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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.66-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

サーラコーポレーション

SALA CORPORATION2734 · Prime · 小売業

都市ガス・LPガスを核に、住宅・自動車・アニマルヘルスまで多角化。エネルギー販売から設備工事・メンテナンスまでワンストップ。

概要

サーラコーポレーションは、愛知県豊橋市に本社を置く複合生活関連企業である。1909年の創業以来、地域密着型の事業を展開し、現在は都市ガス・LPガスを中心とするエネルギー事業を中核に、住宅・不動産、カーライフ、アニマルヘルスケア、アグリ・食品など多角経営を行う。2025年11月期の連結売上高は2515億円、営業利益74億円、従業員数は4172人。東京証券取引所プライム市場および名古屋証券取引所プレミア市場に上場している。

エネルギー事業を中核とする6セグメント体制

サーラグループは、エネルギー&ソリューションズ事業、エンジニアリング&メンテナンス事業、ハウジング事業、カーライフサポート事業、アニマルヘルスケア事業、プロパティ事業の6つのセグメントで構成される。中核のエネルギー&ソリューションズ事業は売上高1208億円(2025年11月期)と全体の約48%を占め、都市ガス、LPガス、電気供給、熱供給などを手がける。次いでハウジング事業が448億円、エンジニアリング&メンテナンス事業が352億円と続く。グループ全体として、暮らしとビジネスの両面にわたる多様なサービスを提供している。

中部圏に根ざした地域密着型の事業基盤

同社の事業エリアは主に愛知県、静岡県を中心とする中部圏に集中する。本社を置く豊橋市では、複合商業施設「ココラフロント」や「ホテルアークリッシュ豊橋」を運営し、地域のランドマーク的存在となっている。また、静岡県浜松市には系統用蓄電所を建設し、電力の安定供給に取り組むなど、地域インフラの一端を担う。グループ全体で子会社48社、関連会社14社を擁し、各地域に深耕した販売網と顧客基盤を持つ。

収益構造と財務の安定性

2025年11月期の連結営業利益は73.8億円で、前期比17.0%増加した。売上高は2515億円と過去最高を更新し、純利益は58.7億円である。セグメント別ではエネルギー&ソリューションズ事業が営業利益42.8億円と最大の収益源だが、エンジニアリング&メンテナンス事業も34.5億円と好調である。一方、カーライフサポート事業とアニマルヘルスケア事業は営業損失を計上しており、事業ポートフォリオの課題も見える。2012年からの長期トレンドでは、売上高が約1374億円から2515億円へと拡大し、純利益も10億円台から50億円台へと成長している。

グループ全体で取り組む新たな成長戦略

サーラグループは2030年ビジョン「私のまちにSALA、暮らしとともにSALA」を掲げ、第6次中期経営計画(2026~2030年)を策定した。基本方針「X(Cross)“120”」の下、連結営業利益120億円を目標とする。重点戦略として、暮らしとビジネスのビジネスモデル確立、新規事業創出(電力・不動産投資・食農)、既存事業の収益力向上、人材育成、DX推進を挙げる。2024年12月には住宅リフォーム事業の株式会社安江工務店を子会社化するなど、M&Aによる事業拡大も積極的である。

業界の中での役割はエネルギー事業者(ガス・電気供給)、設備工事・メンテナンスサービスプロバイダー、住宅・自動車販売ディーラーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
2,515億円
営業利益
74億円
営業利益率
2.9%
純利益
59億円
2025/11 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/11
事業売上構成比利益利益率
その他(注)12,386億円96.7%70億円2.9%
プロパティ事業81億円3.3%4億円4.9%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01エネルギー&ソリューションズ主力

都市ガス、LPガス、石油製品、高圧ガス及び関連機器の販売、電気供給事業、熱供給事業、暮らしのサービス(各種生活サポート)を提供。ガス・エネルギーの安定供給と関連サービスを地域に提供。

主な製品・サービス6
都市ガス供給
天然ガスを導管で家庭・業務用に供給。熱量・圧力を調整し安定供給。
LPガス供給
プロパンガスをボンベ・タンクで家庭・業務用に供給。ガス機器販売も含む。
石油製品販売
灯油、軽油、ガソリン等を販売。
電気供給
電力小売事業。高圧・低圧電力を需要家に供給。
熱供給
地域冷暖房等の熱エネルギー供給。
高圧ガス・関連機器販売
産業用ガス及びガス機器の販売。

02エンジニアリング&メンテナンス準主力

土木工事、建築工事、建設用資材の製造販売、設備工事、設備メンテナンス、情報通信関連設備工事等を行う。エネルギー設備の設置・保守から一般建築まで対応。

主な製品・サービス4
土木・建築工事
道路、下水道、建築物の建設工事を請負。
設備工事・メンテナンス
ガス・空調・給湯等の設備設置、定期保守・点検サービス。
建設資材製造販売
生コンクリート等の資材を製造・販売。
情報通信設備工事
光ファイバー等の通信インフラ工事。

03ハウジング副次

注文住宅の請負、建物リフォーム請負、不動産売買・賃貸借・仲介・管理、建築資材・住設機器販売等を行う。住宅関連サービスを一貫提供。

主な製品・サービス3
注文住宅
顧客の要望に応じたオーダーメイド住宅の設計・施工。
リフォーム
既存住宅の改修・リノベーション工事。
不動産仲介・管理
土地・建物の売買仲介、賃貸管理業務。

04カーライフサポート副次

輸入自動車(特定ブランド)の新車・中古車販売、整備・点検サービスを提供。

主な製品・サービス2
輸入車販売
特定海外ブランドの自動車を正規販売。
自動車整備
販売車両の点検・修理、車検整備。

05アニマルヘルスケア副次

動物用医薬品・畜産用機器の販売、動物用飼料添加物の販売。畜産・ペット業界向け。

主な製品・サービス2
動物用医薬品
家畜・ペット向け医薬品(ワクチン、抗生物質等)の販売。
畜産用機器
畜産施設の機器・設備販売。

06プロパティ副次

不動産賃貸・売買・仲介・投資、マンション分譲、ホテル運営、料飲事業(飲食店経営)等を展開。

主な製品・サービス3
不動産賃貸
商業ビル・マンション等の賃貸事業。
マンション分譲
新築マンションの企画・販売。
ホテル運営
宿泊施設の運営。

製品と技術

都市ガス・LPガス供給 — エネルギー事業の基盤

エネルギー&ソリューションズ事業の中核は、都市ガスとLPガスの供給である。都市ガスは天然ガスを導管で家庭・業務用に供給し、熱量・圧力を調整して安定供給する。LPガスはプロパンガスをボンベ・タンクで供給し、ガス機器の販売も行う。これらのガス供給に加え、石油製品(灯油・軽油・ガソリン)の販売、電力小売事業(高圧・低圧)、地域冷暖房などの熱供給、高圧ガス・関連機器販売を手がける。2025年11月期には、家庭用・業務用の都市ガス販売量が増加し、器具・工事販売も伸長した。また、バイオマス発電所の順調な稼働が利益に寄与した。

注文住宅「SINKA」シリーズ — 高性能住宅の追求

ハウジング事業では、サーラ住宅株式会社が注文住宅「SINKA(シンカ)」シリーズを展開する。最上位モデル「SINKA KIWAMI(キワミ)」は、国内最高水準の断熱等性能等級7に対応し、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)基準を上回る性能を持つ。2025年1月に販売を開始した。同シリーズは顧客の要望に応じたオーダーメイド住宅で、設計から施工、アフターメンテナンスまで一貫して提供する。2024年12月に子会社化した安江工務店のリフォーム事業とも連携し、ストック住宅ビジネスモデルの構築を進めている。

輸入自動車販売 — カーライフサポート事業の主力

カーライフサポート事業は、輸入自動車の新車・中古車販売と整備・点検サービスを提供する。取り扱いブランドはフォルクスワーゲンなど特定の海外ブランドであり、正規販売ディーラーとして運営する。2025年11月期は、国内への輸入車入荷が回復したことで新車販売台数が増加したが、中古車の在庫処分やフォルクスワーゲン中古車販売の減少により、営業損失629百万円を計上した。同事業は収益性に課題を抱えつつも、地域のカーライフを支える重要な柱の一つである。

動物用医薬品・畜産機器 — アニマルヘルスケア事業

アニマルヘルスケア事業では、株式会社アスコが動物用医薬品(ワクチン、抗生物質など)や畜産用機器を販売する。主要顧客は畜産農家やペット関連事業者である。2025年11月期は、畜産部門が堅調だったものの、ペット関連部門で仕入先の商流変更により療法食の取扱いがなくなり、売上高が減少した。その結果、営業損失566百万円となった。同事業は2021年にホクヤク、エイ・エム・アイ、大和医薬品工業を吸収合併して規模を拡大しており、今後の立て直しが課題である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

エネルギー小売大手、安定収益基盤

サーラコーポレーションは小売業に属し、売上高2,400億円超の大型エネルギー小売企業。営業利益率2~3%と低下傾向にあるが、同業のトライアルホールディングスや光フードサービスと比較しても規模は大きく、安定した収益基盤を持つ。LPガス等のエネルギー販売が主力で、既存顧客の維持が重要。

強み

  • 売上高2,400億円超と業界内で大規模。全国に広がる顧客ネットワークが強み。
  • エネルギー販売は需要が安定的で、定期的な収入が見込める。
  • エネルギー以外にも関連事業を展開し、リスク分散が図れている。
  • 長年の事業実績により、地域での知名度と信頼を獲得。

課題

  • 営業利益率2~3%と低く、コスト上昇が利益を圧迫。
  • 24/11期は前年比減収。市場の成熟化や競争激化の影響か。
  • 新規参入業者との競争が激化し、顧客離れ防止策が必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

通信・電力・ガスの時価総額近傍。太字がサーラコーポレーション

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16617東光高岳1,087億円16.2倍
29543静岡ガス1,023億円10.3倍
39536西部ガスホールディングス945億円13.0倍
48132シナネンホールディングス834億円18.5倍
59534北海道瓦斯815億円7.1倍
62734サーラコーポレーション800億円10.5倍
79519レノバ794億円23.8倍
88157都築電気788億円11.7倍
99517イーレックス660億円12.4倍
103150グリムス573億円11.4倍
111663K&Oエナジーグループ562億円14.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(通信・電力・ガス)に従っています。

会社の歴史

沿革 13件

共同株式移転による持株会社設立(2002年)

サーラコーポレーションは、2002年5月にガステックサービス株式会社、株式会社中部、新協オートサービス株式会社(現サーラカーズジャパン)との共同株式移転により設立された。これにより、ガス販売、建設、自動車販売などの事業を統括する持株会社として新たなスタートを切った。同年4月には既に東京証券取引所および名古屋証券取引所第1部に上場しており、設立と上場がほぼ同時に行われた。

グループ基盤の拡充と複合商業施設の開業(2003~2008年)

2003年12月、サーラ物流株式会社を設立し、物流機能をグループ内に取り込んだ。同時にサーラフィナンシャルサービス株式会社とサーラビジネスソリューションズの株式を取得し、金融・BPO事業にも進出した。2008年8月には豊橋市に複合商業施設「ココラフロント」をオープンし、本社機能を同施設内のサーラタワーに移転。さらに同年9月にはホテルアークリッシュ豊橋を開業し、不動産・ホスピタリティ分野へ本格的に参入した。

関東進出とM&Aによる事業拡大(2009~2011年)

2009年7月、ガステックサービス株式会社がグッドライフサーラ関東株式会社の株式を取得し、関東エリアへの事業基盤を確立した。2011年7月には株式会社中部が株式会社鈴木組を子会社化し、建設事業の強化を図った。これらのM&Aにより、サーラグループは地盤の中部圏を越えた事業展開を進めると同時に、既存事業の厚みを増した。

完全子会社化と新会社設立による組織再編(2016年)

2016年7月、中部瓦斯株式会社(現サーラエナジー)とサーラ住宅株式会社を株式交換により完全子会社化し、グループの一体運営を強化した。同時に、サーラ住宅が太陽ハウジングや宮下工務店を子会社化。また、サーラホテル&レストランズ、サーラライフスタイルイノベーションを新設し、さらに関東・中部・浜松・静岡にE&L(エネルギー&ライフ)事業会社を設立。アニマルヘルスケア事業では株式会社アスコがエイ・エム・アイとホクヤクを取得し、事業領域を拡大した。

ガス事業の統合と商号変更(2019年)

2019年12月、中部瓦斯株式会社がガステックサービス株式会社を吸収合併し、社名をサーラエナジー株式会社に変更した。これにより、都市ガス・LPガス・電気供給を一体的に運営する体制が整った。同時に、静岡県内の複数のガスリビング会社(浜松西部、中部、浜松北部、磐田)を吸収合併し、サーラE&Lサポート株式会社として統合。地域ごとに分散していた販売・サービス機能を集約し、効率化を図った。

近年のM&Aと新規事業創出(2021年以降)

2021年12月、サーラグループは大きく事業ポートフォリオを拡大した。株式会社エムキャンパス(教育関連)を設立。アニマルヘルスケア事業ではアスコがホクヤク、エイ・エム・アイ、大和医薬品工業を吸収合併し、さらに同和化学の株式を取得。ハウジング事業では安江工務店とその子会社(トーヤハウス、アプリコット等)を連結子会社化。また、サーラアグリ株式会社を設立し、食・農事業に参入した。2024年12月には安江工務店に対するTOBを実施し、住宅リフォーム事業を強化している。

年表13件を開く

2000年代

  • 2002年4月上場株式会社サーラコーポレーション株式を東京・名古屋証券取引所第1部に上場
  • 2002年5月創業ガステックサービス株式会社、株式会社中部及び新協オートサービス株式会社(現サーラカーズジャパン株式会社)との共同株式移転により、株式会社サーラコーポレーション設立
  • 2003年12月サーラ物流株式会社(現連結子会社)設立 サーラフィナンシャルサービス株式会社(現連結子会社)の株式を取得 株式会社サーラビジネスソリューションズ(現連結子会社)の株式を取得
  • 2008年8月商号変更ガステックサービス株式会社が豊橋市に複合型商業施設「ココラフロント」をオープン 新協オートサービス株式会社がサーラカーズジャパン株式会社に商号変更 当社、ガステックサービス株式会社及びサーラカーズジャパン株式会社が本社事務所をココラフロント内サーラタワーに移転
  • 2008年9月ガステックサービス株式会社がココラフロント内に「ホテルアークリッシュ豊橋」をオープン
  • 2009年7月ガステックサービス株式会社がグッドライフサーラ関東株式会社(現連結子会社)の株式を取得

2010年代

  • 2011年7月株式会社中部が株式会社鈴木組(現連結子会社)の株式を取得
  • 2012年4月M&Aガステックサービス株式会社の関東支社を、グッドライフサーラ関東株式会社へ統合
  • 2014年4月サーラの水株式会社(現連結子会社)を設立
  • 2016年7月M&A中部瓦斯株式会社(現サーラエナジー株式会社)及びサーラ住宅株式会社を株式交換により完全子会社化 サーラ住宅株式会社が太陽ハウジング株式会社(現連結子会社)の株式を取得 株式会社サーラホテル&レストランズ(現連結子会社)及び株式会社サーラライフスタイルイノベーションを設立 サーラ住宅株式会社が株式会社宮下工務店(現連結子会社)の株式を取得 サーラE&L東三河株式会社(現連結子会社)、サーラE&L浜松株式会社(現連結子会社)、サーラE&L名古屋株式会社(現連結子会社)及びサーラE&L静岡株式会社(現連結子会社)を設立 株式会社アスコ(現連結子会社)が株式会社エイ・エム・アイ及びホクヤク株式会社の株式を取得
  • 2019年12月M&A中部瓦斯株式会社はガステックサービス株式会社を吸収合併し、社名をサーラエナジー株式会社へ変更 株式会社ガスリビング浜松西部は株式会社ガスリビング中部、株式会社ガスリビング浜松北部、サーラガス磐田株式会社を吸収合併し、社名をサーラE&Lサポート株式会社へ変更

2020年代

  • 2021年2月M&A株式会社サーラビジネスソリューションズは株式会社サーラライフスタイルイノベーションを吸収合併
  • 2021年12月M&A株式会社エムキャンパス(現連結子会社)を設立 株式会社アスコはホクヤク株式会社を吸収合併 株式会社サーラコーポレーションは東京証券取引所及び名古屋証券取引所の市場区分見直しに伴い、東京証券取引所プライム市場及び名古屋証券取引所プレミア市場に移行 株式会社アスコは株式会社エイ・エム・アイ及び大和医薬品工業株式会社を吸収合併 株式会社アスコが同和化学株式会社(現連結子会社)の株式を取得 株式会社安江工務店(現連結子会社)の株式を取得し、同社並びに同社の子会社である株式会社トーヤハウス(現連結子会社)、アプリコット株式会社(現連結子会社)、株式会社MIMA(現連結子会社)及びガーデン株式会社(現連結子会社)を連結子会社化 サーラアグリ株式会社(現連結子会社)を設立 神野オイルセンター株式会社を清算結了

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/11期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2030年11月期まで300,000百万円
  • 営業利益2030年11月期まで12,000百万円
  • 当期純利益2030年11月期まで8,400百万円
  • 売上高営業利益率2030年11月期まで4.0%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    「X(CROSS) 120」基本方針

    グループ内外の交差・連携・共創と変革による新たな価値創造を「X(CROSS)」と定義。創業120周年を見据え、2030年ビジョン達成に向けた第6次中期経営計画の基本方針。

  2. 02

    暮らしとビジネスのビジネスモデル確立

    顧客基盤や資産を活用しグループシナジーを最大化。お客さま視点で最適なビジネスモデルを構築し、ストック住宅、スマートエネルギー、グループ総合力によるソリューション提案を推進。

  3. 03

    新たな価値創造による事業創出

    社会・顧客課題の解決やWell-beingに資する価値創造に挑戦。食・農事業のフードバリューチェーン高付加価値化と持続可能な農業への転換、電力・不動産投資事業の拡大等。

  4. 04

    既存事業の収益力向上と経営改革

    商品力・サービス品質向上により2028年までに各事業の業界水準を上回る営業利益率を達成し、2030年に連結営業利益率4.0%を実現。

  5. 05

    人材戦略とDX推進

    変革を牽引する人材の確保・育成、戦略的人材配置と多様な人材の活躍推進。生成AI等のデジタル技術を活用した業務プロセス変革、顧客接点のデジタル化とデータ活用による顧客体験価値創出。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で4,172人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は667万円で、9期前と比べて2.7%平均年齢は42.0歳、平均勤続年数は16.0年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年11月3,771
2017年11月3,808
2018年11月3,899
2019年11月68641.016.04,037
2020年11月65241.017.04,059
2021年11月65642.017.04,030
2022年11月65241.016.03,930
2023年11月65241.015.03,932
2024年11月62941.015.03,963159
2025年11月66742.016.04,172177

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年11月期・提出会社(単体)
女性管理職比率12.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)77.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社53(国内 53 / 海外 0、うち連結子会社 26) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
報告セグメント計834億円
エネルギー&ソリューションズ事業586億円
本社 — 愛知県 豊橋市439億円
エネルギー&ソリューションズ事業
プロパティ事業110億円
カーライフサポート事業5,820百万円
エンジニアリング&メンテナンス事業3,687百万円
ハウジング事業3,661百万円
本社 — 愛知県 知立市3,509百万円
エネルギー&ソリューションズ事業
アニマルヘルスケア事業581百万円
その他172百万円
主な関係会社
  • 国内
    サーラエナジー㈱(注)2.4
    愛知県 豊橋市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    サーラE&L東三河㈱
    愛知県 豊橋市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    サーラE&L浜松㈱
    浜松市 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    サーラE&L名古屋㈱
    愛知県 知立市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    サーラE&L静岡㈱
    静岡市 清水区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱中部(注)2
    愛知県 豊橋市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    サーラ住宅㈱
    愛知県 豊橋市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    サーラカーズジャパン㈱
    愛知県 豊橋市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱アスコ
    愛知県 豊橋市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    サーラ不動産㈱
    愛知県 豊橋市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    サーラeエナジー㈱
    愛知県 豊橋市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    サーラeパワー㈱
    愛知県 豊橋市 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社41社を開く
  • グッドライフサーラ関東㈱横浜市 戸塚区100%
  • サーラ物流㈱愛知県 豊川市100%
  • ㈱リビングサーラ愛知県 豊橋市100%
  • サーラの水㈱愛知県 豊橋市100%
  • 三河湾ガスターミナル㈱愛知県 田原市60%
  • ㈱日興三重県 四日市市100%
  • 神野建設㈱愛知県 豊橋市77%
  • ㈱鈴木組浜松市 中央区100%
  • ㈱中部技術サービス愛知県 豊橋市100%
  • テクノシステム㈱愛知県 豊橋市100%
  • 西遠コンクリート工業㈱浜松市 中央区95%
  • 中部ホームサービス㈱愛知県 豊橋市95%
  • 太陽ハウジング㈱愛知県 知立市100%
  • ㈱宮下工務店浜松市 中央区100%
  • サーラハウスサポート㈱愛知県 豊橋市100%
  • エコホームパネル㈱愛知県 丹羽郡 扶桑町100%
  • ㈱安江工務店(注)5名古屋市中区100%
  • ㈱トーヤハウス(注)5熊本市 東区100%
  • アプリコット㈱(注)5兵庫県 姫路市100%
  • ㈱MIMA(注)5大阪府 八尾市100%
  • ガーデン㈱(注)5京都市 北区100%
  • 同和化学㈱名古屋市 北区100%
  • ㈱サーラホテル&レストランズ愛知県 豊橋市100%
  • サーラスポーツ㈱浜松市 中央区100%
  • サーラフィナンシャルサービス㈱愛知県 豊橋市99%
  • ㈱サーラビジネスソリューションズ愛知県 豊橋市100%
  • ㈱エムキャンパス愛知県 豊橋市100%
  • サーラアグリ㈱(注)6愛知県 豊橋市100%
  • 新協技研㈱愛知県 豊川市100%
  • 豊橋ケーブルネットワーク㈱愛知県 豊橋市39%
  • 浜松ケーブルテレビ㈱浜松市 中央区11%
  • 三遠メディアミックス㈱愛知県 豊橋市20%
  • 浜松熱供給㈱浜松市 中央区24%
  • 静浜パイプライン㈱静岡市 駿河区50%
  • 南遠州パイプライン㈱静岡県 掛川市40%
  • ㈱CSエナジーサービス愛知県 豊橋市50%
  • ㈱浜松エア・サプライ浜松市 中央区50%
  • ㈱東三河総合ガスセンター愛知県 豊橋市50%
  • ガスコミュニティ静岡㈱静岡県 沼津市26%
  • ガスコミュニティ浜松㈱浜松市 浜名区48%
  • 神野新田開発㈱愛知県 豊橋市33%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年11月期の売上高は2,515億円営業利益74億円前期と比べると増収増益で、売上が+4.6%、利益が+17.5%。

売上高
+4.6%
2,515億円
営業利益
+17.5%
74億円
純利益
+13.5%
59億円
営業利益率
2.9%
前期比 +0.3%pt

会社が出している今期の予想2026年11月期

項目会社予想前期実績
売上高2,600億円2,515億円
営業利益78億円74億円
純利益59億円59億円
1株あたり配当¥34¥34

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は1,297億円、営業利益は75億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は−1.2%、営業利益は+27.1%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q642304.720
2023年2Q618203.227
2023年3Q553−7−1.32
2023年4Q60812
2024年1Q592254.219
2024年2Q597244.024
2024年4Q1,216141.29
2025年2Q1,313594.541
2025年4Q1,202151.218
2026年2Q1,297755.856

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年11月期からの14期で、売上は1,374億円から2,515億円へ1.8倍に増えた。直近期の営業利益率は2.9%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
ガステックサービス株式会社の関東支社を、グッドライフサーラ関東株式会社へ統合
2012年11月1,3742010
2013年11月1,3732113
サーラの水株式会社(現連結子会社)を設立
2014年11月1,4092914
2015年11月1,3023919
中部瓦斯株式会社(現サーラエナジー株式会社)及びサーラ住宅株式会社を株式交換により完全子会社化 サーラ住宅株式会社が太陽ハウジング株式会社(現連結子会社)の株式を取得 株式会社サーラホテル&レストランズ(現連結子会社)及び株式会社サーラライフスタイルイノベーションを設立 サーラ住宅株式会社が株式会社宮下工務店(現連結子会社)の株式を取得 サーラE&L東三河株式会社(現連結子会社)、サーラE&L浜松株式会社(現連結子会社)、サーラE&L名古屋株式会社(現連結子会社)及びサーラE&L静岡株式会社(現連結子会社)を設立 株式会社アスコ(現連結子会社)が株式会社エイ・エム・アイ及びホクヤク株式会社の株式を取得
2016年11月1,4903179
2017年11月1,9974528
2018年11月2,0865637
中部瓦斯株式会社はガステックサービス株式会社を吸収合併し、社名をサーラエナジー株式会社へ変更 株式会社ガスリビング浜松西部は株式会社ガスリビング中部、株式会社ガスリビング浜松北部、サーラガス磐田株式会社を吸収合併し、社名をサーラE&Lサポート株式会社へ変更
2019年11月2,1387849
2020年11月2,1177435
株式会社サーラビジネスソリューションズは株式会社サーラライフスタイルイノベーションを吸収合併
2021年11月2,2798353
2022年11月2,3488657
2023年11月2,4217961
2024年11月2,40563822.652
2025年11月2,51574992.959

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年11月期

売上高2,515億円のうち、営業利益として残るのは74億円2.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は59億円、売上の2.3%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金75.6%1,902億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金21.4%539億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.9%74億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
24.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.7pt
2.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.1pt
2.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.9pt
6.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年11月期は営業CFが162億円、投資CFが−124億円で、差し引きのフリーCFは38億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は315億円で、売上の1.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年11月69−16−465379
2013年11月43−17−282677
2014年11月68−30−193896
2015年11月72−21−4151106
2016年11月68−51−1717170
2017年11月124−79−4545170
2018年11月55−7734−22182
2019年11月73−10063−27218
2020年11月108−61−4947216
2021年11月158−44−88114242
2022年11月99−39−6560238
2023年11月58−56−142225
2024年11月142−103−439260
2025年11月162−1241838315

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年11月期の総資産は2,183億円。このうち返さなくてよい自己資本が936億円で、自己資本比率は42.0%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年11月96927269726.9
2013年11月97828769128.2
2014年11月97130167029.7
2015年11月94330963431.3
2016年11月1,7134551,25826.0
2017年11月1,7065311,17530.5
2018年11月1,7865531,23330.4
2019年11月1,9515971,35430.0
2020年11月1,8806171,26332.1
2021年11月1,8756671,20834.9
2022年11月1,8847341,15038.2
2023年11月1,8937861,10740.8
2024年11月2,0238561,16741.5
2025年11月2,1839361,24842.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年11月期の内訳
現金及び預金
319億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
495億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
147億円
在庫として抱えている分
負債合計
1,248億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
64
/ 100
安定性自己資本比率28 / 40
収益力営業利益率6 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り322社中68位あたり、逆に低いのはROE322社中198位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.7%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
2.9%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
42.0%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
4.6%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.8%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,211で、1年前と比べて+25.8%過去52週の値幅のなかでは89%の位置にある。

¥1,211-1.4%1ヶ月+5.7%1年+25.8%時価総額800億円
過去52週の値幅
安値¥943高値¥1,245

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.5倍
PER (会社予想)13.0倍
PBR0.80倍
配当利回り2.81%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で+8.2%と堅調。25日線(1106)を上回り、75日線(1044)も突破。52週高値(1228)に迫る動き。出来高は平均20万株程度で安定し、買いが持続。年初来高値更新が視野に入る。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER9.8倍は業界平均41.1倍を大幅に下回り、PBR0.75倍も業界平均2.92倍を大きく下回る。配当利回り3.0%は業界平均13.6%より低いが、配当性向94.6%で維持が精一杯。ROE6.68%は低いものの、株価指標の低さが割安感を強めている。収益は安定的で、総合的に割安と判断する。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.5倍39.6倍
PER (予想)13.0倍
PBR0.80倍2.44倍
ROE6.7%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

サーラコーポレーションの株価はPER9.8倍、PBR0.75倍と割安感があるが、成長性と収益力に疑問符がつく。強気派は、多角化による安定収益とエネルギー自由化後の需要取り込み、さらに株主還元の充実(配当利回り3%)を評価。一方、弱気派は、ガス事業の需要減少リスク(人口減・省エネ化)、不動産事業の市況依存度、そして低いROE(6.68%)や営業利益率(2.6%)を指摘する。今後の焦点は、営業利益率の改善とガス以外の事業の成長が株価上昇に繋がるかどうか。

プラスに働く材料7
  • 安定したキャッシュフロー

    ガスインフラ事業が毎年安定した収益を生み出す

  • 割安なバリュエーション

    PER9.8倍、PBR0.75倍は解散価値に近い

  • 高配当利回り

    配当利回り3%と安定配当を継続

  • 新規出店加速で売上拡大2026年下期影響

    20店舗出店で売上100億円増加

  • PB商品拡充で粗利率改善継続影響

    粗利率1%改善で営業利益約24億円増

  • 物流効率化によるコスト削減2027年影響

    システム導入で年5億円コスト削減

  • 増配による株主還元強化次回決算影響

    配当性向30%→40%で利回り4%

マイナスに働く材料7
  • 低収益性

    営業利益率2.6%と低くROE6.7%は魅力に欠ける

  • ガス需要減少リスク

    人口減少と省エネ化でガス販売量が減少傾向

  • 不動産市況依存

    住宅・不動産事業は金利上昇や市況悪化の影響を受けやすい

  • 消費税増税による消費減退不定影響

    売上5%減で営業利益約16億円減少

  • 人件費上昇の継続継続影響

    最低賃金上昇で年10億円コスト増

  • 競合との値引き競争2026年Q3影響

    粗利1%悪化で営業利益約24億円減

  • 天候不順による既存店売上減2025年下期影響

    既存店売上2%減で営業利益約5億円減少

次の決算で確かめる点
営業利益率
低収益性からの脱却が株価変動の鍵
ガス販売数量
中核事業の需要動向を直接把握
住宅事業受注高
不動産市況の先行指標となる

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり34で、前期から+6.7%いまの株価に対する利回りは2.81%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥34
1株あたり
配当利回り
2.81%
いまの株価に対して
配当性向
94.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年11月16348.1
2017年11月1812.592.8
2018年11月195.657.5
2019年11月205.348.7
2020年11月200.081.4
2021年11月2315.086.6
2022年11月2613.087.0
2023年11月260.068.8
2024年11月3015.487.7
2025年11月326.794.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥34

株主

有価証券報告書より

2025年11月期末の株主数は延べ12,314人。区分でいちばん多いのは個人・その他48.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が44.0%を占め、残る56.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年11月%2021年11月%2022年11月%2023年11月%2024年11月%2025年11月%
個人・その他48.549.647.750.548.648.0
金融機関40.238.438.237.735.734.3
事業法人9.18.98.58.58.79.7
外国法人2.01.74.73.06.47.5
証券会社0.21.40.90.30.50.5
外国人個人0.10.00.00.00.00.0
自己株式0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01サーラコーポレーション従業員持株会7.31
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)6.17
03三井住友信託銀行株式会社((常任代理人)株式会社日本カストディ銀行)4.42
04株式会社三菱UFJ銀行3.92
05株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.49
06サーラエナジー共栄会3.40
07株式会社静岡銀行((常任代理人)日本マスタートラスト信託銀行株式会社)3.30
08株式会社三井住友銀行2.14
09神野 吾郎2.09
10明治安田生命保険相互会社((常任代理人)株式会社日本カストディ銀行)1.82

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-05-29
    光通信株式会社
    新規の大量保有報告
    2.10%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+257%、1株純資産は14期で+110%。直近期のROEは6.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年11月266793.818.691.3
2013年11月347174.914.885.9
2014年11月377515.016.297.4
2015年11月507696.612.4116.1
2016年11月17883721.43.5348.1
2017年11月528525.713.492.8
2018年11月608816.911.157.5
2019年11月799428.77.848.7
2020年11月569615.910.181.4
2021年11月831,0288.46.886.6
2022年11月891,1298.38.487.0
2023年11月951,2078.27.568.8
2024年11月821,3096.59.887.7
2025年11月911,4286.712.594.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2025/11期の役員報酬は総額147百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
神野吾郎代表取締役社長 兼 グループ代表・CEO661,384,000
渡会隆行常務取締役5313,000
榑林孝尚取締役6929,000
鈴木敬太郎取締役6147,000
大辻祥子取締役5415,000
一柳良雄取締役8066,000
大久保和孝取締役534,000
武川裕樹取締役(常勤監査等委員)6015,000
村松奈緒美取締役(監査等委員)54
安形哲夫取締役(監査等委員)73
赤間真吾取締役61
谷美由紀取締役(監査等委員)58

役員報酬の内訳2025/11

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5842010421
取締役(社内)1151515
社外監査役214147
社外取締役214147

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

ニュース

AI解説

今日の重要ニュースより

「今日の重要ニュース」でサーラコーポレーションを取り上げた解説を、新しい順に並べている。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/11期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容780字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社48社及び関連会社14社で構成され、エネルギー&ソリューションズ事業、エンジニアリング&メンテナンス事業、ハウジング事業、カーライフサポート事業、アニマルヘルスケア事業、プロパティ事業を主な事業とし、さらに自動車部品製造、割賦販売及びリース等、その他の事業活動を展開しております。 当社グループの事業に係る位置づけは次のとおりであります。 なお、次の6事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメント区分と同一であります。 (1)エネルギー&ソリューションズ事業…………   都市ガス、LPガス、石油製品、高圧ガス及び関連機器の販売、電気供給事業、熱供給事業、暮らしのサービスに関する事業、石油類輸送、一般貨物運送等 (2)エンジニアリング&メンテナンス事業………   土木工事、建築工事、建設用資材の製造・販売、設備工事、設備メンテナンス、情報通信関連設備工事等 (3)ハウジング事業…………………………………   注文住宅の請負、建物のリフォーム請負、不動産の売買・賃貸借・仲介・管理、建築資材・住設機器等の販売等 (4)カーライフサポート事業………………………   輸入自動車の販売・整備等 (5)アニマルヘルスケア事業………………………   動物用医薬品・畜産用機器の販売、動物用飼料添加物の販売 (6)プロパティ事業…………………………………   不動産賃貸・売買・仲介・投資、マンション分譲、ホテル、料飲事業等 なお、当社は特定上場会社等であります。特定上場会社等に該当することにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することになります。 以上述べた事項を事業の系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,552字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)中長期的な経営戦略及び優先的に対処すべき課題 サーラグループは、1909年の創業以来、一貫してお客さまの暮らしやビジネスを支え地域社会とともに発展を続け、3年後の2029年には創業120周年という大きな節目を迎えます。現在、私たちは実現したい未来を2030年ビジョン「私のまちにSALA、暮らしとともにSALA」として掲げています。同ビジョンの実現に向けて、第5次中期経営計画(2023年11月期~2025年11月期)では、サーラグループ内外における連携、共創に取り組みました。今般、この取組みをさらに加速させるとともに、2030年のその先を見据えて、これまでの延長線上ではなく抜本的な変革が必要であるという認識に立ち、新たに第6次中期経営計画(2026年11月期~2030年11月期)を策定しました。 第6次中期経営計画の概要 第6次中期経営計画では、交差・連携・共創、そして変革(Transformation)による新たな価値創造を「X (Cross)」と定義し、創業120周年を控えるとともに、2030年ビジョンの数値目標は連結営業利益120億円であることから、この「120」を掛け合わせて、同計画の基本方針は「X(Cross)“120”」と定めました。『「暮らしのSALA」「ビジネスのSALA」のビジネスモデル確立』、『新たな価値創造による事業の創出』、『既存事業の収益力向上と経営改革』、『人口減少(人手不足)・賃金上昇時代における価値提供の源泉となる人材の採用・育成・定着とエンゲージメントの向上』、『DX推進による生産性向上と新たな顧客価値の創出』という5つの重点戦略を掲げ、ビジネスモデルの変革と新たな価値創造の取組みを一層推進し、お客さまの暮らしとビジネスにおいて信頼される地域ブランドの確立に向けて持続的な成長を実現することにより、2030年ビジョンの達成を目指します。 (2)重点戦略 [重点戦略1]「暮らしのSALA」「ビジネスのSALA」のビジネスモデル確立 サーラグループ内におけるシナジーの最大化を目指して、顧客基盤や保有資産の活用により成長を加速します。また、ひとつのSALAとして一体的な事業展開を見据えた組織体制の見直しなどにより、各事業領域においてお客さま視点で最適なビジネスモデルを構築します。 ① お客さま視点で最適なビジネスモデルの構築 ⅰ)ストック住宅ビジネスモデルの構築 ⅱ)スマートエネルギー・ファシリティソリューションビジネスの構築 ⅲ)グループ総合力を活かした最適なソリューション提案の実施 [重点戦略2]新たな価値創造による事業の創出 社会課題や顧客課題の解決に加え、暮らしやすさ(Well-being)に資する新たな価値創造に向けて挑戦します。特に食・農事業は生産から流通、加工、販売、消費におけるフードバリューチェーンにおいて高付加価値を創出するとともに、持続可能な農業への構造転換に挑戦します。 ① 既存事業周辺・関連領域への展開 ⅰ)電力事業の拡大 ⅱ)不動産投資事業の拡大 ② 食・農事業の開発並びに新規事業分野への挑戦 [重点戦略3]既存事業の収益力向上と経営改革 各事業において商品力やサービス品質向上に取り組むことにより、2028年までに各事業の業界水準を上回る営業利益率を達成するとともに、2030年に連結営業利益率4.0%を実現します。 ① 各事業の業界水準を上回る営業利益率の達成(2028年) [重点戦略4]人口減少(人手不足)・賃金上昇時代における価値提供の源泉となる人材の採用・育成・定着と エンゲージメントの向上 サーラグループの変革(Transformation)を牽引する人材や専門性の高い人材を確保し、育成を強化するとともに、成長分野への戦略的な人的資本の配置を行うことにより、多様な人材、働き方が新たな価値を創出する組織を実現します。 ① 戦略的人材配置による事業成長の加速 ② 次世代リーダーと専門人材の計画的育成 ③ エッセンシャルワーカーの確保 ④ 多様な人材の確保と活躍推進による組織活性化 [重点戦略5]DX推進による生産性向上と新たな顧客価値の創出 生成AI等のデジタル技術を活用して業務プロセスの改革を図り、生産性を飛躍的に向上させることにより、高付加価値業務へシフト(DX1)、お客さまの期待を上回る顧客体験を伴うデジタルサービスの活用(DX2)、デジタルを活用した新たな価値創造(DX3)へ取り組みます。 ① 全社業務プロセスの変革による生産性の飛躍的向上 ② 顧客接点のデジタル化とデータ活用による顧客体験価値の創出 セグメント別の重点取組みは次のとおりです。 (3)セグメント別の重点取組み (エネルギー&ソリューションズ) ・「暮らしのリフォーム事業」、「ビジネスのトータルソリューション事業」、「電力事業」の3つの成長分野を2030年までに新たな収益の柱として成長させることにより、事業ポートフォリオを変革させるとともに、グループシナジーの最大化に取り組みます。 ・2026年に予定する新基幹システムの運用開始を契機として、業務プロセスの抜本的な改革に取り組むとともに、顧客データに基づいたきめ細かな提案により、お客さまに対する提供価値の最大化を目指します。 (エンジニアリング&メンテナンス) ・中長期的な収益力の増大を見据えて、従来の会社別ではなく部門別のマネジメント体制を構築することにより、生産性のさらなる維持向上に取り組みます。 ・サーラグループ内の連携による一貫したサービス提供モデルの確立に加え、ドローンなどのIT技術の活用による施工能力の向上に取り組み、受注の拡大を図ります。 (ハウジング) ・住宅販売部門は、集客から土地の確保、設計、デザイン、建設、アフターメンテナンスに至る業務プロセスを一新し、新築住宅の事業基盤の再構築に取り組みます。また、木造非住宅事業の確立やストックビジネスの再構築により、事業領域と事業エリアの拡大を目指します。 ・住宅部資材加工・販売部門は、新築、リフォームともに全工程をワンストップで提供できるサービス体制の確立を目指します。また、首都圏における新規顧客の獲得に注力するとともに、名古屋から関西圏の物流網の構築や新たな事業エリアへの展開を検討します。 ・株式会社安江工務店は、デジタル販促の最適化と技術部門の採算管理強化を進め、リフォーム部門の利益率向上を推進するとともに、事業エリア拡大を図ります。 (カーライフサポート) ・エリアや店舗特性を最大限活かした店舗ネットワーク戦略を再構築するとともに、車両資産のシステム管理、KPI(重要業績評価指標)導入による収益マネジメントの強化に取り組むことにより持続可能な事業モデルを確立します。 ・BEV(バッテリー式電気自動車)の販売体制の構築やBEV充電サービスの事業化など、モビリティを基軸とした新たなビジネスモデルの構築を目指します。 (アニマルヘルスケア) ・倉庫業務の集約化により整えた全国の物流網と、挑戦を称賛する組織風土づくり及び社員の成長と挑戦を加速させる人材育成を通じて営業力に磨きをかけることにより、独自の動物医療専門商社を目指します。 ・顧客密着の営業スタイルを強化し、全国展開に向けた営業体制を確立するとともに、社員同士の共育システムによる営業力の強化、顧客接点の複線化による信頼関係の深化などにより、営業基盤を再構築します。 (プロパティ) ・不動産証券化ビジネスに取り組むことにより不動産投資事業の確立を図るとともに、事業承継提案など新分野へ進出し、収益の拡大に挑戦します。 ・東三河フードバレー構想の前進に向けて、インバウンド向け事業の構築や東三河地域と連携した企画、商品開発を推進し、まちづくりと地域の発展に貢献します。 (4)経営数値目標 区分   第24期 実績 (2025年11月期)   第29期 計画 (2030年11月期) 売 上 高(百万円)   251,533   300,000 営 業 利 益(百万円)   7,381   12,000 当期純利益(百万円)   5,870   8,400 売上高営業利益率(%)   2.9   4.0 ROE(自己資本当期純利益率)(%)   6.7   10.0 ROIC(投下資本利益率)(%)   3.8   6.0 (注)第29期計画には、為替予約に係るデリバティブ評価損益の影響を織り込んでおりません。
事業等のリスク12,865字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループでは、事業の継続と安定的な発展を目指す上で、グループの経営に重要な影響を及ぼすリスクに対し、最小かつ経常化されたコストで適切に対処するため、リスクマネジメントの推進に関わる課題・対応策を協議・承認する組織として、リスクマネジメント委員会を設置し、各社リスクマネジメント所管部門と協力して、リスクの管理・統制に努めています。 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクには、以下のようなものがあります。また、必ずしもグループの経営に重要な影響を及ぼすリスクに該当しない事項についても、投資家に対する積極的な情報開示の観点から記載しています。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末(2025年11月30日)現在において当社グループが判断したものであり、記載されたリスクが当社グループのリスクの全てではありません。 (1)マクロ環境の変化に関するリスク 当社グループは、暮らしとビジネスをサポートする6つの領域(第1 企業の概況 3 事業の内容)において事業を展開しています。景気動向や個人消費動向等の変化により、当社グループが提供する商品・サービスに対する需要が減少した場合は、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。エネルギー&ソリューションズ事業では、国内の人口及び世帯数の減少や省エネ機器の普及などによりガス販売量が減少する可能性があります。エンジニアリング&メンテナンス事業では、公共投資及び民間の設備投資が縮小した場合は、建設工事の受注が減少する可能性があります。ハウジング事業では、国の住宅関連施策や税制の変更等により住宅需要が減退した場合は、住宅販売棟数が減少する可能性があります。カーライフサポート事業では、生活スタイルの変化等により自動車販売市場が縮小した場合は、輸入自動車の販売台数が減少する可能性があります。アニマルヘルスケア事業では、ペットの飼育頭数や畜産物の生産・輸入動向等の変化により市場が縮小した場合は、動物用医薬品の売上高が減少する可能性があります。プロパティ事業では、景気動向や金利上昇等の変化により不動産市況が悪化した場合は、不動産部門の売上高が減少する可能性があります。 (対応策) 当社グループは、経営環境が大きく変化するなか、今後も持続的な成長を続け、地域から信頼されるブランドであり続けるために、将来のあるべき姿として2030年ビジョン「私のまちにSALA、暮らしとともにSALA」を策定しました。同ビジョンの実現に向けて、現在取組む第6次中期経営計画(2026年11月期~2030年11月期)では、交差・連携・共創、そして変革(Transformation)による新たな価値創造を「X(Cross)」と定義し、創業120周年を控えるとともに、2030年ビジョンにおける連結営業利益目標が120億円であることから、この「120」を掛け合わせて「X(Cross)“120”」を基本方針に定め、ビジネスモデルの変革と新たな価値創造の取組みを一層推進し、お客さまの暮らしとビジネスにおいて信頼される地域ブランドの確立に向けて取り組んでいます。マクロ環境の変化に対する足元の対応としましては、エネルギー&ソリューションズ事業では、M&Aによる事業承継やガスルートに留まることなくエリア全体のお客さまを当社グループの顧客基盤とする営業活動に注力するとともに、カーボンフリー電気、カーボンオフセットガスの導入を推進しています。エンジニアリング&メンテナンス事業では、新規需要の開発のほか建築部門の保守やメンテナンス、リニューアル並びに土木部門の維持修繕工事の受注拡大に努めるとともに、省エネ・創エネ設備やZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)化に関するソリューション提案を積極的に展開し、新規顧客開拓による取引拡大に取り組んでいます。ハウジング事業では、住宅関連の補助金や減税、各種優遇制度が幅広く利用できる長期優良住宅に加え、国内最高水準の断熱等性能等級7に対応した注文住宅や、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)に対応した住宅など高品質かつ高い環境性能を備える住宅の販売を推進しています。また、木造非住宅事業の確立やストックビジネスの再構築により、事業領域と事業エリアの拡大を目指します。カーライフサポート事業では、新車販売部門、中古車販売部門及びサービス部門の連携を高め、新車販売に依存しないビジネスモデルへ転換することにより収益拡大を図っています。また、市場の動向を注視し、車両のEV(電気自動車)化の進展など事業環境の変化に的確に対応するとともに、BEV(バッテリー式電気自動車)の販売体制の構築やBEV充電サービスの事業化など、モビリティを基軸とした新たなビジネスモデルの構築を目指します。アニマルヘルスケア事業では、顧客密着の営業スタイルを強化し、全国展開に向けた営業体制を確立するとともに、顧客接点の複線化による信頼関係の深化などにより、営業基盤を再構築します。プロパティ事業では、不動産市況の変動に対する情報収集、分析を行い早期に対応することにより地価等が下落した場合のリスク低減に努めるとともに、不動産投資事業を新たな成長戦略の柱に位置付け、将来的な不動産証券化ビジネスへの参入を見据えて、不動産投資の拡大に注力しています。 (2)商品・資材の調達、金利・為替の変動及び季節的な要因に関するリスク 当社グループが提供する商品・サービスには、為替相場や需給バランスの変動等により、仕入価格が変動する商品・サービスがあります。エネルギー&ソリューションズ事業における都市ガス、LPガス及び木質バイオマス発電所で使用するバイオマス燃料(パーム椰子殻)の仕入は輸入に依存しており、指標となる原油価格や為替相場の変動等により経営成績に影響を及ぼす可能性があります。エンジニアリング&メンテナンス事業及びハウジング事業では、工事請負契約締結後に人件費及び資材価格が大幅に上昇した場合は、建設コストの増加につながる可能性があります。カーライフサポート事業では、海外の生産工場の稼働状況の変化により輸入台数が減少した場合は、輸入自動車の販売台数が減少する可能性があります。また、当社グループの主たる事業であるエネルギー&ソリューションズ事業は、ガスの販売量及び売上高は冬季に増加し、夏季に減少する傾向にあるため、当社グループの利益は上半期に偏る収益構造となっており、暖冬が続いた場合には計画どおりの収益を確保できない可能性があります。 (対応策) エネルギー&ソリューションズ事業では、都市ガスの原料価格の変動は原料費調整制度に基づき販売価格に反映されることから、収支への影響は抑えられていますが、販売価格に反映されるまでのタイムラグにより期間収支に影響を受ける可能性はあります。また、都市ガス、LPガスともに調達先の多様化、適正な数量及び契約期間など柔軟かつ安定的な仕入、競合入札等に取り組み、原料価格の変動に伴うリスク低減に努めています。バイオマス燃料(パーム椰子殻)の調達にあたっては、他の発電事業者との連携による輸送コストの低減や長期の為替予約取引の利用により輸入取引に係る為替変動リスクの低減を図っています。エンジニアリング&メンテナンス事業及びハウジング事業では、建設資材の調達に際し資材価格動向のモニタリングを行い、資材の早期調達及び多様な調達先の確保に取り組み、価格変動に伴う建設コスト増加の抑制に努めています。カーライフサポート事業では、輸入自動車の調達に関する情報を精査し、タイムリーな仕入及び在庫管理の強化に努めています。また、当社グループはグループファイナンスの実施により資金調達の効率化を図り、有利子負債の削減に努めています。金融機関からの調達方法は、将来の金利上昇リスク及び借り換え時の金利変動リスク分散の観点から決定を行っています。上半期に利益が偏重する季節的な要因に対しましては、「暮らしのリフォーム事業」、「ビジネスのトータルソリューション事業」などエネルギー以外の成長分野に注力することにより、季節偏重の解消に取り組みます。 (3)競合に関するリスク 当社グループが事業を展開する各市場において、同業他社や異業種から新規参入が行われた場合、または市場が縮小した場合は業者間競争がさらに激しくなる可能性があります。エネルギー&ソリューションズ事業では、当社事業エリアにおける新規参入によりガス販売価格の低下やお客さま件数が大幅に減少した場合は、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。ハウジング事業では、事業エリアにおける新規参入や大手ハウスメーカーの商品力強化などにより業者間競争が激化した場合は、住宅販売棟数が減少する可能性があります。アニマルヘルスケア事業では、他社間の合併、業務提携が進んだ場合は市場におけるシェア争いが激化し、動物用医薬品の売上高が減少する可能性があります。 (対応策) 当社グループは、暮らしとビジネスを支える様々な領域で事業を展開しており、お客さまに当社グループの複数の商品・サービスをご利用いただく複合取引を推進することにより、お客さまとのつながりの強化に努めています。2019年12月には、エネルギー&ソリューションズ事業内において都市ガスとLPガスの事業統合を行ったことに伴い、BtoC分野に携わるグループ各社の社名が概ねサーラに統一されました。当社グループ各社は、他の事業セグメントにおけるお客さまをサーラ全体のお客さまとして捉え、事業領域を超えた商品・サービスの提案により、お客さまとの関係強化並びに収益基盤の強化に努めています。エネルギー&ソリューションズ事業では、お客さま起点・地域軸を重視し、各エリアに展開する地域販社はサーラの窓口としてお客さまと向き合いながら、地域に根差した総合生活サービスを提供しています。また、電力関連ビジネスの収益拡大に加え、グループ一体となり、カーボンニュートラル化や、エネルギーコストの抑制、労働人口減少への対応などお客さまの経営課題を解決するソリューション提案を行うことにより、同業他社との差別化を進めています。ハウジング事業では、セグメントマーケティングの導入や宿泊体験型モデルハウスの利用促進により快適な住まいを体感する機会を拡大するとともに、環境負荷低減につながる高断熱性能を有し、全館空調システムを搭載した新商品群の提案などにより、注文住宅販売の商品競争力強化を図っています。アニマルヘルスケア事業では、倉庫業務及び配送業務をグループ内企業に委託し、営業活動から配送業務を分離することによる効率的な事業構造への変革と組織的な営業力の強化に取り組んでいます。 (4)DXへの対応の遅れに関するリスク DX(デジタルトランスフォーメーション)への対応の遅れにより、新たな価値創造やお客さまニーズへの迅速なサービス提供、業務効率化による生産性の向上が図られない場合は、市場競争力が低下し当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (対応策) エネルギー&ソリューションズ事業では、次期基幹システムの構築及び導入準備を進め、デジタル技術の活用によりお客さまサービスの効率化に取り組むとともに、グループ内の顧客データ連携による収益機会の拡大に取り組んでいます。エンジニアリング&メンテナンス事業では、情報通信技術を積極的に活用し、現場管理や施工の効率化及び省力化による生産性向上を図っています。また、2024年11月期には新しいグループウェアであるGoogle Workspaceを導入したほか、グループ各社にて帳票類の電子化やワークフロー化を推進するなど、ITインフラ整備による生産性の向上に取り組んでいます。 (5)投資、企業買収に関するリスク 子会社及び関連会社の設立や事業提携、投資、買収等を行った場合に、その後の経済情勢の変化等により投資回収が適切に行われない場合、または期待する収益が得られない場合は、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、保有する投資有価証券の価値が著しく低下した場合は、評価損が発生する可能性があります。 (対応策) 当社グループは、投資、買収等を行う際はその目的、意義を明確にした上でリスクを把握し、投下資本に対する利回りが期待収益率を上回っているか定量的に評価するとともに、一定の金額以上の重要性の高い案件については取締役会において審議を行っています。投資、買収後は投資回収に努めるものの、経済情勢の変化に伴い中長期的に損失が見込まれる場合は的確に決算に反映させています。また、投資有価証券については定期的に個別銘柄ごとに定量的、定性的評価を行い保有意義が低いと判断した銘柄は適宜売却を行っています。 (6)資産の減損等に関するリスク 当社グループは、不動産及び設備等の有形固定資産、のれん及びその他の資産等様々な資産を保有しています。当社グループは経済情勢及び市況の変化等の影響から、事業の収益性の低下により投資額の回収が見込めなくなった場合、または保有資産の価値が著しく低下した場合は、当該有形固定資産、のれん及びその他の資産について減損または評価損処理を行うことにより、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (対応策) 当社グループは、投資を行う際は投資価値を的確に把握し、回収可能性を十分に検討した上で実施しています。投資後は定期的に運用評価を実施し、計画と乖離が生じた場合は早期に改善に取り組むことにより、保有する資産価値の低下による影響の低減に努めています。また、グループ各社はサーラ不動産株式会社との協働等により、遊休資産の活用及び売却を進めています。 (7)特定の取引先・製品・技術への依存に関するリスク 当社グループは特定の仕入先、大口の販売先、施工業者等と継続的な取引があり、当該取引を喪失した場合は、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。エネルギー&ソリューションズ事業では、大口取引先との取引の喪失や取引先の操業不能によりガス販売量が減少するリスクがあります。エンジニアリング&メンテナンス事業及びハウジング事業では、委託先の施工業者が事業停止等の事態に陥った場合や委託業者を確保できない場合は、施工の遅延に伴いコストが増加する可能性があります。カーライフサポート事業では、主要な仕入先であるフォルクスワーゲングループジャパン株式会社との間で契約を継続することができなくなった場合は、事業継続に支障をきたす可能性があります。 (対応策) エネルギー&ソリューションズ事業では、取引先の多様化や定期的な与信管理等を着実に実行することにより、取引先の喪失リスクの低減に努めています。また、大口取引先との取引においては、大型コージェネレーションシステムの故障リスク低減に努め、ガス販売量減少のリスク低減に取り組んでいます。カーボンニュートラルへの取組みを契機として、グループ各社との連携やアライアンスパートナーとの共創により、ガスに頼らない新たな収益の創出を図っています。エンジニアリング&メンテナンス事業では、施工業者と新たに取引を開始する際は、財務状況等を確認した上で工事請負基本契約を締結しています。また、主要な委託施工業者を定期的に訪問し、財務状況を含めた経営状況の確認を行っています。ハウジング事業では、新規施工業者の開拓に取り組むなど特定の施工業者に依存しない柔軟な施工体制を構築しています。カーライフサポート事業では、フォルクスワーゲングループジャパン株式会社との間で定めた販売台数、CS(顧客満足)等の諸条件をクリアし、常に緊密な情報交換を行い良好な関係を築くことにより取引の継続に努めています。 (8)製品・サービスの品質低下、欠陥に関するリスク 当社グループが提供する製品・サービスに品質の低下や重大な欠陥が明らかになった場合は、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。エネルギー&ソリューションズ事業では、エネルギー関連施設、設備に起因する事故等が発生した場合は物的、人的被害のほか環境汚染につながる可能性があります。エンジニアリング&メンテナンス事業では設計、施工段階における技術、品質面で不具合が発生した場合は、その修復に多大な費用が発生する可能性があります。ハウジング事業では、長期間にわたり販売した住宅を保証する過程において予期せぬ重大な品質問題が生じた場合は、その対応に多額の費用を要する可能性があります。プロパティ事業では、ホスピタリティ部門において食中毒など食品衛生上の事故が発生した場合は、当社グループの信用が失墜しブランドイメージの低下や、損害賠償等の費用の発生により当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (対応策) エネルギー&ソリューションズ事業では、施工や品質管理、品質保証の管理体制を確立するとともに、法令及び社内基準等に基づき定期的な点検、整備並びに老朽化した設備の計画的な交換を行うことにより事故防止に努めています。エンジニアリング&メンテナンス事業では、施工品質に関して事前に施工不良が発生する可能性が高い箇所を特定する社内検討を行い、施工期間中は中間、竣工検査において入念なチェックを行っています。また、各社においてISO9001の認証を受けており、適正で効果的なマネジメントシステムの運用に努めています。ハウジング事業では、法規制に適合する部材の使用や有資格者の適切な配置、適切な施工体制の整備を徹底し品質の維持向上に努めています。プロパティ事業では、ホスピタリティ部門の各施設及び従業員に対する定期的な衛生管理検査を実施するとともに、アレルギー対策のシミュレーションやメニュー表示に誤りがないかチェックを行っています。 (9)法的規制に関するリスク 当社グループは暮らしとビジネスを支える様々な領域で事業を展開しており、関係する主な法令はガス事業法、液化石油ガス法、建設業法、建築基準法、宅地建物取引業法、貨物自動車運送事業法、古物営業法、医薬品医療機器等法、独占禁止法、景品表示法、中小受託取引適正化法、その他安全、環境、労働関連の各種法令であり、その他関係告示及び地方公共団体の条例等の広範な規制を受けています。これらの法令に関する違反等が生じ過料や課徴金による損失、許認可の取消し等行政処分に伴う事業の制約が発生した場合や有資格者不足により事業の継続に支障をきたす場合は、当社グループの経営成績に影響を及ぼすとともに社会的信用が低下する可能性があります。 (対応策) 当社グループは、関係法令の制定、改廃に関する情報収集やモニタリングを確実に行い、事前の対策を図るとともに、法令等に定められた有資格者の確保に向けた中途採用の強化、社員への関係法令の周知徹底に努めることにより法的規制に関するリスクの低減に努めています。 (10)訴訟の提起に関するリスク 現時点において、当社グループの経営に重大な影響を及ぼす訴訟は提起されておりませんが、今後、社会的影響の大きな訴訟等が提起され、当社グループに対して多額の損害賠償の支払いを命ずる判断がなされた場合は、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (対応策) 当社グループは、企業行動憲章及び行動規範を定め、役職員に対し法令、定款及び社会的規範を遵守した行動を徹底させるとともに、コンプライアンスに関する社員教育や当社監査部門・グループ各社の内部監査による監査を定期的に実施しています。また、グループ会社各社において重大な訴訟に発展する可能性があるクレーム、トラブルが発生した場合は、当社へ報告を行う仕組みがあります。当社は報告内容に応じて具体的な対応等の検討、指示を行うことにより訴訟リスクの低減を図っています。 (11)自然災害に関するリスク 当社グループは、愛知県、静岡県を中心に24都道府県に拠点を設け、地域に密着した暮らしとビジネスを支える事業を展開しています。当社グループの事業エリアにおいて大規模な地震や風水害が発生し、グループ各社の事業所や製造・供給設備、お客さま設備及び役職員などに広範な被害が発生した場合は、事業継続に大きな支障をきたす可能性があります。また、大規模な停電や火災などの二次災害が発生した場合は、基幹システムの稼働停止などによりお客さま対応が遅延する可能性があります。特に当社グループの経営資源が集中する愛知県東部、静岡県西部は、将来、南海トラフ地震の発生が予想されており、同エリアにおいて大規模地震が発生した場合は、当社グループの経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (対応策) 当社グループは、グループ各社においてBCP(事業継続計画)を策定するとともに、大規模地震を想定した緊急時対応訓練を継続的に実施し、グループを挙げて緊急時対応レベルの向上を図っています。エネルギー&ソリューションズ事業では、事業拠点、ガス施設・設備は耐震、制振及び免振構造とするとともに主要な事業拠点及び供給設備の中核施設に対する非常用電源の配備を進め被災に備えています。ガスホルダー等の重要な設備は東日本大震災クラスの地震にも耐えられるよう設計されています。また、お客さまの敷地につながるガス導管は耐震性に優れたポリエチレン管を採用しており、計画的に非耐震管の入れ替えを推進し、2030年までに耐震化100%を目指しています。その他、各種定期点検、安全な設備使用に関するお客さまへの周知や災害時におけるフェーズ別訓練、一般社団法人日本ガス協会の応援受入演習に加え、災害情報共有システムを導入し、水害対応も強化するなど被災の影響を最小限に留める各種対策を講じています。エンジニアリング&メンテナンス事業では、緊急時における人員や代替拠点の確保、各種資機材の調達、施工中の現場の被害状況の確認体制の整備など、BCPの実効性向上のために必要な対策を講じています。 (12)感染症の流行に関するリスク 当社グループは、新型コロナウイルスや新型インフルエンザ等の感染症の流行等公衆衛生上の危機が発生した場合には、市況の悪化及び営業活動の縮小に伴い収益力が低下し、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。アニマルヘルスケア事業では、家畜の疾病が流行した場合は畜産動物の減少や風評被害による市場の縮小により、動物用医薬品等の売上高が減少する可能性があります。 (対応策) 感染症が流行した場合に備え、当社グループは地域のお客さまや役職員の安全を第一に考え、政府の方針等を踏まえて在宅勤務や交代勤務体制の整備に取り組むとともに、ITを活用した非接触型の営業活動の確立に取り組んでいます。そのほか、エネルギー&ソリューションズ事業では、感染確認時から蔓延時までの感染状況に応じた対応方針を取りまとめ、エネルギー供給事業者として感染症の流行時における安定的なガスの供給を継続するための体制を整備しています。アニマルヘルスケア事業では、家畜伝染病の対応として地域の獣医師との関係を強化し早期の情報収集に努めるとともに、コンサルティング営業を通じて安心、安全な畜産物の生産の支援に取り組んでいます。 (13)気候変動、環境規制に関するリスク 当社グループは、事業活動において大気汚染、水質汚濁、土壌・地下水汚染、廃棄物処理、省エネルギー、地球温暖化対策等に関連する様々な環境関連法令の規制を受けています。国内外では、2015年12月に気候変動枠組条約第21回締約国会議におけるパリ協定の採択を契機として、気候変動や地球温暖化の原因とされる温室効果ガスの削減を目的としたカーボンニュートラル、脱炭素社会の実現に向けた潮流が強まりました。米国政権による環境規制撤廃の動向はあるものの、将来、新たな環境関連法規制の導入や環境改善に係る追加的義務が発生した場合は、当該対応に伴うコストの増加により経営成績に影響を及ぼす可能性があります。エネルギー&ソリューションズ事業では、猛暑や暖冬、渇水等の異常気象に伴う気温、水温の変動が消費需要に大きく影響するため、特異な気候変動による都市ガス、LPガスの販売量の大幅な減少が経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (対応策) 当社グループは、事業活動のあらゆる場面で環境経営を実践し、地球環境に配慮した持続可能で豊かな社会の実現に貢献することを環境方針として掲げています。事業活動における環境負荷の把握、温室効果ガス排出量の削減、廃棄物の発生抑制と適切な処理及び再資源化の推進等を行動指針として環境負荷低減に向けた各種施策に取り組んでいます。エネルギー&ソリューションズ事業では、BtoC分野における省エネ診断サービス「エコスマ診断」を通じたリフォーム提案や、BtoB分野におけるカーボンニュートラル化や生産性向上に向けた提案に注力するなどエネルギー以外の商品・サービスの拡充により事業バランスを見直し、気候変動及び環境規制が強化された際のリスク低減に取り組んでいます。また、2050年カーボンニュートラル実現に向けたトランジション期間において、カーボンオフセットガスの調達や再生可能エネルギーによる電力の供給拡大に取り組むほか、2025年10月には地域における電力の安定供給に向けた取組みとして系統用蓄電所、再エネ併設型蓄電所の稼働を開始しました。エンジニアリング&メンテナンス事業では、事業活動が環境に与える影響に対する社会的責任を果たすため、ISO14001に基づく環境に配慮した施工方法の実施や、廃棄物処理法に基づく収集運搬、処理業務の実施及び省エネルギー活動の推進などに取り組んでいます。ハウジング事業では、LCCM(ライフ・サイクル・カーボン・マイナス)住宅やZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)基準に標準対応した商品の販売を開始するなど、環境負荷を低減する住宅の供給体制の構築を進めます。カーライフサポート事業では、カーボンオフセットガス・カーボンフリー電気の購入、太陽光発電設備の導入により、CO₂排出量実質ゼロのスキームを達成する店舗のカーボンニュートラル化を進めています。また、カーボンニュートラル推進に向けた取組みの一環として、当社グループは愛知県豊橋市駅前の複合商業施設「ココラフロント」において、再生可能エネルギー由来の電気の利用に加え、2025年8月よりカーボンクレジット・非化石証書を活用した電気・ガスの利用を開始し、ホテルアークリッシュ豊橋を含む所有施設全体のカーボンニュートラル化を達成しました。 (14)人材確保、労務環境に関するリスク 当社グループは、お客さまに質の高い商品・サービスを提供し成長を続けるためには、優秀な人材の確保及び育成が不可欠であると考えています。人口減少及び少子高齢化による生産年齢人口の減少により、将来、計画どおりに人材の確保ができない場合や、多様性に配慮した労働環境や人材を活性化させる環境を十分に整備できない場合は、労働力不足により事業競争力が低下し、当社グループの持続的な成長に支障を来すだけでなく、経営成績にも影響を及ぼす可能性があります。 (対応策) 当社グループは、事業変革を実現するための人材ポートフォリオを基軸とした採用活動(新卒・キャリア)の実施により、多様な人材の確保を推進しています。また、サーラまなび共創センターを中心に、階層別の様々な研修プログラムや自己啓発支援取組みなどにより社員の育成強化に努めるとともに、次世代リーダーや専門人材を持続的に育成する仕組みを構築していきます。さらには、人手不足が想定される施工者や配送者といったエッセンシャルワーカーの確保に取り組むため、業務の内製化や育成の仕組みも含めて検討を進めます。労働環境の面では、育児・介護と仕事の両立、女性の活用や定年退職後の雇用継続など多様なキャリアや働き方の支援を通し、働きやすい職場環境づくりに取り組んでいます。2022年11月期より運用を開始した新現行の人事制度において、チャレンジする会社、人づくりを推進し、役割や活躍に応じた仕組みを構築するとともに、若手人材の早期抜擢や性別や年齢にとらわれない働き方を実現し、グループの持続的成長を支えていきます。 (15)コンプライアンスに関するリスク 当社グループの役職員による法令違反や社内規程等の不遵守や、不正行為、ハラスメント、反社会的勢力との取引等が発生した場合は、対応に要する直接的な費用の発生に留まらず、社会的信用の毀損など有形無形の損害が経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (対応策) 当社グループは、企業行動憲章及び行動規範を制定し、企業としての社会的責任や役職員の行動原則の周知、徹底を図っています。また、コンプライアンス委員会を設置しグループのコンプライアンス推進に関する課題と対応策の協議、承認を行うとともに、内部通報制度の実効的な整備、運用を推進しています。当社及びグループ各社のコンプライアンス所管部署は、コンプライアンス委員会の指示の下、毎年、コンプライアンス強化月間を設け、継続的に役職員の教育に取り組み、グループ全体のコンプライアンス態勢の強化を図っています。さらに、グループ各社においてコンプライアンス違反の疑義がある事例が発生した場合は、当社へ報告する仕組みがあり、当社は報告内容に応じて具体的な対応等の検討、指示を行っています。その他、社内規程整備やコンプライアンスリテラシー向上を目的とした定期的なeラーニング研修に加え、ハラスメント防止研修、公益通報対応業務従事者の指定などによる内部通報窓口体制の構築、窓口担当者向けの通報対応研修等を実施しています。 (16)情報システム、情報漏洩に関するリスク 当社グループに対する不正アクセスやランサムウェア攻撃等のサイバー攻撃、並びに役職員等の故意または過失、停電、自然災害等の要因により、データの改ざん、破壊、個人情報及び機密情報の漏洩、情報システムの障害等が発生した場合は、社会的信用やブランドイメージの低下、損害賠償や対応に要する費用の発生により経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (対応策) 当社グループでは、個人情報への不正アクセスやその漏洩、滅失、改ざん等の防止対策として、サイバー攻撃防止・検知ソリューションの導入によるセキュリティ強化、並びにセキュリティインシデントの早期検知及びインシデント発生時の迅速な対応に向けた態勢(C-SIRT)を整備するとともに、インシデント発生時の対応体制や行動手順などを明示した緊急時対応計画を策定し、セキュリティインシデント対応訓練を実施しています。また、個人情報保護に関する法令や社会的規範の遵守のため、役職員に対し情報管理に関する周知を徹底するとともに、教育・研修による情報の適切な管理の定着を図っています。さらに、サイバー保険の契約内容の見直しを継続して行うことにより、万一情報が漏洩した際のリスク低減に努めています。
経営成績の分析 (MD&A)7,826字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益の改善が進み、緩やかな回復基調で推移したものの、中東情勢の緊迫化をはじめとする地政学リスクの高まりや米国政権の通商政策の影響が懸念されるなど、景気の先行きは依然として不透明な状況が続きました。 このような状況のなか、サーラグループは、2023年11月期を初年度とする第5次中期経営計画における重点戦略『ライフクリエイティブ事業ユニット※でのサービス・事業開発と事業形態の変革』、『期待を上回る「顧客体験」を通じてブランド価値を高める』、『グループ内外との「共創」による事業創造』、『既存事業分野の収益力向上』、『「自ら考え、行動する」人が集う組織風土への変革』への取組みに注力しました。同計画の最終年度となる当連結会計年度は、グループ内外との連携・共創や積極的な成長投資による新しい価値の創造を進めるとともに、リフォーム事業をはじめとする住まい、暮らしの事業領域の飛躍的な成長に向けて各施策に取り組みました。 エネルギー&ソリューションズ事業のサーラエナジー株式会社は、デジタル技術の活用による業務の変革を図り、お客さま一人ひとりに合わせた質の高いサービスを提供するため、次期基幹システムの構築及び導入準備を進めました。 また、同社は2023年より建設を進めていた静岡県浜松市の系統用蓄電所、愛知県豊橋市の再エネ併設型蓄電所を2025年10月に稼働開始し、同地域における電力の安定供給に向けた取組みを開始しました。 エンジニアリング&メンテナンス事業におきましては、省エネ・創エネ設備やZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)化に関するソリューション提案を積極的に展開し、新規顧客開拓による取引拡大を推進しました。 ハウジング事業のサーラ住宅株式会社は、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)基準に対応した注文住宅商品「SINKA(シンカ)」シリーズの最上位モデルとして、国内最高水準の断熱等性能等級7に対応したフラッグシップ商品「SINKA KIWAMI(キワミ)」を、2025年1月に販売開始しました。 アニマルヘルスケア事業の株式会社アスコは、倉庫業務及び配送業務をサーラ物流株式会社に委託し、営業活動から配送業務を分離することによる組織的な営業力の強化に取り組みました。 プロパティ事業のサーラ不動産株式会社は、不動産投資事業を新たな成長戦略の柱に位置付け、将来的な不動産証券化ビジネスへの参入を見据えて、不動産投資の拡大に注力しました。 新たな成長投資の取組みの一つとして、当社は住宅リフォーム事業等を展開する株式会社安江工務店に対する株式公開買付け(TOB)を実施し、2024年12月に同社を連結子会社化しました。当連結会計年度は、シナジー発揮のためのプロジェクトを運営し、住まい、暮らしの事業領域のさらなる成長を目指して顧客基盤の相互活用や組織体制の見直しなどに着手しました。 なお、カーボンニュートラル推進に向けた取組みの一環として、サーラグループは豊橋駅前の複合商業施設「ココラフロント」において、再生可能エネルギー由来の電気の利用に加え、2025年8月よりカーボンクレジット・非化石証書を活用した電気・ガスの利用を開始し、ホテルアークリッシュ豊橋を含む所有施設全体のカーボンニュートラル化を達成しました。 当連結会計年度の経営成績につきましては、エンジニアリング&メンテナンス事業及びハウジング事業が増収となったことから、売上高は前連結会計年度比4.6%増の251,533百万円となりました。利益面はエネルギー&ソリューションズ事業及びエンジニアリング&メンテナンス事業が大幅な増益となったため、営業利益は前連結会計年度比17.0%増の7,381百万円となりました。経常利益は営業外収益の為替予約に係るデリバティブ評価益が増加したことから、前連結会計年度比21.2%増の9,927百万円となり、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度比11.8%増の5,870百万円となりました。 ※「ライフクリエイティブ事業ユニット」エネルギー事業以外の暮らしの事業領域を指します。 セグメント別の概況は次のとおりです。 エネルギー&ソリューションズ事業 売上高  120,870百万円(前連結会計年度比1.1%増) 営業利益  4,287百万円(前連結会計年度比44.6%増) 暮らしの分野では省エネ診断を通じたリフォーム提案、また、ビジネスの分野ではカーボンニュートラル化や生産性向上に向けた提案に注力した結果、器具・工事の販売が増加しました。上記に加え、家庭用、業務用の都市ガス販売量が増加したため、売上高は増加しました。利益面は、都市ガスの売上総利益が増加したことに加え、バイオマス発電所の順調な稼働が寄与しました。また、販売費及び一般管理費の低減に努めたことから、営業利益は大幅に増加しました。 エンジニアリング&メンテナンス事業 売上高  35,264百万円(前連結会計年度比7.8%増) 営業利益  3,454百万円(前連結会計年度比30.6%増) 設備工事、建築及びメンテナンスの各部門において受注が好調に推移し、完成工事が増加したため、売上高は増加しました。利益面は、完成工事高の増加に加え、プロセス管理の継続的な改善に取り組み、完成工事粗利益が増加したことから、営業利益は大幅に増加しました。 ハウジング事業 売上高  44,853百万円(前連結会計年度比25.9%増) 営業利益    912百万円(前連結会計年度比22.1%増) 住宅販売部門はSINKA(シンカ)シリーズの受注が伸長し、注文住宅の販売棟数が増加しました。また、住宅部資材加工・販売部門はハウスメーカー、工務店など取引先からの受注が増加しました。上記に加え、当期より株式会社安江工務店の実績を反映したことから、売上高、営業利益はともに増加しました。 カーライフサポート事業 売上高  17,955百万円(前連結会計年度比4.9%増) 営業損失    629百万円(前連結会計年度は営業利益64百万円) 国内への輸入自動車の入荷が回復したことに伴い、新車販売台数は増加しました。また、これまで販売用に仕入れていた中古車の在庫処分を進めたため、売上高は増加しました。利益面は、上記の在庫処分の影響に加え、フォルクスワーゲンの中古車販売台数の大幅な減少により売上総利益が減少したことから、営業損失を計上しました。 アニマルヘルスケア事業 売上高  23,416百万円(前連結会計年度比8.3%減) 営業損失    566百万円(前連結会計年度は営業利益138百万円) 畜産部門は動物用医薬品等の受注が堅調に推移したものの、ペット関連部門において仕入先の商流変更により療法食の取扱いがなくなったことから、売上高は減少しました。利益面は、上記の商流変更の影響に加え、事業構造改革に伴い販売費及び一般管理費が増加したため、営業損失を計上しました。 プロパティ事業 売上高  7,347百万円(前連結会計年度比9.6%減) 営業利益   405百万円(前連結会計年度比0.0%減) 前期に完成した分譲マンションの販売が前期中に大きく進捗したことにより、当期の販売戸数が減少したことから、売上高は減少しました。利益面は、上記の分譲マンション販売戸数減少の影響があったものの、自社保有資産の売却や買取再販が増加したため、営業利益は前期並みとなりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動による資金の増加16,160百万円、投資活動による資金の減少12,426百万円、財務活動による資金の増加1,752百万円となり、あわせて5,486百万円増加いたしました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は、16,160百万円(前連結会計年度比13.5%増加)となりました。これは主に、「税金等調整前当期純利益」9,145百万円、「減価償却費」6,542百万円、「退職給付に係る負債の増加額」4,351百万円、「売上債権の減少額」3,894百万円などの増加要因と、「退職給付に係る資産の増加額」4,203百万円、「法人税等の支払額」2,718百万円などの減少要因によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、12,426百万円(前連結会計年度比20.2%支出の増加)となりました。これは主に、「有形固定資産の取得による支出」9,270百万円、「無形固定資産の取得による支出」2,080百万円、「連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出」1,670百万円などの減少要因と、「貸付金の回収による収入」907百万円、「有形固定資産の売却による収入」340百万円などの増加要因によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果獲得した資金は、1,752百万円(前連結会計年度は431百万円の使用)となりました。これは主に、「長期借入れによる収入」14,940百万円などの増加要因と、「長期借入金の返済による支出」8,778百万円、「配当金の支払額」2,173百万円、「短期借入金の純減額」1,836百万円などの減少要因によるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高 (百万円)   前年同期比  (%) エネルギー&ソリューションズ事業   -   - エンジニアリング&メンテナンス事業   -   - ハウジング事業   -   - カーライフサポート事業   -   - アニマルヘルスケア事業   -   - プロパティ事業   -   - 報告セグメント計   -   - その他   729   93.6 合計   729   93.6 (注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 b.仕入実績 当連結会計年度の仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   仕入高 (百万円)   前年同期比  (%) エネルギー&ソリューションズ事業   82,615   100.7 エンジニアリング&メンテナンス事業   32,275   102.7 ハウジング事業   35,425   121.1 カーライフサポート事業   15,169   110.4 アニマルヘルスケア事業   19,133   91.4 プロパティ事業   3,694   94.5 報告セグメント計   188,314   103.9 その他   1,963   98.5 合計   190,277   103.8 (注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 c.受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高 (百万円)   前年同期比 (%)   受注残高 (百万円)   前年同期比 (%) エネルギー&ソリューションズ事業   2,149   108.5   217   148.5 エンジニアリング&メンテナンス事業   37,124   124.5   23,544   112.1 ハウジング事業   30,407   161.9   10,476   170.5 カーライフサポート事業   17,467   99.6   236   32.7 アニマルヘルスケア事業   -   -   -   - プロパティ事業   891   60.0   79   24.9 報告セグメント計   88,040   126.5   34,554   122.0 その他   734   87.9   214   85.9 合計   88,774   126.0   34,768   121.6 (注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 d.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高 (百万円)   前年同期比  (%) エネルギー&ソリューションズ事業   120,870   101.1 エンジニアリング&メンテナンス事業   35,264   107.8 ハウジング事業   44,853   125.9 カーライフサポート事業   17,955   104.9 アニマルヘルスケア事業   23,416   91.7 プロパティ事業   7,347   90.4 報告セグメント計   249,708   104.6 その他   1,824   97.3 合計   251,533   104.6 (注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末(2025年11月30日)現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき、会計上の見積りを行っております。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」をご参照ください。また、当社グループにおける重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (重要な会計上の見積り)」をご参照ください。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 イ.当連結会計年度の経営成績の分析 当連結会計年度の経営成績の分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。 ロ.当連結会計年度の財政状態の分析 (資産) 資産は218,345百万円と、前連結会計年度末と比較して16,064百万円増加しました。これは主に、「現金及び預金」が5,485百万円増加したこと、「退職給付に係る資産」が4,203百万円増加したこと、「有形固定資産」が2,484百万円増加したこと、「無形固定資産」が2,359百万円増加したこと、投資その他の資産の「その他」が2,140百万円増加したこと、「投資有価証券」が2,089百万円増加したこと、「仕掛品」が786百万円増加したことに対し、「繰延税金資産」が2,333百万円減少したこと、「長期貸付金」が793百万円減少したこと、流動資産の「その他」が571百万円減少したことによるものであります。 (負債) 負債は124,777百万円と、前連結会計年度末と比較して8,115百万円増加しました。これは主に、「長期借入金(1年内返済予定を含む)」が7,300百万円増加したこと、「電子記録債務」が2,801百万円増加したこと、流動負債の「その他」が3,582百万円増加したこと、「未払法人税等」が746百万円増加したこと、「賞与引当金」が582百万円増加したことに対し、「支払手形及び買掛金」が4,391百万円減少したこと、「短期借入金」が1,634百万円減少したこと、「繰延税金負債」が843百万円減少したことによるものであります。 (純資産) 純資産は93,567百万円と、前連結会計年度末と比較して7,949百万円増加しました。これは主に、「利益剰余金」が3,629百万円増加(親会社株主に帰属する当期純利益の計上により5,870百万円増加、配当の実施により 2,178百万円減少、連結範囲の変動により62百万円減少)したこと、「退職給付に係る調整累計額」が3,121百万円増加したことによるものであります。 ハ.経営成績に重要な影響を与える要因について 「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照ください。 ニ.資本の財源及び資金の流動性についての分析 (キャッシュ・フロー) 「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 (資金需要) 運転資金、設備投資、借入金の返済及び利息の支払い、並びに配当金の支払い等に資金を充当しております。このうち設備投資の概要及び重要な設備の新設の計画については、「第3 設備の状況」をご参照ください。 (財務政策) 当社グループでは資金需要の見通しや金融市場の動向などを総合的に勘案し、最適なタイミング、規模及び手段を判断して資金調達を実施しております。 また、グループファイナンスの実施により、調達コストの低減とグループ内資金の有効活用を図っております。 ホ.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当連結会計年度は、第5次中期経営計画の最終年度として売上高254,000百万円、営業利益7,000百万円、経常利益7,500百万円、親会社株主に帰属する当期純利益5,000百万円を計画しました。上記の当初計画には、2025年12月に連結子会社化した株式会社安江工務店及びその子会社4社の業績を織り込んでおりませんでしたが、業績見通しの判明に伴い、2025年4月7日に通期業績予想の修正を公表しました。修正後の計画は、売上高は263,000百万円(計画比+9,000百万円)、営業利益は7,200百万円(計画比+200百万円)、経常利益は7,700百万円(計画比+200百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益は5,100百万円(計画比+100百万円)としております。これに対し、当連結会計年度の経営成績は、売上高251,533百万円、営業利益7,381百万円、経常利益9,927百万円、親会社株主に帰属する当期純利益5,870百万円となりました。

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開示資料

出典

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