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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ソリトンシステムズ

SOLITON SYSTEMS K.K.3040 · Prime · 情報・通信業

ITセキュリティと映像伝送の専門企業。情報漏洩対策から高精細映像伝送まで、企業のデジタル変革を支える。

概要

ソリトンシステムズは1979年設立のITセキュリティと映像伝送を主力とする独立系システム開発企業である。東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場し、2025年12月期の連結売上高は198億円、営業利益28億円、従業員数655人。情報漏洩対策、認証・アクセス制御、サイバーセキュリティクラウドサービスに強みを持ち、放送局や官公庁向けのモバイル映像伝送システム「Smart-telecasterシリーズ」でも知られる。本社は東京都新宿区に置き、米国、シンガポール、欧州に子会社を持つ。

売上の約9割を占めるITセキュリティ事業

ITセキュリティ事業はソリトンシステムズの最大の収益源であり、2025年12月期の売上高185億円(全体の93.7%)、セグメント利益37億円を計上した。主力製品は認証アプライアンス「NetAttest EPS」、分離ネットワーク向けファイル転送「FileZen S」、多要素認証クラウド「Soliton OneGate」など。防衛・防災分野での大型案件や教育機関の校務DX需要が成長を牽引する。同セグメントは当社および米国子会社Soliton Systems, Inc.、㈱Sound-FinTech、㈱サイバー防衛研究所で構成される。自社開発の標準製品を販売するビジネスモデルを採り、受託開発や輸入再販には依存しない。

映像伝送の特異な技術を持つ映像コミュニケーション事業

映像コミュニケーション事業はモバイル回線を利用した高精細・短遅延の映像伝送システム「Smart-telecasterシリーズ」を開発・販売する。2025年12月期の売上高は10.5億円、セグメント利益0.52億円。主な顧客は放送局、警備会社、防災機関で、パブリックセーフティ分野への販売が中心である。同事業は当社およびベルギー子会社Soliton Systems Europe N.V.が担う。2025年にはウクライナで「Zaoシリーズ」を用いた遠隔施工の実証実験に成功し、復興支援への応用を進めている。この技術により、危険環境下での作業を安全な場所から遠隔で行える可能性が示された。

新規事業の種を育てるEco新規事業開発

Eco新規事業開発セグメントはアナログ・デジタル混在半導体デバイスの開発・販売や映像伝送技術の応用など、将来の事業化を目指すプロジェクト群からなる。2025年12月期の売上高は1.9億円と小規模だが、セグメント損失は1.84億円と投資継続中である。主な製品に人感センサーや官公庁向け小型伝送装置がある。先進プロジェクト「アナログエッジAI」は試作品製造段階に進み、極めて意欲的かつ高度な技術を要する取り組みとして設計・検証が進められている。同セグメントは当社と米国子会社Y Explorations, Inc.が担当する。

独自標準製品を軸にしたグローバルグループ

ソリトンシステムズグループは当社、連結子会社5社およびその他の関係会社1社で構成される。海外では米国カリフォルニア州にSoliton Systems, Inc.(1995年設立)、ベルギーにSoliton Systems Europe N.V.、シンガポールにSoliton Systems Singapore Pte.LTD.を置く。かつては中国上海に索利通網絡系統(上海)有限公司があったが、2025年12月期に全持分を売却した。グループ全体で独自の標準製品を開発・販売し、輸入再販ではなく自社開発の製品・サービスを提供する姿勢を貫いている。売上高の大半は国内だが、海外子会社を通じてグローバル市場に展開している。

業界の中での役割はITセキュリティ・映像伝送ソリューション提供企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
198億円
営業利益
28億円
営業利益率
14.1%
純利益
23億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
ITセキュリティ185億円93.4%37億円20.0%
映像コミュニケーション11億円5.6%1億円9.1%
Eco 新規事業開発2億円1.0%-2億円-100.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01ITセキュリティ主力

情報漏洩対策、認証・アクセス制御、テレワークセキュリティ、サイバーセキュリティ製品・クラウドサービスを開発・販売。IoTセキュリティや脆弱性検出、ネットワークインテグレーション・運用サービスも提供。企業の情報資産保護を支援。

主な製品・サービス4
情報漏洩対策製品
社内情報の持ち出し防止、暗号化、端末管理等の製品群。
認証・アクセス制御ソリューション
多要素認証、シングルサインオン、VPN等の製品。
サイバーセキュリティ対策サービス
脅威検知、インシデント対応、セキュリティ運用監視等のサービス。
IoTセキュリティソリューション
IoT機器向けのセキュリティ対策製品。脆弱性検査等。

02映像コミュニケーション主力

モバイル回線を用いた高精細・短遅延の映像伝送システム「Smart-telecasterシリーズ」を開発・販売。放送局、警備、災害対策等のライブ映像伝送ニーズに対応。

主な製品・サービス1
Smart-telecasterシリーズ
携帯電話回線を利用した映像伝送システム。高精細・低遅延で、現場からの中継を実現。

03Eco新規事業開発副次

アナログ・デジタル混在半導体デバイスの開発・販売、映像伝送システムの応用等、新規事業の創出を目指すセグメント。

主な製品・サービス1
アナログ・デジタル混在半導体デバイス
特定用途向けのカスタム半導体。センサーインターフェース等。

製品と技術

国内シェア首位の認証アプライアンス「NetAttest EPS」

「NetAttest EPS」はソリトンシステムズが提供する認証・アクセス制御のアプライアンス製品であり、国内シェアNo.1を誇る。多要素認証やシングルサインオンをハードウェアアプライアンスで実現し、企業のネットワーク入り口でのセキュリティを強化する。パスワードに加え、ICカードや生体認証などを組み合わせた高セキュリティな認証が可能。クラウド版として「Soliton OneGate」も提供されており、2025年12月期にはクラウドサービスの売上が14.0%増加した。同製品は官公庁や金融機関など、厳格なセキュリティが求められる組織で広く採用されている。

ネットワーク分離環境でのファイル授受を実現する「FileZen S」

「FileZen S」は、インターネット接続環境と業務環境を物理的または論理的に分離したネットワーク間で、安全にファイルを授受するための製品である。企業の機密情報を守るため、分離ネットワーク対策として導入が進んでいる。同製品はファイルの暗号化と厳格なアクセス制御を備え、ウイルスチェック機能も内蔵する。2025年12月期のITセキュリティ事業において、この「商品・製品」区分の売上は7,321百万円と前年比8.3%増加し、主力製品の堅調な需要を示した。特に、標的型攻撃への対策として需要が高まっている。

モバイル回線で高精細映像を伝送する「Smart-telecasterシリーズ」

「Smart-telecasterシリーズ」は、携帯電話回線を利用して高精細・低遅延の映像伝送を実現するシステムである。放送局の生中継、警備会社の遠隔監視、災害対策の現場映像伝送などに活用される。同シリーズの派生技術として「Zaoシリーズ」があり、遠隔地からの建設機械の操縦を可能にする。2025年10月にはウクライナで、キーウ工科大学の協力のもと、約25km離れた地点から建設機械を遠隔操縦する実証に成功した。この技術は、危険環境や人手不足の現場での活用が期待される。映像コミュニケーション事業の売上は2025年12月期に10.5億円と前年比5.3%増となった。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

同業の企業

IT・SaaSの時価総額近傍。太字がソリトンシステムズ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14318クイック476億円11.4倍
26088シグマクシス・ホールディングス470億円11.5倍
34323日本システム技術467億円17.7倍
43673ブロードリーフ461億円47.6倍
54743アイティフォー457億円15.7倍
63040ソリトンシステムズ455億円13.5倍
73836アバントグループ447億円14.2倍
86078バリューHR433億円57.1倍
93844コムチュア427億円12.8倍
104820イーエムシステムズ423億円27.6倍
114337ぴあ419億円12.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。

会社の歴史

沿革 42件

インテルとの協業からスタートした1979年

ソリトンシステムズの起源は1979年3月、東京都狛江市に設立された株式会社カマタ研究所である。1982年7月に商号をカマケンに変更後、同年8月にインテルジャパン株式会社と顧問契約を結んだ。1983年10月、本店を新宿区に移転すると同時に商号を現在の株式会社ソリトンシステムズに変更。1984年3月には米国インテル社からミドルウェア開発の受託を受け、同社との関係を強化した。設立当初は半導体設計支援やソフトウェア開発受託が主業務であり、後の自社製品開発の技術基盤を築いた。

LAN市場に参入しNTTとの取引を開始した1980年代

1984年7月、米国Bridge Communications社と業務提携し、Local Area Network(LAN)ビジネスを開始。1986年4月には米国Silicon Compiler Systems社と提携し、VLSIデザインセンターを開設した。1989年1月には同社との合弁でシリコン・コンパイラ・システムズ・ジャパンを設立、同年6月には米国3COM社との合弁でスリーコム・ソリトンを設立し、ネットワークOSを開発した。同年12月にはNTTのLAN通信システムを落札し、NTTへの大量納入が始まった。1990年には大阪営業所を開設し、事業の全国展開を進めた。

合弁解消とセキュリティ分野への転換(1991~1996年)

1991年7月、米国3COM社との合弁を解消し、スリーコム・ソリトンはソリトロン・テクノロジーに社名変更。同年6月にはシリコン・コンパイラ・システムズ・ジャパンを吸収合併し、グループの再編が進んだ。1991年9月には自社開発の「ソリトン日本語TCP v1.1」を発売。1993年10月にはソリトロン・テクノロジーを吸収合併した。1995年5月には米国カリフォルニア州にSoliton Technologies社(現Soliton Systems, Inc.)を設立。1996年10月、ITセキュリティソフトウェア体系「Soliton Security Solutions」を発表し、セキュリティ事業への本格的な軸足移動を開始した。

上場とM&Aによる事業拡大(2000~2010年)

2000年代に入ると、IP電話事業への進出を試みるが、Solphone,Inc.とソルフォンは2005年に清算。2000年10月には山形の開発会社アステックを買収し、2006年に吸収合併した。2007年3月、ジャスダック証券取引所に株式を上場。2010年4月には大阪証券取引所JASDAQに上場した(現東京証券取引所JASDAQスタンダード)。この間、1996年から1999年にかけて札幌・福岡・山形・名古屋など全国に営業所を開設し、2005年には仙台に東北営業所を移転するなど、国内販売網を拡充した。

海外企業の買収で技術を補完した2013~2014年

2013年6月、大阪のLSI設計会社㈱シンセシスを完全子会社化し、半導体設計能力を強化。同年11月にはシンガポールにSoliton Systems Singapore Pte.LTD.を設立し、アジア拠点を構えた。2014年6月にはデジタルフォレンジックサービスの㈱Ji2および米国Ji2,Inc.を完全子会社化し、セキュリティ事業の守備範囲を広げた。同年12月にはデンマークのスマートデバイス向けセキュリティソフト開発会社Excitor A/SおよびGiritech A/Sを買収し、欧州での技術基盤と顧客網を獲得した。これらのM&Aにより、セキュリティと映像の両領域でグローバルな技術ポートフォリオを拡充した。

連結売上高200億円目前に迫った2020年代

2020年代に入り、ITセキュリティ事業を中心に成長が加速した。売上高は2020年12月期の165億円から2025年12月期には198億円に増加。営業利益率も11.0%から14.4%へと改善した。2025年12月期には中国子会社の索利通網絡系統(上海)を売却し、経営資源の集中を図った。同期の親会社株主に帰属する当期純利益は23億円と過去最高を更新。映像コミュニケーション事業では新たな応用分野の開拓を進め、遠隔操縦技術「Zaoシリーズ」の実証に成功するなど、成長の芽を育んでいる。総資産は262億円に拡大し、財務基盤も強化された。

年表42件を開く

1970年代

  • 1979年3月東京都狛江市岩戸北二丁目13番19号に㈱カマタ研究所(現・㈱ソリトンシステムズ)を設立

1980年代

  • 1982年7月商号変更商号を㈱カマケンに変更、インテルジャパン㈱(現・インテル㈱)と顧問契約
  • 1982年8月東京都世田谷区船橋六丁目4番5号に本店を移転
  • 1983年10月商号変更東京都新宿区新宿一丁目2番9号に本店を移転、商号を㈱ソリトンシステムズに変更
  • 1984年3月米国INTEL Corp.よりミドルウエア(ソフトウエア)開発を受託
  • 1984年7月米国Bridge Communications社と業務提携、Local Area Network (LAN)のビジネスを開始
  • 1985年4月東京都新宿区新宿二丁目4番3号に本店を移転
  • 1986年4月米国 Silicon Compiler Systems社と業務提携を行い、VLSIデザインセンター開設
  • 1989年1月米国 Silicon Compiler Systems社との共同出資により、シリコン・コンパイラ・システムズ・ジャパン㈱を設立
  • 1989年6月米国3COM社との共同出資によりネットワークOS開発の会社、スリーコム・ソリトン㈱を設立
  • 1989年12月NTTのLAN通信システムを落札、NTTにネットワーク製品の大量納入開始

1990年代

  • 1990年1月東京都新宿区新宿二丁目3番10号に本店を移転
  • 1990年12月大阪府吹田市に大阪営業所を開設
  • 1991年6月M&Aシリコン・コンパイラ・システムズ・ジャパン㈱を吸収合併
  • 1991年7月商号変更米国3COM社との合弁解消に伴い、スリーコム・ソリトン㈱がソリトロン・テクノロジー㈱に社名変更
  • 1991年9月「ソリトン日本語TCP v1.1」を開発、発売
  • 1993年10月M&Aソリトロン・テクノロジー㈱を吸収合併
  • 1994年12月東京都新宿区新宿二丁目4番3号に本店を移転
  • 1995年5月創業米国カリフォルニア州サンノゼにSolitron Technologies社(現社名 Soliton Systems,Inc.)を設立
  • 1995年7月千葉市美浜区(幕張テクノガーデン)に物流倉庫・開発分室を設置
  • 1996年6月札幌市中央区に札幌営業所を開設
  • 1996年10月ITセキュリティソフトウエア体系「Soliton Security Solutions」を発表
  • 1996年10月福岡市博多区に福岡営業所を開設
  • 1998年7月山形県山形市に山形営業所を開設
  • 1998年11月中国上海に索利通網絡系統(上海)有限公司(現・連結子会社)を設立
  • 1999年1月名古屋市中区に名古屋営業所を開設

2000年代

  • 2000年3月創業米国カリフォルニア州サンノゼにIP電話製品開発に特化した会社、Solphone,Inc.を設立
  • 2000年6月Solphone,Inc.の日本子会社、ソルフォン㈱を設立
  • 2000年10月山形県山形市の独立系開発会社、アステック㈱(2006年3月期まで連結子会社)の発行済株式を100%取得
  • 2005年4月山形営業所を東北営業所に改め、宮城県仙台市青葉区に移転
  • 2005年5月長野県長野市に長野開発分室を開設
  • 2005年6月千葉市美浜区の物流倉庫を東京都江東区に移転
  • 2005年6月Solphone,Inc.の事業活動停止により同社を清算
  • 2005年9月ソルフォン㈱の事業活動停止により同社を清算
  • 2006年4月M&Aアステック㈱を吸収合併
  • 2006年4月山形県山形市に山形開発センターを開設
  • 2007年3月上場ジャスダック証券取引所に株式を上場

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(現 東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に上場
  • 2013年6月大阪府大阪市のLSI設計会社、㈱シンセシスの発行済株式を100%取得
  • 2013年11月創業シンガポールにSoliton Systems Singapore Pte.LTD.を設立
  • 2014年6月M&A東京都新宿区のデジタルフォレンジックサービス会社、(株)Ji2およびJi2,Inc.を完全子会社化
  • 2014年12月デンマーク コペンハーゲンのスマートデバイス向けセキュリティソフト開発会社、Excitor A/SおよびGiritech A/Sの発行済株式を100%取得

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    ITセキュリティを核に新技術・新市場へ展開

    クラウドやAIの活用が進む中、ITセキュリティを基軸に独自の標準製品やサービスを開発し、事業拡大と企業価値向上を目指す。グローバル競争に対応するため、世界に通用する技術とスピードを重視する。

  2. 02

    独自技術による海外展開の推進

    海外市場も視野に入れ、ユニークな製品・サービスを開発し、時代の変化に対応する。

  3. 03

    広報・IRの強化による情報発信

    企業活動や製品・サービスをわかりやすく発信するため、広報およびIR活動を強化する。

  4. 04

    業務効率化と生産性向上の実現

    基幹システムと情報系システムの連携によるデータ利活用、業務プロセスの見直し、AIの積極活用により、従来を上回る業務効率化と生産性向上を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で655人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は680万円で、9期前と比べて+11.5%平均年齢は43.0歳、平均勤続年数は13.3年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月580
2017年12月576
2018年12月612
2019年12月61040.710.2644
2020年12月62041.110.8642
2021年12月65041.211.2653
2022年12月67041.511.6659
2023年12月65042.712.7659
2024年12月70043.012.9678295
2025年12月68043.013.3655427

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率16.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率72.7%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)18.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社4(国内 1 / 海外 3、うち連結子会社 3) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
山形総合開発センター — 山形県山形市233百万円
ITセキュリティ 映像コミュニケーション
本社 — 東京都新宿区181百万円
ITセキュリティ 映像コミュニケーション Eco 新規事業開発 全社
ITセキュリティ — Soliton Systems, Inc. (米国カリフォルニア州)110百万円
大阪営業所 — 大阪市北区44百万円
ITセキュリティ 映像コミュニケーション Eco 新規事業開発 全社
開発分室 — 東京都新宿区42百万円
ITセキュリティ
ITセキュリティ — ㈱サイバー防衛研究所(東京都新宿区)27百万円
札幌営業所 — 札幌市中央区16百万円
ITセキュリティ
長野開発分室 — 長野県長野市5百万円
ITセキュリティ Eco 新規事業開発
福岡営業所 — 福岡市博多区4百万円
ITセキュリティ
東北営業所 — 仙台市青葉区4百万円
ITセキュリティ
ほか4件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈲Zen-Noboks (注)1
    東京都 世田谷区 · その他の関係会社
    議決権44.3%
  • 海外
    Soliton Systems, Inc.
    米国カリフォルニア州サンノゼ · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Y Explorations, Inc.
    米国カリフォルニア州サンノゼ · 連結子会社
    議決権42.3%
  • 海外
    Soliton Systems Europe N.V.
    オランダ アムステルダム · 連結子会社
    議決権100.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    令和8年度 脅威ハンティングにおける実践的検証プロセスの調査研究
    内閣官房 · 2026-05-12
    2.8億円
  • 調達
    デジタル映像モバイル伝送システム(2型)用閉域網回線サービス
    警察庁 · 2021-07-08
    9,802万円
  • 調達
    デジタル映像モバイル伝送システム(2型)用閉域回線サービス
    警察庁 · 2025-09-29
    9,797万円
  • 調達
    デジタル映像モバイル伝送システム(2型)用閉域網回線サービス
    警察庁 · 2023-09-29
    9,797万円
  • 調達
    映像伝送装置の調達
    消防庁 · 2021-08-03
    4,500万円
  • 調達
    映像伝送装置の調達
    消防庁 · 2026-06-09
    2,200万円
  • 調達
    映像伝送装置の調達
    消防庁 · 2025-06-03
    1,800万円
  • 調達
    ヘリ・高所カメラ等の映像の迅速な収集に資する映像伝送装置に関する調達業務
    消防庁 · 2022-03-15
    1,257万円
  • 調達
    映像伝送装置ドローンGPS連携改修業務
    消防庁 · 2023-01-24
    930万円
  • 調達
    令和4年度映像伝送環境構築業務
    消防庁 · 2022-12-20
    520万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は198億円営業利益28億円前期と比べると増収増益で、売上が+6.5%、利益が+40.0%。

売上高
+6.5%
198億円
営業利益
+40.0%
28億円
純利益
+35.3%
23億円
営業利益率
14.1%
前期比 +3.4%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高223億円198億円
営業利益39億円28億円
純利益27億円23億円
1株あたり配当¥72¥72

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は100億円、営業利益は18億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+14.9%、営業利益は+125.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q47714.95
2023年2Q4124.92
2023年3Q49816.36
2023年4Q546
2024年1Q46510.94
2024年2Q3912.62
2024年4Q1011413.911
2025年2Q8789.26
2025年4Q1112018.017
2026年2Q1001818.014

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年3月期からの15期で、売上は105億円から198億円へ1.9倍に増えた。直近期の営業利益率は14.1%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年3月10553
シンガポールにSoliton Systems Singapore Pte.LTD.を設立
2013年3月109105
東京都新宿区のデジタルフォレンジックサービス会社、(株)Ji2およびJi2,Inc.を完全子会社化
2014年3月112109
2015年3月124106
2015年12月1034−3
2016年12月160127
2017年12月165169
2018年12月153123
2019年12月156117
2020年12月1651915
2021年12月1742519
2022年12月1982216
2023年12月1912819
2024年12月186202210.817
2025年12月198283014.123

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高198億円のうち、営業利益として残るのは28億円14.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は23億円、売上の11.6%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金53.5%106億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金32.3%64億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益14.1%28億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
46.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+5.8pt
14.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+5.0pt
11.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+4.9pt
18.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
8.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
12.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 15期分

2025年12月期は営業CFが36億円、投資CFが−102億円で、差し引きのフリーCFは−66億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は69億円で、売上の4.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年3月19−2−41721
2013年3月16−5−11131
2014年3月7−1−7631
2015年3月14−5−6935
2015年12月3−63−333
2016年12月18−6−31242
2017年12月25−8−11759
2018年12月7−5−8253
2019年12月24−6−11869
2020年12月26−11−111573
2021年12月21−5−51685
2022年12月23−3−320102
2023年12月36−1−435134
2024年12月20−2−518147
2025年12月36−102−13−6669

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 15期分

2025年12月期の総資産は262億円。このうち返さなくてよい自己資本が133億円で、自己資本比率は50.5%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年3月83394446.4
2013年3月90424846.7
2014年3月90494154.4
2015年3月106525448.4
2015年12月104475744.3
2016年12月128567243.4
2017年12月139637644.8
2018年12月131607145.7
2019年12月141657646.4
2020年12月160709043.8
2021年12月173858848.9
2022年12月193969749.8
2023年12月22611111549.1
2024年12月23312311052.7
2025年12月26213313050.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
109億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
122億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
11億円
在庫として抱えている分
負債合計
130億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
92
/ 100
安定性自己資本比率34 / 40
収益力営業利益率28 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り605社中131位あたり、逆に低いのは自己資本比率605社中422位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
18.0%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
14.1%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
50.5%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
6.5%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.1%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,305で、1年前と比べて+75.2%過去52週の値幅のなかでは77%の位置にある。

¥2,305-2.7%1ヶ月+17.1%1年+75.2%時価総額455億円
過去52週の値幅
安値¥1,341高値¥2,593

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)13.5倍
PER (会社予想)16.0倍
PBR3.01倍
配当利回り3.12%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は2444円で、25日移動平均線を約21.4%上回り、200日線にも約28%上回っている。52週高値2488円に接近し、年初来で+86%と大幅高。8月12日の出来高は739500株と急増し、その後も13日に510100株と高水準。8月13日は+6.31%と上昇し、RSIは82.12と過熱気味。短期上昇が加速している。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PER 15.90倍は業界平均29.65倍を下回り割安。PBR 2.73倍は業界平均3.44倍を下回る。ROE 18%と高水準で、PBR2.73倍に対して収益力に見合う。配当利回り2.69%は業界平均1.25%を上回り魅力的。業績堅調で割安だが、割安度はやや緩和。

指標この会社業種平均
PER (実績)13.5倍47.9倍
PER (予想)16.0倍
PBR3.01倍2.96倍
ROE18.0%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

この会社の先行きについて、追い風になる材料と重しになる材料をそれぞれ並べている。

プラスに働く材料4
  • 2025年度営業利益28億円目標達成、前期比40%増益2025年12月期影響

    営業利益28億円、前期20億円から40%増でPER約14倍と割安感

  • 営業利益率10.75%→14.14%へ改善継続2025年12月期影響

    売上高186→198億円で利益率改善、粗利率向上寄与

  • 18%ROEが示す資本効率の高さ、PBR改善余地継続影響

    ROE18%に対してPBR2.73倍は割安、改善余地あり

  • 外国人保有比率の拡大による需給改善不定影響

    現在6.27%は情報・通信業平均以下、増加余地

マイナスに働く材料4
  • 2024年度売上高186億円、前期比2.6%減2024年12月期影響

    売上高191→186億円、トップライン停滞で成長懸念

  • 2025年度業績予想の下方修正リスク決算発表後影響

    前提売上高198億円達成が不透明、IT投資変動次第

  • PER16倍、成長鈍化でバリュエーション調整不定影響

    業績成長率鈍化ならPER15.9倍は割高感

  • 1年間で52%上昇、利益確定売り圧力短期影響

    株価上昇率大きく、短期的な調整リスク

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり72で、前期から+3.8%いまの株価に対する利回りは3.12%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥72
1株あたり
配当利回り
3.12%
いまの株価に対して
配当性向
45.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月816.2
2017年12月1033.321.6
2018年12月100.053.8
2019年12月100.025.6
2020年12月100.016.2
2021年12月1440.014.3
2022年12月1614.319.5
2023年12月2450.023.9
2024年12月52116.759.2
2025年12月543.845.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥72

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ6,757人。区分でいちばん多いのは事業法人42.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が54.4%を占め、残る45.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
事業法人42.642.642.742.943.142.7
個人・その他35.939.538.035.937.137.3
金融機関11.610.711.612.811.511.8
外国法人5.84.95.25.95.86.2
自己株式5.96.26.26.16.16.1
証券会社3.71.82.12.22.22.0
外国人個人0.30.40.30.30.40.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01有限会社Zen-Noboks41.61
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)7.26
03ソリトンシステムズ従業員持株会3.55
04株式会社三井住友銀行2.43
05鎌田 信夫1.95
06株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.59
07BBH BOSTON CUSTODIAN FOR JAPAN EQUITY PREMIUM FUND OF UBS UNIVERSAL 620373(常任代理人 株式会社みずほ銀行)1.39
08UBS AG LONDON A/C IPB SEGREGATED CLIENT ACCOUNT(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ)0.87
09鎌田 祥志0.64
10三好 修0.57

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で+747%、1株純資産は15期で+265%。直近期のROEは18.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年3月151967.78.545.4
2013年3月2421411.79.328.2
2014年3月4424919.28.516.9
2015年3月3427312.615.626.9
2015年12月−16246
2016年12月3528613.017.416.2
2017年12月4832115.734.921.6
2018年12月173165.441.953.8
2019年12月3534410.537.125.6
2020年12月7837821.923.016.2
2021年12月10145724.213.814.3
2022年12月8651817.612.419.5
2023年12月10560018.713.323.9
2024年12月9366214.812.359.2
2025年12月12471418.016.645.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

6名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は6名。2025/12期の役員報酬は総額153百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約10倍にあたる。

氏名役職年齢
鎌田信夫代表取締役 執行役員会長85
鎌田理代表取締役 執行役員社長56
石原冴子取締役49
高徳信男取締役 監査等委員66
中村修取締役 監査等委員66
飯塚久夫取締役 監査等委員78

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)2785713568
社外取締役518184

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容699字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社(株式会社ソリトンシステムズ)、その他の関係会社1社、連結子会社5社により構成されております。 当社グループのセグメント別の営業種目及び当社と関係会社の位置付けは次のとおりです。 セグメントの名称   主な営業種目   会社名 ITセキュリティ   ・情報漏洩対策、認証とアクセス制御、テレワークの為のセキュリティ対策、サイバーセキュリティ対策などの製品/クラウドサービスの開発・販売 ・IoTのためのセキュリティ対策と脆弱性検出 ・企業向けネットワークインテグレーションと運用サービスの提供   当社 Soliton Systems, Inc. ㈱Sound-FinTech ㈱サイバー防衛研究所 映像コミュニケーション   ・モバイル回線による高精細・短遅延の映像伝送システム「Smart-telecasterシリーズ」の開発・販売   当社 Soliton Systems Europe N.V. Eco 新規事業開発   ・アナログ・デジタル混在半導体デバイスの開発・販売 ・映像伝送システム等の開発・販売   当社 Y Explorations,Inc. (注)1.その他の関係会社の㈲Zen-Noboksは、当社株式の44.3%を所有している資産管理会社でありますが、当社の事業との取引関係がないため、表から除外しております。 2.当連結会計年度において、索利通網絡系統(上海)有限公司の出資持分を全て売却したため、連結の範囲から除外しております。 [事業系統図] 当社グループの事業系統図は次のとおりであります。(2025年12月31日現在)
経営方針・対処すべき課題965字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題は以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針、経営環境 当社は、1979年3月に設立以来、ITシステムの根幹となる技術に焦点を絞りビジネスを行って参りました。その分野は、半導体LSI(大規模集積回路)の設計と設計CADに始まり、企業内ネットワーク(LAN)の機器開発とネットワーク構築、そして近年は、ITセキュリティと映像の圧縮/送信などと、変化してきました。 当社は、受託開発の会社ではありません。輸入再販の会社でもありません。独自の標準製品を開発し、オリジナル製品の販売あるいはサービスの形でユーザーに提供しております。技術的には、ソフトとハードの両面をカバーしています。 当社が属するIT業界は、技術革新が著しく、かつてないスピードで変化し、他のあらゆる産業にも影響を与えつつあります。クラウドコンピューティングや人工知能(AI)の活用等で、あらゆる企業や社会の活動において大変革が迫ってきておりますが、この大変革においてもITセキュリティがKEYになると考えております。当社製品は、全てITシステムの根幹/インフラに属する製品です。したがって市場は世界規模で、当然、競合もグローバルとなります。世界に通ずる技術と実現のスピードが企業成長の決め手になると考えております。 (2)目標とする経営指標 前述の経営方針、経営環境の下、当社グループは、ITセキュリティをKEYに新たな技術や市場への積極的な展開により事業の拡大を図り、企業価値を持続的に向上させることを目指しており、1株当たり当期純利益をひとつの指標として経営を推進しております。 (3)対処すべき課題等 ①海外展開を視野に、ユニークな製品、サービスを開発して時代の変化に対処すること。 ②広報/IRを強化して、企業活動や製品/サービスをわかりやすく発信すること。 ③基幹システムと情報系のシステムを連携させデータの利活用を図ること。また、業務プロセスの見直しと整理を進めるとともに、AIを積極的に活用することで、従来を一段上回る業務効率化と生産性向上を実現すること。
事業等のリスク3,199字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書(以下、本書という)に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)情報セキュリティ対策について 当社グループは、開発プロジェクトの推進にあたり、ユーザーの多種多様な重要情報を取扱う機会があります。当社グループは、これらユーザーとの間において守秘義務契約を締結し、重要情報の取り扱いに際しては当社グループのコンプライアンス関連規程・マニュアル等に則り厳格に運用し、当社グループ内部からの情報漏洩を未然に防ぐ措置を講じております。しかしながら、万一、当社グループによる情報の紛失、破壊、漏洩等の発生、又は外部からの不正手段による当社グループシステムへの侵入等が生じた場合には、当社グループへの損害賠償請求又は信用低下等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)自社製品の開発リスクについて 当社グループは、市場のニーズを先取りした新製品や新技術の開発を行っております。近年は認証とアクセス制御、テレワークの為のセキュリティ対策、分離環境アクセスソリューション等の製品/クラウドサービス、サイバーセキュリティ対策のサービス、公衆モバイル回線で高品質な映像をリアルタイムに配信する製品/クラウドサービス、アナログエッジAI等の開発に注力しております。 しかしながら、今後の開発プロジェクトにおいて、開発期間中の市場環境の変化、あるいは類似・競合製品の出現によって、将来必ずしも開発コストを回収できない可能性があり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)他社商品の調達リスクについて 当社グループは、国内外の他社ベンダーの商品を販売代理店として取り扱っております。これらには、当社グループの戦略上重要な商品があります。当社グループでは提携する他社ベンダーの業績や事業戦略などの情報収集を常に心がけ、事業方針の変化をいち早く察知するように努めておりますが、将来において主要な他社ベンダーが事業戦略の見直し又は吸収、合併、解散等の理由により商品の供給を停止した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)システムの不具合について 近年ユーザーニーズは多様化しておりますが、LANからWAN、クラウドコンピューティングやモバイルの活用まで、情報網がシームレス化する中にあって、当社グループは時代の流れをリードする高度なネットワークに特化したシステム構築及びネットワーク機器等の開発に取り組んでいます。しかし、大規模システムの構築には常に初期不良などが想定され、また使用するネットワーク機器等の新製品には不具合が発見されたりします。そうしたトラブル対応には、解決のために多くの時間と労力及び費用が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)プロジェクト管理について 当社グループは、ネットワークシステムの構築及びネットワーク機器の開発にあたり、全社的なプロジェクト管理体制を構築し、不採算プロジェクトの抑制に努めております。しかしながら、ユーザーニーズに基づく納期の短縮化、又は案件の高度化・複雑化によるプロジェクトの難易度の高まり等により、開発工数が想定を超える不採算プロジェクトが発生した場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)競合について 当社グループは、企業が情報システムに関して抱える様々な悩みに対し、効果的なソリューションを提供できるネットワーク・セキュリティ製品のメーカーとして、あるいはキャリアクラスの大規模で且つ先端ネットワークシステム構築を行える総合力を持ったネットワーク・インテグレーターとして、競合他社には無い強みを持っております。しかしながら、今後参入してくる機器ベンダーやネットワーク・インテグレーターとの価格競争により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7)大口主要顧客との間での取引について 当社グループでは、他企業との取引額を増やすことによって特定販売先への依存度を下げるように努めておりますが、特定販売先の設備投資動向等によっては当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8)人材の確保について 当社グループは、事業を拡大して行くためには専門性の高い優秀な人材を継続的に採用・育成し、確保することが重要であると考えております。しかしながら、当社グループがこのような人材を採用又は養成できず、優秀な人材の流出を防止できない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9)知的財産権等について 当社グループは、保有する知的財産権、並びに業務スキル・ノウハウ等の企業秘密の社内管理体制を強化しております。また、第三者の知的財産権を侵害しないよう、社内規定の整備を図り事前の調査を徹底する体制を採っております。しかしながら、技術革新に伴い、当社グループが保有する知的財産権が陳腐化するリスクがあるほか、何らかの要因により当社グループの企業秘密が不正に開示又は流用されるリスクがあります。また、当社グループが認識していない知的財産権の成立等により、当社グループの製品、サービス又は技術に対して、第三者から知的財産権の侵害訴訟等を提起されるリスクがあるほか、従業員の職務発明の補償評価に対して訴訟等を提起されるリスクがあり、これらのリスクが顕在化した場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (10)為替変動リスクについて 当社グループは、いくつかの商品を海外から外貨建てで購入しているため、為替相場の変動により円換算による仕入価格に変動が生じ、利益率の低下を招く可能性があり、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (11)自然災害等について 地震や台風等の自然災害、未知のコンピューターウイルス、テロ攻撃、システムトラブル又は伝染病といった事象が発生し、当社グループがそれらの影響を受けた場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 当社グループでは複数の開発拠点を設置し、システムの一部をクラウドで管理するなど、リスクの分散を図っておりますが、当社グループの拠点・地域において、これら自然災害等が発生した場合には多大な損害を被る可能性があり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (12)投資有価証券について 当社グループの連結会計年度末における投資有価証券残高の推移及び評価損益の実績は下記のとおりです。 イ.投資有価証券残高の推移    (百万円) 2021年12月期末   2022年12月期末   2023年12月期末   2024年12月期末   2025年12月期末 104   94   97   56   12 ロ.投資有価証券評価損益の推移(△は投資有価証券評価損) (百万円) 2021年12月期   2022年12月期   2023年12月期   2024年12月期末   2025年12月期末 △50   △13   △2   △8   △16 投資有価証券の取得方針に関しましては、当社グループの事業活動に密接に関係のある取引先を中心に出資することにより事業の関係の推進を目指すもの、またリスクを評価した上で手持資金を効率的に運用することでありますが、出資先の経営状態が悪化した場合や、市場において悪影響を与える事象が発生した場合には、将来的に減損処理をする可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,536字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 1.経営成績等の状況の概要 (1)財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における世界経済について、米国は物価高が続く中でも所得や生産性の改善、生成AI関連投資で堅調に推移しました。欧州はインフレ鈍化が進む一方、ウクライナ情勢によるエネルギー高で伸びは緩やかでした。中国は不動産と個人消費の低迷が続きました。日本は円安による物価上昇で個人消費に懸念があるものの、企業業績の改善による設備投資やインバウンド需要で緩やかに拡大しました。 IT投資環境は、競争力強化および生産性向上を目的としたDX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みが引き続き高水準で推移しました。DXの中でも、クラウドの導入、生成AIの活用、サイバーセキュリティ対策の強化は最重要分野として位置付けられ、幅広い業種において関連投資が拡大しました。 一方、デジタル利活用の進展に伴い、情報漏洩、マルウェア感染、サービス停止等のサイバーリスクは増大しており、個人・企業の重要情報や基幹システム、さらには社会インフラを保護するためのサイバーセキュリティ対策の重要性が一段と高まっています。こうした背景から、サイバーセキュリティは国家の安全保障および企業の信用に直結する重要領域となりつつあります。2026年2月の衆議院選挙で体制が安定し、政府はサイバー安全保障の強化に向けた施策を継続・加速する見通しとなり、企業もサイバーセキュリティを事業継続と信頼性を支える戦略的投資とする動きが広がっています。具体的には、(1)官公庁・自治体・重要インフラ向け対策の強化、(2)能動的サイバー防御等AIを活用したプロアクティブな先端技術投資の拡大、(3)サプライチェーン規制強化による民間の投資増、が見込まれています。 このような環境下、当社グループの業績について、ITセキュリティ事業の自社製品/サービスの売上が伸長し、売上高19,762百万円(前年同期比6.2%増)となり、粗利率は46.7%(前年同期:44.6%)に改善しました。その結果、営業利益は、2,844百万円(前年同期比39.2%増)、営業利益率は14.4%(前年同期:11.0%)となりました。資金運用による受取利息や円安による為替差益で営業外収益が152百万円(前年同期:152百万円)発生し、経常利益は2,977百万円(前年同期比38.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は、2,298百万円(前年同期比33.2%増)となりました。 セグメント別の経営成績は、次のとおりです。 なお、当連結会計年度より、組織変更を行い、従来「Eco新規事業開発」に含めていた映像伝送の基盤技術開発チーム(大阪のオペレーション)を「映像コミュニケーション事業」に含めることに変更しています。当該変更後のセグメント区分に基づき前連結会計年度のセグメントの業績値を変更し、前年同期比較を記載しています。 [ITセキュリティ事業] 売上高は18,516百万円(前年同期比5.9%増)、セグメント利益は3,717百万円(前年同期比17.3%増)となりました。 年商約5億円のソリトン上海が連結範囲外となったものの、自社製品/サービスの販売が堅調に推移しました。特に、防衛や防災分野での大型案件獲得が売上の押し上げに寄与したほか、校務DX(教育機関の業務DX)に関係する文教分野の需要も拡大し、増収増益となりました。製品別では、国内シェアNo.1の認証アプライアンス「NetAttest EPS」、分離ネットワーク(インターネットに接続する環境と機密情報を扱う業務環境を分離してサイバー攻撃に備えるセキュリティ対策)で安全なファイル授受を実現する「FileZen S」、多要素認証のクラウドサービス「Soliton OneGate」などの主力製品の販売が順調に推移しました。その結果、「商品・製品」の売上が7,321百万円(前年同期比8.3%増収)、「クラウドサービス」の売上が2,652百万円(前年同期比14.0%増収)と主要領域で前年同期を上回る成長を確保しました。 [映像コミュニケーション事業] 売上高は1,053百万円(前年同期比5.3%増)、セグメント利益は52百万円(前年同期比93.1%増)となりました。 「Smart-telecasterシリーズ」について、国内外のパブリックセーフティ分野(防衛、公的治安、災害対処)への販売を中心に、売上高は増収、セグメント利益も増益となりました。なお、当社は、ウクライナの復興支援に向けて国土交通省の「日ウクライナ・国土交通インフラ復興に関する官民協議会」に参画しました。2025年10月に、同国政府・自治体、キーウ工科大学(KPI)の協力のもと、KPI構内のコントロールセンターから約25km離れた建設機械を「Zaoシリーズ」で遠隔操縦する実証に成功し、同国内での遠隔施工が現実的に機能することを確認しました。ウクライナでは復興に向け膨大な建設需要がある一方で、人手不足や危険環境下での作業が課題となっています。当社の遠隔操縦技術により、女性や戦傷者を含む幅広い人々が安全な場所から復興作業に従事できる可能性が示されました。当社は、ウクライナの「安全で包摂的な復興」に貢献してまいります。 [Eco 新規事業開発] 売上高は191百万円(前年同期比55.5%増)、セグメント損失は184百万円(前年同期はセグメント損失181百万円)となりました。 官公庁向け小型伝送装置の追加販売ならびに既存の人感センサー製品の堅調な販売により、売上高は増収となりました。先進プロジェクトであるアナログエッジAIは、極めて意欲的かつ高度な技術を要する取り組みです。設計および検証フェーズを進め、技術的課題に対し解決を逐次図り、試作品の製造へ向け着実に進捗しました。 当連結会計年度末の総資産につきましては、前連結会計年度末に比べて2,942百万円増加し、26,228百万円となりました。 流動資産は、前連結会計年度末に比べて3,057百万円増加し、23,954百万円となりました。これは主に有価証券が6,000百万円、商品及び製品が448百万円、電子記録債権が280百万円、売掛金が218百万円増加した一方、現金及び預金が3,834百万円減少したこと等によるものであります。 固定資産は、前連結会計年度末に比べて114百万円減少し、2,274百万円となりました。これは主に繰延税金資産が132百万円、工具器具備品が79百万円増加した一方、ソフトウエアが103百万円、建物及び構築物が51百万円、ソフトウエア仮勘定が46百万円、投資有価証券が43百万円、土地が37百万円減少したこと等によるものであります。 流動負債は、前連結会計年度末に比べて2,050百万円増加し、12,896百万円となりました。これは主に未払法人税等が654百万円、支払手形及び買掛金が506百万円、契約負債が394百万円、賞与引当金が258百万円、未払金が151百万円増加した一方、短期借入金が63百万円減少したこと等によるものであります。 固定負債については、前連結会計年度末に比べて81百万円減少し、75百万円となりました。これは主にその他固定負債が49百万円、リース債務(固定)が32百万円減少したこと等によるものであります。 純資産の部については、前連結会計年度末に比べて972百万円増加し、13,256百万円となりました。これは主に利益剰余金が1,093百万円増加した一方、為替換算調整勘定が123百万円減少したこと等によるものであります。 なお、当連結会計年度末において、自己資本比率は50.5%、1株当たり純資産額は714円48銭となりました。 (2)キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ7,834百万円減少し、当連結会計年度末には6,858百万円(前年同期比53.3%減)になりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動から獲得した資金は3,603百万円(前年同期比77.0%増)となりました。 収入の主な内訳は、税金等調整前当期純利益2,938百万円、仕入債務の増加516百万円、契約負債の増加374百万円、減価償却費319百万円、賞与引当金の増加258百万円等であります。支出の主な内訳は、棚卸資産の増加501百万円、売上債権及び契約資産の増加496百万円等であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動に使用した資金は10,171百万円(前年同期は237百万円)となりました。 収入の主な内訳は、有価証券の償還による収入10,000百万円、定期預金の払戻による収入3,000百万円等であります。 支出の主な内訳は、有価証券の取得による支出16,000百万円、定期預金の預入による支出7,000百万円、有形固定資産の取得による支出175百万円等であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動に使用した資金は1,268百万円(前年同期比150.1%増)となりました。 支出の主な内訳は、配当金の支払額1,205百万円等であります。 (3)生産、受注及び販売の実績 当社グループの生産する製品は主にソフトウエアであり、また当社グループの取り扱う製品は、受注生産形態をとらない製品であるため、生産規模、受注規模を金額あるいは数量で示すことはしておりません。 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   前年同期比(%) ITセキュリティ(百万円)   18,516   5.9 映像コミュニケーション(百万円)   1,053   5.3 Eco 新規事業開発(百万円)   191   55.5 合計(百万円)   19,762   6.2 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおり であります。 相手先   前連結会計年度 (自  2024年1月1日 至  2024年12月31日)   当連結会計年度 (自  2025年1月1日 至  2025年12月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) ダイワボウ情報システム 株式会社   2,279   12.3   2,878   14.6 2.経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、本文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般的に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たり、見積りや仮定を用いることが必要となりますが、これらは期末日における資産・負債の金額及び会計期間の収益・費用の金額に影響を与えます。しかし、これらの見積りや仮定は、実際の結果とは異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しておりますが、特に以下の重要な会計方針が、連結財務諸表作成における重要な見積りの判断に影響を与える可能性があります。 ①貸倒引当金 当社グループは、債権等の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。見積りには期日経過債権の回収期間、現在の経営環境等の様々な要因を考慮しております。 ②棚卸資産 当社グループは、棚卸資産の評価方法として原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)を採用しており、期末における正味売却価額が取得原価よりも下落している場合には、当該正味売却価額をもって貸借対照表価額としております。また、滞留及び過剰在庫の内、陳腐化した棚卸資産については、適正な価値で評価されるように評価減の金額を見積もっております。 ③繰延税金資産 当社グループは、繰延税金資産における回収可能性が低いと考えられる金額については、評価性引当額を設定しております。評価性引当額の必要性を検討するにあたっては、将来の課税所得の見積りに基づいております。 ④投資有価証券 当社グループは、長期的な取引維持のために、特定の取引先の株式等を保有しております。これらの株式等には、価格変動性が高い上場株式と、株価の決定が困難な非上場株式等が含まれます。これらの株式等について、時価が取得価額を下回っている場合、将来における価値の回復可能性及び発行会社の経営状態を検討しております。 ⑤市場販売目的のソフトウエア 当社グループは、市場販売目的のソフトウエアの減価償却方法について、見込販売収益に基づく償却額と残存有効期間(3年以内)に基づく均等配分額とを比較し、いずれか大きい額を減価償却費として計上しております。また、減価償却を実施した後の未償却残高が翌期以降の見込販売収益の額を上回った場合、当該超過額は一時の費用として処理しております。当社グループの販売見込収益の算定における主要な仮定は、販売計画に基づく受注予測であります。 (2)当連結会計年度の経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ①売上高・売上総利益 当連結会計年度の売上高19,762百万円(前年同期比6.2%増)、売上総利益9,237百万円(前年同期比11.4%増)、売上総利益率46.7%(前年同期44.6%)となりました。 売上高のセグメント別変動要因に関する詳細については、「1.経営成績等の状況の概要(1)財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。売上総利益率は前年同期比2.2%増加となりました。 ②営業利益 経費面では、会社のオフィス環境の整備や将来的な人材への投資等により、販売費及び一般管理費は6,392百万円(前年同期比2.3%増)となりましたが、前述のように売上高の増収と売上総利益率の改善により、当連結会計年度の営業利益は2,844百万円(前年同期比39.2%増)、売上高営業利益率は14.4%(前年同期11.0%)となりました。 ③経常利益 主に営業外収益として為替差益が71百万円、受取利息が45百万円、受取配当金が23百万円発生したことにより、当連結会計年度の経常利益は、2,977百万円(前年同期比38.1%増)となりました。 ④親会社株主に帰属する当期純利益 特別利益で投資有価証券売却益39百万円、固定資産売却益44百万円、特別損失で関係会社出資金売却損105百万円等を計上しました。これにより、親会社株主に帰属する当期純利益は2,298百万円(前年同期比33.2%増)となりました。 以上の結果、当連結会計年度の1株当たり当期純利益金額は123.97円(前年同期比30.86円増)となりました。なお、当連結会計年度における財政状態の概況については、「1.経営成績等の状況の概要(1)財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。 (3)資本の財源及び資金の流動性の分析 当社グループは、営業活動によって獲得した現金と金融機関からの借入金によって、必要となる運転資金の確保と事業拡大の為の設備投資を行っています。 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの概況については、「1.経営成績等の状況の概要(2)キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 当社グループのキャッシュ・フローの状況と指標の推移は次のとおりであります。 キャッシュ・フローの状況   2021年12月期   2022年12月期   2023年12月期   2024年12月期   2025年12月期 営業活動によるキャッシュ・フロー(百万円)   2,080   2,298   3,643   2,035   3,603 投資活動によるキャッシュ・フロー(百万円)   △464   △305   △57   △237   △10,171 財務活動によるキャッシュ・フロー(百万円)   △481   △252   △397   △507   △1,268 フリー・キャッシュ・フロー (百万円)   1,616   1,993   3,585   1,798   △6,568 キャッシュ・フロー関連指標の推移   2021年12月期   2022年12月期   2023年12月期   2024年12月期   2025年12月期 自己資本比率(%)   48.9   49.8   49.1   52.7   50.5 時価ベースの自己資本比率(%)   159.1   108.6   121.4   97.3   154.7 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)   0.1   0.1   0.0   0.0   - インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   1,536.1   1,965.2   1,766.5   1,711.9   4,157.0 ・フリー・キャッシュ・フロー:営業活動によるキャッシュ・フロー + 投資活動によるキャッシュ・フロー ・自己資本比率:自己資本÷総資産 ・時価ベースの自己資本比率:株式時価総額÷総資産 ・キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債÷営業活動によるキャッシュ・フロー ・インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業活動によるキャッシュ・フロー÷利息の支払額 (4)経営成績に重要な影響を与える要因について 「3 事業等のリスク」をご参照ください。

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出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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