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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

プレミアグループ

Premium Group Co., Ltd.7199 · Prime · その他金融業

オートクレジットと故障保証を中核に、自動車関連の多様なサービスを提供する企業グループ。

概要

プレミアグループは、中古車購入向けオートクレジットを主力とする独立系ノンバンク金融会社である。自動車販売店網を通じた立替払方式と提携ローン方式の2つのクレジットサービスを提供し、併せて故障保証や整備工場ネットワークなどの自動車関連サービスも展開する。2026年3月期の営業収益は440億円、営業利益率は19.1%に達し、タイ・フィリピン・インドネシアにも事業基盤を持つ。

ファイナンス事業が収益の核をなす

ファイナンス事業は、新車・中古車購入時の分割払いクレジット(個別信用購入あっせん)を提供する。立替払方式ではプレミアグループが加盟店へ代金を立替払いし顧客から分割回収する。提携ローン方式では提携金融機関が融資し、同社が審査・精算・連帯保証を担う。2026年3月期の同事業営業収益は248億円、営業利益は47億円に達した。クレジット債権残高の積み上げが収益拡大の鍵であり、有料会員組織「カープレミアクラブ」の会員増加により取扱高は前年比23.1%増と順調に伸びている。

故障保証事業は自社ブランドとOEMで構成

故障保証事業では、自動車購入者向けに有償の故障保証サービスを提供する。自社ブランド「プレミアの故障保証」、有料会員向け「カープレミア故障保証」(最大437項目保証)、リクルート「カーセンサー」向けOEM、大口提携先向け約150種類のOEM商品がある。2026年3月期の同事業営業収益は80億円、営業利益は13億円。特に自社開発のプロパー保証が前年比34.8%増と伸長し、収益性の高い商品構成への転換が進んだ。タイ・インドネシア・フィリピンにも合弁子会社を通じて展開している。

オートモビリティサービス事業で生態系を構築

オートモビリティサービス事業は、自動車流通にまつわる多様なサービスを束ねる。ファイナンス事業で引き揚げた車両の卸販売(リユース)、整備工場向け業務ソフト「GATCH」(顧客管理・在庫・工程・書類作成を効率化)、加盟店向けサブスクリプション(オートリース)、中古部品流通、整備工場ネットワーク「カープレミアクラブ」の運営などがある。2026年3月期の営業収益は110億円、営業利益は22億円と前年比91.1%増の大幅成長を遂げた。有料会員数の拡大と会員サービスの深化が収益基盤を強化している。

東南アジアへの展開が第二の成長軸

プレミアグループは国内で培ったノウハウを東南アジアに展開している。タイではEastern Commercial Leasing p.l.c.を持分法適用関連会社とし、オートファイナンス事業を展開。またPremium Service (Thailand) Co., Ltd.を通じて故障保証と整備事業を現地で行う。インドネシアではPT Premium Garansi Indonesia(住友商事子会社との合弁)で故障保証のコンサルティングを、フィリピンではPremium Warranty Services Philippines, Inc.(三井物産との合弁)で故障保証事業を推進。2024年にはフィリピンのAND Financing Corporation(現Etomo Financing Corporation)を関連会社化し、オートファイナンス事業を拡大している。

業界の中での役割は自動車金融・保証サービスプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
440億円
営業利益
84億円
営業利益率
19.1%
純利益
61億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01自動車販売金融主力

新車・中古車購入時の分割払いクレジット(個別信用購入あっせん)を提供。立替払方式と提携ローン方式の2種類で、加盟店ネットワークを通じてサービスを展開。国内のほか、タイ・フィリピンにも事業展開。

主な製品・サービス2
オートクレジット
新車・中古車購入時の分割払いサービス。立替払方式(自社審査・立替)と提携ローン方式(金融機関融資・当社保証)がある。
エコロジークレジット
太陽光発電システムやオール電化商品購入時の分割払いサービス。

02自動車故障保証主力

自動車購入者向けに有償の故障保証サービスを提供。自社ブランド品のほか、OEM供給も行う。国内事業に加え、タイ・インドネシア・フィリピンでも展開。

主な製品・サービス4
プレミアの故障保証
自社ブランドの故障保証商品。広範囲の部品をカバーし、コンシェルジュサービスを付帯。
カープレミア故障保証
有料会員組織「カープレミアクラブ」向けの故障保証。最大437項目を保証し、EV車両も対象。
カーセンサーアフター保証
リクルートとの協業によるOEM商品。中古車情報サイト「カーセンサー」掲載車両向け。
その他OEM
大口提携先向けにカスタマイズされた故障保証商品。約150種類のバリエーション。

03自動車関連サービス準主力

ファイナンス事業で引き揚げた車両の卸販売(リユース)、業務用ソフトウェア「GATCH」の販売、サブスクリプション(オートリース)商品の提供、中古部品流通、整備工場ネットワーク「カープレミアクラブ」の運営など、自動車流通にまつわる多様なサービスを展開。

主な製品・サービス3
GATCH(業務用ソフトウェア)
顧客管理、部品在庫管理、整備工程管理、書類作成を効率化する自動車整備工場向けソフトウェア。
サブスクリプション(オートリース)
加盟店を通じて提供する自動車のサブスクリプションサービス。
カープレミアクラブ
販売店・整備工場のネットワークを組織化した会員組織。経営サポートや限定サービスを提供。

製品と技術

オートクレジット:立替払と提携ローンの二方式

主力商品「オートクレジット」は、新車・中古車購入時の分割払いサービスである。立替払方式では、プレミアグループが加盟店に代金を立替払いし、顧客から月々の分割返済を受ける。提携ローン方式では、提携金融機関が融資を行い、プレミアグループは審査・精算事務・連帯保証を担当する。2026年3月期のクレジット取扱高は順調に増加し、3ヵ月以上延滞債権残高率も改善傾向にある。また、太陽光発電システム向け「エコロジークレジット」も取り扱う。両方式とも複数の損害保険会社との包括保険契約により未回収リスクを低減している。

故障保証商品のラインアップと特徴

故障保証事業は自社ブランド「プレミアの故障保証」を核に、有料会員向け「カープレミア故障保証」(最大437項目保証、EV対応)、リクルート向けOEM「カーセンサーアフター保証」、大口提携先向け約150種類のOEM商品を展開する。「カープレミア故障保証」は廉価な価格設定でコンシェルジュサービスを付帯し、エンジン・ブレーキ・エアコン・電装品に加え自動ブレーキシステムも保証対象とする。故障発生時は整備工場へ入庫誘導し、グループ調達の中古部品を活用して原価低減を図る仕組みを持つ。2026年3月期のプロパー保証取扱高は前年比34.8%増と大きく伸長した。

自動車整備工場向けソフトウェアGATCH

「GATCH」はプレミアグループの子会社プレミアソフトプランナー株式会社が提供する自動車整備工場向け業務用ソフトウェアである。顧客管理、部品在庫管理、整備工程管理、書類作成の4機能を統合し、工場の業務効率化を支援する。紙ベースの作業をシステム化することで、作業時間の短縮やミス低減に貢献する。2022年6月に完全子会社化したPSPが開発・販売を担い、整備工場ネットワーク「カープレミアクラブ」との連携により導入拡大を図っている。同ソフトウェアは、故障保証事業で入庫した修理車両の管理にも活用されている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

同業の企業

自動車部品・電池・販売の時価総額近傍。太字がプレミアグループ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16282オイレス工業966億円16.9倍
26961エンプラス939億円16.6倍
36800ヨコオ892億円22.5倍
44290プレステージ・インターナショナル886億円14.9倍
55851リョービ881億円8.3倍
67199プレミアグループ835億円13.1倍
77239タチエス829億円8.7倍
82734サーラコーポレーション800億円10.5倍
94246ダイキョーニシカワ799億円8.9倍
107231トピー工業742億円6.6倍
117715長野計器729億円13.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(自動車部品・電池・販売)に従っています。

会社の歴史

沿革 29件

資本金500千円で設立された2015年

プレミアグループは2015年5月、株式会社AZS一号として資本金500千円で設立された。同年6月に資本金を1,500百万円に増資し、7月にプレミアグループ株式会社へ商号変更。同年9月には資本金を50百万円に減資するなど、資本政策を短期間で大きく変動させた。2016年2月にはタイのEastern Commercial Leasing p.l.c.(EAST)の第三者割当増資を引き受け、オートファイナンス事業での業務提携を開始。同年3月にはタイに子会社PFS (Thailand) Co., Ltd.(現PAMT)を設立し、海外展開の第一歩を踏み出した。

ホールディングス体制と子会社設立が進んだ2016年

2016年7月、プレミアグループは持株会社体制に移行し、本部機能とグループ管理機能を設置した。8月にはPAMTを子会社化するとともに、PAS株式会社を設立。11月にはEASTや株式会社ライジングサン商会との合弁で、タイにEastern Premium Services Co., Ltd.(現PST)を設立。2017年4月にはプレミアリース株式会社(現PLS)や潮来自動車販売との合弁でCIFUT株式会社を設立した。同年9月にはPSTの整備工場第1号店をタイ・バンコクに出店し、自動車整備事業を開始。同年11月にはインドネシアにPT Premium Garansi Indonesiaを設立した。

2017年12月の東証二部上場

2017年12月、プレミアグループは東京証券取引所市場第二部に株式を上場した。上場後も積極的な事業拡大を続け、2018年4月に一般社団法人日本経済団体連合会に加入。同年6月にはユーキャスサービスとの合弁でプレミアシステムサービス株式会社を設立。10月には株式会社ソフトプランナー(現PSP)を買収し子会社化。12月には東証一部へ市場変更し、同時に株式会社ロペライオソリューションズ(現プレミアワランティサービス)を買収。2019年8月にはPSTの株式を移転し子会社化し、タイでの事業基盤を強化した。

2020年前後の組織再編と海外拠点拡充

2020年1月、株式会社VALUEとプレミアモビリティサービス株式会社を設立。同年4月には中央債権回収株式会社を買収し子会社化するとともに、本社を東京都港区内へ移転。同年10月にはEGS株式会社をプレミアワランティサービス株式会社に商号変更し、本店を港区に移転した。2021年2月にはフィリピンにPremium Warranty Services Philippines, Inc.を設立。2022年3月にはカープレミア株式会社を設立。同年4月には東京証券取引所プライム市場へ移行し、同年6月には株式交換によりPSPを完全子会社化した。

2024年からのフィリピン事業拡大と新たな提携

2024年4月、プレミアグループはフィリピンのAND Financing Corporation(AFC)の株式を取得し関連会社化。AFCは2025年2月にEtomo Financing Corporation(EFC)へ商号変更した。同年2月にはタイのEASTの第三者割当増資を引き受け、持分を拡大。一方、2025年2月には子会社プレミアシステムサービス株式会社(PSS)を清算した。2025年12月には株式会社バイク王&カンパニーとの合弁でRIDE&LINK株式会社を設立し、二輪車関連サービスへの進出を図っている。

年表29件を開く

2010年代

  • 2015年5月創業資本金500千円で株式会社AZS一号(現プレミアグループ株式会社)を設立
  • 2015年6月資本金を1,500百万円に増資
  • 2015年7月株式会社AZS一号からプレミアグループ株式会社に商号を変更
  • 2015年9月資本金を50百万円に減資
  • 2016年2月プレミアがEastern Commercial Leasing p.l.c.(現持分法適用関連会社、所在地:タイ王国バンコク都、CEO:Danucha Verapong、以下「EAST」という。)の実施する第三者割当増資の引受及びオートファイナンス事業(注1)等に関する業務提携契約をEASTと締結
  • 2016年3月第1回新株予約権A及びBを発行 プレミアがPFS (Thailand) Co., Ltd.(現連結子会社、現Premium Asset Management (Thailand) Co., Ltd.、所在地:タイ王国バンコク都、取締役社長:野澤直之、以下「PAMT」という。)を設立
  • 2016年5月プレミアによるEASTの第三者割当増資が完了し、関連会社化
  • 2016年7月当社を持株会社としたホールディングス体制に移行
  • 2016年8月M&A当社に本部機能及びグループ会社管理機能を設置 株式の移転によりPAMTを子会社化 PAS株式会社(現連結子会社、所在地:東京都港区、代表取締役社長:佐藤寛二)を資本金25百万円で設立
  • 2016年11月EAST及び株式会社ライジングサン商会(所在地:神奈川県横浜市、代表取締役社長:篠原邦夫)との合弁により、Eastern Premium Services Co., Ltd.(現Premium Service (Thailand) Co., Ltd.、現連結子会社、所在地:タイ王国バンコク都、取締役社長:越原誠一郎、以下「PST」という。)を設立
  • 2017年4月EASTが発行するワラント(新株予約権)を取得 プレミアリース株式会社(現PLS株式会社、現連結子会社、所在地:東京都港区、代表取締役社長:土屋佳之)を資本金40百万円で設立 潮来自動車販売株式会社(所在地:茨城県潮来市、代表取締役:大崎達也)との合弁により、CIFUT株式会社(現持分法適用関連会社、所在地:茨城県潮来市、代表取締役:大崎達也)を設立
  • 2017年9月PSTの整備工場第1号店舗をタイ王国バンコク都に出店し、タイ王国における自動車整備事業を開始
  • 2017年11月創業PT Premium Garansi Indonesia(現持分法適用関連会社、所在地:インドネシア共和国ジャカルタ市、代表者:Heriyanto Lim)を設立
  • 2017年12月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場
  • 2018年4月一般社団法人 日本経済団体連合会に加入
  • 2018年6月株式会社ユーキャスサービス(所在地:北海道旭川市、代表取締役:鈴木光徳)との合弁により、プレミアシステムサービス株式会社(連結子会社、所在地:東京都港区、代表取締役社長:大貫徹、以下「PSS」という。)を資本金20百万円で設立
  • 2018年10月M&A株式会社ソフトプランナー(現プレミアソフトプランナー株式会社、現連結子会社、所在地:東京都港区、代表取締役:大貫徹、以下「PSP」という。)の株式を取得し子会社化
  • 2018年12月M&A東京証券取引所市場第一部に市場変更 株式会社ロペライオソリューションズ(現プレミアワランティサービス株式会社、現連結子会社、所在地:東京都港区、代表取締役社長:太田航)の株式を取得し子会社化
  • 2019年8月M&A株式の移転によりPSTを子会社化 株式会社ロペライオソリューションズからEGS株式会社に商号を変更

2020年代

  • 2020年1月株式会社VALUE(現連結子会社、所在地:埼玉県さいたま市中央区、代表取締役:近藤久美)を資本金5百万円で設立 プレミアモビリティサービス株式会社(現連結子会社、所在地:東京都港区、代表取締役社長:土屋佳之)を資本金20百万円で設立
  • 2020年4月M&A中央債権回収株式会社(現連結子会社、所在地:東京都中央区、代表取締役社長:堀之内健)の株式を取得し子会社化 本社を東京都港区内へ移転
  • 2020年10月EGS株式会社からプレミアワランティサービス株式会社に商号を変更し、本店を東京都港区に移転
  • 2021年2月創業Premium Warranty Services Philippines, Inc.(現持分法適用関連会社、所在地:フィリピン共和国マニラ、代表取締役社長:松田岳)を設立
  • 2022年3月カープレミア株式会社(現連結子会社、所在地:東京都港区、代表取締役社長:柴田洋一)を資本金5百万円で設立
  • 2022年4月東京証券取引所プライム市場に移行
  • 2022年6月M&A株式交換によりPSPを完全子会社化
  • 2024年4月プレミアがAND Financing Corporation(現Etomo Financing Corporation、現連結子会社(注2)、所在地:フィリピン共和国マニラ、最高経営責任者:眞殿克彦、以下「AFC」という。)の株式を取得し関連会社化
  • 2025年2月プレミアがEASTの第三者割当増資の引受 プレミアの関連会社であるAFCがEtomo Financing Corporation(以下「EFC」という。)に商号を変更 PSSを清算
  • 2025年12月株式会社バイク王&カンパニー(所在地:東京都世田谷区、代表取締役CEO:澤篤史)と合弁契約を締結し、合弁会社であるRIDE&LINK株式会社(現持分法適用関連会社、所在地:東京都港区、複数代表取締役:土屋佳之・薄井祐二)を設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 営業収益2030年3月期まで840億円
  • 税引前利益2030年3月期まで210億円
  • 当期利益2030年3月期まで140億円
  • 時価総額2030年3月期まで3,000億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    カープレミアクラブ会員組織の強化

    会員組織を3層構造へ再編し、招待制の上位会員を通じてブランド価値の向上を図る

  2. 02

    事業者向け必須インフラの提供

    中小モビリティ事業者の経営課題解決に向け、収益が増加するプラットフォームを提供し、競争力最大化を担う必須インフラとしての地位確立を目指す

  3. 03

    ユーザーの経済圏への取り込み

    多角的なPR投資やオンラインサービスの充実を通じたブランド戦略を展開し、ユーザーに選ばれる「カープレミア」ブランドの確立と経済圏への取り込みを推進

  4. 04

    IT強化とデータ戦略の推進

    AI活用を前提としたシステム開発やデータ利活用の最適化を推進し、人財×データ×AIによるコスト削減と付加価値の高いサービス開発を加速

  5. 05

    ファイナンス事業の深化と海外展開

    オートクレジット取扱高を伸長し、カープレミアクラブ会員組織拡大を通じた営業体制の仕組み化を推進。タイ・フィリピンで事業開始し、伊藤忠商事との連携で海外市場開拓

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 9期分

グループ全体で899人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は802万円で、8期前と比べて+7.3%平均年齢は36.7歳、平均勤続年数は7.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2018年3月324
2019年3月74736.55.4386
2020年3月72036.45.8482
2021年3月71135.16.2627
2022年3月70436.96.2679
2023年3月71537.56.9700
2024年3月79136.47.2740
2025年3月75737.26.8814835
2026年3月80236.77.9899934

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率35.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率80.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)80.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社18(国内 12 / 海外 6、うち連結子会社 12) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
東京都港区ほか6,700百万円
東京都港区69百万円
主な関係会社
  • 国内
    プレミア株式会社(注3、6)
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    プレミアワランティ サービス株式会社(注6)
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    プレミアモビリティ サービス株式会社
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    カープレミア株式会社
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    PLS株式会社(注3)
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    中央債権回収株式会社(注3)
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Premium Service(Thailand)Co., Ltd.
    Bangkok, Thailand · 連結子会社
    議決権85.0%
  • 国内
    PAS株式会社
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    プレミアソフトプランナー株式会社
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    プレミアオートパーツ 株式会社(注8)
    滋賀県長浜市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社VALUE
    埼玉県 さいたま市 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Premium Asset Management(Thailand)Co., Ltd. (注4)
    Bangkok, Thailand · 連結子会社
    議決権49.0%
残りのグループ会社6社を開く
  • CIFUT株式会社茨城県潮来市49%
  • PT Premium Garansi IndonesiaJakarta, Indonesia33%
  • Premium Warranty Services Philippines, Inc.Manila, Philippines30%
  • Eastern Commercial Leasing p.l.c.Bangkok, Thailand25%
  • Etomo Financing CorporationManila, Philippines45%
  • RIDE&LINK株式会社東京都港区49%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は440億円営業利益84億円前期と比べると増収増益で、売上が+20.9%、利益が+23.5%。

売上高
+20.9%
440億円
営業利益
+23.5%
84億円
純利益
+29.8%
61億円
営業利益率
19.1%
前期比 +0.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高510億円440億円
営業利益84億円
純利益69億円61億円
1株あたり配当¥64¥64

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、営業収益は122億円、営業利益は25億円。前年の2024年1Qと比べると、営業収益は+69.4%、営業利益は+78.6%。

対象期間営業収益億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q715
2024年1Q721419.411
2024年2Q791417.710
2024年3Q791620.311
2024年4Q8514
2025年2Q1814122.728
2025年4Q1832714.819
2026年2Q2093617.226
2026年4Q2314820.835
2027年1Q1222520.517

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 11期分

2016年3月期からの11期で、営業収益は53億円から440億円へ8.3倍に増えた。直近期の営業利益率は19.1%。営業収益は10期、純利益は10期の連続増加。

決算期営業収益億円営業利益億円税引前利益億円営業利益率%純利益億円
当社に本部機能及びグループ会社管理機能を設置 株式の移転によりPAMTを子会社化 PAS株式会社(現連結子会社、所在地:東京都港区、代表取締役社長:佐藤寛二)を資本金25百万円で設立
2016年3月5363
PT Premium Garansi Indonesia(現持分法適用関連会社、所在地:インドネシア共和国ジャカルタ市、代表者:Heriyanto Lim)を設立
2017年3月79138
株式会社ソフトプランナー(現プレミアソフトプランナー株式会社、現連結子会社、所在地:東京都港区、代表取締役:大貫徹、以下「PSP」という。)の株式を取得し子会社化
2018年3月912013
株式の移転によりPSTを子会社化 株式会社ロペライオソリューションズからEGS株式会社に商号を変更
2019年3月1082114
中央債権回収株式会社(現連結子会社、所在地:東京都中央区、代表取締役社長:堀之内健)の株式を取得し子会社化 本社を東京都港区内へ移転
2020年3月1402615
Premium Warranty Services Philippines, Inc.(現持分法適用関連会社、所在地:フィリピン共和国マニラ、代表取締役社長:松田岳)を設立
2021年3月1793524
株式交換によりPSPを完全子会社化
2022年3月2094029
2023年3月2555340
2024年3月3156246
株式会社バイク王&カンパニー(所在地:東京都世田谷区、代表取締役CEO:澤篤史)と合弁契約を締結し、合弁会社であるRIDE&LINK株式会社(現持分法適用関連会社、所在地:東京都港区、複数代表取締役:土屋佳之・薄井祐二)を設立
2025年3月364686918.747
2026年3月440848619.161

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

営業収益440億円のうち、営業利益として残るのは84億円19.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は61億円、売上の13.9%にあたる。営業利益率は業種中央値10.8%を上回る水準。

営業収益を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金80.9%356億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益19.1%84億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比+8.2pt
19.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+6.1pt
13.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+17.1pt
27.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 11期分

2026年3月期は営業CFが−213億円、投資CFが−19億円で、差し引きのフリーCFは−232億円期末の手元現金は261億円

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円現金残高億円
2016年3月27−497553
2017年3月28−14−2245
2018年3月10−91865
2019年3月−10−71662
2020年3月−12−163063
2021年3月13−121681
2022年3月16−1028114
2023年3月−4−2362148
2024年3月25−3169211
2025年3月−78−2562171
2026年3月−213−19321261

金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。

資産と負債

貸借対照表 11期分

2026年3月期の総資産は1,990億円。このうち返さなくてよい自己資本が253億円で、自己資本比率は12.7%(業種中央値24.7%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2016年3月2813324811.8
2017年3月2954325214.5
2018年3月3595730215.9
2019年3月4355538012.6
2020年3月582525309.0
2021年3月6827261010.6
2022年3月8189772111.9
2023年3月1,01413388113.1
2024年3月1,2531531,10012.2
2025年3月1,8501891,66010.2
2026年3月1,9902531,73712.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
261億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
222億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
1,737億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
48
/ 100
安定性自己資本比率8 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

その他金融業 39社との比較

同じその他金融業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE39社中2位あたり、逆に低いのは自己資本比率39社中30位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
27.5%/中央値 10.4%
P25 5.5%P75 18.5%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
19.1%/中央値 10.8%
P25 5.0%P75 22.2%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
12.7%/中央値 24.7%
P25 12.9%P75 44.0%
営業収益成長率上位前期からの売上の伸び
20.9%/中央値 10.7%
P25 4.5%P75 16.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.1%/中央値 3.7%
P25 2.7%P75 4.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,051で、1年前と比べて-5.0%過去52週の値幅のなかでは62%の位置にある。

¥2,051-2.3%1ヶ月-0.8%1年-5.0%時価総額835億円
過去52週の値幅
安値¥1,609高値¥2,327

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)13.1倍
PER (会社予想)11.5倍
PBR3.10倍
配当利回り3.12%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

前日比-1.7%反落も、25日線(2049.76円)は維持。週足では75日線(1940.4円)を上回り、上昇トレンド。52週高値2468円から約15.0%下。1ヶ月で+10.4%と上昇。出来高224400株と高水準で、活発な売買。調整入りか持ち直しが焦点。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 50/100)

PER13.37倍は業界平均17.13倍を下回り割安感があるが、PBR3.23倍は業界平均1.72倍を大きく上回り割高。ROE27.47%は高水準で収益性は良好。配当利回り2.53%は業界平均3.32%を下回るが、配当性向68.8%と積極的。両面を考慮し妥当と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)13.1倍17.4倍
PER (予想)11.5倍
PBR3.10倍1.81倍
ROE27.5%12.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

高い収益性と成長が評価される一方、貸倒リスクと金利上昇が懸念。強気派はオートローン市場拡大と審査力による低不良率を評価。弱気派は景気後退時の貸倒急増リスクを指摘。

プラスに働く材料3
  • 高収益

    営業利益率19.1%、ROE27.5%と際立つ収益性。

  • 市場成長

    中古車市場拡大でローン需要堅調。

  • 低不良債権

    与信審査スキルで不良債権比率低位維持。

マイナスに働く材料3
  • 景気敏感

    景気後退で貸倒れ急増のリスク。

  • 金利上昇

    調達金利上昇で利ザヤ縮小。

  • 競争激化

    新規参入で貸出競争が激化し収益率低下。

次の決算で確かめる点
貸倒損失率
審査精度と資産健全性の指標。
経常利益
本業の収益力を直接反映。
ディーラー提携数
販路拡大の進捗を示す。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり64で、前期から+35.0%いまの株価に対する利回りは3.12%。増配か配当維持が7年続いている。

年間配当
¥64
1株あたり
配当利回り
3.12%
いまの株価に対して
配当性向
68.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
7年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2019年3月1425.4
2020年3月153.545.9
2021年3月152.256.9
2022年3月1713.346.0
2023年3月2123.542.4
2024年3月2833.358.7
2025年3月4042.939.6
2026年3月5435.068.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥64

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ7,273人。区分でいちばん多いのは個人・その他34.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が34.2%を占め、残る65.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他27.427.127.933.033.034.8
金融機関42.041.637.431.335.426.0
外国法人23.523.927.927.922.624.8
事業法人4.85.04.95.35.78.2
証券会社2.02.11.92.53.36.2
自己株式4.04.03.66.46.24.5
外国人個人0.30.30.00.00.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)11.49
02株式会社日本カストディ銀行(信託口)8.25
03株式会社リクルート4.42
04GOVERNMENT OF NORWAY(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)2.29
05STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505301(常任代理人 株式会社みずほ銀行)2.29
06伊藤忠商事株式会社1.97
07柴田 洋一1.94
08株式会社あおぞら銀行1.91
09損害保険ジャパン株式会社1.91
10RE FUND 107-CLIENT AC(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.88

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近4
  • 2026-07-23
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    1.18%
    -0.06pt
  • 2026-05-22
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    1.24%
    -0.26pt
  • 2026-05-12
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    1.50%
    -0.17pt
  • 2026-04-07
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    1.67%
    +0.38pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 11期分

1株利益は11期で+471%、1株純資産は11期で+134%。直近期のROEは27.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2016年3月282789.9
2017年3月7135722.3
2018年3月10747125.913.0
2019年3月3813824.817.025.4
2020年3月3713727.414.445.9
2021年3月6218838.312.956.9
2022年3月7625234.817.646.0
2023年3月10334334.816.442.4
2024年3月11940432.217.358.7
2025年3月12349827.217.039.6
2026年3月15765027.510.668.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額229百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
柴田洋一代表取締役社長66790,248
土屋佳之取締役57314,134
金澤友洋取締役52316,950
中川二博社外取締役6613,600
堀越友香社外取締役50
大嶋裕美社外取締役50
亀津敏宏常勤監査役72
樋口節夫社外監査役777,500
成田由加里社外監査役61
北田剛5874,400

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4587618847
社外取締役326269
社外監査役3993
監査役1666

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容5,594字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、「世界中の人々に最高のファイナンスとサービスを提供し、豊かな社会を築き上げることに貢献します」「常に前向きに、一生懸命プロセスを積み上げることのできる、心豊かな人財を育成します」というミッションを掲げており、当社は、持株会社として当社グループの経営管理及びそれに付帯又は関連する業務等を行っております。 当社グループは、当社、連結子会社16社(この他、債権流動化を目的とした信託3件)、並びに持分法適用関連会社等7社で構成されており、ファイナンス事業、故障保証事業、及びオートモビリティサービス事業を中心に、複数のサービスを提供しております。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 (1) ファイナンス事業 当社グループは、お客様が加盟店を通じて商品やサービスを購入する際に分割払いを選択できるクレジットサービスを提供しております。 主な取扱商品として、新車・中古車を対象とするオートクレジットや、太陽光発電システム及びオール電化商品を対象とするエコロジークレジットを展開しております。 さらに、国内の自動車販売金融で培った知見やノウハウを海外にも活用しており、タイ王国の持分法適用関連会社であるEastern Commercial Leasing p.l.c.及びフィリピン共和国の持分法適用関連会社であるEtomo Financing Corporationに対して経営及び事業ノウハウの提供を行うことで、両社の企業価値向上を図っております。 当社グループが提供するクレジットは、お客様が商品やサービスを購入しようとするごとに、クレジット会社へ申込みを行い、審査を受けるクレジットであり、割賦販売法第二条第4項に定められる「個別信用購入あっせん」のクレジットに分類され、クレジットカード(割賦販売法第二条第3項第1号に定められる「包括信用購入あっせん」)のように、発行にあたりお客様がクレジット会社へ申込みを行い、審査を受け、発行された後は設定された限度額や有効期限内であれば改めて審査を受けることなく商品やサービスを購入できるクレジットとは異なります。 (ファイナンス事業における取引の流れ) サービスの提供方式は、当社が審査及び承認を行った上で加盟店への立替払いとお客様からの代金回収を行う「立替払方式」と、提携金融機関が融資を行う一方で当社が審査・精算事務・連帯保証を担う「提携ローン方式」の2種類があります。 当社グループでは、当連結会計年度末におけるクレジット債権残高(注)全体に対し「提携ローン方式」の取扱いが中心となっておりますが、ここでは「立替払方式」、「提携ローン方式」の順で記載させていただきます。 (注)クレジット債権残高とは、開業から各連結会計年度末等のある時点までの累計取扱高(クレジット元本及び分割払手数料の合計)のうち、当該時点において、お客様から返済されていない又は保証期間が経過していないクレジット契約金額及びリース保証契約金額の総額をいいます。 ⅰ)立替払方式 立替払方式とは、加盟店が行うお客様への商品販売等を条件として、当社グループがその代金の全部又は一部に相当する金額を加盟店へ立替払いし、お客様から分割返済を受ける方式をいいます。 なお、立替払方式においては、お客様が支払う分割払手数料の全額から、加盟店に対する販売促進費を控除した金額が営業収益に計上されております。一方、金融機関に支払う調達コストは、通常の運転資金の調達コストと同様に、営業費用に計上されております。つまり、金融機関に支払う調達コストは、営業費用として営業収益から控除され税引前利益が算出されます。従って、営業収益から営業費用を控除した金額で、提携ローン方式と立替払方式との間に差異はありません。また、保険会社へ支払う保険料(注)は、営業費用に計上されております。 (手数料の内訳) (立替払方式の取引の流れ) 取引の流れは以下のとおりです。 ① お客様が加盟店に対して商品購入等を目的としたクレジットを申込み (その後、加盟店からプレミア㈱に申込み情報の連携) ② プレミア㈱がお客様の信用情報等を審査、承認 ③ プレミア㈱が加盟店にクレジット代金及び販売促進費を送金 ④ 加盟店がお客様へ車両等、購入商品を引渡し ⑤ お客様がプレミア㈱へクレジット代金を返済(月次返済) ⅱ)提携ローン方式 提携ローン方式とは、金融機関がお客様に対する資金融資を行う一方で、お客様の審査や加盟店に対する立替金の精算、お客様からの分割返済に係る事務全般を当社グループに委託する方式をいいます。なお、お客様の債務は当社グループが金融機関に対して連帯保証いたします。 具体的には、加盟店が行うお客様への商品販売等を条件として、その代金の全部又は一部に相当する金額を、提携金融機関が当社グループを通じて加盟店へ支払います。資金の融資にあたり、当社グループ所定の審査を実施いたしますが、当該審査につきましては、立替払方式と同等の基準で行っております。また、お客様からの月々の分割返済金も当社グループを通じて提携金融機関へ返済いたします。 なお、提携ローン方式においては、お客様が支払う分割払手数料のうち、最終的に当社の収益(税引前利益)となる信用保証料相当部分のみ営業収益に計上されております。つまり、お客様が支払う分割払手数料のうち、提携金融機関に支払う調達コストや加盟店に対する販売促進費は営業収益には含まれません。また、立替払方式と同様、保険会社へ支払う保険料(注)は営業費用に計上されております。 (手数料の内訳) (提携ローン方式の取引の流れ) 取引の流れは以下のとおりです。 ① お客様が加盟店に対して商品購入等を目的としたクレジットを申込み (その後、加盟店からプレミア㈱に申込み情報の連携) ② 提携金融機関がお客様の審査を実施、プレミア㈱がお客様の信用情報等の保証審査を実施、承認 ③ プレミア㈱が加盟店にクレジット代金及び販売促進費を送金 ④ 提携金融機関がプレミア㈱にクレジット代金を送金 ⑤ 加盟店がお客様へ車両等、購入商品を引渡し ⑥ お客様がプレミア㈱へクレジット代金を返済(月次返済) ⑦ プレミア㈱が提携金融機関にクレジット代金を返済(月次返済) (注)クレジット債権の未回収リスクを低減させるため、当社グループは、複数の損害保険会社と取引信用保険包括契約(立替払方式のクレジット債権を対象とするもの)並びに保証機関型信用保険包括契約(提携ローン方式のクレジット債権を対象とするもの)を締結しております。当該保険契約は、お客様の債務不履行により当社グループが被る損害を回避することを目的とし、お客様が加盟店との間でオートクレジット商品(四輪車、二輪車、パーツ及び整備代金等オート関連商品を含む。)を売買するにあたり、当社グループとお客様との間で締結したクレジット契約に基づき発生したクレジット代金をその対象としております。当該保険契約は、毎月月末の保険対象債権の残高に対し保険料率を乗じ、翌月に保険料を支払うサイクルとなっており、また半期に1回、保険金請求手続のうえ、保険金支払いを受けております。なお、保険金請求の対象債権につきましては所定の要件を設けております。 (2) 故障保証事業 当社グループは、提携先を通じて自動車を購入されるお客様に対し、一定の保証料をお支払いただくことで、故障発生時に所定の範囲内で無償修理を提供する故障保証サービスを展開しております。 本事業においては、ファイナンス事業と同様に国内で培った故障保証や整備・鈑金の知見及びノウハウを、東南アジアを中心に広く展開しており、タイ王国ではPremium Service (Thailand) Co., Ltd.を通じて故障保証及び整備事業を、インドネシア共和国では、住友商事株式会社(注)及び現地シナルマスグループとの合弁企業であるPT Premium Garansi Indonesiaを通じて故障保証商品の開発・設計に係るコンサルティング事業を行っております。また、フィリピン共和国においても、三井物産株式会社及び現地財閥GTキャピタル・ホールディングスのグループ会社との合弁会社であるPremium Warranty Services Philippines, Inc.を通じて故障保証事業を推進するなど、グローバルな事業拡大を図っております。 (注)現地において事業を展開するのは、住友商事株式会社の子会社である「PT Summit Auto Group」であります。 当社グループは、提携先の営業戦略や取扱車種、お客様の利便性等を考慮し、提携先のニーズに応じた異なる商品を提供しております。以下に、当社グループが提供する代表的な故障保証商品を記載いたします。 ア.プレミアの故障保証 当社グループにおいて開発した自社ブランドの故障保証商品であり、以下に記載する「カーセンサーアフター保証」や「その他OEM」の開発の基本形となる商品であります。なお、2019年10月に商品改定を行い、「プレミアの故障保証」へ名称変更しております(旧商品名「プライムワランティ」)。 イ.カープレミア故障保証 当社グループにおいて、有料会員組織「カープレミアクラブ」向けに、新たに開発した故障保証商品であり、上記「プレミアの故障保証」と比較して、保証加入範囲の大幅拡大や保証範囲の拡大、廉価な価格設定で商品を提供しております。 カープレミア故障保証は最大437項目の部位を保証しており、その代表的な機構として、エンジン機構、ブレーキ機構、エアコン機構、電装装備品があります。また、自動ブレーキシステム等の先進機構も保証対象として含まれており、EV車両の加入も可能です。お客様の車両についてのお困りごとを気軽にご相談いただける「コンシェルジュサービス」も付帯しております。 ウ.カーセンサーアフター保証 当社グループにおいて開発した故障保証商品を、株式会社リクルートとの提携先に応じて一部カスタマイズしたOEM商品であります。カーセンサーアフター保証は、株式会社リクルートが展開する中古車情報媒体「カーセンサー」を利用する提携先に対し提供され、カーセンサーに掲載される車両に付保されるものであります。 エ.その他OEM 当社グループにおいて開発した故障保証商品を、一定台数以上の月間販売実績がある提携先のために一部カスタマイズしたOEM商品であります。大型の提携先の販売する車種構成等に応じ、対応車種や対応保証範囲をカスタマイズすることで、当連結会計年度末においては、基本プラン3類型、約150種類のOEM商品を提供しております。 (故障保証事業における取引の流れ) 故障保証事業においては、当社グループが提携先から受領した故障保証代金は、まず「故障保証前受収益」として計上し、保証期間の経過に伴い収益に計上しております。また、当社グループが自動車整備工場等に支払う修理代金が営業費用に計上されております。 取引の流れは以下のとおりです。 ① 提携先がお客様へ故障保証を販売 ② お客様が提携先へ故障保証代金を支払い ③ 提携先がプレミアワランティサービス㈱に故障保証代金を支払い ④ プレミアワランティサービス㈱からお客様へ保証書を発行 ⑤ 故障発生時、お客様からプレミアワランティサービス㈱へ連絡 ⑥ プレミアワランティサービス㈱から自動車整備工場等への車両入庫を誘導 ⑦ お客様から自動車整備工場等へ車両を入庫 ⑧ プレミアワランティサービス㈱が自動車整備工場等から修理見積りを取得 ⑨ プレミアワランティサービス㈱と自動車整備工場等が修理見積り内容への審査及び交渉 ⑩ 修理後、自動車整備工場等からお客様へ車両を納品 ⑪ 自動車整備工場等からの請求に基づき、プレミアワランティサービス㈱から修理代金を支払 (3) オートモビリティサービス事業 当社グループは、自動車流通事業の運営に不可欠な多角的サービスを展開しております。具体的には、ファイナンス事業で引き揚げた車両をグループ内で再活用する車両卸販売(リユースビジネス)や、顧客・部品在庫・整備工程の管理及び書類作成を効率化する業務用ソフトウェア「GATCH」の販売、加盟店を通じたサブスクリプション(オートリース)商品の提供、さらには中古部品等の流通を担うリサイクルビジネスを行っております。 また、自動車マーケットのさらなる発展を目指し、ファイナンス及び故障保証事業を通じて構築した販売店・整備工場のネットワークを組織化した「カープレミアクラブ」を運営しており、会員向けに経営サポートをはじめとする多彩な限定サービスを提供しております。その他、自社での自動車整備工場の運営を通じて、モビリティ事業者が抱える課題の抽出や新サービスのテスト実施を行うことで、事業者のニーズに即した最適な商品企画を推進しております。 [事業系統図] (注)2026年1月23日開催の取締役会において、2026年7月1日を効力発生日として、プレミアワランティサービス株式会社、プレミアモビリティサービス株式会社及びカープレミア株式会社を、プレミア株式会社へ吸収合併させることを決議しております。
経営方針・対処すべき課題8,296字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、法改正を含む外部経営環境の変化に応じたコンプライアンスの徹底を前提として、「世界中の人々に最高のファイナンスとサービスを提供し、豊かな社会を築き上げることに貢献します」「常に前向きに、一生懸命プロセスを積み上げることのできる、心豊かな人財を育成します」というミッションの具現化と、将来にわたりこれらを継承する人財育成の両立により、2030年までに「オートモビリティエコシステムの完成」を目指し、企業価値の中長期的な向上を図ってまいります。 (2) 経営環境 ① 事業を行う市場の状況 当社グループの主力事業であるファイナンス事業及び故障保証事業の対象市場である国内中古車マーケットにおいて、中古車の自家用登録台数は横ばい傾向にあります。生活必需品としての色彩が強い自動車は、成熟市場でありながらも、今後もその需要は底堅く安定的に推移するものと考えております。 特にファイナンス事業は、競争環境の面において、新たに事業を開始するためには多額の資金及びシステム投資が必要であるため、新興企業が容易に参入できる事業ではないものと捉えております。一方、オートクレジット市場における当社グループのシェアはまだ低い水準にあり、将来におけるファイナンス事業の成長余地を示すものと考えております。 昨今の金利上昇局面においても、クレジットの貸出及び資金調達の双方が主に固定金利であることや、債権流動化等により影響を適切に抑制しております。 ② 当社グループの強みについて a.独立系であることについて 当社グループは、独立系(注)であることから、オートクレジットの主な取引先である自動車販売店(以下「オート取引先」という。)に対し、法規制を受けることなくオートクレジット以外の複数のサービスを提供することが可能です。 こうした複数のサービスの提供によって、オート取引先ごとのニーズに応えうる「機会」=「取引の接点」を増やすこと、またサービス間の併用割引による「取引回数や利用頻度の向上」=「取引の深化」を進めることが、オート取引先との関係性をより強く・深く・長く・継続しやすくする重要なポイントであると考えております。 (注)当社グループでは、銀行の子会社や関連会社ではないことを「独立系」と表現しております。 b.営業活動における強みについて 当社グループは、複数のサービスを提供しておりますが、主要商品である「オートクレジット」や「故障保証」につきましては、同一の営業担当者が営業活動を行っております。一方、競合他社によっては、各サービス専属の営業担当者を配置し、自動車販売店に対して営業活動を行っております。当社グループは、「オートクレジット」や「故障保証」を並行的に販売することによって、競合他社と比較して営業コストを抑えられることとなり、結果として収益性を高めることが可能であると考えております。 c.ファイナンス事業における強みについて 当社グループにおきまして、オートクレジットの営業担当者は、オート取引先に特化した営業活動を行っており、これを「オート専業」と表現しております。なお、当社グループはオートクレジット以外のクレジットも取り扱っておりますが、オートクレジット以外の営業担当者が営業活動を行っております。 競合他社によっては、営業担当者はオートクレジット加盟店以外の加盟店(例えば呉服や宝飾品類を取り扱う小売店等)も担当しており、並行的に営業活動を行っております。 一方、当社グループは、オート取引先に対してはオート専業の営業担当者が営業活動を行っております。従って、営業担当者は、オートクレジットやオート取引先の特性のみならず、自動車販売業界及び自動車そのものに対する知識・理解を得やすい環境で日々の営業活動を行うこととなり、そうした環境により培われた自動車販売業界全般への見識のもと、オート取引先のオーナーや従業員と円滑にコミュニケーションを行えるようになります。また、オート取引先の資金繰り状況についても同様に理解・把握することで、立替金の振込だけでなく、中古車のオークション開催日を考慮した訪問スケジュールの組立てなど、オート取引先の立場や状況を踏まえた営業活動が可能となると考えております。 また、クレジット契約書や車検証の写し等の各種書類の回収等業務の大部分をオンラインに移行し、効率化を図る一方で、オート取引先とのコミュニケーションの質や頻度に留意し、電話やSNSを通じたフォローを行う等、きめ細やかな対応を継続しております。 このように、自動車販売業界全般への理解と、オート取引先の立場・状況を踏まえた営業活動を通じて、オート取引先との信頼を構築することが、当社グループの強みであると考えております。 d.故障保証事業における強みについて ア.リクルートとの提携 当社グループは、株式会社リクルートホールディングスの100%子会社であり紙媒体及びWeb媒体において自動車情報を掲載するサービス「カーセンサー」を運営する株式会社リクルートと、中古車修理保証制度「カーセンサーアフター保証」の販売促進を図る目的で業務提携しております。 カーセンサーアフター保証は、当社グループにおいて開発した故障保証商品を一部カスタマイズしたOEM商品であり、株式会社リクルートが展開する中古車情報媒体「カーセンサー」に掲載している車両に付保されております。株式会社リクルートが当社グループの提携先に対し販売促進の営業活動を行う一方で、当社グループは故障保証業務(オート取引先とのカーセンサーアフター保証に係る業務提携契約の締結、お客様との保証契約の締結、保証の履行等)を受託しており、当社グループの故障保証取扱件数の増加に寄与しております。 イ.故障車両に係るデータ保有 故障保証は、お客様から代金を頂戴し、故障が発生したお客様に修理を行うスキームであるため、故障車両の走行距離、経過年数及び修理内容といった実績を蓄積し分析することで、より適切な故障保証商品の設計やプライシングが可能となります。その点、当社グループの累計故障保証契約台数は220万台(2010年4月~2026年3月の累計)を超過し、この契約台数を背景とした故障車両に係るデータを有しております。 ウ.修理対応力 当社グループは、お客様に安心してご利用いただけるよう、整備士資格を保有する従業員を故障保証の受付・審査を行うコールセンターへ配置し、故障内容や修理範囲の直接確認、過去の整備実績や統計情報との照らし合わせ、不必要な修理を未然に防止し、正確かつ迅速な車両修理対応を行っております。また、リサイクル部品及びリビルド部品の活用、当社グループで構築した整備工場ネットワークへの優先入庫の促進及び直営の自動車整備工場の保有などにより、修理コストの削減を徹底しております。 e.オートモビリティサービス事業における強みについて ア.整備工場ネットワーク及び有料会員組織を構築 当社グループは、整備工場ネットワーク及び有料会員組織を構築しております。故障保証事業で発生した修理車両を、整備工場ネットワーク及び有料会員組織へ優先入庫することで、修理の発注を集約し、修理コストを削減しております。また、自動車整備工場は当社グループの整備工場ネットワーク及び有料会員組織に加入することで当社グループからお客様を獲得することができるため、双方にメリットのある関係性を構築しております。整備工場ネットワーク及び有料会員組織が拡大してくると、当社グループの自動車部品、車両卸、ソフトウェア、サブスク(リース)の販売先が増えることにもつながり、オートモビリティサービス事業の更なる業容拡大が可能となります。 イ.グループ間での車両の有効活用 当社グループは、ファイナンス事業にて一定期間延滞となったお客様の車を引き揚げて、売却することでお客様の債権残高に充当しております。オートモビリティサービス事業では、相見積りを経て引き揚げた車両を購入し、当社グループの有料会員に通常の仕入れよりも安い価格で販売することで、当社グループは利益を獲得しながら、有料会員にもメリットのある関係性を構築しております。 ウ.幅広い商品・サービスの提供 当社グループは、自動車整備工場向けの業務ソフトウェアの販売、サブスク(リース)の提供、及び部品販売など、幅広いサービスを提供しており、モビリティ事業者のニーズに応じた商品・サービスの提案が可能です。モビリティ事業者は当社グループから多様なサービスを受けることができるため、複数の企業と契約する負担を軽減することができます。 f.カープレミア事業モデルにおける強みについて 当社グループは、ファイナンス事業・故障保証事業を通じて構築した自動車販売店及び自動車整備工場のネットワークを基に、会員組織「カープレミアクラブ」を組成し、会員に対しては、自動車の仕入れ支援や経営のサポート等、当社グループが展開する各種サービスを会員限定で提供しております。当社グループは、会員のニーズに沿ったサービスの提供や会員向けに特化した営業組織や企画運営を行う体制を築き、会員個々のLTV(顧客生涯価値)の向上を図っております。会員とより強固な信頼関係を構築し、当社グループが展開するサービスの稼働率の向上や各事業とのシナジーの創造に繋げております。 (3) 中長期的な会社の経営戦略及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 「第2 事業の状況 1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)経営環境」に記載の経営環境に加え、自動車業界はCASEやMaaSに代表されるようなモビリティ革命の移行期を迎えております。この新しい時代に対応するべく、将来、カーシェアやメンテナンスの拠点となり得る自動車販売店や自動車整備工場とのこれまでに構築したネットワークをさらに拡大し、これらを最大限に活用・深耕していくことが、中長期的に極めて重要であると考えております。 こうした背景のもと、2026年5月に新たに発表した2030年3月期までの中期経営計画「Change & Prove 2030」におきましては、前中計で確立したカープレミア事業モデルを基盤とし、当社グループが金融企業から「プラットフォーム企業」へと変革していくことを基本方針に掲げております。金利動向に左右されない「会費」とストック型ビジネスである「故障保証」を核とした高収益モデルへの構造変革を加速させ、拡大したネットワークの活用を通じて、ユーザーには最高の安心を、モビリティ事業者には経営に不可欠なインフラを提供する「オートモビリティエコシステム」を完成させ、「唯一無二のカープレミア経済圏」への変革を実現してまいります。 なお、中期経営計画「Change & Prove 2030」の重視する財務指標は下表のとおりです。 重視する財務指標   2026年3月期 (実績)   2030年3月期 (最終年度計画値)   成長率 (対2026年3月期) 営業収益   440億円   840億円   +90.9% 税引前利益   86億円   210億円   +144.2% 当期利益   60億円   140億円   +133.3% (注)上表に限り、実績数値は億円未満を切り捨てて記載しております。 上記の方向性のもと、当社グループにおいて優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題は以下のとおりです。 ① オートモビリティエコシステムの完成 当社グループは、2030年3月期を最終年度とする新中期経営計画「Change & Prove 2030」を策定いたしました。中古車小売市場の約5割を占める中小モビリティ事業者の経営インフラとして、以下の重点施策により「オートモビリティエコシステム」の完成を目指します。 1.カープレミアクラブ会員組織の強化 会員組織を3層構造へ再編し、招待制の上位会員を通じてブランド価値の向上を図ります。目標達成を目指し、組織基盤の強化と既存会員の価値向上に努めてまいります。 2.事業者にとっての必須インフラ 中小モビリティ事業者の経営課題解決に向け、「収益が増加するプラットフォーム」の提供を通じて経営を支援し、事業者の競争力最大化を担う必須インフラとしての地位確立を目指してまいります。 3.ユーザーの経済圏への取り込み ブランド認知の拡大及び会員への送客創出に向け、多角的なPR投資やオンラインサービスの充実を通じたブランド戦略を展開することで、ユーザーに選ばれる「カープレミア」ブランドの確立と経済圏への取り込みを推進してまいります。 4.サービスを支えるIT強化とデータ戦略 AI活用を前提としたシステム開発やデータ利活用の最適化を推進し、「人財×データ×AI」によるコスト削減と付加価値の高いサービス開発を加速させることで、唯一無二のエコシステムを支える強固な経営基盤の構築に注力してまいります。 これらの変革により、2030年3月期に営業収益840億円、税引前利益210億円、時価総額3,000億円の達成を重要な経営目標とし、企業価値の飛躍的な向上に邁進してまいります。 ② ファイナンス事業の深化 ファイナンス事業におきましては、オートクレジットの取扱高を伸長させ、業界内シェアを確実に向上させることで経営基盤を一層強固にしてまいります。その中核施策として、カープレミアクラブの会員組織拡大を通じた営業体制の仕組み化を推進し、加盟店エリアの開拓と稼働率の引き上げを徹底いたします。また、債権回収業務ではサービサー子会社のバックヤード体制を強化するとともに、車両卸販売との連携やDX・AI活用を加速させ、グループ全体での業務効率化と資産の健全性確保を図ります。さらに、国内で蓄積したノウハウを基盤として東南アジアをはじめとする海外展開に注力いたします。タイ王国及びフィリピン共和国において事業を開始しており、さらに、伊藤忠商事株式会社との業務連携を最大限に活かし、グローバル市場における新たな収益柱の創出を目指してまいります。 ③ 故障保証事業の拡充 故障保証事業におきましては、本市場のさらなる開拓が持続的成長の要であると考えております。そのため、引き続き営業活動の強化と、加盟店・個人のお客様双方のサービス自体の認知度向上に努めてまいります。また、収益のみならず利益の向上を目指し、プロパー商品の取扱件数を増加させること、故障が発生した修理車両をカープレミアガレージの会員加盟店へ優先的に入庫誘導すること、及び当社グループ内で調達した中古部品を修理に利用することで、原価削減も図ってまいります。また、ファイナンス事業と同様に、海外展開にも注力してまいります。既にタイ王国、インドネシア共和国及びフィリピン共和国において事業を開始しており、既存展開先での収益化と新たなニーズの獲得に努めてまいります。 ④ オートモビリティサービス事業の拡充 オートモビリティサービス事業におきましては、カープレミア経済圏を盤石にする新たな収益柱の構築と、プラットフォームを通じた安定的な収益化を最優先課題として取り組んでおります。そのため、既存の収益基盤を強化するとともに、ファイナンスや故障保証事業との高いシナジーが見込める新たな事業領域へ積極的に参入し、サービスラインアップを拡充いたします。これにより、モビリティ事業者に対するソリューション提供力を高め、カープレミアクラブを核としたクロスセルを加速させることで、グループ全体の顧客単価向上と「オートモビリティエコシステム」の価値最大化に努めてまいります。 ⑤ 組織力の強化 今後も積極的な新卒・キャリア採用の活動を継続するとともに、ダイバーシティの推進、従業員個々の経験値の蓄積や組織としての一体感の維持、マネジメント力の更なる強化が必要であると考えております。そのため、知識・実務に係る社内研修及びOJTのみならず、当社グループの行動規範である「VALUE」という概念に基づいた研修を、執行役員を含む従業員層に対し継続的に実施することで、全従業員が各自の職務の中でその役割を体現できる、「高みを目指す」「最後まで諦めない」「既成概念の打破」といった組織風土を醸成してまいります。 ⑥ グループ企業の統括 事業拡大に伴い多角化が進む当社グループにおきましては、優れた事業戦略の構築に加え、グループ全体の「全体最適」に向けたシナジーの創出が重要であると考えております。そのため、各事業の進捗把握や計数管理を徹底するとともに、執行体制と責任の所在を明確化することで、機動的な経営判断を実現してまいります。また、主要KPIのモニタリング体制を強化し、コンプライアンスの遵守と適切なリスク管理を堅持することで、グループ全体でのガバナンス高度化と持続的な企業価値の向上に努めてまいります。 ⑦ 持続的成長へ向けた取り組み 「Environment(環境)」、「Social(社会)」、「Governance(ガバナンス)」に関する課題に適切に対応するESG経営を推進し、事業活動において策定した持続可能な開発目標(SDGs)を達成することが、企業価値の継続的な向上を図るうえで重要であると考えており、サステナビリティ委員会を設置し、以下の課題に取り組んでまいります。 ・E  気候変動への取り組み、資源循環型社会への取り組み、脱炭素社会への取り組み ・S  (社会資本)顧客のプライバシー及びデータ保護を徹底、適切な取引・販売プロセスの実施 (人的資本)従業員の働き甲斐の醸成・人財育成、従業員の健康と安全の保護 ・G  コーポレート・ガバナンス体制の拡充、コンプライアンス強化・リスク管理、規程の整備 ・その他競争力強化に向けた取り組み、イノベーション、サプライチェーンマネジメント ⑧ DX推進・AI活用 取引工程や業務のオンライン化を推進して安全かつ効率性の高い手法に移行していくとともに各事業のバックオフィス業務の最適化を図ること、また、DX推進により利益向上の促進かつ新たなビジネスモデルの確立による競争力の強化を行うことが重要であると考えております。2024年9月に当社グループの「DX戦略」を更新し、「個々が輝くチームから成るプラットフォーマーとして、エンドユーザー、モビリティ事業者と『プレミア』なカーライフを共創する」というDXビジョンに基づき、経営陣を責任者とした専門組織による、各子会社・各事業を横断した取り組みを継続し、競争力の強化や更なる企業価値の向上を目指してまいります。また、AI活用を前提としたシステムの高度化やデータ戦略を推進することで、業務効率の抜本的な改善と新たなビジネスモデルの確立を図り、唯一無二のプラットフォーマーとして圧倒的な競争力の獲得と持続的な企業価値の向上に邁進してまいります。 ⑨ 基幹システムの安定化及び新基幹システムの再構築 当社連結子会社におけるシステム障害への対応につきましては、旧システムへの切り戻しを完了し、現在は安定的に稼働する体制を構築しております。当社グループは、システムの安定稼働を経営の最優先課題と位置づけ、強固なITガバナンス体制のもとでインフラ基盤の刷新を推進してまいります。具体的には、IT顧問との連携を通じて専門的知見を恒常的に取り入れ、将来の事業拡大に耐えうる高度な管理・運用体制を構築し、安全性と信頼性の確保を徹底いたします。 今後は、新中期経営計画の重要課題であるDX戦略に基づき、AI活用を前提とした次世代基幹システムの再構築を加速させます。処理の高速化や審査の自動化を実現する、業界トップクラスの強固なシステム基盤を確立することで、加盟店及びユーザーの皆様に最高の利便性を提供する「唯一無二のプラットフォーマー」として、持続的な企業価値の向上に邁進してまいります。
事業等のリスク7,701字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社グループの経営成績及び財政状態等に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクには、以下のものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生する可能性があるすべてのリスクを網羅するものではありません。 (1)経済環境の変化について 当社グループの主力事業であるファイナンス事業、故障保証事業及びオートモビリティサービス事業は、経済環境の変化や税制改正、雇用情勢の悪化等が発生すると、個人消費が減退し、ファイナンス事業においては取扱高の減少や債権回収状況への悪影響の発生、故障保証事業においては取扱高の減少、オートモビリティサービス事業においては各種商品の売上減少が発生する可能性があります。また、物価高による消費抑制の影響については、当社グループの事業、経営成績及び財政状態に与える影響は限定的と見込んでおります。 (2)大規模災害等について 当社グループは、大規模災害や感染症の拡大等が発生した場合に、重要な事業を継続し顧客及び社会に対する責務を最大限円滑に遂行するため、事業継続体制に関連する規程及び事業継続計画(BCP)を制定し、教育・訓練を実施しております。ただし、予想を超えた事態が発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (3)システムリスクについて 当社グループは、クレジット基幹システムやWeb受付システム、自動審査システム、債権管理システム、故障保証管理システム、モビリティプラットフォーム等のコンピューターシステムや通信ネットワーク、クラウドサービスを使用し、クレジットや故障保証の申込み時に徴収する個人属性情報やクレジット審査に必要な個人信用情報等、重要かつ大量の情報を処理しております。このため、日頃からサーバやネットワーク等のシステムセキュリティの強化及びシステムの安定稼動の維持に努めるとともに、不測の事態に備え、システムの冗長化、データセンターの二重化や通信ネットワークの複数キャリアの利用等の対策を講じておりますが、自然災害や事故、サイバー攻撃等によるコンピューターシステムの停止や通信ネットワークの切断、不備による誤動作、不正使用、不正アクセス、コンピューターウイルス等に起因して当社グループの業務に支障が生じた場合、また、システム開発計画を大幅に見直した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (4)法的規制等について 当社グループの事業は、「割賦販売法」、「古物営業法」、「道路運送車両法」及び関連する各種法令による規制を受けております。クレジット事業は、「割賦販売法」により「個別信用購入あっせん業者」の事業登録を必要とする事業とされており、同法に基づき業者登録を行い、3年ごとに当該登録の更新を行っております。また、整備事業、オートリース事業並びにオートモビリティサービス分野の一部事業において、「古物営業法」により古物商許可が必要とされるため、同法に基づき許可を受けております。さらに、整備事業における自動車の分解整備について「道路運送車両法」により自動車分解整備事業の認証が必要とされており、同法に基づき認証を受け、認証工場を営んでおります。 当社グループは「割賦販売法」、「古物営業法」、「道路運送車両法」、また当然ながら「個人情報保護法」や「景品表示法」「債権管理回収業に関する特別措置法」等の法令等を遵守して業務を遂行しており、現時点において当該許認可等が取消となる事由に抵触する事象は発生しておりませんが、将来、何らかの理由により当該許認可等が取消され又は更新が認められない場合、将来における法律、規則、政策、実務慣行等の変更が発生した場合、遵法コストが増加した場合、上記法令の他「消費者契約法」、「特定商取引法」等に定める契約の取消、無効事由に該当した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 また、新たな会計基準や税制の導入・変更が、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 なお、当連結会計年度末現在における当社グループの主な許認可等取得状況は、以下のとおりです。 取得・登録者名   プレミア株式会社 許認可等の名称   個別信用購入あっせん業者   古物商許可 所轄官庁等   関東経済産業局   東京都公安委員会 登録年月日 及び登録番号等   2010年4月20日 関東(個)第11号   2008年10月24日 第301110808929号 更新年月日 及び登録番号等   2013年4月20日 関東(個)第11号-1 2016年4月20日 関東(個)第11号-2 2019年4月20日 関東(個)第11号-3 2022年4月20日 関東(個)第11号-4 2025年4月20日 関東(個)第11号-5   なし 有効期限   2028年4月19日   有効期限の定めなし 法令違反の要件 及び主な許認可 取消事由   過剰与信防止等の各種行為規則に関する業務改善命令に違反した場合、法定純資産(50百万円)を下回った場合 等   盗品等の売買等の防止若しくは速やかな発見が著しく阻害されるおそれがあると認められる場合 等 取得・登録者名   プレミアモビリティサービス株式会社   PLS株式会社 許認可等の名称   古物商許可   古物商許可 所轄官庁等   東京都公安委員会   東京都公安委員会 登録年月日及び 登録番号等   2021年3月2日 第301122115943号   2018年10月26日 第301111806570号 更新年月日及び 登録番号等   なし   なし 有効期限   有効期限の定めなし   有効期限の定めなし 法令違反の要件 及び主な許認可 取消事由   盗品等の売買等の防止若しくは速やかな発見が著しく阻害されるおそれがあると認められる場合 等   盗品等の売買等の防止若しくは速やかな発見が著しく阻害されるおそれがあると認められる場合 等 取得・登録者名   PAS株式会社   プレミアオートパーツ株式会社 許認可等の名称   古物商許可   古物商許可 所轄官庁等   東京都公安委員会   滋賀県公安委員会 登録年月日及び 登録番号等   2016年12月28日 第301111607310号   2012年1月6日 第60111H230021号 更新年月日及び 登録番号等   なし   なし 有効期限   有効期限の定めなし   有効期限の定めなし 法令違反の要件 及び主な許認可 取消事由   盗品等の売買等の防止若しくは速やかな発見が著しく阻害されるおそれがあると認められる場合 等   盗品等の売買等の防止若しくは速やかな発見が著しく阻害されるおそれがあると認められる場合 等 取得・登録者名   カープレミア株式会社 許認可等の名称   古物商許可 所轄官庁等   東京都公安委員会 登録年月日及び 登録番号等   2022年7月8日 第301122218530号 更新年月日及び 登録番号等   なし 有効期限   有効期限の定めなし 法令違反の要件 及び主な許認可 取消事由   盗品等の売買等の防止若しくは速やかな発見が著しく阻害されるおそれがあると認められる場合 等 取得・登録者名   PAS株式会社 FIXMAN 許認可等の名称   自動車分解整備事業(認証)   自動車特定整備事業(認証)   指定自動車整備事業(指定) 所轄官庁等   国土交通省   国土交通省   国土交通省 認証年月日 及び認証番号等   2016年4月14日 第1-2933号   2016年4月14日 第1-2933号   2024年5月2日 第1-1374号 更新年月日 及び登録番号等   なし   認証取得日付 2020年12月25日   なし 有効期限   有効期限の定めなし   有効期限の定めなし   有効期限の定めなし 法令違反の要件 及び主な許認可 取消事由   道路運送車両法等の違反、認証条件違反又は役員等の欠格条項違反の場合 等   道路運送車両法等の違反、認証条件違反又は役員等の欠格条項違反の場合 等   道路運送車両法等の違反、認証条件違反又は役員等の欠格条項違反の場合 等 (5)資金調達リスクについて 当社グループの主な資金調達方法は、銀行借入、提携ローン、金融債権の流動化等です。銀行借入では、コミットメントライン等による流動性の確保を通じて資金調達リスクを低減しておりますが、財務制限条項を含むものがあり、当社グループの業績低迷により、資金調達が継続できなくなるリスクがあります。また、コーポレート・ガバナンスの不徹底等に起因する経営成績の低迷や信用力の低下、金融市場の混乱等により資金調達環境が悪化した場合、新規の資金調達が制限されるリスクがあります。これらの改善がなされない場合には、当社グループの事業の継続に影響を及ぼす可能性があります。 (6)金利の変動について 当社グループの資金調達においては、借入金の多くについて固定金利を採用しておりますが、一部については変動金利を採用しております。また、今後の新規借入れ又は借換えに係る調達条件は、市場金利動向等の影響を受ける可能性があります。そのため、市場金利の上昇により資金調達コストが増加した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、市場金利の上昇によるオートクレジットの利鞘(スプレッド)につきましては、既存契約に係る顧客向けクレジット手数料は固定金利で設定されていることから、市場金利上昇の直接的な影響は限定的である一方、今後の新規オートクレジットの取扱いについては、調達コストの上昇が収益性に影響を及ぼす可能性があります。これに対し、当社グループは、調達条件を踏まえた顧客向けクレジット手数料への適切な反映等を通じて、利鞘の確保に努めております。 (7)コンプライアンスについて 当社グループはコンプライアンスを重要な経営課題の一つと位置づけ、コンプライアンス規程を制定し、コンプライアンス推進体制を構築するとともに、行動規範に基づいた自発的な行動を促すため各種研修を実施し、企業倫理の向上及び法令遵守の強化に努めております。しかしながら、コンプライアンス違反による重大な不祥事等、コンプライアンス上の問題が発生した場合、監督官庁等からの処分や社会的信用の失墜等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (8)個人情報について 当社グループでは、事業の性質上、個人信用情報を中心とした大量の個人情報を取得し、かつ保有、利用しております。このため当社の主要な子会社であるプレミア株式会社及びプレミアワランティサービス株式会社は、一般財団法人日本情報経済社会推進協会によりプライバシーマークの認定(プレミア株式会社、登録番号10670054(07)(更新日2025年9月4日)、及びプレミアワランティサービス株式会社、登録番号17001612(07)(更新日2025年7月30日))を受けております。また、当社グループは、「個人情報保護方針(プライバシーポリシー)」等を定め、各社・各部門で取り扱う個人情報を特定し、取得や利用、保管する時のリスクを明らかにした上で、そのリスクを軽減する策を決定し、漏えい等の事故を防ぐ体制を構築しております。その他にもネットワークセキュリティの強化、個人情報を取り扱う委託先の確認及び評価、従業員教育、プライバシーマーク内部監査員として認定された当社社員による監査の実施等により、実効性の確保に努めております。ただし、当社グループ又は業務委託先等から、個人情報の漏えいや紛失又は不正利用等が発生した場合、当社グループの信用毀損、損害賠償責任を招き、業績に影響を与える可能性があるほか、個人情報取扱事業者として法令に違反した場合、勧告、命令等の行政処分を受ける可能性があります。その場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (9)人財について 当社グループは、人財育成をミッションの一つとして掲げているように、人財こそが競争力の源泉であり、当社グループの最大の強みであるという認識を持っております。そのため、有能な人財の採用、教育研修、人事考課に至るまで情熱を注ぎ、強い組織力を維持することに尽力しております。ただし、当社グループが有能な人財の採用及び雇用の維持、人財の教育ができなくなった場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。なお、少子化の進展や人財獲得競争の激化、後継者育成の遅滞、人財の活躍推進が計画通りに進行しない場合にも、同様のリスクが生じる可能性があります。当社グループでは、教育研修体系の整備、処遇の見直し、女性活躍推進等のダイバーシティ&インクルージョンの取り組みを通じてリスク低減に努めておりますが、これらが十分な効果を発揮できない場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (10)市場の競争激化について 当社を取り巻く中古車販売市場の売上動向は、2026年3月期通期において横ばいとなりました。これは、中古車の在庫不足に伴う価格高騰や、一部メーカーの生産調整及び供給制限等が影響したためです。 今後、中古車の販売台数が低迷した場合、ファイナンス事業や故障保証事業における競争激化が予想されます。それに伴い、収益率や市場シェアが低下した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (11)風評について 当社グループの風評は、お客様、投資者及び監督官庁等のステークホルダーとの良好な信頼関係の構築・維持に重要であります。法令違反、従業員の不正行為、システム障害等、様々な原因により損なわれる可能性があります。これらを回避することができず、又は適切な対処が行えなかった場合、当社グループは、お客様、投資者及び監督官庁等のステークホルダーとの信頼関係を失うこととなり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (12)のれん及び無形資産について 当社は、2015年6月19日にプレミア株式会社のすべての株式を取得した時点でのれん及び無形資産を計上しており、当該資産が当社の同項目のうち大きな部分を占めております。当該資産については、将来の収益力を適切に反映しているものと判断しておりますが、将来の収益性が低下した場合には減損損失を計上する可能性があります。なお、当社グループの連結財務諸表はIFRSを採用しており、当該のれん及び無形資産の一部は非償却資産であるため、毎期の定期的な償却は発生しません。参考情報として、当連結会計年度末で4,197百万円ののれん及び4,581百万円の非償却の無形資産を計上しており、取得日以降の償却をしておりません。当該資産について減損損失を計上した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (13)信用リスクについて 当社グループでは割賦売掛金や未収金の貸倒損失に備えるため、(14)に記載の取引信用保険等を締結することで貸倒リスクをヘッジしております。なお、2019年3月期からIFRS第9号「金融商品」が適用されたことにより、償却原価で測定する金融資産等に係る減損については、当該金融資産に係る予想信用損失に対して貸倒引当金を認識しております。ただし、景気の動向、個人破産申立の増加、その他の予期せぬ理由等により、保険料の増加及び貸倒引当金の増加の可能性があります。その場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (14)信用保険契約について 当社グループは、クレジット事業及びオートリース事業における貸倒リスクをヘッジするため、複数の損害保険会社と取引信用保険及び保証機関型信用保険を締結しております。当該信用保険契約に定められている保険金の支払限度額を超過する貸倒損失が発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。また、貸倒損失の増加による保険料の増加、保険業法の改正及び損害保険会社のスタンス変化等により信用保険契約が継続できない場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (15)修理原価について 当社グループが営む故障保証事業においては、保証サービスの提供をご希望されるお客様に一定のお支払いをいただくことで、購入された自動車に故障が発生した際、あらかじめ定めた保証の提供範囲内において、無償で修理対応をしております。このため、高価格帯の車両故障の増加や車両部品の高騰等を原因として、修理原価が事前の想定より著しく増加した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (16)新規事業について 当社グループは、既存の主要事業であるファイナンス事業、故障保証事業に次ぐ新しい収益の柱としてオートモビリティサービス事業の拡大・伸長を積極的に推進しております。同事業が当初予定していた事業計画を達成できず、十分な収益を将来において計上できない場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (17)海外事業について 当社グループは、タイ王国及びフィリピン共和国におけるオートファイナンス事業、故障保証事業及び自動車整備事業やタイ王国、インドネシア共和国及びフィリピン共和国における故障保証事業及び故障保証に関連するコンサルティング事業等を展開しております。今後その他の国・地域に事業を展開する可能性がありますが、海外市場への事業進出には以下のようなリスクが内在しております。これらの事象が発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ①予期しえない租税制度の変更や外国資本に対する規制等の法律・規制の設定又は改廃 ②予期しえない経済的又は政治的事件の発生 ③予期しえないテロ・紛争・伝染病等による社会的混乱等 ④予期しえない労働環境の急激な変化 ⑤社会的共通資本(インフラ)が未整備なことによる当社グループの活動への悪影響
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりであります。 なお、セグメント間の内部営業収益は含まない実績を表記しております。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度(2025年4月1日から2026年3月31日まで)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に、個人消費や設備投資に持ち直しの動きがみられ、全体として緩やかな回復基調が続く一方で、生産や輸出はおおむね横ばいでの推移にとどまりました。先行きについては、米国の通商政策をめぐる動向や金融資本市場の変動に加え、2026年に入り新たに懸念が高まっている中東情勢の悪化が、今後のエネルギー価格や物流コスト等を通じて実体経済や個人消費へ与える影響を注視する必要があり、依然として不確実性の高い状況が続いております。このような経済環境下、当社グループの主要ターゲットである中古車市場につきましては、2025年4月から2026年3月までの普通乗用車及び小型乗用車、軽四輪乗用車を合算した国内の中古車登録台数は5,457,772台(前連結会計年度比0.4%増)と、僅かに前年を上回る結果となりました。(出典:一般社団法人日本自動車販売協会連合会統計データ、一般社団法人全国軽自動車協会連合会データ) 当社グループは、法改正を含む外部経営環境の変化に応じたコンプライアンスの徹底を前提として、「世界中の人々に最高のファイナンスとサービスを提供し、豊かな社会を築き上げることに貢献します」「常に前向きに、一生懸命プロセスを積み上げることのできる、心豊かな人財を育成します」というミッションの実現を目指し、主要取引先である自動車販売店や自動車整備工場に対して、クレジット、故障保証に加え、「クルマ」に関する様々な工程において活用いただけるオートモビリティサービスを複合的に提供することで取引接点を拡大し、業容・収益の成長を加速させるとともに、新たな成長モデルの実現に向けた様々な取り組みに挑戦しております。 a.財政状態 当連結会計年度末における資本合計は、前連結会計年度末に比べ6,346百万円増加し、25,295百万円となりました。これは主に、利益剰余金が4,255百万円増加したこと等によるものです。親会社の所有者に帰属する持分合計は前連結会計年度末に比べ6,347百万円増加し、25,270百万円となりました。 b.経営成績 当連結会計年度における状況は次のとおりであります。 ファイナンス事業は、自動車販売店の有料会員(カープレミアクラブ会員)の増加を背景に、クレジット取扱高は引き続き前年を上回る実績となりました。また、システム障害の影響からも順調に回復しており、延滞債権残高率の改善傾向に加え、システム障害への対応費用の収束も実現しております。この結果、営業収益は24,801百万円(前連結会計年度比23.1%増)、営業利益は4,735百万円(前連結会計年度比3.6%増)となりました。 故障保証事業は、自動車販売店の有料会員(カープレミアクラブ会員)化による囲い込み施策が着実な成果を上げ、故障保証取扱高は順調に拡大いたしました。特に、高収益な自社開発商品であるプロパー保証が前年比34.8%増と大幅に伸長したことで、収益性の高い商品構成への転換が一段と進展し、営業収益は8,010百万円(前連結会計年度比14.7%増)となりました。また、故障が発生した修理車両を当社グループの整備ネットワークに入庫誘導し、グループ会社から調達した中古部品を修理に利用することで原価低減を継続的に図っており、営業利益は1,334百万円(前連結会計年度比18.9%増)となりました。 オートモビリティサービス事業は、自動車販売店及び自動車整備工場の有料会員(カープレミアクラブ会員)の継続的な増加に加え、有料会員サービスの深化に注力いたしました。各事業の安定的な成長が収益基盤の強化に大きく寄与した結果、営業収益は11,066百万円(前連結会計年度比19.6%増)、営業利益は2,243百万円(前連結会計年度比91.1%増)となりました。 営業費用は、事業拡大に係る各種費用の増加、市場金利の上昇及びシステム障害への対応費用等が発生しましたが、故障保証事業における原価低減施策やDX推進による各種業務プロセスのシステム化等の経費削減施策を講じた結果、35,644百万円(前連結会計年度比20.4%増)となりました。 以上の結果、当連結会計年度の営業収益は44,042百万円(前連結会計年度比21.0%増)、営業利益は8,398百万円(前連結会計年度比23.2%増)、税引前利益は8,619百万円(前連結会計年度比25.8%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は6,069百万円(前連結会計年度比30.5%増)となりました。 c.主要な経営指標の状況 当社グループの経営成績に影響を与える主要な経営指標として、ファイナンス事業におきましてはクレジット取扱高、クレジット債権残高、3ヵ月以上延滞債権残高率を、故障保証事業におきましては故障保証取扱高を、オートモビリティサービス事業におきましては自動車販売店の有料会員数、自動車整備工場の有料会員数を主要な経営指標として考えております。各経営指標の推移を常に把握し、各経営指標の数値を向上させるべく施策の立案及び実施をPDCAサイクルで回した結果として、当社グループの収益拡大、費用低減及び債権内容の向上に貢献していると考えております。それぞれの経営指標における収益との関連性、当該経営指標に対する当社グループの取り組み及び各経営指標の推移は以下のとおりです。 (ファイナンス事業) 当社グループが営むファイナンス事業における収益は、主にオートクレジットを中心としたクレジット事業から構成されており、個別のクレジット契約に基づきお客様が支払う分割払手数料の総額を実効金利法で計上しております。個別のクレジット契約は、当社グループと加盟店契約を締結した中古車小売店等の加盟店及び2021年3月期より募集を開始した有料会員組織を通じてお客様からのクレジット申込を受け、審査等を経てお客様へ提供され、クレジット取扱高(注1)及びクレジット債権残高(注2)が増加します。従って、クレジット事業におきましては、クレジット加盟店網及び有料会員組織を拡大することで個別のクレジット契約を増加させ、クレジット取扱高及びクレジット債権残高を積み上げることが、収益の拡大に繋がってまいります。また、有料会員組織を拡大することで、自動車販売店における当社グループが提供するオートクレジットの利用率を高めてまいります。 当社グループは、全国主要都市に営業店やアウトバウンド営業に特化したコンタクトセンターを設置し、中古車小売店を中心とした自動車販売業者等に対する新規加盟店契約先の開拓及び既存加盟店の掘起し、有料会員への促進を継続して実施しております。また、長期クレジットの取扱いやシステム利用による営業ルートの効率化、契約書ペーパーレス化の促進などの各種施策により、お客様からお申込みいただく個別のクレジット契約も継続的に増加しており、その結果、クレジット取扱高及びクレジット債権残高につきましては下表のとおり推移しております。 一方、収益を拡大するためには、クレジット取扱高及びクレジット債権残高を増加させるのみならず、クレジット債権全体の質を維持管理する必要がございます。債権の質を管理する主要な指標として、延滞債権残高率(注3)を設定し、数値が悪化することのないよう延滞債権の回収業務に注力することで、デフォルト債権の発生を抑制し、収益の拡大を図っております。2025年3月期及び2026年3月期の延滞債権残高率は、基幹システムの障害に伴う債権回収の遅れにより一時的に上昇いたしました。しかしながら、当連結会計年度において、当該遅延が段階的に解消されたことで、同率は上昇ピークを脱し、減少傾向に転じております。 2022年 3月期   2023年 3月期   2024年 3月期   2025年 3月期   2026年 3月期 クレジット取扱高   百万円   202,302   243,799   303,793   354,319   355,390 内_オートクレジット取扱高 (注4)   百万円   187,982   224,579   271,447   319,547   327,234 内_ショッピングクレジット取扱高   百万円   8,823   9,859   18,819   20,155   12,031 クレジット債権残高   百万円   422,289   507,830   632,632   778,617   887,104 内_オートクレジット債権残高 (注4)   百万円   383,895   456,200   557,569   681,125   772,570 内_ショッピングクレジット債権残高   百万円   27,675   33,827   48,204   62,008   72,706 延滞債権残高率 (注5)   %   0.78   0.81   1.00   1.83   2.73 (注)1.クレジット取扱高とは、その期間で新たに締結したクレジット契約金額及びリース保証契約金額の総額であり、オートクレジット以外の商品(エコロジークレジット等)の取扱高も含めた値です。 2.クレジット債権残高とは、開業から期末までの累計取扱高のうち、当該時点において返済されていない又は保証期間が経過していないクレジット契約金額及びリース保証契約金額の総額であり、オートクレジット以外の商品(エコロジークレジット等)の債権残高も含めた値です。 3.延滞債権残高率とは、当該期末時点のクレジット債権残高に対し、延滞月数が3ヵ月を超える債権及び特別債権(お客様が弁護士等に債務整理手続き等を委任している債権)の合計額が占める割合をいいます。 4.オートクレジット取扱高及びオートクレジット債権残高にはリース保証契約金額を含めておりません。 5.2024年3月期の延滞債権残高率は集計方法の変更により、遡及修正をしております。 6.本表はクレジット事業を取り扱うプレミア株式会社における実績を記載しております。 (故障保証事業) 当社グループが営む故障保証事業における収益は、お客様が支払う故障保証代金を保証契約期間にわたって按分し、最終的に当社の収益となる故障保証収益相当部分を収益に計上しております。個別の故障保証契約は、当社グループと故障保証販売に係る業務提携契約を締結した中古車小売店等の提携先及び2021年3月期より募集を開始した有料会員組織を通じてお客様へ提供され、故障保証取扱高(注1)が増加します。従って、故障保証事業におきましては、故障保証提携先網及び有料会員組織を拡大することで個別の故障保証契約を増加させ、故障保証取扱高を積み上げることで、収益の拡大に繋がってまいります。また、有料会員組織を拡大することで、自動車販売店における当社グループが提供する故障保証の利用率を高めてまいります。 当社グループは全国主要都市に営業店を設置し、オートクレジット加盟店と同様、中古車小売店を中心とした自動車販売業者に対し新規提携先の開拓及び既存提携先の掘起し、有料会員への促進を継続して実施しております。また、プロパー商品及び有料会員向け商品の販売促進や提携商品に特化した営業人員の配置、バックオフィスの組織細分化によるマネジメント体制・効率性の強化などの各種施策により、お客様からお申込みいただく個別の故障保証契約も継続的に増加しており、その結果、故障保証取扱高につきましては下表のとおり推移しております。 2022年 3月期   2023年 3月期   2024年 3月期   2025年 3月期   2026年 3月期 故障保証取扱高   百万円   5,147   5,761   6,891   7,530   8,792 (注)1.故障保証取扱高とは、各連結会計年度等のある一定期間において、新たに締結した故障保証契約金額の総額をいいます。 2.本表は故障保証事業を取り扱うプレミアワランティサービス株式会社における実績を記載しております。 3.2024年3月期の故障保証取扱高は集計方法の変更に伴い、一部遡及修正をしております。 (オートモビリティサービス事業) 当社グループが営むオートモビリティサービス事業における収益は、主に自動車販売店及び自動車整備工場などのモビリティ事業者へ提供する各種サービスの取引額を収益として計上しております。具体的なサービス内容は、自動車販売店及び自動車整備工場の有料会員組織(注)を通じた会費収入、ファイナンス事業で発生する引揚車両の販売、自動車整備工場向け業務ソフトウェアの販売、部品販売、サブスク(リース)サービスの提供などがあります。有料会員組織を拡大することで、当社が展開する各種サービスの利用率が上がり、収益の拡大につながってまいります。 当社グループは、自動車販売店及び自動車整備工場専門の営業部門を設置し、有料会員及び整備工場ネットワークの開拓を行っております。また、有料会員サービスの開発や新規事業の拡充等の各種施策により、会員数は継続的に増加しており、その結果、有料会員数及びネットワーク数は下表のとおり推移しております。 2022年 3月期   2023年 3月期   2024年 3月期   2025年 3月期   2026年 3月期 自動車販売店 有料会員数   社   1,525   2,581   2,660   3,468   4,918 自動車整備工場 有料会員数   店舗   251   370   710   858   1,025 (注)自動車販売店及び自動車整備工場の有料会員数とは、当社グループと加盟契約を締結した自動車販売店・自動車整備工場単位をいいます。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度のキャッシュ・フローは、営業活動による支出21,283百万円(前連結会計年度は7,761百万円の支出)、投資活動による支出1,931百万円(前連結会計年度は2,456百万円の支出)及び財務活動による収入32,148百万円(前連結会計年度は6,220百万円の収入)でした。この結果、当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ8,951百万円増加し、26,099百万円となりました。 前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   増減 営業活動によるキャッシュ・フロー(百万円)   △7,761   △21,283   △13,522 投資活動によるキャッシュ・フロー(百万円)   △2,456   △1,931   +525 財務活動によるキャッシュ・フロー(百万円)   6,220   32,148   +25,928 (営業活動によるキャッシュ・フローの状況) 当連結会計年度における営業活動の結果、使用した資金は21,283百万円となりました。収入の主な内訳は、その他資産の減少額14,340百万円、税引前利益8,619百万円であり、支出の主な内訳は、金融保証契約の減少額24,331百万円、金融債権の増加額16,398百万円であります。 (投資活動によるキャッシュ・フローの状況) 当連結会計年度における投資活動の結果、使用した資金は1,931百万円となりました。支出の主な内訳は、無形資産の取得による支出869百万円、有形固定資産の取得による支出757百万円、差入保証金の差入による支出343百万円であります。 (財務活動によるキャッシュ・フローの状況) 当連結会計年度における財務活動の結果、獲得した資金は32,148百万円となりました。収入の主な内訳は、長期借入金の借入による収入53,448百万円であり、支出の主な内訳は、長期借入金の返済による支出19,670百万円、短期借入金の返済による支出2,000百万円であります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社グループは生産活動を行っていないため、該当事項はありません。 b.受注実績 当社グループは受注生産を行っていないため、該当事項はありません。 c.販売実績 (事業サービス別営業収益) 当連結会計年度における営業収益実績を事業サービス別に示すと、以下のとおりであります。 事業サービスの名称 (百万円)   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前連結会計年度比 (%) ファイナンス事業   20,151   24,801   +23.1 故障保証事業   6,986   8,010   +14.7 オートモビリティサービス事業   9,254   11,066   +19.6 その他   17   166   +869.2 合計   36,409   44,042   +21.0 (注)1.セグメント間収益を除く外部収益を表記しております。 2.上記の金額には消費税等は含まれておりません。 3.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、その割合が100分の10以上に該当する相手先がないため記載を省略しております。 (事業サービス別取扱高) 当連結会計年度における取扱高実績を事業サービス別に示すと、以下のとおりであります。 事業サービスの名称 (百万円)   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前連結会計年度比(%) ファイナンス事業   354,319   355,390   +0.3 故障保証事業   7,530   8,792   +16.8 (注)1.ファイナンス事業の取扱高とは、ある一定期間(2026年3月期であれば2025年4月1日から2026年3月31日までの期間)において、新たに締結したクレジット契約金額の総額及びリース保証契約金額の総額をいいます。 2.故障保証事業の取扱高とは、ある一定期間(2026年3月期であれば2025年4月1日から2026年3月31日までの期間)において、新たに締結した故障保証契約金額の総額をいいます。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。 ① 重要性がある会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、IFRSに基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、決算日における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような会計上の見積り及び判断を必要としております。当社グループは、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、会計上の見積りを行っておりますが、見積りの不確実性により、実際の結果がこれらの見積りと異なる可能性があります。 当社及び連結子会社の財政状態又は経営成績に対して重大な影響を与え得る会計上の見積り及び判断が必要となる項目は以下のとおりです。 a. のれん及び耐用年数が確定できない無形資産の評価 b. 償却原価で測定する金融資産の減損 c. 保険資産の計上 d. 持分法投資会社の評価 e. 繰延税金資産の回収可能性 f. 収益の認識 不安定な世界情勢の変動による資源価格の高騰に伴う景気後退、金融資本市場の変動がもたらす影響への懸念など、依然として不透明な状況が続いておりますが、主力事業における営業活動も継続できていることなどから、当社グループの国内事業における業績影響は僅少であり、a.及びe.について、のれんや無形資産の減損損失や繰延税金資産の取り崩しの可能性は限定的と考えております。またb.及びc.についても、ファイナンス事業における債権内容の悪化等の影響も同じく僅少であり、従って、クレジット債権に関する保険契約方針についても変更ございません。d.について、持分法適用関連会社であるEastern Commercial Leasing p.l.cの業績が堅調に推移し、当連結会計年度において持分法による投資利益は114百万円となっております。 なお、当社グループの会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち重要なものについて、翌連結会計年度における資産や負債の帳簿価額に重要な影響を生じさせるようなリスクを伴う会計上の見積り及び仮定につきましては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 連結財務諸表注記 4.重要な見積り及び判断の利用」に記載しております。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a. 財政状態の分析 当連結会計年度末における資産、負債、資本の状況は以下のとおりであります。 前連結会計年度 (2025年3月31日)   当連結会計年度 (2026年3月31日)   増減 資産合計(百万円)   184,988   198,965   +13,978 負債合計(百万円)   166,039   173,670   +7,631 資本合計(百万円)   18,948   25,295   +6,346 親会社の所有者に帰属する持分合計(百万円)   18,923   25,270   +6,347 (資産の部) 当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ13,978百万円増加し、198,965百万円となりました。これは主に、金融債権が16,403百万円、現金及び現金同等物が8,953百万円増加したこと等によるものです。 (負債の部) 当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ7,631百万円増加し、173,670百万円となりました。これは主に、借入金が33,821百万円増加したこと等によるものです。 (資本の部) 当連結会計年度末における資本合計は、前連結会計年度末に比べ6,346百万円増加し、25,295百万円となりました。これは主に、利益剰余金が4,255百万円増加したこと等によるものです。親会社の所有者に帰属する持分合計は前連結会計年度末に比べ6,347百万円増加し、25,270百万円となりました。 b.経営成績の分析 当連結会計年度末における営業収益、費用合計、親会社の所有者に帰属する当期利益の状況は以下のとおりであります。 前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   増減 営業収益(百万円)   36,409   44,042   +7,633 費用合計(百万円)   29,594   35,644   +6,050 親会社の所有者に帰属する当期利益(百万円)   4,651   6,069   +1,418 (営業収益) 当連結会計年度における営業収益は、前連結会計年度に比べ7,633百万円増加し、44,042百万円となりました。なお、事業サービス別の営業収益につきましては「(1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。 (費用合計) 当連結会計年度における費用合計は、前連結会計年度に比べ6,050百万円増加し、35,644百万円となりました。主な増加要因は、事業拡大に係る各種費用の増加、市場金利の上昇及びシステム障害への対応費用等の発生によるものです。 (親会社の所有者に帰属する当期利益) 当連結会計年度における親会社の所有者に帰属する当期利益は、前連結会計年度に比べ1,418百万円増加し、6,069百万円となりました。主な増加要因は、故障保証事業における原価低減施策やDX推進による各種業務プロセスのシステム化等の経費削減施策を講じた結果によるものです。 c.資本の財源及び資金の流動性についての分析 キャッシュ・フローの分析は、「(1) 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 当社グループにおける資金需要は、大きく分けて運転資金需要とクレジット事業の立替資金需要の2つがあります。運転資金需要のうち主なものは営業費用等の支払いであります。また、立替資金需要につきましては、クレジット事業におけるお客様が商品等を購入された際の代金を加盟店に立て替えることにより発生するものであります。 当社グループは現在、運転資金につきましては、内部資金より充当し、不足が生じた場合は短期借入金で調達を行っております。また、立替資金につきましては、内部資金より充当し、一定程度の債権が積み上がった時点で流動化を実施しております。 d.経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3事業等のリスク」をご参照ください。 e.経営者の問題認識と今後の方針について 今後、世界的な資源価格の高騰や為替相場の大幅な変動による影響など、不透明な状況が続くことが予想されますが、このような経済環境の中で当社グループが業容を拡大しつつ、より良い商品及びサービスを継続的に提供していくためには、「第2 事業の状況 1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載の様々な課題に対応していくことが必要であると認識しております。課題への対応にあたって、経営者として常に外部環境の変化に関する情報を入手及び分析を実施し、現在及び将来における事業環境を把握しながら、それに対する課題を認識すると同時に最適な解決策を実施していく方針であります。

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出典

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