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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

リョービ

RYOBI LIMITED5851 · Prime · 非鉄金属

ダイカスト・建築金物・印刷機の三本柱を持つ製造業。アルミダイカストでは自動車向けに強み。

概要

リョービは1943年にダイカスト製品の製造を目的として設立された非鉄金属メーカー。広島県府中市に本社を置き、1960年に広島証券取引所に上場した。2024年12月期の連結売上高は2,933億円、従業員数7,511人。主力のダイカスト事業が売上の約88%を占め、自動車メーカー向けにアルミ部品を供給する。自動車のエンジンやトランスミッション向け部品が中心で、軽量化ニーズに対応している。その他、建築金物(ドアクローザ)やオフセット印刷機を手掛ける。連結子会社21社を擁し、日本、米国、メキシコ、英国、中国、タイに生産拠点を展開する。

88.7%を占めるダイカスト事業のグローバル体制

2024年12月期のセグメント別売上高で、ダイカスト事業は2,743億円と全体の88.7%を占める。主要製品はアルミニウム合金のダイカスト製品と鋳物で、自動車のエンジン部品、トランスミッションケース、構造部品などに使用される。軽量化とリサイクル性に優れ、電動化や燃費規制に対応するニーズが高い。生産拠点は国内にリョービミラサカ、リョービミツギ、東京軽合金製作所、生野、豊栄工業、富士工業などがあり、海外は米国(リョービダイキャスティング(USA))、メキシコ(アールディシーエム)、英国(リョービアルミニウムキャスティング(UK))、中国(利優比圧鋳(大連)、利優比圧鋳(常州))、タイ(リョービダイキャスティング(タイランド))に及ぶ。2025年3月には型締力6,500トンの超大型ダイカストマシンを導入し、ギガキャスト技術の開発を進めている。

ドアクローザで国内首位の住建機器事業

住建機器事業は、ドアクローザ、ヒンジ、建築金物を製造・販売する。2024年12月期の売上高は108億円(構成比3.5%)と全体に占める割合は小さいが、ドアクローザでは国内市場で高いシェアを持つ。ドアクローザは防火戸や常用扉に設置され、安全性と利便性を提供する。製品ラインナップには引戸クローザや電動開閉装置も含まれ、施工性や意匠性を重視した開発を進めている。生産は国内工場と中国の子会社利優比建筑科技(大連)有限公司が担う。海外市場向けには各地域のニーズに応じた商品開発と販売強化を図っている。

リョービMHIグラフィックテクノロジーが担う印刷機器

印刷機器事業は、子会社リョービMHIグラフィックテクノロジー株式会社がオフセット印刷機および周辺機器を製造・販売する。2024年12月期の売上高は236億円(構成比7.7%)。主に商業印刷、出版、パッケージ印刷向けの枚葉オフセット印刷機を提供し、高精度・高速印刷を実現する。紙離れや省人化ニーズが高まる中、パッケージ印刷など高付加価値分野の需要は堅調である。同社は三菱重工グループとの合弁会社であり、印刷業界の技術進展に対応している。

業界の中での役割は自動車・住宅・印刷業界向けに工業製品を供給する部品・機器メーカー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
3,091億円
営業利益
127億円
営業利益率
4.1%
純利益
112億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01自動車(ダイカスト事業)主力

アルミニウムダイカスト製品、アルミニウム鋳物を自動車メーカー・部品メーカー向けに製造・販売。国内外に生産拠点を持ち、軽量化ニーズに対応。

主な製品・サービス2
ダイカスト製品
アルミニウム合金を金型に高圧注入して成形する部品。主に自動車のエンジン周り、トランスミッションケース、構造部品等に使用。
アルミニウム鋳物
砂型や金型を用いて鋳造したアルミニウム合金部品。自動車部品等に供給。

02建設・住宅(住建機器事業)準主力

ドアクローザ、ヒンジ、建築金物等の建築用品を製造・販売。ビルや住宅のドア・建具に使用される。

主な製品・サービス3
ドアクローザ
ドアを自動で閉める装置。防火戸や常用扉に設置され、安全性と利便性を提供。
ヒンジ
ドアや窓の開閉を支える金具。耐久性とスムーズな動作が求められる。
建築金物
その他、ドアハンドル、鍵等の建築用金属部品。

03印刷(印刷機器事業)準主力

オフセット印刷機及び印刷周辺機器の製造・販売。子会社リョービMHIグラフィックテクノロジー㈱が担当。

主な製品・サービス2
オフセット印刷機
商業印刷・出版・パッケージ印刷向けの枚葉オフセット印刷機。高精度・高速印刷を実現。
印刷周辺機器
印刷機に付随する給紙装置、排紙装置、インライン仕上げ機等の関連機器。

04その他その他

保険代理業(旭産業㈱)及びゴルフ場経営(リョービ開発㈱)を行っている。

製品と技術

自動車軽量化に貢献するアルミダイカスト

リョービの中核製品はアルミニウム合金のダイカスト製品である。高温で溶解したアルミ合金を金型に高圧注入し、複雑形状を高精度に成形する。主な用途は自動車のエンジン部品、トランスミッションケース、構造部品、足回り部品など。アルミは軽量でリサイクル性が高く、燃費規制や電動化に対応するための軽量化ニーズに適合する。同社は従来のパワートレイン部品に加え、次世代車向けの電装部品や車体部品のダイカスト化にも取り組む。2025年に導入した6,500トン級マシンは、従来は鉄板溶接で製造していた大型部品を一体鋳造するギガキャスト技術に対応する。

ドアクローザに代表される建築金物

住建機器事業の主力製品はドアクローザである。ドアを自動で閉める装置で、防火戸や常用扉に設置され、火災時の延焼防止や利便性向上に寄与する。リョービは国内ドアクローザ市場で高いシェアを持ち、機能性・意匠性を兼ね備えた製品を供給する。その他、ヒンジ(蝶番)、引戸クローザ、電動開閉装置などもラインアップ。建築金物全般を扱い、ビルや住宅のドア・建具に使用される。生産性向上と新商品開発により、施工現場の要求に応えている。海外向けには各地域の規格や嗜好に合わせた商品開発を進める。

パッケージ印刷を支えるオフセット印刷機

印刷機器事業では、子会社リョービMHIグラフィックテクノロジーが枚葉オフセット印刷機を製造する。オフセット印刷機は、ゴムブランケットを介してインクを紙に転写する方式で、高画質で大量印刷に適する。同社の印刷機は商業印刷、出版、パッケージ印刷など多様な分野で使用され、高速・高精度な印刷を実現する。近年はパッケージ印刷の需要が堅調で、省人化や自動化に対応した機種を開発している。印刷周辺機器として給紙装置や排紙装置、インライン仕上げ機も提供し、トータルソリューションを提案する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

非鉄金属のなかでの位置

ダイカスト大手、高収益回復途上

非鉄金属業界でアルミ・亜鉛ダイカストが主力。同業の日本軽金属はアルミ地金一貫生産で規模が大きく、当社はダイカストに特化。売上高は約3千億円と業界3番手だが、2024年12月期の営業利益率3.24%は低水準。自動車生産回復で2025年12月期は4.11%へ改善見込み。JX金属に比べ製品単価が低く、収益率向上が急務。

強み

  • 自動車部品向けアルミ・亜鉛ダイカストで長年の実績を持ち、品質と安定供給で顧客から評価されている。
  • 国内自動車メーカーに直接納入しており、長期的な取引関係を持つ。電動化対応も進める。
  • アジアに生産拠点を保有し、現地自動車需要を取り込む体制がある。
  • 自己資本比率が高く、設備投資や研究開発への資金余力がある。

課題

  • 営業利益率4%前後と低く、コスト競争の激しいダイカスト業界で利益率向上が課題。
  • アルミニウム地金価格の上昇がコスト増に直結し、製品への価格転嫁が遅れがち。
  • エンジン部品からのシフトで、EV向け部品の開発・受注が遅れれば業績に影響。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

自動車部品・電池・販売の時価総額近傍。太字がリョービ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16463TPR1,081億円11.3倍
26282オイレス工業966億円16.9倍
36961エンプラス939億円16.6倍
46800ヨコオ892億円22.5倍
54290プレステージ・インターナショナル886億円14.9倍
65851リョービ881億円8.3倍
77199プレミアグループ835億円13.1倍
87239タチエス829億円8.7倍
92734サーラコーポレーション800億円10.5倍
104246ダイキョーニシカワ799億円8.9倍
117231トピー工業742億円6.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(自動車部品・電池・販売)に従っています。

会社の歴史

沿革 36件

1943年にダイカスト専門メーカーとして創業

リョービの前身は、1943年12月にダイカスト製品の製造を目的として設立された株式会社菱備製作所である。1944年2月からダイカスト製品の製造を開始した。第二次世界大戦中の創業であり、非鉄金属の鋳造技術を核として事業をスタート。その後、1954年にはプラスチック製品の製造にも進出し、技術の幅を広げた。創業の地は広島県府中市で、現在も本社を置く。当初はアルミニウムや亜鉛のダイカスト部品を手掛け、地元の産業向けに供給した。

1960年代の上場と多角化の開始

1960年6月に広島証券取引所へ株式を上場。1961年10月には東京、大阪両証券取引所へも上場した。同年12月にはオフセット印刷機の製造を開始し、1963年4月にはダイカスト製ドアクローザの製造を開始した。1966年5月には三良坂工業(現リョービミラサカ)を、同年8月には御調工業(現リョービミツギ)を設立し、ダイカストとプラスチックの生産子会社を整備。1966年9月には釣用リール、1968年10月には電動工具の製造にも進出し、急速に事業領域を広げた。

1973年の社名変更とコーポレートアイデンティティ導入

1973年9月、株式会社菱備製作所からリョービ株式会社へ社名を変更した。リョービの名称は「菱備」に由来する。1975年12月にはコーポレートアイデンティティ(CI)システムを導入し、企業イメージの統一を図った。1980年1月には東京に新社屋を建設し、広島・東京の二本社制を敷いた。これにより、首都圏での営業・情報収集機能を強化し、全国展開の基盤を築いた。1986年には東京本社別館(現東京支社)を建設し、二本社体制を補完した。

1980年代に米国・欧州へ生産拠点を拡大

1982年4月、オーストラリアに販売会社リョービオーストラリアを設立し、海外販売網を構築。1985年6月には米国にダイカスト製造販売会社シェラー・リョービ(現リョービダイキャスティング(USA))を設立し、北米市場に生産拠点を確保した。同年9月にはアルミ二次合金地金の製造販売会社生野を設立。1988年8月には米国リョービモータープロダクツを設立し、シンガー社の電動工具部門を買収。1989年にはフランスに販社を、1990年には英国にダイカスト製造会社を設立し、欧州展開も加速した。

1994年の中国進出とCI刷新

1994年1月、中国大連に電動工具・建築用品の製造販売会社良明(大連)机器有限公司(現京瓷利優比(大連)机器有限公司)を設立し、中国市場に参入。同年4月にはCIシステムを見直し、新しいコーポレートロゴ・カラーを制定した。2000年3月には東京本社ビルを売却し、経営資源の集中を図った。また、2000年6月から2002年にかけて、米国と欧州、オセアニアの電動工具・園芸機器事業を香港のテクトロニックインダストリーズへ譲渡し、事業の選択と集中を進めた。

消費財事業から撤退しコア事業に集中

2000年6月、米国の園芸用機器事業をMTDプロダクツへ営業譲渡。同年8月には米国の電動工具事業をテクトロニックインダストリーズへ譲渡し、続いて2001年8月に欧州、2002年3月にオセアニアの同事業を同社へ譲渡した。2000年9月には釣具事業を上州屋へ営業譲渡。これにより、リョービは創業以来手掛けてきたコンシューマー製品から撤退し、コア事業であるダイカスト、住建機器、印刷機器に経営資源を集中させる戦略をとった。

2005年以降の中国ダイカスト拠点強化

2005年4月、中国大連にダイカスト用金型及びダイカスト製品の製造販売会社として利優比圧鋳(大連)有限公司を設立。その後、常州にも利優比圧鋳(常州)有限公司を設立し、中国でのダイカスト生産能力を拡大した。また、タイにもリョービダイキャスティング(タイランド)を設立し、東南アジアの自動車需要に対応。2025年3月にはダイカスト専業メーカーとして日本初の型締力6,500トンの超大型ダイカストマシンを導入し、ギガキャスト技術の開発に着手している。

超大型ダイカストへ挑む技術投資

2025年3月、リョービはダイカスト専業メーカーとして日本で初めて型締力6,500トンのダイカストマシンを導入した。これは「ギガキャスト」と呼ばれる超大型一体成形部品の需要を見据えた投資である。自動車の電動化や軽量化に伴い、車体構造部品のダイカスト化が進んでおり、同社はこの分野での競争力を強化する。また、世界の生産拠点では自動化や生産性向上を進め、原価低減と品質向上に取り組んでいる。2024年12月期の設備投資額は205億円に上り、成長分野への投資を継続している。

年表36件を開く

1940年代

  • 1943年12月創業ダイカスト製品の製造を目的として株式会社菱備製作所を設立。
  • 1944年2月ダイカスト製品の製造を開始。

1950年代

  • 1954年3月プラスチック製品の製造を開始。

1960年代

  • 1960年6月上場広島証券取引所(現 東京証券取引所)へ株式を上場。
  • 1961年10月上場東京、大阪両証券取引所へ株式を上場。
  • 1961年12月オフセット印刷機の製造を開始。
  • 1962年9月静岡工場の操業を開始。
  • 1963年4月ダイカスト製ドアクローザの製造を開始。
  • 1966年5月創業アルミニウムダイカスト製品の製造会社として三良坂工業株式会社(現 リョービミラサカ株式会社)を設立。
  • 1966年8月創業亜鉛ダイカスト・プラスチック製品の製造会社として御調工業株式会社(現 リョービミツギ株式会社)を設立。
  • 1966年9月釣用リールの製造を開始。
  • 1968年10月電動工具の製造を開始。

1970年代

  • 1970年8月書体の開発・販売、印刷機の販売会社 株式会社晃文堂(のち リョービイマジクス株式会社)に資本参加。
  • 1971年5月電動工具の販売会社 東和電器株式会社(現 京セラインダストリアルツールズ販売株式会社)に資本参加。
  • 1973年9月商号変更株式会社菱備製作所をリョービ株式会社に社名変更。
  • 1975年12月コーポレートアイデンティティ(CI)システムを導入。

1980年代

  • 1980年1月東京に新社屋を建設し、広島・東京の二本社制を敷く。
  • 1982年4月創業オーストラリアに電動工具、建築用品等の販売会社としてリョービオーストラリアPTY.LTD.を設立。
  • 1985年6月創業米国にダイカスト製品の製造・販売会社としてシェラー・リョービCORP.(現 リョービダイキャスティング(USA),INC.)を設立。
  • 1985年9月創業アルミニウム二次合金地金の製造・販売会社として生野株式会社を設立。
  • 1986年1月東京本社別館(現 東京支社)を建設。
  • 1986年12月商号変更米国の園芸用機器の製造・販売会社イナーシャダイナミクスCORP.(1992年1月 リョービアウトドアプロダクツINC.に社名変更)に資本参加。
  • 1988年8月創業米国にリョービモータープロダクツCORP.を設立し、シンガーCO.の電動工具部門の全資産を買収。
  • 1989年1月創業フランスに電動工具等の販売会社としてリョービヨーロッパS.A.を設立。
  • 1989年2月アルミニウム鋳物、ダイカスト製品の製造・販売会社 株式会社東京軽合金製作所に資本参加。

1990年代

  • 1990年2月創業米国に電動工具等の販売会社としてリョービアメリカCORP.を設立。
  • 1990年5月創業英国にダイカスト製品の製造・販売会社としてリョービアルミニウムキャスティング(UK),LIMITEDを設立。
  • 1994年1月創業中国に電動工具、建築用品の製造・販売会社として良明(大連)机器有限公司(現 京瓷利優比(大連)机器有限公司)を設立。
  • 1994年4月コーポレートアイデンティティ(CI)システムを見直し、新しいコーポレートロゴ・カラーを制定。

2000年代

  • 2000年3月東京本社ビルを売却。
  • 2000年6月米国で園芸用機器を製造・販売するリョービアウトドアプロダクツINC.他3社を米国のMTDプロダクツINCへ営業譲渡。
  • 2000年8月米国で電動工具を製造・販売するリョービモータープロダクツCORP.、リョービアメリカCORP.他2社を香港のテクトロニックインダストリーズCO., LTD.へ営業譲渡。
  • 2000年9月釣具事業を株式会社上州屋へ営業譲渡。
  • 2001年8月欧州で電動工具、園芸用機器を販売するリョービヨーロッパS.A.他1社を香港のテクトロニックインダストリーズCO.,LTD.へ譲渡。
  • 2002年3月オセアニアで電動工具、園芸用機器、建築用品を販売するリョービオーストラリアPTY.LTD.他1社を香港のテクトロニックインダストリーズCO.,LTD.へ譲渡。
  • 2005年4月創業中国にダイカスト用金型及びダイカスト製品の製造・販売会社として利優比圧鋳(大連)有限公司を設立。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 自己資本利益率向上
  • フリーキャッシュ・フロー増大

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    市場プレゼンス向上と収益性改善

    ダイカスト、住建機器、印刷機器の各事業で競争力を強化し、収益性・効率性の向上、成長力の強化を図る。グローバルな自動車部品サプライヤーを目指し、超大型ダイカスト技術開発や海外拠点での受注拡大に取り組む。

  2. 02

    安全・健康で多様性を活かす職場づくり

    労働安全衛生、心身の健康推進、多様な人材の活躍を推進するとともに、ICT・AIなどのデジタル技術を活用し、働きやすく活力ある職場を実現する。

  3. 03

    環境・社会課題への対応強化

    環境負荷低減活動の推進、持続可能なサプライチェーンとの共創、ガバナンス強化により、ESG経営を推進し、社会から求められる責任を果たす。

  4. 04

    高品質・高付加価値製品の開発

    アルミニウムダイカストのリサイクル性や軽量性を活かし、自動車軽量化ニーズに応える工法開発や次世代車向け部品のダイカスト化、住建機器では施工性・快適性を追求した新商品開発を進める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で7,511人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は720万円で、9期前と比べて+4.8%平均年齢は42.7歳、平均勤続年数は18.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月8,915
2018年12月7,819
2018年3月7,708
2019年12月68742.618.17,683
2020年12月61742.718.57,396
2021年12月58543.119.07,243
2022年12月59143.119.07,375
2023年12月66243.119.17,497
2024年12月71942.718.67,939120
2025年12月72042.718.57,511169

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率8.9%
縦線は目安の30%
男性育休取得率89.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)71.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社15(国内 7 / 海外 8、うち連結子会社 15) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
ダイカスト — リョービダイキャスティング(USA),INC. (米国インディアナ州シェルビービル市)281億円
ダイカスト — 利優比圧鋳(常州)有限公司(中国江蘇省常州市) (注)4175億円
広島東工場 — 広島県府中市122億円
ダイカスト・印刷機器
ダイカスト — 利優比圧鋳(大連)有限公司(中国遼寧省大連市) (注)4108億円
菊川工場 — 静岡県菊川市106億円
ダイカスト
ダイカスト — リョービダイキャスティング(タイランド)CO.,LTD. (タイ ラヨン県)7,943百万円
ダイカスト — リョービミラサカ㈱(広島県三次市)6,159百万円
静岡工場 — 静岡県静岡市5,313百万円
ダイカスト
本社・広島工場 — 広島県府中市4,860百万円
全社(管理業務)・ダイカスト
ダイカスト — ㈱東京軽合金製作所(埼玉県行田市)4,697百万円
ほか6件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    1 リョービミラサカ㈱
    広島県三次市 · 連結子会社
    議決権97.4%
  • 国内
    リョービミツギ㈱
    広島県尾道市 · 連結子会社
    議決権99.8%
  • 国内
    1 ㈱東京軽合金製作所
    埼玉県行田市 · 連結子会社
    議決権68.8%
  • 国内
    1 生野㈱
    兵庫県朝来市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    豊栄工業㈱
    三重県いなべ市 · 連結子会社
    議決権86.7%
  • 国内
    富士工業㈱
    静岡県静岡市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    リョービMHIグラフィックテクノロジー㈱
    広島県府中市 · 連結子会社
    議決権60.0%
  • 海外
    1 リョービダイキャスティング(USA),INC.
    米国 インディアナ州 シェルビービル市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    アールディシーエム, S.de R.L. de C.V.
    メキシコ グアナフアト州 イラプアト市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    1 リョービアルミニウムキャスティング(UK),LIMITED
    英国 アントリム州 キャリクファーガス市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    1 利優比圧鋳(大連)有限公司
    中国 遼寧省大連市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    1 利優比圧鋳(常州)有限公司
    中国 江蘇省常州市 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社3社を開く
  • 1 リョービダイキャスティング(タイランド)CO.,LTD.タイ ラヨン県100%
  • 利佑比(上海)商貿有限公司中国 上海市100%
  • 1 利優比建筑科技(大連)有限公司中国 遼寧省大連市100%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は3,091億円営業利益127億円前期と比べると増収増益で、売上が+5.4%、利益が+33.7%。

売上高
+5.4%
3,091億円
営業利益
+33.7%
127億円
純利益
+62.3%
112億円
営業利益率
4.1%
前期比 +0.9%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高3,400億円3,091億円
営業利益130億円127億円
純利益120億円112億円
1株あたり配当¥106¥106

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は1,568億円、営業利益は45億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+2.0%、営業利益は−25.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q616193.113
2023年2Q682294.330
2023年3Q734375.028
2023年4Q79530
2024年1Q699273.921
2024年2Q747253.327
2024年4Q1,487432.921
2025年2Q1,537603.944
2025年4Q1,554674.368
2026年2Q1,568452.940

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は1,666億円から3,091億円へ1.9倍に増えた。直近期の営業利益率は4.1%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月1,6663020
2014年3月1,9977341
2015年3月2,2728438
2016年3月2,54512193
2017年3月2,41312083
2018年3月2,47213078
2018年12月2,16214086
2019年12月2,2058749
2020年12月1,7100−7
2021年12月1,9810−44
2022年12月2,4957848
2023年12月2,827139101
2024年12月2,933951163.269
2025年12月3,0911271464.1112

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高3,091億円のうち、営業利益として残るのは127億円4.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は112億円、売上の3.6%にあたる。営業利益率は業種中央値5.8%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金87.4%2,702億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金8.5%262億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.1%127億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
12.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.6pt
4.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.4pt
3.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.8pt
6.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが139億円、投資CFが−225億円で、差し引きのフリーCFは−86億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は273億円で、売上の1.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月68−243166−175218
2014年3月164−211−9−47177
2015年3月183−150−4933166
2016年3月228−148−4580199
2017年3月186−151−6735162
2018年3月236−114−65122219
2018年12月247−175−9172196
2019年12月303−263−2340214
2020年12月118−17697−58254
2021年12月149−122−1927274
2022年12月168−159−299261
2023年12月260−174−8686264
2024年12月292−137−149155280
2025年12月139−22577−86273

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は3,437億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,896億円で、自己資本比率は52.2%(業種中央値53.7%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2,1477981,34936.5
2014年3月2,4509641,48637.4
2015年3月2,6791,0741,60538.0
2016年3月2,6521,1011,55139.1
2017年3月2,6291,1541,47541.2
2018年3月2,7271,2381,48942.5
2018年12月2,6901,2551,43543.4
2019年12月2,6321,2961,33645.8
2020年12月2,5871,2591,32845.3
2021年12月2,7941,3171,47744.0
2022年12月3,0031,4371,56644.8
2023年12月3,1881,6071,58147.5
2024年12月3,3321,7701,56250.2
2025年12月3,4371,8961,54252.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
312億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
966億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
233億円
在庫として抱えている分
負債合計
1,542億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
73
/ 100
安定性自己資本比率35 / 40
収益力営業利益率8 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

非鉄金属 32社との比較

同じ非鉄金属の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り32社中8位あたり、逆に低いのは売上成長率32社中24位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.4%/中央値 8.2%
P25 6.1%P75 15.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.1%/中央値 5.8%
P25 3.8%P75 9.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
52.2%/中央値 53.7%
P25 41.3%P75 57.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
5.4%/中央値 9.0%
P25 5.3%P75 17.1%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.8%/中央値 2.1%
P25 0.8%P75 3.7%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,771で、1年前と比べて+3.0%過去52週の値幅のなかでは58%の位置にある。

¥2,771-2.5%1ヶ月+4.5%1年+3.0%時価総額881億円
過去52週の値幅
安値¥2,359高値¥3,065

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)8.3倍
PER (会社予想)7.3倍
PBR0.47倍
配当利回り3.83%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

7/10終値2531円、前日比+0.76%も、1ヶ月で-4.4%下落。25日線(2650円)を下回り、75日線(2599円)も突破され、短中期トレンドは弱い。52週高値(3065円)から-17.4%の水準。出来高は7/10に79,100株と低調で、買い手不在の状態。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER 7.3倍は同業界平均21.3倍を大幅に下回り極めて割安。PBR 0.44倍は平均2.04倍を大きく下回り解散価値以下。配当利回り3.98%は平均1.95%を上回り高水準。業績は増収だが営業利益は低調で、収益力改善が課題。

指標この会社業種平均
PER (実績)8.3倍22.2倍
PER (予想)7.3倍
PBR0.47倍2.02倍
ROE6.4%12.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

市況依存のビジネスモデルで利益率が低く、PER7倍と割安だが、収益性改善の兆しが見えにくい。強気派は自動車生産回復とコスト削減で利益が拡大すると期待。弱気派は市況変動と競争激化で利益率が低迷すると見る。PBR0.44倍と純資産割れで底値感もあるが、ROE改善が必要。

プラスに働く材料7
  • 自動車生産回復の恩恵

    グローバル自動車生産台数増加で需要拡大。

  • コスト削減の進展

    営業利益率が前期比0.9pt改善見込み。

  • バリュエーションの割安感

    PER7倍、PBR0.44倍と割安水準。

  • 営業利益34%増と増益基調2025年12月期影響

    営業利益95億→127億円(前期比34%増)で収益改善加速

  • PER7.3倍の低評価現在影響

    PER7.3倍と非鉄金属業界平均(約12倍)対比割安

  • 高配当利回り3.98%継続影響

    配当利回り3.98%で下支え効果

  • PBR0.44倍の割安感現在影響

    PBR0.44倍と解散価値割れ水準で資本政策の余地

マイナスに働く材料7
  • アルミ地金価格変動リスク

    原材料高で採算悪化の可能性。

  • 利益率の低さ

    営業利益率3.2%と同業比劣る。

  • 競合との競争激化

    アジア勢の台頭で価格競争が激化。

  • 原材料(銅・アルミ)価格上昇継続影響

    非鉄金属価格高騰がコスト圧迫、営業利益率4.1%で影響大

  • 自動車生産減速リスク2026年影響

    主要顧客の自動車生産減速が受注減少に直結

  • 競合激化による販売価格低下不定影響

    中国など海外競合の台頭で価格競争が激化

  • 純利益の変動リスク通年影響

    純利益69億→112億→101億(2023-2025)と変動大きく不安定

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益性改善の進捗を直接測る。
自動車向け売上高
主力分野の需要動向を把握。
アルミ地金価格
原材料コスト変動が利益に大きく影響。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり106で、前期から+17.6%いまの株価に対する利回りは3.83%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥106
1株あたり
配当利回り
3.83%
いまの株価に対して
配当性向
57.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月5069.4
2018年12月7040.0123.4
2018年3月60−14.344.8
2019年12月7016.757.0
2021年12月9028.6
2022年12月45−50.028.4
2023年12月8077.8124.8
2024年12月856.368.1
2025年12月10017.657.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥106

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ11,751人。区分でいちばん多いのは金融機関36.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が44.4%を占め、残る55.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
金融機関44.246.544.743.140.236.9
外国法人23.219.318.618.219.726.8
個人・その他21.423.425.528.329.425.7
事業法人10.69.89.77.78.47.5
証券会社0.61.11.52.62.23.1
外国人個人0.00.00.00.00.00.0
自己株式0.80.80.80.80.8

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01菱工会持株会6.74
02明治安田生命保険相互会社5.85
03UBS AG HONG KONG5.71
04日本マスタートラスト信託銀行 株式会社(その他信託口)5.66
05日本マスタートラスト信託銀行 株式会社(投資信託口)5.13
06日本生命保険相互会社3.92
07公益財団法人浦上奨学会3.66
08株式会社日本カストディ銀行(投資信託口)3.22
09第一生命保険株式会社2.53
10STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY2.34

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近3
  • 2026-08-06
    明治安田生命保険相互会社
    新規の大量保有報告
    5.45%
    -1.08pt
  • 2026-06-01
    株式会社三菱UFJ銀行
    新規の大量保有報告
    1.64%
  • 2026-05-08
    株式会社三菱UFJ銀行
    新規の大量保有報告
    1.64%
    +0.04pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+2689%、1株純資産は14期で+1064%。直近期のROEは6.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月124852.618.275.5
2014年3月1282,8294.912.3118.4
2015年3月1183,1443.915.048.4
2016年3月2873,2029.17.750.0
2017年3月2583,3437.99.469.4
2018年3月2423,5857.011.644.8
2018年12月2653,6057.49.9123.4
2019年12月1523,7234.112.957.0
2020年12月−223,619−0.6
2021年12月−1363,798−3.7
2022年12月1484,1543.77.828.4
2023年12月3134,6747.18.5124.8
2024年12月2145,1704.410.668.1
2025年12月3465,6426.47.957.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2025/12期の役員報酬は総額170百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
浦上彰代表取締役 社長6158,000
藤井和彦取締役 執行役員 経営企画本部本部長626,000
谷藤英樹取締役 執行役員 ダイカスト企画開発本部本部長646,000
大岡哲取締役754,000
伊香賀正彦取締役713,000
伊藤麻美取締役58
荒井洋一取締役821,000
鈴木隆常勤監査役7417,000
畑川高志監査役732,000
重崎隆監査役754,000
志岐彰取締役69
黒住哲理監査役51

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)365339933
社外取締役751517
監査役1202020

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容590字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社の企業集団は、当社、子会社21社で構成され、ダイカスト製品、建築用品、印刷機器の製造・販売を主な事業内容としています。 当社グループの事業に係わる位置づけは次のとおりです。 セグメント名称   主要製品   主要な会社 ダイカスト事業   ダイカスト製品、アルミニウム鋳物   当社 リョービミラサカ㈱ リョービミツギ㈱ ㈱東京軽合金製作所 生野㈱ 豊栄工業㈱ 富士工業㈱ リョービダイキャスティング(USA),INC. アールディシーエム, S. de R.L. de C.V. リョービアルミニウムキャスティング(UK), LIMITED 利優比圧鋳(大連)有限公司 利優比圧鋳(常州)有限公司 リョービダイキャスティング(タイランド)CO.,LTD. 利佑比(上海)商貿有限公司 その他3社 (合計 17社) 住建機器事業   ドアクローザ、ヒンジ、建築金物等   当社 利優比建筑科技(大連)有限公司 (合計 2社) 印刷機器事業   オフセット印刷機、印刷周辺機器等   リョービMHIグラフィックテクノロジー㈱ (合計 1社) (注)上記の他に子会社が3社あり、主要な会社は下記のとおりです。 (子会社) 旭産業㈱ …………………………………… 保険代理業 リョービ開発㈱ …………………………… ゴルフ場経営 事業の系統図は次のとおりです。
経営方針・対処すべき課題2,815字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは「技術と信頼と挑戦で、健全で活力にみちた企業を築く。」を企業理念として、お客様や社会のニーズに応え、独創的で高品質な製品やサービスを創造し、提供することにより、社会にとってかけがえのない存在になることを目指しています。さらに、企業の持続的な価値創造と、より良い社会の実現を目指し、社会的責任を果たすことを経営の基本としています。 ダイカストと完成商品をあわせもつ企業として発展させ、お客様はもとより、株主、取引先の皆様や社員など、当社グループと関係を持っていただいている方々に、当社グループと関わってよかったと思っていただけるよう最善の努力を尽くします。 また、CSRやESG、SDGsの重要性を認識し、コーポレートガバナンス、環境保全、社会貢献活動、健康経営、安全で働きやすい職場づくり、積極的な企業情報の開示などを推進します。 (2)目標とする経営指標 企業が社会から求められる要件は多様化し、業績の向上はもとより、様々な社会的責任を果たすことなど、いろいろな面に及んでいます。当社グループはこれらに対する取り組みを強化し、充実をはかっています。 業績の面では利益を伴う売上高の拡大と原価低減に注力しながら、積極的な技術開発や新商品開発を進めるとともに、自己資本利益率の向上、フリーキャッシュ・フローの増大を目指しています。 (3)経営環境、中長期的な経営戦略と対処すべき課題 当社グループが将来へ向けて成長・発展し続けるためには、競争力を強化し、収益力を向上することが不可欠です。当社グループならではの技術、製品、サービスを提供し、それぞれの事業分野で一層存在感のある企業になるよう、種々の取り組みを行っています。 また、ESG経営を推進し、経営環境の変化に対応して安定した利益を出すことのできる企業になるよう、事業活動から生じる環境負荷を低減するための取り組みを強化し、品質保証能力、技術開発力や生産性の向上、積極的な営業活動、魅力ある製品作りやサービスの提供に引き続き努めていきます。 なお、2025年から2027年の3ヵ年を対象とする中期経営計画において、次の3項目を基本方針として取り組んでいます。 基本方針A (事業の面)   市場におけるプレゼンスの向上 ・収益性の向上 ・効率性の向上 ・成長力の強化 基本方針B (組織の面)   安全で働きやすく健康で活力ある職場づくり ・労働安全衛生、心とからだの健康推進 ・多様な人材活躍推進 ・ICTやAIなどのデジタル技術活用 基本方針C (環境・社会の面)   環境・社会問題への対応 ・環境負荷低減活動の推進 ・持続可能なサプライチェーンとの共創 ・ガバナンスの強化 セグメント毎の事業環境及び事業展開の方向性は次のとおりです。 ①ダイカスト事業 ダイカスト事業の主要市場である自動車産業においては100年に一度の変革期と言われており、CASE(Connected/接続、Autonomous/自動化、Shared/共有、Electric/電動化)の進展や燃費規制による軽量化ニーズの高まりが進み、当社グループが現在主力としている製品群の需要が将来的には変化していくことが予想されます。 そのような環境の中で、当社グループは世界中の取引先のニーズに対応できる開発・供給体制のもと、グローバルな自動車部品サプライヤーになることを目指しています。 日本、米国、メキシコ、英国、中国及びタイに拠点を構え、世界トップクラスのダイカストメーカーとしてのノウハウを活かして、グローバルに自動車メーカーなどとの関係を強化しています。営業力の強化、新工法の開発、価格競争力の強化、生産現場での自動化推進、生産性の向上などに取り組みながら、国内・海外での受注拡大を進めています。また、今後は超大型部品の需要が高まると予想し、2025年3月にダイカスト専業メーカーとしては日本で初めて型締力6,500トンのダイカストマシンを導入しました。また、「ギガキャスト」と呼ばれる超大型ダイカストの技術開発にも取り組んでいきます。自動車市場は、国内は中長期的に縮小が予想されますが、海外は拡大が期待されるため、収益性を考慮しながら積極的な受注活動と設備投資を進めています。 リサイクル性に優れたアルミニウムダイカストは、軽量かつ耐久性に富み、自動車の軽量化に貢献し、省エネルギー・省資源など環境保全にも有効な技術としても注目されています。当社グループは高品質な製品、付加価値の高い製品の開発に一層注力していきます。自動車の軽量化ニーズに応えるための工法開発を進めるとともに、次世代車のパワートレイン部品や電装部品、また、車体部品や足回り部品等のダイカスト化にも積極的に取り組んでいきます。 ②住建機器事業 住建機器事業の主力市場である国内市場においては、住宅市場は長期的に緩やかに縮小し、ビル市場はテレワークの普及によるオフィス需要の減少が予想されます。 そのような環境の中で、当社グループは国内ドアクローザ市場のマーケットリーダーとして、施工性や快適性を追求した商品開発と事業全体の収益性向上を目指しています。主力商品であるドアクローザや引戸クローザの機能性や意匠性を追求して、ビル市場、住宅市場でお客様に満足していただける電動開閉装置などの高機能な新商品開発に取り組みながら、施工現場の要求にもきめ細かく対応し、更なるシェア拡大に取り組んでいきます。 また、国内での顧客対応力向上などを目的に、生産体制の見直しを進めています。海外については、各地域のニーズに応じた商品開発や販売力の強化に取り組んでいきます。 ③印刷機器事業 印刷機器事業においては、紙離れ、省人化のニーズが高まる一方、パッケージ印刷を中心とした高付加価値印刷の需要は堅調に推移すると予想しています。 そのような環境の中で、当社グループは「ともに、世界へ彩りを。」をテーマに、独創的な技術をもとに、高品質な印刷機やサービスをグローバルに提供し、豊かな社会づくりに貢献することを目指しています。 小型から大型まで豊富なバリエーション(サイズ・機能・仕様等)を取り揃えるオフセット枚葉印刷機を中心に、環境に配慮した商品を開発・製造し、国内及び海外で幅広く販売しています。また、需要が拡大している印刷通販市場、包装印刷市場での拡販を進めるとともに、国内、海外のお客様のニーズに最適なソリューションを提供するため、印刷にかかわる自動化にも注目して、印刷業界への提案力の強化とサービスの提供により信頼関係を深めることに取り組んでいきます。
事業等のリスク2,612字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性のあるリスクには以下のようなものがあり、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項と考えています。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1)自動車市場の構造変化 脱炭素社会の実現に向けて自動車の電動化が進み、当社グループが現在主力としている製品群の需要が変化し、事業構造に影響を及ぼしつつあります。 当社グループとしては、エンジンやトランスミッションなどの動力系・駆動系の部品以外にも、電動化に伴う変化に応えるため、電動化部品、ボディ・シャシー部品等のダイカスト化にも積極的に取り組んでいます。しかしながら、自動車市場の構造に想定外の変化があった場合には、受注の減少等により、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (2)海外事業活動における障害 当社グループが進出している国や地域において、政治・経済の不安定化や法律・規制・税制等の急激な変更、大規模な労働争議の発生、テロや戦争等による社会的混乱等が生じる可能性があります。そのような事象が生じた場合、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (3)得意先の状況 当社グループの売上高はダイカスト事業の自動車向けの比率が高く、ダイカスト事業は受注生産であり、自動車業界の生産及び販売の状況により売上高が変動する可能性があります。日本、北米、欧州、アジアをはじめとする世界市場において景気後退及びそれに伴う需要の縮小があった場合は、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (4)製品の品質不具合 当社グループは、ISO9001やIATF16949の認証を取得し、厳正な品質管理基準に基づいた品質管理体制の下、生産活動をしておりますが、万一、大規模な賠償に繋がるクレームが発生した場合には、多額のコストの発生や社会的信用の低下等により、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (5)自然災害、事故等 当社グループは、自然災害・事故等の発生による事業活動への影響を最小限に抑えるため、危機管理体制や事業継続計画(BCP)の整備等の対策を通じてリスク低減に努めております。しかしながら、リスクを完全に回避することは困難であり、想定を超える規模の自然災害や事故等に起因する当社グループ及び取引先の生産・納入活動の遅延・停止等により、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (6)システムダウン 当社グループは、災害等に起因するシステムダウンに備えて、データセンターを利用してサーバー機の設置場所を分散する等、リスクの分散・早期復旧対策に努めております。しかしながら、サイバー攻撃やマルウェア感染、大規模なネットワーク障害、想定を超える災害の発生等により重要なシステムがダウンした場合、事業活動の停止等により、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (7)情報漏洩 当社グループは、秘密情報の保護及び適正な管理のために社内規程の整備や社員教育の実施とあわせ、セキュリティ監視システムの導入等情報漏洩の防止に努めております。しかしながら、不正アクセスやマルウェア感染等により秘密情報が漏洩した場合には、損害賠償や社会的信用の低下等により、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (8)法的規制 当社グループは、事業を展開する各国において、競争法、労働法、環境規制法等の様々な法的規制を受けています。 当社グループは、コンプライアンス体制の構築を通じてこれらの法的規制の遵守に努めておりますが、予期せぬ事態等により法令違反が発生した場合、又は、遵守・適応のために多額のコストが発生する場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (9)固定資産の減損 当社グループが保有している工場の建物や生産設備等の固定資産については、経営環境や事業の状況の著しい変化等により収益性が低下し、投資額の回収が困難となった場合、減損損失が発生し、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (10)為替レートの変動 当社グループは、グローバルに事業活動を展開しているため、為替レートの変動は、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 また、海外の各子会社の財務諸表は現地通貨で作成し、連結財務諸表作成時に日本円に換算しているため、日本円に換算する際の為替レートの変動により連結財務諸表上の金額が変動し、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (11)金利の変動 当社グループは事業活動のための資金調達に関して、主として自己資金により充当した上で、必要に応じ、不足分について金融機関等からの借入を行っています。金利が大きく変動した場合は、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (12)投資有価証券の保有 当社グループは、金融機関や販売又は仕入に係る取引会社の株式を保有しているため、株式相場の下落等により評価損が発生する場合があり、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。なお、有価証券に係る時価に関する情報は「第5 経理の状況」の有価証券関係の注記に記載しています。 (13)人材の確保と育成 当社グループは、企業理念を具現化できる多様な視点を持った人材を積極的に採用・育成しています。しかしながら、雇用情勢の変化に伴う人材獲得競争の激化や、技術の高度化に対応した専門人材の不足、さらには離職率の上昇等により、質の高い労働力を継続的に確保できないリスクがあります。加えて、熟練技能の継承が円滑に進まない場合、製品の品質や生産効率の低下を招く恐れがあります。これらの事態が現実化し、事業の維持・成長に支障をきたす場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,931字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における当社グループを取り巻く環境は、各国の通商政策の影響や世界経済の減速懸念、不安定な為替相場、資源・エネルギー価格の高止まりなど、先行き不透明な状況が続きました。 このような状況の中、当社グループは積極的な販売活動を進め、原価低減や生産性の向上、業務の効率化などの諸施策を推進しました。 その結果、当連結会計年度の業績は、次のとおり前連結会計年度に比べて増収、増益となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は政策保有株式の売却に伴う売却益の計上もあり、大幅に増加しました。 <連結経営成績> 前連結会計年度(百万円)   当連結会計年度(百万円)   増 減(百万円) 売上高   293,314               309,111               15,797   (   5.4   %) 営業利益   9,494   (   3.2   %)   12,665   (   4.1   %)   3,170   (   33.4   %) 経常利益   11,551   (   3.9   %)   14,620   (   4.7   %)   3,069   (   26.6   %) 親会社株主に帰属する 当期純利益   6,935   (   2.4   %)   11,182   (   3.6   %)   4,247   (   61.2   %) ( )内は売上高利益率、ただし増減欄は増減率 セグメントの状況は次のとおりです。 <セグメント別売上高> 前連結会計年度(百万円)   当連結会計年度(百万円)   増 減(百万円) ダイカスト   257,909   (   87.9   %)   274,310   (   88.7   %)   16,400   (   6.4   %) 住建機器   11,040   (   3.8   %)   10,874   (   3.5   %)   △166   (   △1.5   %) 印刷機器   24,120   (   8.2   %)   23,667   (   7.7   %)   △453   (   △1.9   %) ( )内は構成比率、ただし増減欄は増減率 <セグメント別営業利益又はセグメント別営業損失> 前連結会計年度(百万円)   当連結会計年度(百万円)   増 減(百万円) ダイカスト   8,994   (   3.5   %)   11,257   (   4.1   %)   2,263   (   25.2   %) 住建機器   △413   (   △3.7   %)   119   (   1.1   %)   532   (   -    ) 印刷機器   934   (   3.9   %)   1,321   (   5.6   %)   386   (   41.4   %) ( )内は売上高利益率、ただし増減欄は増減率 ダイカスト事業は、前連結会計年度に比べて増収、増益となりました。売上高は、自動車生産の回復が進んだことで当社グループにおいても生産量(重量)が増加したことや、原料(アルミ)価格の影響により、国内、海外ともに増収となりました。利益については、増収による効果で固定費の増加を吸収し、増益となりました。 住建機器事業は、前連結会計年度に比べて減収、増益となりました。売上高は、国内、海外ともに減収となりました。利益については、生産性向上の取り組みに加えて、前連結会計年度に子会社化した中国の製造子会社の業績が寄与したことによって増益となりました。 印刷機器事業は、前連結会計年度に比べて減収、増益となりました。売上高は、国内は減収でしたが、海外は増収となりました。利益については、原材料価格高騰の影響もありましたが、生産性向上などにより増益となりました。 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ105億48百万円増加し、3,437億34百万円となりました。増加は主に受取手形及び売掛金59億34百万円、投資有価証券38億96百万円、退職給付に係る資産24億46百万円、現金及び預金18億86百万円等によるものです。その一方で、減少は棚卸資産37億70百万円等がありました。 負債は、前連結会計年度末に比べ20億24百万円減少し、1,541億84百万円となりました。減少は主に支払手形及び買掛金122億24百万円、未払法人税等26億43百万円等によるものです。その一方で、増加は借入金127億75百万円等がありました。受取手形割引高及びリース債務を除いた有利子負債残高は、747億42百万円となりました。 純資産は、前連結会計年度末に比べ125億73百万円増加し、1,895億50百万円となりました。増加は主に利益剰余金81億88百万円、その他有価証券評価差額金27億53百万円、為替換算調整勘定13億70百万円等によるものです。純資産から非支配株主持分を差し引いた自己資本は、前連結会計年度末に比べ121億16百万円増加し、1,794億69百万円となりました。その結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ2.0ポイント増加し、52.2%となりました。 (単位:百万円) 前連結会計年度末   当連結会計年度末   増 減 総資産   333,186               343,734               10,548   (   3.2   %) 自己資本   167,352   (   50.2   %)   179,469   (   52.2   %)   12,116   (   7.2   %) 有利子負債   61,966   (   18.6   %)   74,742   (   21.7   %)   12,775   (   20.6   %) ( )内は対資産比率、ただし増減欄は増減率 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末の現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ7億34百万円減少し、272億92百万円となりました。 営業活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べ152億74百万円減少し、138億88百万円の資金増加となりました。資金増加は主に減価償却費192億55百万円、税金等調整前当期純利益158億76百万円等によるものです。その一方で、資金減少は仕入債務の減少124億36百万円、法人税等の支払63億62百万円等がありました。 投資活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べ88億5百万円支出が増加し、225億29百万円の資金減少となりました。資金減少は主に有形固定資産の取得による支出205億66百万円等によるものです。 財務活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べ225億52百万円増加し、76億51百万円の資金増加となりました。資金増加は主に借入金の増加125億26百万円等によるものです。その一方で、資金減少は配当金の支払29億91百万円、自己株式の取得による支出15億円等がありました。 前連結会計年度 (百万円)   当連結会計年度 (百万円)   増 減 (百万円) 営業活動による キャッシュ・フロー   29,162   13,888   △15,274 投資活動による キャッシュ・フロー   △13,723   △22,529   △8,805 財務活動による キャッシュ・フロー   △14,901   7,651   22,552 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 セグメントの名称   生産高(百万円)   前期比(%) ダイカスト   264,562   6.3 住建機器   8,299   61.1 印刷機器   19,441   △17.7 (注) 金額は、販売価格によっています。 b.受注実績 ダイカスト事業の生産は、ダイカスト生産方式の特殊性により連続受注生産を主体としています。 連続受注生産による取引は、一般的には取引先より示された数ヶ月の内示をもとに生産を行い、短納期で受ける確定注文により出荷するという形態をとっています。 一般的には内示を受注ととらえていますが、取引先によりその確度に差があるため、画一的な受注高の金額表示は困難です。 また、ダイカスト事業以外の事業の生産は、主に需要予測を考慮した見込生産を主体としています。 そのため、受注高の金額表示は行っていません。 c.販売実績 セグメントの名称   販売高(百万円)   前期比(%) ダイカスト   274,310   6.4 住建機器   10,874   △1.5 印刷機器   23,667   △1.9 (注) 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりです。 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 販売高(百万円)   割合(%)   販売高(百万円)   割合(%) フォード・モーター   38,176   13.0   38,790   12.5 ゼネラルモーターズ   33,400   11.4   34,032   11.0 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ①経営成績の分析 イ 売上高 ダイカスト事業は、自動車生産の回復が進んだことで当社グループにおいても生産量(重量)が増加したことや、原料(アルミ)価格の影響により、国内、海外ともに増収となりました。住建機器事業は、国内、海外ともに減収となりました。印刷機器事業は、国内は減収でしたが、海外は増収となりました。 この結果、当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度に対して157億97百万円増加(5.4%増)し、3,091億11百万円となりました。 ロ 営業利益 ダイカスト事業、住建機器事業、印刷機器事業のすべての事業で増益となりました。 ダイカスト事業は、増収による効果で固定費の増加を吸収し、増益となりました。住建機器事業は、生産性向上の取り組みに加えて、前連結会計年度に子会社化した中国の製造子会社の業績が寄与したことによって増益となりました。印刷機器事業は、原材料価格高騰の影響もありましたが、生産性向上などにより増益となりました。 この結果、当連結会計年度の営業利益は、前連結会計年度に対して31億70百万円増加(33.4%増)し、126億65百万円となりました。 ハ 経常利益 当連結会計年度の経常利益は、営業利益の増加により、前連結会計年度に対して30億69百万円増加(26.6%増)し、146億20百万円となりました。 ニ 親会社株主に帰属する当期純利益 当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、政策保有株式の売却に伴う売却益の計上もあり、前連結会計年度に対して42億47百万円増加(61.2%増)し、111億82百万円となりました。 ②財政状態の分析 財政状態の分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しています。 ③資本の財源及び資金の流動性についての分析 イ.キャッシュ・フローの状況 キャッシュ・フローの状況については、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しています。 なお、キャッシュ・フロー指標のトレンドは以下のとおりです。 前連結会計年度   当連結会計年度 自己資本比率(%)   50.2   52.2 時価ベースの自己資本比率(%)   22.1   25.4 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)   2.1   5.4 インタレスト・カバレッジ・レシオ   18.2   10.2 (注) 自己資本比率:(自己資本)÷(総資産) 時価ベースの自己資本比率:(株式時価総額)÷(総資産) キャッシュ・フロー対有利子負債比率:(有利子負債)÷(営業キャッシュ・フロー) インタレスト・カバレッジ・レシオ:(営業キャッシュ・フロー)÷(利払い) 1.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しています。 2.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しています。 3.有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払っている負債を対象としています。(受取手形割引高及びリース債務を除く) 4.営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しています。 5.利払いは、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しています。 ロ.資金需要 当社グループにおける主な資金需要は、生産能力向上や生産性向上のための設備投資などの長期資金需要と、製品製造のための材料及び部品購入のほか、製造費用、販売費及び一般管理費等の運転資金需要です。 ハ.財務政策 当社グループは事業活動のための資金調達について、主として自己資金により充当した上で、必要に応じ、設備投資などの長期資金需要に対しては長期借入債務、運転資金需要に対しては短期借入債務により対応することを基本方針としています。 なお、借入債務は主に金融機関からの借入によって調達し、また、負債による調達を優先することにより、資本規模の抑制及び全体の資本コストの低減に努めています。 当社では将来の資金安定確保及び事業環境の悪化による資金需要の増加に備えて150億円のコミットメントライン契約を取引金融機関と締結しており、これを維持継続することにより、資金流動性を確保しております。なお、当連結会計年度末において当該契約に基づく実行残高はありません。 また、配当政策については「第4 提出会社の状況 3 配当政策」に記載のとおりです。 ④重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しています。

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開示資料

出典

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