  • 2024年10月M&A株式会社UACJが、株式会社UACJ押出加工、株式会社UACJ押出加工名古屋の有する名古屋製作所、株式会社UACJ押出加工小山及び株式会社UACJ鋳鍛を吸収合併し、株式会社 UACJ押出加工名古屋は株式会社UACJ押出加工安城に商号変更
  • 2025年4月創業UACJ山一アルミ缶リサイクル株式会社を設立
  • 2025年12月株式会社UACJ、株式会社UACJ製箔、株式会社UACJ金属加工の本社を東京都港区に移転

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2027年度まで10,500億円
  • 事業利益2027年度まで600億円
  • 売上高事業利益率2030年度まで6%以上
  • ROIC (税引前事業利益ベース)2027年度まで9%以上
  • ROE2027年度まで9%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    リサイクル推進による循環型社会構築

    使用済み飲料缶(UBC)の溶解リサイクルシステム構築や缶材増産・スクラップ使用量拡大により、川上への事業領域拡大と環境価値素材としてのアルミニウム活躍領域拡大を目指す。

  2. 02

    素材+加工ビジネスの拡大

    自動車の軽量化や熱マネジメントによる環境価値付与をターゲットに、押出素材から加工までの事業領域を一体運営し、グループ間シナジーで付加価値創出を促進する。

  3. 03

    先端分野サプライチェーン安定化貢献

    航空宇宙・防衛、電池、半導体製造装置分野で、大型リング材製造設備導入や厚板焼入れ材生産能力倍増など、外部連携による高付加価値製品の安定供給と国内サプライチェーン強靭化を図る。

  4. 04

    新領域ビジネスの創出と拡大

    モビリティ、ライフスタイル・ヘルスケア、環境・エネルギーの3分野でアルミニウム特性と自社強みを活かした新領域ビジネスを創出・拡大し、社内ベンチャー制度も活用する。

  5. 05

    筋肉質でしなやかな体質強化

    環境変化対応力強化、資産効率化(CCC短縮・設備適正化)、自動化・無人化(安全性・生産性向上)により、資本効率向上と変動対応力のある体質を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で10,183人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は778万円で、9期前と比べて+17.0%平均年齢は41.4歳、平均勤続年数は15.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月9,819
2018年3月10,067
2019年3月66539.915.910,366
2020年3月65340.116.1
2021年3月65040.716.5
2022年3月66540.816.4
2023年3月71840.716.3
2024年3月68441.016.310,460
2025年3月71241.415.710,203563
2026年3月77841.415.510,183755

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率6.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率84.2%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)78.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社34(国内 19 / 海外 15、うち連結子会社 28) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
ローガン工場 — アメリカ合衆国・ケンタッキー州1,143億円
アルミ製品事業
ラヨン製造所 — タイ王国ラヨン県997億円
アルミ製品事業
名古屋製造所 — 名古屋市港区715億円
アルミ製品事業
福井製造所 — 福井県坂井市437億円
アルミ製品事業
主な関係会社
  • 海外
    UACJ (Thailand) Co., Ltd. (注3、5)
    タイ王国ラヨン県 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Tri-Arrows Aluminum Holding Inc. (注3)
    米国デラウェア州 · 連結子会社
    議決権80.0%
  • 海外
    Tri-Arrows Aluminum Inc. (注3、5)
    米国ケンタッキー州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    UACJ ELVAL HEAT EXCHANGER MATERIALS GmbH
    独国デュッセルドルフ · 連結子会社
    議決権51.0%
  • 国内
    優艾希杰東陽光(韶関)鋁材銷售有限公司
    中華人民共和国広東省韶関市 · 連結子会社
    議決権51.0%
  • 国内
    株式会社UACJ製箔
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    UACJ Foil Malaysia Sdn. Bhd. (注3)
    マレーシア連邦ジョホール州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社日金
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社UACJ Marketing & Processing
    愛知県安城市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    UACJ Trading & Processing America, Inc.
    米国ミシガン州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社UACJアルミセンター
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社UACJ押出加工安城
    愛知県安城市 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社22社を開く
  • 株式会社UACJ押出加工群馬群馬県伊勢崎市100%
  • 株式会社UACJ押出加工滋賀滋賀県近江八幡市100%
  • UACJ Extrusion Czech s.r.o.チェコ共和国ベナツキー・ナッド・イゼロウ市100%
  • UACJ Extrusion (Thailand) Co., Ltd.タイ王国プラチンブリ県100%
  • 株式会社UACJ金属加工東京都港区100%
  • UACJ Metal Components North America,Inc.米国カリフォルニア州100%
  • UACJ Metal Components Mexico, S.A.de C.V.メキシコ合衆国バハ・カリフォルニア州100%
  • UACJ Foundry & Forging (Vietnam) Co., Ltd.ベトナム社会主義共和国ホーチミン市100%
  • UACJ Automotive Whitehall Industries, Inc. (注3、4)米国ミシガン州100%
  • UACJ Australia Pty. Ltd. (注3)オーストラリア連邦ビクトリア州100%
  • UACJ North America,Inc. (注3)米国ケンタッキー州100%
  • 株式会社UACJトレーディング大阪市中央区100%
  • 泉メタル株式会社東京都中央区100%
  • 優艾希杰商(上海)金属製品銷售有限公司中華人民共和国上海市100%
  • 優艾希杰商(昆山)金属制品有限公司中華人民共和国江蘇省昆山市100%
  • UACJ山一アルミ缶リサイクル株式会社福井県坂井市60%
  • Logan Aluminum Inc. (注6)米国ケンタッキー州60%
  • 乳源東陽光優艾希杰精箔有限公司中華人民共和国広東省韶関市49%
  • 戴卡優艾希杰渤鋁(天津)精密鋁業有限公司中華人民共和国天津市40%
  • 戴卡優艾希杰渤鋁汽車零部件有限公司中華人民共和国河北省秦皇島市40%
  • Boyne Smelters Ltd. (注7)オーストラリア連邦クイーンズランド州9%
  • 株式会社UACJ物流名古屋市港区33%
国際子会社 (GLEIF登録 1社)
  • JP株式会社UACJトレーディング

国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。

公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    NEDO先導研究プログラムエネルギー・環境新技術先導研究プログラム低温型電解法によるアルミニウムの高純度化プロセスの研究開発
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2024-07-19
    1,700万円
  • 調達
    NEDO先導研究プログラムエネルギー・環境新技術先導研究プログラムアルミニウム素材の高度資源循環システム構築
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2019-09-20
    1,125万円
  • 調達
    NEDO先導研究プログラムエネルギー・環境新技術先導研究プログラムエクセルギー損失削減のための熱交換・熱制御技術
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2018-07-30
    434万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1.2兆円営業利益769億円前期と比べると増収増益で、売上が+18.3%、利益が+34.0%。

売上高
+18.3%
1.2兆円
営業利益
+34.0%
769億円
純利益
+38.9%
389億円
営業利益率
6.5%
前期比 +0.8%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1.4兆円1.2兆円
営業利益850億円769億円
純利益420億円389億円
1株あたり配当¥70¥70

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は3,774億円、営業利益は538億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+78.8%、営業利益は+556.1%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q2,385−60−2.5−79
2024年1Q2,111823.929
2024年2Q2,238472.116
2024年3Q2,254934.123
2024年4Q2,32571
2025年2Q4,8713577.3167
2025年4Q5,1172174.2113
2026年2Q5,4012264.274
2026年4Q6,4165438.5315
2027年1Q3,77453814.3359

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は1,837億円から1.2兆円へ6.4倍に増えた。直近期の営業利益率は6.5%。売上は2期、純利益は3期の連続増加。

決算期売上高兆円営業利益億円税引前利益億円営業利益率%純利益億円
古河スカイ株式会社と住友軽金属工業株式会社が経営統合し、株式会社UACJが発足
2013年3月0.185831
日本製箔株式会社と住軽アルミ箔株式会社が合併し、株式会社UACJ製箔に商号変更 タイ王国ラヨン県のアルミニウム板圧延工場 UACJ (Thailand) Co., Ltd. ラヨン製造所が第1期操業を開始
2014年3月0.3616899
株式会社UACJ物流と株式会社エルコンポが合併 米国での自動車パネル用アルミニウム材共同事業に関して、Constellium N.V及びConstellium U.S. Holdings I, LLCと正式合意 加工品事業統括会社として株式会社UACJ金属加工を設立 株式会社UACJコンポーネンツ深谷と株式会社ニッケイ加工が合併 UACJ (Thailand) Co., Ltd. ラヨン製造所が第2期操業を開始 加工品事業統括会社である株式会社UACJ金属加工を吸収合併 株式会社ナルコ岩井、株式会社ナルコ恵那及び株式会社ニッケイ加工が合併し、株式会社UACJ金属加工に商号変更 Iwai Metal(America) Co., Ltd.とPenn TecQ, Inc.が合併し、UACJ Metal Components North America Inc.に商号変更 米国の自動車用アルミニウム構造材及び各種アルミニウム部品製造販売会社SRS Industries, LLC(現:UACJ Automotive Whitehall Industries, Inc.)の持分を取得 米国での自動
2015年3月0.5721386
2016年3月0.5812051
2017年3月0.5719887
2018年3月0.62194123
2019年3月0.666211
この期から会計基準が日本基準からIFRSに変わりました。前後の数値は単純に比較できません
2020年3月0.623820
2021年3月0.5760−33
2022年3月0.78523321
2023年3月0.9617−13
株式会社UACJ金属加工が株式会社ナルコ郡山を吸収合併
2024年3月0.89220139
UACJ山一アルミ缶リサイクル株式会社を設立
2025年3月1.005744305.7280
2026年3月1.187696376.5389

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1.2兆円のうち、営業利益として残るのは769億円6.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は389億円、売上の3.3%にあたる。営業利益率は業種中央値5.8%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金86.6%1.0兆円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金7.2%856億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.5%769億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
13.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.8pt
6.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.7pt
3.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+4.0pt
12.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが640億円、投資CFが−595億円で、差し引きのフリーCFは45億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は584億円で、売上の0.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月126−152−5−2684
2014年3月142−255141−113175
2015年3月268−497257−229209
2016年3月225−348112−123188
2017年3月284−555495−271411
2018年3月174−519135−345208
2019年3月107−349290−242252
2020年3月581−300−259281278
2021年3月386−209−170177281
2022年3月78−210−7−132230
2023年3月542−282−251260234
2024年3月949−362−440587402
2025年3月91−369125−278263
2026年3月640−59525445584

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1.1兆円。このうち返さなくてよい自己資本が3,470億円で、自己資本比率は30.9%(業種中央値53.7%より薄い)

決算期総資産兆円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月0.227731,41734.9
2014年3月0.611,6814,40425.6
2015年3月0.681,8714,89825.5
2016年3月0.661,7864,83724.9
2017年3月0.731,9845,26925.4
2018年3月0.772,0845,65725.1
2019年3月0.812,0626,01023.7
2020年3月0.752,0275,50125.0
2021年3月0.731,9645,36625.0
2022年3月0.892,3526,57526.3
2023年3月0.902,4656,49227.5
2024年3月0.912,7706,37430.3
2025年3月0.972,9066,50430.0
2026年3月1.123,4707,36430.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
584億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,617億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
7,364億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
64
/ 100
安定性自己資本比率21 / 40
収益力営業利益率13 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

非鉄金属 32社との比較

同じ非鉄金属の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率32社中8位あたり、逆に低いのは自己資本比率32社中30位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
12.2%/中央値 8.2%
P25 6.1%P75 15.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
6.5%/中央値 5.8%
P25 3.8%P75 9.7%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
30.9%/中央値 53.7%
P25 41.3%P75 57.9%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
18.3%/中央値 9.0%
P25 5.3%P75 17.1%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.1%/中央値 2.0%
P25 0.8%P75 3.7%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月3日の終値

直近の終値は¥2,243で、1年前と比べて+47.4%過去52週の値幅のなかでは35%の位置にある。

¥2,243+0.4%1ヶ月-10.9%1年+47.4%時価総額4,157億円
過去52週の値幅
安値¥1,530高値¥3,585

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)9.7倍
PBR1.07倍
配当利回り3.12%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で株価は-10.14%と下落しました。7月29日に2176円まで下落した後、8月5日には2518円まで急反発しましたが、その後再び調整が進み、現在は2241円で推移しています。25日移動平均線(2360.48円)を下回っており、短期のトレンドは弱含みです。75日線(2706.83円)からは大きく乖離しており、下落が続くようであれば200日線(2472.41円)も下回る可能性があります。出来高は8月20日に202.1万株と増加しました。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERが実績値なし、予想PERが9.7倍と業界平均22.44倍を大きく下回る。PBRは1.07倍で業界平均2.06倍を下回る。配当利回りは3.12%で業界平均2.27%を上回る。ROEは12.2%と良好。割安ながら配当性向が127.8%と高く、今後の配当維持が懸念。

指標この会社業種平均
PER (予想)9.7倍
PBR1.07倍2.00倍
ROE12.2%12.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、アルミ需要の成長と自動車向け高付加価値品の拡販が収益を押し上げる一方、アルミ地金価格変動や中国の過剰生産による市況悪化リスクが対立する構図。強気派は、EVや軽量化需要でアルミ需要が拡大し、同社の技術力が活きると見る。弱気派は、地金価格連動のビジネスモデルで増益の持続性に疑問を呈する。

プラスに働く材料7
  • アルミ需要拡大の追い風

    EVや軽量化で自動車向け需要が伸び、板・箔の出荷増が見込まれる。

  • 高付加価値品の拡販

    自動車向け高強度・高成形性板材のシェア拡大で利益率向上が期待される。

  • 財務改善の進行

    2025年3月期は純利益が3年ぶりに黒字化し、ROEも12%超と改善傾向。

  • 営業利益769億円で前期比34%増決算発表後影響

    2026年3月期営業利益769億円、前期574億円から195億円増

  • 売上高1兆1817億円と前期比18%増決算発表後影響

    売上高11817億円、前期9988億円から1829億円増収

  • 営業利益率0.76ポイント改善決算発表後影響

    営業利益率は5.75%から6.51%へ改善

  • 予想PER10倍・PBR1.11倍の割安感継続影響

    予想PER10倍、PBR1.11倍、ROE12.2%。割安修正の余地

マイナスに働く材料7
  • 地金価格変動リスク

    アルミ地金価格の下落は製品スプレッドを縮小させ、減益要因となる。

  • 中国の供給過剰

    中国のアルミ生産増で需給が緩み、市況が弱含む可能性がある。

  • 設備投資の重圧

    大型設備投資が続き、減価償却費負担が利益を圧迫する懸念がある。

  • 原料高で営業利益が約15%減継続影響

    売上高11817億円の1%コスト増で約118億円、営業利益769億円の15%

  • 外国人保有49.7%と高水準継続影響

    外国人持分比率49.70%。リスクオフ時に売り圧力

  • 1年63.6%上昇の過熱感不定影響

    1年間で63.63%上昇、短期的な調整リスク

  • 純利益率3.3%と収益の質に課題決算発表後影響

    純利益389億円は売上高11817億円の3.3%、営業利益の約半分

次の決算で確かめる点
自動車向け出荷量
EV・軽量化需要の実需を確認し、高付加価値品拡販の進捗を測る。
アルミ地金価格
スプレッドに直接影響し、収益変動の要因を把握する。
海外売上比率
グローバル需要の分散度と成長市場でのシェア変動を確認する。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり70で、前期から+46.7%いまの株価に対する利回りは3.12%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥70
1株あたり
配当利回り
3.12%
いまの株価に対して
配当性向
127.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1523.9
2018年3月8−45.018.7
2019年3月1581.831.9
2020年3月5−66.718.7
2022年3月21325.035.7
2023年3月210.0431.8
2024年3月235.9155.9
2025年3月3866.769.8
2026年3月5546.7127.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥70

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ17,690人。区分でいちばん多いのは外国法人49.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が33.6%を占め、残る66.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
外国法人23.022.531.435.045.449.7
金融機関21.321.120.921.020.823.1
個人・その他16.617.715.511.412.812.8
事業法人38.037.729.929.218.110.4
証券会社1.11.02.33.42.93.9
自己株式0.20.20.20.22.32.3
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL (常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)12.84
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)11.07
03古河電気工業株式会社6.88
04株式会社日本カストディ銀行(信託口)5.85
05MLI FOR SEGREGATED PB CLIENT (常任代理人 BOFA証券株式会社)3.17
06ECM MF (常任代理人 立花証券株式会社)3.13
07JPMSPLC CLIENT ASSETS SK JPY (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)2.99
08CGML PB CLIENT ACCOUNT/COLLATERAL (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)2.49
09STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行)2.40
10STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 (常任代理人 株式会社みずほ銀行)2.23

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-08-24
    エフィッシモ キャピタル マネージメント ピーティーイー エルティーディー(Effissimo Capital Management Pte. Ltd.)
    新規の大量保有報告
    24.28%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1451%、1株純資産は14期で+469%。直近期のROEは12.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月143374.320.659.0
2014年3月3043,6338.614.0240.3
2015年3月2024,0285.316.429.3
2016年3月1193,8593.019.122.2
2017年3月2023,8155.014.523.9
2018年3月2544,0266.510.718.7
2019年3月233,9600.689.631.9
2020年3月423,9051.136.818.7
2021年3月−683,796−1.8
2022年3月1661,21915.63.535.7
2023年3月−71,278−0.5431.8
2024年3月721,4365.315.3155.9
2025年3月1461,6059.98.169.8
2026年3月2151,91612.210.7127.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

21名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は21名。2026/3期の役員報酬は総額647百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約8倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
石原美幸取締役会長69609
田中信二代表取締役 社長執行役員63430
隈元穣治取締役 専務執行役員6494
慈道文治取締役 常務執行役員63199
岡田浩三取締役 執行役員5926
池田隆洋取締役75159
作宮明夫取締役7367
光田好孝取締役6623
永田亮子取締役6327
赤羽真紀子取締役5613
澤地隆常勤監査役6555
飯田晴央常勤監査役62146
残りの役員9名を開く
氏名役職年齢保有株数
山﨑博行監査役7140
元山義郎監査役7027
古本結子監査役622
島本誠取締役66
樋口典子取締役63
中島美憲取締役62
黒川直治常勤監査役59
髙木晴彦監査役67
寺口順子監査役65

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)823447860
社外取締役911211212
監査役2565729

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,161字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、当社の子会社49社及び持分法適用会社12社で企業集団を形成し、アルミニウム等の非鉄金属及びその合金の圧延製品・鋳物製品・鍛造製品並びに加工品の製造・販売等を主な業務として行っております。 なお、単一セグメントであるため、製品区分別に記載しております。 板製品関連 アルミニウム及びその合金の板圧延製品、箔製品の製造及び販売を行っております。 (主な関係会社) 当社、UACJ (Thailand) Co., Ltd.、Tri-Arrows Aluminum Holding Inc.、Tri-Arrows Aluminum Inc.、UACJ ELVAL HEAT EXCHANGER MATERIALS GmbH、優艾希杰東陽光(韶関)鋁材銷售有限公司、㈱UACJ製箔、UACJ Foil Malaysia Sdn. Bhd.、㈱日金、㈱UACJアルミセンター、㈱UACJ Marketing & Processing、UACJ Trading & Processing America,Inc.、Logan Aluminum Inc.、乳源東陽光優艾希杰精箔有限公司 押出・加工品関連 アルミニウム等の押出製品、加工製品の製造・販売、それらに関連する土木工事の請負等を行っております。 (主な関係会社) 当社、㈱UACJ押出加工安城、㈱UACJ押出加工群馬、㈱UACJ押出加工滋賀、UACJ Extrusion Czech s.r.o.、UACJ Extrusion (Thailand) Co., Ltd.、㈱UACJ金属加工、UACJ Metal Components North America, Inc.、UACJ Metal Components Mexico, S.A. de C.V. 航空宇宙・防衛材関連 アルミニウム等の鋳物製品、鍛造製品の製造及び販売を行っております。 (主な関係会社) 当社、UACJ Foundry & Forging (Vietnam) Co., Ltd. 自動車部品関連 アルミニウム等の自動車部品の製造・販売を行っております。 (主な関係会社) 当社、UACJ Automotive Whitehall Industries, Inc.、戴卡優艾希杰渤鋁汽車零部件有限公司、戴卡優艾希傑渤鋁(天津)精密鋁業有限公司 その他 グループの事業に関連する貨物運送・荷扱、製品等の卸売等を行っております。 以上の事項を事業系統図によって示すと以下のとおりであります。 [事業系統図] (注)1.→印は、製品・サービス等の流れを示しております。 2.◆印は連結子会社、△印は持分法適用会社であります。
経営方針・対処すべき課題5,568字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) グループ理念 当社グループは、2020年に企業活動の根本的な考え方となる企業理念や目指す姿、大切にしたい価値観を見つめ直し、社員が物事を判断する際の拠りどころとなるグループ理念体系を再定義いたしました。   「企業理念」 素材の力を引き出す技術で、 持続可能で豊かな社会の実現に貢献する。   「目指す姿」 アルミニウムを究めて環境負荷を減らし、 軽やかな世界へ。   「価値観」 相互の理解と尊重 誠実さと未来志向 好奇心と挑戦心 グループ理念体系の社内浸透を図るため、経営幹部と従業員との理念対話会を継続して実施しております。理念対話会は、単にグループ理念を従業員に伝えるだけではなく、従業員の声を経営に活かし、また従業員のエンゲージメントの向上にも資することから、今後も積極的に実施してまいります。 このグループ理念を世界中の従業員と共有することで、国境や世代を超えて永続的に社会・生活を支える企業グループになることを目指してまいります。 (2) 経営戦略等 当社グループは、グループ理念における目指す姿の実現に向け、2030年における当社グループのありたい姿を描いた「UACJ VISION 2030」を策定しています。 UACJ VISION 2030を実現するための中期経営計画として、第3次中期経営計画(2021年度~2023年度)から具体的な取組みを開始しており、これに続く第4次中期経営計画(2024年度~2027年度)(以下、第4次中計)を策定し、2024年5月に公表しております。 <長期経営ビジョン UACJ VISION 2030> 中長期では、世界的な人口増加や経済成長、さらには気候変動への対策の必要性の高まりから、地球環境に優しい循環型素材であるアルミニウムの需要は伸長する見込みです。このようなマクロ環境認識の下、企業理念に掲げた「持続可能で豊かな社会の実現」に向けて、2030年に当社グループが目指していく4つの貢献を定めた UACJ VISION 2030を策定いたしました。 UACJ VISION 2030 1.成長分野や成長市場での需要捕捉により、より広く社会の発展に貢献する 2.素材+αでバリューチェーン及びサプライチェーンを通じた社会的・経済的な価値の向上に貢献する 3.新規領域への展開により、社会課題の解決に貢献する 4.製品のライフサイクル全体を通じて、環境負荷の軽減に貢献する 成長市場や成長分野においては、積極的に新たな需要を捕捉し、これまで培ってきた経営資源や強みを活かした製品の提供を通して、より広く社会の発展に貢献してまいります。また、素材製品の提供のみでなく、加工やリサイクルで新たな価値を付与する等、バリューチェーン及びサプライチェーンを通した「素材+αの価値創出」に取り組んでまいります。さらに、2030年に向けて拡げていく新規領域としては、2030年の社会においてアルミニウムが活躍する領域として、「モビリティ」「ライフスタイル・ヘルスケア」「環境・エネルギー」の3つを選定し、これら領域における社会課題の解決を図ってまいります。また、既存領域及び新規領域のいずれにおいても、アルミニウムの特性を活かした製品とサービスの提供及びリサイクルの推進を通じて、社会全体での環境負荷の軽減に貢献します。 これら4つの貢献を通じて、「持続可能で豊かな社会の実現」を目指してまいります。 <中期経営計画> 当社グループは、2024年度から2027年度までを、UACJ VISION 2030へ繋がる成長・価値創出拡大と体質強化を実現する期間と位置づけ、素材提供企業から「素材+α」の付加価値提供企業への変革をコンセプトとした第4次中計を策定し、取組みを進めています。事業環境の先行きは不透明な状況が継続すると考えられますが、第4次中計で定めた次の3つの重点方針に基づき、変革に向けた挑戦を続けてまいります。 第4次中期経営計画(2024年度~2027年度)~稼ぐ、繋ぐ、軽やかに~ 重点方針 1.価値創出拡大による収益の最大化と収益率の向上 2.筋肉質でしなやかな体質の強化 3.価値創出と安定した事業運営を支える基盤の強化 ① 価値創出拡大による収益の最大化と収益率の向上 当社グループでは、第4次中計における「素材+α」の戦略として「リサイクル推進」「素材+加工ビジネスの拡大」「先端分野のサプライチェーン安定化への貢献」「新領域の拡大」の4つを定めました。多彩な事業を保有するグループの強みを活かし、社会やお客様へより広く、より高い価値を提供することで、収益の最大化と収益率の向上を目指してまいります。 「リサイクル推進」については、アルミニウムの循環型社会の構築を牽引し、川上への事業領域拡大によって、ビジネスモデルの変革を図るとともに、環境価値素材としてのアルミニウムの活躍領域拡大を目指しています。2025年度においては、日本ではUBC(使用済み飲料缶:Used Beverage Can)の溶解リサイクルシステムの構築を目的とした合弁会社を設立するとともに新設した設備の稼働を開始いたしました。米国では設備投資により缶材増産とスクラップ使用量拡大を進め、タイにおいてもスクラップ処理能力を最大限活用することで、グループのスクラップ使用量を拡大させています。今後も、リサイクル推進による付加価値創出に向けた取組みを進めてまいります。 「素材+加工ビジネス」の拡大については、自動車等の軽量化や熱マネジメントによるGHG排出量削減等の環境価値付与をターゲットに、ビジネスの拡大を目指しています。グループ間シナジーの発揮による付加価値創出を促進すべく、押出素材から加工までの事業領域を一体運営することで、各領域の技術・ノウハウを掛け合わせた最適な提案をお客様に行い、製品・サービスを通じたより高い価値の提供に取り組んでおります。 「先端分野のサプライチェーン安定化への貢献」については、地政学的リスクを踏まえた経済安全保障強化の機運の高まりに対して、航空宇宙・防衛、電池、半導体製造装置の領域において、外部と連携した高付加価値製品の安定供給、サービスの提供により、サプライチェーンの安定化への貢献を図ります。 2025年度においては、国内最大級となるリング材製造設備の導入を決定いたしました。国産大型ロケットをはじめとする宇宙分野で、市場の大幅な拡大が見込まれている中、製造可能なサイズを大型化することで、今後さらに日本の航空宇宙産業の発展に貢献してまいります。また航空宇宙・防衛材及び半導体製造装置で使われる厚板焼入れ材の生産能力を倍増させることも決定いたしました。国内に高品質かつ高効率の設備を導入することで、海外材からの切り替えを狙い拡販を進め、国内サプライチェーンの強靭化を目指してまいります。 「新領域の拡大」については、社会課題の解決に貢献するべく「モビリティ」「ライフスタイル・ヘルスケア」「環境・エネルギー」という3つの分野でアルミニウムが持つ特長と当社の強みを活かし、新領域ビジネスの創出・拡大を進めております。また、社内ベンチャー制度も運用し引き続き新領域ビジネスへの取組みを進めてまいります。 ② 筋肉質でしなやかな体質の強化 当社グループでは、資本効率向上を目指すとともに、短期及び長期的な環境変化に対応できる筋肉質な体質の強化を目指し、「環境変化への対応力強化」「資産効率化」「自動化・無人化(安全性・生産性向上)」に取り組んでまいります。 これら方針の下、需要変動等の外部環境の変化に柔軟に対応する仕組み及び生産体制の構築、棚卸資産削減を中心としたCCC(キャッシュ・コンバージョン・サイクル)の短縮及び設備能力の適正化等による資産効率の向上と資金の捻出、設備やシステムの刷新によって製造現場の自動化や無人化に取り組み、より安全な職場環境の確保や生産性向上を進めております。 ③ 価値創出と安定した事業運営を支える基盤の強化 当社グループでは、人材・技術・ブランド等の獲得・強化と社内外連携の強化によって「素材+α」を創出し、安定した事業運営の基盤の強化を図るべく、「多様な人材の獲得・育成とエンゲージメント向上」「技術・ブランド等の無形資産の獲得・強化・活用」、「デジタルを活用した競争力・組織力の強化」、「事業間連携やサプライチェーン・バリューチェーンとの連携・協業の更なる推進による提案力の強化」に取り組んでまいります。 「多様な人材の獲得・育成とエンゲージメント向上」については、成長を牽引する人材ポートフォリオの構築を推進し、一人ひとりの成長と多様な人材の掛け合わせによる戦略実行力を高めるとともに、個人及び組織の成長を後押しする人材マネジメントシステムの構築もあわせて進めてまいります。2025年度においては、当社グループの人的資本についての考え方「UACJピープルステートメント」と、人材戦略を体系化した「人的資本経営の全体像」を策定いたしました。これらに基づく取組みにより、働く一人ひとりのWellと人材・組織づくりの好循環を実現させるとともに、持続的な企業価値向上に繋げてまいります。 「技術・ブランド等の無形資産の獲得・強化・活用」については、グループの強みとなる技術力を獲得・強化するとともに、アルミニウムの特性や当社が引き出す価値を訴求したブランディングによる無形資産の強化・活用で、アルミニウムの活躍領域の拡大と付加価値創出力を強化してまいります。2025年度においては、グループ各製品のファミリー・ブランドである「ALmitas+」の採用がさらに広がっています。ブランド活用を通じ社会課題の解決に貢献する素材であるアルミニウムの可能性と魅力を伝え、新たな用途への採用を通じて当社グループのビジネスを拡大させるべく取り組んでまいります。 「デジタルを活用した競争力・組織力の強化」については、あらゆる領域にデジタルを活用し、業務プロセスの効率化、高度化、最適化、見える化を図るとともに、長期的な視点での製造現場の自動化を推進し、生産性向上のみならず安心安全な職場環境づくりの実現に向けて取り組んでおります。さらに2025年度においては、顕在化する国内労働人口減少への対応を進めるべく、間接業務で生成AIをはじめとするデジタルの利活用により生産性を向上させる取組みを本格的に開始いたしました。 「事業間・部門間連携やサプライチェーン・バリューチェーンとの連携・協業の更なる推進による提案力の強化」については、リサイクル推進、付加価値ビジネスの拡大及び新領域の拡大に向けて、グループが保有するあらゆる資本を有機的かつ最大限に活用するため、事業間・部門間連携の更なる推進によるグループ総合力の強化を図るとともに、サプライチェーン・バリューチェーンにおける最適パートナーとの更なる連携・協業を推進しており、グループの持続的な成長及び価値創出を目指してまいります。GHG排出量を現行品に比べて約4割削減した次世代飲料缶用蓋「EcoEnd™」の拡販や、空調機用熱交換器のアルミフィン水平リサイクル技術開発実証実験を行う等、サプライチェーン・バリューチェーンとの連携による付加価値創出及びビジネス拡大に向けた取組みを進めています。 (3) 経営上の目標の達成状況を判断する客観的な指標等 当社グループの経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標は、株式価値向上の観点からROEを重視しております。株主資本コストを上回るROEを達成することにより、エクイティスプレッドを創出・拡大し株式価値の向上を目指してまいります。また、持続的な事業の成長と収益性を測るため、連結での売上高、売上高事業利益率、ROICも指標としています。目標値については下表のとおりです。 <第4次中計及びUACJ VISION 2030の目標値(連結)> 2025年度実績   第4次中計 2027年度目標   VISION 2030 2030年度目標 売上高   11,817億円   10,500億円   11,000億円以上 事業利益   482億円   600億円   - 売上高事業利益率   4.1%   -   6%以上 ROIC (税引前事業利益を基に算出)   7.1%   9%以上   10%以上 ROE   12.2%   9%以上   10%以上 (注)事業利益は営業利益から棚卸資産影響、一時的・特殊な重要性のある損益を控除して算出しております。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループを取り巻く経営環境は、世界的なインフレーションの継続や米国の関税政策を巡る動向に加え、緊迫化する中東情勢等の地政学的リスクの顕在化により、その不確実性が一段と高まっております。 アルミ地金価格の高騰により運転資金が増加しているため、財務体質の維持・強化と成長資金の確保の両立を目指す観点から、棚卸資産の削減や設備能力の適正化を進めます。また、中東情勢に起因する原材料や副資材等の調達リスクについては、調達先を多様化する等の対応を進めております。
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会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 (1) グループリスクマネジメント体制 当社グループは、企業理念の実現を不確実にする全ての事象を「リスク」と認識して、「UACJグループリスクマネジメント基本方針」に従い、グループ全体でリスク管理に取り組んでいます。 グループ全体のリスク管理としては、社長執行役員、経営戦略本部長、リスクオーナー及び必要に応じた関係者で構成されたリスクマネジメント推進会議(年5回)を開催することで経営幹部による議論を深める体制を運用しています。その上で、事業環境の変化に、より迅速に対応するために、経営会議(月2回開催)において、リスクマネジメント推進会議での議論内容について適宜報告・審議しています。この体制の下、次のような活動を実施しています。 項目   ステップ 前連結会計年度   当連結会計年度 Q3   Q4   Q1   Q2   Q3   Q4 ① 重要リスクの特定   承認 (経営会議)       グループ全体のリスクアセスメント ⇒重要リスクとリスクオーナー※1を特定 (適宜、経営幹部に報告※2)   承認 (経営会議) ② 活動計画の策定   活動計画の作成開始   報告※2           活動計画の作成開始   報告※2 ③ リスク管理の実行   各社・各現場での具体的な リスク対策の実施(通年)   各社・各現場での具体的なリスク対策の実施(通年) ④ 進捗モニタリング (PDCAの確認)   進捗報告※2   年度報告※2   進捗報告※2   進捗報告※2   進捗報告※2   年度報告※2 (注)1.執行役員クラスのリスクオーナーを設定 2.リスクマネジメント推進会議で議論の後に経営会議で報告 このようなグループリスクマネジメント活動について、当社グループではリスクマネジメント担当責任者とリスクマネジメント事務局を設置しています。 各事業及び主要なグループ各社には、それぞれリスクマネジメントを推進する担当者を設置し、リスクマネジメントの実践強化に取り組んでいます。 リスクマネジメント事務局は、各事業・グループ各社との連携を図りながら、グループ全体のリスク管理を推進・支援しています。 このようなグループのリスクマネジメント活動については、定期的に取締役会に報告しています。 (2) 主要なリスク 本有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、発生の可能性・影響度等から、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると当社が考える主要なリスクには、以下のようなものがあります。 [凡例]「①外部に主要因のあるリスク」「②内部に主要因のあるリスク」では、次の項目を表形式で記載しています。 リスクに*のついている項目:UACJマテリアリティとして選択した項目 「リスクの内容とその影響」:各リスクの具体的な内容と当該リスクが顕在化した場合に当社グループの事業に影響を及ぼすと想定される主な事項 「○」:「影響」のうち、当社グループの事業に対する機会となり得るもの 「●」:「影響」のうち、当社グループの事業に対する脅威となり得るもの 「対応」:当該リスクに対する主な対応策 ① 外部に主要因のあるリスク リスク   リスクの内容とその影響・対応 気候変動等地球環境の変化*   [リスクの内容とその影響] ● 地球温暖化による気候変動への影響が大きいといわれている温室効果ガス(GHG)排出削減への取組みの不十分さによる素材間競争での劣後や事業機会の喪失  ○軽量性、高い熱伝導性、永久にリサイクルが可能であること等、アルミニウムの特性を活かした製品とサービスの提供による社会課題解決への貢献機会拡大や事業機会の拡大 [対応] ・部門横断型の環境委員会での目標、施策及び実績の経営幹部の確認・審議の継続 ・「アルミニウムの循環型社会」の牽引(サーキュラーエコノミー)、気候変動への対応、自然の保全と再生・創出(ネイチャーポジティブ)の3つをマテリアリティとして特定し、アクションプランとKPIを設定して活動継続 ・ASI(Aluminium Stewardship Initiative)の認証取得、GXリーグ等、気候変動対応に 関わる第三者によるイニシアティブへの積極的な参画。ISSB基準に準拠した検討準備の開始。GX推進法施行による排出量取引制度実施への移行に伴う検討。 ・カーボンニュートラル挑戦宣言の公表、環境保証(マスバランス方式)の運用・提供先 の拡大、CBAM(炭素国境調整メカニズム)対応開始継続 政治環境・経済動向の変化(地政学的リスク)   [リスクの内容とその影響] ● 顧客や仕入先及び当社生産拠点のある国の政治状況・経済状況・急な規制等の変更や治安の悪化による販売・物流・調達コストの上昇、調達困難及び操業継続困難 ● 当社事業の所在国での紛争等による従業員の安全への影響 [対応] ・特定の国・地域に集中しない原材料等の分散調達 ・必要かつ適切な在庫の確保、製造代替拠点の複数化検討 ・損益分岐点の引き下げ等外部環境変化への対応力向上策の実施継続 ・コスト上昇や相場変動を販売価格に適切に転嫁できる値決め体系の整備 ・国内外の政治経済動向のモニタリングの強化 感染症の蔓延   [リスクの内容とその影響] ● 感染症の蔓延によるサプライチェーン(購買・調達)への影響 ● 感染症の蔓延による顧客操業状況変化に伴う生産・販売への影響 ● 感染症の蔓延による操業の遅延・中断・停止 ● 感染症の強毒化による従業員の生命への影響 [対応] ・感染症BCP(Business Continuity Plan)の定期的な見直し ・必要かつ適切な在庫の確保 ・顧客情報の早期収集及び柔軟な生産計画の立案 自然災害   [リスクの内容とその影響] ● 世界各地の事業拠点での地震、津波、台風、洪水等の自然災害による従業員及びその家族の安全、生産設備の安全、社会インフラ、顧客やサプライチェーンにダメージが生じた場合の当社の生産や販売活動への影響 [対応] ・事業ごと・拠点ごとのBCP策定推進とグループレベルでのBCM(Business Continuity Management)の継続的なレベルアップ ・南海トラフ地震臨時情報発表時の対応方針の決定と顧客への共有開始 ・実効性のあるBCM確立に向けた定期的な訓練の実施 ・有事の通信手段冗長化 社会的基盤となる技術や需要構造の変化   [リスクの内容とその影響] ●○デジタル技術等、社会基盤となる技術の急速な変化や進展、地球環境保護に対する企業貢献への期待増等の社会情勢の変化 ●○革新的な技術によって競争が激化し、代替素材との置き換えによる需要構造の変化 [対応] ・DX推進プロジェクトでの、製造・販売・経営管理の基幹業務でデジタルを使った見える化、自動化を継続的に推進。デジタル活用人材の育成にも注力 ・現場からの発案を起点とする社内ベンチャー制度による新規事業案件の発掘継続 ・需要構造の変化を捉えた新たな事業を創出するため、全社重点活動分野に沿って、組織横断での活動を継続 ・各需要分野における他素材との競合度合、比較優位性、社会的要請の変化、これらに対する当社の技術開発の進捗状況を継続的に調査・評価 ・新ブランド「ALmitas+(アルミタス)」を活用したアルミニウム製品の新分野、新領域への拡販やPR活動、また、環境配慮を意識した製品群「ALmitas+SMART(アルミタススマート)」の拡販 ・市場動向の収集、分析、モニタリングを継続 市況の激変   [リスクの内容とその影響] ●○アルミ新地金価格の変動: 相場変動を販売価格に反映する値決め方式の定着により、当社グループの大半の事業では、中長期的にアルミ新地金価格の変動が収益に影響しない構造になっているが、相場変動と販売価格への反映時期の差異や短期間での急激な変動等が発生した場合、棚卸資産の評価の変動により、会計上の期間損益に影響を生じる可能性 ●○スクラップ、UBC価格の変動: リサイクル需要の増減によるスクラップ、UBCの価格変動や調達への影響 ● 合金用添加金属等の原材料、物流費、エネルギー価格等の変動: 短期間での大幅な変動、サプライチェーンの慢性的かつ構造的な問題に起因する変動に見舞われ、当社単独では吸収しきれない大きな影響を生じる可能性 ●○為替・金利の変動: 為替の変動は、製品輸出の比率が高い拠点に影響を与える可能性 また、金利の上昇は、国内外の当社事業全般に影響を与える可能性 [対応] ・販売予測の精度向上による在庫量の適切なコントロール ・スクラップ、UBC、合金用添加金属等の原材料の需給変動・価格変動に柔軟に対応し、物流費・エネルギー価格についても、速やかに価格変動を反映する値決め体系の導入。 ・金利上昇を睨んだ資金調達の多様化・柔軟性の確保、運転資本削減の取組み ・市況動向の収集、分析、モニタリングを継続 ・アルミの環境価値(リサイクル性の高さ等)を顧客、社会に訴求する取組みの強化。 ② 内部に主要因のあるリスク リスク   リスクの内容とその影響・対応 安全衛生   [リスクの内容とその影響] ● 業務上の事故や疾病に伴う人的・物的被害の発生による従業員等の安全衛生確保への影響 ● 被災による当社グループの生産活動への支障の発生 [対策] ・安全衛生委員会による経営幹部の確認・審議の継続 ・安全衛生方針の策定と課題への取組みの継続 ・安全衛生に関する社内規程の整備、教育の実施の継続 ・「安全とコンプライアンス」はUACJウェイの基盤となる当たり前の行動原則であることを確認し、安全と健康を最優先とした事業活動の継続 ・火災・爆発リスクのアセスメント等、職場の危険有害要因排除のための経営資源の配分と対策活動の取組み継続 ・デジタル技術を活用した安全対策の推進 ・安全教育センターの設置検討(2026年4月に運用開始) 環境への配慮   [リスクの内容とその影響] ● 環境事故(排水環境負荷物質の流出や大気環境負荷物質の排出等)の発生 [対応] ・環境委員会による経営幹部の確認・審議の継続 ・環境方針の策定と製造所ごとの課題への取組みの継続 ・環境に関する社内規程の整備、教育の実施の継続 製品の品質   [リスクの内容とその影響] ● 品質保証に関わる不正や不適切な処理による顧客その他のステークホルダーからの信用失墜 ● 品質仕様を満たさない製品の発生・流出による顧客や市場での不具合、 供給責任の未達成  ○品質管理の徹底による顧客や市場の信頼・支持の更なる獲得 [対応] ・品質委員会による経営幹部の確認・審議の継続 ・品質管理方針の策定と課題への取組みの継続 ・品質に関する社内規程の整備 ・グループ従業員向け品質基礎講座教育の開始 ・品質確認試験の自動化拡大の継続 ・グループ内品質相互監査の継続 ・外部専門家による試験・検査データの信頼性に特化したカスタマイズ監査の結果を基にした、「品質保証ガイドライン(UACJ版)」の運用 人材   [リスクの内容とその影響] ● 少子高齢化による人材確保競争の激化 ●○海外での事業拡大に伴う必要スキルの変化(高度化) ●○適材適所の人材活用 ● 離職による人材定着への影響 [対応] ・人材委員会による経営幹部の確認・審議の継続 ・全社重点方針として活動継続 ・人材育成を検討する会議体による組織的・計画的な後継者計画と人材育成計画の協議を継続 ・「ものづくり学園」等、現場作業技能伝承を図る教育システムの充実 ・社内公募制度による社内人材の有効活用及び採用施策(採用地域拡大、採用媒体拡充、リテンション対策、女性が活躍できる環境整備等)の取組み継続 ・人材ポートフォリオの可視化と今後の充足に向けた採用・育成施策の充実 ・「ものづくり学園」等、現場作業者とスタッフの技能/技術伝承を図る教育システムの充実 人権への配慮*   [リスクの内容とその影響] ●○事業拠点所在国の社会的・文化的事情も考慮した人権への配慮の成否 ● サプライチェーンも含んだ人権対応が不十分である場合、ステークホルダーからの信用失墜、社会的制裁や訴訟問題の発生 [対応] ・コンプライアンス委員会による経営幹部の確認・審議の継続 ・人権の尊重をマテリアリティとして特定し、アクションプランとKPIを設定して活動継続 ・「UACJグループ人権基本方針」にある人権デュー・ディリジェンスを実施継続 ・サプライヤー管理として「UACJグループサステナブル調達ガイドライン」の運用 多様性と機会均等*   [リスクの内容とその影響] ● 多様性と機会均等への対応が不十分である場合、ステークホルダーからの信用失墜、社会的制裁 ●○多様性と多様性の組織への包摂への十分な対応: ・不十分な場合は、VUCA(変動性・不確実性・複雑性・曖昧性)の時代に迅速かつ十分に対応が行えず企業の競争力を失うことや多様な従業員を惹きつけることができず、従業員の維持・採用が困難になる。 ・十分対応できている場合は、事業活動の活性化や将来に向けたイノベーションや事業の強靭化(レジリエンス)へ寄与 [対応] ・人材委員会による経営幹部の確認・審議の継続 (人材の項目で記載の委員会と同様) ・多様性と機会均等の浸透(ⅮE&I)をマテリアリティとして特定し、アクションプランとKPIを設定して活動継続 ・エンゲージメントサーベイ及びエンゲージメント向上活動の継続 ・ダイバーシティ(ⅮE&I)推進宣言の従業員への浸透 ・企業理念の浸透と従業員の声を聞く理念対話会をグローバルに実施 ・働き方改革の各種取組みの活動継続 ・中途・新卒採用及び管理職における女性比率の目標設定 ・新規学卒採用における外国籍人材割合の目標設定 ・特例子会社制度を活用した障害者採用の促進 ・定年退職者再雇用制度による高齢者の活用 ・海外ローカル従業員の日本研修の拡充 ・キャリア採用とカムバック採用の継続実施 ・従業員のキャリア開発を支援するキャリア面談や各種研修の継続 ・ワークライフバランス実現のための施策 法令遵守(コンプライアンス)   [リスクの内容とその影響] ● 法令違反に対する刑事罰・行政処分・損害賠償責任の発生、信用の失墜による事業機会の滅失 ● 新たな法規制・制度への対応コスト ● 各種ハラスメントによる信用への影響 [対応] ・コンプライアンス委員会による経営幹部の確認・審議の継続 ・UACJ分科会、グループ会社分科会(コンプライアンス委員会で審議・方向付け・報告された事項をグループ内に展開・推進並びにグループ内の問題を情報共有する場)の運用継続 ・「安全とコンプライアンス」が当社経営の最優先事項であることの啓蒙・浸透・各種法令教育の拡充(UACJグループ行動規範の教育継続、ハラスメント防止教育の実施、人事階層別教育継続実施等) ・社内通報窓口周知、運用の改善継続 ・内部業務監査での遵法性確認の継続実施 グループガバナンス   [リスクの内容とその影響] ●○グループ重要施策の浸透不足や国内外のグループ拠点の統合管理不全によるグループ総合力の発揮への影響 [対応] ・当社グループ企業理念の浸透 ・グループ内部統制強化の継続推進 ・社長執行役員他経営幹部とグループ従業員との対話会の継続実施 ・内部統制監査・業務監査の継続実施 ・UACJの規程類整理の継続 情報管理   [リスクの内容とその影響] ● 顧客から提供された情報、個人情報、営業上の秘密、技術情報等の漏えいが発生した場合の損害賠償責任、信用失墜とこれらに起因する取引機会の喪失 ● サイバー攻撃等による当社情報システムの停止による操業の中断、復旧その他の対応コストの発生 ● 経済安全保障関連法令による情報管理強化への要請の高まりへの対応不足 [対応] ・「グループ情報セキュリティ基本方針」、「グループ情報管理規程」、「グループ電子情報セキュリティ規程」、「グループ技術情報管理規程」による管理の継続徹底 ・経済産業省と独立行政法人情報処理推進機構制定の「サイバーセキュリティ経営ガイドライン」に基づいたアセスメントや各種セキュリティレベルの向上策の実施継続 ・外部監視システム及び社内検知システム導入の拡大、サイバー保険の加入 ・セキュリティ教育実施 ・グループ情報管理ガイドラインの運用開始 資金調達   [リスクの内容とその影響] ● 事業環境、金融環境の変化による資金調達の制約、資金調達コストの上昇 [対応] ・銀行借入れにおけるコミットメントラインによる流動性枠の設定、長期性資金の調達による安定性の確保、アセットファイナンス等の資金調達手段の多様化推進 ・事業収益性、資本効率性の向上等でキャッシュフローの創出力を強化 ③ 会計上の評価・見積りに関するリスク リスク   リスクの内容 非金融資産の減損   当社グループの連結財政状態計算書に計上されている有形固定資産、のれん及び無形資産等の非金融資産の減損について、今後、収益性の低下及び公正価値の変動等により回収可能価額が帳簿価額を下回る場合には減損損失が発生する可能性があり、当社グループの業績及び財務状況に大きな影響を及ぼす可能性があります。 当社グループの業績及び財務状況等への影響が大きいリスクを取り上げていますが、全てのリスクを網羅している訳ではありません。また、各リスク以外にも、現時点では予測できないリスクの発生により、当社グループの業績及び財務状況等が影響を受ける可能性があります。当社グループでは、上述の[グループリスクマネジメント体制]や各リスクに関する記載の中の対応等を講じておりますが、それらの対策が当社の意図するとおりに実現できない可能性もあります。 なお、文中における将来に関する事項は、別段の記載がある場合を除き、当連結会計年度末現在において判断したものです。
経営成績の分析 (MD&A)2,682字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 ①当期の経営成績 2025年3月期 (百万円)   2026年3月期 (百万円)   増減額(百万円)   増減率(%) 売上収益   998,781   1,181,716   182,935   18.3 事業利益   45,882   48,184   2,302   5.0 営業利益   57,361   76,863   19,503   34.0 親会社の所有者に帰属する当期利益   27,979   38,882   10,903   39.0 (注)事業利益は営業利益から棚卸資産影響、一時的・特殊な重要性のある損益を控除して算出しております。 当連結会計年度の世界経済は、持続的な回復基調を維持したものの、米国の関税政策変更や中東情勢緊迫化を要因として、資源・エネルギー価格を始めとしたインフレが進行する等、当社グループを取り巻く経営環境は先行き不透明な状況にあります。 アルミニウム製品業界について、板類の国内需要は、清涼飲料・アルコール類の値上げ影響によるアルミ缶の需要減少やアルミ缶の軽量化の影響等を受け、前期比で微減となりました。 当社グループの国内向け販売数量については、板類では国内需要減少の影響を受け、前期比で微減となりました。一方、海外向け販売数量においては、堅調な缶材需要に支えられ、Tri-Arrows Aluminum Inc.やUACJ (Thailand) Co., Ltd.の販売数量が前期比で増加となりました。これらの結果により、当社グループの板製品全体の販売数量は、前期比で増加となりました。 (財政状態の分析) アルミ地金価格の上昇等による棚卸資産の増加等により、当連結会計年度末の資産については1,121,225百万円(前期末比15.6%増)となりました。負債については736,360百万円(同13.2%増)となりました。 資本については、親会社の所有者に帰属する当期利益の計上等により、384,866百万円(同20.4%増)となりました。 (経営成績の分析) 販売数量の増加やアルミ地金価格の上昇等の影響により、連結売上収益は、1,181,716百万円(前期比18.3%増)となりました。損益についても同様に、事業利益48,184百万円(同5.0%増)、連結営業利益76,863百万円(同34.0%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益38,882百万円(同39.0%増)となりました。 なお、当社グループは「アルミ製品事業」の単一セグメントであるため、報告セグメント別の記載を省略しております。 (2) キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末より32,113百万円増加し、58,442百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、以下のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前利益の増加等により、前期比54,904百万円増加し、64,023百万円の収入(前期は9,119百万円の収入)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、戦略投資を中心とした有形固定資産の取得による支出が増加し、59,525百万円の支出(前期は36,873百万円の支出)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、借入金の増加等により、25,435百万円の収入(前期は12,485百万円の収入)となりました。 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、原材料の仕入等の製造費用や販売費及び一般管理費等であります。また、投資を目的とした資金需要は、主として設備投資によるものであります。これらの資金需要に対して、自己資金及び金融機関からの借入金等により手当てしております。 資金調達の実施にあたっては、金融機関からの借入のほか、コマーシャル・ペーパー、売上債権の流動化等の多様な手段の中から、市場環境や当社の貸借対照表の状況等を考慮した上で、当社に最適な手段を選択しております。 手元流動性の確保の手段としては、金融機関とコミットメントラインの契約を締結するとともに、金融情勢を勘案して保有現預金を決定することにより、短期的なリスクへの対応をしております。 また、日本ではキャッシュ・マネジメント・システムを導入し、北米地域では、UACJ North America, Inc.を地域統括としたグループファイナンスの実施等で資金効率の向上に努めております。 なお、当連結会計年度における資金調達の状況としては、2024年11月に株式会社日本格付研究所から取得したグリーンファイナンス・フレームワーク「Green 1(F)」に基づき2025年3月に設定した60億円のコミットメント型タームローン枠について、2025年9月に全額を実行しております。 (3) 生産、受注及び販売の実績 当社グループの生産実績及び受注実績は、グループ内の会社間で前工程生産と後工程生産を行っている場合があり、各社の取引額の単純合計がそのまま連結生産実績とはならないこと、また受注生産形態をとらない製品もあることから、事業ごとに生産規模及び受注規模を金額又は数量で示すことはしておりません。なお、販売実績については、「(1) 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容」において記載しております。 なお、当連結会計年度において、いずれの相手先についても総販売実績に対する割合が100分の10未満のため、相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合の記載を省略しております。 (4) 重要な会計上の見積り及び見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記4.重要な会計上の見積り及び判断」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

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