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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

オーナンバ

Onamba Co.,Ltd.5816 · Standard · 非鉄金属

電線・ケーブル、ワイヤーハーネス分野の専門メーカー。国内生産と海外子会社を組み合わせ、自動車・電機業界向けに供給する。

概要

オーナンバは、電線・ケーブル、ワイヤーハーネス、電子部品用銅合金線などの非鉄金属製品を手掛けるメーカーである。自動車、家電、情報通信機器向けに幅広い製品を供給する。大阪市中央区に本社を置き、連結従業員数は3,556人、2024年12月期の売上高は448億円、営業利益は22億円である。1942年の創業を経て、現在は日本、米国、中国など8か国に21社のグループ企業を持つ。

売上の7割を占めるワイヤーハーネス事業

ワイヤーハーネス部門は、2024年12月期に売上高303億6,800万円を計上し、全社売上の68.3%を占める中核事業である。自動車、家電、情報通信機器向けの配線組品を幅広く手掛け、1972年のカラーテレビ用ワイヤーハーネス製造開始以来、電子機器の配線需要をとらえて成長してきた。当期は北米自動車関連市場の需要減少や一部顧客の在庫調整により前年比3.0%減となったものの、環境関連市場での高付加価値製品の需要拡大が品種構成の改善をもたらし、利益面では日本セグメントの営業利益が4.7%増加した。

日本・欧米・アジアの3地域で構成される収益構造

オーナンバの事業は日本、欧米、アジア(日本除く)の3地域に分かれる。2024年12月期の地域別売上高は、日本が240億円(前期比1.0%減)、欧米が119億円(同9.1%減)、アジアが85億円(同14.2%増)であった。営業利益は日本が14.7億円(同4.7%増)、欧米が1.6億円(前期は0.1億円)、アジアが9.8億円(同25.5%増)と、地域によって業績に差がある。欧米では北米自動車需要の減少をメキシコ工場の原価低減で補い、アジアでは中国市場の長期的低迷にもかかわらず一部需要回復と品種構成改善が寄与した。

連結子会社16社で支えるグローバル生産体制

当社グループは8か国に21社のグローバルネットワークを持つ。連結子会社16社のうち、アスレ電器やO&S CALIFORNIAなどは製品の加工を国内外の子会社に委託し、販売に特化する。一方、国内のオーナンバインターコネクトテクノロジーや海外の現地法人は自社製造も行う。2025年7月にはタイにONAMBA Sales & Procurement (Thailand) Co.,Ltd.を新設し、調達・販売機能を強化している。また、過去にはシンガポールやマレーシアの子会社を解散するなど、効率的な体制への再編も進めてきた。

中期計画で目指す総合配線システムメーカー

オーナンバは2022年度から中期経営計画「PROGRESS 2026」を推進している。目標とする経営指標として売上高、営業利益率、ROE、配当性向の4つを掲げ、100周年となる2041年を見据えた成長基盤の確立を図る。具体的には部門別成長戦略、脱炭素社会への貢献、グローバル生産拠点の最適化、同一品質の徹底、デジタル変革、人材育成、資本コストを意識した経営などに取り組む。設備投資51億円、研究開発費20億円を投じ、環境関連や高付加価値分野での競争力強化を目指す。一方で、ロシア・ウクライナ紛争や中国市場低迷、為替変動など不透明な経営環境への対応も課題である。

業界の中での役割は電線・ケーブルおよびワイヤーハーネスの製造販売メーカー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
444億円
営業利益
26億円
営業利益率
5.9%
純利益
15億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
日本240億円54.1%15億円6.3%
欧米119億円26.8%2億円1.7%
アジア(日本を除く)85億円19.1%10億円11.8%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01自動車・電機業界主力

自動車・電機業界向けに電線・ケーブル、ワイヤーハーネスを供給。国内子会社と海外子会社が連携し、加工品を得意先に販売している。

主な製品・サービス2
電線・ケーブル
電力や信号を伝送するための導体を絶縁材で被覆した製品。自動車や電機製品の配線に使用される。
ワイヤーハーネス
電線・ケーブルを束ねてコネクタなどを取り付けた組み立て品。自動車などの電気配線システムに不可欠。

02新エネルギー関連準主力

新エネルギー関連製品を製造販売。再生可能エネルギー分野の需要に対応する。

主な製品・サービス1
新エネルギー関連製品
太陽光発電や風力発電などに使用される配線・接続製品。エネルギー効率の向上に貢献する。

03産業機器副次

ハーネス加工用機械・部品を提供。ワイヤーハーネス製造の効率化に寄与する。

主な製品・サービス1
ハーネス加工用機械・部品
ワイヤーハーネスの切断・圧着・組み立てを行う機械とその部品。製造工程の自動化を支援する。

製品と技術

自動車・家電・産業機械向けワイヤーハーネス

ワイヤーハーネス部門は全社売上の約7割を占める主力製品群である。自動車、家電、情報通信機器向けに、複数の電線を束ねてコネクタを装着した配線組品を提供する。1972年のカラーテレビ用から始まり、現在は車載用、民生用、産業用と幅広いラインアップを持つ。特に環境関連市場向けの高付加価値製品の需要が拡大しており、品種構成の改善に貢献している。生産は日本、北米、アジアの各拠点で行われ、顧客のグローバル調達に対応する。

ハーネス加工用機械・部品の内製と外販

ハーネス加工用機械・部品部門は、ワイヤーハーネスの製造ラインに必要な加工機、治具、部品を供給する。2024年12月期の売上高は79億1,700万円で、前年比11.2%の増加を記録した。自社グループ内での需要に加え、外部のハーネスメーカーにも販売されている。グループ会社のユニオンマシナリや鈞星精密部件などが関連し、機械設計から部品加工まで一貫した体制を持つ。この部門は、ワイヤーハーネス事業の設備投資や生産効率化を支える重要な役割を担っている。

ビニル電線から通信ケーブル・銅合金線まで

電線部門の主力製品はビニル電線、通信ケーブル、電子部品用銅合金線である。1952年にビニル電線製造で事業を開始し、1971年に通信ケーブル、1999年には太陽電池用電線と製品を拡大してきた。2024年12月期の部門売上高は32億4,500万円と前期比7.7%減となったが、グループ内での材料供給や新エネルギー分野での需要が回復している。特に銅合金線は電子部品の配線に用いられ、自動車電動化や5G通信関連での採用が進んでいる。

太陽光発電向け配線ユニットと監視システム

新エネルギー部門は太陽光発電システム向けの配線ユニットと監視システムを中心に事業を展開する。1999年の太陽電池用電線開発を皮切りに、2006年にはチェコに太陽光関連子会社を設立するなど積極投資を行ったが、2012年に同社を解散するなど、事業の見直しも経験した。現在は日本やアジアを中心に、高付加価値品の供給に注力している。2024年12月期の部門売上高は29億1,000万円で、環境規制の強化に伴う需要増が収益を下支えしている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

非鉄金属のなかでの位置

特殊鋼線材・ワイヤーハーネスの中堅

非鉄金属業に属し、2024年12月期売上高448億円のワイヤーハーネス・特殊鋼線材メーカー。自動車・電子機器向けに強く、国内外に生産拠点を持つ。同業の中外鉱業やJX金属と比較して、売上高は中規模。営業利益率は4.91%と業界平均並みだが、2025年12月期は5.86%に改善見込み。金属価格変動の影響を受けやすく、収益は市況に左右される。海外売上高比率は約3割。

強み

  • 自動車用ワイヤーハーネスから産業機器用特殊鋼線材まで幅広くカバー。
  • 大手自動車メーカーや電機メーカーとの長期取引関係を構築。
  • 2025年12月期営業利益率5.86%と改善見通しで、採算性が向上。
  • 海外生産拠点を有し、為替変動や現地需要に対応可能。

課題

  • 銅や特殊鋼の価格高騰が収益を圧迫する可能性がある。
  • EVシフトによる需要構造変化や自動車生産台数の変動に影響を受ける。
  • 中国・東南アジアメーカーの台頭により価格競争が激化している。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

非鉄金属の時価総額近傍。太字がオーナンバ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
15726大阪チタニウムテクノロジーズ1,001億円38.9倍
25851リョービ881億円8.3倍
35702大紀アルミニウム工業所821億円20.6倍
45821平河ヒューテック538億円28.8倍
55757CKサンエツ455億円11.9倍
65816オーナンバ185億円11.4倍
75852アーレスティ174億円4.7倍
85724アサカ理研156億円22.9倍
95707東邦亜鉛138億円7.3倍
105819カナレ電気125億円10.2倍
111491中外鉱業102億円6.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 43件

航空機部品から歯科材料を経て電線メーカーへ転身した創業期

1942年11月、小野岩雄が株式会社大阪スピンドル製作所を買収し、航空機用警報機や電装部品の製造を開始した。1943年3月に大阪航空電機製作所と改称するが、戦後は事業転換を迫られる。1948年6月、オーナンバ歯冠製造株式会社と商号変更し、アクリル樹脂製義歯などの歯科材料に進出。さらに1952年1月、オーナンバ化工と再改称し、ビニルチューブ及びビニル電線の製造を始めた。この一連の商号変更と製品転換により、現在の電線・ケーブル事業の基礎が築かれた。

カラーテレビ需要とワイヤーハーネス生産の開始

1971年11月、通信ケーブルの製造を開始し、情報通信分野に参入する。続く1972年4月にはカラーテレビ用ワイヤーハーネスの製造を始め、家電向け配線事業に乗り出した。1970年代は日本の電機産業の成長期であり、オーナンバはテレビ需要の拡大に合わせて生産能力を高めた。1978年10月にはシンガポールに初の海外現地法人SINGAPORE ONAMBA PRIVATE LTD.を設立し、海外でのワイヤーアッセンブリー製造・販売に着手。国内需要だけでなく、国際的な生産拠点の整備を進めた。

株式上場と北米・東南アジアへの生産ネットワーク拡大

1986年8月、大阪証券取引所市場第二部に上場し、資金調達力を強化する。同年10月には米国にO&S CALIFORNIA, INC.を設立、北米市場への直接進出を果たす。1987年8月にはマレーシアにONAMBA(M)SDN. BHD.を設立し、東南アジアでの生産拠点を増やした。1989年7月には東北オーナンバを設立し、国内生産網も拡充。上場を機に海外展開を加速し、日本・北米・東南アジアを結ぶグローバルな供給体制を構築した。

中国・インドネシア・タイ・チェコへの生産拠点展開

1994年9月、中国江蘇省昆山市に欧南芭電子配件(昆山)有限公司を設立し、中国市場への本格進出を果たす。1996年1月にはインドネシアにPT. ONAMBA INDONESIAを、1997年1月にはタイにONAMBA(THAILAND) CO., LTD.を設立。さらに2001年6月にはチェコ共和国にCZECH REPUBLIC ONAMBA S.R.O.を設立し、欧州にも生産拠点を広げた。2005年から2007年にかけてはベトナムにも進出し、アジア全域での供給網を完成させた。一方で、1999年には太陽電池用電線の製造を開始し、新エネルギー分野への多角化も進めた。

事業再編とグループ会社の整理

2010年代に入ると、不採算事業の見直しが進められた。2012年2月、チェコの太陽光関連子会社O&M SOLAR S.R.O.とシンガポールのSINGAPORE ONAMBAの解散を決議。2013年にはタイのONAMBA(THAILAND)と国内のイーストオーナンバを解散するなど、拠点の整理を進めた。2016年にはマレーシア子会社とカンボジアのASLE ELECTRONICSの解散を決定。一方、2012年には中国に販売子会社を設立し、営業機能を強化した。この時期は成長分野への資源集中と不採算事業からの撤退が同時に進行した。

スタンダード市場への移行と新たな中期計画

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、市場第二部からスタンダード市場へ移行した。同年10月には株式会社ブライトンに出資し、関連事業を拡大。2024年5月には本社を大阪市中央区に移転し、機能を集約した。2025年7月にはタイにONAMBA Sales & Procurement (Thailand) Co.,Ltd.を設立し、調達・販売機能を強化するなど、グローバルな事業展開を継続している。中期経営計画「PROGRESS 2026」の下、総合配線システムメーカーへの変革を目指す。

年表43件を開く

1940年代

  • 1942年11月創業当社元社長故小野岩雄が株式会社大阪スピンドル製作所(大阪市東成区、1941年9月15日設立)を買収し、商号を継承、航空機用警報機及び電装部品(切断器、ブザーなど)の製造を開始。
  • 1943年3月商号変更株式会社大阪航空電機製作所と商号変更。
  • 1948年6月商号変更オーナンバ歯冠製造株式会社と商号変更。アクリル樹脂製義歯その他の歯科材料の製造開始。

1950年代

  • 1952年1月商号変更オーナンバ化工株式会社と商号変更。ビニルチューブ、ビニル電線及びビニル被覆品の製造開始。

1970年代

  • 1971年11月通信ケーブルの製造開始。
  • 1972年4月カラーテレビ用ワイヤーハーネスの製造開始。
  • 1978年10月創業SINGAPORE ONAMBA PRIVATE LTD.(シンガポール)(略称SNO)を設立。海外におけるワイヤーアッセンブリー、ワイヤーハーネスの製造、販売開始。

1980年代

  • 1980年5月創業三重県上野市(現三重県伊賀市)に三重オーナンバ株式会社(現オーナンバインターコネクトテクノロジー株式会社)を設立。※
  • 1981年4月商号変更オーナンバ株式会社と商号変更。
  • 1986年8月上場大阪証券取引所市場第二部に上場(2013年7月 現物市場統合に伴い大阪証券取引所市場第二部は東京証券取引所市場第二部に統合)。
  • 1986年10月創業アメリカに現地法人O&S CALIFORNIA, INC.(略称OSCA)を設立。※
  • 1987年8月創業マレーシアに現地法人ONAMBA(M)SDN. BHD.(略称MAO)を設立。
  • 1989年7月創業福島県福島市に東北オーナンバ株式会社を設立。

1990年代

  • 1994年9月創業中国江蘇省昆山市に現地法人欧南芭電子配件(昆山)有限公司(略称KSO)を設立。※
  • 1996年1月創業インドネシアに現地法人PT. ONAMBA INDONESIA(略称INO)を設立。※
  • 1996年2月ISO9002を大阪工場で認定取得。
  • 1997年1月創業タイに現地法人ONAMBA(THAILAND) CO., LTD.(略称TLO)を設立。
  • 1999年9月太陽電池用電線及びユニットの製造開始。
  • 1999年12月ISO14001を本社、大阪工場で認定取得。

2000年代

  • 2001年4月アスレ電器株式会社※(杭州阿斯麗電器有限公司※、ASLE CORPORATION SINGAPORE PTE. LTD.及び寧国阿斯麗電器有限公司※はアスレ電器株式会社の子会社)に出資。
  • 2001年6月創業チェコ共和国に現地法人CZECH REPUBLIC ONAMBA S.R.O.(略称CRO)を設立。※
  • 2003年3月ISO9001を本社、国内営業所で認証取得。
  • 2004年3月ISO9001を三重オーナンバ株式会社、東北オーナンバ株式会社で認証取得。
  • 2005年4月商号変更三重オーナンバ株式会社がウエストオーナンバ株式会社に社名変更。東北オーナンバ株式会社がイーストオーナンバ株式会社に社名変更。
  • 2005年6月ベトナムの現地法人SD VIETNAM INDUSTRIES LTD.(持分法適用関連会社、略称SDV)に出資。
  • 2006年3月創業チェコ共和国に現地法人O & M SOLAR S.R.O.(略称OMS)を設立。
  • 2006年12月上場東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 2007年5月創業ベトナムに現地法人VIETNAM ONAMBA CO.,LTD.(略称VTO)を設立。※

2010年代

  • 2011年4月創業アスレ電器株式会社がカンボジアに現地法人ASLE ELECTRONICS (CAMBODIA) CO.,LTD.(略称ASCA)を設立。
  • 2012年2月O&M SOLAR S.R.O.及びSINGAPORE ONAMBA PRIVATE LTD.の解散を決議。
  • 2012年3月大阪市東成区にテス・エンジニアリング株式会社との合弁会社インテリジェントソーラーシステム株式会社(非連結子会社)を設立。
  • 2012年4月ユニオンマシナリ株式会社※(UMT INTERNATIONAL CO.,LTD.※、有限会社ユーエムアイ、鈞星精密部件有限公司※、鈞星精密部件(恵州)有限公司※及び恵州市鈞星工貿有限公司はユニオンマシナリ株式会社の子会社)に出資。
  • 2012年8月創業中国上海市に現地法人欧南芭(上海)貿易有限公司(略称STO)を設立。※
  • 2013年2月イーストオーナンバ株式会社の解散を決議。
  • 2013年3月ONAMBA (THAILAND)CO.,LTD.の解散を決議。
  • 2013年4月商号変更ウエストオーナンバ株式会社がオーナンバインターコネクトテクノロジー株式会社(略称OIT)に社名変更。※
  • 2016年1月ONAMBA(M) SDN. BHD.の解散を決議。
  • 2016年11月ASLE CORPORATION SINGAPORE PTE.LTD.の解散を決議。 ASLE ELECTRONICS(CAMBODIA) CO.,LTD.の解散を決議。

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第二部からスタンダード市場へ移行。
  • 2022年10月株式会社ブライトンに出資。※
  • 2023年12月恵州市鈞星工貿有限公司の解散を決議。
  • 2024年5月本社を大阪市中央区に移転。
  • 2025年7月創業タイに現地法人ONAMBA Sales & Procurement (Thailand) Co.,Ltd.(略称THO)を設立。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    総合配線システムメーカーへの変革

    電線・ワイヤーハーネス・新エネルギー関連製品で培った技術を生かし、8カ国21社のグローバルネットワークを強化して、エネルギー新時代に即した「グローバルな総合配線システムメーカー」を目指す。

  2. 02

    成長戦略の推進

    部門ごとに重点成長戦略を推進し、脱炭素社会の実現に貢献する取り組みをさらに強化する。中期経営計画「PROGRESS 2026」に基づき、事業領域の拡大と収益確保を図る。

  3. 03

    生産戦略の実践

    国内生産拠点の強化とグローバル生産拠点戦略を実践し、「グローバル同一品質」を追求して品質を売りにできる会社を構築する。

  4. 04

    経営基盤の強化

    グローバルでの情報基盤構築と社内DXを推進し、グローバル人材の育成を図ることで、経営基盤を強化する。

  5. 05

    資本コストを意識した経営

    事業成長と収益性向上を図り、株主還元を強化するとともにIR活動を充実させる。資本コストを意識した経営を実践する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で3,556人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は639万円で、9期前と比べて+15.5%平均年齢は48.6歳、平均勤続年数は12.2年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月4,247
2017年12月4,241
2018年12月3,750
2019年12月55349.414.53,975
2020年12月54549.314.54,050
2021年12月57749.214.23,461
2022年12月58649.014.63,533
2023年12月61850.513.94,061
2024年12月63748.612.83,73959
2025年12月63948.612.23,55673

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率1.4%
縦線は目安の30%

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社15(国内 4 / 海外 11、うち連結子会社 14) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
相模原市 中央区1,996百万円
オーナンバインターコネクトテクノロジー㈱ 三重工場 — 三重県伊賀市1,043百万円
中国 浙江省杭州市923百万円
大阪府 和泉市909百万円
米国 カリフォルニア州747百万円
インドネシア カラワン県483百万円
中国 広東省恵州市478百万円
ベトナム ビンズオン省404百万円
タイ チョンブリ県386百万円
チェコ オロモウツ市314百万円
ほか4件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    オーナンバインターコネクトテクノロジー株式会社(略称 OIT)
    大阪府和泉市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ユニオンマシナリ株式会社(略称 UMJ)
    相模原市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    アスレ電器株式会社(略称 ASLE)
    横浜市港北区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ブライトン(略称 BRTN)
    大阪府東大阪市 · 連結子会社
    議決権97.0%
  • 海外
    VIETNAM ONAMBA CO.,LTD. ベトナムオーナンバ㈲(略称 VTO)
    ベトナム ビンズオン省 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    欧南芭電子配件(昆山)有限公司 オーナンバ昆山㈲(略称 KSO)
    中国 江蘇省昆山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    O&S CALIFORNIA, INC. オーアンドエス カリフォルニア㈱(略称 OSCA)
    米国 カリフォルニア州 · 連結子会社
    議決権87.7%
  • 海外
    杭州阿斯麗電器有限公司 アスレ中国㈲(略称 HASL)
    中国 浙江省杭州市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    CZECH REPUBLIC ONAMBA S.R.O. オーナンバチェコ㈲(略称 CRO)
    チェコ オロモウツ市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    PT. ONAMBA INDONESIA ㈱オーナンバインドネシア(略称 INO)
    インドネシア カラワン県 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    UMT.INTERNATIONAL CO.,LTD. ユニオンマシナリタイ㈱(略称 UMT)1
    タイ チョンブリ県 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    欧南芭(上海)貿易有限公司 オーナンバ上海㈲(略称STO)
    中国 上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社3社を開く
  • 鈞星精密部件有限公司 ユーエムエーマニュファクチャリング㈲(略称UMA)中国 香港特別行政区90%
  • 鈞星精密部件(恵州)有限公司 ユーエムエーマニュファクチャリング恵州㈲(略称UMAC)1中国 広東省恵州市90%
  • SD VIETNAM INDUSTRIES LTD. エスディーベトナム インダストリーズ㈲(略称 SDV)ベトナム ハノイ市25%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は444億円営業利益26億円前期と比べると減収増益で、売上が-0.9%、利益が+18.2%。

売上高
-0.9%
444億円
営業利益
+18.2%
26億円
純利益
-46.4%
15億円
営業利益率
5.9%
前期比 +0.9%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高470億円444億円
営業利益27億円26億円
純利益19億円15億円
1株あたり配当¥70¥70

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は241億円、営業利益は11億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+13.1%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q10976.45
2023年2Q11686.96
2023年3Q11054.55
2023年4Q1134
2024年1Q11143.63
2024年2Q11454.416
2024年4Q223135.89
2025年2Q213115.26
2025年4Q231156.59
2026年2Q241114.67

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年3月期からの15期で、売上は274億円から444億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は5.9%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
中国上海市に現地法人欧南芭(上海)貿易有限公司(略称STO)を設立。※
2012年3月27483
ウエストオーナンバ株式会社がオーナンバインターコネクトテクノロジー株式会社(略称OIT)に社名変更。※
2013年3月3296−1
2014年3月4062014
2014年12月367126
2015年12月40984
2016年12月36911−4
2017年12月36474
2018年12月36494
2019年12月35895
2020年12月314105
2021年12月3701310
2022年12月4362921
2023年12月4482520
2024年12月44822234.928
タイに現地法人ONAMBA Sales & Procurement (Thailand) Co.,Ltd.(略称THO)を設立。
2025年12月44426245.915

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高444億円のうち、営業利益として残るのは26億円5.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は15億円、売上の3.4%にあたる。営業利益率は業種中央値5.8%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金79.3%352億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金14.6%65億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.9%26億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
20.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.1pt
5.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.6pt
3.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.6pt
5.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 15期分

2025年12月期は営業CFが18億円、投資CFが−15億円で、差し引きのフリーCFは3億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は72億円で、売上の1.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年3月23−8−41550
2013年3月−2−70−945
2014年3月24−6−121857
2014年12月11−2−16953
2015年12月17−4−81358
2016年12月24−1−182360
2017年12月6−5−25137
2018年12月17−6−61142
2019年12月6−6−3037
2020年12月23−811554
2021年12月2−9−6−744
2022年12月14−114352
2023年12月44−10−253465
2024年12月230−182373
2025年12月18−15−7372

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 15期分

2025年12月期の総資産は421億円。このうち返さなくてよい自己資本が284億円で、自己資本比率は66.0%(業種中央値53.7%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年3月22511311249.0
2013年3月30312018338.6
2014年3月34114919242.4
2014年12月34316417946.3
2015年12月33016316747.8
2016年12月30015314749.2
2017年12月28915813152.5
2018年12月27915612353.7
2019年12月28415812653.4
2020年12月27916111855.3
2021年12月32918314654.1
2022年12月36921215755.8
2023年12月37123513661.8
2024年12月39926613365.5
2025年12月42128413666.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
72億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
184億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
35億円
在庫として抱えている分
負債合計
136億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
82
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率12 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

非鉄金属 32社との比較

同じ非鉄金属の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率32社中5位あたり、逆に低いのは売上成長率32社中29位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.6%/中央値 8.2%
P25 6.1%P75 15.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.9%/中央値 5.8%
P25 3.8%P75 9.7%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
66.0%/中央値 53.7%
P25 41.3%P75 57.9%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-0.9%/中央値 9.0%
P25 5.3%P75 17.1%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.8%/中央値 2.1%
P25 0.8%P75 3.7%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,470で、1年前と比べて+44.8%過去52週の値幅のなかでは34%の位置にある。

¥1,470-0.4%1ヶ月-7.0%1年+44.8%時価総額185億円
過去52週の値幅
安値¥1,040高値¥2,299

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.4倍
PER (会社予想)9.4倍
PBR0.60倍
配当利回り4.76%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月19日に1420円と前日比-12.88%の急落。1ヶ月では-9.5%と下落基調。25日線1581円を下回り、75日線1673円から乖離。RSI41.75と弱含み。52週高値2299円からは下落が続いており、戻り局面での上値の重さが目立つ。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER12.3倍は業界平均20.3倍を大きく下回り割安。PBR0.65倍も業界平均1.85倍を下回り、解散価値割れ。配当利回り2.56%は業界平均2.27%を上回る。ROE5.62%は低いが、配当性向93.5%と高い。割安だがROE低く配当持続性に懸念。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.4倍22.2倍
PER (予想)9.4倍
PBR0.60倍2.02倍
ROE5.6%12.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は安定しているが、成長性に課題。自動車の電動化や5G通信需要を取り込めるかが焦点。強気派は銅価格上昇による在庫評価益や需要増加を期待。弱気派は原料コスト変動リスクや、成長投資の不足を指摘。PBR0.65倍と割安水準であり、株主還元に注目が集まる。

プラスに働く材料7
  • 安定需要と業績

    売上高は400億円台で安定、営業利益率4.9%と健全。

  • 割安バリュエーション

    PBR0.65倍、PER12倍と業界比割安。配当利回り2.6%。

  • 電動化・5G追い風

    自動車電動化や5G通信で銅合金線需要増加の可能性。

  • 営業利益増加と利益率改善通年影響

    営業利益22億→26億(+18%)、利益率4.91%→5.86%

  • 非鉄金属市況高の恩恵継続影響

    銅価格上昇で収益増、営業利益2億円程度寄与

  • 配当安定と株主還元継続影響

    配当利回り2.56%で安定的な株主還元

  • 低PBR改善期待継続影響

    PBR0.65倍で株主還元強化の可能性

マイナスに働く材料7
  • 原料価格リスク

    銅価格変動が利益率を圧迫、原材料コスト上昇リスク。

  • 成長性の限界

    売上高は横ばい傾向で、明確な成長ドライバー不在。

  • 競争激化

    新興国メーカーとの価格競争にさらされる可能性。

  • 純利益の大幅減少通年影響

    純利益28億→15億(-46%)で一過性か懸念

  • 売上高減少基調通年影響

    売上高448億→444億(-0.9%)で減収継続

  • 円高による輸出採算悪化通年影響

    為替変動で営業利益数億円の下方リスク

  • 競合激化による値下げ圧力継続影響

    非鉄金属加工業界での競争で採算低下

次の決算で確かめる点
営業利益率
原料コスト変動の影響と収益力を測る指標。
銅価格動向
在庫評価益やコストに直結する外部要因。
自動車向け売上比率
電動化需要取り込みの進捗を確認。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり70で、前期から40.6%いまの株価に対する利回りは4.76%。

年間配当
¥70
1株あたり
配当利回り
4.76%
いまの株価に対して
配当性向
93.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月10
2017年12月100.0131.6
2018年12月1110.093.3
2019年12月110.066.5
2020年12月110.0344.8
2021年12月1427.384.5
2022年12月2471.450.6
2023年12月4170.887.0
2024年12月6968.341.8
2025年12月41−40.693.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥70

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ5,731人。区分でいちばん多いのは個人・その他46.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が45.3%を占め、残る54.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他43.038.341.239.145.546.3
事業法人27.225.926.226.326.725.5
金融機関19.520.720.823.218.719.8
外国法人7.58.15.27.16.96.9
自己株式3.03.03.03.03.03.0
証券会社2.86.66.13.52.01.5
外国人個人0.00.40.40.80.20.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01ESG投資事業組合8.06
02株式会社カネカ6.60
03日本生命保険相互会社4.84
04住友電気工業株式会社4.38
05株式会社三菱UFJ銀行4.12
06オーナンバ取引先持株会4.08
07株式会社南都銀行3.82
08小野哲夫3.15
09株式会社三井住友銀行3.11
10株式会社デンキョーグループホールディングス2.93

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で+461%、1株純資産は15期で+159%。直近期のROEは5.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年3月228792.520.9117.2
2013年3月−7933
2014年3月1101,15310.66.227.2
2014年12月521,2684.311.618.1
2015年12月281,2572.314.159.0
2016年12月−291,175
2017年12月321,2092.615.5131.6
2018年12月361,1953.010.293.3
2019年12月411,2443.411.566.5
2020年12月431,2663.49.2344.8
2021年12月841,4626.15.984.5
2022年12月1751,69011.14.350.6
2023年12月1631,8819.15.287.0
2024年12月2282,14411.34.541.8
2025年12月1242,2785.611.793.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/12期の役員報酬は総額170百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
木嶋忠敏代表取締役社長6854,912
宮本敦浩代表取締役 副社長6624,870
山田秀明常務取締役656,691
熊谷康浩常務取締役 管理統括部長61553
朝見直仁取締役 生産開発統括部長58881
堀内吏取締役 営業統括部長575,496
藤井英彦取締役66
西山宏昭55

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)91122513715
社外取締役423236
監査役210105

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容402字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、連結財務諸表提出会社(以下当社という)及び連結子会社16社、持分法適用関連会社1社及び非連結子会社3社で構成されており、電線・ケーブル、ワイヤーハーネス、新エネルギー関連製品及びハーネス加工用機械・部品の製造販売を事業としております。 ・当社及び連結子会社であるアスレ電器(株)、O&S CALIFORNIA,INC.、CZECH REPUBLIC ONAMBA S.R.O.、欧南芭(上海)貿易有限公司及び鈞星精密部件有限公司は、専ら製品の加工を国内子会社、海外子会社に委託し、仕入れた製品を得意先に販売しております。 ・販売・製造の機能を併せ持つ国内・海外連結子会社及び持分法適用関連会社は、自社で製造した製品及び海外連結子会社より仕入れた製品を国内・海外の得意先に販売しております。 以上に述べた事項の概要図は次のとおりであります。 2025年12月31日現在
経営方針・対処すべき課題1,354字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、 1.我々は常に革新を起こし特徴ある価値の創造により世界に貢献する 2.我々は常に世界的視野に立って事業を推進する 3.我々は常に世界のお客様の満足のため環境重視、品質至上、スピードある行動を実践する を経営理念としています。 当社グループは、電線で培った生産技術力、民生機器用・産業機械用・車載用ワイヤーハーネスで培ったグローバルでの生産・販売体制、太陽光発電配線ユニット・監視システムなどの、新エネルギー関連製品で培った製品開発力、ハーネス加工用機械・部品で培った技術開発力を更に向上させ、グローバルネットワーク(日本、中国、アメリカなど8ヶ国21社)の強化拡充を進めることにより、総合的な配線システムメーカーを目指し、世界のお客様に貢献して参ります。 (2) 目標とする経営指標 当社は事業領域の拡大と収益確保による企業の成長が重要と認識しています。このため、ステークホルダーへの利益還元の視点より、売上高、営業利益率、ROE及び配当性向の四つの指標を中心に考えていきます。 (3) 中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、経営理念の実現に向け、中期経営計画「PROGRESS 2026」の方針をベースに、100周年(2041年)に向けた成長基盤確立に向け、エネルギー新時代に即した「グローバルな総合配線システムメーカー」の実現に向け、成長戦略/生産戦略/経営基盤強化と資本コストを意識した経営を着実に実行し、事業構造の変革を図ってまいります。また、下記基本戦略実現のため、総額51億円の設備投資及び20億円の研究開発投資を行う予定です。 1.成長戦略 ①部門ごとに重点成長戦略を推進 ②脱炭素社会の実現に貢献する取り組みの更なる強化 2.生産戦略 ①国内生産拠点の強化とグローバル生産拠点戦略の実践 ②「グローバル同一品質」で品質を売りにできる会社を構築 3.経営基盤強化 ①グローバルでの情報基盤構築と社内DX推進 ②グローバル人材の育成 4.資本コストを意識した経営 ①事業成長と収益性向上 ②株主還元の強化 ③IR活動の充実 (4) 経営環境及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループを取り巻く環境は、ロシア・ウクライナ紛争の長期化、中国市場の低迷、原材料価格の高騰や為替相場の変動に加え、米国の追加関税等の保護主義政策に伴う世界経済への影響など、依然として先行き不透明な状況が続いております。 このような環境の下、当社グループは、中期経営計画「PROGRESS 2026」に基づき、エネルギー新時代に即した「グローバルな総合配線システムメーカー」の実現に向けて、成長戦略、生産戦略、経営基盤強化と資本コストを意識した経営に、引き続き着実に取り組んでまいります。 セグメントごとの経営環境につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概況 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。
事業等のリスク2,035字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの経営成績及び財務状況等に重要な影響を及ぼす可能性のあるリスクには、以下のようなものがあります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。また、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクが顕在化した場合に当社グループの経営成績等の状況に与える影響につきましては、合理的に予見することが困難であるため記載しておりません。 ①為替及び各国の法規制、税制のリスク 当社グループは、北米、中国、東南アジア、欧州に生産販売の拠点を設け、事業を展開しております(2025年12月期海外売上高比率46.0%)。海外の事業活動は、為替の変動、各国の法規制・税制などの変更によるリスクを伴っており、これらのリスクが発生した場合、当社グループの経営成績及び財政状況に大きな影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、為替変動に対するリスクヘッジを目的とし、必要に応じて為替予約取引を利用することで、為替変動リスクによる影響の低減を図っております。 また、各国の法規制・税制の変動リスクについては、監査室において、当社グループ各社のリスクのレビューを行い、当該リスクの管理状況について検討を行っております。 ②原材料などの市況価格の変動によるリスク 当社グループの主要原料である銅・塩ビコンパウンドについては、価格情報を入手して最も有利な調達を行っております。しかしながら、予想を超えた購入価格の急激な変動は、当社グループの経営成績及び財政状況に大きな影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、コストダウン、価格転嫁などにより当該リスクの低減を図っております。 ③金利変動によるリスク 当社グループは、銀行借入金により中長期的な資金調達を行っておりますが、今後各国における金利の上昇により、当社グループの経営成績及び財政状況に大きな影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、CMS(キャッシュ・マネジメント・システム)などにより、グループ資金の効率化を図り、有利子負債の圧縮による財務体質の強化に努めております。 ④固定資産の減損のリスク 当社グループでは、固定資産の減損に係る会計基準を適用しております。この基準の適用に伴い、今後の事業環境や土地などの時価の大幅な変動により、減損損失が発生する可能性があります。 当社グループでは、減損リスクを意識し、資産の収益性向上に努めております。 ⑤品質に関するリスク 当社グループは日本国内及び事業展開する各国の品質・安全基準に基づいて製品を設計・製造しておりますが、予期せぬ要因により製品の不具合や品質問題が発生した場合、製造物賠償責任請求等の発生により当社グループの経営成績及び財政状況に大きな影響を及ぼす可能性があります。 これらのリスクに対して、製品の品質確保を徹底することに加え、製造物賠償責任保険への加入により不具合等発生時の損失を抑制する対策を講じております。 ⑥研究開発活動に関するリスク 当社グループの研究開発につきましては、当社及びユニオンマシナリ株式会社の技術部門で、主力製品である電線・ケーブル及びその関連製品の開発に取り組んでおります。当該活動に必要な投資は、当社グループの存続に必須のものであると考えておりますが、研究開発テーマの実用化遅延、業界における技術革新の進展などにより、当初の目的の達成が困難になる可能性があります。 当社グループでは、最新の技術動向や環境変化を把握できる体制の構築や、優秀な人材を継続的に確保・育成することで、技術革新や顧客ニーズの変化に迅速に対応できるよう努めております。 ⑦環境に関する規制 EUにおいてRoHS(特定有害物質の使用規制)指令が実施されるなど、世界各地においてさまざまな環境に関する基準が制定されており、業界各社は、規制物質に代わる物質の開発、使用などの環境対策を迫られております。 当社グループにおきましても、改正RoHS指令(RoHS2.0)の順守、ISO14001/9001の維持・向上を図り、環境規制への対応を進めておりますが、今後環境規制は、年々強化されると考えられ、規制内容によっては製品などの製造、処分などの関連費用が発生し、当社グループの経営成績及び財政状況に大きな影響を与える可能性があります。 ⑧災害などに関するリスク 当社グループは安全を最優先に保安、防災に取り組み、また、生産拠点については国内外に展開、分散し、災害のリスクに備えております。しかしながら、予想外の大規模地震などの災害やテロ、暴動などによる製造設備の損傷、破壊などにより、当社グループの経営成績及び財政状況に大きな影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、万が一の災害に対して火災保険等を付保するなど、当該リスクの低減を図っております。
経営成績の分析 (MD&A)8,019字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における当社グループの経営環境は、ロシア・ウクライナ紛争の長期化、中国市場の低迷、原材料価格の高騰や為替相場の変動に加え、米国の追加関税等の保護主義政策に伴う世界経済への影響など、依然として先行き不透明な状況が続いております。 このような状況において、当社グループでは、中期経営計画「PROGRESS 2026」の下、エネルギー新時代に即した「グローバルな総合配線システムメーカー」の実現に向けて、成長戦略、生産戦略、経営基盤強化と資本コストを意識した経営に、着実に取り組んでおります。 当連結会計年度の業績について、売上面では、環境関連市場等における需要が増加しました。一方、その他の当社関連市場の売上高は、北米の自動車関連市場等における需要の減少や、一部の市況の回復遅れ、顧客における在庫調整の影響により、前年を下回りました。その結果、当社グループの売上高はほぼ前年並みとなりました。 利益面では、売上高はほぼ前年並みであったものの、環境関連等の高付加価値商品の需要拡大による品種構成の改善や、グローバルでの原価低減活動における利益の改善に取り組んだ結果、営業利益、経常利益は前年を上回りました。一方、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、前年に旧本社の土地売却益を特別利益として計上しましたが、当期は同等の特別利益がなかったことから、前年を下回りました。 当初計画との比較におきまして、売上面では、環境関連の需要は増加しましたが、北米自動車関連需要の減少、欧州空調関連等の需要の回復遅れなどの影響により計画を下回りました。利益面では、売上高の減少による利益減はあるものの、環境関連等の高付加価値増による品種構成の改善、グローバル原価低減活動等の利益改善により営業利益および経常利益は計画を達成しました。親会社株主に帰属する当期純利益は、品質関連費用の影響により当初計画を下回りました。 これらの結果、当連結会計年度の売上高は44,441百万円(前期比0.8%減)、営業利益は2,600百万円(同18.5%増)、経常利益は2,441百万円(同4.9%増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は1,514百万円(同45.6%減)となりました。 当連結会計年度の業績予想との比較は次のとおりであります。 当連結会計年度 (第95期)   業績予想比   前連結会計年度 (第94期)   前期比 実績 (百万円)   当初業績予想(百万円)   増減額 (百万円)   増減率(%)   実績 (百万円)   増減額 (百万円)   増減率(%) 売上高   44,441   46,000   △1,558   △3.4   44,804   △362   △0.8 営業利益   2,600   2,400   200   8.4   2,193   406   18.5 経常利益   2,441   2,400   41   1.7   2,327   113   4.9 親会社株主に帰属する当期純利益   1,514   1,650   △135   △8.2   2,783   △1,268   △45.6 (注)1.増減率につきましては、表示単位未満を四捨五入しております。 2.業績予想比につきましては、2025年2月10日公表の当初業績予想と比較をしております。 セグメントの業績 セグメント別の業績は次のとおりです。 期別   売上高   営業利益 セグメント別   前連結会計年度(第94期)(百万円)   当連結会計年度(第95期)(百万円)    増減率(%)   前連結会計年度(第94期)(百万円)   当連結会計年度(第95期)(百万円)    増減率(%) 日本   24,231   24,000   △1.0   1,408   1,474   4.7 欧米   13,094   11,905   △9.1   12   166   - アジア(日本を除く)   7,477   8,536   14.2   782   981   25.5 消去   -   -   -   △8   △22   - 合計   44,804   44,441   △0.8   2,193   2,600   18.5 (注)増減率につきましては、表示単位未満を四捨五入しております。 1. 日本 当連結会計年度は、環境関連市場における需要が増加しました。一方、その他の当社関連市場の売上高は、一部の市況の回復遅れや顧客における在庫調整の影響により、前年を下回りました。その結果、日本での売上高は 24,000百万円(前期比1.0%減)となりました。 利益面では、売上高は減少したものの、環境関連等の高付加価値商品の需要拡大を中心に品種構成が改善しました。その結果、営業利益は1,474百万円(前期比4.7%増)となりました。 2. 欧米 当連結会計年度は、北米の自動車関連市場等において需要が減少しました。その結果、欧米での売上高は11,905百万円(前期比9.1%減)となりました。 利益面では、売上高は減少したものの、メキシコ工場での生産性改善等の原価低減活動や、北米市場において上期を中心にペソ安による為替変動をうけた結果、営業利益は166百万円(前期は12百万円の営業利益)となりました。 3. アジア(日本を除く) 当連結会計年度は、中国市場の長期的な低迷などにより、需要は引き続き低調に推移しているものの、一部顧客での需要回復が見られました。その結果、アジアでの売上高は8,536百万円(前期比14.2%増)となりました。 利益面では、売上高の増加に加え、品種構成の改善や原価低減活動に取り組んだ結果、営業利益は981百万円(前期比25.5%増)となりました。 製品別の業績は次のとおりです。 期別 前連結会計年度 (第94期) 当連結会計年度 (第95期)   前期比 部門別   売上高(百万円)   構成比(%)   売上高(百万円)   構成比(%)   増減額(百万円)   増減率(%) ワイヤーハーネス部門   31,295   69.8   30,368   68.3   △926   △3.0 ハーネス加工用機械・部品部門   7,117   15.9   7,917   17.8   799   11.2 電線部門   3,517   7.8   3,245   7.3   △271   △7.7 新エネルギー部門   2,874   6.4   2,910   6.5   36   1.3 合     計   44,804   100.0   44,441   100.0   △362   △0.8 (注)構成比・増減率につきましては、表示単位未満を四捨五入しております。 1.ワイヤーハーネス部門 当該部門は、自動車部品向け、産業用機器向け、情報通信機器向け、家庭用電化製品向けなどのワイヤーハーネスであります。 当連結会計年度は、北米自動車関連需要の減少、一部の市況の回復遅れ、顧客の在庫調整の影響により前年を下回りました。また、当初計画につきましても、対前年要因に加え、欧州空調関連などの需要の回復遅れ等の影響により計画を下回りました。その結果、売上高は30,368百万円(前期比 3.0%減)となりました。 2.ハーネス加工用機械・部品部門 当該部門は、連結子会社ユニオンマシナリ株式会社の事業のうち、電気機器、電子機器、産業機械及びそれらの部品であります。 当連結会計年度は、環境関連および自動車関連部品の販売増加により前年および計画を上回りました。その結果、売上高は7,917百万円(前期比11.2%増)となりました。 3.電線部門 当該部門は、汎用電線、情報・通信・計装用コントロールケーブル及びその他特殊ケーブルであります。 当連結会計年度は、半導体製造装置等の需要の回復遅れ、及び米国の関税政策に伴う一般汎用機械向けの需要の減少等により、前年および計画を下回りました。その結果、売上高は3,245百万円(前期比7.7%減)となりました。 4.新エネルギー部門 当該部門は、太陽光発電配線ユニット及び周辺機器、環境・省エネに係る機器向けのワイヤーハーネスが含まれております。 当連結会計年度は、エネルギー分野での新規システム開発、環境関連システム製品等の新規開拓などの施策により需要が拡大し前年を上回りましたが、従来型の製品の需要の低迷が想定以上となり計画を下回りました。その結果、売上高は2,910百万円(前期比1.3%増)となりました。 当連結会計年度の業績予想との比較は次のとおりであります。 当連結会計年度(第95期)   業績予想比 実績 (百万円)   構成比(%)   当初業績予想(百万円)   構成比(%)   増減額(百万円)   増減率(%) ワイヤーハーネス部門   30,368   68.3   31,700   68.9   △1,331   △4.2 ハーネス加工用機械・部品部門   7,917   17.8   7,400   16.1   517   7.0 電線部門   3,245   7.3   3,800   8.3   △554   △14.6 新エネルギー部門   2,910   6.5   3,100   6.7   △189   △6.1 合     計   44,441   100.0   46,000   100.0   △1,558   △3.4 (注)1.構成比・増減率につきましては、表示単位未満を四捨五入しております。 2.業績予想比につきましては、2025年2月10日公表の当初業績予想と比較をしております。 財政状態の状況は次のとおりであります。 <資産> 資産合計は、42,051百万円(前期末比2,176百万円増)となりました。主に、受取手形、売掛金及び契約資産753百万円、有形固定資産569百万円及び投資その他の資産が514百万円増加いたしました。 <負債> 負債合計は、13,642百万円(前期末比349百万円増)となりました。主に、支払手形及び買掛金540百万円、品質保証引当金245百万円及び繰延税金負債が191百万円増加いたしましたが、未払法人税等が626百万円減少いたしました。 <純資産> 純資産合計は、28,409百万円(前期末比1,827百万円増)となりました。主に、当期純利益などにより利益剰余金が917百万円、その他有価証券評価差額金332百万円及び為替換算調整勘定が572百万円増加いたしました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、7,228百万円となり、前連結会計年度末に比べて111百万円の減少となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、1,807百万円の収入(前期は2,317百万円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益2,231百万円、減価償却費1,036百万円、品質保証引当金繰入額245百万円及び仕入債務の増加額462百万円等の資金の増加要因が、売上債権の増加額606百万円及び法人税等の支払額1,630百万円等による資金の減少要因を上回ったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、1,520百万円の支出(前期は24百万円の収入)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出1,429百万円、関係会社株式の取得による支出97百万円及び投資有価証券の売却による収入83百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、737百万円の支出(前期は1,807百万円の支出)となりました。これは主に、長期借入れによる収入240百万円、長期借入金の返済による支出332百万円及び配当金の支払額597百万円によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 当連結会計年度における生産、受注及び販売の実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 1.生産実績 セグメントの名称   生産高(百万円)   前期比増減率(%) 日本   14,655   2.2 欧米   10,232   △12.7 アジア(日本を除く)   19,396   6.0 合 計   44,285   △0.2 (注)1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.金額は、販売価格によっております。 2.受注実績 当社グループは、新エネルギー関連製品、ワイヤーハーネス製品、電線製品、ハーネス加工用機械・部品について大部分見込生産を行っております。受注生産の金額は僅少であるため記載を省略いたします。 3.販売実績 セグメントの名称   販売高(百万円)   前期比増減率(%) 日本   24,000   △1.0 欧米   11,905   △9.1 アジア(日本を除く)   8,536   14.2 合 計   44,441   △0.8 (注)セグメント間取引については、相殺消去しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたり、資産及び負債又は損益の状況に影響を与える会計上の見積りは、過去の実績などの連結財務諸表作成時に入手可能な情報に基づき合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表を作成するにあたり重要となる会計方針については、「第5経理の状況 1.連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。 また、連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 <売上高> 売上高は、44,441百万円(前期比362百万円減)となりました。減少の要因などは、「4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 <売上原価、販売費及び一般管理費> 売上原価は、35,291百万円(前期比1,062百万円減)となりました。減少の要因などは、「4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。なお、売上総利益率は、20.6%(前期比1.7ポイント増)となっております。 販売費及び一般管理費は、6,549百万円(前期比294百万円増)となりました。増加の要因は、主に給与手当、支払手数料及び研究開発費が増加したことによるものであります。なお、営業利益率は、5.9%(前期比1.0ポイント増)となっております。 <営業外損益> 営業外収益は、235百万円(前期比33百万円減)となりました。減少の要因は、主に為替差益40百万円の減少及び受取利息21百万円の減少によるものであります。営業外費用は、395百万円(前期比260百万円増)となりました。増加の要因は、主に為替差損301百万円の増加によるものであります。また、営業外収益から営業外費用を差し引いた純額は、△159百万円となりました。なお、経常利益率は、5.5%(前期比0.3ポイント増)となっております。 <特別損益> 特別利益81百万円(前期比1,660百万円減)の減少要因は、主に固定資産売却益1,671百万円の減少によるものであります。特別損失291百万円(前期比230百万円増)は、主に品質保証引当金繰入額245百万円の増加によるものであります。特別利益から特別損失を差し引いた純額は、△210百万円となりました。 <親会社株主に帰属する当期純利益> 税金等調整前当期純利益は、2,231百万円(前期比1,777百万円減)となり、法人税、住民税及び事業税689百万円、繰延税金資産の増加による法人税等調整額34百万円及び非支配株主に帰属する当期純損失7百万円の計上により、親会社株主に帰属する当期純利益は、1,514百万円(前期比1,268百万円減)となりました。なお、親会社株主に帰属する当期純利益率は、3.4%(前期比2.8ポイント減)となっております。 なお、セグメント別の売上高の分析は、「4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 ③ 資本の財源及び資金の流動性 当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。 当社グループの資金需要のうち主なものは、生産活動に必要な材料費、外注費及び労務費等の製造費用や、受注獲得や競争力強化のための販管費などの営業費用並びに設備の新設、更新に係る投資であります。 これらの資金需要につきましては、営業活動によるキャッシュ・フロー及び自己資金のほか、金融機関からの借入金などで対応しております。 なお、当連結会計年度末における有利子負債残高は2,552百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は7,228百万円であります。 ④ 目標とする経営指標の達成状況等 当社は、2024年を初年度として2026年度までの3ヶ年の新中期経営計画「PROGRESS2026」を策定し、最終年度である2026年度においては、当初は売上高500億円、営業利益35億円、営業利益率7.0%、ROE10.0%を目標として掲げておりましたが、2026年2月10日に開示した「中期経営計画の修正に関するお知らせ」の通り、最終年度である2026年度の目標値を修正することといたしました。 修正後の最終年度2026年度の目標値は、売上高470億円、営業利益27億円、営業利益率5.7%、ROE7.0%となります。 当連結会計年度におきましては、売上高44,441百万円、営業利益2,600百万円、営業利益率5.9%、ROE5.6%となりました。

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出典

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