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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

山洋電気

SANYO DENKI CO.,LTD.6516 · Prime · 電気機器

冷却ファン・電源・サーボでFAと情報機器の基盤を支える専業メーカー。

概要

山洋電気は、産業用モーター、冷却ファン、電源装置を中核とするFA機器メーカーである。1927年の創業以来、小型化・高効率技術を強みに、半導体製造装置や工作機械、通信機器へ部品を供給する。2025年3月期の売上高は978億円、従業員数は約3599名。東京証券取引所プライム市場に上場する。

三つのカンパニーが担う事業の構造

山洋電気は2024年4月に社内カンパニー制を導入し、サンエースカンパニー、エレクトロニクスカンパニー、モーションカンパニーの三つを報告セグメントとしている。サンエースカンパニーは冷却ファン「San Ace」を主力とし、売上収益408億円(2026年3月期)を計上する。エレクトロニクスカンパニーは電源装置「SANUPS」およびサーボアンプ・ステッピングドライバ等を扱い、同期の売上は232億円。モーションカンパニーはサーボモータ・ステッピングモータ「SANMOTION」を手掛け、売上375億円に達する。各カンパニーは独立性を高め、利益を直接管理する体制をとる。

セグメント別収益と主要販売先

2026年3月期の連結売上収益1073億円のうち、サンエースカンパニーが39%(408億円)、モーションカンパニーが36%(375億円)、エレクトロニクスカンパニーが22%(232億円)、その他(電気機器販売・電気工事)が5%を占める。営業利益ではサンエースカンパニーが82億円と全体の75%を稼ぎ、収益の中心である。主要な販売市場は通信装置、ロボット、半導体製造装置といったファクトリーオートメーション分野で、AI関連向け需要の伸びが顕著である。受注高は前年比30%増の1163億円、受注残高は449億円に拡大した。

20社の子会社で構成するグローバル体制

山洋電気グループは当社と20社の子会社で構成される。海外生産拠点として、1988年設立のSANYO DENKI EUROPE S.A.(フランス)、2000年設立のSANYO DENKI PHILIPPINES, INC.、2011年設立の中山市山洋電气有限公司(中国)などがある。販売子会社はアメリカ、ドイツ、シンガポール、韓国、台湾、タイ、インド、ベトナム(2026年設立予定)に広がる。中国には上海、深圳、天津、成都に貿易または技術会社を置き、アジア市場でのプレゼンスを強めている。国内では上田事業所(長野県)に複数の工場とテクノロジーセンターを擁する。

小型化・高効率を実現する技術の芯

山洋電気の技術基盤は、小型交流・直流回転機の製造から始まった。現在は永久磁石同期モータ(サーボモータ)の高応答制御、冷却ファンの高風量化・低騒音化、電源装置の高効率変換回路を核とする。製品開発では「狭くて深い」市場から「広くて深い」市場への展開を掲げ、2022年度から5年間で49件の新製品を開発した。台灣山洋電氣股份有限公司にグループ3拠点目のテクノロジーセンターを新設し、グローバルな開発体制を強化。また、SANYO DENKI EUROPE S.A.ではステッピングモータ組立工場を稼働し、欧州市場へのリードタイム短縮を図る。

業界の中での役割はFA・情報通信機器向け冷却・電源・駆動コンポーネントサプライヤー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,073億円
営業利益
109億円
営業利益率
10.2%
純利益
87億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01産業機器/FA主力

工作機械、半導体製造装置、ロボットなど産業自動化分野に対して、サーボモータ・サーボアンプ・ステッピングモータ・ステッピングドライバを提供。位置決め・速度制御の高精度化と省エネに貢献。

主な製品・サービス4
サーボモータ
永久磁石同期モータを中心に、高応答・高精度な位置決め制御を実現。工作機械やロボットの駆動源として使用。
サーボアンプ
サーボモータを駆動・制御するアンプ。上位コントローラからの指令に基づきモータに最適な電流を供給。
ステッピングモータ
パルス信号で回転角が決まるモータ。オープンループ制御が可能で、低コストな位置決め用途に適する。
ステッピングドライバ
ステッピングモータを駆動するドライバ。マイクロステップ駆動などで振動・騒音を低減。

02情報通信/IT機器主力

サーバー、通信基地局、放送機器など情報通信機器の内部冷却に必要な小型・高風量の冷却ファンを供給。低騒音・長寿命・高信頼性が求められる分野で幅広く採用。

主な製品・サービス1
冷却ファン
DC軸流ファン、遠心ファンなど。電子機器の放熱に不可欠な部品で、筐体内部の熱を効率的に排出。

03その他(電気機器販売・電気工事等)副次

グループ会社を通じて、電気機器の販売や電気工事を手掛ける。顧客のニーズに応じた機器調達・施工をワンストップで提供。

製品と技術

冷却ファン「San Ace」シリーズの製品群

サンエースカンパニーが手掛ける冷却ファン「San Ace」は、DC軸流ファンや遠心ファンなど幅広いラインナップを持つ。主にサーバー、通信基地局、放熱が必要な電子機器の筐体内部に組み込まれ、低騒音・長寿命・高信頼性が求められる分野で採用される。2026年3月期のセグメント売上は408億円で、グループ最大の収益源である。AI関連機器向け需要が堅調で、ネットワーク機器向けも好調。北米と日本国内の販売店向けビジネスが成長を牽引している。

サーボシステム「SANMOTION」の精度と応答性

モーションカンパニーが製造する「SANMOTION」シリーズは、サーボモータとサーボアンプ、ステッピングモータとそのドライバを含む。サーボモータは永久磁石同期モータを採用し、高応答・高精度な位置決め制御を実現。工作機械、ロボット、半導体製造装置の駆動源として使用される。2026年3月期のモーションカンパニー売上は375億円。中国の設備投資活発化により電子部品実装機や金属加工機向けが回復し、半導体製造装置向けもAI関連投資で大幅に増加した。

電源装置「SANUPS」とインフラ向け安定供給

エレクトロニクスカンパニーは電源装置「SANUPS」とサーボアンプ・ステッピングドライバを提供する。SANUPSは情報通信、データセンタ向けサーバ、消防・警察関連の社会インフラ、防衛システム向けに安定した需要がある。また、太陽光・水力・風力発電システムを含む再生可能エネルギー関連への供給も継続する。2026年3月期のエレクトロニクスカンパニー売上は232億円で、営業利益は前年比136%増の11億円。中国市場の金属加工機・射出成形機向け需要回復が寄与した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

電気機器のなかでの位置

産業用モーター特化、成長期待高い

電気機器業界で産業用モーター・冷却ファン等に特化。同業の日清紡ホールディングスは電子部品・メカトロ全般を手掛け、売上規模・品揃えで上回る。一方当社は冷却ファンで高いシェアを持つ。2025年3月期の営業利益率8.08%から2026年3月期は10.16%へ増益見通しで、業界平均を上回る収益性を維持。データセンター向け冷却需要を取り込めている。

強み

  • サーバー・産業機器向け冷却ファンで高い市場シェアを持ち、データセンター投資拡大の恩恵を受ける。
  • 2026年3月期の営業利益率10%超と、規模が同程度の同業と比較して収益性が高い。
  • 半導体製造装置、通信インフラなど高成長分野に経営資源を集中させ、需要拡大を取り込む。
  • アジア・欧米に販売拠点を持ち、現地の需要に即した製品供給が可能。

課題

  • データセンター・半導体関連向け売上比率が高く、市況変動で業績が大きく左右されるリスク。
  • 売上高1千億円程度で、日清紡ホールディングスなど総合電機に比べ規模が小さく、価格競争力で劣る。
  • 自社開発に頼る部分が大きく、M&A等による技術・製品ポートフォリオ拡充が遅れている。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

工作機械・FAの時価総額近傍。太字が山洋電気

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16371椿本チエイン2,834億円9.0倍
26436アマノ2,820億円13.9倍
36457グローリー2,734億円16.8倍
46278ユニオンツール2,615億円25.6倍
56101ツガミ2,419億円34.0倍
66516山洋電気2,020億円21.3倍
75186ニッタ1,947億円13.6倍
86966三井ハイテック1,815億円53.2倍
96866日置電機1,445億円19.4倍
106474不二越1,353億円17.7倍
116480日本トムソン1,267億円29.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(工作機械・FA)に従っています。

会社の歴史

沿革 38件

電気部品輸入販売から製造業へ転換した1927〜1942年

山洋電気の起源は、1927年8月に山本秀雄が東京で創業した山洋商会にある。当初は電気部品の輸入販売を手掛けていたが、1932年6月に豊島区西巣鴨(現・東池袋)に小型交流・直流回転機、通信機用電源、配電盤の製造工場を新設し、製造業に進出した。1936年12月には株式会社山洋商会に組織変更。1942年4月、商号を山洋電気株式会社に改め、通信機用電源類の製造工場を拡充した。この時期に現在の事業領域であるモータと電源の原型が形成された。

戦後の本社移転と東京証券取引所上場

終戦直後の1945年12月、本社と東京工場を豊島区巣鴨(現・北大塚)へ移転。1962年9月に東京証券取引所市場第二部に上場し、資金調達力を高めた。長野県上田市には1944年に上田北工場を新設(2009年閉鎖)しており、生産拠点の分散を進めた。1979年から1990年にかけて上田事業所に塩田工場、築地工場、青木工場、富士山工場を相次いで建設し、生産能力を大幅に拡大した。この間、1980年には売上高が100億円を超えたと推定される。

欧米アジアへの販売拠点設立(1988〜2005年)

海外市場への本格進出は1988年12月、フランスにSANYO DENKI EUROPE S.A.を設立したことに始まる。1995年4月には米国にSANYO DENKI AMERICA, INC.、2000年2月にフィリピンに生産子会社SANYO DENKI PHILIPPINES, INC.を設立。2005年にはシンガポール、ドイツ、韓国、台湾に相次いで販売子会社を設立し、アジア・欧州での販売網を整備した。同年には香港にも山洋電氣(香港)有限公司を設立している。

中国での生産・販売体制の拡充(2003〜2014年)

中国市場の成長に対応し、2003年4月に山洋電气(上海)貿易有限公司を設立。2005年には山洋電气精密機器維修(深圳)有限公司(設立年不明だが沿革に記載)、2008年に山洋電气貿易(深圳)有限公司、2011年4月に中山市山洋電气有限公司(生産子会社)を設立した。2014年11月には上海山洋電气技術有限公司を加え、中国での技術サービス機能も強化。2019年には天津、2024年には成都に貿易会社を設立し、中国内陸部への展開を進めている。

東証一部指定と本社移転(2013〜2022年)

2013年3月、東京証券取引所市場第一部に指定され、企業格付けが向上した。同年8月には本社を東京都豊島区南大塚の現所在地へ移転。2022年4月の市場区分見直しによりプライム市場に移行した。この間、業績は成長を続け、2018年3月期に売上高892億円、2023年3月期には1208億円と過去最高を記録。2023年3月期の純利益は114億円に達した。一方、2024年3月期は1129億円、2025年3月期は978億円と減収減益となり、事業環境の変動に直面した。

カンパニー制導入と中期経営計画の推進(2024年〜)

2024年4月、山洋電気は従来の事業部制から社内カンパニー制に移行。サンエース・エレクトロニクス・モーションの三カンパニーが独立して利益責任を負う体制となった。同時に「第10次中期経営計画」をスタートさせ、「時間を力に」をテーマに、開発・納期・業務品質の迅速化を掲げる。目標としてROE10%以上、営業利益率重視、連結配当性向50%を設定。2026年3月期の売上収益は1073億円、営業利益109億円と大幅回復の見通しを示している。

年表38件を開く

1920年代

  • 1927年8月創業山本秀雄、山洋商会を創立、電気部品の輸入販売を開始

1930年代

  • 1932年6月東京・豊島区西巣鴨(現・東池袋)に小型交流・直流回転機、通信機用電源および附属器具、配電盤の製造工場を新設
  • 1936年12月株式会社に組織変更、商号を株式会社山洋商会とし、通信機用電源類の製造工場を拡充

1940年代

  • 1942年4月商号変更商号を山洋電気株式会社に変更
  • 1944年2月長野県上田市に上田北工場を新設(旧緑が丘工場、2009年に閉鎖)
  • 1945年12月本社・東京工場を東京都豊島区巣鴨(現・北大塚)へ移転

1960年代

  • 1962年9月上場東京証券取引所市場第二部に上場

1970年代

  • 1979年4月上田事業所塩田工場を新設

1980年代

  • 1980年3月上田事業所築地(ついじ)工場を新設
  • 1984年11月上田事業所青木工場を新設(現・ロジスティックセンター)
  • 1988年12月創業SANYO DENKI EUROPE S.A.を設立

1990年代

  • 1990年4月上田事業所富士山(ふじやま)工場を新設
  • 1995年4月創業SANYO DENKI AMERICA, INC.を設立
  • 1997年7月上田事業所テクノロジーセンターを開設
  • 1999年3月創業山洋電気テクノサービス株式会社を設立

2000年代

  • 2000年2月創業SANYO DENKI PHILIPPINES, INC.を設立
  • 2003年4月創業山洋電气(上海)貿易有限公司を設立
  • 2005年6月創業山洋電氣(香港)有限公司を設立
  • 創業山洋電气精密機器維修(深圳)有限公司を設立
  • 2005年8月創業SANYO DENKI SINGAPORE PTE. LTD.を設立
  • 2005年10月創業SANYO DENKI GERMANY GmbHを設立
  • 2005年11月創業SANYO DENKI KOREA CO., LTD.を設立
  • 2005年12月創業台灣山洋電氣股份有限公司を設立
  • 2008年1月創業山洋電气貿易(深圳)有限公司を設立
  • 2009年1月上田事業所神川(かんがわ)工場を新設
  • 2009年7月M&A山洋工業株式会社を完全子会社化

2010年代

  • 2011年4月創業中山市山洋電气有限公司を設立
  • 2011年7月創業SANYO DENKI(THAILAND)CO.,LTD.を設立
  • 2013年3月東京証券取引所市場第一部に指定
  • 2013年8月本社を東京都豊島区南大塚(現所在地)へ移転
  • 2014年11月創業上海山洋電气技術有限公司を設立
  • 2015年2月創業SANYO DENKI INDIA PRIVATE LIMITEDを設立
  • 2019年2月創業山洋電气(天津)貿易有限公司を設立

2020年代

  • 2021年4月創業山洋電気ITソリューション株式会社を設立
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からプライム市場に移行
  • 2024年4月社内カンパニー制を導入
  • 2024年5月創業山洋電气(成都)貿易有限公司を設立
  • 2026年2月創業SANYO DENKI VIETNAM CO.,LTD.を設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • ROE10%以上
  • 連結配当性向50%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    時間を競争力とする企業体質

    「時間を力に」をテーマに、製品開発・納期・業務品質でナンバーワンを目指し、時間を画期的に短縮することで新しい価値を創出する。

  2. 02

    社内カンパニー制による事業再編

    2024年4月から3つのカンパニー(サンエース、エレクトロニクス、モーション)を設置し、各カンパニーの独立性を高めて利益確保体制を構築。設備・資金の有効活用と技術の結集で新市場へ展開する。

  3. 03

    グローバル生産・販売体制の強化

    台湾にテクノロジーセンター、フィリピンに第4工場、ドイツに新支店、中国成都に販売会社を設立。グローバルな製品開発、生産供給、販売網を拡充し、各地域の需要に迅速に対応する。

  4. 04

    環境適合製品と生産技術サービスの拡充

    自社基準で環境負荷が小さい「エコプロダクツプラス」のラインアップ拡充、および自社技術を活用した生産自動化・DX支援サービスを開始し、サプライチェーン全体の環境負荷低減と顧客の生産性向上に貢献する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で3,599人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は683万円で、9期前と比べて+6.1%平均年齢は42.6歳、平均勤続年数は16.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月3,175
2018年3月3,359
2019年3月64441.517.53,480
2020年3月55442.618.53,572
2021年3月56442.718.43,671
2022年3月62442.617.13,631
2023年3月65242.516.73,720
2024年3月65442.816.83,705
2025年3月63242.816.83,646217
2026年3月68342.616.43,599303

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率5.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率68.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)79.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社20(国内 13 / 海外 7、うち連結子会社 20) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
SANYO DENKI PHILIPPINES, INC. — フィリピン スービック テクノパーク8,444百万円
・サンエースカンパニー・エレクトロニクスカンパニー・モーションカンパニー
神川工場 — 長野県上田市4,179百万円
・サンエースカンパニー・エレクトロニクスカンパニー・モーションカンパニー
テクノロジー センター — 長野県上田市3,876百万円
・サンエースカンパニー・エレクトロニクスカンパニー・モーションカンパニー
富士山工場 — 長野県上田市2,964百万円
・サンエースカンパニー・エレクトロニクスカンパニー・モーションカンパニー
旧緑が丘工場跡地 — 長野県上田市2,553百万円
・サンエースカンパニー・エレクトロニクスカンパニー・モーションカンパニー
築地工場 — 長野県上田市438百万円
・サンエースカンパニー・エレクトロニクスカンパニー・モーションカンパニー
ロジスティックセンター(旧青木工場) — 長野県小県郡青木村395百万円
・サンエースカンパニー・エレクトロニクスカンパニー・モーションカンパニー
社員寮 — 長野県上田市376百万円
・サンエースカンパニー・エレクトロニクスカンパニー・モーションカンパニー
本社その他 — 東京都豊島区277百万円
・サンエースカンパニー・エレクトロニクスカンパニー・モーションカンパニー
本社 — 長野県上田市167百万円
・サンエースカンパニー・エレクトロニクスカンパニー・モーションカンパニー・その他
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    山洋工業株式会社
    東京都目黒区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    山洋電気 テクノサービス 株式会社
    長野県上田市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    山洋電気IT ソリューション 株式会社
    長野県上田市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    SANYO DENKI PHILIPPINES,INC.
    フィリピン スービック テクノパーク · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    中山市山洋電气 有限公司
    中華人民共和国 中山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    SANYO DENKI VIETNAM CO.,LTD.
    ベトナム社会主義共和国 フンイエン · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    SANYO DENKI EUROPE S.A.
    フランス グッサンヴィル · 連結子会社
    議決権99.0%
  • 国内
    SANYO DENKI AMERICA,INC.
    アメリカ カリフォルニア州 トーランス市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    山洋電气(上海)貿易有限公司
    中華人民共和国 上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    山洋電氣(香港)有限公司
    中華人民共和国 香港特別行政区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    台灣山洋電氣股份 有限公司
    中華民国 台北市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    SANYO DENKI GERMANY GmbH
    ドイツ エシュボーン市 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社8社を開く
  • SANYO DENKI KOREA CO., LTD.大韓民国 ソウル市100%
  • 山洋電气貿易(深圳)有限公司中華人民共和国 深圳市100%
  • SANYO DENKI (THAILAND) CO.,LTD.タイ バンコク100%
  • SANYO DENKI INDIA PRIVATE LIMITEDインド チェンナイ市100%
  • 山洋電气(天津)貿易有限公司中華人民共和国 天津市100%
  • 上海山洋電气技術 有限公司中華人民共和国 上海市100%
  • 山洋電气精密機器維修(深圳)有限公司中華人民共和国 深圳市100%
  • 山洋電气(成都)貿易有限公司中華人民共和国 成都市100%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,073億円営業利益109億円前期と比べると増収増益で、売上が+9.7%、利益が+38.0%。

売上高
+9.7%
1,073億円
営業利益
+38.0%
109億円
純利益
+55.4%
87億円
営業利益率
10.2%
前期比 +2.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,289億円1,073億円
営業利益163億円109億円
純利益120億円87億円
1株あたり配当¥170¥170

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は322億円、営業利益は42億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+3.5%、営業利益は+10.5%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q31532
2024年1Q3113812.234
2024年2Q2963110.524
2024年3Q2592810.820
2024年4Q26327
2025年2Q465306.516
2025年4Q513499.640
2026年2Q508489.435
2026年4Q5656110.852
2027年1Q3224213.030

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は641億円から1,073億円へ1.7倍に増えた。直近期の営業利益率は10.2%。

決算期売上高億円営業利益億円税引前利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月6414530
上海山洋電气技術有限公司を設立
2014年3月6775437
SANYO DENKI INDIA PRIVATE LIMITEDを設立
2015年3月
2016年3月8035337
2017年3月7485340
2018年3月8928564
山洋電气(天津)貿易有限公司を設立
2019年3月8476950
2020年3月707104
山洋電気ITソリューション株式会社を設立
2021年3月7755039
2022年3月1,01111890
2023年3月1,208142114
山洋電气(成都)貿易有限公司を設立
2024年3月1,129133105
2025年3月97879808.156
SANYO DENKI VIETNAM CO.,LTD.を設立
2026年3月1,07310911710.287

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,073億円のうち、営業利益として残るのは109億円10.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は87億円、売上の8.1%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金72.0%773億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金18.0%193億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.2%109億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
28.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+3.3pt
10.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+2.2pt
8.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比0.8pt
7.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 13期分

2026年3月期は営業CFが108億円、投資CFが−77億円で、差し引きのフリーCFは31億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は287億円で、売上の3.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月52−22−333097
2014年3月57−21−1136137
2016年3月49−29−2020127
2017年3月66−28−2638138
2018年3月58−684−10132
2019年3月31−8237−51117
2020年3月87−53−1134136
2021年3月50−4307148
2022年3月82−48−634188
2023年3月83−44−2739205
2024年3月215−65−107150267
2025年3月158−37−97121289
2026年3月108−77−4931287

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,664億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,279億円で、自己資本比率は76.9%(業種中央値61.0%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月69041527560.2
2014年3月78245832458.6
2015年3月93254039258.0
2016年3月88753435360.2
2017年3月93257036261.2
2018年3月1,07662145557.7
2019年3月1,06364841561.0
2020年3月1,06162543658.9
2021年3月1,14070443661.8
2022年3月1,28780648162.7
2023年3月1,43993250764.8
2024年3月1,5071,10440373.2
2025年3月1,4561,13332377.8
2026年3月1,6641,27938576.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
287億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
937億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
385億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
90
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率20 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

電気機器 224社との比較

同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率224社中48位あたり、逆に低いのはROE224社中123位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.2%/中央値 8.0%
P25 4.2%P75 12.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
10.2%/中央値 6.9%
P25 3.5%P75 11.6%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
76.9%/中央値 61.0%
P25 48.2%P75 76.0%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
9.7%/中央値 4.1%
P25 -0.2%P75 9.4%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.3%/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥5,190で、1年前と比べて+63.5%過去52週の値幅のなかでは42%の位置にある。

¥5,190-3.7%1ヶ月-8.0%1年+63.5%時価総額2,020億円
過去52週の値幅
安値¥3,203.333高値¥7,880

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)21.3倍
PER (会社予想)15.3倍
PBR1.38倍
配当利回り3.28%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月19日に5510円と前日比5.49%下落しました。25日移動平均線5711円を約3.5%下回り、75日線6428円も大きく下回っています。一方、200日線5131円は上回っており、長期トレンドはまだ上向きです。52週高値7880円からは約30%下落し、52週安値3203円からは約72%高い水準です。週足では7月30日に5270円まで下落後、8月5日に6090円と急反発しましたが、その後は再度下落傾向です。出来高は7月30日に97万株と急増し、売買が活発でした。RSIは59.2と中立圏ですが、短期的な調整が続いており、25日線を回復できるかが焦点です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PER 24.97倍は業界平均30.49倍を下回り、PBR 1.69倍は平均2.36倍より低い。配当利回り1.75%は平均1.79%とほぼ同水準。ROEが不明だが、2026年3月期の営業利益成長が見込まれる。割安感があるが、2025年3月期は減収減益で業績回復途上にある点は注意。

指標この会社業種平均
PER (実績)21.3倍30.8倍
PER (予想)15.3倍
PBR1.38倍2.58倍
ROE7.2%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

2025年3月期は減収減益だったが、翌期は大幅回復見込み。強気派は半導体製造装置向け需要回復と新製品の拡大を評価。弱気派は回復の持続性や競合との価格競争を懸念。

プラスに働く材料7
  • 半導体需要回復

    2026/3期売上高1073億円と前期比9.7%増の計画。

  • 収益性改善

    営業利益率8.08%→10.16%と2%pt改善見込み。

  • 技術優位

    小型化・高効率技術で半導体装置向けシェア維持。

  • FY26営業利益109億円、前期比+38%の大幅増益2026年3月期影響

    営業利益109億円は前期79億円から30億円増加、売上高も+9.7%回復

  • 営業利益率10.16%へ改善、高収益化進む2026年3月期影響

    利益率が8.08%→10.16%へ2.08pt向上、コスト削減と製品ミックス改善

  • 配当増額期待、利回り1.75%→2%超次回決算発表後影響

    EPS増加により増配余力、配当性向30%前提で配当金増額見込む

  • データセンター向け冷却需要拡大2026年〜2028年影響

    サーバー冷却向けファン等の需要増、売上高成長に寄与、業界トレンド追い風

マイナスに働く材料7
  • 需要の一時的回復

    半導体市況は変動が大きく、持続性に疑問。

  • 競争激化

    海外メーカーの低価格攻勢でシェア低下リスク。

  • コスト上昇

    原材料高が収益を圧迫する可能性。

  • FY25減収からの回復力懸念2026年Q1影響

    FY25売上高978億円は前期比-13.4%、需要低迷からの完全回復は不透明

  • PER 24.97倍、割高感継続影響

    同業平均PER 18倍に対して高く、収益成長鈍化でバリュエーション調整

  • 半導体市況悪化で製造装置向け不振2026年下期影響

    主力のクーリングファン需要が半導体投資に連動、市況悪化で受注減

  • 為替感応度大、円高進行で利益圧迫金融政策次第影響

    海外売上高比率が高い場合、1円円高で営業利益数億円減の可能性

次の決算で確かめる点
売上高
回復計画の達成度を示す最重要指標。
営業利益率
収益性改善の進捗を確認。
半導体関連受注
半導体装置向け需要の先行指標。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり170で、前期から+87.9%いまの株価に対する利回りは3.28%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥170
1株あたり
配当利回り
3.28%
いまの株価に対して
配当性向
64.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月3037.3
2018年3月3516.725.8
2019年3月374.838.1
2020年3月30−18.2716.0
2021年3月300.055.2
2022年3月3827.831.8
2023年3月4517.424.4
2024年3月487.423.5
2025年3月5513.843.5
2026年3月10387.964.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥170

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ3,241人。区分でいちばん多いのは外国法人28.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が42.4%を占め、残る57.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
外国法人13.613.114.717.926.628.9
個人・その他28.430.731.231.827.927.8
事業法人26.225.226.425.324.224.1
金融機関30.727.625.522.720.818.3
自己株式6.76.76.68.18.08.7
証券会社1.03.52.22.30.50.9
外国人個人0.00.00.00.00.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01協同興業株式会社14.23
02INTERTRUST TRUSTEES CAYMAN LIMITED AS TRUSTEE OF JAPAN-UP UNIT TRUST(常任代理人 立花証券株式会社)8.79
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)7.77
04INTERTRUST TRUSTEES (CAYMAN) LIMITED SOLEL Y IN ITS CAPACITY AS TRUSTEE OF JAPAN-UP(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)7.76
05株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.57
06山洋開発株式会社2.46
07日本生命保険相互会社2.30
08株式会社みずほ銀行1.75
09GOVERNMENT OF NORWAY(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.62
10株式会社八十二長野銀行1.50

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近4
  • 2026-08-19
    株式会社ストラテジックキャピタル
    新規の大量保有報告
    12.15%
    -1.03pt
  • 2026-07-08
    株式会社ストラテジックキャピタル
    新規の大量保有報告
    13.18%
    -0.57pt
  • 2026-06-30
    株式会社ストラテジックキャピタル
    新規の大量保有報告
    13.75%
    -1.09pt
  • 2026-06-01
    株式会社ストラテジックキャピタル
    新規の大量保有報告
    14.84%
    -1.05pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は13期で+412%、1株純資産は14期で+439%。直近期のROEは7.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月486687.414.341.4
2014年3月3003,6888.511.139.1
2015年3月4,351
2016年3月3014,3007.08.749.2
2017年3月3294,6657.312.637.3
2018年3月5275,13210.815.625.8
2019年3月4125,3557.99.638.1
2020年3月355,1660.7123.7716.0
2021年3月3265,8155.918.155.2
2022年3月2482,22111.96.631.8
2023年3月3142,56713.16.524.4
2024年3月2893,08610.38.123.5
2025年3月1583,1685.019.843.5
2026年3月2443,6037.217.964.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額382百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約10倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
山本茂生代表取締役 会長 執行役員75365,000
児玉展全代表取締役 社長 執行役員7132,000
中山千裕取締役 専務執行役員6017,000
松本吉正取締役 専務執行役員6618,000
栗原慎取締役722,000
三宅雄大取締役52
宮城典子取締役641,000
塚田明常勤監査役682,000
小林正文常勤監査役69
山田隆文監査役69
古沢暢子監査役48

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4157913628471
社外取締役8797910
監査役1191919

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容431字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社および子会社20社で構成され、主に冷却ファン、電源機器、サーボアンプ、サーボモータを生産、販売しています。 当社グループの事業セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討をおこなう対象となっているものです。 当社グループは、展開する事業の特性から、サンエースカンパニー、エレクトロニクスカンパニー、モーションカンパニー、その他を報告セグメントとしています。 セグメント   主な事業 サンエースカンパニー   冷却ファンなどの設計・製造・販売 エレクトロニクスカンパニー   電源装置・サーボアンプ・ステッピングドライバなどの設計・製造・販売 モーションカンパニー   サーボモータ・ステッピングモータなどの設計・製造・販売 その他   電気機器販売・電気工事など 〔事業系統図〕 事業の系統図は次のとおりです。
経営方針・対処すべき課題3,580字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する記載は、有価証券報告書提出日現在において、将来に関する見通しおよび計画に基づき当社グループが合理的に判断したものであり、これらの記載は実際の成果と異なる可能性があるとともに、その達成を保証するものではありません。 (1) 経営の基本方針 当社グループは、人間社会における存在価値を高めることを目指し、次の企業理念を掲げています。 「私たち山洋電気グループは、すべての人々の幸せをめざし、人々とともに夢を実現します。」 この企業理念の遂行のために、次の6つの経営理念と私たち自身が遵守すべき行動規範を定め、企業活動をおこなっています。 ・ 社会や環境に対しては、企業活動を通じて、地球環境の保全および人類の繁栄に寄与する経営をします。 ・ お客さまやユーザに対しては、技術、製品、サービスを通じて、お客さまやユーザにとっての、新たな価値の創造が実現できる経営をします。 ・ 協力会社や取引会社に対しては、部品材料の取引、製造委託、共同開発を通じて、相互の技術の発展と共存共栄を目指す経営をします。 ・ 投資家や金融機関に対しては、健全かつ発展的な経営と、わかりやすい情報を通じて、投資メリットと信用を増大させる経営をします。 ・ 同業者や競争会社に対しては、技術提携や競争を通じて、産業の発展と技術の発展を共創する経営をします。 ・ 社員に対しては、仕事や会社生活を通じて、社員が自己実現を図れる会社とする経営をします。 (2) 目標とする経営指標等 当社グループでは、2026年4月から期間を5年とする「時間を力に」をテーマとした「第10次中期経営計画」をスタートさせました。 ・「山洋電気は早い」と評価される企業体質にする。 ・時間を、格段に、画期的に短縮する。 ・時間を競争力にして、新しいもの、新しいこと、新しいやりかたを創り出す。 ・時間を軸にナンバーワンの製品開発、納期、業務品質にする。 また、当社グループは持続的な成長と企業価値の向上を実現するため、中長期的な視点で重視すべき経営指標と株主還元方針を定め、これらを重視した経営を推進していきます。 ① フリー・キャッシュ・フローを重視した経営をする。 ② ROE 10%以上を継続して達成する。 ③ 営業利益率を重視した経営をする。 ④ 連結配当性向50%を目安とする。 (3) 経営環境及び対処すべき課題等 ① 経営環境 当連結会計年度における世界経済は、米国による広範囲にわたる極端な関税政策の実施や、中国による対抗政策があったものの、後半は回復の兆しが見られました。 日本経済は、安定した企業収益を背景に設備投資が堅調で、工業生産の一部では景気は緩やかに回復していましたが、中東情勢の緊迫化を受けて、先行きの懸念が強まりました。 そのような中で、当社グループの主要な販売市場である通信装置、ロボット、半導体製造装置などのファクトリーオートメーション市場からの需要が回復に向かったこと、AI関連向けの市場が堅調であったことから、全体として受注高は増加しました。 これらの前提のもとに翌連結会計年度(2027年3月期)は売上収益128,850百万円、営業利益16,290百万円、税引前当期利益16,690百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益12,000百万円を予想としています。 ② 対処すべき課題等 このような経営環境のもと、当社グループでは、当連結会計年度に完了を迎えた、第9次中期経営計画において、次の取り組みを推進してきました。 ・ 品質・性能・信頼性において、「世界一の製品」を絶え間なく開発し続けること。 ・ 「殻を破る」をテーマに、新しいもの、新しいこと、新しいやり方を創出すること。 ・ 「狭くて深い」市場から「広くて深い」市場で、当社の製品が活躍できる場面を増やしていくこと。 ・ 新しいビジネス方法を拡大すること。 2022年3月期から当連結会計年度までの、5年間の取り組みに対する主な成果は次のとおりです。 ・上記の取り組みは、グループ全体で合計732件の具体的な施策として実施され、そのほとんどが完了しました。 ・新製品の開発49件の新製品を開発し、発売しました。 ・台灣山洋電氣股份有限公司にテクノロジーセンターを新設台灣山洋電氣股份有限公司に当社グループ3拠点目となるテクノロジーセンターを新設しました。グローバルな製品開発体制の強化を推進します。 ・ SANYO DENKI GERMANY GmbHが新たな支店を設立SANYO DENKI GERMANY GmbHが、バイエルン州ミュンヘンに新たな支店を設立しました。ドイツ南部とオーストリアを中心に、幅広い市場に向けた新規開拓を推進します。 ・ パートナーシップ構築宣言の公表当社グループでは、取引先のみなさまとの長期的な信頼関係の構築や、当社に関わる事業者のみなさまとの連携、共存共栄を進めるため、資材調達に関する基本方針を定め、その方針のもと「パートナーシップ構築宣言」を公表しました。 ・ SANYO DENKI EUROPE S.A.のステッピングモータ組立工場の稼働開始ヨーロッパにおけるビジネスのさらなる拡大を目指し、SANYO DENKI EUROPE S.A.のステッピングモータの組立工場の稼働を開始しました。営業拠点に組立工場を併設することで、ヨーロッパ市場への製品供給リードタイムを短縮し、カスタマイズ製品のより柔軟な供給体制を強化します。 ・ 社内カンパニー制を導入2024年4月から当社グループは企業価値の最大化を目指し、社内カンパニー制を導入しました。従来の事業部制を廃止し、サンエースカンパニー、エレクトロニクスカンパニー、モーションカンパニーの3つのカンパニーに再編しました。各カンパニーは独立性を高め、利益確保の体制を構築し、設備・資金の有効活用と技術の結集による新市場への展開を強化します。これにより、当社グループの持続的な成長と企業価値の向上を実現してまいります。 ・ SANYO DENKI PHILIPPINES, INC. の第4工場が本格稼働2024年4月から本格稼働を開始した第4工場では、通信装置や半導体製造装置に使用されるSan Ace、 SANUPS、 SANMOTIONの各ブランド製品の生産体制を整えています。当社グループは、主要な販売市場である通信装置や半導体製造装置の分野での市場拡大を目指し、将来を見据えた競争力の強化に取り組んでいます。今後も、世界中のお客さまに均一で高品質な製品を迅速にお届けするため、供給体制の強化を進めてまいります。 ・ 山洋電气(成都)貿易有限公司を設立2024年5月、当社グループは新たに山洋電气(成都)貿易有限公司を設立しました。この新会社は、中国内陸部の経済を牽引する重工業都市が多い西南・華中地区に位置しています。半導体製造装置、医療機器、通信機器、蓄電システムなどの市場をターゲットに、製品販売と現地代理店支援を強化し、事業拡大を目指してまいります。 ・ 環境適合設計製品「エコプロダクツプラス」をリリース当社では既存製品や従来の市場製品と比較し、自社基準に基づいて環境負荷が小さいと認められた製品を「環境適合製品(エコプロダクツ)」として認定しています。2024年度より、エコプロダクツの認定基準よりさらに環境負荷の低減効果が大きい製品を「エコプロダクツプラス」として認定し、より高いレベルでの環境負荷の低減を目指しています。今後も製品ラインアップの拡充と販売拡大を通じて、サプライチェーン全体の環境負荷低減に貢献してまいります。 ・ 生産技術エンジニアリングサービスを開始当社では新たなビジネスとして、自社製品や技術を活用し、生産現場の自動化と効率化を支援する生産技術エンジニアリングサービスを開始しました。自動化装置・生産支援システムの設計・製造、DX化による組立作業支援システムや自動検査装置の提供、金型製作やシミュレーション、データ測定サービスなどを通じて、お客さまの生産性向上を実現してまいります。 ・ 健康経営の推進社員が生き生きと働き、それぞれの能力を最大限に発揮することこそが、当社グループの中長期的な成長と社会貢献に繋がるという考えのもと、代表取締役が委員長を務める健康経営委員会を設置し、「山洋電気グループ健康経営宣言」を策定しました。詳細は、「第2事業の状況 2サステナビリティに関する考え方及び取組 2.人的資本、多様性に関する開示 (4)指標及び目標 (健康経営の推進)」に記載しています。
事業等のリスク3,929字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況などに関する事項のうち、当社グループの経営成績、および財務状況に重要な影響を及ぼす可能性のある主なリスクには、次のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する記載は、有価証券報告書提出日現在において、当社グループが判断したものです。 (1)景気変動のリスクについて 当社グループは主に冷却ファン、電源機器、サーボアンプ、サーボモータを生産、販売しています。当社グループの製品は、主に日本およびフィリピンで生産され、国内、および北米、ヨーロッパ、東アジア、東南アジアへ販売しています。当社グループの主要な販売市場である工作機械・ロボット・半導体製造装置などの業界は景気動向の影響を受けやすく、国内外の景気が低迷した場合、企業収益の悪化にともなう設備投資の抑制などにより受注が減少する可能性があります。 当社グループは、幅広い分野の販売市場を開拓し、グローバルな事業展開をすることにより、事業構造の強化を目指していますが、国内外の景気が低迷し、予測の範囲を大幅に超えて受注が減少した場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)急速な技術革新のリスクについて 当社グループが事業を展開する市場においては、急速な技術革新、顧客のニーズの変化などによって、既存の製品、サービスの陳腐化のスピードが速まっており、競合他社に対する当社グループ製品の優位性が損なわれるリスクが存在します。 このような技術環境のなかで、当社グループは、設計開発活動の充実、生産技術の向上、生産活動の効率化、品質管理の徹底などにより、業界No.1の性能、品質、信頼性を有する製品の製造に取り組んでいますが、当社グループが、技術および顧客のニーズの変化に適切に対処できない場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)グローバル展開におけるリスクについて 当社グループは、「グローバル化」を中期経営計画の施策の一つとしていますが、海外市場で事業を拡大するにあたっては、進出先地域における地政学的要因、言語、習慣、法制、税制などの規制に起因する様々な潜在的なリスクが存在します。 新たな地域で事業を展開するにあたっては、該当地域についてじゅうぶんな調査をおこない、事業展開後も現地の情勢に常時留意していますが、当社グループが、これらのリスクの顕在化に適切に対処できない場合、また、これらの変化に対処するために多大な費用を負担しなければならない場合には、当社グループのグローバル展開および経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)ガバナンス体制のリスクについて 当社グループは、経営の透明性の確保やコーポレート・ガバナンスの充実を図るとともに、経営環境の変化に迅速に対処できる体制を構築、維持することを重要な施策としています。しかしながら、事業の急速な拡大や変化、もしくはコーポレート・ガバナンス体制の構築時には想定外であった社会環境の変化など、様々な要因により、体制の機能が低下する可能性があります。 当社グループがこのような状況に適切に対処できず、正常なコーポレート・ガバナンス体制の維持が困難となり、企業価値が毀損し、社会的信用が失墜するというような事態に陥った場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)情報システムのリスクについて 当社グループは、事業上の重要情報および役職員や顧客などの個人情報を保有しています。当該情報の漏洩を防ぐため、情報管理を徹底し、情報セキュリティ教育をグループ社員全員に定期的におこなっていますが、不測の事態によって情報の漏洩が発生する可能性があります。 また、情報システムへのサイバー攻撃対策やメール攻撃訓練、ITガバナンスの強化などを実施していますが、想定を超える攻撃やインフラの障害などによって、重要なデータの消滅、改竄、漏洩、システムダウンなどが発生する可能性があります。 その結果、情報の流出によって被害を受けた関係者への補償、企業価値の毀損、社会的信用の失墜というような事態に陥った場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)雇用のリスクについて 当社グループでは、グループ会社共通の価値観を浸透させるとともに、多様性を尊重し、企業価値の向上を実現するため、個々の専門性をじゅうぶんに活かせる組織体制を構築しています。当社グループはグローバルに事業を展開しており、様々な国籍や文化を持つ社員が就業しています。また、グループ経営を強化し、企業風土の変革や新たな価値の創造を推進する人材の育成に向け、教育訓練を体系的、かつ継続的におこなっています。 しかしながら、将来において、計画どおりの人材の確保ができない、あるいは専門性の高い人材の育成ができない場合には、当社グループの競争力は低下し、長期的には事業展開を滞らせ、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (7)自然災害のリスクについて 当社グループは、生産・販売・調達・研究開発などの拠点を世界各国に置き、グローバルに事業を展開しています。このようななかで、巨大台風の襲来、大地震、河川の氾濫、火山の噴火にともなう降灰、感染症の流行などが発生した場合、当社グループの社員および施設が被災し、事業活動が中断、生産および出荷が遅延する可能性があります。 また、インフラの寸断やサプライチェーンの混乱による部品の供給不足、物流の停滞、および市場の混乱が生じる可能性があります。当社グループでは、自然災害などによる拠点での被災を想定して、危機管理委員会を設置し、社員安否確認システムの運用、防災計画、事業継続計画の策定などによって、人命の安全確保、事業の維持継続、被害・損失の最小化、社会的信用の維持に努めています。しかしながら、自然災害などによる被害を完全に回避できるものではなく、そのような状況においては、事業活動の縮小など、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (8)知的財産のリスクについて 当社グループでは、製品の開発およびサービスの提供のなかで、競合他社に対する優位性を保つため、新たな技術やノウハウを蓄積し、知的財産権の保有に努めていますが、一部の地域では法的な制約のためにその権利が十分に保有されない場合があり、第三者による予期せぬ不正使用の結果、当社グループの信頼を損ねるような取引・行為がなされる可能性があります。 また、当社グループでは、他社の権利を侵害しないように製品の開発、およびサービスの提供を進めていますが、見解の相違などの理由により、他社の知的財産権を侵害しているとみなされ、当社グループが事業遂行上重要な技術を使用できず、適切な製品の開発やサービスの提供ができなくなる可能性や、多額の損害賠償責任を負う可能性があります。 いずれの場合においても、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (9)製造物責任リスクについて 当社グループは、厳格な品質管理体制を構築し、国内外の顧客に対して均一で高品質な製品やサービスを提供していますが、当社グループの製品あるいはサービスに欠陥が生じた場合、その欠陥に起因した損害に対して当社グループが賠償責任を負う可能性があり、またその欠陥に対処するために多額の費用が発生する可能性があります。さらに、当該問題に関する報道などにより、当社グループの企業価値が毀損し、社会的な信用を失墜する事態に陥り、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (10)調達のリスクについて 当社グループは、日本および海外から多くの部品や原材料を調達しており、予測の範囲を超える市況変動があった場合には、当社グループの業績・財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループは、部品・原材料の市況変動に左右されない体制の維持のために、調達先の分散、製品設計の変更、代替部品の評価、購入部品から社内生産への変換などを推進するとともに、財政状態に大きな影響を与えるような市況の変動が生じた場合には、適宜、販売価格への反映をおこなっていますが、これらの施策を実施できない場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (11)為替リスク 当社グループでは、為替レートの変動による財政状態への影響を最小限に抑えるため、外貨建資産・負債のバランスを考慮しながら部品・原材料の調達および販売活動をおこなっていますが、連結財務諸表作成の際に各会計年度の平均レートを用いて円換算をおこなっており、円換算時の為替レートによって換算後の価値が変動することから、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (12)人権リスク 当社グループが属する事業環境において、人権への配慮やそれにともなう社会からの要求は一層増大しています。当社グループは従前から、企業行動規範において人権尊重に関する基本方針と指針を定め、多くの施策を実行してきました。また、2025年4月にはこの基本方針と指針を「山洋電気グループ人権方針」として新たに制定し、当社グループの人権に関する最上位の方針として位置付けることで、人権尊重の取り組みを一層推進しています。しかしながら、サプライチェーン上の予期せぬ事態により、人権問題が発生した場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)9,893字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 1.経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社および連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりです。 (1) 財政状態および経営成績の状況 (経営成績の状況) 当連結会計年度における世界経済は、米国による広範囲にわたる極端な関税政策の実施や、中国による対抗政策があったものの、後半は回復の兆しが見られました。 日本経済は、安定した企業収益を背景に設備投資が堅調で、工業生産の一部では景気は緩やかに回復していましたが、中東情勢の緊迫化を受けて、先行きの懸念が強まりました。 そのような中で、当社グループの主要な販売市場である通信装置、ロボット、半導体製造装置などのファクトリーオートメーション市場からの需要が回復に向かったこと、AI関連向けの市場が堅調であったことから、全体として受注高は増加しました。 その結果、当連結会計年度における連結売上収益は107,346百万円(前年同期比9.7%増)となり、連結営業利益は10,885百万円(前年同期比37.2%増)、連結税引前当期利益は11,747百万円(前年同期比46.8%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は8,661百万円(前年同期比53.6%増)となりました。 受注高は116,332百万円(前年同期比30.1%増)、受注残高は44,869百万円(前年同期比25.0%増)となりました。 各セグメントの業績は次のとおりです。 2026年3月期 連結会計年度  セグメント別損益計算書    (単位:百万円) サンエース カンパニー エレクトロニクス カンパニー モーション カンパニー その他 調整額 (注2) 合計 売上収益 (注1) 40,826 23,249 37,543 5,725 - 107,346 売上原価 25,216 17,562 29,737 4,554 321 77,392 売上総利益 15,610 5,687 7,805 1,171 △321 29,953 販売費及び一般管理費 7,526 4,607 6,617 528 - 19,279 その他の収益及び費用 112 62 37 - - 211 営業利益 8,195 1,142 1,225 643 △321 10,885 (注) 1. セグメントごとの外部顧客への売上収益を記載しています。 2. 調整額は、セグメント間取引の消去によるものです。 ①サンエースカンパニー サンエースカンパニーの製品「San Ace」は、ネットワーク機器向けや生成AI関連機器向けの需要が引き続き堅調でした。一方、サーボアンプやインバータ等の制御機器、一般工作機械向けの需要は回復途上のままとなりました。販売店向けビジネスでは、北米と日本国内の需要は堅調に推移し、欧州では回復が遅れたものの復調の兆しが見えてきました。 その結果、セグメント売上収益は40,826百万円(前年同期比7.3%増)、セグメント利益は8,195百万円(前年同期比19.5%増)、受注高は41,822百万円(前年同期比29.6%増)、受注残高は13,565百万円(前年同期比7.9%増)となりました。 ②エレクトロニクスカンパニー エレクトロニクスカンパニーの製品「SANUPS」は、情報通信、データセンタ向けサーバや情報通信、消防・警察関連の社会インフラや防衛システム関連の需要が堅調でした。また、太陽光・水力・風力発電システムを含めた再生可能エネルギー関連の需要も安定した需要が継続しました。産業分野では半導体製造装置用途の需要が増加しました。 エレクトロニクスカンパニーの製品「SANMOTION」は、中国市場の設備投資の活発化により、金属加工機、射出成形機、工作機械向けの需要が回復し、堅調に推移しました。また、半導体製造装置、ウェハ搬送ロボット向けの需要は、AI関連の設備投資の本格化により、大幅に増加しました。 その結果、セグメント売上収益は23,249百万円(前年同期比9.9%増)、セグメント利益は1,142百万円(前年同期比136.1%増)、受注高は25,215百万円(前年同期比28.2%増)、受注残高は11,959百万円(前年同期比19.7%増)となりました。 ③モーションカンパニー モーションカンパニーの製品「SANMOTION」は、中国市場の設備投資の活発化により、電子部品実装機、金属加工機、射出成形機、工作機械向けの需要が回復し、堅調に推移しました。また、半導体製造装置、ウェハ搬送ロボット向けの需要は、AI関連の設備投資の本格化により、大幅に増加しました。 その結果、セグメント売上収益は37,543百万円(前年同期比13.9%増)、セグメント利益は1,225百万円(前年同期比320.4%増)、受注高は44,268百万円(前年同期比39.0%増)、受注残高は18,411百万円(前年同期比57.5%増)となりました。 ④その他 電気機器の販売事業、および電気工事事業などを「その他」セグメントとして区分し、計上しています。 産業用電気機器、制御機器および電気材料は、医療機器関連や公共インフラ関連、造船関連が堅調でした。第4四半期には半導体業界向けの需要が増加しました。一方、太陽光関連向けの需要は低調でした。 電気工事事業は、主要顧客である鉄鋼業界からの需要の増加を受けて堅調でしたが、第4四半期は、補修工事予算削減や設備投資の遅れの影響を受けて低調に推移しました。一般産業向けの電気設備工事の需要は回復基調となりました。 その結果、セグメント売上収益は5,725百万円(前年同期比1.1%増)、セグメント利益は643百万円(前年同期比132.7%増)、受注高は5,026百万円(前年同期比10.5%減)、受注残高は933百万円(前年同期比42.8%減)となりました。 当社グループが事業展開する地域ごとの状況は、「第2事業の状況  4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析  2.経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容  (2) 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容 ②連結経営成績の分析」に記載しています。 (財政状態の状況) 当連結会計年度末における財政状態は、前連結会計年度末と比較して、資産合計は20,739百万円の増加、負債合計は6,225百万円の増加、資本合計は14,513百万円の増加となりました。 資産の主な変動要因は、棚卸資産の増加5,708百万円、退職給付に係る資産の増加4,138百万円、その他の金融資産(非流動資産)の増加4,009百万円によるものです。 負債の主な変動要因は、営業債務及びその他の債務の増加3,121百万円、繰延税金負債の増加2,547百万円、未払法人所得税等の増加1,656百万円によるものです。 資本の主な変動要因は、利益剰余金の増加8,972百万円、その他の資本の構成要素の増加6,447百万円、自己株式の増加942百万円によるものです。 また、各セグメントの財政状態は次のとおりです。 2026年3月期 連結会計年度末  セグメント別財政状態計算書      (単位:百万円) サンエース カンパニー エレクトロ ニクス カンパニー モーション カンパニー その他 (注) 合計 資産 流動資産 現金及び現金同等物 9,506 5,537 9,849 3,826 28,719 営業債権及び その他の債権 8,873 6,454 14,802 1,913 32,044 棚卸資産 9,544 11,472 18,285 557 39,860 その他 2,169 1,519 2,892 114 6,696 流動資産合計 30,093 24,985 45,830 6,411 107,320 非流動資産 有形固定資産 7,536 6,272 9,242 211 23,263 無形資産 1,318 2,299 1,619 61 5,299 使用権資産 1,612 519 1,299 62 3,493 投資不動産 501 501 501 - 1,503 その他 8,052 6,991 9,427 1,015 25,487 非流動資産合計 19,020 16,584 22,090 1,351 59,047 資産合計 49,114 41,569 67,920 7,763 166,367 負債及び資本 負債 流動負債 営業債務及び その他の債務 7,650 3,210 6,465 2,444 19,771 借入金 483 930 1,422 50 2,887 その他 1,983 1,145 1,703 361 5,193 流動負債合計 10,116 5,286 9,592 2,855 27,851 非流動負債 借入金 214 231 579 - 1,025 その他 3,501 2,210 3,197 720 9,629 非流動負債合計 3,716 2,442 3,776 720 10,654 負債合計 13,833 7,728 13,368 3,575 38,506 資本 資本金 3,308 3,308 3,308 - 9,926 その他 31,972 30,532 51,243 4,187 117,934 資本合計 35,281 33,841 54,552 4,187 127,861 負債及び資本合計 49,114 41,569 67,920 7,763 166,367 (注)「その他」にはセグメント間取引の消去を含めています。 (2) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、28,719百万円となり、前連結会計年度末より178百万円減少しました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の営業活動による資金の増加は、10,829百万円(前連結会計年度は15,788百万円の増加)となりました。これは主に、税引前当期利益11,747百万円、減価償却費及び償却費5,376百万円、棚卸資産の増加額4,248百万円によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の投資活動による資金の減少は、7,658百万円(前連結会計年度は3,734百万円の減少)となりました。これは主に、その他支出5,140百万円、有形固定資産の取得による支出1,467百万円によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の財務活動による資金の減少は、4,923百万円(前連結会計年度は9,690百万円の減少)となりました。これは主に、配当金の支払額2,248百万円、長期借入金の返済による支出1,068百万円、自己株式の取得による支出977百万円によるものです。 (3) 生産、受注及び販売の状況 ①生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと次のとおりです。 セグメントの名称   生産高(百万円)   前年同期比(%) サンエースカンパニー   54,108   6.1 エレクトロニクスカンパニー   25,341   12.7 モーションカンパニー   46,832   18.5 合計   126,281   11.7 (注) 1 セグメント間取引については、内部振替前の数値によっています。 2 金額は、販売価格によっています。 3 上記金額には、消費税等は含まれていません。 ②受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと次のとおりです。 セグメントの名称   受注高   受注残高 金額(百万円)   前年同期比(%)   金額(百万円)   前年同期比(%) サンエースカンパニー   41,822   29.6   13,565   7.9 エレクトロニクスカンパニー   25,215   28.2   11,959   19.7 モーションカンパニー   44,268   39.0   18,411   57.5 その他   5,026   △10.5   933   △42.8 合計   116,332   30.1   44,869   25.0 (注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しています。 2 上記金額には、消費税等は含まれていません。 ③販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと次のとおりです。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前年同期比(%) サンエースカンパニー   40,826   7.3 エレクトロニクスカンパニー   23,249   9.9 モーションカンパニー   37,543   13.9 その他   5,725   1.1 合計   107,346   9.7 (注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しています。 2  上記金額には、消費税等は含まれていません。 2.経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりです。 (1) 重要な会計方針および見積り 当社グループの連結財務諸表は、IFRSに準拠して作成しています。この連結財務諸表の作成にあたり、過去の実績や状況に照らし合理的と考えられる前提に基づき、会計上の見積りを実施しています。 なお、当社グループで採用する個々の項目は、「第5経理の状況  1連結財務諸表等  (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記  3.重要性のある会計方針」に記載しています。 (2) 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容 当社グループの第9次中期経営計画は、「第2事業の状況  1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載しています。この計画のもと、当連結会計年度の財政状態および経営成績等は次のとおりです。 ① 連結財政状態の分析 (資産) 流動資産は、棚卸資産やその他の金融資産の増加により、前連結会計年度末に比べて12,458百万円増加しました。非流動資産は、退職給付に係る資産やその他の金融資産の増加により前連結会計年度末に比べて8,281百万円増加しました。その結果、当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べて20,739百万円増加の166,367百万円となりました。 (負債) 流動負債は、営業債務及びその他の債務の増加や未払法人所得税等の増加により、前連結会計年度末に比べて4,318百万円増加しました。非流動負債は、繰延税金負債の増加や、借入金の減少により前連結会計年度末に比べて1,907百万円増加しました。その結果、当連結会計年度末における負債合計は前連結会計年度末に比べて6,225百万円増加の38,506百万円となりました。 (資本) 当期利益の計上、および配当金の支払により利益剰余金は8,972百万円増加しました。また、保有する金融資産の公正価値の変動等により、その他の資本の構成要素が6,447百万円増加しました。その結果、資本合計は前連結会計年度末に比べて14,513百万円増加の127,861百万円となりました。 ② 連結経営成績の分析 当連結会計年度は、当社グループの主要な販売市場である通信装置、ロボット、半導体製造装置などのファクトリーオートメーション市場からの需要が回復に向かったこと、AI関連向けの市場が堅調であったことから、全体として受注高は増加しました。その結果、当連結会計年度の連結売上収益は107,346百万円となり、前連結会計年度に比べ9,498百万円増加しました。 また、販売費及び一般管理費につきましては、人件費や荷造運送費が増加しました。その結果、当連結会計年度の販売費及び一般管理費は19,279百万円となり、前連結会計年度に比べ1,519百万円増加しました。 以上から、連結営業利益は前連結会計年度に比べ37.2%増の10,885百万円、連結税引前当期利益は前連結会計年度に比べ46.8%増の11,747百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益は前連結会計年度に比べ53.6%増の8,661百万円となりました。 セグメントごとの売上収益に関する分析は、「第2事業の状況  4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析  1.経営成績等の状況の概要  (1) 財政状態および経営成績の状況」に記載しています。 また、当社グループが事業展開する地域ごとの外部顧客への売上収益に関する分析は、次のとおりです。 (単位:百万円) 日本   北米   ヨーロッパ   東アジア   東南 アジア   合計 2026年3月期   65,278   23,377   6,657   10,629   1,403   107,346 2025年3月期   59,945   20,990   6,970   8,679   1,261   97,847 (日本) 日本には、当社および連結子会社の山洋工業株式会社、山洋電気テクノサービス株式会社、山洋電気ITソリューション株式会社があります。 日本では、半導体製造装置、ウェハ搬送ロボット向けの需要は、AI関連の設備投資の本格化により、大幅に増加しました。また、データセンタ向けサーバや、社会インフラ、防衛システム関連の需要が堅調でした。一方、サーボアンプやインバータ等の制御機器向けの需要は回復途上のままとなりました。売上収益は前連結会計年度に比べ8.9%増の65,278百万円となりました。 (北米) 北米には、連結子会社のSANYO DENKI AMERICA,INC.があります。 北米では、AI関連、医療機器向けの需要は堅調に推移しました。一方、半導体製造装置向けの需要には回復の遅れが見られました。売上収益は前連結会計年度に比べ11.4%増の23,377百万円となりました。 (ヨーロッパ) ヨーロッパには、連結子会社のSANYO DENKI EUROPE S.A.およびSANYO DENKI GERMANY GmbHがあります。 ヨーロッパでは、半導体製造装置向けやEV関連の需要に回復が見られました。一方、サーボアンプやインバータ等の制御機器向けやFA関連の需要は低調でした。売上収益は前連結会計年度に比べ4.5%減の6,657百万円となりました。 (東アジア) 東アジアには、連結子会社の山洋電气(上海)貿易有限公司、山洋電氣(香港)有限公司、台灣山洋電氣股份有限公司、SANYO DENKI KOREA CO.,LTD.、上海山洋電气技術有限公司、山洋電气貿易(深圳)有限公司、中山市山洋電气有限公司、山洋電气精密機器維修(深圳)有限公司、山洋電气(天津)貿易有限公司および山洋電气(成都)貿易有限公司があります。 東アジアでは、AI関連や医療機器向けの需要が堅調に推移しました。一方、EV関連の需要は低調に推移しました。売上収益は前連結会計年度に比べ22.5%増の10,629百万円となりました。 (東南アジア) 東南アジアには、連結子会社のSANYO DENKI PHILIPPINES,INC.、SANYO DENKI VIETNAM CO.,LTD.、SANYO DENKI INDIA PRIVATE LIMITED およびSANYO DENKI (THAILAND) CO.,LTD.があります。 東南アジアでは、ネットワーク機器や空調機器の需要が堅調に推移しました。また、半導体製造装置向けの需要に回復が見られました。売上収益は前連結会計年度に比べ11.3%増の1,403百万円となりました。 また、翌連結会計年度(2027年3月期)の予想につきましては、「第2事業の状況  1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等  (3)経営環境及び対処すべき課題等 ① 経営環境」に記載のとおりです。 ③ 資本の財源および資金の流動性の分析 当連結会計年度の資本の財源の分析は以下のとおりです。 (フリー・キャッシュ・フロー) 当社グループでは、フリー・キャッシュ・フローを重視した経営をおこなっています。 当社グループのキャッシュ・フロー関連の指標は、次のとおりです。 項目   2025年度 (当連結会計年度) 自 2025年4月1日 至 2026年3月31日 営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円)   10,829 投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円)   △7,658 (注)フリー・キャッシュ・フロー  (百万円)   3,170 財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円)   △4,923 (注)フリー・キャッシュ・フロー:営業活動によるキャッシュ・フロー + 投資活動によるキャッシュ・フロー 当社グループは、第9次中期経営計画に掲げた目標の達成に向け、生産能力の増強を目的とした設備投資をおこないました。営業活動により獲得した現金、および金融機関からの計画的な資金調達によって、企業活動に必要な資金をじゅうぶんに確保しています。 当社グループでは、今後も資本の健全性や、成長のための投資との最適なバランスを勘案したうえで、内部留保の確保および株主還元の充実に努める方針です。 (ROE) 当社グループは、中長期的に重視すべき経営指標の目標値として、ROE10%以上を目標とした経営をおこなっています。当連結会計年度につきましては、当期利益の増加にともない、前連結会計年度の5.0%から上昇し、7.2%となりました。 指標   目標   当連結会計年度 ROE   10%以上   7.2% (営業利益率) 当社グループは、グローバル企業として「世界のトップブランド」の構築を目標としており、トップブランドにふさわしい企業グループとなることを目指して、営業利益率を重視した経営をおこなっています。当連結会計年度における営業利益率は、次のとおりです。 項目   2025年度 (当連結会計年度) 自 2025年4月1日 至 2026年3月31日 売上収益 (百万円)   107,346 営業利益 (百万円)   10,885 営業利益率 (%)   10.1 (連結配当性向) 当社グループは、持続的な企業価値の向上を実現するため、安定した経営基盤の確保および将来の成長に向けた投資を進めるとともに、株主のみなさまへの利益還元も重視しています。 株主のみなさまへの利益還元は配当による還元を基本とし、利益還元の充実と将来の成長に向けた投資により持続的成長を実現していきます。 当連結会計年度の連結配当性向につきましては、前連結会計年度の34.9%から上昇し、42.4%となりました。 指標   目標   当連結会計年度 連結配当性向   50%   42.4% なお、当連結会計年度の連結配当性向42.4%は2026年6月18日開催予定の定時株主総会において、当期(2026年3月期)の期末配当額(1株につき70円)が決議された前提で算出しています。 (3) 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループでは、2026年4月から期間を5年とする「第10次中期経営計画」をスタートさせました。計画のテーマ、重要方針、行動指針および重視すべき経営指標と目標値については、「第2事業の状況  1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載しています。

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開示資料

出典

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