概要
アルインコは、建設現場向け仮設足場の製造・販売・レンタルを主力とする金属製品メーカーである。1970年に井上鉄工として創業し、1983年に現社名へ変更。システム足場「アルバトロス」などの建設機材に加え、物流機器、住宅用アルミ製品、フィットネス機器、アマチュア無線機などを手掛ける。2026年3月期の連結売上高は626億円、従業員数は1,471名。東京証券取引所プライム市場に上場している。
四つの事業セグメントで構成される収益源
アルインコの事業は、建設機材関連、レンタル関連、住宅機器関連、電子機器関連の四つの報告セグメントに区分される。建設機材関連事業はシステム足場や支保工などの製造販売を担い、2026年3月期の売上高は246億74百万円で全社の39%を占める。レンタル関連事業は仮設機材のレンタルと足場工事施工を行い、売上高は178億81百万円。住宅機器関連事業はアルミ型材や昇降作業台、フィットネス機器などを扱い、144億56百万円。電子機器関連事業は無線通信機とプリント配線板を手掛け、56億20百万円である。四事業の合計で連結売上高626億32百万円に達する。
建設機材とレンタルが稼ぐ収益構造
2026年3月期のセグメント利益(経常利益ベース)は、建設機材関連が19億71百万円、レンタル関連が12億69百万円と、この二事業で全社利益の大部分を生み出している。一方、住宅機器関連は3億63百万円の損失、電子機器関連は4億41百万円の損失を計上した。住宅機器関連では、高所作業台や玄米保冷庫の販売が好調だったが、フィットネス機器の消費回復が鈍く損失が続いた。電子機器関連は消防無線の更新需要で売上高が前期比11%増加したものの、子会社のプリント配線板事業で生産能力増強が遅れ、損失幅は縮小したものの赤字となっている。
国内を基盤にアジアへ広がる生産・レンタル拠点
アルインコの拠点は日本国内に集中するが、中国、タイ、インドネシア、ベトナムにも生産・レンタル子会社を持つ。中国には蘇州アルインコ金属製品有限公司(江蘇省)が製造拠点として、アルインコ建設機材レンタル(蘇州)有限公司と瀋陽アルインコ電子有限公司が存在する。タイにはALINCO (THAILAND) CO.,LTD.やALINCO SCAFFOLDING (THAILAND) CO.,LTD.、SIAM ALINCO CO.,LTD.を配置し、インドネシアではPT. ALINCO SCAFFOLDING INDONESIAがレンタル事業を展開する。ベトナムのALINCO ELECTRONICS VIETNAM CO.,LTD.は無線機の開発設計を受託する。国内では兵庫、栃木、福知山などに物流センターを有する。
19社の子会社から成るグループ体制
アルインコの連結対象は子会社19社で構成される。建設機材関連では、オリエンタル機材、双福鋼器、ウエキンなどが販売や部品加工を担う。レンタル関連では、東京仮設ビルト(現アルインコビルテクノ)が足場工事を施工し、タイやインドネシアの現地法人が海外レンタルを展開する。住宅機器関連では、光モール(アルミ型材販売)、シィップ(昇降作業台製造)、エス・ティ・エス(測量機器)、昭和ブリッジ販売(アルミブリッジ)などがグループに属する。電子機器関連では、アルインコ富山、アルインコイーテック(旧東電子工業)が製造やプリント配線板を手掛ける。2025年にはブランドステートメント「安心と豊かさを創る」を制定し、技術開発本部を新設した。
業界の中での役割は建設仮設機材メーカー(足場・システム仮設材)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 建設機材 関連事業 | 247億円 | 39.4% | 20億円 | 8.1% |
| レンタル 関連事業 | 179億円 | 28.5% | 13億円 | 7.3% |
| 住宅機器 関連事業 | 145億円 | 23.1% | -4億円 | -2.8% |
| 電子機器 関連事業 | 56億円 | 8.9% | -4億円 | -7.1% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01建設機材関連主力
建設現場用の仮設機材(足場等)の製造・販売。国内向けが中心。海外子会社で製造し日本や海外地域へ供給。
- システム足場
- くさび式足場等、建設現場で使用される仮設足場。
- 支保工
- コンクリート打設時の型枠支保工。
- 軽量仮設材
- アルミ製軽量足場等。
02レンタル関連準主力
建設仮設機材のレンタルおよび足場工事の施工。国内およびタイ・インドネシアで展開。
03住宅機器関連準主力
住宅・建築現場向けアルミ製品(サッシ、手すり等)、昇降作業台、測量機器、アルミブリッジ、フィットネス機器の製造販売。
- アルミ型材
- 住宅用アルミサッシや手すり等の押出形材。
- 据置式昇降作業台
- 工場・倉庫で使用する昇降台。
- アルミ製ブリッジ
- 仮設橋や点検橋。
- フィットネス機器
- トレーニング器具等。
04電子機器関連副次
無線通信機器、プリント配線板の製造販売。アマチュア無線機等が主力。
- 無線通信機器
- アマチュア無線機、業務用無線機。
- プリント配線板
- 各種電子機器向けの基板。
製品と技術
システム足場「アルバトロス」と仮設機材
建設機材関連事業の主力製品は、くさび式足場であるシステム足場「アルバトロス」である。この製品は、現場での組み立て効率を高める設計が特徴で、国内シェア上位を占める。2026年3月期には「アルバトロス」を中心とした販売が増加し、売上高246億74百万円のうち多くを占めた。また、コンクリート打設時の型枠支保工や、アルミ製の軽量仮設材もラインアップする。これらの製品は、建設需要の高まりを背景に、購買からレンタルへと需要がシフトするなかで、付加価値の高い製品として市場に投入されている。
アルミ型材から昇降作業台まで広がる住宅機器
住宅機器関連事業では、住宅用アルミサッシや手すりなどの押出形材を製造・販売する。アルインコ自体がアルミ形材を生産する一方、グループ会社の光モールが仕入販売を担う。また、工場・倉庫で使用する据置式昇降作業台は、子会社のシィップが製造し、エス・ティ・エスは測量機器を、昭和ブリッジ販売は仮設橋や点検橋用のアルミブリッジを手掛ける。2026年3月期には、高所作業台の販売が建機レンタル向けに堅調だったほか、コメ価格高騰に伴う玄米保冷庫の販売も好調であった。
無線通信機とプリント配線板の電子機器
電子機器関連事業は、アマチュア無線機や業務用無線機などの無線通信機器、およびプリント配線板の製造販売から成る。子会社のアルインコ富山が製造を、アルインコイーテックがプリント配線板の設計・製造を行う。2026年3月期には、2016年5月末を期限とする消防無線のデジタル化更新需要を取り込み、消防無線の売上高が前期比145.9%増と急増した。一方、プリント配線板事業では生産能力増強の遅れから損失が続いている。海外では、瀋陽アルインコ電子とベトナムのALINCO ELECTRONICS VIETNAMが開発設計の一部を受託する。
フィットネス機器とその他製品群
住宅機器関連事業の一部として、アルインコはフィットネス機器も手掛ける。具体的には、電動ウォーカーなどのトレーニング器具を製造・販売しており、中国の阿禄因康健康科技(蘇州)有限公司が検品作業を受託する。2026年3月期には、消費マインドの回復が弱いなか、比較的高額品の販売に回復の兆しが見られ、新製品をタイムリーに投入した。フィットネス機器の売上高は前年並みにとどまったが、グループ全体の製品ポートフォリオの一角を担う。その他、物流倉庫向けラックや自動化機器も展開しているが、これらは主に双福鋼器が製造する。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
金属製品のなかでの位置
金属製品の特定分野で強み、収益改善課題
金属製品、特に足場材や仮設機材で国内需要を捉える。同業の稲葉製作所やケー・エフ・シーなどと競合。売上高は579億円から626億円へ増加も、営業利益率は3.5%台と低水準。国内建設需要は旺盛だが、原材料費高騰や価格競争が収益を圧迫。差別化として安全・品質への取り組みを強化するが、海外展開は未着手。収益性の改善が急務で、高付加価値製品やコスト削減が課題。
強み
- 売上高が579億円から626億円へ8%増加、需要の高まりを捉えている。
- 足場材などを中心に多様な金属製品を扱い、顧客ニーズに応える。
- 国内市場で一定のシェアを持ち、建設業界向けに強固な販路を有する。
- 安全・品質へのこだわりが強く、顧客からの信頼がある。
課題
- 営業利益率が3.5%前後と低く、原材料高や競争の影響を強く受ける。
- 海外展開がなく、成長市場への参入が遅れている。
- 原材料費や人件費の上昇が収益を圧迫し、価格転嫁が進まない。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
専用機・建機・農機の時価総額近傍。太字がアルインコ
時価総額で並べると、掲載10社のなかで6番目にあたる。
会社の歴史
沿革 61件
井上鉄工の設立から仮設足場事業へ(1970〜1982年)
アルインコの前身は1970年7月に大阪府高槻市で設立された井上鉄工株式会社である。同年8月には東京支店を開設し、当初から全国展開を見据えた。1972年10月、アルミ製はしご(住宅用)の製造を開始し、販売部門としてアルメイト株式会社を設立。1977年7月には工業用無線機器の製造を始め、アルインコ電子株式会社を設立した。1979年6月には仮設機材のリース・レンタル部門としてアルインコ建材リース株式会社を設立し、足場事業の基盤を築いた。1983年3月、アルメイトからの営業譲渡を受け、同時に社名を「アルインコ株式会社」に変更する。この間、建設機材と電子機器の両軸が形成された。
社名変更と通信販売への進出(1983〜1992年)
1983年3月の社名変更後、同年10月にはテレビ・カタログによる通信販売事業を開始し、新たな販路を開拓した。1987年1月に本社を大阪市中央区へ移転。1990年9月には兵庫工場(現兵庫物流センター)を完成させ、生産能力を強化した。1991年1月には小杉電子株式会社(現アルインコ富山)を子会社化し、電子機器事業を拡大。同年7月には栃木茂木工場を完成させ、建設機材の生産拠点を関東にも整備した。この時期、建設機材、電子機器、住宅機器の三本柱が固まり、多角化が進んだ。
上場と事業の再編(1993〜2002年)
1993年3月、アルインコは大阪証券取引所市場第二部に上場した。1997年2月にはアルインコ電子およびアルインコ貿易から営業譲渡を受け、電子機器事業を内部化。同年12月には足場工事施工部門として東京仮設ビルト(現アルインコビルテクノ)を設立し、レンタル事業を強化した。2001年7月、本社を大阪市北区へ移転。2002年3月にはアルインコ建材リースを吸収合併し、レンタル部門を一元化した。この間、兵庫第二工場の完成や高槻工場の集約など生産体制の再編も進み、2002年5月には住宅機器の物流拠点を高槻事業所に集約した。
海外展開の本格化(2003〜2014年)
2003年9月、中国江蘇省蘇州市に蘇州アルインコ金属製品有限公司を設立し、初の海外生産拠点を得た。2006年1月には東京証券取引所市場第二部に上場し、資金調達力を高めた。2008年11月にオリエンタル機材(沖縄)を子会社化。2011年10月には中国にレンタル会社を設立し、海外レンタル事業に進出。2012年9月には瀋陽アルインコ電子を設立し、電子機器の開発拠点を中国に置いた。同年11月からタイに製造・レンタル子会社を相次いで設立し、東南アジアでのプレゼンスを拡大。2014年10月にはインドネシアにレンタル会社を設立し、海外事業の多角化を加速した。同年12月、東京証券取引所市場第一部銘柄に指定された。
二本社制とM&Aによるグループ拡大(2015〜2021年)
2015年6月、東京支店を東京本社に改称し、大阪本社との二本社制へ移行。同年7月にはタイにSIAM ALINCOを設立。同年12月には新潟のシィップを子会社化し、昇降作業台事業を取得。2016年8月に測量機器メーカーのエス・ティ・エスを、2017年3月に物流機器メーカーの双福鋼器を、2018年7月にアルミブリッジメーカーの昭和ブリッジ販売をそれぞれ子会社化し、住宅機器関連事業を拡充した。2021年7月にシィップを完全子会社化、同年8月に東電子工業(現アルインコイーテック)を子会社化し、プリント配線板事業を強化。同年11月には金属金型のウエキンを子会社化した。
プライム市場移行と中期経営計画(2022〜2026年)
2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴いプライム市場へ移行。同年9月に泉大津機材センター、2023年9月につくば機材センターを開設し、レンタル資産の拡充を図った。2025年3月には福知山第2物流センターが竣工。同年6月、ブランドステートメント「安心と豊かさを創る」を制定し、10月に技術開発本部を新設。2026年3月には東京仮設ビルトをアルインコビルテクノへ、東電子工業をアルインコイーテックへ商号変更し、グループの一体運営を強化した。2025年3月期から2027年3月期までの中期経営計画「中期経営計画2027」を策定し、コア事業の進化と資本コストを意識した経営を掲げている。
年表61件を開く
1970年代
- 1970年7月創業井上鉄工株式会社設立。(本店所在地大阪府高槻市)
- 1970年8月東京支店開設。(東京都中央区)
- 1972年10月創業アルミ製はしご(住宅用)の製造を開始し、同製品の販売部門としてアルメイト株式会社を設立。
- 1977年7月創業工業用無線機器の製造を開始し、同製品の販売部門として、アルインコ電子株式会社を設立。
- 1979年6月創業仮設機材のリース、レンタル部門として、アルインコ建材リース株式会社を設立。
1980年代
- 1983年3月アルメイト株式会社より営業の譲渡を受ける。
- 1983年3月商号変更社名を「アルインコ株式会社」に変更。
- 1983年10月テレビ、カタログによる通信販売事業開始。
- 1987年1月本社事務所を移転。(大阪府高槻市から大阪市中央区へ)
1990年代
- 1990年9月兵庫工場(兵庫県丹波市 現兵庫物流センター)完成。
- 1991年1月M&A小杉電子株式会社(富山県射水市 現アルインコ富山株式会社)を子会社化する。
- 1991年7月栃木茂木工場(栃木県芳賀郡茂木町)完成。
- 1993年3月上場大阪証券取引所市場第二部に上場。
- 1997年2月アルインコ電子株式会社及びアルインコ貿易株式会社より営業の譲渡を受ける。
- 1997年7月茂木倉庫(栃木県芳賀郡茂木町)完成。
- 1997年12月創業足場工事の施工部門として、全額出資により東京仮設ビルト株式会社(埼玉県川口市 現アルインコビルテクノ株式会社)を設立。
- 1997年12月兵庫第二工場(兵庫県丹波市)(現兵庫工場)完成。1990年に完成した兵庫工場を兵庫第一工場へ改称。
- 1998年8月建設機材事業部高槻工場を兵庫第二工場へ集約。
- 1998年8月住設事業部アルミ型材センター(大阪府高槻市)を開設。
2000年代
- 2001年7月本社事務所・大阪支店を移転。(大阪市中央区から北区へ)
- 2001年11月M&A建設機材事業部と住宅機器事業部の生産部門を統合。
- 2002年3月M&Aアルインコ建材リース株式会社を吸収合併。
- 2002年5月住宅機器関連事業の物流拠点を高槻事業所に集約。
- 2003年9月創業中華人民共和国(江蘇省蘇州市)に蘇州アルインコ金属製品有限公司を設立。
- 2006年1月上場東京証券取引所市場第二部に上場。
- 2007年6月M&A株式会社光モール(大阪府藤井寺市)を子会社化する。
- 2008年9月本社事務所・大阪支店を移転。(大阪市北区から中央区へ)
- 2008年11月M&Aオリエンタル機材株式会社(沖縄県那覇市)を子会社化する。
2010年代
- 2010年12月株式会社ピカコーポレイション(大阪府東大阪市)と資本・業務提携契約締結。
- 2011年10月創業中華人民共和国(江蘇省蘇州市)にアルインコ建設機材レンタル(蘇州)有限公司を設立。
- 2012年9月創業中華人民共和国(遼寧省瀋陽市)に瀋陽アルインコ電子有限公司を設立。
- 2012年11月創業タイ王国(サムットサコン県)にALINCO (THAILAND) CO.,LTD.を設立。
- 2013年5月創業タイ王国(チャチューンサオ県)にALINCO OCT SYSTEM SCAFFOLDING CO.,LTD. (現 ALINCO SCAFFOLDING (THAILAND) CO.,LTD.)を設立。
- 2014年10月創業インドネシア共和国(ジャカルタ)にPT. ALINCO RENTAL INDONESIAを設立。
- 2014年12月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。
- 2015年6月東京支店を改称して東京本社を設置し、大阪本社と東京本社の二本社制へ移行。
- 2015年7月創業タイ王国(チャチューンサオ県)にSIAM ALINCO CO.,LTD.を設立。
- 2015年12月M&A株式会社シィップ(新潟市江南区)を子会社化(持株比率 73.2%)する。
- 2015年12月兵庫第二工場(兵庫県丹波市)新工場棟兼製品倉庫完成。
- 2016年8月M&Aエス・ティ・エス株式会社(名古屋市天白区)を子会社化する。
- 2016年11月創業ベトナム社会主義共和国(ホーチミン市)にALINCO ELECTRONICS VIETNAM CO.,LTD.を設立。
- 2017年3月M&A双福鋼器株式会社(三重県伊賀市)を子会社化(持株比率 51%)する。
- 2018年5月創業中華人民共和国(江蘇省蘇州市)に阿禄因康健康科技(蘇州)有限公司を設立。
- 2018年7月M&A昭和ブリッジ販売株式会社(静岡県掛川市)を子会社化する。
2020年代
- 2020年6月M&A双福鋼器株式会社(三重県伊賀市)を完全子会社化する。兵庫第一工場を兵庫第二工場へ集約し、兵庫第一工場を兵庫物流センターへ、兵庫第二工場を兵庫工場へそれぞれ改称。
- 2021年7月M&A株式会社シィップ(新潟市秋葉区)を完全子会社化する。
- 2021年8月M&A東電子工業株式会社(東京都八王子市 現アルインコイーテック株式会社)を子会社化する。
- 2021年8月福知山物流センター(京都府福知山市)操業開始。
- 2021年11月M&A株式会社ウエキン(大阪府東大阪市)を子会社化する。
- 2022年4月東京証券取引所の新市場区分「プライム市場」へ移行。
- 2022年9月泉大津機材センター(大阪府泉大津市)を開設。
- 2022年10月M&APT. KAPURINDO SENTANA BAJA(インドネシア共和国ブカシ市 現 PT. ALINCO SCAFFOLDING INDONESIA)を子会社化する。
- 2023年9月つくば機材センター(茨城県つくば市)を開設。
- 2024年6月M&A東電子工業株式会社(現アルインコイーテック株式会社)が株式会社モリヤマ茨城を完全子会社化する。
- 2025年3月福知山第2物流センター(京都府福知山市)竣工。
- 2025年6月アルインコのブランドステートメント「安心と豊かさを創る」を制定する。
- 2025年10月技術開発本部を新たに設置。
- 2025年12月M&A東電子工業株式会社(現アルインコイーテック株式会社)が株式会社モリヤマ茨城を吸収合併。
- 2026年3月商号変更東京仮設ビルト株式会社をアルインコビルテクノ株式会社に商号変更。
- 2026年3月商号変更東電子工業株式会社をアルインコイーテック株式会社に商号変更。
- 2026年3月営業本部、物流本部、安全統括部を新たに設置。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。
- 連結配当性向40%
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
コア事業の進化と事業ポートフォリオ再構築
主力事業の競争力を高めるとともに、新たな収益の柱を育てるため、事業ポートフォリオの見直しを進める。
- 02
資本コストや株価を意識した経営の実現
資本効率を向上させ、株主価値を高める経営を推進する。
- 03
連結配当性向目標40%と累進配当の実施
株主還元を強化するため、連結配当性向40%を目標とし、累進配当(段階的な増配)を実施する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で1,471人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は699万円で、9期前と比べて+17.2%。平均年齢は40.8歳、平均勤続年数は13.3年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 1,050 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 1,287 | — |
| 2019年3月 | — | — | — | 1,358 | — |
| 2020年3月 | 597 | 39.8 | 13.2 | 1,450 | — |
| 2021年3月 | 604 | 39.7 | 13.1 | 1,367 | — |
| 2022年3月 | 618 | 40.1 | 13.5 | 1,432 | — |
| 2023年3月 | 632 | 40.5 | 13.9 | 1,481 | — |
| 2024年3月 | 642 | 40.5 | 13.7 | 1,437 | — |
| 2025年3月 | 666 | 40.6 | 13.0 | 1,425 | 154 |
| 2026年3月 | 699 | 40.8 | 13.3 | 1,471 | 150 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社16社(国内 11 / 海外 5、うち連結子会社 16) を有報から抽出しています。
- 国内アルインコ富山㈱富山県射水市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内東京仮設ビルト㈱(注)7埼玉県川口市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱光モール大阪府藤井寺市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内オリエンタル機材㈱沖縄県中頭郡 西原町 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱シィップ新潟市秋葉区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内エス・ティ・エス㈱名古屋市天白区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内双福鋼器㈱(注)5三重県伊賀市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内昭和ブリッジ販売㈱静岡県掛川市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内東電子工業㈱(注)7東京都八王子市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱ウエキン(注)4大阪府東大阪市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内蘇州アルインコ金属 製品有限公司(注)2中華人民共和国 江蘇省蘇州市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外ALINCO (THAILAND) CO.,LTD. (注)2タイ王国 サムットサコン県 · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社4社を開く
- ALINCO SCAFFOLDING (THAILAND) CO.,LTD. (注)2、4タイ王国 チャチューン サオ県70%
- SIAM ALINCO CO.,LTD. (注)3タイ王国 チャチューン サオ県49%
- PT.ALINCO RENTAL INDONESIA (注)2、4インドネシア 共和国 ブカシ市100%
- PT.ALINCO SCAFFOLDING INDONESIAインドネシア 共和国 ブカシ市83%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は626億円、営業利益は22億円。前期と比べると増収増益で、売上が+1.6%、利益が+0.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 652億円 | 626億円 |
| 営業利益 | 30億円 | 22億円 |
| 純利益 | 22億円 | 18億円 |
| 1株あたり配当 | ¥45 | ¥45 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は164億円、営業利益は8億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+13.1%、営業利益は+33.3%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年1Q | 141 | 8 | 5.7 | 9 |
| 2024年2Q | 151 | 6 | 4.0 | 6 |
| 2024年3Q | 155 | 5 | 3.2 | 4 |
| 2024年4Q | 132 | — | — | 1 |
| 2025年1Q | 145 | 6 | 4.1 | 7 |
| 2025年2Q | 163 | 7 | 4.3 | 3 |
| 2025年4Q | 308 | 9 | 2.9 | 10 |
| 2026年2Q | 317 | 13 | 4.1 | 9 |
| 2026年4Q | 309 | 9 | 2.9 | 9 |
| 2027年1Q | 164 | 8 | 4.9 | 5 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は350億円から626億円へ1.8倍に増えた。直近期の営業利益率は3.5%。売上は2期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| タイ王国(チャチューンサオ県)にALINCO OCT SYSTEM SCAFFOLDING CO.,LTD. (現 ALINCO SCAFFOLDING (THAILAND) CO.,LTD.)を設立。 | |||||
| 2013年3月 | 350 | — | 30 | — | 16 |
| インドネシア共和国(ジャカルタ)にPT. ALINCO RENTAL INDONESIAを設立。 | |||||
| 2014年3月 | 393 | — | 38 | — | 23 |
| タイ王国(チャチューンサオ県)にSIAM ALINCO CO.,LTD.を設立。 | |||||
| 2015年3月 | 422 | — | 38 | — | 22 |
| ベトナム社会主義共和国(ホーチミン市)にALINCO ELECTRONICS VIETNAM CO.,LTD.を設立。 | |||||
| 2016年3月 | 438 | — | 37 | — | 23 |
| 双福鋼器株式会社(三重県伊賀市)を子会社化(持株比率 51%)する。 | |||||
| 2017年3月 | 446 | — | 25 | — | 16 |
| 中華人民共和国(江蘇省蘇州市)に阿禄因康健康科技(蘇州)有限公司を設立。 | |||||
| 2018年3月 | 501 | — | 31 | — | 17 |
| 2019年3月 | 539 | — | 33 | — | 19 |
| 双福鋼器株式会社(三重県伊賀市)を完全子会社化する。兵庫第一工場を兵庫第二工場へ集約し、兵庫第一工場を兵庫物流センターへ、兵庫第二工場を兵庫工場へそれぞれ改称。 | |||||
| 2020年3月 | 556 | — | 35 | — | 22 |
| 株式会社シィップ(新潟市秋葉区)を完全子会社化する。 | |||||
| 2021年3月 | 533 | — | 29 | — | 17 |
| PT. KAPURINDO SENTANA BAJA(インドネシア共和国ブカシ市 現 PT. ALINCO SCAFFOLDING INDONESIA)を子会社化する。 | |||||
| 2022年3月 | 553 | — | 11 | — | 5 |
| つくば機材センター(茨城県つくば市)を開設。 | |||||
| 2023年3月 | 607 | — | 36 | — | 15 |
| 東電子工業株式会社(現アルインコイーテック株式会社)が株式会社モリヤマ茨城を完全子会社化する。 | |||||
| 2024年3月 | 579 | — | 29 | — | 20 |
| 東電子工業株式会社(現アルインコイーテック株式会社)が株式会社モリヤマ茨城を吸収合併。 | |||||
| 2025年3月 | 616 | 22 | 27 | 3.6 | 20 |
| 東京仮設ビルト株式会社をアルインコビルテクノ株式会社に商号変更。 | |||||
| 2026年3月 | 626 | 22 | 28 | 3.5 | 18 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高626億円のうち、営業利益として残るのは22億円で3.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は18億円、売上の2.9%にあたる。営業利益率は業種中央値5.3%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金73.8%462億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金22.7%142億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.5%22億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが34億円、投資CFが−36億円で、差し引きのフリーCFは−2億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は66億円で、売上の1.3ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 25 | −26 | −2 | −1 | 38 |
| 2014年3月 | 31 | −24 | 0 | 7 | 46 |
| 2015年3月 | 16 | −55 | 62 | −39 | 73 |
| 2016年3月 | 38 | −43 | −13 | −5 | 54 |
| 2017年3月 | 42 | −26 | −8 | 16 | 63 |
| 2018年3月 | 38 | −60 | 8 | −22 | 50 |
| 2019年3月 | 50 | −67 | 10 | −17 | 43 |
| 2020年3月 | 49 | −31 | −12 | 18 | 50 |
| 2021年3月 | 53 | −47 | −2 | 6 | 54 |
| 2022年3月 | 27 | −37 | 6 | −10 | 51 |
| 2023年3月 | 27 | −37 | 25 | −10 | 66 |
| 2024年3月 | 17 | −53 | 37 | −36 | 66 |
| 2025年3月 | 54 | −56 | −1 | −2 | 68 |
| 2026年3月 | 34 | −36 | 5 | −2 | 66 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は733億円。このうち返さなくてよい自己資本が336億円で、自己資本比率は45.8%(業種中央値59.8%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 293 | 153 | 140 | 52.0 |
| 2014年3月 | 335 | 174 | 161 | 51.7 |
| 2015年3月 | 448 | 227 | 221 | 50.5 |
| 2016年3月 | 451 | 238 | 213 | 52.6 |
| 2017年3月 | 464 | 248 | 216 | 53.4 |
| 2018年3月 | 511 | 262 | 249 | 50.1 |
| 2019年3月 | 539 | 264 | 275 | 47.4 |
| 2020年3月 | 544 | 274 | 270 | 48.7 |
| 2021年3月 | 554 | 277 | 277 | 49.8 |
| 2022年3月 | 582 | 275 | 307 | 47.2 |
| 2023年3月 | 637 | 284 | 353 | 44.6 |
| 2024年3月 | 683 | 305 | 378 | 44.7 |
| 2025年3月 | 709 | 320 | 389 | 45.1 |
| 2026年3月 | 733 | 336 | 397 | 45.8 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
金属製品 87社との比較
同じ金属製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで87社中20位あたり、逆に低いのは自己資本比率で87社中70位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,124で、1年前と比べて+9.4%。過去52週の値幅のなかでは61%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 12.8倍 |
| PER (会社予想) | 10.4倍 |
| PBR | 0.67倍 |
| 配当利回り | 4.00% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月で株価はほぼ横ばいだが、週足では緩やかな上昇傾向が見られる。25日移動平均線は1089.12円で、株価はそれをわずかに下回る水準。52週高値1204円に対して約10%安く、52週安値1000円からは約8%高い。出来高は変動が大きく、7月17日に9.5万株超と急増した後、8月に入り4万株前後に落ち着いている。株価は1082円と、200日線(1067.79円)を上回っており、中期的なトレンドは維持している。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 72/100)。
PER12.51倍は同業界平均18.56倍を大幅に下回り、予想PER10.1倍とさらに割安。PBR0.64倍は平均1.16倍を下回り、ROE5.4%に対して株価は純資産を大きく下回る。配当利回り4.16%は平均3.73%を上回り、配当性向67.8%と高水準だが、業績は横ばいで成長性は限定的。割安ではあるが、収益性の低さと成長鈍化が配当の持続性に影響する可能性がある。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 12.8倍 | 49.7倍 |
| PER (予想) | 10.4倍 | — |
| PBR | 0.67倍 | 1.13倍 |
| ROE | 5.4% | 6.3% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
足場レンタルと物流機器の両輪で安定した収益を誇るが、建設需要と物流投資の動向が業績を左右する。強気派は、2025年3月期に増収増益を達成し、物流倉庫の自動化投資が追い風になると見る。一方、弱気派は、2026年3月期の増収減益予想や、公共工事の減少、建設コストの上昇が懸念材料と指摘。また、株価は1年で5.4%の上昇に留まり、市場の期待が低いとも言えるが、低PBR0.64倍で配当利回り4.16%と、株主還元を評価する向きもある。投資論点は、建設需要の持続性と物流投資の拡大が、収益を伸ばし続けるかどうか。
- 増収基調の継続
2025年3月期は減収から増収に転じ、売上高が過去最高水準。
- 物流投資の拡大
EC市場の成長で物流倉庫の需要が高まり、ラックやパレット販売に寄与。
- 株主還元の厚さ
配当利回り4.16%と高く、PBR0.64倍で下値不安が少ない。
- 予想PER10.1倍と割安感決算発表後影響中
実績PER12.51倍に対し予想PER10.1倍。収益改善を見込めば評価は割安
- 配当利回り4.16%で下支え継続影響弱
配当利回り4.16%と高く、インカムゲイン狙いの買いが入りやすい
- PBR0.64倍と純資産割れ水準継続影響中
PBR0.6402倍。株価が1株純資産の約64%で、資産価値から見て割安
- 売上高626億円と増収基調通年影響弱
売上高は616億円→626億円と増加し、増収基調が続いている
- 減益計画の存在
2026年3月期は営業減益予想で、収益の伸びが鈍化。
- 建設需要の減速
公共工事の減少や建設コスト高で足場需要が伸び悩む。
- 競争の激化
レンタル市場は価格競争で、規模拡大しても利益率が低下。
- 純利益18億円と前期から2億円減通年影響中
2026年3月期の純利益は18億円と前期20億円から減少。増収なのに最終益は悪化
- ROE5.4%と低い資本効率継続影響中
ROE5.4%と資本収益性が低く、成長期待が持ちにくい
- 売上高の伸びは1.6%に留まる通年影響弱
売上高626億円は前期比約1.6%増。成長が鈍くバリュエーション拡大が難しい
- 外国株主比率2.84%と需給細り不定影響弱
外国株主比率2.84%と低く、機関投資家の売買参加が少ない
- 足場レンタル稼働率
- レンタル収益の柱で、設備稼働状況を示す。
- 物流機器売上高
- 成長分野で、EC関連需要の影響を受ける。
- 建設投資動向
- 足場需要を左右するマクロ指標。
- 営業利益率
- 市況変動下での収益性の変化を確認する。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり45円で、前期から+2.3%。いまの株価に対する利回りは4.00%。増配か配当維持が3年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 36 | — | 35.2 |
| 2018年3月 | 37 | 2.8 | 38.3 |
| 2019年3月 | 37 | 0.0 | 37.5 |
| 2020年3月 | 38 | 2.7 | 43.1 |
| 2021年3月 | 38 | 0.0 | 54.5 |
| 2022年3月 | 40 | 5.3 | 136.4 |
| 2023年3月 | 40 | 0.0 | 46.0 |
| 2024年3月 | 41 | 2.5 | 34.1 |
| 2025年3月 | 43 | 4.9 | 83.9 |
| 2026年3月 | 44 | 2.3 | 67.8 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥45
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ9,687人。区分でいちばん多いのは個人・その他で61.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が35.2%を占め、残る64.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 53.4 | 55.9 | 56.2 | 58.9 | 60.8 | 61.1 |
| 事業法人 | 26.5 | 26.4 | 26.0 | 25.0 | 25.2 | 25.1 |
| 金融機関 | 14.5 | 13.3 | 12.5 | 11.7 | 11.1 | 10.0 |
| 自己株式 | 5.8 | 5.7 | 5.5 | 5.4 | 5.3 | 5.1 |
| 外国法人 | 5.2 | 3.3 | 4.3 | 3.0 | 2.1 | 2.8 |
| 証券会社 | 0.3 | 1.2 | 0.9 | 1.3 | 0.7 | 0.9 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | アルメイト㈱ | 14.99 |
| 02 | アルインコ共栄会 | 6.54 |
| 03 | 日本マスタートラスト 信託銀行㈱(信託口) | 6.39 |
| 04 | アルインコ従業員持株会 | 3.63 |
| 05 | 井上雄策 | 2.98 |
| 06 | 井上敬策 | 2.73 |
| 07 | ㈱日本カストディ銀行(りそな銀行再信託分・㈱関西みらい銀行退職給付信託口) | 2.14 |
| 08 | 阪和興業㈱ | 1.50 |
| 09 | ㈲エスアイエム | 1.37 |
| 10 | 井上康子 | 1.26 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−4%、1株純資産は14期で+96%。直近期のROEは5.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 92 | 857 | 11.3 | 9.9 | 30.2 |
| 2014年3月 | 129 | 965 | 14.2 | 9.3 | 27.6 |
| 2015年3月 | 120 | 1,103 | 11.2 | 9.3 | 29.8 |
| 2016年3月 | 112 | 1,156 | 9.9 | 9.0 | 27.3 |
| 2017年3月 | 79 | 1,209 | 6.7 | 12.7 | 35.2 |
| 2018年3月 | 82 | 1,247 | 6.7 | 13.8 | 38.3 |
| 2019年3月 | 93 | 1,291 | 7.4 | 10.5 | 37.5 |
| 2020年3月 | 109 | 1,334 | 8.3 | 7.2 | 43.1 |
| 2021年3月 | 85 | 1,429 | 6.2 | 12.7 | 54.5 |
| 2022年3月 | 23 | 1,413 | 1.6 | 36.7 | 136.4 |
| 2023年3月 | 79 | 1,450 | 5.5 | 12.5 | 46.0 |
| 2024年3月 | 101 | 1,546 | 6.7 | 10.2 | 34.1 |
| 2025年3月 | 99 | 1,609 | 6.3 | 10.7 | 83.9 |
| 2026年3月 | 88 | 1,680 | 5.4 | 12.4 | 67.8 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
26名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は26名。2026/3期の役員報酬は総額267百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 井上雄策 | 代表取締役会長 | 82 | 628,903 |
| 小林宣夫 | 代表取締役社長 兼 社長執行役員 | 69 | 57,305 |
| 岡本昌敏 | 取締役 兼 専務執行役員 | 67 | 32,267 |
| 井上智晶 | 取締役 兼 専務執行役員 営業本部長 兼 生産本部担当 兼 技術開発本部担当 | 54 | 198,512 |
| 坂口豪志 | 取締役 兼 常務執行役員 営業本部副本部長 兼 海外レンタル事業部長 兼 経理本部担当 | 64 | 31,672 |
| 水野浩児 | 取締役 | 58 | 1,000 |
| 細川明子 | 取締役 | 62 | — |
| 吉井敏憲 | 取締役(常勤監査等委員) | 64 | 2,300 |
| 衣目成雄 | 取締役(監査等委員) | 46 | 300 |
| 野村新平 | 取締役(監査等委員) | 43 | — |
| 小嶋博隆 | 常務執行役員 安全統括部担当 | — | — |
| 西岡俊浩 | 常務執行役員 営業本部付[担当]住宅機器セグメント フィットネス事業部長 兼 業務部長 兼 物流本部担当 | — | — |
残りの役員14名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 山本和弘 | 常務執行役員 営業本部付[担当]建設機材セグメント、レンタルセグメント(仮設リース事業部) | — | — |
| 川上義広 | 常務執行役員 総務人事本部担当 | — | — |
| 小土井晃雅 | 上席執行役員 営業本部付[担当]住宅機器セグメント 住宅機器事業部長 | — | — |
| 鶴山伸治 | 上席執行役員 経理本部長 | — | — |
| 佐倉広太郎 | 上席執行役員 アルインコイーテック㈱ 代表取締役社長 | — | — |
| 神藤和行 | 上席執行役員 営業本部 建設機材事業部長 | — | — |
| 鶴留朋広 | 執行役員 営業本部付[担当]建設機材事業部 営業戦略室、仮設リース事業部 営業部 | — | — |
| 青山憲吾 | 執行役員 アルインコビルテクノ㈱ 代表取締役社長 | 59 | 5,891 |
| 勘木正博 | 執行役員 営業本部付[担当]レンタルセグメント(オクト事業部)オクト事業部長 兼 営業部長 | — | — |
| 吉岡寛子 | 執行役員 総務人事本部長 兼 法務部長 | — | — |
| 杉本龍司 | 執行役員 営業本部付[担当]電子機器セグメント 電子事業部長 | — | — |
| 安田浩一 | 執行役員 生産本部長 兼 技術開発本部長 兼 営業本部DX推進室長 | — | — |
| 竹田奈穂 | — | 47 | — |
| 楢﨑隆章 | — | 74 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 101 | 104 | 20 | 227 | 45 |
| 社外取締役 | 4 | 24 | — | — | 24 | 6 |
| 取締役(社内) | 1 | 16 | — | — | 16 | 16 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,509字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題925字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク3,304字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,800字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第56期(2025/03/21-2026/03/20)2026-06-17
- 半期報告書半期報告書-第56期(2025/03/21-2026/03/20)2025-11-04
- 有価証券報告書有価証券報告書-第55期(2024/03/21-2025/03/20)2025-06-17
- 半期報告書半期報告書-第55期(2024/03/21-2025/03/20)2024-10-31
- 四半期報告書四半期報告書-第55期第1四半期(2024/03/21-2024/06/20)2024-08-01
- 有価証券報告書有価証券報告書-第54期(2023/03/21-2024/03/20)2024-06-20
- 四半期報告書四半期報告書-第54期第3四半期(2023/09/21-2023/12/20)2024-02-02
- 四半期報告書四半期報告書-第54期第2四半期(2023/06/21-2023/09/20)2023-11-01
- 四半期報告書四半期報告書-第54期第1四半期(2023/03/21-2023/06/20)2023-08-03
- 有価証券報告書有価証券報告書-第53期(2022/03/21-2023/03/20)2023-06-20
- 四半期報告書四半期報告書-第53期第3四半期(2022/09/21-2022/12/20)2023-02-02
- 四半期報告書四半期報告書-第53期第2四半期(令和4年6月21日-令和4年9月20日)2022-11-02
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