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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

タチエス

TACHI-S CO.,LTD.7239 · Prime · 輸送用機器

自動車用シート専業のグローバルメーカー。日米中など地域別に生産・販売拠点を展開。

概要

タチエスは、自動車用シートの完成品およびフレーム・スライドレールなどの機構部品を製造・販売する企業である。1954年に立川スプリング製作所として創業し、現在は日本、北米、中南米、中国、東南アジアの5地域に生産拠点を有する。2026年3月期の連結売上高は2,690億円、従業員数は8,790人。東京証券取引所プライム市場に上場している。

日本国内と海外5極で構成する生産体制

タチエスは、日本・北米・中南米・中国・東南アジアの5つの地域セグメントで自動車シート事業を展開する。日本セグメントは青梅工場(東京都)、愛知工場、栃木工場など国内拠点で生産し、連結子会社である㈱TF-METALなどから部品供給を受ける。北米はTACHI-S Engineering U.S.A.が統括し、オハイオ州やテネシー州に工場を持つ。中南米ではメキシコのアグアスカリエンテス州にIndustria de Asiento Superiorを、ブラジルにも子会社を保有する。中国は泰極愛思(中国)投資有限公司が統括し、広州や武漢に生産会社がある。東南アジアではタイのバンコク都にTACHI-S Automotive Seating (Thailand)を設立している。このほか、不動産賃貸事業も営む。

主要顧客3社で売上高の44%を占める依存構造

タチエスの販売先は自動車メーカーが中心であり、2026年3月期においてメキシコ日産自動車会社への売上高が486億円(構成比18.1%)、三菱自動車工業が421億円(同15.7%)、本田技研工業が276億円(同10.3%)と、上位3社で全体の44.1%を占める。この依存度は、為替変動や各社の生産計画の影響を大きく受ける要因となっている。日本セグメントでは三菱自動車や日産自動車向けが、北米・中南米セグメントでは日産系(メキシコ日産)が大口顧客である。中国セグメントでは上海汽車向けの智己LS9などの新規立ち上げも進めている。

日本と中南米が売上を牽引、中国は赤字から黒字転換

2026年3月期のセグメント別売上高は、日本が1,085億円(前年比6.0%減)、中南米が1,037億円(同0.0%増)、北米が414億円(同5.5%減)、中国が89億円(同50.6%減)、東南アジアが62億円(同52.5%増)である。営業利益では日本が61億円(同9.5%減)、中南米が23億円(同22.4%減)、北米が5億円(前期は0.6億円の損失)、中国が16億円(前期は6億円の損失から黒字転換)、東南アジアが10億円(同78.7%増)となった。中国の大幅減収は生産台数の減少が原因だが、固定費削減などで利益が改善した。東南アジアはタイでの受注拡大により増収増益である。

業界の中での役割は自動車部品(シート)のティア1サプライヤーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
2,690億円
営業利益
116億円
営業利益率
4.3%
純利益
93億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01自動車(日本)主力

国内で自動車座席及び座席部品を製造し、主に国内完成車メーカーに納入。子会社から部品供給を受け、一貫生産体制を構築。

主な製品・サービス2
自動車用シート完成品
乗用車、商用車向けのフロントシート、リアシート等の完成シート。
シート部品(フレーム、機構部品等)
シートフレーム、スライドレール、リクライナー等の金属・機構部品。

02自動車(北米)主力

北米において自動車座席及び部品を製造し、主に米国内の完成車メーカーに納入。TACHI-S Engineering U.S.A.が統括。

主な製品・サービス2
自動車用シート完成品
北米市場向けの自動車用シート。
シート部品
シートフレーム等の部品供給。

03自動車(中国)主力

中国で自動車座席及び部品を製造し、主に中国国内の完成車メーカーに納入。泰極愛思(中国)投資有限公司が統括。

主な製品・サービス2
自動車用シート完成品
中国市場向けシート。
シート部品
フレーム等部品。

04自動車(中南米)準主力

中南米において自動車座席及び部品を製造し、主に現地の完成車メーカーに納入。メキシコ、ブラジルに生産拠点を有する。

主な製品・サービス2
自動車用シート完成品
中南米市場向けシート。
シート部品
フレーム等の部品。

05自動車(東南アジア)準主力

東南アジアで自動車座席及び部品を製造し、主に現地自動車メーカーに納入。タイに生産拠点。

主な製品・サービス2
自動車用シート完成品
東南アジア市場向けシート。
シート部品
フレーム等部品。

06不動産賃貸副次

当社が商業施設の賃貸を行っている。

製品と技術

乗用車・商用車向けシート完成品

タチエスは、フロントシート、リアシートなどの自動車用シート完成品を製造する。納入先は日産自動車、三菱自動車工業、本田技研工業などの完成車メーカーである。2026年3月期には、本田技研工業向けN-ONE eのシート生産を日本で立ち上げ、中国では上海汽車向け智己LS9のシート生産を開始した。シート完成品は各地域の生産拠点で最終組立が行われ、車種ごとに異なる設計・仕様に対応する。表皮やクッション材の内製化も進めており、一貫生産体制を強みとする。

シートフレーム・機構部品の内製

シートの骨格となるフレームや、スライドレール、リクライナー(リクライニング機構)などの金属・機構部品も自社で製造する。これらの部品は、国内子会社の㈱TF-METALやメキシコのTF-METAL Mexicoなどが生産し、完成品ラインに供給される。機構部品はシートの機能性と安全性を左右する重要部品であり、タチエスは長年にわたるスプリング・金属加工技術を活かして開発・生産している。部品の内製化率を高めることで、コスト競争力と品質管理の強化を図っている。

没入体験を提供するコンセプトモデル「スマートシェル」

タチエスは自動車シートの新たな価値提案として、コンセプトモデル「スマートシェル」を開発している。2025年と2026年の「人とくるまのテクノロジー展」に出展し、プライベート空間と没入感による新たな体験価値を提案した。このコンセプトは、自動車シートを単なる座席から「快適な空間」へと進化させるもので、将来の車両搭載を見据えた小型化も進めている。タチエスは中計で「進化」として位置づけ、既存シート事業の収益を新たな価値創出に投資する方針である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

輸送用機器のなかでの位置

自動車シートで世界大手、収益改善途上

タチエスは自動車用シートの専業メーカーとして、トヨタ紡織やユニプレスと競合する業界大手です。トヨタ紡織はトヨタグループ内で圧倒的な規模を誇り、タチエスは独立系として差別化を図っています。売上高は2024年3月期の2929億円から2026年3月期には2690億円へと減少傾向にありますが、営業利益率は3.36%から4.31%へ改善しており、コスト削減効果が表れています。自動車需要の変動や原材料価格の高騰といった業界構造的な課題に対応しつつ、シートの軽量化や電動化対応など技術開発を進めています。

強み

  • 自動車シートに特化した高い技術力と生産体制を持ち、業界で確固たる地位を築いています。
  • 2026年3月期の営業利益率は4.31%と、前期から改善し収益力が向上しています。
  • 主要自動車メーカーとの強固な取引関係を有し、安定した需要基盤があります。
  • 軽量化や電動化対応など、次世代技術の開発に積極的に取り組んでいます。

課題

  • 売上高は3期連続で減少しており、市場需要の低迷が続いています。
  • トヨタ紡織など大手との競争が激しく、価格競争が収益を圧迫しています。
  • 原材料価格の高騰がコスト増加要因となり、収益性に影響を与えています。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

自動車部品・電池・販売の時価総額近傍。太字がタチエス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16961エンプラス939億円16.6倍
26800ヨコオ892億円22.5倍
34290プレステージ・インターナショナル886億円14.9倍
45851リョービ881億円8.3倍
57199プレミアグループ835億円13.1倍
67239タチエス829億円8.7倍
72734サーラコーポレーション800億円10.5倍
84246ダイキョーニシカワ799億円8.9倍
97231トピー工業742億円6.6倍
107715長野計器729億円13.5倍
117593VTホールディングス658億円12.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(自動車部品・電池・販売)に従っています。

会社の歴史

沿革 34件

精密スプリングからシート専門メーカーへ転換した1954~1961年

1954年4月、立川スプリング製作所の事業拡張に対応するため、東京都立川市に立川スプリング㈱が設立された。当初は精密スプリングと自動車座席部品の両方を手掛けていたが、1961年4月に精密スプリング部門を分離し、立川発条㈱(現㈱タチエスH&P)として独立させた。これにより、自動車シート事業に経営資源を集中する体制が整った。この分離は、企業経営基盤の強化を目的としたもので、後のシート専業メーカーとしての成長の出発点となった。

国内工場網の拡充と部品子会社の設立(1969~1984年)

1969年4月に東京都青梅市に青梅工場を開設し、1971年10月には同地に日本プルマフレックス㈱(後の㈱タチエスパーツ)を設立して部品内製化を進めた。1976年8月に秋田県に立川工業㈱を設立、1977年4月に愛知工場、1980年1月に武蔵工場、1982年2月に栃木工場、同年7月に平塚工場、1984年10月に鈴鹿工場をそれぞれ開設した。この期間に国内生産拠点を関東・中部・東北に広げ、発注元である自動車メーカーの工場近くに生産能力を配置する戦略をとった。

商号変更と株式上場、北米進出の1986年

1986年4月、社名を「株式会社タチエス」に変更した。同年7月には米国ミシガン州にTACHI-S Engineering U.S.A., Inc.を設立し、北米市場への足がかりを築いた。12月には東京証券取引所市場第二部に上場し、資金調達力を高めた。1987年9月にはオハイオ州にSETEX, Inc.を設立、北米での生産体制を強化した。上場後の1989年には冨士高工業㈱を子会社化し、縫製技術を取り込んだ。この一連の動きは、国内シートメーカーからグローバルサプライヤーへの第一歩となった。

メキシコ・中国への生産拠点展開(1991~2005年)

1991年4月、メキシコのアグアスカリエンテス州にIndustria de Asiento Superiorを設立し、中南米での現地生産を開始した。2003年11月には中国広東省広州市に広州泰李汽車座椅有限公司を設立、翌2005年9月には泰極(広州)汽車内飾有限公司を設立して中国事業を本格化させた。同年12月には米国テネシー州にTACLE Seating U.S.A. LLCを設立し、北米でのプレゼンスをさらに拡大した。これらの投資は、主要顧客である日産やホンダの海外生産に追随する形で実施された。

業務提携と東南アジア進出(2010年以降)

2010年4月、Johnson Controls(現Adient)と業務提携を結び、技術面での連携を深めた。同時期にタイ・バンコク都にTACLE Seating Thailandを設立し、東南アジアでの生産を開始。2011年9月にはTACHI-S (Thailand) Co., Ltd.を設立し、タイでの統括機能を強化した。中国では2008年に武漢泰極江森汽車座椅有限公司を設立、2011年には泰極愛思(広州)企業管理有限公司(現泰極愛思(中国)投資有限公司)を設立して中国事業の管理統括体制を整えた。2026年3月期、東南アジアセグメントは売上高62億円と前期比52.5%増の伸びを示している。

年表34件を開く

1950年代

  • 1954年4月精密スプリング及び自動車座席部品を製造販売する立川スプリング製作所の事業拡張に対処し、企業経営基盤の強化のため、組織変更により東京都立川市に立川スプリング㈱を設立
  • 1959年9月本社及び工場を東京都昭島市に移転

1960年代

  • 1961年4月精密スプリング部門を分離し、立川発条㈱(現 ㈱タチエスH&P)として独立(現 連結子会社)
  • 1969年4月東京都青梅市に青梅工場を開設

1970年代

  • 1971年10月東京都青梅市に日本プルマフレックス㈱(後の㈱タチエスパーツ)を設立
  • 1973年3月日産自動車㈱、日野自動車工業㈱(現 日野自動車㈱)、三菱自動車工業㈱より資本参加を受ける(その後、3社とも全保有株式を処分)
  • 1976年8月秋田県平鹿郡大森町(現 横手市)に立川工業㈱(現 ㈱Nui Tec Corporation)を設立(現 連結子会社)
  • 1977年4月愛知県安城市に愛知工場を開設

1980年代

  • 1980年1月埼玉県入間市に武蔵工場を開設
  • 1982年2月栃木県下都賀郡国分寺町(現 下野市)に栃木工場を開設
  • 1982年7月神奈川県平塚市に平塚工場を開設
  • 1984年10月三重県鈴鹿市に鈴鹿工場を開設
  • 1986年4月商号変更「株式会社タチエス」に商号変更
  • 1986年7月米国ミシガン州にTACHI-S Engineering U.S.A., Inc.を設立(現 連結子会社)
  • 1986年12月上場東京証券取引所市場第二部に上場
  • 1987年9月米国オハイオ州にSETEX, Inc.を設立(現 連結子会社)
  • 1989年1月M&A冨士高工業㈱(現 ㈱Nui Tec Corporation)を子会社化(現 連結子会社)

1990年代

  • 1991年4月メキシコ アグアスカリエンテス州にIndustria de Asiento Superior, S.A. de C.V.を設立(現 連結子会社)
  • 1993年3月東京都青梅市に技術センターを開設
  • 1999年8月愛知県安城市に技術センター愛知を開設

2000年代

  • 2002年5月本社移転及び本店所在地変更
  • 2002年6月本社工場を閉鎖
  • 2003年3月東京証券取引所市場第一部に指定替え
  • 2003年10月不動産賃貸業を開始
  • 2003年11月創業中国広東省広州市に広州泰李汽車座椅有限公司を設立(現 関連会社)
  • 2005年9月中国広東省広州市に泰極(広州)汽車内飾有限公司を設立(現 連結子会社)
  • 2005年12月米国テネシー州にTACLE Seating U.S.A. LLC(現 TACHI-S Automotive Seating U.S.A., LLC)を設立(現 連結子会社)
  • 2006年7月縫製事業の統括会社、㈱Nui Tec Corporationを設立(現 連結子会社)
  • 2007年5月M&A㈱Nui Tec Corporationは、立川工業㈱及び冨士高工業㈱を吸収合併
  • 2008年6月中国湖北省武漢市に武漢泰極江森汽車座椅有限公司(現 武漢東風泰極愛思延鋒汽車座椅有限公司)を設立(現 連結子会社)

2010年代

  • 2010年4月タイ バンコク都にTACLE Seating Thailand Co.,Ltd.(現 TACHI-S Automotive Seating (Thailand) Co., Ltd.)を設立(現 連結子会社)
  • 2010年4月Johnson Controls, Inc.(現 Adient, Inc.)と業務提携
  • 2011年9月創業タイ バンコク都にTACHI-S (Thailand) Co., Ltd.を設立
  • 2011年10月中国広東省広州市に泰極愛思(広州)企業管理有限公司(現 泰極愛思(中国)投資有限公司)を設立(現 連結子会社)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 営業利益率2027年度まで4.5~5%レベル
  • ROIC2027年度まで8%
  • ROE2027年度まで10%
  • 総還元性向50%以上
  • 下限配当103.8円/株

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    営業利益の引き上げと資本効率の向上

    中期経営計画「TVE Wave2 2027」において、営業利益の更なる引き上げに最優先で取り組み、同時に資本効率の向上を進める。

  2. 02

    事業ポートフォリオの拡大と成長

    自動車シート事業を深化させ収益力を高め、その収益を新たな事業への進化・新化に投資し、事業ポートフォリオを拡大・成長させる。

  3. 03

    マテリアリティに基づくサステナブル経営

    イノベーションによる価値提供、サステナブル社会への貢献、自律的に行動できる人財と風土の醸成という3つのマテリアリティを基盤に活動を推進する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で8,790人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は622万円で、9期前と比べて+7.8%平均年齢は38.9歳、平均勤続年数は14.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月10,986
2018年3月12,356
2019年3月57739.415.113,265
2020年3月56339.815.413,750
2021年3月52637.613.712,421
2022年3月51738.114.211,426
2023年3月53038.614.610,556
2024年3月54738.914.510,474
2025年3月60839.014.510,56091
2026年3月62238.914.68,790132

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率5.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率64.2%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)71.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社27(国内 7 / 海外 20、うち連結子会社 18) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
中南米 — メキシコ アグアスカリエンテス州 アグアスカリエンテス市他4,669百万円
日本 — 静岡県 湖西市他4,370百万円
中南米 — メキシコ アグアスカリエンテス州 アグアスカリエンテス市3,791百万円
武蔵工場 — 埼玉県入間市他3,340百万円
日本
中国 — 中国 浙江省 嘉善県1,942百万円
北米 — 米国 ミシガン州 ファーミントンヒルズ市1,927百万円
本社/技術・モノづくりセンター — 東京都青梅市1,738百万円
日本
北米 — 米国 オハイオ州 セントメリ ーズ市1,496百万円
東南アジア — タイ バンコク都1,444百万円
中南米 — メキシコ グアナファト州 セラヤ市1,414百万円
ほか15件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱TF-METAL
    静岡県湖西市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱Nui Tec Corporation
    秋田県横手市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱タチエスH&P
    東京都青梅市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱TF-METAL磐田
    静岡県磐田市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱TF-METAL九州
    大分県中津市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱TF-METAL東三河
    愛知県新城市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    TACHI-S Engineering U.S.A.,Inc.
    米国 ミシガン州 ファーミントンヒルズ市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    TF-METAL Americas Corporation
    米国 ミシガン州 ファーミントンヒルズ市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    SETEX, Inc.
    米国 オハイオ州 セントメリーズ市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    TACHI-S Automotive Seating U.S.A., LLC
    米国 テネシー州 スマーナ市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    TACHI-S Engineering Latin America, S.A. de C.V.
    メキシコ アグアスカリエンテス州 アグアスカリエンテス市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Industria de Asiento Superior, S.A. de C.V.
    メキシコ アグアスカリエンテス州 アグアスカリエンテス市 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社15社を開く
  • SETEX Automotive Mexico, S.A. de C.V.メキシコ グアナファト州 セラヤ市100%
  • TF-METAL Mexico, S.A. de C.V.メキシコ アグアスカリエンテス州 アグアスカリエンテス市100%
  • TACHI-S Brasil Industria de Assentos Automotivos Ltda.ブラジル リオデジャネイロ州 レゼンデ市100%
  • 泰極愛思(中国)投資 有限公司中国広東省 広州市100%
  • 湖南泰極愛思汽車座椅 有限公司中国湖南省 長沙市51%
  • 武漢東風泰極愛思延鋒 汽車座椅有限公司中国湖北省 武漢市50%
  • 泰極(広州)汽車内飾 有限公司中国広東省 広州市100%
  • 泰極愛思(武漢)汽車内飾 有限公司中国湖北省 武漢市100%
  • 浙江泰極信汽車部件 有限公司中国浙江省 嘉善県83%
  • TACHI-S Automotive Seating (Thailand) Co., Ltd.タイ バンコク都100%
  • 錦陵工業㈱福岡県京都郡 みやこ町25%
  • 広州泰李汽車座椅 有限公司中国広東省 広州市49%
  • 襄陽東実李爾泰極愛思 汽車座椅有限公司中国湖北省 襄陽市20%
  • 鄭州泰新汽車内飾件 有限公司中国河南省 鄭州市50%
  • 大連東実李爾泰極愛思 汽車座椅有限公司中国遼寧省 大連市49%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は2,690億円営業利益116億円前期と比べると減収増益で、売上が-5.7%、利益が+20.8%。

売上高
-5.7%
2,690億円
営業利益
+20.8%
116億円
純利益
-17.7%
93億円
営業利益率
4.3%
前期比 +0.9%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高2,700億円2,690億円
営業利益120億円116億円
純利益86億円93億円
1株あたり配当¥115¥115

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は666億円、営業利益は20億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−1.9%、営業利益は+900.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q70559
2024年1Q67920.3−1
2024年2Q698162.314
2024年3Q786202.516
2024年4Q76625
2025年2Q1,452261.810
2025年4Q1,402705.0103
2026年2Q1,276282.226
2026年4Q1,414886.267
2027年1Q666203.015

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は2,177億円から2,690億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は4.3%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月2,1779356
2014年3月2,1974616
2015年3月2,509469
2016年3月2,8377817
2017年3月2,82512373
2018年3月2,95511982
2019年3月3,0057020
2020年3月2,82311−16
2021年3月1,985−73−137
2022年3月2,064−35−21
2023年3月2,4342058
2024年3月2,9298854
2025年3月2,854961083.4113
2026年3月2,6901161384.393

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高2,690億円のうち、営業利益として残るのは116億円4.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は93億円、売上の3.5%にあたる。営業利益率は業種中央値5.1%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金88.2%2,372億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金7.5%202億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.3%116億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
11.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.8pt
4.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.2pt
3.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+3.5pt
9.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
6.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが136億円、投資CFが−36億円で、差し引きのフリーCFは100億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は446億円で、売上の2.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月87−58429340
2014年3月43−11325−70326
2015年3月21−30−42−9317
2016年3月144−53−2791376
2017年3月134−65−2769397
2018年3月129−21−34108463
2019年3月11−55−43−44377
2020年3月2−771−75299
2021年3月−19−6351−82272
2022年3月−420−816294
2023年3月3767−100104329
2024年3月184−21−134163391
2025年3月9840−93138436
2026年3月136−36−124100446

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,704億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,059億円で、自己資本比率は61.6%(業種中央値53.0%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1,24174749456.7
2014年3月1,43580762853.1
2015年3月1,62389373052.4
2016年3月1,63887776150.6
2017年3月1,73792980850.5
2018年3月1,8391,00683351.1
2019年3月1,73497575952.5
2020年3月1,62292070252.7
2021年3月1,51078772348.0
2022年3月1,59079279845.8
2023年3月1,70086583547.3
2024年3月1,80896384549.7
2025年3月1,72098273856.0
2026年3月1,7041,05964561.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
457億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
669億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
18億円
在庫として抱えている分
負債合計
645億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
79
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率9 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

輸送用機器 82社との比較

同じ輸送用機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り82社中11位あたり、逆に低いのは売上成長率82社中77位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
9.2%/中央値 5.7%
P25 3.3%P75 9.7%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.3%/中央値 5.1%
P25 2.6%P75 7.3%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
61.6%/中央値 53.0%
P25 40.5%P75 65.9%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-5.8%/中央値 2.1%
P25 -1.4%P75 6.5%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.9%/中央値 3.2%
P25 2.4%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,353で、1年前と比べて+26.4%過去52週の値幅のなかでは90%の位置にある。

¥2,353-1.8%1ヶ月+5.8%1年+26.4%時価総額829億円
過去52週の値幅
安値¥1,894高値¥2,405

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)8.7倍
PER (会社予想)9.4倍
PBR0.75倍
配当利回り4.89%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で7.2%上昇し、8月14日には2309円と52週高値圏に接近。25日線を+4.1%上回り、75日線・200日線も上回る強い上昇トレンド。RSIは69.66と高水準で、過熱感がある。出来高は上昇時に増加傾向で、8月5日に171000株の商いを伴って2315円まで上昇。52週高値2354円まであと2%に迫り、上値追いの展開。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 82/100)

PERは8.52倍で業界平均17.06倍の半分以下、予想PER9.2倍でも割安水準。PBR0.73倍は1倍を下回り、業界平均1.13倍に対しても低い。ROE9.2%は良好で、配当利回り4.98%は業界平均2.97%を大きく上回り、株主還元が充実。直近の売上高は減少傾向だが、2026年3月期は増収見込みであり、営業利益率も改善傾向。収益性と株主還元のバランスが取れており、総合的に割安と判断する。

指標この会社業種平均
PER (実績)8.7倍16.3倍
PER (予想)9.4倍
PBR0.75倍1.12倍
ROE9.2%7.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

自動車生産の回復や新モデル投入による受注増で収益が上向く一方、EVシフトや生産台数の変動、原材料費高騰が利益を圧迫する可能性がある。強気派は営業利益率の改善と海外展開による成長を評価し、弱気派は自動車市場の成熟と競争激化で持続的な高成長は見込みにくいと指摘する。

プラスに働く材料7
  • 収益力の改善

    営業利益率が3.36%から4.31%へと上昇傾向にあり、コスト削減効果が出ている

  • 配当利回りの高さ

    予想配当利回りは4.98%と株主還元が手厚く、下支え要因になる

  • 低評価の修正余地

    PERは8.52倍と同業他社より割安で、業績改善が続けば評価修正が期待できる

  • 営業利益116億円と2期連続増益決算発表後影響

    営業利益は96億円→116億円、売上高減でも増益。

  • 営業利益率4.31%へ改善通年影響

    営業利益率は3.36%→4.31%へ0.95pt改善。

  • PBR0.73倍・PER8.52倍の割安感不定影響

    PBR0.73倍と解散価値以下、配当利回り4.98%。

  • 外国人保有比率20.2%と高い継続影響

    外国人保有比率20.2%と高く、株主還元圧力。

マイナスに働く材料7
  • 需要の減少リスク

    売上高は2025/3期から2026/3期にかけて減少見込みで、自動車生産の伸び悩みが懸念される

  • 競争激化

    国内外の同業他社との競争が激しく、価格競争に陥るリスクがある

  • 原材料高の影響

    鋼材や樹脂などの原材料費上昇が利益を圧迫する可能性がある

  • 売上高2690億円と3期連続減収通年影響

    売上高は2929→2854→2690億円と減少。

  • 純利益93億円と前期比17.7%減益決算発表後影響

    純利益は113億円→93億円に減少。

  • 増益はコスト削減頼みで持続性に疑問通年影響

    売上高減少下の増益は原価低減に依存、材料高で逆転も。

  • PBR0.73倍は成長期待の低さ反映不定影響

    PBR0.73倍と1倍割れ、市場の低評価。

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益力の改善が続くか確認するため
自動車生産台数
需要の基盤となる自動車市場の動向を把握するため
海外売上比率
海外展開の進捗とリスク分散効果を測るため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり115で、前期から+1.2%いまの株価に対する利回りは4.89%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥115
1株あたり
配当利回り
4.89%
いまの株価に対して
配当性向
27.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1916.0
2018年3月2110.514.6
2019年3月2519.040.6
2020年3月264.035.0
2021年3月7−75.0
2022年3月64878.5
2023年3月7415.728.9
2024年3月9326.153.9
2025年3月10411.933.0
2026年3月1051.227.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥115

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ27,890人。区分でいちばん多いのは個人・その他46.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が31.4%を占め、残る68.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他25.123.030.544.248.146.5
金融機関20.126.222.526.325.224.9
外国法人37.334.029.918.518.020.1
事業法人16.215.614.77.86.66.5
証券会社1.21.12.33.12.01.8
自己株式2.31.81.81.81.81.8
外国人個人0.10.00.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)14.24
02株式会社日本カストディ銀行(信託口)4.15
03STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)3.08
04齊藤 潔2.28
05株式会社三井住友銀行2.13
06タチエス取引先持株会2.12
07STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.99
08STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.85
09山本 紀子1.45
10齋藤 均1.41

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-06-01
    三菱UFJ信託銀行株式会社
    新規の大量保有報告
    3.00%
    -0.69pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+64%、1株純資産は14期で+58%。直近期のROEは9.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1651,9318.910.113.4
2014年3月452,0902.238.127.2
2015年3月242,4021.169.421.4
2016年3月482,3392.034.543.4
2017年3月2052,4738.510.816.0
2018年3月2312,6539.08.214.6
2019年3月552,6452.128.640.6
2020年3月−462,499−1.835.0
2021年3月−4012,120−17.3
2022年3月−602,129−2.8
2023年3月1702,3477.67.128.9
2024年3月1582,6196.412.653.9
2025年3月3302,80812.25.233.0
2026年3月2713,0569.27.527.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2026/3期の役員報酬は総額282百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
山本雄一郎代表取締役社長 最高経営責任者 最高執行責任者58102,000
小松篤司代表取締役 執行役員 最高財務責任者638,000
伊藤孝男取締役 執行役員618,000
村上聡謙取締役 執行役員627,000
比留間雅人取締役 執行役員527,000
三原秀哲取締役(社外)68
木下俊男取締役(社外)77
永尾慶昭取締役(社外)733,000
筒井さち子取締役(社外)64
松井尚純監査役(常勤)653,000
木ノ瀨哲也監査役(常勤)636,000
小澤伸光監査役(社外)703,000
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢
大岩直子監査役(社外)62

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円賞与百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)6133963920534
社外取締役745456
監査役2323216

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,302字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、子会社26社(うち非連結子会社4社)及び関連会社8社(うち持分法非適用の関連会社3社)で構成され、その主な事業内容は自動車座席及び座席部品の製造並びに販売であります。 当社及び当社の関係会社の事業における当社及び関係会社の位置付け及びセグメントとの関係は、次のとおりであります。以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。 なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。 日      本 当社は、自動車座席及び座席部品を製造し、主に国内の得意先に納入しております。国内関係会社は、主に自動車座席並びに座席部品を製造し当社に納入しております。 また、当社は、商業施設の賃貸も行っております。 (主な関係会社)   (株)TF-METAL 北      米 当社の北米における営業・開発拠点であるTACHI-S Engineering U.S.A., Inc.が管理統括し、同社子会社は、自動車座席並びに座席部品を製造し、主に米国内の得意先に納入しております。 (主な関係会社)   TACHI-S Engineering U.S.A., Inc.及びTACHI-S Automotive Seating U.S.A., LLC 中  南  米 当社の中南米における開発拠点であるTACHI-S Engineering Latin America, S.A. de C.V.が管理統括し、同社以外の子会社は、自動車座席並びに座席部品を製造し、主に中南米の得意先に納入しております。 (主な関係会社)   TACHI-S Engineering Latin America, S.A. de C.V.、Industria de Asiento Superior, S.A. de C.V.、SETEX Automotive Mexico, S.A. de C.V.、TF-METAL Mexico, S.A. de C.V.及びTACHI-S Brasil Industria de Assentos Automotivos Ltda. 中      国 当社の中国における営業・開発拠点である泰極愛思(中国)投資有限公司が管理統括し、泰極愛思(鄭州)汽車座椅研発有限公司は開発を行っております。また、その他の子会社及び関連会社は、自動車座席並びに座席部品を製造し、主に中国内の得意先に納入しております。 (主な関係会社)   泰極愛思(中国)投資有限公司、浙江泰極信汽車部件有限公司 東南アジア 東南アジアの子会社及び関連会社は、主に自動車座席並びに座席部品を製造し、主に東南アジア内の得意先に納入しております。 (主な関係会社)   TACHI-S Automotive Seating (Thailand) Co., Ltd. 事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,924字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、「人と社会と共生し快適で豊かな生活空間を創造し続けることで人々を笑顔にする」をコーポレートビジョンとして掲げております。当社は、ビジョンの実現を通じてステークホルダーの要請・期待に応え、 持続可能な社会の実現に貢献することを目的に日々の活動に取り組んでおります。 当社のこれまでの歩みには、社是『互譲協調』があります。 『互譲協調』とは、「人と人との和」を大切にし、思いやり・助け合いの精神の下、何事にも使命感と自責心をもって臨み 組織の相乗作用による高い目標・目的を達成することで、社会や社業に貢献する姿勢を意味する当社創業以来脈々と受け継がれている基本的な価値観です。 当社はこの社是の精神に基づき、事業やステークホルダーが直面する諸課題の解決に取り組み、そこから得られる信頼をベースに『選ばれ続ける企業』となることを目指しております。 (2) 目標とする経営指標 新中期経営計画「TVE (Transformative Value Evolution) Wave2 2027」においては、基本方針として営業利益の更なる引き上げに最優先で取り組むと同時に資本効率の向上を進めてまいります。 2027年度財務指標及び株主還元方針は以下としております。 ■財務目標 ・営業利益率   :   4.5~5%レベル ・ROIC   :     8% ・ROE   :    10% ■株主還元方針 ・総還元性向50%以上を目指す ・103.8円/株の下限配当を導入(2025年3月期実績:DOE4%相当) ・配当政策に加え機動的な自己株買いを検討 なお、当該KPIの各数値については有価証券報告書提出日現在において予測できる事情等を基礎とした合理的な判断に基づくものであり、その達成を保証するものではありません。 (3) 中長期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題 当社グループが関連する自動車業界におきましては、米国トランプ政権の流動的な経済・通商政策、中国経済の減速、ウクライナ他多地域に広がる紛争による国際情勢の緊迫化、足元ではイラン軍事衝突による原油価格の高騰や石油製品に関連したサプライチェーンへの影響など事業環境は先行きの不透明さが増しております。 当社グループが関連する自動車業界におきましては、電動化・知能化に向けた構造転換が中長期的な方向性として維持される一方で、各国市場の需要動向や政策の変更により、自動車メーカー各社は投資の選択と集中を進め、車種戦略・生産体制の見直しを行っております。また、中国自動車メーカーがグローバルでプレゼンスを高める中、わが国の自動車メーカー・部品サプライヤーは、中国自動車メーカーに伍せる競争力の向上と共にスピーディーな事業遂行力が求められております。 2021年度に発表した中期経営計画TVE(Transformative Value Evolution)は2つのフェーズから構成されております。2021年度~2024年度は収益構造と資本効率の改善を行い、基盤再構築による再生・強化を行うWave 0/1フェーズとしておりました。 2025年度から2030年度までは、ビジネス成長を伴う飛躍を期するWave2フェーズとしております。本中計TVEでは3つの「シンカ」、すなわち、現自動車シート事業である深い「深化」で収益力を上げ、そこで得た収益を進む「進化」、新しい「新化」に投資し、事業ポートフォリオを拡げ、成長させることを狙いとしています。 TVE Wave2開始にあたっては事業環境、リスク・機会の分析を行い、ステークホルダーの視点から改めて重要課題を抽出し、当社事業活動と重要課題の繋がりを捉え直し、3つのマテリアリティを特定し2030年ビジョンを策定いたしました。 <2030年ビジョン> 社是“互譲協調”に沿い、イノベーションにより提供価値を変革し競争力・収益力を高めると同時に社会課題への対応を通じサステイナブル社会の実現に貢献する <マテリアリティ> ①イノベーションと事業を通じた社会課題への対応(価値の提供) ②サステイナブル社会の実現への貢献と信頼に基づき選ばれ続ける企業になるための真摯な事業運営 ③価値創造に向け自律的に行動できる人財と風土の醸成 2030ビジョンと3つのマテリアリティを活動の基盤に置きTVE Wave2の目標達成にむけ活動を推進していく所存です。
事業等のリスク2,789字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであり、事業等のリスクはこれらに限られるものではありません。 (1) 業績変動 当社グループの事業は自動車用座席及び座席部品の製造並びに販売であり、特定の自動車メーカーの系列に属さず、複数の自動車メーカーからの受注に基づいて生産・販売を行っております。従いまして、特定の自動車メーカーへの依存度は高くありませんが、販売先である自動車メーカー各社の市場での評価や支持、当社グループの製品を採用した車種の販売動向、あるいは新型車種投入時期により、業績に影響を受ける場合があり、また、売上高及び利益が上期、又は下期に偏る場合があります。さらに、自動車メーカーによる発注方針の変更、生産調整(原材料不足含む)、特定車種の生産工場移管、工場再編等により、業績に影響を受ける場合があります。加えて、当社グループはグローバルに事業活動を展開していることから、各地域における政治・経済情勢の変化、紛争、制裁措置、通商政策の変更等の地政学リスクの高まりにより、原材料・部品の調達停滞、物流の混乱、エネルギー価格や輸送コストの上昇等が生じた場合には、当社グループの生産活動及び収益性に影響を及ぼす可能性があります。また、各地域における売上、費用、資産、負債を含む現地通貨建ての項目は、連結財務諸表作成のため円換算されており、換算時の為替レートの変動により、現地通貨における価値が変わらなくても、円換算後の価値が影響を受ける可能性があります。 (2) 新製品開発力 当社グループは、技術力とコスト競争力に裏打ちされた確固たる『グローバル・シート・システム・クリエーター』としての地位確立が急務であるとの認識から、業界標準たり得る差別化商品・新工法をユーザー及び自動車メーカーに提供するため、長期的視野に立ってシート技術の研究開発活動を展開しております。しかしながら、ユーザーと自動車メーカーの変化を十分に予測できず、魅力ある新製品を開発できない場合やタイムリーに提供できない場合、将来の成長と収益性を低下させ、更には投下資金の負担が業績と財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (3) グローバル展開 当社グループは、特定のメーカーの系列に属さず、複数の自動車メーカーとの取引を行っていることは前述のとおりです。自動車メーカー各社は各様のグローバル展開を実践し、当社グループは、この施策に追従する必要性が出てきております。生産拠点を設けるにあたっては、予期しない法規又は税制の変更、あるいはテロ、戦争、その他の要因による社会的混乱等、事業の遂行に問題が生じる可能性があります。 (4) リスク評価により選定された対策優先リスク 当社では前述のリスクに加え、事業環境の変化を踏まえて予測されるリスクを抽出し、「損害規模」と「発生頻度」の観点から評価を実施しております。評価されたリスクについては、社内のリスクマネジメント委員会においてリスクの大きさだけではなく、「当社が重視する価値観」や「ステークホルダーの社会的な関心が高いリスク」といった観点を加味して協議し、当社の対策優先リスクを選定しております。また、各リスクについては、その対策状況を確認し、必要に応じて改善状況のフォローアップを実施しております。なお、対策優先リスクは、当社グループ会社間で共有し、グループ全体でリスクの最小化に努めております。選定された対策優先リスクは、以下のとおりです。 ① 火災・爆発 火災・爆発については、法定に基づいた消防設備の維持及び建屋の管理、危険物や可燃物等の管理、消防訓練の実施、火災保険の付保等の対策を推進しております。しかしながら、工場等で火災が発生し建屋、設備等が焼損するとともに、従業員が死傷した場合、また、復旧までの長期間にわたり、工場の操業を停止せざるを得なくなった場合は、当社グループの生産及び社会的信用に影響が生じ、影響の規模によっては、事業の遂行に問題が生じる可能性があります。 ② 自然災害(地震) 自然災害については、法令に基づいた消防設備の維持及び建屋の管理、BCP規程の策定及び訓練の実施、ハザードマップの周知等の対策を進めております。しかしながら、生産拠点を含む地域で災害が発生し、建屋や生産設備・機械、出荷前の製品等が損傷するとともに、従業員が死傷した場合、また、治具等の関係上、他工場で代替生産ができず、工場が復旧するまで操業が停止した場合は、当社グループの生産及び社会的信用に影響が生じ、影響の規模によっては、事業の遂行に問題が生じる可能性があります。 ③ サイバー攻撃 サイバー攻撃については、情報セキュリティの必要性・重要性について教育を通して従業員の認識を高めながら、常に従業員と連携し対応しています。また、セキュリティ対策システムは、次々に発生する情報セキュリティリスクに対応するために、常日頃から対策と監視を強化し、従業員が安全にIT環境を利用できるように、総合的な情報セキュリティ対策を行っています。しかしながら、高度化されたサイバー攻撃により当社の情報が万一漏洩、流出した場合、当社グループの生産及び社会的信用に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 海外現地法人・拠点の管理不備 海外現地法人・拠点の管理不備については、組織的又は個人による不正・違法・反倫理的行為、行動規範や社内ルール違反などについて相談・通報を受け付ける「内部通報制度」を、全てのグループ会社で整備しています。また、業務執行部門の業務の妥当性、準拠性、有効性を確認する「業務監査」を定期的に実施しており、その中で倫理・法令遵守状況等の確認も行っています。しかしながら、海外現地法人・拠点の管理が不十分であることにより、不正・不祥事が発生した場合、当社グループの業績と財務状況及び社会的信用に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 品質問題 品質問題については、予防体制・危機管理体制を構築し、月次での報告会の実施、市場クレームの分析、対策を行っており、社内での品質概要教育、製造物責任賠償についての保険の付保等も推進しております。しかしながら、当社製品の欠陥により事故等が発生、又は当該製品の回収が行われた場合、当社グループの生産及び社会的信用に影響が生じ、影響の規模によっては、事業の遂行に問題が生じる可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,904字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、円安の進展、原材料価格やエネルギー価格の高騰他による物価上昇が継続するものの、賃上げや人手不足への対応を通じ所得・雇用環境は改善してきており、好調な企業収益も支えとなり、緩やかな回復基調にあります。海外に目を向けますと、米国トランプ政権の流動的な経済・通商政策、中国経済の減速、ウクライナ他多地域に広がる紛争による国際情勢の緊迫化、足元ではイラン軍事衝突による原油価格の高騰や石油製品に関連したサプライチェーンへの影響など、事業環境は先行きの不透明さを増しております。 当社グループが関連する自動車業界におきましては、電動化・知能化に向けた構造転換が中長期的な方向性として維持される一方で、各国市場の需要動向や政策の変更により、新エネルギー車への移行ペースには地域差がみられます。その結果、自動車メーカー各社は投資の選択と集中を進め、車種戦略・生産体制の見直しを行っております。また、中国自動車メーカーがグローバルでプレゼンスを高める中、わが国の自動車メーカー・部品サプライヤーは、グローバルでの競争力の維持・向上のため、中国自動車メーカーに伍せるスピーディーな事業遂行力、高いコスト競争力が求められております。 当連結会計年度は、中期経営計画「Transformative Value Evolution(TVE)」の第2フェーズであるWave2 2027 初年度にあたり、第1フェーズTVE Wave 0/1で取り組んできた収益改善の維持・向上を図りつつ、2030年度売上高4,000億円規模への引き上げに向け3つの「シンカ」において成長戦略を推進してまいりました。中核となる自動車シート事業での深い「深化」では、事業領域の拡大を狙いとして2026年4月10日に株式会社TOYO H&Iとの間で同社が営む自動車用シート及び内装事業に関連する株式を取得することに合意いたしました。また、新規ビジネスの獲得においては、インドにおける新たな顧客の獲得など成果が挙がってきております。自動車シートで新たな価値提供を提案する「進化」においては、プライベート空間と没入感による新たな体験価値を提供するコンセプトモデル「スマートシェル」を2025年開催の人とくるまのテクノロジー展に出展し、大変注目を集めました。2026年5月の同展示会では車両搭載を見据えたサイズへの小型化と、没入体験の質をさらに向上した「スマートシェル」を出展し、こちらも大変ご好評をいただきました。自動車シート事業に次ぐ新しい事業の創出に取り組む新しい「新化」では、候補事業領域を絞り、事業参入検討を進めております。その他の主な事業活動成果としては、日本国内では本田技研工業株式会社向けN-ONE eのシート生産を立ち上げ、中国では上海汽車向けの智己LS9のシート生産などを立ち上げました。また、シート表皮や骨格部品の各地域での生産も順調に立ち上がっております。 このような経営環境のもと、当連結会計年度における業績は、売上高は2,690億9百万円と前年同期比5.7%減となりましたが、営業利益は116億4百万円(前年同期比20.6%増)、経常利益は138億1千万円(前年同期比28.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は92億9千7百万円(前年同期比17.8%減)となりました。 セグメントの業績は、次のとおりであります。 なお、当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しており、前連結会計年度との比較及び分析については、変更後の区分に基づき記載しております。 日      本 売上高は1,085億5千9百万円(前年同期比6.0%減)、営業利益は61億5千3百万円(前年同期比9.5%減)となりました。 北      米 売上高は414億4千9百万円(前年同期比5.5%減)、営業利益は5億1千万円(前年同期は営業損失6千5百万円)となりました。 中  南  米 売上高は1,037億4千4百万円(前年同期比0.0%増)、営業利益は23億4千2百万円(前年同期比22.4%減)となりました。 中      国 売上高は89億9千9百万円(前年同期比50.6%減)、営業利益は16億1千8百万円(前年同期は営業損失6億2百万円)となりました。 東南アジア 売上高は62億5千6百万円(前年同期比52.5%増)、営業利益は10億3千1百万円(前年同期比78.7%増)となりました。 セグメントごとの生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。 ①生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(百万円)   前年同期比(%) 日      本   108,497   △5.8 北      米   41,466   △4.8 中  南  米   103,616   △0.4 中      国   9,437   △47.9 東南アジア   6,273   53.5 合計   269,291   △5.5 (注) 1  セグメント間取引については、相殺消去しております。 2  金額は販売価格によっております。 ②受注実績 当社グループは主に自動車座席及び座席部品を製造・販売しており、主要な顧客である自動車メーカー各社に対する納品までの期間が極めて短期間であるため、受注高及び受注残高の記載を省略しております。 ③販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前年同期比(%) 日      本   108,559   △6.0 北      米   41,449   △5.5 中  南  米   103,744   0.0 中      国   8,999   △50.6 東南アジア   6,256   52.5 合計   269,009   △5.7 (注) 1  セグメント間取引については、相殺消去しております。 2  主な相手先別販売実績及びそれぞれの総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) メキシコ日産自動車会社   48,378   17.0   48,616   18.1 三菱自動車工業株式会社   39,399   13.8   42,180   15.7 本田技研工業株式会社   28,663   10.0   27,633   10.3 (2) 財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、1,703億7千2百万円と前連結会計年度末に比べ15億8千4百万円減少しております。これは主に、現金及び預金が20億4百万円、売掛金が31億3千2百万円それぞれ増加したものの、原材料及び貯蔵品が23億5千5百万円、有形固定資産が25億5千4百万円、投資有価証券が25億1百万円、それぞれ減少したことによるものであります。 セグメントごとの資産は、次のとおりであります。 日      本 総資産は1,234億8千万円と前連結会計年度末に比べ3千8百万円の減少となりました。これは主に、現金及び預金が増加したものの、投資有価証券、原材料及び貯蔵品並びに仕掛品がそれぞれ減少したこと等によるものであります。 北      米 総資産は353億7百万円と前連結会計年度末に比べ19億5千万円の減少となりました。これは主に、現金及び預金が減少したこと等によるものであります。 中  南  米 総資産は507億9百万円と前連結会計年度末に比べ9億4千8百万円の減少となりました。これは主に、現金及び預金が増加したものの、原材料及び貯蔵品、仕掛品並びに有形固定資産がそれぞれ減少したこと等によるものであります。 中      国 総資産は173億8千7百万円と前連結会計年度末に比べ48億2千4百万円の減少となりました。これは主に、広州泰李汽車座椅有限公司及び襄陽東実李爾泰極愛思汽車座椅有限公司を連結子会社から持分法適用会社に変更したことによるものであります。 東南アジア 総資産は60億7千1百万円と前連結会計年度末に比べ1億9千7百万円の増加となりました。これは主に、現金及び預金が減少したものの、売掛金等が増加したことによるものであります。 負債合計は、644億6千8百万円と前連結会計年度末に比べ93億3百万円減少しております。これは主に、支払手形及び買掛金が16億2千6百万円、短期借入金が70億5千6百万円それぞれ減少したことによるものであります。 純資産合計は、1,059億4百万円と前連結会計年度末に比べ77億1千8百万円増加しております。これは主に、利益剰余金が57億4百万円、為替換算調整勘定が23億4百万円、それぞれ増加したことによるものであります。 (3) キャッシュ・フロー 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、445億7千7百万円と前連結会計年度末に比べ9億8千4百万円(2.3%)増加しました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により得られた資金は、135億8千3百万円であり、前連結会計年度と比べ38億1千9百万円(39.1%)増加しました。これは主に、売上債権の増減額が72億1千5百万円の減少であったものの、仕入債務の増減額が72億3千3百万円、固定資産処分損益が32億1千9百万円、それぞれ増加したことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動により使用した資金は、35億8千8百万円であり、前連結会計年度と比べ75億5千万円(前連結会計年度は39億6千2百万円の獲得)増加しました。これは主に、有形固定資産の売却による収入が40億1千2百万円減少したことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動により使用した資金は、123億6千9百万円であり、前連結会計年度と比べ30億7千5百万円(33.1%)増加しました。これは主に、短期借入金の返済が前連結会計年度と比べ増加したことから、短期借入金の純増減額が97億9千3百万円の減少となったことによるものです。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりであります。 当社グループは営業活動から得られるキャッシュ・フロー及び自己資金に加えて、金融機関との間で締結したコミットメントラインを含む短期借入枠により資金の流動性を十分に確保しております。 また、設備投資資金についてはグループの投資計画に基づき外部借入も機動的に活用することにより、全体で資本コストの適正化と財務の健全性の確保に努めております。 株主還元については経営における重要課題の一つと考えております。当社の配当政策については、「第4 提出会社の状況 3 配当政策」をご参照ください。 (4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、決算日における資産・負債の報告数値及び報告期間における収益・費用の報告数値に影響を与える見積りを必要としております。これらの見積り及び判断は、過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる様々な要因に基づき行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針及び重要な会計上の見積りは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」及び「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 重要な会計上の見積り」に記載しております。 (5) 経営上の目標の達成状況 中期経営計画「「Transformative Value Evolution(TVE)」のWave2 2027は、2025~2027年の3か年計画で2030年度売上高の4,000億円規模への引き上げに向けて成長戦略を実行する期間としております。このTVE Wave2 2027 では営業利益の更なる引き上げに最優先で取り組むと同時に、資本効率の向上を進めており、この期間の売上は、得意先の車種戦略変更や当社の受注状況によって約2,600億円でフラットに推移すると想定しています。 中核となる自動車シート事業での深い「深化」では、事業領域の拡大を狙いとして4月10日に株式会社TOYO H&Iとの間で同社が営む自動車シート及び内装事業に関連する株式を取得することに合意いたしました。また、新規ビジネスの獲得においては、インドにおける新たな顧客の獲得など成果が挙がってきております。進む「進化」においては、シートを中心としたパーソナルな没入体験価値を提供するコンセプトモデル「スマートシェル」を昨年度の人とくるまのテクノロジー展2025に出展し、大変好評をいただきました。自動車シート事業に次ぐ新しい事業の創出に取り組む、この新しい「新化」では、候補事業領域を絞り、事業参入検討を進めております。 2026年3月期における主要財務目標に対する進捗は以下の通りとなっています。 ・営業利益率   :   4.3%   (4.5~5%レベル) ・ROIC   :   7.6%   (8%) ・ROE:    :   9.2%   (10%) ※(  )内は2028年3月期の目標

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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IR資料の開示履歴 (TDnet)
  • 決算説明資料2027年3月期第1四半期決算説明資料2026-08-05

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。