概要
ロブテックスは大阪府東大阪市に本社を置く金属製品メーカーである。1923年に日本理器として創業し、理髪器具からスタートした後、ドロップフォージング技術を活かした作業工具や締結部品へと事業を拡大した。現在はモンキレンチなどのハンドツール、リベッターなどのファスニングツール、工業用ファスナーを主力とし、連結売上高約57億円、従業員186名の規模である。自動車や産業機械向けに高強度・高品質な製品を供給する一方、収益性の改善が課題となっている。
金属製品とレジャーの2本柱
ロブテックスの事業は金属製品事業とレジャー事業の2セグメントで構成される。金属製品事業は売上高の約96%を占め、ハンドツール(モンキレンチ、プライヤ類、電設工具)とファスニングツール(リベッター、ファスナー)に大別される。レジャー事業は子会社ロブエースが運営するゴルフ練習場で、売上高は約2.4億円と小規模だが、安定的な収益源となっている。金属製品事業のセグメント利益率は約1.2%(2026/3期)と低く、原価率上昇が課題である。
グループ内の分業体制
ロブテックスは持株会社的機能を持ち、製造と販売を子会社に委ねるファブレス体制をとる。製造は鳥取県大山町の鳥取ロブスターツールが担い、本社工場は開発・品質保証に特化する。販売は完全子会社のロブテックスファスニングシステムがファスナー関連を、その他製品は本社の営業部が直接販売する。ゴルフ練習場はロブエースが運営する。この分業により、本社は商品開発とブランド管理に集中し、生産効率を高めている。
安定した売上と低い収益性
過去10期の連結売上高は53億〜62億円の範囲で推移し、大きな変動はない。2026/3期は57億円、営業利益2億円(利益率3.5%)と低水準である。要因として、新商品投入時の原価上昇や、韓国など海外市場の市況低迷が挙げられる。一方、純資産は約50億円と厚く、自己資本比率は約59%(負債34.6億円)と財務基盤は安定している。収益性向上が経営上の優先課題と位置づけられている。
業界の中での役割は金属製品(工具・ファスナー)メーカーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 金属製品 事業 | 55億円 | 96.5% | 1億円 | 1.8% |
| レジャー 事業 | 2億円 | 3.5% | 1億円 | 50.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01金属製品主力
作業工具、ファスニングツール、工業用ファスナー、建築用ファスナー、電設工具、切削工具などの製造販売。子会社の鳥取ロブスターツール社で製造し、販売子会社を通じて販売。
- ファスニングツール
- ファスナーを打ち込むための工具。建設現場などで使用。
- 工業用ファスナー
- 工業製品の締結に使用されるファスナー。
02レジャー副次
ゴルフ練習場の運営。子会社のロブエース社が運営。
製品と技術
100年近い歴史を持つロブスターブランドのモンキレンチ
1929年から使用を始めた「ロブスターブランド」のモンキレンチは、同社を象徴する製品である。冷間鍛造技術による高強度と精度で知られ、プロの現場で長年使用されてきた。現在も改良を重ね、軽量化やグリップ形状の改善などを行っている。主力製品として国内外の産業用市場に供給され、同ブランドはDIY分野でも認知度が高い。
リベッティング自動機とファスニングシステム
ファスニング事業では、リベット締結の自動機やシステム物件を手がける。省人化需要の高まりを受け、自動機の引き合いが増加。特に建築分野向けのコンストラクションファスナーが好調である。連結子会社のロブテックスファスニングシステムを通じて、工具とファスナーをセットで提案する製販一体の営業を行い、顧客の接合作業の効率化に貢献している。
DIY向け新シリーズ「J-CRAFT99」
2020年代に投入した新シリーズ「J-CRAFT99」は、一般のDIYユーザーからプロまで幅広い層をターゲットとする。プライヤ類やドライバーなど多品種をラインアップし、国内海外で新規取扱店の拡大を進めている。品質と価格のバランスを重視し、工具のエントリーユーザーにも使いやすい設計である。SNSでの情報発信も強化し、ブランド認知度向上を図っている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
金属製品のなかでの位置
金属工具でニッチ、内需依存
ロブテックスは金属製品業界に属し、同業他社には日本調理機やケー・エフ・シーなどがある。売上高は約57億円と小規模で、金属工具や産業機器向け部品を手掛けるニッチプレイヤー。営業利益率は3.5%と低く、収益性改善が課題。海外展開の記載がなく、内需依存度が高い。技術承継機構のようなM&A型企業とは異なり、自社ブランド製品を持つ点で差別化を図るが、市場シェアの明確なデータはなく、業界内での存在感は限定的。
強み
- 金属工具や産業部品など特定分野に特化し、競合が少ない市場で安定需要を確保。
- 自社ブランドの工具を展開し、顧客ロイヤルティを構築。OEM主体の同業との差別化。
- 売上高57億円と小規模組織のため、意思決定が迅速で顧客ニーズに柔軟に対応可能。
- 営業利益率3.5%と低水準だが、コスト削減や高付加価値化で改善の可能性あり。
課題
- 営業利益率3.5%と業界平均を下回り、コスト管理や採算性の改善が急務。
- 海外展開がなく国内需要に依存。国内景気減速時に売上減少のリスク。
- 売上高が横ばいで成長鈍化。新規市場開拓や製品開発による成長が必要。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
金属製品の時価総額近傍。太字がロブテックス
時価総額で並べると、掲載10社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3439三ツ知 | 36億円 | 96.9倍 |
| 2 | 5928アルメタックス | 35億円 | 18.9倍 |
| 3 | 5974中国工業 | 29億円 | 8.9倍 |
| 4 | 5950日本パワーファスニング | 29億円 | 56.9倍 |
| 5 | 5987オーネックス | 28億円 | 7.2倍 |
| 6 | 5969ロブテックス | 25億円 | 18.9倍 |
| 7 | 5952アマテイ | 24億円 | 15.4倍 |
| 8 | 5905日本製罐 | 19億円 | — |
| 9 | 2961日本調理機 | 18億円 | 12.8倍 |
| 10 | 7985ネポン | 8億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 33件
理髪器具メーカーとして出発した1923年
1923年8月、大阪府東大阪市四条町に資本金10万円で日本理器株式会社を設立。理髪器具、打刃物、利器の製造を開始した。当初は理容業界向けの刃物が主力だったが、1928年にドロップフォージング(型打鍛造)技術を導入し、作業工具の製造に参入。この技術転換が後の工具メーカーへの道を開いた。第二次大戦中は統合や社名変更(帝国精鍛工業)を経て、戦後1945年に日本理器へ復帰した。
販売機能を分離し上場した1960年代
1960年2月、営業部を分離してロブスター販売株式会社を設立。この分業により、本社は生産に集中し、販売子会社が市況に応じた柔軟な営業展開を行う体制を整えた。1964年11月、大阪証券取引所市場第二部に上場。資本調達力を高め、1965年には八尾市に鍛造工場を新設し生産能力を拡大した。1977年にはロブスター販売を吸収合併し、再び一貫体制に戻した。
商号変更と生産拠点の鳥取移転(1990年代)
1991年2月、八尾の鍛造工場を鳥取県西伯郡大山町に移転し、鳥取ロブスターツール株式会社に製造業務を移管。翌1992年10月、社名を株式会社ロブテックスに改称した。1995年には万力類やモンキレンチの製造も鳥取へ順次移管し、本社工場は管理・開発機能に特化する方向へ転換。また1991年にはゴルフ練習場事業を始め、多角化を図った。
ファブレス化と研究開発拠点の整備(2000年代)
2004年5月、本社工場の生産部門を全面移管し、本社をファブレス工場化。開発と品質保証に特化した。2006年には本社工場社屋を改修して本社機能を集約し、R&Dセンターを開設。同年7月には鳥取工場に管理棟と新工場を増設。2008年には物流センターも鳥取に移転し、生産・物流の集約を完了した。この時期、ファスニングシステム事業強化のため子会社の商号変更や新会社設立も行った。
100%子会社化とスタンダード市場移行(2020年代)
2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりスタンダード市場に移行。2024年6月、ファスニング販売子会社のロブテックスファスニングシステムを完全子会社化し、販売体制を一元化した。2021年には鳥取工場にメンテナンス部門を移転し、アフターサービス強化を図っている。創業100周年(2023年)を機に、経営ビジョン「モノづくりのプロに応え、モノづくりの愉しさを育む」を掲げ、新市場開拓を進めている。
年表33件を開く
1920年代
- 1923年8月大阪府東大阪市四条町において、資本金10万円(払込資本2万5千円)をもって、日本理器㈱を設立、理髪器具打刃物及び利器の製造に着手
- 1928年5月ドロップフォージング(型打鍛造)により作業工具製造開始
1940年代
- 1943年2月M&A㈱大阪農工具製作所を吸収合併
- 1943年3月帝国精鍛工業㈱と改称
- 1945年10月日本理器㈱に社名復帰
1960年代
- 1960年2月営業部を分離し、ロブスター販売㈱を設立
- 1964年11月上場大阪証券取引所市場第二部に上場
- 1965年12月大阪府八尾市に鍛造工場を新設
1970年代
- 1977年5月M&Aロブスター販売㈱と合併
1980年代
- 1985年10月大阪府東大阪市今米に本社社屋を新築し、本社機能を集約
- 1988年10月㈱ロブソン(現・㈱ロブテックスファスニングシステム・連結子会社 1988年7月設立)に輸出入に関する業務を譲渡
1990年代
- 1991年2月鍛造工場を鳥取県西伯郡大山町に移転するとともに、鳥取ロブスターツール㈱(現・連結子会社 1990年12月設立)に鍛造品製造業務を移管
- 1991年10月鍛造工場跡地にゴルフ練習場が完成し、㈱ロブエース(現・連結子会社 1991年8月設立)が事業を開始
- 1992年10月㈱ロブテックスと改称
- 1995年4月作業工具(万力類)製造業務を鳥取ロブスターツール㈱に移管
- 1995年10月㈱ジャパンファスナー(1995年8月設立)が工業用ファスナーの販売を開始
- 1996年5月本社機能を大阪府東大阪市四条町(本社工場)に移転
- 1998年4月作業工具(モンキレンチ)製造業務を鳥取ロブスターツール㈱に移管
- 1998年7月㈱ロブソンより輸出入に関する業務を譲受し、㈱ジャパンファスナーの営業を㈱ロブソンに譲渡
- 1998年8月本社機能を大阪府東大阪市瓢箪山町に移転
2000年代
- 2000年10月顧客満足度向上を目的として、コールセンターを設置
- 2001年4月㈱ロブソンを㈱ロブテックスファスニングシステムと改称し、ファスニングシステムの提案営業を強化
- 2004年5月本社工場の生産部門を鳥取ロブスターツール㈱に全面移管し、本社工場を開発及び品質保証に特化したファブレス工場に転換
- 2006年2月大阪府東大阪市四条町(本社工場)の社屋を改修し、本社機能を移転
- 2006年7月鳥取県西伯郡大山町(鳥取ロブスターツール㈱)に管理棟・新工場増設
- 2006年12月大阪府東大阪市四条町(本社)にR&Dセンター開設
- 2008年2月鳥取県西伯郡大山町(鳥取ロブスターツール㈱)に物流センターを移転
- 2008年6月㈱ロブテックスアンカーワークス(工業用ファスナー卸売業 2012年3月清算)及び㈱ロブメディカル(医療機器製造業 2017年3月清算)を設立
2010年代
- 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場
- 2016年6月監査役会設置会社から監査等委員会設置会社に移行
2020年代
- 2021年5月鳥取県西伯郡大山町(鳥取ロブスターツール㈱)にメンテナンス部門を移転
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行
- 2024年6月M&A当社連結子会社㈱ロブテックスファスニングシステムを完全子会社化
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
新たな価値創造とマーケット・イン推進
市場の技術動向等を検証し、顧客が求める新たな価値を商品・サービスとして具現化する。省人化自動機やシステム物件などのファスニング関連商品、ハンドツール新商品を強化し、引き合い増加に対応する。
- 02
強みであるブランドと生産拠点の活用
100年近い歴史を持つ「ロブスターブランド」をあらゆる場面で活用。鳥取ロブスターツールでは新規生産設備導入やライン合理化で生産性向上を図る。ゴルフ練習場事業でも設備投資とサービス向上を推進。
- 03
モノづくり文化の育成とファン拡大
DIYイベント参加や小学校での工作教室、SNS(Instagramフォロワー2万人超)を活用し、一般生活者にモノづくりの愉しさを広める。将来のプロ人材育成にも貢献する。
- 04
業務整流化による利益体質強化
各種プロジェクトで検討した解決策を実務部門に展開し、利益体質の強化を追求。コンプライアンスや社会環境にも配慮した企業価値向上に努める。
- 05
財務体質改善と人財開発
有利子負債削減、キャッシュ・フロー強化、資産・借入金の適正化を図る。能力主義・成果主義に基づく人事制度と教育訓練システムを充実させ、挑戦する組織風土を醸成。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で186人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は610万円で、9期前と比べて+0.6%。平均年齢は44.8歳、平均勤続年数は16.8年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 181 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 192 | — |
| 2019年3月 | 606 | 44.0 | 17.4 | 188 | — |
| 2020年3月 | 598 | 43.7 | 17.2 | 194 | — |
| 2021年3月 | 566 | 43.7 | 17.6 | 199 | — |
| 2022年3月 | 598 | 43.4 | 17.6 | 191 | — |
| 2023年3月 | 605 | 43.4 | 15.3 | 192 | — |
| 2024年3月 | 599 | 43.8 | 15.9 | 190 | — |
| 2025年3月 | 591 | 44.2 | 15.9 | 186 | 108 |
| 2026年3月 | 610 | 44.8 | 16.8 | 186 | 108 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社3社(国内 3 / 海外 0) を有報から抽出しています。
- 国内㈱ロブテックスファスニングシステム東京都 中央区議決権100.0%
- 国内鳥取ロブスターツール㈱鳥取県 西伯郡 大山町議決権100.0%
- 国内㈱ロブエース大阪府 八尾市議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は57億円、営業利益は2億円。前期と比べると増収増益で、売上が+0.0%、利益が+0.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 57億円 | 57億円 |
| 営業利益 | 2億円 | 2億円 |
| 純利益 | 1億円 | 1億円 |
| 1株あたり配当 | ¥30 | ¥30 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は13億円、営業利益は1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+0.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 17 | — | — | 1 |
| 2024年1Q | 13 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 15 | 1 | 6.7 | 1 |
| 2024年3Q | 15 | 1 | 6.7 | 0 |
| 2024年4Q | 16 | — | — | 2 |
| 2025年2Q | 28 | 1 | 3.6 | 1 |
| 2025年4Q | 29 | 1 | 3.4 | 0 |
| 2026年2Q | 28 | 1 | 3.6 | 0 |
| 2026年4Q | 29 | 1 | 3.4 | 1 |
| 2027年1Q | 13 | 1 | 7.7 | 1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は54億円から57億円へ1.1倍に増えた。直近期の営業利益率は3.5%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場 | |||||
| 2013年3月 | 54 | — | 3 | — | 2 |
| 2014年3月 | 56 | — | 5 | — | 3 |
| 2015年3月 | 56 | — | 5 | — | 3 |
| 2016年3月 | 59 | — | 4 | — | 3 |
| 2017年3月 | 58 | — | 5 | — | 4 |
| 2018年3月 | 62 | — | 5 | — | 3 |
| 2019年3月 | 61 | — | 4 | — | 2 |
| 2020年3月 | 57 | — | 2 | — | 0 |
| 2021年3月 | 53 | — | 3 | — | 2 |
| 2022年3月 | 61 | — | 4 | — | 2 |
| 2023年3月 | 60 | — | 5 | — | 3 |
| 当社連結子会社㈱ロブテックスファスニングシステムを完全子会社化 | |||||
| 2024年3月 | 59 | — | 4 | — | 3 |
| 2025年3月 | 57 | 2 | 2 | 3.5 | 1 |
| 2026年3月 | 57 | 2 | 2 | 3.5 | 1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高57億円のうち、営業利益として残るのは2億円で3.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の1.8%にあたる。営業利益率は業種中央値5.3%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金70.2%40億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金26.3%15億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.5%2億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが2億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは1億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は16億円で、売上の3.4ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 5 | −3 | −4 | 2 | 10 |
| 2014年3月 | 7 | −1 | −4 | 6 | 12 |
| 2015年3月 | 2 | −1 | −1 | 1 | 12 |
| 2016年3月 | 7 | −1 | −4 | 6 | 14 |
| 2017年3月 | 2 | 0 | −3 | 2 | 12 |
| 2018年3月 | 7 | −1 | 0 | 6 | 19 |
| 2019年3月 | 2 | 0 | −1 | 2 | 20 |
| 2020年3月 | 4 | −5 | −2 | −1 | 17 |
| 2021年3月 | 5 | −1 | 0 | 4 | 22 |
| 2022年3月 | 8 | −1 | −4 | 7 | 25 |
| 2023年3月 | 0 | −1 | 1 | −1 | 26 |
| 2024年3月 | 1 | −4 | 1 | −3 | 25 |
| 2025年3月 | 3 | −1 | −7 | 2 | 20 |
| 2026年3月 | 2 | −1 | −5 | 1 | 16 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は84億円。このうち返さなくてよい自己資本が50億円で、自己資本比率は58.9%(業種中央値59.8%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 68 | 25 | 43 | 34.9 |
| 2014年3月 | 67 | 28 | 39 | 39.5 |
| 2015年3月 | 70 | 31 | 39 | 42.6 |
| 2016年3月 | 71 | 34 | 37 | 45.4 |
| 2017年3月 | 72 | 37 | 35 | 49.4 |
| 2018年3月 | 80 | 40 | 40 | 48.2 |
| 2019年3月 | 81 | 42 | 39 | 49.5 |
| 2020年3月 | 80 | 41 | 39 | 49.0 |
| 2021年3月 | 83 | 43 | 40 | 49.3 |
| 2022年3月 | 83 | 45 | 38 | 51.1 |
| 2023年3月 | 88 | 48 | 40 | 51.5 |
| 2024年3月 | 93 | 51 | 42 | 52.2 |
| 2025年3月 | 86 | 48 | 38 | 56.2 |
| 2026年3月 | 84 | 50 | 35 | 58.9 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
金属製品 87社との比較
同じ金属製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で87社中48位あたり、逆に低いのはROEで87社中65位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,242で、1年前と比べて+5.9%。過去52週の値幅のなかでは20%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 18.9倍 |
| PER (会社予想) | 19.3倍 |
| PBR | 0.46倍 |
| 配当利回り | 2.42% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は1,194円で、52週安値1,153円から3.5%上昇した水準。25日線1,204円、75日線1,205円、200日線1,205円とほぼ横ばいで、方向感が乏しい。8月7日に5.7%下落したが、出来高は5,700株と非常に低く、売買が薄い。RSIは53.63と中立。週足では長期間にわたり安値圏でのもみ合いが続いており、需給の主体は見られず、材料待ちの状態。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 30/100)。
PER 17.96倍は業界平均18.54倍をやや下回り、PBR 0.44倍は平均1.12倍を大きく下回る。ROE 2.5%は低いが、配当利回り2.54%は平均3.69%を下回る。指標面では割安だが、収益力改善が課題。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 18.9倍 | 49.7倍 |
| PER (予想) | 19.3倍 | — |
| PBR | 0.46倍 | 1.13倍 |
| ROE | 2.5% | 6.3% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
投資論点は、安定した売上を維持しつつ収益性を改善できるか。2025/3期、2026/3期とも売上高57億円、営業利益率3.51%の横ばい見通し。成長よりも安定性が重視される銘柄。強気派はニッチ市場での高いシェアと技術力で堅実な需要があると評価。弱気派は原材料高や競合との価格競争で収益が圧迫されやすく、成長性に欠けると指摘。
- 安定した売上基盤
売上高57億円程度で横ばい、大幅な減少リスクは低い。
- 独自の技術力
冷間鍛造技術で高強度部品を供給、差別化できている。
- PBR0.44倍と割安
解散価値割れで、バリュエーション面での下支え。
- 安定売上高57億円維持継続影響中
売上高57億円で安定、底堅さが評価
- PBR0.44倍の割安株不定影響中
PBR0.44倍と解散価値割れ、株価上昇余地
- 配当利回り2.54%安定継続影響弱
配当維持、インカムゲイン魅力
- 金属製品需要底堅く安定業績継続影響弱
金属製品業界で安定需要、収益基盤堅固
- 低収益性
営業利益率3.5%と低く、原材料高でさらに悪化リスク。
- 成長性の欠如
売上高が横ばいで、成長ドライバーが見当たらない。
- 競合との競争
金属加工業界は競争が激しく、価格競争に巻き込まれやすい。
- 純利益1億円と低利益水準通年影響中
純利益3→1→1億円、収益性低く業績変動リスク
- 営業利益2億円停滞で成長乏しい継続影響中
営業利益2億円で横ばい、成長ストーリー欠如
- 時価総額24億円の超小型株継続影響弱
流動性極めて低く、売買困難
- 原材料高で収益圧迫リスク不定期影響中
金属材料コスト上昇で利益率低下懸念
- 営業利益率
- 収益性改善が進むかどうかの最重要指標。
- 原材料価格動向
- 鋼材・非鉄金属価格の変動が直接利益に影響。
- 出荷数量
- 実需の動向を把握する。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり30円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは2.42%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 35 | — | 20.5 |
| 2018年3月 | 40 | 14.3 | 27.5 |
| 2019年3月 | 35 | −12.5 | 32.9 |
| 2020年3月 | 35 | 0.0 | 188.6 |
| 2021年3月 | 25 | −28.6 | 32.9 |
| 2022年3月 | 30 | 20.0 | 30.8 |
| 2023年3月 | 30 | 0.0 | 21.0 |
| 2024年3月 | 35 | 16.7 | 32.5 |
| 2025年3月 | 30 | −14.3 | 42.6 |
| 2026年3月 | 30 | 0.0 | 34.2 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥30
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ898人。区分でいちばん多いのは個人・その他で63.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が35.4%を占め、残る64.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 65.9 | 65.1 | 64.8 | 63.8 | 63.8 | 63.5 |
| 事業法人 | 23.1 | 23.9 | 24.4 | 25.2 | 25.9 | 26.6 |
| 金融機関 | 9.7 | 9.6 | 9.7 | 9.5 | 9.2 | 8.8 |
| 自己株式 | 6.6 | 6.6 | 6.6 | 6.6 | 6.6 | 6.6 |
| 外国法人 | 1.0 | 1.1 | 1.0 | 1.0 | 0.9 | 0.9 |
| 証券会社 | 0.3 | 0.3 | 0.2 | 0.5 | 0.1 | 0.2 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | ニッセンリベット㈱ | 10.00 |
| 02 | 日栄会 | 8.14 |
| 03 | ㈲ヤマチ | 5.30 |
| 04 | 日理会 | 5.14 |
| 05 | ロブテックス従業員持株会 | 4.87 |
| 06 | ㈱三井住友銀行 | 4.62 |
| 07 | 地引 俊爲 | 3.36 |
| 08 | ㈱南都銀行 | 2.00 |
| 09 | ㈱山善 | 1.68 |
| 10 | 稲垣 貞男 | 1.60 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+178%、1株純資産は14期で+950%。直近期のROEは2.5%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 24 | 253 | 9.8 | 5.8 | 11.5 |
| 2014年3月 | 309 | 2,835 | 11.5 | 5.3 | 21.4 |
| 2015年3月 | 326 | 3,188 | 10.8 | 6.7 | 18.4 |
| 2016年3月 | 293 | 3,424 | 8.9 | 6.7 | 26.1 |
| 2017年3月 | 375 | 3,799 | 10.4 | 5.7 | 20.5 |
| 2018年3月 | 332 | 4,104 | 8.4 | 7.8 | 27.5 |
| 2019年3月 | 131 | 2,149 | 6.2 | 8.2 | 32.9 |
| 2020年3月 | 25 | 2,099 | 1.2 | 35.6 | 188.6 |
| 2021年3月 | 100 | 2,199 | 4.6 | 9.1 | 32.9 |
| 2022年3月 | 120 | 2,271 | 5.4 | 8.9 | 30.8 |
| 2023年3月 | 168 | 2,418 | 7.2 | 7.6 | 21.0 |
| 2024年3月 | 150 | 2,594 | 6.0 | 8.6 | 32.5 |
| 2025年3月 | 41 | 2,593 | 1.6 | 29.6 | 42.6 |
| 2026年3月 | 66 | 2,657 | 2.5 | 18.5 | 34.2 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額78百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 地引俊爲 | 代表取締役社長 | 57 | 672 |
| 池本義寛 | 取締役 顧問 | 69 | 39 |
| 森下幸治 | 取締役 執行役員 経営管理本部長 | 63 | 105 |
| 田邉浩樹 | 取締役 執行役員 事業統括本部長 | 58 | 89 |
| 林邦男 | 取締役(常勤監査等委員) | 73 | 210 |
| 藤本昇 | 取締役(監査等委員) | 79 | 79 |
| 遠藤美智子 | 取締役(監査等委員) | 70 | 94 |
| 成田佳大 | — | 52 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 38 | 10 | 48 | 10 |
| 取締役(社内) | 1 | 15 | 2 | 16 | 16 |
| 社外取締役 | 2 | 11 | 3 | 14 | 7 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容459字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,844字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク2,029字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,010字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第143期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-23
- 半期報告書半期報告書-第143期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第142期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-25
- 半期報告書半期報告書-第142期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-14
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- 四半期報告書四半期報告書-第141期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第141期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-13
- 四半期報告書四半期報告書-第141期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第140期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第140期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第140期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第140期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
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