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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

しずおかフィナンシャルグループ

Shizuoka Financial Group, Inc.5831 · Prime · 銀行業

静岡銀行を中核とする地域金融グループ。銀行業務を軸にリース・証券・クレジットなどの金融サービスをワンストップで提供。

概要

しずおかフィナンシャルグループは、静岡銀行を中核とする地域金融グループである。2022年10月に静岡銀行の単独株式移転により設立され、静岡県内で預金・貸出シェアトップを占める。2026年3月期の連結純利益は905億円、総資産は16兆160億円。銀行業務に加え、リース、証券、クレジットカード、システム開発など幅広い金融サービスをグループ会社を通じて提供する。

銀行・リース・証券の4セグメント体制

当グループは銀行業、リース業、金融商品取引業、その他金融サービスの4つの報告セグメントで構成される。中核の銀行業(静岡銀行)が収益の大部分を占め、2026年3月期の連結経常利益は1,302億円、連結純利益は905億円であった。リース業は静銀リースが担い、経常利益16億円。証券業は静銀ティーエム証券が中心で経常利益38億円。その他にはSFG不動産投資顧問や静銀カードなどが含まれ、経常利益9億円を計上した。グループ全体の収益源は金利収入に加え、役務取引等利益や有価証券売却益も貢献している。

静岡県に強固な地盤、首都圏・海外にも展開

地盤とする静岡県では預金・貸出ともにトップシェアを誇る。2026年3月期末の貸出金残高は11兆2,559億円、預金等残高は12兆6,123億円に達した。個人向け預り資産残高は9兆1,619億円に上る。首都圏にも拠点を持ち、シンガポール・香港・上海など海外にも進出している。地域密着型のリレーションシップバンキングを強みとしつつ、首都圏や海外の成長マーケットへ戦略的に経営資源を配分し、収益基盤の多様化を進めている。

グループ企業16社が連携する総合金融

当グループは連結子会社18社、持分法適用関連会社2社からなる。中核の静岡銀行のほか、リース事業の静銀リース、証券事業の静銀ティーエム証券、クレジットカード事業の静銀カード、システム開発の静銀ITソリューション、事業承継・M&Aを支援する静銀経営コンサルティングなどが主要子会社である。2025年7月には静銀セゾンカードを完全子会社化し、2026年4月には東京ガスリースを連結子会社化するなど、グループ一体での事業拡大を図っている。各社が自立しながら連携し、顧客の多様な金融ニーズに応える体制を整えている。

業界の中での役割は銀行業(地域金融機関)、リース・証券・クレジット等の金融サービス提供者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
4,385億円
経常利益
1,303億円
利益率
29.7%
純利益
905億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01銀行業主力

静岡銀行が中心となり、法人・個人向け預金・貸出・為替・投資商品販売・M&A仲介等を提供。静岡県を地盤に、首都圏・海外にも拠点を持つ地域銀行。

主な製品・サービス4
預金業務
普通預金・定期預金・外貨預金等。個人・法人向けに多様な預金商品を提供。
貸出業務
事業性融資・住宅ローン・消費者ローン等。地域密着型の融資で地元企業・個人を支援。
投資商品販売(投資信託・国債等)
窓口で投資信託・公共債・保険商品を販売。資産運用ニーズに対応。
金融商品仲介・M&A仲介
証券会社との仲介業務、企業買収・合併のアドバイザリー。投資銀行機能も強化。

02リース業準主力

静岡リース株式会社を通じて、企業向け機械設備・車両・情報機器等のリース・割賦販売を展開。銀行グループの顧客基盤を活かす。

主な製品・サービス2
ファイナンスリース
顧客が選定した設備をリース会社が購入し、長期契約で貸与。保守・管理サービスも付帯可能。
オペレーティングリース
リース会社が保有する設備(コピー機・車両等)を短期で貸与。

03金融商品取引業(証券業)準主力

静銀証券株式会社が証券業務(株式・債券の売買、投資信託販売等)を提供。銀行窓口と連携し、顧客の投資ニーズに応える。

主な製品・サービス2
有価証券の売買・仲介
国内株式・外国株式・債券等の取引執行。オンライン取引も可能。
投資信託販売
国内外の投資信託を組成・販売。運用アドバイスも提供。

04その他金融サービス(クレジットカード・システム開発等)副次

クレジットカード(静銀セゾンカード)、システム開発(静岡銀行情報処理センター)、事務代行等の周辺業務。グループ全体の顧客接点を拡大。

主な製品・サービス2
クレジットカード
「静銀カード」等のクレジットカード発行・加盟店管理。キャッシュレス決済インフラを提供。
システム開発・運用
金融機関向けのシステム開発・保守・データ処理業務。グループ内システムを担当。

製品と技術

預金・貸出業務が中核の銀行サービス

静岡銀行の主力業務は預金と貸出である。普通預金・定期預金・外貨預金など多様な預金商品を個人・法人向けに提供し、2026年3月期末の預金等残高は12兆6,123億円(譲渡性預金含む)にのぼる。貸出金残高は11兆2,559億円で、中小企業向け事業性融資や個人向け住宅ローン・消費者ローンが中心である。地域密着型の営業網を活かし、地元企業や個人の資金需要に安定的に応えている。

投資信託・保険販売とM&A仲介

銀行窓口で投資信託、公共債、個人年金保険などの投資商品を販売している。1998年に証券投資信託の窓販を開始し、2002年には個人年金保険の販売も始めた。また、2004年から証券仲介業務、2000年からは静銀経営コンサルティングによる事業承継やM&A仲介を提供する。2026年3月期の役務取引等利益は増加傾向にあり、非金利収入の拡大に貢献している。証券子会社の静銀ティーエム証券も投資信託のストック収益を拡大している。

静銀リースが手掛ける設備リース

静銀リース株式会社(1974年設立)が、企業向けに機械設備、車両、情報機器などのファイナンスリースおよびオペレーティングリースを提供する。ファイナンスリースでは顧客が選定した設備をリース会社が購入し長期貸与する。オペレーティングリースではコピー機や車両などを短期貸与する。グループの顧客基盤を活かし、静岡県内企業を中心に幅広いリース需要を取り込んでいる。2026年3月期のリース業セグメント経常利益は16億円である。

クレジットカードとシステム開発の周辺サービス

クレジットカード事業は静銀カード株式会社(旧静銀セゾンカード)が担う。2006年にクレディセゾンとの共同出資で設立後、2025年7月に完全子会社化した。「静銀カード」等を発行し、キャッシュレス決済インフラを提供する。システム開発分野では静銀ITソリューション(旧静岡コンピューターサービス)が金融機関向けシステムの開発・保守・データ処理を行い、グループ内のIT基盤を支える。これらの周辺サービスは銀行との顧客接点を強化し、グループ全体の収益基盤の多様化に寄与している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

銀行業のなかでの位置

静岡地盤の地域銀行、首都圏展開で規模拡大狙う

静岡県を地盤とする地域金融グループで、地元企業や個人向け融資に強みを持つ。いよぎんホールディングスやちゅうぎんフィナンシャルグループなど他の地域銀行と競合するが、静岡県内での店舗網や顧客基盤で優位に立つ。近年は首都圏での法人融資や証券業務を強化し、収益源の多様化を図る。直近の売上高は増加傾向にあり、地域経済の回復に伴い貸出も伸びている。一方で、人口減少や低金利環境が続く中、収益性の向上にはコスト削減と新規事業の育成が必要である。

強み

  • 静岡県内に広い店舗網を持ち、地元企業との強固な関係を構築
  • 銀行業務に加え、証券や保険など幅広いサービスを提供
  • 地域住民からの預金が安定しており、資金調達の安定性が高い
  • 東京圏での法人ビジネスを強化し、収益源を拡大

課題

  • 長引く低金利で利ざやが縮小し、収益性が低下
  • 地盤とする静岡県で人口が減少し、貸出需要が縮小傾向
  • メガバンクやネット銀行との競争が激化し、顧客離れのリスク

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

銀行の時価総額近傍。太字がしずおかフィナンシャルグループ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16178日本郵政7.5兆円19.5倍
28308りそなホールディングス5.8兆円22.1倍
37186横浜フィナンシャルグループ2.2兆円20.4倍
48331千葉銀行2.2兆円19.2倍
58473SBIホールディングス2.1兆円5.2倍
65831しずおかフィナンシャルグループ2.1兆円21.7倍
77167めぶきフィナンシャルグループ1.6兆円18.8倍
88354ふくおかフィナンシャルグループ1.5兆円17.3倍
95844京都フィナンシャルグループ1.5兆円14.5倍
108303SBI新生銀行1.4兆円11.3倍
118359八十二長野銀行1.3兆円19.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(銀行)に従っています。

会社の歴史

沿革 45件

静岡三十五銀行と遠州銀行が合併した1943年

1943年3月、静岡三十五銀行(本店静岡市)と遠州銀行(本店浜松市)が合併し、現在の株式会社静岡銀行が設立された。同年中に伊豆銀行、浜松銀行、榛原銀行の3行を、さらに静岡貯蓄銀行、伊豆貯蓄銀行、浜松貯蓄銀行の3行を吸収合併し、県内の金融機関統合が急速に進んだ。この合併により静岡県全域をカバーする地盤が形成され、地域金融の中核としての基盤が固まった。

外国為替開始と株式上場で全国展開へ

1950年1月、外国為替業務の取扱を開始し、国際業務に進出した。同年には東京店頭売買銘柄に登録され、1961年10月には東京証券取引所市場第一部に上場した。これにより資金調達力が高まり、地域銀行から全国的な金融機関への成長が加速した。上場後も預金・貸出業務を拡大し、静岡県経済の発展とともに事業基盤を強化していった。

リース・クレジットなど子会社群を設立した1970〜80年代

1974年3月、葵リース株式会社(のちの静銀リース)を設立し、リース事業に参入。同年には静岡コンピューターサービス(のちの静銀ITソリューション)も設立した。1978年には葵信用保証(のちの静銀信用保証)、1979年に静銀ビジネス・サービス、1983年に静岡ダイヤモンドクレジット(のちの静銀カード)を設立し、銀行以外の金融サービスを拡充した。海外では1985年にロスアンゼルス支店、1989年にニューヨーク支店を開設し、国際化も進めた。

アジア進出と信託・証券業務の開始1990〜2000年代

1991年1月に香港支店、1992年9月にシンガポール駐在員事務所、1995年9月に上海駐在員事務所を開設し、アジア地域への拠点網を広げた。1993年10月には信託業務を開始し、1998年12月には証券投資信託の窓口販売を開始した。2000年7月には静銀経営コンサルティングと静銀ティーエム証券を設立し、M&A仲介や証券仲介業務を本格化させた。2006年3月にはクレジットカードの取扱を開始し、同年クレディセゾンと共同で静銀セゾンカードを設立した。

単独株式移転で持株会社体制に移行した2022年

2022年5月、静岡銀行の単独株式移転による完全親会社設立の計画を策定。同年6月の株主総会で承認を得て、10月3日にしずおかフィナンシャルグループが設立された。静岡銀行は完全子会社となり、同時に静銀経営コンサルティング、静銀リース、静岡キャピタル、静銀ティーエム証券の株式もグループに移管された。これにより持株会社体制へ移行し、グループ全体の戦略立案と経営管理を一元的に行う組織へと変わった。

グループ再編と成長投資を進めた2023〜2026年

2023年2月にティージェイエスを完全子会社化、同年7月にSFGマーケティング、11月にSFG不動産投資顧問を設立した。2024年3月には欧州静岡銀行を清算し、欧州事業を整理。2025年7月には静銀セゾンカードを完全子会社化し、クレジットカード事業を拡大した。2026年3月には日専連静岡を子会社化し、同年4月には東京ガスリースを連結子会社化(出資比率80%)した。また、静銀モーゲージサービスと静銀ビジネスクリエイトが合併し、しずぎんビジネスパートナーズに商号変更するなど、グループ内の再編と成長投資を継続している。

年表45件を開く

2020年代

  • 2022年5月創業株式会社静岡銀行の単独株式移転の方法による完全親会社設立に向けて「株式移転計画」を作成
  • 2022年6月創業株式会社静岡銀行の定時株主総会において単独株式移転の方法により当社を設立し、持株会社体制へ移行することについて承認決議
  • 2022年10月M&A株式会社静岡銀行が単独株式移転の方法により当社を設立し、同行がその完全子会社となる。静銀経営コンサルティング株式会社、静銀リース株式会社、静岡キャピタル株式会社、静銀ティーエム証券株式会社の株式について、株式会社静岡銀行から現物配当を受ける方法等により当社が取得したことで、当該各社が当社の完全子会社となる マネックスグループ株式会社の株式について、株式会社静岡銀行から現物配当を受ける方法により当社が取得したことで、同社が当社の持分法適用関連会社となる
  • 2023年2月M&A株式会社ティージェイエスを完全子会社化(連結対象外)
  • 2023年7月創業SFGマーケティング株式会社設立
  • 2023年11月創業SFG不動産投資顧問株式会社設立
  • 創業Shizuoka EU Liquidity Reserve Limited および Shizuoka SG Liquidity Reserve Limited設立
  • 2024年3月欧州静岡銀行(Shizuoka Bank(Europe)S.A.)を清算
  • 2026年3月M&A株式会社静岡銀行が株式会社日専連静岡を子会社化(連結対象外)
  • 2026年4月M&A東京ガスリース株式会社を連結子会社化(出資比率80%)
  • 2022年10月M&Aまた、2022年10月3日に単独株式移転により当社の完全子会社となった株式会社静岡銀行の沿革(2022年10月2日まで)は以下のとおりであります。

1940年代

  • 1943年3月創業静岡三十五銀行(本店 静岡市)と遠州銀行(本店 浜松市)が合併し、現在の株式会社静岡銀行(本店 静岡市)設立
  • M&A伊豆、浜松、榛原の3銀行を合併
  • M&A静岡、伊豆、浜松の3貯蓄銀行を合併

1950年代

  • 1950年1月外国為替業務取扱開始
  • 東京店頭売買銘柄に登録

1960年代

  • 1961年10月上場東京証券取引所市場第一部に上場

1970年代

  • 1974年3月創業葵リース株式会社設立(1993年1月 静銀リース株式会社に商号変更)
  • 創業静岡コンピューターサービス株式会社設立(2016年4月 静銀コンピューターサービス株式会社に、2020年4月 静銀ITソリューション株式会社に商号変更)
  • 1978年11月創業葵信用保証株式会社設立(1993年1月 静銀信用保証株式会社に商号変更)
  • 1979年6月創業静銀ビジネス・サービス株式会社設立(2000年12月 静銀ビジネスクリエイト株式会社と合併し、同社を存続会社としております。)

1980年代

  • 1983年4月創業静岡ダイヤモンドクレジット株式会社設立(1994年10月 静銀ディーシーカード株式会社に、2023年8月 静銀カード株式会社に商号変更)
  • 1984年8月創業静岡キャピタル株式会社設立
  • 1985年2月ロスアンゼルス支店開設(海外支店第1号)
  • 創業静銀総合サービス株式会社設立
  • 1989年6月ニューヨーク支店開設

1990年代

  • 1990年7月創業静岡モーゲージサービス株式会社設立(2012年4月 静銀モーゲージサービス株式会社に商号変更)(2026年4月 静銀ビジネスクリエイト株式会社と合併し、同社を存続会社としております。)
  • 1991年1月香港支店開設
  • 創業欧州静岡銀行(Shizuoka Bank(Europe)S.A.)設立
  • 1992年9月シンガポール駐在員事務所開設
  • 1993年10月信託業務取扱を開始
  • 1995年9月上海駐在員事務所開設
  • 1998年12月証券投資信託の窓口販売業務を開始
  • 1999年6月創業静銀ビジネスクリエイト株式会社設立(2026年4月 しずぎんビジネスパートナーズ株式会社に商号変更)

2000年代

  • 2000年7月商号変更静銀経営コンサルティング株式会社(静岡印刷株式会社の事業内容および商号変更)営業を開始
  • 創業静銀ティーエム証券株式会社設立
  • 2002年10月個人年金保険の窓口販売業務を開始
  • 2004年12月証券仲介業務を開始
  • 2006年3月銀行本体発行クレジットカード取扱を開始
  • M&A株式会社クレディセゾンと共同で静銀セゾンカード株式会社設立(株式会社静岡銀行出資比率50%、持分法適用関連会社。2025年7月 全株式を取得し完全子会社化)

2010年代

  • 2014年8月創業Shizuoka Liquidity Reserve Limited設立
  • 2019年10月しずぎんハートフル株式会社設立(2020年5月 特例子会社の認定を取得)

2020年代

  • 2021年11月シンガポール支店開設
  • シリコンバレー駐在員事務所開設
  • 2022年4月東京証券取引所市場第一部から東京証券取引所プライム市場へ移行

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    共創・成長・挑戦

    共創領域では銀行業務や証券・リース・M&A等に加え、まちづくり・DX・GXなどソリューション営業を高度化。成長領域では首都圏や海外へ戦略的に資源配分し収益強化。挑戦領域ではM&Aや事業開発で新たな収益ドライバーを拡充する。

  2. 02

    トランスフォーメーション2.0

    人的資本経営を発展させ、多様な人材が活躍できる組織づくりとAIとの協業による業務の代替・補完を推進。IT基盤はクラウドファーストとし、俊敏性と強靭性を向上する。

  3. 03

    コーポレートコミュニケーション

    ステークホルダーとの共感醸成によりブランド浸透を図り、価値共創のパートナーとして選ばれる関係を構築。コーポレートガバナンス強化、リスク管理・コンプライアンス態勢の高度化も推進する。

  4. 04

    グループ経営基盤の更なる拡充と成長

    グループ各社の専門性向上と連携によるシナジー発揮、持株会社としての全体最適な事業体制構築、人的資本投資とデジタル投資の継続、リスク管理・コンプライアンス態勢の強化に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 4期分

グループ全体で4,226人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,112万円で、3期前と比べて12.2%平均年齢は39.5歳、平均勤続年数は17.1年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数
2023年3月1,26645.923.53,945
2024年3月1,26545.622.34,001
2025年3月1,05339.316.84,134
2026年3月1,11239.517.14,226

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社20(国内 17 / 海外 3、うち連結子会社 18) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
銀行業 — 静岡県336億円
銀行業 — 神奈川県4,743百万円
銀行業 — ―4,085百万円
リース業 — 静岡県 静岡市 葵区他3,979百万円
銀行業 — 愛知県1,079百万円
銀行業 — 東京都673百万円
銀行業 — 静岡県 静岡市 駿河区他164百万円
その他 — 静岡県 静岡市 葵区他127百万円
銀行業 — 静岡県 静岡市 清水区114百万円
銀行業 — アメリカ合衆国ニューヨーク市52百万円
ほか13件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社静岡銀行
    静岡県 静岡市 葵区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    静銀総合サービス株式会社
    静岡県 静岡市 清水区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    静銀モーゲージサービス株式会社
    静岡県 静岡市 清水区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    静銀ビジネスクリエイト株式会社
    静岡県 静岡市 清水区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    静銀リース株式会社
    静岡県 静岡市 葵区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    静銀経営コンサルティング株式会社
    静岡県 静岡市 清水区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    静銀ITソリューション株式会社
    静岡県 静岡市 清水区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    静銀信用保証株式会社
    静岡県 静岡市 清水区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    静銀カード株式会社
    静岡県 静岡市 清水区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    静銀セゾンカード株式会社
    静岡県 静岡市 駿河区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    静岡キャピタル株式会社
    静岡県 静岡市 清水区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    静銀ティーエム証券株式会社
    静岡県 静岡市 葵区 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社8社を開く
  • しずぎんハートフル株式会社静岡県 静岡市 清水区100%
  • SFGマーケティング株式会社静岡県 静岡市 清水区80%
  • SFG不動産投資顧問株式会社静岡県 静岡市 駿河区100%
  • Shizuoka Liquidity Reserve LimitedGrand Cayman Cayman Islands100%
  • Shizuoka EU Liquidity Reserve LimitedGrand Cayman Cayman Islands100%
  • Shizuoka SG Liquidity Reserve LimitedGrand Cayman Cayman Islands100%
  • マネックスグループ株式会社東京都 港区20%
  • コモンズ投信株式会社東京都 港区22%
国際子会社 (GLEIF登録 2社)
  • JP静銀ティーエム証券株式会社
  • JP株式会社静岡銀行

国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は4,385億円経常利益1,303億円前期と比べると増収増益で、売上が+28.5%、利益が+27.6%。

売上高
+28.5%
4,385億円
経常利益
+27.6%
1,303億円
純利益
+21.3%
905億円
利益率
29.7%
前期比 -0.2%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高4,385億円
純利益1,150億円905億円
1株あたり配当¥108¥108

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、経常収益は1,368億円。前年の2024年1Qと比べると、経常収益は+66.0%。

対象期間経常収益億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q765127
2024年1Q824165
2024年2Q97120521.183
2024年3Q776153
2024年4Q894177
2025年2Q1,62319111.8348
2025年4Q1,790398
2026年2Q1,92130716.0465
2026年4Q2,464440
2027年1Q1,368327

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 4期分

2023年3月期からの4期で、経常収益は2,874億円から4,385億円へ1.5倍に増えた。経常利益率は25.7%から29.7%になった。純利益は3期連続で増加。

決算期経常収益億円経常利益億円経常利益率%純利益億円
SFGマーケティング株式会社設立
2023年3月2,87474025.7524
2024年3月3,4651,02229.5578
2025年3月3,4131,02129.9746
株式会社静岡銀行が株式会社日専連静岡を子会社化(連結対象外)
2026年3月4,3851,30329.7905

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。この会社の連結損益計算書には営業利益の段がないため、経常利益を利益として並べています。

利益の構造

2026年3月期

経常収益4,385億円のうち、経常利益として残るのは1,303億円29.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は905億円、売上の20.6%にあたる。

経常収益を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金70.3%3,082億円
  • 経常利益費用を引いたあとに残った本業の利益29.7%1,303億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

経常利益率
29.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+6.1pt
20.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.6pt
7.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 4期分

2026年3月期は営業CFが−2,727億円、投資CFが2,196億円で、差し引きのフリーCFは−531億円期末の手元現金は7,559億円

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円現金残高兆円
2023年3月−725−4,268−6191.57
2024年3月1,701−2,935−2481.42
2025年3月−5,210165−3680.88
2026年3月−2,7272,196−7010.76

金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。

資産と負債

貸借対照表 4期分

2026年3月期の総資産は16.0兆円。このうち返さなくてよい自己資本が1.2兆円で、自己資本比率は7.7%(業種中央値4.9%より厚い)

決算期総資産兆円自己資本兆円負債兆円自己資本比率%
2023年3月15.651.1514.517.3
2024年3月16.141.2014.947.5
2025年3月15.711.1714.557.4
2026年3月16.021.2314.787.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
利益剰余金
9,444億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
14.8兆円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

銀行業 79社との比較

同じ銀行業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率79社中8位あたり、逆に低いのはROE79社中24位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.5%/中央値 5.9%
P25 4.8%P75 8.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
7.7%/中央値 4.9%
P25 3.9%P75 5.6%
経常収益成長率上位前期からの売上の伸び
28.5%/中央値 21.1%
P25 15.1%P75 26.1%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.0%/中央値 2.3%
P25 1.8%P75 2.7%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,639で、1年前と比べて+91.6%過去52週の値幅のなかでは96%の位置にある。

¥3,639-1.3%1ヶ月+15.0%1年+91.6%時価総額2.1兆円
過去52週の値幅
安値¥1,898.5高値¥3,712

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)21.7倍
PER (会社予想)16.7倍
PBR1.51倍
配当利回り2.97%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月21日に3450円となり、1ヶ月で2.62%上昇しました。25日移動平均線(3340.72円)を+3.27%上回っており、短期的な上昇トレンドが継続しています。52週高値3618円に接近しており、+3.3%の水準にあります。出来高は8月21日に173万9000株と、8月7日の341万4800株からは減少していますが、堅調な需給です。RSIは66.79とやや買われ過ぎ圏にあります。1年間で80.59%上昇しており、中長期的な上昇トレンドが続いています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 35/100)

PBR 1.43倍は業界平均0.98倍を大きく上回り、銀行としては高めの水準。PER 20.57倍も平均16.97倍を超過。ROE 7.54%は改善傾向にあるが、配当利回り3.13%は平均2.38%を上回り魅力的。ただし、PBR 1倍超は銀行では割高感があり、経常収益の増加が見込まれる一方、バリュエーションは割高と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)21.7倍17.5倍
PER (予想)16.7倍
PBR1.51倍1.01倍
ROE7.5%6.1%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

地域金融グループとして、県内シェアに支えられた安定収益が強み。強気派は、金利上昇局面での利ざや改善や、M&A・事業承継支援などの非金利収入拡大による収益成長を期待する。一方、弱気派は、人口減少による地域経済の縮小や、競争激化による貸出金利の低下を懸念し、将来の収益性悪化を危惧する。投資論点は、非金利収入の成長が金利収入の減少をどこまで補えるか。

プラスに働く材料7
  • 金利上昇の恩恵

    金利上昇局面では貸出利ざやが改善し、収益増加に寄与する

  • 非金利収入の伸び

    事業承継やM&A支援などの手数料ビジネスが拡大し収益を多様化

  • 健全な財務基盤

    2025年3月期の純利益は前年から増加し、財務の安定性が確認できる

  • 純利益905億円と21%増益通年影響

    2026年3月期予想は905億円で前期比21.3%増。増益率は高く過去最高

  • 営業収益4385億円と28%増収通年影響

    前期の3413億円から28.5%増加。収益拡大が顕著

  • 予想PER15.7倍と大幅低下決算発表後影響

    現在PER20.4倍が、増益で予想PER15.7倍まで下がる。相対的に割安

  • 配当利回り3.16%に増配期待次回株主総会影響

    利回り3.16%は銀行株として高水準。増配が続けば更に魅力的

マイナスに働く材料7
  • 地域経済の縮小

    静岡県の人口減少や企業の減少が貸出需要を長期的に減少させる

  • 競争の激化

    地銀同士の競争やネット銀行の参入が貸出金利を押し下げる

  • 低金利の長期化

    金利上昇が進まなければ利ざやは横ばいで、収益拡大は限定的

  • 株価1年で86.7%上昇、調整懸念不定影響

    短期間での大幅高で、外部環境悪化時のリスクが大きい

  • PBR1.47倍はROE7.54%に対し割高継続影響

    ROEは7.54%にとどまる一方、PBRは1.47倍と高め。割高修正の可能性

  • ROE7.54%は8%未満と低い通年影響

    自己資本利益率が7.54%と低く、資本効率改善には時間がかかる

  • 外国人持ち分18.47%は売りに弱い継続影響

    外国人保有が18.47%と高く、海外市場の変動で売られるリスク

次の決算で確かめる点
非金利収入(役務取引等利益)
非金利収入の成長が収益多様化の進捗を示す
貸出金利回り
金利環境が収益に与える影響を測る
預貸率
地域での資金需要と運用状況を表す指標

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり108で、前期から+33.3%いまの株価に対する利回りは2.97%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥108
1株あたり
配当利回り
2.97%
いまの株価に対して
配当性向
70.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2024年3月3942.7
2025年3月6053.881.3
2026年3月8033.370.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥108

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ36,298人。区分でいちばん多いのは金融機関36.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が52.4%を占め、残る47.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
金融機関39.138.839.636.0
個人・その他20.420.121.223.6
外国法人20.320.318.018.5
事業法人17.517.617.016.4
自己株式5.96.06.58.5
証券会社2.73.24.25.5
政府・自治体0.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)13.37
02日本生命保険相互会社5.13
03明治安田生命保険相互会社5.02
04株式会社日本カストディ銀行(信託口)4.70
05住友生命保険相互会社2.25
06JPモルガン証券株式会社1.91
07STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人)株式会社みずほ銀行決済営業部1.44
08スズキ株式会社1.21
09東京海上日動火災保険株式会社1.20
10JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人)株式会社みずほ銀行決済営業部1.16

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 4期分

1株利益は4期で+80%、1株純資産は4期で+13%。直近期のROEは7.5%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2023年3月932,0514.710.2491.8
2024年3月1042,1884.913.942.7
2025年3月1362,1536.311.981.3
2026年3月1682,3227.515.370.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額767百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約15倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
中西勝則代表取締役(会長)73335,000
柴田久代表取締役(社長)CEО62156,000
八木稔取締役6385,000
福島豊取締役5951,000
藤沢久美取締役592,000
稲野和利取締役722,000
清川公一取締役(監査等委員)6139,000
伊藤元重取締役(監査等委員)74
坪内和人取締役(監査等委員)74
牛尾奈緒美取締役(監査等委員)65
梅原弘充取締役5938,000
柳川範之取締役(監査等委員)63

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数業績連動百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)416656204663166
社外取締役5646413
取締役(社内)1394040

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容452字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社および当社の関係会社は、当社、連結子会社18社および持分法適用関連会社2社で構成され、銀行業務を中心にリース業務および金融商品取引業務などの銀行業務以外の金融サービスにかかる事業などを行っております。 なお、当社は有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 当社および当社の関係会社の事業系統図は以下のとおりです。なお、事業の区分は「第5 経理の状況 1(1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (注) 1 持分法適用関連会社であった静銀セゾンカード株式会社は、追加取得により2025年7月1日より連結子会社としております。 2 静銀モーゲージサービス株式会社と静銀ビジネスクリエイト株式会社は、2026年4月1日に合併により、しずぎんビジネス パートナーズ株式会社となっております。
経営方針・対処すべき課題4,045字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。 以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当グループが判断したものであります。 (1) 経営の基本方針 当社は、2022年10月3日に静岡銀行の単独株式移転により設立され、静岡銀行の基本理念「地域とともに夢と豊かさを広げます。」を引き継ぎ、ステークホルダーのウェルビーイングの向上とともに地域の総合金融グループとして発展していくため、社会価値の創造と企業価値の向上を両立する経営を実践し、健全性と先進性、成長性を兼ね備えたバランスのとれた事業運営に取り組んでおります。 (2) 中長期的な経営戦略 第1次中期経営計画では「社会価値の創造と企業価値の向上の両立」を掲げ、グループ各社の自立(自律)と連携による経営戦略を推進してきましたが、「金利のある世界」の到来による金融・経済環境の変容や、企業経営やビジネスモデルにおける生成AIの存在感の高まりなど、計画当初の想定に比べ、経営環境の景色は一変しました。 こうした不確実性の高い環境下においても、ステークホルダーとの関係性をより深め、地域と当グループ双方の持続的成長を実現するためには、経営戦略の抜本的見直しが必要と判断し、第1次中期経営計画を前倒しで終了する形で、第2次中期経営計画「Xover(クロスオーバー) 2.0~ともに、未来へ」を策定しました。 第2次中期経営計画では、第1次中期経営計画における「地域と当グループのマテリアリティ(優先して取り組むべき重要課題)の解決に向けた経営戦略」との考え方を承継しつつ、3つの基本戦略として「共創・成長・挑戦」、「トランスフォーメーション2.0」、「コーポレートコミュニケーション」を推進します。また、戦略推進を支える経営基盤の強化の観点から、「人的資本経営」の更なる強化や、「AIとの協業」を実現する体制構築にも注力します。 ※第2次中期経営計画の基本戦略の概要は(4)対処すべき課題に記載しております。 <しずおかフィナンシャルグループ 第2次中期経営計画「Xover(クロスオーバー) 2.0~ともに、未来へ」> (3) 目標とする経営指標 第2次中期経営計画では、第1次中期経営計画の考え方を踏襲し、社会価値の創造と企業価値の向上の双方に影響が大きい地域の社会課題を当グループのマテリアリティ(優先して取り組むべき重要な課題)として選定し、地域と当グループ双方の持続的な成長および目指す姿に向けたKPIとして、地域金融機関としての社会価値創造の効果をはかる「社会インパクト指標」と、企業価値の向上を目指す「エンゲージメント指標」「財務目標」で構成される『サステナビリティ指標』を経営目標として定めております。 <しずおかフィナンシャルグループ 第2次中期経営計画のサステナビリティ指標(経営目標)> (4) 対処すべき課題 2026年度の社会や経済動向を展望しますと、不透明な国際情勢が続くなか、国内では「金利のある世界」への移行が進み、企業の事業成長に向けた資金需要や家計における資産形成の機運の高まりなど、金融業界にとっても経営環境が大きく変化していく局面が想定されます。また、生成AIの社会実装の進展や持続可能な社会形成に向けたGX(グリーントランスフォーメーション)の深化も相俟って、当グループが事業基盤とする「地域」において社会構造・産業構造の変容が進行しております。係る状況下、当グループには、これまで以上に難易度の高い地域等の課題に対処する役割発揮が求められ、ステークホルダーと価値共創を図り、ともに成長していく取組みを具現化しながら、持続的な企業価値向上を可能とする事業展開、事業拡充を進めることが必要と認識しております。 第1次中期経営計画を前倒しで終了する形で策定した第2次中期経営計画において、3つの基本戦略「共創・成長・挑戦」、「トランスフォーメーション2.0」、「コーポレートコミュニケーション」を推進し、これらを支える経営基盤の強化として、「人的資本経営」の更なる強化や、「AIとの協業」を実現する体制構築に注力します。 「共創・成長・挑戦」の共創領域では、預金・貸出金等の銀行業務や証券・リース・キャピタル・事業承継・M&A等の金融関連分野にとどまらず、まちづくりやブランディング・DX・GX・イノベーションなどソリューション営業を高度化し、地域に付加価値を提供するグループビジネスの拡大を図ります。成長領域では、首都圏や海外などマーケットの成長が見込まれる事業領域に経営リソースを戦略的に配分することで、企業価値の向上に直結する収益強化を進めます。挑戦領域は、共創領域・成長領域の拡大につながる取組みと位置づけ、M&Aや事業開発の戦略的な展開を通じて、ステークホルダーとの価値共創に必要なグループリソースの充実を図るとともに、当グループの成長を加速させる新たな収益ドライバーの拡充を目指します。 「トランスフォーメーション2.0」では、人財トランスフォーメーションを推進し、グループ役職員が最大限に能力を発揮し活躍できるヒト本位の組織づくりを目指します。積極的・継続的な人的資本投資のもと、就労感や価値観の多様化に応じた人事制度構築や戦略推進に連動した人財育成・登用、AIとの協業を展望したスキル変革、経営人財・リーダーの育成など、第2次中期経営計画の実現に向け、人的資本経営の発展を図ります。人財とAIの協業を軸としてコーポレートトランスフォーメーションを促進し、業務の代替や人財の補完(サポート)の観点から、生成 AIを企業活動に組み込むことで、グループの事業推進における生産性や創造性を高め、企業価値の源泉としてまいります。また、変革を支えるIT基盤の構築を進めるべく、システムのクラウドファーストを基本方針とし、経営戦略の実現に向けアジリティ(俊敏性)やレジリエンス(強靭性)の向上を図ります。 「コーポレートコミュニケーション」では、ステークホルダーとの「共感」を醸成するコミュニケーションを促進することでブランド浸透を図り、当グループが価値共創のパートナーとして選ばれる関係づくりに取り組みます。また、コーポレートガバナンスの側面からも、グループ経営の推進において、ステークホルダーの視点を反映する体制構築を図るとともに、安心・安全な金融サービスの提供を当グループの重要な責務と認識し、サイバーセキュリティを含むリスク管理態勢、コンプライアンス態勢の不断の高度化を推進してまいります。 経営環境の変化に適応し、これらの取組みを柔軟かつスピード感をもって推進していくことで、先行きの見通しが不確実な時代においても、ステークホルダーとともに価値共創に取り組み、社会価値の創造と企業価値の向上の最大化を目指してまいります。 <グループ経営の強化による経営環境変化への対応> 当グループは、サステナビリティ(持続可能な社会形成)を経営方針の原則に据え、環境や社会との共生、すべてのステークホルダーのウェルビーイング向上に向けた事業活動に邁進しています。GXやDX、技術革新を融合した産業振興(イノベーション)など、構造的な社会変容の動きを的確に捉え、先見的なグループ経営を心掛けつつ、ステークホルダーの皆さまとともに新たな価値を共創してまいります。 また、金融環境が変容していく過程においても、総合金融グループとして地域とともに成長していくために、当グループの祖業である預金・貸出金等の銀行業務にくわえ、証券・リース・キャピタル・コンサルティングなど総合金融機能の高度化を図ります。 さらには、街づくり、ブランディング、GX、DX、イノベーションなど、地域に期待される役割発揮を拡大するとともに、時間価値が高まる「金利のある世界」において、スピード感を持って当グループの事業領域とネットワークを広げ、持続的な成長の実現を目指してまいります。 <グループ経営基盤の更なる拡充と成長> 持続可能な地域社会の形成に向け、社会・経済環境の変容に伴い多様化・複雑化する地域・お客さまの課題に対し、グループ各社の専門性を高めるとともに相互に連携することで、最適な解決策を提案するグループシナジーの発揮が重要となります。当社は持株会社として、グループ全体最適の視点から事業体制の構築に取り組み、経営資源を適切に配賦することで、グループの事業を「深く・大きく・新しく」変革し、社会価値創造と企業価値向上の両立を図ります。 また、グループ役職員が自身の専門性を高め活躍できる環境の整備に向けて、引き続き人的資本投資を積極的に行うとともに、先の時代を見据えたデジタル投資にも取り組み、人財とデジタル技術の融合のもと、新たな価値の創造を促進するグループ事業体制を構築します。 さらには、お客さまに安心・安全な金融サービスを提供し続けることが当グループに課された重要な責務であることを踏まえ、サイバーセキュリティを含むリスク管理態勢の強化、インテグリティを基盤としたコンプライアンス態勢の高度化にも努めてまいります。 <当社株式の価値向上を通じた共成長の実現> 当社は、株主の皆さまに長きにわたり保有いただける株式となるよう、株式価値の持続的な成長を目指した経営に取り組んでいます。 今後も社会価値の創造と企業価値の向上の好循環を通じて株式価値の向上につなげるとともに、株主還元の充実を通じて株主の裾野を広げていく中で、株主の皆さまをはじめすべてのステークホルダーと当グループの共成長を促進する経営に邁進し、ブランドプロミス「未来がはじまる場所になる。」の具現化に取り組んでまいります。
事業等のリスク8,557字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります(発生時の当グループ(当社および連結子会社)への影響度が大きいと認識するものには○印を付しております)。 なお、以下の記載における将来に関する事項は、当グループが当連結会計年度の末日現在において判断したものであります。当グループは、これらのリスク発生の可能性を認識したうえで、発生の回避及び発生した場合の対応に努めてまいります。 当グループのビジネスは、銀行法等の各種金融規制を遵守して営まれているところ、近年は規制緩和が進展し、金融分野におけるデジタル技術の活用も浸透するなかで、異業種企業による金融分野への参入等を含め競争が厳しくなっております。また、当グループの営業基盤である地域社会・地域経済においては、人口減少や少子高齢化といった構造変化に加え、デジタル化や脱炭素化に向けた社会構造の変化も相俟って、先行きの不確実性が高まる経営環境に直面しております。第1次中期経営計画では「社会価値の創造と企業価値の向上の両立」を掲げ、グループ各社の自立(自律)と連携による経営戦略を推進してきましたが、「金利のある世界」の到来による金融・経済環境の変容や、企業経営やビジネスモデルにおける生成AIの存在感の高まりなど、計画当初の想定に比べ、経営環境の景色は一変しました。 こうした不確実性の高い環境下においても、ステークホルダーとの関係性をより深め、地域と当グループ双方の持続的成長を実現するためには、経営戦略の抜本的見直しが必要と判断し、第1次中期経営計画を前倒しで終了する形で、第2次中期経営計画「Xover(クロスオーバー) 2.0~ともに、未来へ」を策定しました。内容は、第2「事業の状況」1「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。ただし、当グループがこれらの取り組みを推進していく過程においては、以下に掲げる各種リスクを適切に管理していく必要があると認識しております。 (1) 最近の経営環境、事業活動等を踏まえたリスク ① 社会・経済・金融動向及び国際情勢等を踏まえたリスク 地域における人口減少・少子高齢化のほか社会・経済活動のデジタル化・脱炭素化等の影響、地政学・地経学的な動向のグローバルな経済活動への影響(例えば、各国の通商政策の変更が貿易の障壁となったり、紛争の発生・継続がヒト・モノ・カネの動きに影響したりすることで、実体経済にマイナスの影響を与え、また過度な原材料・エネルギー価格の上昇や物価上昇を惹起すること)等を通じて、当グループの営業エリアの社会・経済活動へ影響を及ぼす場合、取引先の財務内容等が悪化することで当グループの不良債権及び与信関係費用が増加し、業績に悪影響を与え自己資本の減少につながる可能性があります。 当グループは、第2次中期経営計画で掲げるマテリアリティ(地域と当グループが優先して取り組むべき重要な課題)の解決について事業活動を通じて実践することで、営業基盤である地域社会・地域経済の持続的な成長に取り組んでおります。 地域の総合金融グループとして、事業者の成長や経営の安定に向け円滑な資金供給に取り組むほか、当社の連結子会社である静岡銀行や静銀経営コンサルティング、静岡キャピタルなど、事業支援の専門性を有するグループ各社が連携して、事業の成長支援や業況悪化を余儀なくされた事業者の経営改善・事業再生支援に取り組むことで、地域の事業基盤の維持拡充、雇用環境の確保を図りながら与信関係費用の抑制を図ります。なお、業務の健全性及び適切性の観点から、当グループでは、信用リスクなど各種リスクを計量化し、自己資本の範囲内に収めるリスク資本配賦運営等を実施するなど、直面するリスクに見合う十分な資本を確保できるよう取り組んでおります。 また、上記の国際的な情勢や国内外の金融政策を含む金利動向等が金融市場の取引に影響を与え価格や指標等の変動に波及すること等を通じ下記(3)「市場リスク」及び(4)「流動性リスク」が顕在化する可能性があります。 ② 気候変動に関するリスク 地球規模の気候変動に関する問題について、風水害等の自然災害の発生により取引先の所有物件が毀損した場合や気候変動対応に関する規制または社会的要請により取引先の事業が影響を受ける場合等に、下記(2)「信用リスク」の増加につながる可能性があります。また、気候変動対応に関する社会的要請の水準によっては、下記(8)「その他リスク」の「③規制変更」にかかるリスクが増加する可能性があります。 当社は、気候変動が当グループの事業活動に与える影響に関し、「ガバナンス」「戦略」「リスク管理」「指標及び目標」のカテゴリを踏まえ、機会とリスクの両面から対応、開示を進めており、当該取組状況、取組方針の概要は、第2 「事業の状況」2 「サステナビリティに関する考え方及び取組」に記載のとおりです。 (2) 信用リスク 信用リスクとは、社会・経済のあり方や構造変化に応じ、取引先の財務状況が悪化するなどにより、資産の価値が減少ないし消失し、損失を被るリスクであります。その主なリスク事象、要因および対応策は以下のとおりです。 影響大   リスク事象   主な要因   対応策 ○   景気動向などにより取引先の財務内容などが悪化した場合は、当グループの不良債権及び与信関係費用が増加し、当グループの業績に悪影響を及ぼし自己資本の減少につながる   ・国内外(特に静岡県※)の 景気悪化・世界の経済金融情勢の悪化・震災、台風等の自然災害発生   ・経済情勢の見通しを前提とした取引先の業況、債権の保全状況をもとに、予想される損失額を見積もり必要とされる額に応じて貸倒引当金を積み増す ○   取引先の状況、債権の保全状況および経済全体に関する見通しに基づく予想損失率の算出、貸倒引当金の計上に対し、前提条件と比較して、著しい経済状態の悪化や不動産価格の下落などが生じた場合は、貸倒引当金の積み増しが必要となり、当グループの業績に悪影響を及ぼし自己資本の減少につながる ○   不動産市場における流動性の欠如又は価格の下落、有価証券価格の下落などが発生した場合は、担保権を設定した不動産などの換金、又は取引先の保有資産に対する強制執行が事実上できず、信用コストが増加するとともに不良債権処理が進まず、当グループの業績に悪影響を及ぼし自己資本の減少につながる   ・世界の経済金融情勢の変動・国内外の財政・金融政策の変更・政変、紛争の勃発等・震災、台風等の自然災害発生 ※ 当社の連結子会社である静岡銀行では、貸出金の約5割が静岡県内向けであり、主要営業基盤である静岡県の経済動向に左右される可能性があります。 (3) 市場リスク 市場リスクとは、金利、為替、及び株価等の市場価格の変動により、当グループが保有する資産・負債の価値が変動し損失を被るリスク、資産・負債から生み出される収益が減少するリスクであります。その主なリスク事象、要因および対応策は以下のとおりです。 影響大   リスク事象   主な要因   対応策 ○   大幅な株価下落が生じた場合は、保有する株式、投資信託に減損または評価損が発生し、当グループの業績に悪影響を及ぼし自己資本の減少につながる   ・世界の経済金融情勢の変動・国内外の財政・金融政策の変更・政変、紛争の勃発等・震災、台風等の自然災害発生   ・有価証券の残高や損失額に限度額を設定・統計的手法によるリスクの定量化とモニタリング・必要に応じたヘッジ取引の実施 ○   内外金利が大幅に上昇した場合は、投資業務で保有する日本国債、米国モーゲージ債などの債券に減損または評価損が発生し、当グループの業績に悪影響を及ぼし自己資本の減少につながる デリバティブ取引を含む金融商品の短期取引を行うトレーディング取引や為替取引において、金利、為替、債券価格の変動などにより、損失を被り、当グループの業績に悪影響を及ぼし自己資本の減少につながる (4) 流動性リスク 流動性リスクとは、市場環境の悪化などにより必要な資金が確保できず資金繰りが窮したり、通常よりも著しく高い金利で資金調達を余儀なくされることにより損失を被るリスク(資金繰りリスク)と市場の混乱などにより債券などの金融商品の売却ができなくなったり、不利な価格での売却を余儀なくされることにより損失を被るリスク(市場流動性リスク)であります。その主なリスク事象、要因及び対応策は以下のとおりです。 影響大   リスク事象   主な要因   対応策 ○   金融市場の混乱、当グループの信用力低下による預金の流出等により、資金繰りが逼迫し、金融市場からの資金調達コストが増加   ・金融市場の混乱・当グループの格付け低下   ・運用と調達のミスマッチ、及び一定期間内に必要な資金調達額を予め定めた範囲内に抑制・金融危機などを想定したストレステストの実施 保有する有価証券の売却が円滑にできず、通常よりも不利な価格での売却を余儀なくされる (5) オペレーショナル・リスク オペレーショナル・リスクとは、「当グループにおける各業務の過程、役職員の活動もしくはシステムが不適切であること、又は外的な事象により損失が発生しうるリスク」であります。当グループでは、オペレーショナル・リスクを事務リスク、システムリスク等の9つのリスクカテゴリーに区分し、管理しております。 影響大   リスクカテゴリー   想定されるシナリオ   対応策 ①事務リスク   各種取引に伴う事務を適宜適切に処理しなかったこと、及び事務プロセスそのものの不備、並びに外部者による窃盗や詐欺などの事故が発生した場合、金融資産の喪失や原状回復にかかわる対応費用などの発生により損失を被る   ・オペレーショナル・リスクを適切に管理するための組織体制及び諸規程を整備するとともに、リスク顕在化の未然防止及び発生時の影響を極小化するため、継続的にRCSA(Risk & Control Self Assessment、リスクとコントロールの自己評価)を実施する ・人材の育成や教育・研修活動を通じて、オペレーショナル・リスク管理を重視する文化の確立に取り組む ・自然災害やオンライン障害等により重要な業務の中断が生じた場合の損失を最小限とするため、非常事態対策要綱等によりコンティンジェンシープランを定め、定期的に訓練を実施する ・新商品の販売、新しい業務の取扱開始等にあたっては、事前に当該商品または業務のオペレーショナル・リスクを特定・評価することにより、オペレーショナル・リスクの顕在化の未然防止を図る ・サイバー空間からの攻撃に対し、顧客情報・会社情報の保護及び、コンピューターシステムの安全性・信頼性を確保するため、サイバーセキュリティ事案に対応するための組織を整備し、外部機関との情報連携を行うほか、定期的にサイバーセキュリティ事案への対応訓練を実施するなど、当グループにおけるサイバーセキュリティに係るリテラシーの向上並びに組織力の維持・向上に向けて取り組む ○   ②システムリスク   災害、各種機器や通信回線の故障、プログラムの不備などによりコンピューターシステムが停止・誤作動した場合、決済機能やサービス業務の停止、社会的信用の失墜などにより当グループの業績に悪影響を及ぼす ○   ③サイバーセキュリティリスク   当グループのシステム(経済安全保障推進法の制度対象となっているシステムを含む)、または当グループが利用しているサードパーティのシステムに対するサイバー攻撃を受けた場合、当グループが提供する金融サービスが停止、データの漏えい・改ざん、若しくは不正取引の実行により、当グループの業績に悪影響を及ぼす ○   ④情報管理リスク・業務委託リスク   (情報管理リスク)当グループが管理している顧客情報や経営情報などについて漏洩、紛失、改ざん、不正使用などが発生した場合、社会的信用の失墜などにより当グループの業績に悪影響を及ぼす(業務委託リスク)当グループ業務の委託先において、当グループが委託した業務に関し事務事故、システム障害、情報漏洩などの事故が発生した場合、社会的信用の失墜などにより当グループの業績に悪影響を及ぼす ○   ⑤リーガルリスク ※   当グループ役職員の業務上における法令等違反行為や取引先などとの不適切な契約の締結及び重大な訴訟が発生した場合、社会的信用の失墜などにより当グループの業績に悪影響を及ぼす ⑥有形資産リスク   災害、犯罪又は資産管理の瑕疵などの結果、当グループの有形資産が毀損したり当グループの有形資産が顧客などに損傷を与えた場合、有形資産の再構築費用などの発生や、社会的信用の失墜などにより当グループの業績に悪影響を及ぼす ⑦人的リスク   人事処遇や勤務管理などの人事労務上の問題や職場の安全衛生管理上の問題などに関連する重大な訴訟などが発生した場合、社会的信用の失墜などにより当グループの業績に悪影響を及ぼす ⑧風評リスク   地域、取引先、投資家、報道機関、インターネットなどで、事実と異なる風説や風評により評判が悪化したり、不適切な業務運営などが明るみに出ることにより当グループに対する信頼が低下し業務運営に支障をきたした場合、社会的信用の失墜などにより当グループの業績に悪影響を及ぼす ⑨その他 オペレーショナル・リスク   「お客さまおよび外部委託先」以外の外部で発生した事故など、上記①~⑧のリスクカテゴリーのいずれにも属さないオペレーショナル・リスク事象が発生した場合、金融資産の喪失や原状回復にかかわる対応費用などの発生により損失を被る ※ 2026年3月31日現在、当グループの経営に重要な影響を及ぼす訴訟はありません。 (6) コンプライアンスに係るリスク 当グループでは、企業倫理の重要性を経営の最重要課題として認識し、諸施策の実施を通じてコンプライアンス態勢の整備に努めてまいりますが、法令等遵守状況が不十分であった場合には、当グループの業務運営や業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 自己資本に係るリスク ① 自己資本比率 当グループは、バーゼルⅢに基づく国際統一基準による自己資本比率及びレバレッジ比率に関する規制が適用されています。 当グループの自己資本比率及びレバレッジ比率は、現在、要求される水準を上回っておりますが、利益剰余金、保有有価証券の評価差額などの増減、リスク・アセット等の変動などにより影響を受けます。これらの比率が要求される水準を下回った場合、金融当局から社外流出額の制限、業務の全部又は一部の停止等を含む様々な命令を受ける可能性があります。 ② 税効果会計 現時点の会計基準に基づき、将来実現すると見込まれる税務上の便益を繰延税金資産として計上します。今後、会計基準に何らかの変更があり繰延税金資産の算入に何らかの制限が課された場合、あるいは繰延税金資産の一部または全部の回収ができないと判断される場合は、当グループの業績及び自己資本比率に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 固定資産の減損会計 今後、固定資産の減損に係る会計基準及び適用指針等に何らかの変更がある場合や、所有する固定資産に損失が発生した場合には、当グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (8) その他のリスク ① 法務リスク 当グループでは、銀行法をはじめとして、現時点における様々な法令など(日本及び当グループが事業を営むその他の市場における法律、政令、省令、規則、告示、関係当局のガイドラインなどを含みます)の規制に従って業務を遂行しております。 将来における法令などの制定や改正、及びそれらによって発生する事態が当グループの業務遂行や業績に影響を及ぼす可能性がありますが、その可能性の程度や時期、発生する影響の具体的内容について予測することは困難です。 ② 年金債務 年金資産の時価が下落した場合や、年金資産の運用利回りが想定を下回った場合、また、予定給付債務を計算する前提となる数理上の前提・仮定に変更があった場合には、損失が発生する可能性があります。また、年金制度の変更により未認識の過去勤務債務が発生する可能性があります。金利環境の変動その他の要因も、年金債務及び未認識債務に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 規制変更 将来における法律、規制、政策、実務慣行及び解釈の変更並びにこれらの変更への対応が不十分とみなされる風評の発生により、当グループの業務遂行や業績などに影響を及ぼす可能性があります。 ④ 競争 金融制度の規制緩和や金融サービスのデジタル化、地域における人口減少・少子高齢化が進展するなかで、地域金融機関の再編のほか、異業種企業による金融分野への参入も見られ、くわえて日本銀行の金融政策の変更等を踏まえ金利環境が変容するなど、資金運用や資金調達環境を含む金融業界の競争環境が変化する可能性があります。これらにより、当グループの営業基盤における競争が激化し他金融機関、金融サービス事業者などに対して競争優位を得られない場合、当初計画している経営戦略が奏功しないことにより、当グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 地震リスク 当グループの主要営業基盤である静岡県内を中心とした巨大地震が発生した場合、当グループ自身の被災による損害のほか、取引先の業績悪化による信用リスクの上昇などを通じて、当グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 金融犯罪にかかるリスク 当グループは、キャッシュカードの偽造・盗難や振り込め詐欺等の金融犯罪による被害を未然に防止するため、セキュリティ強化に向けた取り組みを行っております。しかしながら、高度化する金融犯罪の発生により、不公正・不適切な取引を未然に防止できなかった場合には、不測の損失の発生や社会的信用の失墜などにより、当グループの業務運営や業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ マネー・ローンダリング、テロ資金供与、拡散金融および経済制裁違反防止対策不備による制裁等のリスク 当グループは、マネー・ローンダリング、テロ資金供与、拡散金融および経済制裁違反の防止を経営の重要な課題と位置づけ、管理態勢の強化に取り組んでおります。しかしながら、マネー・ローンダリング等に関する法令等遵守状況が不十分であった場合には、業務停止、制裁金等の行政処分、社会的信用の失墜などにより、当グループの業務運営や業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ 持株会社体制の収益構造に関するリスク 当社は、銀行持株会社であり、収入の多くを静岡銀行など子会社からの配当に依存しているところ、規制等による一定の要件に抵触することで配当が制限される場合があります。また、静岡銀行など子会社が十分に利益を確保することができず、当社に配当できない等の状況となった場合に、当社は株主に対する配当ができない可能性があります。 (参考情報) 当グループが直面する全てのリスクに関して、それぞれのリスクカテゴリーごとに評価したリスクを可能な限り総体的にとらえ、リスクを自己資本の範囲内に収めることを統合的リスク管理の基本方針として「グループリスク管理基本規程」に定めております。リスク管理統括部署並びに各種リスクごとのリスク管理部署を設置し、当グループにおけるリスクを組織横断的に分析・評価する体制を構築することを明確化しております。 各種リスクをVaR等の統一的な尺度で計量化し、各種リスク量を合算して、リスクを自己資本の範囲内に収めるリスク資本配賦運営を、統合的リスク管理の中核と位置づけております。リスク資本配賦運営では、業務計画遂行にあたり、当グループの各部署のリスクが顕在化しても健全性が確保できるように、中核的な自己資本の範囲内でリスク資本を配賦しております。信用リスク、市場リスク、オペレーショナル・リスクの各リスクカテゴリー、取引等に配賦するとともに、地震リスク・気候変動リスクのほか、ストレス事象の顕在化や新事業の開始等への備えを確保しております。当該配賦額については、業務計画の策定において、取締役会の監督のもとサステナビリティ会議(経営執行会議)にて審議、決議しております。また、グループ統合リスク・予算管理会議において、リスク資本の使用状況・遵守状況のモニタリングを行っております。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当グループ(当社、連結子会社及び持分法適用関連会社)の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 〔経営成績〕 2025年度の国内経済は、米国の関税政策や地政学リスクの高まりなど、国際情勢がリスク要因となりながらも、企業業績や株価の上昇、賃上げ等を背景に個人消費が堅調に推移するなど、緩やかな回復基調を辿りました。 静岡県経済は、海外需要の動向や人手不足、物価高がリスク要因となりながらも、雇用・所得環境が底堅く推移して個人消費を支えたほか、一部企業の設備投資が堅調に推移するなど、強弱入り混じった景況感となりました。 〔財政状態〕 当グループの当年度末の総資産は、貸出金の増加などにより、前年度末に比べ3,011億円増加し16兆160億円となりました。負債につきましては、法人向け預金の増加などにより、前年度末に比べ2,362億円増加し14兆7,841億円となりました。また、純資産は親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加などにより、前年度末に比べ649億円増加し1兆2,319億円となりました。 グループの中核である静岡銀行の主要勘定の特徴は以下のとおりです。 ○ 貸出金 地域とともに成長する総合金融グループとしての責任を果たすべく、地域のお客さまに対する安定的な資金供給に取り組んでまいりました。当年度末の貸出金残高は、中小企業向けや個人向け貸出金の増加などにより、前年度末に比べ5,208億円増加し11兆2,559億円となりました。 ○ 預金等(譲渡性預金を含む) 当年度末の預金等残高は、法人向け預金の増加などにより、前年度末に比べ4,926億円増加し12兆6,123億円となりました。また、個人のお客さまの多様なニーズにおこたえするため、個人年金保険、投資信託などの商品を幅広く提供してまいりました。この結果、預金等を含めた個人のお客さまからの預り資産残高は、前年度末に比べ2,947億円増加し9兆1,619億円となりました。 ○ 有価証券 当年度末の有価証券残高は、地方債の減少などにより、前年度末に比べ2,573億円減少し3兆671億円となりました。有価証券につきましては、健全かつ安定的なポートフォリオの構築を図りつつ、相場動向に応じた適切な運用に努めてまいります。 〔キャッシュ・フローの状況〕 当年度の連結キャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。 営業活動によるキャッシュ・フローは、貸出金の増加などにより2,727億円のマイナスとなりました。 投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の売却などにより2,195億円のプラスとなりました。 財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払いや自己株式の取得による支出により700億円のマイナスとなりました。 この結果、当年度における現金及び現金同等物の期末残高は、前年度末に比べ1,232億円減少し、7,559億円となりました。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において判断したものであります。 ① 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 目標とする経営指標(財務目標等) 第2次中期経営計画目標 (2028年度/計画最終年度)   実績(2025年度) A 収益性   連結経常利益   1,700億円以上   1,302億円 連結ROE(純資産基準)   9.5%程度   7.5% B 健全性   連結CET1比率※1   13%程度   15.60%(13.45%※2) C 効率性   連結OHR   47%程度でコントロール   58.4% D その他   配当性向(連結)   2027年度までに「50%以上」へ累進的に引き上げ2028年度以降も「50%以上」を維持   47.7% ※1 バーゼルⅢ最終化ベース ※2 バーゼルⅢ最終化完全適用後の試算値 A 収益性 当年度は、地域と当グループのマテリアリティ(優先して取り組むべき重要課題)の解決に向けた基本戦略を具体化することで「社会価値の創造と企業価値の向上の両立」を推進し、経営目標であるサステナビリティ指標を構成する財務目標等の達成に向けた取組みを進めました。 当グループの企業価値向上に向けて、地域共創の取組みや、人的資本やデジタル分野への積極的な投資を具体化させつつ、銀行や証券等の金融関連事業を中心に収益力向上を図りました。これらの取組みの結果、資金利益や役務取引等利益は着実に増加したものの、債券ポートフォリオの効率化および健全性向上を目的とした債券の入れ替えによって国債等債券売却損が増加し、当年度の連結業務粗利益は、前年度比84億24百万円減少の1,788億85百万円となりました。 連結営業経費は、人的資本投資に伴う人件費の増加や、積極的なシステム投資および静銀セゾンカードの連結子会社化に伴う物件費の増加により、前年度比81億91百万円増加の1,053億1百万円となりました。 この結果、連結経常利益は、連結業務粗利益の減少や連結営業経費の増加があったものの、政策投資株式の縮減による株式等売却益の計上により、前年度比282億25百万円増加の1,302億98百万円となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は、前年度計上した固定資産処分益の剥落により特別利益が減少したものの、前年度比158億51百万円増加の904億69百万円となりました。 報告セグメント「リース業」では、連結子会社の静銀リースにおいて、リース料収入が増加したものの、貸倒引当金の増加に伴い与信関係費用が増加し、経常利益は前年度比1億26百万円減少の16億21百万円となりました。報告セグメント「その他」について、静銀ティーエム証券では投資信託等のストック収益資産を拡大し、信託報酬が増加したことにより、経常利益は前年度比9億41百万円増加の38億60百万円となりました。また、SFG不動産投資顧問では、地域の不動産開発における金融関連ニーズ等を的確に捉え、アセットマネジメント案件の受託件数を増やしたことにより、経常利益は前年度比2億45百万円増加の9億73百万円となるなど、静岡銀行以外の連結子会社においても収益体質の強化が図られました。 このように、第1次中期経営計画で掲げた「社会価値の創造と企業価値の向上の両立」の実践と、グループ各社の自立(自律)と連携による営業戦略を推進することで、連結ROEは、純資産基準で7.5%(2024年度6.3%)、株主資本基準で9.1%(同7.7%)と前年度に比べ上昇させることができました。 一方、「金利のある世界」の到来による金融・経済環境の変容や、企業経営やビジネスモデルにおける生成AIの存在感の高まりなどにより、第1次中期経営計画当初の想定と比べ経営環境が一変したことから、経営戦略の抜本的見直しが必要と判断し、第1次中期経営計画を前倒しで終了する形で第2次中期経営計画を策定しました。 第2次中期経営計画では、第1次中期経営計画の考え方を承継しつつ、経営環境の変化に適応した柔軟かつスピード感のある取組みにより、地域・お客さまとともに価値共創を図り、持続的な企業価値向上を可能とする収益基盤の拡充をしてまいります。 B 健全性 当年度末の連結CET1比率は、リスク・アセットの増加を主因に前年度末比0.69ポイント低下の15.60%となりました(バーゼルⅢ最終化完全適用後の試算値は13.45%)。 第2次中期経営計画では、連結CET1比率(バーゼルⅢ最終化ベース)13%程度を目標としており、総合金融グループとして安定的な経営に必要な資本水準を踏まえつつ、政策投資株式の縮減や株主還元等により自己資本を適正水準にコントロールしながら、資本効率の向上を伴うリスク・アセットの積上げ等に取り組み、連結ROE向上を図ります。 C 効率性 当年度の連結OHRは、人的資本投資に伴う人件費や、システム関連費用を中心とした物件費の増加、連結業務粗利益の減少により、前年度比6.4ポイント増加の58.4%となりました。 第2次中期経営計画では、人的資本やデジタル・AI分野などの、成長戦略を支える事業基盤へ積極的に投資を行いつつも、連結OHRを47%程度でコントロールしていく方針です。 D その他 当年度の配当性向(連結)は、1株あたり年間20円の増配を予定していることから、前年度比3.7ポイント上昇の47.7%となります。第2次中期経営計画では、2027年度までに累進的に50%以上へ引き上げ、2028年度以降も50%以上を維持することで、株主還元の拡充を図ってまいります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 A 資金調達等 当グループの中核企業である静岡銀行の当年度末の預金等(譲渡性預金を含む)残高は、前年度末比4,926億円増加し、12兆6,123億円となりました。 当グループの成長戦略において、主要な資金調達基盤である預金の安定的な成長が必要であり、また、預金は、当グループがご提案する各種商品・サービスの入り口となる取引基盤でもあります。金利動向や人口減少、相続の発生、銀行取引のデジタル化等が預金の調達環境に影響を与えることも想定しつつ、また地域に対して安定した資金供給を行いながら、収益性向上に向けた運用戦略を推進していく観点からも、預金を拡大させていく方針です。 くわえて、取引先の資金需要(貸出金)や有価証券等の外貨資金運用に適切に対応していくため、安定した外貨調達基盤の確保にも取り組んでおり、今後も円貨および外貨の流動性に配意しつつ、健全性と収益性を伴った資金運用に努めてまいります。 B 有価証券の運用状況 当グループの中核企業である静岡銀行の当年度末の有価証券残高は、国債や地方債の減少などにより前年度末比2,573億円減少し、3兆671億円となりました。当年度は、円金利上昇局面において、ポートフォリオ全体の利回り改善に資するオペレーションを実施しました。今後も、日本銀行の金融政策および金利動向を捉えつつ、安定的な収益成長を可能とする有価証券ポートフォリオの構築を進めてまいります。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社が連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものにつきましては、連結財務諸表の注記事項(重要な会計上の見積り)に記載しております。 (参考) 1 国内・海外別収支 資金運用収支は、前連結会計年度比226億54百万円増加して1,698億78百万円、役務取引等収支は、前連結会計年度比49億61百万円増加して540億76百万円、特定取引収支は、前連結会計年度比1億10百万円減少して14億32百万円、また、その他業務収支は、前連結会計年度比357億33百万円減少して△461億84百万円となりました。 種類   期別   国内   海外   相殺消去額(△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 資金運用収支   前連結会計年度   144,259   2,964   -   147,224 当連結会計年度   166,316   3,562   -   169,878 うち資金運用収益   前連結会計年度   212,091   22,206   6,468   227,829 当連結会計年度   239,895   22,416   6,708   255,603 うち資金調達費用   前連結会計年度   67,832   19,241   6,468   80,605 当連結会計年度   73,579   18,853   6,708   85,724 信託報酬   前連結会計年度   2   -   -   2 当連結会計年度   4   -   -   4 役務取引等収支   前連結会計年度   49,099   15   -   49,114 当連結会計年度   54,037   39   -   54,076 うち役務取引等収益   前連結会計年度   88,359   90   0   88,450 当連結会計年度   94,854   139   0   94,993 うち役務取引等費用   前連結会計年度   39,260   74   0   39,335 当連結会計年度   40,817   99   0   40,916 特定取引収支   前連結会計年度   1,542   -   -   1,542 当連結会計年度   1,432   -   -   1,432 うち特定取引収益   前連結会計年度   1,542   -   -   1,542 当連結会計年度   1,432   -   -   1,432 うち特定取引費用   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   - その他業務収支   前連結会計年度   △10,454   3   -   △10,451 当連結会計年度   △46,188   3   -   △46,184 うちその他業務収益   前連結会計年度   2,239   3   3   2,239 当連結会計年度   17,200   3   -   17,204 うちその他業務費用   前連結会計年度   12,694   -   3   12,690 当連結会計年度   63,388   -   -   63,388 (注) 1 「国内」とは、当社及び国内に本店を有する連結子会社(海外店を除く。以下「国内連結子会社」とい   う。)であります。 2 「海外」とは、国内連結子会社の海外店及び海外に本店を有する連結子会社(以下「海外連結子会社」という。)であります。 3 「相殺消去額」は、「国内」と「海外」間の取引に関する相殺額を記載しております。 4 資金調達費用は、金銭の信託運用見合費用(前連結会計年度122百万円、当連結会計年度321百万円)を控除して表示しております。 2 国内・海外別資金運用/調達の状況 資金運用勘定平均残高は、前連結会計年度比313億円減少して14兆7,824億円となりました。資金運用利息は、前連結会計年度比277億73百万円増加して2,556億3百万円となりました。この結果、資金運用利回りは、前連結会計年度比0.19ポイント増加して1.72%となりました。 資金調達勘定平均残高は、前連結会計年度比323億円減少して14兆1,816億円となりました。資金調達利息は、前連結会計年度比51億19百万円増加して857億24百万円となりました。この結果、資金調達利回りは、前連結会計年度比0.03ポイント増加して0.60%となりました。 (1) 国内 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   14,618,734   212,091   1.45 当連結会計年度   14,602,974   239,895   1.64 うち貸出金   前連結会計年度   10,165,845   134,030   1.31 当連結会計年度   10,523,500   159,315   1.51 うち有価証券   前連結会計年度   3,127,385   64,936   2.07 当連結会計年度   2,938,506   66,825   2.27 うちコールローン及び 買入手形   前連結会計年度   101,462   3,287   3.24 当連結会計年度   118,381   2,640   2.23 うち買現先勘定   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   6   0   0.71 うち預け金   前連結会計年度   925,372   2,851   0.30 当連結会計年度   703,904   3,901   0.55 資金調達勘定   前連結会計年度   14,037,255   67,832   0.48 当連結会計年度   14,012,062   73,579   0.52 うち預金   前連結会計年度   11,570,480   29,878   0.25 当連結会計年度   11,770,949   41,288   0.35 うち譲渡性預金   前連結会計年度   147,194   327   0.22 当連結会計年度   151,636   910   0.60 うちコールマネー及び 売渡手形   前連結会計年度   42,498   1,178   2.77 当連結会計年度   70,400   1,322   1.87 うち売現先勘定   前連結会計年度   518,687   26,663   5.14 当連結会計年度   441,841   19,190   4.34 うち債券貸借取引 受入担保金   前連結会計年度   605,512   796   0.13 当連結会計年度   259,618   1,605   0.61 うち借用金   前連結会計年度   1,261,183   1,461   0.11 当連結会計年度   1,405,111   1,646   0.11 (注) 1 平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、一部の国内連結子会社については、前連結会計年度末と当連結会計年度末の残高に基づく平均残高を利用しております。 2 「国内」とは、当社及び国内連結子会社(海外店を除く)であります。 3 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度99,865百万円、当連結会計年度120,831百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度144,751百万円、当連結会計年度144,895百万円)及び利息(前連結会計年度122百万円、当連結会計年度321百万円)をそれぞれ控除して表示しております。 (2) 海外 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   513,170   22,206   4.32 当連結会計年度   610,465   22,416   3.67 うち貸出金   前連結会計年度   306,615   16,041   5.23 当連結会計年度   346,398   16,153   4.66 うち有価証券   前連結会計年度   74,438   3,313   4.45 当連結会計年度   76,638   3,112   4.06 うちコールローン及び 買入手形   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち買現先勘定   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち預け金   前連結会計年度   129,573   2,737   2.11 当連結会計年度   179,439   2,846   1.58 資金調達勘定   前連結会計年度   434,710   19,241   4.42 当連結会計年度   493,825   18,853   3.81 うち預金   前連結会計年度   198,207   10,265   5.17 当連結会計年度   227,375   9,732   4.28 うち譲渡性預金   前連結会計年度   41,517   2,190   5.27 当連結会計年度   47,864   2,047   4.27 うちコールマネー及び 売渡手形   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち売現先勘定   前連結会計年度   6,007   320   5.33 当連結会計年度   3,846   160   4.18 うち債券貸借取引 受入担保金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち借用金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   0   0   3.74 (注) 1 海外連結子会社の平均残高は、前連結会計年度末と当連結会計年度末の残高に基づく平均残高を利用しております。 2 「海外」とは、国内連結子会社の海外店及び海外連結子会社であります。 3 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度921百万円、当連結会計年度1,155百万円)を控除して表示しております。 (3) 合計 種類   期別   平均残高(百万円)   利息(百万円)   利回り (%) 小計   相殺 消去額 (△)   合計   小計   相殺 消去額 (△)   合計 資金運用勘定   前連結会計年度   15,131,904   318,085   14,813,818   234,298   6,468   227,829   1.53 当連結会計年度   15,213,439   430,998   14,782,441   262,311   6,708   255,603   1.72 うち貸出金   前連結会計年度   10,472,460   -   10,472,460   150,072   -   150,072   1.43 当連結会計年度   10,869,898   -   10,869,898   175,468   -   175,468   1.61 うち有価証券   前連結会計年度   3,201,823   60,065   3,141,757   68,250   -   68,250   2.17 当連結会計年度   3,015,145   106,737   2,908,408   69,938   -   69,938   2.40 うちコールローン 及び買入手形   前連結会計年度   101,462   -   101,462   3,287   -   3,287   3.24 当連結会計年度   118,381   -   118,381   2,640   -   2,640   2.23 うち買現先勘定   前連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - 当連結会計年度   6   -   6   0   -   0   0.71 うち預け金   前連結会計年度   1,054,945   66,502   988,443   5,589   165   5,423   0.54 当連結会計年度   883,344   101,537   781,807   6,748   122   6,625   0.84 資金調達勘定   前連結会計年度   14,471,965   258,019   14,213,945   87,074   6,468   80,605   0.56 当連結会計年度   14,505,887   324,261   14,181,626   92,433   6,708   85,724   0.60 うち預金   前連結会計年度   11,768,687   66,502   11,702,185   40,143   165   39,978   0.34 当連結会計年度   11,998,324   101,537   11,896,787   51,021   122   50,898   0.42 うち譲渡性預金   前連結会計年度   188,711   -   188,711   2,517   -   2,517   1.33 当連結会計年度   199,501   -   199,501   2,957   -   2,957   1.48 うちコールマネー 及び売渡手形   前連結会計年度   42,498   -   42,498   1,178   -   1,178   2.77 当連結会計年度   70,400   -   70,400   1,322   -   1,322   1.87 うち売現先勘定   前連結会計年度   524,695   -   524,695   26,984   -   26,984   5.14 当連結会計年度   445,687   -   445,687   19,351   -   19,351   4.34 うち債券貸借取引 受入担保金   前連結会計年度   605,512   -   605,512   796   -   796   0.13 当連結会計年度   259,618   -   259,618   1,605   -   1,605   0.61 うち借用金   前連結会計年度   1,261,183   -   1,261,183   1,461   -   1,461   0.11 当連結会計年度   1,405,111   -   1,405,111   1,646   -   1,646   0.11 (注) 1 「相殺消去額」は、「国内」と「海外」間の取引に関する相殺額を記載しております。 2 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度100,786百万円、当連結会計年度121,986百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度144,751百万円、当連結会計年度144,895百万円)及び利息(前連結会計年度122百万円、当連結会計年度321百万円)をそれぞれ控除して表示しております。 3 国内・海外別役務取引の状況 役務取引等収益は、前連結会計年度比65億43百万円増加して949億93百万円となりました。また、役務取引等費用は、前連結会計年度比15億81百万円増加して409億16百万円となりました。 種類   期別   国内   海外   相殺消去額(△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 役務取引等収益   前連結会計年度   88,359   90   0   88,450 当連結会計年度   94,854   139   0   94,993 うち預金・貸出業務   前連結会計年度   19,165   88   -   19,253 当連結会計年度   21,159   136   -   21,296 うち為替業務   前連結会計年度   6,829   1   0   6,831 当連結会計年度   7,462   1   0   7,463 うち証券関連業務   前連結会計年度   9,696   -   -   9,696 当連結会計年度   11,045   -   -   11,045 うち代理業務   前連結会計年度   4,826   -   -   4,826 当連結会計年度   4,885   -   -   4,885 うち保護預り・ 貸金庫業務   前連結会計年度   386   -   -   386 当連結会計年度   355   -   -   355 うち保証業務   前連結会計年度   6,447   0   -   6,447 当連結会計年度   7,722   0   -   7,723 うちリース業務   前連結会計年度   29,353   -   -   29,353 当連結会計年度   29,570   -   -   29,570 役務取引等費用   前連結会計年度   39,260   74   0   39,335 当連結会計年度   40,817   99   0   40,916 うち為替業務   前連結会計年度   1,447   0   -   1,448 当連結会計年度   1,530   0   -   1,531 うちリース業務   前連結会計年度   26,548   -   -   26,548 当連結会計年度   26,505   -   -   26,505 (注) 1 「国内」とは、当社及び国内連結子会社(海外店を除く)であります。 2 「海外」とは、国内連結子会社の海外店及び海外連結子会社であります。 3 「相殺消去額」は、「国内」と「海外」間の取引に関する相殺額を記載しております。 4 国内・海外別特定取引の状況 (1) 特定取引収益・費用の内訳 特定取引収益は、前連結会計年度比1億10百万円減少して14億32百万円となりました。また、特定取引費用の計上はありません。 種類   期別   国内   海外   相殺消去額(△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 特定取引収益   前連結会計年度   1,542   -   -   1,542 当連結会計年度   1,432   -   -   1,432 うち商品有価証券 収益   前連結会計年度   565   -   -   565 当連結会計年度   733   -   -   733 うち特定金融派生 商品収益   前連結会計年度   930   -   -   930 当連結会計年度   523   -   -   523 うちその他の特定 取引収益   前連結会計年度   46   -   -   46 当連結会計年度   174   -   -   174 特定取引費用   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   - (注) 1 「国内」とは、当社及び国内連結子会社(海外店を除く)であります。 2 「海外」とは、国内連結子会社の海外店及び海外連結子会社であります。 (2) 特定取引資産・負債の内訳(末残) 特定取引資産は、前連結会計年度比6億69百万円増加して106億25百万円となりました。また、特定取引負債は、前連結会計年度比9億25百万円増加して45億88百万円となりました。 種類   期別   国内   海外   相殺消去額(△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 特定取引資産   前連結会計年度   9,955   -   -   9,955 当連結会計年度   10,625   -   -   10,625 うち商品有価証券   前連結会計年度   711   -   -   711 当連結会計年度   293   -   -   293 うち商品有価証券 派生商品   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   - うち特定金融派生 商品   前連結会計年度   4,249   -   -   4,249 当連結会計年度   5,338   -   -   5,338 うちその他の特定 取引資産   前連結会計年度   4,995   -   -   4,995 当連結会計年度   4,994   -   -   4,994 特定取引負債   前連結会計年度   3,663   -   -   3,663 当連結会計年度   4,588   -   -   4,588 うち商品有価証券 派生商品   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   - うち特定金融派生 商品   前連結会計年度   3,663   -   -   3,663 当連結会計年度   4,588   -   -   4,588 (注) 1 「国内」とは、当社及び国内連結子会社(海外店を除く)であります。 2 「海外」とは、国内連結子会社の海外店及び海外連結子会社であります。 5 国内・海外別預金残高の状況 ○ 預金の種類別残高(末残) 種類   期別   国内   海外   相殺消去額(△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 預金合計   前連結会計年度   11,667,311   205,299   91,095   11,781,515 当連結会計年度   12,106,441   215,580   111,978   12,210,042 うち流動性預金   前連結会計年度   8,078,707   1,245   -   8,079,952 当連結会計年度   8,041,558   1,295   -   8,042,854 うち定期性預金   前連結会計年度   2,730,541   204,054   -   2,934,595 当連結会計年度   3,316,782   214,284   -   3,531,066 うちその他   前連結会計年度   858,062   -   91,095   766,966 当連結会計年度   748,100   -   111,978   636,122 譲渡性預金   前連結会計年度   87,760   44,859   -   132,619 当連結会計年度   104,690   71,968   -   176,658 総合計   前連結会計年度   11,755,071   250,158   91,095   11,914,134 当連結会計年度   12,211,131   287,548   111,978   12,386,701 (注) 1 「国内」とは、当社及び国内連結子会社(海外店を除く)であります。 2 「海外」とは、国内連結子会社の海外店及び海外連結子会社であります。 3 ① 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金 ② 定期性預金=定期預金+定期積金 4 「相殺消去額」は、「国内」と「海外」間の取引に関する相殺額を記載しております。 6 国内・海外別貸出金残高の状況 (1) 業種別貸出状況(末残・構成比) 業種別   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%) 国内 (除く特別国際金融取引勘定分)   10,347,972   100.00   10,831,644   100.00 製造業   1,619,176   15.65   1,591,078   14.69 農業、林業   8,208   0.08   7,994   0.07 漁業   15,654   0.15   14,209   0.13 鉱業、採石業、砂利採取業   14,192   0.14   16,135   0.15 建設業   282,458   2.73   304,048   2.81 電気・ガス・熱供給・水道業   164,681   1.59   157,160   1.45 情報通信業   75,175   0.73   76,968   0.71 運輸業、郵便業   305,298   2.95   326,637   3.02 卸売業、小売業   790,029   7.63   783,953   7.24 金融業、保険業   742,356   7.17   770,067   7.11 不動産業、物品賃貸業   2,482,871   23.99   2,647,565   24.44 医療・福祉、宿泊業等サービス業   668,098   6.46   755,662   6.98 地方公共団体   74,831   0.72   65,445   0.60 その他   3,104,940   30.01   3,314,716   30.60 海外及び特別国際金融取引勘定分   324,841   100.00   353,764   100.00 政府等   1,797   0.55   -   - 金融機関   47,221   14.54   45,413   12.84 その他   275,823   84.91   308,350   87.16 合計   10,672,814   ―   11,185,408   ― (注) 1 「国内」とは、当社及び国内連結子会社(海外店を除く)であります。 2 「海外」とは、国内連結子会社の海外店及び海外連結子会社であります。 (2) 外国政府等向け債権残高(国別) 「外国政府等」とは、外国政府、中央銀行、政府関係機関又は国営企業及びこれらの所在する国の民間企業等であり、日本公認会計士協会銀行等監査特別委員会報告第4号に規定する特定海外債権引当勘定を計上している国の外国政府等の債権残高を掲げることとしておりますが、2025年3月31日現在及び2026年3月31日現在の当該外国政府等向け債権残高はありません。 7 国内・海外別有価証券の状況 ○ 有価証券残高(末残) 種類   期別   国内   海外   相殺消去額(△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 国債   前連結会計年度   947,277   -   -   947,277 当連結会計年度   831,145   -   -   831,145 地方債   前連結会計年度   172,049   -   -   172,049 当連結会計年度   13,680   -   -   13,680 社債   前連結会計年度   531,310   -   -   531,310 当連結会計年度   488,446   -   -   488,446 株式   前連結会計年度   497,824   -   -   497,824 当連結会計年度   586,778   -   -   586,778 その他の証券   前連結会計年度   1,146,065   69,299   94,088   1,121,276 当連結会計年度   1,112,594   72,329   107,432   1,077,491 合計   前連結会計年度   3,294,527   69,299   94,088   3,269,737 当連結会計年度   3,032,645   72,329   107,432   2,997,542 (注) 1 「国内」とは、当社及び国内連結子会社(海外店を除く)であります。 2 「海外」とは、国内連結子会社の海外店及び海外連結子会社であります。 3 「その他の証券」には、外国債券及び外国株式を含んでおります。 4 「相殺消去額」は、「国内」と「海外」間の取引に関する相殺額を記載しております。 8 「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づく信託業務の状況 連結会社のうち「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づき信託業務を営む会社は静岡銀行1社です。 (1) 信託財産の運用/受入状況(信託財産残高表) 資産 科目   前連結会計年度 (2025年3月31日)   当連結会計年度 (2026年3月31日) 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%) 銀行勘定貸   109   14.68   185   22.86 現金預け金   637   85.32   626   77.14 合計   747   100.00   811   100.00 負債 科目   前連結会計年度 (2025年3月31日)   当連結会計年度 (2026年3月31日) 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%) 金銭信託   747   100.00   811   100.00 合計   747   100.00   811   100.00 (注) 共同信託他社管理財産 前連結会計年度の残高は5百万円、当連結会計年度の残高は5百万円であります。 (2) 有価証券残高の状況 該当事項はありません。 (3) 元本補填契約のある信託の運用/受入状況(末残) 科目   前連結会計年度 (2025年3月31日)   当連結会計年度 (2026年3月31日) 金銭信託 (百万円)   貸付信託 (百万円)   合計 (百万円)   金銭信託 (百万円)   貸付信託 (百万円)   合計 (百万円) 銀行勘定貸   109   -   109   185   -   185 資産計   109   -   109   185   -   185 元本   109   -   109   185   -   185 その他   0   -   0   0   -   0 負債計   109   -   109   185   -   185 (自己資本比率等の状況) (参考) 自己資本比率は、銀行法第52条の25の規定に基づき、銀行持株会社が銀行持株会社及びその子会社の保有する資産等に照らしそれらの自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(2006年金融庁告示第20号)に定められた算式に基づき、連結ベースについて算出しております。 なお、当社は、国際統一基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては基礎的内部格付手法を、オペレーショナル・リスク相当額の算出においては標準的計測手法を採用するとともに、マーケット・リスク規制を導入しております。 また、自己資本比率の補完的指標であるレバレッジ比率は、銀行法第52条の25の規定に基づき、銀行持株会社が銀行持株会社及びその子会社の保有する資産等に照らしそれらの自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準の補完的指標として定めるレバレッジに係る健全性を判断するための基準(2019年金融庁告示第12号)に定められた算式に基づき、連結ベースについて算出しております。 連結自己資本比率(国際統一基準) (単位:億円、%) 2026年3月31日 1.連結総自己資本比率(4/7)   15.60 2.連結Tier1比率(5/7)   15.60 3.連結普通株式等Tier1比率(6/7)   15.60 4.連結における総自己資本の額   10,815 5.連結におけるTier1資本の額   10,815 6.連結における普通株式等Tier1資本の額   10,815 7.リスク・アセットの額   69,300 8.連結総所要自己資本額   5,544 持株レバレッジ比率(国際統一基準) (単位:%) 2026年3月31日 持株レバレッジ比率   6.89 (資産の査定) (参考) 資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(1998年法律第132号)第6条に基づき、静岡銀行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(1948年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。 1.破産更生債権及びこれらに準ずる債権 破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。 2.危険債権 危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。 3.要管理債権 要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。 4.正常債権 正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。 静岡銀行(単体)の資産の査定の額 債権の区分   2025年3月31日   2026年3月31日 金額(億円)   金額(億円) 破産更生債権及びこれらに準ずる債権   176   145 危険債権   663   665 要管理債権   88   79 正常債権   107,560   112,750 (生産、受注及び販売の実績) 「生産、受注及び販売の実績」は、銀行持株会社における業務の特殊性のため、該当する情報がないので記載しておりません。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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