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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

CKサンエツ

CK SAN-ETSU METALS Co.,Ltd.5757 · Prime · 非鉄金属

黄銅棒・線を核とし、精密鍛造部品、配管継手、環境対応めっきを手掛ける非鉄金属加工企業。

概要

株式会社CKサンエツは、非鉄金属業界に属する伸銅品メーカーである。黄銅(銅と亜鉛の合金)を主原料とする棒・線・管の製造を中核とし、自動車、電子機器、水栓金具向けに供給する。精密部品事業ではカメラマウントやシンクロリングを鍛造加工し、配管・鍍金事業では水道・ガス用継手や環境対応めっきを手がける。富山県高岡市に本社を置き、連結従業員数は1,015名。2026年3月期の連結売上高は1,494億円、営業利益は141億円である。

伸銅事業が売上の8割超を占める事業構成

当社グループは伸銅、精密部品、配管・鍍金の3セグメントで構成される。伸銅事業は黄銅棒・黄銅線・黄銅管を製造し、売上高1,314億円(2026年3月期、全体の約88%)を占める最大部門である。自動車部品、家電、水栓金具など広範な産業に素材を供給し、販売量は10万389トンに達した。鉛やカドミウムを使用しない環境対応合金を実用化し、特許を保有する。精密部品事業は売上高60億円で、カメラマウント(デジタル一眼レフカメラの着脱部品)やシンクロリング(MT車用部品)の鍛造・切削加工を行う。配管・鍍金事業は売上高119億円で、水道・ガス配管継手と溶融亜鉛めっき「CKeめっきスーパー」を手がける。脱塩ビ継手や透明被覆継手などの新製品を開発し、グッドデザイン賞を受賞した実績がある。

経常利益を業績指標とする収益構造

当社グループは経営指標として経常利益を重視する。伸銅事業の主原料である銅の国際価格(LME価格)は変動が大きく、営業利益は銅相場の影響を受けやすい。このため、デリバティブ取引(先物など)で価格変動リスクをヘッジし、経常利益段階で利益を安定化させる方針である。実際、2026年3月期は売上高が前年比19.4%増の1,494億円、営業利益は141億円と大幅増益となったが、営業外費用にデリバティブ損失89億円を計上したため、経常利益は56億円と前年比32.8%減少した。2027年3月期の経常利益目標は100億円としている。このように、銅価格変動の影響が最終利益に直接表れるのを防ぐため、経常利益を安定化させる経営管理を行っている。

純粋持株会社体制と14社のグループ網

2011年10月、当社は純粋持株会社体制に移行し、株式会社CKサンエツがグループ全体を統括する。傘下には製造・販売会社としてサンエツ金属株式会社、日本伸銅株式会社、三谷伸銅株式会社、シーケー金属株式会社、株式会社リケンCKJVなど14社の連結子会社がある。伸銅部門ではサンエツ金属(砺波・高岡・新日東工場)、日本伸銅(堺工場)、三谷伸銅(本社工場)が生産を担う。精密部品はサンエツ金属のプレシジョン工場、配管・鍍金はシーケー金属とリケンCKJVが担当する。海外拠点として中国(上海)と台湾に販売子会社を持ち、中国の大連工場は2015年に譲渡して撤退した。地域別の販売比率は入力にないが、国内中心の事業展開である。

M&Aによる事業拡張とシナジー追求

当社グループはM&Aを成長戦略の柱としている。2000年に住友金属鉱山伸銅から黄銅棒・線事業を譲り受け、2007年に新日東金属から同事業を買収。2011年にはシーケー金属とリケンとの合弁会社を設立し、同時期に日立ケーブルプレシジョンからめっき線事業を取得した。2015年には日本伸銅を子会社化し、大阪黄銅を吸収合併させた。さらに2025年4月には同業の三谷伸銅を連結子会社化し、伸銅事業の販売量・売上を拡大した。これらのM&Aにより生産拠点を増やし、スケールメリットと特殊材の品揃え強化を図っている。ただし、三星工業は2026年1月に解散を決議し清算中であり、すべての買収が成功したわけではない。

業界の中での役割は非鉄金属素材・部品メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,494億円
営業利益
142億円
営業利益率
9.5%
純利益
36億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
伸銅1,314億円88.0%112億円8.5%
配管・鍍金120億円8.0%19億円15.8%
精密部品60億円4.0%9億円15.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01伸銅事業主力

黄銅棒・黄銅線・黄銅管を製造。自動車、家電、水栓金具等の素材として広範に使用。鉛やカドミウムを使用しない環境対応合金を実用化。

主な製品・サービス3
黄銅棒
自動車部品、水栓金具等の素材となる黄銅棒。環境対応合金ラインアップあり。
黄銅線
電気・電子部品等に使用される黄銅線。
黄銅管
熱交換器・配管用途の黄銅管。

02精密部品事業準主力

黄銅製のカメラマウント(デジタル一眼レフカメラの本体とレンズの着脱部品)、シンクロリング(MT車のシンクロナイザーリング部品)、水栓金具等の鍛造・切削加工を実施。

主な製品・サービス2
カメラマウント
デジタル一眼レフカメラの本体とレンズを結合する精密部品。鍛造加工で製造。
シンクロリング
マニュアルトランスミッションに使用されるシンクロナイザーリングの部品。

03配管・鍍金事業準主力

水道・ガス配管用継手の製造。塩化ビニール不使用の脱塩ビ継手やグッドデザイン賞受賞の透明被覆継手を展開。また、鋼材の防錆処理として環境対応めっき「CKeめっきスーパー」を提供。

主な製品・サービス2
配管継手国内シェア上位
水道・ガス配管用の継手。脱塩ビ継手や透明被覆継手等。
CKeめっきスーパー
環境対応溶融亜鉛めっき。鉛・カドミウム不使用。NETIS登録の特許技術。

製品と技術

黄銅棒・黄銅線:環境対応合金で差別化

伸銅事業の主力製品は黄銅棒と黄銅線である。黄銅棒は自動車部品や水栓金具の素材として幅広く使用され、黄銅線は電気・電子部品に用いられる。当社グループは鉛やカドミウムなどの環境負荷物質を使用しない環境対応合金を実用化し、多数の特許を取得している。生産はサンエツ金属の砺波工場、高岡事業所、新日東工場、日本伸銅の堺工場、三谷伸銅の本社工場で行われ、多拠点体制で安定供給を実現。2026年3月期の伸銅事業販売量は10万389トン、売上高は1,314億円に達した。また、黄銅管も製造し、熱交換器や配管用途に供給している。

カメラマウントとシンクロリング:鍛造精密部品

精密部品事業では、黄銅製のカメラマウントとシンクロリングを鍛造・切削加工で製造する。カメラマウントはデジタル一眼レフカメラの本体とレンズを結合する精密部品であり、高い寸法精度と耐久性が要求される。シンクロリングはマニュアルトランスミッションのシンクロナイザーに使用される部品で、変速時の衝撃を吸収する役割を担う。これらの製品はサンエツ金属のプレシジョン工場(富山県砺波市)で生産され、2026年3月期の事業売上高は60億円、セグメント利益は9億円であった。同セグメントは高付加価値品であり、自動車やカメラ産業の動向に影響を受ける。

配管継手:脱塩ビ・透明被覆で差別化

配管・鍍金事業の中核製品は水道・ガス配管用継手である。当社グループはダイオキシン発生の恐れがある塩化ビニールを一切使用しない脱塩ビ継手を開発・実用化し、特許を取得している。また、施工性に優れた透明被覆継手はグッドデザイン賞を受賞した。生産はリケンCKJV(富山県高岡市)で行われ、国内の水道・ガス工事向けに販売される。2026年3月期の同事業売上高は119億円、セグメント利益は18億円であった。ただし、前年比で売上高は8.2%減少しており、需要動向に課題がある。

CKeめっきスーパー:環境対応溶融亜鉛めっき

配管・鍍金事業のもう一つの柱が、環境対応溶融亜鉛めっき「CKeめっきスーパー」である。鉛やカドミウムを一切使用しないめっき技術で、鋼材の防錆処理に用いられる。この技術は国土交通省のNETIS(新技術情報提供システム)に登録された特許技術であり、環境規制が厳しい建設分野などで採用されている。生産はシーケー金属(富山県高岡市)が担当。同事業全体の売上高は119億円だが、CKeめっきの単独数字は開示されていない。同製品はめっき業界での差別化要因となっている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

非鉄金属のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 国内シェア上位配管継手グッドデザイン賞受賞配管・鍍金事業

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

銅合金展伸材で国内首位、内需偏重

CKサンエツは銅合金展伸材で国内首位のシェアを持ち、中外鉱業や大紀アルミニウム工業所と競合する。近年売上高は拡大傾向で、2026年3月期には1,494億円を見込む。営業利益率は8-9%程度と安定しているが、海外売上比率は低く内需依存度が高い。国内の建設・電機需要に支えられる一方、海外市況変動の影響は限定的。業界内では比較的規模が大きく、安定した収益構造が強みだが、成長性では新興国展開が課題。

強み

  • 銅合金展伸材で国内トップシェアを確保し、ブランド力と販路を活用。
  • 売上高1,100億円超、営業利益率8%超と安定した収益力を維持。
  • 銅合金の展伸材・加工品を幅広くカバーし、顧客ニーズに対応。
  • 高機能材料の開発に注力し、差別化製品の提供が可能。

課題

  • 海外売上比率が低く、成長市場でのシェア拡大が急務。
  • 銅価格の変動が収益に影響し、調達リスクが存在。
  • 建設・電機など国内需要は頭打ち傾向で、新たな成長ドライバーが必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

金属・ガラスの時価総額近傍。太字がCKサンエツ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
15563新日本電工603億円
25410合同製鐵530億円5.6倍
35445東京鐵鋼523億円6.5倍
45541大平洋金属504億円17.6倍
55976高周波熱錬492億円37.8倍
65757CKサンエツ455億円11.9倍
75659日本精線436億円19.9倍
85408中山製鋼所402億円14.0倍
95632三菱製鋼370億円11.7倍
105902ホッカンホールディングス362億円10.1倍
115357ヨータイ347億円13.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(金属・ガラス)に従っています。

会社の歴史

沿革 28件

東京で創業し戦時疎開で富山へ移転

1937年12月、東京府東京市江戸川区に資本金30万円で阪根伸銅株式会社として設立された。1943年12月に関東通信金属株式会社に商号変更。1945年3月の東京大空襲で被災し、同年6月に工場復旧疎開命令により富山県高岡市へ移転し、現在の本店所在地とした。戦後、1947年5月に三越金属工業株式会社へ再び商号変更した。この間、戦災からの復旧と疎開先での生産再建が会社の存続をかけた課題であった。

会社更生手続きを経て再建

1981年6月、同社は会社更生手続きを開始した。3年後の1984年8月に手続き終結。この厳しい再建期間を経て、1984年9月に北陸金属工業から黄銅棒事業の全部譲渡を受け、砺波工場とするとともに、商号をサンエツ金属株式会社に変更した。これにより事業基盤を立て直し、1985年には子会社エスケー商事を設立して原料調達効率化を図った。さらに1988年には精密部品部門を分離し、サンエツ精工を設立。1991年にはエスケー商事を吸収合併し、サンエツ金属(旧北銅商事)との合併も行った。1993年12月に名古屋証券取引所市場第二部に上場し、資本市場からの資金調達が可能となった。

事業拡大期:住友金属鉱山等からの事業譲受

2000年4月、住友金属鉱山伸銅株式会社から黄銅棒・黄銅線事業を譲り受け、生産品種を拡大した。2002年10月には子会社のサンエツ精工を吸収合併し、黄銅素材から精密部品までの一貫体制を構築。2003年8月にISO9001、2005年4月にISO14001の認証を取得し、品質管理と環境管理を国際規格に適合させた。2007年10月には新日東金属から黄銅棒・部品加工事業を譲り受け、さらなる規模拡大を実現した。この時期、中国市場への進出も進め、1994年に大連三越精密部件工業有限公司を設立(2015年に持分譲渡)、2005年に三越金属(上海)有限公司を設立した。

持株会社移行と相次ぐM&A(2011~2015年)

2011年10月、商号を株式会社CKサンエツに変更し、純粋持株会社体制へ移行。同時に会社分割によりサンエツ金属株式会社を新設した。同年12月にはリケンとの合弁でリケンCKJVを設立し、古河電気工業から銅合金線製造設備の一部譲受、日立ケーブルプレシジョンからめっき線事業を取得、シーケー金属がJX金属黒部ガルバから溶融亜鉛加工設備を譲り受けるなど、大型投資を集中実施した。2015年1月には台湾三越股份有限公司を設立し、同年3月には日本伸銅株式会社を株式公開買付けにより子会社化した。この年の上場市場は名古屋第二部から東京証券取引所市場第二部、同市場第一部へと昇格した。

近年の買収とプライム市場移行

2015年以降もM&Aを継続し、オキノ工業や日立アロイからの事業譲受、日立金属からの銅合金事業譲受などを行った。2022年4月の東京証券取引所市場区分見直しにより、プライム市場へ移行した。2025年4月には三谷伸銅株式会社の株式を取得し、連結子会社化。これにより伸銅事業の販売量は10万トンを超え、売上高は1,494億円(2026年3月期)に拡大した。一方で、三星工業は2026年1月に解散を決議して清算手続き中であり、すべての買収が成功したわけではない。

年表28件を開く

1930年代

  • 1937年12月創業伸銅品の製造、販売を目的として、東京府東京市江戸川区に資本金30万円をもって阪根伸銅株式会社として設立される。

1940年代

  • 1943年12月関東通信金属株式会社と商号を変更する。
  • 1945年6月東京大空襲に被災(3月)したため、工場復旧疎開命令により、現本店所在地の富山県高岡市に移転し、本社工場とする。
  • 1947年5月三越金属工業株式会社に商号を変更する。

1970年代

  • 1971年2月創業建設途中の砺波工場を売却する。(同工場は買主により、1971年6月に北陸金属工業株式会社として設立される。)
  • 1973年4月日本工業規格JIS表示許可工場となる。

1980年代

  • 1980年3月創業東京営業所(現東京支店)と大阪営業所(現大阪支店)を設立する。
  • 1981年6月会社更生手続開始。
  • 1984年8月会社更生手続終結。
  • 1984年9月商号変更北陸金属工業株式会社より黄銅棒事業の全部譲渡を受け、砺波工場とするとともに、商号をサンエツ金属株式会社に変更する。
  • 1985年8月主原料の効率的購入のため富山県高岡市に100%子会社エスケー商事株式会社を設立する。
  • 1988年12月砺波工場の精密部品部門を分離独立させ、100%子会社株式会社サンエツ精工を設立する。

1990年代

  • 1991年1月M&A経営の効率化を図るため100%子会社エスケー商事株式会社を吸収合併する。
  • 1991年4月M&A株式の額面を変更するため、サンエツ金属株式会社(旧北銅商事株式会社)と合併する。
  • 1993年12月上場名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場する。
  • 1994年12月創業中国に、大連三越精密部件工業有限公司を設立する。
  • 1995年2月砺波工場に第二工場を増設し、間接押出機を導入、品質向上及び生産体制の強化を図る。

2000年代

  • 2000年4月住友金属鉱山伸銅株式会社より黄銅棒、黄銅線の事業を譲り受ける。
  • 2002年10月M&A黄銅素材から精密部品までを一元管理するため、株式会社サンエツ精工を吸収合併する。
  • 2003年8月品質に関する国際規格ISO9001の認証を取得する。
  • 2005年1月中国に、三越金属(上海)有限公司(現・連結子会社)を設立する。
  • 2005年4月環境に関する国際規格ISO14001の認証を取得する。
  • 2007年10月新日東金属株式会社より黄銅棒・部品加工の事業を譲り受ける。

2010年代

  • 2011年4月シーケー金属株式会社(現・連結子会社)の株式を取得する。
  • 2011年10月商号変更商号を株式会社CKサンエツに変更すると同時に、当社を純粋持株会社に移行し、新たに新設分割方式の会社分割により、サンエツ金属株式会社(現・連結子会社)を設立する。
  • 2011年12月株式会社リケンとの合弁で、株式会社リケンCKJV(現・連結子会社)を設立する。古河電気工業株式会社と銅合金線製造設備の一部譲り受けに合意し、サンエツ金属株式会社高岡工場に順次移設する。日立ケーブルプレシジョン株式会社からめっき線の事業を譲り受け、サンエツ金属株式会社日立工場とする。シーケー金属株式会社がJX金属黒部ガルバ株式会社より溶融亜鉛加工設備ならびに付帯する資産等を譲り受ける。サンエツ金属株式会社高岡工場が自動車業界の品質に関する国際規格ISO/TS16949の認証を取得する。サンエツ金属株式会社が日本伸銅株式会社と伸銅事業に関する業務提携契約を締結する。
  • 2015年1月上場台湾三越股份有限公司(現・連結子会社)を設立する。日本伸銅株式会社に対する株式公開買付けを実施し、同社を連結子会社とする。
  • 2015年3月上場大連三越精密部件工業有限公司への出資持分の全部を譲渡する。日本伸銅株式会社が大阪黄銅株式会社を吸収合併する。東京証券取引所市場第二部に上場。株式会社サンエツ商事を設立する。東京証券取引所市場第一部に上場。株式会社日伸地金を設立する。株式会社サンエツ商事が株式会社ヤシマを吸収合併する。オキノ工業株式会社の株式を取得し、子会社とする。日立アロイ株式会社から黄銅棒事業と加工品事業と黄銅線製造設備を譲り受ける。日立金属株式会社から同社桶川工場の銅合金事業を譲り受け、日立金属商事株式会社から同事業の営業権を譲り受ける。東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。三谷伸銅株式会社の株式を取得し、同社を連結子会社とする。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 経常利益2027年3月期まで100億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    新製品開発とM&Aによる事業拡張

    成熟した国内市場において、新製品の開発による市場開拓とM&Aによる事業拡張に注力し、企業価値の向上を図る。

  2. 02

    伸銅事業の差別優位化

    新素材の開発と特殊材の品揃えに注力し、トップシェアにふさわしいブランドイメージを形成する。また、グループ内の伸銅事業会社間のシナジーを追求する。

  3. 03

    配管・鍍金事業の相乗効果追求

    株式会社リケンとの配管機器開発・生産拠点統合による相乗効果を追求し、溶融亜鉛鍍金の新技術を開発・実用化することで差別優位化を推進する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,015人が働いている。

決算期連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月920
2018年3月944
2019年3月925
2020年3月919
2021年3月916
2022年3月928
2023年3月928
2024年3月924
2025年3月9121,129
2026年3月1,0151,399

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社7(国内 5 / 海外 2、うち連結子会社 7) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社工場 — 富山県高岡市4,974百万円
配管・鍍金
砺波事業所 — 富山県砺波市4,621百万円
伸銅 精密部品
本社他(富山県高岡市他)(注)44,237百万円
伸銅 精密部品 配管・鍍金
本社工場 — 大阪府堺市堺区2,222百万円
伸銅
高岡事業所 — 富山県高岡市2,220百万円
伸銅
本社工場 — 京都府京都市802百万円
伸銅
新日東工場 — 茨城県石岡市425百万円
伸銅
大阪黄銅カンパニー — 大阪府大阪市東成区196百万円
伸銅
本社 — 大阪府堺市堺区14百万円
伸銅
伸銅 — 三越金属(上海)有限公司(中国上海市)1百万円
主な関係会社
  • 国内
    サンエツ金属 株式会社(注)2.4
    富山県砺波市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    シーケー金属 株式会社(注)2
    富山県高岡市 · 連結子会社
    議決権89.0%
  • 国内
    日本伸銅株式会社(注)2.3.5
    大阪府堺市 堺区 · 連結子会社
    議決権55.5%
  • 国内
    三谷伸銅株式会社(注)2.6
    京都府京都市 · 連結子会社
    議決権94.1%
  • 国内
    株式会社 サンエツ商事
    富山県高岡市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    三越金属(上海)有限公司
    中国上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    台湾三越股份 有限公司
    台湾台北市 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,494億円営業利益142億円前期と比べると増収増益で、売上が+19.4%、利益が+37.9%。

売上高
+19.4%
1,494億円
営業利益
+37.9%
142億円
純利益
-30.8%
36億円
営業利益率
9.5%
前期比 +1.3%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,800億円1,494億円
営業利益100億円142億円
純利益65億円36億円
1株あたり配当¥100¥100

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は489億円、営業利益は56億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+68.0%、営業利益は+229.4%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q2895
2024年1Q291175.812
2024年2Q264186.84
2024年3Q284258.817
2024年4Q2755
2025年2Q616599.629
2025年4Q635446.923
2026年2Q690426.120
2026年4Q80410012.416
2027年1Q4895611.516

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は481億円から1,494億円へ3.1倍に増えた。直近期の営業利益率は9.5%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月4812620
2014年3月5773018
台湾三越股份有限公司(現・連結子会社)を設立する。日本伸銅株式会社に対する株式公開買付けを実施し、同社を連結子会社とする。
2015年3月6172520
2016年3月6852819
2017年3月6814025
2018年3月8345936
2019年3月8465033
2020年3月7545935
2021年3月69142
2022年3月1,1536643
2023年3月1,2388753
2024年3月1,1146138
2025年3月1,251103848.252
2026年3月1,494142569.536

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,494億円のうち、営業利益として残るのは142億円9.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は36億円、売上の2.4%にあたる。営業利益率は業種中央値5.8%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金86.3%1,290億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金4.1%62億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益9.5%142億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
13.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+3.8pt
9.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.6pt
2.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.5pt
6.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
10.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが30億円、投資CFが−48億円で、差し引きのフリーCFは−18億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は13億円で、売上の0.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月36−8−142817
2014年3月7−224−156
2015年3月25−3113−613
2016年3月71−21−435019
2017年3月1−219−208
2018年3月0−1110−118
2019年3月64−19−384514
2020年3月121−28−649343
2021年3月−54−74102−12817
2022年3月63−26−47377
2023年3月32−25−6710
2024年3月37−27−111010
2025年3月53−23−33037
2026年3月30−48−5−1813

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は975億円。このうち返さなくてよい自己資本が626億円で、自己資本比率は56.3%(業種中央値53.7%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月34417117347.3
2014年3月37719218548.6
2015年3月50924126840.9
2016年3月46626919749.8
2017年3月50829821052.2
2018年3月58133924251.8
2019年3月57437120357.1
2020年3月56040415663.3
2021年3月66140425753.3
2022年3月71143927254.2
2023年3月75549126457.5
2024年3月77153623561.5
2025年3月87059027960.1
2026年3月97562634956.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
13億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
473億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
101億円
在庫として抱えている分
負債合計
349億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
87
/ 100
安定性自己資本比率38 / 40
収益力営業利益率19 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

非鉄金属 32社との比較

同じ非鉄金属の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率32社中7位あたり、逆に低いのはROE32社中18位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.7%/中央値 8.2%
P25 6.1%P75 15.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
9.5%/中央値 5.8%
P25 3.8%P75 9.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
56.3%/中央値 53.7%
P25 41.3%P75 57.9%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
19.4%/中央値 9.0%
P25 5.3%P75 17.1%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.9%/中央値 2.1%
P25 0.8%P75 3.7%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥5,130で、1年前と比べて+27.7%過去52週の値幅のなかでは67%の位置にある。

¥5,130-3.2%1ヶ月-1.0%1年+27.7%時価総額455億円
過去52週の値幅
安値¥3,740高値¥5,830

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.9倍
PER (会社予想)6.5倍
PBR0.76倍
配当利回り1.95%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月10日に5020円と前日比5.99%下落。7月中旬の5380円から調整が続き、8月に入っては5000円台前半で推移。25日移動平均線5245円を4.3%下回り、75日線4931円は下値支持。8月10日の出来高は2万3500株と直近平均の約3倍に増加し、売り圧力が強まった。52週高値5830円からは14%下落、低値3740円からは34%上昇した水準。RSIは38.58と中立圏だが、下落基調にあり、75日線が支持線となるか注目。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 40/100)

PER 12.01倍は業界平均20.27倍を下回り一見割安だが、配当性向147.89%と利益を超える配当で持続性に懸念。PBR 0.78倍は1倍割れで資産価値割れだが、業界平均1.85倍と比べれば割安。ROE 6.7%と低収益で、配当利回り1.69%も業界平均2.02%を下回る。財務健全性に不安があり、割安指標と相反する要素からやや割高と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.9倍22.2倍
PER (予想)6.5倍
PBR0.76倍2.02倍
ROE6.7%12.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は回復基調で、2025/3期は増収・営業黒字化。2026/3期も増収増益見込み。PER12倍、PBR0.78倍と割安感があるが、非鉄金属市況や需要変動の影響を受ける。ROE6.7%はやや低め。配当利回り1.7%と安定。

プラスに働く材料7
  • 割安なバリュエーション

    PER12倍、PBR0.78倍と純資産割れ水準。

  • 業績回復と増益

    2026/3期は売上1494億、営業利益率9.5%と改善。

  • 安定配当

    配当利回り1.7%、継続的な株主還元。

  • 営業利益103→142億円と増益基調2026年3月期影響

    営業利益103億→142億(38%増)。売上1494億円、利益率9.5%に改善。

  • PBR0.78倍と割安、株主還元余地継続影響

    PBR0.78倍は解散価値以下。配当利回り1.7%増額や自社株買い期待。

  • 非鉄金属価格上昇の恩恵継続影響

    銅など非鉄金属価格高止まりが収益を押し上げ。資源高メリット。

  • 時価総額460億円、上昇余地不定影響

    PER12倍と割安。業績拡大続けばバリュエーション修正余地。

マイナスに働く材料7
  • ROEの低さ

    ROE6.7%と資本効率が低く、成長性に疑問。

  • 市況変動リスク

    銅価格や需要変動で業績が左右されやすい。

  • 業界の成熟感

    非鉄金属業界全体の成長が鈍く、大幅拡大は見込みにくい。

  • 純利益52→36億円へ大幅減益2026年3月期影響

    営業利益増も純利益は52億→36億と31%減。特別損失や税金増。

  • 非鉄金属価格下落リスク不定影響

    金属価格下落で営業利益が大きく減少。市況変動リスク。

  • 低ROE6.7%と資本効率の悪さ継続影響

    ROE6.7%は低水準。資本活用の効率改善が必要。

  • 外国人持ち株比率1.4%と極低継続影響

    外国人投資家不在で需給が限定的。大型買いが入りにくい。

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益性改善の度合い。8%台から9%台への上昇が焦点。
売上高推移
需要動向を示す。増収基調が続くか。
銅価格と為替
原材料コストと競争力に影響。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり100で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは1.95%。

年間配当
¥100
1株あたり
配当利回り
1.95%
いまの株価に対して
配当性向
147.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2018年3月60190.4
2019年3月600.045.9
2020年3月7016.773.4
2021年3月60−14.365.4
2022年3月7016.778.8
2023年3月700.0165.7
2024年3月700.0147.1
2025年3月9028.6171.9
2026年3月900.0147.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥100

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ7,929人。区分でいちばん多いのは個人・その他51.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が46.5%を占め、残る53.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他47.349.547.049.250.651.3
事業法人26.726.726.726.828.128.0
金融機関22.921.124.521.219.318.5
外国法人2.52.01.31.61.11.3
証券会社0.50.80.51.20.90.9
自己株式1.12.30.40.40.40.1
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01CKサンエツ取引先持株会11.11
02株式会社日本カストディ銀行(信託口)7.66
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)4.07
04CKサンエツ従業員持株会3.61
05株式会社ツリヤ経営3.17
06株式会社北陸銀行2.71
07富源商事株式会社2.33
08株式会社リケン2.19
09東泉産業株式会社2.18
10株式会社釣谷興産1.56

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+41%、1株純資産は14期で+177%。直近期のROEは6.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月3062,39813.44.249.6
2014年3月2652,60810.74.1
2015年3月2872,92110.44.7
2016年3月2542,9738.74.741.4
2017年3月3133,3309.95.795.2
2018年3月4543,74812.811.5190.4
2019年3月4114,03010.67.045.9
2020年3月4254,32810.26.973.4
2021年3月214,2560.5197.165.4
2022年3月5174,64911.77.478.8
2023年3月6445,24113.06.8165.7
2024年3月4585,6648.48.7147.1
2025年3月6166,13810.46.2171.9
2026年3月4326,6516.79.6147.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/3期の役員報酬は総額276百万円。

氏名役職年齢保有株数
釣谷宏行取締役社長(代表取締役)671,000
釣谷伸行専務取締役 営業管掌6549,000
松井大輔取締役 管理統括部長517,000
森千恵美取締役(常勤監査等委員)372,000
桝田和彦取締役(監査等委員)845,000
山田政雄取締役(監査等委員)72
浜田亘取締役(監査等委員)69

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3203464625083
社外取締役318186
取締役(社内)1888

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,425字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社(株式会社CKサンエツ)、子会社14社により構成されており、伸銅・精密部品・配管・鍍金及びこれらに付帯する事業を行っております。 伸銅事業では、黄銅の棒と線とめっき線を生産しています。これらの伸銅品は、自動車や家電製品や水栓金具等の素材として、広範に使用されています。鉛やカドミウムなどの環境負荷物質を使用しない環境対応合金を実用化し、多数の特許を取得しています。生産拠点は、サンエツ金属株式会社の砺波工場、高岡事業所及び新日東工場、日本伸銅株式会社の堺工場並びに三谷伸銅株式会社の本社工場です。 精密部品事業では、黄銅製のカメラマウント(デジタル一眼レフカメラの本体とレンズの着脱部品)やシンクロリング(自動車のマニュアルトランスミッションに使用されるシンクロナイザーリングの部品)や水栓金具等の鍛造加工や切削加工を行っています。生産拠点は、富山県砺波市にあるサンエツ金属株式会社のプレシジョン工場です。 配管・鍍金事業では、水道やガスの配管に使用される継手の生産を行っています。ダイオキシンなどの環境負荷物質の発生する恐れがある塩化ビニールを一切使用しない脱塩ビ継手を実用化するなど、新製品の開発に注力し、多数の特許を取得しています。施工性に優れた透明被覆継手は、グッドデザイン賞を受賞しました。生産拠点は、富山県高岡市にある株式会社リケンCKJVです。また、鋼材の防錆処理として、鉛やカドミウムなどの環境負荷物質を一切使用しない環境対応鍍金を実用化し、「CKeめっきスーパー」のブランドで生産しています。「CKeめっきスーパー」は、NETIS(国土交通省新技術情報提供システム)に登録された特許技術です。生産拠点は、富山県高岡市にあるシーケー金属株式会社です。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 事業内容と当社及びグループの当該事業にかかる位置付けは次のとおりであります。 次の3部門は、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 区分   主要製品   会社 伸銅   黄銅棒・黄銅線・黄銅管   サンエツ金属株式会社 日本伸銅株式会社 三谷伸銅株式会社 新キタミ株式会社 株式会社サンエツ商事 三越金属(上海)有限公司 台湾三越股份有限公司 精密部品   カメラマウント・シンクロリング   サンエツ金属株式会社 配管・鍍金   配管機器・溶融亜鉛鍍金   シーケー金属株式会社 株式会社リケンCKJV 事業の系統図は次のとおりであります。 〇連結子会社、※非連結子会社 製造・販売会社 サンエツ金属株式会社、日本伸銅株式会社、三谷伸銅株式会社、新キタミ株式会社、シーケー金属株式会社、 株式会社リケンCKJV、オキノ工業株式会社、三星工業株式会社 販売会社 三越金属(上海)有限公司、台湾三越股份有限公司、株式会社サンエツ商事、株式会社日伸地金、 株式会社CKトレーディング その他 有限会社シーエス保険サービス (注)三星工業株式会社は、2026年1月4日開催の株主総会において解散を決議し、清算手続き中であります。
経営方針・対処すべき課題897字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 当社グループは、2011年10月に純粋持株会社体制へ移行しました。当社は、傘下に事業会社であるサンエツ金属株式会社、日本伸銅株式会社、三谷伸銅株式会社及びシーケー金属株式会社を持つ持株会社です。経営理念として、①良いものだけを、安く、早く、たくさん生産することで、社会に貢献します。②努力するに値するプロの仕事と、努力して働くほど報われる働きがいのある職場を提供することで、社会に貢献します。③期待され、期待に応え、期待を超えるため、弛みない努力を重ねます。を掲げ、『地味だけど凄い価値の創造』を目指しております。 当社グループの主力事業である「伸銅事業」と「配管・鍍金事業」は、いずれも国内市場が成熟し、今後とも需要が漸減するものと推測されています。当社グループといたしましては、新製品の開発による市場開拓と、M&Aによる事業拡張に注力することで、企業価値の向上に努めます。 伸銅事業では、新素材の開発と、特殊材の品揃えに注力します。また、スケールメリットを追求するだけでなく、トップシェアにふさわしいブランドイメージの形成による差別優位化を目指します。さらに、当社完全子会社であるサンエツ金属株式会社と連結子会社日本伸銅株式会社及び三谷伸銅株式会社との伸銅事業におけるシナジーを追求します。 配管・鍍金事業では、株式会社リケンと配管機器の開発・生産拠点を統合したことによる相乗効果を追求し、また、溶融亜鉛鍍金における新技術を開発・実用化することで差別優位化を推進します。 当社グループの経営状況を判断するための客観的な指標は経常利益です。伸銅事業の業績は、主要原材料である銅の相場の影響を受けて、営業利益が変動するリスクをヘッジするためのデリバティブ取引を行うことで経常利益段階での利益を安定化させているためです。2027年3月期の経常利益の目標は100億円としております。
事業等のリスク3,218字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 材料価格変動のリスク 当社グループは、国際相場商品である銅や亜鉛を主原料としております。銅や亜鉛の相場が乱高下する場合、保有原料や工程内仕掛品などの棚卸資産等に含み益や含み損が発生する可能性があります。また、投機資金による銅や亜鉛の買占め等が行われた場合、原料不足による生産障害が発生する可能性があります。さらに、原料価格が高騰し続けた場合、販売先において黄銅以外の代替材への材質変更が行われ、黄銅製の棒・線・めっき線・精密部品の需要が減少する可能性があります。そのため、主原料である銅と亜鉛に関しては、原料相場の変動に備えたリスクヘッジのためのデリバティブ取引を締結することで、当該リスクを緩和する対応を講じております。 (2) 電力供給不安のリスク 当社グループは、電気炉を使用して、銅と亜鉛を溶解することで黄銅合金を製造しております。国内の電力供給事情が悪化し、十分な電力を確保することが困難な事態が生じた場合、生産障害が発生する可能性があります。当該リスクが顕在化する程度や時期を予測することは困難でありますが、当該リスクが顕在化した場合、電力供給事情が悪化していないグループ内の他工場で代替生産する対応を想定しております。 (3) 海外事業拠点のリスク 当社グループは、中国、台湾に現地法人を設立して、伸銅事業などを展開しております。各国の政治当局は、当社グループがその地でビジネスを展開することに対し、経済的、法的または別の面で困難な状況を生み出したり、実践的でないものにしたり、不可能にしたりする規則や制限を課す可能性があります。当該リスクに対応するために、当社の管理統括部や監査・規格管理室は、海外子会社とコミュニケーションをとることで、問題を早期発見し、是正する体制としています。 (4) 取引先の経営破綻による債権回収のリスク 当社グループでは、主要な取引先について、信用状況を適宜確認するとともに、必要と判断した先については、リスク回避のために、取引信用保険を付保するなどしておりますが、取引先が経営破綻した場合には、売上債権の全額又は一部を回収できなくなるおそれがあり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 自然災害・事故等のリスク 当社グループは、工場等における安全対策を徹底して実施しておりますが、大規模地震・自然災害・事故等が発生し、当社グループの工場設備や社員に被害が生じた場合や、サプライチェーンの分断が起きた場合には、業績に影響を与える可能性があります。当社グループでは、これらの事象の顕在化に備え、事業継続計画(BCP)を策定し、自然災害・事故等が起きていないグループ内の他工場での代替生産を可能とする体制の構築と調達先の複数化によるサプライチェーン強化に取り組んでおります。 (6) 製品クレームによるリスク 当社グループは、各種の規格、品質管理基準に従って製品を生産し、需要家のニーズに応えるべく、品質の維持・向上に万全を期しておりますが、製品に欠陥が生じ、製造物賠償責任等に伴う費用が発生する場合があります。 (7) 知的財産権を侵害するリスク 当社グループでは、現在の事業活動及び将来の事業展開に有用な知的財産権の取得に努める一方、第三者の知的財産権や事業状況の調査を行い問題の発生の防止を図っています。しかしながら、第三者から知的財産に関する訴訟等を提起されたり、第三者が当社グループの知的財産権を侵害したりする可能性は皆無とはいえず、この場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (8) M&A及び事業提携において見込んだ効果を得られないリスク 当社グループは、過去において、M&A及び事業提携を有効に活用し、事業基盤を拡大、強化してきました。今後も、グループの事業拡大を加速する有効な手段のひとつとして、M&A及び事業提携を検討していく方針です。M&A及び業務提携の実施の際には、今後も十分な情報収集と検討を行っていきますが、予期し得ない経済情勢、環境変化等により、当初意図した成果が得られない可能性があります。 (9) 環境問題に関する費用の発生リスク 当社グループでは、環境規制等に則した資材の使用、製造環境の維持に努めておりますが、将来、環境規制等が改正され、新たな浄化対策、除去対策に関わる費用が必要となる場合があります。また、生産活動の過程においては、廃棄物、副産物等が発生しております。当社グループは、法規制を遵守し、的確な対応を行なっておりますが、関連法規制の強化によって業績に影響が及ぶ可能性があります。 (10) 設備投資に関するリスク 現状、大規模な設備投資は予定しておりませんが、今後、大規模な設備投資を行うことによる減価償却費の増加や、市況や事業環境の悪化によって、当社グループが保有する資産の市場価格が著しく低下する場合や、資産から生み出される収益力が低下する場合には、当該資産について減損損失が発生する可能性があり、当社グループの業績や財務状況に悪影響が及ぶ可能性があります。 (11) 紛争及び訴訟に関するリスク 当社グループは、有価証券報告書提出日現在において、業績に重大な影響を与える訴訟・紛争には関与しておりません。しかしながら、様々な事由により、今後直接又は間接的に何らかの訴訟・紛争に関与することとなる可能性は否定できず、かかる事態となった場合、その経過又は結果によっては、当社グループの業績及び社会的信用に影響を及ぼす可能性があります。 (12) 法的規制を受けるリスク 当社グループは、環境保全を中心とした法的規制の遵守が経営の重要課題であると認識し、厳格な管理を徹底しつつ事業活動を行っております。しかしながら、今後、環境関連法をはじめ、当社グループの事業に関連する様々な法的規制の強化または社会的責任の要請等に起因して事業活動に制約を受けるような事象が顕在化した場合には、環境対策費用や計画外の設備投資等のための追加負担が生じることとなり、当社グループの業績に影響が生じる可能性があります。 (13) 経済環境に関するリスク 当社グループの製品は広範囲な産業分野で使用されておりますが、経済状況の変化及び当社グループが販売している製品の需要分野の動向が、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (14) 代替製品の開発によるリスク 当社グループの主力製品である伸銅品は、優れた電気特性、伝熱特性、耐食性を兼ね備えることから、多種多様な用途に用いられておりますが、アルミニウムやステンレス、樹脂等の他の素材とは競合関係にあります。予期し得ない代替製品の登場により、当社グループの業績に影響が生じる可能性があります。 (15) 人材の確保と育成に関するリスク 当社グループの将来にわたる継続的な成長と発展のためには、優秀な人材の確保と育成が必要であると認識しております。必要とされる人材の採用、育成が計画どおりに進まない場合は、当社グループの業績に悪影響を与える可能性があります。 (16) パンデミック発生に関するリスク 新型コロナウイルス感染症は落ち着きを見せておりますが、新たなウイルス等の発生により大規模なパンデミックが生じ、当社グループ内において集団感染が発生した場合は、生産障害が発生する可能性があります。このような事態が発生した場合は、当社グループの業績に悪影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,200字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ①業績 当連結会計年度における世界経済は、米国が「米国第一主義」を唱えて、保護主義的貿易政策を強硬に推進したために混乱しました。また、米国とイスラエルが2026年2月28日にイランを攻撃して、ホルムズ海峡が封鎖されました。 わが国経済は、資源・エネルギー価格が上昇したため、物価が上昇しました。政策金利は、30年ぶりに0.75%まで上昇しました。当社グループ(当社及び連結子会社)の主要原材料で、国際相場商品である銅の建値は、LME価格の高騰と円安のため、同年1月13日に1トン219万円まで上昇しました。 このような経営環境の下、当社グループは、相乗効果を追求するため、2025年4月1日に同業の三谷伸銅株式会社の株式を譲受し、連結子会社化しました。 この結果、当社グループの当連結会計年度の経営成績は、三谷伸銅株式会社を連結子会社化したことに伴う伸銅事業における販売量の増加や、主要原材料である銅の相場が高値で推移したこと等により、売上高は1,494億38百万円(前年同期比19.4%増加)となり、営業利益は141億61百万円(同38.0%増加)となりました。営業外費用として、デリバティブ損失が89億36百万円、デリバティブ評価損が2億51百万円発生したため、経常利益は56億36百万円(同32.8%減少)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は35億87百万円(同31.1%減少)となりました。 各セグメントの業績は、次のとおりであります。 伸銅 伸銅事業では、販売量は10万389トン(前年同期比11.7%増加)、売上高は1,314億42百万円(同23.5%増加)となり、セグメント損益は111億77百万円のセグメント利益(同57.7%増加)となりました。 精密部品 精密部品事業では、売上高は60億9百万円(前年同期比6.6%増加)となり、セグメント損益は9億6百万円のセグメント利益(同45.2%増加)となりました。 配管・鍍金 配管・鍍金事業では、売上高は119億85百万円(前年同期比8.2%減少)となり、セグメント損益は18億72百万円のセグメント利益(同15.2%減少)となりました。 ②キャッシュ・フロー 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ24億3百万円減少し、当連結会計年度末には12億92百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は29億65百万円(前年同期比23億47百万円収入の減少)となりました。これは主に、棚卸資産の増加66億56百万円、法人税等の支払25億23百万円等があったものの、税金等調整前当期純利益が59億54百万円、減価償却費23億96百万円等があったことによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は48億31百万円(前年同期比25億10百万円支出の増加)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出が37億97百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が13億51百万円であったこと等によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は5億39百万円(前年同期比2億59百万円支出の増加)となりました。これは主に、短期借入金の増加額が16億20百万円、長期借入れによる収入11億77百万円、自己株式の処分による収入1億94百万円等があったものの、連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出4億12百万円、長期借入金の返済による支出8億25百万円、自己株式の取得による支出12億66百万円、配当金の支払7億85百万円等があったことによるものです。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年増減率(%) 伸銅   129,410   16.6 精密部品   6,132   10.1 配管・鍍金   8,119   △7.2 合計   143,662   14.7 (注)金額は製造原価によっており、セグメント間の内部振替前の数字によっております。 b.受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前年増減率(%)   受注残高(百万円)   前年増減率(%) 伸銅   136,099   26.6   12,779   57.3 精密部品   6,223   9.1   988   27.5 合計   142,322   25.8   13,768   54.7 (注)配管・鍍金事業は見込み生産を行っているため、該当事項はありません。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年増減率(%) 伸銅   131,442   23.5 精密部品   6,009   6.6 配管・鍍金   11,985   △8.2 合計   149,438   19.4 (注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 前連結会計年度   当連結会計年度 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) 東泉産業株式会社   18,378   14.7   19,742   13.2 (2)経営者の視点による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する分析・検討内容 (経営成績に関する分析) (単位:百万円) 売上高   営業利益   経常利益   親会社株主に帰属する当期純利益 2026年3月期   149,438   14,161   5,636   3,587 2025年3月期   125,108   10,263   8,383   5,207 増減 (増減率%)   24,329 (19.4)   3,898 (38.0)   △2,746 (△32.8)   △1,619 (△31.1) 売上高は、三谷伸銅株式会社を連結子会社化したことに伴う伸銅事業における販売量の増加や、主要原材料である銅の相場が高値で推移したこと等により、1,494億38百万円(前年同期比19.4%増加)となり、営業利益は、141億61百万円(同38.0%増加)となりました。銅や亜鉛の相場変動によって生じる損益への影響を打ち消すために行っているデリバティブ取引による営業外費用が発生したことから、経常利益は56億36百万円(同32.8%減少)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は、35億87百万円(同31.1%減少)となりました。 なお、経常利益の主な増減要因は次のとおりであります。 数量・構成   31.6億円 相場差損益   21.1億円 デリバティブ損益   △67.6億円 その他   △12.5億円 (財政状態に関する分析) (資産) 当連結会計年度末における流動資産は727億58百万円となり、前連結会計年度末に比べ97億96百万円増加しました。これは主に、現金及び預金が24億3百万円、受取手形が8億20百万円、電子記録債権が14億27百万円減少したものの、売掛金が54億55百万円、棚卸資産が94億23百万円増加したこと等によるものであります。固定資産は247億62百万円となり、前連結会計年度末に比べ7億48百万円増加しました。この結果、資産合計は975億20百万円となり、前連結会計年度末に比べ105億45百万円増加しました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は308億45百万円となり、前連結会計年度末に比べ58億24百万円増加しました。これは主に、設備関係支払手形が20億22百万円減少したものの、支払手形及び買掛金が23億46百万円、短期借入金が35億70百万円、未払金が22億65百万円増加したこと等によるものであります。固定負債は40億26百万円となり、前連結会計年度末に比べ11億11百万円増加しました。この結果、負債合計は348億71百万円となり、前連結会計年度末に比べ69億35百万円増加しました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は626億48百万円となり、前連結会計年度末に比べ36億9百万円増加しました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益35億87百万円によるものであります。この結果、自己資本比率は56.3%(前連結会計年度末は60.1%)となりました。 (当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因) 当社グループは、国際相場商品である銅や亜鉛を主要原材料として使用しています。このため、銅や亜鉛の相場が下がり局面にある場合は、保有原材料や工程内仕掛品などの棚卸資産等に含み損益が発生するため、棚卸資産評価損益の計上を必要としたり、製品販売価格が乱高下して売上高が増減したりする可能性があります。 (戦略的現状と見通し) 当社グループは、市場が成熟したり縮小したりしている分野では、M&Aなどによる業容の維持拡大と、新製品の開発による市場開拓に努めて参りました。今後とも引き続き、M&Aと製品開発に注力して参ります。 (経営者の問題認識と今後の方針について) 当社グループの経営陣は、現在の事業環境及び入手可能な情報に基づき、最善の経営方針を立案するよう努めていますが、資源エネルギー価格が高騰し、各種購買品の仕入価格が上昇しています。コストアップ分を適切に製品価格へ転嫁すると同時に、より一層、新製品の開発と新市場の開拓に注力して行く所存です。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 キャッシュ・フローの状況につきましては、「業績等の概要」に記載のとおりであります。また、当社グループの資金状況は、営業活動によるキャッシュ・フローでは、前連結会計年度より23億47百万円少ない29億65百万円の資金を獲得しました。これは主に、棚卸資産の増加66億56百万円、法人税等の支払25億23百万円等があったものの、税金等調整前当期純利益が59億54百万円、減価償却費23億96百万円等があったことによるものです。 投資活動によるキャッシュ・フローでは、主に有形固定資産の取得と連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得により、48億31百万円の資金を支出しました。 また、財務活動によるキャッシュ・フローでは、主に短期借入金の増加と長期借入れによる収入等があったものの、自己株式の取得による支出や配当金の支払い等があったことにより、5億39百万円の資金を支出しました。 営業活動によるキャッシュ・フローで獲得した29億65百万円の資金と内部留保資金により、投資活動によるキャッシュ・フローでの48億31百万円の資金支出と財務活動によるキャッシュ・フローでの5億39百万円の資金支出を賄ったことになります。ただし、今後も継続的な設備投資が見込まれることや、M&Aによる資金が必要になる可能性もあること、原料相場が上昇した場合には運転資金の確保がさらに必要になることなども考えられます。これらの影響によって、資金需要が増加する際には、内部留保資金に加え、取引金融機関からの借入により資金調達をすることになりますが、当社グループの自己資本比率は56.3%であり、十分な資金調達余力を保有しているものと考えております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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