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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

瑞光

ZUIKO CORPORATION6279 · Prime · 機械

生理用ナプキンや紙おむつ製造機械で世界をリード。衛生用品の自動生産ラインを一貫提供するエンジニアリング企業。

概要

瑞光は1963年に大阪で創業した衛生用品製造機械メーカーである。主力製品は生理用ナプキン製造機械と紙おむつ製造機械で、ユニ・チャーム、花王、プロクター・アンド・ギャンブルなどを顧客に持つ。連結売上高は211億円(2026年2月期)、従業員641名。大阪府茨木市に本社を置き、中国、アメリカ、ブラジル、タイ、インドネシア、インド、ドイツなどに生産・販売拠点を展開する。機械事業に加え、医療用被覆材や使用済み紙おむつリサイクル装置、スパンレース不織布など新規事業も手掛ける。

衛生用品製造機械で世界の主要メーカーと取引

瑞光の事業の核は、生理用ナプキンや紙おむつを高速で生産するラインの製造・販売である。製品は材料供給から成型、包装までを自動化するもので、顧客はユニ・チャーム、花王、プロクター・アンド・ギャンブルといった世界トップクラスの衛生用品メーカーである。2026年2月期の製品別売上高は、大人用紙おむつ製造機械が75億円、小児用紙おむつ製造機械が68億円、生理用ナプキン製造機械が32億円と、紙おむつ関連が全体の約7割を占める。部品販売も24億円と収益の柱である。同社は、日本国内だけでなく、中国や東南アジア、中南米など新興国市場にも積極的に販売しており、2026年2月期の受注高は222億円に達した。

世界7カ国に子会社を置くグローバル体制

瑞光は、日本国内の本社に加え、海外に7つの子会社を持つ。中国には瑞光(上海)電気設備有限公司があり、東アジア向けの製造・販売を担う。北米向けにはZUIKO INC.、中南米向けにはZUIKO INDUSTRIA DE MAQUINAS LTDA.(ブラジル)、欧州向けにはZUIKO EUROPE GMBH(ドイツ)とZUIKO DELTA S.R.L.(イタリア)を配置する。東南アジアではタイとインドネシア、南アジアではインドに子会社を設立し、地域密着型の販売・サービス体制を構築している。2024年にはイタリアのDELTA S.R.L.を子会社化し、欧州でのプレゼンスを強化した。これら海外子会社を通じて、機械の販売だけでなく、アフターサービスや部品供給も現地で行っている。

医療・リサイクル・素材へ広がる事業ポートフォリオ

瑞光は機械事業以外にも、医療・ヘルスケア、環境・リサイクル、素材の各分野に進出している。医療分野では子会社の瑞光メディカルが手術用被覆・保護材や創傷被覆材を製造し、2025年には中国に上海瑞光創科医療健康科技有限公司を設立した。環境分野では使用済み紙おむつリサイクル装置を開発・販売する。2026年にはユニチカからスパンレース不織布事業を譲り受け、子会社COTEXを通じて素材事業に本格参入した。また、防護服を手掛けるPROGA ZUIKO CORPORATIONへの出資、自動排泄処理装置の製造販売など、機械で培った技術を応用した新規事業を積極的に展開している。ただし、2026年2月期の新規事業売上高は5億円と、中計目標の10億円に届かなかった。

2026年2月期は営業黒字に転換、負ののれんで最終益拡大

瑞光の2026年2月期連結業績は、売上高211億円(前期比6.1%増)、営業利益1.6億円(前期は3億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益19.7億円(前期は7.7億円の損失)であった。営業損益は黒字転換したが、高付加価値製品の案件で納期長期化によるコスト増が響き、期初の営業利益予想10億円を大きく下回った。最終利益の拡大は、スパンレース不織布事業の譲受けに伴い負ののれん発生益19.2億円を計上したためである。財政面では、自己資本比率が69.1%と高く、有利子負債は社債の償還などにより減少した。第4次中期経営計画(2026~2028年)では、最終年度に売上高300億円、営業利益率8%以上を目標に掲げる。

業界の中での役割は衛生用品製造装置メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
212億円
営業利益
2億円
営業利益率
0.9%
純利益
20億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/2
事業売上構成比利益利益率
紙おむつ製造機械144億円67.9%
その他35億円16.5%
生理用ナプキン製造機械33億円15.6%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01衛生用品製造主力

生理用ナプキン製造機械および紙おむつ製造機械等の一般産業用機械・装置を製造・販売。グローバルにサービス拠点を持ち、高いシェアを有する。

業界随一の独自技術

主要顧客ユニ・チャーム、花王、プロクター・アンド・ギャンブル

主な製品・サービス2
生理用ナプキン製造機械世界シェア首位
ナプキンの材料供給から成型、包装までを自動化する生産ライン。
紙おむつ製造機械世界シェア上位
乳幼児用・大人用紙おむつの高速生産ライン。多様な製品に対応。

02医療・ヘルスケア準主力

医科向け手術用被覆・保護材、熱傷被覆・保護材、創傷被覆材等の製造販売。マスクや防護服も手掛ける。

主な製品・サービス2
手術用被覆・保護材
手術中に患者の皮膚を保護するための粘着性シート材。
創傷被覆材
傷口を保護し治癒を促進する医療用ドレッシング材。

03環境・リサイクル副次

使用済み紙おむつリサイクル装置の製造販売。廃棄物削減に貢献する新規分野。

主な製品・サービス1
使用済み紙おむつリサイクル装置
使用済み紙おむつをパルプ・プラスチック等に分離・リサイクルする装置。

04その他その他

コットン製品の製造販売、金属加工受託、自動排泄処理装置の製造販売、スパンレース不織布の製造販売等。

製品と技術

生理用ナプキン製造機械:高速・高精度の自動ライン

瑞光の生理用ナプキン製造機械は、材料の供給から成型、包装までを一貫して自動化する生産ラインである。1973年に高速機を開発して以来、改良を重ねてきた。特筆すべきは、1980年にアメリカのタンパックス社から6台の大型受注を獲得した実績で、これにより国際的な信頼を確立した。現在では、多様なナプキン形状や素材に対応可能で、生産速度と品質の両立が強みである。2026年2月期の生理用ナプキン製造機械の売上高は32億円と、全体の15%を占める。顧客のニーズに応じてカスタマイズが可能であり、設計から設備導入、立ち上げまでを一貫提供するターンキーソリューションも展開している。

紙おむつ製造機械:大人用・小児用の高速生産ライン

紙おむつ製造機械は瑞光の最大の製品カテゴリーであり、大人用と小児用の両方をカバーする。1984年に大人用パンツ型紙おむつ製造機械を開発し、以降、高付加価値製品として欧米市場で高いシェアを有する。2026年2月期の大人用紙おむつ製造機械の売上は75億円(前期比18%増)、小児用紙おむつ製造機械は68億円(同0.3%増)で、両者で連結売上の約7割を占める。同社の機械は高速生産が可能で、材料の変更や製品サイズの切り替えに柔軟に対応できる。近年は、新興国向けのローコスト機種と、欧米向けの高機能機種を両軸で展開している。

医療用被覆材と創傷ケア製品

子会社の瑞光メディカル(2006年設立)は、医科向け手術用被覆・保護材、熱傷被覆・保護材、創傷被覆材などを製造・販売している。これらの製品は、手術中に患者の皮膚を保護したり、傷口の治癒を促進するために使用される。また、マスクや防護服などの感染対策製品も手掛けており、2024年にはPROGA ZUIKO CORPORATIONに出資して防護服事業を強化した。医療分野は衛生機械に比べると規模は小さいが、成長分野として位置づけられており、2025年には中国に上海瑞光創科医療健康科技有限公司を設立し、アジア市場での販売拡大を狙う。

使用済み紙おむつリサイクル装置とスパンレース不織布

瑞光は環境・リサイクル分野として、使用済み紙おむつをパルプ・プラスチックなどに分離・リサイクルする装置を開発・販売している。これは廃棄物削減に貢献する新規事業である。また、2025年12月にユニチカから譲り受けたスパンレース不織布事業は、コットン製品の製造販売を行う子会社COTEXとともに、素材事業の柱と位置づけられている。スパンレース不織布は、衛生用品や医療用材料に使われる高機能素材であり、瑞光は機械技術と素材技術の融合を目指している。これらの新規事業は第4次中期経営計画で売上高80億円(2028年2月期)を目標とするが、2026年2月期実績は5億円にとどまっている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

機械のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 世界シェア首位生理用ナプキン製造機械世界シェア約5割衛生用品製造
  • 世界シェア上位紙おむつ製造機械世界トップクラス衛生用品製造
  • 衛生用品製造業界随一の独自技術

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

紙加工機械に強みを持つ小型機械メーカー、収益性改善途上

当社は紙加工機械など産業機械を手掛ける中小企業です。売上高は2024年2月期217億円から2025年2月期に200億円と減少しましたが、2026年2月期には212億円に回復、営業利益率もマイナスから0.94%へ改善しました。同業の三浦工業や前澤ホールディングスは大型機械・装置が中心ですが、当社はニッチ分野で一定のシェアを確保しています。技術力は高いものの、収益性は低く、業界内でのプレゼンスは限定的です。海外展開や新製品開発による成長が求められますが、機械業界全体の競争は激しく、価格競争も避けられません。

強み

  • 紙加工機械など特定領域で高い技術を持ち、差別化を図っている。
  • 2026年2月期に売上高が回復、収益の改善が見られる。
  • 特定分野の顧客との長期的な関係を構築し、安定した受注がある。
  • 小型機械でも高品質を維持し、信頼を得ている。

課題

  • 営業利益率が0.94%と低く、コスト構造の改善が急務。
  • ニッチ市場は成長余地が限定的で、新分野開拓が課題。
  • 海外低価格品との競争があり、価格対応力が弱い。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

専用機・建機・農機の時価総額近傍。太字が瑞光

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17525リックス312億円9.2倍
21964中外炉工業308億円6.1倍
33315日本コークス工業302億円
48070東京産業284億円10.3倍
57856萩原工業279億円19.5倍
66279瑞光265億円12.4倍
76445ジャノメ255億円42.3倍
85933アルインコ236億円12.8倍
96440JUKI217億円12.3倍
106358酒井重工業191億円10.4倍
114022ラサ工業158億円17.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(専用機・建機・農機)に従っています。

会社の歴史

沿革 35件

大阪の町工場から衛生機械メーカーへ1963〜1972年

瑞光の創業は1963年4月、瑞光鉄工株式会社として大阪市東淀川区で始まった。当初は一般産業用機械の製造を行っていたが、1972年に2つの重要な製品を相次いで開発する。9月には「新ターンナップおむつ製造機械」、10月には「パルプ粉砕機械」である。これにより、紙おむつ製造機械の分野に本格参入し、後の成長の基盤を築いた。創業から10年足らずで、衛生用品製造機械という専門性の高いニッチ市場に特化する方向性がこの時期に決まった。

海外初受注と高速機の開発で輸出拡大1973〜1984年

1973年1月、インドネシアからナプキン製造機械1台を受注し、これが輸出第1号となった。同年7月には高速ナプキン製造機械を開発し、生産効率の向上に貢献した。1980年にはアメリカのタンパックス社からナプキン製造機械6台を受注する大型案件を獲得。同年にはエラスチックおむつ製造機械、1984年には大人用パンツ型紙おむつ製造機械を開発し、製品ラインアップを拡充した。この一連の製品開発により、瑞光は日本のみならず世界的な衛生機械メーカーとして認知され始める。

社名変更と上場、本社移転を経て成長基盤を整備1986〜2003年

1986年6月、本社を摂津市に移転すると同時に商号を「株式会社瑞光」に変更。1989年10月には大阪証券取引所市場第二部(特別指定銘柄)に株式上場を果たす。1996年1月には同市場第二部銘柄に指定され、資金調達力を高めた。2003年3月には初の海外子会社として瑞光(上海)電気設備有限公司を中国上海市に設立し、海外生産拠点の第一歩を踏み出す。この時期、国内では鳥飼中工場(1994年)を新設するなど生産能力を増強し、本格的なグローバル展開の準備を整えた。

グローバル生産販売網の拡大2006〜2019年

2006年9月、子会社「瑞光メディカル」を設立し、医療分野に進出。2009年3月には米国子会社ZUIKO INC.を設立、その後ジョージア州に移転した。2012年から2019年にかけて、ブラジル、タイ、インドネシア、インド、ドイツに相次いで子会社を設立し、世界の主要地域に販売・サービス網を構築した。2017年には中国の上海工場に北工場を増設。この間、2013年9月にタイ子会社を設立し、2015年にZUIKO MACHINERY(THAILAND)に社名変更するなど、東南アジアでの体制を強化した。

新規事業とM&Aによる変革2021〜2026年

2021年6月、研究開発拠点として株式会社ZUIKO INNOVATION CENTERを設立。同年11月には本社を茨木市の彩都はなだに移転した。2022年4月の東証市場区分見直しに伴いスタンダード市場に移行したが、2023年5月にはプライム市場へ変更し、上場区分を引き上げた。2024年以降、M&Aを加速し、イタリアのDELTA S.R.L.を子会社化(2024年6月)、ユニチカからスパンレース不織布事業を譲受(2025年12月)、韓国にUZJ Co., Ltd.を設立(2026年1月)するなど、衛生機械以外の事業ポートフォリオ拡大を進めている。また、2024年10月にはPROGA ZUIKO CORPORATIONに出資し、防護服事業にも参入した。

年表35件を開く

1960年代

  • 1963年4月創業瑞光鉄工株式会社設立。(大阪市東淀川区小松南通)
  • 1969年8月本社工場を大阪市東淀川区瑞光2丁目に移転。

1970年代

  • 1972年9月新ターンナップおむつ製造機械を開発。
  • 1972年10月パルプ粉砕機械を開発。
  • 1973年1月インドネシアよりナプキン製造機械1台を受注。輸出第1号機。
  • 1973年7月高速ナプキン製造機械を開発。
  • 1978年4月第二工場を大阪市東淀川区瑞光2丁目に設置。

1980年代

  • 1980年1月エラスチックおむつ製造機械を開発。
  • 1980年12月アメリカ・タンパックス社よりナプキン製造機械6台を受注。
  • 1984年8月第三工場を大阪市東淀川区瑞光3丁目に設置。
  • 1984年10月大人用パンツ型紙おむつ製造機械を開発。
  • 1986年6月商号変更本社工場を大阪府摂津市南別府町に移転。(旧本社工場、第二工場及び第三工場を閉鎖)株式会社瑞光と商号変更。
  • 1989年10月上場大阪証券取引所市場第二部(特別指定銘柄)に株式上場。

1990年代

  • 1994年12月鳥飼中工場を大阪府摂津市鳥飼中2丁目に設置。
  • 1996年1月大阪証券取引所市場第二部銘柄に指定。(現 東京証券取引所スタンダード市場)

2000年代

  • 2003年3月海外子会社瑞光(上海)電気設備有限公司を中華人民共和国上海市嘉定区に設立。
  • 2006年9月子会社株式会社瑞光メディカル設立。(大阪府摂津市鳥飼上4丁目)
  • 2008年6月鶴野工場を大阪府摂津市鶴野3丁目に設置。
  • 2009年3月海外子会社ZUIKO INC.をアメリカ合衆国イリノイ州に設立。(現在は同国ジョージア州に移転)

2010年代

  • 2012年10月海外子会社ZUIKO INDUSTRIA DE MAQUINAS LTDA.をブラジル連邦共和国サンパウロ州に設立。
  • 2013年9月海外子会社ZUIKO ASIA(THAILAND)CO.,LTD.をタイ王国バンコク都に設立。(2015年7月にZUIKO MACHINERY(THAILAND)CO.,LTD.に社名を変更)
  • 2015年8月海外子会社PT.ZUIKO MACHINERY INDONESIAをインドネシア共和国西ジャワ州に設立。
  • 2017年7月海外子会社瑞光(上海)電気設備有限公司が北工場を中華人民共和国上海市嘉定区に設置。
  • 2019年1月海外子会社ZUIKO INDIA PRIVATE LIMITEDをインド共和国カルナタカ州に設立。
  • 2019年2月海外子会社ZUIKO EUROPE GMBHをドイツ連邦共和国デュッセルドルフ市に設立。

2020年代

  • 2021年6月子会社株式会社ZUIKO INNOVATION CENTERを大阪府摂津市南別府町に設立。(現在は大阪府茨木市彩都はなだ2丁目に移転)
  • 2021年11月本社工場を大阪府茨木市彩都はなだ2丁目に移転。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行。
  • 2023年5月東京証券取引所プライム市場へ市場変更。
  • 2024年1月子会社株式会社COTEXを岡山県倉敷市連島町に設立。
  • 2024年6月M&ADELTA S.R.L.の持分を取得し子会社化。(2024年12月にZUIKO DELTA S.R.L.に社名を変更)
  • 2024年10月PROGA ZUIKO CORPORATIONに出資し関連会社化。
  • 2025年8月海外子会社(孫会社)上海瑞光創科医療健康科技有限公司を中華人民共和国上海市自由貿易試験区臨港新片区に設立。
  • 2025年12月ユニチカ株式会社よりスパンレース不織布事業を譲受。
  • 2026年1月海外子会社UZJ Co., Ltd. を大韓民国江原特別自治道春川市に設立。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2028年2月期まで300億円
  • 新規事業の売上高2028年2月期まで80億円
  • 営業利益率2028年2月期まで8.0%
  • 連結配当性向第4次中期経営計画期間中まで35%前後

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    部品・サービス事業の拡充と収益安定化

    衛生用品製造機械の改造案件や部品販売、ターンキーソリューションの提供を強化し、機械本体以外の収益機会を拡大。サービス領域の強化により収益基盤を固め、収益の安定化とボラティリティの低減を図る。

  2. 02

    新興国市場の開拓(ブルーオーシャン戦略)

    アジア、アフリカ、中南米の新興国で生理用品や紙おむつ需要の増加を見込み、営業部内にブルーオーシャン推進グループを設置。マーケット調査と顧客開拓に着手し、競争の少ない市場での事業拡大を狙う。

  3. 03

    コスト競争力の向上と生産効率化

    グループ内生産拠点の連携強化、モジュール設計による短納期化、Value Engineeringの推進でコスト競争力を高める。プロジェクト管理体制の強化によりコスト・納期管理の精度を向上する。

  4. 04

    新規事業の加速とポートフォリオ拡充

    衛生用品製造技術を活かし、スパンレース不織布事業、防護服、自動排泄処理装置、使用済み紙おむつリサイクル機械などを展開。研究開発や設備投資、M&Aも活用し、第2・第3の収益柱を確立する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で641人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は624万円で、9期前と比べて+14.8%平均年齢は41.1歳、平均勤続年数は10.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月625
2018年2月617
2019年2月652
2020年2月54437.19.3674
2021年2月54537.39.7650
2022年2月58338.210.0639
2023年2月59139.110.1617
2024年2月61939.610.8583
2025年2月61138.510.9597−50
2026年2月62441.110.864131

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年2月期・提出会社(単体)
女性管理職比率7.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率83.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)76.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社13(国内 8 / 海外 5、うち連結子会社 13) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社工場 — 大阪府茨木市8,412百万円
垂井工場 — 岐阜県不破郡2,448百万円
本社工場 — 中華人民共和国上海市2,208百万円
鶴野工場 — 大阪府摂津市1,362百万円
鳥飼中工場 — 大阪府摂津市1,185百万円
本社工場 — イタリア共和国ロンバルディア州794百万円
鳥飼上工場 — 大阪府摂津市276百万円
本社 — インドネシア共和国西ジャワ州263百万円
本社工場 — 岡山県倉敷市261百万円
本社 — 大阪府茨木市179百万円
ほか7件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    瑞光(上海)電気設備 有限公司(注)1.3
    中華人民共和国 上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社瑞光メディカル
    大阪府摂津市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ZUIKO INC.
    アメリカ合衆国 ジョージア州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ZUIKO INDUSTRIA DE MAQUINAS LTDA. (注)1
    ブラジル連邦共和国 サンパウロ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ZUIKO MACHINERY (THAILAND)CO.,LTD. (注)1.2
    タイ王国 バンコク都 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    PT.ZUIKO MACHINERY INDONESIA (注)1.2
    インドネシア共和国 西ジャワ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ZUIKO INDIA PRIVATE LIMITED (注)2
    インド共和国 カルナタカ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ZUIKO EUROPE GMBH
    ドイツ連邦共和国 デュッセルドルフ市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ZUIKO INNOVATION CENTER
    大阪府茨木市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社COTEX
    岡山県倉敷市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ZUIKO DELTA S.R.L.
    イタリア共和国 ロンバルディア州 · 連結子会社
    議決権90.0%
  • 国内
    上海瑞光創科医療健康科技有限公司(注)2
    中華人民共和国 上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社1社を開く
  • UZJ Co., Ltd.大韓民国 江原特別自治道春川市70%
国際子会社 (GLEIF登録 1社)
  • ITZUIKO DELTA S.R.L.

国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は212億円営業利益2億円前期と比べると増収で、売上が+6.0%。

売上高
+6.0%
212億円
営業利益
2億円
純利益
20億円
営業利益率
0.9%
前期比 +2.4%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高270億円212億円
営業利益18億円2億円
純利益13億円20億円
1株あたり配当¥20¥20

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は42億円、営業利益は−2億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+7.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q40−4−10.0−2
2024年2Q60610.04
2024年3Q69913.08
2024年4Q484
2025年1Q39−1−2.6−8
2025年2Q45−1−2.21
2025年4Q116−1−0.9−1
2026年2Q10543.83
2026年4Q107−2−1.917
2027年1Q42−2−4.8−2

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は221億円から212億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は0.9%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
海外子会社ZUIKO ASIA(THAILAND)CO.,LTD.をタイ王国バンコク都に設立。(2015年7月にZUIKO MACHINERY(THAILAND)CO.,LTD.に社名を変更)
2013年2月2213423
2014年2月2884027
海外子会社PT.ZUIKO MACHINERY INDONESIAをインドネシア共和国西ジャワ州に設立。
2015年2月2772718
2016年2月3363725
2017年2月2732211
2018年2月22187
海外子会社ZUIKO INDIA PRIVATE LIMITEDをインド共和国カルナタカ州に設立。
2019年2月2642316
2020年2月2762418
子会社株式会社ZUIKO INNOVATION CENTERを大阪府摂津市南別府町に設立。(現在は大阪府茨木市彩都はなだ2丁目に移転)
2021年2月2312116
2022年2月2362417
2023年2月2652227
DELTA S.R.L.の持分を取得し子会社化。(2024年12月にZUIKO DELTA S.R.L.に社名を変更)
2024年2月2171414
海外子会社(孫会社)上海瑞光創科医療健康科技有限公司を中華人民共和国上海市自由貿易試験区臨港新片区に設立。
2025年2月200−3−1−1.5−8
海外子会社UZJ Co., Ltd. を大韓民国江原特別自治道春川市に設立。
2026年2月212240.920

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高212億円のうち、営業利益として残るのは2億円0.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は20億円、売上の9.4%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金84.9%180億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金14.2%30億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.9%2億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
15.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比7.7pt
0.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+2.5pt
9.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.1pt
5.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年2月期は営業CFが11億円、投資CFが3億円で、差し引きのフリーCFは14億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は94億円で、売上の5.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年2月228−33071
2014年2月−2−2−6−470
2015年2月−15−5−6−2048
2016年2月31−8−42364
2017年2月58−25−73389
2018年2月57−41298
2019年2月5−26−4−2170
2020年2月32−3−42994
2021年2月18−10047−8258
2022年2月23−1425994
2023年2月4−14−8−1079
2024年2月−311−11879
2025年2月1111−82297
2026年2月113−171494

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は524億円。このうち返さなくてよい自己資本が363億円で、自己資本比率は69.1%(業種中央値65.3%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月28416511958.0
2014年2月33219713559.5
2015年2月34722012763.3
2016年2月38423415061.0
2017年2月3312369571.2
2018年2月35424211268.2
2019年2月38524913664.4
2020年2月3492618874.4
2021年2月42327514864.7
2022年2月50230120159.6
2023年2月49633116566.5
2024年2月49334814570.4
2025年2月52434318165.3
2026年2月52436316169.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳
現金及び預金
134億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
283億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
1億円
在庫として抱えている分
負債合計
161億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
62
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率2 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

機械 209社との比較

同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率209社中78位あたり、逆に低いのは営業利益率209社中190位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.6%/中央値 7.7%
P25 4.7%P75 11.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
0.9%/中央値 8.6%
P25 4.8%P75 12.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
69.1%/中央値 65.3%
P25 51.4%P75 75.3%
売上成長率前期からの売上の伸び
6.0%/中央値 3.9%
P25 -1.7%P75 9.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.2%/中央値 2.9%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥920で、1年前と比べて-6.6%過去52週の値幅のなかでは37%の位置にある。

¥920-1.1%1ヶ月+2.6%1年-6.6%時価総額265億円
過去52週の値幅
安値¥849高値¥1,039

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)12.4倍
PER (会社予想)19.0倍
PBR0.67倍
配当利回り2.17%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価929円は25日線(909.08円)を約2.2%上回る。直近1カ月で+3.8%と上昇。52週高値1039円に対し約10.6%低い位置。75日線(896.45円)を上回って推移しており、短期的な上昇基調。200日線(939.25円)はやや下回る。RSIは63.33で中立よりやや強い。出来高は7月29日に30,900株と増加した後、8月7日は20,500株。買いが継続しており、25日線を支持線に上値を試す展開。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PERは12.46倍と業界平均24.48倍を大きく下回り、PBRも0.67倍と1倍を割り込んでおり割安感がある。一方、予想PERは19.2倍と実績比で上昇見込みで、ROEは5.6%と低く効率性に課題。配当利回りは2.15%で業界平均2.68%を下回るものの、配当性向5.7%と低く増配余地はある。直近では2025/2期に営業赤字を計上するなど業績変動が大きく、割安だが業績回復が確認できるまでは株価の再評価は限定的と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)12.4倍22.7倍
PER (予想)19.0倍
PBR0.67倍1.50倍
ROE5.6%7.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

紙おむつ需要の構造変化が投資論点。強気派は、新興国の所得向上による紙おむつ普及で海外需要が拡大し、同社の高い技術力が引き続き評価されると見る。海外シフトが進めば成長期待が持てる。弱気派は、国内の少子化で需要が縮小する中、直近の売上高・利益が減少しており、海外競合との競争激化や設備投資サイクルの谷を懸念する。業績は受注と為替の影響を受けやすく、回復の程度が焦点。

プラスに働く材料7
  • 海外市場の成長

    新興国の紙おむつ普及で設備需要が拡大余地。

  • 高い技術力

    高速・高品質の装置で世界シェア上位。

  • アフター収入

    部品・サービス収益が安定収入の柱。

  • 26/2期純利益20億円、黒字転換決算発表後影響

    前期-8億円から20億円、最終損益は28億円改善

  • 営業損益2億円と黒字化通年影響

    2025/2期-3億円から2026/2期2億円へ転換

  • PBR0.67倍と1倍割れ継続影響

    純資産約398億円に対し時価総額268億円、株価は67%

  • 売上高212億円、前期比6%増通年影響

    売上高200億円→212億円、回復基調

マイナスに働く材料7
  • 国内需要の縮小

    少子化で国内市場が構造的に縮小。

  • 業績の悪化

    直近2期は減収で赤字を計上。

  • 競争の激化

    海外メーカーが台頭し価格競争が激化。

  • 予想PER19.2倍、今期12.46倍から悪化決算発表後影響

    予想純利益約14億円(268億÷19.2倍)、今期20億円から3割減

  • 営業利益率0.94%と極めて低い通年影響

    営業利益2億円÷売上高212億円、営業利益率0.94%

  • 売上高212億円は2年前を下回る通年影響

    2024/2期217億円、2026/2期212億円と未達

  • ROE5.6%と資本効率低い継続影響

    ROE5.6%と低く、資本コストを下回る懸念

次の決算で確かめる点
受注高
設備需要の動向と受注循環を把握するため。
海外売上比率
海外シフトの進展を測る重要な指標。
円高進行
輸出競争力と採算に影響するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり20で、前期から+20.0%いまの株価に対する利回りは2.17%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥20
1株あたり
配当利回り
2.17%
いまの株価に対して
配当性向
5.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年2月1652.2
2018年2月10−38.588.5
2019年2月1325.024.2
2020年2月1410.025.2
2021年2月9−36.439.8
2022年2月1685.125.2
2023年2月2555.682.2
2024年2月20−20.675.4
2025年2月10−50.015.6
2026年2月1220.05.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥20

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ13,173人。区分でいちばん多いのは外国法人37.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が33.9%を占め、残る66.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
外国法人41.140.839.437.637.837.8
個人・その他26.927.330.027.924.727.8
事業法人26.726.726.625.925.925.8
自己株式8.88.78.58.38.18.1
金融機関4.84.63.57.810.78.1
証券会社0.40.50.60.80.90.5
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01THE SFP VALUE REALIZATION MASTER FUND LIMITED (常任代理人)立花証券株式会社24.97
02株式会社みちかけ10.42
03JP MORGAN CHASE BANK (常任代理人)株式会社みずほ銀行決済営業部6.96
04和田 明男5.31
05日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)5.27
06ユニ・チャーム株式会社3.40
07BNYM AS AGT/CLTS 10 PERCENT (常任代理人)株式会社三菱UFJ銀行2.94
08RBC IST 15 PCT LENDING ACCOUNT-CLIENT ACCOUNT (常任代理人)シティバンク、エヌ・エイ東京支店2.25
09白十字株式会社2.14
10株式会社和田ホールディングス2.08

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−79%、1株純資産は14期で−46%。直近期のROEは5.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年2月3532,51115.211.335.7
2014年2月4163,00415.112.740.0
2015年2月2773,3458.716.357.6
2016年2月3833,56311.110.325.1
2017年2月438964.824.552.2
2018年2月259192.833.888.5
2019年2月639436.79.924.2
2020年2月679906.915.725.2
2021年2月621,0426.117.739.8
2022年2月661,1396.111.825.2
2023年2月1011,2538.59.582.2
2024年2月521,3144.133.775.4
2025年2月−291,293−2.315.6
2026年2月751,3695.613.25.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

6名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は6名。2026/2期の役員報酬は総額135百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
梅林豊志代表取締役社長 CEO6262,900
徐毅常務取締役524,400
奥野文彦取締役643,300
竹内隆夫取締役(監査等委員)75
石原美保取締役(監査等委員)57
坂本淳取締役(監査等委員)61

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)465261410526
社外取締役430308

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,115字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社の企業集団は、当社、子会社13社及び関連会社1社で構成されております。 当社グループは、生理用ナプキン製造機械及び紙おむつ製造機械等の一般産業用機械・装置製造業及びその他の事業となります。その他の事業の全セグメントに占める割合が僅少であり、開示情報としての重要性が乏しいため、セグメント情報の記載を省略しております。 当社及び主な関係会社の位置付けは次のとおりです。 1.生理用ナプキン製造機械及び紙おむつ製造機械等の一般産業用機械・装置製造業 ①製造、販売及びサービス   主な販売エリア 株式会社瑞光・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   国内及び海外全域 瑞光(上海)電気設備有限公司・・・・・・・・・・・・・・・・・   東アジア(主に中国) ZUIKO INDUSTRIA DE MAQUINAS LTDA. ・・・・・・・・・・・・・・   中南米 ZUIKO DELTA S.R.L.・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   欧州 ②販売及びサービス ZUIKO INC.・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   北米 ZUIKO MACHINERY(THAILAND)CO.,LTD.・・・・・・・・・・・・・・   東南アジア(主にタイ) PT.ZUIKO MACHINERY INDONESIA・・・・・・・・・・・・・・・・・   東南アジア(主にインドネシア) ZUIKO INDIA PRIVATE LIMITED ・・・・・・・・・・・・・・・・・   南アジア(主にインド) ZUIKO EUROPE GMBH ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   欧州 2.その他事業 ①医科向け手術用被覆・保護材及び熱傷被覆・保護材の製造、マスク製造販売 株式会社瑞光メディカル ②医療用創傷被覆材等の医療用品、衛生用品等の販売 上海瑞光創科医療健康科技有限公司 ③衛生用品、医療機器、医療用中間材料製造機械及び産業廃棄物リサイクル設備等の高度な研究開発並びに技術支援 株式会社ZUIKO INNOVATION CENTER ④コットン製品の製造及び販売 株式会社COTEX ⑤防護服等の個人用防護具の製造及び販売 PROGA ZUIKO CORPORATION ⑥金属加工受託 株式会社瑞光 ⑦使用済み紙おむつリサイクル装置の製造及び販売 株式会社瑞光 ⑧自動排泄処理装置の製造及び販売 株式会社瑞光  UZJ CO.,Ltd ⑨スパンレース不織布の製造及び販売  株式会社瑞光  株式会社COTEX 事業の系統図は次のとおりです。
経営方針・対処すべき課題2,450字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは『Make the Impossible Possible』をコーポレートメッセージとして掲げ、「ものづくりのグローバルメーカーとして新しい価値を創造し、ヘルスケア産業の発展と人々の健康・福祉に貢献する」ことをMISSIONとしております。 (2)経営環境 当社グループの主力製品である衛生用品製造機械の需要は、最終製品である紙おむつや生理用ナプキン等の消費動向に影響を受けます。これらの衛生用品の市場は、成長が期待される地域も存在するものの、グローバル全体では緩やかな成長に留まると見込まれます。また、当社グループにとって主要な市場であった日本においては、少子化の加速や人口減少を背景に、大きな需要増加が見込みにくい環境にあります。同じく主要市場である中国においては、少子化の加速に加えて、景況感の回復に時間を要すると見込んでおります。このような状況のなか、当社グループでは新興国を中心に海外顧客を積極的に開拓しておりますが、競合企業の技術力の向上も見られ、競争環境は厳しさを増しております。 (3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 このような経営環境のもと、当社グループでは「第4次中期経営計画」(2026年2月期~2028年2月期)を策定し、衛生用品製造機械の販売台数が必ずしも増加しないとの前提に立ったうえで、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を実現するための事業構造の変革に取り組んでおります。 当連結会計年度においては、その初年度として、部品・サービス領域の強化やグローバルでの販売体制の強化に取り組むとともに、事業ポートフォリオの拡充に向けて、ユニチカ株式会社からスパンレース不織布事業を譲り受け、材料分野への展開を開始いたしました。また、防護服、自動排泄処理装置、使用済み紙おむつリサイクル機械などの新規事業についても開発・展開を進めております。 さらに、従来の機械販売に加え、設計から設備導入、立ち上げまでを一貫して提供するターンキーソリューションの提供を開始するとともに、部品・サービス事業の拡充を通じて、収益の安定化に向けた取り組みを進めております。加えて、これらの戦略を迅速に実行するための組織体制の見直しや機能強化にも取り組んでおります。 A)衛生用品製造機械事業の競争力再生 ① 改造・部品業務、付随業務に注力し、業務付加価値を高める 衛生用品製造機械の高付加価値化による機械本体(以下、本機)の販売は最重要でありますが、改造案件や部品・ユニット販売などの拡充により、本機以外での収益機会の拡大を図ってまいります。さらに、設計から設備導入、立ち上げまでを一貫して提供するターンキーソリューションの提供や、サービス領域の強化を通じて、付加価値の向上と収益基盤の強化を進め、収益の安定化及びボラティリティの低減を図ってまいります。 ② ブルーオーシャン戦略の展開 アジア、アフリカ、中南米地域の新興国では、今後所得の増加に比例して生理用品やベビー用紙おむつの需要は増加しますので、当社でも営業部内にブルーオーシャン推進グループを設置し、マーケット調査、開拓に着手しております。 ③ コスト競争力の向上 グループ内の生産拠点の連携強化、モジュール設計の推進による製品の短納期化、Value Engineering等により、コスト競争力の向上と収益性の改善を図ってまいります。また、プロジェクト管理体制の強化により、コスト管理及び納期管理の精度向上にも取り組んでまいります。 B)新規事業の加速による事業ポートフォリオ拡充 ① 新しい素材・製品開発への展開 当社の衛生用品製造装置分野で培った技術と素材を融合し、複合資材を開発し、生活資材用品等、素材から最終製品までを視野に入れた提案につなげていきます。 ② 事業性の見極めを徹底し、選択と集中による収益性の確保 スパンレース不織布事業をはじめ、防護服、自動排泄処理装置、使用済み紙おむつリサイクル機械等の展開を進めるとともに、研究開発や設備投資に加え、M&Aも活用しながら事業領域の拡大を図り、第2・第3の収益の柱の確立を図ってまいります。 C)財務面では、M&A等の成長投資資金を確保する観点から、必要に応じて有利子負債を積極的に活用してまいります。また、株主還元については、本中計期間中は連結配当性向35%前後を目標に配当を実施いたしたいと考えており、必要に応じ、適宜自己株式の取得も検討してまいります。 「第4次中期経営計画」では『SPEED&CHALLENGE』をテーマにこれらの課題に取り組み、最終年度(2028年2月期)の目標である売上300億円、内新規事業の売上高80億円、営業利益率8%以上の達成を目指してまいります。 (4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 第4次中期経営計画(2026年2月期~2028年2月期)の経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標として売上高、新規事業の売上高、営業利益率を指標としております。 なお、第4次中期経営計画の初年度である2026年2月期の達成状況は以下の通りです。 指標   2026年2月期 中計計画目標   実績 売上高   220億円   211億円 新規事業の売上高   10億円   5億円 営業利益率   4.5%   0.8% (参考) 第4次中期経営計画(2026年2月期~2028年2月期)における経営目標は以下の通りです。 指標   2028年2月期 目標 売上高   300億円 新規事業の売上高   80億円 営業利益率   8.0%
事業等のリスク1,744字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生の可能性があるすべてのリスクを網羅するものではありません。 1.当社グループのリスクマネジメント体制 当社グループのリスクマネジメントは、リスク及び機会を踏まえた適切な意思決定を促し、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目的として取り組んでいます。代表取締役社長を委員長とするリスクマネジメント委員会は、当社グループの事業継続に重大な影響を及ぼす可能性のあるリスクを中心に、重要度を踏まえた検討を行い、必要な対応について協議すること、各部門において顕出されるリスクに関する情報共有の場として機能させ、部門横断的な観点からの整理および検討を行うこと、当社グループにおけるリスクヘッジに関する取組みについて、継続的に運用可能な枠組みの整備を図ることを目的としています。 当社グループは、事業環境や経営課題の変化を踏まえ、リスクマネジメントの適切な運用に努めてまいります。 2.主要なリスク項目 ⑴ 衛生用品製造機械事業の市場動向について 衛生用品市場の需要減少、衛生用品メーカーにおける設備投資の抑制等により、紙おむつ製造機械等の衛生用品製造機械の大きな需要増加が見込みにくい環境にあります。これに対し、当社グループは、グローバル市場の流動的なニーズを的確に捉えながら、顧客企業の需要に合致した新コンセプト機の開発、製品や素材の提案を通じた受注拡大、既存の技術や事業領域と関連のある事業に取り組み、衛生用品製造機械以外の収益の確保および新たな成長領域を獲得するための取り組みを行っております。 ⑵ 為替変動リスクについて 当社グループでは、海外顧客への販売や海外からの部品調達による外貨支払いによる為替変動リスクが一定程度発生します。これに対し、為替予約等を活用することで当該リスクの緩和・平準化を図っております。 ⑶ 自然災害、テロ等の災害リスクについて 大規模地震等の自然災害や火災・事故等の発生、テロ等の人為的災害、感染症等が発生した場合について、従業員の安全確保や事業の早期復旧のため、緊急連絡網の整備や非常時を想定した定期的な避難訓練等の基本的な対策を実施しております。また、太陽光発電、蓄電池の導入を行い、長時間の停電にも対応可能な非常電源を確保しております。 その他、データの保護や迅速な復旧のため、社内データの管理システム及び社外にデータのバックアップを補完するセンターを整備しております。 ⑷ 海外展開、子会社管理にかかるリスクについて 当社グループは、海外取引を含む複数国にまたがる積極的な事業活動を展開しており、各国において、通商、独占禁止、環境・リサイクル関連の法的規制を受ける他、予期し得ない法律・規制の変更、政治・経済の混乱等のリスクが内在しており、これらの規制違反や当該リスクが発生した場合は、当社グループの事業活動に影響を及ぼす可能性があります。これに対し、各国において当該国のカントリーリスクを慎重に検討し、定期的に事業上のリスクにおける重要事項を当社に報告する仕組みを設けております。また、内部監査部門による定期的な往査により、海外子会社のコンプライアンス、リスク管理その他の管理状況を確認し、問題点を適宜指摘することで是正を促しております。 ⑸ 情報セキュリティリスクについて 当社グループは、事業活動の中で顧客情報・個人情報等や営業上・技術上の機密情報を保有します。そのため、万が一、情報漏えい等の事故が発生した場合には、情報管理に関する法的責任を問われる可能性や当社グループの評判・信用、事業活動に影響を及ぼす可能性があります。これに対し、当社グループでは、各種情報の取扱い、機密保持には細心の注意を払っており、不正なアクセス、改ざん、破壊等から保護するため、管理体制及び取扱規則を定め、合理的な技術的対策を実施するなど、適切な安全措置を講じております。
経営成績の分析 (MD&A)7,159字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 なお、前連結会計年度において企業統合に係る暫定的な会計処理を行っておりましたが、当連結会計年度に確定したため、前連結会計年度との比較・分析にあたっては、暫定的な会計処理の確定による見直し後の金額を用いております。 ① 財政状態及び経営成績の状況 a.経営成績 当社グループでは、国内外の衛生用品メーカーを中心に衛生用品製造機械等の提案活動を積極展開するとともに、受注済みの機械製造案件や改造案件の早期完成・引渡し、部品販売の促進に努めることで、売上拡大を図っております。 この結果、当連結会計年度の業績は、売上高21,170百万円(前期比6.1%増)、営業利益は162百万円(前期は営業損失300百万円)、経常利益は350百万円(前期は経常損失142百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,972百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失778百万円)となりました。 なお、2026年2月19日に公表いたしました「特別利益(負ののれん発生益)の計上及び2026年2月期連結業績予想の修正に関するお知らせ」で、負ののれん発生益2,760百万円程度と公表させていただいておりますが、負ののれん発生益に対する税効果の会計処理により負ののれん発生益と法人税等調整額が同額増減することで、スパンレース不織布事業の譲り受けに伴う負ののれん発生益1,925百万円になりました。 売上面においては、日本及び中国が前年対比で増加したことに加え、ZUIKO DELTA S.R.L.(イタリア)を情報拠点とした欧州への販売も順調に推移しました。主な製品別売上高では、大人用紙おむつ製造機械7,518百万円(前期比18.0%増)、小児用紙おむつ製造機械6,891百万円(同0.3%増)、生理用ナプキン製造機械3,286百万円(同5.7%増)、部品2,445百万円(同13.0%減)、その他1,028百万円(同29.9%増)となりました。 利益面においては、売上増加や原価率低減により黒字転換しましたが、高付加価値機能を伴う新製品の案件について、当初の想定納期より長期化することにより材料費や人件費等などのコストが増加していること等により、期初業績予想の営業利益1,000百万円から大きく減少しました。 受注環境におきましては、新興国向けの小児用紙おむつ製造機械や生理用ナプキン製造機械の受注活動とともに、当社の強みである欧米向けの付加価値の高い大人用おむつ製造機械の受注活動に取り組む一方で、新規事業の受注活動も積極的に行っております。これらの結果、当連結会計年度中の受注高は22,246百万円(前期比2.2%増)、当連結会計年度末の受注残高15,848百万円(同7.3%増)となりました。詳細については、P.18「② 生産、受注及び販売の実績 b.受注実績」をご参照下さい。 当社グループでは、生理用ナプキン製造機械及び紙おむつ製造機械等の一般産業用機械・装置製造の事業が太宗を占めており、「その他の事業」の割合が僅少で開示情報として重要性が乏しいため、セグメント情報の記載を省略しております。なお、2026年1月1日より事業譲受しましたスパンレース事業の売上518百万円(約2か月分)は「その他の事業」セグメントに含めておりますが、2026年度からは別個のセグメントとしてお示しします。 b.財政状態 (資産合計) 当連結会計年度末の財政状態は、資産合計が52,440百万円と前連結会計年度末に比べ23百万円増加しました。現金及び預金は、スパンレース事業譲受資金やPROGA ZUIKO出資金に伴う支出、また社債期日返済額と銀行新規借入額の差額1,000百万円を手元資金で賄ったことを主因として、1,921百万円の減少となりました。 また、スパンレース事業に要する運転資金(売掛金、棚卸資産)が増加する一方で、契約資産(工事進行基準売上の売掛金に該当)が大きく減少した結果、流動資産は2,760百万円の減少となりました。 固定資産についても、スパンレース事業譲受における垂井事業所の固定資産の増加とPROGA ZUIKO出資金が主因となり2,783百万円の増加となりました。 (負債合計) 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ1,999百万円減少し16,116百万円となりました。支払手形及び買掛金や契約負債が減少したことに加え、社債期日償還資金5,000百万円の借換を4,000百万円の新規借入に留めたことが主因であります。 (純資産合計) 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ2,023百万円増加し36,324百万円となりました。スパンレース事業の特別利益を主因として利益剰余金が1,681百万円増加いたしました。 この結果、自己資本比率は69.1%(前期は65.3%)となりました。 c.キャッシュ・フロー 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、9,400百万円となり、前連結会計年度末に比べ332百万円減少しております。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動の結果獲得した資金は1,132百万円(前期比3.7%増)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益2,051百万円に加え、売上債権の減少1,172百万円、棚卸資産の減少249百万円及び減価償却費の計上884百万円の一方、負ののれん発生益1,925百万円、仕入債務の減少1,037百万円、契約負債の減少660百万円によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動の結果獲得した資金は265百万円(前期比76.6%減)となりました。これは主に、定期預金の減少1,629百万円及び補助金による収入1,770百万円の一方、事業譲受による支出2,150百万円、投資有価証券の取得による支出596百万円及び有形固定資産の取得による支出368百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は1,710百万円(前期比121.1%増)となりました。これは主に、長期借入れによる収入4,000百万円の一方、社債の償還による支出5,000百万円、長期借入金の返済による支出367百万円及び配当金の支払額291百万円によるものであります。 ② 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社グループは、生理用ナプキン製造機械及び紙おむつ製造機械等の一般産業用機械・装置製造業及びその他の事業でありますが、その他の事業の全セグメントに占める割合が僅少であり、開示情報としての重要性が乏しいため、当連結会計年度の生産実績を製品別に記載しております。 製品別   当連結会計年度 (自 2025年2月21日 至 2026年2月20日) 金額(千円)   前年同期比(%) 生理用ナプキン製造機械   3,286,423   105.7 小児用紙おむつ製造機械   6,891,181   100.3 大人用紙おむつ製造機械   7,518,258   118.0 その他機械   135,338   33.9 部品   2,445,465   87.0 その他   893,584   227.2 計   21,170,251   106.1 (注)1.金額は、販売価格で表示しております。 2.部品には仕入部品を含んでおります。 3.金額は、外注による生産実績を含んでおります。 b.受注実績 当社グループは、生理用ナプキン製造機械及び紙おむつ製造機械等の一般産業用機械・装置製造業及びその他の事業でありますが、その他の事業の全セグメントに占める割合が僅少であり、開示情報としての重要性が乏しいため、当連結会計年度の受注実績を製品別に記載しております。 製品別   当連結会計年度 (自 2025年2月21日 至 2026年2月20日) 受注高 (千円)   前年同期比 (%)   受注残高 (千円)   前年同期比 (%) 生理用ナプキン製造機械   3,055,296 (2,875,828)   85.7 (83.5)   1,629,742 (1,511,730)   87.6 (85.1) 小児用紙おむつ製造機械   6,329,581 (5,498,409)   68.7 (64.7)   6,996,092 (6,583,372)   92.6 (92.4) 大人用紙おむつ製造機械   7,441,226 (3,988,660)   121.4 (129.4)   5,183,600 (3,089,054)   98.5 (96.2) その他機械   2,081,224 (1,863,818)   - (-)   2,038,836 (1,886,855)   - (-) 部品   2,445,465 (2,027,839)   87.0 (83.5)   - (-)   - (-) その他   893,584   227.2   -   - 計   22,246,378 (16,254,557)   102.2 (95.5)   15,848,272 (13,071,013)   107.3 (107.4) (注)1.括弧内の数字(内書)は海外受注高及び受注残高であり、受注高に対する海外受注高の割合は、当連結会計年度73.0%であります。 2.受注後、値引等のあったものは、受注高で調整しております。 3.金額は販売価格によっております。 4.その他機械の受注残高の前年同期比については、1,000%を超えるため記載しておりません。 c.販売実績 当社グループは、生理用ナプキン製造機械及び紙おむつ製造機械等の一般産業用機械・装置製造業及びその他の事業でありますが、その他の事業の全セグメントに占める割合が僅少であり、開示情報としての重要性が乏しいため、当連結会計年度の販売実績を製品別に記載しております。 製品別   当連結会計年度 (自 2025年2月21日 至 2026年2月20日) 金額(千円)   構成比(%)   前年同期比(%) 生理用ナプキン製造機械   3,286,423 (3,139,914)   15.5 (14.8)   105.7 (105.6) 小児用紙おむつ製造機械   6,891,181 (6,042,464)   32.6 (28.5)   100.3 (95.7) 大人用紙おむつ製造機械   7,518,258 (4,110,714)   35.5 (19.4)   118.0 (97.8) その他機械   135,338 (27,508)   0.6 (0.1)   33.9 (13.9) 部品   2,445,465 (2,027,839)   11.6 (9.6)   87.0 (83.5) その他   893,584   4.2   227.2 計   21,170,251 (15,348,441)   100.0 (72.5)   106.1 (95.2) (注)1.括弧内の数字(内書)は海外販売高及び売上全体に対する割合であります。 2.「その他」には、コットンスパンレース事業約2か月分を含んでおります。64期からは、個別のセグメントとして表示いたします。 3.主な相手先別の販売実績及びそれぞれの総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) ユニ・チャーム株式会社   2,724,634   13.7   -   - (注)当該割合が100分の10未満については記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、重要な会計方針に基づき見積り及び判断を行っており、実際の結果は、見積りによる不確実性のために異なる可能性があります。 なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しているとおりです。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営成績の分析 (売上高) 当連結会計年度における売上高は、大人用紙おむつ製造機械、生理用ナプキン製造機械、小児用紙おむつ製造機械及びその他が増加したことにより前連結会計年度と比べ1,219百万円増加し、21,170百万円となりました。 また、国内売上高は1,993百万円増加し5,821百万円、海外売上高は773百万円減少し15,348百万円となりました。 (売上総利益) 当連結会計年度における売上総利益は、前連結会計年度に比べ売上高の増加1,219百万円及び原価率の改善2ポイント等により570百万円増加し、3,204百万円となりました。 (営業利益) 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、人件費、垂井事業所の登記費用、R&Dセンターの修繕及び研究開発費等の費用の増加により連結会計年度に比べ107百万円増加し、3,042百万円となりました。 以上の結果、営業利益は、前連結会計年度に比べ462百万円増加し、営業利益162百万円となりました。 (経常利益) 当連結会計年度における営業外収益は、受取利息が減少したことなどから前連結会計年度に比べ41百万円減少し、269百万円となりました。営業外費用は、為替差損が減少したことなどから前連結会計年度に比べ72百万円減少し、82百万円となりました。 以上の結果、経常利益は、前連結会計年度に比べ493百万円増加し、経常利益350百万円となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度における特別利益は、ユニチカスパンレース事業譲り受けに伴う、負ののれん発生益や経済産業省補助金対象設備への補助金の承継により前連結会計年度に比べ3,066百万円増加となりました。特別損失は補助金対象設備の圧縮記帳やZUIKO DELTA S.R.L.での裁判に関する和解金(買収前の事象)の計上等により、前連結会計年度に比べ1,984百万円増加となりました。 以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べ2,751百万円増加し、親会社株主に帰属する当期純利益1,972百万円となりました。 財政状態の分析 当連結会計年度の財政状態の分析につきましては、「第2 事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 ③ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの主な資金需要は、通常の事業活動に必要な運転資金、競争力強化のための研究開発費及び設備投資等です。 当社グループが主に製造販売している紙おむつ・生理用ナプキン製造機械は個別受注生産であり、標準品・汎用品を大量に製造販売する業態と比較して、受注から納入までの期間が相対的に長くなる特徴があります。また、製造機械本体の1件あたりの受注金額が大きく、かつ、顧客への納入タイミングにばらつきがある一方で、製造費用や販売費及び一般管理費などの支出は経常的に発生します。 当社グループは、安定的な事業運営と成長投資に必要な資金を確保するため、営業活動によるキャッシュ・フローで獲得する資金に加えて金融機関からの借入等を有効に活用してまいります。具体的には、受注代金の一部を前受金として製品納入前に回収するなど資金回収時期の早期化・平準化を図り運転資金の安定確保に努めているほか、短期的な流動性確保に向けて金融機関との間で当座貸越契約を締結しています。また、長期借入金や社債等を活用することで、安定的な資金確保を図っております。 当連結会計年度末における有利子負債残高はリース債務も含め6,225百万円となり、前連結会計年度末と比較して1,346百万円減少しました。これは主に長期借入金の増加により有利子負債は増加しましたが、社債の償還により有利子負債が減少したことによるものです。当連結会計年度末の現金及び現金同等物は9,400百万円であり、前連結会計年度末と比較して332百万円減少しています。

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開示資料

出典

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