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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

東京産業

TOKYO SANGYO CO.,LTD.8070 · Prime · 卸売業

電力と環境プラントを軸に、海外にもネットワークを持つ商社・エンジニアリング企業。

概要

東京産業は1947年に三菱系各社の支援で設立された機械専門商社である。火力発電所や原子力発電所向け機器の販売・保守を中核とし、化学プラントや太陽光発電、節水型自動水栓なども手掛ける。2026年3月期の連結売上高は632億円、単体従業員数402名。東京証券取引所プライム市場に上場(1961年上場、2022年プライム移行)。本社は東京都千代田区。

三事業で構成する収益構造の実態

2026年3月期の連結売上高632億円のうち、環境・化学・機械事業が334億円(52.9%)と最大、電力事業が238億円(37.8%)、生活産業事業が59億円(9.4%)を占めた。営業利益は電力事業が21億円と最も高く、同事業の売上高営業利益率は約9.1%。環境・化学事業は9億円、生活産業は2億円。最大取引先は石油資源開発株式会社で売上高の13.3%を占めた。中期経営計画「T-Scale Up2027」では最終年度の2027年3月期に売上高630億円、営業利益25億円、ROE8.0%を目標とする。

海外14拠点で広がる事業ネットワーク

同社は1977年のシンガポール法人設立を皮切りに、アジア、北米、中南米、欧州へ展開。現在は上海(菱東貿易、菱棟機械)、タイ、インドネシア、ベトナム、マレーシア、米国、メキシコ、ドイツ(欧州GmbH、ハンガリー・ポーランド支店)など14の海外子会社・支店を有する。国内は東北、東海、関西、台北の4支店体制。海外からは欧州の大型機器案件や東南アジアのプラント需要が収益に貢献している。

グループ構造と主要子会社の役割

連結対象は14子会社と2関連会社。電力事業では2018年に子会社化した株式会社アイ・エー・エッチ(IAH)が火力・原子力関連の代理店業務を強化。環境・化学・機械事業では光和興業、東京産業不動産、菱東貿易(上海)などが国内外のプラント販売を担い、東南アジア各国の現地法人が地域需要を取り込む。生活産業事業は単体で自動水栓や包装資材を扱う。2021年にはKDIグローバルマネージメントとキクデンインターナショナルを吸収合併した。

資本政策と株主還元の基本方針

同社は中長期経営計画でROE8.0%達成とDOE4.0%以上の安定配当を目標に掲げる。2023年度にはDOE4.0%を早期達成。政策保有株式の縮減も検討し資本効率向上を図る。投資は営業キャッシュフローや資産売却代金を原資とし、戦略分野やM&Aに活用。2026年3月期の純資産は252億円、自己資本比率は24.7%。安定配当を基本としつつ資本効率も重視する方針である。

業界の中での役割は総合商社(プラント・機械・資材)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
632億円
営業利益
34億円
営業利益率
5.4%
純利益
25億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01電力事業主力

火力発電所関連機器、原子力発電所周辺機器、送変電機器等を取り扱う。電力会社向けに発電・送電設備の販売やメンテナンスサービスを提供し、エネルギーインフラを支える。

主な製品・サービス3
火力発電所関連機器
ボイラ、タービン、発電機などの発電設備および付帯設備。
原子力発電所周辺機器
原子力発電所で使用される安全系機器や保守用機器。
送変電機器
電力送配電に必要な変圧器、開閉器、遮断器など。

02環境・化学・機械事業主力

化学・石油精製・製薬・繊維・ゴム・非鉄金属などの業界向けにプラント・機械設備を販売。太陽光発電事業も展開。工作機械の販売も行う。国内外のネットワークを活かし、産業用機械・設備の調達と保守をトータルにサポート。

主な製品・サービス4
化学プラント設備
化学反応塔、熱交換器、タンクなど化学プラント向け機器。
石油精製プラント設備
精製装置、配管、バルブなど石油精製向け。
工作機械
金属加工用の切削・研削・放電加工機など。
太陽光発電システム
太陽光パネル、パワーコンディショナ、架台等の販売及び発電所運営。

03生活産業事業副次

節水型自動流水器(自動水栓)、レジ袋、ファッション袋、ゴミ収集袋などの生活・環境関連用品を販売。官公庁や一般企業向けに、省資源・環境配慮型製品を提供する。

主な製品・サービス2
節水型自動流水器
手をかざすと水が出る自動水栓。公共施設やオフィスで使用。節水効果が高い。
レジ袋、ファッション袋、ゴミ収集袋
各種ポリ袋。商業施設や家庭用として販売。

製品と技術

火力発電所から原子力までカバーする電力関連機器

電力事業では、火力発電所のボイラー、タービン、発電機などの主要機器に加え、送変電用の変圧器、開閉器、遮断器などを取り扱う。原子力発電所向けには安全系機器や保守用機器を供給。同事業の強みは長期にわたるメンテナンス・リプレース業務にあり、安定した収益源となっている。2026年3月期には長期バイオマス燃料供給契約の納入開始も寄与し、売上高238億円、前期比51.6%増と大幅に伸長した。

化学プラント・工作機械・太陽光発電システム

環境・化学・機械事業は、化学プラントの反応塔や熱交換器、石油精製プラントの精製装置、製薬・繊維・ゴム・非鉄金属向け設備などを販売する。工作機械では金属加工用の切削・研削・放電加工機を取り扱う。太陽光発電事業ではパネルやパワーコンディショナの販売に加え、発電所の運営も手掛ける。同事業の売上高は334億円で全体の過半を占めるが、2026年3月期は前期比33.0%減と変動が大きい。

官公庁向け節水型自動水栓と包装資材

生活産業事業は、主に官公庁や一般企業向けに節水型自動流水器(自動水栓)を販売する。手をかざすと水が出るセンサー式で、公共施設やオフィスの節水に貢献する。同時にレジ袋、ファッション袋、ゴミ収集袋などの各種ポリ袋も取り扱い、環境配慮型として植物由来ポリエチレン含有の製品も展開する。同事業の売上高は59億円で全体の9.4%と小規模だが、前期比16.1%増と堅調に成長している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

電子部品卸で業績回復途上の中堅

同社は卸売業に属し、電子部品などを取り扱う。売上高は650億円(2024/3)から632億円(2026/3予)と減少するものの、営業利益率は3.25%から5.38%へ改善。同業のリョーサン菱洋ホールディングス(半導体商社)や高千穂交易(計測器)と競合。在庫調整一巡で業績回復過程。

強み

  • 厳格な品質管理で信頼性の高い供給を実現。
  • 電子機器メーカーとの強固な取引基盤。
  • 適正在庫管理でリスクを抑制。
  • 営業利益率が上昇基調に転じている。

課題

  • 売上高が減少傾向にあり、需要回復が不十分。
  • 営業利益率5%台と他業種比で低い。
  • 大手商社や専門商社との競合でシェア拡大が困難。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

商社・卸売の時価総額近傍。太字が東京産業

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17525リックス312億円9.2倍
28158ソーダニッカ310億円13.0倍
36328荏原実業307億円12.3倍
49932杉本商事302億円11.3倍
53877中越パルプ工業294億円11.3倍
68070東京産業284億円10.3倍
78007高島276億円22.3倍
86089ウィルグループ271億円11.6倍
93388明治電機工業271億円9.5倍
102933紀文食品256億円23.2倍
118091ニチモウ219億円9.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(商社・卸売)に従っています。

会社の歴史

沿革 38件

三菱系の支援で機械商社として発足した1947年

1947年10月20日、三菱系各社の支援を受け、一般産業機械及び器具類の国内販売と輸出入を業とする機械専門商社として設立。当初は丸の内に本店を置き、三菱グループとの関係を基盤に事業を開始した。1957年には三菱重工業の発動機代理店である東京メイキ商会を合併し、取扱品目を拡大。この合併により産業機械分野でのプレゼンスを高めた。

日協産業との対等合併で船舶・舶用機械に進出

1960年3月、船舶・舶用機械類の輸出入に特化した日協産業株式会社と対等合併。これにより取扱品目の多角化が進み、従来の一般産業機械に加え船舶関連分野にも事業を拡大した。同時に本店を丸の内に移転。合併後も東証店頭公開(1959年)を経て、1961年10月に東京証券取引所市場第二部に上場し、資金調達基盤を強化した。

海外初拠点シンガポール設立と東南アジア展開の始まり

1977年4月、TOKYO SANGYO SINGAPORE (PTE) LTD.を設立。これが同社初の海外子会社となる。1987年には東京産業不動産株式会社を設立し、不動産事業にも進出。1994年に240万株の公募増資を実施し、1996年9月には東京証券取引所市場第一部銘柄に指定された。この時期までに国内4支店(東北、東海、関西、台北)体制が整った。

中国・東南アジアへの本格進出と欧米への拡大

2006年10月に菱東貿易(上海)有限公司を設立し、中国市場に本格参入。2011年から2014年にかけて、タイ、インドネシア、アメリカ、メキシコ、ドイツに現地法人を相次いで設立。特に2014年設立のTOKYO SANGYO EUROPE GmbHは欧州拠点として、後にハンガリー(2020年)やポーランド(2023年)に支店を開設し欧州事業を拡大した。

M&Aによる事業領域の拡大とグループ再編

2018年4月に株式会社アイ・エー・エッチ(IAH)を子会社化し、電力事業の代理店機能を強化。2019年10月には株式会社KDIグローバルマネージメントとキクデンインターナショナル株式会社を子会社化し、2021年10月に吸収合併した。これにより環境・化学・機械分野の技術力と顧客基盤を拡充。2021年11月には合同会社会津こもれび発電所に出資し、太陽光発電事業に参入した。

プライム市場移行と中期経営計画の策定

2022年4月、東京証券取引所の市場区分再編に伴いプライム市場に移行。2023年3月期には4ヵ年の中期経営計画「T-Scale Up2027」を策定し、長期ビジョン「環境・エネルギーに強い機械総合商社」の実現を目指す。2023年11月には菱棟機械(上海)有限公司を設立し中国での機械販売網を強化。2026年3月期は売上高632億円、営業利益34億円と計画に沿った進捗を示している。

年表38件を開く

1940年代

  • 1947年10月創業三菱系各社支援の下、一般産業機械及び器具類の国内販売、輸出入を業とする機械専門商社として新発足し10月20日を創立記念日とした。
  • 1948年5月本店を東京都中央区日本橋蠣殻町に移転

1950年代

  • 1950年11月名古屋出張所(現東海支店)開設
  • 1951年3月仙台出張所(現東北支店)開設
  • 1951年4月大阪出張所(現関西支店)開設
  • 1951年7月本店を東京都千代田区丸の内二丁目8番地に移転
  • 1956年6月台北出張所(現台北支店)開設
  • 1957年4月M&A三菱重工業株式会社の発動機の代理店株式会社東京メイキ商会を合併
  • 1959年8月東京証券取引所に店頭株として公開

1960年代

  • 1960年3月M&A取扱品目の多角化を図るべく船舶・舶用機械類の輸出入取扱に特色をもつ日協産業株式会社と対等合併、本店を東京都千代田区丸の内二丁目6番地に移転
  • 1961年10月上場東京証券取引所市場第二部に上場
  • 1963年7月本店を東京都千代田区丸の内三丁目2番地に移転

1970年代

  • 1977年4月創業TOKYO SANGYO SINGAPORE (PTE) LTD.設立

1980年代

  • 1987年2月創業東京産業不動産株式会社設立

1990年代

  • 1994年9月240万株公募増資
  • 1995年8月商号変更投資単位を500株に変更
  • 1996年9月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定

2000年代

  • 2006年8月本店を東京都千代田区大手町二丁目2番1号に移転
  • 2006年10月創業菱東貿易(上海)有限公司設立
  • 2007年7月M&A大阪支店と神戸支店を統合し、関西支店開設

2010年代

  • 2011年10月創業TOKYO SANGYO (THAILAND) CO., LTD.設立
  • 2012年12月創業PT. TOKYO SANGYO INDONESIA設立
  • 2013年4月創業TOKYO SANGYO, INC.設立
  • 2013年10月商号変更投資単位を100株に変更
  • 2014年5月創業TOKYO SANGYO MACHINERY,S.A.de C.V.設立
  • 2014年7月創業TOKYO SANGYO EUROPE GmbH設立
  • 2016年4月創業社会環境イノベーション株式会社設立
  • 2017年11月創業TOKYO SANGYO ASIA TRADING CO., LTD.設立
  • 2018年4月M&A株式会社アイ・エー・エッチ子会社化
  • 2018年6月創業TOKYO SANGYO VIETNAM CO., LTD.設立
  • 2019年10月創業TOKYO SANGYO MALAYSIA SDN. BHD.設立
  • 2019年10月M&A株式会社KDIグローバルマネージメント及びキクデンインターナショナル株式会社子会社化

2020年代

  • 2020年5月TOKYO SANGYO EUROPE GmbHハンガリー支店開設
  • 2021年10月M&A株式会社KDIグローバルマネージメント及びキクデンインターナショナル株式会社を吸収合併
  • 2021年11月合同会社会津こもれび発電所出資
  • 2022年4月東京証券取引所プライム市場に移行
  • 2023年4月TOKYO SANGYO EUROPE GmbHポーランド支店開設
  • 2023年11月創業菱棟機械(上海)有限公司設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高2027年3月期まで630億円
  • 連結営業利益2027年3月期まで25億円
  • 親会社株主に帰属する連結当期純利益2027年3月期まで17億円
  • ROE2027年3月期まで8.0%
  • 純資産配当率(DOE)4.0%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    エネルギートランジションへの積極関与

    火力発電メンテナンス・リプレースに加え、原子力やバイオマス専焼・混焼などの新領域でビジネスを拡大する。

  2. 02

    サステナブル社会構築に資する事業創出

    CO2削減関連新技術導入ニーズや食糧自給関連ビジネスを捕捉し、サステナビリティ・社会課題解決に資する商機を創出する。

  3. 03

    グループ総合力強化

    経営資源の選択と集中、再配置によりグループシナジーを発揮。戦略分野のパートナーとの関係強化や協業・買収により、新技術・新サービス創出とバリューチェーン全体でのビジネス捕捉力を強化する。

  4. 04

    強靭な経営基盤の構築

    コンプライアンス、リスク管理等の「守り」を強化し経営基盤・業績を安定化。人材投資、ガバナンス強化、システム投資により「攻め」の環境を整備する。

  5. 05

    株主還元の拡充

    資本効率を意識した資産ポートフォリオ再構築によりROEを向上させ、新規事業収益化・長期シーズ育成のための投資と株主還元強化を両立する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で402人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は959万円で、9期前と比べて+27.2%平均年齢は43.9歳、平均勤続年数は13.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月266
2018年3月268
2019年3月75441.714.3281
2020年3月75642.514.0338
2021年3月80043.314.5333
2022年3月79943.814.5350
2023年3月83944.914.8358
2024年3月92644.714.5381
2025年3月89444.113.9397579
2026年3月95943.913.9402846

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率5.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率31.3%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)70.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社4(国内 2 / 海外 2、うち連結子会社 4) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
太陽光発電設備⑥ — 岐阜県関市764百万円
環境・化学・機械事業
新潟県阿賀野市630百万円
環境・化学・機械事業
太陽光発電設備⑤ — 千葉県成田市355百万円
環境・化学・機械事業
太陽光発電設備① — 山口県山陽小野田市291百万円
環境・化学・機械事業
太陽光発電設備④ — 茨城県つくばみらい市291百万円
環境・化学・機械事業
太陽光発電設備③ — 茨城県つくばみらい市266百万円
環境・化学・機械事業
太陽光発電設備② — 茨城県つくばみらい市208百万円
環境・化学・機械事業
本社 — 東京都千代田区59百万円
東海支店 — 愛知県名古屋市中村区5百万円
東北支店 — 宮城県仙台市青葉区2百万円
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    菱東貿易(上海)有限公司
    中華人民共和国 上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    TOKYO SANGYO EUROPE GmbH
    ドイツ連邦共和国 フランクフルト・アム・マイン市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    社会環境イノベーション㈱
    福島県 郡山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    TOKYO SANGYO (THAILAND) CO.,LTD. (注)4
    タイ王国 バンコク · 連結子会社
    議決権49.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    (白鴎丸)非常用蓄電池換装業務
    水産庁 · 2025-02-07
    645万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は632億円営業利益34億円前期と比べると減収増益で、売上が-10.6%、利益が+47.8%。

売上高
-10.6%
632億円
営業利益
+47.8%
34億円
純利益
+13.6%
25億円
営業利益率
5.4%
前期比 +2.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高630億円632億円
営業利益25億円34億円
純利益17億円25億円
1株あたり配当¥40¥40

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は151億円、営業利益は5億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+8.6%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q169−65
2024年1Q13953.66
2024年2Q168−1−0.6−37
2024年3Q151−12−7.9−10
2024年4Q19225
2025年2Q412102.46
2025年4Q295134.416
2026年2Q313175.414
2026年4Q319175.311
2027年1Q15153.35

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は825億円から632億円へ77%に減った。直近期の営業利益率は5.4%。純利益は3期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
TOKYO SANGYO, INC.設立
2013年3月825148
TOKYO SANGYO MACHINERY,S.A.de C.V.設立
2014年3月971149
2015年3月8101911
社会環境イノベーション株式会社設立
2016年3月1,1102315
TOKYO SANGYO ASIA TRADING CO., LTD.設立
2017年3月8501611
TOKYO SANGYO VIETNAM CO., LTD.設立
2018年3月1,0432415
TOKYO SANGYO MALAYSIA SDN. BHD.設立
2019年3月1,2502514
TOKYO SANGYO EUROPE GmbHハンガリー支店開設
2020年3月9792921
株式会社KDIグローバルマネージメント及びキクデンインターナショナル株式会社を吸収合併
2021年3月1,1302218
2022年3月5592511
菱棟機械(上海)有限公司設立
2023年3月65410−50
2024年3月650−41−16
2025年3月70723273.322
2026年3月63234405.425

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高632億円のうち、営業利益として残るのは34億円5.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は25億円、売上の4.0%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金82.1%519億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金12.5%79億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.4%34億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
17.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+2.1pt
5.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.5pt
4.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+2.8pt
10.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが48億円、投資CFが51億円で、差し引きのフリーCFは99億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は194億円で、売上の3.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月160−31681
2014年3月16−4−31290
2015年3月21−17−3491
2016年3月−14−162−3062
2017年3月9−1−5865
2018年3月59−172442131
2019年3月−17−33−10−5071
2020年3月18−5027−3269
2021年3月−281040−1890
2022年3月−13−1012−2385
2023年3月−14−413−1880
2024年3月06226111
2025年3月5417−7571107
2026年3月4851−1499194

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,021億円。このうち返さなくてよい自己資本が253億円で、自己資本比率は24.7%(業種中央値50.6%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月69217451825.2
2014年3月37618219448.5
2015年3月42319822546.9
2016年3月45720425344.6
2017年3月41821620251.6
2018年3月59722836938.3
2019年3月75223651631.4
2020年3月71824347533.8
2021年3月75827048835.6
2022年3月90926864129.5
2023年3月76121254927.9
2024年3月80819960924.6
2025年3月84621063624.8
2026年3月1,02125376924.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
194億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
146億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
769億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
47
/ 100
安定性自己資本比率16 / 40
収益力営業利益率11 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り284社中66位あたり、逆に低いのは売上成長率284社中278位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
10.9%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
5.4%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
24.7%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-10.6%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.0%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥991で、1年前と比べて+11.9%過去52週の値幅のなかでは61%の位置にある。

¥991-0.9%1ヶ月+18.8%1年+11.9%時価総額284億円
過去52週の値幅
安値¥765高値¥1,133

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.3倍
PER (会社予想)15.2倍
PBR0.99倍
配当利回り4.04%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月18日に8.1%高の948円まで急伸し、25日移動平均線849.16円を11.6%上回る強い位置にある。52週高値1133円を約16%下回るものの、直近1カ月で15.1%上昇し、上昇トレンドが明確だ。出来高は18日に75万500株と前日比5倍以上に膨らみ、買い進みが加速している。RSIは83.6と過熱感はあるが、75日線828.52円を約14%上回って推移するなど、中期的な上昇基調が続く。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER 8.6倍は業界平均16.3倍を大きく下回り割安。PBR 0.85倍は平均1.21倍を下回り解散価値割れ水準。配当利回り4.63%は平均2.56%を大幅に上回る。業績は赤字から黒字転換し改善傾向だが、収益力はまだ低く、割安だが成長性に懸念。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.3倍17.9倍
PER (予想)15.2倍
PBR0.99倍1.24倍
ROE10.9%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

2025期(3月期)は営業利益率3.25%と低水準ながら黒字転換。強気派は、2026期には営業利益率5.38%へ改善し、収益基盤が固まると評価。弱気派は、売上高が2026期に再び減少予想であり、持続的な成長が見えにくい。また、PBR0.85倍と割安だが、低収益体質が改善されるか不透明。

プラスに働く材料7
  • 黒字転換と増益

    2025期は黒字、2026期は営業利益25億円と増益予想

  • 割安株価

    PER8.6倍、PBR0.85倍と割安感あり

  • 配当利回り4.6%

    高配当利回りが下支え要因

  • 営業利益34億円への増益2026年3月期影響

    売上高632億円、営業利益34億円(前期比+48%)で利益率改善

  • 株主還元策の拡充次回決算影響

    配当利回り4.6%に加え、自社株買いで株主価値向上

  • 卸売業のシェア拡大通年影響

    M&Aや新規取引先開拓で売上高が前期比+5%成長

  • PBR0.85倍の割安修正中期影響

    ROE改善でPBR1倍回復、株価が約18%上昇余地

マイナスに働く材料7
  • 売上高減少リスク

    2026期売上高632億円(前期比▲75億円)予想

  • 低収益体質

    営業利益率5%程度と低く、競争激化で更に低下懸念

  • 特別損失再発リスク

    過去2期連続の赤字から、資産劣化懸念

  • 売上高の減少懸念2026年3月期影響

    売上高707億円から632億円へ▲11%減、需要減退が継続

  • 競争激化による利益率低下継続影響

    卸売業界の値下げ競争で粗利率低下、営業利益が5億円下振れ

  • 取引先の倒産リスク不定影響

    貸倒引当金の増加で特別損失発生、純利益に数億円悪影響

  • 株価低迷長期化継続影響

    PER8.6倍と割安だが、成長性乏しくバリュートラップ懸念

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益性改善の鍵、5%超定着が重要
売上高推移
需要変動の影響を把握する基本指標
特別損失の有無
業績安定性の判断材料

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり40で、前期から+5.6%いまの株価に対する利回りは4.04%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥40
1株あたり
配当利回り
4.04%
いまの株価に対して
配当性向
45.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1535.2
2018年3月1820.031.8
2019年3月2011.138.8
2020年3月2420.032.6
2021年3月268.340.0
2022年3月260.055.2
2023年3月3015.4
2024年3月3620.0
2025年3月360.051.8
2026年3月385.645.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥40

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ8,735人。区分でいちばん多いのは個人・その他44.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が48.9%を占め、残る51.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他28.131.931.836.437.444.9
事業法人38.537.037.431.929.431.1
金融機関20.918.919.018.821.017.8
自己株式3.38.18.17.67.67.0
外国法人11.210.810.611.310.63.3
証券会社1.11.31.21.31.42.6
外国人個人0.20.20.20.20.20.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01西華産業株式会社11.58
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)9.56
03三菱重工業株式会社8.59
04光通信KK投資事業有限責任組合6.23
05UH Partners 2投資事業有限責任組合3.87
06株式会社東京エネシス3.35
07株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.33
08明治安田生命保険相互会社1.74
09株式会社タクマ1.74
10株式会社フジタ1.74

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-08-28
    西華産業株式会社
    新規の大量保有報告
    12.59%
    +1.01pt
  • 2026-08-18
    西華産業株式会社
    新規の大量保有報告
    11.58%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+243%、1株純資産は14期で+49%。直近期のROEは10.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月286494.410.835.6
2014年3月326794.912.431.0
2015年3月417375.912.231.3
2016年3月577597.67.326.5
2017年3月438045.410.735.2
2018年3月578496.910.031.8
2019年3月518785.89.938.8
2020年3月779028.76.332.6
2021年3月689887.29.540.0
2022年3月431,0334.316.955.2
2023年3月−191817
2024年3月−61762
2025年3月8380510.68.351.8
2026年3月9696610.99.245.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

17名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は17名。2026/3期の役員報酬は総額270百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢
蒲原稔代表取締役会長71
田沢健次取締役 常務執行役員 管理部門管掌 兼 管理本部長62
目時英一取締役 常務執行役員 営業部門管掌58
島田哲三取締役59
中村直取締役72
金子正志取締役(監査等委員)72
福崎聖子取締役(監査等委員)58
河合明弘取締役(監査等委員)58
浅田泰生代表取締役社長 社長執行役員62
遠藤徹上席執行役員
田中直之取締役(常勤監査等委員)61
小山雅之上席執行役員
残りの役員5名を開く
氏名役職年齢
福留健二執行役員
北村卓史執行役員
大島和希執行役員
縄田元邦執行役員
清水威執行役員

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4125801121754
社外取締役3303010
取締役(社内)1232323

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容748字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループの企業集団は、当社、子会社14社、関連会社2社で構成されており、電力事業、環境・化学・機械事業、生活産業事業に分かれ、国内及び海外における各種機械・プラント・資材・工具・薬品等の販売、メンテナンス、サービス等を展開しております。 また、当社・関係会社及び関連当事者の当該事業における位置付けとセグメントとの関連は次のとおりです。 なお、以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。 事業区分   主要取扱商品・サービス内容   関係会社及び関連当事者 電力事業   火力発電所関連機器、原子力発電所周辺機器、送変電機器等   (株)アイ・エー・エッチTOKYO SANGYO MALAYSIA SDN.BHD. 環境・化学・ 機械事業   化学・石油精製・製薬・繊維・ゴム・非鉄金属の各業界向プラント並びに機械設備、太陽光発電事業、工作機械等   光和興業(株)TOKYO SANGYO SINGAPORE (PTE) LTD.東京産業不動産(株)菱東貿易(上海)有限公司PT. TOKYO SANGYO INDONESIATOKYO SANGYO EUROPE GmbH社会環境イノベーション(株)TOKYO SANGYO VIETNAM CO.,LTD.(同)会津こもれび発電所TOKYO SANGYO (THAILAND) CO.,LTD.TOKYO SANGYO,INC.TOKYO SANGYO MACHINERY,S.A.de C.V.TOKYO SANGYO ASIA TRADING CO.,LTD.菱棟機械(上海)有限公司 生活産業事業   節水型自動流水器、レジ袋、ファッション袋、ゴミ収集袋等 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,953字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであり、その達成を保証するものではありません。 (1) 経営方針 当社グループは創業以来、各取引先からの「信頼」を得て、企業活動を通じ社会に「貢献」することを企業理念として掲げ経営に取り組んでまいりました。今後も、創立80周年に向けて、環境・エネルギーに強い機械総合商社としての地位確立を目指してまいります。 (2) 中長期的な会社の経営戦略と対処すべき課題 1.中長期経営「T-Scale Up2027」の概要 当社グループは2023年3月期において新たに策定した4ヵ年中期経営計画を公表いたしました。本計画は2018年に策定した10ヵ年の長期経営計画における最終ステージ、集大成の位置付けとなります。長期ビジョン「環境・エネルギーに強い機械総合商社」としての地位確立に向け、前中計で取り込んだ新たなビジネスの種を確実に収益化し、機械総合商社としての新たなモデルの確立に挑戦してまいります。 中期経営計画「T-ScaleUp2027」最終年度にあたる次期(2027年3月期)の経営指標の計画値は①連結売上高630億円、②連結営業利益25億円、③親会社株主に帰属する連結当期純利益17億円、④ROE8.0%、⑤純資産配当率(DOE)4.0%以上といたします。売上高につきましては、中期経営計画において計画値730億円を公表しておりましたが、案件を精査した結果、630億円に変更しております。 中期経営計画の達成に向け、以下の5つの成長戦略を着実に実行することにより、企業価値のさらなる向上とコーポレートガバナンスの強化に努めてまいります。 ① エネルギートランジションへの積極関与 主力事業の火力発電メンテナンス・リプレースに加え、「原子力」「バイオマス専焼・混焼」等、新領域でビジネスを拡大 ② サステナブル社会構築に資する事業創出 CO2削減関連新技術導入ニーズ、食糧自給関連ビジネス等を捕捉し、「サステナビリティ」「社会課題解決」に資する商機を創出 ③ グループ総合力強化 経営資源の選択と集中、再配置によりグループシナジーを発揮。戦略分野のパートナー企業との関係強化や事業参画・協業・買収により、新技術・新サービス創出・バリューチェーン全体でのビジネス捕捉力を強化 ④ 強靭な経営基盤の構築 コンプライアンス、リスク管理等「守り」強化により経営基盤・業績を安定化。人材投資、ガバナンス強化、システム投資により「攻め」の環境を整備 ⑤ 株主還元の拡充 資本(資産)効率を意識した資産ポートフォリオ再構築によりROEを向上させ、「新規事業収益化・長期シーズ育成に向けた投資」と「株主還元強化」を両立 2.対処すべき課題 (電力事業) 安定した事業基盤のある電力事業では、事業用・産業用火力発電所向け設備のリプレース・メンテナンスや原子力関連施設の稼働に向けた対応などの代理店業務に加え、そこから派生した取引の拡大に注力してまいります。 (環境・化学・機械事業) 成長性、収益性、リスクを総合的に評価の上、事業ポートフォリオの見直しを継続的に進めるとともに、顧客基盤拡充に注力することでセグメント利益の向上に取り組んでまいります。 (生活産業事業) 環境にやさしい植物由来ポリエチレンを含有した包装資材等、商品ラインナップの拡充、新規商材の開拓および拡販に取り組んでまいります。 (3) 中期経営計画における資本政策 (基本方針) ・当社は中長期的な株主価値の向上のために、「資本効率を重視した成長投資」と「株主還元強化」の最適バランスを追求してまいります。 ・株主資本の有効活用を図る経営指標のひとつとして、ROE8.0%の目標を設定します。 ・上記資本効率に加えて、DOE4.0%以上を目標として掲げ、安定配当にも努めてまいります。 ・今後も従来からの安定配当の考え方は維持しつつ資本効率にも目配せしながら、中長期的な株主価値の向上を目指してまいります。 (目標数値) ・計画期間中、早期にDOE4.0%以上を達成(2023年度に達成) ・ROE8.0% (投資方針について) ・一層の財務基盤の強化を図りつつ営業活動によるキャッシュフロー創出の他、必要に応じて保有資産の売却代金を原資とし、資本効率を重視の上、戦略分野等へ投資を検討してまいります。 ・また、戦略事業領域、バリューチェーン構築上の重要な領域については、M&Aや出資なども選択肢とします。 (政策保有株式について) ・資本効率の向上を図るため、政策保有株式の縮減も検討してまいります。
事業等のリスク5,972字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの経営成績、株価及び財務状況等に影響を及ぼす可能性のある事項には以下のようなものがあります。当社は、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避に努める仕組み作りを行っております。そのため、「内部統制システム整備の基本方針」を定め、コンプライアンス委員会を中心にコンプライアンス・環境、品質、情報セキュリティ及び輸出管理等に関するリスクの発生の未然防止に努める他、取締役会及び取締役会から移譲された権限の範囲内で業務の執行及び施策の実施等について審議、意思決定を行う本部長会が「職務決裁基準表」に基づき適切なリスク管理に努めております。また災害等の緊急事態が発生した場合には、社長指揮下の災害対策本部を設け迅速かつ適切に対応する所存であります。 本項においては、将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。 なお、以下は、当社グループの全てのリスクを網羅したものではなく、事業等のリスクはこれらに限定されるものではありません。 (1)国内外の経済環境の変化によるリスク 当社グループの取扱商品は、国内外の経済情勢や景気動向により、需要の減退や需給バランス悪化による価格の騰落等を受ける可能性があります。当社グループでは、これら経済環境の変化による影響を最小限にとどめるため、常に高い技術力を持つメーカーやオンリーワンの商品・サービスの発掘、資本提携やM&Aなど中期経営計画に従い商品のラインアップ、顧客基盤・ビジネスエリアの拡充や補完などに努めておりますが、これら商品の需要減退、価格騰落は当社の業績と財務状況に悪影響を与える可能性があります。 (2)同一仕入先あるいは少数の販売先への取引の依存によるリスク 当社グループは創業以来三菱グループの一員として、グループ各社、とりわけ三菱重工業㈱、三菱電機㈱の製品を国内外の産業界に納入、販売してまいりました。特に、電力事業セグメントでは電力業界向けに代理店的立場で発電プラントの納入、修繕業務に携わってまいりました。また、三菱重工業㈱向けに産業設備、機器の販売を行っております。今後の電力業界の設備投資動向、また、メーカーの販売政策によっては当社グループの業績に大きな影響を与える可能性があります。 今後もこれら事業は当社グループの中核を担うと考えておりますが、特定の取引先への依存を解消するために、中期経営計画に従い商品のラインアップ、顧客基盤・ビジネスエリアの拡充や補完などに努めてまいります。 (3)取引先への信用供与に関するリスク 当社グループは取引先に対し売上債権、前渡金、未収入金、貸付金、保証その他の信用供与を行っており、取引上の与信については「商品取引規定」を設け、段階的な裁量区分を明確化し、経理部が運用関知をするほか、その他の信用供与についても「職務決裁基準表」に基づき適切なリスク管理を行っております。長期未収入金は返済計画や担保資産に基づき、回収可能性を検討しております。 さらに取引上のリスク管理の体制整備・強化のため、「リスク評価会議設置要領」を制定するとともに、リスク管理担当役員の選任ならびにリスク評価会議の設置をしております。リスク評価会議では、一定金額以上の大型取引やその他リスクが高いと考えられる取引等について、損失の発生防止・最小化並びに収益力強化のため審議、モニタリングを行い、その内容はリスク管理担当役員を通じ、取締役会および本部長会へ報告される体制としています。 しかしながら、これら取引先が支払不能に陥るリスクは完全に排除することはできません。これらリスクが顕在化した場合は当社グループの業績と財務状況に悪影響を与える可能性があります。 (4)売上計上予定時期の変更及び業績の期末偏重に関するリスク 当社グループの売上高の計上時期は、顧客の検収時期等により変動するため、当初の予定時期から変更される場合があります。特に大口の機械又は設備の納入案件及び工事案件については、中間期末である9月もしくは年度末となる3月に納入時期が集中する傾向にあります。当該期末に納入を予定していた案件の納入時期や顧客の検収時期が、何らかの理由により翌期以降に変更となった場合は、計画未達など当社グループの当該期の業績に悪影響を与える可能性があります。 (5)製品及びサービスの品質管理に関するリスク 当社グループの提供する製品及びサービスはその欠陥が原因で生じた損失に対する責任を追及される可能性があります。当社グループは仕入先との連携を密に行い品質管理の徹底を図るとともに、必要に応じPL保険の付保や新たに締結する契約書について責任範囲を明確化するなどの対策を行っておりますが、その欠陥が販売先に深刻な損失をもたらす場合など、製品またはサービスの欠陥が原因で生じた損失に対する責任を当社グループに対し追及された場合、さらに製品またはサービスに欠陥が生じたことにより当社グループの社会的評価が低下した場合は、当社グループの販売製品及びサービスに対する顧客の購買意欲が低減する可能性があります。これらの場合、当社グループの業績と財務状況に悪影響を与える可能性があります。 (6)自然災害などに関するリスク 当社グループは、大規模な地震やその他の自然災害、テロ・暴動その他予期せぬ事態が発生した場合、当社グループの事業および販売活動の継続が困難となる可能性があります。当社グループでは社員安否確認システムの導入、事業用設備に対する保険加入、バックアップオフィスの設置、防災訓練および必要物資の備蓄など、災害に備える対策を講じておりますが、災害の種類や被害の規模によっては当社グループの業績と財務状況に悪影響を与える可能性があります。 なお、当社グループの気候変動リスクについては「第2 事業の状況 2.サステナビリティに関する考え方及び取組 TCFDに基づく情報開示」欄に記載しております。 (7)パンデミックリスク 当社グループではコロナウイルス感染症が流行した際、政府や都道府県の指針に従い、在宅勤務や時差出勤の実施など感染拡大防止策の徹底に努めました。今後も、感染症の世界的流行が発生した場合は、当社グループが保有する資産や従業員に直接被害が及び、事業活動に影響を及ぼす可能性があります。 (8)競合に関するリスク 当社グループの取扱商品の市場は、競争的な環境にあります。当社グループは長年にわたり培ってきた事業に留まらず、新規事業との相乗効果で収益力を向上させ、商品販売における競争力を維持する方針ですが、新規事業者の参入や低価格競争の激化などの要因によって当社の競争力が低下し、当社グループの業績と財務状況に悪影響を与える可能性があります。 (9)事業投資などに関するリスク 当社グループは、持続的成長と収益率向上を図るためM&Aや関係会社設立などの事業投資を行っております。これら事業投資の実行及び投資実行後の案件管理にあたっては事業投資方針など社内規定に基づき、適正にリスクを管理しております。しかしながら、これらの事業の進展は当該事業パートナーの業績や財政状態といった当社グループが制御しえない要因による影響を受けるなど、その予測が困難なことがあります。その結果、当社が重大な損失を被る可能性があり、当社グループの業績と財務状況に悪影響を与える可能性があります。 (10)カントリーリスク 当社グループは世界各国との間で商品の輸出入などの事業を展開しており、当社グループでは担当部署を中心に現地の情報収集に努めておりますが、これらの事業はその国の政治的・経済的変動、法律・規制の大幅な改定、テロ・戦争の勃発あるいは感染症の発生などに起因するカントリーリスクの影響で当該国における事業及び取引の継続が困難となり、当社グループの業績と財務状況に悪影響を与える可能性があります。 また、原油価格の上昇や資源価格の高騰により、原材料の安定的な調達が困難になったり、著しく価格が上昇した場合には、当社の経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ロシア・ウクライナ情勢や中東情勢について、現時点において当社グループは同地域に拠点を有しておらず同地域における事業も行っておりませんが、今後事態の悪化や長期化などにより、ヨーロッパ及びその他地域の仕入先もしくは販売先の事業に影響を及ぼす物価の高騰、物流の混乱や為替への影響等が生じた場合、当社グループの業績と財務状況に悪影響を与える可能性があります。 (11)為替リスク 輸出入取引を行うことから生じる外貨建営業債権債務は、為替の変動リスクがあります。これらの為替の変動リスクを軽減するため先物為替予約等の通貨関連デリバティブ取引を行っておりますが全てが回避される保証はありません。 為替の急激な変動は当社の業績と財務状況に悪影響を与える可能性があります。 (12)訴訟等に関するリスク 当社グループが事業活動を展開するなかで、知的財産権、納入者責任、労務等様々な訴訟の対象となるリスクがあります。当社では管理本部内に法務部を設置するほか、コンプライアンス委員会を設置し、これらリスクの発生の未然防止に努めておりますが、重大な訴訟が提起された場合、当社グループの業績と財務状況に悪影響を与える可能性があります。 (13)法規制に関するリスク 当社グループの事業には、建設業法・製造委託等に係る中小受託事業者に対する代金の支払の遅延等の防止に関する法律、外国為替及び外国貿易法、輸出貿易管理令等または環境関連法令などの各種法規制等が適用されております。当社グループでは当社の管理本部内に法務部を設置するほか、コンプライアンス委員会を設置し「東京産業グループ行動規範」をもとに法令遵守に取り組むなど、これらリスクの発生の未然防止に努めております。しかしながら、これら法規制等の改正や新たな法規制が設けられた場合、またはこれらの法規制に抵触した場合は、当社グループの事業及び取引の継続が困難となり、当社グループの業績と財務状況に悪影響を与える可能性があります。 (14)投資有価証券等の価値変動リスク 当社グループは運用目的または事業の遂行上、取引先等へ投資をすることがあります。これら投資資産の保有にあたっては有価証券運用規定、事業投資にあたっては事業投資方針などの社内規定に基づき、段階的な裁量区分を明確化するほか、その運用・投資状況について定期的に取締役会等に報告を行い、その必要性と保有のリスクを勘案し保有継続、処分の判断を行っております。しかしながら、投資先の財務状態の悪化、株式市況の下落によって当社グループの業績と財務状況に悪影響を与える可能性があります。 (15)退職給付会計に関するリスク 当社グループの従業員退職給付費用及び債務は、割引率等数理計算上で設定される前提条件や年金資産の長期期待運用収益率に基づいて算出されております。実際の結果が前提条件と異なる場合、その影響は累積され、将来にわたって規則的に認識されるため、一般的には将来期間において認識される費用及び計上される債務に影響を及ぼします。当社の年金資産の運用については本部長会での決定を基に、国内の運用機関へ委託しております。また年金資産の運用に関する基本方針を作成しており、各運用受託機関はその基本方針を遵守した年金資産の運用、管理を行っております。当社は運用受託機関から運用状況に関する報告を受け財務・人事の専門性を有した当社グループ役職員がその内容を精査することで年金資産の運用を適切に管理しております。しかしながら、割引率の低下や運用利回りの悪化は当社グループの業績と財務状況に悪影響を与える可能性があります。 (16)金利に関するリスク 当社グループは各事業の必要資金のうち特に事業投資に関するものの一部を、金融機関からの借入により調達しており、将来的な資金需要に応じて今後も金融機関からの借入や社債発行等による資金調達を行う可能性があります。当社グループでは、資金使途や期間に応じて金利動向を踏まえた適切な調達を、取締役会の決定により行っております。今後、市場金利が上昇した場合など資金調達の条件が大幅に変動した場合、当社グループの業績と財務状況に悪影響を与える可能性があります。 (17)情報セキュリティに関するリスク 当社グループは日々の企業活動の収集、蓄積、処理等の情報共有や業務の効率化のため、情報システムを構築・運用しており、情報システム運営上の安全確保のため、情報管理に関する規定を定め、危機管理対応の徹底に取り組んでおりますが、外部からの予期せぬ不正アクセス、コンピューターウィルス侵入等による企業機密情報・個人情報の漏洩、さらには、自然災害、事故等による情報システム設備の損壊や通信回線のトラブルなどにより情報システムが不稼働となる可能性を完全に排除することはできません。このような場合は、システムに依存している業務の効率性の低下を招くほか、被害の規模によっては、当社グループの経営成績と財政状態に悪影響を与える可能性があります。 (18)工事案件による売上高に関するリスク 履行義務を充足するにつれて一定の期間にわたり収益を認識する工事案件の売上高は、履行義務の充足に係る進捗度に基づき計算されますが、進捗度の測定は、各報告期間の期末日までに発生した工事原価が、予想される工事原価総額に占める割合に基づいて行っております。工事原価総額の見積りにあたっては、完工に必要となる全ての作業が特定され、これら工事原価の見積りが合理的な根拠に基づいて行われているか、及び原材料の高騰や仕様の変更等、工事着工後の状況の変化による見積前提の変更が、適時に工事原価総額の見積りに反映されているか等、一定の不確実性を伴います。これらの判断が当連結会計年度末における工事案件による売上高の計上金額に影響を与える可能性があります。 (19)法令等の遵守とレピュテーションリスク 当社グループは、「内部統制システム整備の基本方針」に基づくコンプライアンス経営の徹底を行っております。しかしながら、役職員による不正や企業不祥事等が発生した場合、顧客からの信頼喪失による事業上の影響ならびに不正等による直接的な損害が生じる等、当社グループの経営成績と財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,519字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度において、将来的な電力需要増加の見通しや地政学リスクの変動等わが国のエネルギーを取り巻く環境が大きく変化する中、当社グループは成長が期待される電力事業等へのリソース再配分を行い、火力及び原子力発電に係る代理店業務に加え、そこから派生した取引の拡大を推し進めたほか、リスク管理体制の整備を進め強固な経営基盤の構築に取り組んでまいりました。 当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ175億41百万円増加し、1,021億35百万円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ132億74百万円増加し、768億68百万円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ42億66百万円増加し、252億66百万円となりました。 b.経営成績 当連結会計年度における業績は、売上高632億35百万円(前期比74億81百万円減)、売上総利益112億96百万円(前期比20億30百万円増)、営業利益34億26百万円(前期比11億59百万円増)、経常利益40億45百万円(前期比13億48百万円増)、親会社株主に帰属する当期純利益は25億13百万円(前期比3億48百万円増)となりました。 また、各セグメントの売上高構成は、電力事業37.8%、環境・化学・機械事業52.9%、生活産業事業9.4%となりました。 なお、2026年4月30日付適時開示「和解による訴訟の解決および特別損失計上に関するお知らせ」のとおり、当連結会計年度に訴訟の和解に伴う解決金を、当該訴訟関連費用とともに特別損失に訴訟関連損失として計上しております。 セグメントごとの経営成績を示すと、次のとおりであります。 (電力事業) ベース事業である火力発電所向け保守業務が伸長したことに加え、全ての長期バイオマス燃料供給契約において、燃料納入を開始したことが寄与し、売上高は238億74百万円と前期比81億21百万円増加、セグメント利益は21億81百万円と、前期比6億92百万円増加しました。 (環境・化学・機械事業) 前期に太陽光関連の大型建設請負工事が完工した反動や一過性要因の剥落により、売上高は334億23百万円と前期比164億26百万円減少しました。損益面では、前期に欧州連結子会社で大型機器を納入した反動減があったものの、生産設備関連の大型請負工事が複数完工したことに加え、前期に完工した太陽光発電所建設請負工事の費用精算に伴う収益計上も寄与し、セグメント利益は前期比4億8百万円増加し9億73百万円となりました。 (生活産業事業) 主力製品である包装資材において前期に拡大した大口顧客向けの販売が通期寄与したことにより、売上高は59億37百万円と前期比8億23百万円増加、セグメント利益は2億71百万円と、前期比58百万円増加しました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ87億10百万円増加し、193億72百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果、増加した資金は47億85百万円となりました。収入の主な内訳は、契約負債の増加103億32百万円であり、支出の主な内訳は、前渡金の増加97億73百万円であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、増加した資金は50億80百万円となりました。収入の主な内訳は、拘束性預金の払戻による収入52億90百万円であり、支出の主な内訳は、有形固定資産の取得による支出4億93百万円であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果、減少した資金は13億78百万円となりました。支出の主な内訳は、配当金の支払額9億80百万円、長期借入金の返済による支出1億92百万円であります。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 該当事項はありません。 b.受注実績 当連結会計年度におけるセグメントごとの成約状況は、次のとおりであります。 セグメントの名称   成約高(百万円)   前期比(%)   契約残高(百万円)   前期比(%) 電力事業   26,375   139.3   16,317   118.1 環境・化学・機械事業   24,382   80.6   23,968   83.1 生活産業事業   6,148   111.8   2,742   108.3 合計   56,907   104.1   43,028   95.2 (注) 1.当社グループの受注実績の大半が提出会社によるものであるため、上記の金額は提出会社単独の金額を記載しております。 c.販売実績 当連結会計年度におけるセグメントごとの販売実績は、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) 電力事業   23,874   151.6 環境・化学・機械事業   33,423   67.0 生活産業事業   5,937   116.1 合計   63,235   89.4 (注) 1.主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) 石油資源開発株式会社   2,442   3.5   8,378   13.3 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されています。この連結財務諸表の作成にあたり、連結決算日における資産・負債の報告数値、報告期間における収入・費用の報告数値に影響を与える見積りは、主に履行義務を充足するにつれて一定の期間にわたり収益を認識する工事案件に関連する工事原価総額の見積り、貸倒引当金、賞与引当金及び繰延税金資産であり、継続して評価を行っております。なお、見積り及び判断・評価については、過去実績や状況に応じて合理的と考えられる要因等に基づき行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果とは異なる場合があります。 連結財務諸表に与える影響が大きいと考えられる項目は下記のとおりです。 履行義務を充足するにつれて一定の期間にわたり収益を認識する工事案件に関連する工事原価総額の見積りについては、「(重要な会計上の見積り)1.履行義務を充足するにつれて一定の期間にわたり収益を認識する工事案件に関連する工事原価総額の見積り」をご参照下さい。 長期未収入金の回収可能額の見積りについては、「(重要な会計上の見積り)2.長期未収入金の回収可能額の見積り」をご参照下さい。 ②財政状態の分析 (資産の部) 当連結会計年度末における総資産は1,021億35百万円となり、前連結会計年度末と比較して175億41百万円(20.7%)増加しました。主な要因として、売上債権や前渡金の増加等により流動資産が188億35百万円(30.1%)増加したことによるものであります。 (負債の部) 当連結会計年度末における負債合計は768億68百万円となり、前連結会計年度末と比較して132億74百万円(20.9%)増加しました。主な要因として、太陽光発電設備譲渡完了による収益計上に伴い預り金が減少した一方で、仕入債務や契約負債が大きく増加したことによるものであります。 (純資産の部) 当連結会計年度末における純資産合計は252億66百万円となり、前連結会計年度末と比較して42億66百万円(20.3%)増加しました。この結果、自己資本比率は24.7%となりました。 ③経営成績の分析 a.成約高・売上高の状況 当連結会計年度における成約高・売上高に関する分析は、「(1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。 b.営業利益の状況 販売費及び一般管理費につきましては、主として人件費の増加や、長期未収入金の回収額減少により、前期比8億70百万円(12.4%)増加の78億70百万円となりました。 その結果、営業利益は前期比11億59百万円(51.2%)増加の34億26百万円となりました。 c.経常利益の状況 営業外収益につきましては、主として匿名組合投資利益の増加等により、前期比1億9百万円(12.8%)増加の9億70百万円となりました。また営業外費用につきましては、匿名組合投資損失の減少等により、前期比78百万円(△18.3%)減少の3億51百万円となりました。 その結果、経常利益は前期比13億48百万円(50.0%)増加の40億45百万円となりました。 d.当期純利益の状況 税金等調整前当期純利益は前期比2億38百万円(△7.3%)減少の30億14百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は25億13百万円となりました。 ④キャッシュ・フローの状況の分析 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況の分析は、「(1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 資本の財源及び資金の流動性 当社グループの主な資金需要は、仕入費用及び一般管理費等の運転資金に加え、システム維持更新に係る設備投資資金、株主還元として配当支払資金等があります。 これら資金需要については、営業活動によるキャッシュ・フローおよび自己資本、金融機関からの借入金を財源としております。借入金については、取引金融機関と50億円のコミットメントライン契約および総額96億円の当座貸越契約を締結しており、当連結会計年度末における当該契約に基づく借入実行残高は総額72.5億円であります。コミットメントライン契約および当座貸越契約における借入余力を維持することで、資金の機動性および安定性を十分に確保しつつ将来の資金需要に対して十分に対応可能な体制を構築しております。 また、株主還元につきましては、中期経営計画で掲げているDOE4.0%の安定配当を維持・継続いたします。当社の配当政策については、「第4 提出会社の状況 3 配当政策」をご確認ください。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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